はてなキーワード: 現市長とは
守谷第二位の無職として、日々楽しく交流させていただいております。
さて、先日フォロワーに「現市長(守谷市松丸市長)はやる気がなく見える」と言われました。
こんな中年無職に聞かれても案件ではあるのですが、私が見た松丸修久像について、書いてみたいと思います。
■松丸市長の本質:自分で先導するのではなく、周囲に決めさせて環境を整えるマネージャータイプ
松丸サンは、簡単に言うと、自分で「守谷をこういった街にするんだ!」といって決めていくタイプではなく、「市民に決めさせて、市民に運営させる。その場を作るのが市役所」という形を徹底して作ってきた人です。
間違っても自分で駅直結ビルの図面を手書きしてみたり、小学校を始めとした負の遺産をガンガン建設するよう進めるといった、旧来型の土建屋タイプの市長ではありません。
いくつか実例を見ていきましょう
※細かいことを言うと時系列的に市長時代ではなかったものも含みますが、議長・議員も長く務めていたので一旦目を瞑ってください
これが松丸市政を最もよく表現した施策であると言えるでしょう。
やや複雑なのであえて超絶簡単にまとめると、町内会をかなりのサイズにまとめて、そこに一定の自治権や予算を与えたという取組みです。
例えば交通の足に困っている一部地区のまち協に、自治会運営のワゴンを与えて、地域の足として活用することを許可して、交通弱者対策に取り組んだ、というのは非常にわかりやすい例です。
これを市役所がやると、「全ての地域にあまねく同レベルのサービスを提供しなくてはならない」「責任も市役所がとらなくてはならないので、そもそも市役所もやる気にならない」「一度始めると、少しでもニーズがあると撤退ができない」ため、施策としてはなかなか前に進みづらいです。
その中で、あえて地域に権限を与えてしまって、地域の責任で運営・撤退を判断。
市役所はその手伝いをするという形を作ったのは、地方自治においては割と画期的です。
そしてこれに関しては、むしろ「ちゃんと市民の声を聞く姿勢があるからできた施策」であり、自分でなんでも決めたがるタイプの方にはできない施策でもあることに留意が必要です。
これも、市長や議会が勝手に決めて勝手にダイワと推進したものではありません。
むしろ市民を巻き込んでコンペをやり、その中の案の1つを実現化したものになります。
ブランチ守谷を失敗している等と言う場合、どちらかというと、その案を出したチームへの批判となります。
もちろん、最終責任者は松丸市長ですが、あくまで市民同士の批判に転換させるやり口は見事です。
とはいつつ、なんだかんだ公園も盛り上がって来てるし、ひがしの町内会がイベントやったり、割と盛り上がってきたよね。
2:私立小誘致
これもまさに「自分で手を動かさずに人にやらせる」の典型でしょう。
まして守谷市は給食センターの新設も控えており、学校施設の規模調整はかなりの難題。
そんな中で、住所はつくばみらいとは言え、私立小を持ってくるよう仕向けたのは、非常に合理的でした。
守谷では地元の子が一部受け入れられているのと、市外からも小学校入学のために税金たくさん払ってくれそうな金持ちが転入しています。
公立小学校を作っても、金持ちは集まらないことを考えると、非常に良いね。
(しかも税金がかかる乳幼児期を終えた子どもを集める・小学校くらいだと転居してくる可能性もあるというのも素晴らしい)
SALSEFORCE・DMM等、多くの企業との協定を結びました。
これも、自費で何かを推し進めるのではなく、自治体と協力したいという実績を作りたい企業を上手く活用して、市の活性化に取り組んだ功績と言えるでしょう。
実際、ここまで多くの企業と協定を結んだ自治体は、政令市クラスの自治体を除いたらほぼないのでは?
公立の小中学生の英語教育、ICT教育等、市民としても割と利益を受けています。
これにより、図書館の休館日を大幅に減らし、市民の利便性向上に大きく貢献しました。
このように、松丸市長は「自分が手を動かした」ワケではなく、周囲を上手に取り込みながら、市を運営してきたと言えるでしょう。
多分、安倍さんとか好きだと思います。もしくはサッカーの森保監督とか。
基本的に何か強く推進している感じが外からは見えないけど、気づいたら強くなってる、そこを目指しているように見えます。
さて、ここまでで、松丸市長はなぜやる気がなく見えるのか について語ってきたつもりですがいかがでしょうか。
もう少し、個人的に思っていることを書いていきたいので、徐々に論点を変えていきたいと思います。
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では、市長が独断で進めたと宣伝されているアジュール問題をどう評価するかは極めて重要ですね。
これも、ここまで語った松丸論だと、およそ協議会とか作ってから進めないとオカシイと思われるでしょう。
ただし、
・議会は通しており、高い賛成を得ている
・明らかに財政上問題がなく、むしろ将来的には貢献する可能性が高い
・取得までは市の仕事と割り切っている?
ため、独断・暴走かと言われると「いつもの松丸さんじゃない」かもしれませんが、
「独断・暴走と評するほどのものでもないのでは」というのが感想です。
・政治的正しさ → ここを否定する場合は、議会も否定していることになります
・お金の使い方 → ここを論点にするのは筋が悪いし、経済経営センスがないことを明かしているに等しいのでやめた方がいいです
これらの論点をごちゃまぜにして、疑惑・利権にすり替えて攻撃されてるな~というのが感想です。
アジュール問題の本質的部分については、今日の「市長のやる気の見えなさ」論とは一旦異なるので、これくらいにしておきます。
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さて、「周囲を取り込む系マネジメント」をしていくとどのようなことが起こるか。
実際、Xを見ていても、森友学園を彷彿とさせるような「疑惑」を一方的にふっかけて楽しんでいる人たちをよく目にします。
では実際に汚職は起きているのか。
調べてみましたが、わかりませんでした。
とこれでは「いかがでしたでしょうか」ブログになってしまうので、真面目に考察してみます。
■汚職が起きているかはわからないけど、建設業協会は暴走していない
松丸さんは、令和建設(現松丸建設)の元社長だかCEOだかです。
市内でも大きな建設会社なので、実際に少なからぬ工事に関わっています。
ということは、松丸さんが最も関係している団体の1つとしては建設業協会・令和建設が考えられるでしょう。
しかし、松丸さんは、小学校建設や駅前再開発には手を出しません。
ふつうに考えれば、小学校建設や駅前再開発なんて、守谷市の建設業協会にとって最高においしい仕事です。
仮に元請になれなかったとしても、様々な仕事ふってくる、何よりもメンテナンスの仕事も無限に増えます。
これを、あえて推進していないという点は、松丸さんを見ていく上で非常に大きなポイントでしょう。
後述しますが、松丸さんは明らかに嫌われる要素を複数持っています。
その1つである対令和建設・対建設業協会に対し、割とそこまで直接的に利益供与をしているようには見えません。
やろうと思えばもっとやれるハズのところで一定の自制を利かせている点は評価して良いと思います。
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地方自治の独自性だなんだと言われていますが、実際みなさん、地方を見ていてどうですか?
一部の恵まれた自治体を除くと、行われていることって基本的にはほぼないです。
なぜなら、地方自治体に与えられた権限は非常に少なく、基本的に求められる機能が国から下りて来た事業の執行であり、金儲けや楽しいイベントを仕掛けることではないからです。
なので、市長ができる施策で独自性を出せと言われると大きく2つしかありません。
確かに他候補の支援者が裏アカを作りまくっているのに比べると、大きく後れをとっています。
手練れの広報が身近にいないのでしょう。
ただし「有意に上昇を続ける地価」「宅地が不足するレベルで増加している人口」「ふるさと納税寄付額関東2位」という実績が出てしまっているため、
現時点では広報はうまくいっている、もしくはそこにカロリーを割く必要がないというところは大きいかもしれません。
それでも、他市市長みたいに前面に押し出て威勢のいいことを言うことに幸せを感じる方にはキツイ街かもしれません。
→こちらは、まちづくり協議会に役割を大きく移譲しようとしていると思います。
市がやります!というより、近所の人がやってます!と推進しようとしている形ですね。
実際に、枠を作るのは大変ですが、何よりも大変なのは参加者の増加や運営の維持。
そこを、市民に主体的に移譲しようとしているので、ここでも松丸さんが前面に出て来ることはないでしょう。
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ではここからは、なぜ松丸さんは嫌われるのか、もとい、松丸さんが嫌いな人はどういった層かについて、まとめていきたいと思います。ここまでの記事を読んでいただくと、ある程度スッキリするとは思います。
※ここから先はかなり具体的なペルソナを設定しているので、不快に思ったら途中で読むのをやめてください
1.自民党・市役所・市長・市議会・建設関係者が悪であると信じることで、心の調和を保つタイプ
コンクリートから人へ、という言葉こそが正義であると信じているタイプです。
思想信条は自由ですが、この関係者に、多くの真面目な市民がいることが見えておらず、また、いうほどその人たちが豊かな暮らしをしているワケではないことにも気づいていません。
このタイプの方は正義感が強く、自身の発言も「社会正義」をベースにしているため、恐らく何があっても思想信条を変えることはないでしょう。
このタイプの方は、決して「なぜ松丸市長は小学校建設をしないのか、自分がトクするじゃん」という問題には手をつけません。
このタイプの方は、まちづくり協議会とか存在から知らないし、図書館も誰が運営してようが知ったこっちゃない。
他自治体の全てが守谷よりよく見えて、守谷は無能が運営していると思い込んでしまう。
なので、守谷の仕組を上手にハックできない、その知恵や人脈がない方です。
よくも悪くも、松丸さんが作った今の仕組は初心者にとっつきづらいため、こういう層は自分がないがしろにされていると思ってしまう、もしくは本当になんにもない自治体だと思ってしまうということで、なぜかアンチになっていることが多いです。
守谷はベッドタウンなので、ご近所づきあいはがんばろ。その方が選択肢増えるよ。そういう街です。
これは1と大きく関わります。
本人と話すとめちゃいいおじいちゃんなんですけど、ここに引っ張られてる人は多いと思う。笑
似たポジションとして、「市長の発信力がない」ことに不満を持っている方も少なからずいます。
発信力があろうがなかろうが、自分がうけられる権益は1mgも変わらないのですが、なんとなくブランドが足りてないように感じて、おじいちゃん政治家が嫌いになっちゃうんでしょうね。
一番イタかったのは、コロナ給付金が、既に守谷では配布始まっていたのに、他市市長が「来週から配布します!職員頑張ってます!」みたいなツイートした時に
「◎市はすごい、それに比べて守谷は」と盛んにアンチ活動していた人です。
まぁその方はちょっと活動家すぎるので置いておくとして、市長が40歳イケメンだったら、この理由で松丸さんを嫌いになることはなくなるんだろうなと思います。笑
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■たぶんやる気がないワケではない
ということで、本題の「松丸市長のやる気」問題ですが、およそ本人が、やる気を前面に押し出して進めていくタイプでないことは伝わったかと思います。
あくまで私は、事実をベースにいくつかの解釈を混ぜた文章としているので、皆さんがどう受け取るかは自由です。
現在の守谷市があまりに住みづらい市であり、市政も大きく間違えている、というのであれば、方法は2つ
私は聖人でも議員関係者でもないので、全員が選挙に参加しろなんて思ってないし、よくわからないなら思考停止させて選挙になんて参加しないのもアリだと思っています。
ただ、少しでも興味がある、疑問がある方にこの文章が届けばいいなとは思っています。
この内容についての感想等は、Xでいただけるとありがたいです。
死んでも「ごめんなさい」や「申し訳ございませんでした」とは言えないらしい
■ おわび
■■■ さま
■■■ さま
昨日、突如として■■■氏に関する記事が話題になり驚いたのですが■■■氏から■■■■と関係があると断定したかのように書いていた記事については、■■■さまから■■■さまにDMで否定されたとのおしらせがありました。
(URLのため省略)
また、上記で■■■氏の語られたように、■■■氏は■■■氏に言及しておりません。無関係です。
加えて、当該記事を書いたのは■■■■■■■■■でもありません。
はてなは記事が流れて行くため過去の記事は検索しないと表示されず、はてなブックマークがついてツィッターで紹介されないと閲覧数も伸びないので■■■■■■は選ばないと思います。
証拠になるかわかりませんが、既に削除された記事には、7月の5chの書き込みはありません。これはその時点で記事を収集しきれなかったためです。
(中略)
記事の製作過程
上記で説明があったとおり、議員とは選挙プランナー、選挙ブローカー、選挙コンサルタントという者がついているという言及がありました。
そこで検証のため、独自に所属していた組織から関係生を追っていくと■■■さまのお名前しか出ませんでした。
また■■市長の選挙でも現市長の服や髪型を変えたという記事を発見しました。
というところから全ての線は■■■さましか出て来ませんでした。またこれまで否定する情報もありませんでした。
記事の背景
選挙において、これらの選挙プランナー、選挙ブローカー、選挙コンサルタント(以下、選挙プランナー等に統一します)の名前は出て来ません。確認することもできません。
しかしながら、いきなり不祥事で問題を起こしたりやめたりする議員、政党をいきなり変更したりいきなり選挙区を変えたりする候補者、議員が。出現しています。
これらは各候補者が独自に選択したとしては多すぎる印象があり、原因として選挙プランナー等の存在を疑うものです。
もちろん最終的な判断は選挙プランナー等の責任ではありませんが、選挙プランナー等の助言がなければそんな動きがないのではないかと思います。
あくまでも黒子だ、責任を負わないとしながら、それらは有料であり、選挙で問題がある人物、実力が伴わない人物を送り込まれても有権者は困ります。
利益は得るが責任もリスクも負わない。名前も出さないというのはありえないのではないか。イメージだけで有権者に誤解を与えるのは問題ではないか。
しかしながら昨日、■■■さまから否定する連絡があったとのことで誤解だとわかりました。■■■さまを含め、関係者の方々にはご迷惑かけ、大変失礼いたしました。
これを■■■■■■■■■や■■■さまではなく、更に関係もなく、このお詫び記事書いた本人が書いた証拠として、また謝罪の証拠として、話題になっていないもう一件の記事は当方で消しました。
松田馨 さま
暇空茜 さま
昨日、突如として松田馨氏に関する記事が話題になり驚いたのですが、松田馨氏から堀口英樹と関係があると断定したかのように書いていた記事については、松田馨さまから暇空茜さまにDMで否定されたとのおしらせがありました。
https://youtube.com/live/mTf5oqKaSBk?si=KxPGt5K-SK5qsYjc
また、上記で暇空茜氏の語られたように、暇空茜氏は松田馨氏に言及しておりません。無関係です。
加えて、当該記事を書いたのはmanner makes manでもありません。
はてなは記事が流れて行くため過去の記事は検索しないと表示されず、はてなブックマークがついてツィッターで紹介されないと閲覧数も伸びないのでmanner makes manは選ばないと思います。
証拠になるかわかりませんが、既に削除された記事には、7月の5chの書き込みはありません。これはその時点で記事を収集しきれなかったためです。
https://itest.5ch.net/test/read.cgi/twwatch/1689244941/261
0261 Manners maketh man ◆dali1V2LfM (ワッチョイ 1756-c46Q) 2023/07/14(金) 04:21:11.24
上記で説明があったとおり、議員とは選挙プランナー、選挙ブローカー、選挙コンサルタントという者がついているという言及がありました。
そこで検証のため、独自に所属していた組織から関係生を追っていくと松田馨さまのお名前しか出ませんでした。
また芦屋市長の選挙でも現市長の服や髪型を変えたという記事を発見しました。
というところから全ての線は松田馨さましか出て来ませんでした。またこれまで否定する情報もありませんでした。
選挙において、これらの選挙プランナー、選挙ブローカー、選挙コンサルタント(以下、選挙プランナー等に統一します)の名前は出て来ません。確認することもできません。
しかしながら、いきなり不祥事で問題を起こしたりやめたりする議員、政党をいきなり変更したりいきなり選挙区を変えたりする候補者、議員が。出現しています。
これらは各候補者が独自に選択したとしては多すぎる印象があり、原因として選挙プランナー等の存在を疑うものです。
もちろん最終的な判断は選挙プランナー等の責任ではありませんが、選挙プランナー等の助言がなければそんな動きがないのではないかと思います。
あくまでも黒子だ、責任を負わないとしながら、それらは有料であり、選挙で問題がある人物、実力が伴わない人物を送り込まれても有権者は困ります。
利益は得るが責任もリスクも負わない。名前も出さないというのはありえないのではないか。イメージだけで有権者に誤解を与えるのは問題ではないか。
しかしながら昨日、松田馨さまから否定する連絡があったとのことで誤解だとわかりました。松田馨さまを含め、関係者の方々にはご迷惑かけ、大変失礼いたしました。
これをmanner makes manや暇空さまではなく、更に関係もなく、このお詫び記事書いた本人が書いた証拠として、また謝罪の証拠として、話題になっていないもう一件の記事は当方で消しました。
ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからのホットエントリ、ブクマ数順トップ30
ブクマ数 | タイトル | ドメイン |
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3273 | 警察が嫌がる苦情の入れ方(警察にとってダメージの大きい苦情の入れ方) | 元警察官による暴露ブログ | k-satu.work |
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577 | 1,000行で作るオペレーティングシステム | seiya.me |
577 | 4年半勤めた会社を辞めた話 - 工学系チキンによる工作ブログ | woodencaliper.hatenablog.com |
570 | Linux システムコール 徹底入門 | www.kimullaa.com |
565 | 錯視,幻視ー脳のなかの幽霊たち | www.bri.niigata-u.ac.jp |
552 | 山口達也と非生産 by 非公開: 田房永子|LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ) | www.lovepiececlub.com |
529 | (翻訳) ビッグテックのプロジェクトマネジメントとスクラム不在の謎 - forest book | t2y.hatenablog.jp |
526 | 【9/29追記】NURO光に申し込んだら4ヶ月弱待たされた挙げ句解約しろと言われた件 - Yebisu303’s diary | yebisu303.hateblo.jp |
514 | 教員のなり手不足解消「正直、名案はない」 盛山文科相就任会見 | www.kyobun.co.jp |
511 | テレビはどうしてジャニーズ事務所とここまでグダグダの関係なのか|More Access! More Fun | www.landerblue.co.jp |
475 | 君は青いギターが呪物になる過程を見たことはあるか?/大槻ケンヂ「医者にオカルトを止められた男」|webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム | web-mu.jp |
467 | 第1話 / インターネット・ラヴ! - 売野機子 | FEEL web|マンガの数だけ愛がある | feelweb.jp |
464 | 【速報】ホンダが「モトコンパクト」を発表! 電動でモトコンポが再来、価格は1000ドル(約15万円)以下! | Webikeプラス | news.webike.net |
449 | "真打落語家"蝶花楼桃花 | rikkyogeinokenkyu.wixsite.com |
427 | DJ SODAさんの再来日にネット民驚愕! 挑発的・性的な私服で「公然わいせつ」「入国禁止にして」の大合唱 | nnjnews.net |
424 | 教科書制作からYouTuberに転身し、ヒットを連発。人気チャンネル「ゲームさんぽ」の着眼点 | hatawarawide.jp |
415 | ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト | www.helloproject.com |
402 | ネット・ゲーム依存対策の学習シート 誤りを指摘する公開質問状に香川県教委は「回答せず」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送 | news.ksb.co.jp |
395 | 第1ステージで起きてしまった事故の経緯 - ツール・ド・北海道2023 大会キャンセル 詳報 | www.cyclowired.jp |
383 | 【お詫び】弊社販売車両が転売されてしまったため、トヨタ車 全車種の新規販売受付見合わせ。※トヨタ車以外は継続販売。 | www.sankoh-jp.com |
381 | 内部告発【前編】洲本市元課長の不正行為~東京アンテナショップ元店員たちの証言と録音データ「現市長は知っていたはずだ…」~サンテレビニュース | sun-tv.co.jp |
正直に言えば、どこか残念でありほっとしている。
※
対馬市長は先日、最終処分場への文献調査候補地として、応募しない旨の宣言をした。
もともと、核廃棄物の処分場はもう十五年くらい前から誘致をしてはどうかという動きがあったのだ。当時は調査を受け入れるだけで10億円が支払われると言われていた。
しかし、前市長はこれをバッサリと切り捨てた。このときは市民運動というほどでもない、変わり者が少数でわめいていただけだったので、それですっかり火は消えてしまった。その後、前市長の後継を取った現市長が就任。
二期目の市長選では対抗馬として核廃棄物処分場の誘致を謳う候補が立候補したものの大差で現市長が当選したのである。
ただし、この時の対立候補は対馬となんの関係もない大阪の右翼活動家で刑務所服役復帰戦のような様相があり、本気で当選する気はなかったと思われる。
いずれにせよ、現市長は『最終処分場誘致派を下しての当選』という事実を得てしまった。実際は堅実な市政への評価と、なにものともしれない右翼活動家への嫌悪もだいぶんあったのだけど。
※
しかし、原子力に関するどこかの組織に旅費を全部出して貰って、どこかを視察してきたらしい。
日本に最終処分場などないのに、何を見てきたものか。酒宴などの歓待を受けたのか否か。日当や土産代などの現金を受け取ったのか。
それもしらない。
もしかしたら、貧しい旅行で勉強だけして帰ってきた可能性もある。
それでも旅費を利益関係者に出させたというのはいかにもまずかったのではなかろうか。議会でも反対派議員から突っ込まれていたし、それはそれとして今後揉めるかもしれない。
とにもかくにも、議会で正式な議題として『処分場の誘致』が上がってしまったのは事実である。もちろん、誰だって別に核廃棄物や処分場が欲しい訳ではない。それに伴ってついてくる金が欲しいのだ。
その額たるや、文献調査を受け入れるだけで20億円。
ざっと検索したところ、対馬市の年度支出額はおよそ250億円程度であることがわかる。
すでに文献調査受け入れを表明している北海道の寿都町の年間予算規模が60億円ちょい、神恵内村に至っては20億以下だ。
これが500億円とかなら、もっとグッと賛成に傾いたかもしれないが、提示額がいかにもしょっぱすぎる。
中には「文献調査だけやって20億を貰い、本格的な設置は断ればいい」と堂々と言うものもいたが、それで国から怒られるくらいなら最初から応募しない方が市長としても、市役所としてもいいだろう。
なんせ、国境離島として国から沢山の税金を貰ってどうにか回しているのだ。国の機嫌というのは、往々にして自治体を殺すことがある。
つまり、20億円があまり見合っていない気がする問題があるのだ。
だから推進派がいくら勢いを出しても、反対派を黙らせることはできない。
なんせしょっぱいのだ。
20億あればあれもこれも、とはならない。少なくとも市民に実感のある使い方は全くできないで消える金額でしかないのだ。
さらに、対馬は住民の半分くらいが水産か観光で飯を食っている島だ。
この人たちの家業にはマイナス補正がついて回る。なんせ、処分場や核廃棄物と記念写真をとりたい。推したい、みたいな変わり者はとても少なそうだ。最大限、好意的にみて「気にしない」。最悪「対馬産の物は徹底的に避ける」人が出てくる。実際はその間のグラデーションのどこかに皆が分布される。
逆に、仕事の恩恵を受けそうな土木業者も兄弟なり親戚、友人などの近しい者がかならずそういった職に就いている。
だから、みんな微妙なのである。推進派議員はあまり勢いが出せない。
対して、反対派議員は誰はばかることなく大声で反対運動を展開する。
それに伴って、推進派議員が「心ない言葉を投げかけられたので、市民を訴える」だのワケのわからない展開に発展したのだが、それは横枝だ。
対馬という島は歴史的に、ずっと国家中央の差し出す意向を飲んだり誤魔化したりして過ごしてきたのだ。騙したことは沢山あるが、面と向かって国家に反逆したことはないし、大きい島には必ずついて回る独立運動も皆無である。
推進派議員も熱心に燃えさかり続ける老婆などがいたが、全体的にはトーンダウンしていき、最終的な採決では賛成10、反対8で決定した。
※
『核廃棄物の最終処分場として、文献調査の受け入れを進める』のが議会の結論となった。
『意見書提出権にもとづいた市長への、議会としての意見の提出』であったわけだ。
実のところ、市議会でどう決定しようとそれは、『市議会としてはこう思っていますよ』という枠をはみ出ないのだ。
もちろん、市政というものは市民の為に行われるものであり、市民を代表する市議会の意見というのはかなり重要な物だし、常に尊重されている。たいていの場合においてはそのまま通る。
それでも対馬市長はこれを突っぱねた。
理由として、風評被害がすでに起きかけていること。市役所に様々なところから苦情の連絡があっているらしい。
そして、観光や水産業が年に200億円近い経済規模を持っている点。風評被害で一割売り上げが減れば、それで20億の交付金は吹き飛んでしまう計算になることを上げ、最後に住民の合意形成がなされていないと告げた。
確かに現状で推進派と反対派が分かれているのなら、当然まずは見送ってみるというのは一般的な判断だろう。
もっとワンサイドに推進へ傾けばともかく、議会でさえ半分に近い票が反対だったのだ。仮に市民の半数が内心的反対者なら、市長の経緯と立場から現状維持が当然だと思う。
利益を得る者は一部で、大勢が不利益を被る危険があるのだから。
これは、まあ逆に言えば市民がもっとずっと大勢賛成して誰も反対など言えないほどの金額が約束されるのなら受け入れに傾いていた可能性は高かろう。
対馬といえば小さな離島と思われがちだが、長崎県の面積の2割以上は対馬が占める。案外にデカいのだ。経済規模もそれなりにデカいし、特産品もある。マグロやアナゴは景気も良い。
分散した20億円の余波など個人にはいくらも入らない。今時は田舎の集会所を建て替えるのにも一億円がかかる時代だ。
もっと、もっと巨大な、皆が涎をたらして狂う対価が必要だったのだ。
そうして、それが提示されない以上、対馬市には縁がなかった。保守的な田舎の住民が変化を突きつけられて、ストレスに耐えられなかったというのもある。
個人的には、誘致が決まればいち早くニューモに手紙を送るなどして、自分の山を買わないかアピールするつもりだったが、土地成金の夢はあっという間に醒めてしまった。
https://www.city.warabi.saitama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/165/sityoukekka.pdf
5期目:16,880 vs 12,413 ←今回
4期目:16,989 vs 10,684
3期目:無投票
2期目:19,365 vs 10,622
1期目:17,815 vs 14,506
そらそうだろう、という結果になった。
現職が強くなるのはバラまきだろうがなんだろうが分かりやすい結果を出しているからである。有権者は過去の結果をまず第一とするため、不祥事自爆や飽きられない限り現職が勝つ。
ただし飽きられか差はじわりじわりと縮まっており、次回はもっと縮まるはず。
なお俺は4年前の「提言したことで蕨駅のホームドア設置を1年早めた!」が引っかかっており(そのせいで通常のホームドアがスマートホームドアになったため)、今年も対抗に入れている。
候補者はどちらも再開発推進派だが、再開発計画に最後まで反対していた一軒家は、計画の進行でついに取り壊されている。
日本共産党員であることを晒しつつ反対しても、当の本人にはノーダメージだった証だと思う。
(1期目に爪を隠して当選し、日本共産党でもその方面で期待されたっぽいようだが、そのときに住んでないんで知らん)
https://go2senkyo.com/local/senkyo/19208
https://go2senkyo.com/local/senkyo/6692
2022年9月中旬に注目を集めた、艦これと舞鶴市、来年の2023年に予定されている市長選挙に関わるお話をまとめました。
事情をよく知らない人にも分かるように書いているため長いのと、当時深掘りした人にはあまり新しい情報はないと思うのでその点もよろしくお願いします。
京都府舞鶴市は2023年2月に現市長の任期が終わり、市長選があります。
それに関わり、既に立候補を表明している松本隆さんという人がいます。
こういう話に個人名を出すのはあれかなとは思ったのですが、公人になろうという人ですし公開情報なのでいいかなと思い直しました。
さて、この松本さん、「やばいぜ舞鶴 森本たかしならこう変える!」というYouTubeチャンネルを開設していまして、日々動画を投稿されています。
このチャンネルで9月中頃に投稿した動画が軽く炎上したことで、にわかに一部界隈で注目されました。
いわく、舞鶴市には古くから海軍文化があり、KADOKAWAは「艦隊これくしょん -艦これ-」というコンテンツで文化盗用をしていると。
にも関わらず、森本さんの尊敬する「Aさん」に対し、知財の侵害をやめるよう警告書を送りつけたと。
私は森本さんの動画に「それはKADOKAWAの方が正しいのではないか」という趣旨でコメントをしていたのですが、この度ブロックされ、コメントができなくなりました(正確に言うとできることはできるのですが、YouTubeの仕様上自分以外は森本さん含め誰も読めないのです)。
そこで、備忘録がてら今回のことをまとめておこうと思いました。
なにぶん市長候補とその周辺の不祥事なので、公共性があるものと考えています。
特定の個人や団体を批判的に扱っていますが、憎悪を煽る目的は一切ありませんのでよろしくお願いします。
*固有名詞がたくさん出てきますが、見やすさを優先し、初出の場合やおおむね5文字以上の長いものにだけかぎかっこを付けています。
とても長いので1行でまとめると、舞鶴には艦これのIPを勝手に使って地域振興を目論む人たちがいて、そのお仲間の森本さんが市長選に出馬しますよ、というお話です。
Aさんに警告書を送ったKADOKAWA(厳密にはグループ会社の角川アーキテクチャ)ですが、2013年から「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)というゲームをEXNOA(旧DMM GAMES)のプラットフォームで展開しています。
ゲームやアニメのファンであれば、触れたことはなくても名前くらいは知っているでしょう。
そして「砲雷撃戦!よーい!」という、艦これのオンリー同人イベントがありました。
さまざまな地域で開催されたイベントで、舞鶴も会場の1つだったのですが、2021年3月のイベントを最後に現在は廃止となっています。
廃止の理由は公開されていませんが、舞鶴市内で別の同人イベントは開催されており、別の地域で艦これの同人イベントは開催されており、「砲雷撃戦!よーい!」運営の別のイベントも開催されていることから、「砲雷撃戦!よーい!」だけの事情があったと推測されています。
同人イベントとは、主に個人が制作した作品で一般流通では販売しない(できない)ものを会場限定で販売するというイベントです。
原作なしのオリジナル作品だけを扱う同人イベントもありますが、現在どちらかと言うと主流なのは二次創作、つまり既存の作品をモチーフにした作品を扱ったものでしょう。
オンリーイベントは、参加者が全員同じモチーフを使うというルールを設けたイベントです。
イベントではコスプレのように本やグッズ制作以外で参加できる場合もあります。
既存作品をモチーフにする以上当然なのですが、二次創作は原則として著作権を侵害します。
しかし、同人イベントで販売される二次創作作品は見逃される傾向にあります。
こうしたイベントがクリエイティブな人材を養成する場になっている面があり、多くの版元がそれを尊重しているからです。
権利者側がガイドラインを示し、その範囲で二次創作を認めると宣言している場合もあります。
ガイドラインがない場合は目安すらありませんが、版元が問題視すれば著作権侵害等を問われることになります。
そのためOKとNGの境界はあいまいで、二次創作活動は「版元に怒られないようにしよう」が大原則になります。
常に議論のある部分ではあるものの、建前として「ファン活動であって営利目的ではない」というものがあり、二次創作では作品の「販売」ではなく「頒布」という言葉を使うことが多いようです。
往時の「砲雷撃戦!よーい!」は大変大きな盛り上がりを見せ、開催期間2日でのべ1万人以上を集めたこともあるようです。
最盛期には周辺のホテルが満室になり、地域を走る電車がイベントのために増発するという事態にまでなりました。
ここまで盛り上がった要因の1つとして、地元商店街の協力がありました。
会場のすぐ近くで屋台村を形成し、地元の美味しいものを提供したのです。
最高じゃないですか。
ところが、ここで1つ問題が発生するのです。
するとこの屋台村、艦これに便乗して商売している、法律用語で言うと「冒用」しているのではないか?という点です。
ごく初期は、これを誤魔化すために「同人イベントをやっていたら、たまたま近くに屋台村が出ていた」という体裁でいたと記憶しています。
ところが、いつからか2つは一体化し、「砲雷撃戦!よーい!」は屋台村をイベントの売りの1つとして扱い始め、同じポスターで案内までするようになりました。
ここで出てくるのが「舞鶴クリエイティブアソシエーション(MCA)」というNPO法人です(マカと読むそうです)。
MCAは2014年2月に開催された「砲雷撃戦!よーい!」のにぎわいを見たTさんとMさんが発足した団体です(私人なので一応イニシャルにしておきます。MCAを調べればすぐ出てきますが)。京都府への登録は2015年7月になっています。一応、地域振興や文化振興を目的としたNPO法人ですが、ネット上に残っているインタビュー記事などを読む限り、発足のきっかけは「砲雷撃戦!よーい!」です。
このMCAが地元の事業者を誘い、「砲雷撃戦!よーい!」に併設する屋台村を作ったというのが実情のようです。
なかなか凄いな、と思ったのが、府に提出した活動報告書に堂々と「艦隊コレクションイベント」と記載していることです。
あれ、同人イベントなのでKADOKAWAの許可は取ってないですよね?なんでNPO法人の活動報告にゲームタイトルが出てくるんですか?しかも表記が間違ってる?
さらによく見ると「従事者の人数」という項目に「10人」とあり、MCAから人が派遣されていたことが分かります。
ちなみに「砲雷撃戦!よーい!」の名前も出てくるので、「艦隊コレクション」であって「艦隊これくしょん」ではないという言い訳はできないですね。
また、「砲雷撃戦!よーい!」の前夜祭を委託事業として請け負って20万~30万円前後の報酬を受け取っているので、完全に艦これの名前を使って商売をしてます。
この時点でMCAによる知財の侵害がほぼほぼ確定したと言ってよいかと思います。
ゲームのキャラクターを第三者が描いていれば著作権のうち翻案権の侵害になるでしょうし、艦これの名前を使って人を集めてイベントを行うのであれば不正競争防止法に抵触するでしょう。
森本さんはTwitterで「私達の知識レベルでは一線を超える事は無いとは思います」と仰っていましたが、まあ嘘ですよね。
他社のIPを勝手に使って商売していいなんて法理はありません。
余談ですが、IP(知財、知的財産)は著作権法や商標法、不正競争防止法などいくつかの法律で守られるものをまとめた広い概念です。
今回の件は著作権だけでは語れないため、このワードがたくさん出てきます。
もう1つ余談として、艦これ公式は「砲雷撃戦!よーい!」について発信したことはほとんどありません。
会場でのトラブルで逮捕者が出たという報道があった際に「これは…無許諾の非公式な催しですね。企業が関係しているでしょうか。であれば、問題ですね。少し調べてみましょう。」とツイートしていただけです。
「砲雷撃戦!よーい!」廃止の情報が流れたのはその約9ヶ月後なので、公式もそれまで全く知らなかったということはないだろうと思いますが、この事件が介入の呼び水になった可能性はあるかと思います。
当初メディアに「艦隊これくしょんのイベントで…」と報じられたので、いい迷惑だったのは間違いありません。
MCAがアウトなら「砲雷撃戦!よーい!」もアウトなのでは?という素朴な疑問が生まれると思います。
結論としてはそうなると思いますが、実はもう少し面倒な背景があります。
艦これ運営は2013年の頃から二次創作やIP利用に関するガイドラインを出しています。
正式な文書にはなっていませんが、DMMプラットフォーム内や公式Twitterアカウントで発信したものなので、正式なものとして扱うのが正道でしょう。
このガイドラインでは、個人が楽しむ範囲(同人活動)で、他人や他社、運営等関係者に迷惑をかけなければ黙認するということになっています。
一方、法人や自治体、団体が利用する際は必ず運営に相談するように、としています。
MCAと「砲雷撃戦!よーい!」は、片方は法人、もう片方は個人と両方の要素を持っています。
つまり、MCAの屋台村と「砲雷撃戦!よーい!」が一体になった場合、同じイベントでありながらガイドライン上は屋台村はアウト、「砲雷撃戦!よーい!」はセーフということになります。
まあ、実際は半分だけアウトとはならず、アウトの要素を持っている時点で個人側のガイドラインの「迷惑をかけない」に抵触するわけで、結果的に「砲雷撃戦!よーい!」そのものが廃止となったのは当然と言えば当然のことでした。
冷静に考えればNPO法人が他社のIPを勝手に使って活動をしていいはずがなく、どうしてKADOKAWAにお伺いを立てなかったのかという疑問は残るのですが、残念ながらそうなってしまったのです。
MCAの知財関連の知識や運用はあまりにお粗末で擁護のしようがないのですが、1つだけ気の毒に思うのは、最初に触れたのが「砲雷撃戦!よーい!」という同人イベントだったことです。
実際のところ、MCAが利用したかったのは艦これのIPではなく、舞鶴市内に市外の人が集まっているという状況だったわけです。
実際に人を集めていたのは「砲雷撃戦!よーい!」だったので、手を組むならこちらだという発想を持ってしまったのは仕方がないことだと思います。
問題は、艦これがKADOKAWAのIPであるということは当然分かっていたのに、冷静になってIP侵害であるということに向き合えなかったことです。
同人イベントを隠れ蓑にしているから安全だと思ったのでしょうか。
一緒に盛り上げた以上「砲雷撃戦!よーい!」は仲間であり、仲間を裏切ることはできなかったということでしょうか。
それとも、ここまで大きく育てたのだから、版元と言えども奪うことはできないという奢りがあったのでしょうか。
結果、(おそらくKADOKAWAの介入により)全てを失ってしまったわけです。
ただ、MCAは「砲雷撃戦!よーい!がなくなっても同人イベントとの協業を諦めなかったようで、その後は2019年から始まった「舞鎮駆逐隊」というイベントに傾倒していたようです。
この「舞鎮駆逐隊」は後でまた出てきますが、今年9月に6回目の開催を目前にしてKADOKAWAから盛大に怒られて中止になり、主催者は今後艦これのイベントを行わないと誓約させられました。
そしてこの中止になったイベントのサークルスペースに、MCAの内部組織である「舞鶴鎮守府実行委員会」が割り当てられていました。
KADOKAWAと「舞鎮駆逐隊」の間でどんな交渉が行われたのかは分かりませんが、MCAが絡んでいたことを責められた可能性もないとは言えないのではないかと思います。
もっとも、それ以前に「舞鎮駆逐隊」は主催によるイベント内外におけるグッズ販売が問題視された可能性も高く、確かなことは分かりませんが。
(イベント主催は個人でやるには負担が大きいので、組織を作る、法人が主催になるというパターンが多く、主催が二次創作グッズを販売する=同人活動の枠を超えたと判定されるリスクが高くなります。)
中編に続く
USB問題ではいろいろあるが、まあ現市長の稲村和美が市長になる前からの話でもあると思っている。
給料カットなどが含まれていたそうなので、職員のやる気が無駄になっているのではないかという批判はこの手の政治には付き物だろう。
これは尼崎だからというよりも関西圏はどこでも他人事ではないと思うが、事務所の排除には市として尽力したように思う。
ふるさと納税などもこの問題に使用されたのでわりと良い使い方だったのではないかと。
JR尼崎の開発も一定の成果がある。賑わう場所になった。ダウンタウンが住んでいた名残はほぼ無いだろう。地価もあがっている。尼崎は土地が安いんだろうとこと関西人は思っているだろうが、それはもう随分前のことだ。
よそに住んでいる男性諸君には嘆かわしいことかもしれないが、あの新地、徒歩3分かからない場所に小学校があったのだ。
流石に小学生は親に厳しく言われていたようで近寄らないが中高生と、やる気の男たち、逆にスッキリした顔の男たちが普通にすれ違っている場所だった。
商店街とも近い。チェーンのブランド店ばかりではなくあそこまで賑わっている商店街もなかなか無い。当然家族連れも多い。
それでも無くならなかったものをついに潰したのだ。
しかし潰しただけでは土地の権利関係の問題は山積みらしいし、その後の従業員たちの行先も気になるところだが…とにかく事態は動いた。
個人的に悪かったところはコロナ対策で表明などに積極的ではなかったところだろう。若く女性であるので自ら広告になる実力はあったが、あまり表に出てこないタイプでもあった。ちょっと苦手だったのかもしれない。
しかしワクチン接種率は県内で一番になる体制を作ったのでそこは評価ポイントではある。
普段長期政権を否定しているスタンスではあるが、現市長にはもう少し続けてほしかった。
去年から辞めることを決めていたらしいが、仕事をする人はさっさと政権を捨ててしまう。しない人はしがみつく。
もしかしたら次の道が決まっているのかもしれない。
この書き込みもただの政治的応援になってしまうのかも。無所属派閥だったが次に見るときは維新になってるかもしれない。
でも尼崎市民は冷静に考えるべきだと思う。
生まれ育ちは大阪市南部(東住吉区・住吉区)、数年前から河内長野市在住
大阪府の右下の隅っこ。奥河内と呼ばれる歴史資産が豊かな山と棚田と新興住宅地が占める。
東京で言うとあきる野市みたいな感じの郊外だが、電車の便が良くて難波や阿倍野まで40分で行けるので70-80年代に大規模に住宅地が造成され大阪市内通勤の住民が多い。
映画「鬼ガール!!」の舞台。https://www.amazon.co.jp/dp/B096R5386X/
現市長は嘉田由紀子さんとこで勉強してきた人で無所属。前回、大阪維新の元市議会議員を破って2期目突入。
大阪維新の会 | 4名 | (+2名) |
公明党 | 4名 | |
市民クラブ | 2名 | |
自民党 | 2名 | |
日本共産党 | 3名 | (-2名) |
会派無所属 | 3名 |
大阪維新の会 | 10696票 | (+3837票) |
公明党 | 6952票 | (-1723票) |
市民クラブ | 3932票 | (-1295票) |
自民党 | 5080票 | (-761票) |
日本共産党 | 6537票 | (-1854票) |
会派無所属 | 4479票 | (+107票) |
はしがみ和美 前回、補欠選挙で当選し今回が2期目。圧倒的獲得票数で俺を大いに驚かす
吉竹 英行 新人。歯科技工士。ググっても情報が全然出てこない
西田よしのぶ 新人。無職。「努力したものが報われる社会に」というスローガンが維新的。松井吉村浦野の応援をアピール。ググってもよく分からない。
にわ実 現職。[旭ケ丘]
堀川かずひろ 現職。スポーツマン。自治活動頑張る系。[美加の台]
みちばた俊彦 現職。SNSやYOUTUBEで市民に向けた情報発信に熱心[木戸西町]
若林やすし 新人。自宅でテレワーク中の日鉄ソリューションズ社員。自治活動頑張る系で美加の台なので上の堀川氏と被ってる感。[美加の台]
((ちなみに南花台と美加の台は自治意識高いエリアで比較的裕福))
河内長野は住みやすいとこなんだけど、にわか河内長野市民の俺の感覚だが、その住みやすさの立役者が共産や市民派議員、そして市長にあると感じる。
二言目には身を切る改革と言う維新とは非常に相性が悪いと思う。果たしてどうなるか。
ていうかさ、維新の基本政策の一つはコンパクトシティ構想なんだよね。それを大阪で社会実験するのが大阪維新という存在。
大阪市一極集中(それが都構想にもつながる)は実現すれば河内長野市は切り捨てられる側になると俺は解釈してる。
大阪市民は維新を選ぶメリットがあるが河内長野市民は下手すると自殺行為ではないか、そう懸念してる俺である。
以上。
私は残念なことにリモートワークが難しい仕事に就いていて、毎日毎日通勤している。
なんと、ワクチンは1度も打っていない。
高齢者の次は基礎疾患保有者、高齢者施設等で仕事をしている人が優先されるらしい。ふむふむ、それは素晴らしい。
39歳以下は8月30日から摂取を始める???遅いんだわ!!!
地方に住んでいる歳下の友人ですら既に2回目を打っている。都内の同じ年齢の友人も当然打っている。
調べるとワクチン1回接種した人数は国民の4割は超えているというニュースもある。
慰めのように、集団接種会場の予約ログインページには「なお、当システムを利用していない、市内約1,550か所の医療機関では、年齢に関係なく
予約をすることができます。このうち、かかりつけ患者以外にも接種を行う医療機関が
約1,000か所あります。 」と書いてあるけれど、調べるとかかりつけ患者優先接種ばかり。かかりつけ患者以外を受け入れていても、優先接種の対象者限定になっていたりするし、実質年齢制限があるのではないか。
近所の診療所も「ワクチンの入荷量が少ない、あるいは不確定。」「だから年齢制限やかかりつけ患者を優先する。」といった内容が書かれている。この条件を乗り越えたところで予約は取れない。
確実にワクチンが足りてない。
弊社では全く言葉を聞かないが、職域接種なんて不可能なんだろう。
そして増え続ける感染者。
私はこの1年半ずっと人と一緒に食事もしていないし仕事以外の外出も控えている。自粛していた方の人間だと自負しているが、いつかどこかで感染してしまうのだろうなと思う。
今の市政に対して不満を感じる若い女性が候補として名乗りを上げて市長候補として名乗りを上げた感じ。
今の市政に対して不満を感じている市民は多いようだけど、実態としては週刊誌のゴシップ的ないいがかりの報道が原因じゃないのかなと感じる。
何もしていない、阿波踊りも独断ですすめて運営は県外に投げて市民の声を聴かない、とうアレ。対して女性候補は今の市民の声を聞かない市政に対して共に考え進めようという。
ここでいう「市民の声」とはなんなのか。
この辺を整理しないと、あたかもきれいごとお花畑かつなんとなく実現可能な雰囲気のある方に流れてしまいそうだなと思う。
現市長→批判を受けながらも将来を見越したら必要なすみやかに施設を作り、環境整備をしていく
女性候補→県と仲良くして市民と考えながら必要な施設への着手は後回し
そんな感想を受けた。
さて、たびたび出てくる市民という言葉。どこを指しているのかなと。
4年前、今の市長が誕生した背景には新町西再開発事業の問題があったと聞く。
一部の地権利権で住民を立ち退かせて巨額な費用を投じてホールを作る。これに対して批判を受け当時市長だった人は選挙で惨敗。再開発事業は無くなったとなる。
その間、新町再開発を再開しろとたびたび市長に質問をしてくる市議もおり、そのたび市長は公約だからと返していた。
なぜ民意に背いた再開発を進めようとしているのか。まぁ政治家だから利権が絡んでいるのだろうなというは想像に難しくない。
そしてその市議は女性候補のバックについているらしい。父親同士が友好関係とか週刊誌的なのも聞いたことあるけど、本当のところはわからない。
なるほど、たびたび女性候補が言う市民とは上級市民のことなんだなと思ってしまう。
なんとか委員会に参加していて納得できないことが多いとかなんとかで市長に立候補して、当選した暁には利権目当ての市議やとりまき、上級市民の力で政治をすすめ、自分を輝かせるのかなというのが見て聞いた感想。
若いから、女性だから、で一定応援する人も出てくるし、きらびやかな未来を語るのは旧民主党と同じようなやり方だよなー、と思ってしまう。
副市長のポストも決まっているらしく、やっていることは古い政治なんだよね
現市長は当選当時のバックの力はなさそうではあるが、市民運動が背景についているそう。
いわゆる古代の第十関運動とかなんとか。平均年齢は高そうだし、ネットやSNSの展開には疎い感じをうける。
ただ、足を使った運動は強いだろうなと。ビラ配りをはじめ地道な活動で口コミを広げていく。
県庁所在地といっても大半が田舎。ポストに入ってるビラや、知り合いに言われて入れたみたいなのが強いんだろう。あとは支持が高齢者なのは強い。なにせ投票に行く層に支持されている。
SNSをはじめネットでの展開。自らの難病をもとに本を書いてたり、東大卒だったり、事業をしてたりと知名度は高い(らしい)。
背景のプロフィールから手伝う若い人も多いのだろう。女性関係の団体から支持や、利権で暮らす団体からの支持も厚そう。車も最近よく見る。
しかし若い層に広がっても投票にいかないし、そもそも絶対数が少ない。
地上戦vs空中戦みたいな様相で、これからお互いどう展開をしていくのかが楽しみである。
現市長陣営は古いやり方やこだわりにとらわれず、動画での展開、実績のアピール、4年間でどう立て直したのか。落ちてしまえば停滞ないし、戻ることになりかねねないことを訴えていくことも重要じゃないのかなと。
女性候補陣営は泥臭い選挙をし始めたら脅威になるだろうなと。市民が誰を指すのかを悟らせない勢いでガンガン突き進んで若い人を取り込んでいき、中高齢者へ媚びていけば奪還してもおかしくない。
「え、どうしたの、兄貴」
「……ああっ、そうだった!」
俺のいる国では希少なウナギの稚魚が好物であるため、一時期は害獣指定にされたこともある。
それを緩和させたのが『外来生物保護法』なのだが、“動物を愛でて護りたい市民団体”の間ですら賛否両論というビミョーな代物だった。
ただ、それのおかげでキトゥンをのびのびと飼えている側面もあり、個人的には助かっている法なのだ。
「バレないよう、家でこっそり飼わなきゃいけなくなるな」
「マジかよ、もー! 役に立って欲しい時に限って役に立たねえなあ、あの市長!」
さすがにその怒り方は理不尽だと思うぞ弟よ。
「ともかく、こうなると他人事って顔をするわけにはいかないな」
こうして些か不本意ではあるものの、市長に市長でい続けてもらう必要が出てきてしまった。
といっても政治にあまり関心のない俺がとれる選択肢は多くない。
フクマみたいな目立つ行動はとりたくなかったし、それを自分がやって効果的だとも思えなかった。
それにこれは市長の戦いであり、俺が前面に出て干渉するべきものじゃない。
別のアプローチが求められる。
クラスの中でも特に政治関連の意識が強い奴だし、学部も社会やら何やら専攻だから色々知っているだろう。
以前からウサクと遊ぶ約束をしていた俺は、その時にそれとなく尋ねてみたんだ。
「なあ、ウサク。市長選挙だけどさ、お前はどっちを支持してるのかっていうの、ある?」
我ながら何とも歯切れの悪い言い方である。
こういう話はいつもウサクがほぼ一方的にしていたので、どう切り出せばいいか分からなかったんだ。
「まあ、市長が久々に代わるかもしれないからな。ちょっと気になって……」
「ふぅん……このままだとフクマが勝ちそうではあるが、あまり喜ばしくはないな。彼奴の保守的態度は歪で肌に合わん」
ウサクが猛烈なフクマ支持者だったらどうしようかとヒヤヒヤしていたが、口ぶりからしてそうじゃないようでひとまず安心だ。
「ウサクは現市長を支持しているのか?」
「そう言うと語弊があるがな。市長のリベラリズムは安易な世論に流されて上澄みしか汲み取っていないのが難点だ。しかし少なくとも柔軟であろうという姿勢は買いたいし、政策をすぐさま実行に移せる迅速さも結果に繋がりにくい点を除けば評価に値する。市長を長年やってきたという実績も、普段の業務は卒なくこなしているということだからバカにはできない」
何だか面倒くさいことを言ってるが、とりあえずフクマよりは支持しているってことらしい。
これなら協力を仰げそうだ。
「そうか……でもこのままだとフクマの勝利が濃厚なんだろ。市長がここから勝つのは無理じゃないか?」
「やり方次第だ。フクマの活動は決して優れているわけじゃないし、隙はいくらでもある」
「ええ~、じゃあ何か? ウサクがその気になれば、市長を御輿に担ぐのなんて簡単なのか?」
「ふん、やろうと思えばできる。やらないだけだ」
「つまりウサクにはやる気がないと。実はフクマ支持者なんじゃないかあ?」
もちろん、市長の味方をしない=フクマの味方だって解釈は無理筋だ。
だけど俺はあえてその詭弁を使い、ウサクの神経を逆撫でさせた。
「そんなことは言ってないだろ」
「じゃあ、やる気があるんだな。だったら善は急げだ」
「……何だか我が担がれているような気がするが、まあ今回は乗ってやろうではないか」
今回の選挙戦を冷めた目で見ていたのは俺だけじゃなかった。
二人はそれぞれ愛用の銘柄を吹かしながら、どちらに投票するかという雑談を交わしていた。
「センセイ、あんたはどっちに投票する? オレは『禁煙法』の件があるから、現市長は絶対イヤだが……」
「私も市長には投票したくないですね。あれのせいで余計な対立を生みましたし……でも、そうですねえ……」
市長は以前、『禁煙法』を作って市内のタバコの流通と使用を止めたことがある。
結局、それは上手くいかなかったが、対立や重税などの遺恨を残した。
市長の政策によって引っ掻き回されるのは今に始まったことではないが、喫煙家である二人は特にこの一件を根に持っていたのである。
だが、それにつけても歯切れの悪い言い方しかできない。
「ふぅむ、今の市長がアレなのは確かですが、ではフクマという人物が市長であるべきかというと……」
権威の象徴がいれば、得てしてそれをやっつけようとする者も登場する。
これが冒険活劇モノならば権威の象徴は分かりやすい悪役で、やっつけようとする者はヒーローだ。
しかし現実はそう単純じゃないことをマスターたちは分かっていたのである。
「そうなんだよなあ、フクマの演説は『今の市長はダメ』っていう批判ばっかで、『自分こそが市長にふさわしい』って内容じゃないからなあ」
市長が日々どのように働いているかなんて知らないし、何を考え、何を食べているかなんて知らない。
ただ、市民が実感できるような何かをやると、大抵は顔をしかめる人々で溢れるのは確かだ。
それを指摘するフクマの主張も尤もだろうが、だからといってフクマに投票するのが賢明な判断だとも思えなかった。
投票の期日は刻々と迫る。
『現市長は地に足をつけずブラブラさせながら、綺麗な歌を口ずさむ。歌詞やメロディのおかげで今まで気にならなかったけれど、実は音痴なんです』
人は変化を恐れる生き物らしい。
変化で得られるメリットよりも、そのままでいるメリットを重く見る。
市長がこれまで市長でい続けられたのも、人々が変化を恐れていたからだろう。
逆にいえば、いま変化がおきようとしているのは、それだけ皆が市長にウンザリしてきていることの証明でもある。
市長はこれまでも変な政策を打ち出してきて、それはいずれも空回り。
その気づきによる快感のせいで、他にもある重要な事柄を見逃していると気づかずに。
そして俺はその様子を冷笑気味に静観していた。
どうせ、どう転ぼうが、俺には大して関係がないと思っていたからだ。
しかし、転機は不意に訪れる。
その日の俺は、部屋で弟とテレビを観ていた。
俺は他に観るものもなかったため、キトゥンの世話をする合間に流し観していただけだ。
「観てないよ。第2シーズンのキャストで声を録り直してるし、作画の細かい修正もされてるんだから」
「いや、つまり同じだろ」
そうしてダラダラと観ていたアニメも終わり、次の番組の間に挟まる地元の日報ニュースが流れた。
『フクマ氏は、市長になった暁には現政策の全てを見直すことを語っています』
内容は選挙戦についてであり、俺は「またこれか」と舌打ちした。
チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばしたその時、フクマが演説する映像、その音声が耳に入った。
『市長の考えた外来生物保護法についても、大幅に作り直すか、まるごと廃止するつもりだ』
フクマの存在は市役所の人間たちも知るところであったが、草の根から花が咲こうとしているのなら穏やかではいられない。
「市長、近隣でフクマという人物が、演説をしているのはご存知ですね? 彼が、次の市長は自分がなると宣言しました」
「え? 何ですか、それ」
学校の委員会みたく「やりたいという人間がいるのだからそいつにやらせよう」というノリで決まったのが今の市長なのである。
他に市長をやりたがる者が誰一人いなかったため、これまで必然的になっていたに過ぎない。
「この町の掟らしいです。立候補者が出た以上、しっかり選挙戦をしなければなりません」
「それで……私は一体どうすればいいのでしょう?」
「……投票の期日までに、何かやれることをやりましょう」
こうして俺たちの町は、久々に市長を選挙で決めることになったんだ。
前半戦は、フクマが大きく有利といえた。
『現市長は無能です。例えば『超絶平等』。社会における平等という概念を拡大解釈し、無理やり人々の足並みを揃わせるという無意味な政策でした』
「そうだ、そうだ!」
今まで市長がやってきたヘマを挙げて、彼が如何に市のトップとして不適格かということを述べていくのである。
やや悪意と脚色の混じる主張ではあったが大本は事実なため、市長に対して不満のある人たちの心根をくすぐった。
対して、市長も自身の理念を語っていくが民衆からの評価は芳しくなかった。
「ざけんな! あんたの言ってる“差別のない社会”ってのは、普通に歩ける人間に松葉杖をつかせることだろうが!」
演説の内容は彼が普段からやっていることの延長線上でしかなく、逆にフクマの市長批判を裏付けるものにすらなっていた。
更に市長には選挙戦のノウハウもなく、周りに適格なアドバイザーも存在しないという状態。
それはフクマも同様だったが、市長のこれまでのマイナスイメージが大きなハンディキャップとなっていたんだ。
市長側が選挙活動で何をすればいいか右往左往している間に、フクマはどんどんリードを奪っていった。
「むぅ、フクマという人物。富裕層でもないのに何であそこまで活動資金があるんでしょう」
「どうやら支持者が彼に投げ銭しているようですね」
「そんな金あるなら、税金ちゃんと払ってくれればいいのに……」
そんな事態を一市民の俺はどう見ていたかというと、漫然と澄ました顔で見ていた。
明け透けに言うなら、政治のことがよく分からないのでどうでもよかったんだ。
この町の歴史の1ページに載るであろう出来事だとは思うんだが、選挙ってものにイマイチ関心がもてない。
総体的に見て一人一人の一票や、それに対する意識が大事というのを理屈の上では分かってるんだが、どうにもピンとこなかったんだ。
ちなみに投票権のない弟はというと、圧倒的にフクマ支持者だった。
「だって市長の『親免許制度』のせいで、俺たち家族は数ヶ月間バラバラだったんだよ。市長に投票なんて有り得ないね。兄貴だってそうだろ?」
「まあ、それはそうなんだがな……」
フクマの言うことには頷く部分も多いが、それが彼を支持する理由にはならない。
弟は政治の理解度がメロス並だったので、その分別ができないのだろう。
だけどずっと感情的になっていても仕方がないだろう。
政治のことばかり考えていれば生きていけるわけじゃない。
市長が誰になったところで日々の勉強が捗るわけでも、シーズン毎の休みが増えるわけでもない。
食べる飯の味は変わらないし、バイトは楽しくないままだ。
秤に乗せるまでもなく、俺の日常にそれを思考する余地はないといえる。
だから俺はごく個人的かつ意識の低い理由で、投票する権利を放棄するという権利を行使するつもりだった。
下:暴言
ああこれこれ。これが僕の知ってる明石。
「次の市長選に、3選をめざして立候補する意向を昨年12月に表明していた」その後、http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1312505 がまとめられ、市長を大絶賛するブコメが並ぶ。選挙工作かしら?
財源のひねり出し方が気になる。なぜやめるといった事業が続けられているのか考えたらとても不健全な状態。まさか本当にお金が余ってるなんて思ってないよなこいつ
そうそうこれこれ。この間明石市の施策がいいのはトップがいいからとか言ってた人は認識を改めて欲しい。直接民主制で選ばれた首長って一皮むけばどいつもこんなものとはいえ、これは酷いよねぇ。
この泉市長は良い話ばかりというわけでもないので、仕事は是々非々で評価してしっかりやっていただきたい、と地元民として希望する
なお4月の市長選挙は、3選を目指す現市長(この人)と前市長の県議との一騎打ちの構図で、二人とも同じ地区を地盤としている。という背景あり
手のひら返すブクマカなんておらんかったんや!
http://srad.jp/story/16/08/15/0412211/
はてなーが大好き無条件に叩ける四天王のCCCやそれを選ぶ無知なる者共を、叩いたり格好良く皮肉言ったりして承認欲求満たすかと思って読んでたけど
構図としては、前市長がいろんなところでやらかして、選挙で負けて現市長に交代。現市長は前市長よりかなり評判がいいんだけど、CCCゴリ押しが玉に瑕。前市長が、CCCのアレなところ指摘して現市長を攻撃。でも、かなりやらかしちゃった人なんで、CCC反対の議員も役所も市民も、それに乗り切れない。もし乗っちゃって前市長が復権でもしたら最悪、CCCが来たとしても、前市長の市政よりは遥かにマシ、と思ってる。
それと、周南市の場合は徳山駅の入居テナント問題が20年来の課題で、繁華街の中心、新幹線停車駅で近隣に県下一の路線価の場所があるような場所なのに、全然店が入っていなかった。周辺の商店街も郊外のショッピングモールに客を取られてシャッター街化。市内唯一の百貨店も数年前に閉店したし、その後もテナントが入らない。ダメ押しで9月に近隣にでかいショッピングモールができる。早急に何とかしなければならない、という事情もある。
徳山駅にスタバができる、というのが市民にとってのトピックであって、CCCの図書館はわりかしどうでもいい。市立の立派な図書館が別にあるんだし、使わなきゃいいだけ。まあ、スタバができたからといって、繁華街の寂れっぷりはどうなるもんでもないとも思っているが。
みたいな現地の情報知ると、やっぱ遠くからの少ない情報だけでさも賢そうにあれこれ言ってるだけってのはダメなんだなって思った。
色々と多すぎるんですが、分かる範囲で。
尚、ソースは全て市のホームページから。(市HP及び市議会記録)
例えば http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/010859.html
あとは http://komaki.gijiroku.com/voices/g08v_search.asp
http://anond.hatelabo.jp/20140618183147
元増田です。
予想以上に反響があって驚きました。
袋叩きになるつもりで書いたのですが、以外にも優しい言葉をかけてくれる方も多くてなんだかやる気が出てきました。
トラバ、はてブ、ツイッターすべてのコメントに目を通しました。
自分にできることが何か考えろという意見が多かったので、仕事でやっていたウェブマーケティングで地元に貢献できないかと考えました。
実は漠然と思っていたことではあるのですが、思いを人に話すということと他人からの励ましとはこんなにも意思を後押しするものなんですね。
一気に具体的な目標に膨れ上がりました。
ただ田舎だとしか元の記事に書いていませんでしたが、恐らくみなさんが想像を絶する田舎で電車もなければバスもなんとか通勤通学時間に通っているぐらいのレベルです。
東京で働いている時から漠然と思っていたのですが、ウェブマーケティングのほとんどの業務はわざわざ都市部でやる必要はないのです。
具体的な計画をここに書く必要もないと思うのですが、コメントで指摘してくれている方がいる通り、強制力がないと行動できないのでここで見てる人がいるということを強制力にさせていただこうと思います。非常に勝手ですが・・・
まず、僕の現在の収入源であるアフィリエイトの収支目標を設定します。
3ヶ月ほど前からアフィリエイトをやり始めたのですが、今月すでに20万円ほどの収入が見込めています。
これを可能な限り早く60万円まで引き上げて一人雇えるだけの余裕を作ります。
目標としては今年中です。
実はもう力になってくれそうな友人がいます。
入れ知恵して彼もアフィリエイトを始めたのですが、今の仕事と同じぐらい稼げたら仕事を辞めたいと言っているので、今の彼の収入と同じぐらいの給与で雇いたいと思います。
今後業務を拡大するための人材としてウェブマーケティングについて学んでもらうのが目的です。中学からの付き合いなので裏切られる心配もないので彼が乗ってくれればいいのですが。
また、彼はオンラインせどりをやっているのでそのノウハウが何かしら今後の参考になるのではということもあります。
そうした場合に法人化する必要があるかどうかわからないのですが、その場合でも以前務めていた会社で分社化した際に立ち上げから代表を務めたこともあるのでどうにかなると思っています。
そこそこまとまったお金が必要なのでできれば法人化はもう少し後にしたいです。
こういったことには詳しくないので誰かアドバイスいただけたらありがたいです。
②までで僕は完全に身軽になるので、営業を行います。営業はやったことないけど。
地元は海産物から果物、コメ、真珠なんかの特産品にくわえ、知る人ぞ知る観光資源なんかもたくさんあるのですが、特に海産物は多くを地産地消している状態で、総じてあまり大きく世間にアピールできていないという印象です。
こうした特産品を扱う業者さんをターゲットにしてウェブマーケティングで力になれないか交渉してみます。
上京したばかりの頃に地元の牡蠣を送ってもらって広島出身の友人に食べさせた所、大層美味しかったと何年にもわたって言ってくれていたのでまずは牡蠣を扱う業者さんにしようかと思っています。
広島は牡蠣の名産地なので品質に間違いないだろうということで。
まずは1件しか仕事は取りません。その仕事に全力で取り組みます。
ここでどういうことをやるかというのはまだノープランですが、誰もが不可能だと思うような結果を出すことが目標です。
実績を作ることと自分の仕事に自信を持つことに焦点を当てます。
実績を作ったら、それを元にして他の特産品に営業を拡大します。
どのくらいの実績があればいいかわかりませんが、これは⑥につなげるためです。
ここが肝になると思います。
⑤までに作った実績で市の特産品をアピールする業者として援助を得ます。
これはどんな少額でも構いません。
ひとつはウェブマーケティングに対するネガティブイメージを覆すことです。
地元に帰ってきてまず痛感したことが、僕がこれまでにやっていた仕事に対する地元の人達のネガティブな印象です。
これを市にバックアップしてもらうことで払拭し、地元の人が働きやすい肩書を得ます。
本人がどう思っていようと「○○さんはあんな怪しい会社で働いているのよ」といった世間体があるので、そういった問題が起こらないようにするためです。
そもそもリアルとネットは今やほぼ同じものだと僕は思っているのですが、イメージというのは怖いです。
もう一つは市とコネクションを保つことで仕事を取りやすくすることになります。
実は現市長が小学校の時の恩師だったりするので話自体は通しやすいんじゃないかと考えています。
市長が乗り気になってくれれば市でそういう部署を作るぐらいにできたら最高です。
ここがとりあえずの目標です。
ここまでで少なくとも3人ぐらいを雇うほどの売上があるはずなので、まずは3人ぐらいの小規模からはじめて、手が足りなくなったら増員という形で増やしていこうと思います。
20名ほどの部下を抱えたことがあるので、そのレベルぐらいまでは問題なく動かせるはずです。
とりあえずはこういった方向で地域に貢献できたらいいなと考えています。
他にも地元の人を対象に趣味ブログで収入を得る方法を教える講習会をやったりとか、地元のいいところを紹介するポータルサイトを作って観光客を増やしたいとかいろいろやりたいことは出てきましたが、当面は安心して働ける会社を作っていければそれでいいです。
生まれてはじめて目標を作ったのでうまくいくかはわかりませんが、ほとんどノーリスクで初められるし元より失うものも何もありません。
なんだかここまで書いたらすごくスッキリしてきました。
最後に、コメントで自慢だとか言ってる人が多くいましたが、確かに自慢しています。
自慢しているのは僕自信のことではなくて、まわりの友人達のことですが。
僕はお金持ちになりたいわけでも、ロックスターになりたいわけでも、えらい政治家先生になりたいわけでもなく、心から自慢したいあいつらみたいになりたいだけです。