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2021-09-07

流山おおたかの森子育てしようだなんて狂気の沙汰だと思う。

流山おおたかの森子育てしようだなんて狂気の沙汰

我が家流山おおたかの森周辺に住むようになって長いが、ここ10年くらいで信じられないスピードで開発が進められていて、今までうっそうとジメジメした雑木林だったところが太陽の光が差し込む綺麗な住宅地になっている。大規模なマンション群と美しい戸建てがニョキニョキ建てられて道路は整備されて駅前には綺麗なタイルが貼られていて、とにかく見栄えがいい。

休日におおたか森駅前に行けば少子高齢化なんて信じられないくらいの大人数の幼児がわやわや遊んでいる。

流山市TXが通った後から「母になるなら流山」などのキャンペーンを展開して大量の子育て世帯を呼び込んだ。だけど最近流山にやってきた若い世代の人たちは本気で流山子育てをするつもりなのかと、流山で長く生活してきた住民としては疑問に思う。流山市公教育の闇、それも何十年もの間、流山市だけじゃなくて東葛地方を覆ってきた風土を知ってここにきているのだろうか。

流山に突然大量の子育て世帯流入しているか教育面で様々な混乱が起きているのは既に指摘されている。例えば、この人(https://anond.hatelabo.jp/20170528232611

)が言うように、急激な児童数増加に小学校の受け入れ体制が追いついてないせいで、元々の計画に反して、入る予定だったのと違う小学校に入れられそうになっている子供がいる。私はこの古い方の小学校10年くらい前に卒業したのだが、本当にオンボロな校舎を無理やり増築・改築して使ってる。それでも流山がただの田舎だった頃は近くに綺麗な校舎なんて他に存在しなかったから、学校なんてこんなもんだろうって思えたと思うけど、今は綺麗で新しい学校が近くにたくさんあるから事情が違う。広報誌で駅周辺の新小学校の綺麗な新校舎の写真をたくさん見せつけられたら古い学校に通う子供たちは嫌な気持ちになるんじゃないかと思う。元から住民のいるところの子供には汚くて古い校舎を無理やり改修して使わしておいて新しいマンション住民には新しい小学校をあてがうのか…って気持ちになる。とにかく古い小学校に突然変更された子供たちが気の毒だ。

あとやっぱり突然児童数が増えたので多分先生たちの受け入れ準備が追いついていけてなくて学級崩壊とか先生メンタルがやられてるという噂をよく聞く。なんてったって日本一児童数が多い小学校(令和2年)の2位がおおたかの森小学校で、5位が小山小学校なのだ。こんなに突然児童が増えてる地域は他にないのではないか。これに伴って教育の質が落ちてても不思議じゃない。

だけど私が本当に問題にしたいのは流山の悪い意味で特異な教育伝統というか慣習というか、その風土のことだ。それは管理教育のことだ。紛れもなく流山市は古くから熱狂的に厳しい管理教育実践してきた地域であって、その体質は少なくとも私が中学校に通った10年前には色濃く残っていた。

管理教育とは、Wikipediaの「管理教育」のページ(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/管理教育)を要約すると、集団行動の徹底を通して生徒を学校生活内で厳しく管理するタイプの1980-90年代教育のことだ。そんな教育流山に限らず普遍的だと思われるかもしれないが、実際には地域差があったらしい。その中でも特に有名なのが愛知千葉県北西部(東葛地域)だ。Wikipediaにも管理教育実践されていた地域として流山が名指しで示されている。父親はまさにこの教育を受けてきたのだが、丸刈りは当然で教師体罰も酷かったと言ってた。あと、八千代市が酷かったらしい(https://togetter.com/li/68277)が、酷かった頃の流山市も似たようなものだったと思う。Wikipediaだと、流山市中学校では衆人環境の中で集合の歌を歌わされたと書かれているがこれは某洗脳新人研修を思い起こさせる。笑えないのが、2010年代ではこれが微妙に形を変えて、山の上や広場での合唱とか、能を見せてくれたお礼と言って能楽堂合唱を歌わされたことだ。これは本当に恥ずかしかった。

強力に染み付いた管理教育実践は当然急に無くなったりしたい。私が約10年前に受けた流山市の某中学校での教育は紛れもなく、1980年代管理教育から暴力けが取り除かれたタイプ管理教育だった。

まず、管理教育というのは単に校則が厳しいとか、そういうことではない。最近問題になってるブラック校則のような、理不尽かつ意味不明な決まり事はもちろん細かく沢山あるのだけど、管理教育の中ではその決まりを破るとか、それに反抗したいって発想がそもそもまれない。集団同調圧力半端ないので校則を守らないという選択肢がまずない。だから、風紀の乱れなんて発生しない。ものすごい細かいまりが細々と決められているのにそれを全員が完璧に守り相互監視をしている。それくらい集団単位とした管理を強くしもの管理教育だ。校則を守ること自体集団内の繋がりを強化するためのツールなので、校則/拘束は細かく沢山あればあるだけよく、その意味とか合理性は極力排除されている。そのためには書かれた校則だけじゃ足りないので、暗黙の複雑な校則が沢山あった。例えば1年生の女子ポニーテール禁忌とか(上級生には許されているので)。持ち物から振る舞い方に至るまで大量の暗黙の約束があった。校則は風紀を保つためにあると思われがちだが、そもそも私の学校は全く荒れてなく、外から見たら何の問題もない学校しか見えなかった。だから健全に風紀を保つことが目的ならそんなに細かく校則を作る必要はない。反対に中学生という多感な時期の子供の集団が全く荒れてないって、それだけ強力に規則押し付けがされている事の表れでしなかないと思う。

あと、流山とか流山周辺の地域特有なのが、学校生活ジャージ制だ。学級に着いたらみんな制服を着替えてジャージになって生活する。男女別の着替え室なんて立派なものはないのでみんな制服の下に体操服を着て登校する。ジャージが人の自尊心を傷つけるくらいダサいとか、高い制服を買わせられるのにそれをほとんど使わず高いジャージをたくさん買わなきゃいけないとか、ジャージ寒いとかジャージに関する校則がめちゃくちゃあるとか、そういう文句は当然ある。だけど、本当の問題は、生徒がいつでもジャージを着ていることによって集団全体が強制的体育会系化されてしまう事だと思っている。学校生活の全てが体育会スポ根原理の下に置かれるのだ。

強制的ジャージ制は活動的からいいじゃんという意見を見たことがある。だけどそのように言う人は、管理教育においてジャージが生徒の学校生活全てを体育の授業の延長線上に置くシンボル役割をしているということまで想像しているのだろうか。スポ根というか、戦前軍隊のような、そういう事を想起させる振る舞いが基準化、自然化されていくのだ。例えば、もちろん教室の移動のために綺麗に整列させられるし、いちいちめちゃ大きな声で返事しなきゃいけない。そういう軍隊的な仕草自然に見せるのがジャージだ。

そして、そういう集団意識スポ根根性遺憾なく発揮されるのが、体育会合唱祭・学年集会で、このためにめちゃくちゃ集団練習させられる。法律的な決まりとして授業数がどのように決められているのかわからないが、やたら座学の授業が削られて集団行動のために時間が使われていたと覚えてる。私が私立高校に進学してから一番びっくりしたのが、時間割通りにちゃんと授業を受けられることだったので、中学校ではかなりの時間数、法律ギリギリまで??よく分からないけれど本当にしょっちゅう座学の時間が消えていったことは覚えている。それくらい集団の催しのための準備は徹底的に行われた。体育祭の前の一週間などは全て授業が無くなって体育祭練習のみのために一日中外にいる状態になる。しか体育祭応援の歌と踊りまで完璧に覚えさせられるので息をつく余裕はない。全体主義的で怖かったのが学年集会で学期のまとめ的な発表を学年ごとにするのだが、めちゃくちゃ発表の練習をさせられ、思ってもない事をみんなと一緒に絶叫しなきゃいけなかったことだ。\私たちは!この学年のみんなが大好きです!!/みたいなノリの発表を年に何度もやる。発言方法といい内容といい北朝鮮プロパガンダ顔負けの内容だと思う。総書記への愛が学年とかクラスへの愛へと置き換えられただけだ。こういう練習を何度も何度も繰り返させられることで、集団論理というか、集団の中に呑み込まれる感じがして本当に嫌だった。もっと怖いのが、大多数が嫌がることなく進んで集団行動を行っていたことで、その中で少しでも集団の求める基準から外れる人間は徹底的に叩かれて矯正される。集団の期待に沿ってないと指摘された人間努力して集団論理を内在化させなければみんなに許してもらえない。集団についていけない人間指導するのはどこまでも合法的からここにイジメはない。

から管理教育というのは、単に校則が厳しいとか先生暴力的とか、そういう問題なのではない。クラスの一体感が強いとか、そいういレベルのものでもない。そうではなくて、管理教育とは、集団の行動と集団の絆を維持することを何よりも第一目標に置く事で、学校生活の全ての側面で個人というものを完全に消し去ることを達成する教育方法のことだ。この中で理不尽校則など問題になるはずがない。なぜなら理不尽な決まりをみんなが守ることがみんなとの絆を深める方法であり、かつその絆が存在することを証明するからだ。

当然このような環境にいることは身体的にも肉体的にも疲弊させられる。体育系の人間はともかく、普通人間は体力がないと、長時間の発表練習なり体育祭練習に耐えられない。ちょっとでも集団ルールに疑問を抱いたらそれだけで精神的に疲れてしまう。思ってもいない反省言葉とか標語を何度も絶叫させられるのは本当に疲れる。何度も何度も合唱をすることもこういう環境だと本当に疲れる。本当に細かい風紀の乱れ(飴のゴミが落ちてたとか)で何度も学年集会が開かれて説教されるので理不尽さで精神疲弊する。とにかく自分の中の主体性を消し去ることに成功しない限り、管理教育の中で生きていくことができない。この環境の中で、他者との関わりを通して健全に成長することは無いと思う。

管理教育は何のために行われているのか。とにかく全ての生徒を集団の中に入れて異質な動きを封じ込めることが目的だと思う。そしてその環境に疑問を持たせないようにする訓練なのだと思う。当時は、従順労働者を育成するためなのかと思った。あとよく半日だけ刑務所に通うという夢を見たので、なんかの罪に対して罰されている感覚だった。あとは、マイルド北朝鮮なんだと思う。

ただ、流山は某自動車工場のたくさんある愛知と違って特別そういうタイプ労働者大量生産しなきゃいけない地域じゃないと思うので、なぜこの風土が残ってるのか謎だ。治安もそれほど悪くないし。

私はこの教育を3年間経験したが、元々違う地域の都会の小学校に通った経験があったからか、流山学校に馴染めていなかったので、この習慣が本当に嫌だという気持ち流山中学校に通っていた。だから反対に、ずっと流山近辺で生きている限り疑問に思ったり辛くなったりすることは無いのかもしれない。実際にこの管理教育を受けていた同級生たちは辛そうじゃなかったし、彼らは積極的集団「絆」を強めようと頑張っていた。

だけど、今流山転入してきているご家庭はこの実態を知っているのだろうか。流山中学校に行く限り自分を殺し、授業時間を削って、環境に疑問を抱かないようにしてしか生きられないということを分かっているだろうか。自分の子供が、この環境の中で積極的集団問題なく従うグループに入るか、それともそこから外れていくのか、そもそもそういう枠組みの中で生きることになるということを知っているのだろうか。たしかに、カースト上位に入れたら本当に楽しい学校生活になると思うが(カルト的なノリなので熱狂しないわけがない)、カースト最下位は本当に辛い。それを避けたいなら私立に行くか不登校になるしか選択肢がない。不登校クラスに何人もいたし身近な選択肢だった。

このブログで伝えたかったのは、流山最近転入したご家庭と転入を考えているファミリー層に対して、かすかに噂になっている流山市管理教育体質というのは現実実践されているもので、1980年絶頂から形を変え、暴力性を抑えながらも管理の強度を失なっていないということだ。今は過剰な生徒数増加で学校自体疲弊しているので、元の管理教育と混ぜ合わさってもっとひどいことになっているかもしれない。もしくは、管理教育が緩まっているのか、それならいいと思うが、分からない。ともかくも少なくとも10年前に流山市管理教育経験した人間として、その問題点を指摘したかったし少しでも多くの人に知ってもらえたらいいなと思う。

私の目から見て、最近流山に来たファミリー層は結構教育熱心ではないかと思う。だから、その期待とは全く異なるタイプ教育基準である流山市公立中学校に、意に沿わず進学してしまうことは悲劇なのではないかと思う。少なくとも私の経験上、流山市中学校学力的な意味での教育に対しては全く熱心じゃないので。勉強熱に燃えてるような子供入学してしまうのは悲劇だと思う、授業がしょっちゅう潰されていくので。

流山市子育て世帯ターゲットにして企業のような方法PRするからと言って、市が子育てに最適なサービス提供しているとは限らない。少なくとも教育という面で流山市根深問題を抱えている。そんな環境子育てしようだなんて狂気の沙汰だと経験者としては常々思っている。

2021-08-14

FANZAで半額セール第3弾始まったぞ

今回も4本買ってみた。

増田に半額レビューを書くために無理して買う感じになってきてる。

 

VR】全部かなえちゃう山中真由美 【3DVR教室

前回に続いてまた山中真由美だ。そうだ。ファンだ。悪いか山中真由美のIVがほかの全年齢IVとはっきりと違うのは、官能の表情を浮かべるところだ。全年齢IVでもきわどいマッサージシーンなどはあるが、基本的に「感じる」演技はない。くすぐったがってケラケラ笑うくらいが表現限界しか山中真由美場合だんだん表情がトロンとして目が据わってくる。やがて「ウン…」「フゥ…」などと悩ましげな吐息などを漏らし始める。得難いよな。

 

VR】VGF ヴァーチャルガールフレンド 鈴原りこ【浴衣水着でお風呂でイチャラブ】

全年齢IV。去年リリースした2Dイメージ作品NGなし」ではまさかの放尿シーンに挑戦して全俺をアッと言わせた鈴原りこだがVRでの表現はおとなしい。2Dでは攻めるモデルでもVRでは露出が2、3段階落ちてしま現象はなんなのだろうね。VRはカットを入れない長回しが基本なので演技が守りに入ってしまうのだろうか。しかし本作で鈴原りこはイメージVRとしては珍しく手ブラまで踏み込んでくれている。終盤の5分くらいはずっと手ブラだし、わずかに揉んだりもしてくれている。得難いことである

 

VR】【野外BEST 240分】開放的気持ちよくなろう! ~プール・校庭・公園温泉バス停・洗車場・雑木林中出し/乱交/痴●/レ○プ/CFNM/パンチラ鑑賞!VRで飛び出せ外に!~

野外モノばかりを集めた総集編。「過去に発売したSD作はHQに画質アップして再収録!」とあったので期待して買ってみたのだが完全に期待はずれだった。高解像度マスターからあらためて再商品化したのではなくSD作品を単純にアップコンバート(拡大リサイズ)しただけのようで、お世辞にもHD画質とは言い難いしろものだった。もしこれを買うならSD版でいい。宝田もなみ嬢がエロかった以外は得るところがなにもないハズレだった。

 

VR最初から最後まで115分全部がヌキどころ!!バイト先のファミレスが暇すぎて、お互いバレないように入れ替わり立ち替わり目の前へやって来ては「誰が最初に抜け駆けSEXできるか選手権」を始めたヤリマン女子○生バイトたちとノンストップ数珠繋ぎSEX!!

内容はタイトルの通り。出演女優深田結梨、堀北わん、河奈亜依、桜美ゆきなの4名。シチュエーション制服女優さんも好みでそこそこ楽しめた。ただ、全編を通して場所ファミレステーブル席に固定されているので色々な意味で変化に乏しくすぐに飽きてしまった。あと、全員最後まで服を着っぱなし(せいぜい胸をはだける程度)なのは消化不良。そういう最後まで脱がない作品もけっこう多いよね。自分はどこかのタイミングすっぽんぽんになってほしい派である

 

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2021-06-26

東京まで60分の町に生きて

そこはドラマ映画に出てくるような絵になる田舎ではない。

郷土という言葉がしっくり来るような名物も海も山もない。

色合いもバラバラ建物老朽化も激しい中規模の同じようなチェーン店が延々と並ぶバイパス道路を大型トラックが途切れる事なく走り、かつては農耕地工業地帯だった土地が虫食いに切り取られて似たような建売住宅が並んでいる。

虫食いの農地には駅から30分も離れているのに相続税対策からと建てられた同じような形のアパートも沢山ある。

決まってプロパンガスなのは都市ガスが通っていないからで、その隣には砂利の駐車場と小さな果樹園雑木林がある。

・最寄りのコンビニ(700m)

・最寄りのスーパー(1510m)

こんな表記のその手のアパートに入居しているのは外国から出稼ぎで来ている人が中心だ。

「何十年間家賃保証!」とかそんな言葉を信じて判をついた農家のおじいちゃん・おばあちゃんはとっくに天国へ行ってしまっている。

この町の建売住宅を終の住処とした年代団塊の世代が中心だ。

彼らの多くが遠い故郷を捨てて発展を続ける日本経済未来を信じて東京から60分のこの町に一生の買い物をした。

バブルの頃に出来たニュータウンの話になると、「あそこには大学先生大企業社長が住んでいる」「海外旅行に行くお金持ちが多い」そんな根も葉もない噂話が必ず流れている。

この町に6%や7%の金利で5000〜6000万の建売住宅を買ったサラリーマンたちが懐かしむ「俺たちだってそこそこイケてたんだぞ」という昔話し。

しかし彼らの子供たちの過半数はこの町で生きる事を選ばなかった。

人口減少率は4%を超え、億近くのお金を払って手に入れたボロボロ建売住宅も今となっては資産価値を持たない。

唯一の幸運は、年功序列で定年までたどりつく事が出来たという生まれ時代のものでありその恩恵年金で細々と食い繋ぐ事が出来る事。

ももうそれも団塊の世代がいなくなったらおしまい

もっと東京に近かったら、この町から子供達は去らなかったかもしれない。

もっと通勤不可能なくらいに東京から遠ければ、この町はとてもいい田舎の風情が残った誰かの故郷になったかもしれない。

東京から60分のこの町は、東京から60分である事以外に全てを失ってただ静かに衰退していく。

2021-06-10

インターネットはもう池袋の超絶雑語りをやるのをやめろ

以下元増パクリの尻馬雑学開陳です。

引用URLは無い。ネットとかTVでの池袋の扱い全般への反駁&雑語りと思ってくれい

池袋の名の由来は西口南方にある弦巻川源流の袋池から

これ嘘だから!元池袋史跡公園っていうのを豊島区がこしらえちゃってるけどこれ嘘だから

あのさ、駅周辺のこの辺が池袋になったのって日本鉄道池袋駅を開設してからの事なんだけど?

それまで池袋っていうのは東上線二駅目の下板橋駅周辺が池袋だったの。今でもこの辺は「池袋本町」って地名でこれは池袋本村、池袋村のメインの集落だった所なのよ。

「袋」っていう地名は川が湾曲してその内側の土地の事を指すのな。江戸袋とか大袋とか色々あるがみんなそう。

今は暗渠化された谷端川っていう川が屈曲しててその内側の高台池袋本町(村)。池やら沼があったんじゃないかと言われているが記録が残ってないので池が付いた理由不明だ。

そもそもこの元池袋史跡公園がある場所っていうのは昔は雑司ヶ谷村だったのな。池袋村と雑司ヶ谷村の境界は大体今の池袋駅南通路の辺り。

それなのに遥か数キロも離れた池袋村の名の由来になるはず無いだろ。豊島区は誤解の元だからあの公園撤去するか説明書書き換えろってーの。

 

余談だが山の手台地の上で井戸を7~10m程掘ると水が出てくるんだが、それって粘土関東ローム層の下に砂礫層があるから。だからこの谷端川がそれだけ谷を刻んだ下流では小石だらけになる。なので下流小石川って呼ばれて地名にもなってる。

もう一つの理由農業水利権問題

東京山の手って山あり谷ありって言われるけど、そうじゃなくて谷だけがある地形なんだな。富士山伊豆の山が噴火した火山灰が積み重なって西高東低のかなり緩い勾配のまっ平らな台地ができた。

ここに多数の小河川が切り込みを入れた地形になっている。だから尾根の部分はほぼまっ平らな訳です。これは国道246の赤坂渋谷手前とか国道254の春日池袋六差路とかを走れば判る。この二つは尾根道の街道車道化したものでとにかくまっ平ら。

因みに上野赤羽等の線で台地がきっぱり切れ落ちて下町になってるのは海進時にそこからが海だったから。

というか、台地もっと東に伸びていたが波に削られて海食崖が後退したと考える方が自然上野赤羽って京浜東北線に乗れば判るが崖が真っすぐでしょう?これって海食崖の特徴ですわ。

あと、陸地が角になっている所って波の入射方向、角の先に真っすぐな海岸線が延長されるように砂嘴砂州が出来るけど、上野赤羽の角地形の先には砂嘴痕跡がありますよ。上野場合根岸砂州というのがあり微高地になっていてこの上に日光街道千住宿が作られていた。赤羽の方は名前不詳なれど川口戸田の喜沢の辺りに筋状の微高地がある。

 

脱線したがこういう地形だから山の手ではまっ平らな尾根部分では水を引けない。だから水田は出来ない。水利は限られたもので貴重だった。

農村である雑司ヶ谷村の水源だけ池袋村に属してる訳無いし(トラブルの元だ)、遥か離れた他村の水源地の名前に因んで池袋村名が決まる訳ないやろ。

から駅周辺が池袋になったのは駅が出来て以後の事なのだ。因みに古典落語でも池袋結構出てくるんだけど、当然それは下板橋駅周辺の事ですよ。

WEロードという汚いガードが池袋駅の設置場所を決定した

駅にはそこに至る道路があるのが当たり前。でもそれは今の事であって日本鉄道って鉄道官営鉄道1本しか無い時代鉄道を敷いた道なき道を行くパイオニアだった訳。だから日本鉄道側が既存街道に面して駅を作らなきゃいけない。

でも江戸時代には道路というのは軍事施設でもあった。だから数少ない街道以外は道らしきものはない。勝手に道を普請して罰せられたケースは数多くあり、その殆ど死刑だった。

それで、品川線(現山手線赤羽線)から新規開業する土浦線(現常磐線 当初の始発駅は田端)に繋げたい日本鉄道目白分岐としたかったが、雑司ヶ谷村に難色を示され更に巣鴨村に建設予定の近代監獄巣鴨拘置所、現サンシャイン)に重なると政府ダメ出しされてしまう。

そこで目白北側のまっ平らな辺りで分岐する事にした。ここまではよく説明される事だ。

問題はここからで、雑木林しかない、集落すらない場所乗客が駅に来れる様にするにはどうすればよいか

中山道板橋宿平尾追分から川越街道(現首都高中央環状線JCT大山サンロードハッピーロード)が分岐し、そこから直ぐに分岐して雑司ヶ谷を抜けて早稲田に至る雑司ヶ谷道という道があった。これは金井窪~ローソンストア100池袋本町1丁目店を右折して平和通り~WEロード明治通り鬼子母神電停前~と続く現存する道だ。

この道と日本鉄道線路が交わる所は踏切になっていた。駅を設置するならここしか無い。他に適当街道に接近するところがないからね。

って事で今のP'パルコ左側に駅が作られることになったのだ。WEロード正式名称雑司が谷隧道だ。線路が増えすぎて踏切では危ないのでガードになったのだな。

Wikipedia池袋駅の項には日本鉄道時代の駅の写真が貼られている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%A2%8B%E9%A7%85#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ikebukuro_Station_in_Meiji_era.JPG

これはWEロード前身踏切から撮られたもんだ。場所はP’パルコの裏手。

なのでこの汚いガード(の前身踏切)は池袋の全ての始まりなんであるのよ。

埼玉植民地化と洋菓子店タカセ

サンシャイン前身巣鴨プリズンで有名だがそれは東京裁判が決する迄の一時期で、東京拘置所だった。

東京拘置所を小菅移転して跡地の再開発の話になった時に周囲の地権者縁故者を集めて合意形成の場が開かれることになった。

ここで特に問題になったのが池袋駅直通地下街の建造で、強硬な反対派が居てその筆頭が東口洋菓子店タカセだった。当時タカセ小売店の有力な顔役だった。地下道ができたら当然人の流れは変わり地面店は売上激減する。

その為に駅直結地下道の話は流れてしまい。東急ハンズからの短い地下道東池袋駅アクセスルートとなる中途半端な形になってしまった。

この地下道建設流れで当時タカセ地元での評判はかなり低下したらしい。

しかしその後の埼玉植民地化=池袋駅~ハンズ学生向けの店舗の隆盛を見れば反対して正解だったとしか思えない。通路を兼ねた地下街なんてどうせ碌な集客力がない。そもそもハンズ前の道には丸の内線が埋まっているか地下街の幅は取れないんである

なので学生向け店舗経営者は出退勤の途上に今はやや寂れた感のあるタカセ前で一礼すべきである。若年向けのP’パルコだって地下道があったら出来てなかっただろう。P' のテナント一同もタカセ参りはすべきである

西武百貨店搬入口だけの為の信号機不思議

ここなんだけど、池袋行く人でここのおかしさに気づく人ってどれだけいるだろう?

https://goo.gl/maps/UQN2f86tQk8xXQPv5

逆を向いてほしい。西武搬入口だけがある。なのに信号機管制されている。何故だろうか?

そのわけは南のびっくりガードの途中にある。

https://goo.gl/maps/BR5VUwN7iYPUv5Zx5

ここから入るとJR線路と西武線の間の空き地に出る(入っちゃダメよ)。実は当初のびっくりガードはここを上がってから西武線を踏切で渡って明治通りに出るというルートだった。

この坂の上はJR用地で昔は国鉄貨物駅だった。つまり初代びっくりガードは国鉄をガードで潜って直角に折れて急坂を上り国鉄貨物駅の中を通り西武線を踏切で渡る。そして出てきた先がさっきの搬入口前の交叉点だったって訳。

 

現在中央東口っていうのは元は西武線の改札だった所で、西武運営するデパート武蔵野デパートエルメスがあるあたりにちょこんとあった。

西武はこれを増床したい。そこで改札の上にデパートを作った。

しかし当時の西武社長貪欲堤康次郎堤義明もっともっと増床だ!でも駅が邪魔だ!ならば線路を縮めて駅を向こうに追っ払えばいいじゃん。

という事で駅をずらすのに邪魔踏切廃止。その代わりに国鉄ガードの延長にガードを作った。そして踏切跡はデパート搬入口に転用

井の頭線渋谷駅や世田谷線三軒茶屋駅とか、商業ビル建てるために駅をその向こうに追いやって客はその分歩けっていう工事するのがあるじゃないすか。あれムカつきますよね。

あれを最初にやったのが西武って事ですわ。

こういう訳で「西武デパート搬入口だけの為に信号がある」状態が生まれた。一見それに見えなかったものトマソンである事を発見するとその由来が見えてくるって事ですわ。そしてびっくりガードなんて間抜け名前公的使用されてる事の方がびっくりだわ。

池袋 古いビルが多い

昭和29年地下鉄丸の内線が開通することになりそれに合わせて建築されたビル結構残っている。LABI建物代表格でここは元三越。今も所有者は三越な筈。

昭和28年頃の完成なので今でも売り場の裏は非常~に古い。客用エレベータもエレガ時代は真鍮蛇腹式だった。それでは客がセルフオペ出来ないのでかごは替えられてしまった(着床位置も手動ハンドルで調整する方式だった)。

LABIの裏にマックがあるがここは三越が所有していて地下にLABI搬入通路がある。マックの裏の建物LABI搬入口になっている。

新しそうなパルコ昭和32年竣工東京丸物デパートの居抜き。

いけふくろうの事の起こりは国鉄マンオヤジギャグ

昔は携帯電話が無かったから待ち合わせ場所を家の電話で打ち合わせておく必要があった。新宿駅東京駅には待ち合わせ場所としてアルプス広場銀の鈴があるが池袋駅には無かった。

そこで末期の国鉄の人らが考えて作ったのがいけふくろう。いけぶくろだからいけふくろう

国鉄はそれまでの親方日の丸体質ではダメな状況に至り、色々とサービスアップの為の試行錯誤をしていた。現在JRより熱心だったが如何せんセンスダサい

いけふくろうもかなりの失笑を買ったと言われているがその後豊島区などがフクロウの里などの歴史修正主義を始め定着するに至った。

いけふくろう像があるのは北通路階段付近という半端な場所だがこれはパルコ土地ぎりぎりのJR土地であるからいけふくろうダジャレを考えた国鉄マンの同定をしなくていいのだろうか?疑問である

サンシャインの地下に変電所

サンシャインの地下駐車場のそのまた下には地域暖房施設があって付近ビクトリアスポーツや東池袋駅ハンズビルなどに熱供給を行っている。

これは触れている本やサイト番組が多いが、実はその下に東電変電所がある。これはサンシャインで働く人も知らない秘密なのだが、数年前にあった新座でのケーブル火災による東京停電での停電地域によって変電所場所割れしまった。

城北線豊島変電所というのがここで、終端変電所内幸町東電本社の地下である

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/pdf/014_06_00.pdf

平和通り戦争状態

雑司ヶ谷道の駅北側戦後商店街となって平和通りと名付けられた。だがどういう訳だかヤクザ事務所がこの道路沿いに林立するようになり、やがて抗争が勃発、殺し合いまで始まった。

90年代後半になるまで路上駐車というのはルーズに見逃されておりその辺にとめるドライバーが多かったが、事情を知らぬ者は平和通りの組事務所前にとめてしまう。

玄関前塞いで車止められたら誰でもいい気分はしないが組となればメンツ問題でもある。戻ってきたドライバーはそのまま事務所にお持ち帰りとなって凄まれ絞られ少なくない詫び賃を置いていく羽目になる者もいた。

お巡りさんに泣きついても「こんな通りに駐車したら身の危険になるのは当たり前でしょ」と説諭される始末。平和通りなのに。

やがて銃撃事件などが相次ぎ非常線で封鎖される事もしばしばとなった。シャブ錯乱したヤクザが突然暴行を加えたり物を破壊したり自分を刺して血だらけで歩いていたり警察保護具で簀巻きにされている所がみられる事もあった。結構な高頻度で。北口レンタルビデオ店G〇〇が入居するマンションなどは上がほぼすべて893となってしまった事で有名だった。

暴力団新法の施行ヤクザは激減してこれらの風物詩過去のものとなった。

飯塚上級国民事故付近事故が多い

あの事故のあった道路はほぼ直線なのだがどういう訳か事故が多い。飯塚のは運動能力問題だろうがスピードを出しすぎる車&Jウオークする歩行者両方に問題があるケースが多い。見通しが良すぎて油断するのだろう。

過去の事例では130km/hで邁進するフェアレディZUターン中の1Boxカーに衝撃して1Boxの助手席女性が死亡するという事故があったが、普通Uターン側にも責任が問われる所、相手の速度が速すぎて予見不能として1Box運転者無罪判決が出るという事件があった。

10年近く争っての事だが異例な判決である。その後も事故が続くので信号機を増やしたりしたのだがあんな予見困難な大事故が起きてしまった。

10年位の命だった国鉄駅舎があった

池袋にいわゆる駅ビルみたいなものはなくてデパートばかりだが、戦争で駅舎が燃えしまったので戦後に鉄筋コンクリート国鉄駅舎というのを作った…のだが直後に民間資本建物を誘致する民衆ビル構想が立ち上がったので駅ビル解体され丸物(現パルコ)や西武デパートが建つ事になった。計画性無さすぎである。いや勢いがあったのか。

東に西武で西東武だが…

開通当時は武蔵野鉄道(買収)→西武東上鉄道(買収)→東武だったか最初は変じゃなかったよってのが定番豆知識記事だが、「東に東武」もあった。

サンシャイン手前~飯塚事故現場辺りの一帯は戦前東武鉄道根津嘉一郎が所有しており根津山と呼ばれていた。雑木林だらけの池袋駅~護国寺道路都電を通す事になり全部手放したのである

赤尾由美見た事ない

池袋東側の住人なら赤尾敏は誰でも知ってるけど日ころとか朝生かに出てるらしい赤尾由美見た事ある人いない。だってあん道場に居なかったじゃんよ。何赤尾敏赤尾敏って名前使ってるの?

小池百合子お祭りによく来る

お祭りには欠かさず来るね。で、それだけで「地元の人」って認知受けちゃう。贅六の落下傘なんだけどな。

以上、長々と書いたが結局池袋歴史ってあんまないのよな。だって鉄道来るまで下板橋池袋だったんだから

そういう事で池袋愛溢れる増田から最後に言いたいのは

雑司ヶ谷の方が渋くて古いものがあって面白い

2021-05-05

町の風習のような

小さい町だが、マップアプリでも地図上でも

町のど真ん中に大きな雑木林がある。

から見ないとわからないが正方形になっているらしい。

周りには紙垂が付いた高い石塀で囲まれており、一箇所だけ出入りできる、普段は鍵がかかっている門がある。

その周りに建っている家はどういう理由かは分からないが、玄関が必ず雑木林の方を向くように建っている。


中は鬱蒼としていてその雑木林中心部に祠がある。

周りが見えないように石塀で囲まれていることや、昼間でも晴れていても中は薄暗く、あまりいい雰囲気はしないので町民もある時を除いては入ることがない。


普段雑木林に入るとしたら街中に唯一ある神社神主さんか、その場所面白がって肝試しにくる他からやって来た人だ。



肝試しをするにはスリルが足りないのか、深夜に来る人が多い。

私はその雑木林の近くに住んでいるが、たまに男女の悲鳴が聞こえる。


住み始めてちょうど30日経った頃に町長さんに呼ばれ、雑木林の清掃に呼ばれた。



実はこれが、町民が唯一その雑木林に入る時なのだが、それが奇妙だった。




集まったのは全員男性

清掃なのに全身白色の服、靴、靴下を身につける。

雑木林に入る前は神主さんに祝詞を唱えてもらい、乾いた米粒が10粒程度入った袋を渡される。

そして全員が塩水を口に含んだ状態で一斉に入り、雑木林の清掃をする。

家に帰るまで絶対に出さないように神主さんに念を押された。


塩水を口に含んだ状態でずっといるのは初めはキツかったが、コツを掴んだら慣れてしまった。

神主さんも一緒に入り、祠に向かってぶつぶつと何かを唱えていた。

時々、近くでガサガサと音がしてびっくりしたが、誰も気にしていなかったからそれに倣った。



町民のほとんどがそれに参加しているらしく、清掃自体はすぐに終わった。


落ち葉掃除や、肝試しをした人たちの携帯や貴重品、衣類などが落ちているのでそれを拾って届けられそうなものを町内の交番に届けるくらいだった。

落とし物にしてはかなりの量があったと思う。


清掃していると思ったよりも広い雑木林に驚いていたが、みんながテキパキと掃除をするから私もそれにつづいた。


清掃が終わると雑木林の門に集まり神主さんが来たら米が入った袋を渡して出た。

米が初めに比べて変色していたのが気になった。

気疲れや清掃で疲れてヘトヘトになりながらも

家に帰って塩水を吐き出し、無事に終わった気がした。


これが毎月、決まった日に行われるらしい。

仕事などで出られない人は無理に出なくてもいいらしいが、入る人は20人以上と決まっているようで、最低限その人数は揃えなければいけないとのことだった。


初めての体験で奇妙なことばかりだったか

仲良くなった近所の夫婦に話を聞こうと思ったが、

この話を振ると、2人とも無表情になってすわったような目で「やめとけ」と言われる。

突然、無表情になって恐ろしいか理由は聞けず何も分からない。

次の清掃は5月17日にあるそうだ。

2021-03-07

雑誌映画秘宝』の記憶(4)

高橋ヨシキが前面に出るようになった頃から映画秘宝』は「切り株映画」を猛烈にプッシュするようになった事を先に記しました。(「切り株映画」とは「人体が盛大に破壊されて血飛沫が飛び散るようなグロテスク描写が売りのジャンル」を指す為の『映画秘宝』による造語です。しかし、こんな単語を知っていたところで何の役にも立たないので、これを読み終えられた方は忘れてもらって結構です。)

それと共に「切り株映画は『世界真実』を描いている!」と云う、何だかよく分からないアジテーションも盛んに行い始めました。切り株映画に含まれスプラッターホラー作品の事は私自身も嫌いではありませんでした(若い頃の高橋ヨシキが参加していたとされるスプラッターホラー映画情報雑誌『V-ZONE』は私も読んでいました)が、流石に「世界真実云々」と云う主張に関しては理解共感もできませんでした。また、このアジテーションと連動して「女子供から映画を取り戻せ!」というスローガンも誌面に踊るようになりました。しかし、それも変な話です。元来スプラッターも含めたホラー女性ファンが大変に多いジャンルなのに、まるでそれらが男性専用であるかのような言い草ではありませんか。

ここで私自身の若い頃の話になりますが、読書映画観賞でミステリサスペンスが人並みには好きだったこから大学入学してそこの図書館を利用できる機会を得たのを良いことに、これらのジャンルをより深く楽しめるような知識を得ると云う目的のために、書庫法医学関連の専門文献を漁って実際の事件事故記述遺体写真等に目を通しました。医学部生でもないのにそれらを漁る私は、さぞかし周囲の目には不審に感じられただろうと思います。それは兎も角、これらの情報摂取によって、一般的に「グロテスク」とされる映像描写についての耐性は、それらが苦手な他の一般人よりは私の身に付いたと思います。でもまあ、単にそれだけなのであって、別に私は「世界真実」らしきものにはアクセスできませんでした。ただ、事件事故で亡くなった方が亡くなる時に感じたであろう痛みや苦しみに思いを馳せて、何だかとても辛く悲しくなったように記憶しています。なお、そのような感情とは別の話として「生物学的・医学的な現象としての人体の破壊はこのようなプロセスを辿るものなのか。興味深い」と云う知的好奇心の充足が得られた事もまた事実です。

このような文献資料などを通じた私の経験など所詮は「借り物」ですから高橋ヨシキのような「世界真実」を見る事が可能人間の境地には、足下にも及ばないのかも知れません。

では、切り株映画ではなく現実世界仕事で「本物」と接しているような方々、例えば警察消防自衛隊医療関係者の方々の場合はどうなのでしょうか?

実は過去に『映画秘宝』的な作品が好きだという医療関係者の人に接する機会があったので、この時に『映画秘宝』の「切り株映画世界真実を描いている!」と云うノリについて、どう思うかと訊ねた事があります。さぞかし酔狂質問だと思われたことでしょうが、それでもその人は真面目に答えてくれたので、n=1のケースに過ぎない話ではありますが、ここで記憶を呼び起こしてそれを記します。

一般の人たちは、人間遺体や人体が破壊や侵襲を受ける現象に接する機会そのものが少ないから、遺体を何か『特別なモノ』として捉えてしまうような人がいても無理はない。ちょうど、映画スタンド・バイ・ミー死体探しの旅に出かけた少年たちのように。たまたま自分現在仕事選択したので、遺体にしても未だ生きている人体にしても一般の人の目から見て『グロテスク状態』とされる対象に接する機会と経験は多い。しかし結局のところ、自分仕事職業暮らし・日々の営みの一部なので、何も特別な事は無い。もしも貴方医療なり警察なりの職業に進んでいたとしたら、その時はおそらく貴方も私と同じように慣れて、貴方の『生活の一部』になっていたと思う。私個人が、その『世界真実』とやらに目覚めたという経験は私には無い」

ねこのような言葉だったと思います。要するに、最初は「非日常的」と思えた物事でも「日常化するプロセス」を経て受容する事で徐々に「普通物事」になっていくということなのでしょう。

上の対話を今を思い返して、ふと私は次のような譬え話を私なりに思いつきました。

異性の裸と性器セックス存在ぼんやりと知った子供は『この世界には何だかスゴイ事が有るらしいぞ!』と、未知の存在であるそれらへの期待が膨らみ、必要以上に興奮してしまものです。しかし、大人になって恋人が出来るなり夫婦になるなりすれば、異性の裸や性器セックスだって単なる日常生活の一コマになります。謂わば「切り株映画を見ることで世界真実を見た!」と吹き上がっている高橋ヨシキの姿は、異性の裸や性器を見た事もセックス経験も無い子供が、雑木林で拾ったエロ本を見てしまって『スゴイ!ボクは同級生が知らない世界真実を見た!』と興奮しているのに似ているのかもしれません。

また、私が思うに「日常化のプロセス」が機能するのは単純に「慣れ」だけが理由なのではなく、受容する対象を「人間扱い」することも理由の一つとして有るのはないでしょうか。上記の譬え話に則して私自身を省みると、若くて未熟で性体験が無くて性的欲求悶々としていた頃の私は、アダルトコンテンツ女性の裸体や性的行為が出ているのを見ると、只それだけで、たとえそれがレイプ描写などであっても性的に興奮していました。今となってはお恥ずかしい限りです。しかし、現実女性との交遊や結婚を経て「人間としての女性」に接するようになると、そのような描写では「人間としての女性が感じる苦痛」を思い浮かべて悲しく辛くなってしまうので、私は性的に興奮はできなくなりました。愛の営みには、やはり愛が必要なのです。

スプラッターホラー映画を含む切り株ジャンルも、決して全面的に嫌いになったという訳ではない(それが証拠に今は『チェンソーマン』にハマっています)のですが、現実悲惨殺人事件事故知識人生経験を得た為なのか、これもまた若い頃のような熱狂でのめり込んで楽しむ事は減ったような気がします。

雑誌映画秘宝』が「女子供から映画を取り戻す!」を合言葉に「男のための映画雑誌」を標榜して、雑誌内部における「ホモソーシャルな結束」が最優先されて「女性蔑視な言動」が内部で野放しにされていたことと、高橋ヨシキが前面に出て「切り株映画は『世界真実』を描いている!」というアピールをし続けてきた(することができた)こととの間には、何らかの関連性が有るように私には思えます

町山智浩の機嫌を取るために、己の身近にいる女性尊厳簡単蔑ろにした高橋ヨシキ(※その詳細を知りたい人は、吉田豪による町山智浩インタビューを読んでみて下さい)にとって、彼の主張する「切り株映画が描く『世界真実』」とやらの『世界』の中には「女性を含めた『他者』」が存在する余地は無かったのではないでしょうか。また、彼の言う『真実』も所詮自分本位、男性本位のものに過ぎなかったのではないでしょうか。

かつてのモンド映画が「深刻な問題について啓蒙の契機となるために」という口実の下に残酷映像を垂れ流し、日本を含めた「先進国」とされる地域で暮らす観客たちがそれを「外国で起きた他人事」として消費して楽しんでいた事はよく知られています。近年の町山智浩高橋ヨシキらが垂れ流していたポリコレ的な言動も、モンド映画のオープニングとエンディング申し訳程度に付け足されていた「社会を憂うポーズ」の粗悪なパロディに過ぎません。萌えコンテンツを叩いたりポリコレ的な言動に勤しんだりすることで「女性の味方」であるかのように盛んにアピールしていましたが、彼らの心の中で「女性の苦しみ」は、モンド映画の観客が残酷映像を楽しむのと同じく「他人事」に過ぎなかったのです。その「他人事感覚の露見したのが、先日発覚した真夜中のパワハラ事件です。

しかし、仮にパロディとはいえ正義喧伝する行為」によって己と意見が異なる人間を盛んに責めて追い詰めてきたのは、外ならぬ町山智浩高橋ヨシキ自身なのですから、今こそ彼らは報いを受けるべきでしょう。『映画秘宝』の信者である功夫やBazilらも言っているではありませんか。「他人を盛んに責める人間たちは、自分たちはそんなに上等な人間なのか?だったら手本を見せろ」と。彼らに手本を見せてやって下さい。

町山智浩高橋ヨシキらのような人間たちが追放された『映画秘宝』が、今後は幼稚な性欲を野放しにするようなホモソーシャル的な雰囲気偽善から脱却して、良い方向に変われば良いですね。少なくとも「切り株映画男性のもの」と言わんばかりの愚かな主張が無くなると幸いです。

気が向いたら、また何か書きますね。アーメン

2020-12-18

anond:20201218141546

将来利益を生むインフラなら投資する価値があるが、そうじゃないなら現金を直接給付した方がいい。

で、何のリターンもなくただ現金給付するのはありえねーだろ、っていって叩かれるのがいつもの流れ。

誰も来ない山奥の雑木林の中に水道電気都市ガス通して集落を維持できるインフラを作ったとして、その集落が将来何らかの価値を生み出せなければ、

ドブに金捨てるのと同じ。

そういうこと。

2020-12-02

ひとけの無いエリアの夜の静けさったらびっくりするよね

在宅勤務とVRChatのために実家を出てアパートを借りたんだけど、夜がびっくりするぐらい静かだ。

実家東京ベッドタウンの大きいバス通り沿い。

ある増田のいう「東京」立川八王子だとすれば、生活様式上はここも「東京」である通行手形が求められるようだが。

大きな駅に直結でうるさいし変な訪問も多いしボイスチャットでの世迷言家族に聞かれたくないしで、

実家を出て、一軒家と雑木林に囲まれて静かなアパートに居を移した。

昼間は大満足である作業に集中できるし、騒音も無い。

聞こえるのはお隣さんの入出庫の音、子供路上で遊ぶ声、灯油の曳き売りぐらいだ。

怪しい人の訪問も無い。NHKぐらいなものである

ただし夜になるとこうした人気すらなくなるのが驚いた。

何か物音を立てても闇に吸い込まれるような、「しん」という擬態語が似つかわしい空気を初めて覚えた。

なにせ21時には周りの家々の電気が消えるのだ。この文をしたためている23時半の今はとうに寝ているのだろう。

我を張ろうとも張ったそばから闇に吸い取られていくようなそういう不安がある。

ある増田も幼いころから人の多いところで育ったから、そういう心地なんだろう。

その心地をベース文化資本へのアプローチ難度の高い点が上積みされてああい独房で遠吠えするような増田文学が成り立ったのだろうと推量する。

まあ、趣味嗜好を変えてみてそれをきっかけにして価値観が変われば数年で慣れるんじゃないですかね。

VRはいいぞ。

2020-06-14

暴風雨ニモマケズ

暴風雨ニモマケズ

台風ニモマケズ

ホワイトアウトニモ酷暑パネェ暑苦シサニモマケヌ

不死身ノカラダヲモチ

モナ

決シテ激オコセズ

イツモダイバクショウ

一秒ニ古代米百合

味噌ヲ桶ゴトトシヌホド野菜ヲタ

森羅万象

ダレモカンジョウニレズ

ミキキモシナイウチニワカリ

シンデモスレ

大草原ノ一本松雑木林ノ蔭ノ

世界規模ノ合掌造リノ邸宅ニヰテ

極東病気胎児アレバ

リモート寛解シテヤリ

西ニ過労ノ母アレバ

トラツクでソノ稲俵ヲ負ヒ

南極ニ死ンデルアレバ

ZOOM会議デマアナントカナルッショトイヒ

北極最終戦争憲法訴訟アレバ

チラシノウラデヤレトイヒ

大干魃ノトキハ洪水ヲオコシ

氷点下ノ夏ハフルマラソン

世界中カラゴミクズトヨバレ

常時無言

生涯童貞

ハヤクサウイフモノニナリタイ

2020-05-02

[]anond:20200502065319

14歳初体験が無色だった話

このコロナ禍でテレビ局は収録を行えず、音楽番組歴代のヒットソングを流し続けている。

私はこの手の音楽番組は嫌いじゃない。小中学生時代うんざりするほど聴いた曲を「懐かしむ」という新鮮な感覚で聴けるようになった今は、テレビの中の歌手と大合唱するのが楽しくて、つい観てしまう。

この日もまた、その手の音楽番組で盛り上がっていた。学生時代、熱心に聴いていた00年代のヒットソングメドレーとなると、私は息つく暇もなく歌声を重ねる。

歌詞を見ずとも完璧に歌えるその数々に酔いしれ、天井を仰ぐご機嫌な私の歌声は、ある曲がかかった途端ピタリと止んだ。

2005年のヒットソングレミオロメンの「粉雪」。この曲は、当時14歳だった私の「初体験」を彩るテーマソングだ。仰いだ天井とそのイントロが、あの日ラブホテル天井だんだんと思い出させる。

中学校生活の終わりをもうすぐ迎える私は焦っていた。その焦りとは、受験や、進学で離れ離れになる友達との別れに対するものではない。「初体験」を済ませていない自分に対する、ハッキリとした焦りだった。

私の周りの女の子たちは皆早くて、それぞれどこかで仕入れた「年上の男」とさっさと初体験を済ませていた。

中には「2回目は公園でヤった」とか、「毎日学校トイレでパコってる」と語る者もいて、私は公園トイレに行く度に「ここでパコパコ…」と感心していた。

一方私は、友達の家でファミチキを食べて帰るだけの中学生。身なりはギャルで、毎日公園トイレでパコっていそうなのに、処女なのだ

私は心底情けなかった。親から毎日公園トイレでパコっていると思われているのか、夕食の時に突然「コンドームは付けなさい」と注意される自分が。「まだパコってねえよ!」とも言い返せず、部屋にこもってeggアニマルトークを読む日々が。

そもそも、中2の時に「塾に行きたい」と親に頼んだのが間違いだった。周りの女の子たちと同じように、夜中にどっかの年上の男にナンパされ、雑木林初体験を済ませることを夢見ていた私は、夜遊びをするために塾に通うことを思いついたのだ。

それで私は、親に「高校に通いたいから塾に通わせてくれ」と懇願した。雑木林でパコりたい私の目論見を知ってか知らずか、親は「そうか、そうか!」と快諾し、私に2人の家庭教師を付けた。

高校に通いたいなんて嘘をつかずに、「雑木林でパコりたいから塾に行くフリをしたいんだ」と正直に言えばよかったバカからと2人も家庭教師を付けられ、週4日、16時から始まる授業に間に合うように、家に帰る生活を送ることになるとは。

からといって、親に反発することはなかった。「お金がない」と言いながら月謝を払う親を裏切ることはできなかったし、口火を切ったからにはやってやるというギャルの意地があったから。

そうして夜遊びと無縁な日々を送った私は、2人の優しい先生のおかげもあって、中3の夏頃に実施された定期テストで89点という高得点数学で叩き出した。

それ以外は50点前後というしょっぱい点数で、この奇跡の89点は功を奏さず、成績の5段階評価オール1からオール2に上がる程度だったが、私の中にはいしか高校に行きたい」という思いが芽生え始めていた。噓から出た実とはまさにこのことである

そうなると志望校を決めなければならない。しかし、私の学力でいける校則のゆるい高校を探すのは困難を極めた。いくらページをめくっても、「ゥチの高校鬼ギャルの格好ができるょ↑↑」とか、「ルーズは120センチまでォッケー⭐︎」と、eggのノリで高校を案内しない『首都圏高校受験案内』に何度失望したことか。

選べる身分ではないことに気付き始めた頃、私はインターネットの力に頼った。すると早速、OB受験生の質問に答えてくれるという優しい掲示板を探し当て、「ゥチの行ってた高校ギャルの格好ができるょ↑↑って人L lますヵゝ??」と書き込んでみた。

しばらく経って、スレッドが埋まりかけた頃、ようやく1件のレスがついた。「教えてあげるから、会わない?」という、見るからに怪しいレスだった。

その怪しさに、私は戸惑うよりも先に沸き立った。「この怪しいレスをつけた人に会えば、初体験を済ませられるかもしれないぞ」と。このバカは、いくら優秀な家庭教師でもなおせなかったのだ。

私はうぶなふりをして、20歳の男のメールアドレスを聞き出し、「静かなところで話したいから、ホテルで会わない?」という誘いに乗った。ああ、お父さんごめんなさいなんて、一瞬も考えなかった。

私にもついにこの時が来たかと思うと、感慨深いばかり。土曜の昼間のラブホテルだなんて、夜中の雑木林より立派じゃないか誕生日を間近に控えた14歳の冬にして、ようやく初体験を済ませることになったのだ。

いつもより濃い化粧と派手な服に身を包んだ私は、待ち合わせ場所の改札前で20歳の男を待っていた。あと10分もすれば、初体験相手が改札の向こうから現れる。

周りの女の子たちには、インターネット出会った男と昼間にパコったなんて恥ずかしくて言えないから、夜中にナンパしてきたギャル男とラブホでパコったと言おう。そういろいろと考えていると、後ろから「あの…」という細い声が聞こえた。

振り向くと、うつむいた男が立っている。私は、その男が何者かということより、「私より髪が長いなあ」というぼんやりとした感想を抱いて、返事もせずにその長髪を眺めていた。

すると男は「…行こうか」と言って歩き出した。私はようやく「この男が私の初体験の男なのだ」ということに気付き、何とも言えぬままなびく髪を追いかけた。

道すがら、男は何かを話しかけてくるのだが、喧騒に遮られて聞こえない。その何かが物騒なことだったらどうしようと、この期に及んで恐怖を感じた。

それでも私は、時々見える男の表情が笑顔であることだけを頼りについて行く。男の声がはっきりと聞こえたのは、ラブホテルロビーに入ってからだった。

男は「どこでも良いよね」と言って光るボードボタンを押すと、小さなから鍵を受け取り、エレベーターボタンを押した。その一連の流れを見て、こう言っちゃなんだが、こんなもさい男でも慣れているんだなと変に安心した。

部屋に入り腰掛けた瞬間、私はどんな顔をしていればいいのかわからなくなって、一気に緊張した。もしかしたら本当に高校について教えてくれるだけかもしれないけれど、黙ってテレビを眺める男の様子からはその気配を感じられない。

男が突然、「俺、宮崎あおいが好きなんだよね」と呟いた。テレビを見ると、宮崎あおいが何かの新商品をとびっきりの笑顔宣伝している。そして、「シャワー浴びてくる」と言って風呂場へ消えていった。

その時、なぜかわからないけど落ち込んだ。この感情は、同級生男の子告白をした時、「今は勉強に集中したいから」と言ってフラれた悲しみに似ている。だけど、それとは全く違う。なぜかわからないけど、泣きそうになった。

タバコ匂いシャンプー香りが入り混じる部屋で、私はシャワーの音が止むのを待った。そして、揺れる長い髪と、かすめるラブホテル天井を、私はぼんやりと見つめていた。

別れ際、男の顔が聖徳太子に似ていることに気付いた。参考書でよく見た顔だからか、それとも肌を重ねた相手からか、この時になってようやく男に親近感が湧く。しかし男は名残惜しむことなく、私の「ありがとうございました」をかき消すように「じゃあ」と言って、改札を抜けていった。

私は、股が痛くて歩きづらいことや血は意外と出ないという、ありきたりな初体験の事後を実感したけれど、この心と体にしっくりくる初体験感想は見つからず、モヤモヤした。

それからしばらくして、いよいよ志望校が決まった頃、私はまだ何かに焦りながら音楽番組をよく観ていた。誰かの曲の歌詞や声、MV演出といった美しいものに、あれからずっと見つからなかった初体験感想を当てはめて、早く落ち着きたかったのかもしれない。

そして私は、「粉雪」を歌うレミオロメンボーカルを見て「聖徳太子に似ているな」という感想を抱いた時、ようやく落ち着いた。求めていた美しいものではない、その味気ない感想が、初体験感想としてしっくりくるものだったのだ。

揺れる長い髪やかすめた天井宮崎あおい最後になぜか聖徳太子に似ていることに気付いて沸いた親近感、「何がありがとうございますだったんだろう」と考えながら歩いた帰り道、全てが無色だったことに気付いたのだ。

聖徳太子に似ているような気がするレミオロメンボーカルが、私の初体験を彩る色はなかったことを知らせるように、心と体の深いところで鳴り響いただけなのだ

天井ぼんやりと見つめている間に、音楽番組10年代のヒットソングメドレーを流していた。初体験を白く染められたなら、この天井よりももっと高いところに返せるのになあ、などと考えている間に。

14歳初体験が無色だった話

このコロナ禍でテレビ局は収録を行えず、音楽番組歴代のヒットソングを流し続けている。

私はこの手の音楽番組は嫌いじゃない。小中学生時代うんざりするほど聴いた曲を「懐かしむ」という新鮮な感覚で聴けるようになった今は、テレビの中の歌手と大合唱するのが楽しくて、つい観てしまう。

この日もまた、その手の音楽番組で盛り上がっていた。学生時代、熱心に聴いていた00年代のヒットソングメドレーとなると、私は息つく暇もなく歌声を重ねる。

歌詞を見ずとも完璧に歌えるその数々に酔いしれ、天井を仰ぐご機嫌な私の歌声は、ある曲がかかった途端ピタリと止んだ。

2005年のヒットソングレミオロメンの「粉雪」。この曲は、当時14歳だった私の「初体験」を彩るテーマソングだ。仰いだ天井とそのイントロが、あの日ラブホテル天井だんだんと思い出させる。

中学校生活の終わりをもうすぐ迎える私は焦っていた。その焦りとは、受験や、進学で離れ離れになる友達との別れに対するものではない。「初体験」を済ませていない自分に対する、ハッキリとした焦りだった。

私の周りの女の子たちは皆早くて、それぞれどこかで仕入れた「年上の男」とさっさと初体験を済ませていた。

中には「2回目は公園でヤった」とか、「毎日学校トイレでパコってる」と語る者もいて、私は公園トイレに行く度に「ここでパコパコ…」と感心していた。

一方私は、友達の家でファミチキを食べて帰るだけの中学生。身なりはギャルで、毎日公園トイレでパコっていそうなのに、処女なのだ

私は心底情けなかった。親から毎日公園トイレでパコっていると思われているのか、夕食の時に突然「コンドームは付けなさい」と注意される自分が。「まだパコってねえよ!」とも言い返せず、部屋にこもってeggアニマルトークを読む日々が。

そもそも、中2の時に「塾に行きたい」と親に頼んだのが間違いだった。周りの女の子たちと同じように、夜中にどっかの年上の男にナンパされ、雑木林初体験を済ませることを夢見ていた私は、夜遊びをするために塾に通うことを思いついたのだ。

それで私は、親に「高校に通いたいから塾に通わせてくれ」と懇願した。雑木林でパコりたい私の目論見を知ってか知らずか、親は「そうか、そうか!」と快諾し、私に2人の家庭教師を付けた。

高校に通いたいなんて嘘をつかずに、「雑木林でパコりたいから塾に行くフリをしたいんだ」と正直に言えばよかったバカからと2人も家庭教師を付けられ、週4日、16時から始まる授業に間に合うように、家に帰る生活を送ることになるとは。

からといって、親に反発することはなかった。「お金がない」と言いながら月謝を払う親を裏切ることはできなかったし、口火を切ったからにはやってやるというギャルの意地があったから。

そうして夜遊びと無縁な日々を送った私は、2人の優しい先生のおかげもあって、中3の夏頃に実施された定期テストで89点という高得点数学で叩き出した。

それ以外は50点前後というしょっぱい点数で、この奇跡の89点は功を奏さず、成績の5段階評価オール1からオール2に上がる程度だったが、私の中にはいしか高校に行きたい」という思いが芽生え始めていた。噓から出た実とはまさにこのことである

そうなると志望校を決めなければならない。しかし、私の学力でいける校則のゆるい高校を探すのは困難を極めた。いくらページをめくっても、「ゥチの高校鬼ギャルの格好ができるょ↑↑」とか、「ルーズは120センチまでォッケー⭐︎」と、eggのノリで高校を案内しない『首都圏高校受験案内』に何度失望したことか。

選べる身分ではないことに気付き始めた頃、私はインターネットの力に頼った。すると早速、OB受験生の質問に答えてくれるという優しい掲示板を探し当て、「ゥチの行ってた高校ギャルの格好ができるょ↑↑って人L lますヵゝ??」と書き込んでみた。

しばらく経って、スレッドが埋まりかけた頃、ようやく1件のレスがついた。「教えてあげるから、会わない?」という、見るからに怪しいレスだった。

その怪しさに、私は戸惑うよりも先に沸き立った。「この怪しいレスをつけた人に会えば、初体験を済ませられるかもしれないぞ」と。このバカは、いくら優秀な家庭教師でもなおせなかったのだ。

私はうぶなふりをして、20歳の男のメールアドレスを聞き出し、「静かなところで話したいから、ホテルで会わない?」という誘いに乗った。ああ、お父さんごめんなさいなんて、一瞬も考えなかった。

私にもついにこの時が来たかと思うと、感慨深いばかり。土曜の昼間のラブホテルだなんて、夜中の雑木林より立派じゃないか誕生日を間近に控えた14歳の冬にして、ようやく初体験を済ませることになったのだ。

いつもより濃い化粧と派手な服に身を包んだ私は、待ち合わせ場所の改札前で20歳の男を待っていた。あと10分もすれば、初体験相手が改札の向こうから現れる。

周りの女の子たちには、インターネット出会った男と昼間にパコったなんて恥ずかしくて言えないから、夜中にナンパしてきたギャル男とラブホでパコったと言おう。そういろいろと考えていると、後ろから「あの…」という細い声が聞こえた。

振り向くと、うつむいた男が立っている。私は、その男が何者かということより、「私より髪が長いなあ」というぼんやりとした感想を抱いて、返事もせずにその長髪を眺めていた。

すると男は「…行こうか」と言って歩き出した。私はようやく「この男が私の初体験の男なのだ」ということに気付き、何とも言えぬままなびく髪を追いかけた。

道すがら、男は何かを話しかけてくるのだが、喧騒に遮られて聞こえない。その何かが物騒なことだったらどうしようと、この期に及んで恐怖を感じた。

それでも私は、時々見える男の表情が笑顔であることだけを頼りについて行く。男の声がはっきりと聞こえたのは、ラブホテルロビーに入ってからだった。

男は「どこでも良いよね」と言って光るボードボタンを押すと、小さなから鍵を受け取り、エレベーターボタンを押した。その一連の流れを見て、こう言っちゃなんだが、こんなもさい男でも慣れているんだなと変に安心した。

部屋に入り腰掛けた瞬間、私はどんな顔をしていればいいのかわからなくなって、一気に緊張した。もしかしたら本当に高校について教えてくれるだけかもしれないけれど、黙ってテレビを眺める男の様子からはその気配を感じられない。

男が突然、「俺、宮崎あおいが好きなんだよね」と呟いた。テレビを見ると、宮崎あおいが何かの新商品をとびっきりの笑顔宣伝している。そして、「シャワー浴びてくる」と言って風呂場へ消えていった。

その時、なぜかわからないけど落ち込んだ。この感情は、同級生男の子告白をした時、「今は勉強に集中したいから」と言ってフラれた悲しみに似ている。だけど、それとは全く違う。なぜかわからないけど、泣きそうになった。

タバコ匂いシャンプー香りが入り混じる部屋で、私はシャワーの音が止むのを待った。そして、揺れる長い髪と、かすめるラブホテル天井を、私はぼんやりと見つめていた。

別れ際、男の顔が聖徳太子に似ていることに気付いた。参考書でよく見た顔だからか、それとも肌を重ねた相手からか、この時になってようやく男に親近感が湧く。しかし男は名残惜しむことなく、私の「ありがとうございました」をかき消すように「じゃあ」と言って、改札を抜けていった。

私は、股が痛くて歩きづらいことや血は意外と出ないという、ありきたりな初体験の事後を実感したけれど、この心と体にしっくりくる初体験感想は見つからず、モヤモヤした。

それからしばらくして、いよいよ志望校が決まった頃、私はまだ何かに焦りながら音楽番組をよく観ていた。誰かの曲の歌詞や声、MV演出といった美しいものに、あれからずっと見つからなかった初体験感想を当てはめて、早く落ち着きたかったのかもしれない。

そして私は、「粉雪」を歌うレミオロメンボーカルを見て「聖徳太子に似ているな」という感想を抱いた時、ようやく落ち着いた。求めていた美しいものではない、その味気ない感想が、初体験感想としてしっくりくるものだったのだ。

揺れる長い髪やかすめた天井宮崎あおい最後になぜか聖徳太子に似ていることに気付いて沸いた親近感、「何がありがとうございますだったんだろう」と考えながら歩いた帰り道、全てが無色だったことに気付いたのだ。

聖徳太子に似ているような気がするレミオロメンボーカルが、私の初体験を彩る色はなかったことを知らせるように、心と体の深いところで鳴り響いただけなのだ

天井ぼんやりと見つめている間に、音楽番組10年代のヒットソングメドレーを流していた。初体験を白く染められたなら、この天井よりももっと高いところに返せるのになあ、などと考えている間に。

2020-04-22

anond:20200422202345

山の雑木林の中から海水浴場を精密に写せる

何に使う気だよ(笑

anond:20200422202142

10万円x300人ぐらい寄付で集めたら、

山の雑木林の中から海水浴場を精密に写せる三脚固定の望遠レンズを作れないのか

2020-04-19

anond:20200419103727

皇居は荒れ地でお堀は沼状態だし、周辺のビルでは雑木林作ってるし、八重洲には牧場もあるけどな。

コロナから

2019-08-03

育った町

 この暑い日に何故歯医者へ行かねばならないのかと、二日酔いで重くなった体を起こし歯磨きを終えたところで昨日風呂にも入らずに寝たことを思い出したが、どうせ汗だくになって診療所へ入るのだとこじつけたような理由を言い聞かせ外へ出た。

 私の家は坂の一番上にあり、緩やかとも急な坂とも言えない道を下り続けて通りに出ると歯医者はある。

 普段通勤で駅へ向かう方向とは真逆にあたるこの道は、何ヶ月ぶりかに歩く道だった。

 途中、私の初恋相手が住むレンガの家があり、通り過ぎると小学校が見えてくる。小学校の向かいにあった豪邸はなくなっており更地となっていた。その隣には山一つを土地で所有している屋敷とでも呼べばいいのか家があり、家そのものは山の上にあるのだが、斜面は緑地公園のように4,5本大きな木が植えられた庭となっている。その庭の周りはフェンスで囲われており、子供の頃は大きな犬が3匹走り回っていたが、確かその家の主である爺さんが飼い犬を放したいが為のものだったようで、爺さんが亡くなる頃には犬も居なくなり、今では雑木林と化している。

 さらに下ると右手にやや細長い土地に家があり、先日母が売りに出されたチラシを見てあの家だよと話していたのを覚えている。3億だかするらしい。手入れがされなくなったからかチラホラと垣根が溢れて中が見えるようになっていた。

 坂の終わりにくると70度はあるだろうと思える斜面の山、というより崖があり、自転車なんかじゃまず登れない山の頂上にこれまた見たことない豪邸が建っていた。まるでハリウッド映画でみるようなプール付きかとも思えるその豪邸を見て私は、ありゃ10億だなと暑さで掠れた声で呟いた。

 歯医者に着いて診察券を渡し待っていると名前を呼ばれた。今日は何も悪いところを直しに来たのではない。先日ビールを飲んで感じたことのない痛みが起き訪ねたら、詰め物が取れていたとかですぐに解決し、そのついでで歯磨き指導を頂けるとの事だった。

 担当してくれた人は綺麗なギャルだった。この診療所を好いている理由はこれが理由でもある。院長が今でも学会でそこそこ活躍されていたらしい人で有ることと、やたらと丁寧な作業説明をしてくれることと、スタッフ仕事もできる若くて綺麗な女性であることだ。いや、やはり最後のは聞かなかったことにしてくれ。

 高圧洗浄とフロスと歯磨き指導を頂いたことで私の口の中は血の海となっていた。お礼を言い、野口を2枚渡しお釣りを受け取って外へ出た。

 時刻は12時前になろうとしていた。

 何を食べようかと、うどんか、いや蕎麦も良いと思い、少しばかり歩くが蕎麦屋に行こうと決めた。

 その蕎麦屋は私が高校時代アルバイトで世話になったお店だ。夏休みのこの時期もガスコンロの前に立ち味噌煮込みうどんを作っていたのを覚えている。その当時一番長く共に働き世話になった社員さんが今ではそのお店で店長をしていると、今年はじめに地元友達と飲んだときに知った。

 滋賀出身のその人は関西弁でよく喋るプレイボーイで、私が大学へ行くため辞めた頃、フロアの方に手を出し無事子を授かったという顛末である

 バイト仲間でもあったその地元友達は、口を揃えて子供ができてから当時のキレはなくなったと弄っているが、私は子供ができてからの彼を全く知らないでいた。

 そんな事を歩きながら思い出していると途中で家族葬の小さな葬儀場が出来ているのに気づいた。こんなところに葬儀場かと思ったが、私が育ったこの町は所謂住宅地であり、私が大人になった年月から住んでいる人たちはみな60を過ぎたお年寄りばかりになっていた。

 戦略的にはあっているなと関心をして、不謹慎ながら賑わうだろうなと思った。

 蕎麦屋につくと12時前から5組ほど待ちが出ていた。私が子供の頃から変わらない。このお店は土日に必ず混むのだ。タブレットで人数を入力した後に番号札を受け取ってしばらく待っていると葬儀を終えた御一行様が予約をしていた者ですがと入ってきた。なるほど葬儀を終えたら御膳を食べに蕎麦屋に来ることにもなるか。また不謹慎ながらこの店も団体客には困らなそうだななんて考えた。

 奥の方から聞き覚えのある声がする。いつ声を掛けようかなどと考えていたが、予約の御一行様がいるのであれば忙しくて座敷部屋から出てくることはないだろうとわかった。そのあたりは2,3年働いていたので分かる。

 席が空いたので案内を受けた。メニューを見ると夏ということもあり鰻があった。そういえば今年は鰻を食べてないなと思ったが、値段をみて素直に辞めておいた。当初の目的通りざる蕎麦天ぷらがあるもの選択して食した。

 お金を払い店を出て来た道を戻ることにした。結局予約客に忙しくこちらには顔を出すことはなかった。今日はそういう日なのだろう。ラインを知っているので美味しかったと送ろうかと思ったがそれもなにやら気持ち悪いと気が引けた。今度地元のやつらが集まったとき、平日の夜が良いだろう。暇になる9時くらいに行って茶化してみよう。

 家の前の駐車スペースで水遊びをしていた兄弟が居た。ラジオを聞きながらバイクを磨いていたおじさんとそれを眺める犬がいた。虫取りをしに行く小学生が走っていた。高校生が先輩の悪口を言いながらバス停へ歩いていた。

 変わる景色と変わらないものがある。私はこの町が好きなのだと思う。

 たまには散歩も悪くない。だがその散歩ももう少し涼しくなってからまたしたいと思う。この暑さには敵わない。

 私が葬儀場に運ばれては元も子もないのだから

2019-06-02

天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親機会 意図的 破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有 殴打 淫情生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配没頭 自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散狂騒 性交 言葉少女 さよならを教えて 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽 雑然 雰囲気将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散 狂騒 性交 言葉少女 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭 自涜 皮肉夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神翼蔽 雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端

2019-03-04

地主イカれた人が多いのはどうしてなのか?

地主イカれた

という認識自分の中にある。

これまで住んだ近くにたまたま地主がいて、その人達は全員イカれていた。

ビル大家アパート大家。都会の駅や住宅街に突如現れる雑木林の中に住む地主

夜中に発狂したり、近隣の住人を殴ったり(障害者手帳がある為警察にはどうしようもできないらしい)、自分妄想を貼り付けたり。

単純にたまたまかもしれないが、少なくともこれまで遭遇した10人の地主は全員イカれていた。

……金持ち金持ちで何か大変な悩みでもあるのだろうか。

2019-01-30

小説 文体識別クイズ

はてなーの皆さまこんにちは今日も元気にウンコ漏らしてますか?初めて投稿します。

物心いたこからずーっと気になっていたことがありまして。それはズバリ、「みんな作家文体をどれくらい識別できてるんだろう?」という問題です。

気になった方は、まずは以下の問題に挑戦してみてください。



★以下の①~④と(ア)~(エ)の文章は、それぞれ同じ作家の書いた別の小説作品から、一部抜粋したものです。①と(イ)、②と(ア)...のように、同じ作者の作品どうしを組み合わせてください。

① そして彼が知ったのは、彼等の大部分が、原発というもの実態を把握していないらしいということだった。どこにどれだけの原発があるかも知らず、それが止まるということはどういうことかイメージできないようすだった。原発が止まっても大して困らないんじゃないかという意見もあれば、ろうそくを買うべきだろうかと異常に心配している声もあった。

② この人は母とは本当にお似合いだ。言葉表現した瞬間、それが的を射ていても、本当のことを言っていても、なぜか必ず嘘っぽく聞こえ、薄っぺらい印象になる。この人のこの言葉と僕の事実とに挟まれて、僕のあの放火未遂っぽい事件は行き場を失ってしまったようだった。

船長主催晩餐会は、さんざんなていたらくであった。夕刻から、この時期には珍しい西風が吹き始め、それは次第に客船上下に揺らした。乗客の中でもとりわけ過敏な者は、晩餐会のための服に着替える前に、すでに船酔いにかかって、各自のベッドに臥してしまった。

札幌の街には今年最初の雪が降り始めていた。雨が雪に変わり、雪がまた雨に変わる。札幌の街にあっては雪はそれほどロマンティックなものではない。どちらかというと、それは評判の悪い親戚みたいに見える。


(ア): 夢の中の俺はまだ子供で野球バットか何かを捜しに来たのだ。暗闇の中で金属バットが触れ合ってカランコロンと甲高い音を響かせる。俺は広いフロアを見渡す。たくさんの影はしんと静まり返って何も動かない。

(イ): バーは、二階に著名なフランス料理店があるビルの三階にあった。長い一枚板のぶあついカウンターと、四人掛けのテーブルが二つあるだけだったが、いかにも酒を飲むところといった風情で、助成従業員はいなかった。

(ウ): 三人目の相手大学図書館で知り合った仏文科の女子学生だったが、彼女は翌年の春休みテニスコートの脇にあるみすぼらしい雑木林の中で首を吊って死んだ。彼女死体新学期が始まるまで誰にも気づかれず、まるまる二週間風に吹かれてぶら下がっていた。今では日が暮れると誰もその林には近づかない。

(エ): 十九年前にさらわれた赤ん坊がどこにいるかを、早く彼女に教えてやらねばばらない。白血病で苦しむ息子が助かる道があることを示してやらねばならない。言葉を発しようと息を吸い込んだ時、小さな疑問が彼の胸に宿った。それは瞬く間に大きくなり、やがては衝撃となって彼の心を揺さぶった。

・答えは↓


















【答え】

①- (エ) 東野圭吾

②-(ア) 舞城王太郎

③-(イ) 宮本輝

④-(ウ) 村上春樹

①: 東野圭吾天空の蜂」(講談社2015年、p124、ハードカバー版)

②: 舞城王太郎「イキルキス」収録「パッキャラ魔道」(講談社2010年、p193、ハードカバー版)

③: 宮本輝海辺の扉(上)」(角川書店1991年、p151、ハードカバー版)

④: 村上春樹カンガルー日和」収録「彼女の町と、彼女の緬羊」(平凡社1983年p50ハードカバー版)

(ア): 舞城王太郎煙か土か食い物」(講談社2004年、p117、文庫版)

(イ): 宮本輝海岸列車(上)」(毎日新聞社1989年、p162、ハードカバー版)

(ウ): 村上春樹風の歌を聴け」(講談社文庫1975年、p77、文庫版)

(エ): 東野圭吾カッコウの卵は誰のもの」(光文社2010年、p204、ハードカバー版)



いかがでしたでしょうか?

なぜこんな問題を作ったのかといいますと、自分はけっこう文体に敏感な方なのではないかと、密かに感じてきたからです。

同じドラッカー作品でも、上田惇夫訳の「マネジメント」はすごく好きなのに、上賀裕子訳だとなぜか全然頭に入らなかったりします。趣味で読む本は、好きな著者のおすすめで買ってみたものの、文体が気に入らなくて読み進められないことも多いです。(村上春樹はすごい好きなのに、おすすめサリンジャーナインストーリーズ」は受けつけない、など。翻訳版をよく読む方にはあるあるなのでは)

それぞれの作者ごとに、「この人は勢いがあって脳が活性化する感じ」とか「クールな感じで読んでいても全然感情を感じない」とか「頭の中に繊細で暖かいイメージがふわっと浮かぶ」とか、料理でいう味みたいなものがあります

小説じゃなくても、エッセイでもビジネス書でも、どんなジャンルにも作者ごとの「味」がある。そして、これはその人の持つ「文体」が決めている部分が大きいと思っています。(本の装丁も全体の1~2割くらいは関係してる気がします。料理を載せる皿によってちょっと味の感じ方が変わる感じ?)

でもこの「味」って、大まかにはみんな感じるところがあるはずだけど、誰もが全く同じように感じていることはあり得ない。みんなで同じ料理を食べていて、「おいしい」「苦い」「熱い」などの大まかな感じも方向性は決まっていても、それをどこまで感じているかは人による。(同じ「辛い」カレーを食べても、人によってピリッとする辛さなのか、喘ぐくらいの辛さなのか、という辛さのニュアンスは異なるはず)

これって料理の味ならみんな共感できると思うんですけど、文章の「味」についてはほとんど議論されない。これって実際はどうなのか、という実験でした。

今回挙げた作家について、個人的に感じる「味」はこんな感じ。(あくま個人の感想です。前者二人の文体は大好き、後者二人はうーむ。ストーリーはそれぞれ面白いと思います。)

村上春樹: なんの抵抗もなくすっと頭に入って、胸にふわっと煙みたいに広がって染み渡る。イメージ幻想的ながら、ありありと脳裏に浮かぶ。もう村上春樹っぽいとしか言えない。

舞城王太郎: 「文圧」のすごさ。リズムと勢いで、パンパン読ませる。胸が暖まって脳が活性化する感じ。文体で読ませる作家天才

東野圭吾: 必要最低限の情報量情報は伝わるが、感情はあまり伝わってこない。マックハンバーガーみたいな感じ。

宮本輝: いいところのお坊っちゃん。淀みなく流れる川のように流麗。美しい文章だが、あといま一歩感情が胸に迫ってこない。脳の活性化いまいち


最後までお付き合いいただいたはてなーの皆さん、ありがとうございます!皆さんのやってみた結果は、コメントで教えていただけるとありがたいです。あと余裕のある方、同じような問題作って自分にもやらせて...!!

anond:20180709194447

まあ、そうだよね。東京都だって三鷹あたりを過ぎれば畑だの雑木林だのがいっぱいあって自然が豊かだ。いや、杉並区だってから離れればそういうところも結構ある。杉並街道沿いとか。

2019-01-08

anond:20190108165038

労働せんで山や雑木林はどうなるの?

青年会がなんとかしてくれるものなのか?

なお、anond:20190108144051 anond:20190108144910

しかし、その上でも、野草山菜キノコ摂りは憧れる

何事も過ぎたるは及ばざるが如しよ

anond:20190108163728

良いなぁそういうの

山や雑木林管理は重労働ではあろうけど

本当に豊かな生活感ある

2018-11-03

anond:20181103192144

鉄道を通すとその周辺の交通利便性が上がって不動産価値が上がるってのはわかりやすいと思うんだけど、鉄道会社自身駅前不動産を持っていて、鉄道敷設の経費を賄おうとするわけね。でもそのためには、みんなが欲しがらないとまずいわけで、鉄道会社から見ればメディア広告代理店パートナーなわけだ。

下北沢吉祥寺など東京西側二子玉川なんかも含めて、「若者が住むおしゃれな街」みたいな紹介がメディアによってなされるんだけど、それって自作自演であってあん場所は昔は農村雑木林湿地と谷間だった。下北沢なんて下北沢村だった。そこに堤が電車通してメディアが「お洒落だ!」って煽って大学キャンバス小劇場ライブハウスがやってきて、立派な財産になったわけだ。

あるいは苗場もそうだ。なんにもないただの山だったところをバブル期リゾート開発(悪名高きコクド)がやってきてホテルスキー場を作り、ユーミンに「サーフ天国スキー天国」とか歌わせて人工的に盛り上げた(結果、実際盛り上がって日本にはスキーブームがやってきたんだから馬鹿にできない)。越後湯沢なんかはJRも大いに潤った例だよね。

2018-02-15

anond:20180215103120

雑木林デートもお墓デートもまったく構わんのだが、セックスをそのへんの茂みで済ませようとするのだけは勘弁な!

anond:20180215110116

増田なりにお金のかからない方法雰囲気変えようと試みた、っていうのは理解した。が、それで雑木林や墓や公園はやっぱり違う気がする…

大人しい子なら、わざわざ会話を盛り上げなくてもいいのではと思うよ。付き合い浅い時に会話がないと沈黙が重く感じちゃう、っていうのも分からんではないけどね。

男がリードすべきとか言うつもりは無いけど、大人しい子を相手に選んだのは増田なので、やっぱりもうちょっと気にしてあげて欲しかたかなとは思う。彼女も「もう無理別れる!!」ってなる前にこうしたいとかこれはちょっと、とか言うべきだったとも思うけどね。

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