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X(ツイッター)の利用規約絡みで、急激にイラストレーターとエンジニアなどIT系の人とのAIに対する是非や解釈が議論されている。(正確には殴り合いに近い)
IT系の人のポストやnote、はてなブログを見ると結構イラストレーター側が聞いてくれないという論調が見受けられる。
中にはイラストレーターに対する反AI陰謀論や頭にアルミホイルといったかなり酷いレッテル貼りも存在していた。
間違った解釈が見受けられるので、正しいことを伝えたいという思いは伝わる。しかしイラストレーターは受け入れてくれない。
そこでなぜIT系の人が一生懸命に伝えようとしてもイラストレーターに言葉が受け入れられないのかを自分なりに解釈してみた。
前提として、AIの是非や解釈や認識の正しさというのは省いて「なぜ伝わらないのか」を主軸にしているので、どの立場なのかや主張の是非は今回置いておく。
そもそもなぜ、イラストレーターはAIに対するイメージが悪いのだろうか。勿論イラストレーターといっても一枚岩ではないのでAIに反対しているイラストレーターを対象としている。
ここが一番の大きなズレだろう。
IT系の人はAIに対して「イラスト生成AIの学習のための無数のデータの一つになるだけで、ピンポイントで自分に関わるものではない。」
という風に解釈している方が多いように思えた。
仕事で普段AIをツールとして活用しており、AIに対して便利な道具としての認識が強いと思われる。(実際私も仕事でAIを補助ツールとして活用している。)
一方でイラストレーター側は「自分の作品を学習されて、自分にそっくりのイラストを勝手に生成される。場合によっては無断かつ無償で利用されてしまう。」
ということを危惧している方が多いようだ。
実際に特定のイラストレーターの絵柄を重点的に学習して「そのイラストレーター絵柄」を再現したイラストを有料のファンサイトや販売サイトで公開している例がある。(煽るために学習元のイラストレーターに対して売上や絵柄を利用したグロイラストを送るユーザーも)
例えば「ウマ娘」では実在する馬をモチーフにしている以上、エロやグロは暗に公式からNGが出ている。しかしウマ娘の絵柄を学習してエロを公開しているAIユーザーもおり、場合によっては二次創作の完全NGや最悪登場ウマ娘の削除が考えられる。
他には特定のイラストレーターの絵柄を利用した広告が登場し、コラボやその絵柄のキャラが登場すると誤認させるようなものもある。
特に商業で作品を発表しているイラストレーターは、版権を管理している出版社やグッズ会社などに影響が出る可能性もあり、一人の問題で済まない可能性もある。
イラストレーターにとっては”絵柄=価値”とも言えるため、このようなことが続くと否が応でもAIに対して嫌悪感が出てしまうのも無理はない。
(イラスト界隈やファンコミュニティではこのような事例が共有され、その度に反AI感情が生まれ、さらに害悪AIユーザーによる引用ポスト煽りや異を唱えたイラストレーターの絵柄のデータを公開という流れがある。)
ここから発展してAIへの嫌悪や、無数のデータの一つに過ぎなくても学習されること自体への忌避感が生まれたのだと推察する。
まずはこのズレ(これまでの事例によってもたらされたAIに対する強い忌避感)を認識してからでないと、イラストレーターに言葉は届かないだろう。
これまでの事例を見てきたことによってイラストレーターは嫌になっているのであって、何も陰謀論や頭にアルミホイルのようなものではない。
つまりイラストレーターに伝えるには潜在的な忌避感を意識して伝えることが重要になる。
このようなある意味塞ぎ込んだ状態のイラストレーターに対して、正論をぶつけるだけでは当然聞き入れられない。
どんなに正しくても事実だけを並べるだけでは、伝わらないのである。
怒っている人に話しかけても中々聞いてもらえないように、相手が怒っているならまずは気持ちを宥めることから始めるだろう。
なんでこっちから譲歩しないと……と考えている時点で傲慢だと言っていい。
”本当に伝えたい”と思うのなら聞いてもらう努力をすべきだろう。
ここで大事なのが、”伝えたい、伝わってほしい”と本当に思っているかどうかだ。
「好き勝手AIに対して文句言ってるのが腹立つから」、「的はずれな意見が見てられないから」、「無知蒙昧な貴様らに教えてやる」
そう考えているならここから先は見なくて良い。
と考えているならここから先を見てほしい。
イラストレーターは殻に閉じこもっている状態だ。怪しいセールスを玄関に入れないように、初動でまずはガードを緩めるべきだ。
感情に寄り添うとは言っても「うんうん、大変だね」という雑なものではなく、上記にあるようにイラストレーターの心配事項に寄ったことを伝えるべきだろう。
例えば「公序良俗に反する害悪AIユーザーは規制するべき」という意見や、「絵柄を学習されて同じ絵柄のイラストを出力される心配はわかる」などだ。
一旦懸念事項に同意を示してから、「悪用や権利侵害は悪いよね。」と伝えることで少しでも警戒心を和らげて、次の話を入るようにしたい。
SNSの移動を考え直してほしいのか、AI自体への誤解を解きたいのか、学習阻害について言いたいのか。
一回の投稿ですべてを説明せず、一つのテーマに沿って説明すると良いだろう。
学習阻害について言いたいならそのことだけ、という風に。
”絶対に避ける”と書いたのはここまで良くても、一瞬で全てを台無しにする可能性があるからだ。
例えば、自分の意見を聞いてくれる人はいいけど他の頑ななイラストレーターを悪く言うのは避けるべきだ。
「反AIには届かないだろうけど。」、「アルミホイル巻いていない人だけ聞いて。」、「勘違いしてる人が多い」、「ぼくのかんがえたさいきょうの」などだ。
キツイ言い方や攻撃的な言い回しも避けるべきで、「意味ない」、「お気持ちだけ」、「これまで学習されてるから今更遅い」
など、現状困ってる人に対していうべき言葉ではない。
結構キツイ言い方をしている人が多いので、取引先の偉い人に対して話すような気持ちを心がけるといいかもしれない。
もう一度伝えるが、こんなのめんどくさい!という人は無視して構わない。
今年で10周年を迎える老舗ソシャゲ、グランブルーファンタジーのセールスポイントのひとつに「最新のキャラには及ばずとも、ある程度の性能が担保されたキャラクターが全ユーザーに無料配布されること」があった。
人気コンテンツとのコラボは、長い歴史のあるグランブルーファンタジーにおいて新規ユーザーを呼び込む絶好の機会。
これまでのグラブルの歴史の中でもそういうムーブメントが確かにあったし(e.g.鬼滅の刃コラボ)グラブルはこの文化を大事にしてるんだろうなぁって思ってた。
そしてその配布されたコラボキャラが所謂強キャラではないことで企業系攻略wikiの最強キャラランキング!!にコラボキャラが並ばないことでグラブルの世界観が保たれて、まさにグラブルへの導線としてコラボが機能していたように思える。
しかしそんな老舗ソシャゲにも変化は訪れるもので、今年からついにコラボガチャが実装されてしまった。
どうしてそうなったのかは分からないけど、そんな私の頭でもお金のためであることは流石にわかる。そうじゃなかったらビビる。
それ自体についての是非はもう論じていても仕方ないので受け入れはした(してない)が、そのコラボガチャの内容には驚愕した。
まずグラブルのガチャシステムについて軽く話をさせてもらうと、SSR確率が2倍・限定キャラ排出・新規キャラ追加のフェス方式のガチャが月に2回行われ、プレイヤーの99%がそのタイミングでガチャを回している。ちなみにSSR確率は恒常ガチャがSSR3%でフェスは6%で、9万円分引くと天井に到達して対象のキャラが1人もらえる。
じゃあこの度実装されたコラボガチャも当然フェスなのか?というと、まさかの恒常ガチャと同じ3%。
当然限定キャラも排出されず、肝心のコラボキャラピックアップ率は各0.5%の合計1%。
正直引いた。
事前のアナウンスでコラボキャラの有無で既存のコンテンツに差が生まれるような性能にはしないことが確約されていた以上、コラボ先のコンテンツに興味のない私みたいなプレイヤーはまず確実に引かない。
コラボ先のコンテンツが好きな既存のプレイヤーも、これから控えているガチャ(特殊な事情で1年間排出が止まるキャラの最後のピックアップやクリスマス、年末年始にある目玉ガチャ)に備えて蓄えたい時期で余裕があるとは言えない。
そして一番大事なコラボ目当てで始めた新規ユーザーも、いきなり数万円課金するのは流石にハードルが高いと思う。いくら恒常キャラの中にも限定キャラに近い性能を持つキャラがいるとは言っても、限定キャラが排出されない以上は副産物に期待ができるとも言い難い。
他のソシャゲだとコラボキャラって結構強かったりすることが多いイメージがあるけど、前述の通り別に強くはない状態で実装されてるキャラをわざわざ原作ファンが他コンテンツに課金して引くのか?そこもわからない。
ちなみに今回実装されてる転スラキャラはシオンとディアブロで、原作ファンなら強くあってほしい寄りのキャラっぽい気はしてる。
グラブルの良さのひとつをなくして実装されたコラボガチャがこんな出来になって、誰が喜んだんだろう。
陰湿な人達に「敢えて酷い出来にして既存のプレイヤーに炎上させることでこれから先のコラボガチャの存在を抹消する巧みな工作」なんて言われ方をしてるこのコラボガチャは誰が喜んだんだろう。
誰が私の好きなグランブルーをこんなにしちゃったんだよ。
原神のストーリーは、正直1年そこらで理解できるほどのもんじゃない。
厳密に何が起きてるのか知ろうとせず雰囲気で感動できる人はいるかもしれないが(それが多数派だろう)、理解しようとするタイプの人がちゃんと感動するにはガッツリ考察勢にならないといけない。
初期から現在にいたるまでゲーム内外あらゆるところに情報が散らばってて、しかも昔の期間限定イベント等にも世界観を理解するための重要な示唆が含まれてるので、コンシューマゲーの感覚でシナリオ評価することは不可能。
初期からリアルタイムで遊んでても、後発の配信者とか見て昔のシナリオを振り返ってる時に、自分が遊んだ当時は何とも思ってなかった部分で気づきがあったりするし、どう考えても求められる教養の幅的に一人じゃ気づくのが不可能な意匠などが織り込まれてるので、公式コミュニティやSNSやnoteなどを漁っていくこともしたくなる。
そうして初めて、完全とは程遠いながらも「こういうことなんだろうな」とぼんやり分かる部分が積み重なって解像度があがっていく。最新のシナリオまで読破してもまだ明らかでない要素が山ほどあるので、常に追いかけながら認識を更新していかないと面白さがわからない。わからない状態で面白いと思える素養が要るというか。その点はほとんど「開発者に対する信頼が築かれてるかどうか」と同義かもしれない。
つまり、運営型ゲームにおける巧みなシナリオの展開というのは、本や映画やコンシューマーゲームの脚本の面白さの作り方とは根底からして異なるということ。
そのへんをよく理解しているネトゲ経験値の高い人でないと、特に高齢で孤独なゲーマーは振り落とされてしまいやすいだろう。
会話スキップ機能を求める人はそもそもこのゲームに向いていなくて、この手合は開発が心を込めて作ってる部分までも「石集めのためのハードル」としか捉えていない節がある。
これはスマホでやるゲームじゃなく、スマホでもできちゃうだけで、虚無作業をこなして当たりを引くソシャゲ・ガチャゲーの文化とは似て非なる次元にあるPCオンラインゲームだと気づく必要がある。
普通のソシャゲの運営の頭なら、もっと復刻をして集金しようだとか、無料10連やガチャフェスを開催して課金煽ろうだとか、キャラの属性をバランスよくバラけさせて実装しようとか思うかもしれないが、まったくそうしない。
おそらく、物語の展開や設定にあわせた形で登場させていくことが最優先になっている。ヌヴィレットや召使が飛び抜けて強いのも納得させるだけのシナリオやムービーがあっただろう。
キャラを戦闘力を充実させるための道具としか見てないソシャゲに過適応したユーザーにとってはこの采配が歯がゆく感じられるのかもしれない。
はっきり言うとこのゲームにおいて、戦闘部分やキャラはおまけ。おまけとしては尋常じゃないほど作り込まれてるけど。
おまけ加減はイベントを見れば分かる。毎回テーマイベント毎に異なるミニゲームをわざわざ開発して3つほど提供する中で、戦闘はそのうちの1つでしかない。
戦闘やキャラ部分はかなりカジュアルゲーマーを意識してボトムを広く取ってると思う。お試しが手厚いのもそうだし。
それがなんのためかというと、できる限り多くの人に世界観に浸って、いろんなことを感じ取って、ファン同士で感動を共有しあってもらう、ファンの輪作りが主だからだと思う。
自分は崩壊3rdも初期からやってきた。これはかなりオタクくさいニッチな嗜好をしているゲームだが、内部的に崩壊4作目として作られた原神の役割を考えたら腑に落ちるところだ。そして見事それを成し遂げてる。
だから楽しむという面においては、無凸無餅でぜんぜん構わないから可能な限り全キャラ確保して箱推しみたいなスタンスで遊ぶのがゲームコンセプトとしては理想的だろう。
ソシャゲみたいに強さに注目しすぎないほうがいい。そのことは天井が引き継がれるガチャシステムからも如実に伝わってくる。
ログインだけでもらえるような配布は少ないが、やり込んで獲得できる石はかなり多いので、月額+2倍石までの微課金でも新規追加キャラの8割くらいは確保できる部分もそうだ。
自分はサービス開始日から毎日遊び、キャラはリオセスリ以外全員とっているアラフォーおじだがかなり正解な楽しみ方をできていると思ってる。
原神をやっていて、致命的なバグに遭遇したことがあるだろうか?
自分は4年やってるが一度もない。ペェモンみたいなバグを見つけるのが上手い人もいるが、ネット民がバグだと騒ぐのは5chでも話題にならないような些末なものだ。
四半世紀ほどネトゲ俳人をしていたから分かるのだが、バグがひどいゲームというのはコミュニティでそのバグについての話題がしょっちゅう愚痴のように出てくる。
でも原神、というかミホヨゲーではそういうゲームにならないような重大なバグは目につかないか、起きてもかなり迅速に修正される。
またメンテがいつも定刻で終わり、緊急メンテナンスが入ることも滅多にないという点だけでも、ここの技術力が今まで見たこともないほど高いのが分かる。
国産ゲーや韓国ゲーだと終わらないメンテどころかサーバーが開いていてもログインできないようなネットワーク周りの不手際がしょっちゅう起こるのだがここでは見た覚えがない。
それから細かい不満点についてだが、確かに新作のゲームは配慮が行き届いてる部分が多く、一方で原神では不便なままのところが多かった。
最近はそれら新作を並行プレイしているユーザーからせっつかれるせいか、かなり利便性面のアップデートが入っているが、スメールくらいまでは遅々としてシステム改善が進まなかった。
なぜかというと、原神は開発規模が同社のタイトルの中でも依然最大なくらい、コンテンツ量が膨大なのだ。
6週間おき、それから隔verおきのマップを考えると、細かい既存部分の調整よりもそれら新規コンテンツのクオリティに割いた方が、ゲームとしては魅力的なものになるであろうことは明らか。
そして、この4年間、どのバージョンアップでも期待を上回る内容を見せつけてくれた。
これが平凡なネトゲやソシャゲで、お決まりの更新しかしないようなオンラインゲームだったら、細かい部分を修正して遊びやすくしてくれよ、思うだろう。
そういう無料ゲーでは、利用者は「プレイヤー」ではなく「ユーザー」になってしまっているんだと思う。ゲームを射幸性を満たすツールのような心地で使うわけだから。感動よりも快適を求める。
でもあくまでこの会社は、利用者に「プレイヤー」でいてほしい数少ないモバイルゲームメーカーだと思ってる。
もちろんユーザーの声を無視していいと思うわけじゃないし、自分も一部のコアな原神声優さんたちが言うような不満点、というか要望をよく理解できる。
でも、ことさらネット民がいうほどそこをあげつらうべきなのかというと、正直不満をはるかに上回るレベルのものを受け取っているし、こういう水準で運営型ゲームを提供できている競合も存在しないので、贅沢かなとおもってしまう。
まーーーでも個人的には過去シナリオの回想やパイモンボイスの再開機能、それから祈聖オイルが掘れる花芽とその倍加イベは可及的速やかにほしいと思ってるが。
あと、売上を見るのに関して、セルランというのは当てにならない。瞬間風速的なものしかあらわれないからね。
原神をはじめとしたホヨバゲーは月額勢による収益がかなり分厚くて、二次元ゲーム界隈では依然としてトップにいる。
2次元(アニメ系)ジャンルのゲームのグローバルの売上を統計している人がbilibiliにいて、中国語だがこれ見るとわかるように
https://www.bilibili.com/video/BV1LSSHYXETX
9月データではスタレがトップだが、原神もそれに次いで売れてる。111604万人民元~なのでおおよそ月間セールス240億円だ。
伊科田海『道産子ギャルはなまらめんこい』の無事最終巻が発売されたのを記念して、ネタバレを含む評論をさせていただく。
と言うわけで、ネタバレを含むので、嫌う方は戻ってください。
地方娘とのラブラブ恋愛マンガでなんで最後にワイ向けに致死性の毒を仕込んだの?ねえなんで? あっ、ノットフォーミ-でしたかすいませんごめんなさい。
ワイ、無事死亡したのでこれ書いてる
まぁワイの余談と色々な現実を知ってるからそう思うだけなので「こいつ(ワイのこと)マジ頭おかしいわ」って感じで読んでくださいマジで。
原作が悪いとかじゃなくて、ワイの頭とこの世のパラメータ設定をミスった運営が悪い。
最近の若い子も地元愛はかなりある。毎年継続している調査では、最近は大学を卒業した後地元に戻りたいとする回答が63%以上となっていて、これは地味に伸びている。色々な理由が考えられるが、家族とともに暮らしたいと言ったことが理由に挙げられている。
その他、現実問題として生活費が高く、初任給の伸び以上に生活費が上がっているため、大都市圏での生活が厳しいと言う事情もみられるようだ。
また、行政側の目線で見ると、ここ10年ほどか、色々な地方が地元の事をちゃんと教える教育をやっていると言う事もあるのだと思う。
が、現実問題として、実際に地元で就職するのは4割を切るのが現実である。で、ワイの地元に限ると2割もない。これは
もう現実すぎて死にそう。
こんな現実をなんで見せられなきゃならないのか。
そんなの仕事だけで十分です。。
(なお、実際には30歳超えたぐらいでUターン転職してくる人もかなりいるので、4割しか地元にいないと言う話でも無いです)
最も現実的でクソな話は
「主人公は地方での幸せな思い出を持って東京に帰りました。大卒で大企業に就職しましたが東京では家庭を持つことはできませんでした。
ヒロインは札幌の専門学校を出ましたが、業界体質としてブラックな理容美容関係は薄給すぎて一人では暮らしていくことができなくなり、結局親元に戻りましたが、その時には結婚適齢期を過ぎていて結婚することができませんでしたとさ」
だけど、その次の次ぐらいに来るのがこれ。主人公は小学校教諭という、熱心であればあるほど激務であるほど家庭が犠牲になりがちで、さらに長年その業界にいると世間からドンドンズレてて浮いてしまう状態になり転職も難しくなる職業に就いている。
さらにヒロインはメイクアップアーティストということだが、はっきり言ってこの業界、安定した職業の旦那(敢えてこの書き方してます)がいることが大前提のやりがい搾取業界であり、金になんかならない。最も安定的に稼げるのがブライダル業界と死に化粧という状態であり、これらは休日などを犠牲にして働く必要がある。それ以外は名ばかりメイクアップアーティストといいつつ、化粧品販売のセールスみたいな仕事になる。
もちろん、売れたらかなりの金になるが、その場合もライフワークバランスをワークに全振りしているような廃人に対して戦う必要がある。
と言う状況で、結婚した勢いで最初に子どもをひとり授かるが、その後2人目以降は作らないという選択肢は、必然であろう。
これ、音大卒がアーティストにも、そして学校教育法第1条に定める学校の教諭にもなれなかった場合になる職業のひとつと言う性質があり、音大卒が大量に余っている中、音大卒でないと就職できない。と言う事は娘は音大を卒業していることは間違い無いと思われるが、私立では900万円ほどかかる。もちろん、札幌教育大学を出ていると言う可能性もあるが。
ちなみに娘の旦那は歯科医だそうです。コンビニより数が多い事でお馴染みの歯科医……。
なんつーかさ。リアリティありすぎ。あえて一人っ子にして、所得水準的に相当な無理をしないと進学できない所に進学させるとか、ワイをころしにきてる
北見市から札幌市。高速道路は繋がっているが、ノンストップで4時間かかる。東京大阪間の新幹線の半分で、時間的距離で見ると東京広島と同じぐらいなのであった。
何か緊急事態が発生したとき、呼んだところで多くの場合手遅れになるし、ちょっと子どもを見ててほしい、と言う程度で呼ぶことはほぼ難しい距離である
実は、地方での現実もこれがある。県内の中核都市から離れた土地の出身者が、地域の中核市に出て家庭を築く、と言うケース、実は公共交通機関がショボいのと、高速道路もそれほど整備されてないために時間的距離がかなり長い事が多いのだ。そうすると、都市部で子育てするときの悪い部分と、地方で子育てする悪い部分の両方を兼ね備えたような状況になってしまうことがある。
こうなると実家が持っているリソースを活用する事ができないために、選択肢が限られてくる。
日本は公共交通が優れていると言われているが、地方都市と地方都市の間を移動しようとするとものすごく手間がかかることが多い。公共交通だと一度東京か大阪どちらかに出てからの方が早いと言うケースが非常に多く、それ以外では車移動になってしまう。
これが地方と地方の間の連携的な動きを結構阻害している所があって、結構苦労している。
なんでこんな苦労を思い出させるような展開にするのか。
作者の先生は北見市出身札幌市在住なので、たぶん自分の周りの人々のリアルな様子をベンチマークして、そこから見える世界で最も幸せなラストを選んだのだと思うので、それは全然問題ない。
ないんだけど、それについて妙な知恵を付けたようなワイのような人からみると、もうなんかね。
現実がクソで、現実を忘れて楽しんでたラブコメの最後で毒ガスが出てきた
そんな気分なのでした。ハハッ。まぁノットフォーミーだったのを今更ながら気付いたんですね。はははのは。
ヒロインは、メイクの先進地、1回プチ留学していた韓国に今度は本格的に留学することにしました。
主人公は色々な事を悩みましたが、東京の大学に進学しました。しかし、韓国への留学プログラムで2年目には留学して二人は韓国で同棲を始めました。
ヒロインは独立を前提に韓国のメイクアップアーティストの会社に就職し、主人公もそれに合わせて韓国の大学に正式に移籍、4年後の修了に合わせてふるさと北見に戻ります。
ヒロインはオンラインをベースにメイクアップ講師の仕事をしながら起業し、主人公は地元北見の企業(貿易商社)に就職して、充実した日々を送っています。
二人とも出張が多い仕事ですが、じいちゃんばあちゃんひいじいちゃん達の援助があるから、家族で子育てです。
家も、大往生でなくなった祖父母の家を受け継ぎ、北見の広い土地でのびのびと4人の子どもを育てました。
その様子が一つのロールモデルとなり、周りの友人知人達にも影響を与え、子ども達にもよきロールモデルとなり、子ども達も恋をして、就職し、結婚して、自分らしく生きています。
妄想だと思うでしょ?
でもこう言う人実際に結構いるんですよね。地元で楽しく暮らしている人、都会に行って微妙に失敗する人よりはたぶん多いです。可視化されにくいけど。例えばヒロインの育った家とかはまさにそれなのよ。
でも、マンガにすると、特にこのマンガの読者層に対してリアリティがなくなってしまってだめなのかなあとか、思ってしまいました。
ごめんなさい。
食洗機使ってるとたまにピンクのドロドロしたスライムみたいなやつが出てくる。最初は「なんだこれ?!」とびっくりした。スライムよりしっかりしてて、シン・ゴジラの途中のエラからボトボト落ちてくるやつに似てる。
だんだん慣れて、はいはいあれね、と掃除してたんだけど、今日は大量に出ててびっくりした!!
中の噴水みたいに回るパーツの取り付けが悪くて、洗浄中にはずれて、そこから出てきたんだと思う。
ということは、はずれなかったらずっとあれが内部を回ってたってことか?!
これは食洗機の機種の問題じゃなくて、食洗機全ての構造的な問題だと思う。メーカーもわかってないとは思えない。なんで対策しないんだろ??
週に一度、噴水部分や網とか洗うけど、月に一度、水の経路を分解して洗えるようにしてほしい!
20年ちょっと前、私がひとり暮らし一年目の女子大生だった頃の話だ。
当時は、携帯電話も持っていたけれど自宅の固定電話もまだまだ現役で、ネット回線のセールスとか支持政党のアンケートとかそんな電話がかかってくることも珍しくなかった。
ある日、まだ明るい時間帯だったと思う、電話がかかってきた。大学の研究のために広く電話でアンケートを行っているという。
当時私は大学一年生で、講義の前後にお邪魔しますと先輩学生が教室に入ってきて、卒論のアンケートに協力をお願いしますなんて言われるのがしょっちゅうだった。だから、この電話にも(はいはい。またアンケートね、協力いたしますよ)程度のものだった。
「肛門性交についてアンケートをとっている」という。若い男性の声で、誠実さとたどたどしさが混じり合ったような、いかにも緊張した真面目な大学生みたいな声だったと思う。
だいぶニッチな研究だなあ。とは思ったが、なにぶん当時は大学で毎日のように、
背中に触られたらくすぐったいか。5段階でどのくらいのくすぐったさか。
手の甲に触られたらくすぐったいか。5段階でどのくらいのくすぐったさか。
実験者と被験者で30分ほど歓談し、もう一度触ってみる。親しくなった後でくすぐったさに変化はあったか。
…なんて実験を、相手を変えて延々と13時から17時過ぎまでやってたのである。
実験だのアンケートだのは、心を無にして淡々と進めるに限る。でないと、いつまでも終わらないし帰れない。というのがすっかり身に染み付いていた。
「パートナーに肛門性交してみたいと誘われたら、応じますか?」「いやー、わからないですね」
「家族、ご友人などに肛門性交をしたことがあるという人はいますか?」「いやー、わからないですね」
「アンケートは以上です。研究にご協力いただきありがとうございました」「おつかれさまでしたー」
受話器ガチャー
小さな商社の法人営業職として入社した増田ちゃん!お客様も商店街の中のお店とか個人経営のクリニックとか小さなところが多くて、そもそものパイも少ないためほんのちょっぴり引き継ぎの顧客があった以外はすべて新規営業=飛び込み、セールス電話祭りでした。
飛び込みで来る営業なぞハエのようなものでまったく相手にされず、セールス電話も耳障りな蚊の羽音のようなもので、これまたまったく相手にされませんでした。
さらにルートのお客様にも「こんなもん買ってもらってもしゃーないのでわ!?」とつい思ってしまう増田はまったく良い提案が出来ず、お客様との雑談も下手くそで、こまめにフォローと提案に行くということも鬱陶しがられるのがイヤで行かず、さらに社内営業も下手くそでした。なぜ営業職に就いたんだ.....。
そんなある日、上司がお客様との飲み会があるとのことで新人の増田も着いてこいと言われましたのでいそいそと着いて行きました。
お客様4人、上司と先輩2人と増田の4人で計8人の飲み会でした。お酒は強かったのですがコミュ障なのでテキトーに相槌を打って過ごしていると唐突に上司から「お前、いつ死ぬん?」と話を振られました。
唐突過ぎてへっ?と聞き返しますと「いつ死ぬねんって聞いてるんや!!」とエラい剣幕でもう一度言われてしまいました。私もですが先輩たちもお客様も固まっていました。
増田、今まで周りに恵まれて生きてきたもので面と向かって「死ね」と言われたことがなく、顔はヘラヘラしておりましたがめちゃくちゃショックでした。あとお客様の前で言われるとすごく恥ずかしいんですね。なんて言うかちょっと気取りたい相手の前でこんなこと言われると恥ずかしいというか、みじめでした。全然違う話ですが、いじめらている子が親には頑なに相談出来ない理由が少し分かりました。
ヘラヘラしながら「い、1週間待ってください」と返すと「長いわ!すぐ死ね!お前なんかなんの価値もないねん!」「目障りや!!」と畳み掛けられました。そのまま少しの沈黙のあと、じゃあこの辺で...とお客様から終了宣言が出ました。空気も終了していました。
そのあと先輩たちが2件目に連れて行って励ましてくれましたが、解散して1人になった帰り道、電車の中で泣きました。恥ずかしい〜!
と言う話から10年後!(そう、これは10年前のお話です!日記に書いていたのを久しぶりに読み返しました)
増田は敏腕営業マンになって....いるはずもなく、あのあともう辞めますと辞表を持っていくと慰留にあい、事務員として過ごしていました。性別で括るのはよくありませんが、この件は女はイージーモードと言われてもやむなし。すみません。
やる気もスキルも無く10年も過ごしてしまい、30も越えたのに何も出来ない、実績もない人間になってしまいました。同い年の友達は世に出ているすごいものを開発していたり、弊社じゃ想像もつかないような大きなお客様とお仕事していたり、日本中、世界中を飛び回って取材をしていたり、自分はなんもしてないし出来ないなとたまに虚無になります。
少子化、労働力不足で、早いうちから働いてもらいたいのに、宿題や学ぶことが大嫌いな学生が、早く働きたくない、もっと遊びたい、大学出てないと碌な就職先がないという理由で、大学に入っても、大学出ても高卒で就職できるような会社ばかりだろうし、日大出ても3割が派遣会社って意味ないじゃん。そして、親も稼いでないから奨学金という消費者金融地獄で。大学入ってもバイト、ゲームなど、大学に入らなくても出来ることばかりでは。入学してもマルチのUSBを買ってしまって、より高い勉強代だ。
そりゃ、婚期も遅れるし、奨学金返済で金がないから結婚もできない。車も買えない。
昔は高卒でバリバリ働いて、車を乗り換え、早く結婚して子供育ててという親が多かったと思うけど、最近は上記の理由で経済は回らないし、相手もいないし、借金あるしで幸せそうには見えない。
大学って高度な勉強を極めたい人や、親が金あって就職と別で音楽とか芸術とか没頭するとか、大学でしかできないことをやるとか、なんかの理由がないと。小学生のころから学ぶことが嫌いな人が行ってもバイトとゲーム、飲み会とかだけなら、大学に行かなくてもできるんじゃ。
身の丈に合っていない。騙されているよ。奨学金を社会に出てから稼げばいいとか、車の残クレと一緒。そういうセールスというか、みんな行くからという雰囲気に乗せられているだけ。
企業も高卒より4才歳くってる変な知識と、さぼり癖だけ身に着けた奴より、常識や知識が足りなくても素直な高卒のほうが教えやすいんじゃないの。
新卒が無気力なのも大学生の時のさぼり癖からのギャップがあるからというのもあると思う。高校生みたいに8時半には学校行ってという規則正しい生活してないから。そのまま就職まで緊張感ある生活をしたほうがいいだろ。
22歳でも23歳でも、高卒と大卒の顔つき。大卒のほうがボケっとしてて、高卒のほうがキリっと見える。そりゃ、若いうちから社会に出て働いてれば、顔つきも変わるだろう。
子供っぽい20代が多いのも大学在任中にノンビリ過ごしたことで、ストレスが抜けきったんだろうか。
宣伝禁止、相続禁止、助成金カット、留学生補助禁止などして大学を潰せれば、労働力不足、少子化問題も数パーセントは改善するはず。
子供を育てるのに金がかかる→子供を産まないというプレッシャーや選択肢は緩和させるだろうし、就職してから勉強して努力している人はいくらでもいるはず。無駄な大学の存在こそがこの国の衰退の一因だから。
大学の半分は、いらんいらん。統合、廃止!それよりも高卒で働いてもらって、夜間や空き時間などに学ぶことに対して、補助したほうがいい。
【追記】
みなさま思っていた以上に優しくて本当に本当にありがとうございます!!スッとした。ありがとうございます。
3回目のデートでのカス営業でしたが、1回目は向こう奢り、2回目は夜ご飯割り勘だったので増田は5000円くらいの赤字です!向こうは知らん!みんなには微々たる金額かもしれないが薄給の増田には結構なダメージでした!!
大人しく出会う場にきちんと課金して、フィルターで弾いてもらうのが正解なのかもしれない...みんな本当に気をつけてね!話聞くにしても10分にしてね!30分は長かったわ...。
ありがとうございました!!
以下本文
いやに「サークルのみんなで週末は遊んでたりしててえ...」と謎のサークルのアピールが激しかった。増田も婚活パーティで出会ったマルチ商法カス男くん(以下カス男)も二十代後半。
初見穏やかそうな人でいいなと思ったのと、向こうも嫌じゃなかったら連絡先聞いてもいいですか...?と柔らかくこちらに興味がある様子を見せてくれて、増田は今まで彼氏という存在がいたことがなかったから、この人が彼氏になったら良いなあ...なんて思っていた。
そしたらさ!!!!3回目のデートのね!!!普通ならここで告白やろ!!!みたいなちょっとお散歩してからの喫茶店でさ!!!!「増田さんに伝えたいことがあって」て言われてドキドキMAXの増田にさ!!!!「紹介したい友達がいるんだけど」
があああああげええええズコーーーー!!!!死!!!!!お前が死!!!!!!FAX!!!!!ファック!!!!
ちょいと前に旧友から、大学の先輩に呼び出されてセールスされてブチ切れたという話を聞いていて良かった。これ間違いなくマルチの切り出し方やんけ。
ブチ切れて帰る勇気も気力もなく、あと少しの好奇心もあり、「何か紹介したい感じですよね、30分なら聞きますよ、どうぞ」と言った。
緊張していたカス男はパァ〜と顔が明るくなり、嬉しそうに「ちょっと待っててください!」と喫茶店を飛び出していった。10分ほど待たされたかな。遅いわアホ。
そうしてやってきたカス男くんとカス先輩。4人がけの席の通路側に増田、壁側にカス男とカス先輩が座った。自分たちが上座に座るタイプの人たちなんですね...。どかっと座ったカス先輩は「今日話聞きたいって言ってた子?」とカス男に聞いた。いや言ってないが。カス男くんは「はい!」とキラキラした顔頷きながら営業ノート(笑)を開いた。そして真新しいページの左上にでっかく「増田」と書いていた。
いやお客様(仮)に見える状態で書くなら名前には敬称付けろやアホ!!!!!!そんなんやからマルチなんかにハマってるんやろほんまアホ
カス先輩はハキハキと「カス先輩って言います!サークルでコイツ(カス男)とよくつるんでて!」と挨拶しながら増田に名刺を渡してきた。会社名が書いてあるでもなく、名前とメアドだけ載った名刺だった。
そして「増田さんには夢ってありますか?」と聞いてきた。あってもたった今デート(もはや過去の遺物)に乱入してきたお前に言うか?あとカス男くんノートにガリガリ一生懸命なんか書いてるけど多分なんの参考にもならないし、あとなんか喋れよ。
てか増田が最初に「30分しか聞かない」って言ったのカス男くん共有したかな先輩とさあ。夢の話で終わっちゃうよ。
先輩は楽しそうに続ける。「夢を追う時間とお金、どこで調達する?やっぱ仕事でどうにかするしかないよね。でも週5フルタイムで仕事をしてたら夢なんか追えないよね。稼げても20か30くらいかな。でも、じゃあ、もし週3で50万稼げる仕事があったら、夢追えると思わない?」とのことだった。「そんな仕事ないですよね」と返すとイキイキと「あるんだよ!今まさに、ぼくたちがやってる仕事になるんだけどさ!」と本題に繋げてきた。
いやいや。カス男くん、介護職で夜勤もしてるて言うてましたで。そしてカス先輩も金になるかどうか分からない増田のために休日出勤してますやん。全然あかんやん。何が週3で月50万じゃ。
はあ〜....と返事をするといよいよ商材っぽいサプリのパンフレットを出してきた。が、ここで約束の30分が経過した。
「30分経ちました」と言ってから飲んだのは450円のコーヒーだったが500円玉を机に置いて、まだ喋る気満々だった2人を無視して席を立った。2人はヘラヘラしながら困惑していた。
「えっこれから楽しい話なのに!」「絶対聞いた方が良い!ね!」とか聞こえていたがとりあえずそそくさと店を出た。
聞いた自分が悪いがこんなカス営業で搾取出来ると思われていたことにあまりにも腹が立ちちょっと泣きそうになって歩いていると、後ろからカス男が追いかけてきた。そして真横に並んだかと思うと「いい話だったでしょ」「面白かったよね!?」「あと2時間だけでいいから時間くれないかな!?」とキラキラ笑顔で聞いてきた。そして遅ればせながらやっと理解した。
コイツの柔らかい物腰は何も考えてないから、キラキラした笑顔も何も考えてないからであると。もう死ね。ほんまに死んでくれ。
「いらないです!2時間も時間ないです!」「来ないで!」と歩みを止めずに怒りながら帰った。しばらく付いてきてたが知らない間にいなくなっていた。
好奇心で30分も聞いた自分を呪った。すごく疲れたし、人の好意を金としか考えてないやつが本当にいることに驚いた。もう友達にはやり尽くして縁切られたから、こうやって婚活パーティなりで拾ったアホそうな女に営業をかけてるんだろうな。
帰宅後もカス男から「今日はありがとう!次、続き来週行けるかな?」とか来てた。死ねよ。「2度といきません」とだけ返してブロックした。今思うともう少しお気持ち長文を書いておけば良かった。
ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチという、IT業界のセールス手法がある。
当方、 東京のSaaSベンチャー企業で働いているが、初めて聞いた時にはそれに名前がついていることに衝撃を覚えた。
お客様は神様でもなければ、喜んでもらうことこそ喜びでもなかった最初は驚いて受け入れ難かったが、「営業人員もサポート人員にも限りがあるので効率よくやっていかないといけない、金にならない相手に時間はかけてられない」と考えてみるととても理に適っているのでいまでは大好きな考え方になっている。理に適っているだけではなく、過去の苦い失敗を避けている分だけ喜びが数倍だ。
いまから10年前、とある地方のWeb系企業勤めをしていたが、人生の損切りをして東京に戻ってきた。
成功を夢見て大きくなりそうな会社に入社したが、事業拡大も人員拡大せずただの零細企業でありつづける実態に失望し、20代後半を丸々費やしたところでこれはダメだと思い損切り。
つらかった。ずっと年収300万を超えることはなく貧乏生活。友人たちからは人生を諦めてると思われていた。
やってたことは、Webサイトの制作。1サイト作るごとに 30万円、拡張機能や独自開発入れて50万円。作りきり/売り切りなので、保守契約の積み上がりなどほとんどなく。
顧客はほぼほぼ零細企業。仕事を持ってくる付き合いのあるのも、フリーのウェブデザイナーやその周辺ぐらい。
金にならない人たち相手にばっかり商売をしていたので、受託での稼ぎを元手に自社サービスだ、といって挑戦もいくつかしたが全部鳴かず飛ばず。
全然会社も大きくならないし、給料も上がらなかった。絶望した。
30歳を目前にして将来を真剣に考えて、東京に戻る決断をした。
慣れた環境を離れるのは怖かったし、これからどうなるのか人生を取り戻せるのか不安だったが、ここにいると上り目なくて終わりだと思って勇気を出した。
人材エージェントに登録して、「今ある求人で一番給料が高いところを出して」って出てきたところに転職してみたら、一気に年収が倍以上になって驚いた。
金ってあるところにはあるし、ある会社にいないと金ってもらえないんだなって。
何回か転職をし、人生経験を積んでわかったことは、個人でも仕事でも金があると快適な環境で良い待遇を受けられるということ。
給与が高い職場では、同僚も取引先も人間レベルも仕事レベルも高くストレスは少ないことが多い。
住宅ローンを組んでマンションを買う時にも、大きく借りられるし、金利も低い。
そもそもみんながネットに繋がってる時代、買い切りゲームはたとえAAAだろうと逆風、いやもっと言うと時代遅れなんだよ
みんなと話題を共有しつつ長期間にわたって盛り上がれる基本無料のライブサービスゲーム、オンラインゲームがどうしても中核になってくるの
それを高いクオリティで開発し、上手に運営していく能力が、日本のコンシューマゲームメーカーとモバイルゲームメーカーにはない
https://store.playstation.com/ja-jp/pages/browse
売れているのはほとんどが基本無料のハイクオリティな運営型のRPGや対戦FPSの類になっている
上位にいる買い切りは最近発売された注目作が大半で、数ヶ月で消えていくものだ
ここ数年はRPGは中国(というかほぼmiHoYo一強)、FPSは米国のメーカーで売れ筋運営型ゲームは占められ、ずっと居座っている状態だ
少し前のPUBGや今わりと売れているTHE FIRST DESCENDANTのように、かつてMMORPG開発でノウハウを培った韓国メーカーも善戦している
これらのタイトルはグローバルでも売れているものだから、ライブサービスゲームに関しては日本のゲーマー嗜好はガラパゴス化どころかグローバル化していると言える
一方国産の運営型ゲームで善戦しているのはガンダムバトオペ2、ドラクエX、PSO2:NGSといった布陣で、さすがに少々古めかしく感じるものばかりだ
国産オンラインゲームといえばFFXIVだろうと思った人、FF14は2ページ目にいる、つまりPSO2より売れてないのだ
ドラクエやFFといった(日本人にとっての)ビッグネームは今も月額制・無料体験ありを採用しているが、これも古めかしく感じるところ
近年の基本無料ゲームもほとんどがバトルパスなどの実質月額モデルを組み込んでいて、アクティブユーザーはだいたい購入するようになっているが
買い切りのように中身を触る前に金を要求される、月額のように遊ぶなら必ず課金を要求されるということに対して、現代人が感じるハードルはどんどん高くなっていると想像できる
Steamユーザーのようにカジュアルに返金できる神経を一般的なゲーマーは持っていないとも思う
その点において「まずは無料で提供します(お代はあなた次第です)」という姿勢はゲーマーの品性に対する最大限の尊重と言える
逆にプライスタグを決め打ちして関門として掲げるのは、「私達は有名(ないし実力がある)ってこと知ってますよね?これくらい払えるはずです」という
ゲーム文化を長年履修してきたゲーマーにしか通じない共通認識を頼りに金をせびってくる傲慢な態度と言えるだろう
また基本プレイ無料であれば、ちょっと飽きてきたり忙しかったり浮気したい時には無課金に切り替えつつイベントだけ追うような、柔軟な対応ができる
遊びたいものがたくさんある中で、追いかけやすくプレイヤーコミュニティに居続けられる、帰属意識を持てるのが基本無料ゲームの強みでありIP戦略の要だ
人生の中で、××に注いできた何年間、いい思い出だったなと思わせるのが売れてるライブサービスゲームだとすると
買い切りはいかにそのプレイ中の体験が素晴らしくとも、数十時間から数ヶ月で触れなくなり、映画のように「あー楽しかった」という記憶にしかならない
ゲームは、文章読みで例えるなら、文庫本スタイルからSNSスタイルに変化しているというのに、現代人に「文庫本いいよ、すごいんだけど知られてないよな」と嘆いても仕方ないのだ
PSストアのセールス上位もずっとホヨバや対戦FPS系の基本無料マルチプラットフォームゲーに占拠されてるしPSでやる意味ないな
渋谷系とは、1990年代初頭にJ-POPシーンで流行した音楽のジャンルで、
洋楽との溝を感じさせないポップ・ミュージックを特徴としています。
渋谷系は、若者カルチャーをリードしてきた渋谷で誕生した音楽ジャンルで、
当時、「渋谷系」サウンドは“オシャレな音楽”とみられ、多くのバンドが異常なまでのセールスをあげていました。
渋谷系御三家としてピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラヴが挙げられることもあります。
恋とマシンガン ~Young, Alive, in Love~
東京は夜の七時
朝日のあたる道
ハミングがきこえる
STAR FRUITS SURF RIDER.
今夜はブギー・バック smooth rap (feat.小沢 健二)
※googleAIによる概要
実績ってシステムは「しゃぶりつくしたい」人のためにあるから、現実的にしゃぶりつくすことが不可能なら気にならなくなる
コンテンツが潤沢に更新されていき(運営型)、楽しみ方が多元的なゲーム(オープンワールドやMMO)であれば、実績システムへの耐性をつけられると思うんだ
ってことでつい先日the gamescom award 2024 Best Mobile Gameを受賞した原神をやろうぜ
全運営型ゲームの中で一番と言えるほどアップデートの質・量が凄まじい作品だから普通にコンテンツ食い尽くせないほどあるせいで
https://store.playstation.com/ja-jp/pages/browse
個人的にはPCかPS5でやったほうがいいと思うがPS4でもできるよ
俺もアラフォーおじだけど元々この年代のネトゲおじさんにぶっ刺さってたタイトルで、今は若い子の比率も増えてるけどね
まあ別の解法として当然、複数のゲームを並行してプレイすることで実績埋めよりも他ゲーを進めた方が楽しい状況を作るって手もある
でも実績システムのないゲームだけやるってのは、現代のゲームはほとんど類似システムがある都合上、古いゲームしかできなくなるのでおすすめできない
転職を機に都心へ引っ越してて来たんだけど、歩いているとキャッチやらセールスやらとにかく声をかけられる。
この前なんて歩いていると「CM撮影をしているんですけど、一般のリーマンの方にインタヴューしているので協力してくれませんか?」とまで言われる始末。
他の人には声をかけないのに、何故かピンポイントで自分に声をかけられることがあまりに多いので、業者の人が居たらどんな人に声をかけるようにしているのか聞いてみたい。
サブスクがいつの間にか増えていたので、断捨離のための整理をかねて...
Google Photo で半分ほどの容量を占めているが残りは、GmailとDriveが10GBずつ程度。
50GBで月額130円。
iPhoneのバックアップが主な理由。写真のシンクはしていない。
無償分がはみ出るリソースで、円安前は110円で済んでいたんだけどな。
ほぼ Route 53 のゾーン利用料。
20ドルかぁー、20ドルなぁーって思いながら使っている。Notionはちょっとダメだったので、これはまあ、イイかと思っている。
大学時代からAtokを使い続けているので惰性のようなものだが、買い切りからサブスクに切り替えてからもう何年経ったのだろうか?
家族がネット広告に曝されることでネトウヨ化したり、エセ科学を真に受けたりするのを避けるには、しょーががない支出ととらえている。
有料で有益なコンテンツを得るためというよりは、害になるコンテンツ避けの為にお金を払っているという感覚がある。
国際政治チャンネルを放置したままにしている...、まぁ、お布施みたいなものだが。
非公開魚拓を保存出来るのと、robot.txtで拒否しているものの収集も出来るが、面倒なので外に置いておくという使い方かな?
今年で契約が切れるので更新が必要になる。どーしよっかなぁー、1Passwordで継続するか、Dashlaneに戻すか悩むなぁー。
プライベート(家庭)ではない、仕事用のアカウントのパスワードマネージャーとして。
世界情勢が物騒になってしまって、空の状況や要人の動きなどをウォッチするに便利なのでついつい契約してしまう。
銀行口座は連携せずクレジットカードと電子マネーの使用履歴を管理している。
支出の記録はバラバラになってしまうので、マネーフォワードでまとめている。
ココヘリか、YAMAPか悩む所だが、"登山"にはほとんど行かないので行動履歴を重視してYAMAPに課金している。
最近はヒザが気になりだして、山歩きをしていない。
少額でも送料が無料になるのだが、欲しいものは一通り揃ったので買うものは無いから次回更新は無しかな。
クルマに乗らないしなぁー、遭うかどうかわからんトラブルに備えて4,000円払うのはムダかなのぉー。
自分が遭いそうなトラブルについては、既に車載しているしなぁー、でもレッカー代って高いしなぁー。自動車保険付帯に変えようかなぁー。
無償アカウントで登録だけしておくと値下げする時期にお知らせがあるので、セールスしているタイミングで有償契約をする。
以降は、自動更新にしておかなければ更新時に値下げオファーが届くので、セール価格で更新する。
朝日新聞は購読料の選択肢が複数あって、読者としては良心的な方だと思う。読売や産経、毎日はちょと高くて手を出しづらい。
(<追記:2024/08/19 15:31>ブコメに教えてもらった。毎日新聞スタンダードなら年払いだと9,240円(770円/月)で本紙ウェブ版とWSJ日本版を読めるそうだ</追記>)
エモ記事に関しても、あれは「新聞」というよりは、「朝日新聞」という読み物を求めている読者に向けたコンテンツなのだろうなと思う。
そういう意味で、朝日新聞はポッドキャストも含めて「朝日新聞」というコンテンツを売り物にしようと舵を切ったのだろう。
昨年はサブスクで年額28ドルくらいだったような気がする、更新時期のタイミングで自分で自分に購読ギフト25ドルを贈って切り替えた。
セールのタイミングで129ドル、通常で250ドルなので、セール時期に更新したいところだ。
左右問わない論説だが基本はアトランティック主義である。そのスタンダードをウォッチする用。
Business Insiderの方が質・量ともに良い。"ジャパン"は解約して更新はしない。
党派性が強いわけではないがリベラル、アトランティック主義のど真ん中を。
日経新聞より安いし、アジアのニュースであればこちらの方が拾いやすい。
初年はセール時に年額29ドルだったが、更新時のセールオファーを使って次年は年額20ドルになった。
中国、東南アジアのニュースをウォッチする用と思って購読したが、CNAの方が良いかなと思っている。
上記の「朝日新聞」のところにある毎日新聞に Wall Street Jornal も付帯するため。
https://mainichi.jp/info/wsj/ にあるように日本版に限らずWSJ本紙が購読出来る。
特に理由無くサブスクを始めたが、月単位なので、イマイチだったら解約する。
ドル円 155円換算で、年額223,487円 (18,624円/月)
services | ドル | 円 |
---|---|---|
Google Drive | ¥3,000 | |
iCloud | ¥1,560 | |
Google Cloud | ¥2,000 | |
AWS | ¥3,500 | |
ChatGPT Plus | $240.00 | ¥37,200 |
Atokパスポート | ¥3,960 | |
Youtubeプレミアムファミリー | ¥27,360 | |
ニコニコチャンネル | ¥7,920 | |
megalodon.jp | ¥3,780 | |
1Password 3年版ファミリー 5人用 | ¥4,166 | |
Dashlane Premium | $39.99 | ¥6,198 |
Flightradar24ゴールド | ¥2,700 | |
マネーフォワード | ¥5,300 | |
YAMAP | ¥5,700 | |
モンベル会員 | ¥1,500 | |
JAF会員 | ¥4,000 | |
朝日新聞デジタル | ¥11,760 | |
New York Times | $25.00 | ¥3,875 |
Bloomberg | $129.00 | ¥19,995 |
Foreign Affairs | $39.95 | ¥6,192 |
Business Insiderジャパン | ¥6,600 | |
New Yorker | $49.44 | ¥7,663 |
Atlantic | $109.99 | ¥17,048 |
Nikkei Asia | $119.00 | ¥18,445 |
文藝春秋 電子版 | ¥5,400 | |
Washington Post | $20.00 | ¥3,100 |
South China Morning Post | $96.00 | ¥14,880 |
毎日新聞 | ¥9,240 | |
The Times | £12 | ¥2,364 |
¥246,407 | ||
¥20,534/月額 |
こうして並べてみると ChatGPT Plus が高い。
今はまだ、長い文章の要約をさせたり、理解が難しい話を読む時に対話的に質問したりして容易に概略化するのに使っている程度で、あんまり創造的に使いこなせていない。
昔からゲームはやらないし、あとは10年くらい前からアニメ、アイドルなども追わなくなってしまったので、この程度をコンテンツに費やすのは苦とは感じないです。
最初に断りますが、自分はアラフォー男性です 名古屋在住でもありません
そもそも「ヴィジュアル系」という言葉自体がもう死語であろうが
全盛期は、どんなメイクの系統か、曲がどんな音楽の系統なのかで、ヴィジュアル系はさらに細分化されていた
「コテ系」 「オサレ系」 「ラウド系」 「白塗り系」 など、ヴィジュアル系の中に多様なサブジャンルがあった
そして増田はその中でも「名古屋系」と呼ばれるヴィジュアル系が好きだった
源流はSilver Roseあたりからだと思うが、個人的には黒夢が祖だと思っている
そもそもヴィジュアル系以前のロックは、汗くさくて、男くさくて、力強くて、体育会系で…という音楽だった
そういうロックのステレオタイプに対して、ロックという枠組みの中でのアンチテーゼとしてヴィジュアル系の流れが生まれ、
その流れを決定的にしたのが名古屋系であり、黒夢だというのが増田の持論だ
黒夢は上記のようなロックのイメージの、すべて真逆をいった、つまり、
耽美で、女々しくて、病的で、退廃的な世界観で、ロックをやろうとしたのだ
これが衝撃的だった
すぐに多数のフォロワーが生まれ、名古屋系と呼ばれるジャンルが確立されていった
共通しているのは上記のような世界観なのだが、どうもこの方向性で長く続けるのは難しいようで、
名古屋系のバンドは軒並み短命、あるいはだんだん方向性が変わってポップになっていくことが多かった
また世間一般的なセールスもあまりふるわず、商業的に大成したバンドも少ない
それでも当時の世界観というか、名古屋系と呼ばれるバンドたちの空気感は何物にも代えがたく、
あれから30年近くたった今でも、当時の音源を引っ張り出してきてはたまに聞きたくなる
黒夢、Laputa、ROUAGE、Merry Go Round、Lamiel、kein、deadman、GULLET
当時の名古屋系バンドでしか感じられない没入感のようなものがある
いつか、同志と心ゆくまで語り合いたいと思っていたのだが
リアルで出会うことのできないまま、気づけばアラフォーのおっさんになってしまった
やり場のない熱をここで供養させてください