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はてなキーワード: サンタさんとは

2024-11-19

マッチョ売りの少女

寒い冬の夜、ひとりの少女街角に立っていました。

まだ10歳の彼女は、小さな肩をすぼめ、凍える指先を何度も擦り合わせて温めようとします。

クリスマス・イブの夜、雪がちらつく中、少女は持っているもの一生懸命売ろうとしていました。

その売り物は、なんと5人のマッチョたち。

マッチョはいりませんか…! マッチョはいりませんか…!」

誰も振り向くことなく、冷たい風とともに通り過ぎていく大人たち。

彼らの心には、クリスマスを祝う喜びや家族との時間けがあり、凍える少女の声など届きません。

それでも少女は、小さな声で売り声をあげ続けました。

実は、少女が売ろうとしているこの5人のマッチョたちは、数日前にサンタさんからもらったものでした。

彼女クリスマスに願ったのは「力」。

サンタさんは、彼女が困らないようにと、頼りになる筋骨隆々マッチョたちをプレゼントしてくれたのです。

しかし、そんなマッチョたちも、一緒にいるだけでは暖かくもなく、少女の腹を満たしてくれるわけではありません。

彼女は思いました。

「このマッチョたちを売れば、何か暖かい食べ物が買えるかもしれない。せめてクリスマスの夜、何かおいしいものを食べて、少しでも温まることができるかも…」

少女は懸命にマッチョたちを売ろうとしましたが、誰も興味を示してくれません。

5人のマッチョたちは、黙って彼女の後ろに立っていました。

肩を張り、腕を組み、寒空の下でもその筋肉がぴくぴくと動いています

「もう売れそうにないわ…」

そう呟き、少女は小さくため息をつきました。凍えそうな指でポケットを探りながら、次第に力が抜けていくのを感じます

けれども、何とかこのマッチョたちを売らなければ、自分の願いを叶えたサンタさんにも悪いし、何よりお腹が空いています

雪はさらに降り積もり、少女の体温は奪われていきました。

街の明かりは遠く、温かそうな家々の窓からは、クリスマスパーティーの楽しそうな声が聞こえてきます

「…ああ、暖かそう」

少女はふと、試しにマッチョをひとりだけ呼び出してみることにしました。

「せめて少しの間だけでも、暖かくなれたら…」

彼女がそう思い、手を軽く叩くと、ひとりのマッチョが前に出てきました。

どっしりとした足音が響き、筋肉が眩しい彼が少女の前に立ちます

「何か用かい?」と、低い声で問いかけるマッチョ

少女は小さく震えながら、彼を見上げました。

「少しだけ…温まることができないかな?」

マッチョはその言葉を聞いて、にっこりと笑いました。

そして、彼はぐっと力を込めて腕を大きく振り上げると、筋肉魔法が現れました。

突然、あたりはほんのりと暖かくなり、まるで暖炉の火の前にいるかのような温かさが少女を包みました。

「すごい…本当に暖かい…!」

少女は驚きました。

彼が作り出した筋肉の力は、凍えた体をしっかりと包み込んでくれたのです。

「でも、この温かさも永遠には続かないわよね…」

少女はふとそう思い、次のマッチョを呼び出しました。

彼もまた、強くたくましい体つきで少女に力を貸してくれました。

今度は、目の前にパンプアップされた筋肉たちが現れ、それは少女の体を守るように壁のように立ちはだかりました。

冷たい風が完全に遮られ、雪が吹き付けることもなくなります

「これで風も防げた…」

そう言いながらも、彼女の心はまだ満たされませんでした。

「でもお腹は空いたなぁ…」

そこで、少女はもうひとりのマッチョを呼び出しました。

彼は立派な体格でありながら、優しい笑顔を持つマッチョでした。

お腹が空いたのか?」と彼が尋ねると、少女は小さく頷きました。

「そうなの…少しでも食べ物が欲しいわ…」

その瞬間、マッチョは力強い腕でどこから筋肉料理を作り出しました。

プロテイン満載の特製バーガーが現れ、それを少女差しします。

少女は驚きつつも、勢いよく食べました。

「美味しい…! でも、これで最後マッチョを使ったら、もうどうしようもないかも…」

少女は悩みました。

マッチョをすべて使い切ってしまえば、もう彼らを売ることもできず、この先どうなるか分かりません。

けれども、今の暖かさと満足感が一瞬でも消えてしまうのは、彼女には耐えられませんでした。

最後のひとり…お願い…」

彼女が力なく呟くと、最後マッチョが前に出てきました。

今度は、これまでのマッチョとは違い、特別な力を持つマッチョです。

彼は少女の前に立つと、優しい声で言いました。

「君の願いは、何だい?」

「…願い?」

「そうさ。君の本当の願いは、何かい?」

少女はその言葉を聞き、少し考えました。

自分が望んでいるのは、ただ温かさや食べ物ではない、もっと深いものがあることに気が付きました。

「私…もっと強くなりたい…」

その瞬間、最後マッチョが嬉しそうに大きく頷きました。

そして彼の筋肉が輝き出し、彼女の体に力が注がれました。

温かさと力が同時に少女を包み込み、彼女自分が強く、たくましくなっていくのを感じました。

「ああ、これが本当の力…!」

少女は喜びの声をあげました。

少女は再び一人になってしまいましたが、今度は不思議と寂しさを感じませんでした。

そして、その夜、少女は一人星空を見上げながら、静かに「ありがとう」と呟いた。

マッチョたちはいなくなったけれど、心には温かいものが残っていたのです。

めでたし。めでたし。

2024-11-16

クリスマスサンタさんへ高額なプレゼント要求してる息子へ

当日は写真が届きます

予算超えてるから買えませんでした

ごめんねごめんねー」

サンタからの心無い手紙

ひどいなー

2024-11-14

Switchもくれないサンタなんて

自分が親で、子どもが「サンタさんSwitchを頼みたい」と言ってきたら困る?

Xで、さすがに高価であげられないものを頼まれた時どうすればいい?という育児垢の投稿が伸びてた。

発信源のアカウントパソコンを頼まれて、しか子どもの友だちはもらってたとかで、まあ確かに金銭以上にちょっと困っちゃうだろうなと思う。

問題はそれについてた反応で、少なからず「うちもSwitchねだられて困っちゃって〜」と言ってる親がいるのだ。

安いものではないから買えない家庭があったり、ゲーム禁止の家が少しはあったりしても不思議ではないのだが、Switchを買わない勢が明らかに想定以上いる。多すぎる。

安くないといってもソフト入れて4万ぐらいだろ?毎年買うものでもないし。よく親やってんな、と思った。

2024-10-28

パンプキンパン」みたいに初めと最後が同じである言葉

サンタさん




ごめん、全然思いつかない

あとは任せた!お先に寝ます

2024-10-14

ブックサンタ、そろそろやばいのでは

(本増田では、ケーキの件の炎上かには触れません。ご安心ください)

今年も先月から始まった、ブックサンタの寄贈本受付。

増田は参加歴もう5年ぐらいになり、毎年の「贈られた本ランキング」や現場写真にも目を通してる。

その中で、そろそろ参加する皆様にお願いした方がいいのでは?でも公式はきっと言えないよね?と感じることがあるので、本当に余計なお世話だけど、言います

選書が古すぎる。

かに絵本児童書は、古典的名作が何百版と刷られていつまでも書店に並ぶ、特殊ジャンルではある。

ブックサンタやってみようかなー、と数十年ぶりに児童書売り場を訪れて、子供の頃大好きだった絵本を見つけて嬉しくなっちゃサンタさんの気持ち増田もよーくわかる。

いい本だから、今の子にも読み継いでもらいたいよね。きっと好きになってもらえるよね…

ところで、公式もさんざん言ってるように、ブックサンタはいつも、小学校中学年〜高学年向けの本が不足しているそうです。

まり10歳ぐらいの、ご家庭に余裕のない子供が、唯一のクリスマスプレゼントとして本を待っている。

そこに、新品とはいえ学校図書館でも余程の本好きしか手に取らないような、えーと例えば岩波少年文庫とかが届くわけよ。

その辺をもう少し考えてほしい。

ご家庭での読み聞かせ学習フォローが難しく、読書の力や習慣が足りないお子さん、発達の遅れのあるお子さんも多いわけよ。

ブックサンタではご家庭の希望考慮して本を届けてくれるそうなので、恐らく、現場ではかなりのミスマッチが生じてる。

半世紀前に書かれた超有名翻訳絵本10冊ぐらい現場の書棚に並んでる写真も見た。あれらの引き取り手は現れるのか、たぶん児童施設かに寄付されることもあるんじゃないかな…

プロジェクトを永続的成功に導くために、サンタさんひとりひとりが、望まれる本について考える時期が来てると思う。

偉そうに語った増田はどうしてるかというと、鉄道が好きなので、少し大きい子向けの鉄道図鑑は毎年選ぶ。

女の子向けのキラキラした生活指南書みたいなもの最近よく売られてるから、これは需要あんねんな、とそれも選んでる。

総ルビの本しか選ばない。3年以内に出版された本しか選ばない。小説を選ぶ人が多そうだからその辺は避けて、生活に役立つか、違う世界のことを知れる本。なるべく説教臭さがなく、何度読んでも楽しい本を頑張って選んでる。

今年はみくのしんが走れメロスを読むやつ入れますオモコロチャンネル好きでしょ小学生

そして、増田の悩みも聞いてほしい。増田ゲームがわからない。マイクラの本、攻略から冒険小説まで幅広くあって、小学生がどれを喜ぶのかわからない。マイクラじゃない方がいいのかも。

ゲームの本、ゲーム機なくても配信で見てるゲーム世界に浸れる総ルビの本、誰か選書お願いします!

2024-09-04

マジパンサンタさんを載せないでほしい

マジパンサンタさんはいつも笑っている。

自分が何でできているかからず、ケーキに乗って笑っている。

配るプレゼントはなく、むしろ各家庭に配布されるのが彼らだ。

しっかりいただく人もいるだろう。

しかし、何せ馬鹿みたいに硬く、さして美味くもない塊なので、齧られて捨てられたり、蝋燭で炙られたり、まず除けられたり、基本的にかわいそうだ。

いつだって笑っている。

ケーキの無い箱の中でも、ゴミ箱の中でも、笑っている。ほんとに食べられない飾りと一緒に笑っている。

マジパンサンタさんを載せないでほしい。

わたしはあの笑顔が切ない。

マジパンサンタさんを載せないでほしい

マジパンサンタさんはいつも笑っている。

自分が何でできているかからず、ケーキに乗って笑っている。

配るプレゼントはなく、むしろ各家庭に配布されるのが彼らだ。

しっかりいただく人もいるだろう。

しかし、何せ馬鹿みたいに硬く、さして美味くもない塊なので、齧られて捨てられたり、蝋燭で炙られたり、まず除けられたり、基本的にかわいそうだ。

いつだって笑っている。

ケーキの無い箱の中でも、ゴミ箱の中でも、笑っている。ほんとに食べられない飾りと一緒に笑っている。

マジパンサンタさんを載せないでほしい。

わたしはあの笑顔が切ない。

2024-06-21

騙されたい/嘘で良いとする人の気持ちがわからない

親が異常な凝り性で特別演出かましてた(マジでサンタさん雇う人もいる)とかでもない限り、

サンタクロースがいないことを幼稚園保育園の時に気付けるのは当たり前のこと

プレゼントサンタさんと親からプレゼントで2種類になるから知らないフリしてたとか、

家族でワイワイやりたいから白黒付けずにフワッとさせといたとかが

マジョリティだよな?

 

・・・にも関わらず、頑なに信じてたっていう人いるんだよな

 

からさまな噓松できゃっきゃやってるブクマカ、なんでも性や発達障害の箱にぶち込みたがる連中、

これって、もしかしなくても、サンタクロースできゃっきゃやってる(た)層と被ってないかな?

 

2024-06-01

これが本当ならまだ1歳にもならない子供がいるのな

それなら上の子が死んでも別にいいと思ってそう。

一人っ子なら必死になるのも分かるが。


https://x.com/rr_aki/status/1604767853353529344?s=46&t=IuaAB8mv5QRkDWiyXHImYQ

拡散ありがとうございます🥺🙇‍♀️🙇‍♀️

@rr_aki

先月息子が骨髄性白血病になり、1年間の入院生活が始まりました。それと同時に妊娠が判り、来年6月末には新しい赤ちゃんが生まれますシングルだけどたくさん頑張ります!☺️

サンタさん待ってます🎅🎉❄️✨

2024-05-26

うちの母って変だったんじゃねと今更気づく

名前が男っぽい漢字なのが嫌だったの」と母。

響きも字面中性的通り越してほぼ男の私。

誕生日クリスマスに近かったからいつも誕生日ケーキにサンタさんが乗ってて嫌だったの」と母。

クリスマスまれ、身内の職場ノルマで買ってきたクリスマスケーキで祝われる私。

自分が嫌だったなら子どもには同じ思いをさせたくないとかないの?

そういう当時は気づかなかったけどやっぱりあれってちょっと変だったのでは?ということが山ほどある。

2024-05-11

サンタさんを信じる子供に頭が良くなる薬だよって小麦粉入りのカプセル飲ませるのどうでしょう

錯覚嘘つくなら

勉強方面でやるのは?

プラシーボ効果を狙って

2024-03-16

アマチュア精神が嫌いになった

お金のやり取りが生じないか情熱や信念が研ぎ澄まされていくと。

でもよく考えたら、お金すら出さないガキの遊びなんだなって思った。

大人関係っていうのは金銭関係だ。

金銭は命に直結している。

お金なんか汚いだの欲にまみれているだのダサいだのいうけれど、

求道者以前に人間なのだから仕方ない。

無私無欲は霞を食って生きる仙人世界だ。

それはサンタさんを信じてるのと大差ない。

からお金は最大の敬意だ。

飯を奢るだのプレゼントを贈るだのごまかしてるようなのは幼稚だと思う。

お金のやり取りがあって初めて大人関係といえる。

プロとはそういうことだ。

どれだけ腕の立つアマチュアでも、アマチュアである限り、素敵なオナニーですね、としか思わない。

2024-02-05

anond:20240205214059

サンタさんだよサンタさん

クリスマス増田プレゼント配りそびれちゃったんだけど、この雪ならドサクサに紛れてどうにかなるかなって思ったんでしょ

そんなうっかりさんだから屋根から落ちちゃったんでしょ

増田明日屋根雪かきとかするなら気をつけてね

2024-01-17

anond:20240117174751

俺もさっきコメント欄見てゾッとしたわ

ここまで素直な情弱反応するのかと

サンタさん信じてそう

2023-12-30

コンテンツ多すぎて時間全然足りん

サブスク無料コンテンツが発展したせいでアクセスできる物が多くなりすぎて時間全然足りん

大昔なら普通に何百万もしたであろうコンテンツを選び放題

もうサンタさん必要ないな

2023-12-29

anond:20231229015638

このネット文化流通してる社会で「日本」にこだわる意味がわからない。

一生日本にいてもピザうめえ、ハンバーガーポテトうめえ、クリスマスサンタさん、ってなんでもいいとこどりで輸入してるでしょ

それが日本のいいとこつくってきたんだよ。

逆にじゃあネットがあってもすぐには輸入も輸出もできないものなにかってかんがえればいい

地震予想、温泉大雪への対処木造家屋、魚介料理くらいだけどまあインバウンド発見されてるわな

残るはシャインマスカットつくった地道な農業アニメばっかみてないで暑くても寒くても外に出ること、という答えがでてもおまいら受け入れられるのかって話

キライじゃんきみたち農業のこと 手間暇かかっちゃうもんね

もっと楽して外国でもてはやされたいだけじゃん

そんなもんおまえらとおなじ失業若者だらけの外国人が人数と暇にまかせて先に見いだしてるにきまっている

となりの芝生が青くみえてもうかつに手を出すのをやめろ 便所のらくがき増田なんぞで聞くな 親にきけ

2023-12-26

anond:20231225224405

だいたいわかるなー

自分は80-90年代子供時代を過ごしてきて、まあうちがドライだったのもあるけど、

「良い子にしてないとサンタさん来ないよ」ってのは「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるぞ」と同程度のしつけ法だった

実際、クリスマスプレゼント買いに行くよって、一緒にデパートに行ったりしたしな

それで、やっぱり2000年以降ぐらいから、かなり本気でサンタさん信じさせる流れが来てるように思える

なんでなのかね...テレビ番組ネットのせい?

子供騙してもなんも得るものないと思うけどねぇ

でもまあ、うちも一応子供にはサンタさんからだよってプレゼント渡してるけど、

幼稚園年長くらいだと誰がプレゼント用意してるのかは分かってるよ

一人じゃ世界中どころか、町内の子どもたちにプレゼント配るのだって無理だと、6歳にもなれば理解してるよ

anond:20231226064130

そんなに考えなくても科学的になさそうなのはわかるし、

なさそうだからといってあったらいいな〜という希望を持つことは変わらない

先に死んだ人があの世から見ているかもしれないとか、

死んだら先に死んだ人に会えるかもしれないといった素朴な感覚

 

サンタさん科学的に実在しえないことには中学生ぐらいになったら気づく

そして親になると自分サンタさんにならなければならないという

当たり前の事実に直面するわけだ

 

あの世に関しても中学生心理では存在し得ないことがわかっているが、

いざ死んでみたら我々の宇宙物理現象だけでは理解できない現象が起こって

ああそういうことだったのねとなる可能性はまだ捨てていない

12/24の夜。サンタさんが息子のパソコンCPU交換をしてくれた。

サンタクロースなんて居ないんでしょ」

  

「そーだよ。サンタクロースなんていねぇんだよ」

  

息子とこんなやり取りが10月頃にあった。

クリスマスプレゼントCPUが欲しい」

そう言われたのが今年の夏。

  

12/24の聖夜。子供が寝静まった後に、サンタさんがやってきてパソコンCPUを交換してくれる。

  

令和の時代サンタさんもここまでしなくてはならなくなった。

我が家サンタさんは他のPCパーツとの相性やバランス価格やら消費電力を勉強した結果、クリスマスプレゼントAMD RYZEN5 5600Gにすることにした。

そして、サンタさん突破しなければならない以下3つの課題に直面することになった。

  

マザーボードBIOS更新

CPUグリスの塗布

パソコンの分解作業

  

①ぶっつけ本番は怖いので、これだけは予め行うことにした。

F2キーを押しながらパソコンを起動するとマザーボードBIOSという設定を弄る画面になる。

マザーボードメーカーサイトからUSBに落としたデータを使って、BIOS画面上でアップデートしなければならない。

マザボBIOS更新しないとサンタさんCPUくれないって」

少し苦しい理由だが、何とか言い包めて息子と一緒にBIOS更新完了させた。

  

②やったことが無いので、自分MacBook Proを分解して練習してみた。

構造は違うけど、CPUグリスについて少しでも経験を積んでおきたかった。

ついでに埃取りもやって、放熱の仕組みを知ることが出来た。

  

③後は当日の夜にサンタさんが頑張るだけ……だったが、息子が冒頭の内容を尋ねてきたのである

いくらなんでも小学3年生。9歳の壁という現実理解し始めるお年頃になると、流石にサンタクロースCPUの交換なんてする訳が無いと気づくのは当たり前だ。

  

なので、遂にネタばらしをすることにした。

日々のストレスCPU交換へのプレッシャーイライラしてたってのもある。

  

「いいか大人は嘘つきなんだよ。お前がいつか親になったとして、自分の子供にサンタなんて居ないって最初から言うのか?」

  

露悪趣味なだけで、僕はとても心優しい人間性の持ち主である

息子は「言わない」と言ってくれたので安心した。

  

当日12/24の夜。

仕事から帰宅してプレッシャーの中で食う寿司ケーキは美味くなかった。

疲れてそのままコタツしまって23時、息子とCPU交換作業を開始する。

ちなみに翌日は7時出社なので6時起きだ。

  

息子は12/24まれなので、クリスマスプレゼントとは別にパソコン工房から買ってきた3800円のPCケースもあった。

CPU交換の上にPCの再構築。僕は自分の首を絞める愚かな人間だ。

だが、先に結果を述べると、これは直ぐに頓挫した。

実は息子のPCマザーボードも電源ユニットも小型で、PCケースに合わないことが判明。

自作PC沼の深みに絶望した。

息子と相談した結果、CPUだけを交換することにした。

  

だが、慣れない作業なので分解作業スムーズに進まない。

ようやくCPUを取り外して、ピンを折らない様に慎重に入れ替え終えたのが深夜1時過ぎ。

その時に初めて知ったのが、CPU付属リテールクーラーには最初からCPUグリスが付いているということ。

グリスアップぐらいはやらせてやろうと思っていたのに、結局、息子に任せれる様な作業は一つも見つからなかった。

  

ここで、妻が煩いので息子退場。残す組み立て作業サンタさん仕事になる。

途中、電源ユニット接続箇所が分からなくなってしまって、ネットで不親切なマニュアルを何度も確認した。

深夜2時過ぎ、ようやく全てのケーブルを繋げ終わって起動確認。無事成功

残りのネジ止めを残して意識を失う。

  

目覚めたのが朝6時前。

やっつけ仕事で残りのネジを締め、急いでシャワーを浴びて出社。

  

本当は動作確認として、しばらく起動したままで様子を見たかったのだけど、そんな暇が無かった。

もしも配線間違いとかで火事になってたらどうしよう……

僕は不安を抱えたまま働いた。

休憩中に電話したら異常無しとのことだったので一安心

  

翌日も仕事から帰ってまたコタツで気絶。

  

何となく靴屋の主人が眠ってしまっている間に妖精さん作業してくれるってグリム童話が頭に浮かんだ。

息子に、「サンタさんPCを組み立ててくれたんだよ」と言ってみたら、「パパがやったんでしょ」と返される。

  

もうサンタクロースなんてどうでも良いや、と思った。

2023-12-25

サンタになれなかった

もちろん全然いいんだけど

嫁とは学生時代からの付き合いで、クリスマスの時期には結婚して子供まれたらサンタさん側になるんだねーと話したりしてた

大人になり子供が産まれ、今回ついに初のサンタさん業務のはずだったのだが

子供が「サンタさんって玄関から入ってくるの?」「クリスマスじゃない時も入って来れるの?」「怖い」「来てほしくない」と号泣

というわけで、我が家サンタからではなく母と父からプレゼントが恒例行事になりそう

嫁は「リスクとリターンが考えられる賢い子だ」と言っていた

サンタになれなかったのは少し寂しいが、健康笑顔で過ごしてくれている我が子に感謝

冷静に考えたら知らないじいさんが家に侵入するの面白い

サンタさんの家ではクリスマス終了後に打ち上げと称して出所不明の謎の肉を使った鍋パティが開催されるらしい

最近の「絶対子供サンタを信じ込ませるぞオラ!」という風潮が受け入れられない。

テレ東アド街』で局アナが「サンタいない」発言家族で見ていた視聴者から大ブーイング」というニュースを読んだ。

https://www.cyzo.com/2023/12/post_360904_entry.html

 

こういったサンタクロースの存在可否について思い返してみると、90年代はそこまで世間は熱心ではなかったと思う。

精々「いい子にしてるとサンタさんがプレゼントくれるよ」程度であり、本気で信じ込ませる気概のようなものは無く、あくまでそういうイベント設定を楽しむような物であった。

 

00年代に入るとノリが変わってきて、大人が本気を出すようになっていった。

ベランダ足跡を付けて「サンタさん来てたよ!」と言ったり、正体を父と疑う子供のために太った友達サンタコスで登場させたり、

といった話が「子供のために奮闘する大人って良いよね」という流れで消費されるようになってきていた。

それでもバレる時はバレるが、その時は「あちゃーバレちゃったw」と笑い話になるような緩さがあり、そういう雰囲気も含めて楽しんでいた。

 

10年代に入ると様子がおかしくなってくる。

サンタ子供の夢であり、疑わせる行動を取るべきではない」 「子供サンタ存在を信じ込ませることは大人義務

といった妙にクソ真面目な考え方を持つ大人が増えてきて、やたら息苦しくなってきたように思う。

そしてうっかり「サンタはいない」とでも言おうものなら子供の夢を壊したな!と怒り狂うのである

何というか道徳領域に足を突っ込み始めて異様さを感じるようになったのがこの辺りだ。

 

20年代10年代より更に過激になってきた。

サンタが居ないと知って悲しむ子供」という構図が「子供の成長過程あるある」ではなく「可哀想、同情すべき悲劇」として大袈裟に使われるようになり、ますます狂気じみてきた。

大袈裟なw」とでも言おうものなら無神経なバカいである。

親戚の爺婆が悪気なく「正体はパパだよ」口を滑らせたりしただけで制裁として出禁にしたという話を聞いた時は驚いた。

正体バラしたら絶対に許さないというのは明らかにやり過ぎである

最早そこにサンタクロースのイメージにあるような寛容で慈悲深い精神などどこにも無い。

 

そもそもサンタ存在などちょっと油断すればすぐバレる雑な嘘である

真実を知って傷付く事がわかってるなら最初から嘘をつかなければ良い。

嘘が明らかになる前提なら、軽いノリでやればよい。

しかし近年のサンタ信じこませ界隈はどうもその辺分かっていないようであり

サンタは信じ込ませるモノ」という目的不明原理主義のようなものに従い脳死で動いているように感じる。

 

率直に言って最近のこの風潮は気味が悪く受け入れられなくなってきている。

サンタさんになりたかったな

40代子なし。

周りの同世代は父母になり、クリスマスサンタさんする側にまわってる。

聞こえてくる楽しいほっこり幸せエピソードも、子供無茶振りに振り回されるエピソードも、どれも羨ましくて仕方ない。

自分の子時代は、機能不全の毒親一家サンタさんとかクリスマスとか、子供時代にそういうの楽しんだことないな。

親は自分の都合で子を振り回して、子供を喜ばそうとか、イベントを楽しもうという感覚を一つも持っていない人たちだった。

サンタさんはすでに保育園の頃からいないものだと教えられていて、夢を見る暇もなかった。

枕元に靴下を置いて寝たら、朝にはみかんが入っていて、ガッカリしながらみかんを持って起きていくと、親はそれを見て腹抱えて爆笑していた。

何が楽しいのか、一つも楽しくなんかない。

小学生ときクリスマスに、着せ替えの人形が欲しいと言ったら、取引からお歳暮でもらったという(商売でご贈答文化があった昭和時代

目がギョロギョロの子供には怖いだけの大きなフランス人形押し付けられたりもした。

悲しんだりがっかりしたのがバレるとめちゃくちゃ不機嫌になるのがわかってたので、無理やり喜んだふりをした。

自分に子ができたら、子供時代の分まで精一杯自分の子供に楽しんでもらいたいとおもっていたけど、不妊治療10年続けて、結局子はできなかった。

友人や仲のいい同僚のお子さんたちにプレゼントをあげたり遊びに誘ってもらったりして、子供世代と触れ合って楽しいこともあるけど、

クリスマスはやっぱり家族行事なんだよね。一緒に楽しんだりできないのは寂しいけど、できなかったのだから諦めるしかない。来世に期待だ。

こんな家で育って、兄弟も誰も結婚してない。なので甥姪もいない。まあ、家庭に夢も希望も持てない家に育ったんだから、当たり前だよな。

今日は夫は仕事なので、家で一人でネットしてる。

とても寂しいけど、結婚できただけマシと思うことにしてる。

世界中の子供達がみんな、このクリスマスを楽しんでいてくれますように。

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