はてなキーワード: 交付金とは
正直に言えば、どこか残念でありほっとしている。
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対馬市長は先日、最終処分場への文献調査候補地として、応募しない旨の宣言をした。
もともと、核廃棄物の処分場はもう十五年くらい前から誘致をしてはどうかという動きがあったのだ。当時は調査を受け入れるだけで10億円が支払われると言われていた。
しかし、前市長はこれをバッサリと切り捨てた。このときは市民運動というほどでもない、変わり者が少数でわめいていただけだったので、それですっかり火は消えてしまった。その後、前市長の後継を取った現市長が就任。
二期目の市長選では対抗馬として核廃棄物処分場の誘致を謳う候補が立候補したものの大差で現市長が当選したのである。
ただし、この時の対立候補は対馬となんの関係もない大阪の右翼活動家で刑務所服役復帰戦のような様相があり、本気で当選する気はなかったと思われる。
いずれにせよ、現市長は『最終処分場誘致派を下しての当選』という事実を得てしまった。実際は堅実な市政への評価と、なにものともしれない右翼活動家への嫌悪もだいぶんあったのだけど。
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しかし、原子力に関するどこかの組織に旅費を全部出して貰って、どこかを視察してきたらしい。
日本に最終処分場などないのに、何を見てきたものか。酒宴などの歓待を受けたのか否か。日当や土産代などの現金を受け取ったのか。
それもしらない。
もしかしたら、貧しい旅行で勉強だけして帰ってきた可能性もある。
それでも旅費を利益関係者に出させたというのはいかにもまずかったのではなかろうか。議会でも反対派議員から突っ込まれていたし、それはそれとして今後揉めるかもしれない。
とにもかくにも、議会で正式な議題として『処分場の誘致』が上がってしまったのは事実である。もちろん、誰だって別に核廃棄物や処分場が欲しい訳ではない。それに伴ってついてくる金が欲しいのだ。
その額たるや、文献調査を受け入れるだけで20億円。
ざっと検索したところ、対馬市の年度支出額はおよそ250億円程度であることがわかる。
すでに文献調査受け入れを表明している北海道の寿都町の年間予算規模が60億円ちょい、神恵内村に至っては20億以下だ。
これが500億円とかなら、もっとグッと賛成に傾いたかもしれないが、提示額がいかにもしょっぱすぎる。
中には「文献調査だけやって20億を貰い、本格的な設置は断ればいい」と堂々と言うものもいたが、それで国から怒られるくらいなら最初から応募しない方が市長としても、市役所としてもいいだろう。
なんせ、国境離島として国から沢山の税金を貰ってどうにか回しているのだ。国の機嫌というのは、往々にして自治体を殺すことがある。
つまり、20億円があまり見合っていない気がする問題があるのだ。
だから推進派がいくら勢いを出しても、反対派を黙らせることはできない。
なんせしょっぱいのだ。
20億あればあれもこれも、とはならない。少なくとも市民に実感のある使い方は全くできないで消える金額でしかないのだ。
さらに、対馬は住民の半分くらいが水産か観光で飯を食っている島だ。
この人たちの家業にはマイナス補正がついて回る。なんせ、処分場や核廃棄物と記念写真をとりたい。推したい、みたいな変わり者はとても少なそうだ。最大限、好意的にみて「気にしない」。最悪「対馬産の物は徹底的に避ける」人が出てくる。実際はその間のグラデーションのどこかに皆が分布される。
逆に、仕事の恩恵を受けそうな土木業者も兄弟なり親戚、友人などの近しい者がかならずそういった職に就いている。
だから、みんな微妙なのである。推進派議員はあまり勢いが出せない。
対して、反対派議員は誰はばかることなく大声で反対運動を展開する。
それに伴って、推進派議員が「心ない言葉を投げかけられたので、市民を訴える」だのワケのわからない展開に発展したのだが、それは横枝だ。
対馬という島は歴史的に、ずっと国家中央の差し出す意向を飲んだり誤魔化したりして過ごしてきたのだ。騙したことは沢山あるが、面と向かって国家に反逆したことはないし、大きい島には必ずついて回る独立運動も皆無である。
推進派議員も熱心に燃えさかり続ける老婆などがいたが、全体的にはトーンダウンしていき、最終的な採決では賛成10、反対8で決定した。
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『核廃棄物の最終処分場として、文献調査の受け入れを進める』のが議会の結論となった。
『意見書提出権にもとづいた市長への、議会としての意見の提出』であったわけだ。
実のところ、市議会でどう決定しようとそれは、『市議会としてはこう思っていますよ』という枠をはみ出ないのだ。
もちろん、市政というものは市民の為に行われるものであり、市民を代表する市議会の意見というのはかなり重要な物だし、常に尊重されている。たいていの場合においてはそのまま通る。
それでも対馬市長はこれを突っぱねた。
理由として、風評被害がすでに起きかけていること。市役所に様々なところから苦情の連絡があっているらしい。
そして、観光や水産業が年に200億円近い経済規模を持っている点。風評被害で一割売り上げが減れば、それで20億の交付金は吹き飛んでしまう計算になることを上げ、最後に住民の合意形成がなされていないと告げた。
確かに現状で推進派と反対派が分かれているのなら、当然まずは見送ってみるというのは一般的な判断だろう。
もっとワンサイドに推進へ傾けばともかく、議会でさえ半分に近い票が反対だったのだ。仮に市民の半数が内心的反対者なら、市長の経緯と立場から現状維持が当然だと思う。
利益を得る者は一部で、大勢が不利益を被る危険があるのだから。
これは、まあ逆に言えば市民がもっとずっと大勢賛成して誰も反対など言えないほどの金額が約束されるのなら受け入れに傾いていた可能性は高かろう。
対馬といえば小さな離島と思われがちだが、長崎県の面積の2割以上は対馬が占める。案外にデカいのだ。経済規模もそれなりにデカいし、特産品もある。マグロやアナゴは景気も良い。
分散した20億円の余波など個人にはいくらも入らない。今時は田舎の集会所を建て替えるのにも一億円がかかる時代だ。
もっと、もっと巨大な、皆が涎をたらして狂う対価が必要だったのだ。
そうして、それが提示されない以上、対馬市には縁がなかった。保守的な田舎の住民が変化を突きつけられて、ストレスに耐えられなかったというのもある。
個人的には、誘致が決まればいち早くニューモに手紙を送るなどして、自分の山を買わないかアピールするつもりだったが、土地成金の夢はあっという間に醒めてしまった。
こんなとこにそんな情報置いても仕方ない気はするが
役に立つかも人もいるかもしれんので置いておく
まず農林系の役所の窓口に行って
を聞く。
堆肥撒いてくれるとこがあったら撒いてもらってそれだけで稲作する。そしたら環境保全型直接支払交付金で堆肥代が浮く。
窓口でこれも斡旋してくれる。
牛糞なら反当たり3トン毎年入れればそれだけで米取れる。
鶏糞は反当たり300kgくらいかな?やってないからわからん。
これで圃場内では有機肥料のみで育てた美味しいお米作れる。
JAで買う苗にふりかける箱材といわれる殺虫剤と殺菌剤はやらなくていい。無駄。
除草剤は絶対いるがかならずフロアブルという液体タイプにする。
粉やら投込むタイプのティーバッグみたいなやつは効きません。濃度が上がるまでに流出して効きにくいのよ。
水は当てっぱなしでいいし中干しいらない。
水の中にはがっつり栄養があるので水がながれないように調整する。
刈り取る前に水は全抜きしてしっかり乾かして。盆明けとかがいいかな。
稲の下から数えて最初の葉っぱがでているところから呼吸すると言われているので、これ以上水位を上げないようにする。
上げるとどんどん伸びてヒョロヒョロになってぶっ倒れる。
仕上げ防除とかいうカメムシ対策の殺虫剤にお金払うくらいなら後で色彩選別機でカメムシにやられた黒い米を取り除いてもらったほうが綺麗な米になる。
他の異物も取れるしな。
乾燥する時は40℃までの低温でやれば割れにくいし美味しい。なんなら17%くらいまでは時間かかるが風だけで乾燥できる。のこり1%だけ灯油使って乾燥すれば灯油代ケチれる。
これだけ抑えとけば付加価値ついたバッチリいいお米作れて大してお金かかりにくい。間違ってもJAの言うとおりにして農薬肥料買いすぎないように。
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→僕は父親がJAの通りにやってたのを全部見直して儲かるように仕組みを作り直した専業2代目です。
全部作業を委託すれば参入障壁は低いですが、機械を買う場合でも近所の幅利かせてる農機具屋に稲作やめて機械手放す人が出てきたら教えてくれるように言っておけば、ただ同然の値段で機械は揃えられます。
→うちの地域はJAの職員でそんな幅利かせてるのいないですね。良くも悪くも公務員みたいな人しかいないです。そもそもJAから機械借りたことないし稲作の機械は稲作してる農家から借りたらいいのであってJAに借りる必要ないのでは?
いい米つくりたかったら良い水流してくれるところに田んぼ持たないとだめなので、何処から水引いてくれるのか確認も必要です。
→これはほんとそう。うちの父は50過ぎて脱サラして始めたため水が漏れるとか水が来にくい田んぼばっかり借りてて、除草剤効かな過ぎて大変なことになってました。フロアブルスプラトゥーンで解決したわ!
水戦争は上流の人間がいつ水触るか全部観察して触った後なら1日後まで触らないので、そのタイミングでさわると確実。上流の人間の入れてる水を少しずつ解らないように減らすことで下流の自分のところに水が来るようにしてください。こうすればバレないしバレても1日後まで水量は回復している。
→その通りです。自分で調整して。
周りが農薬撒いてて地域に虫が少ないからできる奴。 お前んとこ虫の発生源言われてるんちゃう
→むしろ聞きたいけど田んぼにちょっと農薬撒いたぐらいで虫が消せるとでも?それ以外の草むらの面積の方がとんでもなく広いのに。。
ちなみにうちの地域では稲作してる人はかなり減っていて、うちの作ってる面積がかなりを占めてるが問題は起きてないので関係ないと思う。
ゲッ、自然派かよ
→自然派というかコスパ的にも一番安いし、なんなら自然派の人に高く売れるのでただ儲けたいだけでもこの方法がベスト。やってみりゃわかるけど結局うまく育つのって人工物を使っても自然の模倣した方法になるので、じゃあもう自然のものだけにすればええやんってことになる。
JAに逆らうと周りの農家からいじめられて作物駄目にされるのに
→ほんまにそんなとこあるんか正直信じられないけど周りに米農家やろうなんてとこないからそこまで寂れたら関係ないんかな?
中干しって、台風来たときに倒れないように根を伸ばすのが主目的なんじゃないの? 収量は減るかもしれんけど、台風でぶっ倒れたら稲刈り大変だし砂利だらけになるじゃん
→中干しは確かに根は伸びるけど、それは乾いた時専用の根なのでまた水張ったら水の中専用の根に戻る。なので早めに水切って根を伸ばさせる方が理にかなっている。書いた通り水を初期に深く入れすぎると伸び過ぎて倒れるから注意。こけたら砂利は確かに入ることもあるけど石抜き機と色選あるとこに機械とおしてもらえばほぼ100%なくなります。
無農薬とか自然農法とかアホらしいと思ってんだけど 無農薬ですよってラベルに書いておくと高く売れるのか? そんなん証明しようがないし偽装し放題じゃねえの?
→高く売れる。結構バカにしてるひといるみたいだけどお金持ちほどそういうの気にしてるみたい。
偽装し放題はその通りなので信頼できるとこから買いましょう。正直有機JASでもいくらでも偽装できると思う。検査がザルすぎる。
残留農薬の検査しまくってるの知らんの? 無農薬だの有機農法だのラベルにつけると真っ先に検査にやってくるぞ。
→ぜんぜんこない。
中干しは稲が伸びすぎて倒れるのを防ぐためにやるんだよ 倒れて台風でも来た日にはとてもじゃないけど刈り取れなくて酷いことになるぞ。
→やってみればわかるけど稲は倒れてもコンバインが優秀すぎるので刈れる。ちょっと時間はかかるけど。むしろ倒れてる方がよくできてるとか言う人がいるくらい。
JAの苗はハウスの高温で一気に伸ばすので苗が貧弱で倒れやすいから、もし自分で苗を育てられるなら路地で育てると良い。そうすれば短くて倒れにくい苗になるし、初期の状態がそのまま最終の状態にそのまま引き継がれる。
・堆肥撒いてくれる組合はあるか これハードル高いかな。地域によるのか、増田の書いてることは概ね納得出来る。 元兼業だが、田植えして除草剤撒けば後はそんなに稲作は難しく無いよな。 刈り取りは任せてたから、俺の経費除いて計算してみると数万しか利益が無いから他に任せて辞めたけど。 稲作は二丁歩程度じゃ話にならん世の中になってしまった。
→堆肥は畜産やってる地域じゃないと厳しいね。JAの買取が安すぎるので、道の駅等で付加価値つけた分を高く売る等の努力をしないとオペレーター頼むと手元にはあまり残らないですね。
JAってマジでなんのためにあるんだ?日本の農家の国際競争力を削いだり農業従事者減らすために存在してるんか?
→米は保存が効くから自分たちでさばけるけどあしのはやい野菜等はまとめて買い取ってくれるから意味ないことはないですよ。ただJAは公務員的な仕事の仕方しかしないので、値段を上げる努力をあまりしていない印象。ここを改善しないと廃れる一方だと思う。
農業をやりたい方は今までの日本の農業関係の資料が読めるルーラル電子図書館というのがあって、年間15000円くらいだったかな?それ使えばいままでの研究論文等読み放題なので活用するといいです。1年もあれば自分に必要な情報は取捨選択しながら読み切れると思う。
それに対して「行政が間違ってたんだから一方的に送り付けるんじゃなくて、一軒一軒謝罪して回れよ」みたいな意見が平気で出るし、それに対して「その謝罪回りの時間も税金なんだよなぁ」というツッコミに対して「ミスなんだからその分の給料は当然なしだろ」とか平気で言う。
あのさぁ、これが一般企業でお前がなんかのミスをしてそれのリカバリしなきゃいけない時に
「お前のミスなんだから朝まででも残ってやれ、当然残業なんかつけるなよ」
仕事やってたらミスは起こるし、ミスのリカバリも当然仕事内容に入ってんだよ。
その分も含めて給料って払われてんだよ。
少なくない日本人って自分が給料払ってやってると思ってる公務員に対してすげーブラック気質で
そもそもその自分が給料払ってやってるってのが勘違いなんだけど、
なんかよくわからんけど仕事してないっぽいから給料下げろとか平気で言うじゃん。
こいつ何の仕事してるかよくわからんから給料減らしてええやろとか、
ふるさと納税は、制度ができた経緯からしてトータルで損だの云々は主眼じゃない。
有名な話だけどふるさと納税という制度を作ったのはガースーこと菅前総理。ガースーが総務相時代に立ち上げて官房長官時代に完成させたもの。
ガースーはこのとき建前では秋田県出身のエピソードを元に地方創生や格差是正のためだと喧伝してたけど、実際の本心は、地方交付税交付金の采配に基づく総務省官僚の既得権益をぶっ壊すのが目的。
毎年総額十数兆円の交付金を全国の自治体に配分する総務省の権力はまぁ絶大で、最近時々ひっくり返されたりしてるが、例えば兵庫県の前知事みたいな元総務省官僚の天下り爺(次の斉藤も元総務省じゃないかというツッコミは一旦置いといて)がいっぱいいる。ポジションは知事だけじゃなくて色々あるけど。
もちろん他の省庁も地方自治体への天下りはあるが、自治体にとってお金配りおじさん元締めの総務省はまさに別格。
そういう総務官僚の既得権益天下り構造にメスを入れようとガースーが導入したのがふるさと納税。
ふるさと納税で、地方の自治体が曲がりなりにも自前で稼いで地方交付税交付金への依存度を低減させ総額自体も圧縮し、自治体への総務省の支配を弱めようとしたんですな。
ガースーは反対する総務省の高級官僚を全部左遷させてふるさと納税制度を推進したそうですが、逆にいうとそれだけ総務官僚は抵抗したということ。
まとめるとガースーの総務省改革の集大成として出来たのがふるさと納税であって、ガースーに言わせりゃ業者への資金流出は必要コストでそれを払っても余りあるメリットが得られるちうことになるんですね。
(追記)
総務省の自治体支配やら既得権益やらそんなもんあるのか?陰謀論では?と疑う向きも有りそうなので
元増田です。
今回主に問題となっているのは提示いただいたグラフの中でいうと『国立大学法人運営費交付金』のような独法や国立大学法人にとって安定した財源となる予算です。この予算は既に1割以上削減されていて、大学の経済基盤が弱ったことから今回のような光熱費高騰に対応できなくなっています。
運営費を削って獲得的競争資金を増やしているのは文科省(まあもちろんその背景に政治的な判断はあるんだろうが)だし、その結果として大学の経済基盤が弱り小回りがききづらいことは事実だと思うんですよね。
確かに、運営費交付金を死守するためにどれだけ尽力したのかな?というのは先の連続ツイート見てもイマイチわからないところですね
ただ内閣府の変な大規模プロジェクト増えてるの見ると、個人的には結構政治判断で文科省の予算を召し上げられてるのかなーとも思いますが、これは文科省の肩を持ちすぎなのかもですね
例の文科省の人も、みんな大変な思いさせててすまん!オラには力や権限がねえ!一緒に戦ってくれ!って言えれば1番よかったんでしょうが、霞ヶ関でそんなこと言うと一発でクビ飛びそうですね
科博クラファンに対して自称文科省の下級役人(同姓同名の黒沼一郎さんは文科省の大学研究基盤整備課長)がしたポストが一部研究者界隈で話題になっている(総ツッコミにあっている)が、はてなではあまり話題になってなさそうなので書く。
https://twitter.com/kouro16/status/1689116297316159488
それぞれの主張自体は正しい部分もあると思うのだが、何分今回の科博クラファンが行われた理由はコロナによる来場者の減少や電気代高騰によって『定常業務』の継続に支障をきたしたことである。独立行政法人の定常業務は『公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務・ 事業』なのであるから、定常業務にかかる費用程度は最低限運営交付金で賄われるべきだし電気代の高騰分位の予算を取ってこれない分際で偉そうなこと言ってるんじゃねえこの無能省無能役人がとツッコミにあってしまった。
また「クラファンの成功を理由に運営交付金を減らすことは(外部資金の獲得の動機を阻害するため)しない」というのは恐らく事実なのだが、以下のポストで指摘されているように「独法に外部資金の獲得額を競わせ、その結果に依って交付金の額を増減させる(総額は固定)」という検討がすでにされておりこれは「寄付やクラファンを頑張っても他の独法より多く集められなければ予算を減らす」ということであり、こちらも批判を集めている。
https://twitter.com/StaffSleepy/status/1689158407113302016
またその後の連ポストでは『大学内の予算配分』の問題や、『予算要求の名目と国民理解』の話などが続いているが、これらが更に研究者らの怒りを煽る内容であり収拾がつく様子がない。
https://twitter.com/kouro16/status/1689269998307463168
https://twitter.com/kouro16/status/1689281430277271552
https://twitter.com/kouro16/status/1689290923715211266
様々な予算が縮小される中で独法の予算だけが聖域ではいられないことはわかるし、様々なコストが増大する中なんとか外部資金の獲得で自活して生き延びてくれという理屈もわからなくはない。しかしこれは独法に限らずどのような企業でもそうだと思うのだが、新しいことをして金を稼ぐためにはまず投資が必要である。しかし文科省がやっているのは「売上を増やすために運営費を減らして競争を煽ります」でありこれで本当にうまくいくと思っているのかよくわからない。
また増田は独法(国立大学法人含む)で研究者をしている友人・知人がそこそこ多く、自身も独法で研究者をしていたことがあり現在も微妙に関係者なのだが、一連のポストで最も問題だと思うのは『他人事感』であり、『文科省はクラファンにかこつけて運営費を削ると思われていることへの危機感のなさ』である。文科省の役割を考えれば必要な予算を取ってくることが仕事でありそれが出来ていないのだから、まずいうべきことは「現場にしわ寄せが行って迷惑をかけていると思います」であり次に「独法・大学の経済基盤の強化のために協力していきたい」といったセリフだと思う(現実の研究者は文科省に散々協力させられた上で予算を減らされている)のだが、現実は予算が取ってこれないことを棚に上げて独法内部の配分や大学の予算請求に責任を転嫁するポストをしている。独法と文科省が予算の増大を勝ち取るためには二人三脚で進んでいく必要がある。「文科省が予算を減らすから日本の研究がダメになった」と奴隷根性的な言説をとなえる人がいるなど研究者側にも問題はあり腹が立つ部分もあるとは思うのだが、文科省の意見がこれでは正直仕方がない部分もあるのではないかと思う。単なる一役人の意見ということであればまあそういう人もいるかと言う程度だが、大学研究基盤整備課長がこの認識ということはもはや文科省には期待するだけ無駄なのだろう。
午前3時まで回答考えてツイートしてるのさすが官僚だな〜と思った
予算が取れない、何を言ってもダメとされる組織の中ではかなり頑張られてる方なんだろうな〜と思えてきたので、元ツイの一部が不用意な表現だったとは思うけど、集中砲火浴びたのが気の毒になってきた
これ所詮役人ガーとレッテル貼るだけじゃなくて多分普通にディスカッションした方がいい案件と思う
流石にワシは文科省と財務省との予算折衝の場にはいたことはないんだけど、もしかして交渉の余地ほぼ0で進められてんじゃね?って思った
最近流行りのデカいファンディングとかも内閣府案件が増えてるからその分文科省の予算流れてそうだし、内閣府のデカいファンディングはお金かけた割に……って感じみたいなのよねえ
黒沼一郎大学研究基盤整備課長らに対して「(財務省に)火付けて捕まってこいおまえ。燃やしてまえ。損害賠償を個人で負え」「おまえら1人ずつ1千万円出せ。自分の家売れ。その金で(運営費交付金を)払うたれ」と涙ながらに暴言を吐く泉房穂文部科学大臣はちょっと見てみたい。
Ichiro Kuronuma
@kouro16
なんか真逆の反応を多数頂いているので補足しておくと、
クラファンで金が集まったから交付金を減らそうなんて雑な議論は霞が関ではしない、と書いているんですからね!
少なくとも国立大学関係者なら、外部資金獲得が増えても交付金積算に連動させない方式を体験されているはずで。そういう関係を正当化する論拠とかをサポートしてもらうと、もっと違う議論になるはずなのですよね。
…とはいえ、担当課に迷惑をかけるわけにいかないので、これ以上違う方向でRTが伸びていくようならツイ消しします。m(__)m
らしいが、ワシが関わってた事業は寄付金集まったから事業の費用、もっと寄付金で賄ってね❤️されたぞゴラァ!!
お役人様がみんな知ってるわけじゃないだろうけどさあ
そういう現状があることを知って欲しいの
本来ならばこんな狭い範囲じゃなくて国全体でやるべきだと思うし
例によって自称リベラルが難癖付けて中止にさせそう
別に強制でも何でもなくて、あくまでも自らの意思で結婚を望む人達へのサービスなのにね
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2306/14/news089.html
「こんなに早く出るとは……」 AIマッチングで2組成婚 滋賀県の結婚支援センター
「滋賀県内の市町では、こども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を活用し、「結婚新生活支援事業」として新婚生活スタートに関連した経済的支援を実施している。23年度は16市町が支援しているという。
県によると、支援の対象世帯や対象経費、上限額は市町ごとに異なるが、多くの市町が、世帯所得500万円未満で、夫婦ともに婚姻日の年齢が39歳以下の新規に婚姻した世帯を対象としている。1世帯あたりの上限額は、夫婦ともに婚姻日の年齢が29歳以下の世帯を60万円、それ以外の世帯を30万円としている市町が多い。
https://mainichi.jp/articles/20230513/k00/00m/040/221000c
北海道白糠町と釧路市音別町(旧音別町)の境界にある馬主来沼(パシクルトウ)西側の民有地で、大規模な太陽光発電計画が持ち上がっていることが、関係者への取材で明らかになった。一帯はアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」とされ、民族の伝承も残されており、近隣に暮らすアイヌ団体の幹部らからは懸念の声が上がっている。
明らかになった計画は、馬主来沼の湖畔の西側に当たる釧路市音別町の5ヘクタール強の原野。国道38号南側の海岸沿いに位置する。
不動産登記簿などによると、2021年8月、東京都港区の会社(A社)が、紋別市の会社から条件付きで買い取るとの所有権移転仮登記をした。条件は「本件土地の状態が発電事業を行うのに適切であると、買い主が判断したこと」とある。さらに今年3月、売買により、関係があるとみられる港区の別の会社(B社)に所有権が移された。
資源エネルギー庁の再生可能エネルギーの事業計画認定情報によると、この土地ではB社の名義で、発電出力1999キロワットの太陽光発電が22年3月に認定されていた。
法人登記簿によると、A、B両社はともに「太陽電池及び関連部材に関する卸・販売・輸出入業務」などを目的に設立された。社員欄には、海外の太陽光発電会社の関係者とみられる名前がある。土地購入手続きなどに携わったという日本人女性は毎日新聞の取材に計画が進んでいることを認め、「計画の見直しは難しいと思います」と答えた。
紋別市の会社の社長(78)は国道を挟んで北側の原野(約66・7ヘクタール)と山林(約330ヘクタール)も所有しており、「山林は東京都中央区の会社が太陽光発電を計画し、原野も別の複数の業者が発電用地を確保しようとしている」と明かした。
不動産登記簿によると、山林は22年11月、「売買代金完済」を条件に、東京都中央区の会社に所有権移転の仮登記が行われていた。紋別市の会社社長は「近くに送電線があり、計画は太陽光発電と聞いている」と明かした。さらに西側の丘陵地では、別の会社が設置した二つの太陽光発電が稼働しており、一帯は適地とみられる。
白糠町は馬主来沼の東半分を囲うような形で町有地284ヘクタールを「馬主来自然公園」として保全に努める。対照的に、西半分にあたる釧路市音別町側は保全の手は打っておらず、計画が進めば、沼の西にかけての多くがソーラーパネルで覆われる可能性がある。
白糠アイヌ協会の天内重樹会長(38)は「寄り鯨が集落を飢餓から救った伝承のある土地で、アイヌ民族にとってはかけがえのない生活空間。守りたいのはやまやまだが、どうすればよいのか」と話す。
道東では釧路湿原国立公園の南側周縁部の原野でも、大規模な太陽光発電計画が水面下で進み、予定地には絶滅が危険視されるキタサンショウウオも生息することから、自然保護団体などから懸念の声が上がっている。【本間浩昭】
白糠町と釧路市音別町にまたがる周囲約4キロの海跡湖で、ヘラジカの角のような複雑な形が特徴。平均水深1・7メートルと浅く、冬には結氷する。縄文海進が約6000年前に終わり、海退の過程で砂丘が海水をせき止めて形成された。国指定特別天然記念物・タンチョウの飛来地で、環境省選定の「日本の生物多様性保全上重要な湿地」の一つ。北海道の「すぐれた自然地域」にも指定されている。
フンペ(アイヌ語で「鯨」)が漂着したことをパシクル(カラス)が教え、集落(コタン)が飢えから救われたとの言い伝えが残る道東の馬主来沼(パシクルトウ)。その西側の釧路市音別町で、大規模な太陽光発電計画が進んでいた。伝統的生活空間「イオル」の一角が侵食されかねない事態に、アイヌ民族は戸惑いを隠せない。
「寄り鯨」の伝承を裏付けるような出来事だった。昨年11月26日。沼から東に約3キロ離れた和天別川の河口近くに1頭のミンククジラが打ち上がった。死後かなり経過し、「海岸には腐臭が漂っていた」と白糠アイヌ協会の天内重樹会長(38)は語る。「数年前のフンペ祭りの前日にも打ち上がった」という。一帯は、海が急に深くなっている海底地形や海流などの影響で、古くから鯨が漂着しがちな海岸線らしい。
この地に大規模な太陽光発電が計画されていると天内さんが聞いたのは1年ほど前。いったんは計画が立ち消えになったと聞いて「ほっとしていた」が、半年ほど前から再び業者が動き始めたと知らされ、「できれば造ってほしくない」と危機感を募らせる。
白糠町は、沼の東側を囲む形で約284ヘクタールを「馬主来自然公園」として保全する。昨年には太平洋を見渡す高台に、国のアイヌ政策推進交付金を得て、鯨の恵みに感謝する古式舞踊「フンペリムセ」(鯨踊り)発祥の地として、展望台やモニュメント広場、駐車場などを整備した。毎
年9月の第1日曜日には、寄り鯨の恵みに感謝を捧げる「フンペリムセ」が奉納される。
一方、沼の西半分を占める旧音別町側は1968年、音別町立自然公園条例を制定、沼周辺を町立自然公園に指定し、国道38号沿いに駐車場や説明板、周辺展望台を兼ねた休憩舎などを整備したが、面積は0・78ヘクタールにとどまっていた。
音別町は2005年の釧路市との合併で、白糠町を間に挟む「飛び地」に。条例は新市に引き継がれず、自然公園でもなくなった。「馬主来沼の存在は重要視されなくなった」と言う住民もいた。
音別町史にはこうある。「夕日が西山に沈む頃。白糠町側の高台に立って当町方向を眺めるとき、パシクル沼の水面に映る夕映え風景は、まさに一幅の名画を見る感がある」。釧路市は15年に選定した「音別新八景」の一つに「パシクル湖畔の夕日」を選んだ。
沼周辺は、アイヌの暮らしに必要な動植物の入手に欠かせない伝統的生活空間「イオル」とも位置づけられている。類いまれな景勝地とされる一帯の景観が「メガソーラーの海」に変わる可能性がある。【本間浩昭】
@katepanda2
このまとめデマばかりなので拡散しないようにして下さい。拡散するアカウントは何を書いているかチェックします。https://togetter.com/li/2126541
事実はこのツイに書いた通りです。
https://twitter.com/katepanda2/status/1647713973582831616
DV被害者支援交付金がColabo弁護団への弁護士費用にあてられたなんてあるはずがないのに、そうであるかのような思わせぶりなことを弁護士が書いた責任は重いです。
事実がどうであるか、公開情報からすぐ確認できることなのに確認もせず、攻撃の犬笛としての効果を生じさせたと思います
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Colaboが補助金(DV被害者等セーフティネット強化支援事業交付金)から支出していた「弁護士費用」がColaboから暇空氏に対する訴訟のための弁護士費用に使われたかのようなツイートが散見されますが全くの事実誤認です。子ども代理人活動をする弁護士に払われた費用です。ColaboのHp掲載の報告書(… さらに表示
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https://twitter.com/katepanda2/status/1647756348711669762?s=20
え、そうなの?
コラボは暇空訴訟のために税金を弁護士につぎ込んでるでしょう。差別人権セクハラ訴訟ビジネス専門の税金泥棒の人たちに。
https://togetter.com/li/2126541
これはコラボの事業を阻害しているから弁護士費用を困難女性よりたっぷり注ぎ込みましたって言い訳がたつじゃないですか。デマで否定することはないでしょう。
Colaboの件については、交付金の使いみちはしっかり管理すべきだと思う一方で、あの件で元気に主張している一団の大半が「Colaboを叩きたい」が先にあり、その口実に不適切会計をここぞとばかりに持ち出しているだけの拗らせミソジニーにしか見えないため、あの連中と一緒だと思われたくないという思いから賛同の声を上げづらいと感じている。
先日の岸田首相爆撃未遂事件も同様で、「その真因からきっちり検証すべき」という側にも、「そんな検証はテロを正当化することになる」という側にも、狙われたのが立憲や共産党首だったら同じことを言うか?という点で大いに疑わしい人が多いように思えて(同じことを言える人も多いと思うが)、どちらの側にも付きづらい。
追記)
子ども家庭庁のポスターも同様だな。表現や論点に議論の余地があるのは分かるが、声が大きい人の他の発言を見るとやっぱり拗らせミソジニー的な人が多い。本当に純粋な問題意識から批判してる?という気持ちになる。
すでに言及されたとおりで、昔はやらんでもよかった業務が増えた。
昔は、運営費交付金というのがかなり大盤振る舞いで各大学に出ていたらしいのだけれども、
近年は、そっちの金額を絞って、競争的資金という形で、「科研費に申請させて、研究費を取得すると、研究費が出る」という形式に移行してきている。
ただ、この科研費の申請のための業務とか、科研費をコンプライアンス違反しないように使うための調整がけっこう多くて、めんどくさい。
なんか、高校の先生がやるようなタイプの学生さんのオモりみたいな仕事がけっこう多い。
不登校の学生のケアとか、重要な仕事かもしれないが、研究者にやらせることか…?
世界的な権威の研究者が、センター試験の監督をして、「では、これから回答用紙を配ります…」とかアナウンスをしていたりする。the不毛。