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はてなキーワード: 次にくるマンガ大賞とは

2023-09-25

一ノ瀬家の大罪 3巻までの感想

一言で言って、話がよく分からない。

単行本でも分からんのに本誌組はもっと分からんだろうな

今日発売のジャンプだと下から二番目だった

よく打ち切りにならないな

ネタバレになるけど、

記憶喪失ものかと思ったらループ物になるし、

ループ物かと思ったら夢オチになるしわ

夢オチかと思ったらやっぱりループするし、

今どの地点にいるのかが分からん

どんでん返しを何度もやるから、表も裏も無くなってぐちゃぐちゃになってる

一話読まなかったらついていけなくなるパターン

まあ面白くなくはないんだけど、ジャンプ向けとも思えないし、かといってどこ向けなのかも分からん

家族ものSFもの

色気もないし、人気は出にくいだろうな

でも次にくるマンガ大賞で3位だし、Amazonレビューも4の後半台なんだよな

ちゃんと読めば面白いという評価なのかもしれない

10月に4巻が出るので、それは読んでみるつもり

2023-08-31

次にくるマンガ大賞10位全作品1話レビュー

WEBマンガ部門

1 気になってる人が男じゃなかった ttps://comic.pixiv.net/viewer/stories/142066

 ただの百合だった。来るとは思えない。

2 猫に転生したおじさん ttps://yajimasyoukai.blog.jp/archives/22265291.html

 ただのおじさんの顔がうるさいホモだった。来るとは思えない。

3 幼稚園WARS ttps://shonenjumpplus.com/episode/4855956445109234830

 ただの主人公TUEEEEだった。来るとは思えない。

4 訳アリ心霊マンション ttps://kuragebunch.com/episode/3270296674343531283

 ここまで酷かったのでちゃん起承転結漫画になってるから驚いた。来るほどとは思えない。

5 お前、タヌキにならねーか ttps://comic.pixiv.net/viewer/stories/94699

 猫に転生したおじさんよりは面白かった。来るほどとは思えない。

6 拷問バイト君の日常 ttps://younganimal.com/episodes/c44e40bd07ed7

 イケメンが会話してるだけだった。来るとは思えない。

7 放課後ひみつクラブ。ttps://shonenjumpplus.com/episode/316112896941522424

 ヒロインは本当の美少女女装じゃなかった。ちゃんとした漫画してるので来る可能性はある。

8 アフターゴッド ttps://urasunday.com/title/1755

 なんか凄そうな漫画だった。来るのかも知れない。

9 悪役令嬢の中の人断罪された転生者のため嘘つきヒロイン復讐いたします~ ttps://comic.pixiv.net/viewer/stories/106531

 タイトルの印象よりも丁寧な作りだった。来るのかは分からない。

10バンオウ-盤王- ttps://shonenjumpplus.com/episode/316190247030932381

 要素詰め込んでるけど目が滑るってほどではなかった。ちゃんと頑張れば来る可能性はある。

コミックス部門

1 生徒会にも穴はある! ttps://viewer-trial.bookwalker.jp/03/15/viewer.html?cid=f57f295f-d33b-4dbf-972a-794c292fb62f&cty=1

 これだけはちょっと反則しますね。なんでかって言うとこの漫画が伸びた理由が「作者の分身とも言えるキャラクター(いわゆる"ウチの子")をそのまま作品に出してるんだけど、このキャラって作者のエロアカウント獣姦とかもされてたかなりピーキー立ち位置キャラですよね?」っていう部分がバズりの原動力になっているのでそのキャラがまだ出てきてない1話をそのまま貼っても意味ないので。えっと2巻の表紙になってるこの「こまろ」ってキャラがそうなんですけど、このキャラが出てきた時に界隈は明らかに「え??これ出すの??????アリなの???」と騒然としたんですよね。あっ……でも今検索しようとしたら出てこない……え嘘……情報統制みたいのかかってる?マジ??でもここまで書いた増田消すの面倒くさいからこのまま残しますけど、この辺の話はあんましないほうがいいっぽいので皆さん気をつけてくださいね

2 黄泉のツガイ ttps://www.ganganonline.com/title/1327/chapter/53533

 絵を見ただけで来るのは明白ですね。作者実績で殿堂入りという名のハブを導入したほうがいいんじゃないですか?

3 一ノ瀬家の大罪 ttps://shonenjumpplus.com/episode/4856001361517909894

 タコピー鬼つええ!別にこの漫画にはタコピー出てこないしジャンプ読者からタコピーで上がったハードルの下をくぐってる扱いされまくってるのにこんなに伸びるとかすげえ!!!

4 暗号学園のいろは ttps://shonenjumpplus.com/episode/316190246981910093

 原作者ネームバリュー殿堂入りとか導入したらいいんじゃないですか?

5 すだち魔王城 ttps://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496526909416

 主人公不快感が薄い。ヒロイン可愛いい。この2つの要素は大事ですよね。

6 多聞くん今どっち!?  ttps://www.cmoa.jp/bib/speedreader/?cid=0000236863_jp_0001&u0=1&u1=0&rurl=https%3A%2F%2Fwww.cmoa.jp%2Ftitle%2F236863%2F

 好きな人は好きそう(虚無の感想)。

7 ダイヤモンド功罪 ttps://tonarinoyj.jp/episode/4855956445056488441

 1話の盛り上がりだと今回の20作品トップな感じじゃないですか?次に来そうな漫画青田買いってコンセプトと噛み合ってるのはこういう漫画だと思います

8 帝乃三姉妹は案外、チョロい。 ttps://www.sunday-webry.com/episode/3269754496643512580

 凄くサンデーっぽい漫画だと思ったらサンデーっぽい漫画過去に当ててきた人だった。

9 極楽街 ttps://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/gokurakugai/read/

 売れそうなマンガっぽさがあるので売れそう(虚無の感想)。

10 あそこではたらくムスブさん ttps://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508754

 結構前に見た気がしたので調べたらゲッサンでもう5年も連載してた。なんか新展開があって急に伸びたのかな?全然分からん

URLたくさん貼ったせいか投稿できなかったので全部h抜いた。

2023-06-26

次にくるマンガ大賞なんてスーパードクターKで決まりじゃね―か

もう成立してね―よなこの賞

この時期になると逆に「この出版社は自社の漫画次にくるマンガ大賞に入れる気さえない?」って感じしてこないか

つぎマンに媚びていくのってもう当たり前の風習じゃん。

たとえばジャンプラなんかはイケそうな奴らガンガン公開していくわけですよ。

ヤンマガとかくらげバンチとかは序盤を無料にするんですよ。

そうやってる中で一切そういうのせずに「つぎマン?入れたい人が入れるだけでしょ?ウチはそういうの知らんし」みたいな顔してる出版社ヤバないっすか?

ゆーて何年も次にくる言われ続けてノミネート逃してる連中もそれはそれで辛いものがあるますね。

ムスブさんとか大丈夫クラブとかお前ら別に最近急に伸びる感じになったわけでもなくダラダラずっと連載しとるだけやんけってなりますよね。

ゆーて逆に機体の超新星はもう来てるのばっか。

弾子とか追チーとか鍋弾丸辺りはコレ以上伸びるのはもうアニメ化しかないけどそういうのするタイプ作品でもなくねえかと。

バーサスはいつか来るの確実だけどまだ全然伸びてきてないから「今年の次くるで受賞させるのは青田買いが雑すぎねえか?」って感じがある。

そのうち来るのが予想できたら勝ちってゲームじゃなくて「半年後ぐらいに急激に伸びだすマンガ」を当てるゲームだろ既に。

あとそもそもの話しでジャンプ連載組はよっぽどのヤツ以外は「そりゃジャンプに載ってればね……」になるから今年のレベルのはノイズに感じる。

スケルトンダブルいろは半年後に大ブームになる可能性ある?ないでしょ3年後なら分からんっていうなら来年の次くるで取るべきでしょせめて。

生徒会にも穴はある!なんて一番伸びたのは作者の分身分身が登場したときだし「もう来た」の典型だよね。

とくにある日々・ひろゆき辺りはもう伸びるべき層には伸びて刺さらん人はスルーしてる状態だろうな。

賞取ったら爆発しそうなのはアニメ化タイミングを測ってそうなゴールデンスパイラルアンテナが弱そうなスポーツマンガ読者に知名度がまだ低そうなダイヤモンド功罪アニメ化見えてそうなすだちの魔王城・一般人に刺さりそうなのに掲載誌マイナー気味なモスのいる日常・・・ぐらいだな、平和の国の島崎へはまだ話数足りないから賞とっても爆発しきれなそうだしな。

ノミネートの半分以上が「伸びるべき相手にはもう伸びてる。既に来てるしこれ以上来るのはもう厳しい」の状態なんだよなあ。

今年コイツ来てたよね大賞にでもしなよもう

2023-05-19

くる

次にくるマンガ大賞」にノミネートされて 既にきてるつもりだった漫画家がショックを受ける展開とかどうでしょう

2023-02-27

ホンマに見る目ないわ

次にくるマンガ大賞2022コミックス部門第5位

・全国書店員が選んだオススメコミック2023第10

 

なお、打ち切られた模様

 

どこに”くる”んですかねぇ?

2022-12-30

ぼっち・ざ・ろっく!」が覇権になってもきららアニメオワコンだよ

何度でも甘えさせてもらうよ。

こんな感じの増田バズるまで何度も投稿するをやめない。

ぼっち・ざ・ろっく!」は最高のアニメだった

今年最後きららアニメぼっち・ざ・ろっく!」。

あれはすごいアニメだよな。欠陥が全くない。100点満点。

作画よし、キャラよし、脚本よし。全ての点において高く評価されている。

そのおかげで凄まじい成果を出している。

Twitterで毎週トレンド上位に入り、10万以上のツイート数を叩き出している。

そして、現在フォロワー数は40万人を越えようとしている。

掲載誌のまんがきららMAX11月以降在庫完売

単行本重版を幾度も重ねている。そこまで重版しているのなら発行部数公表すればいいじゃないか。少なくとも700万部は突破してるはずだ。

作者のはまじあき先生のものの人気も急上昇している。今年の冬開催のコミックマーケット101では、サークルが長蛇の列を形成し、即座に完売した。

ぼっち・ざ・ろっく!」は歴史上最も幸せアニメ企画と呼んでも過言ではない。


しかし、ぼざろの大ヒットでアニメ業界まんがタイムきららを見直すとは思えない。


きららアニメオワコン化と「最終兵器」という言葉について

アニメ系のYouTuberブロガーYahoo!知恵袋アニメカテゴリといったアニメ界隈をいろいろ見ているけど、こういう風潮を感じる。


まんがタイムきらら人権がない。


そりゃあそうだよな。だってきららアニメには海外人気も配信人気もないんだもん

現在アニメ業界の売上は海外に大きく依存している。2010年代後半に差しかると海外売上が急速に伸びていき、2020年に入ると国内売上を超えた。

海外人気が人権アニメの条件ジャンプマガジン、なろうとラブコメがどんどんアニメ化されていく。特になろうアニメ配信人気と海外人気で簡単に続編が決まる。作った分だけボロ儲けできる。

一方で、きららアニメ配信人気も海外人気も低いから、アニメ業界から唾棄されている。儲からいから。

まりきららアニメオワコンである

実際、ぼざろの1話放送前日まで、きららアニメは新作も続編も1つもなかった。

からアニメ界隈では、きららアニメは「ぼっち・ざ・ろっく!」で最後だと考えている人が大半だった。


そんな中、「ぼっち・ざ・ろっく!」に対してきららの最終兵器発言する人が多かったけど、きららアニメというジャンル侮辱しているようにみえる。

そもそも最終兵器という言葉気合の入ったなろうアニメに対してよく言われているけど、なろうは弾がいくらでもあるから冗談として受け入れられる。

でも、きららはそうではない。前述の通り、ぼざろの放送開始前日まで新しいきららアニメの弾が1つもなかった

からきららの最終兵器という言葉を聞くたびに、ぼざろがコケたら後が無い、つまりきらら廃刊だと嘲笑しているように感じる。

本当に不愉快だ。


ぼっち・ざ・ろっく!」できららアニメが復活すると思うな

結局、「ぼっち・ざ・ろっく!」は今期で覇権クラスのヒットを記録した。

これがきっかけできららアニメに対する評価が見直されて再び増えていくと思っている人がいるが、甘い考えだと思うよ。


いか


ぼっち・ざ・ろっく!」は特別なんだよ。


ぼざろには芳文社社運がかかっているはずだ。

芳文社社員情熱プライド財産・その他賭けられるもの全てをこの「ぼっち・ざ・ろっく!」に賭けているはずだ。

事実、連載前のゲスト掲載の頃から編集部から露骨に推されていた。

そのおかげか単行本は発売日直後から重版さらには、次にくるマンガ大賞2019で8位にランクインした。この時点で「チェンソーマン」や「その着せ替え人形は恋をする」と並んだことになる。

そして、CloverWorks制作アニメ化され、ご存知の通りぼざろは大勝利


それに比べて、今後のきららアニメ特別ではないから、期待度、クオリティ、最終的な評価、そして売上といったあらゆる面でぼざろ以下だ。

アニメ業界に言わせてみれば、きららアニメ基本的になろうやジャンプマガジンのすごさを引き立てるための噛ませ犬にしかならないんだよ。


裏を返せば、芳文社からすれば「ぼっち・ざ・ろっく!」がヒットすれば満足だろう。後のきららなんてどうでもいいはずだ。


もう一度言ってやる。


ぼっち・ざ・ろっく!」は特別なんだよ。


そもそもきららアニメ覇権クラスの大ヒットを成し遂げた作品の一つ後のものになると、例外なくコケる。

ひだまり後のドージンワークけいおん後の夢喰いメリーごちうさ後のハナヤマタ、NEW GAME後のステラのまほうゆるキャン後のこみっくがーるず――これらはみんなコケた。

から、ぼざろの次のきららアニメコケる。


それに、けいおんがヒットしてもまんがタイムきらら自体地位は向上しなかった。

けいおんがヒットした後、まんがタイムきらら部活モノを増やしていったが、まともにヒットが出なかった。

きららアニメも何作か作られたが爆死の連続だった。

そして、「ゆゆ式」が出て「きんいろモザイク」や「ご注文はうさぎですか?」がヒットするまで何年もかかった。


まりけいおんのヒットではまんがタイムきらら認知度向上につながらず、ゆゆ式アニメ化、きんモザごちうさのヒットで初めて大きく上昇した。


同じように、きららアニメは、ぼざろの後もまともなヒット作が出ることがなく延々と負け続けるだろう。


次のきららアニメ星屑テレパス」はどうあがいても爆死する

それで、「ぼっち・ざ・ろっく!」の次のきららアニメは何か。

星屑テレパス』だ。このアニメについてはっきり言わせてもらうよ。


オタクって、こういうの死ぬほど嫌いだよね?


星屑テレパス」には容赦ないシリアス展開がある。きららアニメ好きのオタクたちはそれを見てギャーギャー喚く。


まともなアニメ会社なら、『星屑テレパス』のアニメ企画絶対に通らないプロデューサー上司に激詰めされるだろう。

「どんな判断だ。カネをドブに捨てる気か。何億円もかかるんだぞ。」

ぶっちゃけ企画書に火をつけられても不思議ではない。だって、こういうのをオタクが嫌うからアニメ業界では常識なんでしょ?

こんな作品アニメ化するのなら、なろうやジャンプアニメ化に金を掛けた方がいい。そっちの方が簡単に儲かるからね。実際、放送するだけで2期が決定する。


今「ぼっち・ざ・ろっく!」を絶賛しているオタクたちは、いずれ『星屑テレパス』を完膚なきまでに叩きのめすだろう。

ぼざろは棍棒どころか釘バットになる。いや、マチェーテという大きな刃物だ。メキシコブラジルの残虐なギャングが愛用する代物だ。「マチェーテ フル版」で検索してみろ。


どう考えてもオタクが忌み嫌うストーリー展開である以上、どんなに作画クオリティを上げても、脚本原作改変しても間違いなく叩かれる。

特にインキャラの一人、雷門CVをやる声優きららアニメ好きオタクに呪われるから覚悟した方がいい。



そういえば、『星屑テレパス』はロケットを作る話だよな。例えてみるならチャレンジャー号がぴったりだと思うよ。1986年に7人の宇宙飛行士を乗せて発射したスペースシャトルだ。

チャレンジャー号部品に重大な欠陥があった。それにも関わらず、NASA上層部技術者の警告を無視して発射を強行した。その結果、ロケット空中分解して爆発。もちろん、乗組員たちは全員亡くなった。

これも「爆死」って言うんだよな。その言葉がお似合いだよね。

星屑テレパス』には「シリアス展開」という致命的な欠陥があるのにアニメ企画を通した。そして、間違いなく評価でも売上でも大失敗する。




から、新しいきららアニメ星屑テレパス」には期待していない。


どうあがいても絶望

始まる前から終わってる。


星屑テレパス」が放送されることには、なんJまとめサイトを中心にこんなタイトル散見されるようになるだろう。

悲報きららアニメ星屑テレパス』さん、誰得シリアスで爆死確定へ


こういうタイトル想像すると反吐が出る。

今、ぼざろを絶賛する人たちがいずれ星屑テレパスを叩くことを想像して戦慄している。


まんがタイムきららの体力は確実に落ちている

今年は「まんがタイムきらら」の衰退を象徴する年だった。

まずは何と言っても「きららファンタジア」のサービス終了。せっかく「ぼっち・ざ・ろっく!」が大ヒットしたのに、きらファンの売上につなげることができなかった。

その影で、「まんがタイムきらら展」が今年開催されなかった。2018年から東京大阪新潟名古屋と毎年開催されたが、今年は開催されなかった。スポンサー産経新聞社資金を出せないということだろう。

ひょっとしたら、グッズ展開で大赤字かもしれない。最近きららではアニメ化していない作品のグッズ展開が増えてきている。「eeo Store」とか検索したら分かるだろう。

いずれにせよ、芳文社にはまんがタイムきららをやっていく体力がないということだ。そのまま本誌・MAXフォワードキャラット全ての廃刊を待つしかないだろう。

から、「ぼっち・ざ・ろっく!」のヒットで一喜一憂しているきららアニメファンには悪いけど、言わせてもらうよ。


馬鹿の一つ覚えみたいなことはやめろ。






まあ、そんなことだから、CloverWorksには今後もきららアニメを作ってもらいたいよね。


おそらく、次のCloverWorks制作きららアニメは「ななどなどなど」か「またぞろ。」だろうな。「ぼっち・ざ・ろっく!」と同じ系譜だろ?

「ななどなどなど」はすでに3巻が発売されていて見通しが分からないが、「またぞろ。」の方は2巻が発売されて半年ぐらいだからアニメ化を強く期待できる。

ぼっち・ざ・ろっく!」がまんがタイムきららの新しい主流となるのなら、この2作品絶対に外せない。

それに対して、『星屑テレパス』は傍流だ。邪道だ。違いが分かるよな?


言っておくけど、別に好き嫌いでこの増田を書いたわけじゃないからね。現実を見てるんだよ。お前らとは違って。



追記

アニメ業界海外重視をエスカレートさせて、いずれ日本市場を見捨てるよ。

どうせ、日本世界の片田舎になっていくんだから

実際、日本人口減少で市場が小さくなっている。生産性が低すぎてGDPがどんどん追い抜かされている。




ここで、日本に対するアニメ業界の態度を判別するのに、ここでちょうどいいリトマス紙を紹介してやろう。


2022年7月世界を席巻する超人気作のアニメ化が決まった。そのタイトルはこれだ。


俺だけがレベルアップな件


ウェブトゥーンって知ってる。これは韓国で生まれた縦スクロールに適合した漫画だ。

そういえば、ネットの至る所で湧き上がっていたよね。こう言っている奴らが。


韓国漫画世界を席巻している。いつか、日本漫画韓国駆逐されていくだろう。」

海外では韓国の縦スクロールが主流。日本世界標準に乗り遅れている。」


「俺だけがレベルアップな件」は世界で最も人気のあるウェブトゥーンだ。

その一方で、日本蔑視の描写もあり、日本向けにローカライズする際に修正されたいわく付きの作品だ。

それで、この漫画アニメ企画はどこがやるのかって?


アニプレックスだよ。


「その着せ替え人形は恋をする」「かぐや様は告らせたい」「リコリス・リコイル」、そして「ぼっち・ざ・ろっく!」と2022年覇権を独占した天下のアニプレックス


そんなアニプレックスの俺レベに対する気合の入れようが凄まじい。何せ、スタッフが非常に豪華だからだ。

制作会社は「リコリス・リコイル」を覇権アニメにしたA-1 Pictures

音楽担当するのは神曲しか作らないと言われる澤野弘之


果たしてアニプレックスは俺レベのアニメをどのようなものにするのか。

これはまさにトロッコ問題だ――海外を取るのか、日本を取るのか。

韓国原作でやると日本炎上する。だからといって、日本ローカライズ版の方でやると海外バッシングを受けることになる。


もしも、前者の方でやれば、アニメ業界国内軽視の態度を表明したことと見なす


なぜなら、日本代表する企業から


まあ、衰退するちっぽけな国に業界忖度する筋合いはないよな。

ビジネスから

2022-11-29

ワイベスト格闘漫画ツマヌダ格闘街」の作者、50歳でなろう系漫画の連載を始めていた

しかセルフ原作

 

直近2作品打ち切りで、

このままじゃダメ!昨今の流行を取り入れなきゃ!異世界転生だわ!

うーんこの悪役令嬢ってジャンルいいじゃない!私なりにアレンジちゃうわ!

錯乱してできた一作らしい

なぜ……

 

次にくるマンガ大賞2020」で4位入賞

マンガ編集長が選ぶ、2020年イチオシ作品」選出

 

安易になろう小説コミカライズじゃなくてセルフ原作なのは評価したい

完結したら読む

 

てかよく考えたらツマヌダ格闘街もなろうみたいな漫画だったわ

2022-10-16

ぼっち・ざ・ろっく」に社運を賭ける芳文社

anond:20221016084121

次にくるマンガ大賞は将来性の話なのかな。


いずれにせよ、芳文社アニプレックスも「ぼっち・ざ・ろっく」を大ヒットさせるのにかなり必死だと思うよ。


まず、ぼっち・ざ・ろっく」の製作委員会芳文社アニプレックスの2社のみ。名義は製作委員会ありがちなものではなく、「芳文社アニプレックス」と社名列記

他にも例があるけど、化物語鬼滅の刃はたらく細胞という大成功作。


実際に見比べてみよう。


アニプレックス芳文社はぼざろの製作にかなり出資していると思う。

特に芳文社は、集英社講談社大手出版社と違って中小企業からね。万が一コケたら、芳文社経営危機に陥るのではないのか。


アニプレックスはぼざろを"約束された成功作"にするため、制作会社をCloverWorksにした。

CloverWorksはクオリティの高いアニメ制作する、今最も勢いのある制作会社だ。

今年は冬アニメで「その着せ替え人形は恋をする」や「明日ちゃんセーラー服」を大成功させ、春アニメと秋アニメで超話題作「SPY×FAMILY」を制作している。

この制作会社名前が出るだけでクオリティ保証されているようなもの

実際、ぼざろのスタッフには着せ恋や明日ちゃんを手掛けた超優秀なアニメーターが集結しており、綺麗な作画で大きな話題を読んだ。


ぼざろの動向に注目が集まる。

anond:20221016083419

よく分からんが、『「次にくるマンガ大賞2019」で8位』は別に大成功基準ではないのでは…

あの賞ネット一般投票で決まるから必死で多数投票する濃いファン一定数抱えてりゃ入賞するけど

からと言ってそれが幅広く売れるとは限らないし

実際入賞しても全然売れてない作品も多いし

なぜ、きらら陰キャ主人公ゴリ押しするのか

anond:20221015222624

私も元増田気持ちが分かる。

きららアニメは好きだけど、『ぼっち・ざ・ろっく』や『またぞろ。』の主人公はすごく苦手なんだよな。

ぼざろは放送するたびにTwitterトレンドになって毎週4万以上のツイートが来る人気作だと言える。

それでも、実際はかなり人を選ぶアニメだと思う。


きらら陰キャ主人公ゴリ押すのは、海外人気を意識しているからじゃないのかね。

最近アニメ業界は"海外人気がないジャンル人権がない"という風潮が強まっている。

実際、海外人気がないきららアニメは、2019年以降、数を大きく減らしていった。

そして、数が大きく増えたのがなろうアニメジャンプアニメラブコメアニメ――海外人気の高いジャンルだ。

国内円盤を売るよりは、海外動画配信サービスライセンスを売るほうが簡単に儲かる。


ぼざろのゴリ押しは「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」、略してわたモテという成功例にあると思う。

わたモテ国内で人気が出る前に海外で人気が出た漫画だ。英語圏匿名掲示板4chanで大きな話題になったのだ。

きらら編集部はそれを見て主人公陰キャにすれば海外人気で戦えると思っているのだろう。

実際、ぼざろの主人公性格は、担当編集の強い要望によるものだ。


間違いなく、ぼざろは国内では大成功した。

次にくるマンガ大賞2019」で8位にランクインした。同年では、「その着せ替え人形は恋をする」が6位、「チェンソーマン」が2位にランクインした。

まり、「ぼっち・ざ・ろっく」の人気は、今最も勢いのある大人気作と並んでいることになる。

しかも、ぼざろの制作会社は着せ恋と同じCloverWorks。したがって、ぼざろは着せ恋並の大ヒットが見込める。

実際に、ぼざろは放送するたびにTwitterトレンドに上がり、ツイート数は4万を超える。


そして、現在海外人気を実証する段階だ。

Reddit流れるAnime Corner」や「/r/anime Karma Ranking & Discussion」を見ていこう。

2022-10-09

きららアニメぼっち・ざ・ろっく」の作画について語らせてくれ

ぼっち・ざ・ろっく』の作画過大評価されている気がする。


個人の感想

ぼっち・ざ・ろっく(以下、ぼざろ)』は難産作品だ。

2021年2月アニメ化発表から10ヶ月、ようやく公式サイトが開設され、情報が解禁された。


ぼざろの前評判きららにしてはかなり高いものだった。

次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。

これでぼざろは2位の『チェンソーマン』や6位の『その着せ替え人形は恋をする』と並んだことになる。この2作は、いずれも2022年代表する大ヒット作だ。

さらに、制作は着せ恋と同じCloverWorksなのでなおさら出来が期待できるものだった。


実際、ティザービジュアルを見たら「れいいね」だった。

さすがCloverWorks、作画がすごく綺麗。特に喜多ちゃんティザービジュアルはすごく好きだった。


ところが、後に出たキービジュアルを見たとき第一声は「なにこれ」だった。

これCloverWorksでやってもいいのか。非常に評価が高かった着せ恋や明日ちゃん放送されていた頃だったから落差が凄まじかった。


そして10月9日の深夜0:00、ついに『ぼっち・ざ・ろっく』は放送を開始した。

実際に視聴したけど、作画は確かに綺麗だ。しかし、なんか違和感がある。


ぼざろの放送終了後、担当していたアニメーションプロデューサーの梅原翔太さんが作画スタッフを丁寧に紹介していた。

梅原さんは2022年に大ヒットアニメ『この着せ替え人形は恋をする』でもアニメーションプロデューサーを務めており、美麗な作画を実現する原動力と言ってもいい存在だ。

そして、ぼざろには着せ恋や明日ちゃんをやってた優秀なスタッフを贅沢に起用していた。さらに、OPムービーではけいおんキャラデザを務めていた堀口悠紀子さんを起用していた。

アニプレックス芳文社もぼざろに社運を賭けていると言ってもいいほど、ぼざろに最高のスタッフが集結していることが分かる。

実際、作画が非常に綺麗だった。でも、そこが裏目に出てる。


原因

ぼざろの作画違和感を感じる原因は端的に言ってこんな感じだ。


キャラデザが垢抜けない。


キャラデザデフォルメが強すぎて、綺麗な背景作画に付いて行けてない。

京アニアニメに例えてみれば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの背景に日常キャラデザが混ざっているような感じ。

デフォルメレベルが噛み合っていない。

そのせいで、実写風景落書きを入れたような感じになっている。


その点、けいおんゆるキャンはすごかった。原作作画キャラデザはあまり良いとは言えなかったが、アニメになってだいぶ垢抜けた。

基本、美少女アニメというのは女の子キャラデザで魅せるものから、もう少し女の子の方に力を入れたほうが良かったのではないかと思う。


私の主張に対してこういう反論が来るだろう。

ギャグ重視の日常アニメから女の子デフォルメが強くてもいいじゃないか

残念ながら『あそびあそばせ』という前例がある。

この作品もぼざろと同じく、陽キャコンプレックスをこじらせた陰キャギャグ漫画であり、過激な顔芸も多い。

しかし、あそびあそばせはぼざろと違って、女の子の等身と肉感が高い。


ぼざろに対して作画比較するとすれば『王様ランキング』であろう。

あのアニメキャラデザデフォルメが強く、背景の作画がきれいだ。しかし、ぼざろほどやりすぎてはおらず、ちょうどよくデフォルメされていた。

作画デフォルメについて考えさせられる話だ。


まとめ

近年では、作画クオリティの向上が叫ばれている。

しかし、ただ作画が綺麗なだけでは良いアニメになるとは言えない。背景とキャラデザ協調性重要だ。

ぼっち・ざ・ろっく』はそこを踏み間違えていて、好き嫌いが出やすものになっている気がする。

2022-09-17

anond:20220916214819

何だか次にくるマンガ大賞で上位になった感じの作品が多いな

増田で聞くより参考になると思うぞ

https://tsugimanga.jp/


最近受賞した中ではメダリスト推しの子あかね噺読んだらいいと思う

メダリスト1話読んで気に入ったら出来れば課金して4話まで読んで欲しいか

2022-07-10

投票先に迷ってるからオススメ教えてくれ

次にくるマンガ大賞 2022 コミックス部門


1.メダリスト

2.あかね

3. 未定


メダリストが前回16位とか世間見る目無さ過ぎだろ全人類とりあえず4話まで読めやという思いで投票するんだが

ついでにジャンプ推してるあかね噺を選んだらこれという投票先が無くなってしまった

3つ目の投票先何が良いかな?

2022-07-01

次にくるマンガ大賞 2022ノミネート作品 『メダリスト

面白いんだけど。

スポーツバトルの物語の軸として主役とメインのライバル最後で争うのがゴールなのが既定なのと、リアリティを出すためにキャラクターを増やすことが両方実施されている結果、読んでいると

「ああ、いいキャラクターなんだけど、この選手ラスボス戦までの噛ませ動物として世に生み出されたんだ…」って悲しくなる。

(『ダイブ!!』や『風が強く吹いている』 『一瞬の風になれ 』に比べると ライバルキャラクターが多すぎる。『ドカベンレベル

2022-06-25

Steamセールおすすめゲーム紹介で毎回おんなじ名作を挙げるな委員会

うPortalとかTerrariaとか聞き飽きてんだわな。うっさい。いちいち名作をこすっておすすめゲームの嵩増ししないでくれ。

この手の名作はPC買った直後に調べる「Steam おすすめ」の検索結果で事足りるんだって

俺が知りたいのはお前しか知らない面白かったゲームなんだよ。

次にくるマンガ大賞にずっとワンピースとかスラムダンクがいるみたいな。もうお前はいいだろと。てかなんでジャンプラの「全部ぶっ壊す」がノミネートされてないんだよ。


この手の「サマーセールおすすめゲーム〇〇選」みたいな投稿、前回のセール以降にリリースされたやつに限定してくれ。頼む。4か月ごとにキレちゃうから

あとVRchatがセールでタダ!みたいなノリももうしつこいな?

これも”Twitter大袈裟表現が無理”の発展形の一つというか。ノリが再生産されて永久に終わらないんだよな。一度ウケた一言一年以上ずっと擦り続ける奴、いたな?しつこいって。


GTA VとかSTARDEW VALLEYとかL4D2とかSlay the Spireとか Noitaとかいちいちお前が挙げなくていいって。もうお前以外のやつが何千回といってるからさぁ。あ~~~キレそう~~~

2022-06-16

とある漫画の全話無料の回数を調べる

君のことが大大大好きな100人彼女という漫画をご存知だろうか。

100人ヒロインが出てきてその全員と付き合う予定という頭おかしい設定と頭おかしい展開がいっぱいの漫画だ。

で、100話記念ということで6/16まで全話無料なのだがやたらと無料をやっているような…気になったので今まで何回やっているのか数えてみる。

やり方はTwitter100カノ公式アカウントにて無料単語検索する(from:hyakkano 無料)。正確じゃないかもだけどいいや。


結論としては連載2年半の間に7回…多くね?やっぱり漫画特性的に長期連載になるからなるべくファンを増やしておきたいのかな(現在100話で彼女20人なので順当にいっても500話かかる)


2020/4:ジャンプ+連載

2020/8:次にくるマンガ大賞コミックス部門2位記念

2020/12:連載1周年記念

2021/2:バレンタインデー企画(1日だけ)

2021/3:ジャンプラブコメヒロインバレンタイン投票企画1位記念

2021/7:累計80万部突破記念

2022/6:100話到達、10巻発売、100万部(既に)突破記念

2022-06-05

anond:20220602230507

この記事コケたけど、俺はまだ諦めない。

きららアニメ増田ポジティブ意味話題になる度にシュバってやるからな。

きららアニメオワコンであることを知っておいたほうがいいよ




まあ、どうせ芳文社は、『ぼっち・ざ・ろっく』で名誉挽回するつもりなんだろ?

期待できる要素が多すぎて覇権アニメにならないのがありえないレベルになってる。


制作会社のCloverWorksは、今最も勢いのあるアニメ制作会社

アニメの『その着せ替え人形は恋をする』と『明日ちゃんセーラー服』を大ヒットさせ、春アニメでも『スパイファミリー』が覇権レベル話題作になっている。


次にくるマンガ大賞2019では、8位にランクイン

ちなみに、2022年アニメ覇権を握った着せ恋は6位だった。

まり、ぼざろはすでにあの覇権アニメと並んでいることになる。しかも、制作会社は同じCloverWorks。大ヒットは秒読み段階。


わたモテという前例

ぼざろは海外で人気が出ることが保証されている。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』という前例があるから

わたモテは、日本よりも先に海外掲示板4chanで大ブームになった。

ぼざろはわたモテと同じ陰キャギャグ漫画から4chanredditで大きな話題になり、MyAnimeListのランキングでも上位をキープするだろう。


パリピ孔明』という前例

新型コロナウイルス流行で、アイドルアニメを始めとした音楽との結びつきの強い作品が廃れていった。

事実2021年に『IDOLY_PRIDE』や『SELECTION PROJECT』が鳴り物入り放送されたが、大した話題にならなかった。

しかし、『パリピ孔明』は違ってた。放送と同時に大きな話題になった。

から、ぼざろの成功保証されている。


以上より、『ぼっち・ざ・ろっく』が覇権にならない理由はないのだ。

アニプレックス煉獄杏寿郎を「400億の男」にできたんだ。

後藤ひとりを「30万枚の女」にすることぐらいできるだろ?

2021-08-25

次にくるマンガ大賞2021に上がった作品面白くないと言ってるやつはあほなのか?

「お前にとっては」面白くないかもしれないが、一般人投票なのだから面白いと思ってるやつが多いってことだぞ。

一般迎合されない感性をお持ちで大変すばらしいですね。くそが。

ランキング批判結構だが、まずは自分はこういう作品が好きでって自己紹介しろ。その作品をけなしてやる。

2021-01-18

今後、まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのはやめろ

ごちうさの3期が終わり、『ゆるキャン』と『のんのんびより』へと続く。これから少なくとも3ヶ月先は移住先を探すこともない安泰な日々が続く。

しかし、ここから先はどうなるのか。さらに先に『まちカドまぞく』の2期があるが、1期より作風が変わると聞く。ひょっとすれば、『NEW GAME!』のようにいざこざの多い作品に変わっていくかもしれない。日常系アニメの新作がないか不安になっている人がいるはずだ。

そういえば、アニメ化が発表されたきらら原作漫画は『球詠』だったよな。この作品最後アニメ化の発表がされた作品が現れなくなって1年半も経つ。

しかしながら、これからアニメ化の発表がされるきらら原作漫画が増えていくだろう。だが、それと同時にきらら原作アニメに対して「自分が期待していたものと違う!」という批判が急増していくと思う。

なぜなら、まんがタイムきららからきらら系と呼べるような日常系が減ってきているからだ。

きららに対する偏見払拭必死きらら編集部

私は日常系アニメが大好きできらら雑誌を読んでいる身だ。未来日常系アニメが出てくることを楽しみにしていた。

しかし、私は、2018年ぐらいから、きらら編集部日常系冷遇するようになったと感じた。

そして、きらら編集長インタビューを読んで、まんがタイムきららから日常系がなくなるのは確実だと確信した。

ただ、最初に『ひだまりスケッチ』がアニメ化し、『けいおん!』、『GA 芸術科アートデザインクラス』と続いていって、きららといえば女子高生4・5人の学園ものという印象が我々の想像以上に強くなってしまった。もっと4コマ多様性を見出そうと思って企画したきららが、いつの間にか多様性のなさの象徴みたいになってしまっていたんですね。どこかで一度その固定観念を壊して、新しいきららの形を作らなければいけないと思い、2011年に「まんがタイムきららラク」を創刊しました。
芳文社創立70周年を迎えて。「まんがタイムきらら」編集長が考える“これからの日常系”の形

やはり、「きららといえば日常系」という風潮に対して、きらら編集部は好ましくないと思っていたようだ。

*****

では、まんがタイムきららについて振り返ってみよう。

2011年に『あっちこっち』、2012年に『夢喰いメリー』のアニメ放送された。「まんがタイムきらら日常系だけではない」とアピールする機会になり得たが、いずれも成功したとはお世辞にも言い難かった。特に夢喰いメリー』は原作ファンから酷評をされている。

2013年に『ゆゆ式』のアニメ放送し、『きんいろモザイク』『ご注文はうさぎですか?』へと続いた。この頃に「まんがタイムきららといえば日常系」というブランドイメージ確立された印象だ。

きららに対するイメージ確立された後も、日常系ではないきらら原作漫画アニメ化して放送されたが、そういったアニメ日常系アニメに比べたらヒットしているとは言い難い。

一方、編集部から大きな期待が寄せられたまんがタイムきららラクだが、けいおんゆゆ式のような大ヒット作が現れず、2017年12月号を最後休刊してしまった。


そして、ミラクの末期の頃から既存きらら系列雑誌作風が変わっていった。

まず、2018年から2019年前半ぐらいかけて、まんがタイムきららMAX連載の未アニメ作品が、2~3巻分の短期で、次々に連載終了していった。特に『どうして私が美術科に!?』の連載終了はきららの読者に大きな衝撃を与えた。元々、きららMAXは、前衛的な作風マニアックネタを扱う作品が多かったが、ミラク創刊の影響で、きららMAXは萌え要素が多い作品が増えた。ミラク休刊を期に、尖った作品が増えてきた。

さらに、『ななどなどなど』のような和気あいあいとは言い難い作品や、『RPG不動産』のようなファンタジー系の作品が増え、『奥さまは新妻ちゃん』『一畳間まんきつ暮らし!』『メイドさん下着特別です』のような男性読者に媚びたお色気要素が強い作品も出てきた。


そんな中で編集部からプッシュされていた印象が強いのは、きらら本誌で連載していた『甘えたい日にはそばにいて。』である。この作品は『幸腹グラフィティ』の作者、川井マコトが送る小説家少年アンドロイド少女恋愛を描いたシリアス作品だ。

きらら作家としてそこそこ知名度があるとはいえアニメ化されていない作品としては破格の待遇編集から猛プッシュされていた。3回連続センターカラー連載したし、1巻発売当時、アニメ放送していた『スロウスタート』との合同フェアを行った。

しかし、鳴り物入りで連載されていたにも関わらず、アニメ化されることなく3巻で終わってしまった。


そんな長期に渡る試行錯誤だったが、きらら編集部の期待に応える傑作がようやく現れた。それは『ぼっち・ざ・ろっく』である

ぼっち・ざ・ろっく

ぼっち・ざ・ろっく』は、これからまんがタイムきららを語る上で絶対に外せない作品である


この漫画は、タイトルが示す通り、陰キャ主人公バンドに加入してロックスターを目指す王道ロック漫画である。間違えても『けいおん!』と同じようなものを期待して見るものではない。むしろ、『けいおん!』が嫌いだった人が見るものだ。個人的には、この作品が売りにしている主人公の顔芸と陰キャネタ生理的に受け付けない嫌いな作品だ。


ぼっち・ざ・ろっく』はとにかくすごい。単行本1巻発売日直後に重版がかかり、LINEスタンプが発売された。そして、「次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。

おかげで、きららでは陰キャ主人公ノブームが巻き起こっている。そのブームは、荒井チェリーというきららの創刊期から連載作品を持つベテラン作家ですら巻き込んでいる。列挙すればこんな感じだ。

そんな『ぼっち・ざ・ろっく』にアニメ化の話が来てもおかしくない状況だと言える。では、肝心の出来はどうなるのか。制作会社ガチャと呼ばれる風潮が強いが、それに関しては心配する必要はないだろう。

*****

ここからは、個人的妄想。内情を知らないので、今後どうなっていくかは、まだ分からないことだということに留意してもらいたい。


テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』は、アニプレックスが間違いなく神アニメにしてくれるはずだ。きらら切り札である以上、粗末に扱われることは絶対にないだろう。作画に関してはしっかりした制作会社を選ぶし、脚本だって原作ファンからの高評価であふれかえっているので十分保証できるだろう。


それで、なぜ『ぼっち・ざ・ろっく』の話にアニプレックスを出すのか?


その大きな理由ソーシャルゲームきららファンタジア』にある。このゲームアニプレックスパブリッシャー(配信元)でドリコムディベロッパー(開発元)である

ぼっち・ざ・ろっく』の連載が始まる頃は、きららファンタジアの販促に力を入れていた時期だった。それを象徴するアニメは、2017年秋季放送された『ブレンド・S』と、2018年冬季放送された『スロウスタートである。この2作品は、アニプレックスドリコム、そして芳文社製作委員会に名を連ねている。

この頃のきらら編集部アニプレックスを強く意識していたんじゃないのかな。特にぼっち・ざ・ろっく』の場合、その傾向が強く表れていると感じる。主要人物の名前は、ASIAN KANG-FU GENERATION(アジカン)メンバーが由来だ。アジカンは、アニプレックス親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント所属である。ここから、作者と編集は、構想の段階でアニプレックス意識していたのだろうと推測している。


タイムパラドクスゴーストライター』というジャンプ打ち切り漫画には、「実は(アニメ化の)オファーだけなら、早い作品だと1話目の次点で、もう来るんだよ」というネタ画像がある。ひょっとすれば、『ぼっち・ざ・ろっく』は、比較的早い段階でアニプレックスからオファーが来ているのかも知れない。逆に、芳文社からアニプレックスアプローチしていたのかも知れない。それだけ芳文社アニプレックス距離感が近いはずだ。『きららファンタジア』が配信されたばかりの頃は特に


そういえば、こんなTwitterアカウントがあるけど、遅くてもこのアカウントが作られる前からアニメ化が決まっていたんじゃいないのかね。主人公演奏動画投稿きっかけにSNSを始めるエピソードだけど、このアカウントの初ツイート2019年8月16日、このエピソード掲載されているきららMAX発売日は2019年08月19日である。早すぎないか

ファンがやるにしても、フラゲでもできないだろう。最新のツイートあたりに、音楽流れる一枚絵があるけど、この絵は作者が描いたものじゃないよね。ひょっとしたら、アニメ作画担当が描いたものかも知れない。ちなみに、Twitterは、YouTubeニコニコ動画とは違って、JASRACと許諾契約をしてないから気をつけてね。


きららファンタジア』は、リリース開始期に多くのトラブルに見舞われて短命で終わるとささやかれていた。しかし、そんな悲観的な予測を超えて、2020年12月リリース3周年を迎えた。それを記念してメインクエスト第2部がリリースされた。これから、またアニプレックスきらら原作アニメが増えていくのだろう。そのトップバッターは『ぼっち・ざ・ろっく』になるに違いない。

ビジネスは出だしが肝心だ。アニプレックス芳文社は『ぼっち・ざ・ろっく』にまんがタイムきららときららファンタジアの命運を賭けるつもりでいるに違いない。それ故に、アニメスタッフ錚々たる顔ぶれがそろうし、宣伝にもかなり力を入れるはずだ。

具体的には、『鬼滅の刃』のプロデューサー担当した高橋祐馬、『紅蓮華』を作曲した草野華余子、「チカっとチカ千花っ」で大きな反響を読んだ中山直哉が名を連ねることになるだろう。ロック界の重鎮たちも出てくるんだろうね。アニメーション制作ufotableが最有力になると考えている。次点は、A-1 PicturesCloverWorksだ。

ぶっちゃけ、このアニメ鬼滅の刃スタッフが集うことすらあり得ると思う。宣伝映像の冒頭に「鬼滅の刃スタッフが送る」というナレーションを添えるだけで、誰もが飛びつくに違いない。まさに鬼に金棒。

テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』はアニメファンはおろか一般人ですら唸らせる出来になり、アニプレックス芳文社が望んだ通り大ヒットするに違いない。そして、「きららといえば中身のない日常系」というネガティブイメージを抜本的に改善していくだろう。


*****


こんな感じで、個人的妄想をひたすら書きつづった。

これがどれくらい当たるのか。答え合わせは2021年1月19日から始まるだろう。まんがタイムきららMAXの発売日だ。その次の月の2月25日は『ぼっち・ざ・ろっく』の単行本3巻が発売される。その間に、重大なニュースがやって来るはずだ。

いずれにせよ、きらら編集部にとって『ぼっち・ざ・ろっく』はまんがタイムきららを変える大きな存在だということには間違いない。

実際、ごちうさ3期に放送されたきららMAXのCMで紹介された作品は、ごちうさときんモザとこの作品だけだった。新型コロナウイルスのせいかもしれないが、はっきり言って、きららMAXの未アニメ作品は「ぼっち・ざ・ろっく』以外は雑魚」という扱いなんだなと感じた。それだけ、『ぼっち・ざ・ろっく』の注目を集めるのに必死なのだろう。

さいごに

私はきらら雑誌を読んでいて、日常系が減ってきていると感じていた。

きらら編集長インタビューを読んで、きららから日常系が消えていくのは確実だと痛感した。

きらら編集部は『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』がヒットしたときから、「きららといえば日常系」のイメージ危機感を持っていたのだ。


きらら編集長インタビューで「多様性」という言葉を使っていたが、我々が持つきららに対するイメージに対して、作者も編集プライドが許さないのも大きな理由の一つなのだろう。そりゃそうだよな。自分たちで一生懸命作って世に出した作品を、きららというだけで、萌え日常系と言うだけで「中身が無い」とか「低俗だ」とかと酷評されたら誰だって傷つく。そんなイメージ払拭したくなるのは当然の話だよね。

10年以上前から受けてきた屈辱を晴らそうと、長期に渡る試行錯誤の結果、『ぼっち・ざ・ろっく』という今後のきららにふさわしい作品が表れた。あとは、大ヒットを目指してアニメ宣伝に力を入れていけばいい。そして、『ぼっち・ざ・ろっく』に続く「中身のある作品」を出していけばいい。そうすれば、まんがタイムきららから「中身のない日常系」は駆逐されていくだろう。

から、私は言いたい。







まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのは、もうやめろ。

これから本当の意味で「難民時代」がやってくる。

2020-08-27

anond:20200827092603

次にくるマンガ大賞ファン投票の側面も強いよ

僕ヤバは実際ツイッターで人気あるから1位を取れた

はてなーって他のSNSに疎いからなあ

5chのスラングツイッター流行に詳しいからって偉いわけじゃないけど

2020-06-04

マンガは読まれてないぞ

Twitterを見ると、大体の、それも連載中のマンガ作家さんよりもイラストレーターさんがフォロワー数が上なので、次にくるマンガ大賞とか、このマンガがすごいなどではなく、次にくるイラストレーター、このイラストレーターがすごいを開催するべきなのでは。

なんすかね、マンガが読まれないですね。無料なら読まれてるのかな。

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