はてなキーワード: 違憲判決とは
昔は小児性愛が今ほどタブー視も犯罪扱いもされてなかったからカジュアルに楽しんでる奴が多かった。
児童ポルノなんて概念もなくて、実写のロリコンエロ写真集とか普通に本屋で売ってて普通の男が普通に買ってたわけだし
虐待も多かった。
んで、それは「多くの男にとって子供=他人事だったから」だと思う。
結婚しても子供が出来ても家庭なんか顧みないのが当たり前、育児なんかしないのが当たり前だった時代で
子供がいても真っ当な父親の自覚なんかなくて、子供を性の対象にして平気な男が多かったってだけだと。
自分の子を虐待してたのも多かったわけだし、その虐待も隠蔽されてたわけで。
有名な尊属殺人違憲判決が出た事件とかもろそうだろ。ああいう事があっても周りも誰も子供を助けず
子供側が思い余って父親を殺すまで放置されてた時代があったわけ。
別増田も言ってるけど、「性行為=嗜好品」って意識も高かっただろうしな。
まず、感染病対策に改憲はいらないということは初学者レベルの教科書や判例集の知識でもわかります。意見がどうだ、議論がどうだ、ではなくて、順当に考えていけばそうなるはず。
それは置いておいたとしても。
仮にコロナ対策で正当な補償の下に私権を制限する立法をしたとして、それを訴える市民がいて?、しかも最高裁が違憲判決下す?って、本気で思いますか?コロナのための改憲を謳ってる人が本気でそう考えてると、思いますか?完全補償しろなんて誰も言ってません。
「改憲しないと対策できないぞ」っていうのは本当に悪質な脅迫です。人の命かかってんのに。
ぜんぜん関係ないけど、悪役って目的達成したあとに人質殺しがちだよね!なーに、映画あるあるの話ですよ。
話を戻すと、同性婚もそうだけど、改憲が不要なのは単なる事実。なのに報道では「そういう意見もあります」って議論の一意見みたいに扱われて、本気で一意見だと思ってる人もたくさんいる。
これが、私はめちゃくちゃこわい。
一度、数ある見解の一つだと思ってしまったら。例えばワイドショーを観て「世の中をよくするために必要な」改憲が必要って思う人が現れる。すると、違うんだよ!って説明する側が「相容れない存在」になってしまう。ホントのことを知って目を覚まして欲しいだけなのにね。
話し合おうとしても、闇堕ちした仲間を元に戻すことって難しい。だって闇堕ちする人って敵につけこまれて色々吹き込まれるじゃん。根っこの認識からねじ曲げられちゃってるんだもん。その事に気付けるきっかけがない限りは無理よね。
認識をねじ曲げられたってことには悪役が目的を達したあとに気づかされがち。映画あるあるの話ですよ。
「改憲しないとできないと思ってた事はしなくてもできた?…そうやって言う人もいたねぇ、、え?そんなこと知らなかった?君が聞く耳を持たなかっただけだよ、ほら。そこにいるの仲間じゃないの?ずっと言ってたじゃないの。市民仲間の反対に遭ってもワタクシと共に改憲を選んでくれた、有権者の意思と責任の下に。本当に助かったよ!
あぁそれより、その人質の心配した方がいいと思うよ。ま、この国で初の偉業を成し遂げさせてくれてありがとう!フハハハハハハ…」
映画ならここからとてつもないパワーを発揮して大逆転する展開ですね。
敵がいかに邪悪か、悪行を最後まで示すことで、観客は最大限主人公に感情移入できるから。そして人質もなんちゃらパワーが目覚めて回復してめでたしめでたし。
>メディア報道を辿り豪パース空港での日本人青年逮捕を伝える2019.11.4付豪州国境警備隊(ABF)公式リリースを発見した。詳報の内容は、ほぼこのリリースの通りで、参照する「輸出入禁止品目(prohibited goods)」のIllegal porn(違法ポルノ)の中にChild pornography(児童ポルノ)が含まれていた。
https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1191564220548042752
>日本がいかに実在児童個人の保護法益を適用していても、その論理は国外では通用せず処罰の対象になり得る。それを如実に示したのが今回のオーストラリアでのケース。政治家ならこの現実の問題に対する解を示してほしいものだ。一国主義的な主張は何も解決に寄与しない。
https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1191611038350733313
ある意味では予想通り。
聞いた途端、そうだろうなと思った。
オーストラリアは昔からはっきり言ってアメリカ以上にアレな国だし、そもそも今回のセックスドール規制に関してもここから始まった代物だからな。
更に言えば、セックスドールに限らず、最近はウエディングドレスにすら児童婚だの噛みついて、販売停止に追い込んだりしたからな。
「少女向けウェディングドレス」は児童婚を連想? オーストラリアのスーパーが販売停止して物議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00010003-huffpost-int
要は児童ポルノに託けた児童に見えるものは何でも逮捕できる口実にしているって所だよ。
ついでに言うと一部のキリスト系フェミ団体が国連を利用するのもこの辺からな。
ここがおかしな国である事は何も児童ポルノ問題に限った事ではないからな。
昨今ではフェイクニュース規制辺りでこの国のおかしさはニュージーランドと共に知れ渡っているはずだしね。
この辺の話ね。
検閲法を有するニュージーランド政府、「不快な出版物を頒布することは違法行為であり、懲役刑で処罰されることを国民に思い出させていただきます」とTwitterで堂々宣言
https://togetter.com/li/1330035
そう言えば、一時期話題になったシーシェパードもこの辺の国が関わりあったよね。
ただその安易な規制強化と際限なく拡大したせいで、欧米では実在児童の児童ポルノの件数が悪化し、事実上リソースを超えて、対応不能状態に追い込まれ、フィリピンでは児童ポルノの動画件数や売春が西洋人によって悪化していると言うふざけた結果を招いたのも事実としか言いようがないのだけどね。
だってこの辺は無論、警察の恣意的運用や冤罪等の危険性も指摘されていたけど、当時から下手な規制の拡大により、逆に実在児童保護自体が悪化しかねない問題点も普通に指摘されていたからな。
今回に関して言えば、この辺が、以前に指摘された前提があるので、規制により逆に実在児童への被害が増大したと言える様な事態を招いたとしか言えないんだけどね。
現に日本より児童ポルノ規制が厳しい国でこの様な事が起きているのは規制が厳しすぎた結果、カリギュラ効果とか働いて、逆に興味をもった人が増えてしまった事実としか言いようがないからね。
下手な安易な規制が危険であると個人的には思うのはこの辺からもあるんだよ。
https://toyokeizai.net/articles/-/309872
フィリピンの児童ポルノ動画、「西洋人によって悪化」 BBC番組が取材
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48781713
>フィリピンでは現在、キリスト教の教会に対してオンラインの児童性的虐待のサインを見逃さないよう警告が出ている。
>ガルベルト牧師は、親が「自分の子どもにカメラの前で売春をさせている」のは「吐き気がする行為だ」と話し、貧しくて他の選択肢がなかったという主張は通らないと一蹴した。
良くもまぁ、こんな事抜け抜けと言えるなと普通に思ったよ(苦笑)
ちなみにこのキリスト教の性的虐待は昔から指摘されてきたことで、最近漸くニュースでも取り上げ始めたなと思ったりする。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29979
https://www.afpbb.com/articles/-/3210932
まずは本当に実在児童保護を主にするならば、一度全ての規制を見直した方が良い。
性的虐待物にのみに絞れと言われていたのもこの辺の事情もあるからね。
ただあの人達は気に入らないものを潰す為に、子供の権利を利用しているに過ぎないし、実際の子供の保護なんてどうでも良い事は日本の実在児童保護の予算付けるべきだと言う指摘をガン無視した件でも判っている事なんだけどね。
>確かに、日本の児ポ法における保護法益は児童個人の尊厳の保護であるが、他国では異なる。表現規制派が拠り所にしがちな件のスウェーデン最高裁判決で問われた法益は、「所持される図画で描写されている児童及び児童一般に対する尊厳」だった。
https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1191611035699924992
この辺もとっくにおぎのさんに指摘されている所だし、逆に当時そうであったからこそ、裁判になり、違憲判決が出る様な騒ぎになったとも言える。
はっきり言って当初からスウェーデンの定義自体、実在児童保護のみに絞っていたら、ああ言う裁判自体起きなかったと言えるからね。
何にしても漫画やらゲームやらアニメやらセックスドールやら児童ポルノに含んでも実在児童保護に役に立たない所か、逆にリソースを奪って、捜査の破綻等の事態を招きだしたのは昨今のニュースを見ても判る事だから、実在児童保護をメインにするならば、一度本気で見直した方が良いよ。
フィリピンの児童ポルノ動画、「西洋人によって悪化」 BBC番組が取材
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48781713
https://toyokeizai.net/articles/-/309872
スウェーデンで「非実在青少年」裁判、マンガ翻訳家が児童ポルノ罪に問われる
https://www.afpbb.com/articles/-/2878341
前も指摘したが、どう考えても欧米や欧州では児童ポルノを余りにも拡大解釈しすぎて、何にでも児童ポルノとして適用して犯罪化した結果、カリギュラ効果等が働き、逆に犯罪を増加させたパターンだよなこれ。
結果が証明しているよ。
日本においても当時から3号ポルノとか範囲の拡大をしすぎと言われていたし、更に言えば、漫画等の創作物まで含めようとしていたからね。
本来ならば、当時からずっと言われていた様に性的虐待物のみに限るべきだったんだよ。
欧米や欧州においては一部では漫画規制が実際行われ、結果違憲判決が出る国々もあったわけだしね。
そう言えば当時日本人が売春ツアーをしているとかボロクソに叩いて、無理やり規制を強行させた訳だけど、その結果規制の厳しい西洋人の犯罪の増加を招いたと言う事実が今回露呈したのだから、皮肉としか言いようがないけどね。
あのフェミ団体や児童団体の振りをして、子供の権利を規制の為だけに悪用している人達はこう言う事実は絶対に認めないだろうけどさ。
ただあいつらが単に規制の為に子供の権利を悪用してきたことは当時から指摘されていた実在児童の保護に予算を割けと言う声をガン無視した事実からも物語っているからな。
私はここを特に怒っているよ。
それとその欧州や欧米では奴らがまた懲りずに児童ポルノを理由としたセックスドール規制を押し進め出したみたいだし、今ではそのセックスドール規制に反対した話をするだけで垢が凍結されたり、つべで反対動画を流したら、広告規制をされたりするような嫌がらせすらしているみたいだしな。
大方Prostasiaの募金の窓口凍結もこの辺の嫌がらせが絡んだ話だろうよ。
こんな規制をしたら、また犯罪が増加するのを理解していないのかと思うね。
でも規制を推進するあの人達はこの犯罪増加も規制推進の材料程度にしか思っていないと思うよ。
本当、今だ漫画等の創作物まで児童ポルノに含めようとしているし、いい加減にしろよって話。
お前らが推し進めた規制のせいで実在児童保護のリソースが奪われまくっているのはスウェーデンの警察とかも指摘していた事だし、アメリカでも現在、リソース不足になって捜査自体の破綻を招いたと言うのが現実なんだよ。
ネットに激増している「幼児の性的虐待」の実態 虐待画像や映像の数は過去最高に https://t.co/hweOtVxygg
「捜査は感情的にも心理的にも非常に負担が大きく、やめる人が後を絶たない」。実在児童への性虐待という地獄と向き合うよりは、二次元萌え絵を叩いて回る方が精神的にずっとラクなんだろうな。— ClaraKeene (@clarakeene) 2019年10月23日
こういう悲惨な現実を無視して、二次元規制に血道を上げてるのが国際児童保護団体という連中の実態なんだよ。特にECPATとかがそう。日本でも散々実在児童保護の邪魔したし、国連に創作物規制をさせようとした。https://t.co/PooQxk9tBB— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) 2019年10月26日
https://toyokeizai.net/articles/-/309872
米国銃撃事件を受けトランプ大統領が会見、「暴力的なゲーム」取り締まりの必要性を指摘
https://www.gamespark.jp/article/2019/08/06/91929.html
向こうは向こうで大変だなあ。
安易な規制自体私は嫌いだけど、この場合規制論的には銃規制の話に普通は発展するだろうに何故かトランプ氏は8chan規制やゲーム規制と斜め上の論理を展開しやがった。
幾ら大統領選挙が近く、ライフル協会が大事とはいえ、流石にちょっとこれは無理筋すぎるだろ。
でもこんなもん出た日には向こうだと速攻で違憲判決出そうな気もするけどね。
日本以上に表現の自由に対しては割とシビアな考えを持つ国だし、役人とかトランプ嫌いも多いみたいだしなあ。
その後、オバマ氏が明らかにこれに対する当てつけの発言をしていたけど、オバマはオバマで白人至上主義ウェブサイトのせいとか言っていて、インターネットのせいにしていたからなんだかなあと言う話。
https://this.kiji.is/530717544895661153
これは俺の想像だけど、何が特別保存の対象かなんて内規はないと思うよ。想像ではあるが、国籍法違憲判決の記録すら廃棄するぐらいだから、まちがいないでしょう。で、最高裁で判断が確定したら地裁に記録を送って、あとは地裁が判断する。
だが送られた記録を受け取るのは記録係であって裁判官じゃないし、最高裁から送られてくる時点で既に地裁の手を離れて何年も経過しているので、当時担当した裁判官なんて残っていない。そもそも裁判官は、これは弁護士もそうだけど、事件を処理し、判断する訓練を受けているだけであって、自分の担当した事件に歴史的な価値があるかないかと問われても、そんなの知らんとしかいいようがない。まして人の担当した事件が社会的に重要かどうかなんて聞かれても困るよ。
そんな状態で、最高裁から送られてくる膨大な事件記録のうち、どれが特別保存の対照で、どれが廃棄していいかなんて判断できるわけない。おそらく東京地裁にはこうした判断をする部署すらなく、記録係の主任に丸投げだったんじゃないかな。大規模庁である東京地裁ですらそれだったとしたら、他の地裁なんてさらに無理。裁判官も書記官も忙しいしね。
地裁からしてみたら、最高裁から具体的に指示されるか、明確なルール作ってもらわないと判断なんてできないと思うよ。
戦後、マイノリティの権利について憲法14条違反として法令を違憲無効とした判決は、国籍法と女性の再婚禁止期間100日超の部分を違憲とした判決しかない。だが記録がなければ、後の研究者が訴訟の過程を詳細に検討したいと思っても、当事者か代理人に聴くしかない。
国籍法の場合、判例集に載っている事件は、集団訴訟で報道された別事件と違って、強制送還の命令から始まり、強制送還を命じられた本人が実は日本人でした、というところに特殊性がある。1人でちまちま始めた事件で、メディア対応等はしていないが、集団訴訟より1年早く始まっているので、判例集にはこちらが掲載されている。研究者なら事件名が「退去強制令書発付処分取消等請求事件」となっているのを不思議と思うはずだ。http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=36415
退去を命じられた人が、実は退去の判断が裁量違反で無効であるというに止まらず(これは"if"だが、もしも国籍を問題として提起していなければ、原告は強制送還されていたと思う。)、憲法的には日本人だったという奇妙な経過と結論は、日本の社会における外国人の地位について示唆するところが多いはずだが-不思議だよね。本人の社会的な地位はいっさい違わないのに、争点がズレるだけで、「煮て食おうが焼いて食おうが国の自由」と切り捨てられる対象から、最高裁の裁判官が15人も集まって、やれ憲法に違反するとか違反しないとか大議論の的になる-俺が忘れたか死んだりしたら(いちおう国の書面や証拠も含めて全部PDFにはしているけど)準備書面すら読めず、判決を読んで国籍法が違憲になったロジックは理解できても、なぜそんな事件名になっているのか、そこで問われたのはどういう問題だったのか、永久にわからなくなる。 (一審判決まで辿れば少しだけ触れられててはいるけど)
俺は学者じゃないし、そもそも俺にとっては終った話なので、東京地裁が廃棄したからけしからんというつもりはないけど、学問的には損失かも知れないね。
国連の児童ポルノのガイドラインのパブコメが締め切りが3月31日であったにも関わらず、5月6日付で突然アメリカのパブコメが表示された事に関連した話。
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CRC/Pages/DraftGuidelinesOPs.aspx
参考:OPSC Draft Guidelinesに対する各国コメント
https://beni-uo.hatenablog.com/entry/2019/04/20/101159
そこで
・州や裁判によって受け取り方が様々であり、それで漫画やラフであっても逮捕される事例が起こっている。
・実際に2018年に囚人が書いたラフによって逮捕された事やただ漫画を所持していただけ逮捕された様な事例もある。
大体こんな感じの事を返答してくれた。
またやはりその方も国連のパブコメの締め切りが終わった後に米国のパブコメを受け入れた事は興味深いらしい。
アメリカでは児童ポルノ禁止法が個人法益ではなく、社会法益化してしまっていると言う認識で良いのかな?これだと。
しかしこんな事すれば更に実在児童保護から観点が離れて、逆に児童の権利すら後退させる事態を招くと思うのだけどね。
漫画等の表現の自由の問題も関係するけども逆に創作物とわざと混ぜて規制なんかしたら児童の権利にも悪影響を与えるよ。
この法律自体実在児童保護を主目的をしているのにこれをわざと潰そうとしているのだから、後々その反動で逆に子供の権利自体衰退する様な事態を招きかねないと思うけどね。
真面目に児童保護を考えている人からすれば本気で迷惑なんじゃないか?これ。
でも彼等(宗教的な力が強すぎて)文句も言えない状況に追い込まれてそうなのも想像できるしなあ。
本当規制を推進している人達はわざと子供の権利を漫画等の表現規制を混合して考えているとしか思えないしね。
日本でも児童保護施設に予算ついていない事をずっと前から指摘され続けているにも関わらず、無視し続けているしね。
本当、300件中200件以上が61-63項(漫画等の創作物に関連する事)についての指摘だったみたいだし、日本だけならず、オーストリアも漫画やドローイングは児童ポルノではないと言うコメントをしていたし、バチカンですら、条約自体、国際的に決められたものだから、委員会が勝手に拡大解釈してはならない的な意見をだしていたので、余程国連のこの委員会に都合が悪い意見ばかりだったから、委員会がアメリカに出向いて自分達に都合の良い意見を取りに行ったのではないのかと邪推してしまうよ。
正直国連の委員会はこのアメリカのパブコメを使って圧力をかけそうで怖い。
本当、こっちの問題も本当に危険なのだけども漫画家やオタク界隈の人達は今はDL規制やらブロッキングやらの著作権問題ばかり熱を上げて、こっちには誰も興味もないみたいだしなあ。
見ている限り、土壇場になっていつも焦りだすのが彼らの習性なのかも知れないけども。
その時は大概手遅れなのにね。
これも本当に危険な問題なのだけども誰も関心がなさ過ぎて怖い。
正直胃が痛くなる事ばかりだよね。
嫌になるよ。
「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。 」
日本国憲法第31条に明確に規定されているこの言葉は、いくらか人によって解釈が違う。例えば刑事罰に於いて犯罪者に対し口頭での罰や晒し刑などは当然存在せず、また誹謗中傷の類は生命或いは自由を奪うものではないとして、ネットリンチを正当化するものがいる。(ただし31条に関係なく名誉毀損罪として訴えられるケースは多々ある)不倫報道が出れば当たり前のようにネット中で罵詈雑言が書き込まれ、しかもそれが正義などと囃されたりする。
何度も人に言ってきたことだろうが、上記の通り法律の手続きなくして個人個人が他者を不当に罰することは法律上認められるものではないことを忘れている人間が少なからずいるようである。ネット私刑と言ってネット上での私刑行為を問題視する動きもあるが、時折それはネット上でのみ私刑が行われるというような、問題をある概念に閉じ込めてしまう不可思議なロジックを感じることがあるためここに明言しておきたい。ネット以外でも私刑というのは存在する。
姦通が行われて、復讐のために一方が他方を害するというのはときおり聞く話である。(弁護士局部切断事件((某大学の法科大学院に通う青年が、妻の浮気相手である男の局部を切断した事件))が一例)ただ、この場合は強姦されたと勘違いした男側の凶行だったそうだが、率直に言って、強姦であっても私刑が認められるということはありえない。強姦だから、大切な人を殺されたから、自分の尊厳を著しく傷つけられたから……感情的には理解できる理由だし、被害者の権利などを損なうつもりもなく、また加害者を守ろうという意志もない。ただ私刑がいけない。というより、これらは私刑でもなんでもなく明確な「犯罪」である。当然、それを行った人間は(さらにいえば、そこが正当な法治国家であるなら)他の犯罪者と同様に裁かれる。
ただし、裁判において情状酌量がないわけではない。例えば尊属殺重罰規定違憲判決(実父殺害事件((実父から恒常的に性交渉を迫られて、父との子供まで出産し夫婦同然の関係を強いられていた女性が父親を殺害した事件)))のさいには被疑者側の事情や心情などを斟酌して、合憲違憲の判断に関わらず、すべての裁判所が能う限り量刑を軽くする方針を示し、その過程において尊属殺の法令を見直し違憲に至ったという事例があるし、平たく言えば、裁判官だって鬼ではない。同じ犯罪であっても同情の余地がないものは重刑となるし、上記の通り減刑されることもあるだろう。
一体なにが言いたいかと言うと、被害者、あるいは被害者親族と加害者間に於ける私刑は、それが行われた時点で法律上明確な「犯罪」として認識され、刑法に則った判決が下されるということ、第二に、私刑という観点からのみ指摘できる事由ではないこと、第三に一般的にそれは個人と個人との事件であるということである。親族を殺されたものが復讐のために加害者を殺せば当然罪に問われるし、そのさい殺害に至った様々な問題(メディア・リンチ、経済的、精神的な救済の不十分)が見直される。さらに言い及ぶなら、すべての復讐殺人などをなくそうというのは極端に言ってすべての犯罪をなくそうと言うようなもので、私刑のような一義的観点から捉えられるものではないものの、明確な「悪行」として判断できる事由として扱える。
栃木実父殺害事件がどれだけ同情の余地があろうと無罪になることは決してない。あの京都認知症母殺害心中未遂事件でさえ、刑は執行されたのである。さきほど法律は鬼ではないと言ったが、だからといって温情に充ちているわけでもない。設けられた基準の範囲内で酌量するだけのことである。
ところが、第三者がアジテーションの如く私刑を推進したり、「この事例に於ける私刑はいいけど、この事例に於ける私刑はダメ!」などと何故か私刑を差別化しているような人間をままみる。全部駄目だ。
ネット以外でも私刑があるとは言ったものの、それが私みたいな一庶民にまで広がってくるツールはだいたいネットで、こんな日記を書き出したのも「不倫をしたやつにはこうしてやれ!」という攻撃的な文体とともに男性器(おそらく偽物と思われる)を女性がジャンプして踏みつけ続けるという奇天烈な動画を見てしまったからである。最初も私は「なんだ、過激なジョークだ」と笑っていたが、それに寄せられた一連のコメントを見ても冗談ごとではないようだった。しかも動画を投稿した人の(動画自体は拾い物らしいが……)発言が「女の方が男より二倍浮気をしやすい。だから、女が浮気したときは熱した金属を流し込め」などというもので、ひどく戦慄した。もちろん、こんなものは広いネットの世界におけるごくごく一部の一例にしか過ぎない。だからネット上、引いて現実でこのような復讐が認められているなどとは思わない。
けれども、どこかしら皆「悪人なら攻撃したっていいだろう」と思うところがあるかもしれない。しかし、それは間違いである。どんな理由があるにせよ悪行は悪行である。「あいつムカつくから攻撃してやろうぜ」というのと全く変わらない。いじめられる方が悪いなどと言って逃げる場合もあるが、いじめ自体が悪いということに変わりがない。どれほど正当化したところで絶対の誤りである。
世間は非常に大きなうねりを持った流動的な性質があるので、一個人の考え方だけが改まってもしようがない面がある。だからこそ線引が難しい。私刑を撲滅したいからと言って一人ひとりの言論や行動に政府や法律が過干渉すれば、それはディストピアである。ただ、逆説的に言及すると、ディストピアにせざるを得ないような民衆が力を持っているのも考えもので、人によっては、ある程度制限された世界のほうがずっと平和のように思うかもしれないのである。それはネットによって個人個人が情報発信能力を持つことで、なんの権力も地位ももたない一般人も、言動や論理性、道徳的な真偽など情報発信するものに必然の悩みを抱えなければならないからこそ、より切実に考えられるべき問題なのである。ネット私刑なんてものは、人々が出す機会もなかった攻撃性や偏狭な視点が顕在化した結果生まれる単語であり、その本質には一部の人間が私刑を……もっと悪質であれば、自分のストレスの発散のために他人を陥れることを良しとしていることにある。それに対抗するためには、その考えを持つ個人を糾弾するのではなく、その考え自体を批判しようという姿勢が大事だ。「罪を憎んで人を憎まず」と言う言葉には深い含蓄が込められており、この私刑問題を考えることによって再確認することができるだろう。
こういうことを聞いて少しは反省するもの、この考えに肯い「そうだそうだ」と声を上げるもの、犯罪者がいるなら石を投げるのが正義だと考えるもの、いろいろいるだろう。もしこの文章を見て少しは私刑を改めようと思ったとき、こういう風に考えてみてほしい。
「自分は知らず知らずのうち、こうした行為をやってしまってはいないか」と。
私もそうするようにしている。これは悪いんだなー、なんて悪いやつだ、と考える前に自省する。これがとても重要である。窃盗をしたものを馬鹿だと笑ってみても、よくよく思い出せば幼少期に、冗談ごとで済まされたとは言え窃盗じみた行為をしていたかも知れないし、いじめは良くないと憤る人が、いじめまがいの行為を無意識にしてしまっていたということもありうる。罪を犯さない人は理想的だが、そうそうそんな人は現れない。ぜひ、私刑を嫌う人も考えてみてほしい。「私刑を嫌った結果、私刑を行う人々に、また私刑じみた行為を働いてはいないだろうか」。殴る、蹴る、罵詈雑言を吐く、情報が消えづらいネットに個人情報を流す、ありもしない話をまことしやかに流布する……。こんなものはすべて私刑である。
余談だが不倫事件で話題になったベッキーと川谷絵音氏の事件で、ネット上に不倫が許せないあまり過剰な罵詈雑言が散見されることに苦言を呈していた増田へ、「不倫したいからそんなこと言うんだろう」とか「不倫しなきゃいいじゃん」とか、「人の性だから仕方ない」とかいうコメントがつけられていて驚いたことがある。きっとあの増田にとっても予想外のコメントだったと察されるが、それらのコメントを見てどのようなことを思ったのだろうか……。