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はてなキーワード: 眩暈とは

2022-06-20

鬼束ちひろ眩暈をききながらまどろんで眠りに落ちたい

2022-06-17

1981年 エリアス・カネッティブルガリア

着想と芸術性に富み、幅広い視野によって書かれた著作に対して

眩暈

1982年 ガブリエル・ガルシア=マルケスコロンビア

現実的もの幻想的なものとを融合させて、一つの大陸の生と葛藤実相を反映する豊かな想像力世界を構築した

1983年 ウィリアム・ゴールディング(英)

現実的物語芸術の明快さと多様性神話普遍性に満ちた小説によって、現代世界人間が置かれた状況を照らし出したこと

蠅の王

1984年 ヤロスラフ・サイフェルトチェコスロバキア

新鮮さ、官能性、豊かな創意性に富んだ詩によって、不屈の精神人間多様性解放的イメージを与えたこ

この世の美しきものすべて

1985年 クロード・シモン(仏)

その小説において、詩人創造性と画家創造性を深められた時間意識に結びつけ、人間の状況を描出した

アカシア

1986年 ウォーレ・ショインカ(ナイジェリア

幅広い文化的視点と、詩的な響きによって、存在ドラマを創り上げたこ

1987年 ヨシフ・ブロツキーソ連

思考の明快さと詩的な力強さが一体化した、包括的作品群にたいして

1988年 ナギーブ・マフフーズ(エジプト

時には克明な現実主義によって、時には想像力を書きたてる手法を駆使するといった、ニュアンスに富んだ作品群を通して、全人類普遍性を持つアラビア語創作芸術形成したこと

張り出し窓の街

1989年 カミーロ・ホセセラスペイン

人間脆弱性の挑戦的なビジョン形成する、自制的な憐憫を含んだ、豊穣で徹底した散文に対して


1990年代

1990年 オクタビオ・パスメキシコ

広い視野を持ち、先鋭的知性と人文主義高潔さを特徴とした、情熱的な作品に対して

弓と竪琴

1991年 ナディン・ゴーディマー(南アフリカ

彼女の壮大な叙事詩が、"アルフレッド・ノーベル言葉"に即した、人文主義にとっての重要利益であったこ

いつか月曜日に、きっと

1992年 デレック・ウォルコットセントルシア

偉大なる明るさ、歴史的視野に支えられた、多文化融合の産物たる詩的創作に対して

1993年 トニ・モリソン(米)

先見的な力と詩的な重要性によって特徴付けられた小説で、アメリカ現実重要な側面に生気を与えたこ

他者」の起源 ノーベル賞作家ハーバード連続講演録 (集英社新書)

1994年 大江健三郎日本

詩趣に富む表現力を持ち 、現実虚構が一体となった世界創作して 、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている

万延元年のフットボール

1995年 シェイマス・ヒーニーアイルランド

日々の奇跡と生き生きとした過去を称える、詩的な美しさと民族的な深みを持つ作品に対して

1996年 ヴィスワヴァ・シンボルスカ(波)

皮肉はらんだ緻密な詩によって、人間リアリティフラグメントに光を当て、その歴史的生物学文脈を浮き彫りにした

シンボルスカ詩集

1997年 ダリオ・フォ(伊)

中世的な道化権威風刺し、弱者尊厳庇護したこと

1998年 ジョゼ・サラマーゴポルトガル

想像、哀れみ、アイロニーを盛り込んだ寓話によって我々がとらえにくい現実を描いた

白の闇

1999年 ギュンター・グラス(独)

遊戯風刺に満ちた寓話的な作品によって、歴史の忘れられた側面を描き出した

2000年代

2002年 ケルテス・イムレ(ハンガリー

人間社会的圧力ますます服従している時代にあって、個人として生き、考え続ける可能性を追求した

運命ではなく

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2003年 J.M.クッツェー南アフリカ

アウトサイダーが巻き込まれていくさまを、無数の手法を用いながら意表をついた物語によって描いたこ

2004年 エルフリーデ・イェリネクオーストリア

その小説劇作における音楽的な声と対声によって、社会不条理と抑圧を並はずれた言葉への情熱を持って描き出した

ピアニスト

2005年 ハロルド・ピンター(英)

劇作によって、日常対話の中に潜在する危機晒し出し、抑圧された密室突破口を開いたこ

2006年 オルハン・パムクトルコ

故郷の街のメランコリックな魂を探求する中で、文明の衝突と混交との新たな象徴見出し

わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)

わたしの名は赤

2007年 ドレスレッシング(英)

女性経験を描く叙事詩人であり、懐疑と激情、予見力をもって、対立する文明吟味した

破壊者ベンの誕生

2008年 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ(仏)

新たな旅立ち、詩的な冒険官能的悦楽の書き手となって、支配的な文明を超越した人間性とその裏側を探究した

来るべきロートレアモン

2009年 ヘルタ・ミュラー(独)

凝縮した詩と率直な散文によって、収奪された人々の風景を描いた

2010年代

2010年 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー

権力構造地図と、個人抵抗と反抗、そしてその敗北を鮮烈なイメージで描いた

楽園への道

2011年 トーマス・トランストロンメルスウェーデン

稠密で透光性のあるイメージを通じて、読者に現実への斬新な道筋を与えたこ

悲しみのゴンドラ

2012年 莫言(中)

幻覚的なリアリズムによって民話歴史現代を融合させた

白檀の刑

2013年 アリス・マンローカナダ

現代短篇小説の名手として

ピアノ・レッスン

2014年 パトリック・モディアノ(仏)

最も捉え難い人々の運命召喚し、占領下の生活世界を明らかにした記憶芸術に対して

1941年パリの尋ね人

2015年 スヴェトラーナアレクシエーヴィッチ(露)

我々の時代における苦難と勇気記念碑と言える多声的な叙述に対して

戦争は女の顔をしていない

2016年 ボブ・ディラン(米)

米国歌謡伝統の中に新しい詩の表現創造したこと

2017年 カズオ・イシグロ(英)

壮大な感情の力を持った小説を通し、世界と結びついているという、我々の幻想感覚に隠された深淵を暴いた

2018年 オルガ・トカルチュク(ポーランド

博学的な情熱によって、生き方としての越境象徴する物語想像力に対して

逃亡派

2019年 ペーターハントケオーストリア

言語的な技巧を交えて、人間経験の外縁と特異性を探究した、影響力のある諸作品に対して

2020年代

2020年 ルイーズ・グリュックアメリカ

厳粛な美によって個人存在普遍的ものとした、その紛う方無き詩的な声に対して。

anond:20220617140024

2022-06-16

閉じた環境で本人には見えないように気を遣って愚痴ってる事をその本人に教える奴は何がしたいの?

しかも内容は悪口でも何でもなく発言内容の反対意見言ってるだけなのに「悪口言われてるよ」とか伝えられると自分が悪い奴みたいになるじゃん

中途半端勘違いさせるような事教えるくらいならスクショ撮って送って

伝えられた方も「私の悪口言ってる人がいるみたいですが、私は気にしていません!そんな奴に屈しない!みんなも気にしないでね」とかインスタあげてて、なにも知らない人と「〇〇ちゃんどうしたの😢話聞くからね!」「△△ちゃーん😭ありがとうちょっと凹んだけどもう元気!✨」とかやりとりしてて眩暈がした

追記

いや、正直言えば漏れても良いとは思ってた

相手側に非があるのは明らかだったし、自分の言ってる事に正当性もあると思う。(暴言いからそろそろ言い方考えないといいつか炎上するよね…とか、下手なファンアートあげてるやつは公式への迷惑考えろってツイートに対して最初は誰でも下手だし反応少ないより愛があるファンアートいっぱいのほうが本人も嬉しいんじゃ?とかそんな内容)ただ、どうせ漏らすならしっかりスクショして漏らせやと思った

悪口言われてるよ」だけ漏らすから悲劇お姫様ムーブメントするし、何言われても負けない!このスタンスで行く!みたいになってるし

2022-06-07

ウマ娘二次創作公式である馬主配慮してエロ自主的に取り締まっているのにおとわっかはスクエニの削除後速攻で再アップされたからもう終わりだよオタクは」って意見を見てちょっと眩暈がした

まりにも世間オタク全てを一枚岩に見過ぎだしそんな別の場所のことで連帯責任を求められても困るわ……

2022-06-05

女に見てほしい,俺が男として生まれて良かったこと.

ごめんな,おれはもう時期この不幸自慢インターネットを離れる.

一昨日,Twitterにある自分アカウントを全部消した.

Twitter自体中学生の頃からずっとやっていたが,ついにとことん愛想が尽きて裏垢も含め4あったアカウントを泣きながら消した.もちろん泣くんだ,未練タラタラで恥ずかしいことこの上ないがそれでもそこには何があったのか語りたいんだ.その為に始めた増田だ.

白状すると,インセルとしてこのままオタクの中で持て囃されるのが嫌になったのだ.

から弱者男性必死こいてる中,同じレベル弱者女性はどうしてという気持ちが人より強くて,トレンドにある言葉引用ちょっと過激なことを呟けば,フォロワー雪だるまのように増えていった.当時は本当に酔っていたし,キショいオタク自分にも賛同者がいることに舞い上がってたんだと思う.

徐々にメッセージでやり取りしたり相談を受けることが多くなってきた.

今考えればまぁ酷い内容の女性蔑視や小児性愛者の苦悩を吐き出されたこともあったが,人生経験の一部として弱者男性たちの叫びを聞けたのは悪いことではなかったのかもしれない.だけど徐々にそいつらたちはTwitterを離れていった.現実にうまく復帰したのかもしれないし,他にやりたいことが見出せたのかもしれないし,自殺で手っ取り早く自分を無くしてしまたかもしれない.一方,徐々に離れていく奴らを見送る自分は手垢のついたスマホ将来有望インセルたちを味方につけた玉袋の王様になっていた.

ついこの前中学校来のオタク友達と久しぶりに会話した.

結論から言えば俺がティーダのちんぽで気持ち良くなってる間にそいつ彼女まんこ気持ち良すぎだろをしていた旨を,自慢された.眩暈がした.

オタクがそんなデリカシーのない陽光キャラになっていたのも衝撃だが,弱者男性でも交尾できる色々を丁寧に教えてもらった俺は,今まで自分知識をフル活用してインセル予備軍を増やしてきた期間はなんだったんだろうと頭を抱えた.

それはもちろん人生経験という体で自分の中で消化するしかなかったが,中高とインセル特化に費やした時間が消えるべくもなく,その次の日はだいぶしんどくなってしまった.客観視が発生したのもこのタイミングで,なんらかの形でこの話を残せば同じ間違いを起こす奴も少なくなると思って,この文章を残すことにした.

あとこれ最初数行で分かるだろう安易タイトル詐欺意図してやったものです.すまん.

こういう人間を産まないために自分の子供にはインターネットを適切に与えてやろうな,塩梅はクソほど難しいが.

じゃあな,お前ら.俺は周回遅れでもまだ諦めたくないんだ.

温泉娘や宇崎ちゃんやたわわは俺に女を与えてはくれないんだ.

これは俺が助長して甘やかしたインセルに対する鎮魂歌だ.

それでは聞いてください,『髪と眉毛整えてコンタクトに変えて服装落ち着かせて大学行ったらゼミの女に「デビュー遅い,もう“無理“だよ君w」と言われたのでTwitterに帰ります』(ここでイントロが流れ始める)

2022-05-15

anond:20220515231059

いつも眩暈がするテキトーなことしか書かれていないぞ

それをありがたがっているブクマカ

ストレスで倒れた!!!!

普段なら「あ!申し訳ありませーん!」で済む様な事に

マジ切れした後、顧客の前で倒れた。

原因は過度なストレス

急な眩暈と足腰に力が入らなくなり膝から崩れ落ちる症状が半年に一度ある気がする。

うつ傾向なので服用しながら働いてるけど、ここ最近多忙だったのが原因か?

最近受診したばかりだけどもう一度受診しに行く?

anond:20220515023946

これも眩暈がする

豊かな社会先進国というのはすなわち極端なバカを許容することなんだ

なのでゾーニングが進められてるでしょ。TPO理解出来ずフィクション現実区別が付かない人のためにね

 

ポリコレ保護必要としている人ほどその自覚は薄く、ポリコレがどうたらと騒いだり規制がどうこうって騒ぐよな

 

これAV新法ぜんぜん関係ない話だから増田分けるな

 

分けました ↓

https://anond.hatelabo.jp/20220515044813#

anond:20220515020332

意味不明過ぎて眩暈がする

まぁ増田くんには、アイデンティティ尊重とか、人間尊厳とか、(困難を抱えた方の)自立の在り方なんてのは難し過ぎる話だよな

 

増田くんのお気持ちに寄り添って、『生活保護』『きれいなアパート』『海外旅行』だけに絞った話をするなら、

本でも書けば?

あの『ハリー・ポッター』の原作者生活保護を受けていた!?

ハリー・ポッター』の原作者として有名なJ・K・ローリングさん。

いまでは総資産1210億円の大富豪英国内に3億〜4億円クラスの豪邸を5軒も所有しているとか・・・

彼女は有名になる前は、非常に貧しいシングルマザー貧困のあまりうつ病発症し、一時は自殺を考えるほどだったようです。

しかし、生活保護を受けながら『ハリー・ポッターと賢者の石』を完成させたのです。

J・K・ローリングさんの元へは莫大な印税が入り、英国の税収にも多大な貢献をしていることでしょう。

彼女大成功を収めることができたのも、困ったとき生活保護のおかげだったのです。

 

ホームラン狙うんじゃないならフツーに生活保護中にお勉強してIT系仕事でもしたら?

英語でもいいんじゃない

2022-05-11

いつからネットがつまんない人だらけになったんだ?

バラエティ番組コンプライアンスについての記事ホットエントリ入りしてそこのブコメを除いたら

真顔でむしろもっと厳しくするべきだとか痛みがいらないお笑いにしたらよくないか(多分その人は絶対に笑い生み出せないタイプ)とか言ってて眩暈がした

いや前から薄々思ったんだけど絶対に場を盛り上げた事が無いようなクラスの隅にいるようなタイプ人間ネット上でイキりすぎじゃね?

テレビ番組お笑いとか興味ないのは全然いいよそれは、でもなんでネット上の記事だとやたら首突っ込みたがるんだ、そして場を凍らせるようなコメントもする辺りリアルそのまんまだろ

別にテレビ番組お笑いだけじゃなくてなんていうか「どういう所が面白いのかよくわからない」的なコメントがちらほら見かけるようになってきたんだが

わかんないんなら別にそれ言う必要なくない?言ってそれで何を生み出せる?場が白けるかもしれないけれどそれで何を得られるの?

別にお前達の真面目さなんぞどうでもいいし、いもしない被害者の事を心配するのも阿呆らしいんだわ。全ての可能性を気にしてたらそらただ真顔でクソ真面目な事を棒立ちで言うだけの人間になるだろうよ。

頼むからこの世を盛り下げるような真似だけはしないでくれよ。こういうとそんな世の中いらない(キリッ)みたいな考えてるようで何も考えてない反応がかえってくるだろうけれど

それならお前達なりに面白さを提供してくれよ。面白ければ何でもいいからよ。でもそれもできねえんだろ?だから出てくんなよ。

2022-05-06

anond:20220503215621

徴兵制は一つのたとえであって、例えば女性専用車両でも男性身体労働の結果得られる財産から剥奪であるので、身体性への侵害であるもっと言えば、保護義務が八っ制するような仕事で、治安能力に明らかに性差があるにもかかわらず同一賃金が罷り通ること自体女性男性身体性への収奪である

otoan52 "放っておけばいずれヒトに至る" じゃあ独立した個人として扱い、合意がなくなったんだから取り外しちゃえば、となる。この理屈だと着床できなかった受精卵に死体遺棄適用論理的なフリをしても党派性バレてるぞ。

このブコメバカすぎて眩暈がするが、この程度の党派性で物を言っている女が多すぎる。

maruX 自力で針金や編み針で中絶しようとして死ぬ女性が出たり嬰児殺が増えたり子供が不幸な環境に置かれることなど1ミリも考えずにプロライフこそ人権重視とかマジで何を言っているのだろう

その結果が女性寿命の長さであり、自殺率の低さであり、幸福度の高さであり、公益サービス受益率の高さである。その「女権のみ」しか見ない態度がここでは糾弾されているのである

2022-04-27

今日読んだBL。(ネタバレあり)

 『凛一シリーズ』(長野まゆみ)を月一冊ずつ細々と買い揃える事を最近自分へのノルマにしており、しかも来月上旬推し雑誌Canna』が発売されるので、その他BL本に使えるお金が少なくなる……としょんぼりしていたところ、タイミングよくcannaコミックスセールになっていたので、思いがけず二冊買うことが出来てしまった! ちなみに、今セール中のcannaコミックスのなかでは『兄の忠告』(朝田ねむい)を私はおすすめしたい。ちょっと変わった青年向け短編漫画が読みたい人にはいいと思う。エロは全くない訳じゃないが非常~に少ない。

 では、今日買って読んだ本。


石橋防衛隊個人)』(ウノハナ




あらすじ

 国分寺は某衛大学(略して某大)の一年生。だが彼には国への忠誠心なのはない。親友石橋を守るためだけに彼は某大に入学したのだった。厳しい訓練に明け暮れるうちに日々は過ぎ、二年生に進級するまで残すところあと僅かとなった。すると、国分寺石橋に、上級生が進級をかけてとあるミッション遂行を二人に命じてきて……。


増田感想

 表紙絵のかっこよさに惹かれて購入。ギャグにほぼ全フリしたラブコメだった。国分寺石橋愛がとてつもなく重いさまを楽しむ漫画

 ずっと一方的国分寺石橋片想いしてるだけかと思いきや、石橋が段階を踏んで国分寺を好きになっていくのが微笑ましかった。ただ、ここぞというときの盛り上がりに欠けるような。思ったよりふっつーに告ったな……。もっとエクストリームシチュエーションで告るのかと期待してたのに。まあでも、普通が一番か。分かりやすいし。

 レビューによれば、意外と某衛大あるあるが盛り込まれているらしく、某大を知る人にはふふってなるやつらしいけど、私は某大とは無縁で生きてきたのでわからん

 濃い目のキスシーンあり、セックスシーンは不発にして、白抜きされるようなことは描かない鉄壁のガードっぷり。エロ本が読みたい人は他をあたるべし。



『鴆――ジェン――』(文善やよひ)



あらすじ

 古代中国的な世界。この世界には鴆(ジェン)という怪鳥がいる。鴆は有毒な植物を糧とし、餌から得た毒素を羽色に変える、とても美しい鳥だ。だが、鴆は身体の隅々に毒を含み、しかも気性も獰猛である。人々は鴆の美しい羽色に惹かれ、鴆を所有することにより自らの権勢を誇示するのだった。

 元鴆飼(ジェンスー)のフェイ将軍は、上司から一羽の鴆の世話を仰せつかった。鴆の名はツァイホン。それはフェイ将軍の兄を殺した鴆だった。

 極めて獰猛で人を寄せ付けず、羽色も褪せてしまっていたツァイホンを、フェイ将軍は兄の仇と知りながら、甲斐甲斐しく世話を焼く。そのさまを人々は不思議に思えてならないのだが……。

 



増田感想

 『鴆――ジェン――』はシリーズもので、全部で三作ある。そのうち最新作にして最終作の『鴆――ジェン―― 天狼の眼』だけは『Canna』本誌で途中から読んで知っていた。わざわざ単行本を一から買ったからといって、このシリーズが熱烈に好きなのかというと、それほどでもないんだよなぁ。自分琴線に触れるような作品ではない。ただ、絵がとても綺麗でしか漫画が上手い。するすると読めてしまうので、自分のツボに嵌まりはしないが読みたい、という感じ。

 変わった設定だけど、ストーリーは難解ではない。鴆の羽の描写スゲー! と感動するうちに読了ストーリーキャラ関係性とかにすごく感動することはなかった。へぇ、なるほどなるほど、くらい。たぶん、これが刺さりに刺さってたいへんだという人も、世の中にはいるんだろうなと思う。確かどっかのレビューサイトで「号泣した」って書いてるレビュワーがいたはずだ。

 漫画としては極上の部類に入りそうと思う。

 全くのBL初心者おすすめを教えてくれといったら、『ワンルームエンジェル』(はらだ)、『百と卍』(紗久楽さわ)、『オールドファッションカップケーキ』(佐岸左岸)とともに本作をおすすめしたい。

 エロはあるけど、大体ツァイホンの羽がふさふさもふもふしているため、何が起きているのかよくわからない仕上がり。白抜き部分あり。人間×人外というカップリングな点では特殊だが、エロ方面ではさして特殊ではない。BLによくある謎の表現規制「攻めの尻は描かない」が発動している。



おまけ。たわわ問題発の商業BLへの流れ弾の件について個人的に思うこと。




2022-04-20

anond:20220420001709

最近の奴は頭悪いってたしか石器時代から言ってなかった?

こういうレス眩暈がしてくる頭の悪さだなって思う。

最近増田にいる奴」は「最近の奴」じゃないだろ。むしろ今どきはてな使ってるのなんて中年以降がボリュームゾーンだろうが。

2022-04-19

anond:20220419223131

ノイズとは何を指してるかは不明だけど

とりあえずADSL開始以前(2000年以前よりも前)から騒がれていた

同人界隈・バンギャジャニオタ界隈の押しかけ厨については、

はてな文字リンク (コレ)→ 押し掛け厨 を順番に押すだけで飛べるぞ

 

最終的にはここへ導かれるはず

http://yoriyori.k-server.org/04_947_1.htm

 

947 名前名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:2000/10/06(金) 10:40

押しかけ厨房で尽くしたところで悪いんですがもう一話愚痴書かせて・・・

やっと自分パソ買ってここにカキコできるようになったんで。

今年の夏コミ悪夢です。夏コミ前にね、コピー本やる友達の手伝いをしに家を開けてたんですよ。私。翌日は楽しいコミケ、ペーパーも終わったし、張り切って行くか、と。

時間は夜の8時だったかなあ。駅から歩いて戻って、自分アパートマンションの間の子のような自宅へいそいそ歩いて来ました。私の部屋、三階の端なんですが、窓が明るいんですよ。電気消して行ったはずなのに、なんで?と思って慌てて部屋に向かったら、なんか・・・ドア越しに人の気配があるじゃないですか。気が動転しつつも慌てて鍵を開いたら、そこには見知らぬ四人の厨房が人の部屋で寛いでやがりました。・・・・ど、どうして部屋の中に勝手に入れたのよう・・・・。

 

 

12 名前:947 投稿日:2000/10/06(金) 11:22

有難うございました。では頑張って続けてみます。いやなお話ですが・・・

混乱する頭を抱えながらとにかく私は部屋に戻り、電話をかけました。実家にです。

そしたら開口一番母に言われましたよ。「いやあ、あんたにもまともな友達がおったんねえ。○さん丁寧でしっかりしてて安心したわ」とかなんとか、心づけまで送ったらしく、完全に私が悪者です!どんな話を母にしたのかは、多分言わなくても皆さん想像がつきますでしょう(涙)。同人を快く思ってない母だったからなおさら。それでも「こんな勝手な話ってないよ」と電話を切り、私は後ろでたむろする厨房5人とその○を見て言いました。勝手なことをされたって泊める気はない。自分で散らかしたものを片付けてさっさと出て行って!!と。すると決り文句です。

だってお金ないよ」「野宿しろって言うの!?

○は○で心底分からないといった顔で

友達にそんなこと言うの?まあ、あなたが言うなら彼女たちは出て行けばいいんでしょうけども」

・・・あんたもよ!!彼女のわけのわからない理屈眩暈を覚えながら

あんもも友達じゃない!出て行って!」

と言うと、彼女はむっとした顔で振り向き、打って変わって恐ろしい形相で彼女たちに凄んだのです。

あんたたちみたいな子供と付き合うとどうなるかの証明よね。さあ、出てきなさい」

・・・って、あなたどっちの味方なんだろう。そして、今度は彼女厨房たちの戦いになったんですよ。どういうこと!?

私は本当に暫くの間、罵倒し合う・・・というか、うお~んと泣く厨房よりも彼女が怖くて凍り付いてました(泣)。私に、301さんの元彼のような知り合いがいてくれたら・・・・。でも、いないし自分でなんとかするしかないんです。

2022-04-06

銀座すき焼き屋を貸切って、高校生の時に付き合ってた女性と会った

味は一切わからなかった。吐きそう。吐きそうだから、ここに吐き出させてくれ。

経緯だけ。何が起きたのかは書かない。経緯だけ。

僕は高校に入った直後からイジメでずっと暴力を振るわれていた。

家に帰っても、親の前でいい子にしないといけなかった。逃げ場がなかった。

殴られている時にまわりの女の子から笑われた。

女の子に興味ある年だったのに女の子も怖かった。劣等感しかなかった。

金を取られたり火を付けられそうになったりした。死にたかった。

イジメっ子のグループの中で居場所を作ればいつか止まると思って、自らイジメられるようになった。

おかしくなってた。

そんな中、隣のクラスの子を好きになった。

もちろん自分ゴミだと思っていたし、彼女なんてできるわけがないと思ってた。女の子には笑われる人間だと思ってた。

でも告白したら彼女は付き合ってくれることになった。初めての彼女だけど、自分にとってそれ以上の意味だった。

地獄の中で、僕を承認してくれた、神だった。

当時僕は、彼女はもちろん僕のことを好きだから付き合ってくれていたと、思い込んでいた。

でも、違った。 彼女中学ときレイプされてから境界性パーソナリティ障害的な自傷行為として、いろいろな男に身を売っていた。

単に僕もその一人だっただけだった。

彼女は付き合ってすぐ僕に、「彼氏がいても他の男とセックスする汚い女だから別れたほうがいい」と言ってきた。

典型的境界例の試し行為だった。普通の男なら秒で別れるところを、

僕は、地獄降臨した神様を失いたくない一心で「それでもかまわない。好きだから一緒にいたい」と言った。

彼女は、わざと他の男と関係をもって「ほら別れたいでしょう」という行動を、僕に何度も繰り返してきた。

もちろん当時は精神分析なんてできないので、自分から別れを切り出さないのに、別れを勧めてくる彼女意味がわからなかった。

付き合っている人が自分以外の男と関係を持つという苦しさも、別れてまた一人ぼっちイジメを受けるよりはマシだった。

から「それでも別れない」と必死にしがみついた。

結局、それが彼女にとっての承認になった。図らずも、彼女にとってはありのままを知っても受け入れてくれる存在になった。

そこから、お互いがイジメレイプそれぞれの暴力による苦しみから精神的な逃避場になり共依存になった。

彼女は僕に救われたし僕は彼女に救われた。周りから卒業したら結婚するだろうと言われていた。つかの間の幸せだったかもしれない。

僕にイジメがなくなり彼女も他の男に身売りしなくなって3年たった夏のある日に、僕が浮気した。

僕は軽い遊びのつもりだった。けど彼女にとっては男性への信頼が崩れたフラッシュバックになった。

自傷行為が激しく再発して、手当り次第男と寝るようになり、そのうち父親不明妊娠した。彼女はひとりで生むことを選んだ。

自分のせいで再び狂っていく彼女を見て、僕は必死に謝ったり、駆け落ちをしようとしたりした。

けれど彼女からの信頼は戻らず、結局最後には、彼女から逃げ出すことにした。

大学に入ってもうイジメもなくなっていたし、浮気相手の子と付き合って、すべて忘れて過去と決別して、新しい人生を送ろうとした。

あれは全部なかったことだと、イジメも、そこから救ってくれた彼女も、その彼女自分で再び壊した自分も、ぜんぶ悪い夢だったんだと

それから10年ぐらい経って、僕はサラリーマンになってそれなりに成功して、独立をしようとしていた。

そのあたりから体に異変が起き始めた。毎年、夏のある日になると眩暈吐き気自律神経失調に悩むようになった。

ガン化した記憶にはうすうす気が付いていた。毎年大きくなっているのも知っていた。だけど見て見ぬふりを続けた。

数年前からは、夏の日の前後に鬱になるようになり薬を飲まないといけなくなった。

カウンセリングをうけると、当時の後悔と自責の巨大なトラウマがあり、時間が経てば立つほど一層ひどくなると言われた。

僕は20年の時を経て、あのときと同じように、彼女に助けてもらうことを選んだ。

自分封印自分で解いて、彼女に会って、その後20年でいったい彼女になにがあったのかを知ることにした。

そして、勝手に謝って、あわよくば許してもらって、助かりたいと思った。

カウンセラからは、彼女の状況によっては僕の症状は急激に悪化するかもしれないと言われた。

刺されてもおかしくない。でも、そもそも僕は高校で死んでいたかもしれない。

あわよくば助かりたい。でも刺してくれるなら、刺してほしい。あの人に殺してもらえるなら、それ以上の喜びはない。

そんなエゴエゴを重ねた理由で、20年ぶりに、銀座彼女と再開した。

ありがとう

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どんどん詰ってくれ。詰りまくってくれ。20年たってもう一回繰り返してるんだから

銀座の貸切はフロア単位な。零細の経営者だよ。

会社起業の軍資金は、その時に一人で子供を産もうとする彼女誘拐して駆け落ちしようとしたときの軍資金だよ。警察沙汰になって失敗したけど。

から経営投資成功すればするほど、メンタルが壊れてきてるんだよ。自慢してるのか自傷してるのかわからん。救いようない。

妄言だと思ってくれればそれでok

2022-03-04

発売日にいそいそと買って読んだBLと、がんばって少しずつ読んでる非BL

ボーイズラブアンソロジー Canna』vol.82

 偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。

 そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン)  天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生コメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。

  鴆シリーズ獣人鳥人ものという、BLの中でも特殊ジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者ジャンル不問で漫画好きの人におすすめ個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。

 ということで、 鴆特集電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。


ブランクコード』第1話(サノアサヒ)

 新連載きた! バンドマンBL主人公性的トラウマ持ちでしか感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。

 1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人作品存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。


『ヤクマン♂』(アオネ)

 去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公タイトル主人公職業漫画であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公ちゃん漫画稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖てんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂

『さかさまのマーチ』(柴田文)

 読み切りパン屋×米屋幼なじみBLエロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作しかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。


逃避行じゃあるまいし』中編(タクアン)

 逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?

 前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。

 絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。

 フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネ相手の居場所特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。



『積み木の恋』第3話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 今となっては一般ジャンルでも大人小説家BL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品コミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師

 毎度思うけど、凪良ゆう先生小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。

 まあ、コミカライズ担当漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。

 

『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。

侵略! 宇宙猫チャン!』第7話(元ハルヒラ)

 ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。

 痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュートサンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。

 ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。


『ジャルディニエの愛した毒花』第14話(椛島リラコ)

 旅人×猫耳獣人旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。

 ハーレクインのような美麗な絵とストーリーしかBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。

 今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)


BLACK BLOOD』第7話(琥狗ハヤテ

 サイボーグ×人間酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。

 もはやハードボイルド可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラ人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。


『嘘つきな愛を買う』第6話(ポケラふじ子)

 オメガバース作品政略結婚人身売買中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。

 現代的な人権意識家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!

 ……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。

 そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれ避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率避妊効果があるそうだ。

 そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。

 あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。

 今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。

スリピングデッド』第9話(朝田ねむい)

 『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビ佐田×マッドサイエンティスト間宮日常BL

 前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田間宮佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達から)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田ピンチ

 『スリピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまBLの攻め様ってどうなのw

 そんな佐田に好かれようと一生懸命間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い

 一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求暴言暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。

 もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。

 男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。

以上でCannavol.82の感想はおわり。



長野まゆみ偏愛耽美作品集』(長野まゆみ編)

概要

 耽美SF少年愛BL小説家長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉小説随筆詩歌のなかから耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品長野先生コメント付き。巻末に解説もあり。


 目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。

 が、私は現代幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生金子先生今村夏子先生とか)、明治昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花戯曲海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。

 そんな私が、いくら長野先生ファンからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。

 では、頑張って読めたぶんだけ。

孔雀』(三島由紀夫

 トップバッターからパンチの利いた人選でやばい

 遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年写真のことが、気になってしま刑事だった。


 冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。

 かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件犯人ではないのかと妄想をし始める。

 ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。

『蔵の中』(横溝正史

 雑誌象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。

 冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公とある楽しみを見出だした場面から物語は思わぬ展開に……。


 『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。

 無名作家小説『蔵の中』と現実出来事交錯し、やがて殺人事件真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実虚構入れ子状になっていてしかもその境界曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。

 蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。

美少年』(岡本かの子

 山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。

 縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。

 時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。


 顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ

 時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。

 ラストシーンで、時春の本心ちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。



はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しか岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。

2022-02-01

「みんなこうすれば景気が良くなる」という机上の空論

インフレが進めば実質賃金は減るけど借金の実質負担も減るのでもっと借金すれば経済が回る!ってのを見て眩暈がした。

インフレがずっと続く前提で語ってるのもバカバカしいし、目先の実質賃金減ってるのに借金やすってのも無理がある。

だいたい、インフレ率と賃金上昇率が綺麗に比例するわけでもない以上、机上の空論にすらなってない。

日銀前例のない大規模金融緩和をすれば貨幣価値毀損して貯めるより消費した方が良くなるから2~3年で景気は良くなる」みたいなバカげた妄言吐いてた偉い人もいたけど、

その人同じこと10年やってるみたいだね。

まぁ、マッチポンプやってる賭場は盛り上げられてるみたいだから、景気良くなった人は確かに居るんだろうね。

少ない手持ちで夢見て賭場に参加して、ケツの毛まで毟られた人もたくさんいたみたいだけどね。

なんというか、経済って確定した事象に後から屁理屈こねてるだけな事例多いよな。

過去事例と環境が全く同じになんてなるわけないから、理屈事態をかなりガバガバにしておかないと後世の役に立たないけど

ガバガバにすればするほど、外れてはいないけど大して効果がないという微妙理屈になっていく。

失策リフレの尻拭い、誰がやるんですかねぇ。

2022-01-27

anond:20220126210338

既に全体主義権威主義国家社会主義などの言葉を元にした研究は山ほどあるのに、それを「福祉国家」やら「パターナリズム国家」に言い換えてなんか広がる視座とかあるんですか

全体主義権威主義国家社会主義」を「福祉国家」に言い換える、なんて誰が言いました?

まりの読解力のなさに眩暈します。

そもそもモチーフは「福祉国家という前提からナチス優生学が生まれた」ですよ。

この辺は面倒臭いから野川氏の著作を読んで下さいね

兵士の性」という各国が等しく抱えていた問題に、巨大な官僚制を持ち込み対応したのは日本ドイツだけです。

兵士公衆衛生という問題国家全面的に関与していくあり方は、全く一般的ものではありません。

2022-01-15

漫画で食べていきたいけど背景描きたくない

自分の描いた漫画アニメ化するのが子供の頃からの夢だった

そして今、エロ同人描きつつ、健全な読切漫画編集部へ持ち込みするものの、

キャラは上手いけど背景がね…」と言われ、

賞を取るのはすでにアシスタントやってて担当ついてる作家

じゃあ背景練習して上手くなってアシやればいいじゃんって思うかもしれないけど、

どうにもこうにも背景が描きたくない

パースや背景のノウハウ本は沢山買った

一応パース定規は使える

簡単な家やビル草木ぐらいは描ける

でも描きたくない

もはやアレルギーに近い

ちゃごちゃ住宅街とか複雑すぎる洋館とか見ると眩暈がする

人物の後ろにテキトーな線をピピッて引くぐらいならまだいいけど、

ゴマで背景バーンみたいなカットだと1個4~6時間とかかかるし

自分同人誌の中の背景ですら億劫で、(でも背景描かないと場所わからんし仕方ないか…)と嫌々描いてるのに

他人作品の背景なんてムリム

そもそも、「漫画家になりたいなら、他の漫画家の背景をひたすら描いて修行してね」ってやり方がもう古臭くない?

寿司屋とか陶芸家じゃないんだから

3D素材とか出てきたし、もう少しうまくやれないのかな

プロになったら背景描かないんでしょ?

まあ俺の怠惰とか言われたらそこまでなんだけどさ

2021-12-18

今日読み終わった非BL(実質BL?)

『その花の名を知らず――左近の桜――』(長野まゆみ

 『左近の桜』『咲くや、この花』『さくら、うるわし』に続く、左近の桜シリーズ第4作目。

左近の桜』シリーズとは。

 謎の引き寄せ体質というか拾い物体質というか、とにかくやたら異界の住民と関わりあっては「アッーー!」なことになってしまう、左近桜蔵くんが主人公幻想小説シリーズ。初期の頃は「アッーー!」の回数がやたら多かったが、新刊が出る度に「アッーー!」成分は減ってきている。

主な登場人物



『その花の名を知らず』のあらすじ。

 祖父墓参りをするために、霊園行きのバスロータリーで待っていた桜蔵は、鍵を拾ってしまった。交番に鍵を届けようとしたものの、交番では奇妙な女性巡査相手おかしな事を言っていた。ただでさえ引き寄せ体質で拾いもの体質の桜蔵は、また何か厄介なものを拾ってしまったのではないかと怪しむ。

 バスに乗ってみれば、今度は「森」のいわれを語る妙な男がおり、いよいよおかしな事になってきたと思う桜蔵。その時、バス交通事故に遭ってしまう。そして案の定、桜蔵は異界に迷い込んでしまうのだった。



増田感想と、考察のようなもの

 本作は『咲くや、この花』までとはちょっと趣きが違い、まるで番外編のような話。ほとんど過去の話だし。桜蔵の祖父の遺品の一つ〈ざくろ〉という銘の碗、それと対になる〈しろうづ〉、そしていわく付きのお碗〈朱薇(あけび)〉を巡る謎。それに絡んで、柾の生家・白鳥家と、桜蔵の生家・左近家、そして白鳥家の縁戚にあたる白(つくも)家の系譜が明かされるのだが、超ややこしくて訳がわからん。新しく人物名前が出てくる度にメモしておけばよかったなぁ。まるで『百年の孤独』を読んでるみたいだった。

 物語の鍵となるのは「蛇」。互いに絡みあって一本の木のように育ったザクロや、テイカヅラアケビなど蔓性の植物、鏡、月、橋(水府の出入口とされる)など、蛇につながるモチーフがやたら出てくる。

 何で蛇なのか、それが桜蔵にどう関係するのかというのは、何となくわかった。それからイカヅラ定家葛)の別名から、柾と桜蔵の関係性がなんなのか……要は名実共に柾は桜蔵の保護者である、というのはわかったけど……、なんか核心の部分ははぐらかされたままだなぁ。

 白鳥家と左近家の付き合いが今に始まったものではないのはいいとして、しかしそれが分かっても桜蔵の実父の正体とその人と柾の関係性の謎は放置されたままだし。

 うーん、よくわからない。

 そして今回も、相変わらず他人悪夢追体験させられるような読み口であり、更に超絶ややこしい系譜にも惑わされるので、ストーリーにちりばめられた謎を考察するどころじゃない感じ。森博嗣の『スカイ・クロラシリーズと同質の幻想文学調ミステリー。これって謎の深堀はしない方がいい感じのやつ? でも気になってつい何度も読み返しちゃうんだよなぁー。

 植物名前神話伝承伝統文化に関する知識を求められ、しか登場人物が超上流階級の人たちばかりなので、頭が全然ついていかない。読んでいて眩暈がしてしまうが、『左近の桜』シリーズのお陰で私の教養は深まったので、頑張ってググりながら時間を溶かすぞ……。


こんな人におすすめ

2021-11-30

オリンピック招致利権だと思ってる奴が多すぎて眩暈がする

あれは金で買えないもののためにやるんだぞ

金積んで買えるなら素直に金積むわ

2021-11-10

anond:20211110155955

ちょっと眩暈がして倒れただけでさ、新選組池田屋階段10倍くらいの高さをゴロゴロゴロって転げ落ちるんだぜ。

それだけでもう怖いわ

2021-11-03

anond:20211101150842

維新がよく言う「維新文化施設廃止した! だから維新支持者は文化に興味ない愚民!」とかもアホかとしか思わん。

廃止されたのってろくに利用者がいない施設であって、歴史博物館や市立美術館東洋陶磁美術館自然博物館や市立科学館や図書館普通に続いてるし、展示がショボくなったなんて事も特にないもの

歴博なんて先週行ったらガラガラなのに係員は大勢いて逆に心配になったぞ。

(混むときは混むので、今回はテーママイナーなのと、まだコロナの影響があるのかもしれんが)

利用者がいなくても続けるのが行政の役目だ!とかご高説垂れる奴は、税金無尽蔵だとでも思ってんのかよ。じゃあ私のしごと館も続けるべきだったのかよ。

ツイッターで「国際児童文学館がなくなって研究が大変になったか維新はクソ」とか言ってる奴がいて眩暈がしたわ。何でお前の個人的研究市民府民税金使わなきゃならないんだよ…。国か大学に頼めよ。

と思ってたら別のツイッターで「文楽の件で維新批判は分かったから実際に足を運んでほしい。文楽劇場閑古鳥から」というのを見て、あーと納得。

批判してる奴って維新叩きたいだけで、自分文化芸術に金を落とす気はないんだよな。

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