はてなキーワード: みかん畑とは
かくいう増田の家も街の端っこにある
家の裏は性悪な地主おじさんが雑に管理してる、木も生えてる竹藪なんだか竹も生えてる雑木林なんだか分からん敷地がある
近所の池のそばを通るとウシガエルが鳴いてる(子供の時は苦手だった)
季節によって麦畑とか綺麗な緑の田んぼとか黄金色の田んぼとかみかん畑とかが見える
雨の後は遠くの山の稜線が綺麗に見える
車で10分圏内ならスーパー6つ、ドラスト5つ、スタバが1つある
病院はよくある○○科なら大体ある
デカいレース?とかやる競馬場はある(そういう日は道がクソ混むのが嫌だけど街の道路整備とかに補助金みたいなの出してくれてるっぽいからあんまり文句言えない)
ファストフードとか丼もののお店とかファミレスとか、そういうよくあるチェーン店は割とある
個人経営の珈琲が美味しい喫茶店とか石窯のあるカフェとかインドカレーや中華以外の外国料理のお店もある(都心の飲食店ガチャで場所代マシマシみたいな値段と味のとこを引くよりは満足できる)
本屋はTSUTAYA系のやつができて他の店は駆逐された(他の店は品揃え悪かったから別にいいやって感じ)
いちおう跡地とか城趾はあるけど敷地?があるだけなのであまりランドマーク感はない
あと変な名前だと思ってた地名は江戸時代初期からあったものだったりする
同じ時期から残ってる市内の別の地名のついた神社にはちょっと危ない伝統神事みたいなのがある(住んでる場所から離れてるから増田は直接関わりを持ってないけど、その出身の人には神事経験者もいる。危ないのによくやるな〜すごいな〜って思ってる)
他にも○○街道で昔は宿場だったのかな?って感じの地名とかある
なんで分かるのかっていうと、俺が出勤するといつも俺の席だけ強烈なファブリーズ臭がするから。
こないだ試しにいつも外回りに使っている革靴(自分でもわかるレベルで臭い)を職場の共用靴箱(スリッパにはきかえる時に使う)に入れっぱにしたまま有休をとったら、信じられないレベルでファブリーズ臭がした。
その匂いでハッキリした。
誰かが俺の机周辺にファブリーズを撒いている、と。
何故ならそのファブリーズは柑橘系の匂いがして、その匂いがいつも俺の周囲に漂わされていたものと全く一緒だったからだ。
誰だ?
俺の机をみかん畑にしているのは。
誰だ?
俺が昼飯を食うたびにファブリーズを椅子に振りまいているのは?
許せない。
直接臭いというだけならまだしも、ファブリーズまみれの空気で生活させるなんて。
あんな身体に悪そうな匂いを毎日嗅がされているせいで、俺はすっかり柑橘類が食えなくなりつつある。
最近は身体の調子が悪くなってきた気がするし、前にもまして俺の身体が臭くなってきたような気もする。
お前らがやっているのはナチスと何も変わらない。
逆スメハラだ。
スメルハラスメントと逆スメルハラスメントの争いの果てにあるのは、法廷だけだぞ。
いい加減やめろ。
今すぐそのファブリーズをやめろ。
他に道はない。
むかしむかし、ある海辺の小さな村に、みかんの木を育てているおじいさんが居ました。
その頃はまだ、みかんの木を育てているのは、そのおじいさんだけでしたが、
そのみかんの木から採れるみかんは、とてもおいしく、村で評判でした。
ある秋の日、おじいさんは、実ったみかんを、遠くの街の市場に持って行きました。
おじいさんのみかんはたちまち評判になり、とても高い値段で取引されるようになりました。
喜んだお爺さんは、それからせっせとみかんを市場に持っていくようになりました。
ひと冬が終わって、春が来るころには、おじいさんは、家を建て替えられるほどのお金を儲けて、
たいへんなお金持ちになっていました。
村の人々は皆、おじいさんを羨みました。
「いいなぁ、僕もみかんを育てて街で売って、お金持ちになりたいなぁ」
そういう人たちに、おじいさんは快く協力し、みかんの木の育て方を教えました。
やがて村じゅうの畑や山が、どこもかしこもみかんの木だらけになりました。
みかんの木は、植えてから、実を付け始めるまでに、なんと20年間も世話して育てなければならないのです。
みかんの木を植えた後、20年もの間、周りの草を抜いたり、水や肥料をやったり、
害虫を駆除したりしなくてはなりません。でも、その間、みかんは実らないので、
その間、おじいさんは、毎年みかんを売って、ますます儲ける事ができましたが、
それを見て真似してみかんを植えた人は、前よりも貧しくなってしまいました。
「でも、みかんが実り始めるまでの辛抱だ。みかんが実り始めたら、きっと金持ちになれるぞ。がんばろう!」
やがて20年が経ちました。おじいさんの真似をしてみかんを育て始めた人々のみかん畑にも、
やっとみかんが実り始めました。
「やった、みかんが実ったぞ。どれどれ、1つ食べてみよう」
そうすると、困った事がわかりました。最初のおじいさんと同じように美味しいみかんができる畑もありましたが、
半分ほどの畑では、食べられないほど酸っぱいみかんばかりだったのです。
最初は、それぞれの農家が、それぞれ箱に詰めて、遠くの街の市場に持って行きました。
おいしいみかんは高く売れますが、酸っぱいみかんは誰も買ってくれません。
20年もかけて、頑張って我慢してみかんの木を育ててきたのに、すっぱいみかんしか実らなかった農家は散々です。
「これじゃぁあんまりだ。20年も頑張って来たのに、結果がこれじゃぁ、可哀そう過ぎる」
そういう訳で、村のみんなで集まって、どうすれば良いか相談しました。
「おいしいみかんが出来たのも、酸っぱいみかんになってしまったのも、運のようなものだ。一緒に同じように頑張ってきた事に違いは無い。
そういう話になりました。
さっそく、次の日から、おいしいみかんと酸っぱいみかんを混ぜて、市場に持って行きました。
市場ではどんな値段で売れるでしょう?
おいしいみかんと同じ値段で売れるでしょうか?
おいしいみかんと、酸っぱいみかんの中間の値段になるでしょうか?
残念ながら、結果は最悪でした。味見で酸っぱいみかんが混ざっている事に気が付いた客は、
すっぱいみかんと同じ値段でしか買ってくれなくなってしまったのです。
村ではまた話し合いました。
「味見をする客は、箱の上の方のみかんしか味見しない。だから、箱の下の方に酸っぱいみかんを入れて、上の方においしいみかんを入れれば、
早速、試してみました。
最初の日は、とてもうまくいきました。味見をしたみかんがどれもおいしかったので、客はおいしいみかんの高い値段で全部買ってくれました。
でも、次の日には散々でした。下の方には酸っぱいみかんが入っている事に気が付いた客から、クレームが殺到しました。
その悪評は、またたくまに広まり、その村は信用を失ってしまいました。
それ以降、その村のみかんをまともな値段で買ってくれる人は誰も居なくなってしまいました。
村の悪評のせいで、どうやっても高い値段で売れなくなってしまったので、村の人々はだんだんと諦めて、みかんの木を育てる事をやめてしまいました。
いったい、何がいけなかったのでしょう?どうすればよかったのでしょう?
そして、最後までみかんを育てていたのは、結局、あの、おじいさんだけでしたとさ。