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2024-09-04

ふつう軽音部」の幸山 厘への不安

ふつう軽音部」、面白いっすよね。

3巻出ましたね。

たくさんの魅力がある本作だが、私はなにより厘ちゃんさんこと、幸山 厘のファンだ。

この前なんか、ちょっとウザいだけで何ら悪いこともしてないヨンスに対して実害ある接し方をする厘を糾弾(アホなんであのエントリをそんな解像度の低い解釈しちゃってます)するブログホッテントリに上がり、一理を感じたものの、キイッ厘ちゃんさんはそれぐらい無糖ビターチョコでいいんじゃ!となったものだ。

ただ、読み進めるうち、何やら厘ちゃんさんに対する不穏なものを感じたので、未来に答え合わせするために、ここに疑問を残すものである

なぜ3巻も出てなお表紙に出ないのか

厘はその神略によりラチッタデッラ解散に追い込み、はとっち神と二人からはーとぶれいくを立ち上げたメンバーである

というかそもそもチッタデッラだって鳩野とバンドを組むための布石に過ぎなかった。

その厘が、未だに表紙に出てこないのである

バンドメン最新の彩目が最新刊3巻の表紙を飾ってでも、である

しかし確かに、3巻は彩目の物語と言っても良いし、内田 桃が表紙の2巻は桃が鳩野の洗礼を沐してバンドに入る巻である

すると4巻目はさすがに厘が表紙で厘の巻、となるはずだが、ジャンプ+で見る限り、山場は文化祭になるであろうし、確かにはーとぶれい文化祭デビューは厘の策によらしむるところ大であるが、厘という人そのものフォーカスされていないのだ。

ただ、その文化祭までの間に、少しだけ厘の過去フォーカスされる回がある。

厘のいとこ、田口 流哉の存在

直4巻で厘がクローズアップされるのは34話の田口とのやり取りだけではないかと思われる。

ただ、これがまたとてもミステリアスなのだ

なぜあそこまで田口に反目しているのか、

その田口をして「やっぱり変わったよなあ…」と言わせるだけの、どれだけの変化が過去からあったのか、

そして、ゲームやってる田口の横で膝を抱えて伏し目がちの、少女時代の厘の過去描写意味は…?

こうなってくると、「ふつう軽音部」連載開始当初からの厘の行動がさら不思議になってくるのだ。

なぜ厘は鳩野を神格化し執着するのか

ふつう軽音部」は、鳩野の癖は強いが声量がバカかい直情的なボーカルにより、先に書いた「洗礼」に近い形で聴いたもの過去を抉られ鳩野に魅了されていく、いわゆる水戸黄門でいう葵の御紋で物語が進むスタイルだ。

そして、はーとぶれいくの中で唯一、この「洗礼」が加入理由になっていないメンバーがいる。

そう、それが厘なのだ

1巻を読み返していただければわかるが、厘は鳩野のことを何も知らない段階で、矢賀ちゃんを通して鳩野とバンドを組みたいと申し出る。

夜の誰もいない校舎、視聴覚室でandymoriの「everything is my guiter」の洗礼を受けるのは、その後のことなである

なぜ、なぜ厘は洗礼を受ける前に鳩野にすり寄ってきたのか。

ぼくがかんがえたさいきょうの「想定できるシナリオ

1.鳩野も覚えてないようなプロローグ存在する(面白いかも)

 鳩野を神格視するに至る、中学時代プロローグ…?

2.鳩野がギターボーカルバンドを結成させることで策は成り、厘は去る。そのため表紙には未来永劫出ない。(バッドエンド)

 策を弄したすべての罪を背負ってはとっち神の大成の芽吹きを熱狂オーディエンスの中で確信しながら、厘は陰腹から滲む紅い温かさを感じながら無音の中オーディエンスの雑踏に沒

私が推したいのは、

3.変顔アホかわいいトリックスターとしてずっと面白いちゃんさんのままでいる

です。3巻の背表紙カバー裏みて確信した。みんな単行本買え。カバー裏面白いもの駄作なし。

 
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