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2021-01-18

今後、まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのはやめろ

ごちうさの3期が終わり、『ゆるキャン』と『のんのんびより』へと続く。これから少なくとも3ヶ月先は移住先を探すこともない安泰な日々が続く。

しかし、ここから先はどうなるのか。さらに先に『まちカドまぞく』の2期があるが、1期より作風が変わると聞く。ひょっとすれば、『NEW GAME!』のようにいざこざの多い作品に変わっていくかもしれない。日常系アニメの新作がないか不安になっている人がいるはずだ。

そういえば、アニメ化が発表されたきらら原作漫画は『球詠』だったよな。この作品最後アニメ化の発表がされた作品が現れなくなって1年半も経つ。

しかしながら、これからアニメ化の発表がされるきらら原作漫画が増えていくだろう。だが、それと同時にきらら原作アニメに対して「自分が期待していたものと違う!」という批判が急増していくと思う。

なぜなら、まんがタイムきららからきらら系と呼べるような日常系が減ってきているからだ。

きららに対する偏見払拭必死きらら編集部

私は日常系アニメが大好きできらら雑誌を読んでいる身だ。未来日常系アニメが出てくることを楽しみにしていた。

しかし、私は、2018年ぐらいから、きらら編集部日常系冷遇するようになったと感じた。

そして、きらら編集長インタビューを読んで、まんがタイムきららから日常系がなくなるのは確実だと確信した。

ただ、最初に『ひだまりスケッチ』がアニメ化し、『けいおん!』、『GA 芸術科アートデザインクラス』と続いていって、きららといえば女子高生4・5人の学園ものという印象が我々の想像以上に強くなってしまった。もっと4コマ多様性を見出そうと思って企画したきららが、いつの間にか多様性のなさの象徴みたいになってしまっていたんですね。どこかで一度その固定観念を壊して、新しいきららの形を作らなければいけないと思い、2011年に「まんがタイムきららラク」を創刊しました。
芳文社創立70周年を迎えて。「まんがタイムきらら」編集長が考える“これからの日常系”の形

やはり、「きららといえば日常系」という風潮に対して、きらら編集部は好ましくないと思っていたようだ。

*****

では、まんがタイムきららについて振り返ってみよう。

2011年に『あっちこっち』、2012年に『夢喰いメリー』のアニメ放送された。「まんがタイムきらら日常系だけではない」とアピールする機会になり得たが、いずれも成功したとはお世辞にも言い難かった。特に夢喰いメリー』は原作ファンから酷評をされている。

2013年に『ゆゆ式』のアニメ放送し、『きんいろモザイク』『ご注文はうさぎですか?』へと続いた。この頃に「まんがタイムきららといえば日常系」というブランドイメージ確立された印象だ。

きららに対するイメージ確立された後も、日常系ではないきらら原作漫画アニメ化して放送されたが、そういったアニメ日常系アニメに比べたらヒットしているとは言い難い。

一方、編集部から大きな期待が寄せられたまんがタイムきららラクだが、けいおんゆゆ式のような大ヒット作が現れず、2017年12月号を最後休刊してしまった。


そして、ミラクの末期の頃から既存きらら系列雑誌作風が変わっていった。

まず、2018年から2019年前半ぐらいかけて、まんがタイムきららMAX連載の未アニメ作品が、2~3巻分の短期で、次々に連載終了していった。特に『どうして私が美術科に!?』の連載終了はきららの読者に大きな衝撃を与えた。元々、きららMAXは、前衛的な作風マニアックネタを扱う作品が多かったが、ミラク創刊の影響で、きららMAXは萌え要素が多い作品が増えた。ミラク休刊を期に、尖った作品が増えてきた。

さらに、『ななどなどなど』のような和気あいあいとは言い難い作品や、『RPG不動産』のようなファンタジー系の作品が増え、『奥さまは新妻ちゃん』『一畳間まんきつ暮らし!』『メイドさん下着特別です』のような男性読者に媚びたお色気要素が強い作品も出てきた。


そんな中で編集部からプッシュされていた印象が強いのは、きらら本誌で連載していた『甘えたい日にはそばにいて。』である。この作品は『幸腹グラフィティ』の作者、川井マコトが送る小説家少年アンドロイド少女恋愛を描いたシリアス作品だ。

きらら作家としてそこそこ知名度があるとはいえアニメ化されていない作品としては破格の待遇編集から猛プッシュされていた。3回連続センターカラー連載したし、1巻発売当時、アニメ放送していた『スロウスタート』との合同フェアを行った。

しかし、鳴り物入りで連載されていたにも関わらず、アニメ化されることなく3巻で終わってしまった。


そんな長期に渡る試行錯誤だったが、きらら編集部の期待に応える傑作がようやく現れた。それは『ぼっち・ざ・ろっく』である

ぼっち・ざ・ろっく

ぼっち・ざ・ろっく』は、これからまんがタイムきららを語る上で絶対に外せない作品である


この漫画は、タイトルが示す通り、陰キャ主人公バンドに加入してロックスターを目指す王道ロック漫画である。間違えても『けいおん!』と同じようなものを期待して見るものではない。むしろ、『けいおん!』が嫌いだった人が見るものだ。個人的には、この作品が売りにしている主人公の顔芸と陰キャネタ生理的に受け付けない嫌いな作品だ。


ぼっち・ざ・ろっく』はとにかくすごい。単行本1巻発売日直後に重版がかかり、LINEスタンプが発売された。そして、「次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。

おかげで、きららでは陰キャ主人公ノブームが巻き起こっている。そのブームは、荒井チェリーというきららの創刊期から連載作品を持つベテラン作家ですら巻き込んでいる。列挙すればこんな感じだ。

そんな『ぼっち・ざ・ろっく』にアニメ化の話が来てもおかしくない状況だと言える。では、肝心の出来はどうなるのか。制作会社ガチャと呼ばれる風潮が強いが、それに関しては心配する必要はないだろう。

*****

ここからは、個人的妄想。内情を知らないので、今後どうなっていくかは、まだ分からないことだということに留意してもらいたい。


テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』は、アニプレックスが間違いなく神アニメにしてくれるはずだ。きらら切り札である以上、粗末に扱われることは絶対にないだろう。作画に関してはしっかりした制作会社を選ぶし、脚本だって原作ファンからの高評価であふれかえっているので十分保証できるだろう。


それで、なぜ『ぼっち・ざ・ろっく』の話にアニプレックスを出すのか?


その大きな理由ソーシャルゲームきららファンタジア』にある。このゲームアニプレックスパブリッシャー(配信元)でドリコムディベロッパー(開発元)である

ぼっち・ざ・ろっく』の連載が始まる頃は、きららファンタジアの販促に力を入れていた時期だった。それを象徴するアニメは、2017年秋季放送された『ブレンド・S』と、2018年冬季放送された『スロウスタートである。この2作品は、アニプレックスドリコム、そして芳文社製作委員会に名を連ねている。

この頃のきらら編集部アニプレックスを強く意識していたんじゃないのかな。特にぼっち・ざ・ろっく』の場合、その傾向が強く表れていると感じる。主要人物の名前は、ASIAN KANG-FU GENERATION(アジカン)メンバーが由来だ。アジカンは、アニプレックス親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント所属である。ここから、作者と編集は、構想の段階でアニプレックス意識していたのだろうと推測している。


タイムパラドクスゴーストライター』というジャンプ打ち切り漫画には、「実は(アニメ化の)オファーだけなら、早い作品だと1話目の次点で、もう来るんだよ」というネタ画像がある。ひょっとすれば、『ぼっち・ざ・ろっく』は、比較的早い段階でアニプレックスからオファーが来ているのかも知れない。逆に、芳文社からアニプレックスアプローチしていたのかも知れない。それだけ芳文社アニプレックス距離感が近いはずだ。『きららファンタジア』が配信されたばかりの頃は特に


そういえば、こんなTwitterアカウントがあるけど、遅くてもこのアカウントが作られる前からアニメ化が決まっていたんじゃいないのかね。主人公演奏動画投稿きっかけにSNSを始めるエピソードだけど、このアカウントの初ツイート2019年8月16日、このエピソード掲載されているきららMAX発売日は2019年08月19日である。早すぎないか

ファンがやるにしても、フラゲでもできないだろう。最新のツイートあたりに、音楽流れる一枚絵があるけど、この絵は作者が描いたものじゃないよね。ひょっとしたら、アニメ作画担当が描いたものかも知れない。ちなみに、Twitterは、YouTubeニコニコ動画とは違って、JASRACと許諾契約をしてないから気をつけてね。


きららファンタジア』は、リリース開始期に多くのトラブルに見舞われて短命で終わるとささやかれていた。しかし、そんな悲観的な予測を超えて、2020年12月リリース3周年を迎えた。それを記念してメインクエスト第2部がリリースされた。これから、またアニプレックスきらら原作アニメが増えていくのだろう。そのトップバッターは『ぼっち・ざ・ろっく』になるに違いない。

ビジネスは出だしが肝心だ。アニプレックス芳文社は『ぼっち・ざ・ろっく』にまんがタイムきららときららファンタジアの命運を賭けるつもりでいるに違いない。それ故に、アニメスタッフ錚々たる顔ぶれがそろうし、宣伝にもかなり力を入れるはずだ。

具体的には、『鬼滅の刃』のプロデューサー担当した高橋祐馬、『紅蓮華』を作曲した草野華余子、「チカっとチカ千花っ」で大きな反響を読んだ中山直哉が名を連ねることになるだろう。ロック界の重鎮たちも出てくるんだろうね。アニメーション制作ufotableが最有力になると考えている。次点は、A-1 PicturesCloverWorksだ。

ぶっちゃけ、このアニメ鬼滅の刃スタッフが集うことすらあり得ると思う。宣伝映像の冒頭に「鬼滅の刃スタッフが送る」というナレーションを添えるだけで、誰もが飛びつくに違いない。まさに鬼に金棒。

テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』はアニメファンはおろか一般人ですら唸らせる出来になり、アニプレックス芳文社が望んだ通り大ヒットするに違いない。そして、「きららといえば中身のない日常系」というネガティブイメージを抜本的に改善していくだろう。


*****


こんな感じで、個人的妄想をひたすら書きつづった。

これがどれくらい当たるのか。答え合わせは2021年1月19日から始まるだろう。まんがタイムきららMAXの発売日だ。その次の月の2月25日は『ぼっち・ざ・ろっく』の単行本3巻が発売される。その間に、重大なニュースがやって来るはずだ。

いずれにせよ、きらら編集部にとって『ぼっち・ざ・ろっく』はまんがタイムきららを変える大きな存在だということには間違いない。

実際、ごちうさ3期に放送されたきららMAXのCMで紹介された作品は、ごちうさときんモザとこの作品だけだった。新型コロナウイルスのせいかもしれないが、はっきり言って、きららMAXの未アニメ作品は「ぼっち・ざ・ろっく』以外は雑魚」という扱いなんだなと感じた。それだけ、『ぼっち・ざ・ろっく』の注目を集めるのに必死なのだろう。

さいごに

私はきらら雑誌を読んでいて、日常系が減ってきていると感じていた。

きらら編集長インタビューを読んで、きららから日常系が消えていくのは確実だと痛感した。

きらら編集部は『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』がヒットしたときから、「きららといえば日常系」のイメージ危機感を持っていたのだ。


きらら編集長インタビューで「多様性」という言葉を使っていたが、我々が持つきららに対するイメージに対して、作者も編集プライドが許さないのも大きな理由の一つなのだろう。そりゃそうだよな。自分たちで一生懸命作って世に出した作品を、きららというだけで、萌え日常系と言うだけで「中身が無い」とか「低俗だ」とかと酷評されたら誰だって傷つく。そんなイメージ払拭したくなるのは当然の話だよね。

10年以上前から受けてきた屈辱を晴らそうと、長期に渡る試行錯誤の結果、『ぼっち・ざ・ろっく』という今後のきららにふさわしい作品が表れた。あとは、大ヒットを目指してアニメ宣伝に力を入れていけばいい。そして、『ぼっち・ざ・ろっく』に続く「中身のある作品」を出していけばいい。そうすれば、まんがタイムきららから「中身のない日常系」は駆逐されていくだろう。

から、私は言いたい。







まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのは、もうやめろ。

これから本当の意味で「難民時代」がやってくる。

2020-12-25

M-1 2020・ネタ以外の感想その2(本戦打ち上げ

その1(抽選会〜敗者復活戦)はこっち

本戦

最初の30分ほど煽りV→CM煽りV……の連続
煽りVの連続マスク外し
今年の「俺たちが一番面白い」は盛山
ナイツ塙「ちょっとなんか、今年調子悪い…」
敗者復活組がトップバッター
敗者復活はインディアンス、3位ぺこぱとは10万票差
インディアンス田渕「上戸彩さんの反応分かりやすすぎ、でも心の準備ができました」
  • ネタ終わり、笑神籤について。それ以外にも「(復活する)自信はありましたか?」に「途中経過を発表してくれるのでドキドキできました」と徹底してポジティブ
志らく能天気バカを演じてるんだけど、そこに彼の人間性が出てきて、見てるうちにちょっとこう、なんかウルッとするんですよね」
東京ホテイソン ショーゴの着てるTシャツがHOTEISON
東京ホテイソンたける「久しぶりじゃないですか?こんな前期のM-1みたいな点数出るの」
ニューヨークの出番前、送り出す野田がエレパレポーズ
ニューヨークマイクの前で出囃子終わるのを待つ
ニューヨーク屋敷一年越しのリベンジやー!!」
嶋佐・屋敷「売れた?今売れた?やったっ」
  • 上沼さんの「ほっといても売れますね」を受けて、控えめに小躍り。可愛げを感じさせる。
見取り図盛山「マジでこのまま長髪で通ってまうで僕」
東京ホテイソンたける「いーや梅干し人間の面構え!」
おいでやす小田「もう2本目やる体力残ってないです」
  • ネタ終わりで息も絶え絶えに。
おいでやす小田「やってきた20年どうなるんすか!!!
  • 上沼から「一人と一人でやってたらあかんよ」と言われて絶叫。
インディアンス田渕「せーの、また来年ー!」
マヂラブ野田「早くあの人の声が聞きたいです」
  • ネタ終わりの採点前コメント。ちなみに「あの人」の第一声は「待って、三年前?何も覚えてない」
マヂラブ野田「何人にもあんなことしてるんだ、だから覚えてないんだ」
マヂラブ点数発表
ニューヨーク嶋佐「バスケがしたいです……」
  • 敗退コメント。その横でひたすら無表情の屋敷。これは屋敷も含めて画面に収めてもらうことを見越してのボケだったんだろうが、カメラが嶋佐だけに寄っちゃって変な感じに。
オズワルド伊藤、採点後コメントで声量調整
おいでやす小田「誰を一位にしとんねん!!!
アキナ秋山「おいでやすこがさんのをやってる間、お客さんの前に立ってるのが恥ずかしい」
錦鯉の紹介パートでヒロドアナボケ長谷川さんは4回も目が覚めてしまい、もう歳かなとおっしゃっていました」
マヂラブ村上「最高に嬉しい気持ちです。ありがとうございます
錦鯉まさのり「僕のパチンコ台も出ますかね?」
ウエストランド井口 CM前に太田のプシュー
今田「無理しなくていいからね」 ウエラン河本はい、すいません」
  • 喋るなと言われていたためコメントを考えていなかった河本。素直。
エラン井口「いやそうですよ、そう考えたらすごいことですよね」
  • 初出場にしてはよくやったと上沼に褒められての返し。ウケてる。井口の小物感いいよね。
最終決戦の出番順はファースト順位逆順
  • 時間半もあるんだから今までの選ばせる演出してもいいと思うけどね。毎年変わらないとしても念の為
マヂラブ2本目終わりにハンカチで涙ぬぐう今田
上戸「今年もCMの後です!」
マヂラブ野田M-1最高ー!」
おいでやす小田「こんなネタしてますけど、僕決して怖い人間じゃないので」
マヂラブ優勝
マヂラブ野田最下位獲っても優勝できることあるんで、諦めないでください皆さん!」
上沼「覚えとらへんけど、ごめんねえ」に野田「やめてください」
志らく「あれだけ喋らずに笑いを取るのは、漫才を超えて喜劇なんですよね」
松本漫才やることの幸せ漫才見ることの幸せを今回特に感じました」
マヂラブ野田「えみちゃん辞めないでー!」

そんな野田国民最高ー!で(多分)アシストする形になったインディアンス本戦ネタ以外のMVP。田渕の明るさが素なのが浸透してきて、いつどこで見ても機嫌よく周囲に分け隔てなく接する人の良さが大会を明るくしたと思う。事前PVハハハと笑った直後に「敗者復活見てろよクソッ」と涙声で建物を出る姿も印象深かった。今回の敗者復活、そしてトップバッターインディアンスが間違いなく適任だった。

反省会

小藪「恥ずい漫談仕上がりすぎてる」
  • アキナが延々と恥ずい連呼する様子について。達者ではあるんだろうが不自然なんだよな。
アキナ 中継トークに慣れてる

正直この反省会来年から後回しにしようかなと思ってる。笑い飯川島土屋に一人ずつ小藪が振っていく構成なのでディスカッションにはならず広がらない。講評の内容も正直そこまで深くないし。ファイナリストインタビュー小藪じゃなくてミルクボーイと話してるほうが見たいし、中継のラグもないのに。各組の時間も短すぎて内容薄い。福徳が泣いたり川瀬が死にそうになってた時はめちゃくちゃ面白かったが、今の形式ならもういいや。MVPもなし。

ストゼロ打ち上げ

大悟面白いことなんて言わんでいいからね」
エラン河本 マスクしたままストゼロ飲もうとするボケ
インディアンス応援ツイート投稿者名が「トット推しが止まらない」
インディアンスきむ「髪の毛あるなんかダメって、それ聞いて僕、全上げで」
見取り図リリー「もしエントリーするなら、第2位です」
  • エントリーするかどうか決めかねてる感じだな。まあきついよなあ。
見取り図リリーメッセンジャー黒田さんからLINE来て、ほんまにかっこよかったんですけど、『漫才師としては優勝です』って」
  • これ言わないほうがいいだろ。純粋に嬉しかったんだろうけど。千鳥は気づいてそれとなくフォローしてるな。
マヂラブ野田「俺、お笑い王になりたいんす」

今年はソーシャルディスタンスのためにスタジオなのもあってワイワイ感が少なく、そのぶんガッツリ掘り下げるようなトークが多かったかも。

みんな良かったけど本戦だけでなくその後に漫才定義いるのかいらんのか問題に巻き込まれてアホの攻撃道具にされた見取り図お疲れ様意味MVPをあげたい。全組漫才ですといち早く宣言したのカッコよかった。


M-1が「4分の中にできるだけ多くのボケを詰め込み終盤に伏線回収とかして盛り上げる漫才」だけを漫才だと定義するような大会だったらここまで人気は出てない。邪道と呼ばれるものを堂々と評価してきたからこそM-1面白いのだ。そんな妖怪大戦争だった今回のメンツで冷静に戦略を練り淡々コマを進めたマヂラブが最終的に披露したネタが床を転がり回るっていうカオスなのが最高すぎた。今年は野田脚本による壮大なミュージカルに知らぬ間に全員が巻き込まれてたんだろうな。運命を味方につけるってのは実はこういうことなのかもしれない。本当に凄いものを見せてもらった。

MVPとか偉そうでごめんね。マヂラブおめでとう!

M-1 2020・ネタ以外の感想その1(抽選会〜敗者復活戦)

今年もいい大会だった。漫才王が漫才大会で最高の漫才して勝ちました!

ネタ感想は他の人に任せてネタ以外の部分の感想を書きます最近は平場-1グランプリなんて言葉もあるし平場が注目されてきて嬉しい。

2018年こっち 2019年こっち

2020その2(本戦打ち上げ)はこっち

敗者復活戦 出番順抽選

今回から司会は銀シャリ
札を引く順番はサイコロで決める
転がってきたサイコロを掴むコウテイ九条
橋本うまいこと言いたい病が炸裂
キュウ10番手
  • 橋本「キュウなのにジュウを引くややこしさ」 芸人たち「おぉ〜!」 ほのぼの。
金属バット小林「15番です」
ヒロドアナ「失礼します」
  • 金属勝手にトリに貼っていった名札を1番に貼り直す。
タイムキーパー番手
橋本「(半袖の滝音さすけに)この年齢で薄着やから褒められるとかないよ」
ニッポンの社長 辻「あえて言いますわ。ペットを飼いたいってネタします」
ぺこぱ7番
  • 引いた後にシュウイポーズで「7番でーす」、どうですか?と聞かれて松陰寺「悪くないだろう」 タレントとして力つけたのがはっきり分かる捌きかた。これ見ると抽選ボケは引く前より引いた後のほうが見やすいな。
ランジャタイ国崎「よいしょ……あっ、ナンチャンでした」
  • 続けてウッチャンまで出てきて箱の中に逆さに突っ込まれたまま放置。国崎が好かれるのがよく分かる流れ。
銀シャリ鰻「今から3時までいつも通り過ごして、そっからね……あ、すいません言うこと考えてなかった」

抽選会中継の時間が年々短くなっててボケる隙間がない。今回はとにかく橋本コメント力がレベル高すぎて参加芸人のほうが食われちゃってた。その中でも無駄に尺を取らず、みんなが待ってるお決まりフレーズできっちり盛り上げたぺこぱ抽選MVP

敗者復活戦

祇園ノボリに貼ってあるエントリーナンバー
  • こういう小さい部分でM-1運営の良さが出るよな。祇園は今回残念だったが来年に期待しよう。
司会は陣内、コメント要員にノンスタ石田銀シャリ橋本スピワ小沢
ぺこぱシュウペイ「アイムパーフェクトヒューマン
  • 陣内「めちゃくちゃ仕上がってるやんか」
インディアンス田渕「お待たせしました木崎です」
  • 禁じ手っちゃあ禁じ手のツカミだが、客席はウケてる。敗者復活戦はこのお祭り感がいいところでもある。決勝落ちたけどこっちで楽しんでやるぜ!っていう開き直りがカッコいいのよ。
ぺこぱネタ中に大音量騒音
金属バット友保「僕らラストイヤーなんで」
  • ネタ終わりの感想を聞かれて。陣内が一瞬信じてしまうアホだと知っててこれをブチ込む友保の悪どさが際立つ。
タイムキーパー安土「今までの寒さの中で一番幸せな寒さでした」 松井「いい表現してまーす」
ベポスター永見「僕らがやり終わってからマネージャー携帯が、アラーム鳴り終わらないらしいです」
  • それより鼻の赤さが気になる。
ランジャタイ国崎「僕たちビッグスモールンなりの頑張りを」
  • 陣内「出し切った?」→国崎「はい?」→陣内「出し切っ…」→国崎「だめだ聞こえないな。ビッグスモールンですか」

 ビッグスモールンですかなんて質問必要な状況この世にないだろ。

インディアンス田渕「マジで国民、最高ー!」
  • 中間発表で一位なのを受けて。いい笑顔ピース。今年の田渕はこの時点でもう空気を作り上げてた。
から蓮根 伊織、無表情でカメラを見つめながら口をパクッ
ゆにばーす川瀬「行った暁にはテレ朝スタジオ街宣車突っ込みたいと思いますので」
キュウ清水「この中の誰かが復活する……間違いない」「これで決まったわけじゃない……気をつけろ」
  • 芸人たちがやたらウケてる。なんか表情とか雰囲気が似てるんだよなー。
ランジャタイ国崎「82点でしょ?行きますよ、国民最低ー!」
銀シャリ橋本「26万人が投票してるんですよね?国民の半分じゃないですか」
  • 熱気に当てられてボケたくなったとの供述
ニッポンの社長 ケツがブチ切れながらライオンの真似してる中流れる夕焼け小焼け
ゆにばーす川瀬「ほんまに、マジでよろしくお願いします!!」
  • 土下座するも客の頭に隠れてまったく見えず。その後にカブセて寝転んだ田渕はしっかり映る。この時点でもう勝敗はついていたのだ。

基本的自分は敗者復活戦に豪華なゲストや派手な演出不要派で、審査漏れた奴らが貧民街の娯楽(©さら森田)で盛り上がってる雰囲気が復活戦の良さだったと思っている。しか地上波で放映する以上それが無理というなら、せめて力を出し切ってネタできるよう運営は最大限努力する義務がある。やらせ必要がないのに演出のために寒い屋外でやらせてるんだから、音声トラブル騒音問題は未然に防ぐべき。

今回は全組にきちんとコメント時間取られてて、尺もほぼ平等だったと思う。ワイワイ感は薄れてこじんまりした雰囲気にはなったが、それを超えたカオスを感じさせたランジャタイ国崎が敗者復活戦ネタ以外のMVP。とりあえず国崎に振れば何かしら爆発が起こる状態になってた。それもいかにも用意してきた感のない生き生きとしたボケで見ててワクワクする。いい。

その2(本戦打ち上げ)はこっち

2020-12-22

M-1感想書くよ

50代男性。好きな番組ゴッドタンお笑い向上委員会有田ジェネレーションっていう程度にはお笑い好き。

金属バット/好き。トップバッターに一番ふさわしくない。別れてくれない理由生命保険かけてるからっていうオチはも少しなんとかならないか

タイムキーパー/若くて親しみのあるコンビアンパンマンの歌をいじったりしたら、そりゃあ普通漫才なっちゃうよね

コウテイ/好き。ストイックな感じをちょうどよく緩めてほしい

ベポスター/印象にない

インディアンス/結局なにやってんのか分からなかった

から蓮根/好き。面白かった。小さい方がワーキャー言われてんだろなと思った

ぺこぱ/売れすぎた。衣装がゴージャス過ぎ

ランジャタイ/両方ともに衣装センスが良い。一番絵になるコンビネタは難しい

滝音ハンプティダンプティバンプオブチキンもそんなに知らない…すんません

キュウ/ゴリラあいうえお作文、このフォーマット好き。

学天即トータルで面白い。もっと面白いことやりそうな雰囲気が欲しい

ゆにばーす/顔がネタに合ってない気もした

ダイタク/言うな言い過ぎ

ロングコートダディ/ただただ凄い

ニッポンの社長/神

インディアンス/やっぱりなんのネタかわからなくなる

東京ホテイソンボケの人仕事しろ

ニューヨーク/大好きなネタだったんだけど、以前は嶋佐がホントにやってそうな顔してたのにそれが薄れていた

見取り図/凄すぎた

おいでやすこが/まあ面白かった

マヂカルラブリー野田を見慣れたのが大きい

オズワルド/まだまだ伸びしろありまくり

アキナ大阪でワーキャー言われてる印象だったけど、その通りだった

錦鯉/順当。もっと衝撃あるかと思ってた

ウエストランドちょっと痛々しい

見取り図/これもホントすごかった

マヂカルラブリー/めちゃくちゃ笑えた。ありがとうございます

おいでやすこが/最後普通だった

全体を通して、準々決勝敗退のももの◯◯顔のネタが一番好きだった。漫才ってまだまだいろんな可能性が残ってるんだなあと感心した。

2020-11-05

スクスタ20章に対する自分なりのお気持ち怪文書

・はじめに

 スクスタ20章をクリアしました。実をいうとストーリー攻略をサボってて、17章で止まっていたのですが、20章をプレイした人たちの阿鼻叫喚を聞いて、気になって急いで進めました。

 クリアした感想としては、確かにこれは賛否が別れそうなストーリーだな、と感じました。基本的に私は物語客観的に見るようにしているのですが、やはり見てて辛い部分もありました。

 自分の想いをまとめるために、拙いですが文章を書かせてもらいます題名の通り、単なる私のお気持ち表明ですので、賛否あると思いますが、他の誰かの感想否定する気は毛頭ありません。

 あと、ネタバレがありますので未クリアの人は気をつけてください。

 後、誤字脱字も多いと思いますが許して。

 

・ 鍾嵐珠(ランジュ)について

 19章のラストで登場して、20章でニジガクを引っ掻き回すことになったランジュ。強烈なキャラクター性と理事長の娘という立場もある同好会を徹底的に追い詰める役目だ。

 最初に言っておくと、彼女が嫌いだという人がいるが、その意見は正しい。20章における彼女役割はまさに敵役とも言っても過言ではない。強権を使って(しかもそれは彼女自身の力ではなく理事長の娘、生徒会長の幼馴染という立場を利用して、だ)同好会自由を奪い、主人公蔑ろにする。普通にプレイすれば彼女に良い感情をもてというのが無理だ。

 しかし、その一方でメタ的な視線を持てば、1話全編でいきなりMVが入ってきてることからすでにモデリングがなされており、曲データ存在することから何らかの形でプレイアブル(と表現するべきかはわからないが)になるのもわかる。

 現在彼女に対する嫌悪感を感じる人が多いのはそれが合わさっているからじゃないだろうか。強権を使って同好会に対してだけ圧政を布き、分断させ、プレイヤーの分身たる”あなた”を蔑ろにする。そんな憎いやつなのに仲間になる可能性が高い。とてもじゃないが受け入れられない、という気持ちが強いのは当然だ。正直、私もその気持ち悪さをどうするべきか悩んでいる。

 同じようなことは彼女の幼馴染でもある栞子にも言えるはずである彼女個人的感情同窓会に対して強く当たっていたが、現在は(正しくは19章まで、だが)同窓会メンバーとして馴染んでいるし、受け入れている人の方が多いだろう。これは、栞子がシナリオを進めていく上であなた同窓会メンバー交流し、理解して言った上で仲間になることが分かったからだ。心情的にも受け入れやすい。

 対するランジュは正直言ってプレイヤーから良い印象はない。幼馴染の栞子が「彼女も悪い人間ではない」とフォローを入れてくれているので、本当は良い部分もあるんだろうが、現状ではプレイヤーはそれを理解できるシーンがない。そんな状態で仲間になる可能性があるのは、受け入れがたいものだと感じる。

 一方、彼女の言ってることはある種の正当性もある。スクールアイドルは良くも悪くも見世物だ。表現する側はともかくとして見る側からすれば完成度が高いに越したことはない。それを彼女プロの力を借りて高度な物へと持っていっている。手段はともかくとして表現する側として完成度が高いものを追い求める姿勢は間違ってはいない。

 だが、スクールアイドルとしてどうなのか、なのだかこれは後で纏める

 

・果林の選択について

 20章で最も批判が集まったように感じているニジガクメンバーの分断。果林と愛はランジュの言葉一定の理を感じて同好会を離れて部へと向かっていった。正直、果林と愛を推している人には辛すぎる展開だ。私は箱推しなので辛うじて堪え切れたが、自分推しシナリオの展開とはいえ敵対する展開は見たくないと思うのは当然だ。しかもそれが、同好会メンバーを苦しめる役目なのだ。受け入れがたいのは当然だ。

 特に果林は同好会メンバーにたいして「馴れ合いで入ったわけではない」と言い放ち、ランジュの持っているプロ技術を使ったスキルアップに対して理解を示している。これに私も最初は戸惑ったが、納得はしている。納得できても辛いのは辛いんだけどね。

 元々、彼女読者モデルをやっている。モデル業界には詳しくないものの、アイドルと同じように競争は激しい業界のはずだ。彼女はそこで人気を保つためにあらゆる努力をしていた人間だ。体形に気を使い、いろんな研究もして人気の読者モデルとしての地位確立した。だから学校でも有名人で、食堂にいれば名前も知らない下級生からしかけられて、黄色い声を上げさせる、元々はそういう人物である

 そんな彼女がランジュの言葉に理を感じるのは当然だ。少なくともランジュの用意した環境は下手なスクールアイドルでは実現できないレベルのものだ。そこにいることでスキルアップが望めるのならば向上心の高い彼女がそちらを選択を不自然なことではない。これは彼女が薄情というわけではなく、彼女自身がそこまで”スクールアイドル”という存在に本気になっているからだ。だからこそ、貪欲スキルアップできる場所があるならそちらに向かう。それが例え同好会メンバーを裏切るような形になっても、だ。理解はできる。だが、やっぱ見てて辛い。

 彼女はとにもかくにもギャップが印象的なキャラクターだった。クールビュティーではあるが、子供っぽいところやウブなところ、抜けているところがとにかく描写され、親しみやす人物として描かれてきたし、プレイヤーもそう思ってきた。だが、20章ではそういう部分は鳴りを潜め、大人としての視点を持ち、ある種残酷選択が出来る部分も描かれた。19章までの親しみやす彼女に慣れしたんだプレイヤーが困惑するのも当然ではある。

 

エマの怒りについて

 果林がある種、大人選択したこと、そしてランジュに対して彼女が最も過敏に反応している。普段のおっとりさから想像できない、怒気を孕んだ言葉対応しているシーンが多い。特に果林と対峙した際の会話が顕著。最も、皆を幸せにしたいと願いスクールアイドルをしている彼女とランジュの姿勢は真っ向から対立するものだし、彼女がはっきりとは言わないものの、彼女を拒絶しているのもちょっと新鮮だ。……新鮮なだけで見てるこっちのこころボロボロなわけだが。アニメニジガクの5話見た後にこんなの見せられるの拷問以外のなにものでもない。

 だが、エマは果林に対して怒っているというわけではなく、ランジュのバックダンサーにされている果林の境遇に対して怒っているように感じる。果林のスキルアップに最適な環境であるという言葉に対して、エマは果林自身ステージが見られず、ランジュのバックダンサーの扱いにされていることに怒っている。これは悲しい平行線なのであるが、同好会が元々「個人キャラクター性を尊重する、そのためにあえて一つのグループにならずにソロ活動をする」という選択をしたからだ。ランジュの活動はそれを否定する形になっており、自分よりも実力があればセンターを譲ると言ってはいものの、それは実力がなければ果林・愛(そして栞子)の個性否定するということである自身の大切な仲間を蔑ろにされている状況、それをエマは許せないのだろう。

 

かすみの見せた可能性としずくの決意について

 20章はとにかく重たい話だった。残った同好会メンバーは現状を何とかしようとするが、ランジュの強権で身動きが取れず、μ'sの力を借りてなんとか同好会としての体裁は取り戻すものの、状況はあまり好転していない現状だ。

 反撃ののろしとして計画されたゲリラライブ何となく話の展開から上手くは行かないんだろうと覚悟はしていたが、想像以上に辛い展開だった。それは、トップバッターかすみであったことが大きい。

 かすみというキャラ自身を全肯定している。それは「自分かわいい」という絶対の信頼を持ち、それが自信となって溢れているキャラである。だが、それと同時に彼女はその全肯定の自信の上にあぐらをかくことなく、かわいいを追求し、誰よりも自分がかわいくあれるように努力し、その努力を誇らない人間でもある。彼女アピールするのはあくま自身の「かわいい」であり、そのかわいいを生み出すまでの努力は決して見せない。なぜならそれはかわいくないからだ。そのプロフェッショナルさは日常生活ではギャグオチのように扱われているものの、果林やせつ菜等、仲間たちもいろんな媒体で認めている。

 だが、彼女のその全肯定から来る自信は、ゲリラライブを潰すために行われた部のライブで徹底的に打ちのめされる。新進気鋭で演出の完成度も高い部のライブに観客はあっさりと奪い取られ、残されたのは数少ない観客。彼女の積み上げた努力も、ライブにかけた想いも、冷たい現実の前に踏みにじられてしまう。正直、シナリオを読む手が止まってしまった。それぐらいいショッキングな展開だった。

 だけど、”中須かすみ”という人物は折れなかった。牙は折られて、満身創痍に打ちのめされても、冷たい現実に声は震えて涙声になっても。だってそれは”可愛くないから”。目の前にいる残ってくれたファンのために、彼女ライブをやり遂げる。

 そのかすみの姿に、しずく可能性を見出す。演出技術もなにもかもが上のはずのランジュ率いるスクールアイドル部のライブ。だけど、それに勝る何かがかすみライブにはあった。それはランジュが取りこぼしていて、もしかしたら果林と愛が見失っている何かだ。

 その”何か”を確かめるために、しずくはあえて同好会を離れる選択をする。その決意は残念ながら同好会メンバーには理解できず、可能性を見せたかすみからは拒絶すらされてしまう。だけど、あえて彼女はその道を進む。親友が見せた、おそらくスクールアイドルの輝きを確かめるために。

 果林・愛の分断は悲しみや戸惑いという感情が多かったが、しずくのこの決意はむしろ希望に思えた。スクールアイドル部に向かった彼女がどうランジュ、そして果林・愛の2人と向き合うのか、それがどういう結果を貰たらすのか、非常に重要ポジションだと思う。

 

セカンドシーズンでニジガクに問われるもの

 ランジュの所でも書いたが、彼女の言ってることは全部が全部間違っているわけではない。アイドルとしてファンライブを見せるにあたって、完成度の高いものを追い求める姿勢は間違ってないし、完成度が高いライブを見せた方が勝つのも当然なのだ。実際、μ'sやAqoursが戦ってきたラブライブという大会はそういう場所だった。

 だが、彼女がやっているのは”アイドル”ではなく”スクールアイドルなのだ

 残った同好会メンバープレイヤーたる我々が感じているランジュに対する違和感とは、まさにスクールアイドルへの姿勢なのだと思う。そして同時に、セカンドシーズンにおいてニジガクが最初に問われるのは「スクールアイドルとは何か?」なのではないだろうか。

 μ'sとAqoursもこの命題に向き合ってきた。μ'sは自身たちの永遠を望む声を聞きながらもそれを「限りある時間の中で輝くもの」とした。Aqours時間とともに移り変わりいくことに戸惑いながらも「輝きを受け継ぎ、次代に託していくもの」とした。

 ならばニジガクは?

 ランジュはスクールアイドルフェスティバルを見てスクールアイドルに憧れて日本へと来た。だが、彼女姿勢スクールアイドルとしてはあまりにも歪で、大切なものを見誤っているように感じる。同窓会や”あなた”が感じているそれは、永遠を望まれたμ'sや、3年生が居なくなったAqoursと同じ戸惑いなのだと感じる。

 20章は非常に重くて辛い展開だった。だが、希望は確実にあって、私はそれをかすみライブシーンに強く感じた。そしてしずくの決意の中に感じた。

 正直、辛い気持ちが強いのも事実だが、セカンドシーズンはまだ始まったばかりで起承転結の起の部分でしかなく、物語はどう転んでいくのかわからない。賛否が起こる理由もわかる、正直、ここまで拗らせる必要はあったのかと思う。でも、ここだけで判断しては全体が見えない、という気持ちもある。複雑な心境である

 何とも複雑な気持ちなのだが、しばらくはイベントストーリーのほんわかした雰囲気で心を癒しつつ、21章を待つしかいかな……。

 

 

 いやでもホント、ニジガクアニメがやっててよかったと心の底から感じられる(シナリオ読み終わった後5話を周回したよね。

2020-02-12

女だからわかる。

下手に出つつ、おもっきしマウンティングしてる感じ。

本当に「すみません」って思うんなら、トップバッターになんない。

なんかなー、、、

経歴は、その人の努力の結果だから、私にできないことだしすごいと思うんだけど、

マウンティングされるとカチンとくる。

かと言ってそれをいうと、ヒガミと言われかねないから、黙ってるけど。

 

うーんザワザワする。

本当にその仕事で忙しくしてたら、こっちの仕事瞬時に確保したりしないよね・・・

ご立派な本業で食べていけないのかなー、と思ってしまう地点で、嫌な女。

2019-12-24

M-1グランプリ2019決勝感想

わりとみんな言ってるけど、今大会キーワードは「人を傷つけない漫才」「ツッコミ時代」。

以下、気になったコンビをいくつかピックアップ

ニューヨーク

トップバッターの不利よりも、彼ら本来の毒のあるセンスキャラが今大会に向いていなかった。毒のあるキャラコントだと役柄の設定ということにできるが、漫才だとそのまま本人の人柄に見えてしまう。本人たちもそれを意識したようで、M-1向けに普段よりもソフトに好かれやすネタを調整した結果、持ち味がさらにぶれてしまった。

そもそも例のニコ生事件以来あまり良い印象は持っていなかったが、今回の審査員コメントのところでも同じ過ちをしているように見えた。それは「今の時間主役は誰か?」をわからずに番組を壊してしまうということだ。審査員がしゃべっているとき視聴者は少しでもたくさん審査員評価解説を聞きたいと思っている。今大会でこれまでよりもその時間を多くとったのは成功していると思う。この時間漫才師は脇役で、むしろ一言もしゃべらなくても良いくらいなのにニューヨーク自分たちプロレス評価解説時間を大きくロスさせてしまった。最初の「最悪やー」は特に悪くないが、その後すぐに松本の話に戻すべきだった。結局あの時間松本が言いたかたことの半分くらいしか聞けなかったのではないか

和牛

普段和牛に比べると少し落ちる評価が多いが、今年のネタは彼らなりの「人を傷つけない漫才であるところが自分はとても好きだった。通常は水田サイコパス風の男に川西の演じる女性やお年寄りキャラが振り回されるネタが多く、川西感情移入すると少し心が痛む。今回は不動産屋と客という関係性で川西が明確な弱者ではない。また前半水田に振り回されるのはいつも通りなのだが、最後物件川西狂気が発動してむしろ上回って痛快だった。

見取り図

フット後藤南キャン山里らによって急激に高度に昇華されたワードセンスによる「たとえツッコミ」。それをさら純化させてツッコミでさえない「たとえ」を軸にしたネタになっている。「あおり運転の申し子」は最高。

ナイツ塙に鼻を触る手の動きを指摘されていたけど、そういえばアメトーーク!ツッコミ芸人が選ぶ、このツッコミがすごい!!」で博多華丸が手の動きにムダが多いのは駄目と言っていて塙も同意していたのを思い出した。

インディアンス

インディアンスにとって不幸な偶然であるが、先月10年ぶりにアンタッチャブルテレビ漫才披露したのは地味に効いている気がする。当時と変わらないかそれ以上のザキヤマのパワフルな動きが目に焼き付いていると、それと同系統の田渕のボケが若干見劣りしてしまった部分もあると思う。

ぺこぱ

キャラが定まらず迷走した結果、ひとつ方向性を見つけたのではなくて、迷走したまま洗練されてしまった感じがすばらしい。今大会「人を傷つけない漫才」「ツッコミ時代」の代表格。NON STYLE井上の正解はこれだったんじゃないかとも思わせる。「ノリつっこまない」と評されていたが、詳しく見ると長いツッコミフレーズの前半でセオリー通りの厳しいツッコミをやりかけて、後半で急激に優しさにハンドルを切る構成になっている。面白く、新しいだけでなく、松本がよく言う「緊張と緩和」をツッコミの1センテンスの中に詰め込んでいるのがテクニカル

かまいたち

1本目は山内狂気に見てる方がちょっと引くいつものかまいたち、2本目は少しソフトになった屁理屈漫才。好みはあるだろうが自分は2本目が今まで見た中で最も完成度が高い完璧漫才に見えた。

ミルクボーイ

会場での最高評価のわりにネット上の感想ではまったく受け付けない人もいるミルクボーイ大人から子供まで誰もがわかる「人を傷つけない漫才」というところに目が行きがちだが、かなりテクニカルでもある。ボケ、展開、オチはあえて全然面白くない作りなので、そこを重視する人には好まれないのだろう。ツッコミワードセンスと声のトーンのみで笑いを作り、それを何度も重ねていく競技のようなストイックネタである。それだけにツッコミフレーズや間は完璧に磨き抜かれている。ひとりごっつやIPPONグランプリなどストイックボケ企画を生み出してきた松本がもしツッコミだったらこういうスタイルの笑いの実験をやっていたかもしれないと思った。

そういう点でミルクボーイもまた「ツッコミ時代」の象徴的なコンビだった。笑いはほとんどとらないが正確にトスを上げつづけるボケ?側も高い技術必要なのは言うまでもない。

2019-10-19

バンナムフェス に行ったsideMのPだよ

バンナムフェス 行ってきた。最高すぎる。マジ最高。

まずさ、トップバッターsideM出るとは思わなかった。トリじゃね?とか思ってたから。白いパンツが何人か並んでるのが見えて、え、とか思ってたらビヨドリ始まるやん。そんなんテンションメガテラMAXになるやん??てらし目で追っちゃう自己紹介松岡くん声低いの相変わらず面白い

で、トレジャーパーティー初めてのフルメンバーでしょ??真ん中集まって座るのかわいすぎない??ここドームだよ??え?かわ。

で、そのあとにフランスくるやん。四分割ないのかなーとか思ってたら最後にするしさ。なんなん?ドーム抱くの?

スペインはさー、やっぱり薔薇咥えるのね??はー?もうなんなん?小松昌平のダンスキレキレすぎてほんま好き。しろうくんもなんなん?え、君小学生でしょ?あんな顔していいの?ダメでしょ??横に先生いるよ!

で、ミートワールドくるやん。くると思ってなかったわ!あほ!で、終わりかよ、えー、と思ったらまた来るよってなんなんそれ、え、まさかのオオトリなん?とか思ってた。

しかも途中、FLOWさんのあとに出てくるやん?でべそのとこで。わちゃわちゃみんなはしゃぐやん?かわいすぎかあほ!!小松昌平!お前やお前!ドームの真ん中で回し蹴りしまくっててくそー!かっこよすぎか!!

で、最後最後、ほんとに大トリで出てくる。西川兄貴の後ですよ??いいの?しか一曲PRIDE STARってまだ発売もされてない曲!!!!の!!!衣装も新しいやつ!!!ほとんどのメンバー!!初披露ですよね!!あの衣装かっこよすぎるの!!そしてしろうくんの帽子!お帽子!かわいすぎか!天才ありがとう!そしてばか!きー!めっちゃいい曲だからもう嬉しすぎ。最高。

そのあと、何故かドラノンのイントロ流れるやん?え、拓ちゃんとゆうまたそ来てるの??え??とか思ってたら西川兄貴ー!!どゆことー!!はー!!オレンジー!!しかもゆうまが歌うところをしゅうごが歌ったりするやん?えも。寄せてくるし。しゅごん、歌手になりたかったんやもんね、それで西川兄貴と同じステージに立てるってすごすぎない?良かったね、良かったね。

そのあとFRAMEやん。緑になるの、会場一面が。で、ちゃんフレーム!!って叫んでくれて、それだけでもうたまらん。間奏の殺陣も決まってたよ。

からの、神速。オイオしまくり。えー、みんな知ってるの?知らなくてものってくれてるの?わからんけどすごい声!今日イチ。2人が腕くむところ、カッコ良すぎない?天才か??

そしてSEMくるやん。知ってる。最高なの。一面ピンクの海でタケノコダンスラストポーズかわいすぎ。

そして、来ました。jupiter。アリギルあるかな、と、ちょっと思ってたから、ちょっと残念って気持ちがなくはないけど、いやいやいやいや、十分すぎるよこの舞台!!!最後最後に出てくるのがjupiterありがとう!!BNFを生で聞くのが東京ドームなんて、もうどうしたらいいの?死ぬのかな?もうずっと三人から目が離せなかった。松岡くんがやっぱりちょっと腕回すの遅れるのが可愛い。で、それぞれセリフ言うとこほんま好き。松岡くんが「一緒ならがんばれるよ」っていうやん?はー!がんばれる!がんばれるよ!!神原さんが「忘れられない日になったね、チャオ⭐︎」って言うやん?はーーー!!!チャオーーー!いただきましたーー!!そしてーー!忘れられない日になったね、ってね、それ!確定事項!そうです!もう忘れられないよ!好き!北斗!で、てらしが言うんですよ、「東京ドームでも楽勝、だぜ!」って。あぁ…もう、ほんと…そういうところ…。ドームでも楽勝だよね、冬馬だもん。トップアイドルだもん。東京ドームも越えていく。それが天ヶ瀬冬馬もの。大好き。大好きだよ!!!最後まで三人が全力で歌うのを見てて、ほんとこのまま終わって欲しくないな、という気持ちで見てた。決めのポーズは1stの時と同じ。あのステージからこんな大きいところまで来たんだね。

最後はみんなでドアラドームに315!!って大きく響くのが本当にすごかった。もっとたくさんの315プロのPさんに見て欲しかった。すごいよ、みんなこんなところまできたんたよって。わちゃわちゃみんなが動いて、可愛かった。最後の方、出演者みんな出てきてさ。765もいるんだよ。同じステージに立ったんだよ。見たか765プロ、って、冬馬が言ってるのが聞こえる。誰かそこのてらしだけ抜いたBlu-rayを私にくれ。みんな手を繋いで大団円

ありがとうバンナムフェス 。こんなsideMいっぱい推してくれてありがとう明日も全力で楽しみます

sideM現場男性結構多いし、気になった人はどんどんライブ見に来てくださいね!!!かっこいいか!!!やっぱりjupiterは最高だ!!!大好き!!!ずっと付いてく!!!酒の勢いでとりあえず書きながり!以上!!!

2019-06-24

ランティス祭り3日目におけるアイカツオタクの振る舞いについて

ランティス祭り3日目におけるアイカツオタクの振る舞いが物議を醸した。

簡潔にいうとランティス祭り2019というランティス20周年を記念した3daysの大型アニソンフェスにおいて、多くの演者が持ち歌一曲と別枠コーナーのカバー一曲で出番終了。ラブライブアイマス等大型コンテンツや主要な出番を与えられた演者と、その他大勢演者の扱いに明白な差があったこと…、というよりその他大勢演者に対するあまりにもお粗末な扱いに、不遇勢でおそらく最大勢力だったアイカツオタクアイカツの出番が一曲で終わった直後ブチギレたというのが概要

一部のアイカツオタクがブチギレてUOを投げ捨てたとか他オタクスタッフに向かって暴言を吐いたという事実は決して許されるものではないし一人のアイカツオタクとして申し訳なく思うが、アイカツオタクが置かれていた特殊な状況とランティス祭り2019というフェスの決定的な問題点について理解せずこの話題に触れる人がいるのが我慢ならないのでまとめていく。

アイカツオタクが置かれていた特殊な状況について

現行シリーズアイカツフレンズ!は多くのアイドルアニメ同様キャラクター声優歌唱担当しているが、前シリーズアイカツ!とアイカツスターズ!ではキャラクター声優とは別に歌唱担当アイドルグループSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS! が存在した。そしてその歌唱担当グループ2018年2月武道館ライブシリーズから卒業した…、にも関わらず何故か卒業から半年後のアイカツシリーズ5thフェスメンバー召集されそれなりの曲数を歌ったり声優コラボしたりした。そして今回のランティス祭り2019においてもメンバー召集されるとのことで、アイカツオタクは神経を擦り減らしつつ今後もあるかわからない機会に高いモチベーションで臨んでいた。

5年前のランティス祭り2014は歌唱グループSTAR☆ANIS名義でアイカツ曲を披露したが今回それぞれアイカツ!とアイカツスターズ!名義での参加となったのは歌唱担当グループは既に解散しているか使用しないという、よくわからない忖度によるものだと思う。

ランティス祭り2019の決定的な問題点について

ランティス祭り2019年で行われた内容について納得のいく表現をするならランティス20周年記念コンサートだと思う。あんなのアニソン好きのためのフェスではなくランティスのためのコンサートであり1dayのホールコンサートしか納得出来ない内容。

フェスにおいてより集客力のある演者トップバッターヘッドライナー等主要な場面を抑え出番が厚くなるのは当たり前だし、フェスならではのサプライズコラボなんかあれば当然嬉しい。

そういう視点で見るとランティス祭り2019の運営が主要な演者とみていた人たちの出番や2日目のおれパラ、3日目のSOS団サプライズ大成功だったといえる。それは誇るべきことだ。しかし同時にその他多勢が蔑ろにされてしまった。

来た人には分かるけど各ブロックのオープニングに演者モニターでまとめて紹介したら十分だと思っているのか、実際の出番では自己紹介もしないまま一曲歌ってすぐに捌けていく演者が何人もいた。ありえない。他にも一曲歌った後もう一曲くらい歌えたんじゃないのと思うくらい、不自然に長いMCで場を繋がされる演者大勢いた。喋ることがないのでランティスさん20周年おめでとうございますやランティ水の宣伝繋ぎざるを得ない演者さん達を見るのは本当に辛かった。悪魔所業だと思った。

そして不自然に長いブロックごとの休憩時間フェスなんていくつかのステージ作って観客に自分タイテ組ませて自己都合で休憩させればいいだけなのに、わざわざ全員を一つのステージに釘付けにするならせめてひっきりなしに楽しませるための工夫を施さなければならない。しかし実際は無駄に長いMC所為でそんなに体力を消費する場面もなく、休憩を求めない中フードや出店ブースお金を落として来いという意思しか感じないブロックごとの休憩時間の長さ。これもきっと悪魔所業

持ち曲を一曲しか歌えなかった演者にはスペシャルコーナーでランティス楽曲カバーする機会が与えられたが、主要な演者判断されていた人たちはカバーには参加せず持ち曲を複数歌うことを許された。これもありえない。

フェステーマに「A・R・I・G・A・T・O ANISONG」なんて題を掲げ、時代を彩った各年代アニメソングへの感謝を捧げさせられたのは持ち曲を一曲しか与えられなかった演者達だけ。本来逆じゃないですか?

現在ランティス代表する大人アーティストランティス20年周年の歴史における時代を彩るカバー曲を披露していたらとても意味のあるテーマになったと思うのですが、フェスという自分ファン以外にも多くの人の目に触れる大きなチャンスにおいて、碌なチャンスを与えられなかった方々がランティス20周年を祝うための供物に使われた。最悪の表現をするならそんな感じ。

フェスとして決定的に破綻している。音楽が、アニメソングが好きな人が作り上げるイベントでは決してなかった。フェス出演者全員に敬意を払うという最低ラインを超えないままサプライズに走ったのは悪趣味すぎる。

過去ランティス祭りでは当たり前に出来ていたことが出来なくなった。ランティス祭り2019の運営に携わった主要スタッフがこの様なイベントにしようなどと考えるのは俄かには信じられないので多分スポンサーランティス重役から圧力忖度があったとしか考えたくないが、それでもこのイベントに関わった人たちを許すつもりはない。

アイカツオタク暴動対岸の火事なのか?

話をアイカツオタクに戻します。

今回のアイカツオタクによる暴動は決して許されることではないと前置きした上で主張したいのは、直接的な被害を受けた人以外に誰がアイカツオタク非難できるのかという点です。

今回アイカツオタク暴動が表面化したのはイベントの割りを食った側の最大勢力だったのが大きいと考える。milktubさんが一曲で終わった後もアンコールが起こっていたし、このイベントに不満や疑心を抱いていた客は少なくなかった。milktubさんはブロックのトリだったので結果的に笑いで済んだが、3日目のアイカツの出番が終わった後のアンコールアイカツコールが続いてしまったのは次の演者迷惑がかかる最悪な行為で弁解の余地はない。最悪な空気の中アイカツ!で主役を務めた下地紫野さんが主演した「ハクメイとミコチ」のOP曲「urar」を歌われた Chimaさんには本当に申し訳なく思います。僕自身もこの時だけは周りでアイカツコールを続ける同士に対して正気を疑いました。

ただ本当に楽しみにしていた出演者の出番が一瞬で終わってしまった悲しさや虚しさを理解できないオタクはいないと思います。これは他コンテンツオタクたちにとって対岸の火事なのでしょうか。

Chimaさんの出番の時にゾロゾロと帰ったアイカツオタクマナーが悪い」

フェス自分が興味のない演者タイミングで休憩に出るのは当たり前のことだし、それがこの時このイベントにおける最大数だったから表面化しただけ。その場に残ることが苦痛しかならない場面で我慢しろといえる人間がどこにいる。

アイカツオタクがこんなに凶暴だとは思わなかった」

女児アニメオタクとしてあるまじき行為だ」

それは当然の感想だがどこのオタク立場からそれを言っている。対岸の火事だと思っているからそう言えるのではないか

一定数以上のファンを抱えるコンテンツオタク達が今まで起こしてきた不祥事なんて数えたらきりがない。自分コンテンツがこの様な扱いを受けた時暴動にならないと自信をもっていえる人がいますか。

正直今回の件は暴動はいっても流血沙汰や物壊したりというのは知ってる範囲では聞いてないし、文句を言って退場してカラオケブースで厄介するくらいでよく収まったなとさえ思っている。一定数以上の人間の不満が集まった時暴動が起きるのは歴史証明してきたって言ったら怒るか。でも本質的にはそういう話。

今回アイカツオタクがやったことはオタクとしてあるまじき行為だがそれを指摘するために"女児アニメ"だろみたいなそれっぽい単語で語調を強めようとする奴が一番嫌い。

あの場にいた人間は皆アニソンが好きなオタクたちだ。それぞれ好きなコンテンツは違えどそれは共通していたはずだ。それなのに急にお前らは女児アニメから特にお行儀がどうとかコンテンツカテゴリ意識しろみたいな論調なんなん?女児アニのイベントではなくアニソンフェスの話をしているんだぜ。自分達のコンテンツとはカテゴリの異なる対岸の火事だという無意識さが透けて見えて気分が悪くなる。

実際アイカツはメインターゲットである幼女先輩共生しなければならないイベントもこれまで数多くあったけど問題を起こさず粛々とこなし、大人だけのイベントとはその振る舞いを分けてきたつもりだ。こちとら女児アニメコンテンツであると同時に国内最大級クラブageHa」でのオールナイトDJイベント成功させてきたコンテンツなんだ。

別にアイカツオタク擁護するためにこんなクソ長文を書いてるわけではない。自分コンテンツがクソに扱われた時どのコンテンツだってこういう暴動は起こり得るんだよ。

アイカツオタクがやったことを非難するのはされて当然だけど、ランティス祭り2019の根本的な問題に触れずアイカツオタクだけを槍玉にあげる人間がいるのだとしたらそれが一番許せない。

アニメソングが好きでフェスが好きでランティス祭り2019に参加した上で、あのイベント違和感を覚えないオタクがいるんだとしたらそれこそ正気を疑う。

これは対岸の火事ではないよ。アイカツオタク槍玉にあげるのだとしたらランティス祭り2019の根本的な問題にも触れないと意味がないし世の中何もよくならないと思う。

それと同時に今回の件に関してPやサンシャイナーに敵対意識を剥き出しにするアイカツオタクがいるんだとしたらそれも意味がないからやめろ。Aqours派生ユニットが2曲目を披露した時が最大のヒリつきポイントだったことは認めるが、それはランティスを嫌いになってもAqoursを嫌いになる理由には相応しくない。出番を与えられた演者はそれに全力で応えるしかないことは自分推しを見てよく知っているはずだ。

最後ランティス祭り2019について僕は参加出来てよかったと思っている。

この曲を聴くためだけに3万円払うだけの価値があったと感じる瞬間があったし、SOS団サプライズボロボロに泣いた。

その上でサプライズ大人コンテンツ大人演者のことしか考えず、多くの演者に対して最低ライン以下の待遇を与えたランティス祭り2019を強く非難する。

2019-04-29

anond:20190429091152

すげえな

認定してる人もそれを全部把握してる人も狂ってるとしか思えない

っていうか別人だったら後者の方がより来るってので、あんたがそのzyzyさんなんだよね?

トップバッターのladyjokerって人とあんたを見比べただけでもどう考えてもladyjokerの方が正気に見えるんだけど

こんなこと言うとネトウヨ

2019-03-08

同級生と、私の二項対立

大学卒業するタイミング腐れ縁の友人と食事に行く機会があった。

友人は高校同窓会幹事みたいな役割だったので、自然同級生の話になり。

「そういえば、あい入籍するらしいよ」と、卒業大阪に行ったやつの現況を知らされて驚いた。

まあ、遅かれ早かれ結婚するとは思っていたけれど、そいつトップバッターになるとは思わなかったから。


高校時代の彼とは、出身がうちの親の集落ということもあって仲が良かった。

顔立ちは整っており、特進クラスの中でも物理が得意で、落伍者自分は度々お世話になったこともある。

一方で現役時代柔道に明け暮れていて浮いた話はあまり聞かなかったはず。

そんな彼が今や入籍とは、時間が経ったものだなぁ、と二人で感慨深げになっていた。


それがトリガーというか。

思い返せば同級生にもいろんなやつがいたなぁと懐かしく思っていた。

東大の前期に落ちたはずなのに後期に受かった化け物みたいなやつ。

Jリーグで今も選手としてサッカー続けているやつ。競輪選手で若手のホープになってるやつ。

アイドルグループに入ったやつもいれば、記者になってあちこち飛び回ってるやつもいる。

小説家になったやつ、教師の首を絞める喧嘩をしたやつ、バイク事故って成人式前に死んだやつ。

自殺未遂引き起こした奴、アカデミックを目指して進学するやつ……本当に千差万別というか、個性的な奴らばっかりだったと思う。

目の前で炒飯を掻っ込む腐れ縁の友人だってから県庁勤めが決まっているので、こいつも凄いやつの一人ではあるけれど。

そうやって同年代の、同地域にいたやつらと自分比較していくと、自分ぼんくらで何もない、虚無感に苛まれる。

良かれ悪かれ、何かを成し遂げ、自分人生を歩いている奴らにあまりにも多くて。

たかだか修士ペーペーには、そいつらの歩く道はまぶしすぎるし、到底辿り着けない道なんだろうな、と諦観が生まれている。


そういったぼんやりとした不安に蝕まれる、春風吹きすさむ昼下がりの話でした。

まとまらなくなってしまったけれど、ただ周囲とのギャップ自身無能感を吐き出したかっただけなんだと思う。

2018-12-06

[]M-1問題点コンサル視点で総括

毎度のことだが核心をついた意見評論日本メディアではなかなか出てこない。

いつもどこかポイントがずれた話で終わってしまう。また、それにきちんと声をあげれる一般人も少ないと思う。

コンサル目線で「M-1問題点」と「とろサーモン問題」を総括してみようと思う。

M-1問題点

1. 松本人志上沼恵美子

まずこの二人が毎度採点コメントで脇役のはずなのに爆笑をとろうとするのがいけない。今年だけの話ではなく、以前から気になっていたことだ。

この段階で笑いをとってしまうので(結果的に)コメントの合間に漫才が入る形になり、客も視聴者も全力で笑いにいけないのだ。

採点者はあくまでも脇役なのだから客をじらして漫才で笑わせてあげるようにもっていくべき。

松本人志は「ダウンタウンなう」でもそういう傾向があり、インタビュー番組なのにゲストの話を折りまくる結果になっている。

特にドリフの回がひどかった。楽しみにしていたのに・・・

2. トップバッターの採点

番手の採点は一律で全員90点に統一するべき。二番手以降は一番手基準審査員が個々の判断で上げたり下げたりすればよい。

また最低点は80点でよいだろう。厳しい予選を勝ち抜いてきた漫才師たちなのだから変に低い点数は必要ない。

この2つの改善を導入することで、(1)一番手が不利になる状況、(2)立川談志みたいなやつが50点をつけることがある、という今までの運用で出ていた問題改善できる。

ちなみに、上沼恵美子の採点が大勢に影響を与えていないのはすでにネット証明されており、彼女の採点には全く問題がなかった。

とろサーモン問題

この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしま申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます

根本的にビジネスマナーとして謝罪方法が間違っている。

謝罪は「自分がやったこと」を謝罪するのではなく、「それによって不快な思いをさせてしまったという部分」を謝罪した方がよい。

例えばあるプロジェクトを動かしているとして、(1)「自分がやったことの謝罪」はイコール自分の非を認める」になってしまう(これはこの後裁判になることを想定すると自爆というかNGアクション)し、(2)気分を害したという結果に誠実に謝罪した方が相手クライアント)の怒りも収まりやすプロジェクト全体が建設的に前に進みやすいのだ。

それに加えて、とろサーモン久保田の酒癖の悪さは有名だったそうで、今回はそんな人間たわごととして済ませてしまった方がよかったように思える。酔いが醒めてから事の重大さに気がついた→気分を害してしまたことをお詫びしたい、という流れで処理するのが適切だったように思う。

自分がやったことをフル謝罪した場合は、ねちねち永久に攻め続けようとするやつが昨今のネット社会では後を絶たないよ。

その他

吉本興業がさくっと謝るという方法もあったと思う。個人レベルで謝るのではなく、会社公式コメントとして謝罪してすばやく手打ちにするのも選択肢としてあったと思うが。

以上、ちょっとだけ違う視点での意見として受け止めて頂けると幸いである。

2018-12-03

M-1 2018 感想

見取り図 85点

受けていたが、ネタの展開は読めてしまって、知らない名前は後で何?と聞くのがわかってしまっているのであまり笑えなかった。この展開は2015年ジャルジャルもやっていた。覚えてないが他にもいくつもあるだろう。使い古されている気もする。ここに既視感があると全て既視感しかない。

悪口を言っても仕方なくて、十分上手くて受けていたので、審査員はもう少し褒めて欲しかった。トップバッターだし。じゃないと客も盛り上がれない。それが前半の点数の低さにつながったと思う。

とはいえ、この厳しさがなければM-1の緊張感と権威づけも出来ないので難しい。

しかし、いつでもこの厳しさを乗り越える組が現れてMー1の歴史がある。

結果、今回もそうなったわけだが、それにしても前半不利はどうしたものか。

スーパーマラドーナ 85点

ネタのチョイス。田中の方が実はヤバいやつ、という一点だけのボケなので、そりゃ最初に受けて後は盛り上がらんだろう。と思うのだが、予選では受けていたのだろうか。ラストイヤーで残念だが、今後はテッテレーでブレイクしてほしい。逆にいうと、これまでにその田中キャラを引き出せなかった武智の負けなのかもしれない。準々決勝のネタはよかった。

かまいたち 92

全体的に志らく審査の評判は悪いようだが、共感するところが多い。うまさはあったがあまり面白くなかった。前半で客が重いというのもあるかもしれないが、実は準々決勝の方が客は重い。決勝はテレビ向けに結構笑ってくれていると思う。で、その準々決勝のネタはめちゃくちゃ面白かった。それと比べると、このネタはそれほど面白くない。もちろん、うまいので笑いは取ったし盛り上げたけど、そこまでではなかった。やられた感はない。準々決勝のネタを是非見て欲しいし、どこかで披露して欲しい。

ジャルジャル 95点

ジャルジャルがとんでもなく面白いのは言うまでもないし、残念ながら伝わらない人も多いのも今さら言うまでもない。ジャルジャルファン的には今回のネタもきっちりと一般人向けにチューニング出来ていて良かったが、クオリティだけでいえば去年の方がはるかに高い。今回のはドネシア、ゼンチンというフレーズ面白さだけ。ルールチェンジの盛り上がりも2回。それに比べれば去年のネタは、ルールの複雑さ、その展開の仕方の絶妙さ、ポンピンと頭を撫でるという二つの回収要素などめちゃくちゃハイレベルだった。だからこそ伝わらない。その上での今年。

まあ、最終決戦に残って、2本目やったし、まあいいか

ギャロップ 92

面白かった。準々決勝と同じネタですでに見てたのに、決勝の方が面白かった。間が絶妙だったと思う。本番の緊張感がよりギャップを生んで面白さを増していた。と思ったが、そうでもなかったようだ。自虐が受けない、ってそんな法則あったっけ。ミキは?トレンディエンジェルは?まあ、最終決戦に残るネタではないか個人的ギャロップ活躍してたので満足。

ゆにばーす 90点

川瀬名人、緊張しすぎ。でもネタ構成面白かったし、ハラちゃんのしゃべくり面白かった。そういう意味見取り図、スーマラよりは個人的満足度はだいぶ高い。

ミキ 93点

正直ミキはあまり好きではない。ボケが本当に面白くない。あえてなのだろうけど。亜生カワイイキャラからあれぐらいのボケがちょうど良いのだろうか。笑いは全てお兄ちゃんで取っている。それなのに、ここまで笑いが取れる。そう言う意味では天才だ。

でも、審査員も言うようになったけど、ボケをもう少しひねった方が良いのではなかろうか。発想の凄さみたいなものが加わると最強だと思う。

トム・ブラウン 90点

勢いでやり切っていて良かった。特別面白いとは思わなかったけど、全体的に真面目な漫才ばかりだったのでとても気持ちよかった。でもそれ以上の感想はあまりいかな。

霜降り明星 95点

良かった。もうこのコンビは売れるのは時間問題状態だったので、やっとここできた、と思って嬉しい。ツッコミ粗品は19歳の時にピンでオールザッツ漫才優勝している天才。それにせいやが合わさったら最強。二人ともRー1出てるし。せいやすべらない話でMVS取ってたし。どうせ売れるなら早く売れた方が見ていて気持ち良い。嬉しい。

和牛 95点

ネタの展開、ツッコミ技術が凄まじい。よく出来た古典落語名人がやっているような漫才面白いのはみんな言ってるし知っているので、あえてケチをつけると、全てが計算し尽くされていてちょっと窮屈だ。でもすごかった。和牛オールザッツ漫才優勝コンビオールザッツの先見性はすごい。

審査員について

というか志らく問題について。

志らくはああい普通じゃない評価をするために呼ばれたんだろう。みんなが巨人や礼二のような審査したってつまらんじゃないか

ということを、受け入れられないのだろうか。息苦しい世の中だ。

とはいえ、みんなにたり寄ったりの評価でそれはそれで良いんだろう。

上沼恵美子はもう役割を終えたよね。お疲れ様でした。去年は特に良かった。

松本人志は、もう、ちょっとおじいちゃんですね。たぶん、もう出場者を可愛いと思って見ている。まあいいんやけど。面白いのは今でも面白いけど、もうそろそろ潮時かもしれない、と初めて思った。今年も和牛に入れるのは違うと思う。

最終決戦

ジャルジャル

去年も勝ったらこネタをやるつもりだったのだろう。ザ漫才でもやってたし。めちゃくちゃ面白いが、このタイプネタでは勝てないのもよくわかる。というか本人たちもわかっていると思うのだが。ジャルジャルのアホ要素を詰め込んでいるネタだが、それだけでは世間は受け入れてくれない。残念だが、もう何度も経験済みだ。

いつかのキングオブコントのオバハン連呼ネタもそうだ。めちゃくちゃ面白いのに。

やっぱり、1本目のネタと同じぐらいに奇跡的なネタを別の切り口でもう一本作らないと勝てない。例えば、2015年の1本目と今年の1本目を合わせるような。でもそんなの流石に無理だ。

2本目やって負けるのはファンとしても納得。福徳もすっきりしていたみたいなので良かった。

和牛

これも感想は1本目と全く同じ。古典落語名人芸。でも欲しいのはそれではなかったりする。欲しいものは何か。

霜降り明星

それが、この勢いと煌めき。眩しい。夢しかない。

ABC優勝ネタも含まれていて目新しさはないが、その頃よりはるかに洗練されているし、とにかく瑞々しい。これを求めているのがMー1じゃないのか。和牛はそりゃ面白いけど、獲るなら2016だったと思う。銀シャリじゃないやろう。と今更言ってもしょうがない。

世代交代をみんな喜ぼうよ。スター誕生したんだから。この二人は絶対裏切らない。天才が二人。奇跡的にコンビを組んだ。

僥倖僥倖僥倖! 

楽しみすぎる。

2018-08-20

増田を読んで、救命救急講座を受けてきた

スペック、35歳のオッサン、妻と二人暮らし大阪在住。

5月にあった「素人だけど倒れた人に心臓マッサージたから知見を共有する」を受けて。

https://anond.hatelabo.jp/20180518184020

5月に当該記事を読んだ時点で思ったこと。

高校生の時に救命救急講座を学校で受けたけど、15年以上も前のことだから知識アップデートしといたほうがいいな、と思った。

ブコメにも、10年ぐらい前に内容が変わったともあったので。

そういえば、3年ぐらい前に、停車中の電車の中で目の前の人が倒れたことがあった。

車内の非常ボタンを押して電車が発車しないようにしてから意識確認をした。

10秒ぐらいでその人は意識が戻って、勝手に立ち上がってホームに出ていったのだけど、

万一意識が戻らなければ、昔の知識心臓マッサージをしていたのだと思う。

案外、人ってそういう場面に遭遇する可能性は高いんじゃないかとも思った。

そこで早速地元自治体ホームページを検索して、救命救急講座を調べた。

月1ペースで開催されているが、平日開催が多く、最速で土日開催しているのが8月だった。

7月に入ったら予約入れようと思い、しばらくは何もしないでいた。

そこへ6月大阪北部地震。自宅は震度6弱で、半数以上の食器が使い物にならなくなった。

幸い妻も自分怪我はなかったが、この経験で、より一層救命救急講座への受講意欲が湧いた。

7月に入って予約を取り、先日受講してきた。

15年前と変わっていたところ。

  • 心臓マッサージが胸骨圧迫という名前に変わっていた
  • 15年前は、心臓マッサージ15回ごとに2回の人工呼吸、または2人で分担して心臓マッサージ5回ごとに2回の人工呼吸と教わったが、今回は胸骨圧迫30回ごとに人工呼吸となっていた
  • 呼吸の確認目視10秒になった(以前は顔を近づけて呼吸を確認した気がする)
  • AEDが追加されてた(昔はAEDって無かったのだよ)

15年前にも同じ講習受けたんすけど、って言ってみたら

  • 5年ごとに内容は見直しをしている
  • 今回のは2015年準拠
  • 毎年簡単になってきている(少しでも一般の人が救命活動に参加しやすくするため)
  • 過去の内容が間違っているわけではないので、過去の内容で救命活動を行っても良い
  • 近年は、人工呼吸よりも、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を重視している。
  • 口をつける人工呼吸に抵抗があるなら、やらなくてもいいので、胸骨圧迫は必ずやってほしい

とのことだった。

ちなみに、肋骨が折れるという話は今回の講習でも話にのぼっており、驚く参加者も多かった。

受けてみての感想

AEDの使い方を実習したことはなかったので、勉強になった。

ロールプレイトップバッターだったが、結構とちってしまった(119番要請AEDの依頼とかがすっとんでしまった)ので、

実際の現場では、とにかく焦らず落ち着いてやろうと思う。

古い知識が役に立たないわけではなくて良かった。

それでも10年に1回は講習を受けておいたほうが良いな、と感じた。

あと、胸骨圧迫(心臓マッサージ)はとにかく力がいる。1分ぐらいやり続けるだけでも疲れる。

周りに人を呼んで、交代制でやるのが良いと思う(これは実習中でも隊員の方が言われていた)

なので、元増田の方は、一人で心臓マッサージは大変だったと思う。ご苦労さまでした。

というわけで、一度も救命救急講座を受けたことがない人は、ぜひ1度は受けてほしい。

受講して10年以上経ってる人は、余裕があれば地元自治体救命救急講座を受けたほうが良いと思う。

以上、2015年版の救命救急講座を受講してきた増田がお送りいたしました。

20180822追記

思いの外ブクマが伸びててありがとう

自分では褒められるようなことではないと思っていて、いざという時、自分家族も含めて、命を守れるのはその場にいる自分たち以外にいないんだ、っていう状況が誰にでもあり得るということを、結婚地震経験を基に実感して、それを行動に移しただけなんだよね。

上級勧めてくれる人ありがとう。もらった冊子には、上級の内容も載ってたから、読んだだけで満足しちゃったのか、今の所受講の予定はない。でも、実践するのと知ってるだけなのとでは雲泥の差だってことは今回の講習でも理解しているので、もう少しモチベーションが上がったら受講するかも。

eラーニングになってる件だけど、電話予約入れたら、「eラーニングって知ってますか」と聞かれて「はあ、ビデオ教材みたいなやつですか」って答えたんだけど、要はそのeラーニング受けたら、講習序盤にあったDVD鑑賞会をスキップできる、ってことだったみたい。1時間弱の動画を昼下がりに大の大人パイプ椅子に座ってじーっと見続けるの苦痛だったから、今にして思えば、小分けにして事前に見ておいて、途中から参加でも良かったかもしれない。

2018-02-28

紆余くん

はてな村とか増田が手を組めば、演出次第でそこそこおいしい炎上になりそう。

トップバッターは「日本死ね増田

2017-05-28

やっぱ牧野由依デレマスに居るのはなんかおかしいんだよ

だってアクエリオンだしARIAだしツバクロだしNHKだし、アニソン界の10選手だよ

こちとら青春の要所要所で牧野由依音楽に感動させられてんだ

高垣楓早見沙織だとか、輿水幸子竹達彩奈だとかそれどころじゃなくて

なんならめったに参加しないサプライズゲスト枠でも納得なくらいで

それが蓋を開けてみたらどうだい、2nd以降コンスタントに出てくれてさ、そしてとうとうセンターだよ

しかも、ソロ活動でも声優活動でもイケイケゴゴーで、間違いなく今が一番脂の乗ってる時期で

そんな牧野由依が、トップバッターソロ曲から参加したユニット曲から、ずっとキーポジションで圧巻のセンターしてんのよ

だのにデレマスとしての軸はぶれて無くて、遂にデレマス牧野由依を飲み込んだと思ったね

もう信じられないよね、素晴らしいよね、アイマスに来てくれてありがとうと、佐久間まゆを演じてくれてありがとう

うん、それだけ

2017-03-14

誰かと一緒に何かをシェアして食べることが異常に不快

長子育ちで、わりとなんでもトップバッターで独り占めしながら生きてきたので(これを言うと皆に長男長女ってそういうもんじゃないと言われるのですが)、

とにかく他人料理シェアすることが苦手です。

焼肉や鍋ならいいんですけど、4人ぐらいのランチなんかで

「みんなで別の種類頼んで、シェアしよう〜」

的なあさってなこと提案されると、心の底からゲンナリします。

自分で選んだ好きなもんを、ひとりで全部食べたいんで。

大人からそういう場で反論はしないのですが、何かの会合でない限り、極力ランチは一人で行きます

ちょっとずつ味わいたいって、ホントに味がわかりますか?

わっかんねーよ。

わたしは、味わいたいものは一人でガッツリ食べたいのです。

ただ、「おひとりさま」という、女性誌が喜びそうな耳障りの良いつまんないくくりで括られるのもツラい。

なぜなら、ひとりで全てを独占したい、意地汚い根性欲求を満たすために行ってるだけなのに

おひとりさま人種最近料理写メ撮りながら悦に入って幅きかせてるの見るとちょっとあれって思います

結婚して何がツラいって、一人で好きなだけ好きな物を、夕飯に食べられなくなってしまったことでしょうか。

焼肉寿司しゃぶしゃぶ定食屋ラーメン・煮込み屋・居酒屋立ち食いそば…気の向くまま、その日食べたいものを味わってきました。

本当にやりたいことと、本当に食べたいものは、自分ひとりでやった方が圧倒的に楽しい人種はある一定存在します。

結婚とは、規則正しく安定した生活と引き換えに、欲望に赴くまま自由に行動する享楽を捨て去ることでした。

本当にしたいこと行きたいところには、ひとりで行った方がいい…という渇望は極力捨て去り生きています

誰の影響も受けずに自分一人で、まずは判断してみたい欲望は、人間として未成熟ということなのか。

ささやかな夢は、一人で焼肉屋に行き、〆のスープとかクッパを、独り占めできる喜び。

ショボいちっちゃい皿にちんまり盛られてんじゃなくて、器ごとガバッと食べる快感

誰かと一緒に食べる喜びなんかより、圧倒的に勝ります

今日は連れが友人と飲みに行くということで、ひとり行きつけの焼肉屋にやってきました。

ビールを頼んで、ロースハラミコブクロを頼み、コムタンスープを頼む。

ひとりで食べる〆のコムタンスープが最高に美味しい。

もう15年以上ひとり通いつめていますが、

肉がそこそこ美味くて、配膳以外は客を徹底的に放っておいてくれる愛想のなさが、最高に素敵な焼肉屋です。

痒いところに手が届くホスピタリティとか笑顔接客とか、逆にひとりメシする側にとってはとてもウザいものなのです。

店員の愛想がない」「店が古くて汚い」とか言って、小さい街の昔ながらの焼肉屋に低評価つけてる食べログのクソレビュアー、早く絶滅しないかな。

2017-01-30

fujiponのカンニング竹山の「すべらない話」の感想感想エントリ

fujiponのカンニング竹山の「すべらない話」の感想感想エントリが僕の逆鱗に触れた。

これね。http://fujipon.hatenablog.com/entry/2016/12/06/140057

まず、私はカンニング竹山のすべらない話が笑えなかったを読んで、僕は放送を観ていないのだがきっと観ていたら笑っていたと思った。

そしてそれはこのエントリ批判されている通りの差別意識によるものだろうな、と恥じた。

次にカンニング竹山のマエケンの滑らない話の雑感の上記エントリに対する切り込みにはお笑いファンガチ勢を自認する僕も感心した。

ズイショのM-1 2016評は、お笑いの観客としてセンスはあるが経験値の足りない素人という印象だったが、これについてはやはりセンスがいい。

そしてfuiponの本文を読んだのだが、なんだこりゃ。

竹山のすべらない話擁護ホント浅い。

笑えなかったという感想に対する批判基本的にズイショのように笑いどころの解説によってなされるべきなんだわ。

「でも竹山さんはいい人なんです」とかお角違い。

竹山はいい人だがナルシスト。いいポジションずっぽし嵌りで実力以上に格段に売れたラッキーマンだ。

そういう意味じゃお笑い素人の論評対象には確かに打ってつけなのだがな。

『M-1グランプリ2016』で、トップバッターの「アキナ」のネタに、少し戸惑ってしまった。

を読んでも、お笑いリテラシー不足が煙って前が見えないレベル。こんなの書くのも読むのも時間無駄

遅読の僕は下手すりりゃfujiponが乱筆でっちあげるより読むのに時間かかってそうで、たまったもんではないんだわ。

書いた本人が恥かくだけでなく、世の害悪

素人であるところのあなたお笑い論評はネトウヨリベラル(笑)の呻きのようなものだと知ろう。

で「自分を戒めていることは「他人感想否定しない」ってことなんですよ。」とか言い出す。

現に否定してるじゃんって思いながら読み飛ばしてたら最後に「このエントリこそまさに「感想への感想」になってますね……本当に難しい。」だってさ。

はあ? 難しい……じゃねえよ。ごくシンプルに易しく言動不一致じゃねえか。

さらに「感想批判するな」は最初引用エントリへの批判に対する批判なんだよな。

感想感想感想」なんだわ。

関係者でもある種のファンでもないのに芸人に「さん」付けて呼ぶのも気持ち悪いわ。

メディアのつもりかよ。感想だろうが。

2015-12-07

ドリフェスの関ジャニ

テレビを観ていたらドリフェスの関ジャニ映像が流れてた。

TVでも見事にトップバッターを努めたと言ってたけど、ほんとよかったと思う。

メンバーは夜更かしの村上君以外さっぱりしらないけど、ベースは印象に残る上手さだったし、ドラムはなかなかのイケメンボイスでよかった。

そして、音楽フェスが初ということで「名前だけ覚えて帰ってください」と謙虚さ。

これだけ経験を積んでいる人が謙虚に振る舞えるというのはなかなかすごいなと。

音楽フェスというアウェイに来ているということが分かっている態度で、しっかりしているなと思った。

このライブで今度関ジャニライブに行こうとは思わなかったけど、誘われたら行ってもいいというような抵抗がなくなる感じはあった。

他にもこういう人がいたらフェスに出たのは成功だし、これからもちょいちょい出てくるのではないかと。

2015-12-01

一回だけでいいから市況かぶ全力2階建に載りたい

あそこはネットはがき職人最高峰だと思っている。狙い続けていたが採用されたことがない。2階建てではなく別の2ちゃんまとめには何回か採用されたことがあるが満足できない。やはり2階建てに載ってみたい。

読み手ではなく書き手として一連の記事を見るとあそこに載るための競争力発言力がものすごく高いことがわかる。何気ないように見える一つ一つの発言がめちゃくちゃレベル高い。


情報アンテナ

まず話題について後追いでなくまとめられる前にその情報キャッチして反応するというのが難易度そもそもめっちゃ高い。

その上でトップバッターになるには速報性に特化して簡潔なヘッドライン提供しなければいけない。

専門知識・センス自分立ち位置の把握

情報提供するにしてもスペースを考えれば1ツイートの中にどれだけ役に立つ情報詰め込めるものが優先される。

専門家的な立場からの知見を惜しみなく提供する人たちもゴロゴロいる。

命よりも大事かもしれない金を使って壮絶な自爆芸を魅せる人もいる。これにくらべればはてなにおけるメシウマ話などGOMI☆KU☆ZU同然DA

視覚的にインパクトが有ったり情報が詰まった画像をいかに切り取るかで優れたセンスもつ人がいる。

毎日コママンガ描いてる強者もいる。

サビの部分にあたる「盛り上がる面白いツイート」をどうやってつぶやくかとか前後うまいこと繋がるピースになれるかとかを考えて試行錯誤している人もいる。

そういう戦いを勝ち残らなければいけない。

能力の高さはもちろんの上で「話題のチョイス」の面で運も絡んでくる

そこまで工夫して勝ち抜いても、面白い話題が他にあって管理人話題のチョイスそのものからそもそも外れるとアウト。

いつか当たることを狙ってアンテナを貼りまくってかつ常に面白いツイートを心がけている「株芸人」たちと

何の気になしにつぶやいたツイート採用される「VIP」もいる。

こんなやつらに実力では勝てる気がしないが、この運の要素があるから諦めきれない。


私にできることは、まずだれともわからない管理人認知されることだ。頻繁に採用される人の周りにいれば目にとまることも有るかもしれない。

その上で、彼らに負けないようにアンテナを貼って、記事に載りそうな話題について呟き続けるしかない。

読みてではなく芸人として考えるとあそこは本当にハイスペック芸人しかいない修羅の国である


こういうのサラッと言える人ばっかりなんだよなぁ。 

ブログホッテントリしたりはてなブックマークの人気コメなら簡単にできるのにこちらでは載ることすらできないあたりにレベルの差を感じる。

もう私に残された道はこれしかない。明日ユーグレナ株買ってくりゅううう!

2013-12-16

ザマンザイ

THE MANZAI2013、あまり期待していなかった分おもしろかった。とりあえず思ったままを。

グループがピークだった。流れ星ネタが終わった瞬間。ノンスタイル東京ダイナマイト流れ星っていうそれぞれ全然違うおもしろさを楽しんで、この中からだれか1組しか選ばれないんだよ、誰だろう。東京ダイナマイトいってほしいけど、やっぱりノンスタイルなのかな、っていう瞬間。

2回ネタをやるのはやめたほうがいい。誰がやっても盛り下がる。これはしょうがない。

ネタ1本勝負にして審査方法をかえよう。ロンハーの俺達のナンバーワンみたいなのはどうか。ひとり複数票もったほうがおもしろそう。審査でもうひと盛り上がりしたい。Cグループときみたいな、あれもいいしこれもいいしみたいなのでワーワーやるのも醍醐味ひとつなので。

必要なのは厳密な審査なんじゃなくて、おもしろさだと思う。もちろん優勝に懸ける芸人さんたちの思いやプライドは欠かせないんだけど、それだけでは足りない。ネタ+αがほしい。やりようはあると思う。

秋元康きらいだけど、最後コメントはよかった。やりたいネタをやって勝つのが一番いいけど、それだけじゃないよね。大会が終わっても芸人生活は続くわけだし。

レイザーラモントップバッターでよかった。

トレンディエンジェルが見れてほんとうによかった。

永沢よろこびすぎ。天野くんのおもしろさはよく分からないけど、先輩としては良い人。

ハチミツのボソボソ感がよかった。

和牛小さい、囲碁将棋かい

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