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2021-03-31

違法ダウンロードを行ってきた私が変わった理由


これまで私が行ってきた違法視聴違法ダウンロードの総量は数知れない。学生時代から数えて10年ほどになる。

アニメに、漫画に、映画に、音楽に、性的コンテンツに…

羅列はしたものの、性的コンテンツがその85%を占めている。

学生時代の私は、「買いたくてもお金がない。だから仕方がないのだ」という幼稚かつ短絡的な考えでもって、そういう違法アップロードを行っているサイトをくまなく巡り、コンテンツを集めてきた。

(ここに書いても影響がないので)すでに潰れたサイトでいうと、DROPBOOKSだ。かの有名な星野ロミが運営していたサイトひとつであり、品揃えがいえば国内、いや世界最大級だったと言っていい。

今回を機に、これまで私が上記サイト等で違法ダウンロードしたコンテンツを数えてみた。フォルダ内を全選択して、どこか下の方にフォルダ数が書いていないかを見てみる…

「1159」

これが結果だった。漫画に限った話なので、動画も含めるとさらにとんでもない数になる。

もし、私がこれだけの冊数を正規に購入していたとすると、1冊あたり税込800円と仮定して、1159×800=927,200円となる。

これは凄い金額のように思えるし、たったこれだけか、という感想も確かにある。



学生時代の私も、社会人若手時代の私も、中堅社員としての私も、大して罪悪感のない状態違法視聴等を行ってきた。

①これは公共財からいいとか、②この漫画家は社会的によくない思考を持っているので勝手ダウンロードしてもいい(※当時でいうと「もつあき」や「Iris Art」)とか、③この漫画家は芸術性の高いエロ漫画を描くので、敬意を込めてアマゾンで1冊だけ購入しよう(※当時でいうと「無望菜志」や「宵野コタロー」)など、いろいろとんでもないことを考えていた。

今では考えが変わっている。

①について、性的コンテンツ公共財なんてことはないにせよ、『社会福祉』の一環ではないのか?と考えるようになった。

②について、今では、精神的に不健康作品を描く漫画家に出会ったとしても、「この作家は今は低いレベルで生きているかもしれないが、いつかは人間愛に溢れた作品を描くようになるかもしれない」と思えるようになった。

③について、今の私は違法サイトを覗くことはなくなっている。お金ちゃんと払って、公式サイトコンテンツを買うようになっている。が、まったくゼロになったわけではない。欲に負けて、違法サイトを見てしまうこともある。しかし、少なくとも違法ダウンロードをすることはなくなったし、イイと思う作品を見つけた時は必ず購入している。

どうして考えが変わったのか。

2019年から違法サイトのものがガシガシ潰されるようになり、そういうコンテンツ出会う機会が急になくなった。

※それより前だと、DLsiteその他の公式サイト販売配信されているコンテンツであっても、ごく普通に違法サイトアップロードされていた。

1年ほど前のことだった。

私は、人生で初めてDLsite性的コンテンツを購入した。作品名は恐れ多いので申し上げないが、トランストリビューン作品だったと記憶している。

違ったのだ。

これまでとは違った。

物語が頭に入ってきた。これまでの雑然としたページの捲り方とは違う。一コマコマを脳が処理する精密さ、キャラクターへの入れ込み、描かれた物に対する視覚の強さ、絵では表現されえないはずの物音への興味、作品に込められた愛、思想意味、感動、情熱! とにかくそんなことになってしまった。

なぜ、ここまで違うのだろう。

お金』を払ったからだ。

対価を用意し、作品を買った。これは私の所有物だ。できるだけ、ゆっくりと楽しまなければならない。そうい気持ちが芽生えたのだ。

タダで見ているものは、これとは違う。そこまで丁寧な気持ちで読み込もうとは思わない。

コマコマを、ただなんとなく眺めていって、そういうシーンだけは熱を込めて読んで、後はどうでもいい。読み終わって面白ければダウンロードし、面白くなければそのままページを閉じる。それだけだ。

お金を払うという行為によって、作品に対する印象や、作品価値のものが変わることがわかった。

でも、私が変わった原因はそういう体験をしたからではない。いや、上記の行動はただのきっかけに過ぎないのだ。

私自身が、人間として成長を遂げたから――すなわち、自分関係するすべての人間に対して感謝すること、支払うべき対価は損をしてでも支払うべきであること、ある作品創造者に対して敬意を示すこと、そのほかにも多くの気づき洞察を経て、私が人として成長したからこそ、『コンテンツお金を払って手に入れる』自分になることができた。



今、私には読みたい作品がいくつもある。少なく見積もっても25冊はある。

ひとつ作品ゆっくりと楽しむようになった関係で、読んでいる時間はぜんぜん足りていないが、それでもすべて読んでみたいと思っている。

もし今、違法サイト漫画等を読んでいる人がいたら、試しに1冊、コンテンツを買ってみてほしい。

私の言っていることがわかっていただけると思う。その後でどうするかはあなた自由だ。止めはしない。

2021-02-26

放送の許認可は独立委員会でやるべきでは?との質疑書き起こし

ソースhttps://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=51554&media_type=

後藤祐一議員の質疑、1:49:49あたりから

検証委員会検証範囲(放送だけでなく情報通信も、など)や実効性についての質疑の後

後藤祐一

再発防止策はどうなってるんでしょう?お手元配布資料12ページから14ページにかけて書いてありますが、他の職員幹部会の研修の徹底、毎回か出てきますね、効きませんねえ。総務省独自ルールで一万円以下の時もちゃん書類提出してくださいまこれちょっと効果があるかもしれませんね(注:正確に聞き取れず)。監査体制まあこれも言うことありますけど、本当こんなんで二度と起こんないってことができると思いですか?無理ですよ。実はこの放送行政そして通信世界もそうなんですが、全世界同じようなこと起きてるんです。だってこの電波っていうこの公共財をどの事業者であてるかはもうそ会社にとって生きるか死ぬかな権限を持ってるんですよ。でもそこにしかテレビなわけですから政治が絡むわけですよ。ですからこれ政治が絡むあるいは行政が絡むとろくなことがならないということで、お手元の資料18ページ目に世界各国はどうしてるかということで、これ若干データ古いですが並べてみましたが、どこの国もこの放送免許なんてのは、独立委員会を作ってそこでやってるんです。日本では公取的な形の所を作って、しんこう(注:意味からず)行政とは切り分けてやってるんです。最大の再発防止策はこの放送免許、できれば通信も含めてですね、この独立行政委員会を作って、そこでやるべきだと思いますいかがですか?

総務大臣 武田良太

過去歴史を顧みましても、戦後わが国においても、行政委員会が広く導入された時期というのがあったと報告を受けております行政権が内閣に属することとの関係責任帰属不明確であった。そうした非難があったこから昭和27年以降そのほとんどが廃止された経緯というものがあるわけであります。従って合議制による行政委員会形態ではなく、この分野っての極めて国際戦略国際競争が激しくて国際戦略というものも求められるわけであって、機動的一体的総合的な対応可能とする独任制の省の形態により大臣責任をもって迅速に行政執行するする制度適当と考えております

後藤祐一

国際的にはそうでないんですよ。是非その改善策も含めてこの検証委員会での徹底検証を求めて終わりますありがとうございました





国際的独立委員会を作ってるのに、全世界同じような事が起きてるんじゃ意味が無いとは思うが、まぁそこは独立委員会の方が構造的にマシだという事なんだろう。昭和25年じゃなくて27年だったけど、まぁそこは大差ないということどお許しを。正直総務大臣の回答は回答になってないと思うけどいかがですかね。他の国の放送国際競争に負けてるという話になるわけなので。独立委員会にしたからといって、汚職構造がまるでなくなるというわけでは勿論ないのだろうが……

2021-02-04

anond:20210204070027

たとえば赤いきつねがすきで

じゃぁ僕は青い月とやると

これはパクったとなるし

空を見上げて蒼い月だなぁとなると

これは公共財からパクったとはならない

作り方の過程問題であって、そのそのものではないから、ものを見てもわからない。

 

デザイン物は見たら1アウトというのがあるから結構きつい(即アウトではない)

から本業デザイナーさんに、違う人の商品を見せるのは、結構嫌がらせ

2020-12-19

anond:20201219164335

悲しいほどに生まれつきなんだよ利他精神

ワイは自分の責務をプライドを持って果たすことに理由は要らないが増田理由がいる

ワイは誰かを助けるのに理由は要らないが増田理由がいる

それだけのことだね

 

交わらぬ線〜〜

 

能力学歴わずいる利他精神ゼロの生き物かつ、増田のいう “恥ずかしくない生活” とやらのために要らんことする生物が滅したのだと思うよ

 

蟻 🐜 と人類コロニーは同じだと思うのよね

 

裏切り蟻』が増えるとコロニー過労死で滅ぶが

利他的な蟻の増える速度の方が常に速いので蟻たちは滅んでないんだって

公共財ジレンマともいうね

 琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授日本学術振興会の土畑重人特別研究員研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働ただ乗りする、働かないアリの生存率の方が高いことを突き止めた。

 個々が社会目標より自分目標を優先してしまうことで社会をつくることができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間微生物以外で初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。

 辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。

 「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、社会をつくることができないことを指す。

 研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっていることを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。働かないアリは、働きアリによる助け合い利益ただ乗りしている。

 研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。

 自由競争の下では相手からの助けにただ乗り利益を得た方が得であるにもかかわらず、助け合い社会が発生することについて辻教授は、自然科学社会科学の両分野で重要テーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、ヒト社会助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

 

https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-212621.html?a_aid=3598aabf

○ その親切な行動、50%遺伝!?

あなたはどのくらいバスで席を譲ったり、募金をしてますか?「親切さ」にも様々ありますが、今回ご紹介するのは見ず知らずの人に対しての親切さ(利他的行動)です。

バスでお年寄り妊婦さんに率先して席を譲る人もいれば、寝たふりをしてしまう人もいますよね。

見ず知らずの人にどのくらい親切に振る舞うかには、大きな個人差があります。これは、生まれもったものなのでしょうか?それとも、成長の過程で身に着けるものなのでしょうか。

研究によると、見ず知らずの人に対する親切さは、50%遺伝要因による先天的もの50%環境要因による後天的もの形成されているそうです。

 

他人に対する考えや行動も遺伝するの!?と驚くかもしれません。しかし、他にも「他人共感する(empathy) 」は、70%が遺伝要因によるという報告があります

  

 

研究の結果、ドーパミン代謝に関わる「COMT遺伝子」のrs4680というSNPが「G」である人は、「A」である人よりも、自分が持っている金額に対して高い割合金額募金する、つまりより親切に振る舞うと分かりました。

 というSNPにはGG,GA,AA遺伝子型がありますが、日本人平均と比べると

AA遺伝子型を持つ人は「親切度がやや低い」

・GGまたはGA遺伝子型を持つ人は「親切度がやや高い」

 

という遺伝的傾向を持っているといえます

 

日本人割合に当てはめると、何とほとんどの人が・・・?

 

[mycode]

https://mycode.jp/fumfum/altruism

(当たり前の例)

[Psychology] Anxiolytic Treatment Impairs Helping Behavior in Rats

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2016.00850/full

 

[Current Biology] Harm to Others Acts as a Negative Reinforcer in Rats

https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(20)30017-8

 

日本語記事:「誰かを助ける」のに理由はいらない(哺乳類なら):研究結果 (WIRED)

https://wired.jp/2016/07/01/rats-empathy/

 

日本語記事ラット他者を傷つける行為を嫌がることが判明:研究結果(WIRED)

https://wired.jp/2020/04/08/rats-harm-aversion/

2020-12-11

anond:20201211112936

女という公共財に対する処遇フィジカルなんかねーよ。

少なくとも個人スケールに置き換えられるような問題ではない。

2020-10-30

結婚制度社会的機能

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1615569

論調に疑問を感じたので書く。

既に指摘されているとおり、結婚制度は「出産扶養というコストを払って社会維持に貢献すること」への対価として法的優遇を行うことを主旨に設計されている面が大きい。

その意味で、「扶養する子を持たない夫婦」というのは制度上の穴をつく存在であり、法的優遇のみを得ているという点でフリーライダーである。(そういった属性の方を非難する意図はない。あくま制度設計の話)

結婚出産扶養が一連のものとして考えられた時代には、この設計自然ものであったんだろうとは思う。

「異性婚限定で法的優遇がされているのは差別的(あるいは不合理な格差)だから性別性愛の有無を問わず婚姻の条件を緩和すべきだ」という論がみられるが、

そもそも子育てを行わないペア」を優遇している(優遇しうる制度になっている)のが不合理なのであって、不合理な優遇享受する対象を増やすのは修正の方向が逆である

---

もうひとつ

個人主義的な立場に立つのであれば、「パートナーはいてもいなくてもいい、また何人いてもいい」というのが理想像であるべきだと思う。「結婚制度無くなれ」というのが個人主義的には正しい態度。

パートナー関係に対する結婚相当の法的優遇制度」は「独り身への差別格差助長」になるってことを認識する人が増えるといいなと思う。

法的優遇あくま公共財生産子育て)に対する対価という根拠設計されるべきで、そうでない優遇差別です。

「お前は子供公共財だと思ってるのか(お前は国のために子供を育てるのか)」的なことを言う方も見かけますが、むしろ次世代に安定した社会を渡したいと思うのが親心ではないのでしょうか。

多少なりと同世代人口が多いほうが、次世代の人たちは楽しいはずだと思っています

2020-10-16

anond:20201016212113

金持ちじゃなくても平等福祉の厚い日本じゃフツーに産めるし

育てられるが?

 

保護者必要基地外クズ親が増えた(あるいは可視化された)だけだよ

公共財ジレンマともいうね

 

蟻 🐜 と人類コロニーは同じだと思うのよね

 

裏切り蟻』が増えるとコロニー過労死で滅ぶが、利他的な蟻の増える速度の方が常に速いので蟻たちは滅んでないんだって

 琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授日本学術振興会の土畑重人特別研究員研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働ただ乗りする、働かないアリの生存率の方が高いことを突き止めた。

 個々が社会目標より自分目標を優先してしまうことで社会をつくることができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間微生物以外で初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。

 辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。

 「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、社会をつくることができないことを指す。

 研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっていることを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。働かないアリは、働きアリによる助け合い利益ただ乗りしている。

 研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。

 自由競争の下では相手からの助けにただ乗り利益を得た方が得であるにもかかわらず、助け合い社会が発生することについて辻教授は、自然科学社会科学の両分野で重要テーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、ヒト社会助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

 

https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-212621.html?a_aid=3598aabf

2020-10-07

anond:20201007101450

能力学歴わずいる利他精神ゼロの生き物かつ、増田のいう “恥ずかしくない生活” とやらのために要らんことする生物が滅したのだと思うよ

 

蟻 🐜 と人類コロニーは同じだと思うのよね

 

裏切り蟻』が増えるとコロニー過労死で滅ぶが

利他的な蟻の増える速度の方が常に速いので蟻たちは滅んでないんだって

公共財ジレンマともいうね

 琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授日本学術振興会の土畑重人特別研究員研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働ただ乗りする、働かないアリの生存率の方が高いことを突き止めた。

 個々が社会目標より自分目標を優先してしまうことで社会をつくることができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間微生物以外で初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。

 辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。

 「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、社会をつくることができないことを指す。

 研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっていることを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。働かないアリは、働きアリによる助け合い利益ただ乗りしている。

 研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。

 自由競争の下では相手からの助けにただ乗り利益を得た方が得であるにもかかわらず、助け合い社会が発生することについて辻教授は、自然科学社会科学の両分野で重要テーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、ヒト社会助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

 

https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-212621.html?a_aid=3598aabf

2020-09-26

anond:20200926162917

誰も増田人生は肩代わり出来ないし

断片的になら増田世界言葉やボディーランゲージや作文や創作でみることはできるかもだが

他人が正確に増田世界をみることも同化することもできない

 

増田に限らずすべての個は独立したユニーク存在なんだが?

でなくば膨大なコストをかけて有性生殖する意味がないんだが?

単細胞分裂すればいいし、なんなら細胞すらいるか?みたいな?

 

自分自身世界の主人は自分なのだから主人である自分が選び決めねばならない

  

まぁそれと、

ひまわりの種が空から降ってこないとにキレるハムスタームーブが1番エネルギーコスパ良いと

合理的判断するのはまた別の話っちゃ別の話ですけどね

とりあえず子作りだけしておこう。捕食されても数いりゃどれかは生き残るみたいな

公共財ジレンマ」そのままに他者の働きにただ乗りはいいんだけど(合理的判断だね)、

不幸な子どもを作るのはやめようね

2020-09-11

anond:20200911205054

精神障害アピール社会が成り立ってたら、

追い詰められる学生や、職に就けない人・就いても絶望する人はいないと思うんだよな

 

ただ、増田が言っていることもよくわかる

学術理解は遅れているが、海外ほど弱者に厳しくない・自己責任求めない日本

公共財ジレンマじゃないけどあらゆる場面で自助努力放棄を生んでしまうんだよな

もちろん辛い状況にある人は自助努力放棄しても良いのだけど(まずは逃げること・休むことが大事)、

自己認識でも助けを必要としてない人までなぜか乗っかっちゃう

 

しかし、だよ?

自分権利を主張する/しないと損する、自分他人は違う、裁かないという文化で生まれ育っても、

助けを求めることができない人たちがわんさか海外にもいる

 

日本は、権利を主張しない、適切なコミュニケーシを学ばない/学ぶ気もない、他と違うことを受け入れられない、

そんな人ばっかなので、助けを必要としないのに乗っかる人よりも、

適切に助けを求められない人の方が多いと思う

 

じゃあ具体的にどうしたら良いの?って言われたら、何も思い浮かばないし、

とりあえず期待せず頼んだ出前が盛り付け含めてカジュアルフレンチの店より上等で感動しているところです

2020-09-05

https://anond.hatelabo.jp/20200902213816

どうも都合のいい総括が行われているようだ。

by-kingしろリフレ派は「なんでそのタイミング増税してるんだよ」ってキレてたでしょ

IthacaChasma 3本の矢のうち、1本目(金融緩和)は上手くいった。しか日銀金融緩和はできても需要は創出できない。2本目の財政出動が全く足りなかった。おかげでデフレ脱却ができず、賃金も増えなかった。消費税率上げは最悪。

yingze 金融緩和だけして、逆に緊縮財政増税してたよね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200902213816

本来リフレ政策がどのようなものであったか、振り返ってみよう。

戦後の各国は、ケインズ経済学の影響の下で、財政政策および金融政策を用いてマクロ経済の安定化を実現するという枠組みを受け入れてきた。しかし、世界的な固定相場制が崩壊した1970年代以降は、マクロ安定化の手段金融政策を主軸とし、財政基本的公共財公共サービス供給に割り当てるという考え方が定着するようになった。(略)したがって、金融政策をそれ(引用者注国内マクロ経済の安定化)に適切に割り当てておけば、財政政策マクロ政策に用いる必要特にない。

岩田規久男(編)『まずデフレを止めよ』 pp123, 124

この認識を支えていたのが、

1920年代の長期的成長経路への回帰という意味での終焉については、さまざまな要因が指摘されている。「1940年3月のドイツ軍フランス侵攻によるヨーロッパからの大量の戦争資材の発注による輸出の急増とアメリカ自身軍事費の急増による拡張財政政策」(加藤[2001]199-200頁)を強調するのは加藤出氏である白川方明氏も同様に戦争を強調する(白川[2002a])。(略)

アメリカが参戦したのは1941年だが、生産はその前にすでに上昇している。1940年にはほぼ終焉が完成していると考えるべきである。(略)1941年以降、財政支出が増えたことはそのとおりであるしかし、それまでの時期については、それほど増えていない。(略)

さらに、安達氏の研究でも、公共投資の増額は大恐慌から回復終焉とあまり関係がないことがわかる。デフレから脱出が達成された1933年には公共投資は減少していたし(ルーズベルトは、就任と同時に緊縮財政を行っていた)、40年にはまた減少していた(図表5-3を参照)。

岩田前掲書 pp159, 160

という実証と、

そもそも先進国マクロ的な景気対策ほとんど金融政策に頼っている。というのは、資本移動自由場合金融政策財政政策より効果的というマンデル=フレミング理論のほかに公共投資のような財政支出は特定利益集団に利用される可能性が高いために敬遠されるからだ。広範な消費者対象とする減税政策であれば、こうした問題は避けられるが、財政赤字を考えると減税の余裕はないからだ。

岩田前掲書 p210

という理論だった。すなわち、緊縮財政であっても(緊縮でない方がベターであるにせよ)、レジーム転換を伴う十分な金融緩和を実行すればデフレ脱却可能だ、というのが本来リフレ政策であった。これを総括するのであれば、

  1. 本来リフレ政策は誤りで、レジーム転換を伴う十分な金融緩和を行ったとしても、緊縮財政の下ではデフレ脱却はできない。
  2. 本来リフレ政策は正しく、ターゲットインフレ率を実現できていない理由は、レジーム転換を伴う十分な金融緩和が行われていないかである

のいずれかでしかあり得ない。本来リフレ政策が実現されていたにもかかわらず消費増税のせいでデフレ脱却ができなかった、とする冒頭に掲げた意見は、本来リフレ政策は誤りであったというのが論理的必然であると考えるが、そのように理解していいのかな?

2020-07-23

anond:20200723220337

難しく考える必要はなくて無能自分たち存在していて良いのだから

経済活動に積極寄与しない老人もいて良い。それだけ

 

ただ公共財ジレンマじゃないけど自助努力しましょうね

2020-06-01

年収千万リアル」を見て所得税増税正義だと確信した

家賃は高いけど激しい散財をする奴はほとんどいない。結局どこに消えるかって投資と貯蓄だ。

そんなら行政に払えや。

「俺が稼いだのに理不尽」とか思うのは全部間違ってるわけね。安心して家を出れる帰れる治安や、日本どこでも日本語が通じるのってまさに行政仕事なわけよ。

公共財は誰でも使えるから見落とされがちだけど、無料で維持されたりしないのね。

溜め込んだり節約したり節度ある生活をしすぎ。使え。

富裕層が将来に備えた分、景気の悪化って形で俺らがコスト払ってんだよ。使え。

でも使わないなら取り立てないとな。

やっぱ増税正義

2020-02-26

働かない人たち。アガリ型の社員ともいう

エレクトリカルパレードではなくて蟻🐜さんの話やな

有事に備え休んでる蟻も重要らしいが

どんな時も絶対に働かない『裏切り蟻』もいるんだと

裏切り蟻』が増えるとコロニー過労死で滅ぶが

利他的な蟻の増える速度の方が常に速いので蟻たちは滅んでないんだって

公共財ジレンマともいうね

琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授日本学術振興会の土畑重人特別研究員研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働ただ乗りする、働かないアリの生存率の方が高いことを突き止めた。

個々が社会目標より自分目標を優先してしまうことで社会をつくることができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間微生物以外で初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。

 辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。

 「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、社会をつくることができないことを指す。

 研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっていることを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。働かないアリは、働きアリによる助け合い利益ただ乗りしている。

 研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。

 自由競争の下では相手からの助けにただ乗り利益を得た方が得であるにもかかわらず、助け合い社会が発生することについて辻教授は、自然科学社会科学の両分野で重要テーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、ヒト社会助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

よろしければ参考にしてください

anond:20200226123104

anond:20200226103131

2019-07-25

経済成長は「生産性人間をはからせない世の中」と両立する

経済成長と「生産性人間をはからせない世の中」は両立するのか?という問いがあった、

私は経済学博士課程に在籍している。経済成長論は専門ではないが、ここにある

経済成長を維持することを第一に考える社会」というのは、「生産と消費を増やすことを常に人々に強いる社会」なわけです。

という表現があまりにも経済学一般の成長に対する考え方とかけ離れているように思ったので、経済学者が考えている成長について述べていこうと思う。

成長の源泉

経済学において成長の源泉は大きくいえば二つある。一つは資本蓄積二つ目技術進歩だ。資本蓄積とは、端的に言えば人が生産したものを貯蓄し、資本を蓄積することで、1人当たりの生産量(労働生産性)をあげ、豊かになっていくというモデルであるロビンソンクルーソーで例えれば、木を切ってすぐに使わないで貯めていき、それで木を切るための道具を作ったり、船を作ったりすれば、時間あたり(人あたり)の(木、魚などの)生産量が上がる、というような経路を考えればいいだろう。

もう一つの源泉が技術進歩であるロビンソンクルーソーいくら木などの資源を蓄積したところで、そのうち彼には使いきれないほどの資本がでてくるだろう。彼が持続的に豊かになり続けるためには、彼の持っている技術レベルを超えて、電気自動車などの新しい技術発明していく必要がある。持続的な成長のためには資本蓄積だけでは不十分で、技術進歩によって生産性を向上させていくことが必要である、というのが経済学者のコンセンサスであると思う。経済学部でソローモデルなどを習った人にはこのメッセージは聞きなれたものであるかもしれない。

資本蓄積技術進歩の違い

このロビンソンクルーソーの例えだと、資本蓄積技術進歩ってどう違うの?という考えが出てくると思う。どちらも本質的には今期の消費や余暇犠牲にして、将来の生産に役立てる行為のように見えるからだ。これは上にあるような絶えざる我慢努力によって「生産と消費を増やすことを常に人々に強いる社会」のように思えてくる。

資本蓄積技術進歩の大きな違いは、技術知識)が公共財であるということだ。つまりロビンソンクルーソー自動車発明しなくても、誰かが自動車の作り方をみつけ、それを彼に伝えることができれば(理論的には)彼は自動車を作ることができる。このように、他者に渡してもその価値が損なわれないもの経済学では非競合財という。考えてみれば、社会における進歩私たち個人努力殆ど関係がない。一人の人間いくら怠けても鉄道電気の利用、インターネットなどは発明されていただろう。そして私たち努力をしなくてもそれらの恩恵享受することができる。ある人が20年前と今で(同じ金額で)買えるものは大きく異なるだろうが、それはその人が絶えざる努力をしたからではなく、技術進歩してそれが社会に普及していったからだろう。

このように、個人の絶えざる努力を通じて「生産と消費を増やすことを常に人々に強いる社会」という考え方はあまり経済学者の中では一般的ではない。成長論の一般的なモデルでは、社会生産セクター研究開発セクターに分かれている。研究開発セクター発明・開発を行い、その成果が生産セクターに波及することによって経済成長が起こる。研究開発部門特許などを通じて利益を得て、研究者に給料を払い、持続的に技術進歩、成長ができるような経済が実現するようにモデルが組まれている。

生産性人間ははかられているか


この経済成長のある世の中で、人間生産性ではかられているだろうか?この「生産性人間がはかられているか」という表現は極めてあいまいだと思うが、試しに「生産性によって人の待遇(富、名声)などが決まる社会」を考えてみよう。ちょっと考えればこれは度合いの問題こそあれ、経済成長をしている現代では当てはまらないことのように思える。例えば生産性が皆無である乳児の死亡率は下がり続けている。ALS患者の皆様が介助を受け、政治家として活動ができるようになったのはこの経済成長がある現代ではないだろうか。

また経済成長を追い求めないことが「生産性人間をはからせない世の中」に近づくのだろうか?ちょっと考えればそんなことはないと分かると思う。例えば経済成長ほとんどない中世などで人々は生産性で測られていなかっただろうか?乳児死亡率は高かっただろうし、十分に働けない人間は野垂れ死んでいただろう(これはちょっと誇張かもしれないが、少なくとも現代日本よりはそうであろう)。これが果たして生産性人間をはからせない世の中」だろうか?

現代において経済成長を止めた社会が「生産性人間をはからせない世の中」と両立するだろうか?仮想的に研究開発など、技術進歩につながる行為を一切止めた社会を考えてみよう。それで果たして生産性人間ははかられなくなるだろうか?注意すべきなのは、個々人の生産性の差は静的なものであり、経済成長無関係存在するということだ。私が1時間10人をレジでさばくことができ、Aさんが1時間に15人をレジでさばくことができるとしよう。果たして技術進歩が完全に止まったとして、私とAさんの地位は変わるだろうか?引用した議論では、現存している生産性の差と経済成長関係しているように暗に仮定されているが、それは少なくとも私にとっては全く自明ではないと思う。

まとめ

すいません、また後で書きます

http://amamako.hateblo.jp/entry/2019/07/25/105216

2019-05-12

施政方針演説に見る安倍政権の対中外交姿勢

下記Tweetへのブクマを見ていて、自明だと思っていた「安倍政権の対中外交姿勢の変化」が、あまり受け入れられていないことに驚いた。

https://twitter.com/knife9000/status/1126810114575327232

…ということで、首相就任以来の「施政方針演説」の中国関連の部分を抜き出してみた。

2013年 施政方針演説

尖閣諸島を始め、かなり強い言葉非難しています。この頃、沖縄が「最前線」だったんですね。

火器管制レーダー照射」というのは、この演説の1ヶ月前(2013年1月30日)にあった中国海軍レーダー照射事件のことです。

 尖閣諸島日本固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も明白であり、そもそも解決すべき領有権問題存在しません。

 先般の我が国護衛艦に対する火器管制レーダー照射のような、事態エスカレートさせる危険行為は厳に慎むよう、強く自制を求めます国際的ルールに従った行動が必要であります

 同時に、日中関係は、最も重要二国間関係の一つであり、個別問題関係全体に影響を及ぼさないようコントロールしていくとの「戦略的互恵関係」の原点に立ち戻るよう、求めてまいります。私の対話のドアは、常にオープンです。

 (略)

 緊密な日米関係を基軸として、豪州インド、アセアン諸国などの海洋アジア諸国との連携を深めてまいります。G8、G20我が国で開催する第五回アフリカ開発会議などの国際的枠組みを通じ、貧困や開発といった国際社会共通する課題解決に向け、我が国は、世界大国にふさわしい責任果たしていきます

 我が国領土領海領空主権に対する挑発が続いており、我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しております

 先般、沖縄訪問し、最前線任務に当たっている、海上保安庁警察自衛隊諸君を激励する機会を得ました。その真剣まなざしと、みなぎる緊張感を目の当たりにしました。彼らを送り出してくれた御家族にも、感謝の念で一杯です。

 私は、彼らの先頭に立って、国民生命財産我が国領土領海領空を断固として守り抜く決意であります

 十一年ぶりに防衛関係費の増加を図ります。今後、防衛大綱を見直し南西地域を含め、自衛隊対応能力の向上に取り組んでまいります

 (略)

 フォークランド紛争を振り返って、イギリスマーガレット・サッチャー元首相は、こう語りました。

 「海における法の支配」。私は、現代において、「力の行使による現状変更」は、何も正当化しないということを、国際社会に対して訴えたいと思います

 安全保障危機は、他人事」ではありません。「今、そこにある危機なのです。

 今、この瞬間も、海上保安庁警察自衛隊諸君は、強い意志と忍耐力で任務に当たっています。荒波を恐れず、乱気流を乗り越え、極度の緊張感に耐え、強い誇りを持って任務果たしてます。皆さん、与野党を超えて、今、この場から、彼らに対し、感謝の意を表そうではありませんか。


2014年 施政方針演説

自由民主主義人権法の支配原則(といった)基本的価値を共有する国々」というフレーズが出て来ました。翌2015年以降の表現でわかるように、社会主義国である中国を除外するための表現です。この表現2018年まで毎年登場します。

 先月東京で開催した日・ASEAN特別首脳会議では、多くの国々から積極的平和主義について支持を得ました。ASEANは、繁栄パートナーであるとともに、平和と安定のパートナーです。

 中国が、一方的に「防空識別区」を設定しました。尖閣諸島周辺では、領海侵入が繰り返されています力による現状変更の試みは、決して受け入れることはできません。引き続き毅然かつ冷静に対応してまいります

 新たな防衛大綱の下、南西地域を始め、我が国周辺の広い海、そして空において、安全を確保するため、防衛態勢を強化してまいります

 自由な海や空がなければ、人々が行き交い、活発な貿易は期待できません。民主的空気が、人々の「可能性」を開花させ、イノベーションを生み出します。

 私は、自由民主主義人権法の支配原則こそが、世界繁栄をもたらす基盤である、と信じます日本が、そして世界が、これからも成長していくために、こうした基本的価値を共有する国々と、連携を深めてまいります

 (略)

 中国とは、残念ながら、いまだに首脳会談が実現していません。しかし、私の対話のドアは、常にオープンであります課題解決されない限り対話をしないという姿勢ではなく、課題があるからこそ対話をすべきです。

 日本中国は、切っても切れない関係戦略的互恵関係の原点に立ち戻るよう求めるとともに、関係改善に向け努力を重ねてまいります


2015年 施政方針演説

…なんか短いですね(このあたりが転換点なのかな?)

豪州ASEAN諸国インド欧州諸国など、自由民主主義基本的人権法の支配といった基本的価値を共有する国々」という定型文になりました。露骨中国を外しています

 今後も、豪州ASEAN諸国インド欧州諸国など、自由民主主義基本的人権法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携しながら、地球儀俯瞰する視点で、積極的外交を展開してまいります

 (略)

 日本中国は、地域平和繁栄に大きな責任を持つ、切っても切れない関係です。昨年十一月、習近平国家主席首脳会談を行って、戦略的互恵関係原則確認し、関係改善に向けて大きな一歩を踏み出しました。今後、様々なレベル対話を深めながら、大局的な観点から安定的な友好関係を発展させ、国際社会の期待に応えてまいります


2016年 施政方針演説

中国平和的な台頭」というフレーズが出て来ます

 地球儀を大きく俯瞰しながら、積極的平和外交経済外交を展開する。そして、アジアから環太平洋地域に及ぶ、この地域平和繁栄を、確固たるものとしていく。日本こそがその牽引役であり、私たちはその大きな責任果たしていかなければなりません。

 そのことが、我が国自身平和を守り、更なる繁栄を築く道である。そう確信しております

 自由民主主義基本的人権法の支配といった基本的価値を共有する国々との連携を、一層深めます

 ASEAN豪州インド欧州とは、これまでも戦略的パートナーとしてその絆を深めてきました。この協力関係を、より広く、より深く、強化してまいります

 (略)

 中国平和的な台頭は、日本にとっても、世界にとっても、大きなチャンスです。戦略的互恵関係原則の下、関係改善の流れを一層強化しま地域平和繁栄に大きな責任を持つ日中両国が、大局的な観点から安定的に友好関係を発展させることで、国際社会の期待に応えてまいります


2017年 施政方針演説

まだ短めですね(中国にあまり興味が無かった時期なのかな?)

 自由民主主義人権法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携する。

 ASEAN豪州インドといった諸国と手を携え、アジア環太平洋地域からインド洋に及ぶ、この地域平和繁栄を確固たるものとしてまいります

 (略)

 日本から東シナ海南シナ海に至る地域では緊張が高まり我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています地域平和と安定のため、近隣諸国との関係改善積極的に進めてまいります

 (略)

 本年、日中サミット我が国で開催し、経済環境防災など幅広い分野で、地域レベルの協力を強化します。

 (略)

 中国平和的発展を歓迎します。地域平和繁栄に大きな責任を有することを、共に自覚し、本年の日中国交正常化四十五周年、来年日中平和友好条約締結四十周年という節目を迎える、この機を捉え、戦略的互恵関係原則の下、大局的な観点から共に努力を重ね、関係改善を進めます


2018年 施政方針演説

2014年からあった「関係改善」というフレーズが無くなり、「日中関係を新たな段階へ」になりました(関係改善は終了したという認識かな?)

中国とも協力して、増大するアジアインフラ需要に応えていきます」とも述べています。「一帯一路」への協力が盛り込まれています

 自由民主主義人権法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携する。米国はもとより、欧州ASEAN豪州インドといった諸国と手を携えアジア環太平洋地域からインド洋に及ぶ、この地域平和繁栄を確固たるものとしてまいります

 太平洋からインド洋に至る広大な海。古来この地域の人々は、広く自由な海を舞台に豊かさと繁栄享受してきました。航行の自由法の支配はその礎であります。この海を将来にわたって、全ての人に分け隔てなく平和繁栄をもたらす公共財としなければなりません。自由で開かれたインド太平洋戦略推し進めます

 この大きな方向性の下で、中国とも協力して、増大するアジアインフラ需要に応えていきます日本中国は、地域平和繁栄に大きな責任を持つ、切っても切れない関係にあります。大局的な観点から安定的に友好関係を発展させることで、国際社会の期待に応えてまいります

 本年は日中平和友好条約締結四十周年という大きな節目に当たります経済文化観光スポーツ、あらゆるレベル日中両国民の交流を飛躍的に強化します。早期に日中サミットを開催し、李克強首相日本にお迎えします。そして、私が適切な時期に訪中し、習近平国家主席にもできるだけ早期に日本訪問していただく。ハイレベルな往来を深めることで、日中関係を新たな段階へと押し上げてまいります


2019年 施政方針演説

日中関係は完全に正常な軌道へと戻りました」と、2014年からの「改善」が完全に終了したこと宣言しました。

それを裏付けるように、2014年から続いていた「豪州ASEAN諸国インド欧州諸国など、自由民主主義基本的人権法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携」が消えました。

さらに、「これまでの発想にとらわれない、新しい時代の近隣外交」というフレーズが出て来ています。明確に外交姿勢の転換を示しています(cf.「これまでのお約束と異なる新しい判断」)。

 昨年秋の訪中によって、日中関係は完全に正常な軌道へと戻りました。「国際スタンダードの下で競争から協調へ」、「互いに脅威とはならない」、そして「自由で公正な貿易体制を共に発展させていく」。習近平主席確認した、今後の両国の道しるべとなる三つの原則の上に、首脳間の往来を重ね、政治経済文化スポーツ青少年交流をはじめ、あらゆる分野、国民レベルでの交流を深めながら、日中関係を新たな段階へと押し上げてまいります

 北東アジアを真に安定した平和繁栄の地にするため、これまでの発想にとらわれない新しい時代の近隣外交を力強く展開いたします。

 (略)

 そして、インドから太平洋へと至る広大な海と空を、これからも、国の大小にかかわらず、全ての国に恩恵をもたらす平和繁栄の基盤とする。このビジョンを共有する全ての国々と力を合わせ、日本は、自由で開かれたインド太平洋を築き上げてまいります

2018-12-17

コネの力について。時給10000円、年25回の無料国内旅行というお仕事

私の話ではない。

いわゆる上級官僚天下り先の仕事の一例として、たまたま知ったことだ。

また、コネの力と言っても「コネの力でイージーモード人生を手に入れた」ではなく「コネの力があると人生イージーモードにできる」が近い。

誰かから得た力ではなく、自分が持っている必要がある。

某切り込み隊長が「コネってのを誰からに気に入られると人生イージーモードになる仕組みである勘違いしている輩が多い」と言っていたが、その意味が飲み込めた。

しかし、やはりモヤッとしたもの払拭しきれないので吐き出させてもらいたい。

特定を避けるため適当にぼかすが、具体的にはこうだ。

天下りを受け入れる会社ビジネス一例

とある公共財産を社会的に役立つ形で活用したビジネスをしている会社がある。ちなみに創業者は元官僚とかではない。賢い人っているものだ。

さて、腐っている公共財産が役に立ち、税外収入を産むとなると基本的自治体も断る理由はないのだが、下記のような問題がある


飛び込み営業が例えば県の部長クラスに「いい話があるんですよ!」で会ってもらえるか。

また「あの話どうなりました?滞ってないですよね?」なんて話ができるか。答えはNO(らしい)

「だれの損にもならず」「理屈としては誰が話しても推進する話」なのだが、まず話の場を設ける、それを継続的に設けるためにコネの力が必要だということだ。

そこで知人の登場である。彼は全国の地方公務員に知己がいる。というより多くは元部下、または元部下の部下だ。

そりゃ話聞くよね。

官僚天下りってなんのために受け入れてるんだよ、て、これだよ。なるほどね。


時給10000円のお仕事

さて、時給10000円のお仕事の内約はこうだ。

およその労働時間は1500時間(話から推定)程度なので年収は1500万ほどになる。

ちなみに彼の退官前の官僚ランクからすると天下り先の給与はやや高めらしい。

年180日ほど、1日8時間都内一等地オフィス

全国のプロジェクト進捗を確認する。

滞ってる、または新しい開拓先があればそこに務める知人をリストアップ県内行事などを確認した上でアポを取る。

出張の日程、経費は完全に裁量があるらしい。

年50日ほど、1日2時間出張

知人に会い、発破をかける。ついでに部下を紹介してもらいコネを広げる

残り時間観光旅行

もともとあまり旅行好きではなかった彼だが、1年で航空会社上級会員になったと言っていた。コストゼロ、全て経費だ。

別の知人が沖縄往復修行していたのとはエラいいである。

今度一緒に釣りに行く際、ラウンジに入れて貰う予定だ。


これでいいのだ?

いかがだったろう。

「誰が考えても良い話」を「行政の非効率に対して継続的に働きかけることで通せる」のがコネの力の一旦だ。

まさに、彼に類似した人間しかできないことだ。人材有効活用適材適所である

いや、それってなにかどこかおかしいんだけど。

同時にこの類のコネが全く通用しない人間社会って、ちょっと想像できない。

2018-10-15

自死を許す風潮

単に追い詰められて死んだ人を赤の他人死体蹴りするのはやめよう程度の人がほとんどだろうけど

生きるということへの無条件の肯定が弱まっているのかなって感じる。

物質的に死なないでいるだけなら多少簡単になった現代からこそ

「ただ物理的には生きているだけ」という状態が生々しく露出している。

生きる意味目的理由生き甲斐、生きることが大切というのは実のところ全員が手に入れられる公共財ではないと、暗に認めてしまっているのではないだろうか。

2018-09-09

anond:20180909193854

何だかんだいって、配送する部分は一般道という公共財フリーライドしてるだけだから

Amazon専用道路ネットワークを全国に張り巡らせるとかしなきゃ改善しない

2018-08-23

anond:20180823115910

公共財から排除することはできないので

税で動くサービスを受けられない状態っていうのは難しいんですわ

2018-03-09

anond:20180309031306

公共財ゲーム(2006年)

抜粋

まり私たちは中景的な安心感を恋しがりながらも、むりやり一般的な信頼を強要されているわけだ。これは精神的にはかなり辛いものだと思う。それははたして(将来的に)高くつくものなのか、それとも安上がりなのだろうか――つまりわれわれは仮説の中で右往左往してきた。その象徴が前長野県知事だったということだろう――。

http://www.momoti.com/blog/2006/09/post_163.html

2018-03-06

話題漫画村でも、一昨年話題になったマジコンでも、、、

漫画ゲーム特許技術と同じで特殊な財、商品であることが分かってない奴が多過ぎる。

たとえばこういうの。

https://twitter.com/AsobininNoShin/status/965372380016193542

マジコンしろ漫画村にしろ批判されると「貧乏人はゲームをするな/漫画を読むなと言うのか」と言い出す人がいるけれど逆に聞きたい。なぜゲーム漫画なら盗んで良いと思ったのか

あるいは製作にかかわっていない奴が金を掠め取るのは許さんとか。

乞食だとか。


あのね、本来、追加費用なしでコピーできるもの無償で全員が利用することが最適なの。社会的に望ましいの。

盗んで良いと思ったではなく、誰もがタダで使えるところが基本線なのよ。

その上でそれでは製作者が可哀想だし生活していけないと製作活動も行えなくなる、

そもそもゲーム漫画を作ろうとは思わなくなるから、その補償として著作権を与えて

利益を得られるようにしているわけ。

所詮はそのようなものから無償で全員が利用することが最適という基本線と

著作権を出来るだけ強くして製作者の独占権を確立することとはどっちも主張される

べきものなわけ。そしてそのバランスを取りつつ法律が決まる。

著作権というのは神授されたものでも何でもないわけよ。

無償で全員が利用できることが当たり前、タダで読めて当たり前、

そういった主張をする人がいないとむしろ社会的に望ましいバランスの取れた法律にならないの。

こういったことくらい知ってから議論して欲しいな。

実際、著作権特許について政府議論する時はそういったことも踏まえている。

それなのに盗っ人だとか外れた正義感で言ったりする人が多過ぎる。

たとえば漫画と同じ情報財たる特許での議論の例。

http://www.jftc.go.jp/cprc/reports/index.files/cr0103.pdf

技術情報財であり,普及すればするほど経済厚生が改善されるという意味公共財的な側面を持つ。一方,その供給(開発)は民間によるので,一定の独占的使用権を認めて供給(開発)の誘因を与えないと,市場では供給されない。普及の利益ためには無償で誰でも利用可能にした方がよいが,供給のためには開発者一定の独占権を認める必要がある。このバランスの最適点を探すのが,技術開発があるときの厚生問題の焦点であり,これについては特に特許制度の在り方を中心にかなりの検討が積み重ねられてきている。

もちろん、今ある制度違反して違法ダウンロードアップロードをすることは許されない。

でも貧乏人だろうが金持ちだろうが、タダで読ませろと主張することは何もおかしくないんだよ。それは乞食行為じゃない。

ミッキーマウス延命を笑うのと同じがままに保護年数をもっと短くして数年で読み放題にしろとか、頒布権についてはもっと弱めろとか、電子出版権なんてなくせとか、色々と言って良いし言うべきなんだ。

2018-02-21

anond:20180220191254

かに情報財は競合性排除性が低い公共財に近しい性質を持ってるが、特許法で認められる知的財産権著作権法で認められる知的財産権質的にかなり違う物だからいっしょくたに考えるのは危険では?

人は知識を用いて道具を作り、生活を向上させてきたことを考えれば、技術の普及が社会を発展させるのは確かだろう。しか漫画ゲームのような著作物と呼ばれる情報知識ではない。人は著作物を用いて生活を向上させる物を産み出すことはできるのだろうか?

ようするに「ごんぎつね」(著作物)と「物を擦り合わせると擦った部分の温度が上が」(技術)とは違う情報財だと思うんだけど元増田はどう考えてる?

2018-02-20

話題漫画村でも、一昨年話題になったマジコンでも、、、

漫画ゲーム特許技術と同じで特殊な財、商品であることが分かってない奴が多過ぎる。

たとえばこういうの。

https://twitter.com/AsobininNoShin/status/965372380016193542

マジコンしろ漫画村にしろ批判されると「貧乏人はゲームをするな/漫画を読むなと言うのか」と言い出す人がいるけれど逆に聞きたい。なぜゲーム漫画なら盗んで良いと思ったのか

あるいは製作にかかわっていない奴が金を掠め取るのは許さんとか。

乞食だとか。


あのね、本来、追加費用なしでコピーできるもの無償で全員が利用することが最適なの。漫画であれ技術であれ、それが社会的に望ましいの。

盗んで良いと思ったではなく、誰もがタダで使えるところが基本線なのよ。

その上でそれでは製作者が可哀想だし生活していけないと製作活動も行えなくなる、

そもそもゲーム漫画を作ろうとは思わなくなるから、その補償として著作権を与えて

利益を得られるようにしているわけ。

所詮はそのようなものから無償で全員が利用することが最適という基本線と

著作権を出来るだけ強くして製作者の独占権を確立することとはどっちも主張される

べきものなわけ。そしてそのバランスを取りつつ法律が決まる。

著作権というのは神授されたものでも何でもないわけよ。

無償で全員が利用できることが当たり前、タダで読めて当たり前、

そういった主張をする人がいないとむしろ社会的に望ましいバランスの取れた法律にならないの。

こういったことくらい知ってから議論して欲しいな。

実際、著作権特許について政府議論する時はそういったことも踏まえている。

それなのに盗っ人だとか外れた正義感で言ったりする人が多過ぎる。

たとえば漫画と同じ情報財たる特許での議論の例。

http://www.jftc.go.jp/cprc/reports/index.files/cr0103.pdf

技術情報財であり,普及すればするほど経済厚生が改善されるという意味公共財的な側面を持つ。一方,その供給(開発)は民間によるので,一定の独占的使用権を認めて供給(開発)の誘因を与えないと,市場では供給されない。普及の利益ためには無償で誰でも利用可能にした方がよいが,供給のためには開発者一定の独占権を認める必要がある。このバランスの最適点を探すのが,技術開発があるときの厚生問題の焦点であり,これについては特に特許制度の在り方を中心にかなりの検討が積み重ねられてきている。

もちろん、今ある制度違反して違法ダウンロードアップロードをすることは許されない。

でも貧乏人だろうが金持ちだろうが、タダで読ませろと主張することは何もおかしくないんだよ。それは乞食行為じゃない。

ミッキーマウス延命を笑うのと同じがままに保護年数をもっと短くして数年で読み放題にしろとか、頒布権についてはもっと弱めろとか、電子出版権なんてなくせとか、色々と言って良いし言うべきなんだ。

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