はてなキーワード: 作詞家とは
初めに書いておくと、まあまあ長い。
要約すると、「アリカ様が変なことで炎上しませんように。殿とアリカ様が生涯を終える時に少しでも"アリプロを組んで良かった"と思えますように」というどこの誰の何目線なんだという七夕の祈りだ。
去る7月7日、「ALI PROJECT TOUR 2024〜お見かけ通りの若輩者です。」東京公演に行ってきた。
セットリストや衣装や演出など、ライブの"内容"に関することについては来る7月15日の大阪公演が終わるまで箝口令が敷かれているためここでは言及しない。
あくまでも、ALI PROJECT(以下、アリプロ)についての話をする。アリプロについて、というよりはアリプロの作詞家兼ボーカルである宝野アリカ(以下、宝野女史)という人についての話なのかもしれない。
宝野女史は良くも悪くも「温室育ちのお嬢さんがそのまま大人になったようなひと」だと思う。自分の気持ちに素直で無邪気で、だからこそ他人の気持ちを慮らないように振る舞うところがある。…ように感じることがある。
時折、彼女の品性や人格を疑うことすらあるし、言動や思想については賛同することも許容することもできない部分がどうしてもある。何についてのことかはきっと察する人は察せられるだろう。
けれど、私は彼女が書く詞と彼女の歌声が好きで、彼女が「宝野アリカ」を演じ続けていることが好きだ。彼女が描くアリプロの世界観が好きだ。
宝野女史は「宝野アリカ」として生き続けて、「宝野アリカを慕うファン」に囲まれて、どんどん世界を閉じていってしまったのではないかと最近思うようになってしまった。
多分私は「宝野アリカ」個人ではなく、「アリプロの宝野アリカ」が好きなんだと思う。
私は普段は宝野女史のことを「アリカ様」と、下の名前に様付けで呼ぶ。彼女への敬意もあるが、いつからか最早このひとにこれ以上ふさわしい呼び方は無いと思うようになったので、こう呼んでいる。敬称というよりはからかい混じりの愛称として使っている。
6月にリリースされたオリジナルアルバム『若輩者』と先日のライブ、そしてファンクラブ会報等等のインタビューを呼んで、「ああ、アリプロはこのまま終わるんだろうな」と思ってしまったところがあった。
長年ファンを続けていた者として、新曲の「新しさ」や、これからもやっていこうという本人たちの気概は感じる。
けれど、「令和」の価値観にアップデートして「令和の最新になる」という姿勢には無いのではないか、と思った。アリプロは「アリプロの最新だけ」をきっと更新し続けて終わるんだろうなと思ってしまった。
「わかる人に伝われば良い」というのは、作り手のエゴだと思う。ニッチ市場だけを向いた商売の行先はきっと衰滅だ。
宝野女史はいつかのライブのMCで、「アリプロの歌は教室の片隅で一人本を読んでいるような子に届けたい」というようなことを言っていた。
その言葉に、私は本当に救われた。人気のアイドルの話ばかりをする同級生の中で(おそらく)ただ一人アリプロを聴いていた十代の頃の私と、いつの間にか大学も卒業して社会人という身分になっていた私を、一度に両方抱き締めてもらったように感じた。
ただ、今は、彼女のその姿勢があるいは「アリプロの終焉」の有り様を左右するのではないかと不安になっている。
片倉三起也(以下、片倉氏)の作る曲に宝野女史が書いた詞を歌って描き出されるその世界がとても好きだ。
ロマンティックでドラスティックで理想と冷笑と幻想の混沌のような、夢のような世界が好きだ。
ずっと終わらないでいて欲しい。私が死ぬまでずっとアリプロはアリプロとして世界に存在して、活動を続けていて欲しい。
終わるなら、せめて、みっともない最期ではなくて、華々しく見栄を張り続けたフィナーレであって欲しい。
片倉氏と宝野女史がアリプロとしてメジャーデビューして、2024年の7月7日で32周年となったという。
インディーズで「蟻プロジェクト」として活動を始めたのは1985年、片倉氏と宝野女史が最初に出会ったのは1984年のことらしい(Wikipediaによる)。
40年。ユニットとして活動するには随分と長い年月だと思う。アリプロがアリプロとして今日まで活動を続けていて、新たな楽曲を発表し続けているのは本当に奇跡のようなことだと思う。
「作る」だけなら誰にでもできる。
「作って売る」は少し難易度が上がるが、一度目のチャンスを掴める者は大勢いる。
「作って売ることを何度もやり続ける」になると大層難しくなる。個人ではなくユニットであれば尚更だろう。
片倉氏は以前に、「"国宝"というテーマでアルバムを作ってみたいとも思ったんですが、それをやるのは最後かな」と言っていた。
そう聞いた時は、「そんな終わりを予感させるようなことを言わないでほしい」と思っていた。
今は、「どうか、殿(片倉氏の愛称)とアリカ様が自信をもって出した"国宝"がアリプロのフィナーレとなりますように」と祈っている。
「増田が思うような炎上はしないと思う もしもまた一頃のようにアニメタイアップが増えたら有り得なくは無いが」という言及があった。
もしかしたら、これが私が抱えている不安の核にいるのかもしれないと思った。
以前よりもタイアップが減って、ファン以外はアリプロの名前を頻繁に出さなくなった現状に対しての悲しみがある。
ただ、再度脚光を浴びる機会があった時に起こるかもしれないことに対しての怯えがある。
ファン向けに内へ閉じて欲しくはない。けれど、令和の今に名が広まって何かが起きるのも恐ろしい。
9割る3なら割りきれる 10割る3なら割りきれない
ひとつ違っただけなのに 割りきれないとは 割りきれない
なぜだ! なぜ? 謎だ 謎(くりかえし)
https://utaten.com/lyric/to16065208/
謎はお前だとしか言いようがない歌詞を朗々と歌い上げるので、こっちは数十年ずっと脳にこびりついたままだよ
(なお、これ調べるのにググったら作詞家すごい人だった)
anond:20240506174540 に追記しようとしたら長すぎたので記事を改める。
私の短歌・俳句論について、異論は認めるのだが、この一句は反例とは思えない。むしろ私の認識を強化することにしかなっていない。
この句は一見情念のこもった句に見えるが、この句における一茶はあくまでも風景の一要素としてやせ蛙と並列されている。つまりは蛙ごときに向かい合って必死になっている俳人の描写である。一茶の句におかしみがあるのは、滑稽な自分を冷静に客観視できるからこそで、情念を込めてやろうという精神からはかけ離れている。
それに対して、例えば同じ蛙を描写した以下の斎藤茂吉の歌はどうだろう。
死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる
この歌は一茶の句と比べると写実的で情念の無い描写に見える。しかし、用心深く読んでみると「かはづ」(蛙)の鳴き声が「天に聞ゆる」のは作者が添い寝をしていて地面に近いところにいて、天を眺めながら聞いているからそのように感じるのであり、実際に天から蛙の鳴き声が降ってきているわけではない。実はこの歌は非常に主観的で情念によって風景を巧妙に歪めていることが分かる。茂吉にとっては「かはづ」も、それどころか「死に近き母」すらも己の寂しさや怖れの大きな比喩でしかないのである。一茶のような引いた視点など待とうとする気もない。短歌が情念の産物と言うのは、こういうことを言う。
私の論に反論するのだったら、例えば短歌は情念とはいうが、奥村晃作のただごと歌、たとえば
などはどこに情念などあるのか?と言った指摘ぐらいは欲しいところだ。
ついでだから私が、これこそ短歌は情念だと思う歌を掲げておく。
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする 式子内親王
皆さんはご存じだろうか。
最近話題の生成AI、ワンクリックで美麗イラストが生成されるというアレのこと。
生成AIは、イラストレーターの作品を無断で学習しているとされている。
また、強化学習リストというものが存在し、有名なイラストレーターは強化学習リストに入っていて、コマンドに名前を入れると似た画風のイラストが出力される。
私自体は弱小だが、大手のイラストレーターの知人が何人かいる。
その中でも古くからの友達の絵描きが、実は強化学習リストに名前入りしていた。
Twitterでも2桁万以上フォロワーがいる人気絵師である。
それが分かったとき、友達はほんとうに悔しくて辛そうにしていた。
絵を描く技術を何十年もかけて学んで、上手く描けなくて、やっと知名度が出て、それで食っていけるようになったのだ。いとも簡単に模倣物が作られることは悔しいに違いない。
今は正直、無法地帯だ。
著作物を勝手に学習されて、無限に出力されて 販売されている現状を、どうにか変えてほしい。
また、イラストレーターという職種の将来の不安が一気にでてきた。
正直AIとか導入するなら人手不足のとこからやれと思う。(農業とか介護とか)
もともと過密状態のイラストレーター業界に入ってきて、夢持つ若者をぶん殴って楽しいか?
正直鬱になった人もたくさん知ってるし、自殺未遂した人もいる。
このままいけばイラストレーターだけの話じゃない。
交流期間に連続リリースするCDやグッズ類の売上が良ければ一定の休止期間の後、再度交流期間が設けられて新作CDが発売されるというループを何年も繰り返している。
CDには曲+キャラの恋愛ドラマが付いていてそれを聞くことでキャラのプライベートを知り、SNSはファンとしてキャラと交流できることと作詞家A+作曲家B+有名担当絵師を売りにしている。
運営している会社は一昔前に別コンテンツで一山当てたがそれ以降は鳴かず飛ばずで新コンテンツを作っては閉じてを繰り返している。本業はCDコンテンツの販売だがここ数年はほぼグッズ屋になっている。
キャラとの交流と言っても中で社員が推しが言いそうな文面を作ってオタクの話題に返事していることは理解している。それでも2次元の推しと話題が共有できるというのは初めてでなるべく時間をあわせて話しかけていた。
何年も話していると何となくだが拾われやすい話しかけ方や話題、相手が返すことも分かってくる。
画面を通して推しと話をすることが楽しくて何より推しの顔と恋愛ドラマのシナリオがとにかく好みだったのでイベントやグッズも含めてのめりこんだ。
当初から運営に雑さを感じる部分もあったが前々回までの交流期間はSNS、CDシナリオ、曲、イラストが安定しているから推していた。
前回の交流期間、CDのリリースは遅れていた上に告知なく作詞がAからCに変わった。今までの作詞とは悪い意味で全く違った。不満だったがそれ以外の推しを構成する要素はいつも通りだったのでAも忙しいのだろうと流した。
順調にCDリリースが中盤に差し掛かったところでSNSのキャラ全員が前触れなく失踪した。多分中やってた社員が逃げたんだと思う。バラバラの時間に浮上しないといけない6キャラのSNSをワンオペさせるな。
しかしCDの連続リリースはそのまま続いていて普段ならあるようなSNS上でのキャラとのお祝いはなし、今まではキャラがあげていたリリース記念イラストは会社SNSに適当に投稿といった有様だった。
会社からは何も言わないため外部の担当絵師がファンのフォローをしていた。
3ヶ月後キャラ達は無理やりな理由でSNSに戻ってきたがキャラを責めるのは違うと思って止まったことも一切触れずに以前と同じようにキャラとやり取りするようになった。
けれどもなんとなく中身が違うのが分かる。
この時点で自分は推しか逃げた社員とのSNSのやり取りのどちらが好きだったのか分からなくなった。
失踪もあったが会社的にはCDリリース自体は成功扱いらしかった。この時点で次のCDに繋げるためだろうなというのは薄々察せた。キャラ達が一定の休止期間に入るけどまた会えるよ!等書いていたことやCDのシナリオが続きを匂わせるものだったことからも明らかだった。
一定の休止期間もグッズは出る。そのグッズの質が休止期間に入った途端ガタッと落ちた。おそらく工場が変わったのだろうがアクスタは削った粉付きのまま、表面にイラストが来るように印刷、画質もガビガビの酷い状態だった。不良品が来たかと思うほどだった。
受注で販売するといったグッズは有名ブランドのパクリデザインの指輪やパケをパクった香水(さすがに変更された)、キャラからのホワイトデーの手紙くじ、ぬいぐるみと言った次第である。
ホワイトデーの手紙は今までのキャラとは全く違う雰囲気、筆跡の内容だった。パクリの指輪と香水は未だに届いていない。
受注と名のついた商品は全て本来の配達時期に間に合っておらず最低でも1,2ヶ月は遅れている。
そんな中で休止から11ヶ月経ったクリスマスの夜、SNS上で新しく交流期間が設けられまたCDが出ると告知された。
告知映像と新作グッズを見たがイラストに違和感があった。何よりいつもだったら告知にある絵師先生描き下ろし!の文字もない。嫌な予感がした。
キャラの失踪時SNSでファンをフォローしてくれていた絵師先生を下ろして影武者にしていた。それについて会社から一切告知はなく担当絵師のポストで分かった。担当絵師も病んでいるポストがここ半年くらいあったことも腑に落ちた。
新作グッズは過去の担当絵師描き下ろしイラストをほぼトレスや反転したものだったことも驚いた。せめて髪の跳ね方やメッシュの角度くらい変えろ。
影武者になったことで推しは顔つきが変わった。担当絵師が描いていたようなかっこいい推しの新規イラストはもう見られない。恐らく引き継いだ社員がコンテンツの過去について分からないのだろうがSNSでのやり取りも当たり障りのないものになった。曲は作詞がAに戻ったので期待したものが来るかもしれないが前の交流期間の曲を思い出すと苦しい。グッズの質は下がった。恋愛ドラマの方はここ数年毒にも薬にもならない展開しか出ていない。
今まで好きだった推しを構成する要素がほとんど無くなってしまった。
しかし交流期間が始まれば影武者のアイコンで適当なやり取りをする社員=推しになる。
推しなんて自分の中で勝手に美化したものでしかなく、解釈が違うと思った時には当人はもうそのコンテンツの顧客では無いのだということは十二分に理解している。
それでもこんな状況なら交流期間の再開なんてなくて良かった。このままずっとSNSが動かないでグッズだけ出してくれていればと思ってしまう。グッズも出さなくて良い、綺麗な思い出となるまで眠っていてほしかった。
へー
アニメ関連の情報はもとより、バイクのレストア方法まで発信している
(キャンプしねーなー)
ところで、番組の途中で「各種スプレーについての説明」が行われており、これも大変タメになった
ジッパーの滑りが悪いときとか使いやすくて良さげ!と思って買ったのに、全然駄目だったー
関係ないけど、オピネル(折りたたみ)を使っててあまりにも開きが悪くて困っている
木が膨張しない時期になれば治るかな?と思ったけど、ずっと出しづらいまま
もう、分解した方が良いのだろうか
でも面倒
いっそヒンジ部分にKURE5-56を吹き掛けたい気分だ(二度と使えなくなりそう)
誰かメンテしてくれ
ちなみに切れ味も買って直さま悪くなったので、面倒だからスライドして研ぐやつで研いだら傷がついただけで全然切れ味改善せず
以下好きな歌詞の曲。
タイトルに「北ウイング」を持ってくるセンスにしびれる。このタイトルじゃなきゃヒットしなかったと思う。
恋人を親友に取られる、よくある主題でありながら過不足なく渦中の女性の気持ちを詩に収めている。最近シティポップのリバイバルで若い子の間でも聴かれてるらしい。
今度は友達の彼氏「アキラ」への横恋慕が主題。特定の名前を登場させることで逆に誰でも感情を代入しやすくなってる。
エスニックな雰囲気に合わせて作られた歌詞がプロの仕事を感じさせる。
サビの最後の、アジアの国の言葉をリズミカルに重ねるところとか、どうやったら思いつくんだろう。
この曲の歌詞もいいよって知ってたら教えて。