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2015-06-01

なぜアホほどの才能もなく存在自体二酸化炭素自分は生き残り、素晴らしく才能あふれる人たちは死んでいってしまうんだろう

マキ・ザ・マジックデブラージに、俺の残された約50年の寿命を25年ずつ分けてあげたかっただけの人生だった

2008-07-31

日本語ラップオタが非Bの彼女スニーカースキルを毎日磨く世界

サンプリングネタアニオタ非オタ彼女アニメ世界を軽く紹介するための10本』

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

あまりにも流行りすぎてるので便乗・・・

まあ、どのくらいの数のヒップホッパーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「ラップオタではまったくないんだが、しかし自分の悪趣味節を肯定的に黙認してくれて、

その上で全く知らない母国語ライム世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、BBOYの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、

JHIPHOPのことを紹介するために聴かせるべき10枚を選んでみたいのだけれど。

(要はブラストベストディスクの正反対版だな。彼女日本語ラップ布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うような80分アルバムは避けたい。

できればミニアルバム、長くても60分にとどめたい。あと、いくらBBOY的にクラシックといっても古びを感じすぎるオールドスクールは避けたい。

佐々木士郎が『建設的』(1986年)は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

ヒップホップ知識はいわゆる「R&B系」的なものを除けば、ケツメイシ程度は聴いている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

人間発電所 プロローグ』(BUDDHA BRAND)

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「さんピン以前」を濃縮しきっていて、「黒船以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。長さもミニアルバムだし。

ただ、ここでILLトーク全開にしてしまうと、彼女との関係がBEEFになるかも。

このサンプリング過多な作品について、どれだけさらりと、普通にならず並すぎず、

それでいて必要最小限の韻踏みを彼女に伝えられるかということは、

B側の「真の空間処理能力」の試験としてはいいSHITだろうと思う。

『ONLY FOR THE MINDSTRONG』(THA BLUE HERB)、『緑黄色人種』(SHING02

アレって典型的な「ラップオタが考える一般人に受け入れられそうなヒップホップ

(そうヘッズが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分プロップ・半分ディスなのだけれど、

それを彼女にぶつけてアンサーをみるには一番よさそうな皿なんじゃないのかな。

「オタとしてはこの二つは“ポエトリー”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

空からの力(キングギドラ

ある種の日本語ラップフェチが持ってるニューヨークへの憧憬と、オアプロデュースネタ的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもギドラ的な

押韻至上主義なださカッコよくなさ」を体現するケーダブ

「BBOY好みなするダミ声」を体現するジブ

の二人のB好きするMCしかいないのが、紹介してみたい理由。

『理由』(K-DUB SHINE)

たぶんこれを聞いた彼女は「お経だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

これの中の1曲がデブラージ逆鱗に触れたこと、9分以上の曲でDISられたこと、

それが引き金になって若手から大御所にいたるまで一斉にケーダブDISをはじめて、その結果シーンに変な連帯感が生まれたこと、

なんかを非B彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

『EGOTPIA』(RHYMESTER

今の若年層でドクタールーパーを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

さんピンよりも前の段階で、宇多丸(SHIRO)の哲学とかDのライム技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの作品がDA.YO.NE.の裏でこの時代につくられていたんだよ、というのは、

別に俺自身が早稲田に入れなくとも、なんとなくFG好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆるキングオブステージ以降でしかライムスを知らない彼女にはきかせてあげたいなと思う。

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

「やっぱりHIPHOPは不良のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「街風」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける8人plusαの思いが好きだから。

断腸の思いで削りに削ってそれでも1時間20分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもBBOY的だなあと思えてしまうから。

ニトロファーストの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、

一方でこれがMUROやツイギーだったらきっちり55分にしてしまうだろうとも思う。

なのに、デフジャムジャパン再販してボーナストラックまで作ってしまう、というあたり、

どうしても「自分達の物語を形作ってきたSHITが捨てられないBBOY」としては、

たとえビグザムがゴアにDISられてるとしても、親近感を禁じ得ない。

作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

FIVE』(RIP SLYME

FUMIYAの「太り方」あるいは「音作り」をBとして教えたい、というお節介焼きから聞かせる、ということではなくて。

「オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH!WHAT A NIGHT)パーレイを毎日生きる」的な感覚

BBOYには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそ雑念エンタテイメントネタはBST以外ではあり得なかったとも思う。

パーティした日常を生きる」というBの感覚今日さらに強まっているとするなら、

その「ぱーりーぴーぽー気分」の源はファンキーグラマーにあったんじゃないか、という、

そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

『MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI ONEFOOT』(NIPPS

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうインストとミックス違いを主体としてこういうかたちでアルバム化して、

それが非デミファンに受け入れられるか

俺のから揚げ勝手カットレモンをかけられるか、というのを見てみたい。

『新人クレバ』(KREVA

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、

便宜的にクレたんを選んだ。さんピンから始まってクレバで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、

MPC4000以降の超クリーントラック時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、

もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10枚目はこんなのどうよ、というのがあったら10日以内にDIS

「駄目だこのワックは。俺がちゃんとしたルーティンを作ってやる」というのはピース

こういう試みそのものに関するアンサーも聞けたら嬉しい。

 
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