はてなキーワード: ミニアルバムとは
JPOPにも洋楽にもさして興味がなかったワイが知っとるミニアルバムはめっちゃ少ないで。
中高生の頃、ポケモンのカスミ役の声優さんやった飯塚雅弓さんのラジオにハマっとったから、それつながりで「Fly Ladybird fly」ってミニアルバムを買った記憶があって、それだけや。
クリスマスアルバムっちゅーことでそれっぽいテーマの曲が多くて、いつにもまして可愛らしさが前面に出てドキッとさせる、生活感のある感じの曲が詰まってたのが印象的やったな。
で、ほとんどの曲は長谷川智樹さんが作っとるんや。作編曲家として色んな人や作品に楽曲提供しとる人やな。
彼はスピッツの曲も手掛けた事があって、まさに増田の挙げとる「オーロラになれなかった人のために」も彼の編曲だったことを、今これを書きながら調べてるうちに本当に偶然気付いたわ。
話戻すと、このアルバムん中ではワイが好きなのは3曲目の風のKissって曲やな。この曲は作詞作曲はイズミカワソラさんのようで、長谷川さんは編曲だけみたいやな。
すごく透明感のある気楽な曲で、耳に残るから当時耳コピでMIDIファイルを打ち込みで作ってた記憶があるわ。ラジオテーマ曲だったからかシンプルな構成なのが逆にいいわ。
4,5,6曲目が長谷川さんの作曲・編曲で、確かに言われてみるとスピッツとも通じるところがありそうな枯れたギターの音が混ざりつつ、なんていうやろな?
多分この人の編曲は、ミニオーケストラみたいなちょっと広い感じの空気感を出すのが特徴なんやと思う。いやわからんけど聴き返してる感じではそう思ったわ。
アトミックハート、ボレロのが好きなんだよね。名もなき詩、マシンガンをぶっとばせ、ありふれたラブストーリーは最高だけど。暗いのが悪いっつーより、手紙とか花は歌詞が陳腐すぎんだよね。桜井の野暮ったい歌詞は好きなんだけども。タガタメで言えば「ディカプリオの出世作ならさっき僕が録画しておいたから」って詞はなんも上手いこと言ってないけどすげぇ好き。でもそっから後はもう説教で面白くないんだよな。深海は説教つか言い訳部分が長すぎ
スピッツ「おるたな」
B面集とカバー曲。花鳥風月も色色衣も好きなんだけど、これは演ってる側が楽しみすぎつーか、趣味出しすぎじゃんって。三日月ロック以外微妙。でもA面曲は全部いいんだよな。
吉井はジャービスコッカーの生き別れの弟を自称してるし、カバーアートもピーターサヴィルのパロディだし、ジャムやバラ色の日々で曲のセンスがいいのも知ってるし、秀逸な和製ブリットポップが詰まってんだろうなぁ…で、期待して聞いたら微妙でした。
ガリレオガリレイ「Baby, It's Cold Outside」
ミニアルバムだけど。「ポータル」が良かった分、なんでそれよか微妙になってるねん…という。今調べたらワザと音数減らしてたらしく、そこが好みに合わなかっただけかも。(ベルベッツもあんまり良さわからんのだが、やっぱり音スカが苦手なんだろうな。メタルマシーンミュージックの方が好き)
ダサPVことバビロン天使の歌、毎回カラオケで歌うくらい好きでアルバムも楽しみに聞いたら…バビロン以外微妙で、シングルだけ良かったパターンだった。(星野源のアルバムもシングルだけパターンだけど、シングルは売れ線でヒットさせてアルバム曲で好きなことするってのはやり方として理解る)
コンセプトアルバム好きなんだけどなぁ。オペラだからダメなんかなぁ。アメリカンイディオットは好きなんだけどなぁ。たまにどこかで聞いたフレーズがあってそこは面白かった。なんかのBGMで引用されてたのを聴いてたんだと思う。歌詞がわかってたらまた違うのかも。
名盤と言われて聴いてみたら微妙だったパターン。カバーアートはサイケだけどなんか普通。曲はいいんだろうけど好みではなかった。
ザ・キュアー「Staring At the Sea - The Singles」
ボーイズドントクライは良かったけどあとは合わなかった。シングル集だけどシングルだけよかったパターン。
ヒプノシスは好きだけど、このアートも名作とは言われてるがそんなにいいとは思えん。演奏は上手いとは思うが好みじゃない。やっぱ音数が少ないと微妙なんだろうな
パルプ「WELOVELIFE」
ThisisHardcoreはまだわかるが、これはメンバー変わってないけどパルプじゃないじゃん
suedeのNewmorningは躁すぎてついていけなかったけど爽やかブレットアンダーソンって珍しいモノが見れたから無価値じゃないんだよ。でもこれはジャービスがやる意味なくね?って。
suedeは再結成の来日でNewmorningの曲やってた(気がする)が、パルプは1月の来日でwelovelife曲やるんだろうか。
私の好きな大好きなゲームのオリジナルサウンドトラックが配信されました!
イェーイ!
ションテン上がりまくりよね!
なんというボリューム!
フル収録バージョンは待ちに待ってました!って感じよ。
ションテン上がりまくりだわ。
これCD256枚組という大ボリュームで圧倒的な物量よね。
それだけでも驚愕だわ。
夏前のゲーム自体のアップデートで海辺のビーチでスイカ割りしているときの曲が増えてその曲中に際してスイカがスイカ割りが美事成功したときのパーンと割れたときの気持ちいい爽快感もしくは強い夏感ありありのお気に入りの曲で
それも収録されていたので
でもこれ全曲いっぺんには聴けないので、
約30分!
あと
ボス戦の曲もいいし、
ゲームが発売されて半年ぐらい経つのでちょっと気持ちは落ち着いたけれど
つーか周回プレイのハードモードが敵固すぎて打開できない周回ニューゲームだと歯が立たないんだけど、
強くてニューゲームっていうのも選べて
それで始めると
ヒットポイントが最強!
攻撃力も最強!
全てにおいて最強に強まった状態で再開できるのよ!
楽しいでしょ!
そんでもって
1周目では越えられなかったパラメーターも2周目以降はその上限を超えてパワーアップし続けられるので、
正に最強の極み!
嬉しいことに
1周目でゲットしたコスチュームは2周目でもゲットできて色違いの可愛いコスチュームになって2回まで同じコスチュームがゲットできたりして
それも楽しいのよ。
で、
そのゲームの難しさだけど、
主人公強すぎて!
私はこのゲームの全てを理解したわ!って調子に乗った勢いでゲームに、
そう私は装備とかが弱くてもテクニックでも鍛錬したんだから強いのよ!って
気が大きくなって、
ぜんぜん敵が固すぎて
歯が立たないのよ。
フィールドを彷徨っている雑魚敵にすら1体倒すだけでもこんな苦労するもの?って
あまりの固さに
超絶固いお煎餅を食べるのを止めて
序盤というかハードモードで始めたそのゲームは序盤の5分で根を上げてしまいそうな感じ。
そのことをサントラを聴いて思い出して、
またハードで固い敵を打破して進めていこうかしら!って思った3本の矢先なのよ。
私はまた新しいゲームをゲットしてしまわざるを得ない状況に駆られていたので、
そうよ!
何か交換しなくちゃ!って
うーん、
忙しくなるわね!
あんまり紹介動画を見まくると動画ネタバレがマイルドな感じで喰らってしまって見るのためらっていたんだけど
前回クリアしたゼルダの伝説のブレスオブザワイルドで登場してきた人たちも登場するのを動画で見て、
また彼らに会いたいな!って思ったの
涙!
また前回遊んでいたゼルダのキャラクターの仲間に会えると思うと
でさ、
「大阪で生まれた女やさかい」って堺市出身の女性の歌をリクエストしようとして河島英五さんの曲の酒と泪と男と女をリクエストして違うくね?ってなるときない?
パフィーの蟹食べに行きたい曲をリクエストしてなんか間違えて「アジアの純真」をリクエストしちゃうのと全く一緒の現象!
何の話しだっけ?
そうそう、
スプラトゥーン3どころの話しでは無くなってきたけれど
さすがにバイトは一所懸命1200ポイントまでは1日できないけれど、
もうゼルダの新作の紹介動画はみたらなんかネタバレになるので、
買ってしまった以上、
もう攻略サイトも今度は絶対に見ないで絶対にクリアするんだもん!って
今から凄い勢いで思っているのよ!
言葉の意味はよく分からないと思うけれどとにかく凄い自信なの!
うふふ。
私もその美味しさにニッコリよ。
なんかこっちの方のサンドイッチが最近急に美味しいかも!鴨鹿。
そう思いだした季節セプテンバーよ。
9月の終わりにもたくさん美味しいモノがあるのよ。
やっぱり冷たいものの消費が落ちてきそうな機能もそうホッツ白湯ウォーラーの登板だったので、
これからは冷え冷たいモノが
活躍終わる終盤を迎える9月の終わりの差し掛かったところでもあるわ。
水分補給はしっかりとね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
anond:20240904032316についてたブクマカの初めて買ったCDのリリース年を調べた。
for (let a of document.body.getElementsByClassName('entry-comment-text js-bookmark-comment')) console.log(a.textContent)
ってやってテキスト集める。
Microsoft Copilotに「以下の文章に出てくる、音楽CDのタイトルとリリース年を一覧で表にしてください。」って指示。
途中で切れたので分割する。 続き→ anond:20240905115337
anond:20220517213328を見て自分もやりたくなったので今更ですがやらせてください。
キリがないので1アーティスト1曲縛りで。
順位付けしようとしたけど結局好きなアーティスト順にしか並べてないことに気づいて発売順に並べることにしました。
以上、50曲。選曲とコメントで合計6時間ぐらいかかった気がする。でも楽しかった。
よくよく考えたらピーナッツくんってフルアルバムを2枚、単独ライブも2回やってて
晋平太がいるバトル界隈のほとんどよりもよっぽどヒップホップアーティストしてるんだよな。
例えば今強いMCの一人にSAM(舟平)がいるけどそれなりのキャリア(2015年から)があるけど
出てるのは4曲入りのミニアルバムが2枚だけ。
同じくMU-TONはフルアルバム1枚だけ。
呂布カルマとかみたいに「俺は楽曲もちゃんとやってるMC」って案外少ない。
昔はPUNPEEとかNORIKIYOとか楽曲ちゃんとやってるMCが腕試しや売名にバトルに出てる時期があったけど
晋平太やR-指定みたいな「バトルの練習をしてバトルをやるMC」が増えてから
今はバトルの知名度が上がってバトルを上がったような楽曲メインのMCやDeejay(レゲエMC)が
バトルに参加するようになってきたけど最近のバトルMC上がりで音源で成功したラッパーって
R-指定(Creepy Nuts)とT-Pablow(BAD HOP)くらいしかいない。
小学生の頃、ASIAN KUNG-FU GENERATIONにハマってから音楽を大好きになった。
雑誌やネットの情報をもとにアジカンのメンバーが影響を受けた音楽を辿り、
昔の洋楽を聴き漁るようになった。
小遣いはほぼCDで使い切ってたし、
まだ画質が良くなかったYouTubeやニコニコ動画で好きなバンドのライブ映像を食い入るように見ていた。
中学生になり、親に必死で頼み込んでギターを買い与えてもらってからは夢中になって練習した。
ギターを抱えたまま寝落ちしたことも数えきれないくらいあった。
クラスメイトから見たら当時の自分はちょっと様子がおかしかったと思う。
同級生とバンドを組み、アジカンのコピーをして文化祭のステージに立ったときの興奮はよく覚えている。
高校生になってからもバンドは続けて、放課後はスタジオに入り浸り、
気付けば地元の高校生バンドマンの中では飛びぬけてギターが上手くなっていた。
ライブハウスのステージに立つ憧れのバンドマンだけが理想の姿で、
親や教師からは大学進学を進められたがそれを押し切って東京の音楽専門学校に入学した。
バイト代をライブハウスのノルマ、機材、スタジオ代、打ち上げに費やし、電気やガスが止まることは日常茶飯事。
バンド活動に集中するため、専門学校に行く時間が勿体なく感じて退学した。
親には怒鳴られた。さすがにちょっと心が痛んだし、苦しかったけどそれでも音楽にしがみついた。
そうこうしてがむしゃらにやっていたら、バンドにそこそこの人気は出始めた。
ガラガラだった下北沢のライブハウスのフロアは少しずつ自分たちのお客さんで埋まっていった。
遠征先の地方でも自分たちを目当てに来てくれるお客さんが居る。
物販の売り上げはガソリン代に消えるけど、それでもギリギリ赤字じゃない。
ライブ終わりに業界の大人から名刺を渡されることも増えていった。
きっと誰でも名前を聞いたことのある大手音楽企業のスタッフさんが親身に自分たちの面倒を見てくれて、
そこの傘下のインディーズレーベルからミニアルバムをリリースできた。
音楽雑誌や小さくだけど記事が載った。メディアサイトにインタビューしてもらえた。
昔から聴いていた憧れのバンドのツアーに前座で呼んでもらえた。
下北沢の中でもまあまあ大きいハコのワンマンをソールドさせた。
これ一本で生活できる金額じゃないけど、一応バンド活動で給料を貰える。
夢が一つずつ叶っていったけど、そう上手くは進まなかった。
その数か月後にまた別のメンバーが体調を崩し、脱退。
正式メンバーが2人になってしまったバンドにサポートメンバーを入れて活動を続けたが、
CDの売り上げもライブの動員も伸びないし、後輩バンドにも追い越された。
残ったメンバーとぶつかり合うことが増えて、結果的にバンドは解散した。
元々所属していたレーベルとのつながりでシンガーソングライターの後ろでギターを弾いてみたりしたが、
以前やっていたバンドを超えるような成果は出せなかった。
高卒で20代のほとんどを音楽に費やし、同い年より数年遅れで社会人になった割には、
まあ悪くない給料を貰えている。
相変わらず音楽は好きだが、どうにも新しい音楽を受け入れられない。
正確に言えば、自分より一回り年下のバンドを受け入れられない。
確かにみんな良い曲を作ってるし、演奏も上手い。メンバーの個性もある。売れるのは分かる。
俺が出るはずだったフェスの舞台に立ち、テレビの音楽番組に出て、タイアップを受けている奴がいる。
仕事中、ラジオから勢いに乗った若手バンドの曲が流れてくるとどうしようもない気持ちになってくる。
悔しすぎて新しい音楽を受け入れられない。
B'zがようやくサブスクにやってきたわけだが,アーティストのページに並んでる曲のリストを見たら半分以上知らない曲ばかりで驚いた.
自分は40台半ば,B'zがデビューした頃中学生だった.その頃大好きで聞いていた(今は聞いていないとはいわない)TM NETWORKに関連したグループがでてきたよと教えてもらったのを覚えている.高校を卒業するくらいまでは新曲も聞いていたが,だんだんと洋楽を聴くようになってJ-POPをパクリの塊として軽蔑するようになってB'zを聞いていたことを黒歴史として封印するようになった.あの頃の若者っていつかは洋楽に行き着くものでそれが正当な成長とみなされていたものだったよな?最近の若い人には洋楽への憧れをみたいなものがないようなのでびっくりです.
自分が聞いているかどうかに関わらず彼らは活動を続けていたので時々耳に入ってくる曲に対して「なんか男くさい曲ばっかりになったなー」「まだやってんだな」と感想をもつくらいの関わりで過ぎてきた.CDをレンタルしてテープにダビングして聞くという時代だったので,往時に聴いていた音源はとっくに処分し,ふと懐かしくなって聴いてみようかと思っても,サブスクで音楽を再生することに慣れきってCDを再生することすらできなくなっていたので中古のCDを買うわけにもいかず,デジタルミュージックを購入してまで聴く気にはなれなかったので,実はB'zがサブスクにやってくるのは心待ちにしていた.ようやく愛用のApple musicに彼らが登場して,喜んでアーティストのページを開いたら冒頭のように半分以上は知らない曲が代表曲として並んでいるのに遭遇したわけだ.
そんなわけでデビューして最初の5年くらいにポップソングの主要購買層だった人間が作ったB'zのプレイリストに入れた曲に思い出話も付け加えた.昔はこの手の文章は個人がブログにたくさん書いていたものだが,今となっては検索してもそういうページがヒットしなくなった.
この曲はちょっと過小評価なのではないかと思う.MARSというミニアルバムの冒頭に収録されているが,残りの曲は過去曲のリミックスなので実質的に孤独のRunawayのシングルのような構成になっている.そういえばこの頃シングルよりちょっと曲数の多いミニアルバムっていう形態が流行ったよね.歌詞はもろにB'z的な「すべてを投げ出してどっかに行ってしまう男」の歌である.昔誰かがB'zはどこかに行こうと歌い続けながら,ずっとどこにもたどり着かない歌を作り続けている,みたいなことを書いていたが,その典型の歌といっていいだろう.ある意味彼らは20代の頃からずっと中年の危機を歌っているのだ.
今の若い人たちはモノラルっていっても意味がわからないかもしれないが,30年前は音楽をステレオ環境で再生するのは当たり前じゃなかったんだ.だからこの曲の出だしで「Be be be…」とヘッドホンやスピーカーの左右から交互に音が出てくるのにびっくりした人たちがたくさんいたんだよ.スピーカーが壊れたと思った人もいたとかいないとか.ちなみに自分はこの曲よりも前にTM Networkの「Come on everbody」の冒頭で音が左右にふられるのは経験済みだったのでそこまでは驚かなかったが.
少なくとも最初の数年はB'zといえばこの曲だと思っている人が多かったんじゃないか?カラオケでは「あのこは太陽のコマチ,」のあとの「エーンジェール」でみんなで一緒に手を挙げて歌ったものだ.90年代に勃興したCMタイアップという曲の一つだった.この頃はまだ日本が豊かだったなーという感想がでてくる.いわゆる失われた20年だか30年だかに入る前の時代の明るさとポップソングが激しく商業化していく時代の流れを思い起こさせる.
これもタイアップ曲だった.強く美しい女の人を称える歌を彼らはよく作っているがその典型といってもいいだろう.カップリングの曲の方が明らかに彼らに気に入られているように思われるので,タイアップ曲をA面に持ってこざるをえなかった大人の事情でもあったのだろうかと邪推する.当時は考えなかったことをおっさんになると考えるようになる.これを聴いて見えてくる女性像も90年代というか少しバブルの残り香があるように感じられるね.
自分にとっては新しめのB'zの曲…と思ったら1995年発表だった…まだ前世紀だとは思わず.つまりこの時点ではほとんど自分からは追っかけなくなってヒットしたら耳に入ってくるという状態になっていたわけだ.記憶を掘り起こすともともとのB'zらしい曲がひさしぶりに出たなあと思ったような気もする.これは「誰かとずぶずぶの関係になってしまったことを打開したい願望」を歌った曲で,彼らの曲に似たようなテーマが頻出する.これの派生で「自分の狂おしいまでの相手への執着(性欲?)をもてあましている」みたいなテーマも頻出しているように思う.あとは関係ないけど不倫らしき恋を歌った歌も多い.
えーと2001年なんでギリギリ21世紀の曲ですか.もはやこれがB'zの代表曲ですね.さすがにこれは世代を越えているようで,小学生ですら知っている.「ウルトラソウッ!」のあとにちゃんと「ハァイ!」が入れられる.運動会で使われることも多い.(以前サンプラザ中野くんがRunnerはずっと運動会で使われ続けているので今でも小学生が知っていると言っていた)ラテンの要素が濃いめで,後年サンタ・エスメラルダの「悲しき願い(Don't Let Me Be Misunderstood)」を聴いたときに,ああB'zには日本人の好きなラテン歌謡の要素がいれてあるんだなと理解できた.結局僕たちは哀愁をおびたメロディにロック風のアレンジをされた歌謡曲が大好きなんだ.そういうことを考え出すとJ-POPを聴くのが恥ずかしくなるのが大学2年生くらいだったんだけど,今となってはもうどうでもいい.子供と一緒にウルトラソウッ \ハァイ/ で超楽しい.
当時のカラオケで流れる背景がこの曲専用で,「仲の良いカップルがいて女性が交通事故で突然死んでしまう」というベタベタなストーリーだった.その頃はまだカラオケの背景動画は曲のイメージに合わせて適当なやつがランダムに流れるものが多かったのでじっと見入ってしまって,悲しい曲調と歌詞にあわせた展開にちょっと涙腺を刺激された覚えがある.関係ないが徳永英明はカラオケの映像に本人が登場するのですごく自分のことが好きなんだろうかという話をしていた.
同タイトルのアルバムのタイトルチューンだった.「新しい理想のために 上々の現状捨てたい 瞬間が来るだろういつか」と後年のポップ・ミュージック界のモンスター的存在になることを考えるとまだまだ駆け出しだった彼らはこの初期のアルバムにして既に「うまくいっている現状を放り出してどこかに旅立つこと」を歌っている.男は現状に満足してはいけない,常に新しいフロンティアを探して旅を続けなくてはならないのだ,というのはある種の強迫観念であろう.B'zには女性ファンもすごく多いけれど,そういう男の気持ちを歌っていることを女性たちはどのように考えているのだろうか?
アルバムの隅っこの曲だが,個人的に好きなのでいれた.若い頃に聴いて好きになった曲は年をとっても好きだということだ.最近は誰かにアルバムを通して聴くこともほとんどなくなったし,聴いたとしてもシングル・カット(これも死語か…)にならないような曲を記憶にとどめるようなこともない.売れない画家がタクシー運転手をして日銭を稼いでいることを愚痴る歌,という他にはあまりないテーマのユニークな曲.売れないミュージシャンだった頃の心情を投影しているのだろうか.
●RUN
これもアルバムのタイトルチューン.一緒にやってきた仲間たちとの,今ならホモソと呼ばれてしまいそうな連帯感を歌っている.どこかへ走り出そう→走っているときの高揚感→走ってきた俺たちの回顧,という流れの概ね後ろ半分が歌われている.B'z的世界の中では男の人生はこれの繰り返しなのだ.一番最後だけ歌うと別アルバム収録の「相変わらずなボクら」になる.
今回始めてMixtureというアルバムでリミックスされているのを聴いたが,元のバージョンの曲の印象を損なわずに,パワーアプしている感じがしてこの曲だけ新しいバージョンの方をリストに入れた.この曲を聴くとなぜかとても失礼なことをしてしまった女の子のことを思い出す.思い出すといってもその子にはほとんど会ったことがないのだけど.(会わないという失礼をしてしまった)
●Pleasure'91
一番最後に挙げたが,B'zがサブスクにやってきて最初に検索した曲はこれ.シングルのB面曲だったが,その後もツアー名になったり韻を踏んだTreasureがベストアルバムのタイトルになったりで,本人たちも気に入っているのがよくわかる.その後95,98と歌詞違いが生まれて,男の人生の年代記みたいになっているのは知っているが,やっぱり91が一番だ.
これを聞いていたのは10代半ばでまだ何も始まっていなかったのに,自分の人生を振り返りながら「止まれないこの世界で胸を張って生きるしかない」と歌うのに共感していたのは今考えると不思議だ.もちろんそこから30年経って,子どもたちを乗せた車で「怖いものはありますか,守るものはありますか」と歌っているのを聴くと自分もずいぶん遠くまで来たと感じる.あの頃の友達と今年は集まる予定だったけどコロナのせいでいつ会えるかもわからなくなってしまった.下らなかったあの頃に戻っていつも同じ思い出話をしたい.
1977年 | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 | -- |
1980年 | スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 | 3年 |
1983年 | スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 | 3年 |
1999年 | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス | 16年 |
2002年 | スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 | 3年 |
2005年 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 3年 |
2015年 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | 10年 |
2017年 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ | 2年 |
2019年 | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け | 2年 |
1984年 | ターミネーター | -- |
1991年 | ターミネーター2 | 7年 |
2003年 | ターミネーター3 | 12年 |
2009年 | ターミネーター4 | 6年 |
2015年 | ターミネーター/ジェニシス | 6年 |
2019年 | ターミネーター/ニュー・フェイト | 4年 |
2001年 | ワイルド・スピード | -- |
2003年 | ワイルド・スピードX2 | 2年 |
2006年 | ワイルド・スピードX3 | 3年 |
2009年 | ワイルド・スピードMAX | 3年 |
2011年 | ワイルド・スピードMEGA MAX | 2年 |
2013年 | ワイルド・スピードEURO MISSION | 2年 |
2015年 | ワイルド・スピードSKY MISSION | 2年 |
2017年 | ワイルド・スピードICE BREAK | 2年 |
2019年 | ワイルド・スピード/スーパーコンボ | 2年 |
B'z | 1988年 | -- |
OFF THE LOCK | 1989年 | 1年 |
BREAK THROUGH | 1990年 | 1年 |
RISKY | 1990年 | 0年 |
IN THE LIFE | 1991年 | 1年 |
RUN | 1992年 | 1年 |
The 7th Blues | 1994年 | 2年 |
LOOSE | 1995年 | 1年 |
SURVIVE | 1997年 | 2年 |
Brotherhood | 1999年 | 2年 |
ELEVEN | 2000年 | 1年 |
GREEN | 2002年 | 2年 |
BIG MACHINE | 2003年 | 1年 |
THE CIRCLE | 2005年 | 2年 |
MONSTER | 2006年 | 1年 |
ACTION | 2007年 | 1年 |
MAGIC | 2009年 | 2年 |
C'mon | 2011年 | 2年 |
EPIC DAY | 2015年 | 4年 |
DINOSAUR | 2017年 | 2年 |
NEW LOVE | 2019年 | 2年 |
1999年 | FLAME VEIN | -- |
2000年 | THE LIVING DEAD | 1年 |
2002年 | jupiter | 2年 |
2004年 | ユグドラシル | 2年 |
2007年 | orbital period | 3年 |
2010年 | COSMONAUT | 3年 |
2014年 | RAY | 4年 |
2016年 | Butterflies | 2年 |
2019年 | aurora arc | 3年 |
2015年 | ラブとピースは君の中 | -- |
2016年 | MAN IN THE MIRROR | 1年 |
2017年 | レポート | 1年 |
2018年 | エスカパレード | 1年 |
2019年 | Traveler | 1年 |
別に遅くなってない。
KinKi Kidsの音源のみをコンプリートしたい場合に購入すべきCDリストの個人的まとめ(2017年12月1日現在版)
ファンクラブに入り熱心にライブに行く層ではないが、彼らの歌がとてもいいなあと思い、いまから音源をそろえたいと思った人(あんまり居なさそう・・・)用の買うものリスト。
ブックレット、ジャケット、映像特典、付録を度外視し、音源のみのコンプリートをめざす場合。
ライトリスナーはCDをそろえるだけでもけっこうな物量があるので、未CD化音源があることは承知しつつ、ひとまずDVDはライブ音源としてカウントしない。
入手容易さについてはほぼ考慮しない。誤記指摘歓迎。個人的まとめのため、ご購入の際には公式サイト等で再度ご確認下さい。
http://www.jehp.jp/kinki/disco/single/index.html
なお単なる楽曲リストははてなキーワードやWikipediaが見やすいはずです。
楽曲コンプリートの場合、アルバムは通常盤を買えば良い。レンタルもしやすい。
アルバム名 | 発売日 | 主な収録曲 | |
---|---|---|---|
1 | A album | 1997.7.21 | デビュー前のドラマ主題歌(#2, 4, 7, 9など)が収録されている。 |
2 | B album | 1998.8.12 | 「硝子の少年」〜「ジェットコースター・ロマンス」までのシングル収録 |
3 | C album | 1999.8.4 | 「全部だきしめて」〜「フラワー」 |
4 | D album | 2000.12.13 | 「夏の王様/もう君以外愛せない」 |
5 | E album | 2001.7.25 | 「ボクの背中には羽根がある」「情熱」 |
6 | F album | 2002.12.26 | 「Hey!みんな元気かい?」〜「solitude〜真実のサヨナラ」 |
7 | G album -24/7- | 2003.10.22 | 「永遠のBLOODS」〜「薄荷キャンディー」 |
8 | H album -H・A・N・D- | 2005.11.16 | 「Anniversary」「ビロードの闇」、メンバー共作「恋涙」 |
9 | I album -iD- | 2006.12.13 | 「SNOW!SNOW!SNOW!」〜「Harmony of December」、共作「futari」 |
10 | Φ | 2007.11.14 | 「BRAND NEW SONG」「永遠に」、共作「銀色 暗号」 |
11 | J album | 2009.12.9 | 「Secret Code」〜「スワンソング」 |
12 | K album | 2011.11.9 | 「Family〜ひとつになること」、「Time」 #14, 15は通常盤のみ |
13 | L album | 2013.12.4 | 「変わったかたちの石」、「まだ涙にならない悲しみが/恋は匂へと散りぬるを」 Disc1-#10, Disc2-#8は通常盤のみ |
14 | M album | 2014.12.10 | 限定発売だった「Glorious Days 〜ただ道を探してる」収録。Disc1-#7,12,14は通常のみ。Disc2はリアレンジのセルフカバー集 |
15 | N album | 2016.9.21 | 「鍵のない箱」〜「薔薇と太陽」 #11,13は通常盤のみ |
2017年12月のThe BESTの発売で、Single Selection I(2000年), II(2004年)は買わなくて良くなったはず。
アルバム名 | 発売日 | ベストアルバムでの初出・スタジオアルバム未収録曲 他 | |
---|---|---|---|
1 | 39 | 2007.7.18 | 愛のかたまり(1-#1), 雪白の月(1-#3), Music of Life(1-#11), HELLO(2-#8), いつも僕は恋するんだろう(2-#12),春雷(3-#7), 君のためのうた(3-#8), KinKi Kids forever (English version)(3-#14) |
2 | Ballad Selection(通常盤) | 2017.1.6 | White Avenue(#14), 道は手ずから夢の花 -20th Anniversary Ver.-(#15), 過去音源のリマスター済 |
3 | The BEST(通常盤) | 2017.12.6 | すべてのひとかけら(3-#15),Next to you(3-#16),過去音源のリマスター済 |
リストの番号は何枚目のシングルかを表す。A面はアルバムに収録されるので、音質の差など軽微な違いは考慮せず、アルバム未収録のC/Wがあるシングルのみ記す。またカラオケ音源も割愛。
初回・通常双方に収録されているアルバム未収録曲は通常盤の欄に振り分けるが、通常盤のみのC/Wがアルバム収録されており初回盤のみ追加購入すればコンプリートできる場合はそちらに統一する(例・22ndの通常盤C/W「雪白の月」はベストアルバム「39」収録のため、#2「ミゾレ」を入手したい場合は初回盤を手に入れられれば初回のみの#3「ユキノキャンバス」も入手できる)。
35thは現時点で3形態そろえないといけない唯一のシングル。
タイトル | 発売日 | アルバム未収録のC/W | |
---|---|---|---|
2 | 愛されるより 愛したい | 1997.11.12 | ひとりぼっちのクリスマス(#2) |
6 | やめないで,PURE | 1999.2.24 | BABY LOVE(#2) |
7 | フラワー | 1999.5.26 | 元気がくたくた(#2) |
13 | Hey! みんな元気かい? | 2001.11.14 | 見上げてごらん夜の星を※剛ソロ(#5) |
14 | カナシミブルー | 2002.5.2 | 生まれた時からのサヨナラを僕達は(#2) |
15 | Solitude〜真実のサヨナラ(初回) | 2002.10.23 | 太陽の扉(#2), 5×9=63(#3) |
16 | 永遠のBLOODS(通常) | 2003.4.9 | Funky Party(#2), その花を見るな(#3) |
17 | 心に夢を君には愛を/ギラ☆ギラ(通常) | 2003.6.18 | この恋眠ろう(#2) |
18 | 薄荷キャンディー(通常) | 2003.8.13 | ふたつの引力(#2), I(#3) |
19 | ね、がんばるよ。(通常) | 2004.1.15 | コハルビヨリ(#2), Sweet days(#3) |
20 | Anniversary | 2004.12.22 | Anniversary -20th. memorial version-(#2) |
21 | ビロードの闇(初回) | 2005.6.15 | 10 years(#3) |
21 | ビロードの闇(通常) | 2005.6.15 | Anniversary - Live at Tokyo Dome(#3) |
22 | SNOW! SNOW! SNOW!(初回) | 2005.12.21 | ミゾレ(#2), ユキノキャンバス(#3) |
23 | 夏模様(初回) | 2006.7.26 | NOASIS(#3) |
23 | 夏模様(通常) | 2006.7.26 | 星のロマンティカ(#2), いつでもどこへでも(#3) |
24 | Harmony of December(初回) | 2006.11.29 | Nothing but you(#3) |
24 | Harmony of December(通常) | 2006.11.29 | 孤独の街角(#2), さよなら(#3) |
25 | Brand New Song(初回) | 2007.4.25 | アプリシエ(#3) |
25 | Brand New Song(通常) | 2007.4.25 | Stay(#2), hesitated(#3) |
26 | 永遠に(初回) | 2007.9.12 | 夢幻ノスタルジー(#3) |
26 | 永遠に(通常) | 2007.9.12 | 旅路〜you're my buddy.〜(#3) |
27 | Secret Code(初回) | 2008.8.27 | strategie(#3), Secret Code〜KinKi you Live Version〜(#4) |
27 | Secret Code(通常) | 2008.8.27 | Fu Fu Fu(#2), ビターショコラ(#4) |
28 | 約束(初回) | 2009.1.28 | 旅立ちの日(#3) |
28 | 約束(通常) | 2009.1.28 | ユメハジメハナ(#2), Loving(#4) |
29 | スワンソング(初回) | 2009.10.28 | 深紅の花(#3) |
29 | スワンソング(通常) | 2009.10.28 | サマルェカダス(#2), 面影(#4) |
30 | Family〜ひとつになること(初回) | 2010.12.1 | Tears(#2) |
30 | Family〜ひとつになること(通常) | 2010.12.1 | me 〜地球のいろ(#2) |
31 | Time(通常) | 2011.6.15 | 灰色の花(#2), 君と僕のうた(#3) |
32 | 変わったかたちの石(通常) | 2012.1.11 | ナミダ 空に輝く(#2), 輪郭 -l'e contour d'amour-(#3), ユキムシ(#4) |
33 | まだ涙にならない悲しみが/恋は匂へと散りぬるを(初回) | 2013.10.23 | 雨虫(#3), 流星(#4) |
34 | 鍵のない箱(初回B) | 2014.11.12 | キラメキニシス(#2) |
34 | 鍵のない箱(通常) | 2014.11.12 | No More Tears(#2), blue new moon(#3) |
35 | 夢を見れば傷つくこともある(初回A) | 2015.11.28 | ちがう道、おなじ空(#2) |
35 | 夢を見れば傷つくこともある(初回B) | 2015.11.28 | 鼓動、千々に(#2), もう一度信じて(#3) |
35 | 夢を見れば傷つくこともある(通常) | 2015.11.28 | こたえ(#2), ココロがあったんだ(#3), Alright!(#4) |
36 | 薔薇と太陽(初回B) | 2016.7.20 | Unlock Baby(#2) |
36 | 薔薇と太陽(通常) | 2016.7.20 | Fall Dance(#2), 今の僕がある理由(#3) |
37 | 道は手ずから夢の花(初回B) | 2016.11.2 | マフラー(#2) |
37 | 道は手ずから夢の花(通常) | 2016.11.2 | Pure Soul(#2), パズル(#3) |
38 | The Red Light(初回B) | 2017.7.12 | 僕だけの椅子(#2) |
38 | The Red Light(通常) | 2017.7.12 | Shiny(#2), Million Secrets of Love(#3) |
そこそこ苦労してまとめたわりに、13th以降はほぼ全部買わないとそろわないのであった。ここ数枚は初回AにMVをつけてBと通常に固有C/Wというパターンが固定化している。
シングル1 - 明日が聴こえる/Children's Holiday(1998年1月21日)
ミニアルバム1 - People Of The World(1999年1月13日)
シングル2 - Next 100 Years(1999年12月22日)
シングル3 - I WILL GET THERE(2000年11月29日)
「アイカツ!」の音楽CDは2016年2月20日現在、OP/EDシングルが7枚、挿入歌シングルが7枚、挿入歌ミニアルバムが6枚、ベストアルバムが2枚、サウンドトラックが3枚、フォトカツコラボシングルが1枚リリースされている。(ショップ限定等は除く)
そして、そのCDのほぼすべてを滝瀬真代(M's disk mastering)氏がマスタリングしている。
オーディションシングル1 First Live! :山形カズヒロ(オフィス キング・クラフトサウンド)
オーディションシングル2 Second Show! :安藤義彦(アンズサウンド)
オーディションシングル3 Third Action! :安藤義彦(アンズサウンド)
オリジナルサウンドトラック アイカツ!の音楽!!01 :安藤義彦(アンズサウンド)
2ndシーズン挿入歌ミニアルバム1 Pop Assort :不明(クレジットに記載なし)
さて、『アイカツ!』の音楽CDはしばしば「音圧が高い」といわれる。
マスタリングが音質のすべてというわけではないのだが、この音圧の高さはマスタリングによるところが大きいといわれている。
実際のところ、アイカツ!の音圧の高さの指摘は、滝瀬氏のマスタリングしたものでよく見られるようだ。
「カレンダーガール」のイントロや、「魅惑のパーティー」などでははっきりとクリッピング、いわゆる音割れが聴き取れる。
大してオーディオにうるさくない私でもそこはきちんと把握できた。
私はすべてのCDを所持しているが、「アイカツ!の音楽は音圧が高い」……これはおそらく事実であるといって良いだろう(素人耳で聴く限り)。
ここで言及しておきたいのは、滝瀬氏以外がマスタリングエンジニアを務めたものについてである。
比べて聴いてみると、やはり音圧はそんなに高くないのである。
特筆すべきはサウンドトラックで、1枚目のサントラの音質は非常に良い。
明らかに群を抜いている。アイカツの中で、というよりもサントラ全体で見てもハイレベルだといえる。
OP・EDのTVサイズも収録されているが、当然カレンダーガールの音割れはない。
同じく安藤氏がマスタリングエンジニアを務めた「Second Show!」もなかなか質が良い。
わからないのが「Pop Assort」で、実はてっきり滝瀬氏の手掛けたものだと思って聴いていたのだが、クレジットに記載が無いと気づいてびっくりした。
音圧は確かに高いと思うのだけれど、誰か別の人の手によるものなのだろうか。……だとしたら自分の耳は全く信用ならないことになる。
ここまで滝瀬氏を批判するようなことを書いてきたが、正直な所、私は、氏は音圧に関する部分以外はかなりいい仕事をしているのではないかと勝手に思っている(素人耳で聴く限り)。
クリッピングによる音割れ、高い音圧、それを抜きにして考えれば、音のメリハリはちゃんとしているし、音場の広さも良好だ。(と思う)
筺体版・オンエア版のものとはかなり音づくりが異なっているので、音圧とかわからない人が聴けば普通に音質が良い、と思うのかもしれない。
「音圧バリバリじゃ全部台無しだよ!」との声が聞こえるが、まあ、うーん……
もちろん同じエンジニアでもCDによって質のばらつきはあるので、なんともいえない。
「うたバッジ」とは、日本ではメモリーテックが生産している缶バッジ大のオーディオプレーヤー「PLAYBUTTON」のアイカツ!オリジナル商品である。
音源はプリインストールのみで、筺体版・TV版のショートサイズ音源が収録されている。
CDには収録されなかった別ボーカルバージョンも収録されており、デザイン的にもかなりコレクター魂をくすぐる商品である。
さて、そんな「うたバッジ」、どうせおもちゃ程度だろ、という考えは甘い。
結構音質が良い。CD音質にはおそらく敵わないけれども、圧縮音源なりにきちんとした音を出す。
CDに劣っていると感じるのは低音域・高音域のパワーが弱い点くらいで、別に音が潰れていたりカットされていたりというのは特段感じない。
そして、マスタリングはメモリーテックのスタジオで行われており、音圧も特に高くはなく、ボーカルがはっきりとして、全体的に音場の広く聴きやすい音づくりになっている。
……気がする。
こんなにぐだぐだと書いて、完全に思い違いによるものだとしたら恥ずかしいが、個人的な音質についての感想はこんな感じである。
年と性別は察してください。思い出しながら、自分の音楽遍歴を書く。
姉が19のファンクラブにいた影響で、19を聴き始める。真面目に音楽を聴き始めたのはたぶんこれが最初だ。あとは、姉が定期的にヒット曲のCDをツタヤで借りていたので、それをちょいちょい聞いてみるなどしていたが、ヘビロテしていたのは19だった。朝早起きして「音楽」をリピートしながら勉強するのが楽しかった。
中学生の自分にとって326の歌詞はやたらと心地よく、将来は作詞家になりたいなどと本気で思ってしまっていた。
ひょんなことからブルースハープを始めることとなり、その関係でゆずを聴き始める。ゆずのブルースハープのパートはハーフベンドができれば大体の曲はコピー出来るので、ゆずのCDと一緒に楽譜も買い漁った。なお、ギターはFコードをうまく押さえることが出来ず断念している。ブルースハープをやっていくうちにハイロウズと山崎まさよしもちょいちょい聴いていたが、ヒロトは化物だと思った。個人的にはボディは木より樹脂のほうが好き。
また、やはり姉がミスチルのベストをツタヤから借りていたので、その影響で自分もミスチルを聴き始める。ファーストから最新までのフルアルバムとミニアルバムを全部借りて聴いていた。桜井和寿は天才だと思った。
椎名林檎は、中学時代から姉がCDを持っていたので、その影響で聴き始めた。当時好きだった女の子も林檎が好きだったので、相乗効果でやたらと聴きまくった記憶がある。虐待グリコゲンとか発育ステータスとかツアーメンバーにバンド名をつけてるんだぜ!って自慢気に高説を垂れていたので、今思えばとても恥ずかしい。あと、「一期一会」を聴いて、スピッツもちょっと聴いていた。「花鳥風月」と「フェイクファー」でお腹いっぱいになった。
ゴイステは、当時やっぱり童貞ソー・ヤングが流行っていたので、「さくらの唄」をヘビロテした。捨て曲がまったくない!と思った。峯田最強だぜ!って思った。
ちなみに、ゆず/ミスチル/林檎(事変)/ゴイステのヘビロテは、大学の2年くらいまで続く。
どうでもいいが、受験シーズンはなぜか大塚愛にドハマリしてファーストのPretty Voiceをヘビロテしていた。
先にも書いたが、当時はやたら大塚愛が流行っていたからか、可愛かったからか分からないけど夏ぐらいまで大塚愛をヘビロテしていた時期があった。ただ、夏が過ぎたら飽きた。
大学に入ってからは、CDだけではなくライブDVDにまで手を広げるようになっていた。当時は桜井和寿がBank Bandでライブなどをやっていて、ライブDVDを傷だらけになるほど見た記憶がある。東京事変のライブDVDも見まくった。透明人間を見て、ヒイズミすげーってなってた。そこからPE'Zを聴くようになった。
バンプは、先輩が聴いていたからだと思う。ヒット曲バシバシ飛ばしているのに厨二くさい歌詞と曲が、遅れてやってきた中二病患者の自分にとっていい感じでマッチしていたと思う。ただ、ユグドラシルより後あたりから、なんか曲がポップになってやる気がなくなっていった。
ちょっと前に遡るが、ピロウズ15周年だかでコンピレーションアルバムを出したときにミスチルも曲を提供していて、久々に聴いてみたらStrange Cameleonいいなあ、おっ、ベスト出てんだ、んじゃそれ借りて聴いてみようってなったのが最初だったと思う。ベストなんで良い曲ばっかりなのは当たり前だよね。いろいろなアルバムを借りては聴いてを繰り返した。個人的には巴里の女性マリーが好き。
音速ラインは、ナツメが良かったのでちょいちょい聴いてた。ジャケットが盗作じゃねーのって噂にはなっていたけど、そんなのはどうでもよく、逢いたいを聴きながら手塚治虫のMWを読んでいた。
銀杏は、そもそも忘れていた、っていうのはある。銀杏のアルバムが出てから何年か経ってたけど、峯田が新バンド!?んじゃ聴いてみよう、ってなってた。冬の寒空に東京をヘビロテしながらタバコを吸っていたのは本当に良い思い出だった。
あとは、スキマスイッチ/レミオロメン/7188/エルレ/テナー/ART/ブランキー/アジカン/ミドリカワ/時雨など、数えたらきりないけど、なんかそこらへんの所謂ロキノン系をいろいろ聴いて回ってた。十把一絡げにロキノン系で括るのは良くないかもしれないけど、なよいロックでインディーズから上がってきたのはだいたいロキノン系でいいんじゃないかなって今でも思っている。
この頃からだんだんとマイナーなバンドばかり聴くようになったため、メジャーどころはあんまり聴かなくなっていった。
「とりあえずガッツリ邦楽を聴いてから洋楽に行こう!」というなんだか良くわからない縛りを設けて音楽を聴いていた。
きっかけは忘れたけど、どこかの動画でミドリを発見して、後藤まりこYABEEEEEEってなったのが春先での出来事だったと思う。アドレナリンがヒルルク状態のままわりとすぐにライブハウスに赴き後藤まりこを生で見た。パンツが見えるとか見えないとかはわりとどうでもよかった。山本直樹画のTシャツをわりと愛用していたけど、大学卒業と同時に処分してしまった。もったいない。このあたりから、「ライブに行く」というのをちょいちょいやるようになる。
向井については、ちょうど向井秀徳が大好きな烈海王そっくりな奴がいたので、その影響でちょいちょい向井秀徳バンドのCDを聴いて回った。その関係でイースタンとかブッチャーズとかをヘビロテして回った。当時の心境を振り返ると、「アジカン?イースタンと向井のパクリじゃねーか!」というひっじょーに恥ずかしい理論を脳内で展開しており、脳内で展開するだけならまだしもmixiで毎日のように「◯◯はすごい、☓☓はクソ」といった日記を書いていた。すんごい恥ずかしい(ちなみに今はもう退会済み)。今思えば、イースタンもブッチャーズもナンバガも、夏の日の午後とか7月とか透明少女とかすっごいヘビロテしたし人にも勧めたい曲はちょいちょいあるのだけど、アルバムを通しで聴くとすっごいダレる。
どう贔屓目に見てもクッソ痛々しい中二病患者のクソ理論をmixiで展開しつつmixiで情報を拾うという蛇が蛇を食うような生活をしていたある日、ゆらゆら帝国を知ることとなる。経緯は忘れたけど、mixiで「このバンドがおすすめ」みたいなコミュがあってそこから知ったと思う。はねるのトびらにゆら帝の曲が使われていたのは、ゆら帝をちゃんと聴き始めてから知った。メタルとかフュージョンみたいにバカテクではないけど上手い演奏、なんだか良くわからない歌詞と歌、耳をつんさくギター、そして一グラムも人気になろうと思ってないルックスとビジュアル、どれもがやばくて、深夜、学校帰りに「なましびれなまめまい」の星になれたをアホみたいにリピートした。数年に1回くらいのペースで亀川ベースがすっごい変態的になるイメージだった。
もうここまで来ると流れがお分かりかと思うが、亀川千代が灰野敬二にそっくり、という流れから灰野敬二もちょいちょい聴き始める。「わたしだけ?」の捧げるが個人的にはスーパーフェイバリットなのだが、試しに友人に聴かせてみたら大不評であったため、このあたりから自分の音楽の趣味を人に言わなくなる。
そしてCasiopeaだが、亀田誠治って本当に上手いよね。って思っていたのだけれど、2chのスレを漁っていたら、もっと上手い人がいるんだ!?ってなって、どうやらこのテのスレで頂点に君臨するのは櫻井哲夫で、彼はCasiopeaのベーシストらしい、という流れでCasiopeaを聴き始めたのだった。だが、最初に見た動画はライブ中満面の笑みでチョッパーを連発しつつ客席に乱入する変なおじさんだった。このあたりから、所謂「フュージョン」というジャンルに手を染め始め、Jaco Pastoriusに出会うこととなる。
並行してなんかロキノン系もちょいちょい聴いてたけど、もういいや書くのめんどくさい。ベボベの例の動画からヤマジュンを知ってヤマジュンパーフェクトを買ってしまったのが大学生時代最大級の黒歴史ではないかと思う。
当時ジョジョを読んで、なぜか四部だけのスタンド名の元ネタバンドのアルバムを聴きまくった時期もあった。
あと、相対性理論の自主制作盤を買ったけど、見た目がすごくしょぼいCD-Rで、数年後売ろうとしたら「売り物なのか自分で作ったのかこちらでは判別出来ないから買い取れない」と言われたのは良い思い出だ。
Jaco Pastoriusについては多くは語らない。件の烈海王がやたらプッシュしていたので、聴き始めた。彼については、Weather Reportに加入するときも超上から目線で「君の音楽すごく良かったYO」「俺は世界最高のベーシストなんだZE」と言って門前払いされたのは最高にロックだと思う。その関係で、Sex PistolsとかJoy Divisionとか早世アーティストのバンドをやたらヘビロテしていた。
ゆらゆら帝国と灰野敬二は引き続き聴いていたが、ゆらゆら帝国はどうも昔のバンドのごった煮らしいぞという情報をキャッチしたので、このあたりからクラウトロック/プログレ/USパンクやらに傾倒していった。MagmaとかAmon Düülとかいろいろ聴いて、CANはすごくいいぞ、ってなって、当時海外で生活していたけども、ずっとCANの「Tago Mago」と「Ege Bamyasi」を聴きまくっていた。ダモ鈴木を愛でまくっていたし、けいおんのMMDでCANのPaperhouseとか出来ねーかなとか思ったものである。Thiefをヘビロテしながら就活して回った。
当時はやたらとけいおんが流行っていた。けいおんのメンバーはだいたい実在するミュージシャンの名前をもじったものであることは周知の事実だが、HTTのモデルであるP-MODELは知らなかったので、その絡みでP-MODELとヒカシューとPlasticsが競演している動画を見て、ヒカシュー、というか巻上公一YABEEEEEEってなって、オーガス02などを見て、アニメにハマり始めた。あと、テクノ御三家ってことで、YMOもちょいちょい聴き始めたのがこの頃だったと思う。
なぜ古代祐三にハマり始めたのかは詳しくは覚えていないけど、確か世界樹のサントラ動画を見たのが最初だと思う。そこからイース→ソーサリアン→スキームなどといろいろ聴いて回った。並行してファルコムのゲーム音楽にもハマっていったのを覚えている。
バレスタイン城の埼玉最終兵器アレンジのイントロがStratovariusのHunting High And Lowにそっくりとか、偉大なる試練がYngwie MalmsteenのFar Beyond The Sunのモロパクリであるなどといった理由から、ちょいちょいメタルを聴くようになる。
特に事故前のインギーのJet to Jetは本当に圧倒的で、音の弾幕がすごくて、なんだろうこの人、なんでこんなにいろいろ弾けるんだろう、すごいなあって思った。そんなある日のこと、たまたまハンターのアニメを見ていたらEDが思いっきしメタルで、バンド名もGalneryusで「あっ…」てなったりした。バイオリンの名前がバンド名って絶対メタルだよね。
そんなに数は多くないし、XとかIRON MAIDENとか超メジャーなところは意図的に避けてたけど、所謂ネオクラとかメロスピとかにカテゴライズされるバンドをちょいちょい聴くようになった。特にガルネリはANGEL OF SALVATIONあたりから入っていって、Silent Revelationを聴いたら「あれっ、ハンターの人じゃない」ってなって、YAMA-B超SUGEEEEEEってなってちょいちょいコミケでYAMA-BのCDを買うようになった。ジョジョ四部の主題歌はYAMA-Bやってくれないかなって今でも思う。
Jet to Jetの動画を漁っていたら、横山やすしみたいなおっさんが歌を歌ってるぞ!となり、Alcatrazzにハマった。比較的クリアなハイトーンボイスに慣れていた自分にとってグラハム・ボネットのだみ声は最初はハマらなかったけど、聴くうちに良いと思えるようになった。
やっぱり多くは語らないけど、「メタルといえば革ジャン」みたいな風潮にあって横山やすしみたいなリーゼント+スーツ+グラサンで自分を貫き通したところが最高にロックで、聴けば聴くほどハマる声と合わせて、最近のフェイバリットになっている。
振り返ってみると、なんかいろいろな音楽を聴いているなあって自分でも思った。ただ、mixiでクソ理論を展開しまくっていた黒歴史と相まって、自分の音楽の趣味をあまり人に語らなくなったし、ライブにもいかなくなったけど、かなり前から動画で気に入ったらアルバムはレンタルせずにお店かiTunesなどで買うというサイクルは徹底しているため、数多のミュージシャンに対して幾ばくか活動の足しにはなっていると思う。
これからどんな音楽が自分を待っているのか楽しみでしょうがないのです。
あれから、とりあえずカレンダーガールと、2期?のシングルとミニアルバムを全部入手した。
たぶんステージ曲はオトナモードとストレンジャーエイリアンとハッピィクレッシェンド以外網羅してることになるのかな?
好きな曲はヒラリ/ヒトリ/キラリ、カレンダーガール、硝子ドール、Dance in the rain、オトナモード
アニメもちゃんと見てないし、ゲームも本格的には未体験だけど、とりあえずにわかアイカツおばさんしています。
で、これからどうしようかと思って、ちらっとアニメのダンスシーン見て見たけどすごいな。ちゃんと個人個人でダンスの癖があるのが。
93話のダブルエムのオトナモードで、みくるはゆるっとした踊り方なんだけど、美月さんはキレッキレでちょっと笑っちゃった
あと自分は天秤座なんだが風沢そらさんのステージと衣装と曲が独特すぎて、今子どもだったら「もっと可愛い方が良い」とごねてたかな、と思った。
今は大人なので大好きです。全体的に、中東? インド? 幻覚? で 大丈夫? お香だよね? 危険ハーブじゃないよね? な感じがたまらない。
元ネタ http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
まあ、どのくらいの数の Syrup16g オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない Syrup16g の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、Syrup16g のことを紹介するために覚えるべき10の曲を選んでみたいのだけれど。(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に Syrup16g を布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、オタ度の高い未発表曲などは避けたい。できれば CD 収録曲、かつ Syrup16g 名義の楽曲にとどめたい。生還ライブで「赤いカラス」は演奏したと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。そういう感じ。
彼女の設定は
邦ロック知識はいわゆるメインストリーム的なものを除けば、ART-SCHOOL などのバンド名程度は知ってる
メンヘラ度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「Reborn 以前」を濃縮しきっていて、「Reborn 以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。生還一曲目だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず桜井和寿にならず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな Syrup16g(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「Syrup16g オタとしてはこの二曲は“ロック”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種の鬱ロックバンドオタが持ってる青春への憧憬と、Syrup16g オタ的な行き当たりばったり感を彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも Syrup16g な
の二点をはじめとして、オタ好きのする要素を世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを聴いた彼女は「フジくんだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これがフジくんきっかけのファン内では大人気になったこと、キレイになって透き通って、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり Syrup16g はメンヘラのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「手首」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける五十嵐の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも6分44秒、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その前半の雑音部分を「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
正常の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれがベストアルバムやライブだったらきっちり5分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて6分44秒を作ってしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ五十嵐がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。武道館ライブでのキタダマキの弾き狂う姿も合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で Free Throw 現物見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
Copy よりも前の段階で、五十嵐の曲作りとか言葉選びとかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がミニアルバムでこの時代に収録されていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく Syrup16g 好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆる「動脈」「静脈」でしか Syrup16g を知らない彼女には聴かせてあげたいなと思う。
五十嵐の「シャッフル」あるいは「軽快さ」をオタとして教えたい、というお節介焼きから聴かせる、ということではなくて。
「終わらない開き直り人生を生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ武道館ライブ最終曲は昇華Tシャツ以外ではあり得なかったとも思う。
「生きづらい日常を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源は実弾にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう寝不足感のあるアンニュイなロックをこういうかたちでギターも持たずに演奏して、それが非オタに受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9個まではあっさり決まったんだけど10個目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に翌日を選んだ。
Reborn から始まって翌日で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、生還ライブの締めとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10個目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。
second lifeを卒業してはや3年。
やってる間よく聴いていたとか増田の経歴なんてどうでもいいな、中略!
最近ニコ動のキーワードでchouchouがランキング1位になってて「ん?」と思って見たらやっぱりあのchouchouだったー!
そして久しぶりに聴いてたら耳が幸せになったので!恥ずかしげもなくノリノリでオススメしちゃおうと思いましたまる
chouchouは音楽はもちろんPV、プロデュースとなんでも自分達でこなし、果てはJASRACも通さず著作権管理まで自分達でやっているユニットです。
仮想世界と言う国境のない世界で活動し、人種問わずの国際的評価を得ています。楽曲が海外の映画で採用されたこともあります。
インディーズながらハイセンスで完成度の高い作品を生み出し、口コミでじわりじわりと広まって知る人ぞ知る存在となっています。
ですが知名度はまだまだ低く、こんなもんじゃないと今回筆を取りました。
というわけでいきなり先ずは私をハイにさせている曲の紹介です
◆cloud 9
http://www.youtube.com/watch?v=hJLSHce3ugU
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16824961
chouchouはいろんな曲調、アレンジ、表現に挑んでるユニットですが、これまたいいエレクトロ!
PVの素材もまた素敵で、フワフワと高速トリップ出来る感じが半端ないです。
iTunesでも買ったけどついついニコ動でPVごとループさせてしまう曲です。
続きましてはchouchouの原点と言うかスタンダードなイメージの曲です
◆coma
http://www.youtube.com/watch?v=X5NZYgCbpBk
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2122474
ピアノベースの曲にウィスパーボイスで織り成す不思議な世界観。
PVに仮想世界を使ってその世界観を演出するのもこれぞ原点!と言った曲です。
そしてそんな原点からの変貌を告げた曲
◆neverland
http://www.youtube.com/watch?v=Jh1KtgFwhg0&feature
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9485583
ファンの間で根強い人気を誇る評価の高い一曲です。
映像はchouchouではなくtadakumaと言う方が撮影、編集されたライブ映像です。
tadakumaさんはsecond life内でいろんなアーティストのライブ映像等を
撮影されてる方でchouchouとの絡みも多く、ライブ映像が流れたらtadakumaさんだと思ってください。
尚ニコ動のchouchouで度々表示される静止画は歌い手のjulietさんデザインのジャケ写です。
◆空知らぬ雨、空に知られぬ雪
http://www.youtube.com/watch?v=-v_MFka2UC0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16608928
常に新たな音を求めて止まないchouchou。
それ故に様々な音に取り組み、一曲一曲をその集大成といった形で聴くことが出来ます。
そんな変化の道中、優しい和の一曲です。
ピアノの旋律に心洗われるインストゥルメンタル曲
◆R.I.P
http://www.youtube.com/watch?v=D81Zj7hAtp0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9485336
そのピアノで仕上げたインストゥルメンタル曲もちょくちょく作られています
これがまたいい曲、素敵なBGMになる旋律が多くオススメです。
初の実写PVを採用!曲調も逆に珍しい普通のJ-POPを意識した一曲
◆anemone
http://www.youtube.com/watch?v=11TcH-abToU
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12896656
ライブ会場の作成やらPVの作成やらジャケットのデザインやらと、
音楽以外もやたらと光るところのある2人です。
ニコ動でニコニコインディーズのアルバム企画「&」に参加!
http://www.youtube.com/watch?v=HY3K1pedtmM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14044276
果たしてchouchouはニコニコインディーズなのか?といったものはさておき、
企画のお陰もあってニコ動ではこの曲が1番人気となりました。
突如現れたハイセンスな一曲(PV含む)に度肝を抜かれた人が多かったようです。
もともとニコ動でも投稿してましたが、なかなか公に陽の目を見ることはありませんでした。
曲調としてはダークでクールな一曲。これまでとはまた一味違うchouchouを見ることができました。
◆LUNARIA
http://www.youtube.com/watch?v=jW4txpRbDKs
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20694938
つい先日発表されたばかり、4/25日リリースの新曲です。
新しすぎてまだiTunesには並んでませんが、PVと一緒に楽しんでください。
連続リリースと言うことで来週には新たな曲がニコ生及びUstreamで公開されるようです。
ニコ生 http://com.nicovideo.jp/community/co233568
Ustream http://www.ustream.tv/channel/channel-chouchou
様々なスタイルの曲を紹介するという趣旨から曲紹介以上となりますが、省いた名曲数しれず。
TRICKERとかSign 0とかAve Mariaとかetc…
気に入ったらぜひいろいろ聞いてみてください。
原点から見て多様に変化しつつセンスにさらに磨きをかけていたことに驚き、衝動的に増田りました。
知らない人が圧倒的大多数でしょう。
それじゃもったいない!と思いました。
もっとたくさんの人にこの音楽を知って欲しく書きなぐりました。
◆Mement Mori
http://www.youtube.com/watch?v=lLhwstdPbNQ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10951724
chouchouの真骨頂、自分たちの世界観を仮想世界で表現したPVです。
流石に大掛かりなので仲間の手も借りて作りますが、ベースとなるデザインは歌い手のjulietさんが手掛けます。
神聖かまってちゃんというバンドを知ったのは、おそらく、二年ぐらい前だったと思う。インターネットを徘徊していたとき、あるブログで神聖かまってちゃんというバンドを知ったのが最初だった。神聖かまってちゃんに対して最初に関心を持ったのは楽曲ではなく、ボーカルのの子が配信していた路上での突飛なパフォーマンスだった。渋谷の駅前で大声を上げて歌っている様子を配信している動画だったと思う。それをきっかけに神聖かまってちゃんというバンドに興味を持つようになった。「23歳の夏休み」という曲をYouTubeで聞いてみた。青春への鬱屈した感情がノイズにまみれたポップでキラキラしたメロディにのって流れてきて、僕はたちまちこのバンドの虜になってしまった。
神聖かまってちゃんを好きになったのは、曲が世の中を上手に渡っていけない人間の目線で作られていたからだ。
「どうしようもないだろうね どうにもならないだろうね」(黒いたまご)
「男にも女にもなれやしない 僕だから 髪型も生き方もロックしたい」(自分らしく)
僕は、全能感にあふれた前向きな歌や、「会いたい」を連呼する恋愛ソングを聞いても共感できなかった。僕は何をやってもうまくいかない無能な人間で、抱きしめる相手もいないからだ。だからこそ、勝者のための音楽の世界では救われない人間にスポットライトを当てている神聖かまってちゃんを好きになった。
公式HPからダウンロード出来る曲は全てダウンロードし、ミニアルバムをすぐ買った。その後出たシングルも予約して発売日に買った。ミニアルバムやシングルは正直あまりいい出来ではないと思ったけど、お布施ぐらいの感覚で買ったのでしょうがないと思いもっぱら公式HPからダウンロードできるデモ音源を聞いていた。
それから暫く毎日公式HPやバンドがやっているニコニコ生放送をチェックするほど熱心に入れ込んでいた。毎日電車の中で聞いていた。神聖かまってちゃんの名前をインターネットや音楽雑誌で見かける頻度がだんだんと高くなってきているように感じていた時、突然メジャーデビューが発表された。僕はバンドが変わってしまうのではないかと不安になった。
変わってしまう前の姿を見ておきたいと思い、何度かライブに足を運んだ。グダグダな演奏やMCも含め、ステージ上の彼らは輝いて見えた。僕が知っている神聖かまってちゃんの姿で安心した。観客がたくさんいて、人気あるんだ、と思ったのを覚えている。
時は流れ、メジャーデビューアルバム「つまんね」と「みんな死ね」が発売された。発売日に、今は亡き渋谷のHMVで「つまんね」「みんな死ね」を聞いた。中途半端な出来だったミニアルバムとシングルに比べ、スタジオアルバムとしてきちんと完成していて、驚いた。しかし、綺麗でまとまった音に、荒々しいノイズの混ざったデモ音源を聞いた時に感じた感情の高ぶりや共鳴を感じることはできなかった。なにか違うと思って結局CDを買わずに帰った。
断続的に曲が発表されるたびにチェックしていたが、曲調や歌詞はどんどん前向きなものへと変わっているように思え、自分との距離が広がっているように感じた。それから、あれほど好きだった神聖かまってちゃんの曲を聞くことが減っていった。
メジャー行くまでは良かったんだけどな……ヴィレッジヴァンガードを好むサブカル気取りが言ってそうなことを思うようになり、だんだんとバンドに対する気持ちは薄れていった。そんなに好きではなくなった理由は、全く成長しない自分の、成功への嫉妬のかもしれない。バンドの方は今ではすっかり有名になってアルバムがオリコンにチャートインしたり有名なアーティストとコラボしたりしているようだ。自分が童貞のままなのに気づいたら友達が童貞捨ててた、みたいな感じなのかな。
僕にとっての神聖かまってちゃんの一番の魅力は、後ろ向きな感情と前向きな感情が絶妙なバランスで混在している所だった。バンドの作詞作曲を手がけているの子には幸せになってほしくなかった。感情がほとばしったような荒々しいサウンドで叫ぶどす黒い感情からにじみ出る、幸福への渇望感が好きだったのだ。成功し、幸福を手に入れてしまったら、生まれる音楽はそこら中に転がっている前向きな歌や恋愛ソングと一緒になってしまう。
今はこのバンドが好きなのか嫌いなのかよくわからなくなってしまった。昔ほどの熱意はないにしろ、昔良く聞いていた曲は今でもたまに聞く。この文章を書いて読み返しているうちに、一方的な思い入れがこじれているだけのように思えて気持ちが悪くなってきたので、このあたりで書くのをやめて、The SmithsのThis Charming Manを聞こう。
の子(Vo, G)、mono(Key)、ちばぎん(B)、みさこ(Dr)の千葉県在住メンバーからなるロックバンド。の子による2ちゃんねるバンド板での宣伝書き込み活動を経て、自宅でのトークや路上ゲリラライブなどの生中継、自作ビデオクリップの公開といったインターネットでの動画配信で注目を集める。
2009年には1600組の応募バンドの中から選ばれ、一般公募枠で「SUMMER SONIC 09」に出演。2010年3月に初のCD作品となるミニアルバム「友だちを殺してまで。」を発表した後、ワーナーミュージック・ジャパンと契約し、2010年12月にメジャーレーベルのワーナーから「つまんね」、インディーズレーベルのPERFECT MUSICから「みんな死ね」という2枚のアルバムを同時リリースした。
2011年4月にはバンド史上最大規模の会場となる国技館ワンマンライブを行う予定だったが、東日本大震災の影響により中止に。これを受け、4月から6月にかけて全国8都市を回るフリーライブツアーを敢行した。同年8月31日に4thアルバム「8月32日へ」を発表。子供の頃の暗い記憶やニートの抱える不安な感情などを美しいメロディに乗せた楽曲、予測のできない破滅的なライブパフォーマンスでファンを増やし続けている。
だそうです。
このインタビューはよく出来ているので、気になったら読めばいいと思う。
http://natalie.mu/music/pp/kamattechan
彼――「の子」という名前なのだが――かまってちゃんについて語られるとき最も話題にされるのは、
やはり「彼は本物なの?」「それとも演技なの?」ということだろう。
だが重要なのは、「頭がおかしいからあんなライブをやっているのではない」という点である。
あれ自体はあくまでパフォーマンスなのだ。
ちょっとの計算に、感情の高ぶりがプラスされて、暴れているだけだ。
かまってちゃんのファンはそこのところをよく弁えている(はずだ)。
たとえば、ライブ映像(ネットに無料でアップされている)なんかでは、
観客席にダイブしたのに受け止めてもらえず頭を打ったり、
ギターを壊そうとして壊せなかったりしているところが見られる。
ライブ終了時にぺこぺこと頭を下げたりもしている。
「かっこいいことを言おうとして思いつかなかったんだな」みたいなこともある。
はっきり言ってカッコ悪い。
でもときどき本当にカッコいい。
ファンはそんな「の子」を愛している。
このあたりの感覚は、各種配信(ネットに無料でアップされている)を観て、
もちろんファンでもない人に「分かれ」とは言わないが、
表面的に「基地外かっけー!」と言って騒いでいるのではないということで。
これが「原作」となる。
の子の意図が完全に反映されているし完成度も最も高い。
次に配信。
自宅でのなんでもない会話、移動中の暇つぶし、
とにかくなんでもネット配信、
その次にライブ。
極論を言えば、「神聖かまってちゃん」というバンドは、の子の曲をライブで演奏するためのものでしかない。
インタビュー等を読むと、なんとかライブで「原作」の再現をしようと努力していることが伺える。
逆に、の子は「バンドは俺のものじゃない」みたいなことも言っていて、
その次がCD。
漫画のアニメ化と同じく、原作ファンが憤慨することしきりである。
というか、の子本人が「あんなの買うな」って言ってるし。
そしてTV出演。
の子本人は「有名になったら嬉しい」と言っているので、テレビには知名度を上げる目的で出ているのだろう。
ただ、ライブ形式ならともかく、観客がいないところで「良い演奏をする」などとはあまり考えていないように思う。
MUSIC JAPANに出演したときは、前日にニコ生で何をやるかを募集して、
「桑田佳祐のモノマネ」とか「ワンピースの黒ひげの真似」とか言ってたようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=kWV7UfYYLVk
プロ失格?
代表曲『ロックンロールは鳴り止まないっ』。
http://www.youtube.com/watch?v=U5M9v0nrl0c
http://www.youtube.com/watch?v=ZD0Lk-urGiM
明るい曲調と歌詞の『美ちなる方へ』。
http://www.youtube.com/watch?v=TC53gvkPwhQ
「死にたいな」と「もう嫌だ」のコーラス『天使じゃ地上じゃちっそく死』。
http://www.youtube.com/watch?v=8eFNC3hLkNw
インストゥルメンタル「夜空の虫とどこまでも」。
http://www.youtube.com/watch?v=P3PrTiZa16Q
このあたりが分かりやすくて良いんじゃね?
改変元→http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
まあ、どのくらいの数のハロヲタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ハロヲタではまったくないんだが、しかし自分のヲタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない最近のHello!Projectの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、最近のハロプロを紹介するために
聴かせるべきシングル10枚を選んでみたいのだけれど。
(要は「宇多丸のマブ論」の正反対版だな。彼女にアイドル世界を布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、経済的に過大な負担を伴うイベントDVDやコンサートDVDまでの言及は避けたい。
できればマキシシングル、例外としてミニアルバムも可としたい。
あと、いくらハロプロといっても古びを感じすぎるものは避けたい。
市井ヲタが『青いスポーツカーの男』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じなので、2003年以降の作品に限った。
彼女の設定は
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「辻加護卒業以前」を濃縮しきっていて、「辻加護卒業以後」と「久住加入以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。2もあるし。
ただ、ここでヲタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、ヲタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「ヲタクが考える一般人に受け入れられそうなユニット(そうヲタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ハロヲタとしてはこの二つは“混成ユニット”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のアイドルヲタが持ってるアダルトなエロスへの憧憬と、あき竹城監修のクチャーズ的な衣装へのこだわり((そんな事実はない))を
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもつんく♂な
の二人をはじめとして、ヲタ好きのする仕草を振り付けにもちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを聴いた彼女は「ビーチボーイズだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これが美貴ヲタでは大人気になったこと、
美貴ヲタならこれがミリオンになって、ハロプロ大復活の原因になってもおかしくはなさそうとすら思っているのに、
キッズヲタにこういう感性が理解されないこと、なんかを非ヲタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりハロプロは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「Buono!」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるnkskの思いが好きだから。
断腸の思いで雌伏の時期を経てそれでもイマイチ意味不明のユニット、っていう不遇さが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「キッズオリメン」ということへの諦めきれなさがいかにもnksk的だなあと思えてしまうから。
nkskのダンスを俺自身は最高とは思わないし、まだ伸びしろはあるだろうとは思うけれど、一方でこれが
夏焼雅や鈴木愛理だったらきっちり一万枚は売ってしまうだろうとも思う。
なのに、がきさん・みっつぃー・nksk・ちさとでユニットを作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないハロヲタ」としては、たとえnkskがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今のキッズヲタで安倍のシングルもチェックしてる人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
キッズ発表を含むハロマゲドンよりも前の段階で、つんく♂の哲学とかアイドル理念とかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がセールス的に振るわなくてもこの時代にもリリースできるんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくハロプロ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる黄金厨的視点でしか安倍なつみを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
嗣永桃子の「尻」あるいは「キャラづくり」をヲタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない青春を毎日生きる」的な感覚がヲタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ2007年SSAでのBerryz単独コン「桜満開 Berryz工房ライブ?? この感動は二度とない瞬間である!」のクールダウン用VTRは本作所収の「ありがとう! おともだち」以外ではあり得なかったとも思う。
「青春化した30代を生きる」というヲタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「ヲタクの気分」の
源は「ありがとう! おともだち」にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう女は早起きして薄化粧くらいしとけ風味の恋愛をこういうかたちで歌詞にして、それが非ヲタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に℃-uteを選んだ。
娘。から始まって℃-uteで終わるのは全然収まりはよくないんだろうけど、℃-uteのメジャーデビューとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。℃-uteに全く触れないわけにもいかなかったし。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
サンプリングネタ『アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本』
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
あまりにも流行りすぎてるので便乗・・・
まあ、どのくらいの数のヒップホッパーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ラップオタではまったくないんだが、しかし自分の悪趣味節を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない母国語ライムの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
JHIPHOPのことを紹介するために聴かせるべき10枚を選んでみたいのだけれど。
(要はブラストベストディスクの正反対版だな。彼女に日本語ラップを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うような80分アルバムは避けたい。
できればミニアルバム、長くても60分にとどめたい。あと、いくらBBOY的にクラシックといっても古びを感じすぎるオールドスクールは避けたい。
佐々木士郎が『建設的』(1986年)は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ヒップホップ知識はいわゆる「R&B系」的なものを除けば、ケツメイシ程度は聴いている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
『人間発電所 プロローグ』(BUDDHA BRAND)
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「さんピン以前」を濃縮しきっていて、「黒船以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さもミニアルバムだし。
ただ、ここでILLトーク全開にしてしまうと、彼女との関係がBEEFになるかも。
このサンプリング過多な作品について、どれだけさらりと、普通にならず並すぎず、
それでいて必要最小限の韻踏みを彼女に伝えられるかということは、
B側の「真の空間処理能力」の試験としてはいいSHITだろうと思う。
『ONLY FOR THE MINDSTRONG』(THA BLUE HERB)、『緑黄色人種』(SHING02)
アレって典型的な「ラップオタが考える一般人に受け入れられそうなヒップホップ
(そうヘッズが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
それを彼女にぶつけてアンサーをみるには一番よさそうな皿なんじゃないのかな。
「オタとしてはこの二つは“ポエトリー”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
空からの力(キングギドラ)
ある種の日本語ラップフェチが持ってるニューヨークへの憧憬と、オアプロデュースのネタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもギドラ的な
の二人のB好きするMCしかいないのが、紹介してみたい理由。
『理由』(K-DUB SHINE)
たぶんこれを聞いた彼女は「お経だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
これの中の1曲がデブラージの逆鱗に触れたこと、9分以上の曲でDISられたこと、
それが引き金になって若手から大御所にいたるまで一斉にケーダブDISをはじめて、その結果シーンに変な連帯感が生まれたこと、
『EGOTPIA』(RHYMESTER)
今の若年層でドクタールーパーを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
さんピンよりも前の段階で、宇多丸(SHIRO)の哲学とかDのライム技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がDA.YO.NE.の裏でこの時代につくられていたんだよ、というのは、
別に俺自身が早稲田に入れなくとも、なんとなくFG好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるキングオブステージ以降でしかライムスを知らない彼女にはきかせてあげたいなと思う。
『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
「やっぱりHIPHOPは不良のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「街風」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける8人plusαの思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも1時間20分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもBBOY的だなあと思えてしまうから。
ニトロファーストの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、
一方でこれがMUROやツイギーだったらきっちり55分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、デフジャムジャパンで再販してボーナストラックまで作ってしまう、というあたり、
どうしても「自分達の物語を形作ってきたSHITが捨てられないBBOY」としては、
たとえビグザムがゴアにDISられてるとしても、親近感を禁じ得ない。
作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
FUMIYAの「太り方」あるいは「音作り」をBとして教えたい、というお節介焼きから聞かせる、ということではなくて。
「オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH!WHAT A NIGHT)パーレイを毎日生きる」的な感覚が
BBOYには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ雑念エンタテイメントのネタはBST以外ではあり得なかったとも思う。
「パーティした日常を生きる」というBの感覚が今日さらに強まっているとするなら、
その「ぱーりーぴーぽー気分」の源はファンキーグラマーにあったんじゃないか、という、
そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
『MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI ONEFOOT』(NIPPS)
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうインストとミックス違いを主体としてこういうかたちでアルバム化して、
それが非デミファンに受け入れられるか
俺のから揚げに勝手にカットレモンをかけられるか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、
便宜的にクレたんを選んだ。さんピンから始まってクレバで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、
MPC4000以降の超クリーントラック時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、
もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10枚目はこんなのどうよ、というのがあったら10日以内にDIS。
「駄目だこのワックは。俺がちゃんとしたルーティンを作ってやる」というのはピース。
こういう試みそのものに関するアンサーも聞けたら嬉しい。