「オルガン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: オルガンとは

2023-08-01

田舎では文化享受できない

って言う前にお前のいう文化とは何かを定義したらどうだろうね。

大体元増田ライブ見に行けないって言ってたわけで、毎晩クラシック生演奏が聴けないとか、オルガンが街に鳴り響いてないとか言ってたわけじゃなさそうだし。

2023-05-31

anond:20230531110415

惜しいです。

原曲コードを使ったオリジナル曲といった感じですね。

ベースルートからそれっぽいですがオルガンはまったく別の曲になっています

どこかで聴いたことがあるような郷愁を誘う曲ですね。

2023-04-20

アマリリス

小学校の時、電子ピアノ電子オルガン

どっちかわかんないけど教室に置いてあって、

それはボタンを押すといろんな楽器音色選択できるハイカラ機能が付いてたんだけど

休み(あー懐かしいね、確か2時間目のあとのやつね)になったらピアノ弾ける子がそれを弾いて、

そこにいたずらっ子が音色選択ボタンランダムに押しまくって邪魔するってのが定番行事だった。

んで、そんなある日の中休みに突然それは起きた。

それまで小学生の拙い演奏ランダム音色で奏でていた電子ピアノがいきなり自分から曲を演奏し始めたのよ。

いやーたまげたね。

小学生なりの人間味溢れる演奏は中断され、機械による寸分違わぬ圧倒的な演奏会が始まった。

それは聴いたこと無かったけど和音が弾むようなリズムが心地良い、それでいて途中からふいに物悲しくドラマチックな曲調に転じる、かと思えば最初フレーズに戻ってきた時の強烈な安心感

教室小学生達の感受性は一瞬で鷲掴みだったね。

そんなとき物知り君が言ったのよ。

アマリリスじゃん!」

それがあの曲との出会いだったね。

その電子ピアノ?は業者点検用なのか店頭ディスプレイ用なのかわかんないけど

特定ボタンを組み合わせて押すと「アマリリス」が自動演奏される仕掛けになってたんだろうね。

誰もそんな情報は持ってなかったけど。

なにより偶然の出会いが刺激的だったね。

いまの子だったらAIが反乱を起こしたと勘違いするかもしれないね

それからしばらくはアマリリス出現コマンドの解析に中休みも昼休み放課後も費やされた。

先生も巻き込んだりして。

その後どうなったんだっけ?

たぶんコマンドは見つかったんじゃないかな。

あんま覚えてないけど。

なによりもあの曲との出会いのほうが印象深いものだったからね。





追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

検索したらヤマハSE-2000らしい。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1461053194 https://twitter.com/unya2002/status/1499958278985756674

うそうこれやこれこれ!!

みんなもぜひ聴いてほしい。中盤のちょい重めになるとことかいいよな。

あのパート電子オルガンの音の重厚感をアピールするにもよさそう。

てかそういやアマリリス歌詞もあったね。

でさぁ、日本語歌詞みたけどこれってちょい謎じゃない?

フランス原曲アマリリスアマリリスという名前女性のことを歌った歌らしい。

んで日本語歌詞はよく見るとオルゴールの曲のことを歌ってる。

どちらも花のアマリリスのことは関係ないというのがまず意外。

そして日本語歌詞おもしろいというか、

フランスアマリリスという曲を奏でるオルゴール聴くという行為」をそのアマリリスの曲に乗せて歌ってるんやな。

再帰的というか入れ子構造みたいになってて幻想的な魅力があるよな。

2022-12-28

anond:20221227200039

両手でピアノ弾けるけど耳ゴミって、調律一度もしてない安物の家庭用オルガンずっと使ってたとかなんじゃねえの?

2022-11-03

僕は音楽には向かないと思って生きてきた

僕は音楽に向かないと思って今まで生きてきた。

小学生の頃、ちょっとだけピアノを習ったことがある。

いつからやっていたのかわからないが、かなり長い間という印象がある。

といっても低学年の頃には通っていた記憶がないので、3年生くらいからはじめたかもしれない。

そう考えると、通っていた期間は1年も満たないかもしれない。

子供の1年は長いのだ。

なんで習い始めたかはわからないが、きっとテレビで見たとか、友達もやっているからとか、そういう軽い興味を母親に話したからだと思う。

母は「興味があるならやったほうがいいと思うよ」と言う感じで了承してくれてすぐに音楽教室に通うようになった。

しかし、通ってすぐにモチベーションは下がっていってしまった。

まず、楽譜の読み方はわかった。鍵盤と楽譜ドレミ位置はわかった。

でも、しばらくするとへ音記号が書かれた楽譜が出てきた。

知っているドの場所とは違う読み方だった。

ト音記号ヘ音記号の違いは何なのかわからなかった。先生に聞けばよかったんだろうが、奥手の自分質問はなかなかできない。

先生に直された場所に音名を書いて、それの前後から音を類推して暗記しようとした。

そもそも、なんでいつもの読みと違うのか全くわからなかった。

和音というのはいくつか出てくるのを覚えた。

ハ長調という言葉と、ナントカ短調という言葉も出てきた。

しかしそれが今やっているレッスンの何を説明しているのか全くわからなかった

レッスンは聞いてても面白みのない単調なものをずっとひかされて、そして知らない言葉が日々増えてきた。

先生の使う言葉はわからない。当てずっぽうでやっていくしかない。という負の連鎖に陥ってしまった。

毎週水曜日がとても憂鬱な日になった。

教室に向かう途中で台風事故でも起きて行かなければ済めばいいのにというのをずっと思っていた。

レッスンが済めばとても爽やかな気持ちになった。

もう一週間教室に行かなくていいという安堵感だ。その夜のドラゴンボールZはとても嬉しい気持ちで鑑賞できる。水曜の夜の清々しさは土曜日の夜にもまさった。

だが、月曜が来るとまた水曜が近づくということで憂鬱になる。

その繰り返しだった。

発表会は絶対に失敗できないのでそれは模倣をすることでなんとか乗り切った。

しろ発表会周辺はいい。レッスンはその曲の練習に割り当てられるので、常に同じことを繰り返すだけだったからだ。

そんなに辛いならやめたいといえばいいのだが、僕はそういうことを言えない性格だった。

自分からやりたいと言ったからと言う負い目も感じていたのかもしれない。

よっぽどのことがない限り学校を休ませてくれない親に育てられたからだからか、途中で放り投げるというのは悪いこととも思っていたからかもしれない。

とにかく、つらい水曜日を送っていた。

そんな僕に転機が訪れた。

引っ越すことになったのだ。

引っ越すときに親に「引っ越した先でも続ける?」と言われたとき僕は何も言えなかったが、伏せ目がちにはぐらかそうとしたのを察知したのか、親は「まあやらなくていいか」といってくれた。

これで晴れて僕は音楽教室から解放されたのだ。

新しい学校への不安友達とも離れてしまう寂しさもあったが、教室から自由はそれらに勝っていた。

しかし、この教室に通っていたことはのちの人生に禍根を残すことになった。

楽器音楽へのコンプレックスだ。

まず音楽教室に通う前に親に「小さいときにやっていると、音感が身につくしピアノや他の楽器だってすぐにひけるようになる。プロや上手い人はみんな小さいときからやってた。だからやったほうがいい」と言ってくれた。

これは『小さいときにやると、音感ピアノが身につきやすい』という話だがこれを僕は解釈を誤ってしまい『小さいときにやらないと、音感は身につかないし、ピアノや他の楽器は弾けなくなる』とそう思っていた。

でも、あんな苦しい思いをしたんだから今後ピアノ楽器はひけなくてい良い。10歳ごろのころに完全に諦めた。

学校音楽祭という行事があるのだが、僕はなんの立候補もすることなリコーダーをした。

ピアノや木琴などは音楽教室に通っている人の特権だと思っていた。

児童館ピアノ猫踏んじゃったなどを弾く女子がいたが、その時おもっていたのは「僕には全然からなかったことを分かっているすごい人。あんなに弾けるまで音楽教室を続けられている。きっと勉強もできるんだろう」という尊敬の念とともに「僕はああいうふうにでできる人じゃなかった」とも感じていた。

このピアノが弾ける人は小さいときからやっている。小さい時にやりはじめないとピアノは一切弾けないという思いはクラスピアノうまい子を見るたびに強くしていった。

引っ越しまえに音楽教室に通っていたことも隠した。

通っていて何もできないなんてしられたくなかった。だから何も始めなかったことにした。

中学高校とも音楽を避けてきた。

避けたといっても積極的に行かなければ関わることもないので気にならないようにしていた。

中学くらいになれば色気が出てギターを始める人、バンドに熱中する人も出てくるが、

僕はそこに入る資格はないとおもっていた。なぜなら小さいときに始めることを諦めたからだ。

そして、ギターなどを始めている子たちは小さいときから何かしらやっていたんだろうと思っていた。

そんな誤った認識結構成長するまで続いたが、高校時代衝撃を受けたことがあった。

専門学校に進学したバイト先の知り合いだ。

保育士専門学校ではオルガンピアノの授業があるが、「今までピアノとか触ったことなかったので、弾けるなるようなるまで毎日頑張っている。結構うまくなってきた」とバイトの休憩時間で教えてくれた。

僕は驚いた。小さいときピアノをやったことないのにやれるのかと。

もう一つ驚いたことがあった。

同級生のあまり親しくない人が先生雑談しているのを勝手に聞いたのだが、「最近ピアノをはじめた。近所のうちにあるから弾きにいってる。独学だけど結構ひけるようになった。」と。

これもまた衝撃だった。

小さいときに初めてないのにピアノをやっている。そして教室に通わず自分でやっている。

僕の認識では、ピアノ楽器は小さい時から教室に通い苦しみを乗り越えたもののみが得られるすごいスキルなんだと思っていた。

もちろんトップレベルプロたちはそうだろう。

でも僕はすべての弾くスキルに対してそう思っていた。

ずーっとあの単調なつまらないフレーズ練習してそれをクリアしないときれいな曲を弾く資格を得られないと思っていた。

バイト先の人のおかげで、小さいときからやらなくてもできるということ、同級生のおかげでいつでも自由に楽しむために始められるということを知った。

でも、それを聞いてもすぐには楽器に手を出すことはなかった。

当時は学生だったし、高いし、またやめてしまいそうだ。

それに楽譜を読むのにまた勉強するのも大変そうだと思った。

でも、楽器の他に僕は熱中するものができた。

大学受験だ。

そんないい大学を出てはいないが、勉強問題集での実力の測定のPACDを回して模試での偏差値がグイグイ上がっていくのに熱中した。

おかげで自分卒業した地元のあまり評判の良くない高校には似つかわしくないくらいの大学には入ることはできた。

次に熱中したのはプログラミングだ。今の仕事でもある。

これも設計実装バグとりのPACDを回して品質を上げていくことに熱中した。

個人的にもアプリをいくつかリリースして、使ってもらえた。

こういった人生経験を積んだおかげだろうか。

新しいことをやるということに恐怖はわかなくなった。

最近ギターを始めた(ちょっと前に増田に書いた)

息子が吹奏楽部に入部したので楽しそうと思ったからかもしれない。

ギターを始めるにあたって、CとかFとかはなにか、コードとはなにか、メジャーとはマイナーとはなにかを調べた。

ドレミファソラシド一般的に言われる音名は英語ではCDEFGABC日本語ではハニホヘトイロハということ

教室で習ったハ長調とは、ハ音を主音にしている長調だ。

ドレミは階名といって主音にしている音が何かによって相対的に変わるらしいということ。

ハ長調主音がハで、長調からドがハになるということらしい。

Cをギターで弾くと、ドミソの音がなっていることに気づいた。

これは教室意味からず習った和音の一つだ。

レファラというのも覚えていたが、これはDmだ。

4分の3拍子や4分の4拍子と教室ではずっと言われていてなんのことかわからなかったが、1小節に四分音符が3つ入るか4つ入るかということだということ

泊のとり方もわかった。

長調短調のこと全然からなかったがギターではメジャーマイナーという言葉で帰ってきた。

ここらへんまだ調べきれていないが、長調は全全半全全全半で音が上がっていく音の並びを使い、短調では全半全全半全全で音が順番に上がっていくらしい。

ピアノでミとファ シとドの間に黒鍵がないが、これは半音しか上がっていないということに気づいた。

これピアノハ長調を弾くときに黒鍵を触らないでも済むようにデザインされているのかもしれない。

こうやって、幼い頃に躓いたあの教室意味不明だった理論の答え合わせをしている。

いつから始めても構わないし、やりたいときが始め時、やめたいときが止め時だなと思った。

そして、息子が僕と同じ罠にはまらないように、疑問にはなるべく二人で調べるようにして、ちゃん解決をする道筋自分で考えることを教えようと思う。

2022-08-16

くたばっちまえアーメン

オルガンの音が静かに流れて。始まる、始まる。

お嫁さんが私の横を過ぎる。ドレスがきれい

この人ねあなたの愛した人は。初めて見たわ。

私の方がちょっとれいみたい。ずっとずっときれいみたい。

そうよ、あなた腕を組んで祭壇に上がる夢を見ていた私を、なぜなの?

教会いちばん後ろの席にひとりぼっちで座らせておいて二人の幸せ見せるなんて。

ひと言、言ってもいいかな?

くたばっちまえ、アーメン

2022-07-23

カソリック系の保育園に入ったところから信者生活スタートした

クリスマスにはお遊戯会キリスト誕生の劇をやるんだぜ

ちなみにワイは宿屋の役やった

産気づいたマリっさんにお泊めできませんなホホホって言う役

脇役オブ脇役

でもロバの役とかもいたからな

 

遊戯時間には賛美歌を歌う

漕げよマイケルとか子供が歌うにはヘヴィな歌だろうが

オルガンに合わせてガキどもが賛美歌を歌う

 

食事の前には主の祈り(マタイ福音書6章9~13節)か天使祝詞(アヴェ・マリア祈り)を唱える

保育園の連中は3歳でも両方のお祈りを全員暗唱できた

すごいぜ

今でもこの二つだけは完璧に復唱できる

ただし、翻訳によって細部の言い回しが違うので注意が必要

 

その後、カソリック系の教会根城にするカブスカウトボーイスカウトに入った

アウトドアが好きだったんだな

活動日が日曜日だったんだが、なんと活動前にミサ強制参加させられていた

教会本拠地にする交換条件みたいなもんだったんだろう

その後、うっかり洗礼を受けてしま

実家は曾祖父の代からバリバリ浄土真宗なのに

 

収穫祭の時期やクリスマスには無償ボランティアとして教会を訪れ

教会が預かっているガキどもを喜ばせている

ガキは無邪気でよい

コロナになってからは中止されていたが今年はあるかもしれない

 

お金関連に関してはミサ参加のお月謝(2000円くらい)があるのと

なんかの時(教会の修復工事とかミサの貸し出し聖書更新とか)には募金系のイベントはある

洗礼基本無料だった(慣習としてお礼金みたいなやつは5000円くらい払った。学生割引込)

 

まぁ、最終的には浄土真宗の墓に入るんだろうけどな

2022-07-08

anond:20220708071230

でも下見である程度は防げるぞ

定期的にオルガンエレクトーンピアノ大好き増田が現れるがこういう騒音垂れ流しているエリアは当然NGだし

団地ですらRCだし、RC人権

タフガイぶって家賃を削りまくる奴いるけど家賃は一番削っちゃいけない費用だと思ってる

2022-06-20

ボタンを指で押して、すぐ指を離す動作

1950年代まれの親戚が、パソコンキーボードスマホの画面を「押してすぐ指を離すこと」が出来なくていつも長押しになるので、指を離さな理由を聞いてみたら、この動作したことがないと言われた。

そんなことある!? 楽器の鍵盤とかあるじゃん!? と思ってピアニカについてググってみたら普及は1960年代半ば以降ということなので、その人の小学生時代には触る機会が無かったようだ。(ピアノオルガンも習っていない)

でも電卓やプッシュ式の固定電話使ってたよな……。あれって長押ししても1回の打鍵になるのか……?iPhoneキーボードは指を離した時に判定されるけどそれと同じ? 手元にないか確認できなくてモヤモヤする。

2022-06-02

anond:20220529234816

ざっとまとめるとこんな感じ。

東の海

001巻 ドーン島(ゴア王国フーシャ村)

001巻 ゴート島(アルビダ海賊団のアジト)

001巻 シェルズタウン ●ゾロ加入

002巻 オルガン諸島(オレンジの町) ●ナミ加入

003巻 珍獣の島

003巻 ゲッコー諸島(シロップ村) ●ウソップ加入

005巻 海上レストランバラティエ」 ●サンジ加入

008巻 コノミ諸島(アーロンパーク)

011巻 ローグタウン

012巻 リヴァース・マウンテン

グランドライン(前半)

012巻 双子

012巻 サボテン

013巻 リトルガーデン

015巻 ドラム島 ●チョッパー加入

018巻 サンディ島(アラバスタ王国) ●ロビン加入

024巻 ジャヤ島

026巻 空島

032巻 ロングリングログランド

034巻 ウォーターセブン

039巻 エニエスロビー(司法の島) ●フランキー加入

046巻 魔の三角地帯(スリラーバーク) ●ブルック加入

050巻 トビウオライダーズのアジト

051巻 シャボンディ諸島

カームベルト~マリンフォード頂上戦争

053巻 女ヶ島

054巻 インペルダウン

056巻 マリンフォード(海軍本部)

2年間の修行(扉絵1コマ漫画や回想で紹介)

ルフィ …… 無人島ルスカイナ

ゾロ …… クライガナ島(シッケアール王国跡地)

ナミ …… ウェザリア

ウソップ …… ボーイン列島 (おいはぎの森グリンストン)

サンジ …… モモイロ島(カマバッカ王国)

チョッパー …… 宝島 トリノ王国

ロビン …… 橋の上の国テキーラフルフ

フランキー …… からくり島(未来バルジモア)

ブルック …… ナマクラ島(貧困の国ハラヘッターニャ)

グランドライン(後半)

061巻 シャボンディ諸島

062巻 魚人島

066巻 パンクハザード ●モモの助一行加入

071巻 ドレスローザ

080巻 ゾウ

083巻 トットランド(ショコラタウン)

083巻 ホールケーキアイランド

090巻~ ワノ国 ●ジンベエ加入

2022-02-21

anond:20220221144602

だいたいの楽器の音は電子的に再現可能だ。

  ← いや、現にできてないじゃん。ピアノオルガンはかなりの線まで行ってるけど、管楽器弦楽器はまだまだ実用レベルには程遠いよ。

2022-01-27

テレワークで家にいるようになって良く分かったが、自治体時報メロディがやたら煩い

11月から冬のメロディになったが、オルガン系の減衰のない音で、聞くたびにイライラしてしまう。

キリスト教会パイプオルガンなんぞも加圧的ではあるが、あれは毎日聞くわけではなく、毎週同じでもない。

なお、自分はすぐ記憶してしまCMを何度も見させられるのが嫌だからテレビも見ていない。

同じ理由コンビニスーパーもなるべく滞在時間を短くしている。コロナ禍だからちょうどいいが。

 

企業営業所を誘致したいなら、自治体騒音時報をやめるべきだ。

犯罪センス時報音のせいで実際に犯罪が起きたとしても、不思議には思えない。

あれ、ひょっとして警察センスなのか?

2022-01-26

死ぬまでにやりたいこと、追記

https://anond.hatelabo.jp/20220125183017 が何か盛り上がっていたので思いつくままに追記...しようと思ったのですが、私の話より先に、いただいた「やりたいこと」をまとめさせてください。

たくさんのコメントありがとうございます。拾えてなかったらすみません

マスターする系

犯罪

  • 犯罪をやりまくる
  • 麻薬の類
  • 何人かこの手で殺してやりたい人間がいるので、死ぬまでやりたいことはなくならない

やってみたい系

見てみたい系

行ってみたい系

恋愛

  • 有名女優モデルSEXする
  • 女子アナと付き合う
  • 俺は 姫咲はな 小梅えな 稲場るか の三人とヤれたら死んでいい

親(とか、自分以外)孝行系

その他

手に入れる系

  • 寒くない、断熱の効いた良い家を手に入れる
  • 年収1億円で都心チャリで行けるところに家を買って

達成する系

  • 何かの種目で日本一になる
  • 死ぬまでにやりたいことを全部やってみた話』というタイトルで本を書き上げるまではまだ終わってないぞ増田。はよ書いて読ませて
  • 自分ひとりではできないことを設定するのは面白そう。何かで賞をとるとか。
  • 「これは傑作だ」と胸を張って言える絵を一枚残す
  • アイアンマン完走

いただいたものを眺めつつ、この週末に新しいリストを作ってみようと思います

私のリストは、結構個人的ものも含むのでそのうち整理して、気が向いたら公開します。

ここから蛇足です。

ある意味人生詰んだ気分だ。

...とは書きましたが、だからといって不幸な気分ではありません。

たとえばクイズバラエティ番組を見てて、世界遺産とか地域名物クイズの答えになってて、そこに行った思い出の話を楽しんだりとか、普通にあります。行ったことがない観光地が紹介されていて、行ってみたいなーと思うこともありますし、実際に行くこともあります。ただ、それは「死ぬまでに絶対に行きたい」から行ったというよりは、暇だしまあいいか、という感じです。そういう細々としたやりたいことはたくさんあるので、それほど不幸でもないし退屈でもありません。

ブックマークで「子供がいたら、無限にやりたいことは出てくるはず」というコメントブックマークコメントなの?わからん。)を多数いただきましたが、全く同感です。ただ、年齢的に子供はいませんし予定もありません。少し羨ましく思います

それから奥さん幸せな老後を暮らす、という項目はないの?」というコメントいただきました。項目にはありませんでしたが、そうなるといいなとは思っています

122個目をやるとき気持ちを知りたい。「やったるで!」という感じだったのか、「アカン終わってまう…」という気持ちだったのか

粛々と...という感じでしたね。やり終わった時は感慨深かったです。ものすごい達成感を味わいました。

じゃあ死んだら?

やりたいリストをやり切ったからといって、死にたい気分にはならないのでご安心ください。

2022-01-10

anond:20220110120337

調律ものすごく遅れたらしく、オルガンがミーントーンのままだったらしい。

  ってのも凄いですね。キルンベルガーとかは普及が遅れたのかな? (平均律が良いとは言ってない)  

でもオルガン音律ピッチの変更は大変でしょうから仕方がなかったんでしょうね。音楽史研究で古いオルガンピッチ音律重要研究対象になるそうですし。

2021-02-10

友達クラシック音楽を教えた時を思い出して書いてみる

https://anond.hatelabo.jp/20210210062305

なんかクラシック音楽話題に上ってるので、ちょい前に居酒屋で飲みながら、クラシックピアノやってみたいって友達(元軽音楽部のギター)にクラシック音楽作曲家について適当に教えた時を思い出して書いてみる。主にピアノに絡んでる人しかおらん。その他ジャンル知識に乏しいし必要ないのであんま触れなかった。しか雑談の極みなのですべてにおいて雑、いろんな音楽家に失礼だけど天国で俺の事なんか見てないだろうしへーきへーき

 

バロック以前・・これは好事家しか知らんから今は覚えんでええわ

 

バロック

なんかRPG教会宮殿流れるBGMか、メタル前奏で仰々しく鳴ってるオルガン想像してくれ。そんな感じの曲調。

 

バッハ

 めっちゃ有名。結構お堅い宗教曲なんかが多い。メロディが何層にもなってて弾くのは脳が大変。奇人変人が多いクラシック作曲界で貴重な真面目枠や。立派な社会人。息子がみんな音楽家

オススメ曲:主よ、人の望みよ喜びよ》

 

ヘンデル

 そこそこ有名。バッハより親しみやすくてちょっと陽キャ寄りな作風イメージ。実際当時の人気投票ではヘンデルのが人気あったらしいで。世の中そんなもんやね。

オススメ曲:調子の良い鍛冶屋

 

古典

優雅クラシック」って聞いて大体想像するのがこのへんちゃうかな。そういう曲ばっかでもないけど、まぁある意味クラシック音楽っぽさ」の完成系がここ。

 

ハイドン

 めっちゃ有名なはずなんだけど俺ぜんぜん知らん。何をオススメしたらいいのかもわからん。「クラシック音楽はこういう構造ですよ」ってのを考えて確立した人らしい。

 Aメロ→Bメロ→サビみたいな概念を考案したと思うと確かにすごい気がするな!

オススメ曲:ソナタ集のなにか(適当)》

 

モーツァルト

 これはさすがに有名。メロディ可愛い作曲家というイメージ。あとすごい譜面が読みやすい。音が脳にスイスイ入ってきて、次に来てほしいトコに音が来てくれるみたいな感覚がある。

 ストレス効果があるとかは眉唾だけど、フラストレーションや負荷がかかるような音楽じゃないのは確か。色々破天荒な人だけど、子供が凄い技術獲得したまんま大人になったんだろうなあって感じ。

オススメ曲:キラキラ星変奏曲》

 

 ちなみに当時のきらきら星って今と歌詞が違って娘が自分初恋母親に伝えるみたいな歌詞らしいで

 

ベートーベン

 それまでの優雅~な感じのクラシック像を破壊しにいった人。思想メタルとかハードロックなんよ。静と動、強弱を思いっきりつけてドラマティックな展開を作りまくる。当時の人は驚いたやろなあ。

 この人現代ロックやったら絶対5弦ベースとか入れてくるわ。ギターも歪みかけまくりそう。あと性格作風の通りだったらしいで。

オススメ曲:ピアノソナタ8番 悲愴

 

ロマン派

ロマン派音楽ってなんやねんってよく言うけど、ちょうどそのころヨーロッパでは革命とか起こりまくって一般人貴族とかやっつけてたわけ。そうなると「そんなお高くとまった音楽聴いてられっか」みたいな感じになってドラマティックで人間的な曲が好まれるようになるやん。つまりロマン派って現代におけるロックポップスみたいなもんやねんな。だからそのノリと近い触れ方で良いと思うよこの時代

 

シューベルト

 歌で有名。「魔王」とか「ます」とかやね。実際メロディメーカー代表曲歌曲なんだけど、本人はオケとかピアノ曲をもっとやりたかったらしい。ベートーベンに憧れてたんだって。ただベートーベンほど派手な曲展開をしないのは性格からかもね。メロディが奇麗でちょっとおしとやか。弱気そうな肖像画貧困で若くして死んだ印象が強いけど死因は手出した女から貰った梅毒らしいからアイツもやる事やっとるで(無粋)

オススメ曲:即興曲作品90 第2曲、第3曲》

 

ショパン

 かの有名なピアノ詩人ノクターンとか別れの曲とか。激しい曲もたくさん書くけど、どんな曲でもとにかくメロディにフックがあってまるで歌謡曲を歌ってるみたいなんよ。ピアノなのにね。

 大体の作曲家オーケストラ曲書いて、バイオリンの曲書いて、歌も書いて・・・って色々なジャンル書くもんなんだけど、ショパンさんマジでピアノしか書かん。これって割と珍しいんよ。ただ、弾く方の視点から言うと、すごく楽譜が指の理にかなってるんよね。だから初心者でもワルツプレリュードのいくつかの曲は全然ちゃんと形になるで。これホント

オススメ曲:なんでもいいけど、いろいろな曲調あるからエチュード作品10

 

リスト

 超絶技巧イケメンピアニストべらぼうにピアノが上手くてコンサートを各地で開いて絶大な人気を誇り、そしてめちゃくちゃモテた。楽屋女性ファン乱入して私物がよく盗まれたらしいで。怖。ジャニ系かV系の狂ファンやん(偏見)。曲は華やかで派手な曲か、甘くてロマンティックな曲かで二極化してて、ライブ映えする。そして演奏が難しいね

 あとこういう奴に限って性格イケメン陽キャで、チャリティーコンサート主催とかしてた。世の中そういうもんよね。

オススメ曲:ラ・カンパネラ》

 

シューマン

 有名な人のはずなんだけど、なんか地味な人。上の世代だとウルトラセブン最終回BGMがこの人の曲だったからそれで有名だけど、他の世代だと『トロイメライ』とかかなあ。

この人のピアノ曲は小説短編集みたいに各曲に小さいタイトルがあったり、数曲またいでストーリー性のある流れを作ったり、コンセプトアルバムぽいんよね。そういう作りが好きなら気に入るかも。

躁鬱のケがあって曲のテンション上下動が激しいのも特徴。

オススメ曲:子供の情景》

 

ブラームス

 『この人、悪い人ではないんだけど、ちょっと近寄りづらいな』的なイメージの人。とにかく重厚で厳ついんよ。こう内にこもるエネルギーが凄い。綿密に曲作りこんでるなって。軽い気持ちで流し聴くような感じじゃないんよ。ものすごい準備して作った曲だろうからこっちも心して聴かねば・・ってなりそう。モーツァルト真逆

 てかこの人見た目もそんな感じなんよ。性格も当たり前のように陰の者。その中で接しやすい曲でピアノと言ったらワルツ集とかになるんちゃうかな。でもちょっとだけハードル超えて接してみるといい人なのよ。曲もそんな感じ。

オススメ曲:間奏曲作品118-2》

 

印象派

印象派ってもともとは美術用語らしい。まあクラシックっぽいお堅い和音から逸脱し始めた人をまとめてこう呼んでるんちゃうか?たぶんここらへんのカテゴライズ適当だと思う。ぶっちゃけロマン派終盤のフランス人作曲家をこう呼ぶ。

 

ドビュッシー

 作曲家下ネタ使用頻度をマーラーと常に争っている人。ちょいちょいオーギュメントをわざとつかって宙に浮かぶような感触を聴き手に与える。この辺が輪郭がボヤっとしてる美術界の印象派と被ったのかもね。複雑な曲展開やストーリー性よりも、「ある一瞬の風景をとらえました」みたいなテーマの曲が多い。クラシックぽさあんま無いなと思う。

 本人の性格下ネタ使用頻度高い名前に同情心が全くわかなくなるほどアレ。自分不倫旅行ネタに曲を書く畜生

オススメ曲:ベルマスク組曲より月の光》

 

ラヴェル

 ドビュッシーと同じようにちょいちょいそれまでのクラシックでは使わんかったコードを使うけど、ドビュッシーよりも上品だと思う。というかクラシックっぽさをきちんと残しているというか。きちんとクラシックの道の先に居る感じはする。輪郭線がぼやけているという感じもなくて、ところどころにジャズみたいなオシャレ和音も入る。

 ビル・エヴァンスとか好きな人結構好きかもしれん。オシャレ感すごいけどやっぱり本人もオシャレだったらしいで。ちなみに楽譜簡単そうに見えても死ぬほど弾きにくいから気を付けろ。

オススメ曲:ソナチネ 第2楽章

 

サティ

 この人は「音楽大学なんかやってられねえ」って退学してカフェピアノ弾きとして働きながら音楽活動してた異端な人や。その経験からヒーリングミュージックBGMというコンセプトの音楽の始祖みたいな感じや。聴き流す音楽極致やね。たまに意味の分からないタイトルの曲を作る事でも有名だけど、まぁ最初聴く分にはそういうの抜きに分かりやすい曲を聴くのがいいんちゃうかな。性格変人のものや。変な人じゃないとこんなことやらんかったんやろなあ。

 坂本龍一映画CMの曲が好きならサティのたまに作る真面目な曲がハマるかもしれん。弾くのは初心者でも挑戦可能やで。

オススメ曲:ジムノペディ第1番、もしくはジュ・トゥ・ヴ》

 

国民楽派

クラシック音楽もいきつくとこまで洗練されると、逆に民族音楽とかから素材を取ってくるみたいな音楽家が増えて、まぁ大体そこら辺をこう呼ぶようになったけど、たぶんここら辺のカテゴライズ適当だと思うし、もめごとの発端になるで。メタルジャンル分けみたいになってしまう。

 

ドヴォルザーク

 チェコ作曲家やね。基本オーケストラの人だけどピアノなら一番有名なのはユーモレスクちゃうかな。とにかくクサメロをいかんなく繰り出してくる人。ちなみにえげつないほど鉄ヲタだったらしい。

オススメ曲:ユーモレスク第7番》

 

アルベニス

 スペイン作曲家やね。この人はかなりの割合ピアノ曲が多くて、本人も上手いピアニストだったみたい。スペインと聴いて思い浮かぶ熱情的なノリ、裏でカスタネット鳴ってそうなリズムがどの曲にもある。一部はギターソロ編曲されてたり。確かにスペインならそっちのが風情ある。スパニッシュギターっぽくね。

オススメ曲:タンゴ ニ長調

 

ムソルグスキー

 ロシア作曲家やね。豪傑っぽい見た目からイメージ通りの曲調が繰り出されるぞ。まぁピアノやってると話題に上がるのは主に展覧会の絵なんだけども。軍人上がりのアル中で、酒の飲みすぎが原因で入院した際に友人に差し入れされたウォッカを飲んで死亡したらしい。ロシア人どないなってんねん。

オススメ曲:展覧会の絵 より キエフ大門

  

まぁ他にもいるけどキリないからこれでいいや。

 

近代

まぁこれもなんか第二次世界大戦前後くらいに活躍してた人を適当にまとめた感ある。正解がないと思う。

 

ラフマニノフ

 ロシア作曲家やね。一番有名なのはのだめ」のピアノ協奏曲2番とかになるんかな。とにかく体が大きな人で手もめちゃくちゃデカピアニストだったので、それを生かしたスケールの大きな曲を作るのが得意。譜面見ると「コレどうやって弾くねん」ってツッコミいれたくなるわ。同時に鳴るわけない距離なんよ。凡人には。

 ときおり演歌のように懐が深いメロディを繰り出してくるので、かなり日本人好みなんじゃないかなって思ったりする。

オススメ曲:前奏作品23-5》

 

バルトーク

 ハンガリー作曲家やね。一番有名なのは、これも「のだめ」のアレグロバルバロかな。のだめ便利やな。

 民族音楽由来のクセのあるメロディ変拍子が特徴だと思うで。プログレッシブロックとか聴ける人はここら辺の方がむしろハマるかもしれん。現代っぽい不協和音も多いけど、メロディリズムがきちんとあるから、開き直れば割と聴きやすいと思う。弾くのは、難しいかなあ。あえていうなら、ルーマニア民俗舞曲とか異国情緒たっぷりで弾きやすいかもしれんの。

オススメ曲:ルーマニア民俗舞曲、もしくはピアノソナタ

 

スクリャービン

 ロシア作曲家やね。なんか最近ロシアが多いのは俺の趣味や。すまんの。生きてる間にコロコロ作風を変えたことで有名な作曲家で、初期はメロディロシア風にエモくなったショパンのような曲を量産していたが、中期は印象派風の曲も作り出して後期は不協和音バリバリ現代チックな作風に転化していった。バンドなら3回くらいは音楽性の違いで解散しとる。

 なのでどれが気に入るかはわからんが、どの時期でもエチュードを書いているのでそれつらーっと聴けばええんちゃうか。

オススメ曲:エチュード集》

 

現代・・これも好事家しか知らんから今は覚えんでええわ。50年後残ってたやつを聞けばええと思う。

 

後半酔ってて早口オタクになってしまったのは間違いない

youtubeイヤホンつなげて都度オススメ曲を聴きながらこんなこと喋ってた

次にその友達と会ったときショパンバッハ練習してたからお手本になるおすすめCD貸した。

没後100周年のサン=サーンス10曲聴こう

anond:20210210062305

・どういう人?

フランスまれ(1835-1921。七月王政第一次大戦後)。小さいころ神童で、ピアノオルガンも超一流で教養もあったすごい人。旅行も好きだった。オペラバレエ合唱曲、あとは超絶技巧ものみたいな総合芸術流行ってたフランスで、交響曲とかソナタみたいな堅苦しいジャンルフランス人が書くならどうすればいいか模範を見せた。意識的に「フランス音楽」を作り上げた功績は大きいけど、長生きしすぎた(あと口が悪かった)せいで晩年時代遅れ扱いを受けた。

普通に有名な5曲

交響曲第3番「オルガン付」

代表作。交響曲かいドイツ語圏名産の重苦しい形式を、華、明快、節度大事フランス流の美学で仕立て直した金字塔。近いコンセプトのピアノ協奏曲第4番、ヴァイオリンソナタ第1番を聴いてみると、編成に合わせてどう曲想を変えてるかも楽しめる。

www.youtube.com/watch?v=eTsbgDBC4_k

ピアノ協奏曲第2番

サン=サーンスといえば協奏曲ヴァイオリン協奏曲第3番とかチェロ協奏曲第1番も名作だけど、この曲は重厚な第1楽章、軽くて無邪気な第2楽章情熱的な第3楽章とそれぞれ対照的雰囲気が一度に楽しめる。

https://www.youtube.com/watch?v=tk_eqKUjDXE&list=OLAK5uy_kFlhz7yMPIyXhc1pQ-5NDDtQL0XezyFz8

交響詩「死の舞踏

若いころのサン=サーンスは「現代音楽家」で、古典大事にもするけれど、形式の堅苦しさから脱出しようとした。交響詩は当時最新鋭のジャンルで、死神ヴァイオリンとか、ガイコツを描写する木琴とか、ちょっと品のない表現もたくさん使って悪夢的な情景を表現しようとした意欲作。「オンファールの糸車」「アルジェリア組曲」もおすすめ

www.youtube.com/watch?v=k1s28gmLicc

動物の謝肉祭

本人は発表を嫌がったっていうのもわかるけど、言いたいことを短く言い切る発想力と技術、やっぱりサン=サーンスからこそ書けた作品だと思う。神秘的な「水族館」と馬鹿騒ぎの「化石」が個人的ハイライト

www.youtube.com/watch?v=7SjagpXeNhM

オペラサムソンとデリラ

サン=サーンスの堅いところと砕けたところが両方いい感じに出たオペラ。全部聴くと長い(でもオペラとしては短め)からオリエントっぽさ満点の「バッカナール」が入ってて最後も派手な第3幕をとりあえず聴くといいと思う。異国趣味だとピアノ協奏曲第5番「エジプト風」の第2楽章とか、本人なりになんとか日本っぽさを出そうとがんばった「黄色王女」も面白い

www.youtube.com/watch?v=GNa8HOMcDvk

・そんなに有名じゃない(好きな人はたぶん知ってる)5曲

ヴァイオリン協奏曲第1番

20代半ば、1860年ぐらいはサン=サーンス最初に輝きはじめた時期だと思う。自分はこの曲が一番好きだけど、序奏とロンド・カプリチオーソ、ピアノ協奏曲第1番、交響曲第2番、チェロピアノのための組曲 作品16、冒険心と若々しい覇気を感じる秀作ばかり。

https://www.youtube.com/watch?v=J34_SiyzsUw&list=OLAK5uy_nfoGOwtSlxkICv6SpIOPGmTsLh7soAVnU

チェロソナタ第1番

ドイツっぽいド根性ベートーヴェンとかブラームスとかワーグナーとかそういうやつ)はサン=サーンスの持ち味とは違うけど、この曲は珍しくベートーヴェンっぽい激しさ、硬質なかっこよさが味わえる。普仏戦争ドイツに負けて、自分たちのとこでも交響曲とかソナタとか作ってやろうと奮起した時期の曲だからだろうか。いわゆる「精神性」「深み」みたいなのは、「糸杉」作品156とかクラリネットソナタの第3楽章かにある。

https://www.youtube.com/watch?v=AU2Eq1jKJGE&list=OLAK5uy_najeRAiKZJwnS2_n9wzLaYdgzMiOZ1RtY

スケルツォ 作品87

ピアノ名人だったかピアノソロの曲もたくさんあるけど、楽器が身近すぎたからか良くも悪くも一瞬のひらめきで書いてて、波長が合わないといまいちアガらない。むしろ2台ピアノのほうが頭を悩ませながら作ったみたいな感じがあって工夫を楽しめる曲が揃ってる。この曲は優雅ワルツが軸なんだけど、ちょっと気を抜くと不穏な世界があるみたいな前衛的なシュールさもあって面白い

www.youtube.com/watch?v=wNc7UNFcPMA

詩人ミューズ 作品132

オルガン付」で一度総決算して一息ついたあとの60代(20世紀に入る前後)は完成した作曲技術をつぎこんだ、地味だけど傑作の森だと思う。ヴァイオリンソナタ第2番、チェロ協奏曲第2番、弦楽四重奏曲第1番とかを経てこの曲はヴァイオリンチェロの二重協奏曲。どこをとってもいい音楽を聴いてるなあと思う。

www.youtube.com/watch?v=wDT21gGt9FQ

オーボエソナタ

そして死んだその年の曲。年をとって無邪気になるというか、どっか遠いとこを見るようになる作曲はいろいろいるけど、86の爺さんはやっぱり格が違う。もう思い残すことはなさそうな感じ。クラリネットソナタファゴットソナタと合わせて三部作からそっちもぜひ聴いてほしい。

www.youtube.com/watch?v=xudGml9nOO4

2020-12-17

anond:20201217023832

音楽は聴いたときの体調とか周囲の環境とかでまったく印象が変わってしまうことがある

同じ曲を毎日聴くとしても、あれ?こんなに速かったっけ?と思うこともあれば、なんか遅すぎないか?と思うこともある

同じ曲を同じ再生速度で再生しているにも関わらずである

聴く側の心臓心拍数とも関係があるような話があった気もする

心拍数リズムベースになってはいるのだろう

コンサートなどでメンバーに同じ拍子が電子音で聴こえる耳に装着する機器クリッカーと呼んだりもした気がする、があるが、

あれがないとドラムベースから加速していってしまうことがある

俗に言うアクセルがかかるという奴である

思うにずっと弾いていると色々と音の感覚麻痺してくるというのもあるし、心拍数が上がるからでもあるんだろう

から最初から弾いていってアクセルが入って速くなっていくのは違和感がなくて問題がないが、

途中参加で演奏する人からすれば、こいつらなんでこんなに速いんだ?みたいに思うこととかあるのではないだろうか

商業音楽だろうがクラッシックだろうが何だろうが、すべての音楽の原点は原始人が炎の周りで踊るようなものだったはずである

それは基本的太鼓ベースであり、音階はないがリズムがあり、規則性があった

規則性はリズムだけでなく音階にも当てはめられ、それが数学音楽関係に結びついた

数学音楽は密接な関係がある

というか、医学などその他多くのもの音楽関係がある

しかし、なぜこの周波数の音が気持ちが良く、なぜ不協和音不快なのか、

一方で半音ずれたことによる不快和音気持ち良く感じる人がいる、もしくはディミニッシュパッシングだっただろうか、

音が上昇、下降するとき半音で移動するというのは非常に心地よく感じられる、ことがある

これはベース音が単音であれば単なる半音であるが、コードとしての当てはめ方はいくつかあると思う

それがいわゆる5度進行であったり、ディミニッシュコードで補間するというものである

このディミニッシュコードは単体では深いな音に属するように思われるが、安定したコードの間に挟むと美しくさえ感じるのである

これはエネルギー局所最適化の図に似ているともいえる

ある局所的なエネルギー最小値から別の最小値、凹みから凹みへ移動するには山を越えなければならない

その山がディミニッシュコードに当たるのではないだろうか

音というのは不思議ものである

音によって感情が作り出されることがある

逆にそのとき感情によって音に対する感想が大きく変わるのである

そういう点から考えるならば、職場に最適な音、音楽食事中に最適な音楽

フィリップ・K・ディック小説アンドロイド電気羊の…」のムードオルガンではないが、望ましい感情音楽から作ることもある程度は可能であろう

もちろん、その音楽には無音も含まれるのである

無音とは最もシンプルで素晴らしい音楽である

2020-11-22

anond:20201122203027

いや、姪っ子はさっきまで、たしかに「ここ」に存在していたのだ。

姪っ子の皮膚の感触をまだ覚えている。

そこで私は思い出したのだ。

これは作られた夢であったということに。

この派遣リフレのお姉さんは女性アンドロイドであり、3万円で私に仮想現実サービス提供してくれていたのだった。

客の脳内に直接、お望みの仮想現実提供する夢のようなサービスである

そうだ、そうだ、そうだった。

私はそれを望んで彼女をオーダーしたのだった。

まりにも現実感があったため、ここが錦糸町ラブホの一室であるどころか、今までの自分の荒んだ過去を一瞬だがまったく忘れてしまったのだった。

最新技術凄さに驚きつつ、私はラブホを出て帝鉄「錦糸町」の駅に向かった。

はいつもどおりの酸性雨が降っていたが小雨であった。

これぐらいなら傘をささずとも直ちに人体に影響はないであろう。

駅に向かって小走りする自分に巨大な看板がふと目に入った。

姪ドロイド広告であった。

姪ドロイドとは姪っ子とメイドアンドロイドを掛け合わせた造語であり、最近流行フェティシズムであった。

あれを買えば仮想現実などではなく、現実に近い姪っ子がメイド姿で家で待っていてくれるのである

ローンを組めばいいのだろうか、リボ払いならどうだろうか。

いや、その前に以前買ったムードオルガン粗大ゴミとして処分する方が先であろう。

ムードオルガンを挟んで、前の彼女とは喧嘩してばかりだった。

私は前の彼女との喧騒の日々を思い出しかけたが、それを姪ドロイドとの日々を想像して打ち消すことにした。

まず、購入したらちゃぶ台を挟んで姪ドロイドと会話をしたい、いや説教をしたい。

理不尽説教をして、ちゃぶ台ひっくり返すのだ。

そして、姪ドロイドが「(泣)」姿を見るのだ。

2020-08-21

若者PCわずスマホで済ませる真の理由

こういうご意見がけっこう注目を集めてるらしい

https://twitter.com/Yamanami_ZAION/status/1296074110246645760

https://twitter.com/levinassien/status/1296615328005283840

若者パソコン持たずにスマホで済ませる理由として

お金がない」は大きな要因であろうけれど

それ以上に根本的な問題といえるのは恐らく

住宅事情

日本では戦後一貫して場所を取る大きな物はウケずに廃れてきた

1970~80年代、世の中全体がそこそこ豊かになって

冷蔵庫洗濯機テレビエアコンほとんどの世帯に普及し

電機屋は「次は何か?」といろんな商品を売り込もうとしたものだった

が、結局、ばかでかいステレオセットだのコンポだのは売れなかった

子供の情操教育ブルジョワの見栄用のピアノオルガン限界があった

このころ超合金と並んでジャンボマシンダーという玩具があった

全高1メートルぐらいありそうなマジンガーZとかゲッターロボとかの人形

しかしこんなもんあっという間に押し入れが満杯になるのでさっさと廃れた

それから幾星霜……

1990年代以降、景気は停滞し物が売れないと言われるご時世でも

VHSからDVDへの移行と、その後のブラウン管から液晶テレビへの移行だけは

恐ろしく短期間で急激に進んだ

なぜかって?

テレビビデオテープ空間を縮小できたからだろう。他に考えられない

とにかく日本住宅事情ではデカくて場所を取る物は嫌われるのだ

テレビラジカセパソコンも無くて済むならその方が便利

場所を取らずにポケットに入る一台で済むならそれが一番

結局そういう思考で家庭用ゲーム専用機さえ衰退している

ましてや今の学生若者バブル期のように広い部屋で一人暮らしなど無理

住居費を切り詰めるため親元住まいを続けるか極狭アパートで済ます

ルームシェアネットカフェ難民かというご時世である

そら場所を食う道具はますます無理だろう

でもって比較的に場所を取らないノートPCデスクトップPCよりも割高だ

――しかである

今の「スマホで充分」と言う若者

本当にあんな小さな画面で見るエロ動画で満足してるのか???

これだけは不思議でならない

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん