はてなキーワード: エレクトロとは
「俺がハマった名盤」って邦楽で言うなら、真っ先に挙げたいのは、やっぱりMr.Childrenの『深海』。このアルバムはマジで衝撃的だった。一曲一曲が深海のように底知れない魅力を持ってて、特に「シーラカンス」から「名もなき詩」への流れは、まるで一本の映画を観ているような濃密さだった。歌詞の奥行きもすごくて、聴き返すたびに新しい発見があるんだよ。何度聴いても尽きることがない、まさに名盤。
それに比べて、椎名林檎の『無罪モラトリアム』は全然違うベクトルの名盤だ。あの尖り方、そして独特すぎる歌詞の世界観に、初めて聴いたとき完全にノックアウトされた。「丸の内サディスティック」とか「ここでキスして。」なんて、どれも色あせるどころか、今聴いても当時以上の刺激をくれる。時代を超えて愛される理由がわかるよな。
それからサカナクションの『DocumentaLy』。これは別格で、めっちゃ聴き込んだ一枚だな。エレクトロとバンドサウンドの絶妙な融合で、聴くたびに全然違う景色が浮かんでくるんだ。「アイデンティティ」や「ルーキー」は、リズムに乗って自然と体が動くし、心に新鮮な風を吹き込んでくれる。
一方で、BUMP OF CHICKENの『ユグドラシル』は、もっと内面的な名盤。これを聴いていると、自分の中にしまいこんでいた感情をすべて引っ張り出されるような感覚になるんだ。「オンリーロンリーグローリー」と「車輪の唄」、どちらもいつ聴いても心に深く刺さる曲で、アルバム全体が一つの旅のようにまとまっている。
それとはまた違った味わいなのが、スピッツの『ハチミツ』。牧歌的でありながらどこか切なくて、どの曲も胸にしみるんだ。「ロビンソン」と「涙がキラリ☆」なんて、何度聴いたかわからないけど、それでも飽きるどころか、むしろ聴くたびに新鮮な気持ちになれる。普遍的な名曲ってこういうのを言うんだろうな。
さらにback numberの『ラブストーリー』も外せない。恋愛の切なさや甘酸っぱさをこれでもかと詰め込んだ一枚で、「クリスマスソング」と「ヒロイン」は、その感情をどストレートに突き刺してくる。聴くたびに青春時代がフラッシュバックしてきて、なんだか胸がキュッと締め付けられるんだよ。
そして最後にONE OK ROCKの『35xxxv』。このアルバムはとにかくエネルギーがすごい。ロックなのにどこかポップな要素もあって、でもめちゃくちゃエモーショナル。「Mighty Long Fall」や「Cry out」を聴くと自然とテンションが上がって、何かに挑みたくなるような気持ちにさせてくれる。これもまた唯一無二の名盤だよな。
こうして振り返ると、邦楽って本当に奥深い。いろんな個性が詰まった名盤があって、それぞれのアルバムが自分の人生の一部みたいに思えるんだよな。
みんなも好きな名盤があったら教えてくれよな!
「ハウスの教父」と呼ばれるFrankie Knucklesによる「Your Love」は、ハウスミュージックの基礎を築いた代表作の1つです。この曲は、シカゴのレジェンダリーなクラブ「The Warehouse」で生まれたサウンドを体現しています。滑らかなシンセサイザーとベースライン、Jamie Principleのセクシーなボーカルが特徴的で、今日でも高い評価を受けています。Knucklesは、ディスコとエレクトロニックミュージックの要素を巧みに融合し、新しいダンスミュージックの形を作り出しました。「Your Love」は、その後のハウスミュージックの発展に大きな影響を与え、多くのリミックスやサンプリングの対象となりました。この曲は、ハウスミュージックの持つ感情的な深さと踊りやすさを完璧にバランスさせ、ジャンルの定義的な作品となっています。
Marshall Jeffersonの「Move Your Body」は、「The House Music Anthem」というサブタイトルが示すように、ハウスミュージックの精神を体現した楽曲です。シカゴのハウスシーンで生まれたこの曲は、ピアノハウスの先駆けとして知られています。キャッチーなピアノリフと反復的なリズム、そして「Gotta have house music all night long」という歌詞は、ハウスカルチャーの本質を表現しています。Jeffersonは、この曲でハウスミュージックにメロディックな要素を導入し、ジャンルの音楽的可能性を広げました。また、歌詞がハウスミュージック自体について言及している点も革新的で、自己言及的なトラックの長い伝統の先駆けとなりました。「Move Your Body」は、ダンスフロアを熱狂させる力と音楽的洗練さを兼ね備え、今日でも多くのDJやプロデューサーに影響を与え続けています。
Larry Heardが Mr. Fingers名義でリリースした「Can You Feel It」は、ディープハウスの原型を作り上げた楽曲として高く評価されています。シンプルながら洗練された制作は、当時としては革新的でした。ローランドのシンセサイザーとドラムマシンのみを使用し、1テイクで録音されたという事実は、ハウスミュージックの本質を体現しています。深みのあるベースライン、エモーショナルなシンセパッド、そして微妙に変化するリズムパターンが、聴く者を瞑想的な状態へと導きます。この曲は、ハウスミュージックに精神性と深みをもたらし、単なるダンスミュージックを超えた芸術形態としての可能性を示しました。後のディープハウスやテックハウスの発展に大きな影響を与え、今日でも多くのプロデューサーやDJに尊敬され、頻繁にプレイされています。
A Guy Called Gerald(本名:Gerald Simpson)による「Voodoo Ray」は、イギリスのアシッドハウスシーンを代表する楽曲です。マンチェスターで生まれたこの曲は、独特のサウンドと反復的なリズムで、後のレイブカルチャーに大きな影響を与えました。Roland TB-303ベースラインシンセサイザーの特徴的な音色と、サンプリングされた「Voodoo Ray」というフレーズが印象的です。この曲は、アメリカのハウスサウンドをイギリス独自の感性で解釈し、新しい方向性を示しました。「Voodoo Ray」は、クラブシーンだけでなく、イギリスのポップチャートでも成功を収め、ハウスミュージックの大衆化に貢献しました。また、この曲の成功は、後のUKガレージやドラムンベースなど、イギリスの電子音楽シーンの発展にも大きな影響を与えました。
Masters At Work(Kenny "Dope" GonzalezとLittle Louie Vegaのデュオ)による「To Be In Love」は、ニューヨークのガレージハウスシーンを代表する楽曲です。India Arieのソウルフルなボーカルとラテンの要素を巧みに融合させ、ハウスミュージックに新たな深みと洗練さをもたらしました。この曲は、ディスコとハウスの伝統を受け継ぎながら、90年代後半の音楽性を反映しています。リズミカルなパーカッション、温かみのあるベースライン、そして感情豊かなボーカルが絶妙にバランスを取り、ダンスフロアを魅了します。Masters At Workは、この曲でハウスミュージックにおけるソングライティングの重要性を示し、単なるビートトラックを超えた音楽的深さを追求しました。「To Be In Love」は、今日でもハウスクラシックとして高く評価され、多くのDJやプロデューサーに影響を与え続けています。
Fatboy Slim(本名:Norman Cook)の「Right Here, Right Now」は、ビッグビートとハウスの融合を象徴する楽曲です。90年代後半のクラブシーンを席巻したこの曲は、サンプリングとブレイクビートを巧みに使用し、エネルギッシュでキャッチーなサウンドを生み出しました。特徴的なギターリフと「Right here, right now」というボーカルサンプルは、瞬く間に人々の記憶に刻まれました。Fatboy Slimは、この曲でダンスミュージックとロックの要素を融合させ、より広い観客層にアピールすることに成功しました。ミュージックビデオも話題を呼び、MTVの頻繁な放送により、ハウスミュージックの大衆化に大きく貢献しました。「Right Here, Right Now」は、エレクトロニックダンスミュージックがメインストリームに進出する上で重要な役割を果たし、2000年代以降のEDMブームの先駆けとなりました。
Stardustの「Music Sounds Better With You」は、フレンチハウスの黄金期を象徴する楽曲です。Thomas BangalterとAlan Braxeによって制作されたこの曲は、Chaka Khanの「Fate」からサンプリングしたギターリフを中心に構築されています。フィルターハウスの代表作として、ディスコサンプリングを効果的に使用し、90年代後半のハウスミュージックの方向性を示しました。反復的なリズムと中毒性のあるフックは、ダンスフロアを熱狂させる力を持っています。この曲の成功は、フランスのエレクトロニックミュージックシーンを世界的に注目させる契機となり、後のDaft PunkやJusticeなどのアーティストの活躍につながりました。「Music Sounds Better With You」は、ハウスミュージックの商業的成功と芸術的価値の両立を示し、今日でも多くのリミックスやカバーの対象となっています。
Eric Prydzの「Call On Me」は、2000年代に入ってからのハウスミュージックの商業的成功と大衆への浸透を象徴する作品です。Steve Winwoodの「Valerie」をサンプリングし、キャッチーなリミックスに仕上げたこの曲は、クラブシーンだけでなく、メインストリームのポップチャートでも大きな成功を収めました。特に、セクシーなミュージックビデオが話題を呼び、ハウスミュージックの新たな側面を示しました。Prydzは、この曲でクラシックロックとモダンハウスの融合を実現し、幅広い年齢層にアピールすることに成功しました。「Call On Me」は、ハウスミュージックがポップミュージックの主流となる過程で重要な役割を果たし、後のEDMブームの先駆けとなりました。また、この曲の成功は、サンプリングとリミックスの可能性を再認識させ、多くのプロデューサーに影響を与えました。
Disclosureの「Latch」は、2010年代のUKガレージとハウスの融合を象徴する楽曲です。若手デュオのDisclosureと、当時無名だったSam Smithのコラボレーションによるこの曲は、ハウスミュージックとポップの架け橋となりました。洗練されたプロダクションと感情的なボーカルの組み合わせは、クラブシーンだけでなく、ラジオやストリーミングプラットフォームでも大きな成功を収めました。「Latch」は、ディープハウスの要素を取り入れながら、キャッチーなポップメロディを融合させ、新しい世代のリスナーにハウスミュージックを紹介する役割を果たしました。この曲の成功は、エレクトロニックダンスミュージックがメインストリームポップに与える影響力を示し、2010年代以降のダンスポップの方向性を形作る上で重要な役割を果たしました。
Yellow Magic Orchestraの「Firecracker」は、厳密にはハウス以前の楽曲ですが、電子音楽の先駆けとして後のハウスミュージックに多大な影響を与えました。坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣によって構成されたYMOは、この曲でシンセサイザーとリズムマシンを革新的に使用し、未来的なサウンドスケープを創造しました。特に、ローランドのシンセサイザーとドラムマシンの使用は、後のハウスプロデューサーたちに大きなインスピレーションを与えました。アジアの音楽要素とエレクトロニックサウンドの融合は、グローバルな音楽シーンに新たな可能性を示し、テクノやハウスの発展に寄与しました。「Firecracker」は、その独特なリズムパターンとメロディラインで、特にアシッドハウスの発展に影響を与えたとされています。
当時20万近くしてプロしか買えなかったKOMPLETE5が突如セールをやり、学生でも5万円でスタンダードで買えたことが感慨深いね。
(プロ御用達だったミックスマスタリングツールWavesもそう。2008年くらいのプロしかできない電子音楽からアマチュアもできる電子音楽に変革した気がする。その後ボカロも出てきた)
元増田がいいたいのは、枠を超えた新しい音楽表現が近年でていないのではないかという話だと思っている。
そこで個人の音楽体験をいうのは違う。(ブコメでも一部言及されている)
元増田がテクノ界隈なので、音楽理論(=現代音楽、微分音含む)の話はおいておく。
なお、民族音楽とテクノの組み合わせは広範囲で実施されていることは存じ上げていて重要だが、枠を超えたという意味だと弱いと思う。
(個人的には西アフリカのジャンベの複雑なリズムがテクノに活かされてほしいが、別に大局的には新しい音楽ではないだろう。リズムパターンを変えただけなので)
私は歴史でしか知らないが80'sや90'sは電子音楽の全盛期だったと感じる。技術のアップデートが音楽につながるといった流れだ。
有名なのはシンセサイザーTB-303だが, TR808 or 909 もあるし、鍵盤系だったらJD800(それこそ小室哲哉のピアノ)やsupwersawのJP8000(8080)もあった。
また、シンセではないSC-88proのようなPCM音源(≒いわゆるMIDI音源)も重要であろう。アマチュア音楽家もハマり、それが今のDTM人口にもつながっている。なにより、プロも使用していた。(レイハラカミやボカロ勢(i.e. sasakure.UK))
また、各種トランス(サイケ含む)やドラムンベースなど一世を風靡したジャンルがあったのもこのころだと思う。
あとオウテカのような音響系も盛んだった。あと日本でいうWEGのようなIDM系もね。
00's後半になるとエレクトロ全盛期があった。ダフトパンクやジャスティスだね。
10's前半はスクリレックスに代表されるベース音楽(BROSTEP, etc)が流行った、スクリレックスは従来の加算系シンセFM8で音を作ったとのこと立ったが、いままで減算シンセでつくった音をいかにひずませるか(それこそ00's後半)からすると衝撃的だったよね。しかも当時倍音を出せるソフトウェアシンセMassiveでなくFM8でやったなんて。そこからウェーブテーブルシンセの音色(おんしょく)探求が始まった。増田もそこらへんの世代。一方ニコニコではボカロが黎明から全盛期になっている。ここを組み合わせたうまい人は今一戦でやっているね。
そのあとは、2013年くらいにTrap やFootWorkといった80'sリバイバルが起き(FootWorkはリズム芸人なところもあって好きだが)
そのあと#Seapunkを経たFuturebassが主流になり、数年前ベースとボコーダーを合わせたColourBassが流行っている。
並行してボカロ≒JPOPもリリースカットピアノだの譜割りだのはアッパーになっている。
節操なくハラスメントっぽいものすべてに名前を付けた結果、○○○○ハラスメントが大量発生しているわけだが、○○○○をその場の思いつきで作っているせいで命名の一貫性がまったくない。
これを機に、○○○○を命名の種類の観点から分類しておこうと思う。
なお○○○○は、2023年9月13日現在のWikipedia「嫌がらせ」から。
音楽のAI生成も近い将来実現すると思うが、音楽のジャンルによって生成される音源のクオリティは変わってきそうだ。
まず歌が入っていると、どうしても歌詞や言語の違いがあるから、違和感のない自動生成をするのが難しそうだ。
同様に、楽器の演奏による音楽、ピアノやオーケストラ、バンド演奏もだが、その楽器を弾ける人からすると自動生成音に違和感がありそうだ。
そうすると、デジタル音によって作られる音楽、テクノやEDM、エレクトロニックミュージック全般がAIの得意分野になりそう。
きっとSpliceのような音源サブスクリプションに変わる形で、AI音源自動生成サービスが使われるようになり、その音ネタの上に人間がラップやボーカル、楽器演奏を重ねるようになるんだろう。はじめは。
トフラーは本書の中で、人類はこれまで大変革の波を二度経験してきており、第一の波は農業革命(18世紀の農業における変革でなく、人類が初めて農耕を開始した新石器革命に該当)、第二の波は産業革命と呼ばれるものであり、これから第三の波として情報革命による脱産業社会(情報化社会)が押し寄せると唱えている[1]。 第三の波の一例として、奈良県生駒市で展開された双方向映像配信実験プロジェクト・Hi-OVISを紹介している[2]。
本書の中でトフラーは、電子情報機器を装備したエレクトロニック・コテージにより在宅勤務が可能になることを予言した。また、これまでの消費者から、生産(produce)と消費(consume)が同時に行われる「プロシューマー」(prosumer)が農業革命時のように復活し、経済構造を変化させることを唱えた[3]。
トフラーは本書の中で、人類はこれまで大変革の波を二度経験してきており、第一の波は農業革命(18世紀の農業における変革でなく、人類が初めて農耕を開始した新石器革命に該当)、第二の波は産業革命と呼ばれるものであり、これから第三の波として情報革命による脱産業社会(情報化社会)が押し寄せると唱えている[1]。 第三の波の一例として、奈良県生駒市で展開された双方向映像配信実験プロジェクト・Hi-OVISを紹介している[2]。
本書の中でトフラーは、電子情報機器を装備したエレクトロニック・コテージにより在宅勤務が可能になることを予言した。また、これまでの消費者から、生産(produce)と消費(consume)が同時に行われる「プロシューマー」(prosumer)が農業革命時のように復活し、経済構造を変化させることを唱えた[3]。
最初に言っておくけど俺は音楽的センス0で音楽は完全に「情報を食う派」だからな。
以下目次。順番は思いついた順なので特に意味はない。食える情報の系統が違いすぎて順位はつけられねえや。
・硝子ドール
・アカシア
・Constan Moderato
・群青
・CROSSING
・夏の記憶
・Gの閃光
・硝子ドール
データカードダス・アニメ『アイカツ!』より藤堂ユリカ様(ヴァンパイア設定アイドル)の持ち歌。女児向けでまさかのプログレッシブメタルを!更にはピロピロギターソロを完備。個人的に特筆すべきは「永遠の時を生きる吸血鬼少女」という設定から産まれた『超・少女趣味・耽美的・モラトリアム語り』な歌詞である。「ビロードの重い空」、「鍵が壊れた鳥籠」、「自分だけに見える鎖」などなどの歌詞によって浮かび上がる永遠の暗闇の中に自ら引き籠もりその悲観的な世界に酔いしれる姿。それを「いつまでも少年時代のトラウマに引き込もったまま人間関係を構築しなくて良い趣味やフィクションの世界に籠もり続ける」オタクが勝手に自分に重ねてガン刺さりである。人目を恐れて締め切った暗い部屋の中で人生に絶望しながら聴きたい曲。
・アカシア
ポケモンのMV『GOTCHA!』テーマソング。MVを見ればそこにはポケモンの20年分の歩みが。目を閉じればBUMP OF CHICKENの25年の歩みが。
バンドってのはときに「メンバーAがメンバーBに音楽をやらせ続けるために存在し続けている」なんて表現されることがあるが、BUMPもそういうタイプのバンドだと思ってる。最高の仲間と出会い仲間を輝かせる中で自分も輝く道がある。ウッチャンとナッチャン、ピカチュウとサトシ、オタクとオタク趣味。まあ俺みたいな消費オンリーオタクは一方的に貰うだけでは誰かに何かを与えたことはないが、心の中で出しもしないラブレターはいくらでも綴ってきたから輝きを見出してきた回数じゃ負けてねえぜって気持ちで聞いてるぜ。
歌:fripSide
TVアニメ『とある科学の超電磁砲S』の後期OP。でももっとずっと重要なのはfripSideが小室哲哉の作曲した歌を歌ってるってこと!オタクソングの中には一定割合でコレもろに小室の影響を受けているなって曲が存在する。I'Veが一時期量産したエロゲソングに代表されるように!それが、今、遂に、交差する!伝説との共闘。始祖との共演。夢のクロスオーバー。内容それ自体よりなんかもうそこが凄い!fripsideのクロスオーバーだと『escape -crossroads version-』という白詰草話(大槍葦人のガンスリンガーガールっぽいやつ)のOP(元はresetの曲)をfripsideが歌ったバージョンが個人的には激推しなんだが、だが、eternal realityは……小室とのクロスオーバーは圧倒的すぎる……俺たちがずっと心のなかで思ったことが具現化してんだぞ……。
歌:堀江由衣
アニメ版『シスター・プリンセス』のOP。ある日突然12人の妹ができることで知られるあのシスプリを代表する曲。「lovelovelove」に「アイアイアイ」とルビをふる歌詞は一度見聞きすれば忘れられない。内容自体は「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」で長年愛される堀江由衣が歌うバリバリの純愛ソング。とにかくシスプリは凄かった。いま流行りのラブライブと設定を考えたのが同じ人(公野櫻子)だと言えば、その凄さの片鱗が少しは想像できるかも?一時期インターネットの個人日記でどこもRO(ラグナロクオンライン)とシスプリの話をしてる時代が確かにあったんだ。KANONかROかシスプリの話を皆してたんだ。最近だとシスプリのキャラが20周年を記念してVtuberをやっていてまたちょっと話題になった。そのVのバーチャルライブの最中でこの曲のイントロが流れた時、どこからか「きょええ~~~~~~」という叫びが聞こえた。その時「わかる。」と思ったもんよ。だって本当に心拍数が凄い上がって、まるで初恋の人に夢で再開したみたいになって、さすがは運命の恋を歌う超名曲だなって。美化された思い出の完成形なんだよ。
歌:KOTOKO
OVA『マリア様がみてる』ED。オタク的にマーティと言えばももクロかコレ!本当にきれいな旋律なんだなコレが。その綺麗さがマリみてのイメージと最高に噛み合って神々しい清涼感がある。聞いている間だけはどんな汚いオタクも静謐な気持ちになってしまうのだ。この曲を聞いてるときに必要な語彙力は「きれい」の3文字だけで十分だ。
oblivious
歌:Kalafina
劇場版『空の境界』第1章OP。あの頃の日本に漂ういよいよ駄目なのではという閉塞感、自分の価値を高めて生き残るしか無いという焦燥感、そうはいっても俺には無理だろという絶望感、そこから逃げるために広がる妄想膨らむ悲観の非現実感。そういったロクでもないものが心のなかで混ざり合ううちに、都会の暗黒へと魂が霧散していくような浮遊感。青く光る闇が広がりがちなビジュアルイメージとの噛み合いが最高だぜ。梶浦由記は名曲まみれな中でコゼットの肖像から始まり.hackやまどマギやら脳内で次々トーナメントで戦わせていった結果最後にはコレが残った。研ぎ澄ましてもしょうがないオタクのペラペラな感受性が尖らされた挙げ句にセンサーが無限の虚無の中に落ちていく感じが好き。
作曲:mozell
フリーゲーム『遺跡島と7つのまほう』等で使われているフリー楽曲。数多くのアレンジが存在し、その中でも『バンバード ~Piano Version~』が特に有名。ノリノリでテンポのいい民族風の音が非常に軽快で楽しい。とにかく「音」が「楽」しい。うわーい「音楽」だ―。鼓膜に気持ちの良い周波数が次々叩き込まれて脳が快感に揺られる気持ちを味わいたい欲求を満たす能力が非常に高い。
Constan Moderato
作曲:ミツキヨ
スマホゲーム『ブルーアーカイブ』タイトルBGM。タイトル画面にふさわしい柔らかさをベースとして軽快にピッコピッコと音を叩いていくエレクトロな曲調に妙な安心感がある。これは……GBCとかGBAのゲームでありがちだったアノ感じや……なんちゅうもんを食わせてくれたんや……。強めの味付けでスパイス聴かせて音を立たせていくレトロさは健在。そこにGB時代と比べ物にならないスマホゲーの豊富な容量が実現する当時にはなかった柔らかさを追加。古臭さは感じさせずに圧倒的に懐かしい全方面にあったっけえ音。これぞまさに実家のような安心感。デジタルの羊水よ。
アーケードゲーム(家庭用もあるけど)『電脳戦機バーチャロン』の主人公ステージBGM。知ってる人なら一発で分るレベルの自己主張抜群のイントロを聞けば魂が当時のゲーセンへと帰っていく。対人ゲーというストレス憎しみ発生装置から産まれたとは思えない爽やかさと前向きさ。それでいてピリピリきてる神経とのくっつきの良さ。いつしか意識は画面の中へとシンクロし機体と痛覚がリンクするのだ「痛っ」「食らったのお前じゃないだろ」
群青
歌:YOASOBI
ブルボン『アルフォート』のCMソングらしいが、オタクからすると漫画『ブルーピリオド』イメージソング。八虎の「好き」が受け入れられた感覚を手拍子やコーラスで表現する発想が天才すぎる。コーラスパートの明るさによって今度は1人で歌っている時の孤独さが加速する。芸術というコミュニケーションを通して不安を抱えながら恐る恐る胸襟を開く怖さ、伝わることの喜び、ブルーピリオドの世界観がよく表現されてるぜ。そんな姿に漫画家と音楽家の間でもグッドコミュニケーション成立してるなと俯瞰視点で古参面だ。ブルーピリオドが本当に面白いって皆が知ってくれて俺も鼻が高いよ。
CROSSING
作曲:Funczion
歌:Marica
18禁ノベルゲーム『CROSS†CHANNEL』ED。「絶望でよかった」から始まる歌詞が自己や社会への失望感を語りながらも、それでも結局は人と関わる道を選ぶことを歌う。聞き手の社会不適合度が高いほどに何度も何度も頷いてしまう。同じように社会への不適合を嘆く歌詞の歌は世の中に数あれど多くはメタルなオッサンがヘドバンしながら聞き手を責めるがこちらはゆったりとその懺悔を復唱するかのように歌ってくれるので非常にメンタルにいい。社会が怖くて仕方ない夜でも何度も聞いているうちになんとか社会に戻ろうと思わせてくれるので助かっている。このゲームにインスパイアされたらしい岸田教団の『84』もオススメ。
夏の記憶
TVアニメ『スケッチブック』の最終話前回の限定OP。どこまでも広がる夏草の真横でママチャリ漕いでるような光景が浮かぶ曲。シットリとしていながらも爽やかな夏限定の青いノスタルジー。まったりしたいときに聞くとちょうどいい。
歌:ハセガワダイスケ
TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』ED。散々鬱っぽいことを繰り返してきたガンダムシリーズながらもまさかの超前向きソング。と思わせて2番では「リアルは地獄」と言い出し、3番にいたっては「出来ると思ってない」なんて語ってしまう躁鬱の激しさ。富野監督が今までの人生の中から『やらないと始まらないからやるしかない』という答えを導きそれを若者へと伝えようとするある種の説教ソング。でも富野がそこまでいうならまあ地獄の中であがくしかねえなって気持ちになれる。
歌:SHIHO
18禁ノベルゲーム『未来にキスを-Kiss the Future-』テーマソング。歌詞で叙述トリックかけてくる歌でこれ超えてるの俺はまだ知らない。OPでネタバレしてたアニメやゲームは知ってる。叙述トリック仕込んでる恋愛ソングも知ってる。でも曲単体で叙述トリック成立させつつゲームの設定とも絡めてきててやってることのスケールが作品世界の根底全部ひっくり返してくるようなのは自分が知る限りこれだけ。それ以上にやってることのテーマが好き。気持ちのいいリリックで気の狂ったトリックしかけてくるし作曲は高瀬一矢で全部好き。なにより今の世界だと「まあ人類って結局何度もピンチを乗り越えられてるからそうそう滅びなくね?」が蔓延してるけど、その直前の「本当にピンチになったとき人類は遂に滅びるのでは?」に神経をとがらせることがまだ出来た時代の名残とかデジタル技術の指数関数的進歩への盲信とかが加わってこの曲の展開に対してコレマジであり得るんじゃねみたいなノリがまだ可能でさ……つまりは失われた技術、オーパーツだよ。
エフ博士は科学者だったが、社会のことに無関心というわけではなかった。やがて一台のコンピューターを作り、それを使って憎悪決定業という商売をはじめた。
高度に分断されエコーチェンバー化が進んだ現代は、憎悪する対象を持っていないと、なんとなく気がひける時代だ。なぜこうなってしまったのかはわからないが、現実にそうなっているのだから仕方ない。
そのため、だれもかれも、憎悪する対象を持たなければとあせる。なかには、別に嫌いでもないことを、性格にあわなくてもおかまいなしに憎み始める人もでてくる。
エフ博士は、それをなんとかしようと思ったのだ。機械学習を使って、その人にぴったりの憎悪を、きめてあげようという仕事だ。
そのコンピューターはかなり大きく、RTX 3090 Tiを何枚も搭載している。チューリングテストをパスする程度の会話能力がある。精細なアバターで会話するビデオ入出力I/Fも付いている。金属製の外側は銀色をしていた。愛称はエルマという。エレクトロ・メカニカルなんとかという長い語の略なのだそうだ。
お客は毎日、ひっきりなしにZOOM面談を申し込んでくる。みな不安そうな表情だ。
「あの、ぼく、憎むものがなんにもないので、困っているんです。来年就活なんですが、一次面談の時に嫌いなものを質問されたらと、心配でなりません。『憎悪を持たない人間は自我を持たないも同然だ』と言われて不合格になり、みじめな一生をすごすことになるのかもしれないと思うと……」
「まあまあ、そう深刻に悩むことは、ありませんよ。たとえ深刻な問題だったとしても、エルマに指示してもらえば、すぐにさっぱりし元気になれます」
まずエフ博士は、お客に個人情報入力フォームのURLを渡しそれに記入させる。性別、年齢、学歴、SNSアカウント。つとめている人なら、勤務先の職種、収入、家庭状況、健康などについてだ。これらは憎悪決定の要素となる。
それから、エフ博士はエルマをZOOMに呼び出す。お客の青年が聞く。
「これから、なにがはじまるのです。どうやればいいのですか」
「このエルマが各種のことを話しかけてきます。あなたは、マイクとカメラにむかって、それに答えればいいのです。簡単なことですから、気軽にどうぞ」
コンピューターのエルマは、いろいろなことを質問してくる。また、連想テストなども行われる。お客は質問に答える。答えるまでの時間も測定される。
かくして、最後に指示が一枚のPDFとなって出てくる。それには、その本人に最もふさわしい憎悪の対象が記されているのだ。また、有料noteのリストとか、オンラインサロンのURLとかいったものも付記されている。
お客は喜び、エフ博士に料金を払ってZOOM面談を終了する。性格にぴったりの憎悪なのだから、内面化も早い。これが最適との保証つきだから、途中で自分の感情に疑問を持ってくじけてしまうこともない。
また、当人の神経の強さを考慮した上での決定だから、憎悪しすぎても人の道を踏み外したりはしない。発信者情報開示請求と損害賠償請求を受けて、貯金を失う程度で済む。
時には、頭のいい社会学者がエフ博士にDMを送り、そっと頼み込む。
「いかがでしょう、先生。我々はこんど、社会がいかに不平等かを過剰に強調した論文を公開することになりました。このことを、エルマに教えておいて下さいませんか」
「いいでしょう。それにふさわしい性格の人がいたら、その論文を読み込んでおくように指示が出るでしょう」
「いえ、じつは、エルマにちょっと手を加え、この論文をバズらせていただきたいのですよ。もちろん、お礼のほうは……」
とAmazonギフト券をちらつかせるが、エフ博士は受け取らない。そんなことをし、DMのスクリーンショットが外部にもれたら、信用にかかわる。また、こんな金をもらわなくても、けっこう繁盛しているのだ。
「わたしはいままで商売ばかりにはげみ、自分の時間を持てなかった。だが、これからは生活を楽しむことにしよう。何を憎めばいいものか、エルマに教えてもらうことにするか」
博士はお客のあいまを利用し、エルマに調べてもらった。データがそろい、最後にPDFが出力された。
見ると〈暇〉とある。
「妙な憎悪対象だな。しかしエルマのきめたことだ。間違いはないはずだ」
そして、暇をつぶすものなら目の前にある。仕事に励めばいいのだ。このようにして、エフ博士の憎悪決定業はさらに忙しくなっていった。営業を拡張しなければならなくなった。
博士はコンピューターを、もう一台作った。その時、ある実験を思いついた。いったい、エルマそのものは何を憎んでいるのだろう。新しい一台を作って、それを調べてみようと考えたのだ。
やってみると、やがてPDFが出てきた。それには〈人間社会〉と記されてあった。博士はうなずいたが、ちょっと妙な気分にもなった。
いろんなプレイリストをあたり、適当なワードでソング検索しても、結局聞いたことあるアーティストが出てきて、「またこいつか」となりませんか?
メニューの「検索」から、一度ぜんぜん興味のない「ジャンル」を覗いてみてください。まったく新しいアーティストが現れます。
たとえそれが自分の好きなジャンルでなくても、その新規開拓ジャンルの中で自分の好みに近い音楽が転がっています。
例えば自分は「インディー」「ポップ」を中心に探していたけど、今日試しに「ダンス・エレクトロニック」を覗いたら、
たぶん、spotifyが「ジャンル」を分類の大きな基準にしてるのではないでしょうか。なので同じジャンルのなかでウニョウニョする限り、
メジャーかインディーかとか国を違えたりしてもループにはまる感があります。国より何より「ジャンル」の壁が大きいと思いました。
自分は特別に音楽に詳しいわけじゃないけど、サビのところで比較してみるよ。
増田のCSSはテーブルセルにボーダーがないので小節がわかりにくいけど頭4小節分を抜き出している。
■Blue Archive
テンポ=104bpmくらい
FM7 C/E | G Am7 | FM7 C/E | G Am7 |
■Shelter
テンポ=100bpmくらい
FM7 | C/E G | Am7 | Dm7 |
しかしどの共通点もひじょうにありふれた王道の要素なので、偶然一致してしまうことなんて普通にある。
このくらいの共通点を共有する楽曲の組み合わせなんて無数にある。
なので、たとえばどっちかがどっちかのパクりか?と言われると難しい。
これが、メロディの並びが部分的に完全一致しているとか、非常に突飛なことをやっていてそこが一致しているとかだと「パクり」と呼ばれてしまうと思うけど、この2曲の間にはそれがないからね。
じゃあなぜこの2曲にとても似た印象を受けるだろう。
それは「Ⅵmaj7」の存在が大きい。
マイナーの曲でこのコードからサビが始まると素敵に物悲しくてキレイな曲になる。
ということは、当然のことながらこのコード進行はとても人気があり、多くの人々が使っている。
サビのコード進行をどのコードで始めるかなんてそもそも選択肢は7個くらいしかなくて、そのうちよく使われるのなんてⅠかⅣかⅥの3つくらいなのでカブッて当然なのだ。
バカが考えもせずに「ゲームに批評なんて必要ない!」ってキレてる姿がよくネットで散見される。
録画してカウチポテトで爆笑しながら鑑賞したいくらいおもしろいバカなんだけど、バカが心配せずとも、批評はどんな分野にも必要で、にもかかわらずゲームに批評は今も昔もこれからも存在しないので大丈夫です。
「あらゆるゲームを網羅しているフリができる人がいないから」。
批評っていうのはつきつめればおもしろいつまらない価値があるこれはゴミだみたいな判断を下すことなんだけど、
じゃあなんのために価値をつけるのか、っていえば、歴史にその作品を位置づけるためです。ここでいう歴史っていうのは何年にスーパーファミコンが発売されて何年にファイナルファンタジー6が出ました、とかそういうカタログの話ではありません。いやまあ、カタログの話と関係ないわけではないんだけど。
で、その歴史が何でなりたっているかというと、網羅性と「名作」への共同幻想なわけですよ。
これがゲームでは大変むずかしい。
網羅性とは最初に言った「あらゆるゲームを網羅しているフリ」です。
まあ不可能ですよね。どっかのエレクトロミュージシャンがファミコンで発売されたソフトをすべて買って遊んでいたと語っていた記憶がありますが、それが可能だったのはせいぜいファミコンまでだったでしょう。
現在は主要なコンソールだけでも三つもプラットフォームがありますし、PCのインディーゲームにまで手を伸ばしたらキリがない。
プレイ時間だって今どきの大作となれば、クリアまで100時間超えなんてのは普通です。一日一時間〜二時間ずつ進めたとしても一つのタイトルに二ヶ月もかかりっきりになってしまう。そのあいだに、映画なら50本も観られるのに。
JRPGは基本的にレベル上げにさえ時間さえかければクリアできますが、一部のアクションゲームやシューティング、パズルゲームなどはプレイヤーのスキルに依存するため、下手くそはクリアできないという事態が普通に発生する。映画や小説はとりあえず読めば、内容を理解できているかどうかに関わらず、エンディングまでいけます。ゲームはそれすら許さない。そして、ゲームジャンルの得意不得意は人によって異なる。
映画にだってホラー専門の批評家や、SF専門の評論家もいるじゃないか、それと同じでJRPGしかできない人がJRPGの範囲で批評をやる分にはかまわないのでは? と反論される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、○○専門の批評が成り立つのはメインストリームの批評が存在するからこそであり、そうした足場をそもそも持たないゲーム批評では専門批評もまたありえないのです。攻撃してくる相手がいないことにはカウンターパンチを打てないのといっしょです。
じゃあ、映画の批評家とかは映画ぜんぶ観ているのか。もちろん、そんなわけはない。他の芸術・文学分野でも供給はとっく過多に成り果てている。
でも、かれらは「すべて観ている・読んでいるフリ」ができるわけです。
あああの作家のあの作品ね。こんな感じなんでしょ。と観なくてもいえる。
なぜそんなことが可能なのかといえば、軸となる歴史的名作についての共通了解があるから。
暇さえあれば「20世紀の名作ベスト100!」とかオールタイム・ベスト投票企画をしょっちゅうやっている。
そんな五年とか十年とかの間隔で投票してもメンツ変わらんやろ、と思うし実際にかわりばえしない。しかし、とにかく議論のベースとなる古典を決めておいて、ノるにしろアンチするにしろ、その上でバトりあう。
ゲームにはそれがない。
けれども、なぜそれが画期であり古典なのかを説明できる人はそんなにいない。
ものによったら「その世代にたくさんの人が遊んだから名前が残っているだけ」というのもある。別にそれで残って悪いことはないんだけど、歴史に対する位置付けはやっぱりできていない。
映画や小説だって簡単にアクセスできる古典とできない古典の差がはげしいんだけど、ゲームほどじゃない。
今でこそニンテンドーもソニーもアーカイブスを持ってはいるんだけど、新機種に切り替わるごとにゼロからまたスクラップ&ビルドしているかんじで、ぜんぜん蓄積になってない。どうせ、昔を懐かしんでる年寄りしかやんねえだろ、みたいなナメた意識がありありと伺える。
出している側がそんなんだから、受け取る側の意識が育つわけない。
世界が今年のベスト(#AOTY2020)を出す中、11月のベストです!今年中に年間ベスト、来年の1月中に2020年12月のベスト書く予定、まだまだ2020年は終わらない終われない!
Sankofa Season / Andrew Ashong & Kaidi Tatham
Kaidi Tathamが大好き人間なので、もちろん最高でした!クラブジャズ〜ブロークンビーツの良さの一つに、打ち込みで肉体的なフレーズを再現しようとした絶妙な違和感があるのですが(あくまで個人的な感覚です)、もれなくその魅力が炸裂する高密度の異形ジャズ空間。即興性があるけれど時間軸は繰り返されていそうな不思議さというか。「そんなフレーズ突如ユニゾンするの?」「このキメで合うの?」みたいな。
Andrew Ashsongのソウルフルな歌声でより肉体性とDAW感が混乱し融解していく感覚がたまらなかったです。
Sin Miedo (del Amor y Otros Demonios) ∞ / Kali Uchis
Kali Uchisの2ndアルバムであり、スペイン語として1stとなるアルバム。レゲトンやラテン・ポップスを取り入れた所が肝なんですが、個人的には上記の曲のような、ローファイでサイケ、ダウナーでドリーミーにチルい音像が素晴らしかったです。一歩間違えれば悪夢的な濃密さが凄い。
Girls FM / Girls of the Internet
今年頭から定期的に出すシングルが毎回良かったGirls of the Internet、その総集編的なアルバム。基本的に歌物ローファイハウスという感じなんですが、音数がしっかり少なく、チャラいけれどストイックである絶妙な塩梅が良かったです。各フレーズをしっかり作っている印象で、丁寧さがクオリティに繋がっていました。
Jordan RakeiのジャズハウスプロジェクトDan Kye。思ったより歌中心で、そういう意味だと割とそのまんまJordan Rakeiなんですが、M1"Mogeri"のダークでミニマルなトラックが素晴らしかったです。ドープな方向に行ってもダンス・ミュージック的な明るさや開放感があることに、勝手にオーストラリア・シーン的な雰囲気を感じました(活動拠点はもうUKですが)。
Muvaland / Cakes Da Killa x Proper Villains
ラッパーCakes Da KillaとプロデューサーProper VillainsとのコラボEP。ハウスにラップを乗っかる「ヒップハウス」が中心。要素としてはディスコラップっぽくなりそうなんですが、両者とも攻め攻めです。快楽的で攻撃的な4つ打ちに狂気を注入するCakes Da Killaのラップが最高でした。
The Angel You Don't Know / Amaarae
ガーナ出身のシンガー/プロデューサーAmaaraeの1stアルバム。Alté(オルテ)シーンの一人ですね。ギターの使い方が上手く、ラグジュアリー&リラクシンな音が良かったです。ウィスパーボイスでフロー感ある歌がトラック含めて聴きたくなるバランスにしていると思います。
Ekundayo / Liam Bailey
El Michels AffairのLeon MichelsのレーベルBig Crown Recordsよりリリースされた、ジャマイカン・ルーツを持つシンガー作。曲としてはオールドスクールなんですが、ヴィンテージ的なざらついた音にすることで、むしろ今っぽい感じに聞こえる面白さです。
January 12th / Matthew Tavares & Leland Whitty
元BBNGのキーボーディストMatthew TavaresとBBNGの管楽器奏者Leland Whittyのコラボのライブ版。今年3月に『VIsions』というアルバムを出していて、それと同様のメンバーです。即興のセッションとのことなんですが息の合い方が素晴らしく、むしろ長尺&壮大&有機的にうねっていくための決め事の少なさなんじゃないかと思ってしまいます。ざっくりとスピリチュアル・ジャズ系ではあるんですが、マスロックみたいな瞬間からアンビエントまで行き来する幅広さも魅力でした。スペーシー。
Speak Low II / Lucia Cadotsch
スイス出身のシンガーLucia Cadotschに、サックス奏者Otis SandsjöとベーシストPetter Eldhが加わったコードレス、ドラムレスのトリオ編成によるアルバム。楽曲によってはチェロとハモンドオルガンが加わりますが、いずれにせよ支えに回る演奏はなく全員自立。緊張感のある隙間多めの演奏がかっこよかったです。この編成で歌い切るLucia Cadotschがひたすら凄いし、時にはリズミカルに時にはオブリとして動くOtis Sandsjö(今年出たアルバムよかったです)が魅力的でした。
Imminent / The Comet Is Coming
爆音爆圧爆裂!笑っちゃうくらいテンション振り切っていて最高でした。この異様な熱量の中で吹き切るShabaka Hutchingsも素晴らしいし、エレクトロ由来のビートを生々しく再解釈して叩くBetamaxもかっこ良い!そしてそれ以外すべてを司っていると思うとDanalogueすごすぎないかと思うトリオですね。爆音といえば→EDM感に行きそうでいかず、徹底的にハードコアであるバランスが見事!
近況
本体はたったの17000円から!四輪用と違ってちょっとした防水加工と防振加工があるから、10,000円の価格差は納得だね!
さらに、取り付けはショップでしかできないことになってるから絶対安心!DIYなんてあーぶない!ショップの店員さんがエレクトロタップとビニールテープでしっかりと取り付けてくれるよ!取り付け代は7,000円から!でも工賃ケチるのはダメだよね!
そして、愛車の情報を管理団体様にしっかりと報告!じゃないと高速道路会社からめって言われちゃうかもだからね!
でもね、実は君が取り付けたそのETCは時代遅れの1.0なんだ!やっぱり時代は2.0!常に最先端を走らないと、せっかく2020年式のバイクなのにとおおおっても重要なETCが型落ち品だと道の駅でおじさんに笑われちゃうぞ!
未来を走る、ETC2.0はお値段27000円から!やっすいね!
2.0の違いはたくさん!まず、圏央道や新湘南バイパスなどの道路がでっかく割引!例えば藤沢から海老名まで高速道路で行くと、1.0と比べて50円割引!ETC無しと比べたら210円も違うよ!
藤沢と海老名をたった200往復するだけで差額の元が取れちゃう!いえい!
さらに、高速を降りて全国になんと23箇所もある道の駅に立ち寄れちゃう!3時間も過ごせる!
そして何よりすごいのが、走ってる道の先で何か起きてるとランプが光って教えてくれたり、ちっちゃなこえでしゃべって教えてくれるよ!すごい!かしこい!
もちろん、1.0のを外す工賃と新しいエレクトロタップとビニテの費用がかかるけど、そんなの気にならなくなるくらいのメリットだよね!
今の時代、ETC無しなんてありえないよ!一般レーンで無様に小銭をばら撒く前に、今すぐ買いに行こう!お金を払うためにお金を払おう!
サブスクリプションのアプリで音楽を聴きまくっている。Apple Music、Spotify、YouTube Music を使っている。
聴くジャンルは比較的広くて、ポップ/ロック/エレクトロニック/ファンク/ジャズ/オルタナティブ/インディー/R&B/ヒップホップ/アンビエントなど、昔のものでも最新のものでもいい。クラシックやメタルなどはまだ開眼していないらしく範囲外となっている。
どのサービスでも、アーティストや楽曲単位で好みが近いもの、関連性が近いものをサジェストするような機能が含まれている。おそらくユーザーが一緒に聞いているものや、同じプレイリストに入れているものなどを関連性が高いものとして判断しているんだと思う。
で、問題はどのサービスもサジェストを掘り起こしていくとある段階でジャンルの壁というか「もう掘り起こせないよ」の限界に突き当たる感覚がある。「関連するアーティスト」や「あなたにおすすめ」がすべて聞いたことがあるものになり、そこから広がりが無くなってしまう。あと一歩、違う視点でサジェストしてほしいというお気持ち。好みの関連性のみでなく、例えば楽理の分析、リズムの分析、音色や音圧、ダイナミクスの分析などを行って、そこをすすめくるか〜という穴場を突いてきてほしい。
追ってない人でもこれだけ聞いたことがあるんだからすごい文化ですね
間違いがあるかもしれないがあえてググらずにどこまで書けるか挑戦します
気分を悪くされたらごめんなさい
古参の一人
白い部屋に住んでる
FPS実況とかする
ファン層が被っているようで被っていない(T-SQUAREとCASIOPEAみたいな?)
達郎を歌うサメ
VTuberでは無い気もする...
あと広告で見かけたりゲーム実況したりInterFMに出演したり企業とタッグ組んでたりする方々も何人か思い浮かぶけど名前が思い浮かばないのでここまで......