「ヘイト本」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ヘイト本とは

2024-03-04

anond:20240304124144

へーーーそういうオタクってクィアインタイム翻訳したり、ジュンク堂トランスヘイト本を置かないように抗議とかやってたんだ

見直しちゃうなあ

2024-01-02

ヨッピー互助会ステマなら

こないだのトランスジェンダーヘイト本ネトウヨたちが連帯してたのも互助会ステマだよなあ  

トランスジェンダー専門家でもないし著者でもない奴らに本タダで配って献本からセーフなんて通らないやろ

2023-12-13

anond:20231213094237

なあ、なんで左派側の態度だけ鬼の首をとったようにさらすんだ?

自民党右派やらかしが積み上がっていく中で、それは得策ではないと思うぞ

トランスヘイト本ゲラ右派インフルエンサーに回った件はどうなった?

本丸自民党安倍派はさら悲惨なことになってるぞ?

2023-12-11

anond:20231211190649

ヘイト本で生き長らえてるような零細出版社から出る分にはスルーだが

角川という大手が出すのはどうなのか、って話じゃないの?あれ

2023-12-09

表現の自由は2つに分けて考えて

この話題が出るたびに混乱する人が出てくる。

今までROM専だったけど、もうストレスに耐える余力がつきた。

私が決着をつけたいと思う。表現の自由は2つに分けて考えるべきだ。

フェミは県警に性的強調するなとアドバイスしたけど、これは県警の表現の自由を侵してない。

アドバイス表現の自由から。Vも県警も、取り下げるのは表現しないという表現の自由を使っただけなので、これも表現の自由侵害してない。

トランスヘイト本出版するなとクレームを入れるのも表現の自由だし、KADOKAWA出版停止するのもまた、彼らの表現の自由だ。

誰も権利侵害されてない、ただアドバイスされて表現しない自由を選んだだけ。

表現の自由権』は侵されてない。

しかしそれでも、日本出版から表現の自由は消えた。

もはや公共広告では女性乳袋表現はできないし、ゲーム歴史を書くなら精密に下調べしなくちゃならなくなった、気軽に書けなくなった。

表現選択肢』はキャンセルカルチャーで確実に狭まっていく。

表現の自由権と表現選択肢を取り違えると、「表現の自由レイヤー問題って言っても、ただクレームを入れただけじゃないか???」のような沼に落ちるので注意。

anond:20231209215431

anond:20231209215431

あなたは頭がいい。

表現の自由侵害は、存在しない。

結局、クレームが間違いを正すスピードの違いに過ぎない。

高度の情報化された現代社会では、その速度の差が絶版出版停止につながるだけ。

ゲーム歴史が間違っていれば絶版になる。

もっと話題性のあるセクマイヘイトでは出版停止になる、それだけ。

女性差別常態化して人々の中に内面化されてるから女性一般ヘイト本を書いても絶版にはならない。

感覚がマヒしてしまっているから、話題にならない。

TERFが「トランス支持は右派」と認識しているのは興味深い

下に引用した増田だけでなく、Xやnoteで、トランス支持はウヨ!と主張しているTERFをよく見かけるが、この認識はどこから来たんだろうね?

現実右派は、「自民党女性を守る議連」に集まった保守政治家だったり、この議連や「女性スペースを守る会」のデモ好意的に取り上げる産経新聞だったりと、反トランスで動いていて、

逆に左派は、『あの子トランスジェンダーになった』はトランスヘイト本だと批判するリベラル出版関係者だったり、「女性スペースを守る会」にカウンターデモをかけたしばき隊だったりと、トランス支持で動いているのだが。

どうしてTERFはトランス支持=右派というひっくり返った世界で生きているのだろうか?

身体的に優れたトランス女をぶつければ女に"わからせ"ができる」「いわゆる女枠は身体男性に占めさせ、シス女は生む機械に専念すれば良い」として右派トランス支持の強固な結びつきが発生していたりする

https://anond.hatelabo.jp/20231206015614

なんでこうなるのか、TERFの奇妙な頭の中を自分なりに一生懸命シミュレーションしてみた。

・TERFは元々がウヨ嫌い・自民党嫌いのリベサヨで、共産党社民党トランス支持になり失望した今でも、大嫌いなウヨ自民党)の側には付きたくないので、現実の方を歪めてウヨトランス支持ということにしている。

・TERFがXで敵対しているネトウヨ兼女叩きアルファアカウントが「女性差別には反対するのに、シス女性よりもマイノリティトランス女性差別には賛成するフェミw」と当て擦りをしてくるのがムカツクトランス支持はやっぱりネトウヨトランス女性ミソジニーの先兵!とエコーチェインバーの中で凝り固まった。

増田にいるTERFは実際のところ、どう思ってるの?

2023-12-08

共産党ヘイト本で飯を喰うな」インテリ出版停止は問題なかった」

左翼「周庭さんを見よ!日本中国のような国にならないよう我々が頑張らなければ!」


ワイ「お前やで?」

anond:20231208125207

1.日本ではクリスチャン1%弱とされる。ユダヤ教イスラームはそれよりも少ない。

2.一方、同性愛者は人口の5%以上10%未満とされる。

3.マイノリティからマジョリティへのヘイト存在しない。

よって、日本では同性愛者の方がマジョリティなのだからアブラハム一神教徒による同性愛者へのヘイト存在せず、従って聖書コーランヘイト本ではない。Q.E.D.

聖書コーランヘイト本なので出版を止めろ

1.聖書コーランには『同性愛は神の意志に背く罪であるから罰せられるべき』ということが述べられており、同性愛者へのヘイト本であると言うに十分である

このような本が出版されていることによって感化され、同性愛者に危害を加えようとする人々が出てくることに恐れを感じる当事者のこともちゃん想像するべきだ。

2.また、これらの本を聖典とする宗教に影響されて実際に同性愛差別が起こり、数多くの同性愛者が死んだことも明らかである

以上1.,2より、ただちに聖書コーラン出版は取りやめられるべきである

何も我々はヘブライ語聖書アラビア語コーラン個人で輸入し、自ら言語を学んだ上で読むことまで禁止求めない。従ってこの要求表現の自由侵害するものではない。

2023-12-07

anond:20231207220854

トランスした人へ取材重ねて、起こってる問題を書いた本をヘイトだ潰せって頭おかしいって。

ガチヘイト本は普通に売られてるし、人を殺してるエセ治療本も普通に売られてる、ヒトラーの本ですら売られているのに、何でトランスは、思春期トランス医療誘導され不幸になった脱トランスをそこまで憎むんだろう。

トランス殺すとかシャツや旗を作って集会してるし。

もとに戻せないトランス医療リスクなどは、トランスの人にも必要情報でしょう。

anond:20231207165317

発行中止派は嫌韓嫌中ヘイト本と、この本のことを絡めていて、エロレイプ本について何も言ってないんよな。

anond:20231206174416

この本が当事者が傷つくヘイト本なら、エロ本レイプものなども発行中止にしろ!というフェミニストがいないの謎

2023-12-06

anond:20231206183259

角川はヘイト本出版しないという方針で、抗議があったので調べたらヘイト本から出版止めますという話じゃなかったか

国家権力の介入やテロ出版できなくなったわけじゃないんだからヘイト本で食ってるどこか別の出版社が出すでしょう。

この騒動無料宣伝できたし。

『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』のレビュー

https://www.psychologytoday.com/intl/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier

翻訳執筆者はステットソン大学心理学教授クリストファー・J・ファーガソン

↓↓↓

2020年に起きた比較マイナーな(トランプ大統領や新型コロナ比較して)炎上ニュースの中に、ジャーナリストアビゲイルシュライアーの『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇(Irreversible Damage)』をめぐる論争があった。

本書は、みずからトランス男性として認識するティーンエイジャーの「女子」の急増は、性別違和トランスジェンダリズムが原因ではなく、社会から疎外されたアイデンティティ社会的な影響によって、本来他の精神疾患を持っている少女たちが誤って自分トランスとして認識しているためだと主張している。

この本に自分家族や娘を重ね合わせ、娘たちが直面している現実問題を語っていると考える親もいる。(原注:シュライアー見解を反映し、生物学性別のみを反映することを意図しているため、ここでは「娘(daughters)」という用語使用する。) しかし、多くのトランス活動家たちは、この本をトランスフォビックであり、敵対的であり、より広くトランスの人々にとって有害であるとして非難している。そのため本書への販売反対運動も広まっている。*1

私は最近この本を読んだので、ここに感想を述べておきたい。はじめに言っておくと、これは複雑で微妙問題だと思う。しかし、現代言論は、感情的議論のどちらの側にも、ニュアンスや複雑さを認めることはめったにない。

基本的に以下のふたつの状況は傍から見てほとんど区別がつかないことは、残念ながら確かだ。a)トランスであると自認する青少年を含むほとんどの個人は本当にトランスであり、医学的な移行から恩恵を受けるであろうということ、b)青少年としてトランスであると自認しているが、境界性パーソナリティ障害やその他のパーソナリティ障害自閉症スペクトラム障害など、アイデンティティの混乱を引き起こすような他の精神健康状態にあり、これらの個人医学的な移行からまり恩恵を受けないかもしれない、ということ。

しかし一方で他に2つのことを指摘しておきたい。

第一に、「ジェンダー社会的構築物である」というスローガンシュライアーがその大部分を支持している)に反して、ジェンダーアイデンティティ視床下部存在し、そのようなものとして、ほとんど不変であることが神経生物学証拠から判明している。端的に言えば、トランスジェンダーは、ある性別身体を持ちながら、別の性別の脳を持っているということだ。そのような個人は、尊敬と思いやりに値し、嫌がらせいじめから解放されるべきであり、自分の好む代名詞名前尊重されるべきであり、恋愛結婚子供を持つこと、養子をとることも自由であるべきなのだ

同時に、境界性パーソナリティ障害は、多重人格障害解離性同一性障害)や双極性障害など、他の有名な精神疾患と併発したり、誤診されたりすることが多いという証拠もある。したがって、トランスであると自認する人の一部(すべて、あるいは大多数ではないことは確かだが)が、アイデンティティの混乱というより広範な問題を抱えている懸念もあるにはある。

本書を読んでいて、私はいくらか批判的にならざるを得ない点があった。その主なものは、シュライアー科学への関心が、時として表面的であるという懸念であった。もちろん、これは本書に限ったことではないが、このようなセンセーショナルトピックでは、科学議論のいくつかにもっと精妙な検証要求される。シュライアーは、この分野の学者たちのデータ意見掲載し、リサ・リットマンの「急速発症性別違和」*2と呼ばれる物議を醸した研究過去にはこの研究自体議論対象となったが、研究の是非はともかく、科学的には嘆かわしいものであった)など、重要な(しかし是非の多い)研究をいくつか取り上げている。

ジェンダーアイデンティティ生物学的なものに基づいているという考えを、それを示唆する証拠豊富にあるにもかかわらず、シュライアーが平気で否定するのには呆れた。ある時、シュライアーはこう書いている。「XX染色体刻印された女の子の脳が男の子の体に宿るというのは、生物学的にナンセンスだ」。染色体とは関係なく、子宮内でのアンドロゲン暴露視床下部の発達に影響を与え、性自認に影響を与える可能性はある。そのことを理解していないこの見解に、私は顔面蒼白になった。

もちろん、この見解シュライアー創作とは言い難く、第二波フェミニズムにまでさかのぼる〈ジェンダークリティカル〉なフェミニスト一般的に、この非常に論争的な議論においてトランス活動家対立する側)を反映している。実際、この論争で興味深いことのひとつは、伝統的な右派左派対立というのではなく、左派標榜する2つのグループの間の感情的蔑視がしばしば反映されていることだ。

シュライアーはまた、インターネット時間を費やしすぎることが少女たちにトランスであるという認識を抱かせる原因になっている、という考え方に奇妙なほど執着している。彼女は、ソーシャルメディア精神衛生にどのような影響を与えるかについて、ジャン・マリー・トゥエンジ*3の研究を引き合いに出すが、トゥエンジの主張の多くがかなり徹底的に否定されていることを読者に知らせない。彼女がこの種のモラルパニックにしばしば戻るのは気が散るし、急速に発症する性別違和という概念自体モラルパニックなのではないかと思わせられた。

とはいえ彼女論文を完全に否定する気にはなれない。実際のところ、トランスであると自認する女子割合が本当に増えているのか、あるいは増えていないのかについて、きちんとしたデータ存在しないようだ。私の交友関係でも、伝聞的に、このようなことを耳にする機会が少しずつ増えてきているが、伝聞は証拠ではないし、もっと確かなデータ必要されている。

境界性パーソナリティ障害に加えて、性別違和自閉症スペクトラム思春期女の子に多いという研究がある。この意味で、青少年公言する性自認を、それ以上の診断的評価なしに医学的移行への動きとして受け入れるという肯定的アプローチには、明らかなリスクがある。これが、医学的移行に対するこのアプローチ懐疑的最近英国裁判所判決の背景にある理由のようである

私たちは、どのような青少年医療移行への迅速な移行から最も恩恵を受けるか、またどのような青少年がさまざまな介入からより多くの恩恵を受けるかについて、より良いデータ必要である。いずれも、トランスジェンダー権利福祉、そして彼らに課せられた敬意を損なう必要はない。学者には、急速に発症する性別違和実在するかどうかを研究する余地必要である。私は、査読科学再現性と訂正がこの問題を解明すると確信しているが、ツイッターの怒りに応じる形での科学検閲問題を混乱させるだけだろう。

結論として、ここには検討すべき有効アイデアがいくつかあると思う。しかし、特にアイデンティティポリティクスが激化している時代には、データの複雑さや困難な状況のニュアンス考慮する意欲と、より多くの情報必要であることを認める知的謙虚さを持った、より多くのデータに基づいた研究必要である

私は本書のどのような部分が論議を巻き起こしているか理解するためだけなく。本書に反対する立場から検閲しようと努力する向きにも一読を薦めたい。しかし、科学について慎重かつ忠実な本を期待していたのであれば、この本がそうでないことは確かであり、その点で、本書がトランスコミュニティで集めた否定的な反応はまったく理解できる。将来、質の高い、事前登録された、オープンサイエンスインターネット検閲努力から解放された科学的な取り組みが行われ、この複雑な問題をより明確に理解できるようになることを願うばかりだ。

*1……本書に対する販売反対運動が巻き起こったのは日本だけではない。

Amazonは同書のジェンダーの取り扱いに対するスタンスへの懸念から有料広告キャンペーンを打ち切ったものの、販売自体は行ったため、ヘイトに反対する従業員グループから販売中止の要請を受けた。結局Amazon社は「Amazonコンテンツポリシーには違反していない」として、販売継続し、その態度に失望した一部従業員Amazonを辞めた。

また、大手量販店ターゲットではやはり論争を受けてオンラインでの販売を中止したが、翌日に再開し、三ヶ月後に再度中止した。

ここで興味深いのは、販売反対運動出版社に対してではなく、販売プラットフォームに対してなされたことだ。日本でもヘイト本を扱っている書店に対する苦言などはたまに見られるが、反対活動によって販路を閉ざし実質上の販売中止させようという動きはあまりない。アメリカではAmazon書籍販売について(日本より普及している電子版を含め)かなり独占的な勢力を占めていることなども関係しているように思われる。カナダでは図書館に対しても貸出の中止を求める請願が出されたという。

ちなみに出版であるRegnery Publishingは保守系の老舗で、過去にはインテリジェント・デザイン説を擁護する書籍などを出し、そのたびに批判を受けてきた。『あの子トランスジェンダーになった』で「エモやアニメ無神論共産主義ゲイ」などが批判的な文脈で持ち出されるのもこうした文脈に沿っている。

*2……本書がサポートしている rapid-onset gender dysphoria (ROGD、急速発症性別違和)はリサ・リットマンによって2018年提唱された概念であるが、臨床的・科学的な証拠が不十分であるとして医学的診断としては認められていない。

*3……アメリカ心理学者。2017年に iGen という本で若年世代ナルシシズムインターネット関係を書いた。が、同書は多くの批判を受けた。

anond:20231206073834

トンデモヘイト本も何も、トランスジェンダリズムこそがまさにトンデモだし女性ヘイトなんだよ…

トンデモ医療本と比較している人がいるが、トンデモ医療なのはトランスジェンダリズムに基づいて行われる方なので

それも罠に嵌められていると思う

anond:20231206073834

自分感想は全く逆。

ヘイト本などではないし出版中止は忌むべき事だが、それに対して「キャンセルカルチャー」などというレッテル語を用い、

真に発言側に問題があるから批判された場合と同一視するべきではない。

2023-12-05

トランスジェンダー本くらい出せよ…

KADOKAWAが『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』という本の刊行を中止したらしいけど

なんでだよという気持ちしか湧かん…

他にやべー本いくらでもあるじゃん

日本人ヘイト本韓国人ヘイト本中国人ヘイト本、反ワク本、ほか陰謀論系本、企業を名指しで批判してる本、職業差別本、デマデタラメしか書いてない本、ルッキズム丸出しの本…

なんでトランスジェンダー本だけだめなんだよ…

というか、トランスジェンダーへのヘイト本というより安易な性転換手術から子供を守れみたいな内容らしいし

なんでだめなのかよくわからん

差別助長する本がだめならだめなやつ他にもやまほどあるだろ…

2023-09-17

anond:20230917124055

ヘイトスピーチと同じだもんな

まあ日本はど真ん中のヘイト本普通に出版出来る表現の自由がある国だが

公共の場ヘイトやったら批判はされるわな

2023-08-30

徳間書店ヘイト本トンデモ本しまくっていて絶句した

徳間書店一般

https://www.tokuma.jp/search/g15474.html

 

 

なんというか、徳間レベル大手出版社ですらヘイト本ヘイト本を出さなければいけないほど追い詰められているんだなと悲しい気持ちになったな。もちろん売れるという事情もあるんだろうけど、それでも度が過ぎたのが多すぎて引く。

こういう本を出せば短期的には収益は上がるかもしれないけど、中長期的に見ると「あの出版社は変な本ばかり出す」って悪評がたって墓穴掘ってるようにしか見えんのよ。貧すれば鈍する

とはいえまともな本も出しているということは付記したい。いやまともな本出している人にとってもいい迷惑だろうけど…

 

他の出版社だと、同じような批判を浴びせられる角川書店(※オタク系のは除外)と早川書房はそこまで露骨にどうしようもない本は出していない印象がある。

新聞社系(中央公論新社朝日新聞出版産経新聞出版など)は時々どうしようもないのをお出しになるけど、基本的には結構まとも。

左派系だと岩波の『世界雑誌)』はなぜか極左通り越して半分トンデモな内容になっていて困惑しているが、それ以外の本はそこまで酷いのはない(たまにあるが)。

緑風出版あたりは結構頭抱えたくなるのが多いが。

https://anond.hatelabo.jp/20230830030711

だって版元角川だぜ?

角川なんて人権意識ゼロ思想を捻じ曲げるようなラノベとか文芸書出しまくっているし何をいまさらって感じ。

 

というかモノホンヘイト本しまくっている徳間書店の堕ちっぷりに比べりゃ角川すらまともに感じちゃうしもう終わりだよこの国。

2023-08-02

東京が持っている文化勝手に付け足し

https://anond.hatelabo.jp/20230731103637

 

1.西武東急文化

電鉄会社は始発駅にデパートを持っているが、この二社はちょっと特別文化ブランド化している。

両社ともデパートの一部に美術館を持ち、古典よりも現代美術などを扱う傾向が強かった。

また西武レコード店WAVEや巨大書店LIBROなども併設して文化/流行の発信者立場であった。更にこれら文化/流行事業ブランドとなってルイヴィトンなどのハイブランドの出店の寄せ水ともなっていた。

現在ヨドバシ西武出店で豊島区クレーム出しているのはこういう背景があるから

 

2.本屋

巨大書店が何棟かあるが、神保町三省堂池袋LIBRO池袋ジュンク堂六本木青山ブックセンター新宿紀伊国屋などは毛色が違って、売れ線の本を並べるのではなくて「推し」を優先して陳列するという特徴があった。「話題の本」が話題になる前にそこにあるという感じだ。売っているのは本じゃなくて文化文脈という感じか。ヘイト本陳列などで紛糾しているのはこの辺の事を知っていないと理解が出来なかったかと思われる。池袋ジュンク堂以外は退潮傾向。

 

3.レコード屋

渋谷その他のタワーレコード西武系列WAVE各店、CISCO新宿/下北沢ディスクユニオン秋葉原石丸CD館など特徴的なレコード店があり、これらでは売れ線のJPOPなどは余り売っていない。これも流行アンテナショップ的な感じでマイナーシーンでこれから流行もの、ここでしか買えないものを揃えていた。

CDの退潮によりこれらも退潮傾向(石丸大火災)だが、CDにかわりビニール盤(レコード)が復活してきたのでタワレコなどは盛り返しつつある。

 

4.外国人文化

広尾六本木欧米系、新大久保韓国人西川口池袋中国人、など外国人が集中して居住する地域があり、彼ら向けの商店など外国の風が吹いてるかの如くの雰囲気がある。またその地域では国内で見かけない外国製品が売られているなどエキゾチック文化的な対立などの問題も起きるが都会や資本主義というのは異物に包容力があるのでなんとかやっている。外国人との対立問題刑事事件などが根拠にされる場合があるが根本原因ではない。文化間の接触域では「文化を浴びる」感が日常で起こり、それが浸食されるという不安を産んでいることを忘れている。

 

5.米軍文化

東京とその近郊は戦前は軍都でもありそれらが全部占領されたのでその基地居住付近米軍文化に染まった。

占領解除と基地返還でこれらは忘れられつつあるが、近郊には所沢横須賀などアメリカテイストが残り、それを維持しようとする住民がおり、ニューイングランド様式の家+アメ車などの組み合わせを見る事がある。東京郊外だが埼玉入間市には米軍住宅をそのまま残したジョンソンタウンという街がある。

 

6.裏原宿

原宿は西から原宿駅\竹下通り明治通り-渋谷暗渠地域青山(線の傾きは高低差)となっているが、この渋谷暗渠に沿って民家改造した古着屋、インポートショップが乱立した。両方とも若い経営者米国西欧に行って古着市場日本に入っていない若手ブランド服を買い付けて一般民家を簡易な改造した店舗で売るというモデル。全国展開しているBEAMSなども裏原出身。今では地方都市ショッピングモール観光地周辺でも見られる業態だが、わざと「簡易な内装」を作るのは裏原の文脈があるから若者のスモールビジネスからセレクトショップアンテナショップ業態に移行しつつある。なお、渋谷暗渠に密集したのは、暗渠沿いには高いビルが建てられず地下が低かったから。

 

7.お祭り

地方より東京の方が中間共同体が残っている事が多く、お祭りが維持できているケースが多い。

 

8.ストリートミュージシャンパフォーマー

道路上での演奏禁止なのだ路上演奏者は多く居て、警察が来るとダッシュで逃げるというのを繰り返している。特に外国人民族衣装を着て民族音楽演奏するものなどは人気がある。

 

9.コスプレ

単にオタクが好きなアニメの服着てるだけに留まらないレベルの人が結構いる。そういう人は総じて相当な美人/美男であり服の装飾や裁縫レベルも高くて高級感もある。文化文脈摂取貪欲外国に出かけて実際の文化を見て吸収しようとするし写真レベルも高く、サブカルなのにハイカルチャーの趣きがある。SNS過去ログを手繰ると、昔から美人だったのではなくて文化の吸収や意識の向上に従って外見が変化している。だとするとそれを生ぜしめたコスプレという行為文化現象として上等と結論づけるしかない。

 

10.クラブ

クラブ遊びもちゃんとやろうとすると音楽知識海外文化現象理解などが必要になる。カッコだけの真似だとダサイ、浅いという評価になる。

 

11.環八

環状八号線の世田谷地区には外車ディーラーが並ぶ。外車は単に高級品というだけではなく、その国の文化というものを纏っているもので、特に米国イタリアフランスがその傾向が強い。故に環八外車ディーラーが並ぶ風景は車好きには外国風が吹いているように見えるものである

 

12.画廊/ギャラリー

ビル内装はがして壁も天井も配管も白いペンキ塗っただけ」みたいな小さいギャラリーが多くあり、マイナー作家マニアック展覧会が催されている。その辺の敷居の低い部分があるのを利用してお上りさんオタクつかまえてサブカル絵やラッセンの絵を高額ローン組ませて売りつける商法をしていた連中は万死に値するな。

 

13.商店

地方ではすっかり衰退してしまった商店街が東京では幾つか健在で、若者文化を取り込んで混在する下北沢とか吉祥寺とか買い物以外でも面白いところがある。増田のおススメは赤羽で、昭和マーケット形式商店、カゴに小銭入れてゴムで吊るしている八百屋とかも健在で、新しい飲食店も沢山あって混在している。更に飲食店にやたらとテラスがあるのが特徴で日本じゃないみたいな感じになっている。小奇麗なカフェから昭和立ち飲み焼き鳥屋はしごとか出来る。

 

14.モグリ

人気講師がいる大学には偽学生モグリが発生する。在籍していないのに勝手講義を聴きに来るやつだ。大学によってはそれを止めるつもりもない。更に学外者が立ち入るのが当然のように大学内で展覧会を開催したりする。

 

15.TV

テレビ局は働く人が多いので企業城下町的なもの形成していたりする。いけ好かないギョーカイ風でもあるがTV地位低下とオフィス街と一体になった再開発などによりオフィス街と混じる形になって衰退傾向(例:TBS赤坂TV朝日谷町六本木

 

16.建築

近代建築も多く残り、有名建築家の作品も多い。中に入って素材の質感、施工の程度などを触って確認できる。隈研吾のなんか食傷気味でもういらねぇとか思ったりする。但しザハ・ハディッドのは無い…。

 

17.ホコ天

今までも歩行者天国は色々なサブカルチャーを生み出してきた。だが加熱しすぎて警察禁止されたり通り魔が起きたりと都度潰されるという道を辿ってきた。今ではフェアなどで自治体大道芸支援するような動きがある。

 

18.大学

身も蓋も無いが地方大学東京大学では学生生活の質が違うというのはある。東京大事なのは同質性の低さで、地方から出てきた者、エスカレータ組、留学生帰国子女が混在している。特に帰国子女は「似た外見を持った異人」であって同質的学校空間で育った学生異化作用を齎す。概ね彼らはその異文化経験によって判断基準を「みんながそう言うから」に置かず、成熟して大人びていている。帰国子女とも留学生とも邂逅しない大学というのは大学と呼べるのか。

 

19.ホームレス自殺

ホームレス日常的に遭遇し、自殺現場居合わせるなどの経験鉄道など)により、落伍への強烈な強迫観念が刷り込まれる。当然これはいいことではない。だが影響を強く受ける文化現象として外せないと思われる。

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