はてなキーワード: 篠有紀子とは
増田と趣味が合いそうでこの一連の投稿嬉しいものばっかりで楽しく読ませてもらった、ありがとう
なんで知ったか忘れたけど(多分ケロちゃん日和から遡った)とにかく集められるだけ集めて今多分全部持ってるはず
てよく岩館真理子と並べられるけど実際かなり読み味違うと思ってる
デッサン力が当時の中では突出してるよなと遅れてきたファンは思ったものだった
しばたひろこの名前をあげた増田はわたしなんだけど、『ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん』は宝もので大事に持ってる
彼女も北海道出身だし佐々木倫子とおなじカデューシャスにいたってあとから知って(合ってる?)、あの当時の漫画界ってそういう繋がりが感じられるのも楽しいね
上記の記事に対して皆さまから寄せられたブコメ・トラバをまとめました! 27日27時ごろまでのコメントを基本的には全て網羅した、元記事で増田が挙げていなかった作品群です。みなさまの知見でリストが充実。気まぐれにひと言追加したりしなかったり。作品推しではないかも? の場合も、とにかくお名前は載せました。抜けがあったら申し訳なし。誤字はこっそり直してますので、ぜひご指摘ください。ありがとうございます。この記事について寄せられたブコメを拝見して、注釈を追記しております。
大変失礼いたしました…。「ガラかめ」を殿堂入りにしてご用意した1枠にてお許しいただきたく(名案)
亜藤潤子『扉を開けて』
遠藤淑子『天使ですよ』この方も支持多し! なぜか別花の印象が強く。本誌でピックアップいたしました
神坂智子『シルクロード・シリーズ』80年に楼蘭の美女発見→81年『キャラバンの鈴』で仕事の速さとイマジネーションの豊かさに震えた
柴田昌弘『紅い牙 ブルー・ソネット』。『タイタニック80』で「花ゆめ」に颯爽と見参。『第3の娘』含む1980年に短編の執筆数が一番多く、しかし白泉SF短編のほとんどが電書化されていないのはまさに損失…!『ブルソネ』は白泉社版コミックス4巻カバー(訂正・3巻でした、すみません)の青いソネットが神々しい美しさ
猫十字社『小さなお茶会』Xに流せば2024年の新作で通用しそう。「ビン」の話が好き
藤崎真緒『瞳・元気 KINGDOM』
藤田貴美『赤い群衆』たくさん作品がある中で、何故これを。何故これををを(歓喜)
谷地恵美子『すーぱぁキッド』
吉村菜由『政がゆく』
川原泉『美貌の果実』 ( 『架空の森』推し)『銀のロマンティック…わはは』『森には真理が落ちている』『メイプル戦記』『食欲魔人シリーズ』
山口美由紀『フィーメンニンは謳う』『音匣ガーデン』『おんなのこ季節』『V-K☆カンパニー』
あさづき空太『赤髪の白雪姫』
我孫子三和『みかん絵日記』みかんといえば当時は逢坂みえこ『永遠の野原』のみかん(犬)ではなく、こちらの方が知名度あったかな…。あの頃の「LaLa」一番手くらいに人気あったんじゃなかったか
樹なつみ『朱鷺色三角』『パッションパレード』『八雲立つ』『Oz』エピローグがプロローグでもあった『ラヴ・ストーリィ』(『朱鷺色三角』所収)。構成の妙よ。読みながら最後に「えーっ!」と声が出た
篠有紀子『センシティヴ・パイナップル』( 「閉じられた9月」所収)←増田お気に入り
縞あさと『君は春に目を醒ます』
佐々木けいこ『信長君日記』 みなもと太郎『風雲児たち』(1979~)とほぼ同時期に始まった、おそらく本邦初の信長ギャグ漫画
かわみなみ『シャンペン・シャワー』1983年連載開始。南米のプロリーグを舞台とした、サッカーワールドカップ出場を目指す物語。
『日処』といい、ものすごい漫画が「LaLa」から出るんですよね。増田の年齢的には森川久美『南京路に花吹雪』も忘れ難く、当時の成田美名子は『エイリアン通り』を連載中、樹なつみのブレイク作品『マルチェロ物語』もこの頃で、「LaLa」最初の黄金期だったような。月刊誌(作画時間に余裕が出る・ページ数多くてOK)の性格上、先行の「花ゆめ」に対して大作路線に舵を切って差別化してたのかも。といいつつ増田はその少し前の高口里純『トロピカル半次郎』が好きでした。歌って踊れる数学教師。
80年代初頭はまだ「別冊」「増刊」がなかったせいか美内すずえが『ガラかめ』と『聖アリス帝国』『黒百合の系図』、魔夜峰央は『パタリロ!』と『ラシャーヌ!』、高口里純が花ゆめでは『久美と森男のラブメロディ』を手掛けるなど「花ゆめ」「LaLa」掛け持ち組がいらした記憶。
筑波さくら『目隠しの国』 『嘘解き』路線で別原作なら、ぜひこの作品を実写化してほしい…!
これは間違ってはいけない単語でした。モー様案件は『スター・レッド』「AーA’』あたりが好きで『トーマの心臓』方面に疎いのが、語るに落ちてしまった。また、作中にチラッと出てきた「ギムナジウム」より、パタリロといえば、の「クックロビン音頭」がそもそもモー様大リスペクトだったという。ご指摘深く深く感謝です。
「LaLa」は雑誌を購読していなかったので断片的にしか語れず。寄せられただけでも10選は難しそう。後は頼んだ! みなさまありがとうございました!
ブコメとかトラバとか読んでて思ったけど上がってくる作品を見るに
フィクションの「ダメなおばさん」が特別そこから抜け出しもせず不幸にもならずダメなまま楽しく生きてて許されるためには
なにか一仕事(子育て・介護等含む)終わらせたり社会的な地位はあったりそれはなくとも
なにかひとつ肉親とのしがらみがあったり自分で作ったお金があったりしないとならないんだなという気がする
そこまでしてやっと「楽しく」の部分がやや成立する作品が多いように思う
ジャンルとしての「ダメなおじさん」作品にみられるようなマジなフーテン(死語)ではだめなんだろうな
というかそれだと物語として成立する前にその女性は死んでいそうだ
元の増田もそのあたりの社会に当たり前にある価値観によってだめなおばさんは許されてない的なこと言いたいのかなって気がしたけど
ブコメで上がってくるような作品のたいていを女性作家が描いていて
実際にはいるだろう人たちの「ダメでもいい」「女も別にこうでいい」的なものを肯定するために意図を持って描いてる気がする
それはそれとして今思い出してみるに入江紀子「のら」はわりとフーテンというか年齢不詳住所不定の女の子の話だし
(おばさんではないし周りに気づき的なものを得させるための象徴的な表現だけど)
篠有紀子「ななこハウス」は職なし、男なし、家族なしの紛うかたなきダメ女がダメなまま楽しく生きる話だなと思って
まあないこともない、と思った (やっぱりおばさんではないのだが)
好きなんだけど
乙ひよりさんとか雨隠ギドさんとか紺野キタさんとか他にもすてきな作家さんすてきな物語いっぱいあるんだけど、
でも全体的に絵柄がキラキラしててかわいい学生ものが多いのかなーって思う
なんていうか動物のお医者さん(7巻以降)とか海がきこえるみたいな
ああいうちょっと古いんだけど普遍性のある感じでそんなにエロティックでない絵柄の百合マンガってあるのかな
海外のめっちゃエロい絵柄の等身高い大人百合もそれはそれでいいんだけど
でも自分が読みたいのとはちょっと違ってた いやすごくいいんだけど
単なる消費者の立場でうるせーこと言うなって言われそうだけどそういう感じのあったらめちゃくちゃに読みたい
キラキラしてない絵の昔の少女漫画っぽい大人百合が読めたら最高だな~って思う
【1/18 追記】
トラバやブコメで色々教えてくれた方どうもありがとうございます 独り言のつもりだったから反応があって驚いた
> 志村貴子さん
大好きで読んでます!
「くうのむところにたべるとこ」は読みました
あと「裸で外には出られない」に入ってる「縞々々」はめちゃくちゃグッときた百合でした
「愛すべき娘たち」方面ではなくて「きのうなに食べた?」の方のよしながふみならまさにそう!って思ってたら
ブコメで「きのう何食べた?の百合バージョンみたいな感じかな?」と書かれててまさにまさに!ってなりました
恋愛関係や感情の縺れそのものよりもっと生活の細かい側面に寄ったっていうか、カップルという前提はあっても二人でいる事に時間が経って
そんなに波風が多くは立たなくなった淡々としたただの日常が読みたいんだなあって思いました
「海辺のカイン」はすごく面白そう リンク先の「貝とオルタナロック」もすごく気になるのであれこれ読んでみますありがとう
そもそも私は80~90年代頃の少女漫画コレクターで、「百合的なもの」への目覚めって多分
佐々木倫子の「林檎でダイエット」(かわいいので読んでほしい)という短編集や
篠有紀子(「アルトの声の少女」「ナルシスの息」が大傑作古典百合 近著でも百合を描いてる)作品だと思うので、
ああいうタイプの少女まんがの延長としてどうやら百合を読んでるのかもしれなくて
本当になんにも起こらない感じのカップルものや感情の正体がわからないまま終わるような百合漫画があったらそれが読みたいんだなあと
40代や50代の女性カップルが白髪が増えてきたねえ、今度何色で染めようかな?みたいな会話するだけみたいなやつも読みたいんだなと
絵柄と書いたけれどそこだけの問題ではない気がしてきたしもういっそ自分で描いたり書いたりすればいいのかもしれない
あと宮部サチさんの「満腹百合」が表現としてはかなり近いなあってあとから思いだした
ドロドロなリアリティを込めてきそうで警戒したりしない?さらっとヤリマンだったり…
確かに苦手なのでそういうのに当たらないの難しそうだなあと思うというか実際難しい
あともうキラキラした絵でもそういうのいっぱいあるので…
もしかして私のようなタイプの好みの方も広いネット世界にはいるかもしれないので