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2021-07-29

転売禁止した未来が暗すぎる件

昨今、転売屋憎しで転売屋叩きが加速してるように思うけど

じゃあ、転売出来なくなった未来がどうなってるのかを考えてみるとかなり厳しいと言わざるを得ない

方法は置いといて、転売全面的禁止されるとなったら

例えば、ちょい前のプレステ5

みんなが定価で公平に手にいれてハッピーってなると思う?

絶対にならないんだよ

なぜなら確率的に無理ゲーな予約抽選当選するか

当日までに小売店に並べる暇人しか手に入らないか

もっと言うと小売店に並んでる人たちは暇人ですらない可能性がある

転売屋から買う人がいるのと同じでどうしても欲しい人は金払って人を並ばせるだけ

今の時代いくらでもその手のマッチング可能から

結局、針の糸を通すような予約抽選勝ち取るか

転売屋から買ってたような人が、転売屋からコンバートした並び屋に金払って手に入れるだけ

結果はたいして変わらない

転売叩きをしてる人はこの暗すぎる未来理解してるのだろうか

ぼくの考えたガンプラ

箱の外にビニール包装あるやん?

あれを二重にしといて小売店が売る時に1枚剥いで売ることにするの

そうすると買い手の手に渡った瞬間に中古品になるやんか

そしたらメルカリに流した時に中古品売買になるから古物商じゃない転売ヤー取引できないし売ったとしてもトレースできるので罰金かけることも可能

っていうのはどうかな

anond:20210729154246

からワイはほぼ共犯説を採ってる。転売を敵視するならバンダイパワーで狙われている商品が溢れる程度に増産(ぱおーん)するのは容易い話で、それを小売店に受け入れさせるのもかなりかなり簡単なはず。

だがそれをしないのはかつてPS2ガンダムだったりたまごっちとかで自らも小売店も痛い目見させてしまった歴史があるからで、「敢えて見逃す」をしているのがバンダイの今の体制である、とは思ってるぜ。

anond:20210729141928

から本質的には転売屋は売れない商品も買い取ってるんだよ。なので本当なら放置すりゃ転売屋倉庫在庫いっぱいになって順次潰れていく。ので特に気にせずともよい。

だが何故か転売屋が死なないのは「本当は売れない商品でも売るルートがある/小売店の客以外に需要がある」ってことでもある。

多分ガンプラが成立してるのは大口転売屋とかよりもそっち(おそらく海外輸出)の方だと思ってて、だとすると「いままで3割引で潤沢に買えたこと」の方がおかしかった、って話になっていく気はするんだな。

バンダイはおそらく基本的に増産するのは造作もない体制だろうけど増産しないのは小売りの棚に配慮してのことだろうし、ここが確証取れたら増産するだろうし価格もあげてくると思うぞ。

多分バンダイ判断だとまだバブル程度の認識なんだろうけど。

anond:20210729135332

今の増田が言うところの現代転売屋は即ち「卸問屋」って言える程度に資金力もあっておそらくサービス的にも同等程度ある? と思われる(小売店相当だと思うけどな)から、「メリットがない」ってのも少々言い過ぎにも思うんやがな。

多分本体中国人とかなんだと思うけど、Amazonとかで中国製不良品つかまされたら普通に同じ商品送ってくれるだろ。それと同じ程度はサービスしてくれてるんじゃねえの? 知らんけど。

anond:20210729124541

メーカーガンプラ転売屋とどっちがすごいかって話だとぶっちゃけガンプラ転売屋だぞ。

コロナになってから2年の間、小売店での販売価格を30%引きから定価にまで押し上げたってことは転売屋がそれ以上の価格で上手く捌いているってことである

すなわち今までの小売りがそれまでより30%以上商品を捌いている(在庫不足って話だからもっと)ことと同じになるわけだ。

ガンプラ転売屋が途中で失策してたらこんなことにゃならんよ? 

ともに、メーカーは小売りの棚をバーストさせてない(不良在庫を抱えさせていない)わけだからぶっちゃけメーカー転売屋供託してプラモ産業伸ばしている状態ともいえるわな。

市場的に歪かどうかで言えば全く以て健康だわ。

なんでその転売屋メーカーが直接卸さないのかは謎だけどな。

2021-07-28

anond:20210728191951

そんな金かからんから

ちっちゃいパチ屋でも今や個人認証抽選

小売店だって並びの整理やトラブル解消になって利益ある

暑さ寒さやらあるなかで人並ばせてるほうが中世

転売を防ぐ為の売り方を共有することが大事じゃないだろうか

多分もっとも公平な方法

事前に整理券を配って、スマホを使って個人認証を済ませた人だけが抽選を受けれるようにする

そして当選した人だけが購入できる

この方法なら、少なくとも転売屋が大量に在庫を買い占めるということは出来なくなる

転売屋じゃなくても高く売れると分かれば、転売する人は出てくるだろうけど、それは流石に防ぎようがない

今のところこれが一番の公平に販売する方法だと思うけどどうよ?

転売嫌いな人はこんな感じでの販売方法小売店に訴えかけていけば現状変わるぞ

少なくとも政治と一緒で文句言ってても何も変わらん

anond:20210727221751

id:death6coin

メーカーが全数をオークションに流して超過利益でじゃんじゃん設備投資すれば良い”規制が何かあるんだろうけど

規制は無いけど、これやると、小売店がうち経由でハードを売ってないんだから、当然ソフトの扱いを縮小するって言ってくる。

なので、今までの商流無視出来ず、メーカーとしては転売されるのは分かってるけど小売をかませて利益供与必要が有るって奴だな。

2021-07-27

転売って売る側の問題だよな

1人につき一点まで、人に資金提供しての購入禁止とすれば、少なくとも大量買い占めは防げるわけじゃん

 

パチンコ店ですら、スマホを利用した抽選、顔認証のもとに不正防止ってのをやってる

小売店にも最低限そのくらいは出来るわけだよ

転売を完全に防ぐことは当然出来ないけど

こうやって不正を少なくすることは可能

けど、そんなことして売れ残ったら嫌だから転売対策何もしない

こんなん完全に売る側の責任だろ

anond:20210727215645

しろ良いことですらあるかも知れない

小売店で買ったもの最後ひとつ

買えなかった人が自分のもとに殺到

10倍の金払うから売ってくれと言われたら、そりゃ大抵の人は売っちゃうでしょ

そういう意味ではみんなが機会次第では転売する側なんであって、批判出来る人なんておらんのよ

anond:20210727203302

転売屋」がクソなのは小売店プレステ5が需要に応じて値段をつけられないというギャップを小売価格というもので埋められない聖域を転売屋が犯してフリーライドしているからであって、本来だったら需要過剰を崩壊すべく供給側(ソニー)ができていないという問題価格の原因であって、転売屋善悪は無いとは思うけどなー。ソニーとしては転売されたプレステは1年間は認証しない、というのもありだと思うけどね。

anond:20210727185546

家電オープン価格なんてのはそれになるのかな?

ただ、メーカー希望小売価格が明らかになって、転売ヤー防ぐために希望小売価格以上転売価格以下の値段を小売店が付けたら客は嫌がると思う。

転売はなぜ腹立たしいのか

転売話題である

なぜこの話題がこんなに盛り上がるのか考えてみることにする。


正しい価格

世の中には「正しい価格」というもの存在するのでは?という気がする。

「正しい価格」というのはつまり、みんながハッピーになれる価格ということである

普段ぼくたちはメーカー商品につけた「希望小売価格」で商品を買っていて、それで満足しているわけなので、「正しい価格」=「希望小売価格」のような気がする。

そうすると、転売というのはここに転売をする人のマージンが乗ってしまい、それだけ値段があがってしまう。

ハッピーな値段で買えないのでぼくたちはイライラするわけである


しかちょっと待ってみよう。

転売する人から商品を買った人というのは、とても高い値段で買ったわけではあるが、買った以上その値段で満足しているのである

そして売った人も、仕入れ値より高く売れたわけだから、満足しているわけである

まり転売がおこなわれているまさにその場所では、売った人も買った人も満足している。

当事者がそれでよいと言っているのに、売買に携わっていないぼくが外野から、「その価格は正しくないですよ!」というのはあまりにもヘンな話である

買いたくないなら買わなければいいんであって、ひとの買い物にいちゃもんつける権利はぼくにはないのである



本当に欲しい人

転売問題でよくいわれるのは、「本当に欲しい人に商品が渡らなくなってしまう」という問題である


1000円で売られているおもちゃが、転売によって5000円に値上がりしたとしよう。それをぼくはのどから手がでるほど欲しいとする。

しかしぼくにはお金がそんなにない。

そうすると、しかたなく値段が下がって転売するひとたちの妙味がなくなるのを待つしかない。非常に腹立たしいのである

商品必要としていない転売屋さんに商品が買われてしまい、本当に必要としているぼくに買うチャンスがめぐってこない。


しかしこの問題も冷静に考えてみると、転売屋の向こうには、ぼくと同じようにそのおもちゃを欲しているどこかの誰かがいるのである

かたやそのおもちゃに1000円を払う気でいるぼくと、5000円を払ってでもいいから手に入れたいとおもっているどこかの誰かさん

こうしてみると、その人のほうがぼくよりはるかにそのおもちゃを手にいれたいとおもっているはずである

まり、「本当に必要としている人」にはきちんとおもちゃが渡っているのである


しろ、その「本当に必要としている人」は近所におもちゃ屋さんがない田舎に住んでいるかもしれない。

ずっとずっとほしいと思っていたものの、お店でいけない事情のある人に商品が届く仕組みが、転売という利益を追求する誰かの行為によって実現したともいえるのである


日本の商習慣

転売問題でぼくらが腹立たしくおもう根本には、「日本では希望小売価格販売する」という習慣の存在があるとおもう。

メーカーがこの価格で売りたいですよ、というと、おおむねその価格小売店販売するわけである

そのため、特定商品が買い占められ、値段が吊り上げられると、その習慣を破壊する行為に感じるわけである

ぼくたちが丁寧に守っている習慣を壊すひとに対して、ぼくたちには人間本能として敵愾心がうまれているのである

しかし、希望小売価格というもの希望であって、値段を決める権利消費者販売するひとにゆだねられているはずである

これは法律上もそういう建付けのはずである

ゆだねられているはずなんだけれど、習慣としてどの小売店も、おおむね希望小売価格販売するがゆえに、

希望小売価格本来あるべき価格よりも低い価格がついてしまっている商品については、日本的商習慣を守るつもりのない個人転売屋が

差益をとるビジネスチャンスがうまれているのである

転売がおきている商品というのは、それが "正しい価格" ではないことが、マーケットによって暴き出されたともいえるのである

要は、小売店希望小売価格無視して、自由きままに値段をつけて販売していたら、転売問題も、そしてそれでぼくらがイライラすることも、そもそも起きなかったんじゃないの?と思うのである

転売防止のために、メーカー自身オークション販売すればいいと思う

PS5やプラモみたいに、時間経過とともに供給量が増加していくもの転売と、公演チケット数量限定販売商品みたいに供給自体が制約されてるもの転売では、その構造対策も違うと思うんだけど、主に前者について。

正の需給ギャップがある商品には、必ず転売屋が出てくる

人気があって定価販売商品は、供給当初は需要供給を大幅に上回っていて「財の希少性」が高い。市場理論的には本来もっと高く売ってもいい(売るべき)商品を、本来の実需との均衡価格に見合わない安い価格販売しているから、結果的転売益を取る余地が生まれ需要者の効用(買うために出せる金額)がメーカーの標準小売価格を上回っている間は、その差額分の転売益を期待できるので、どうしても転売屋・転売行為は発生する。今はメルカリその他の古物販売プラットフォームもあって、参入障壁がとても低く、誰でも転売屋になれる。極端な話、普通エンドユーザーがその商品をどうにか入手できて「さあ遊ぼうか」というタイミングで一応メルカリ見て、差益が2万円も出せることを知って、「なら遊ぶのはしばらく待ってもいいかな」と心変わりして転売する、なんてことも普通にありえる。いくら倫理批判しても、転売益という実利がある以上は、転売行為を撲滅するのは難しい。

オークションなら転売屋を完全に撲滅できる

だったら、転売益という実利自体をなくしてしまおう。転売屋は市場の仕組みを利用しているのだからメーカーも同じことをすればいい。新発売から一定期間(より受け入れられやす表現で言えば「事前販売期間」)は、メーカー自身が自社サイトネットオークション形式で売るのだ。サイトで一番高値をつけた人たちに順に商品販売していく。こうすると、転売屋はその商品に手出しができなくなる

ちなみにオークションといっても1台ずつオークションにかけて1台ずつ落札する必要はない。ヤフオクモバオクなどでも実装されている複数出品オークション方式を取れば、たとえば初期ロットとして5000台を出品し、それを同時に多数の購入希望者が値付けして、入札額が上位のユーザーから5000人が落札する、ということができる。

エンドユーザーは損しない

なぜこれで転売問題解決するか。具体的にはこういうことだ。転売屋は3万円で商品を買って、「5万円でも欲しい」という一般エンドユーザーに5万円で売り捌くから、2万円の利益を出せる。でも、メーカー供給当初にオークション形式商品販売すれば、その「5万円出してでも欲しいエンドユーザー」達は、5万円を出してその商品メーカーから直接購入する。彼らはその時点での本人の主観的効用に見合った金額を払って購入しているので、一切〈損〉はしていない。さら時間経過とともに生産供給が進むことで、より高い値段で値付けする「その値段でも買いたいユーザーから順にどんどん商品を入手してゆき、実需がしだいに満たされ、オークション約定価格は下がっていく。全てのユーザーは、約定価格が「この値段なら欲しい」と思える値段まで下がった時点で、その商品を入手可能になる。これは市場の仕組みそのものだ。

転売屋は完全に活動を封じられる

一方で、転売屋も一般エンドユーザーと同様、メーカー公式オークションで、たとえばある時点では5万円を出してその商品を買うことはできる。それなら結局、オークション出品分も転売屋が買い占めて転売してしまうのでは?と思う人がいるかもしれないが、そうはならない。考えてみてほしい。オークション実施時の市場の需給均衡価格は5万円なので、転売屋が入手後すぐに転売しても、そのときに期待できる転売益は0円なのだ

さら時間経過によって、商品市場供給の総量は確実に増え、財の希少性が解消されていくので、仮に転売屋が在庫を抱え込んだとしても、それは必ず不良在庫になっていく(時間が経つごとに、入手価格再販価格の差損(逆ザヤ)が大きくなっていく)。これにより、原理的に転売屋による商品抱え込みが発生しない。

転売屋による買い占め・抱え込みが起こらないということは、オークション販売される商品が確実に実需を満たしていくということでもある。これにより、発売初期の供給難は、(転売屋の介入余地がある)通常価格での販売よりも、オークション販売の方がずっと速く解消されていく。これも市場の仕組みだ。

メーカーも損しないが、流通上の工夫は必要

オークション形式を取ることで、メーカー側は想定小売価格を超える超過利益が出る。その超過利益は、初期にプレミアム価格で買ってくれたユーザーに、購入時の登録アカウントと紐づけ、特別バッジゲーム内決済クレジット付加などゲーム体験に関わる形で(≒転売屋が転売時に付加価値化しにくい形で)還元すれば、ユーザー満足度も更に高まるだろう。あるいは何か慈善活動寄付するでもいい。超過利益を何らかの形でユーザー自身あるいは社会還元するというポーズを取ることで、メーカーは「強欲」という批判回避できる。そもそも超過利益を生むことがオークション目的ではなく、転売行為抑制して流通上の目詰まりを早期に解消できればそれでいいのだ。

そしてオークション販売サイトでの平均約定価格本来の想定小売価格に近づいた時点で、メーカーオークション形式を辞めて通常流通に切り替えればいい。その頃には、その商品転売行為で利ざやを取れると期待する転売屋は誰もいなくなっているはずだ。

オークション販売ネット通販でないと難しいから、小売店など既存流通チャネルはどうすんだというのが課題になるが、本体のものではなく購入権やアクティベーション権だけをオークション販売する、などの迂回策は取れなくもない。転売屋の跋扈倫理ではなくシステム的に抑え込むという点では、これが一番効果的な対策ひとつだと思う。転売屋の意見を聞いてみたい。

anond:20210727103646

転売ヤーは小売にとっても殺したいほど邪魔

転売ヤーには道徳心がない。だから道徳基準にして諭すのは無意味だ。

「お前らは川を堰き止めて水の価値釣り上げているだけだ」と言っても、それが自由経済だと勘違いして憚らない。

から善悪の話はしない。

道徳とか小売の役割物流の責務は一旦、忘れよう。

利害関係の話をしよう。

端的に言えば、転売ヤーは他のすべての人々に対して「害」でしかない。「利」はない。

からいじめられても誰も味方してくれない。これはそういう話なんだ。

消費者視点簡単だ。

買い占めて釣り上げる転売ヤーいか邪魔で「害」なのか、今更語るまでもない。

では小売店から見た転売ヤーはどうだ?

たくさん買い物をしてくれるという意味では上客にすら見えそうなものだが、そうじゃない。

はっきりと邪魔で、マイナスをもたらす「害」だ。

まず、彼らがたくさん「買い占めて」くれる商品は、基本的に人気商品だ。それがわかってるから彼らも買い占めようとする。つまり、ほっといても完売する。別にわざわざ転売ヤーに買ってもらう必要はなく、普通のお客さんが普通に買ってくれるのと儲けは変わらない。

ここからが「害」の話だ。転売ヤーは「客」を奪う。

例えば、ある店には人気商品が100個入荷されるとする。今までは、お客さん100人が来て完売していたとしよう。

そこに転売ヤーが朝イチでやってきて、100個すべて買っていった。そうすると、今までその店で買い物をしていた100人のお客さんは、その店で買うことが出来ない。

次の新商品も、その次も、朝イチに来た転売ヤーが100個買っていった。

から今までのお客さんはどの商品もその店で買うことが出来なかった。

もちろん店の儲けは変わらないが、そんなことが続くうちに今までのお客さんは店を離れていった。何故かって?商品がない店にお客さんが行く理由はないだろう?

しかしたら代わりに、フリマサイトで定価より高く、その転売ヤーから買っているかもしれない。

100人のお客さんがいたはずの店には今、1人の「上客」だけが残った。

もちろん、彼が今後一生この店でたくさん買い占めてくれるならそれもありかもしれない。

しかし、彼が買い占め先を変えたり、その商品転売価格が少し下落し彼が来なくなれば、たちまち経営破綻する。客はもう一人もいないのだ。

100人いたお客さんを彼1人に奪われるリスクがこれだ。これこそが小売にとっての「害」だ。

から転売ヤーが店に来ても利益は何もない。

「売れるものが売れる」という当たり前の儲けと引き換えに客を奪われるのでは、リターンが見合わない。

から小売も転売ヤー対策に力を入れるのだ。ただなんでも売れればいいわけではない。

道徳とか小売の役割とか物流の責務とかは関係ない。

転売ヤーに売っても長期的に損をする」から転売ヤーには売らないのだ。

製造や卸に関しては門外漢だが、正しい需要を把握する上でノイズになるという話は聞いている。つまり製造や卸にとっても転売ヤーが「害」であることは少なくとも事実の一面だろう。

彼らはその他全て人々にとって「害」だから敵対関係にあるから非難され、弾圧されるのだ。

彼らが必死に「これこそが自由経済だ」などと宣おうが関係ないのだ。だって「害」だもん。

お前たちはいてもいなくても変わらない。

短期的な儲けに変わりはない。

ただ長期的に見た時の「害」と、それを避けるための対策コストを発生させるだけの存在なのだ

から俺たちはこれからもお前たちをいじめる。徹底的にいじめる。害虫のみなさん、どうか頑張って生きてみてくれ。

追記

ろくに文章を読まず、雰囲気だけでよくある「反転売論」だと思い込み雑に噛み付いてくる奴が多い。

ね?理解しないでしょ?こう言うことなんですよ。

理解力に差がある相手や、道徳に差がある相手との相互理解は非現実だ。

向こうが市場原理を説くのなら、こちらも市場原理で立ち向かうだけだという話なんだ。

お前たち害虫がどこから湧くとか、その正当性には興味はない。俺たちにとって不愉快不利益から駆除するという話なんだ。OK

anond:20210727015707

amazon小売店駆逐されるという説はアメリカのあの状況だからこそ言えることだよなと思う。

Fry'sが破産したらしいけど、実店舗悲惨さは筆舌に尽くしがたいものがあった。

2021-07-26

anond:20210726092155

メーカー小売店オークション形式で高い金を出した人から買える仕組みを作ればいいだけ

お金を持ってるのに早い者勝ち競争に巻き込まれ暇人に負けてしまうのは不公平

2021-07-25

anond:20210725101718

転売屋が見込み需要分をきっちり買い取ってくれるという意味では、メーカー小売店在庫リスクを引き受けているとも言える。

ここでメーカーが安く増産して転売屋抹殺すると、売れるかどうかわからない賭けをまた次回からやらなくちゃいけなくなるので、

積極的につぶすインセンティブは働きにくいかもしれない。

2021-07-24

anond:20210724085708

転売ヤーフリーライドしているんだよ

品質保証の仕組みは、メーカー問屋から小売店商流を通して確保されるのが原則

小売店から購入した消費者転売ヤー)とは別の消費者転売ヤーから購入したアホ)が、メーカーに直接保証修理を要求するのは想定外ルートコストアップ要因になる

故障の発生も、転売ヤーの保管不備に寄って起こることも多いが、それで製品評価が下がるのも不当

転売ヤーグループ作ってやっている連中もいるのだからちゃん会社を作って責任もって問屋・小売り業務をやればだれから文句言われない

そういうことをきちんとやらないから反社不法外国人シノギと言われるんだ

anond:20210724084041

仕入れ先と契約を結んでいるか全然違う

転売ヤー小売店で買った中古品新古品)を、古物商登録をしないで反復継続して一般消費者転売するのだから、厳密に言うと違反になる

2021-07-23

五輪コーラどころじゃないリアルボッタクリがPCパーツショップにある

MPC内の自販機コーラが280円?富士山だと500円超える?普段は150円くらいなのに?

というのを鼻で笑えるくらいボッタクリなのがPCパーツショップって言う業態

まず、PCパーツショップ代理店から卸しているのは誰もが知っていることだろう。

代理店大量購入して、小売店で売れそうなくらい少なめの個数を各PCパーツショップ代理店利益を載せて配っているというところか。

この代理店利益の上乗せは代理店によってさまざまではあるが、基本的に利率は大きく変動しない。

代理店がパーツメーカーから仕入れ価格が変わらなければ、PCパーツショップに売られる価格は変わっていない。

 

しかし、現在グラフィックボードが高騰しているのはどういうことだろうか。

 

いくらマイニング用途として需要が激化していたとはいえ、ここまで上がったということはあまりないことだ。

半導体不足により、パーツメーカーから代理店仕入れグラボの値段が大きく上がってしまったのだろうか?

はたまた、代理店が「儲かりどころだ!!!!」として利益を上乗せしすぎているのだろうか

 

残念ながらどれも違っている。なぜなら、「PCパーツショップがボッタクリの元凶」だからだ。

通常の家電ゲーム機などは、だいたいの希望小売価格どおりに売られ、需要たかまったとしても値段を上げることは幾分もない。

対して、PCパーツショップのパーツは基本的に「時価である。これは仕入れ価格時価ではなく、「PCパーツショップの値付けが時価」という意味である

どういう意味かというと、PCパーツショップの値付けの裁量ありすぎる、という結論だ。

これだけではわからない人のために、例を出そう。

代理店から仕入れた1個10万円のグラフィックボードがある。PCパーツショップはこのグラフィックボード利益を載せて販売する必要がある。

もしさっさと売れてほしいなら、1割を利益として11万で売ってもいいし、どうせすぐに売れるならってことで10割を利益として20万で売っていい。

現状のグラフィックボードの高騰は後者に当たるのだ。

そう、代理店から仕入れている価格はほぼ変わらないという原則を考えると、価格をつり上げているのは「PCパーツショップしかいないのである

これがわからず、代理店を叩いたり、グラフィックボード製造メーカーを叩いている人が多すぎるので筆を執らせていただいた次第である

 

ここ半年グラフィックボード特需でかつてないほどPCパーツショップは儲かっている。これは2018年の仮想通貨ブームの比ではない。

非上場なのでどれくらい儲かったかは外からはわからないし、従業員還元もされてないようだが。

皆は「なんで高くなっているのか」というのは常に考えていてほしい。頭ごなしに一方だけを叩くのは得策ではない。

 

余談だが、開封済みのPCパーツを新品と偽って販売するのは辞めてほしいと思っている。

おそらく返品された商品をチェックして箱に収めて販売しているのだろうが、業界的にも悪手でしかないとしか言いようがない。

しかし、こうやってボッタクリで販売するような業界に自浄を求めるのは無理だろう。

2021-07-18

需要なし】ゲーム業界黎明期のことを調べる人向けの業界レビュー

やあ、かつて初心会についての記事を書いた増田だよ。いろいろ本を買い足して読みなおしては新規の古い知識を突っ込んでるよ。新作はまだもうちょっと時間がかかるから待っててね。

息抜きとして今まで読んだ業界本を簡単レビューしていくよ。当時のことを調べたい人は参考にしてくれるとうれしいな。

1.スーパーファミコン 任天堂陰謀1991年

 ある種のバイブル存在スーパーファミコン登場時の任天堂ゲーム業界周りのことを非常に詳細に書いている。任天堂のことを持ち上げつつも当時から流通網の矛盾ロイヤリティビジネスおかしさを指摘していて非常にハイレベル。是非読んで欲しい。ただ後日山内社長は「300万台買うからリコーCPUを安くしてくれ、なんて言ってない」と否定してる。(後年の社長が訊くではリコー工場稼働率が非常に悪いことが上げられていた。だから任天堂無茶振りリコーが応えたのかな?)

2.久多良木健のプレステ革命1998年

 PS1立ち上げに関しての裏事情を綴った本で、流通ソフト会社呼び寄せるにあたってのアプローチが詳細に書かれている。またこの本では「任天堂がふざけた契約違反をしたかソニー激怒してゲーム機突っ込んできた」説を取っていて、任天堂との会談をまるで見てきたかのように書かれているが、久多良木健氏は別に恨みをベースにやっていなかったんじゃないか、とは丸山茂雄氏の談。それはさておき、最初任天堂久多良木氏が接近した話なども載っていて面白いFM音源ディスクシステム音源?)と、PCM音源スーファミ音源)との聞き比べ対決をして久多良木氏は任天堂音源チップの売り込みにいったんだと。

3.ゲーム戦争1993年

セガゲーム王国」が改題された文庫セガメガドライブでどんどん任天堂を追いつき追い抜く(米国にて)様を持ち上げたものセガ歴史を学びたい人にはうってつけ。ただ今読むと苦笑してしまう持ち上げっぷりなのは愛嬌

4.任天堂が危ない(1993年

 スーパーファミコン全盛期に書かれたものだが、上の「スーパーファミコン 任天堂陰謀」などを読んでそのまま書き足した記述があちらこちらにあってげんなり。作者自身取材した様子はなく、今の時代わざわざ読む価値はないと思う。ちなみに同作者は同時期「ソニー任天堂に食われる日」「セガにおびえる任天堂」、後年には「ソニープレステが消える日」なんて本を出している。一応全部読んだけれど、わざわざ読まなくていいレベルの本。唯一評価できるポイントソニースーパーファミコン一体型CD-ROM機について「スーパーディスク」と銘打ち、ソニーだけの独自規格広告したのを任天堂危機感持ったのでは、と指摘したことくらいでは。

5.証言 革命はこうして始まった(2011年

 PS1立ち上げの話をいろんな人にインタビューして記事にしたものCPU流通本体機構サードサポートコントローラーグリップ、値下げ合戦と、セガ任天堂に負けるなという気概でどのようなことをしてきたのか、どう決めてきたのかわかる一級品の資料となっている。PS1発売が12月3日に決まったものの、8月の時点でまだ生産台数が決まっていなかったなど、当時のどたばた状況が伝わってくるインタビューが載っている。あと最初のほうの開発機材でCD-R10枚焼いてもまともに読み込みできるのは3枚だけだった、などなど。

6.プレイステーション 大ヒットの真実1998年

 タイトルプレイステーションだが、内容は任天堂セガ松下にもバランスよく触れていて、いかにしてソニー任天堂を打ち倒すべく思案してきたかが書かれている。洗練された流通で、問屋を利用する任天堂よりもきめ細かい制御ができるソニーから勝利した、という内容なのだが、最終章に「このままいけばこの流通破綻するのではないか?」という記述があって驚く。革命は起こした時よりも、その後のほうが大事だという至極最もな結論に至ってる良書。

7.ゲーム業界三国志1997年

 当時のゲーム流通をうまくまとめてある本。セガ任天堂ソニーの三社をそれぞれ解説している。特にこれと際だってすぐれたものはないが、初心会流通任天堂独自ソニーバンダイ提携するかもしれないセガ立場をそれぞれかみ砕いている。

8.売られた喧嘩 買ってます 任天堂勝利青写真1996年

 とてもアレな題名だが中身は大真面目。「王者任天堂に勝つのセガでは無理だ。ソニーしかあり得ない」という視点で、挑戦者ソニー解説している。よほど念入りに取材をしたようで、初心会幹部セガが引き抜き工作をした話などが載っていて驚いた。面白い本だから是非みんな読んで欲しい。

 

9.セガvs任天堂 新市場で勝つのはどっちだ!?1994年

 任天堂山内セガ中山社長同士の経営理念過去を対比させて現状を解説していく本だが、とにかく取材がすごい。任天堂労働争議の話や、メガドライブ以前のセガコンシューマ機が問屋から嫌がられていた話(1ケースがでかくて重い!)など、他の本ではでてこない話がバンバンでてくる。わざわざアメリカにいって各地の小売店ゲーム売り場の様子まで確認しにいく取材力は感嘆する。著者の国友隆一氏はゲーム関連の本をこれ一冊しか出していないのだが、残念でならない。是非今のゲーム業界取材して本を書いて欲しい。そう思える良書。

10.ソニーvs松下 DVDゲーム最終戦争2000年

 「セガドリームキャスト日立製のパワーVR2というCPU採用している」や「入出力にはUBSホストコントローラー」といった腰砕けになる記述がある。お察しください。

 

2021-07-16

木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた


この日記の内容はみだしのとおりだ。京都での学生生活の4年間をキャバクラでの黒服仕事に捧げた。

年末のこと。コロナのおかげでストレスが溜まる中、ふと京都が懐かしくなって一人旅に行った。学生時代と社会人約十年目では、さすがに景色に差があった。いろいろと感じるものがあったので、ちょっとしたためてみることにした。

広島田舎から京都に出たばかりの、当時18才だった私は大学生活に憧れを抱いていた。第一志望ではなかったが、行きたいと思っていた大学だった。

4月はあっという間に過ぎた。入学式オリエンテーションサークル勧誘学部学科での新入生歓迎会、初めての履修登録、初めての講義、初めてのゼミ活動

楽しくもあったし、不安もあったけど、5月になって、まだあることをしていないのに気が付いた。

アルバイトである大学生アルバイトをするものだと思っていた。それ以前に読んだ漫画アニメでは、大学生はみんなアルバイトをしていた。

早速、求人情報掲示板を見た。インターネットではない。学生課の前に貼ってある物理的なやつだ。すると、学内カフェがよさそうな気がしてきた。時給もいい(850円だった気がする)。

その日のうちに、お店に行って店員のおばさんに声をかけた。アルバイトがしたい、と。

何分間か話した後、「土曜日シフトはいます」と告げると、大歓迎な感じで、「今度オーナーも交えて面接しましょう」と言ってくれた。私の携帯電話の番号を伝えた。

その翌日だった。知らない番号から着信があった。携帯が鳴っている最中ガラケー通話ボタンを押す直前に着信が切れた。

もう一度かけなおすと、女性の人が電話に出た。どうも話がかみ合わない。「こちからはかけていません」とのこと。どうやら、大学全体の電話受付窓口に繋がっていたようだ。でも学内の誰かが、私に電話をかけている……。

増田処刑はすでにおわかりだろう。あのカフェからの着信だったのだ。私はそんなことにも気が付かなかった。

それから3日が経って、あのカフェに行って、面接の件がどうなったのか聞いたところ、「オーナーに、あなた電話に出ないと伝えたら、もう面接はいいって」という衝撃の答えが返ってきた。

私が阿呆だっただけだ。今でも、仕事でこういう感じのミスを冒すことがある。

ある日、京都御所の近くにあるコンビニ求人雑誌を持ち帰った。

パラパラと中を覗いてみる。飲食店小売店が多いようだ。ただ、どのお店も時給が低い。大学の近所にあるお店は、だいたい750円~800円だった。今思えば、こういう視点はやはり若いな、と思う。

大学生場合は、たとえ時給400円だろうと、釈迦に生きる人としてふさわしい常識言動知識を身に着けられる職場がいい。大学の同期で、一流どころの企業官公庁NPO法人就職した連中は、リクルート株式会社はてな高島屋アルバイトをしていた。

当時の私は、リクルートはてな高島屋も知らなかった。私の出身広島県の府中市だった。そんなオシャンな会社地元にはない。天満屋だったらあるのだけど。もし私が東京府中市出身だったら、リクルートはてな高島屋も知っていたのかもしれない。

さて、求人情報誌も終わりの方まで来た。すると、スナックキャバクラバーのページが出ていた。

あるお店の男性スタッフの時給のところを見ると、22時までが900円で、22時以降が1000円とあった。基本の労働時間20:30~5:30で、開店準備と片付けを除いた9時間に対して給与が支払われる。ツッコミどころが満載だが、こういう業界なのだ。今でもおそらくこんな感じだろう。

「でも、夜の店はちょっとなあ」と感じつつ、「失敗したとしても私はまだ若い。なんとかなる」とよくわからないポジティブも抱いていた。

あるページを捲ろうとして私は、ある求人に目が留まった。「木屋町で一番レベルが高い店です!」みたいなことが延々と書いてあった。自画自賛もいいところだ。※本当に一番レベルが高い店だった。

でも、「面白いな」と思った。しかも深夜時間帯の時給は1100円ときている。さっそく電話をかけて、簡単自己紹介をして年齢と大学名を言ったら、「ぜひ面接に!」ということになった。

5月の割と寒い夜、私は親からもらった原付に乗って、家から木屋町まで10分ほどの距離を慎重にゆっくりと駆けていった。

マクドナルド河原町三条店の近くにある、小ぢんまりとしたビルの地下1階にその店はあった。

当時の私はビルの前に立ち竦んでいた。田舎育ちの私は、ビルの下に降りていく階段を見たことはなかった。真下の方から数人の話し声が聴こえる。

おそるおそる階下に降りていくと、廊下が十メートルぐらい続いていて、奥には分厚い扉が開け放たれていた。表面に店の名前が書いてありそうな。近づいていくと、店の中から男女が笑い合う声が響いた。

扉の前には小さい丸椅子が設えてあって、2人のお客さんとイケメン黒服(ボーイ)が楽しそうに話をしていた。お客さんは、丸っこい小さいグラスに入ったお茶を飲んでいる。

ふと、ひとりの嬢が出てきた。黄色い、ひらひらとしたドレスだった。歩く度に、ドレスの裾がブゥンと上下していた気がする。顔つきは覚えていない。失礼ではあるが、「化粧濃いな」と感じたのは覚えている。外国人風の浅黒い肌の、ツンとした表情だった――人生で初めてキャバクラ嬢を見た瞬間だった。

さて、イケメンの人に「面接に来ました」と告げると、「ちょっと待ってね」と言われ、奥に引っ込むと……すぐに別の男性がヌッと出てきた。

体格が大きい、熊みたいだ。笑っている。当時の私には恐い人に思えた。実際には、恐ろしさと優しさが同居するタイプ……と見せかけて、普通にサイコパスだった。

店長と名乗るその人と、同じビルの2階にある事務室に入って、さっそく面接が始まった。私はソファに座らせてもらっていて、ガラス張りの机の上にペットボトル緑茶が置いてあった(はずだ)。店長は反対側のソファ腰かけた。

「飲んでよ」

ありがとうございます

店長とどんな話をしたかはあまり覚えていない。

思い出せる限りだと、こんな感じだった。

広島出身? 俺の叔父さんが広島なんだ」

「いい高校行ってたんだね」

「18才か。若いね~」

柔道強いんだ。2段だって

「いつから来れる? できれば明後日がいいな」

こんな感じだったと思う。当時は、落ちる可能性が高いと思っていた。ボーイの経験がないどころか、アルバイトしたこともなかったからだ。自分が盆暗な方だということもわかっていた。

ところで、キャバクラで4年も働いていたのだ。私のような類型(実務経験のない若い子)を採用する理由はわかる。

①単純な労働力として

多くのお店では、ホールキッチン仕事を8時間ぶっ続けでやらないといけない。開店の準備と片付けもある。休憩はあるが非常に短い。キッチンのビア樽に座って5分間など。なので、体力のある人がほしい。

②肉壁として

態度の悪いお客さんは必ずいる。特にお酒が入っていると、接客が気に入らないということで難癖をつけたり、声を荒げたり、脅迫してくることもある。

※稀に暴力団組員も来る。「暴力団お断り」のステッカーをどの飲み屋も貼っているだろう? あれは歓楽街では冗談一種だと当時は思っていた。この業界では、清濁を併せ呑み、判断が早く、臨機応変対応できる者が生き残る(と店長が言っていた)。

お客さんとトラブルになっても、年が若くてガタイのいい奴がいるのといないのとでは展開が違ってくることがある。たとえ殴られても、私みたいに若いのは自分が悪いと判断して、お店に治療費請求しないことが多い。

レアドロップ枠として

一例として、私と同じ同志社大学で、かつ同じ法学部法律学科の奴で、大学生活の4年間、ホストをしていた奴がいる。週に3日ほどの出勤で、大学回生になる頃には月に30万~40万ほどは稼いでいた。本人いわく、「いろいろあるので稼ぎ過ぎないように気を付けていた」とのこと。全く正しい行動だ。大学生の年齢でその判断ができる時点で、奴は普通ではなかった。2021年現在も、堅気ではない仕事大金を稼ぎ続けている。その彼は、KFJ京都俗情掲示板)のホスト板にもスレッドができるほどの猛者だった。つまり、年が若くても超スゴイ奴は一定数必ずいる。そういった人材を時給1000円前後で使えるチャンスに賭けているのだ。

私が採用された店というのは、実は特殊タイプだった。

当時の木屋町祇園にあったスナックラウンジキャバクラは、そのほとんどが個人もしくは社員10名以下の会社経営していた。

私が働いていたお店(以後S店とする)は、それなりの企業経営母体だった。モデル女優なんかを育てている芸能事務所が、副業としてキャバクラを出していたのだ。そこに所属している子が修業や小遣い稼ぎの意味で働きに出てくる。そういう構造のお店だった。もちろん普通の子もいる。

以下、私が働いていた4年間で記憶に残っていることを書き出してみようと思う。たぶん長文になる。



大学回生

 キッチンホール仕事をやっていた。時給は1,100円。キッチンが主で、社員の人が少ない時に限ってホールに出る。

 最初の頃は、強面のM主任に怒られてばかりだった。今思えば強面ではなかったし、体格も中肉中背だったが、当時若輩だった私には圧が強すぎた。

 キッチン仕事というのは、いうまでもなく優先順位がモノをいうわけで……おしぼりとつきだしの用意も、ドリンク作りも、フード作りも、皿やグラス洗いも……人生最初に覚えた仕事は、社会に出てから仕事の縮図だった。

・次の次くらいまで優先順位を決めながら動く

・途中で別の仕事に移らない

・雑多な仕事はまとめておいて後でやる

 こういった原則ひとつずつ身に着けていった。

 より精神的な意味での教えもあった。例えば、トレンチお盆)の持ち方について。S店での持ち方は、指を立てて、手のひらが触れないようにして胸の前で持つというものだった。

 当然、最初のうちはできない。いや、言われたとおりにできるのだが、どうしても、たまに手のひらでベッタリと持ってしまう。

 最初にそのミスをした時だった。「おい」というM主任の声が聞こえた。怒られると思って身構えていると、「新人が間違えた持ち方しとんぞ」と、上で述べたイケメンの人が叱られていた。確かに、私は最初トレンチの持ち方をイケメン先輩に教わった。

 でも、当時は「なんでイケメン先輩が怒られるんだろう。なぜ私じゃないんだろう」と素朴に考えていた。

 このS店では、そういう社会人として基本的なことを教わる機会が何度もあった。私は盆暗でノロタイプ人間だったから、ありがたい教えでも、耳から耳にスーッと抜けていったのがたくさんあったに違いない。日記もっと細かくつけておけばよかった。

 今でもM主任を思い出すことがある。厳しい人だったけど、まともに仕事をこなすことを誰よりも考えていた。私のことを考えてくれていたかはわからないけど、今でも確かに思い出すのだ。

 めちゃくちゃ厳しくて……でも、ふいに無邪気で優しい笑顔を見せてくれる。私はずっとM主任の後ろをを追いかけていた。今、この場で感謝を述べさせてください。ありがとうございます



大学回生

 この年の春先から初夏にかけて、正社員と同じ仕事が増えていった。一例として、ホールを回る仕事が主になった。棚卸しもするようになった。時給が上がり1,200円になった。

 本来大学生アルバイトは、キッチンでフード作りや洗い物をするものだ。ホールに出ることもあるが、あくま代打的に割り振られる。原則社員キッチンアルバイトホールということはない。にもかかわらず、なぜ私がホール担当になったかというと……。

 私の社歴が、スタッフ内で真ん中あたりになってきたからだ。

 信じられないだろう。でも事実だ。私がS店に入った時、社員5人のアルバイト3人(私を含む)体制だった。1年目の梅雨時に社員がひとり免職処分能力不足だと思う)になって、また秋になった頃に社員1人が系列店に行って、3月の春休みの頃、ひとつ上の学生アルバイトが飛んだ。従業員が3人いなくなって、3人補充された結果こうなった。

 ホールを回る仕事について、思い出せる範囲優先順位が高い方から挙げていくと、①お客さん又は女の子(=キャスト。以下嬢とする)の監視、②オーダーの受取と実行(買い出しを含む。お客さんだと煙草女の子だとストッキング生理用品)、③嬢によくない行為をしているお客さんへの注意、④お客さんからのイジリや自慢話やお酌に付き合う、⑤灰皿やアイスペールの交換、⑥喧嘩を止める(リアルファイト含む)……といったところか。

 重労働だが、そこまでキツイということはない。一般的飲食店でもこれらに近いことをしているはずだ。最初は立っているだけでも辛かった。足が棒になってしまう。慣れてもやっぱり足の裏が痛い。

 思い出に残っているのは、やはりM主任だ。仕事ができる男性で、30代半ばで月給は45万円(残業代は基本給に含まれている)だった。客引きプロであり、街を歩く人でその気のなさそうなお客さんでも、1分も経たないうちにお店への興味を起こさせ、大体3分以内にお店に連れていく。何より損切が早い。この人はだめだと感じたらすぐにその場を去って、別の人に声をかける。

 その主任にこっぴどく怒られたことがある。

 真夏の夜だった。私に初めての仕事が割り振られた。いわゆる、キャバクラの店の前にいる人の役だった。客引きではなく、連絡役に近い。お店に用のある人、例えばリース関係業者だったり、面接希望の嬢だったり、店長の知り合いだったり……むろん、通りがかりのお客さんにサービス内容を聞かれることもある。

 さて、ある3人組のお客さんが店の前を通った時、S店に興味を示した。「お兄さん。どのセットがお勧め?」と聞かれた私は、しどろもどろになりながら、2万円(2h)と1万3千円(1.5h)と1万円(1h)の3つのコース説明した。金額うろ覚えだ。たぶん違う。

 3人組のリーダー格は、「う~ん」という表情になって、何点か質問をしてきた。うまく答えられなかったのは間違いない。最後は、私の方が心が折れてしまった。

 その場を立ち去る3人組を見送る私の後ろに、M主任がいた――縄跳びで打たれたような、痺れた痛みが私を襲った。主任回し蹴りが私のお尻にクリーンヒットし、地下に入る階段の手すりの辺りにもんどり打って転げた。頭を壁面にぶつけたのを覚えている。

 主任に何と言われたかはよく覚えていない。罵倒の数が多すぎたのだ。「お前!売る気ないやんけ!」だったら確実に言われている。「すいません」とだけ謝ると、「〇〇ちゃん。次はないぞ」と言ってお店に入っていった……。

 数分後、また別のお客さんが店の前を通った。私は、ここまでの人生で最大の過ちを犯した。私はM主任の真似をして、お客さん候補トークを始めた。

「こんばんは。これから何件目ですか」

「2件目」

「どこ行ってきたんです」

居酒屋

「どちらにいらしたんです」

和民

「次は女の子のいるお店にしましょう」

「この店は高いからいい」

「安くしときます

 こんなやり取りだった。話すうち、だんだん相手の気が乗ってきて、でもお金がないのも事実のようで、でもお店に入ってほしくて、M主任を見返したくて……去ろうとする相手の腕に触ってしまった。

はいそこやめて!」※確かこんな口上だった。早口警官だった。

 その場で2名の警察官サンドイッチにされた私は、しどろもどろに言い訳を始めた。やがて応援警察官が到着し、単独でお店の中に入っていった……。

(続きます

 https://anond.hatelabo.jp/20210716220543

追記

ところどころやたらと鮮明なのは、当時の日記を見返しながら書いているからだ。

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