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はてなキーワード: デジタルとは

2022-07-10

これデジタル選挙だったらもう終わってるわけでしょ、なんでやらないの?

開票速報とか無駄しかないよな

アメリカセキュリティ会社CEOが、

「すでに犯人は取り押さえられている。こんなにSPはいらない。次の危機を誰も配慮してない」

って言ってて、なるほどなあと思った。https://www.youtube.com/watch?v=NHZjLPtZRog&ab_channel=ANNnewsCH

「~が要らない」をわかっているかアメリカは強いのだろう。

「~が要らない」がわからいから、日本危機に弱いのかもしれない。

いわゆるブルシットタスクが多く生産性が低いことが挙げられる。anond:20220710175138


しかデジタル世代若者は、それに気づいていて、

新卒社員による「この仕事必要ですか?」というバズワードにもなっている。

若手が合理的な考えを潰さないような社会にしたいものである

https://www.businessinsider.jp/post-181611

https://diamond.jp/articles/-/278448

2022-07-09

デジタルサービス法案(DSA)」と「デジタルマーケット法案(DMA)」が可決されてヤバいのに君らよく平気でいられるな

プリクラ」生みの親 佐々木美穂 さん、亡くなっていた     か

いまやプリントシール機そのもの代名詞となったプリクラだが、そもそも1995年アトラスが発売した『プリント倶楽部』(以下「プリクラ」)の略称である

プリクラ」はそれまで世の中にまったく存在しなかった分野を切り開き、最盛期の1997年にはプリントシール機の市場規模は1000億円を突破した( https://jaia.jp/wp-content/uploads/2020/04/JAMMA-PRI3.pdf )。そんな「プリクラ」の生みの親が、当時アトラス営業ウーマンであった佐々木美穂氏である。元々リクルートに勤めていた彼女は、アトラス創業社長原野直也氏に誘われて1987年アトラス入り。仕事使用していたビデオプリンターから着想を得て、「プリクラ」が誕生した。

その佐々木美穂氏が亡くなっていたという話が飛び込んできた。

江崎 稔

@esakings

ATLAS女神転生初期メンバー同窓会しかった~僕が仕事の都合で22時抜けだったけど話は尽きなかった。メガテン制作時の笑い話、バイオ戦士、えりさと、銀河伝承、亀の恩返し。伝説の人々、可愛がって頂いた亡くなったプリクラ生みの親美○姉さん

午前7:21 · 2022年7月9日·Twitter for iPhone

https://twitter.com/esakings/status/1545533580742639617

太郎@regamer 三国志遺跡巡り同人誌頒布中!

@gontarou

色々話聞きたかった…

…ん?

>亡くなったプリクラ生みの親美○姉さん

…えっ えっ!? 亡くなってるの…??∑(゚ロ゚ ;)

午前11:04 · 2022年7月9日·Twitter Web App

https://twitter.com/gontarou/status/1545589700005875712

江崎 稔

@esakings

返信先: @gontarouさん

亡くなったらしいですよ

午前11:23 · 2022年7月9日·Twitter for iPhone

太郎@regamer 三国志遺跡巡り同人誌頒布中!

@gontarou

返信先: @esakingsさん

なんと…。

いつかの記事にこんな事書かれてましたけど、この記事2019年記事なので本当にこのタイトル通りとなってしまわれたのですね。。。

江崎 稔

@esakings

返信先: @gontarouさん

よくおやつ持って来てくれた優しいお姉さんでした。ご冥福をお祈りします

午前11:30 · 2022年7月9日·Twitter for iPhone

江崎稔氏は元アトラスグラフィッカーで、『デジタルデビル物語 女神転生』では悪魔デザイン説明書イラスト担当現在アニメ業界に転身している。


2019年インタビューによれば、佐々木氏は老人介護施設に勤務していた。また2021年1月放送テレビ番組でもインタビューに答えていた。当時まだ55歳である


プリクラ」はSMAPが出演するテレビ番組で取り上げられたことをきっかけに社会的認知が高まり女子高生層を中心として空前のブームとなる。「プリクラ特需に乗るようにしてアトラス1997年JASDAQ上場を果たすが、ブームの退潮、他社のプリントシール機参入もあり、21世紀に入ってから経営難に陥る。タカラインデックスの子会社となり、2009年には「プリクラ」を含む業務ゲーム部門を畳んでいる( https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/09/news014.html )。2010年からインデックスに完全に吸収されていたが、2013年セガサミーグループ傘下となり会社組織として復活した。セガといえば「プリクラ」をアトラス共同開発したという縁がある。2013年セガ社長鶴見尚也氏のインタビューでも「セガとの歴史で言うと、アトラスとは、プリクラ時代から長いお付き合いがありましたし、ポジティブな印象を持っていました。」と触れられている( https://www.famitsu.com/news/201312/02043751.html )。2020年セガ20年ぶりとなるプリクラ機「fiz」を発売した( https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200707-129763/ )。

セガアトラスの縁といえば、以下のような話もある。セガサターン用アクションRPGプリンセスクラウン』の開発が暗礁に乗り上げた際、神谷盛治氏とアトラスを結びつけたのも、「プリクラ」ヒットによる両社の友好的な関係が背景にあったという。神谷氏が設立したヴァニラウェアアトラス複数タイトルでタッグを組むことになるのだが、もしかしたら「プリクラ」がなければ『十三機兵防衛圏』もなかったかもしれない。(『十三機兵』の複雑な時系列の組み上げにはアトラスQAチームの貢献が知られる)

神谷氏:

 プリンセスクラウンの開発途中で,所属してた会社倒産してしまうんです。

4Gamer

 あら……。その後どうしたんですか?

神谷氏:

 あわててセガ担当者に連絡を取って,「なんとかなりませんか」とお願いしたんですけど,その時はちょうどセガバンダイ合併話が持ち上がっていた時期で,身動きが取れない状態でした。それで,代わりに……というわけではないのでしょうが,当時,セガさんと仲の良かったアトラスさんを紹介してもらったんです。

4Gamer

 なるほど。それはなんというか……凄い展開ですね。

神谷氏:

 あの時期,セガアトラスは「プリント倶楽部」の大ヒットを背景に,とても関係がよかったそうで。こういう危うい案件相談もできたみたいなんですね。結果としては,アトラスさんが開発費の一部を引き受けてくれて。セガ×アトラス共同プロジェクトという形で,プリンセスクラウンプロジェクトが再開されることになるわけです。

-

ヴァニラウェアは命がけでゲームを作る会社――クリエイター神谷盛治氏・ロングインタビュー https://www.4gamer.net/games/134/G013480/20130521001/

もはや応援演説存在意義が問われている

どこの番組か忘れたが、

選挙勝敗はどれだけ多くの有権者握手たかで決まるといわれます

と当たり前のように言っていて、卒倒しそうになった。

自分知識がないというのもあるが、

「そ、そんな昭和時代みたいなことをしていたのか・・・

というのが率直な意見であった。

ふと思い出したのが田中角栄エピソードである

(注:私は現代政治は詳しくないけど政治史は興味あるおじさんです)

彼は今太閤と呼ばれ、平民から成りあがったということで、

とくに地元新潟から絶大な支持を得ていた。

彼の秘書だった早坂氏の記録が興味深い。

選挙前に農村選挙カーが入るときには、はだしで田んぼに入って、

作業をしている奥さんやおばあさんに、泥だらけになりながら駆け寄って

「おーっ!奥さんよろしく!」握手をしに行くのである

このような平民目線に近い行動は、票集めに絶大な効果があった。

当時はインターネットもなく、すべての情報口コミであった。

「現職総理田んぼに入って握手をしてくれた」

という口コミは、人を介して絶大な効果を生んだろう。

一方対照的なできごとがあった。

今回の安倍氏暗殺事件で、「女子高生2人の状況説明がうますぎる」

と、ツイッターで少しバズったのである。(現在動画は削除されたか

https://twitter.com/search?q=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%80%80%E7%8A%B6%E6%B3%81%E8%AA%AC%E6%98%8E&src=typed_query

彼女たちはデジタルネイティブスマホネイティブであり、

学校の教材も多くがデジタル化されているだろう。

まりデータ処理が生まれつきできている世代である

迅速に的確な情報収集して判断する能力が鍛えられている。

先日も、若い世代議論が怖く、多数決を好む、

という興味深い記事があった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220707/k10013706251000.html

これも、口頭による議論という不確かで一過性のものより、

データ処理に基づく冷静な判断を求めている証左ではないだろうか?

思えば、「朝まで生テレビ」のような議論番組は、

ショーとしては成り立っているものの、

そこでなんらかの「結論」が導かれることはない。

また、テレワークが普及し2年が経ち、

無駄会議が減った」

「事前に資料を共有したり、時間を決めて会議するようになった」

という企業の声を聴く

こうしたことデータ処理の一環であり、

若者最初からこのような「整然とした」プロセスを好む。

いっぽうで、昭和世代、今の50歳以上については、

「顔を交えて議論しないと進まない」と感じる人も多いようだ。

「胸襟を開いて」「心を通わせて」といった表現を好むのも、

比較高齢者に多いのではないだろうか。

ここにあるのは、老人は決定プロセス感情必須としていることである

もちろん、個々人の行動は感情をもとにしているのが当然で、

モノを買うときは皆、感情に基づいて買っているだろう。

しかし、今回は選挙である

服を買うときのような、ジュースを選ぶときのようなものとは違う。

議論ロジックで、冷静に判断すべきものである

そこに、これまでの日本人投票行動の未熟があったのではないだろうか。

国会議員にはアイドルタレント出身者も非常に多いが、

有名人認知度、という「親しみ」という感情をもとに判断やすく、

票を集めたいからという目的なのだろう。

これは個人意見なのだが、

はたしてこれが民主主義なのだろうか、という疑問である

アイドルタレント政策を持っていて、

それを実現するために提言した結果立候補する、というなら歓迎である

しかし、

権力基盤があって、それの広告塔としてタレント採用されるのであれば、

議員とはなにか?とすら思えてしまう。

理想・構想のない人間国会椅子に座る意味とは?という純粋な疑問である

そして彼らを選んできたのも、国民責任である

昭和テレビ時代であった。

ブラウン管を通じて、感情を動かされた人に、親しみを感じたのである

もちろん、長い戦後歴史のなかでは、

真面目に政策議論をした時代もあったろう。

しかし多くの日本人は、それを判断できなかった、ということもあるのではないか

一言でいうと、政策理解できないバカが多かったのである

から国民生活を守ります!」「所得を増やします!」

という、バカ向けの演説を行わざるをえない。

演説する人も、「バカバカしい公約だ」と思う時もあるだろう。

しかしそうしないと票が取れないのだから仕方ない。

このような蒙昧で前時代的なシステム立脚している選挙に、価値はあるのだろうか。

もはや、すべてオンライン投票でいいのではないか?とすら思う。

票を入れる前に、候補者思想政策を何千文字くらいで詳細に読めるようにする。

動画10分くらいの演説も見られるようにする。

経歴だとかは細かくはいらない。

「どんな業種で、長年従事してきた、〇〇のプロである」が分かればいい。

そこで判断すればいいと思う。

これはデジタル学習に長けた若者にとっても歓迎されるのではないか

断っておきたいが、私は田中角栄氏が嫌いではない。

「おーっ!奥さんよろしく!」握手をしに行ったエピソードが好きである

しかし、それは別に私が感情を揺さぶられたわけではない。

「その時代において」「もっとも適切に・合理的に票を獲得する」方法を、

実践していた、氏の能力評価するからゆえである

人たらしと言われた羽柴秀吉に通じるからである

まりその時代にあった方法を、常に探り続ける、というのが重要なのだ

今の選挙方法は、昭和と何が違うだろうか?

違うところを挙げるほうが難しいのではないだろうか。

そういうことである

ダルマに目を入れたり、赤いバラ当確者の名前に張り付けることが悪いわけではない。

「今、この方法が最適なの?」「街頭で無防備に叫んで、握手することが必要なの?」

問うこと重要なのではないだろうか。

外国によっては、その「問うこと」自体禁止されている国もある。

日本は恵まれた国であり、民主主義恩恵を得ている。

民主主義を最大化する、そのためには、

若者意見積極的に取り入れ、

企業や国の意思決定に関与させることだと思う。

歴史を見ても、老人が意思決定すると、独裁・強圧的な国家生まれる。

戦国時代を終わらせるきっかけとなった桶狭間の戦いとき信長20代であった。

天安門に集まり戦車の前に立ちはだかったのも、若者であった。

つの時代も新しいもの若者からまれるのである

企業生存戦略でも同じ。

新しい技術クラウドだとかセキュリティへの投資を怠ると、

もはや取引から選択対象から外れ、成長が困難な時代になっている。

「今までこうだったから」「現状こうだから

という企業は潰れていく。

逆に、若い社員にまかせて企画したり、SNSを通じて発信するような企業は、伸びている。

デジタル世代が急速に育っていて、ポテンシャルの高い人材が生まれている。

彼らを押しつぶすことのないよう、彼らの才能を最大限活かして、

日本繁栄を推進していくことを強く希望する。

それが安倍首相へのはなむけであるようにも思う。

2022-07-07

サイゼ店員さんE16とかみたら瞬時に正解の料理言い当てて読み上げてるから

なんかそこ人力なんだ?みたいな無駄さを感じる

ガストみたいにタブレット注文にして、機械給仕させた方がスマートだよな。

サイゼ業務効率化ってイメージ持ってる人多いけどデジタルには乗り遅れてるよね

創作しかない無名人間

小さい頃からことなく疎外感を感じて生きてきた

親友という存在恋人という存在とも縁がなく、学生時代部活をやっていたから辛うじて他者との繋がりがあったが、引退した途端、自発的に人と付き合うことをしていないことを思い知った

つのからWeb小説マンガに興味を抱き、細々とマンガを描いて自サイト投稿したりpixivに投げたりしていた

とある共同制作コミュニティに入れた時は、創作について話せる人がいるって楽しいなと思った

が、時が来れば人の心も移り変わるもので、そのコミュニティ人間関係が嫌になってしまった自分は、pixivの関連作品を非公開にして、親しい人にだけアカウント削除を伝える旨のDMを送った

一方的に共同制作を持ちかけておきながら作品削除をした自分非難する人がいたが、相手方に非はないのでその通りだと落ち込んだ

コミュニティに関連するアカウントを削除し、新しいアカウントを作ったら、びっくりするほどフォロワーが少なくなってしまった

いかコミュニティにべったりだったのかが分かって、自分はそのコミュニティ学生時代部活のような依存をしてしまったのだと気づいた


そして、コミュニティから出た自分は、以前のように個人サイトマンガを描くことを試みようとしたのだが、うまくはいかなかった

なぜなら前のコミュニティ非難DMを送った人がフォロワーフォロワーにいることに気づいてしまたからだ

あの人が自分を恨んでいることを知ってるし、自分迷惑をかけた自覚はあるからせめてその人の目の入らないところで活動を続けたいという気持ちアカウントを作り直したつもりだったのだが、考えが甘かった

そりゃあ前のコミュニティと繋がりがある人をフォロワーに持てば大なり小なり自分の行動は筒抜けになるだろう

自分で撒いた種ではあるのだが、自分は行動力計画力もないのだと悩んだ

いくら鍵をかけても、アカウント存在する限り「あいつまだマンガ描いてるの」と思われるのだろう

いや、あの人はそんな性格じゃないと言い聞かせるも、心の中で例の批難DMしこりになって残っているようだった

相手方が「許して欲しいという気持ちが透けて見える」と語った文章けが今でも目に焼き付いている

自分気持ち相手理解して貰えないのは辛いことなんだなと、今文章を書きながら思った


時は経ち、吹っ切れては無いものの、噛み切れるようになった想いを抱えながら、自分は新たに(というか以前まで存在していた化石サイト改装した)サイトを作ってぼちぼちマンガ制作を再開している

就職をしたものの、人間関係は依然として希薄なのでプライベートで人と会うことなどとんとなくなった

他人に失礼をしておきながら、そして名のある作家ではない大前提がありながらも、自分には創作しかないのだと理解してしまった

それ以外にやることがないと言えばそれまでなのだが、辛うじて趣味らしきものがあるのは有難くは思う

ところで、以前Twitterとある呟きを見かけて、意味がわからないけど意味をわかりたいかメモっておいたものがある



やべえこツイート2014年のなのかよ!と一瞬思ったが、8年も経てばなんとなくニュアンスが分かるようになった、と思う

読解力がないというか、頭の中で線と線が繋がらないために心から言葉理解出来ていないが、つまるところ自分は満たされていなかったのだろうという結論が出た

ホッテントリの、恋人が出来たか創作活動が出来なくなった、というのはご最もだと思う

満たされない感情の置き場が創作から恋人に移ったのだろうし、生物としての仕組みはそれが正しいものだと思うから是非その人を大切にして欲しい

残念ながら自分生物として欠陥があるようなので、今後も創作という一人相撲を続けるだろう

SNSの#繋がりたい 系のタグ生理的に受け付けないし、創作人間関係で人様に迷惑をかけたのだし、そもそもクローラーサイト画像舐められて自分の手元から作品が独り歩きすることが嫌な人間から検索避けをする以上、SNSで迂闊にサイトURLは貼れない

故に、表立って作品宣伝することはせず、その辺の隅っこで自分専用の墓場を作る予定である

自分で書いてて思ったが、凄く陰気で頑固で根暗人間だなと思った

から創作なんて毒にも薬にもならないもの趣味にしているのだろう

インターネット墓場と言っても、デジタル遺産となってネット藻屑になってしまうのだろうけども、ひとまずはその認識で行きたいと考えている

創作と言いつつ、結局は自己満足から自分の見やすい形で管理したいというのが本望なのだ

自分楽しいものたまたま覗いた他の人が楽しんでくれたら嬉しいけれど、道端に歩いてる人にこれ面白いよ!と宣伝することはしたくはない

労力だから

インターネットの中でも自分のことをアピール出来る人は凄いと思う

例のDMきっかけになっただけで、元々自分ネガティブ寄りの思考を持つ人間だったのは自覚している


最近自分が見かける範囲で、だが)「音楽制作は続けるけど作品を表に出すことは辞めたいと思っている」「このゲームが完成したらもう絵なんて描きたくない」という呟きをちらほら見かけるようになった

もちろん締め切り前のイヤイヤ発言ではなく、ばっさりと今後一切の活動を辞めるニュアンス発言である

彼らのフォロワーでもなんでもない自分は、悲しいなと思いつつ、創作が心の障害になるのなら辞めることも選択肢ひとつだとも思った

現在創作くらいしか趣味がない自分も、いずれそんなことを思う日が来るのだろう

コミュニティを抜けた日から永遠夢想だと思うようになったので、その日が来るまでになんとか絶望しないように生きていきたい

出来ることならその前に死にたい

2022-07-06

ソフトエンジニア以外がPython使えるようになって会社利益増えるか?

MS OfficeVBAを使っているのは時代遅れ時代はDXでプログラミングが出来る人材を増やさなきゃってことで、

Python使える人を増やして、会社利益増えるのだろうか?

別に他の言語でも、ローコードでもいい。)


日本デジタル化が遅れている」は正しいとしよう。

「これからはDXだ」ってのも正しいとしよう。

機械学習も取り入れたとしよう。


本当に利益増えるか?

クラウド会社機械学習を推すのはわかる。

でもさ、今の機械学習話題になってるのとは全然違う業務内容だろ?


Python自動化っていうが、利益が増えるかって話だ。

2022-07-05

アナログデジタル→?

なんなん?

ひょっとして今後数百年デジタル時代になるとしたら、ワイら歴史的にみてかなり重要な過渡期に生きてることになる

けど、デジタル→?→?→?

みたいに数十年のサイクルで変わっていくなら、未来のひとが振り返ったとき特に気にかけるような時代ではないかもしれない

どうなん?

2022-07-04

投票悩むなー。行かないことも含めて。

よく、当選させたくない候補者に勝つかもしれない候補に入れるのが良いとか言われる。

そういう意味じゃ、おれんとこではやっぱ立民になる。維新はかんべんだし。

あと辻元みたいにうるせーけど、意外に実務能力がある存在国会必要だと思うし。


うそう、いわゆる表現の自由界隈から推されている栗下善行って人も気になって調べてみた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%97%E4%B8%8B%E5%96%84%E8%A1%8C

所属政党はふらついているけど、本人のポリシーは一貫しているのかもしれないな。


でもまぁ、人間っていつも揺れているものから、そういう不安定自分を引き受ける人が信用できるかな

たぶん、テロ災害戦争を目の当たりにして考えが変わったり、逆にそれまでの信念を強くするひともいるんだろう。


衆議院をチェックするのが参議院だとすれば、少なくとも参議院はそうした個人の揺れ、多様性担保してほしい。

参議院には個人資格としてしか参加できないとすれば、今かまびすしい赤松氏うんぬんの話もすんなりいく。

まり参議院においては政党党派会派禁止すれば逆にわかやすい。

参議院は昔から押しボタン投票すでにやってるんだし、AIとかWEB3.0とか言ってる今どき、その程度のDXできなくてどうすんのよ。

ねえデジタル庁。

ほんとのこと言えば、AI社会になれば政治家なんて要らなくなるはずなんだけど、ビッグブラザー地位を狙う人々がまた出てきてややこしくなるのかもとは思う。

また政治だよ。。

2022-07-03

続・表現の自由についてのメモanond:20220702054142追記

anond:20220702054142追記。基本引用元は元記事ブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220702054142)。

1. 表現の自由私人間で問題となる場合はどんなものがあるか

frothmouth 公権力でないか規制でない、ってのも今の時代実態にそぐわない気がするなあ。キャンセルカルチャー批判とか考えるとね/真面目に書いた増田に「精液で全身ドロドロ〜」みたいなブコメ付けられて気の毒

 ここで問題にしているのは一般人の抗議運動ボイコットのことで、その手のものは「規制」と考えることは不適切だということである公権力でないか規制ではないとは言っていない(私人間効力の論点はもう半世紀以上前からある)。せっかくだから書いておこう。

 2022年現在公権力以外の「規制」を論じる意味があるとすれば、デジタルプラットフォーマー問題だろう。我々の言論はあまりにも出版放送通信インフラ依存している。たとえばツイッターフェイスブック、「マンガアニメ」の類を配信しているプラットフォームpixivなんかの同人投稿サイト。こうしたプラットフォーム言論依存しているので、もはや作者の書く自由擁護するだけでは何の意味もない。その手のプラットフォーマー恣意的管理をすれば言論は生き残れない。一方で、こうしたプラットフォーマーもまた出版自由を有するから、「持ち込まれ言論絶対出版しなければならない」義務政府が課すことは許されない。そして実例として、SNS各社はプラットフォーム内でのヘイトスピーチ禁止しているし、pixivも同様である。みんなプラットフォーマーというとGAFAしかイメージしないが、もっと小規模なレベルプラットフォーマーに目を向けるのが大事だ。

ピクシブ株式会社サービス利用規約14条

23 極端な思想反社会的行為を賛美・助長する表現投稿または編集する行為

24 人種信条職業性別宗教などの差別を賛美・助長する表現投稿または編集する行為

言論流通過程全体を保護するためには―わかりやすく言えば2chの削ジェンヌみたいな滅茶苦茶な「管理」をされないようにしないとけない―プラットフォーマー私人はいっても、その行動を公権力によって規制する必要が出てくる。そしてプラットフォーマーもつ出版自由との慎重な調整が必要となる。その繊細な調整が表現の自由論の課題ますますなっていくだろう。

 なぜ繊細慎重な調整と必要となるか。DPへの介入は、プライバシー名誉毀損にあたる言論裁判所差止めるのと同じ構図だし、言論の分野ではないが、旅館業法が、ホテル旅館(これも私人だ)に宿泊者を原則として拒否できないとする義務を課すのと同じ構図がある。似たような調整はこれまでも行われてきたわけである。ただ、後者営業自由は、もともと社会権保障したり公平な自由を確保するために制限することが幅広く認められると観念されているのと違って、前者は、差止めの要件がかなり厳しく設定されている(『宴のあと事件などを見れば明らか)。それは表現の自由がそれだけ「重い」権利だという観念があることによる。プライバシー名誉毀損営業に対する介入を比較すれば分かるように、表現の自由就中送り手の自由)を重視すればするほど、プラットフォーマーもつ表現の自由」へ介入するのは困難となる。ブコメした多くの人が「表現の自由」はとにかく大事なんだという観念を持っているようだが、果たして一般論として表現の自由称揚すればするほど、プラットフォーマー地位が向上していき、利用者立場は低下していく関係にある。DPに限らず、出版社も独自ポリシーを持っていて、刑法175条の要求とは別に原稿に対していろいろな要求をして、修正しないなら出版拒否する。表現の自由称揚し、表現の自由地位を向上させればさせるほど、出版拒否に対して裁判所が介入するのは困難となっていく。皮肉な話である。「表現の自由」を称揚すればするほど、公権力以外の「規制」はつよくなりうる。私人間同士の対立場面で「表現の自由」を登場させないことには、それなりの理由がある。

 なお、私は一般人の抗議運動を「規制」と言っているような人に調整作業やらせたいと直感的に思えないところがある。その人こそが削ジェンヌになるのではないか

2. 規制とはなにか

minominofx66 まずは宇崎ちゃんしろたわわにしろ萌え絵アニメ規制されるべき「エロ」なのか、健全表現範囲内なのか、この際だから徹底的に議論して白黒はっきりさせるべきだと思う。

 第一に、さしあたって規制されるのは「わいせつ」(刑法175条)である。「エロ」ではない。そして「エロ」とか「健全」かそうでないかという問題は、表現の自由擁護する上でどうでもいいことである重要なのは「不健全」でも公権力によって規制されないということではないか。「不健全」なら規制しても良いという観念が前提にあるように見えるのは驚くほかない。アニメマンガの類の少なくない作品が不健全とか不道徳とか退廃的とか言わざるを得ないのは確かだろう(少なくともハード・コア・ポルノ的なものなら、だいたいどれかには当てはまるだろう)が、だからといって公権力刑罰をもって発売頒布禁止することは許されない。それが表現の自由論ではないの。

 第二に、「規制」がどんな規制かも考えなければならない。仮に刑法175条が廃止されたとする。そうすると性器修正処理などは全廃されるだろうが、成人向けの書籍ビデオ等は依然として年齢制限が課せられる(公権力法律条例をもって年齢制限を課すこともあれば、出版業界の内部協定として行うこともある)。販売頒布禁止されなくても、流通過程制限されることがある。それは言論の内容に着目したものではなく、付随的害悪(たとえば見たくない人の目に偶然触れるのを防ぐため)の阻止するための規制(内容中立規制というやつだ)である一般論としてそのような規制は認められなければならないだろう※。付随的害悪を阻止するための規制もいっさい認められず、街路に成人向け書籍広告を出したり、街頭モニタービデオを上演したりすることも制限なく認められなければならないというのなら、もはや見解の相違としか言えないが。

 第三に、宇崎ちゃん欠缺ポスターやたわわのポスターに対する抗議や批判は、いかなる意味でも規制ではない(国連からという声もあるが、それは「日本の」公権力ではないし、日本国に対して強制力を持ったなにものでもない)。批判や抗議は、表現の自由がもともと予定するものであろう。「不健全表現規制せよ」と主張することすら(私はそうは思わないが)、表現の自由である。それに反論するのも自由だが、そういう主張自体が「規制」と言うのは馬鹿げている。

 とはいってもこれがかなり厄介で、そのような規制によって出版社に過剰な経済的負担を課し、実質的に内容規制をしていこうという方法がないではない。しかし、付随的害悪の阻止のために合理的規制を行うことは、一般論としては認めなければならないだろう。あとは個別事例による。

3. 雑多に。

(1)

daydollarbotch 用語はそれっぽいが内容が所々おかしい。嫌がらせがあるなら不法行為たり得るし、間接適用説の下で表現の自由考慮され得る。判決引用部分では特にわいせつ表現表現の自由保護範囲外とは読み取れない(2階へ

①「わいせつ」に該当してもただちに保護範囲外にならないと最高裁認定しているという趣旨か。だったら以下は何なのだろうか。なお、これはわたしあなたが考えているところのあるべき「わいせつ概念ではなく、最高裁判例法理では「わいせつ」がどういう扱いを受けているかという問題である

ところが猥褻文書は性欲を興奮、刺戟し、人間をしてその動物存在の面を明瞭に意識させるから羞恥感情をいだかしめる。そしてそれは人間の性に関する良心麻痺させ、理性による制限度外視し、奔放、無制限に振舞い、性道徳、性秩序を無視することを誘発する危険を包蔵している。もちろん法はすべての道徳や善良の風俗を維持する任務を負わされているものではない。かような任務教育宗教の分野に属し、法は単に社会秩序の維持に関し重要な意義をもつ道徳すなわち「最少限度の道徳」だけを自己の中に取り入れ、それが実現を企図するのである刑法各本条が犯罪として掲げているところのものは要するにかような最少限度の道徳違反した行為だと認められる種類のものである。性道徳に関しても法はその最少限度を維持することを任務とする。そして刑法一七五条猥褻文書頒布販売犯罪として禁止しているのも、かような趣旨に出ているのである

チャタレイ夫人の恋人事件最大判

②間接適用説のもとで「誰の」表現の自由考慮するかが問題である。抗議者の言動裁判所差止めれば、それこそが表現の自由制限となるから裁判所差止権限行使するにあたっては、表現の自由趣旨を取り込んで適用しなければならない、というのが間接適用説だろう(ドイツリュート判決はこれとそっくりな構図だった)。表現の自由私人間効力は、抗議者に対して、一般論として相手表現を一切抑制しないように注意する義務を課すものではない。もしそうだとすれば、あらゆる抗議の類が不法行為になるはずである

嫌がらせがあるなら不法行為なのは違いない。それは個別事例による。

関連して。

type-100 175条にしても猥褻物の作成・所持を禁じているわけではない。猥褻性を持つもの表現言論自由保護を受け、他の権利との綱引き規制されている。

 確かに刑法175条はわいせつ文書・図画等の作成・所持を禁じていない。その限りであなたのいうとおり、「保護を受け」ると考えてみよう。しかし、販売頒布禁止される。警察刑法175条の取締り方針を変更して、性器露出したり、性行為描写するあらゆる作品を取り締まったとする。そこで作成・所持だけが保護されたとして、何の意味があるのか。「保護されない」という言い回しが気に入らないなら、「保護レベルが著しく低い」という風に言い換えた上で読んでいただきたい。加えて、最高裁作成・所持の禁止まですれば違憲となる、とも言っていない(アメリカなら、Stanley v. Georgia, 394 U.S. 557 (1969) 判決がそう言っているが)。

(2)

CocoA "一般に「エロ」の表現の自由を目指していきたいのであれば、少なくとも刑法175条を廃止しなければならないはずである"<-えっ、廃止に賛成している表現の自由戦士たちを知らない・・・

 「戦士」なら刑法175条を廃止する署名運動なり政治運動なりをやるべきであろう。あるいは「戦士」とはただのネット弁慶か。廃止提案されたら賛成するが、そうでなければ特に何かしないのか。

(3)

hom_functor これだけ長文書いても表現規制する合理的理由絶対説明しないんだよな。「抗議をやめる~ように請求する法的資格を有する」なんて見かけない主張を創作したり反論やすブコメチェリーピッキングするだけ

 「規制」なのかという問題か否かを読み取っていただけてないらしい。上記で書いたように、抗議運動なりボイコットなりは「規制」ではない。政治道徳的な観点からそれに理由があれば正当だし、理由がなければ不当だというだけのことである。むろん嫌がらせの類は、不法行為である。抗議運動なりボイコット理由があるかという部分はともかく、「規制」というおかし問題設定をしていることが馬鹿げているということだけはくみ取っていただきたいのだが。

(4)

sirobu 表現不自由展に対する街宣カーも自由制限する不当な圧力だと思ってるんだけど、増田はそう思わないってことかな?

 あなたが街宣カーで街宣される時点で表現の抑圧だと考えていることはよく分かった。そういうレベルから見解が異なるのなら、議論がかみ合うことはないだろう。以下は参考まで。街宣カーで道路を走りながら何か言うだけなら、それは自由である馬鹿なことを言っているなとは思うが)。問題は街宣カーそれ自体ではなく、殺害予告だったり大量電話のような嫌がらせだろう。また、名古屋市長支出拒否しかり、大阪府知事の会場施設利用許可しかり、公権力規制に乗り出していることを考えれば、表現不自由展では「不当な圧力」どころか、ズバリ規制」が問題だった。公権力嫌がらせを煽っていることも見逃せない(特に名古屋市長愛知県知事リコール運動)。

(5)

thesecret3 憲法法律ではないので専門家判決がどうでも各自独自解釈で主張してもいいと思う。自由保障すると言ったら基本は保障されなければならないのであって政府邪魔しなければいいってもんではないと私は思う。

 それは畢竟独自見解ですね。

 なんか進次郎構文っぽいトートロジーが・・・。

2022-07-02

anond:20220701011150

1990年前後

大学ユニックスと従量接続ニフティサーブコンピューター通信)。用途は今でいうメルカリなど

2000年前後

:ADSL回線ジオシティーズ用途は今でいうブログなど

はてな黎明期人力検索ダイアリーハイクなど一通り)。途中で光回線化。

MMOファンタシースターオンライン初代など)にハマる。光回線最強。その後ゲームが複雑化して攻略本では間に合わなくなりアプデ即日わかる攻略サイトが出てくる。

ダイアリー人力検索が衰退しブログに一本化。趣味fc2もやってた。ウェブ拍手など。

ヤフオク不要家財を始末

ノマドというか自宅で小規模開業

育児開業も含めてほそぼそと、しかしずっとはてなダイアリー(のちにはてなブログ移行)は続けている(過去ログローカル保存だけにしているがたまに物価比較のためなどに増田転載している)

2010年前後

ハイクが同時期サービスであるツイッターユーザー数で完全に負ける(お題がある分荒れにくかったかハイクがよかったのに!ただし炎上は少しはあったけどね)のがサービス終結してしまSNSツイッター一本化。なおフェイスブックは垢もってるけど特段やりたくない。お金もち自慢も子供自慢も(両方持ってるけど自分は)楽しくないので。

:親(おじいさん・おばあさん)にブログ教えたらはてなじゃなくて楽天を選んだ。

増田に出戻る。ミソジニストだのオタク論理ねじれがおもしろすぎた。増田最初に「表現の自由戦士」って言葉書いたのオレです。

:自宅のIT担当者は(仕事必要から)言うにおよばず、親・義親の家のルーターとメイン機やスマホメンテもずっと担当しつづけている。

デジタル入稿同人誌講義につかう教科書副読本印刷発注するのにハマる。なんだ、簡単自分でつくれるじゃん的な。

2020年前後

コロナリモワ一般的

特に変わりなくツイッターをつかっているがなんか行き詰まりを感じる(大事ツイート自分にだけ見えないことが多くでてきている)。ツイッター疲れって確かにあるよな

ジャバスクリプトサイトが一切動かない。それとは別に作品発表SNSなども炎上があり次を模索中。

:親にLINEの使い方を教えて日常報告を済ませるように

:親にiPad中古)を押し付け

メルカリ不要本などを始末。

ジオシティーズがひっそりおわった。まだあったのすげーよな。

2022-07-01

エロマンガを描いて生きている 1/3 


pixivに初めて投稿したのは約八年前になる。

それから長い時間が経って、今は野良プロとして漫画を描いている。特定組織には所属していない。ごく稀にR18雑誌寄稿したりもするが、基本はずっと一人だ。

今回、こうしてエッセイみたいなのを増田投稿しようと思ったのは、感謝の念が芽生えたからだ。

ずっと、社会に恨みを抱いて生きてきた。子どもの頃からストレスが多い環境にいたせいだろう。最近、ようやく周りに感謝ができるようになった。以前は、作品を認めてくれるファンの人だったり、SNS意見コメントをくれる人だったり、本気で叱ってくれる人にしか感謝できなかった。

最近になって、子どもの頃から散々な目に遭わされた家族とか、昔々の、辛い状況でも諦めなかった自分感謝ができるようになりつつある。ちょっと長くなるけど、自分語りをさせてほしい。



見た目があまりよくない。いじめに遭うことが多かった。

虫取り網を叩き折られたり、廊下を歩いていると後ろから蹴られたり、みんなで遊んでいる時も置いてけぼりにされたり、自分の家で遊んでいる時は貯金箱からお金を盗まれたりした。

イジメから助けてくれる先生はいたが、見て見ぬ振りをする先生も多かった。中学に上がってからは、暴力ますます激しくなって、週に1,2回くらいしか学校に行かなくなった。保健室通いというやつだ。

学校だけじゃない。家族もそうだった。自営業工場主兼農場主)をしている父はただ黙々と働いているだけだったが、母(介護福祉士)がとにかく理不尽だった。小四くらいで整体マッサージを覚えさせられ、母が夜ドラマを観ている最中、足や背中をひたすら揉まされた。

数学テスト20点を取ったり、ワイシャツ洗濯に出さなくて洗濯機で汚れが落ちなかったりすると、決まって布団叩きで頭をぶん殴る。その後は決まって反省文の提出と朗読がセットで付いてくる。

一番ムカついたのは妹(現在イラストレーター女性誌挿絵とかリクルート雑誌4コマ作ってる)だ。3つ下だったが、自分中学一年生の秋に不登校になり始めてからは、ひたすらバカにしてきた。

母と一緒になって、「役立たず」「頭が悪い」「人間性問題がある」「兄ちゃんのせいで学校で嫌な思いをする」「早く家から出て行って」など言いたい放題だった。

中学卒業して偏差値52の公立高校に通った。イジメに遭いそうにない環境生き方必死で探したおかげか、陰キャラとして3年間を過ごすことで平穏無事に高卒肩書を得た。

人間としては全然ダメだった。今でもそうだ。青春期に、部活とかボランティアとか、人と関わる活動をしてこなかったせいか社会性に問題がある。クリエイターを目指す専門学校に入っても変わらなかった。マックアルバイトを始めたけど、根本的なところはいっしょだった。

自信がなかったのだと思う。自分自身の生き方に対する信仰、というか。それが社会性のなさに繋がって、いつまで経っても結果が出せなくて、それで自信を失っての悪循環だった。

普通20代前半くらいの人間だったら、「お前はすごい」と言われたことがあるはずだ。自分にはそれがない。もどかしい気分になったけど、当時は鬱蒼鬱屈(教えてくれた人サンキューです笑)とした気分で街を歩くしか手段がなかった。

ちょっと前に、マクドナルド面接に出かけて、遅刻して店長に怒られて逆切れをした人のはてなブログがバズったことがあったはずだ。まさにそんな気分だった。あれは自分だった。もう一人の自分。今思えば愛おしい。



専門学校入学してすぐだったか。あるまとめサイトを見たのは。

絵師の上達みたいなタイトル2ちゃんねるスレッドだった。いろんな神絵師の上達していく過程が何枚かの絵を抜き出すことで説明されていた。ところで、自分シナリオ学科だった。イラストとは縁がない。けど感動したのは覚えている。

ある神絵師最初イラストは、東方チルノだった。最初小学生が描いたみたいなシンプル鉛筆書きみたいなノリだったのだが、年を経る毎にどんどんうまくなっていって、最後イラスト神輿と一緒に映っているチルノはまさに圧巻だった。

この時になって思い出した。小学生の頃は、授業中のノートに絵を描くのが好きだった。当然、大したことはない。まさに子ども落書きだ。中学生になる頃には一切書かなくなっていた。

自分イラストをやってみたいと思った。確かな感情だった。自分が好きなアニメイラストを描いてみたい。あの時、確かにそう感じた。

まずは自由に描いてみた。

一番最初に描いたのは実家で飼っていた猫だった。灰色のやつで、自分と妹が小学生の時に拾ってきた。自分達が近付くと、「ヌアァン」と鳴いて田んぼ稲穂の中に入って行った。

出てくるまでに20分はかかったろうか。「いつまでも一緒に待つんだぞ」と妹に提案して、出てきた猫を妹が抱えて家に持って帰ったんだっけ。父には反対されたけど、母を味方に付けることに成功した。

そんなこんなで初めて描いた猫は、猫ではなかった。よくわからない物体だった。耳がへなっと折れていて、ほわほわとした毛並みを表したはずの鉛筆でのなぞり書きは、角が折れたトーストの上に浮かんだような暗黒物質を生み出していた。小倉トーストだった。

二番目に描いたのは、好きなアニメキャラだった。アイカツ!星宮いちごを描いてみた。二次元だったら何とかなるかと思ったが、ぜんぜんそんなことはなかった。一応人間にはなっていたが、こっちの方がまだ猫に似ていた。

三番目は、風景に挑戦した。上で田んぼと書いたが、当時は関東圏でもそれなりの田舎に住んでいた。実家の近くに小高い山があるのだが、そこに昇って、自分が住んでいる町を見下ろしてスケッチをしてみた――結果は燦々ではなく、散々とした出来だった。透き通った空気の中に浮かぶ田畑が並んだ一帯を描くはずが、自室の襖に飛び散ったとある黄ばんだ一角のような、痴態のようなものしか描くことができなかった。

独学で学んでいるかダメなんだと思い、ネットで上達方法を学んでみた。といってもツイッター検索だが。「とにかく量をこなせ」というメッセージが心を掴んだ。

次は書店で本を買い、何周も読み返して基礎的な人体の描き方を頭に叩き込んだ。新しい何かが開けた気がした。

そんなこんなで、何を描いたのか判然としないようなモノを1週間につき1枚のペースで仕上げていった。努力しただけあって「ヘタクソ」の領域に到達することができた。

これでいい。あとはpixiv投稿しさえすれば、絵描きへの第一歩を踏み出せる。ここまでに約二ヶ月かかっている。今までのpixivの使い方はといえば、好きな漫画アニメイラストを見たり、さあ寝るかと思った時に、より深く就寝に至るための聖なる行為(SeaCallと呼んでいた)をするためだった。

それが今、人生で初めて本気で描いたアイカツ!キャラ絵を投稿しようとしている。色々と入力していって、最後に「投稿する」ボタンを押すと、ブラウザ画面がぐるぐると回って投稿が終わった。

最初ブクマ数は、3時間で「5」だった。閲覧数は70くらい。コメントも付いた。テンプレだったけど。

しかった。自分イラストを気に入ってくれる人がいたのが嬉しかった。この時が絵描きとして人生で一番最高の瞬間だった。この時以上に嬉しかたことはない。

ところで、検索で一番上に出てくる上位勢とは月とすっぽんだった。それくらい画力に差があった。子どもの頃に観ていた夜ドラマで喩えると、彼らがお空に浮かぶお月様だとしたら、自分味噌汁出汁に使われる煮干し様だった。彼ら彼女らを引き立てるための数多のヘタクソの1人。それが当時の自分だった。

今の自分は、漫画的な儲けであれば、彼ら上位勢のほとんど全員に勝っているだろう。もしかすると、pixiv出身の若手作家という括りでは自分歴代一位かもしれない。いや、多分そうだ。

しかしbut。あいつらの画力には到底及ばない。あれは常人が至れる領域じゃない。努力できる天才けがあそこまでいける。

当時は、気が狂ったようにイラストを描いた。専門学校の授業が終わると、真っ先に家に帰ってイラストを描いた。アルバイトは当初週4でシフトに入っていたけど、週2に減らした。

ここでいったん筆を止めて、pixivマイアカウントを眺めてみる。過去に描いた作品時系列に巡ってみたのだ。すると、端的なある特徴が出てきた。割とすぐに一般からエロ主体に移行しているのだ。もっと遅いと思っていた。

今の自分は、一応プロだ。エロ絵で生きている。絵の初心者だった当時は、そんな未来は全く想定していなかった。自分が描いていて楽しいものを作っていただけだ。自分はおそらく、エロに興味がある人間だったのだろう。

とにかく、たくさん投稿していた。週に2~3つ上げていたこともある。今だと月に1枚が限度だ。暇な時間がなくなってしまって、好きなキャラ絵を描く時間も体力も気力もない。専門学校卒業する頃には、200本以上のイラスト漫画をアップしていた。子ども向け~若者向けのアニメが多い。アイカツ!とか、プリパラとか、ポケモンとか、ラノベ作品とかそんな感じだ。

すっかり絵描きになっていた。マックアルバイトで貯めたお金ペンタブを買ったりした。今でも使っているお気に入りのやつだ。

絵を好きになれたのはよかったが、専門学校卒業しても就職しなかった。シナリオ勉強は存分にさせてもらったけど、別に脚本家になりたいわけでもなし、ゲーム制作の実績があるわけでもなし、就職活動コネ作りなど当然しているはずもなく。文章を書くのは好きだったが、小説書きには興味がない。そんなことより絵が描きたかった。

いや、違う。専門学校に居た時、違う学科同士でグループを作ってゲーム制作したことがある。途中で抜けることになったが。コテコテRPGだった。

ツクール制作を進めていて、魔法名前を考えている時、自分が水属性魔法として「シーコール」を提案したのだ。それで、3人居た仲間の1人が噴き出した。また別の子が、「海をイメージしてるんだね。きれいな名前だね」と言ってくれた。それで、「発展形はどういう名前になるの?」と聞いてきた。

「ゼンイン・シーコールというのはどう?」と自分がいうと、さっき噴き出した奴が机に突っ伏していた。「それは、どういう描写イメージしてるん?」とさっきの女の子が聞いてきた。

「みんなで力を放出して集めたやつを、その聖なるやつをさ、敵に流し込んでやるんだ。思い浮かべてみて」と言ったところで、また別の人が「お前はふざけているのか。帰ってくれ!!」と憤った。

以後は、それなりのペースで開発は進んだ。順調だったように思う。上の女の子が、みんなをうまくリードしてくれた。自分にキレた人も、開発の途中から冗談を言うようになっていた。

増田君、いいシナリオが思い浮かばない? じゃあ、この主人公がトツゼン・シーコールをするのはどう?」

冗談を言ってくれるようになった。

懐かしい記憶だ。ちなみに、シーコールきれいな名前だと言ってくれた子は、卒業後にガンホー入社した。当専門学校では一番の出世株だ。同窓会ではスマホゲームを開発してると言っていた。参考までに、マジメに考えた技や魔法も一応提出した。

グランドアクセラレーション攻撃ではなくて地属性のバフ)

イモータルブル-(水属性のバフ的なやつだったと思う)

・赤薔薇の檻(どくどくみたいな感じ。味方にかけると回復

・無窮動(ペルペトゥーム・モビーレと読む。それ以外は亡失)

規律ある発狂状態(ディシプリナ・インサイアと読む。それ以外は亡失)

・全領域侵食(この名前以外は記憶にない)

夜明けの羽ばたき(〃。たぶんミネルヴァの梟から取ったのだろう)

こうして自分は、絵を描いていたいがあまりフリーターとしての道を選んだ。父や母から馬鹿にされ、軽んじられた。当然、妹からも。

当時の妹は、実家台所自分存在を認める度に、ごみを眺めるような感じで素通りした。なんというか、存在認識していないのだ。あいつも高校を出てすぐに入った会社で嫌なことがあって、1年ちょっとで辞めてしまって辛かったのかもしれないが、とにかく目線が冷たかった。

自分フリーター身分なので、家族内で大したことは言えなかった。母にはよく「役立たず」「プーの分際で」「一生トイレ掃除でもしてなさい」など冷たい言葉を吐かれた。

フリーターだった頃の自分は、何を思っていたのだろう。「見返してやる。世の中で絶対成功してやる」などと思っていたのだろうか……いや、そんなことは思っていない。自分がやりたいように、やりたいことをして生きていきたい。そう思っていた。それだけだった。



マックで週2~3回のアルバイトをして、家に帰ったら小学校に上がる時に買ってもらった児童机に座り、ペンタブを握って作業に没頭した。傍らの床には、スケッチ帳を破って放り投げた下書きが何十枚も落っこちている。そんな毎日だった。

できた、できた、できた!! 作品を完成させた時のあの感覚自分がまるで神にでもなったかのような、いま過去最高を更新し続けている、今この瞬間の自分過去のどの自分よりも優れている――という、あの頃の高揚感にはもう戻れない。あの日々、俺は俺で満たされていた。我を忘れるほど。自分が決めて進んでいた道のなかで。

成長しすぎてしまった。10ヵ月以上かけて長編作品を完成させたとしても、喜びはあまりない。それよりも、ホッとした、安心したという感情の方が強くて。ある時期を境に、自分は作者として堕ちているのか、このままで大丈夫なのかという疑問が湧いてきた。一方で、FANZADLsiteで多くの人達が楽しんでくれているのを観ると、やはり絵描きをしていてよかったと感じる。

DLsite長編作品投稿しようと思ったのは、ある夏の日のことだ。アルバイトが終わり、家に帰って夕食を食べていた。すると、台所の四角い卓の斜めに座っていた妹が、「ん」と親指を床に向かって指した。そこには、おそらく何日か前のご飯の残りカスみたいなものが落ちていた。妹は、ウザそうな顔で「拾え」というジェスチャーを繰り返した。

しぶしぶ右手を屈めて拾ったのだけど、それから時間か経って、自分が相当馬鹿にされていることに気が付いた。あれはそもそも自分が落とした残りカスだったのだろうか? 違うんじゃないのか。とにかく馬鹿にされていたのは間違いない。怒りが込み上げてきた。許せないという気持ちが何日も続いた。

ある日、ようやく思い立った。自分の思いに決着をつける方法を。解決になるかはわからなかったが、とにかくやってみようと思った。

R18作品を扱っている販売サイトを見て廻った。それで、処女作DLsiteに捧げようと思った。これまで同人作品同人ゲームを購入したことがあるというシンプル理由だ。「此処で作品を売ろう」と思ったら判断は早かった。すぐにpixivマイページを開いて、これまでに投稿した約250作品ひとつひとつクリックしていった。読者の反応を観るためだ。

長編作品と向き合うにあたっては、自分の強みでとにかく突き抜けようと思った。専門学生の頃に、ヒルティという人の『眠られぬ夜のために』を読んだことがある。あまりに感動してしまって、つい何篇かの言葉メモ帳に書きつけていた。

突き抜けよ。この短い言葉は、内的生活の多くの危機に、ほとんど魔術的な効果もつものである

195ページ

あなた義務を行いなさい、できるならば楽しい気分で。できなければ、そうした気分なしでもよい。この方が一層ほむべきことであり、一層大きな実りがある。

211ページ

まこと人生の楽しみを得ようと思うならば、なによりもまず、その楽しみがいったい何にあるかをはっきりさせ、それを妨げるすべてのものを、断然さけなければならない。

237ページ



今でも好きな本のひとつだ。

とにかく、突き抜けてみようと思った。頭に閃いた何かを形にするために、これまで作品お気に入り登録してくれた人達意見を集め、この試練に立ち向かうのだ!

スケッチ帳への下書き(追記 専門用語でいうネームから始めて、セリフを付けて、大まかに色を塗って(追記 色鉛筆でザザッと塗るだけ。難しい場合は✓で表す。自分場合は一度紙で表現しないとデジタル作業に移ることが難しい)、効果音のイメージを書いて……いや、大事なことを忘れていた。基礎設定はできていたのだが、キャラクター同士の人間関係をまるで作っていなかった。これでは駄目だ。というわけで、もう一度スケッチ帳への下書きからやり直した。「うん、これでいい。やっぱりやり直してよかった」と、当時の日記に書いてあった。

今でもそう思う。キャラクター間の繋がりが何よりも大事だ。特にR18コンテンツにおいては。「男性カタログシチュエーション萌え女性物語関係性に萌える」のだから

粉骨砕身の末、三ヶ月以上かけて初めての長編作品ができた。50ページ近くはある。誰に対しても胸を張ることができる妹凌辱ものだった。

精一杯、想いを込めて突き抜けた作品だった。2022年6月現在インターネット掲示板での自分は、近親相姦ジャンル大家として知られている。恋人たちの予感がするほど、そんなラブラブ作品は作らない。ガチ凌辱とかではなくて、『ライト強姦』とか『ソフト凌辱』とか言われるコンテンツになる。



自分場合は七千字ちょっと文字数制限のようです。

以下に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20220701210745

2022-06-30

デジタル化なら偉い人が使っているものを使いたいよな

ITシステムが実力ある職人の手によりしっかり作られメンテされているような圏に居たいよな

2022-06-29

anond:20220629114617

まずは、お前の仕事みたいなのをデジタルデータにしないと、そもそも最適化やらのデータが無いんだぞ。

原料高騰、電力不足とか、今のデジタル化って役に立ってるか?

成長分野がデジタル周りということで、GAFAといったのばかり注目されているのだけど、

もう他のは日本がやる仕事じゃないとか、色々ネットじゃ言われるが、それ以前にすることあるのでは。


最適化とか、コンピュータシミュレーションとかあるのだろうが、多くの人が言っているデジタル化って、そういうことじゃないじゃん。

2022-06-26

赤松健さんは「表現の自由」というよりも、マンガ図書館Zデジタル周りの知財だか著作権だかそっち方面の功績が豊富なので、普通に政治家として応援してるんだけども、まあ別に叩きたきゃいくらでも叩けばいいと思うよ。

しかし、赤松叩きの10分の1でいいから、立憲民主党から出馬する栗下善行さんや要友紀子さんを応援したり、共産党

児童ポルノ規制」を名目にした法的規制の動きに抗して「表現の自由」を守り抜く

ことについて言及したこと宣伝するとかしてくれないかね。

2022-06-23

ライゾマの手掛ける特別展を見に行ったんだよ

とある観光地でやってる、ライゾマが手掛けたという特別展を見に行った

まあ内容が半分わけわからんのはコチラの理解力が低いって事でいいんだが

作品名が書いてないわけよ

説明文も見当たらん

で、どこにあるかっていえば、足元に置いてあるタテ10㎝×横15㎝くらいの

モノクロ液晶で、日本語英語併記で、何画面にもわたって

日本語が出て~英語が出て~日本語が出て~英語が出て~と表示されてる

数画面にもわたる説明を読むために、腰をかがめて、画面が頭に戻るまで待って……

んで、頭に来たら、日本語のあとに表示される英語に耐えながら

腰をかがめて足元見たままで待ってなきゃいけない

なんだこりゃ・・・

デジタルアート系の展示もいくつか見たことあるけど

液晶の設置位置も悪いし

液晶説明文や説明動画出す展示はそこそこあるけど

大抵は目線程度の高さの台の上に置いてある。足元なんて混んだら見えないw)

画面遷移が多すぎて、1作品あたりの待ち時間が長すぎる。

運悪く、説明文が始まったばかりのとき液晶を見始めると

なんの作品なのかを知るためだけに3分近く待つ・・・

体感だと5分くらいな気がする)

んで説明文も悪い、甲冑用語専門用語ガンガン出てきて

数画面にもわたって書いてあるから、表示中に理解しようと思っても

説明文読み切らないといけないし、じゃあ次の画面を読んだところで

前ページの内容を理解しきってないのだから半分以上意味が分からない。

かといって、用語説明なんてどこを探しても書いてない・・・

図録を買えって事?

ライゾマ大好きでいろんなイベント行っていたけど、自分勝手思い込みで凄いと思ってただけだと気づいた

ほんと最悪の展示に金払っちまった

2022-06-20

現行の在外投票制度カスすぎる

コロナが落ち着いてきて、ようやく海外出張に行けるようになった。

6-8月にまたがる、2ヶ月強とそれなりに長期の出張。準備を進める途中、参院選投票日と出張期間が期日前も含めて丸かぶりすることに気づき投票方法について調べた結果がこれ(外務省ホームページリンク)。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/abroad.html

要約すると、海外居住者は、同じ国に3ヶ月以上継続して住所を定める(予定の)人間しか選挙権がない。

まり今回の参院選において、私には実質的選挙権がない。

嘘でしょ。

日本国籍を持ち、18歳以上で、犯罪を犯していないから欠格事由にも該当しないのに、4月出張の予定を立てた時点で私は参院選2022に投票する権利を失っていたことになる。

おかしいだろ。

投票日の前1週間くらいに滞在国大使館パスポート身分証持参すれば何とかなると思ってた。

不正エラー回避のために事前の申し込みが要るとかならまだわかる。というか実際、海外に3ヶ月以上継続して住所を定める(予定)の人も、かなり煩雑時間のかかる手続きを踏まないといけないらしい(詳しくは上記リンク参照)。でも今回の場合、その面倒な手続きをする権利すらない。

同じ国に3ヶ月居住必要なことの根拠って何? 法律とか行政知識は全くないが、パスポート確認すれば選挙期間中にどの国に滞在していたか確認できるはずで、複数の国で多重投票をする恐れは回避できるのではないか

まさか令和にもなって、選挙制度がここまで整ってないとは思わなかった。完全普通選挙が始まってから80年近くの間、3ヶ月未満の出張旅行短期留学等々に出てて投票できなかった人何万人いるんだ。

在外投票制度について色々調べてる過程で、これまで海外居住者には最高裁裁判官国民審査権が無くて最近ようやく違憲判決が出たことも知った(朝日新聞記事リンク)。

asahi.com/articles/ASQ5S4V1TQ5SUTIL011.html

次回の審査までに絶対解決されてほしい。

この調子で(?)短期間の海外滞在でも投票できるようにしてほしいけど、もしかしてそのためには違憲訴訟起こさなきゃいかんのか?

早くインターネット投票導入して全部解決しろ!!!!! と思う一方で、出張準備に当たってはデジタル庁のマイナンバーカードや接種証明書アプリ周りのお粗末さを思い知らされてるので今後20年は無理だと感じる。カスすぎる。

終身雇用やめるべきか…『日曜討論』各党の主張に議論百出「切られない安心必要」「無能が切られるだけ」

岸田首相は「選択の幅」を重視

 6月19日参院選選挙公示を3日後に控え、『日曜討論』(NHK)では各党の政策責任者議論を交わし合った。なかでも、“終身雇用をやめるべきか” というテーマが、話題を呼んでいる。

 番組では、企業にとってビジネスをしやす環境が整っているかどうかを基準にした、2022年の「世界競争力ランキング」を紹介。63の国・地域のなかで、日本は34位と過去最低の位置にあった。

 そのうえで、日本競争力を高める課題の一つが雇用だとし、終身雇用見直しについて、各党党首に挙手制で賛否を求めた。「終身雇用を見直すべき」を選んだのは、自民党日本維新の会・国民民主党NHK党、「終身雇用を続けるべき」を選んだのは、公明党立憲民主党共産党れい新選組社民党だ。

 自民党党首として参加した岸田文雄首相は、「働く立場からの、選択の幅をもっと広げないといけない。現場には、兼業したい、副業したいなど、いろいろな働き方を望んでいる方がおられる。この選択をできるシステムを作っていかなくてはいけない」と語った。

 さらに、スキルを学び直す機会を設け、意欲のある人がより地位の高い分野にステップアップできるシステムを作ることを目指すと話した。

 国民民主党玉木雄一郎党首は、「終身雇用は維持が不可能産業自体AIによって置き換わる時代に、どうやって雇用を守るのかという観点から進めていくべき。前提となるのは、万全のセーフティネットです。われわれ国民民主党は “求職者ベーシックインカム” という言葉を掲げている。誰でも無償職業訓練などの学び直しができ、より賃金の高いところに円滑に移動できる仕組みを整えるべき」と語った。

 れい新選組山本太郎党首は「国際競争力を引き上げるために、雇用を流動化させるということ自体おかしい。国が衰退し続けてきたのは、竹中平蔵さん的な考え方のもとに雇用の流動化が進められて、一人ひとりの購買力が奪われていったことが原因じゃないですか。やらなきゃいけないことは、生産基盤の回帰。国が徹底的に、政府調達日本国内で作られた商品サービスを買う。そうやって基盤を強化し、国内雇用さらに高い賃金で安定したものへ変わっていくという順番を踏んでいかなくては」と語っている。

戦後日本社会では当たり前だった終身雇用ですが、バブル崩壊後は、潮目が変わっています。次第に成果主義が叫ばれ、リストラも横行。2019年5月には、経団連会長記者会見で『終身雇用を前提に企業運営事業活動を考えることに限界がきている。外部環境の変化にともない、就職した時点と同じ事業がずっと継続するとは考えにくい』と発言しているほどです」(全国紙記者

人生100年時代” といわれる高齢化社会で、いつまでどのように働いて暮らしていくのか――誰もが一度は考えたことのある問題だけに、ネット上では、さまざまな意見があふれた。

《とりあえず、切られない安心労働者必要だと思う》

終身雇用があるからこそローンを組んだり、貯金をあまり気にせず経済を回すんではないでしょうか?いつクビにされるか分からない状態にしたらお金使わなくなるよね。》

終身雇用なんて要らんやろ、無くなっても有能は残って無能が切られるだけ》

終身雇用なんて既に崩壊してると思ってたわ。てか、終身雇用をなくして、立場が弱すぎる派遣等の非正規もなくして、みんなフラットになればいいと思う。海外は大体そうでしょう》

議論の本筋がズレている気がします。

そもそも終身雇用というのは大企業正社員しかないもので、終身雇用デメリット本質総合職という会社仕様兵隊を育成するシステム出世競争から溢れた人が滞留してしまうことにあります

しかそもそも人口の増加が続き企業規模が拡大し続けないとポストは増やせないのですから人口減少時代終身雇用ありきでは上記のような滞留してしまう人が増えてしまい、生産性は上がりません。

雇用保証=終身雇用と捉えると本質を見誤ります

雇用保証はしつつ、リスキリングを進め人々が生産性の高い業種にもっと移動できるような政策を考えないとだめではないでしょうか。

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Farco | 3時間

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終身雇用そもそも不可能であり、論議必要はない。

しかし一方で、短期雇用を中心とした社会では社会不安が増大しやすく、中間層の没落に拍車をかけるので好ましくないのも明らか。

政府は、政策として正規雇用を増やすように誘導するべきで、非正規雇用に頼った方が経済利益が大きいという状態は、改善しなくてはならない。

必要雇用正規人材で確保することが、産業の基幹となり、安定化に貢献する。最低限必要雇用まで、非正規雇用で確保しているという産業は、一時的利益のみで、社会全体の利益結果的には損なう

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min***** | 1時間

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終身雇用こそ日本がここ十数年デジタルの発展の恩恵を十分に受けられていない所以だと思う。

本来であれば、技術革新によって同じ仕事必要な人手は少なくなり、余分な人員はそこを離れ、新規事業を始めたり、人手が必要なとこに行ったりして、労働資源効率的に配分されるべきである。ところが日系企業終身雇用の下、雇用を守らなければならないので、強引にでも無駄仕事を作って元の人数でやろうとする、これが労働生産性が低い根本的な原因。

それを抜本的に改善しない限り、日系企業国際競争を勝ち抜ける未来は、少なくとも自分位は思い浮かばない。

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tak***** | 6時間

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つの会社での終身雇用会社が存続することが前提なので、今の時代難しいかもしれないですが、一方で国民は勤労して納税の義務があるわけで働く場所が確保され、そこで人が働けるよう国は政策を考えないといけないのだと思う。納税問題もそうだし、働かない人が増えて生活保護費けが膨れ上がる状況も良くないと思うので。

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voi***** | 9時間

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議題の選び方に意図的ものを感じます・・・

しかし各党の考え方が聞けるのは良いと思います

さて、日本デフレ続きですが

これは紛れもなく、需要供給であることを意味しま

必要なのは需要を増やすことであり、供給側、働く側の効率化ではないことを考えると

終身雇用をどうこう議論するのは、一番の問題である需要不足から目を逸らさせているような気がして

良い気がしません

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jba***** | 8時間

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終身雇用制度経済が成長することを大前提としていると思います。成長率が限りなく0に近いかマイナス成長では終身雇用制度は考え直さないと……… この先高度成長期が来るのから話は別でしょうが今の政治家官僚経済団体首脳では期待ゼロに近い。

アメリカ終身雇用制度てはないのは、アメリカン・ドリームが期待できるし起業して失敗しても日本のような無限保証で根こそぎ持っていかれないから。そこを改善しないでいきなり終身雇用制度だけを廃止するのは無理があると個人的には思います

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sun***** | 7時間

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難しい問題だよね。

終身雇用前提だからこそ企業賃金を上げづらい一面もある。それで日本賃金でも海外に置いて行かれているし。

しかし逆に失業率は低く抑えられるという良さはある。

皆が職につける率は上がるけど、賃金が上がりにくい社会と、誰かが職にあぶれるけど賃金は上がりやす社会と…どっちが良いだろうね?

現実的日本経済成長していないのだから、「雇用を守って賃金も上げる」というのは無理があると思う。

ただひとつだけ。

議員に関しては成果主義で良いと思う。

知り合いの地方議員から聞いたのだけど、活動は基本自由なので、沢山登壇して政策を訴えたり作成する議員もいれば、登壇をほとんどせず政策もほぼノータッチで、地元の集まりの顔見せしか顔を出さな議員もいるそうな…。

大きな事をしろとは言わないが、政治家こそ地道な政策作成調査などの成果主義で良いと思う。

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sno***** | 9時間

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どうせ中年になれば辞めさせられる、という状況では会社に対する士気はあがりません、問題は、年功序列、ここが一番の問題であって、昭和時代は高給取りの社内ニートおじさんは沢山いましたが、今後は、新しい終身雇用の在り方を模索するべきかと思います

今は、終身雇用問題点が改善されず、実力主義に代わっていますが、どっちが正しい?というよりも、私的には、双方のハイブリッドであって、両方のバランスを取りながら、評価するのが良いと思います

仕事能力に応じた評価会社に貢献した年数による評価、これらのバランスだと思います

実力のある人は根幹の仕事を任せ、実力はなくても経験の長いベテランの人は周辺的な仕事を任せ、あまり仕事が伸びない人は、それなりの仕事をさせればいいのだと思います

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try***** | 51分前

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論点最初からズレているように思います。「終身雇用やめるべきか」ではなく「期中採用をどうやって推進すべきか」で議論すべきです。老若男女いつでも就職できる環境が整えば、自然と「一括採用」は減り、退職再就職が増えかもしれません。ちなみに、高度経済成長の名残で法的に守られすぎている正社員待遇を「終身雇用やめるべきか」で議論するのは好ましくない。非正規派遣フリーランス待遇を含めて議論すべき。

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car***** | 7時間

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終身雇用制は、労働者の側を束縛する作用もある。私は、自分の勤務経験からそう思う。ブラック企業中小企業社員などの多くも同じようなことを感じるのではないだろうか。労働市場の流動性が低いと「首を切られたら人生終わる」というような圧力がかかり、サービス残業や休日出勤なども受け入れてしまう。自分に今の仕事が向いていないと思っても、転職が難しい。

一方、企業からしても、向いていない人間の首を切れないし、これによって事業の転換も難しくなっている。ブラック企業なら苛め抜いてやめさせるのだろうが、これ自体が望ましいものでない上にコストさえかかっている。

 国民民主のいうように、国が転職支援をする、という形でセーフネットを保証するのが、企業労働者、国の経済すべてにとっていい選択だと思う。

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