はてなキーワード: 第三者機関とは
東大医学部の面会交流論文が、話題となっている。http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=74779&#abstract
DVを行ったとされる父親との面会交流を行っている子どものほうが、行っていない子どもよりも、ひきこもりや抑うつなど、精神的問題、行動上の問題を抱えやすい、という論文である。
この論文は、フローレンス・駒崎弘樹氏が3月末にそのブログで、面会交流によって子どもの心が壊される、という彼の主張を裏付ける「エビデンス」として紹介したことを皮切りに http://blogos.com/article/215491/ 、4月末に行われた「当事者の声を国会へ」と題する衆議院第一会館での院内集会や、「「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会」による「第20回学習会 ハーグ条約と親子断絶防止法案」 http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp 等でも取り上げられたようであり、さらに5月5日には産経新聞にも紹介された。
つまり、これは、現在、国会議員らによって提出が検討されている「親子断絶防止法」の策定を左右しうる重要論文である。
日本では、別居親と子どもの面会交流は、家庭裁判所が間にはいる場合、月1〜2回、4時間程度できれば良い方で、高葛藤や面会拒否が強い場合は月1回に2時間未満のことが多いと思われる (参考: http://oyakonet.org/documents/report_h2308.pdf )。DVがあったとされる父親であれば、その頻度・時間はさらに減少するだろうし、FPICのような第三者機関の補助を得て行うことがほとんどで、面会交流時にDVあるいはそれに近いような行為をすることは稀であると考えられる。父親も子どもを愛おしく思い会うでのあるから、短い時間の中ではその子どもを喜ばせようとすることが多いであろう。そのような状況で父親に会うだけで、本当に子どものひきこもりや抑うつの危険性が高まるというような因果関係が本当にあり得るのだろうか?
そこで、研究論文を読むことのできる有識者にこの論文を読んで学術的に評価してもらった。そうしたところ、この論文は、きちんとした学術研究のレベルに達していないひどい代物であるようだ、ということがわかってきた。
研究対象としている母親の数がわずか38名、面会交流を行っている子どもの数が19名、面会交流を行っていない子どもの数が30名と、この種の簡易なアンケート形式の研究としてはNが圧倒的に少ない。混交要因の統制が全くなされていないどころか、群毎の基礎的統計の記載すらない。各群の基礎的な数値(Demographic characteristics)が両群でまとめて書かれてしまっていて、分けて記載されていないのである。つまり、母親の学歴・収入、精神疾患罹患の統計値、離婚の有無、別居からの経過年数、子どもへのDVの有無・程度などが、各群で分けて記載されていない。加えて、両親間の葛藤の強さ、裁判・調停・審判などの有無、なども混交要因として示されるべきであろう。これらの混交要因候補の指標のうちいくつかについては、この程度の少ないNであれば、各群で偏りが出てしまうことのほうがむしろ普通である。本来、これらは分けて記載すべきなのに分けてないということは、これらのどれかで差が存在してしまっているので、それを意図的に隠蔽している可能性もかなりあると推定される。対象の被験者集団は非常にヘテロな集団で、僅かなサンプル数しか取得していないにも関わらず、これらの指標について群ごとに示していないようなものは、まともな調査研究と言えるレベルのものではない。
「面会交流を行っている子ども」が父親と面会交流を行っている頻度の平均が、なんと僅か平均2.2回/年。Nもたったの19名。そのSDが2.2でレンジが0.5回~6.5回/年。年間2.2回というのは半年に一回しか会わないということであり、年間0.5回の面会交流というのは2年で一回しか会わなかったということ。しかも、この研究では、DVをしていたとされる父親との引き離しからの平均年数が6.9年も経っているのである。仮になんらかのDVがあったとして、引き離し後に7年もたったあとの、そのような僅かな回数の面会交流が、引きこもりや抑うつのリスクを統計的に有意に上げることは、常識的に極めて考えにくい。
この研究は、質問紙を使ったアンケート形式のもの。回答を行ったのは子ども本人ではなく、DVを受けたと称している母親。最近のことであるので、当然、親子断絶防止法のことも知っている母親が多いであろう。回答者が研究の(政治的な)目的を知った上でバイアスのかかった回答をしている可能性があり、そのような可能性を排除するような工夫が全くなされていない。
方法によると、リクルートされた69名の母親のうち、8名が「精神疾患に罹患している」という理由で除外されている。除外されていない回答者の中にも精神に問題がある人がいるようであるが、除外の明確な基準は何か?都合の良い恣意的な除外なのでは?また、回答した60人のうち、22人が、「質問に全部回答できていなかった」という理由で除外されている。合わせると実に35%もの被験者が除外されているのである。このような被験者数がごく僅かの調査において、全ての質問に回答しなかった、という理由のみで除外することが許容されるのか?この研究では、各質問について統計解析を行っているのみで、それらの統計を行う上で、「質問に全部回答する」ということは全く必要とは言えない。つまり、除外する必要がない人を多数除外しているのである。これは、後付で、そのように除外することによって「有意差」が得られるからではないのか?
このジャーナルを出している出版社はいわゆるpredatory open access publisherに分類されている。以前、過去にどこかで発表された論文をたくさん集めて無断で掲載していたことをNature誌に報道されたこともあったり、意図的にでたらめな論文を作成し投稿された論文を掲載してしまったり、無断で研究者を編集長として掲載していたり、という前歴のある「ならずもの出版社」の一つ。 https://en.wikipedia.org/wiki/Scientific_Research_Publishing 当該の論文を掲載しているOpen Journal of Nursingも編集長を調べると、教育しか行っていないような大学教員であり、責任著者としてはこの10年で1報しか論文を出していないような人である。このジャーナルは、医学生物学文献の権威あるデータベースPubMedにも、もちろん掲載されていない。この出版社のジャーナルではまともな査読がなされていない可能性がかなりあり、筆者らの所属大学を筆頭とする多くの日本の大学が、この出版社をうまく利用してしまっている事実が指摘されている。https://science.srad.jp/story/15/12/07/0554222/
上記の各ポイントは他の標準的査読が行われている科学雑誌では指摘されるのが当然であり、普通はこのままでは受理はされない。であるからこそ、このような出版社のジャーナルから発表している可能性が高い。
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以上のような深刻な問題を抱えている論文であるため、その有識者は、この論文の著者にデータの開示や、群毎の基礎的統計の提示を求めるなどの連絡を責任著者に対し行った。当初、責任著者からは何の返事も得られず、そのため、その責任著者の所属の学科長にも連絡を行った。それでも何の返事も得られなかったため、所属大学の「科学研究における行動規範に係る不正行為に関する窓口(本部)」に通報を行った。
文部科学省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351568_02_1.pdf
「研究者に対して一定期間研究データを保存し、必要な場合に開示することを義務付ける規程を整備し、その適切かつ実効的な運用を行うこと」
を義務付けている。
「国立大学法人東京大学における研究活動上の不正行為の防止に関する規則」
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_honbun/au07410491.html
には
「研究者は、研究活動の正当性の証明手段を確保するとともに、第三者による検証可能性を担保するため、文書、数値データ、画像等の研究資料及び実験試料、標本等の有体物(以下「研究資料等」という。)を別に定めるところにより適切に保存し、開示の必要性及び相当性が認められる場合には、これを開示するものとする。」
とある。
当該論文は、国の立法に影響を及ぼすことを目的として各所で用いられているのであり、データとその解釈に科学的に正当な疑義が提出されており、また開示しない特別な理由もない以上、データ開示の必要性があるのは疑いがないところであろう。
つまり、この定義によると、再三のデータ開示の求めにも応じず拒否し続ける責任著者らが、この規則に違反しているとみなすこともできるであろう。つまり、この規則によれば、この論文の著者らは、ある種の不正行為を行っている可能性があることになるのである。
この通報後、窓口担当者らは、本件について医学部長らと議論し、その結果、この論文の責任著者はその有識者に回答のメールを送付した。しかしながら、その回答には、
・倫理委員会で承認された研究手続きを逸脱することになるのでデータは開示できない、
・混交要因の候補の変数について両群で比較した結果、有意差はなかった(実際の統計値の提示は全く無し)、
・その他は、科学者コミュニティーでオープンに議論すべきなので、当該Journalにletters to the editorとして質問せよ、
との主旨の内容があるのみで、リクエストや指摘の重要ポイントについては、実質的な回答は全く得られなかった。
その有識者は、4月26日にその論文のウェブサイト上のコメント欄に上記ポイントについて書き込みをした上、議論を行うよう著者にメールにて依頼を行ったが、著者らからは、5月9日現在、何の返事や回答も得られていないとのこと。
http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=74779&#abstract
著者らの誠実な回答と、著者らの所属大学による速やかで適切な対応が期待される。
その有識者は、こんなことを言っていた。
「科学の基本は「エビデンス」ではないのか?そしてその「エビデンス」とは、データそのもののことではないのか?そのデータがなぜ有識者にすら提示できないのか?連結不可能匿名化されたデータであれば提示はできるであろうし、すくなくとも重要な混交要因候補について各群ごとの統計数値のテーブルくらいは提示すべきではないのか?
データ不在で第三者による検証ができないような「科学」は、もはや「科学」とはいえないのではないか。それは控えめに言って疑似科学、さらに言えば、科学の名を借りたカルトである。そんなものに、国の立法が影響を受けること、そして多くの人々の生活が影響されることがあってはならない。」
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以下、5月15日追記。
「ブログの文章を読む限り、分析の妥当性をめぐる疑問のように思われました。そういうことを、「不正」などと言ってはいけないと思います。」
との指摘をツイッター上でいただいた。
しかし、このブログで指摘した不正の可能性は「分析の妥当性」についてではない。指摘したのは、リクエストに応じてデータを開示しないことについての不正の可能性である。
「研究者は、研究活動の正当性の証明手段を確保するとともに、第三者による検証可能性を担保するため、文書、数値データ、画像等の研究資料及び実験試料、標本等の有体物(以下「研究資料等」という。)を別に定めるところにより適切に保存し、開示の必要性及び相当性が認められる場合には、これを開示するものとする。」
とあり、これに違反しているのではないか、という指摘である。この点、ご留意いただきたい。
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以下、5月29日追記。
「東京大学大学院の研究グループが面会交流による子どもへの影響などを初めて調査した結果だ。」
「面会交流は子どもにとって良いことだと言われるが、DVがあった別居親との面会では、こどもたちは長期にわたり悪影響を受けている。」
などと、面会交流が子どもに悪影響を与えたと因果関係として紹介されている。
しかしながら、当該研究は単なる相関を調べた調査であり、しかも上記のように混交要因についてきちんと吟味されておらず、(仮にデータそのものが正しかった場合でも)因果関係については主張することは極めて不適切である。相関と因果関係の区別をしないという、基本的な誤りをおかしているといえる。
以下、6月28日追記。
春名氏による当該の論文サイト上での回答を受け、親⼦ネット、中部共同親権法制化運動の会、親⼦断絶防⽌法全国連絡会などが連名で、東京大学の窓口に不正疑惑の申立を正式に行った。
「全国連絡会は構成団体及び杉山弁護士、石垣臨床心理士と連名で「春名めぐみ 東京大学大学院医学系研究科准教授」の論文に対する下記申し立てを同⼤学科学研究⾏動規範委員会に対して行いました。」
金が欲しい。けど、友人・教授曰く、私は「ジャーナリスティック」らしい。たとえば、会社の上司が黒と言ったら例え白でも黒とは言えず、それどころか歯向かってしまう。かといって記者やフリー記者向きではないという。公人に高圧的な態度を取られたらプレッシャーに弱くパニックになるという。
もともと、シンクタンクや研究機関など、第三者機関で客観的な立ち位置で仕事をしたかった。でも、入り口はもちろん、そういった職種は限られている。そうなると、医療業界か。例えば、臨床心理士などのコ・メディカル。給与が低い(看護師は残業代によって高くなるだけ)という事は知っている。しかし、1対1での仕事だし、親和性は高いと思う。
また、友人・教授曰く「お前、よく人を観てるんだな。」「鋭いな。」と言われる。皆同じだと思っていた。何気ない私の発言に、感心される事が多々ある。それから、これは「ジャーナリスティック」に通ずるものがあると思うが皮肉で「素直で正直、生真面目」と言われる。
私は、なんの路を選択したらよいのか…。
DeNAは、WELQだけでなくMERY以外のキュレーションメディアも休止してしまった。残ったMERYは大丈夫なのか、と誰もが思うだろうが、あいにく女子ではない自分はMERYのことをほとんど知らない。
そこで「逃げ恥」の録画を見ている嫁に「MERYって知ってる?」と聞いたら、「あまり見たことないからよく知らないけど、Twitterで酵素ドリンクの記事をよく流しているサイトのことかな」という答えが返ってきた。
えっ、MERYって、ファッションとかコスメの情報を集めたサイトじゃなかったのか。
そう思いつつ、「MERY 酵素ドリンク」でググってみたら、出てくる、出てくる。
・痩せすぎ注意 本当に痩せるドリンクは「酵素」がすごかった!
・【酵素ドリンク】芸能人やモデルの中でも人気 効果ありすぎてバカ売れ?!
やっぱり、MERYは「酵素ドリンクのサイト」だったのか・・・
ところが、ここにあげた記事はどれも、クリックすると「404 Not Found.」が出てきてしまう。どうやら、WELQ炎上の余波で記事が非公開になってしまったらしい。なんらかの理由で、記事に問題があったということだろう。
・モデルや芸能人も愛用!この春の "美人痩せ"はベルタ酵素ダイエットが叶えてくれる♩
「第三者機関によるダイエット試験の結果、99%が痩せ、そのダイエット結果が医学雑誌にも掲載された酵素ドリンク!」
酵素ドリンクを飲んだ99%が痩せたって、本当なのか??? いったい、どういう試験をしたのか?
でかい画像の下になにか書いてあるが、文字が小さくすぎて、よく読めない・・・
ちなみに、酵素ドリンクの効果については、近畿大学農学部の有路昌彦准教授が「酵素を口から飲むと、分解されるわけで、その酵素の効能が得られるという科学的根拠はどこにも存在しません」と書いていて、科学的根拠がないと注意している。
http://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2902Q_Z20C13A8000000?channel=DF130120166133
似たような境遇にいたことがあるので、釣りじゃないと仮定してマジレスするよ。
すでに取った単位がどの程度かによるけど、ぶっちゃけ卑怯じゃないかってくらい簡単に卒業資格貰える可能性が多分にあるから、まずは調べてみ。
で、とりあえず週に一日でも数時間でもいいからバイトをするといい。
登録制の日払い式のバイトでもいいから、とにかく自分で決めたノルマ(週1日とか2日とか)を守って仕事に出る。
心配しなくても、日払い式のバイトなんて単純作業ばかりで何の能力も要求されない。
地頭の良さに自信があるなら、宅建か行政書士くらいのレベルでもいいけど、できればまずは短期決戦でいけるくらいの難易度の方がいい。
資格の勉強は合格という分かりやすい目標があるので、学校の勉強とは全然違って面白いから、騙されたと思ってやってみて欲しい。
最終的には税理士や司法書士クラスの資格を狙っていく覚悟でいると、モチベーションが違う。
取った資格は基本的に何の役にも立たないけど、履歴書に書くことで「バカではない」ということと「やる気はある(人生投げ出してない)」ということの証明にはなる。
あと、何よりゲームではなく現実世界で「オレTUEEE」感が味わえるのは、たまらない快感。ほんと快感。マジ快感。
表向きには「自分、資格マニアなんですよ」と言っておけば、それ以上追及されることもないし、それほど恥ずかしくもない。
以上が個人的にオススメしたいプランだけど、それより何より大事なことがひとつある。
とにかく何とかしたい、今の現状から少しでも状況を改善したいという気持ちを、嘘偽りなくプライドを捨てて訴えることだ。
ぶっちゃけ本音で語ろうとすると「マジ泣き」すること不可避だと思うけど、ここは恥を捨てて助けを求めることが大切。
最初は無理難題を言われるかもしれないけれど、「自分にできること」と「今はできないこと(できる気がしないこと)」を正直に誠心誠意訴えれば、きっと相手も過剰な要求はしてこない。
ただし、「本当にできない」のか、それとも「やりたくないだけで実は頑張れそう」なことなのかは、よくよく自問自答して正直に答えることが大切。
自分でできる範囲で最大限の努力はする。でも、どうしてもできないことについては、申し訳ないけれど力を貸して助けて欲しい。そう、必死でお願いすること。
心の底から本気で自分のことを頼っている相手に対して冷たくできる人間なんていない。そう信じて勇気を出してぶつかって欲しい。
それでも。
万が一。
きっと上手くいくと思うけど、どうしても駄目ならば、そのときは第三者機関を頼りにしよう。
市町村のカウンセリングサービスとか相談機関、不登校支援のNPOなど、どこでもいいので電話してみればいい。絶対に優しく対応してくれる。
でも個人的には、できればまずは身近な人に頼ってみるのがいいと思うよ。できることなら、それが一番スムーズだから。
あとのことは、相談した相手の人が私以上に親身になって考えてくれるはずだけど、参考までに自分の場合。
自分は頼った相手が紹介してくれた仕事が上手くハマって、今は普通に正社員として働いている。
頼ってからもそれなりに長い間、色々なことがあったけど、少なくともただ停滞していた頃に比べれば、いつも気持ちの面でははるかに楽だった。
今は本当に辛いと思うけど、人生はそう簡単に詰まないものだし、ほんの少しだけ見方や立ち位置が変わっただけで、世界のすべてが一変することもある。
くどいようだけど、勇気を出して自分を曝け出して相談する。ハードルは高いと思うけど、何とか頑張ってトライして欲しい。
応援している。
「アイドリッシュセブン」、通称「アイナナ」をご存知だろうか。
iOS、Androidで一年ほど前から配信されているソーシャルゲーム、それがアイドリッシュセブンだ。
近年人気ジャンルの一つになった「アイドル育成ゲーム」であり、そしてそのアイドル達が実際に歌う曲をゲーム中でプレイする、俗に言うところの音楽ゲームとして宣伝されてきた。
豪華声優陣が演じるフルボイスストーリーも売りの一つで、着実に人気を得ていたアプリゲーム。
この記事を書いている私も配信当初からプレイし、アイドル達の物語に一喜一憂し、トラブルにも負けずに前を向く姿を応援していた。
グッズは購入しないけれどその分アプリに課金して、とにかくハマっていた。
最初は暇潰しに丁度いいや、と軽い気持ちだった。それがフルボイスのストーリーに触れ、追加されるカードイラストが見せる表情や動きに次第に傾いて行き、気付けば暇潰しどころか毎日の空き時間や睡眠時間までも削るゲームになっていた。
「でも、楽しいし推しのイラストは可愛い。ゲームも楽しい。睡眠時間もお金も惜しくない」、そう言ってゲームを続け、何かあればゲームに逃げ込んだ。
推しは運営にも愛されている。だってカードを定期的に追加してくれるし、ストーリーでキャラを崩されないし、誕生日だって祝ってくれた。
アイナナにはキャラの誕生日ガシャというものがあって、そのガシャでは「誕生日のキャラのカードしか出ない」という仕組みだ。アイナナのガシャは普段なら候補生といって、所謂モブのRカードが平気で排出される。
他のゲームでいえば、フレンドポイントなどで回せる無料ガシャで出てくるようなカードが課金で回すガシャで出てくるといった具合。
それが一切出てこない上に、大好きなあの子のカードしか出て来ない。日々課金しては出てくるモブに辟易していた私にとって、まさに「神のようなガシャ」といえた。
そうすればユーザーは「運営ありがとう!」と感謝するし、確実に欲しいキャラを手に入れられて苛々は霧散して、自然と好感度が上がった状態になるのだ。
仮にその後のガシャを回しモブが出て来ても、ユーザーは「また次の誕生日ガシャがある。もしかしたらその前に何か特別なガシャがあるかもしれない、あんなガシャを開催してくれるんだから希望はある」と勝手に自分で自分を納得してくれるのだ。
言い聞かせ続ければユーザーはいつの間にか思考を停止するし、そこにトドメのように事あるごとに課金アイテム(石)を与えておく。
アイナナは同じSRを特訓(合成)すれば、上位レアのSSRになる。更にSRもRの合成で持つことが出来るカードがある。故に他のゲームより、課金が出来ない学生の割合も多かった。
そんな中課金アイテムを多く配布したらどうなるか? 簡単だ、優しい運営を崇拝するようになる。
課金している人にも石の足しになり、当然文句を言う人は少ない。
CDを出せば必ずランキング、CDTVの話題などを公式アカウント――それもゲーム中に実際に出てくる大神万理というキャラが言っているようにツイートすることで、更にユーザーはいかに運営がアイナナを大切にしてくれているのか!と感動する。
不定期だがプロデューサーレターというものもあり、ユーザーはより一層「このコンテンツは私たちが育てた」と優越感に浸れる。
私もそうだ。日々の仕事で疲れ果てていたのを、そんな気持ちを抱くことで誤魔化すことが出来た。
アイナナは最高だった。曲追加もストーリー追加も遅く、待ち飽きる時間だって楽しみになった。推しのカードが出るならそれくらいいいとさえ思っていた。
私はTwitterもやっていて、そこではアイナナ好きの人とも他ジャンルの人とも繋がっていた。布教はしなかったが毎日何らかのスクショをアップし、公式からの告知をRTしては「可愛い!」と言う。
アニメ化も決まった。冗談抜きで泣き崩れたし、フォロワーと喜び合った。楽しかった。
その日も仕事帰りの疲れの中、Twitterを開いた。私は電車の中で思わず声を出しそうになったくらい驚いた。
アイナナが炎上している。他ジャンルメインの人が特に苦言を呈しており、カードのキメラトレスや構図パクだと訴えかけるツイートが回ってきた。
更にキャラの設定パクを纏めたwikiまで出来ている。恐る恐る覗いてみると、そこには私の大好きなキャラの被り点を指摘する記述が並べ立てられていた。
私は何とか空いた席に座ると、スマホを片手にしばらく放心した。身動きが出来なかった。
ソシャゲ以外に疎かった私は「そのジャンルはアイナナの後に出たんじゃないのか」と、怒りで頭を真っ赤に染め上げてすぐに検索を掛けた。
……もう5,6年は続くジャンルだった。対するアイナナは一年。おまけに原案は、その長寿ジャンルの同人誌を書いていたこともあるらしい。
設定であげられていたジャンルだけじゃない。某アイドルゲームが好きなフォロワーさんが怒っている。
アイナナ繋がりの人は皆黙するか、知らぬ存ぜぬという素振りでツイートをするか、「こんなのありふれてる!」と言う人がほとんどだった。情けないことに、私も運営を信じてしまった。
するとひとりのフォロワーさんがこういった。
「私がこの子をずっと応援してきたのは、その子がアイドルとして輝く姿を見る為だ。最初は出番が少なかったけど、必死に出番を貰えるようにお金を入れてきた。全てはアイドルとして未来で笑って欲しかったから。
このゲームのカード制作の手間を減らしてやるためでも、素材を提供してやる慈善でもない。ステージで輝く姿を馬鹿にしないで」
輝いてほしい。アイドルとしてステージで誰よりも素敵になった姿を見たい。だから応援するし、お金も入れた。
…………それじゃあ、今私の手元で笑顔を見せるこの子のカードは何だ?
見れば見るほど似ていた。この笑顔もステージ上の姿も、この子であるはずなのに決してそうではない。あろうことかキャラを構成する骨組みでさえ、よそからつぎはいだものだという。
私の大好きだったアイドルは、他のジャンルの人達がずっとずっと応援してきたアイドルを平気で横取りした材料で生み出された?
ぐるぐるする頭で考えていた私の元に更なる衝撃が飛び込んできた。根岸綾香の問題だ。
アイナナに登場する如月あると。それが根岸Pが自己投影しているキャラクターだ、というツイートだった。
アイナナで「あると」と言えば、「如月あると」という人気女性アイドルという設定のキャラクターだ。
この「如月あると」は、2(キャラ名は一応伏せておく)とゲーム内ストーリーで共演し、公式ノベライズでは撮影現場でも仲良くしており、「ある坊」と呼ぶ程親しい仲なのだとも言われている。
根岸PのTwitterアカウント名が「あると」であること。アイナナ関連の(恐らく製作に関わる重要な)情報をツイートしていることから裏付けが出来ると、スクリーンショット付きで流されていた。
なんで?私がお金を払っていたものは他の人がたくさんの愛情を込めたコンテンツを平気でパクったものなの?ゲームプロデューサーの夢小説ってどういうこと?
グッズについても言及する声があった。やはりそちらも類似しており、眩暈がした。
それでもツイッターのアイナナ好きは意見を変えない。寧ろおかしいと声をあげることを赦さない、異様な雰囲気のままTLが流れていた。私は先ほどの訴えと根岸Pの件を耳に入れ、ようやく決心した。
アイナナに課金するのは様子を見よう。そして一度運営に問い合わせよう。
大丈夫だ。あれだけキャラに愛を持っていた運営だ。ユーザーに優しいツイートを流し、プロデューサーレターまで用意する様な彼らなら、誠意ある対応で今後も安心して遊ばせてくれるはず。
そんな期待もあった。私は運営にメールを送り、調査を待った。何の根拠もなく調査してくれると思い込んでいた私の元に、翌日返信が届いた。
内容は典型的な挨拶、それから「そのような事実はない」という否定。
……調査は?と思った。ツイッターを開き検索すると、同じような内容が返ってきたというツイートを見かける。おまけに課金していないのに勝手に代金を請求されるという「課金エラー」も起きており、早急な対応をするべき問題にノータッチ。
愕然とした。どうして?なんで?あんなにキャラを、ゲームを大切にしていたなら、ちゃんとするべきじゃないの?
「本当に大切ならその子固有のポーズや表情を考える。その子だけの煌きの一瞬を切り取るはずだ。アイナナは、そうじゃなかった」。
私はあれだけ熱に浮かされ、運営を信じ込んでいた頭が一気に冷えて行くのを感じた。本屋でアイナナが表紙になっているのを見かけ、コンビニでアイナナの商品があると知らずのうちに嫌悪感を抱いていた。
キャラは好きだ。ストーリーも応援していた。運営も好きだった。なのに対応は杜撰、根岸の自己投影。何よりもパクリ問題や他の俗に言うラレ元ファンの人を踏みにじった。
ツイッターを見るとアイナナファンはみんな口をそろえ、「アイナナは悪くない」「どこにでもある」「他のゲームも被ってる」という。傷付いた人たちのことは顧みない。どこにでもあるという構図は、そのゲームの運営やイラストレーターがきっと必死になってそのキャラの為に考え生み出した一枚だ。
私自信、彼らのこともゲームも良く知らない。けれど彼らがアイナナのための素材集ではないことくらい分かる。
それでも諦めきれずだらだらとゲームを続け、罪悪感や苛々、ファンの言動への嫌悪を募らせていた時。ついに公式が声明を出した。私は藁にも縋る思いで読み、乾いた笑みを零した。
要約すると「パクじゃない。これからもオリジナリティを追求し頑張る。」問題の根岸に至っては、まるで怒られて不貞腐れた子どものそれだ。
第三者機関への調査依頼さえせず、違うと言い張る運営。絶望だった。そうか、彼らはアイドルを大切にしていない。他のゲームもファンも、自分のコンテンツのキャラクターさえ「金になる存在」程度にしか見ていなかった。
私はアプリをアンインストールした。グッズを購入しないタイプだったので、何も手元には残らない。でもそれで良かったと安心した。
ツイッターは相変わらず「嫌なら辞めろ」「アイナナを叩くな」と盲目的な意見で溢れている。一歩間違えば私もああだったのかと思うと、今回の件で傷付いた人やクリエイターさん達に申し訳ない気持ちでいっぱいで、トイレに籠り思いっきり泣いた。
辞めた人達にもアイナナが好きで、運営がまともな対応をしてほしいと思う人だっているだろう。実を言えば私もそうだ。
そんな人たちの意見さえ許さない。肯定しか受け入れない。まるで今の擁護派は宗教の信者のようで、日々誰かを傷付けていることに気付かない。
彼らはいつになったら気付くんだろう。存在しているだけで不安と怒りを与えるコンテンツを擁護する自分達という姿を、一度見つめ直してほしい。
アイナナが今後も誰かの大好きなキャラを素材にするかもしれないのだ。標的は自分の大切なあの子かもしれない不安を、きっと他のユーザーは抱き続けないといけない。
ストーリー中で、アイドリッシュセブンの楽曲が盗作されるというものがありました。盗作されたアイドリッシュセブンの子達は、喜んでいましたか?
それが答えです。ストーリーだ!創作だ!というなら、もう何も言いません。
消費者にはこの件について言及する権利があります。私は気持ちの整理をするためにこれを書きました。
終わって問い合わせ可能な時間になれば、調べてから然るべきところへ問い合わせます。もうアイナナをプレイすることはないでしょう。アニメも観ません。
でもきっと一緒に成長したかったあの子だけは忘れられないし、これから好きな気持ちと、好きになってしまったのが悪いことだと言う罪悪感も持ち続けるんだと思います。
ついさっき一縷の望みをかけて公式サイトもツイッターもみました。でもやっぱり、なんにもない。
残ったのは色んな感情と、このコンテンツを応援し続けたという一年間だけ。なーんにもない。あの子は運営から愛されていなかったし、きっとあの子にしか無い煌きも本当はどこにもなかった。
まだ課金エラーにも対応していない運営。彼らがいつかまともになっても、私は今回のことが頭を過ってしまうから、きっともう戻りたくても戻れない。
アイナナの人達はみんな切った。私がお金をかけて生み出していたのは誰かの憎悪と、哀しみと、不安と、傷だった。一年間情熱を注いで愛を抱いて笑って楽しんで、手元に残ったのは途方もない罪悪感と虚しさだった。
これでおしまいにする。アニメショップにももう行かないし、ツイッターも消すだろう。アイナナを見ればどうしようもなくなってしまうから。
でもあの子が成長する姿や煌くのをもっと見たかった、どうなるのか一緒にはらはらして笑って泣いて前に進みたかった、あの子がいれば毎日頑張れた。私にはあの子が必要だった。でもあの子は演じている人さえ、規模は小さかったけどやってはいけないことを起こしていた。怒ってる人がいた。だからもうだめだった。
さようならアイドリッシュセブン。これを書いている時点で未練も何もかもたらたらなんだろうけど、私は元ユーザーとして、せめてもう誰もこんな気持ちを抱く人が出ないことを祈っています。
http://mecchanikukyu.hatenablog.com/entry/2016/09/06/125318
そこで自分が思うのは決済サービス、ペイジェント。言わずと知れたDeNAの子会社である。
これは4年ほど前のことになる。
ある日、自社の運営していたオンラインショップで、ペイジェントの担当E氏からこのような連絡をもらった。
当日のうちにカード決済はすぐに停止した。
その後第三者機関に調査しろと脅迫され、ベライゾンに調査を頼んだ。(ちなみに費用は100万以上して小さなショップとしては大打撃だった)
その間もいきなり決算報告書を出させられたり、カード番号流出事件で対応が遅れたばかりに炎上した会社の話を聞かされ、まるで犯罪者扱いだった。
その件について、弊社内の担当役員やカード関係各社たちへ共有しましたところ、
結論としまして、やはりフォレンジック調査会社のレポート結果→対外公表、と
調査費用は分割の支払いなど一切できず、ちょうど大きな仕入れが発生していた時なので、やっと月末に調査を依頼することができた。
結果が出てみれば、うちではカード番号を保存しない仕様にしていたのに、ペイジェントのモジュールが勝手にログを吐き出す仕様になっていた。
この仕様がなければ……カード番号流出などしなかったのではないか。
ベライゾンの方が言うには「意外と決済モジュールが原因でカード番号流出するのが最近多くなっている。今回、ペイジェントさんが原因なのは始めてなのでどう出ますかねえ」
と笑っていた。
この報告書を提出すると、次の日にE氏は出向元のDeNAに戻ると言い出し、S氏に担当が変わった。
異様なスピードだった。
担当がS氏になってから、挨拶もなく、2週間近く音沙汰なし。苦情を送ると、
「対策をしていた」
と言われた。
何の対策だ。
え……えー!?
その件について、弊社内の担当役員やカード関係各社たちへ共有しましたところ、
じゃなかったのか!?
しかしそれにしても、
連休でお客様の対応が1週間遅れただけで炎上する、とか脅していたのはなんだったんだろうか?
その後、自己問診票にチェックをすると、カード決済は再開した。
「ヘイト本に歯止めをかけることができるのか」「表現の自由が少数者を抑圧してる」…都内で出版関係者がシンポジウム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00011003-kana-l14
「ヘイト本」と表現の自由の問題を考えるシンポジウムが都内で開かれ、出版関係者らが、あるべき自由な言論の場やメディアとしての出版の責任について話し合った。
諸外国のヘイト規制も紹介され、第三者機関によるヘイト行為への規制の必要性を訴える意見も上がった。
7月29日に開かれたシンポは出版労連の主催で約80人が参加。
「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」の岩下結さんは、「5月にヘイトスピーチ対策法が成立したが、実際に『ヘイト本』に歯止めをかけることができるのかは分からない」と指摘。
「出版が公共メディアとしてあり続けるためには、ヘイト被害に遭う当事者の視点に立った対応が必要だ」と強調した。
「反ヘイト本」の常設コーナーを設けているジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡さんは「意見が対立しても、民主主義に必要なのは議論だ。書店はそうした意見と意見がぶつかる場でもある」と主張。
異なった考えや意見を持つ人が対話を重ねる場所の重要性を説いた。
「ヘイト本」の内容の信用性に触れたのは、小学館の川辺一雅さん。
「事実関係を確かめていないような、編集機能が果たされていないヘイト本も多い。クオリティーが低く、本として読む気になれない」と話した。
いわゆる「嫌韓本」を多く出版する青林堂で営業職を務めた中村基秀さんは、デザイナーからヘイト本の装丁を断られた経験に触れつつ、「言論の自由を言い募り、差別をあおる本を売ることに目をつぶってきた」と自省を込めながら振り返った。
会場からは、相模原の障害者施設殺傷事件への言及もあり、暴力を誘発しかねないヘイト行為に抜本的な対策がないことを不安視する声も上がった。
諸外国のヘイト規制事例を紹介した弁護士の水口洋介さんは「政府から独立した第三者による審問機関をつくるべきだ」とし、ヘイト行為に対して行政的な処置の必要性を訴えた。
シンポでは、多数者が享受する「表現の自由」が少数者の声を抑圧しているのでは、との問題提起もなされた=都内
参考
増田だったと思うが、「こんな不便なBD商法くそくらえ」という様な文章を見た。
彼は好きなアニメ作品の2~3話で1個のBDを最後まで買って「なんでこんな不便なBDを買わなきゃいけないんだ」
「確かにアニメ業界がこういうので生きてるってのは分かってるから買うが、もう無理!今後買わない!」みたいな事を言っていた。
じゃあそういったユーザーを減らすにはどうすればいいのか、妄想を膨らませるとタイトルの通りの考えが出てきた。
現状、アニメから映画化といえば近年だとエヴァ、宇宙戦艦ヤマト、進撃の巨人、ガルパンがある。
という訳で考えだしたメリットについてまとめてみる。長いので、その○の所だけしか読まなくても構わない。
だが真面目に読んで考えて欲しい。考えるのを諦めた人は今期オススメアニメでも書いておけ。俺は「亜人」だ。
映画館に行けば作品が見られるのだからネタバレが嫌なら映画館で映画として見ればいい。
「地方で見られないから」「深夜は無理」「録画面倒」という様な理由はもう一切無い。
大きな映画館のスクリーンでポップコーン片手に映画を見るのだ。
現状、ニコニコ動画や月額有料ストリーミングサイトといった大手動画サイトでのアニメ本編はまだしも、
探せば世界中にある海賊版サイトのアニメ本編、大手や海賊版の本編を利用したと考えられる二次作品は
一気に激減すると考えられる。二次作品に対しての是非はさておき、本編垂れ流しが無くなるのは効果が高いだろう。
現状の通報とか第三者機関とかそういう対策にアニメ業界はお金を出せるのか。
しか~し!映画館上映のみにすることで、海賊版を出そうものなら映画館で録画→犯罪でアウト。
海賊版が生まれるのは映画館からBDに移った後になるだろうし、これは「アニメ本編よりBDを先に販売論」とも似ているに違いない。
全ての深夜アニメが移行するのは無理、また全てのアニメ好きが映画館に通うとも限らないが、有名作品の続編などが映画館上映のみとなれば
多くのアニメ好きが映画館に足を運ぶ結果になるに違いない。そうすると映画館の利用者は急増し、ポップコーンの売上も急増するわけだ!
そもそもアニメ好きは映像作品が好きか?正直これは分からない。アニメ化された○○という感じでラノベ小説・漫画・Web小説好きというのも
居るだろうし、扱われている題材がミリタリーだから、日常だから、SFだからというのもあるかもしれない。
しか~し!ここまで書いて考えてみれば映画館には様々なジャンルのアニメ以外の作品もあるじゃないか!
「こんな映画ネットで見つからなかったけど面白そう、今度見よう」で他の映画も見る人が増えるかもしれない!
しか~し!アニメ好きは実写嫌いかもしれない!これは微妙なとこだった!
映画館でアニメを見るとなれば様々な商法があるだろう。現状のパンフレットや関連グッズを映画館で販売するとなれば
アニメ好きはアニメを見なくとも映画館のショップに通い、パンフレットや関連グッズを買う結果に。
前売り券を買えばグッズが付いてくるだとかポケモンがよくやってる奴、あれもパクれば良い感じだろう。
映画を見終わった人向けにBDの限定販売、これもたまりませんなぁ!!
さてここまで好きに妄想を膨らせてみたが、デメリットについて考えてみた。
現状のアニメ制作ってただで大変そうなのに今以上映画館でやってしまったら制作陣死ぬのでは?無理だろ。
そもそもアニメ映画を出している大手のスタジオジブリ、庵野、新海、細田。凄いジブリ、パチスロ効果のエヴァ。
CMなど短編制作の新海、よろしくお願いします!の細田。ここは映画とアニメに関する技術を持っているが
主に深夜アニメを出すスタジオが映画っていきなり言われてどうだろうか。無理に違いない。いや無理だ。解像度とか作りこみとか
どう考えても無理。素人から見ても無理だって分かる。いくらなんでもむちゃくちゃすぎる。業界人を舐めている。
そんな事をしなくてもアニメ好きは不便なBDを買ってBD売上競争に自ら首を突っ込んでくれているじゃないか。
そっちにした方が手早く稼いでスタジオの名前を世に売らせて金を得て次の足がかりに出来る。それが安泰の道だ。挑戦なんて要らない。
スタジオの名前さえ売れれば海外から発注が来るだろう。海外でアニメ文化が広がれば先輩である日本のアニメスタジオに更に仕事が舞い込み万々歳。
まず現状、大手動画サイトでリピート再生したり、録画したアニメを何度も見直す、動画につけられたコメントを読む、本編実況といった
アニメ付随機能(コンテンツ)がある訳だが、これが主になってる人からの反感は少なくないはず。というか制作サイドの中にも
お金というよりはSNSや動画サイトの反応を楽しんでる人だって必ず居るだろうし、海賊版のを見に行ってまでコメントを読みながら
糧にして頑張ってるという人まで必ず居るはず。そういった事を考えた時にアニメ好きは映画館まで付いてくるかと言われたら違う気がする。
この障壁をクリアするためには映画館そのものの形を変える必要があるだろう。例えば「友達と会話しながら見てもいい上映時間回」、
「手元の画面からコメントを投稿してスクリーンに投影出来るシアター」といったもの。
更には「制作陣と見ながら楽しむシアター」といったものだ。左上に制作陣の顔がありながらアニメを見られる。
意外と面白そうである(試写会が近いか)。とはいえデメリットを完全払拭する事は出来ないだろう。
映画というのは本来2時間、最長でも3時間で終わるものであるが、
アニメの最短といっても3分アニメ*12話で36分のものもあれば30分*24話で12時間のものもあるだろう。
おいそこ銀英伝を思い浮かべたな!それはさておいて、映画館上映としたとき、上映時間はどうなるのか。
何部作とかに分けるのか。途中から見に来る結果になった人はどうするのか。例えば1話~4話を上映期間の最初から最後まで流すとした時、
その時の映画館は枠が取られる事をどう感じるのか?そういった場合の客の量の推移予測は?こうなった場合の疑問が尽きない。
デメリットその1が強すぎるのでデメリットは3つになってしまったがこんな感じだ。
自分で考えても「面白そうだな~」と感じるのだが、実現までの壁が高すぎてこの世で実行するのは無理に近いだろう。
何か革命的な流れが起きればどうにかなるかもしれないが、現状はBD商法に文句を言いながらアニメーターを食いつなぐ
彼の様な存在が必要とされる事となる。残念だ。この妄想では彼を救う事は出来なかった。
ちなみにこの文章を書く際に参考文献を探した所9年前の同様の記事が出てきた訳だが、
その人は今どういう思いを持っているのか、興味がある。以上。
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1456192753/2
2 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウ Sa55-fj0X) sage 2016/02/23(火) 10:59:28.83 ID:TdVNsbH3a
【確実に支持を得られて実現できそうなもの(候補)】
・育休取得義務化
・透明性の高い第三者機関の設置(特定秘密保護法、科学技術予算などへの支出を専門的に精査し判断)
・天下り団体の透明化(★11)(どこが天下り団体なのかなど可視化)
・統計局の独立化(★11)(欧州では主流、なぜGDPが下がったかの分析等も行う)
【議論中】
あんま家族とかプライベートのことを触るつもりはないっス。言いたいことはいろいろあるけど。 RT @de_la_palie: @kirik 夜分に失礼致します。今の村井さんは奥さん・息子さんの存在を徹底的に隠そうとしている様で、顔やら個人情報だけでなく存在から隠してるの不思議だ— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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社業に影響するような家庭の事情や性癖その他なら問題視しますが、現状でAppBankにおいて村井さんのご家族は関係されてないので、あんまり触れたくないなあという気持ちです。 RT @de_la_palie: @kirik ご返信ありがとうございます。
以前ニコ生で前社(G社)の上田— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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警察庁は横領についてや、反社に流れたと思しき先についての捜査はしてくれます。ただ、警察に任せましたそれ以上ありませんとは通常ならず、再発防止のために客観性のある委員会を作って社が独自に調べるんですよ。 RT @natural1592: @X_L_E_O_N_X 任意の組織じゃ調— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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もちろん「立ち上げました」で続報がなければ駄目で、進展があって初めて… ということもあるんですが、それ以上に、何よりも経営者の気持ちの問題なんですよね、これ。 RT @X_L_E_O_N_X: @kirik
第三者機関設置の早さがリスクマネージメント面での勝負ですしね。
Ap— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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嘘だと断定できるか具体的に調べなかったら最終的に第三者もどっちが本当だか分からなくないですか。 RT @mon_straiker: @kirik @natural1592 @X_L_E_O_N_X 恐喝って横領した人の嘘だと思うのですがそれでなんでむらいさんや会社を攻めるのかが— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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ここから先は少し想像が入りますが、専権者がそれなりに分析したとしても、恐喝にかかる開示の部分は記述が乏しく、反面がどこまで行われたのか書いてありません。東証に出た書類はうーんという感じです。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X 聞— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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不正調査の委託範囲の問題もあるかもしれませんが、詳細版との差分も含めて開示内容が不充分です。証言内容に誤記や反面ができていない可能性があるとすると、これはこれで面倒なことだなと愚考します。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X い— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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いや、警察庁は警察庁で横領はしっかりやるでしょうし、使途に対してもちゃんとやると思いますよ。 RT @X_L_E_O_N_X: @kirik @natural1592 @mon_straiker
乏しいとなるならば警察が来てもって感じはしますがどうなんでしょ— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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それは仰るとおりですね。ましてや、今回木村さんは記憶障害だとまで言っていたわけですし、判断は難しいところです。 RT @natural1592: @kirik @mon_straiker @X_L_E_O_N_X FAS事例でカードも使っておらず、遊興費を現金でという供述は頻繁に— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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問題となる遊興費で一晩かなりの金額を使った供述の一方、社も相当の数同席しているとされ、その店舗の反面が行われたのかわからず、また報告書だけでなく当時の書類や証言が出てこないのが謎です。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X 山本様に— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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なので、過去の不正事例ならば、恐喝だけでなく横領金額全般の使途についてもっと掻い摘んで流出先について特定されないと「それしか調べてないの」「開示はこれだけなの」となるのは仕方ないと思います。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X 山— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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なので、過去の不正事例ならば、恐喝だけでなく横領金額全般の使途についてもっと掻い摘んで流出先について特定されないと「それしか調べてないの」「開示はこれだけなの」となるのは仕方ないと思います。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X 山— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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筋論としては貴殿の仰る通りです。AppBank社に質問した内容は他にもいろいろありまして、ご指摘の点そのものではないにせよ違う角度から確認のメールをお送りしていたのですが無回答でありました。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X ご— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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本件の調査可能性の点については、社内の人間が共犯であったことに加え、遊興のお供であったことも踏まえて、退職者や店舗への確証どりはもっとできたんじゃないかと思っています。 RT @natural1592 @mon_straiker @X_L_E_O_N_X 初犯でも、1億4800万— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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はい、木村さんは本件で悪質極まりないのは間違いなく、第一の黒であることは論を待ちません。その上で、その木村さんの一連の隠蔽を会社が知りえなかった、だから企業側経営陣に責はこれだけだといわれると微妙な感じがします。他に何かあるんだろうかと。 RT @natural1592 既に判— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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関係者へのヒヤリングについては、上申書とは別の証憑類が流出しており、それを信じるのであれば、いくつか重要な見落としがあるように見受けられます。東証と当局には軽く連絡入れましたが、国税庁はかなり分かっている感じがします。 RT @natural1592 それも調査聞— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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もっと問題なのは、善意の第三者と見ている人物はどうなのかという点です。個人的には意図的にこれを隠蔽したとは思いたくない部分ですが、事前に知っていた話と随分ことなるため、聞き取りを進める前提条件で何かあったのかと感じてしまいます。 RT @natural1592 それも調査聞き取— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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今回の問題は、その遊興費は本当に遊興費なのかということじゃないかと思います。 RT @natural1592 遊興費に使った犯行の場合、聞き取りを行う度に供述が二転三転する事が多々あります。100時間以上かけても、文章に残すとペラ一枚にもならないという事はよくありました。— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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それはそうですね。 RT @natural1592: 因みに、上申書は内容によっては裁判時に木村氏本人にとって不利な存在となるため、創作される事は多々あります。遊興費犯行の特徴で裁判官は取り合わない事が殆どです。— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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木村さんが実刑になるのはもちろんとして、3年にわたって改竄からの横領に気づかないできたという事実は、決済スキームの内容から逆算しても幾らなんでもと思いますし、実際、上場審査で決済方法が変更になってから被害が止まっています。 RT @natural1592 因みに、上— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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AppBankは12月期なので微妙なところですが、個人的には国税庁の判断を待って、という対処ではないかと思いますし、それを匂わせる話は聞かせていただいています。もちろん、現状の方針が最善だという可能性もあります。 RT @natural1592: @kirik もし山本様の— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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他のものが出てくると話は変わってくるかもしれませんが、現時点では貴殿の仰るとおりです。 RT @natural1592: @kirik 築地の国税局と管轄税務署の合同チームが担当する事になりますが、結論は延滞か重加算かの判断だけですね。
木村氏と協力者でお金の流れに入っている人は— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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そのあたりの話は具体的なものが出てくるか待っている状態です。 RT @rukina_99: @kirik サイゲのグラブルの件ですが、アンチラガチャの返金についての問い合わせを行ったユーザーに対して返金しない旨の回答がヘルプデスクからあったようなのですが、消費者庁等の調査結果か— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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これなんですが、報告書の数字みていると時期的にボリュームが出るタイミングがありまして、事業経費が急増する形になるので、事業担当が気づかないとか、突き合わせなどしなかったのかとか、似たような事例を並べて興味あるところではあります。RT @natural1592: 報告書を見るに、成— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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大括りに国税庁の判断かと思ってました、結果を伺うことは可能でしょうか。 RT @natural1592: @kirik 国税庁ではなく、国税局の判断です。月曜日にでも真偽は直接確認できます。— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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自家運営のアドネットワークの経費が急増した時期がありまして、報告書にはありませんが中で気づいていた人はいたんじゃないかと思います。もちろん木村さんが一人でやっていたとのことなので、言いくるめられ発覚しなかったのかもしれませんが。 RT @natural1592 不正に送金する金— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
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この辺は微妙なところです。毎日毎週数字をきちんと見て取引管理をしているマネージャーは何かに気づいていたんじゃないでしょうか。 RT @natural1592: @kirik あるタイミングというのは、監査で計上方針を変えたということでしょうね。内部取引の処理を組み替えたので分か— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
それは単なる動画脳というか、ある種の依存なのでは… 病院に相談されることをお勧めします。 RT @mon_straiker: @kirik @natural1592 @X_L_E_O_N_X 動画見ればむらいさんが嘘だとは思えませんが。だから動画を見ないんですよね?— やまもといちろう (@kirik) 2016, 2月 13
<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
運営形態を変えることでは解決しない問題だと捉えているので、これは諦念のFAだと思います。
民営化の流れが急激に押し寄せて、地域に責任を持たない事業者も入りますしこうなるでしょう。
http://anond.hatelabo.jp/20150912162935など、起こり得ると思います。
それでも、施設の使命を考えて職務に当たっている方もたくさんいることは承知して欲しいです。
ちなみに、今回の決定について指定管理として異常なのは以下の2点です。
1.年中無休という施設と備品の維持管理には無茶な条件がキモである点
参照http://frosty.jp/~erio/takeo/20121105-takeo-5JYO1.pdf
東京五輪エンブレムの使用中止に、ネット炎上の影響が「無かった」とは言えないと思う。
もちろんこの「思う」は、関係者に取材をあてて話を聞いたわけではないし、感想レベルだ。
でも、まあそうかな。そうだろう?当たり前だろ!というネットの個々人の反応は予想がつく。
何の証明も無く、何の責任も負わず、ただの「感情」のうねりが、エンブレムを使用中止に追いやったのじゃなかろうか。
そうした“リアルの与論”に近い性質を帯びるようになった“ネット世論”が、警察や裁判所や第三者機関を介するでもなく、リツイートやシェアやまとめサイトを経由して増幅し、テレビや週刊誌を先回りするかたちで問題を暴き、批判し、蹂躙していく――その風景が、私にはとても恐ろしく感じられた。
(与論はたぶん世論の誤字なんだろうけど、何箇所も有るし俺の知らない用法なのか……?まあ良いや)
シロクマセンセイの「メシウマしたい個人が大挙して押し寄せて、それが世論になるの怖え」というのは、感覚として判る。
ただ、ネット→マスコミ→世論、という、ワイドショーロンダリングによるお茶の間意思形成に一役買ったのじゃないかとは、思う。
その意味で、ギリギリ一歩踏みとどまって、既存のメディアスクラムというか、メディアリンチまでで済んでいる。
勿論この社会的制裁ってやつだってどうかとは思うが、「捏造確定」のような報道は、少なくともしていない。
まあ老獪とか言うのかもしれないが、流石に法務があるようなところで、無茶はしなかろう。
例えば、シロクマセンセイへのブコメにこんなものがあって、スターを集めてる。
augsUK 盗用や捏造の指摘を「叩き」と言ったり「暗い情念」と表現するのは、単純にその人の倫理観がねじ曲がってんのかなとは思う。そもそも「ネット」が一つの人格で動いているような表現がとても気持ち悪いけど。
ブコメ中で「盗用や捏造」と言っているが、何のことだろうか。立証されただろうか。それasgsUKさん個人が、責任取れるだろうか?
捏造していないと裁判の末に証明されて、名誉棄損で訴えられて、30万くらい払う覚悟でブコメ、してないよね?(してたらゴメンネ)
法治国家における倫理観としては、「疑わしきは罰せず」で、容疑者を犯罪者として扱わないことなのかな、と思う。
で、たぶんこの流れを読んでギョッとしたんじゃないかな。
え、いきなり個別のブコメを取り上げてナンカ言うのかよ、みたいな。
そう思ったのであれば、それは「「ネット」が一つの人格で動いている」となんとなく思っているからだ。多分そうだと思う。
当然、それぞれのネット上の発言は、それぞれ別の人格で、それぞれ別々に各発言に意思と責任があるんだけど、そう思ってないんじゃないかな。
だから、言葉が「軽い」し、覚悟がない。まあそんなもんだとは思うけど。
例えば、ザハ・ハディドの個人攻撃あったよね、ちょっと後味悪かったよね、みたいな記事に、こんなブコメがあってスターを集めてる。
Matsuriame そうかなぁ。競技場に関しては「ねっとのひとたち」は「高すぎる」と言ってただけだし、「ザハのせい」にしたがって、建築家だけに責任を押し付けて降ろしたのはむしろ発注者の人達だったけど。
まあ、「そうかなぁ」って書いときゃ免責みたいな空気感、あるよね?
xevra ザハの物を本当に作ろうとするのはクレイジー。ザハは模型を見て楽しむ物であって実際に作ろうとしちゃダメだ。デザインは素晴らしいからコンペは通過しちゃうが実現性無視してるから到底作れない。
はてブで1000超えってワリと珍しいんだけど、xevraさんの他にも「金かかるのデザイナー(ザハ)のせいなのね」というブコメの大合唱ですね。
他にも記録はイッパイあるけど、Matsuriameさんは、ググったり、ブコメを振り返ったりしない人なのかもしれない。(スターつけてるヒトもね)
そういう自分の発言がホントかどうかの責任を意識しないし、取るつもりもないのは、まあ放言じゃないかなぁ。(無責任話法)
勿論ここでは、「そうかなぁ」って書いてて、強く「いや違う!」とはコメントしてない。
感想だし違ってたらゴメーンネってすれば、別に良いじゃんブコメだし、みたいな空気感、あるよね?
「「ねっとのひとたち」は「高すぎる」と言ってただけだし」って、嘘ついても、いや嘘じゃないよ感想だしそういう言い方はヒドイ、とか思うのではないかな。
見境なく社会的制裁を振るう現状は、褒められたものではない。昔だったら居酒屋談義で終わってしまったはずのネガティブな情緒が、インターネットを介してこんなに繋がり、こんなに盛り上がり、こんな風に“世論”に直結して構わないものだろうか?
「構わないものだろうか?」というか、法治国家ならシステム外のプロセスも経ていない圧力でひっくり返るのはマズイと思うよ。
とはいえ、感情や情緒は大切にしましょうというのは、日本のシステムにはプロセス中に組み込まれているし、拡大傾向にある。
amakanata 今回のシロクマさんの見方はちょっと違うんじゃないかなぁ。世界的な賞を許可を得ずに素材を使ったデザインでごまかし続けた人間の作ったものを神輿にしたくない、という庶民の感情の健全な発露でしょ。
「ごまかし続けた人間の作ったものを神輿にしたくない」という「ネガティブな情緒」で、「庶民の感情の健全な発露」として「“世論”に直結」。
シロクマセンセイの見立てとそう言ってること違うようには思わないけども、amakanataさんの感覚は、ざっと見ブコメの5割くらいの感覚には近いように思う。
(本人の属性で作品の価値が上下するのは日本では良くある話だし、事業に関わる人の身ぎれいさを要求するのは日本だけじゃないしね)
amakanataさんは「ごまかし続けた」という具体例とかそれが真実ごまかしたのかを立証する責任があるとは思ってないだろうし、まあ実質ないんじゃないかな。
ちょっとブコメするのと同じ気軽さで簡単クリックで1万人自動訴訟できる世の中になったら、またちょっと違うんだろうけど、その非対称性の話はまた別の機会に。
ただ、「ホントだったらヒドイ(=嘘でも責任は俺にはない)」みたいなデマ一直線の発言も、居酒屋談義や床屋政談ならアリだと思うし、そこを気にするのは健全ではない気もする。
監視社会じゃねえのにそんな発言まで責任持ってしなきゃいけねえの?みたいな。いやほんとは責任もってしなきゃいけないんだけど。
信頼出来ない上司の業務命令には疑いの目を向ける、ではないけれども、本質的なところに不信感があるのではないか。
つまり、知性主義というエリートのやることに、なんか違うのではないか、どうも信頼出来ない信用出来ないとの思いがあるのではないか。
それが、判りやすい形で出た今回のエンブレム炎上騒ぎで、「普通の市民の道徳的な感覚として、まっとうな結果」と思う人が多いのであれば、
それは「メシウマ」が(ホフスタッターの言う本来の意味での)「反知性主義」として機能し始めたということなんじゃないかな、と思う。
エリートの言うことは信頼出来ないから、市民団体が監視をします、では無く。
一人ひとりの小さな放言や、調査結果や、情緒からくる感覚や感想が、まとめサイトに束ねられてマスコミがすくい上げて拡大する。
そこには警察の捜査も、弁護士や検察官の立証も無く、過去の蓄積からの裁判所の判断もなく、法律もルールも無縁の所で、
そうだろう、そうに違いない、絶対そうだという、責任のない感情的な判断が積み重なることで、「事実」になる。
それはある人から見れば「暗い情念」だし、ある人にすれば「常識的な市民感覚」だろう。
動機が行為を正当化するとも免責するとも思わないけど、そういうものかもしれない。
クリックで参加できる人民裁判だし、結果死人も結構出てるけど、改まらないしね。
(この増田も、5人から訴えられる可能性あるしなあ。たぶんダイジョブだと思うけど。裁判面倒だよなあ)
「反知性主義」判り難いという指摘を直接受けてまあそうかなとおもったので追記。
「知性主義」は、「専門家主義」と置き換えてもらうのが、一番ホフスタッターのニュアンス近いと思う。
「反知性主義」は、「反専門家主義」となって、つまり「専門家の判断ではなく、むしろ専門家ではなく専門的な知識がないからこそ、正しい判断が下せる」という主義とか態度のことね。
模倣の判断や、建築実現性、刑事民事の責任まで、デザイナーや建築士や弁護士でない、知識を持たないヒトが正しい判断をくだせていると考える(またそれを支持する人がいる)というのは反専門家主義(反知性主義)が受け入れられる土壌が育ってきているのではないか、という話。
専門家でない人達の声で(途中に週刊誌や新聞の専門部署を経ずに)、専門的な判断が覆る怖さについての話なのかなと思っている。
まあ、医療や災害に関しては、ネットでもまだ反専門家主義者が批判されるのを見ると、専門家たちが丁寧に説明することが重要なのかな、と思う。
(とはいえ、教育関係のひっくり返らなさを観ていると、今回の炎上は個別事案であって、脇が甘かったからこそってことなのかも知れないけど。ぬ、訴えられる可能性が上がった気がする。熱狂的な個人は手打ちが面倒だからボカスぞ)
別人ですが補足させてください。
芸術業界は補助金漬けである。(伝統芸能・古典芸能は主に調査・保存・普及で補助金の制度は存在する。)
TVアニメも芸術の事業ではあるが、経産との結びつきの側面が強く見える。
アニメーション/アニメは映画のような形態については対象になりやすく、補助金でファンディングしてるものもある。
しかし、申請→第三者機関の選考という流れがあろうがなかろうが、豚に「国(公的機関)が関わると駄作になる」「血税ガー」と喚かれやすくなる。
政策・方針により下りやすい事業は明らかなので、それに関連付けられたものばかりになりかねないという確かに頂けない点もある。
あと、新作ばかりが好まれるのも頂けない。
補助金は赤字補填の意味合いが強く、使途制限もある上に、採択年数の慣例や首長等で安定的ではないため、頼り過ぎるのは得策ではない。
そのため、無駄に予算を盛った申請をすることにしばしば迫られるが、使いきらないと仕方なく期末に無駄に何かを買い込むこともある。
売上がどうなろうとペイできるような状況にも持ち込めるので、それらの意味で駄作が生まれることもある。
まず、出資元はファンだから投資しているわけではないし、自然人ではないので、ファン獲得が結局は有効なのである。
(お金を出すことがファンの証だとは微塵も思わないが、運営においては最重要ポイントと言って過言ではない。)
うれしさは自由度に比例するが、結局は何を必要としているかで変わる。
正規雇用を増やしたいならうれしさは「人件費補助(+管理費)>事業補助(+管理費)」ではある。
管理費等で諸々積めないと後々終わるので、管理費なしの補助金に頼ることは打ち切られた瞬間に人間を路頭に迷わせることに繋がる。
定量的な評価が難しい部分(内容)は、優れた人材が多いか少ないか/育てられているか育られていないか/集積しているか拡散しているかの問題である。
また、単体で見るのか全体で見るのかで評価は大きく変わる。
発表媒体と経営規模を再考するという当たり前のことはやっている。
ただ集積するだけでは血が濃くなるだけで、その内容面で寧ろ悲惨になりかねない。
・経産は産業とした方が良かったですかね。あちらは門外漢なのですが、暗に好きじゃないのがバレてしまいますね。
・質向上は実践の場(作って鑑賞される機会)がないと中々進まないので、そういった助成を上手く使うことが必要だと考えています。
@GoHoo_WANJ
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今回のケースがどっちだったかはともかく(調査では製造時の混入が否定しきれなかったみたいだが)、そういう可能性も高いということなんだろ。
【重要なお知らせ】
「JAPAN調査協会」様より、下記内容を特定記録メール便にて送信依頼がありましたのでご確認ください。
【送信内容】
弊社は調査業務、情報管理及び和解手続き代行等を主とした調査機関でございます。
本日ご連絡致しましたのは、現在貴方がご契約されている総合コンテンツ提供サービス会社からの再三の通告を放置し、利用料金を長期延滞している事に対して、同社が起訴準備期間に入った事を報告致します。
この通知を最終通告と致しますので、本日、当社営業時間までにご連絡が無い場合、管轄裁判所から裁判日程を決定する呼出状が発行され、記載期日に指定裁判所へ出廷となります。
尚、裁判を欠席されますと、相手方の言い分通りの判決が出され、執行官立ち会いのもと、給料、財産や不動産、有価証券等の差押えを含めた強制執行となりますので、ご注意下さい。
弊社は、今回運営会社様より和解等の最終判断を委託されましたので、双方にとってより良い解決に向かうためのご相談に乗らせて頂きます。本日弊社営業時間までに早急にお電話にてご相談ください。
早期解決を望まれるお客様から優先にて、弊社もご対応させて頂きます。
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