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2024-04-25

anond:20240425222451

ヤッピー(yuppie, YUP)とは、「young urban(またはupwardly-mobile) professionals」の略で、若手で都市住民たるエリートサラリーマンのこと。

 

1984年アメリカ合衆国で使われ出した。おおむね20代後半から30代後半で、大学院卒(最低でも修士号を保持)で都会に住み、金融企業などの総合職だったり公務員医師で、収入アッパードルスーツや車、住居にお金をかけるという生活様式である。しばしば気取っていて自己中心的、表面的というニュアンス軽蔑的に用いられる。

 

ヤッピー!!!

2024-04-22

高卒派遣(21)に張り合われてしんどい

アラサーになり、人生で初めて高卒指導する立場になった。

東北田舎で生まれ育った彼女の考え方が新鮮すぎたのでログを残しておく。

まず、彼女が話す雑談家族の話が多い。次に自分のこと、そして最後地元の話。

そして、それら以外の話題が極端に少ない。

すでに18で成人し、社会人になって数年たつというのにいまだに「母親に○○って言われて云々」」「母親ダメって言われたから云々」と、

成人した女性であれば親に許可を取る必要もなさそうなことまですべて母親にお伺いをたてているようである

また、基本的コミュニケーションの取り方は

会話の中で出てきた単語を拾って「「○○って言えば~」と会話の流れをぶった切り、

自分語りを始めるというものである

例えばワイが上司東京の美味しいフレンチのお店を教えてほしいと頼み、

上司がお店の名前を挙げながらそれぞれの特徴を話していたとしよう。

私がふんふんと相槌を打ちながら上司を持ち上げながら話を聞いているところに

突如として彼女は「東京っていえば私中学生の時に修学旅行でいって、それで○○っていう出来事があって...」と話し始めるのである

もちろん大人なので口に出しこそしないが、あたり一帯に戸惑いの空気が流れたことは一度や二度ではない。

かにもやたらと張り合われるのは単純に仕事ノイズになるのでやめてほしいのだが、これもどう伝えたらよいかからない。

本社から派遣された大卒総合職地方出身高卒派遣社員よりも知識経験が上回るのは当たり前で、

今できないことをきちんと認識して、できるようになればいいだけの話。できないことをできると偽り、やったと報告されたタスクは未完了で、

何度尻拭いをしたかからない。

私は背が小さくからよく羨ましいって言われる(どやあ)っと宣っており、結構なことである

ワイは背が高くてすらっとした自分の体型が気に入っているし、親に感謝してるよ。口には出さないけどね

地方出身なので休日ちょっと美術館に行くとか、洋書を多く取り扱う本屋が近くにあるとか、

そういった状況にないことが当たり前なので、そもそも不便を感じてなさそうである

anond:20240422102755

恋愛結婚男性側は経済力甲斐性を求められる。

専業主夫になりたい男性にとって、ハードルが高すぎる。

女性一般職総合職のどちらかを選べるのに、男性総合職しか選択肢が無い。

寿退社して家庭に入る選択肢が無い。

時代時代であれば、男性だけ徴兵される(お隣の韓国では、徴兵男性差別が深刻な男女対立引き起こしている)。

遺族年金男性差別、顔の傷の公的保障に男女差を付けられる。

2024-04-21

anond:20221227234405

> 今は女性の昇進目標30%があるから、女の方が推薦しやす環境

これ本当になんとかしてほしい。そもそも総合職女性割合20%なのになんで昇進目標が30%なんだと常々感じている。

あと人事考課不透明なのよね。上の人が気に入ったやつを引き上げるだけ。もともと課長以上に必要資格定義されているのに全然無視されているし。

ほんとなんとかしてほしい

2024-04-19

anond:20240418200740

今年も転勤アリ総合職で入った癖に地方転勤に耐えられずに即退職するキラキラ女さんの季節がやってきたか

ちなみにマンション住まいだとあまり意識することは無いだろうけど、23区でも普通に町内会はあるから存在すら知らないのは設定に違和感を覚える

2024-04-18

anond:20240418101322

総合職幹部候補でない女より、その女が総合職幹部候補になることを諦めた周囲の環境を憎むべきなのでは?

差別構造だぞ

女に矛先向けてるのは意味わからん

経済力のない女の存在を恨めしく思うようになってしまった

30代男だけど、女も男並みに稼ぐのが当然だという価値観に染まっている。

まあフェミニズム思想に完全にはまっているフェミ男だと思ってほしい。

女も管理職になって当たり前、徴兵されて当たり前、という考えなので男ながら肩身が狭い思いで生きている。

世の中は未だに男性優位主義的な価値観人間が多くて、「女は苦労させてはいけない」」と真顔で言ってくるのが多い。

女を徴兵しないウクライナは敗北しろ、と心の中で思っている。

総合職幹部候補でない女を見かけると、コイツ何のために生きているんだろう?と素で思うようになってしまった。

2024-04-14

プログラミングスキルが低いくらいで自分のことを無能かいうやつなんなの?

プログラミングスキルが低いとか、その程度で無能とか言っちゃうのやめてもらえないですかね?

弊社、採用した社員docxpdfの違いすらわからないとかゴロゴロなんだぞ。

それに呆れて説教する社員説明が、印刷して押印してスキャナで取り込んだものpdfかいうんだぞ。

事務用品買うのに、今までは複写伝票に書いて出してたのが、Excelで枠作ったとこに入力して印刷して押印して出すようになったら手書きより読みやすくてDX万歳かい昭和以下の生産性なんだぞ。

一般職からとかじゃなく、総合職、つうか部長級、取締役だってゴミ

ちょっといい学歴だったとか、少し英語が喋れたとか、ようわからんけど昔偉い人に気に入られたとか、偶然が重なって出世しちゃっただけで、地頭ゴミだよ。

だって、どいつもこいつも年末調整書類すら満足に埋められやしない。

そんなわけで、プログラミングスキルが低いくらいで無能とか言うなよ。

なんならうちの会社で働いてくんない?

みんなどっかしら無能からサラリーマンやってるわけ。

全方位に有能ならとっくに起業しとるわ。

2024-04-13

うちのネコがちゅ~る信者なのでイナバを擁護する必要がある

今回の件、偏向報道によって問題が過剰に大きく扱われているように思える。

まず状況を整理しよう。

今年の新入社員の9割が辞めた」は嘘。実際には102人のう17人が辞めただけなので2割未満

まずここだ。

メディア卑劣なる印象操作の爪痕は未だに深く、多くの人が「いなばに今年入った全ての社員の9割が辞めている」と誤解していることだろう。

実際には「特定職種19人のうち17人が辞めた」である

まあ確かに「9割の人間入社を辞退するような職種があった」というのは間違ってないとは言える。

だが、それを「いなば今年の新入社員の9割が」と誤解させるような書き方をメディアが繰り返しているのはどうかと思う。

これは憎むべき偏向報道一種であり、いなばがこの17人に対して行った行為がどれほど卑劣であろうとなかろうと、それが偏向報道をしていい理由鵜呑みにしていい理由にはならないはずだ!

そもそもやめた17人はグループチャット内輪ノリヒートアップして辞めただけかも知れない

これはね、マジでよく起こるんですよ。

特に女性社会ではね。

女性ってのはコミュニティ内のノリを優先するもんだから、どうしても一度方向性が決まったら自分だけ反対とはしにくくなる。

まして今回やめた人達ってのは一般職でしょう?

総合職人達と比べると、「特別この会社で働きたい!」みたいなのがないというかね、「楽にお金が貰えるならぶっちゃけどこでもいいかな。でもちょっとキラキラしたいかも」「ぐらいの動機で何社何社も思いつきみたいに面接を受けて、たまたま大手の所に通ったらそこに入るって感じなんですよ。

軽いんですよね会社選びのノリが。

からグループチャットちょっとしたノリとアッサリ天秤にかけることが出来てしまう。

信念がないんですよ。

ネコ様のために美味しいちゅ~るを作ろうみたいな情熱がないから、別にはごろもフーズシーチキンを作ろうが地元山崎パンで片親パンを作ろうが、そこそこの業務時間でそれなりに給料が貰えたらどうでもいいと思ってるわけですね。

副社長の決裁が下りなかった」を子ども言い訳扱いしていいものか?

ボロ家の修繕について、当時入院中の副社長から決裁が下りなかったことで業務が滞っていたことについて、もっとやりようがあったのではないかという批判が集中している。

では聞きたいのだが、どうすればよかったと考えているのだろうか?

1 副社長に社宅の全権を委ねているため社宅の実情を全く分かってない社長が変わりに決裁を承認する

2 社宅業務担当責任者である副社長から許可を得ることな業務を進めてしま

これがどちらもそれなりのリスクがあることは流石に分かるよね?分かるかな?わかってほしいんだけどわからない人に説明する自信はないからお母さんにでも聞いてね

そもそもこうならないように常に代理決裁者を用意しておき、複数人のブレーンを用意するのが理想だろう。

だが代理決裁というものは多用すればどの決裁者も自体を正確に把握することがないまま事業が進んでしまリスクがある諸刃の剣だ。

イナバが副社長に社宅の全権を集中させたのは、トップがキチンと状況をコントロールした上で社宅管理をしようという意思があったからなのではないだろうか?

それをさも「社宅をないがしろにしていたから、たかジジイが1人病気で死にかけているだけで仕事が止まっていたんだ」と報道するというのは、目先のセンセーショナルを追求し過ぎではないか

給料が3万下がった」はただの聞き間違い

総合職22万円・一般職19万円で提示されていた給料勘違いして3万円下がったと思っただけ。

うん、これで攻められるのは可哀想

たとえばだ。

ファーストフード店で、

コーヒー スモール100円(ミディアム 200円)』とメニューに書いてあったとしよう。

それに対してこんなクレームがついたらどう思う?

クレーマーコーヒーが100円だと思ったから注文したのに200円取られた。なんか注文時にゴニョゴニョとサイズを聞かれたから「普通で」と答えたらこうなった。よく読んでないお前が悪いと言われたから怒って返品しようとした店員から「は?」って顔された!許せん!分かりにくいんだよ死ね!」

おかしいよな?

俺はおかしいと思う。

うんこの話はこれで終わり。

いうてちゅ~るを開発したんも総合職やろ?

有能にはじゃぶじゃぶ金と快適な環境

無能は有能のお零れで生きてるような存在なんだから草でも食ってろ

というのは総意じゃん

2024-04-12

一般職

これって要するに20代首にすること前提で雇いますよって最初から出世コースから外されてる人たちだよね?

ようするに総合職のお嫁さん人材でしょ?

いなば食品HPヤバイ

TOPファーストビューが施設紹介になってて、すごい奇麗な寮や食堂が紹介されてた。

普通さ、ビジョンとか主力商品とかじゃね?いきなり施設紹介。

施設の紹介文も「いなば就労中の、転勤ありの「総合職社員」ですが、会社は素朴・真面目で、社員をとても大切にしてくれています。」

ってなんだよこれ。誰が書いてんの?

で、お知らせになんでこんな寮があったかについても記載されてんだけど

最近死んだ副社長が全部やってたみたいな感じで書かれてたし。

ヤバイ会社じゃん、、、

ツナはごろもフーズだよな!

2024-04-10

高卒の方がいい仕事あって羨ましい

大卒というだけで、「正規」「転勤なし」「運転なし」「土日祝完全休(休日会社から連絡が絶対に来ない/休日出勤確実になし/仕事プライベートに食い込んでこない)」「責任軽め」「残業ほぼなし」といった仕事に就く難易度がやたら高くなる。

高卒なら地元企業高卒枠の事務とかで、今でもちょくちょくそういう、いわゆる腰掛けOL仕事がある。


自分就活失敗して、地元企業総合職で入ってしまったけど、そこに上記のような、自分がやりたかった事務職をしている高卒の方々がいた。

羨ましくて仕方なかった。別に給料が減ることは全く構わなかったので、上に職種変更を掛け合ってみたが、大卒では無理だった。


なんで大学卒業しただけで、苦しくてつらい仕事しなきゃいけないんだよ。給料なんてお小遣いくらいでいいか残業ほぼなくて運転もしない一般職やりたい。最悪。別に高校卒業してるんだけど…. 別に大卒並みの給料よこせとか言ってないじゃん。なんなんだよ最悪。まあもう辞めたか関係ないけど、あんなに枠も少なくて苦戦した挙句入れなかった腰掛けOL的な仕事が、高卒ならまだまだ手に届きやすいところにある現実を知ってしまいつらい。大卒を隠して就活すればいいんだろうか。でもそれだと経歴詐称になるのか?高校卒業していないわけじゃないんだけどな。

2024-03-31

【ミドサー】子供がいない知り合いが多すぎる

日高校の同級生花見で集まった。

子持ちは私だけ。

みんな優しくて気遣いができて、私の子供も可愛がってくれる。

私の周りが特に少ないのか、パッと思い浮かぶメンバーで、早くに結婚しても子供を作ってない夫婦が3組、そもそも結婚する気がない人が5人、子持ちが2人の割合

子供を作らない夫婦共働き3組専業主婦1組。物理的に子供ができないのが1組、物理的に夫婦関係がないのが1組、不明が1組。

子供のいない人生想像できないのでなんで作らないんだろうなぁとは思うがもちろん軽々しくは言わない。人生ステージが変わらないのは怖くないのかな?出産せずに人生を終えることは怖くないのかな?

とはいえ総合職?で妊娠してても変わらず働いて今も働きながら子育てしている身からすると、仕事しながら子供作るって、なかなかの覚悟必要だとは思うが。

2024-03-30

anond:20240330214109

学歴理解がない片親(毒親)に育てられた低学歴だけど社会人になって自立して努力できる環境が整ったらプライム上場企業総合職になれたよ…

2024-03-26

総合職女子地方に配属・転勤されない悪習

メーカー勤め夫が、地方への転勤が決まった。

総合職女性社員地方に配属した途端に全員辞めた過去があるそうで、

男性社員ばかりが地方に配属・転勤させられるらしい。

御社で働くと決めたのは夫なので結局は夫の選択でもあるし、

私は上司に頼んで正社員のままフルリモート勤務にさせてもらって転勤についていけるのでまだマシな方。

しか御社女性社員確保のために、別の会社に勤務している私(女性社員)が犠牲になる確率高まるのが解せない。

御社人事、自社の女性活躍は気にしても他社の女性活躍をないがしろにしているのは気付いてなさそう。

引っ越しで夫は特別休暇をもらえても、私は自分会社での有給消費で御社がその分の補償をしてくれるわけでもなく。こっちも働いてるんだけど……。

旧帝大学生には全員、公務員内定出してやったらええやん

防衛大は入った時点で自衛隊就職できることがほぼ確定している。

しか防衛大の学生には学生の時から給料も出る。

同じように、旧帝大学生入学した時点で公務員(準公務員も含む)になれることはほぼ確定。

みたいな感じにしてやったらいいと思うんだけどどう?

学部とか研究室とか本人の能力に応じてだけど、

国の研究機関研究者、国立病院医者大学教授官僚

県庁総合職技術職、(もうちょい待遇を上げた上で)国公立中学校高校教員、国公立図書館司書、国公立美術館博物館学芸員など

これらには、よほど成績が悪かったり素行が悪かったりしない限りほぼ確実になれる。

旧帝大に入れる時点でそれなりに性格も真面目で地頭もいいだろうから仕事は務まると思う。

もちろん公務員になるには旧帝大じゃなきゃいけないってわけではなくて、他大卒用の採用枠は用意する。

あと旧帝大に入ったら絶対公務員にならなきゃいけないわけでもなく、民間就職したければしてもよい。

いや、なんというか、

旧帝大学生を「就活」で消耗させるの、もったいなくない?

能力的には申し分ないんだから、さっさと国が雇って、国のために働かせればええやん。

芋っぽくて大人しいけど真面目で優秀な彼らには公共仕事がうってつけでしょ。

なにSPI小学生レベル算数解かせてんねん。コミュ力とか容姿で落として自信失わせてんねん。

嘘のエントリーシート書かすな。

そんで「就職できなかったらどうしよう・・・」ってビクビクさせるんだろ?

その時間エネルギー、もったいな。

民間仕事早慶MARCHやらせとけ)

あと、優秀層の囲い込みという意味もある。

旧帝大でも垢抜けていてコミュ力抜群なやつはいるけど、結局、そういう層は外資に取られてんじゃん(特に東大)。

外資に取られるくらいなら、日本公務員やってくれた方が良くない?

大学研究して新技術を開発したり、歴史文化保護をしたり、地域のために働いたり、子ども教育に携わったり、

そうしてくれた方が良くないか

学歴社会叩きとか公務員叩きとかあるけど、そんなの全部嫉妬じゃん。

ちゃん社会全体で優秀なやつを持ち上げて(上手いことおだてて)、安心して活躍してもらった方がええに決まってるやん。

変に引き摺り下ろそうとするから民衆に敵意を抱いたり、自分利益しか考えなくなったりするんや。

旧帝大生の人生保証してあげることで、安心して国の発展のために働いてもらう。

学生幸せ国民幸せ、みんなハッピー

だと思うんだけど、どう?

追記

別に低学歴いじめろとか一言も言ってないのに、みんな意地悪やな。

低学歴(というか非旧帝大)は、国の未来とか難しいこと考えず、

自分の稼ぎだけ気にしてのほほんと暮らせばええんやで。

リサラになってガンガン稼ぎたいやつは早慶一橋MARCHに行くようにする。

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

2024-03-19

金にも成功にも興味ないし貧乏は嫌

というシンプル理論なんだよ。

なんでそれを政治家や世の中に影響力を持つ奴はわかってねえんだよ。

成功も金稼ぎもリスキリングにも興味ないし何者かになろうともしてないし個性だの自由だの求めてねえよ!

俺が求めてるのは!

大学卒業して!

終身雇用年功序列会社入社して!

自分もこなせるほどほどの仕事して!

なすぎでも多すぎでもない給料を毎月もらって!

ボーナスも貰って!

結婚して!

子供2、3人持って!

家かマンション買って!

子供大学卒業させられるくらいには稼いで!

仲良い同僚とかと上司や部下や仕事政治文句を言いながら新橋で昼飯食って!

65あたりで定年して!

定年したら退職金厚生年金企業年金金持ちでもないけど不自由もしないほどほどの生活を送って!

病気になったら保険診療で質の良い医療が受けられる!

そんな世の中を生きたいんだ!

とりあえずそのスタートラインには入れたんだ!

親のおかげで私立大学奨学金使わず卒業した!

年功序列終身雇用で得意分野はがっしり抑えてるけど規模を拡大させるのは大嫌いで総合職男性のみ事務職女性のみ(寿退社した分だけ新卒採用で欠員補充し勤務中は制服着用)で飲み会も多くて人間関係も濃くて普通に楽しい俺好みの会社総合職入社できたんだ!

から

ほどほどに仕事してほどほどの家をローンで買って定年後は確定申告シーズン税務署バイトとかしつつ基本は厚生年金企業年金で何不自由ない暮らししてる俺の親父と母親みたいな人生を送りたい!

医療制度社会保障制度改革はいらない!

外国人もいらない!

多様性もいらない!

AIもいらない!

ベンチャースタートアップもいらない!

今のままの社会の中で人生を終えられるように政治家たちは努力してくれ!!

2024-03-16

自分はJTCの老害組だけど、40代女性でおにばばあのような人結構見かける

いまはまだ過渡期の面があって、特に女性は、総合職一般職にわかれていて、一般職キャリアとして40歳差し掛かった人達が、なんていうか説明しづらいけど若い時は蝶よ花よとチヤホヤされていて職場アイドル扱いだったのが、いつのまにか時代が変わっていてちゃんキャリア形成してくださいね、となったにも関わらず、職場実態としては長い期間事実上一般職として扱われ、仕事能力を磨けないまま40代突入した感じの人達がいて、更年期に入っておにばばあみたいなひどい感じに育っている人を複数見かける。リモートワークフル活用、たまに職場朝来ても挨拶もせず、定型的なエクセル作成みたいな仕事で気分次第で残業し、同僚から何か頼まれても塩対応、年休もフル取得で、なぜか配転にも首にもならず、上司も腫れ物にさわるような扱いで、同僚とコミュニケーションもない。インターネッツではよく「はたらかないおじさん」を首にしろ、という煽りをする人がいるが「一般職独身のまま更年期にさしかかっておにばばあみたいになっている女子問題が取り上げられることがあまりない。彼女たちも不幸だと思うのだが・・・ホワイト企業なので給料はまあまああるし、年休普通に取得するとプライベートは充実させられるはずだけれど。

2024-03-13

anond:20240313160726

年次昇給は微増で、昇格しないまま7年ぐらい経つと昇給ストップする。給料を増やしたいなら昇格するしかない。 社内資格は上から参与理事参事総合職1〜7級。

2024-03-10

男女の賃金格差じゃなくて職業格差?の話

以下の引用とはあんまり関係ないのだけれど、最近こういう記事話題じゃないですか なのでちょっと思い出したことを書く

https://www.yomiuri.co.jp/life/20240307-OYT1T50038/

自分最近までペーパーワークの非正規職員を雇う立場にあったんだけど、応募してくる人は100%女性だった。採用側は性別気にしたことはないのだが。

業界オタクなら知ってる程度の大企業だが、弊部署正社員採用ハードルものすごく高く、たまに他事業部門で中途正社員募集時に「この応募者お前の部署のが向いてるかもよ?」と推薦されるケースを除いては正社員募集してはいけない慣例となっていた。新卒など論外である

なので将来有望そうな人をまずは派遣で厳選してよさそうなら速攻直契約に誘う→実績上げればまず一般職もっと実績上げられれば総合職(ここまで行けるのは本当にレアで厳選に厳選を重ねる)と育てるのがもうルーチンみたいになってる。その戦法の良し悪しはいろいろあるがというかだいぶ悪いが、とりあえずいったん置いといて、

障碍者採用をやってくれと人事に言われて来た人以外全 員 女 性

そもそも男性のほうが正社員になりやす可能性はあると思うけどゼロではないと思うんよ では初手で正社員にならなかった男性はどこに消えてしまったのか?

来てくれて熱意があってくれたら全く問題なかったのに誰も来なかった 本当に不思議なんよ 想像ではペーパーワークではない力仕事かに行っているのかな 体力に自信がない人もいるだろうに

2024-03-04

anond:20240304013709

母「君の夢がかなって上場企業総合職になるのを応援してるから。うちの家系は優秀なんだから君も絶対になれるはずだよ。」

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