2022-07-07

創作しかない無名人間

小さい頃からことなく疎外感を感じて生きてきた

親友という存在恋人という存在とも縁がなく、学生時代部活をやっていたから辛うじて他者との繋がりがあったが、引退した途端、自発的に人と付き合うことをしていないことを思い知った

つのからWeb小説マンガに興味を抱き、細々とマンガを描いて自サイト投稿したりpixivに投げたりしていた

とある共同制作コミュニティに入れた時は、創作について話せる人がいるって楽しいなと思った

が、時が来れば人の心も移り変わるもので、そのコミュニティ人間関係が嫌になってしまった自分は、pixivの関連作品を非公開にして、親しい人にだけアカウント削除を伝える旨のDMを送った

一方的に共同制作を持ちかけておきながら作品削除をした自分非難する人がいたが、相手方に非はないのでその通りだと落ち込んだ

コミュニティに関連するアカウントを削除し、新しいアカウントを作ったら、びっくりするほどフォロワーが少なくなってしまった

いかコミュニティにべったりだったのかが分かって、自分はそのコミュニティ学生時代部活のような依存をしてしまったのだと気づいた


そして、コミュニティから出た自分は、以前のように個人サイトマンガを描くことを試みようとしたのだが、うまくはいかなかった

なぜなら前のコミュニティ非難DMを送った人がフォロワーフォロワーにいることに気づいてしまたからだ

あの人が自分を恨んでいることを知ってるし、自分迷惑をかけた自覚はあるからせめてその人の目の入らないところで活動を続けたいという気持ちアカウントを作り直したつもりだったのだが、考えが甘かった

そりゃあ前のコミュニティと繋がりがある人をフォロワーに持てば大なり小なり自分の行動は筒抜けになるだろう

自分で撒いた種ではあるのだが、自分は行動力計画力もないのだと悩んだ

いくら鍵をかけても、アカウント存在する限り「あいつまだマンガ描いてるの」と思われるのだろう

いや、あの人はそんな性格じゃないと言い聞かせるも、心の中で例の批難DMしこりになって残っているようだった

相手方が「許して欲しいという気持ちが透けて見える」と語った文章けが今でも目に焼き付いている

自分気持ち相手理解して貰えないのは辛いことなんだなと、今文章を書きながら思った


時は経ち、吹っ切れては無いものの、噛み切れるようになった想いを抱えながら、自分は新たに(というか以前まで存在していた化石サイト改装した)サイトを作ってぼちぼちマンガ制作を再開している

就職をしたものの、人間関係は依然として希薄なのでプライベートで人と会うことなどとんとなくなった

他人に失礼をしておきながら、そして名のある作家ではない大前提がありながらも、自分には創作しかないのだと理解してしまった

それ以外にやることがないと言えばそれまでなのだが、辛うじて趣味らしきものがあるのは有難くは思う

ところで、以前Twitterとある呟きを見かけて、意味がわからないけど意味をわかりたいかメモっておいたものがある



やべえこツイート2014年のなのかよ!と一瞬思ったが、8年も経てばなんとなくニュアンスが分かるようになった、と思う

読解力がないというか、頭の中で線と線が繋がらないために心から言葉理解出来ていないが、つまるところ自分は満たされていなかったのだろうという結論が出た

ホッテントリの、恋人が出来たか創作活動が出来なくなった、というのはご最もだと思う

満たされない感情の置き場が創作から恋人に移ったのだろうし、生物としての仕組みはそれが正しいものだと思うから是非その人を大切にして欲しい

残念ながら自分生物として欠陥があるようなので、今後も創作という一人相撲を続けるだろう

SNSの#繋がりたい 系のタグ生理的に受け付けないし、創作人間関係で人様に迷惑をかけたのだし、そもそもクローラーサイト画像舐められて自分の手元から作品が独り歩きすることが嫌な人間から検索避けをする以上、SNSで迂闊にサイトURLは貼れない

故に、表立って作品宣伝することはせず、その辺の隅っこで自分専用の墓場を作る予定である

自分で書いてて思ったが、凄く陰気で頑固で根暗人間だなと思った

から創作なんて毒にも薬にもならないもの趣味にしているのだろう

インターネット墓場と言っても、デジタル遺産となってネット藻屑になってしまうのだろうけども、ひとまずはその認識で行きたいと考えている

創作と言いつつ、結局は自己満足から自分の見やすい形で管理したいというのが本望なのだ

自分楽しいものたまたま覗いた他の人が楽しんでくれたら嬉しいけれど、道端に歩いてる人にこれ面白いよ!と宣伝することはしたくはない

労力だから

インターネットの中でも自分のことをアピール出来る人は凄いと思う

例のDMきっかけになっただけで、元々自分ネガティブ寄りの思考を持つ人間だったのは自覚している


最近自分が見かける範囲で、だが)「音楽制作は続けるけど作品を表に出すことは辞めたいと思っている」「このゲームが完成したらもう絵なんて描きたくない」という呟きをちらほら見かけるようになった

もちろん締め切り前のイヤイヤ発言ではなく、ばっさりと今後一切の活動を辞めるニュアンス発言である

彼らのフォロワーでもなんでもない自分は、悲しいなと思いつつ、創作が心の障害になるのなら辞めることも選択肢ひとつだとも思った

現在創作くらいしか趣味がない自分も、いずれそんなことを思う日が来るのだろう

コミュニティを抜けた日から永遠夢想だと思うようになったので、その日が来るまでになんとか絶望しないように生きていきたい

出来ることならその前に死にたい

  • その日は些細なきっかけで突然くるよ といっても無いなりに慣れていくわけなんだけど、慣れるまでが長いし辛いからサブ趣味は増やしておこう

  • 下手くそほどサークルで人間関係で揉め事起こすんだよなぁ ウマイやつは紙とペンさえあればハッピーなお絵かき大好きマンだからな

    • 雑魚は群れる……ってコト!? という冗談はさておき説得力あるなと思った

      • 定期的に絵師辞めたい騒動起こして 俺の作品引き上げたいだの合同誌抜けたいだの引っ掻き回して 「オマエのファン居るんだから」とか「サークルにとって大事だから」 みたいな言葉...

    • これはマジ というか人間関係に興味ないんだよな。 絵に関心がよってるから

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