はてなキーワード: 落ち葉とは
ラッシュデュエルという遊戯王OCGの派生カードゲームに登場するモンスターで、今放送されているアニメ(ゴーラッシュ)の主人公ユウディアスが使用しているカードの一つでもある。
作中ではユウディアスの初めてのデュエルでのフィニッシャーでもあり、彼に自分にそっくりと言われている等関係性に布石が打たれている…
そもそもゴーラッシュは主人公のデュエルがあまりにも少なすぎるので、ユウディアスがデュエルをしない→ライナックが出てこない→出番が減る…
という状態が長らく続いている。
出てきてすぐやられたり、超速で強いモンスター出すための素材にされたりなんだかなという描写があるし、最近に至ってはとうとうユウディアスがデュエルをしていない。主人公だよね?
一方ラッシュデュエルでは、ライナックをサポートする『トランザム』モンスター達やデュエルディスクの特典に新しいトランザム・ライナックがいる等、少しずつではあるが関連カードが増えてきている。
アニメとカードの展開にかなり差があるので、活躍できそうな場面があるのに全然出番がないという状態。
ライナック以外のトランザムモンスター達もアニメで一切出番が無いし…。(一応カードだけ映った場面は2回くらいある)
主人公の使うカードだから出番もいっぱいもらえるかな、など放送前は色々考えていたが現実が厳しすぎる。
出番が無かったら販促もされないし、カードゲームは触れずアニメだけ見ている層にも注目されにくい。
宇宙人の雰囲気と侍・武士の和の要素を掛け合わせた独特のキャラデザインが好きなんだけどなあ…
EDの一枚絵でユウディアスがライナックの落ち葉アート作っていたものも好きなんだけどなあ…
とかそんな事を日頃考えている。
ホームレス関連の投稿がバズっているので、ホームレス経験者の俺が思い出を語るぞ!!
https://anond.hatelabo.jp/20221120222034
「ホームレス?今は福祉が充実しているから好きでやってるんじゃないの?」
「結局ドヤ(安宿)で寝れるからそんなにつらくないんじゃない?」
「実際気楽なんでしょ?」
という声を聞くので、全部答えるぞ!!!
ではまず睡眠編!!
ダンボールが快適なのはガチ。「家電製品に使われるダンボールは二重になっているからより快適」という情報が一部であるが、それはウソ。無尽蔵にあるダンボールを重ねれば良いだけなので、元から二重なのかどうかはほとんど関係がない。たまにペラペラのダンボールだと重ねても地面の冷たさが伝わってくるが、より重ねてダンボールのミルフィーユにすれば地面の冷たさは回避できる。逆に言うと地面の冷たさを回避できれば割と勝ち。毛布は配布している人がいるので、もらおうと思えばいくらでももらえるが、2枚あれば十分。
寝るときに聞こえる若者が怖いのも、これはガチ!!いや警察なんかは全く怖くないのよ。むしろほとんどかまってくれない。若者がホームレスを襲撃する事件はたまに起きるのでリアルガチで怖い。ちなみにホームレスじゃなくとも、浜辺でキャンプしている人なんかが馬鹿な若者に襲撃されたりする。人が寝てると若者は襲撃したくなるらしい。
「冬の寒さがきつそう」と思ってるお前!!解像度低いぞ!!!よく考えてみろ。冬は着ればなんとかなる。夏はどうにもならないんだぞ。死ぬぞ。あと体中が痒くなって死にそうになる。寝床のタオルケットも秒で臭くなるので寝る前に鼻を慣らさないといけない。夏はまじできつい。夏 is 地獄。ホームレスが100人いたら99人は夏のほうが地獄って答えるぞ!!!一応補足として言っておくと、冬も寒くて死ぬほどつらい!!起きたら枕元の飲み水が凍ってて飲めないとかな。冬は楽という誤解を与えたらごめんな!!
「ドヤ?宿?雨風しのげるところで安く寝れるんでしょ?」YES高須クリニック!!!大体1000円前後のところが多い。広さは1畳強からせいぜい3畳くらい。テレビがついてるところも多い。エアコンもあるにはあるが、隣の部屋と共通になってる(エアコンの正面にベニヤを立てて二部屋に分けてる)ことがあるので、あまり好き勝手にエアコンは操作できない。しかし俺が言いたいのはここからだ!!安宿あるからいいじゃんと思ってるそこのお前!!!ドヤの部屋はなぁ!!!くっっっっせえのよ!!!!いやマジ。カビなのかわからんけど黒ずんでるし、人の脂で黄ばんでるし。常識的に考えて、一泊800円の宿が布団を毎回洗濯していると思う?いやしてるところはしてるけど、5000回くらいは洗ってるからボッロボロよ。しらんけどダニもいるんじゃないか。でもなんか今画像検索したら結構きれいな感じになってるな・・・。画像だと匂いが無いからキレイに見えるのか、昔と違ってドヤも清潔になってきたのかはわからん。以前のドヤは他人の靴下で寝るようなところだった。
確かに福祉は充実してる。これはガチ。多分今職を失ってすっからかんになっても、なんやかんやでうまくやればタダでアパート住めるし生活保護費も振り込まれるでしょう。うまくやればな!!!
あのですね、「貧すれば鈍する」、これも本当にガチなのよ。金が無いとそのことで頭がいっぱいで、福祉の窓口に行こうだとか保険だとかなんだとかってのに頭が回らんのよ。正確に言うと金が無い時というよりは金が消えてく過程だな。完全に金が無くなったらどうでも良くなって暇な時間増えるから福祉にたどり着ける。しかしそうなってない状態は、元記事にもある通り、「残高は自分の寿命」のように思えるのよ。だって金がない状態で生きたことないのに、金がなくなるんだぞ。そら心配するやろ。そのことで頭いっぱいになるだろ。一日あたりいくらあれば生きられるのか日割り計算して、スーパーで売ってる中で一番カロリーを安く確保できるのは何か探す。これで精一杯よ。だってそもそも、そういう状況に陥ってるってことは、病気とか何かしらで働けてないということだぞ。単に馬鹿なだけなら福祉にたどり着けるが、それなりに働いてた人がホームレスに落ちる過程というのは、思考力は常人の10/1になってるからたどり着くべきところにたどり着けない。ガチ。
貯金が100万あればしばらく生きていける。収入無しで10万切ったらどうする?日割り計算するんじゃないか?寿命が見えてくるよな??1万円切ったら酸素が薄くなってきて寿命寸前よ。今の社会の人間はな、所持金10万円以上持っていた人が10万円以下になると酸素が急激に薄くなるようにできてるのよ。そんな酸素薄い状態の人に、酸素いっぱい吸っている人が「雇用保険が云々、傷病手当金が云々」って、そんな漢字ばっかりの文字を理解できると思うのか???思うならそうなんだろう、お前の中ではな!!!
日銭は結構稼げる。福祉としてホームレスに直接金を配るわけにはいかないが、放置もできないということで、くっっっそ簡単な仕事で高時給な仕事がホームレスに割り当てられたりする。ホームレス特権じゃ!!例えば公園の掃き掃除とかな。あれ誰もちゃんと掃除しているかチェックしてないぞ。どうせ風吹いたらまた落ち葉出てくるし。池の掃除とかもあったけど、池に入る装備も掃除グッズも全くなんもねえwwwってときあった。なんにもしなくてお金ゲット。空き缶拾いはもう先輩がやっててテリトリーできてるからやらない。結構大変らしい。体が動くやつなら手配師に言えばその日払いの仕事をくれる。ただし朝早いから早く手配師のところにいけ。仕事にあぶれたら同じように仕事にあぶれたおっちゃんが朝から酒盛りしてるから真似すればOK。ホームレスの全財産は、金持ってる人なら10万円以上、なければ0から1万円くらい。意外と金持ってるように見えるか?そうか?お前の全財産が10万円で家も無いのに「意外とお金持ってるね」って思われたらどう感じるんだ??
ご飯事情。団体や教会が配ってくれるのもあるし、普通に自分で買う。鯉釣って食うみたいなのは割とレアキャラよ。福祉の人たちが配っているやつも教会も、誰でも食える。あんまりきれいな身なりをしていると「あなた本当に困窮しているの?」と聞くこともあるようだが、まぁめったに無い。教会もうるさいこと言わない。なぜならあまり小うるさいこと言ってきたらホームレスは別のご飯くれる団体のところに行くだけだからwww教会も教会で、多少は貧困層にご飯食わせてるという事実が欲しいわけだから、結構客商売みたいなところはある。だから牧師さんは信仰に尽くそうと布教みたいなことすると、貧困者に飯を与えて救ってるという事実を失うわけで、まぁ忠ならんと欲すれば孝ならずみたいな状態だったりする。ホームレスは都合よく「持ちつ持たれつ」みたいな解釈しちゃってるけどな。まぁいいけど。
ホームレスはキツイぞ。みんな生まれた瞬間はホームレスじゃないんだ。みんな学校行って友達と遊んで多少は働いたりの経験をしてからホームレスになるのよ。そこわかってる?金がなくなる過程がきついと書いたが、同じようにホームレスになる過程もめっっちゃきつい。まともに働いていた人がホームレスになるとき、どう思うと思う?「社会に迷惑かけてごめんなさい」だよ。嘘だと思うだろ?マジだぞ。みんな最初はそう思う。原罪を背負うかのごとく罪の意識に悩まされる。大通りを歩くのが心苦しいし、太陽を浴びることも心苦しい瞬間があるんだよ。ま、3日もすれば日常になる。
縦社会というのは半分ウソで半分本当だ。ホームレスにはっきりとしたシマは無いものの、ぼんやりと「主」みたいな人はいる。そういう人がその公園やなんかの雰囲気を作ってることはある。食べる時間とかは別に自由なんだけど、なんとなく会話の中心にいるとか、連絡係になってるみたいな人いるよな。別に偉いとかじゃないんだけどさ。何の話だっけ、そうそう縦社会の話。まぁ普段は何も無いんだけど、主みたいな人は警察や役所なんかの人も話を通しやすいんで、たまに「○月△日までに撤去いただけませんか」みたいな話をしてくる。山狩りとかいうやつ。どうせすぐ戻るし警察も容認してるけど。あんな感じのイベントは主経由なので偉い人に見える。あと新規ホームレスの管理。これは役所だかがかなり真面目に把握してて、ご新規さんはすぐ察知される。察知されたから捕まえるとかじゃなくて、ご飯を用意したり事情聴いて住宅用意してくれたりする。ありがてえありがてえ!ま、その住宅も周りみんなホームレスだから住環境最悪で出てくる人多いけどな。夜にずっと奇声出すとか廊下でうんこするやつとかいるぞ。
ホームレスが気楽か?まぁ気楽といえば気楽。慣れればね。慣れるまではキツイ。何がキツイか改めて考えると、やっぱりニオイがキツイ。人の便所サンダルを敷き詰めた部屋で生活できるか?できないだろ?シャワー浴びてすっきりして化粧水塗って電動歯ブラシで歯磨きする清潔な暮らしなんかと完全に無縁だぞ。あ、歯医者はタダでたまに連れてってくれるから口内環境は実はそんなに悪くないけど(ありがてえありがてえ!)。ニオイ以外だと、人間関係が気になるよな、みんな。基本的にはいい人が多い。意外やろ?でもホームレスという環境にいる人達として、戦友みたいな気持ちがほんの少しだけある。攻撃的な人もいるというのはホームレスに限らずどのコミュニティでも一緒。外部の人(手配師や福祉ビジネスするヤクザ)は嫌われてる。俺らから搾取すんなよってな。でも孤独になるとあいつらが頼りがいある存在に見えてくるから頼ってしまう。
ちなみに補足なんだが、社会人がホームレスに堕ちることを、人間の底辺にたどり着くからか「底付き」とかいう人がネットでたまにいるが、本人や福祉に関わる人は全くそんな言葉使わない。というか底付きという言葉すら知らんぞ。依存症の何かしらの言葉のようだが、まぁ混同してホームレスにも使っているのだろう。
今回はこんな感じにしとくか!!!ちなみに俺はもうホームレスじゃないぞ!!!!
Q 先生質問!メンヘラのホームレスはいますか?生活保護がおりるのかな?
A メンヘラめっちゃいるぞ!!!そらいるよ。というかホームレスの精神疾患率やばいぞ。気楽そうに見えてみんな死にたいって思ってるぞ。リアルガチで。
だってな、昔の友人も親も親戚も兄弟も元同僚も、みーーーんな自分よりいい仕事していい生活してるんだぞ。自分が胸を張れる場所が世の中のどこにもないんだぞ。いつもいつも後ろ指指されて、安酒飲んで、くっっせえ住環境で生きてるわけよ。ホームレスになってしまったからにはやっぱり事業に失敗とか病気(それこそメンタル系が多いな)とかを抱えてるわけでさ、なるべく正面からは考えないようにしてるけど悲しいのよ。できることならいい仕事して家族と過ごして美味しいもん食べて浮気なんかもしちゃって、みたいな生活に憧れてるのよ。実際問題、ホームレスの保護については金銭問題だけじゃなく精神疾患率の高さの問題もあるな。ただガチのメンヘラは精神病院に強制的に連れて行かれるから在野のホームレスにはそんなにいない。人間嫌いとか鬱とかそんなもん。あ、メンヘラでも生活保護おります。人間やぞ。
A 仕事したから。それに尽きる。今回は特別にもうちょっと解像度高くしよう!ぶっちゃけるとホームレスから抜け出そうという意思があれば翌日くらいには脱出できる。肉体労働できる身体ならな!ガラ(瓦礫)を人力で運ぶ仕事とか、あとは手壊しといって機械が入れない場所を解体したいときなんかに作業員入れて手で破壊するのよ。破壊する作業はアホでも筋肉あればできるから手配師に聞けば即日か翌日にはいけるぞ。場所にもよるけど住み込みのもあるから覚悟決めればその日にホームレス脱出だ!給料は結構いい。多分素人でも一ヶ月働けば20万は超えるし、しばらく働けば月収30万は超える。
なに!?肉体労働はしたくない!?わかったわかった、肉体労働以外のルートを教えよう。まず炊き出しにいって炊き出しにしてる人たちに仕事を探していることを言うんだ!!するとあっちはめっっっっちゃ手厚く教えてくれる。仕事の紹介もあるし、必要な窓口も紹介してくれる。自分で直接福祉課に行くより炊き出しの方々経由で行ったほうが100倍話がスムーズだ!仕事は工場で食品トレイ作るみたいなそんなやつが多い。エクセル使えるならそういう仕事にも多分すぐありつける。住所がなくて心配だろうが、そんなこともあろうかと思って福祉の人が準備金みたいなの貸してくれる(というかくれる)。皆様の税金を使ってホームレスを一見まっとうな人間に仕立て上げてくれるのだ!!!!ま、実際は雇う側も結構わかってて、元ホームレスとわかってても社会貢献みたいな気持ちで雇ってくれてたりする。まぁそんなわけで働く気があるなら秒速で脱出できるからあんま心配すんな!!!
Q よく荷物置いて主がいなくなってるけど 他のホームレスに盗まれたりしないの?
A 盗まれることもある!!でも前提として、ホームレスの荷物盗もうとする一般人はいない!!そしてホームレスの荷物盗むホームレスはいじめにあったりするからあんまりやらない。あと盗むといっても「借りる」みたいな感覚で悪気なく持っていってしまう人もいる!!基本的にはホームレス界隈にも秩序があってあんまりめちゃくちゃなやつは意外といないぞ!!!
Q そういう簡単に見つかる仕事って、受け子とか出し子みたいな犯罪がらみだったりしないの?
A 就労支援など各種福祉団体経由なら犯罪の仕事は無いッッッ!!!ま、やろうと思えば受け子みたいな仕事にもありつける。手配師ではないんだけど貧困層から搾取ビジネスやってるやつがホームレス界隈をうろちょろしてて、そういうやつは大抵バックに怪しい組織がいたりする。しかし受け子みたいな仕事をしてでも金稼ぎたいって意欲あるやつはホームレス脱出できるから、ホームレス自体はそんなに詐欺などの犯罪には関わってないと思うぞ!!!!
Q どこにでもいるぞ!!!ホームレスいるところに手配師あり。というかホームレス生活してて手配師と全く縁ができないというのは逆に難しい。例えば上野のパンダ橋ってあるやろ?あそことかいるぞ。今もいるんじゃないかな。会いたいなら朝早くいけ!!!5時なら大丈夫。その場で日給いくらで肉体労働ありかなしかみたいなの聞かれてOKなら現場に連れてってもらえるぞ!!!送迎付きで快適かと思いきや同乗している人もホームレスだからくっっっせえけどな!!!ちなみに現場はめっちゃ遠いことがしばしばある。千葉とか普通で、福島行ったやつもいる。都内以外の事情は知らんけど地方都市にも絶対手配師はいるはずだ!!!ただ正直手配師にろくなやついないから注意な!!!!
Q 福祉施設に入ったホームレスがその窮屈さに耐えきれずまたホームレスに戻ってしまうと聞いたけどマジ?
A Exactly!!そのとおりでございます!!!アパート用意されて快適オブ快適って思うやろ??wwwそんなwwwことwwwないwwwっw!!!!ホームレスをアパート一棟に詰め込む実験をしてみよう!!!まず既存入居者の縄張り意識がすごくなる。そんで一部の人が徒党組んで新規入居者を追い出そうとする。追い出せば自分たちの快適度が減ることはないからな!!!!というか元ホームレスじゃなくてもシャブ中みたいなどうやっても生きてくの無理やろみたいな人もいるわけで、そういう人たち一緒に生活できるか???すぐうんこ漏らしてくっっせえしな。そんで「はいあなた身体悪いからうちの病院で全身チェックしますよ〜〜」みたいな怪しい人も来るから断り続けないといけないとかあるんだぞ!!!お金もらっても厳しくないか????ただ最近はそういうこともケアしてホームレスなどが一極集中しないよう配慮されてる。だから今は快適なのかもしれない。
A いるぞ!!!レアだけどいる!!!!おばさんもしくはおばあちゃんホームレスな!!!ただ結構レアで、20〜30人に1人いるかどうかってところ。だって女だったらホームレス生活するより支援受けて雨風しのげるところで暮らしたいもんな!!!女ホームレスは少ないんだけど、女ホームレスだけ支援する人がいるんでそういう意味でも支援に繋がりやすい。若い女はホームレスにならずとも稼げるし、漫画喫茶とかを根城にしている人が多いと聞くぞ!!!!あと女ホームレスには2000円とかで売春している人もおるぞ!!!それで稼いでるやつもいてたくましいぞ!!!!罰ゲームとかに使っちゃだめだぞ。人間だから。
日産の宣伝で素人キャンパーが落ち葉だらけの場所で焚き火している写真が「炎上(比喩)」したのを思い出す
とにかく燃える火は危険なものであり、いつでも消せるように準備をするのが人の知恵
花火で遊ぶときはバケツになみなみと満たした水を用意するのが鉄則なように
原則軽くでも穴を掘って地表マイナス数センチの処で実施するのが焚き火の原則と聞いたことがある
穴を掘って燃やすのは、それと同じく、消火のしやすさを確保するという面があるのではないか
水で消すのは難しい場所でも、土砂という不燃物を被せれば消せるというのは火をコントロールしなければならないという実務において大きなメリットであろう
一方で空襲での死体群処理において穴が掘られなかったのは、火をコントロールする必要が乏しかったからではないか(延焼を気にする優先度が低い)
なお自分は女だが子供の頃の交通事故のせいで子を成す器官を部分的に失っている。治療などしたら人工的に産めるかもしれないが、産む気はない。それでも構わないという人と結婚している。養子縁組や治療も一切してない。
もしも自分が五体満足であったもしても、子供を産む選択は絶対しなかったと断言できる。
その理由をここに書いていこうと思う。少子化のリアルな原因が見えてくるかもしれないから。
きょうび、女性に課せられたのは出産子育てたけでなく、+仕事+介護があたりまえとなっている。これは、女性本人が望むと望まざるとに関わらず、一馬力では子育てできない事を意味しているのだろう。
保育施設の前、塾の前、スーパーの中、駅などで子供をつれたお母さんたちを見ることがあるが、皆一様に肌ボロボロ・服は適当。それだけでなく、忙しさのあまりか、子供にキツイ言い方・なにかするたび叱ってばかり。
自分の母親がああだったら、子供心に「自分が邪魔なんだな」と感じてしまうだろう。
先の理由と少し似ているが、鍵っ子で塾通いしている子どもたちは親と接する時間が短すぎる。数少ない親との時間では叱られてばかり。夜遅くまでやってる進学塾なんて虐待の権化でしょ。
友達同士で遊びに行ったりとか、季節の移ろいを感じたりとかもできないんだろうな。帰り道の落ち葉を踏み鳴らして遊んでたら「早く帰るよ💢」って叱られるもんな。
大人になってからも頑張って入った会社で頑張り続けるだけ。一瞬も楽しかった記憶を辿れないんだよ。人生ずっと辛いよ。
辛いことのほうが多い人生を、親の快楽ごときで生み出してはいけないと思う。
競馬や競艇みたいな国営の博打とは違って青天井、一度賭けたら二度と降りられない。障害者になるかも。犯罪者になるかも。健康で普通の大人になっても、ブラック企業で使い潰されるかも。詐欺に合うかも。結婚も自立もできずにこどおじ(おば)になるかも。22歳超えてから「お母さんお父さん助けてくれ」って言われても助けてあげられるか?
そんな最悪の未来だけじゃなくても、進学や習い事にとにかくBETする必要がある。公立の学校で学費が浮いたとたん「オーケストラ部に入りたいからチェロ買って!」とか言われるかもよ。
100万円単位のお金を常にポンと出してやれる環境じゃないと、子どもを大人の勝手な都合で悲しませることになるってこと。そんなの耐えられない。
インドネシアのスタジアムでの暴動で多数の死者が出た事件で、NHKがあたかも暴力が主原因で170人以上が死んだと取れるような報道をしているが
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20221002/k10013845461000.html
はっきり言って間違いだと思う。素手の暴力でこんなに死者は出ない。
一方、雑踏の事故では簡単にこれだけの死者は出る。だからこれは観客席に催涙弾を打ち込んだ警察が原因と思われる。
日本の警察であればこんな事はまず起きない。だがこれは日本スゴイって話じゃない。ちょいと説明しようと思う。
警察は司法権力機関であるだけでなく、行政としても強い権力を持っている。
だから雑踏に関しても命令する権限があって、人が集まるイベントを届け出なくやったりすると怒られるわけだ。
店の外の行列を放置していれば「ちゃんと店員か警備員雇って整理しなさい」と言われるし「○○という有名人が△△に来てる」っていうデマを流して将棋倒し惹起したら逮捕される。
警備業というのは監督官庁が警察になっていて、更に警察官の天下り先でもある。また社長が警察上がりというケースも多い。
元々警備業はボディガードなどから派生して色々な形態の警備を請け負うようになったのだが、実はその前から同様の警備請負をする人士達が居た。右翼である。
右翼はボディガードだけでなく労働運動潰しなども請負い、暴力の行使や時に殺人も行っていた。更に昔の右翼はヤクザと不可分の所も多かった。
昭和30年代にTVで「ザ・ガードマン」というドラマが放送されると雨後の筍のように警備業者が起業されたのだが、ここに右翼/ヤクザ経営の企業舎弟の会社が大量に入り込んでしまったのである。
警備請負というのは暴力からの防御という仕事が多い。それは即ち対抗するための暴力だ。
一方、警察というのは国家という暴力装置の実行装置だ。暴力装置たる所以は暴力の独占であり、警察をコピーした暴力が世間にあってはならない。
また、道路工事での交通規制でも警備員は必要だが、土建業というのはヤクザの企業舎弟が大変に多い分野だった。つまりヤクザの資金源になってしまう。
という事で警備業法というのが施行され、警備業は警察を監督庁とする許認可事業で、前科がある人間の雇用禁止、警備員は法含む研修必須などが定められ、業務が完全に警察の指揮下に置かれたわけだ。
警察の天下り先って事で、利益誘導の面もあって警備業の派遣先が増える結果にもなった。「これやるなら警備員を何人以上配置せよ。その配置図を出せ」って何かにつけて言われるって訳ね。
因みに以上の経緯から警備員の装備というのは厳しく制限されているよ。例えば警察署の前で長い棒をついた私服警官が立ってる事がよくあるが、あれは実は軍隊と同じ立哨で立ち方も決まっている。持っているのは「警杖」なのだが、あれを警備員が持つことは禁止されてる。警棒の長さや形に制限がある為だ。
日本で雑踏事故が少ないのはこういう戦後の経緯の末に、人が集まる事をせんとする場合は警備員の配置と雑踏警備計画を提出させられるからだ。
雑踏警備での鉄則は「一方通行」と「ボトルネックを無くす」である。これは群衆が流体のような動きをするからだ。
一方通行にしない場合にどうなるというと、「クサビが噛み合った状態」になる。
例えば広いところの間にトンネル通路がある場合で、通路の両側から群衆が押し寄せた場合、通路の入口では「通路の半分からはみ出さない」という動機が働きにくいので通路のほぼいっぱいに広がって進行する。
だがこれは反対側でも同じなので、出口付近では人一人くらいの隙間をぬって通る事になる。
これは上から見ると三角形のクサビが噛み合っているような状態になる。効率的には最小化だ。
後ろから押されているので隊列が狭くなると群衆密度が増す。だが人は一定以下では足の歩みが出来ないので押されてやがて転んでしまう。
後ろの人間は前で起きていることが見えないので前にどんどん進行してくる→それらも更に転倒する、となって、転んだ人とのその手前の人間には数百キロ~数トンの圧力がかかり、皆死んでしまう。
これが通路を対面通行にした時に起きる雑踏事故だ。通路は一方通行が鉄則なのはこういう理由だ。
ボトルネックがあった場合は、細くなる手前で群衆圧力が上がる。
更にボトルネック手前の壁に当たった人間は通路に戻ろうとして横から割り込む→圧力が高いので弾き出される、となってそこでグルグル回って出られなくなったりする。まるで落ち葉だ。
でもそうする事でただでさえ高い群衆密度へ割り込まないとならない人が出て局地的に密度が極度に高くなる→転倒事故、あとは上記の例と同じで死亡事故まっしぐらである。
だから「狭くなる」箇所というのは作ってはいけない。狭い場所があったらそのずっと手前からパイロン等で狭い状態が継続した状態にせねばならない。
「ボトルネックを無くす」の類型に「通路をのばす」というのもある。
立体交差する駅で秋葉原駅は階段一本で山手線と総武線ホームが直接行き来出来るのに、武蔵野線南浦和駅はわざわざ遠回りして通路を歩かされる。不合理だと思った事ないだろうか?
これは秋葉原が通勤ラッシュなどを然程考慮してなかった昭和初期の建設、南浦和が痛勤ラッシュ常態後の昭和後期開業である為で雑踏事故対策なのだ。
電車の降車客は波状的なので、長い通路をダラダラ歩かせてそこで客の波を吸収してしまおうという思想だ。
秋葉原では短い階段でホームに直接客が展開してしまい、群衆密度が高い箇所がホームという危険な状態になってしまう。
地下鉄高田馬場駅の改札はホーム端の先にあるが、2004年頃の改築でホーム中ほどから改札への通路を増設した。
出口は一緒だから一見無意味な改造だ。だが長い通路で吸収して階段の手前で滞留する客がホームに溢れるのを軽減する効果があるのだ。
新潟の神社で行きと帰りの初詣客がかちあって滞留状態になった。そこでやがて参道の石垣が崩れて100人以上の死者。
だが石垣だけに問題があったのではなくて、群衆密度が上がりすぎて路肩にせり出し崩壊したものと思われる。
これは一方通行にしていなかったのが主たる原因の例。
列車が遅延し、混雑が激化して日暮里駅の板張り跨線橋の羽目板が客の圧力に負けて崩壊。転落した客13人が電車に轢かれ8人が死亡した事故。
対面クサビ状態とボトルネックの混合と思われる。跨線橋の角に押し込まれた客が流れに戻れず圧力が高くなって壁崩壊。
雑踏事故じゃなくて暴動なのだが、国労動労の順法闘争の為にダイヤが大きく乱れてカチ切れた乗客が駅員をぶん殴る、電車を悉く破壊するなどで収拾が付かなくなって機動隊が動員されて鎮圧。
翌日から他の駅多数で度たび同じ暴動が発生する国電暴動となって東京はカオス状態に。
大混雑と電車がいつ来るか知れないストレスフルな状態の上にアナウンスもせずにいた為に乗客の怒りメーターがレッドゾーン振り切ったの原因。
なのでこれ以降雑踏では拡声器を使ってうるさい程に行列に関する情報を与えろというのが鉄則となった。
数年前に宇崎ちゃん献血ポスター騒動というのがあった。セクハラっぽいポスターを公益性が高い日赤が使うな!という騒動だ。
この騒動は一枚の写真から始まったのだが、このポスターが掲出されていた場所というのは新宿西口のJRと京王の乗り換え通路である。
ここには「新宿駅西口広場イベントコーナー」というのがあり、その対面に「新宿西口献血ルーム」があって、そこに掲出されたポスターだったのだ。
この「新宿駅西口広場イベントコーナー」だが、実はここは1992年頃まで工事用バリケードなどで塞がれた単なる閉鎖区画だった。
照明もなく、ホコリが積もったままで少ない資材が置かれただけの殺伐としたところで、居心地の悪い場所だった。
実はここが封鎖されていたのは「新宿フォークゲリラ」という騒動による。
ここが広くなっているのは1966年竣工の西口立体化時に地下広場として作られたからなのだが1969年に学生中心のベトナム反戦集会、新宿フォークゲリラが開かれ、機動隊が導入されて解散させれらた。この際、広場として整備されたものを東京都は「通路」に変更するという禁じ手も使用(通路=公道の占拠は道交法違反)。
そこに起きたのが国電暴動で、新宿駅でも暴動が発生。「別に反体制学生じゃなくても暴動起こすのかよ!」と頭を抱えた警視庁と東京都は、別にギター持って屯してた連中と暴動は関係なかったが、万一を恐れて乱雑にこの区画を閉鎖してしまった。
時代が下って最早反体制なども流行らなくなり、閉鎖区画のせいで逆に荒んだ状態になっている元地下広場の有効活用として即売会や催事場としての活用をするようになった。
初めはしょぼかったが、やがて政策アピールの掲示や地産フェアなど商売がうまくなり、綺麗な内装もされて有用なイベントスペースとなってきて人の流れも出来てきた。
そこで対面に献血ルームが出来る事になったわけ。
上記のように日本の警察は雑踏事故防止に関しては極めて有能なんだが、その反面「人が集まる事」を嫌いすぎるきらいがある。
広場否定論なんだな。あんまり人が集まるのを封じてしまうと今度は現在のロシアみたいな事になってしまう恐れもある。
で、最近だと東京駅や池袋駅西口、渋谷駅(予定)みたいにロータリーを追い出して広場を作るという方に行政の方がシフトしてきている。
そういう戦後史と行政史の果てに出来たのが「新宿西口献血ルーム」でそこに掲出されたのがあの宇崎ちゃんポスターだったってわけだ。
あの騒動は色々感情的過ぎたが、でも一方でその辺知ってるとアゴラの復活でもあったって訳なんだな。
という訳で、統率されない人間が大量に集合すると雑踏事故が起きるのはデフォルト状態で、警察行政が力を入れて制御してるから日本じゃ事故があまり起きないのだ。
インドネシアのは警察に問題があり、観客席に催涙弾を撃って視界が乏しくなった客がパニックになったらどうやったって雑踏事故になる。観客席は階段状でそこに下り階段があるという構造ゆえ先が見えなくなるから普段でも危険な構造なのだ。インドネシア警察は雑踏警備の監督指導などを普段からしていないのではないか?
1964年にペルーで同じように暴徒に催涙弾を打ち込んで300人以上が死ぬ事故があったので、そういう事例研究をしていないと思われる。
「警察が私らを人間扱いしていない」との被害者のコメントが報じられているが、インドネシア警察は人間扱いと同時に流体扱いをすべきだった。
俺ははてブで男女関係の話題があると、ネット(はてブ含めて)のフェミニストを批判するブコメをよく書いている。割と頻繁に書いてるので、名前を見れば「ああ、こいつか」とはてブのフェミから個別認識されるくらいにはなっている(と、思う。自意識過剰ではなく。たまにIDで粘着されてるし。)
で、よく「女性嫌悪」とか「女性差別主義者」なんて言われて(レッテルを貼られて)るが、別に女性は嫌いではない。日常生活では普通に女性の同僚と接して女性の友人もいるし、結婚して妻もいるし。
俺は「稼ぎは生活に困らない程度あればいい、職業はその生活費を得るために仕方なくやってて、宝くじで3億円あたったら明日にでも今の職場はやめてのんびり働きたい」という意識で、必要以上の労力や時間や神経を仕事にはかけていない。
妻は、内心はどうなのか知らないが、外形的には当直やオンコールを頻繁にやり、日々勉強をしていて自宅の机の周りには専門書籍が散らばり、学会にも精力的に参加し、新しい専門資格(別にとったところで昇給するわけでもないのに)を定期的にとっていて、俺からすれば職業にかける熱意が高い。そして時間外や休日手当をたくさん稼いでて俺より給与が高い。
で、家事は基本は分担だが、ふだんは俺のほうが帰宅が早いので子の保育園への送り迎えは俺がやっていて、それ以外の毎日の家事は、お互いに帰宅時間が近ければほぼ平等に分担している。
が、毎日ではない家事(週に一度ふとんを干したり、家の中の掃除機をかけたり、玄関や車庫や家の塀の前の落ち葉やホコリを掃き掃除したり、庭木に水をあげたり、開いたスペースに新しい苗を植えたり)はほぼ俺がやっている。まあ庭の手入れは半分趣味みたいなもので楽しみながらやってるが、やらなければいけない事ではある。
また、妻が残業で帰りが遅かったり、オンコールや当直で帰りが遅い・翌朝までかえってこない日は、俺がすべての家事をしている。子の料理つくり食べさせ、洗濯機を回して、子を風呂に入れ、一緒に本を読んだり遊んで、歯磨きして寝かしつけ、前日の洗濯もの取り込んで畳んで、今日の洗濯もの干して、保育園の着替えや連絡帳の準備して、とね。
妻が新しい専門医資格を取るにあたって、試験直前の数週間に追い込みで勉強するときなどは、家に帰ったらひたすら専門書を読んでて他に何もしてなかったので、俺が数週間の間ぶっつづけて家事全てをしていた。
こういうわけで、うちでは俺のほうが基本的に家事分担比率が高く、妻のほうが低い。一般的な共働き家庭の妻の立ち位置に俺はいる。
その俺から見ると、ネットのフェミニストの主張は甘えすぎてて、一人前の大人として全く自立できてないようにみえる。
そのくせ、口先では「女性の権利」「平等」「私たちは差別されている」と被害者意識ばかり大きく、自意識だけ肥大してそれを自覚できてない。
もちろん人には能力や意識に差があり、みなが立派に自立・自律できないのはわかってるが、それなのに要求や不満の声ばかりが大きいのが不快に感じるのである。
男と同じように働き同じように稼ぎ同じだけの責任を負ったうえで、同じ待遇や権利を求めるならわかるが、とてもそのつもりがあるようには見えない。
あまりにも自分にばかり都合が良く、他者に要求ばかりしてるように見える。一般的な共働き家庭の妻の立ち位置にいる俺だが、同じような主張ができるかというと、恥ずかしくてとてもできない。俺の妻は仕事熱心でそれだけ時間と労力をかけ稼いでいるのだから、家事は俺が多く分担して当然だと思ってやっている。
なら自分が夫より働いて稼げばいいのに。
結局、甘えてるんだよね?ならせめて可愛げのある態度しなよ。
春のポカポカ陽気!って感じのあったかい日よりは、三寒四温において三寒のほうに分類されるような、冬寄りの日の方が好きだ
気温で言うと15度前後くらいの日
日付で言うと、3月20日とかのあたりだ(これ冬か?)
桜が咲き始めているが、寒くて、しかしクソ寒いって感じではなく、分厚い上着はいらない
空はよく晴れている
あの辺の時期に、なんかよくわからんけどどっかで咲いている花の匂いなんかがふと漂ってくると、なんというか、胸が締め付けられるような、謎の感覚に襲われるんだよな
アレがいい
ムチャクチャ暑い日に、くたばれ!と思いながら外を歩いて、コンビニ・スーパー・銀行なんかの、よく空調の効いた建物に立ち入った瞬間の感覚 あれですね
大理石なのかなんなのか知らんけど、石造りの、ツルッとした内装と、高い天井と、展示品のためにガンガン効かされた空調と、静けさですよ
美術館行くためにあまり慣れてない土地にやってきて、マジクソ暑い中をちょっと歩いたあとに、涼しさと静かさの権化みたいな空間に出会うわけなので、感動もひとしおだ
いよいよ涼しくなってきた10月〜11月あたりの、よく晴れた日に、植物園に行くのがいい
あえて具体的に言ってしまうと、豊中都市緑化植物園に行くのがいい
ホントにいいんだよ
豊中都市緑化植物園の温室の横にある、池のほとりに、ガーデンテーブルとガーデンチェアがある
でけえ広葉樹が色づいていて、鳥が鳴いていて、ガキが広場ではしゃいでいて、池の水面は静かで、後ろには温室
なんなんだよあの空間
実は1回しか行ったことないんだけど、俺はあの空間が本当に好きだった
あれこそが秋だと思う
オフシーズンだから、多くの花壇はからっぽで、植え込みも全然元気がない
イタリアンパセリかなんかだけがやや元気そうにしていて、他の植物は茶色くなって萎れている
でもハーブ園なんで、花壇の構造やデザインなんかは全体的に洒脱な感じ
ギャップがよかった かなりよかった
とにかく、秋の晴れた日に豊中都市緑化植物園に行って、温室を見てるうちに3時くらいになっていて、なんとなく日が翳り始めたことを感じつつ、背の高い木に囲まれた遊歩道を歩く 鳥が鳴いている そういう体験をするべきなんだ
問題があるとするなら、11月って秋扱いでいいのか?というところだ
冬になったらシティーに繰り出したい
シティーに繰り出すっつっても大した目的はなくて、見たいのは、落ち葉だ
街路樹から落ちた葉っぱが木枯らしに吹かれて、ウェーブ状になってカラカラいいながら灰色の街路の上を渡っているのを見ると、言いようのない満足感があるんだよな
道っていうか、空間が広ければ広いほどいい
地面は石畳がいい
アレがいいですよ
絶対雨降んないけど、絶対晴れもしないなって感じの、無害な分厚い雲の日
嫌いじゃないんだよなあ!
ああいう空模様の日に、隣町くらいの遠さのところにある、どうでもいい公園に行って、あまり快適ではないベンチに座って、初めて寄ったよくわからんスーパーで買った、うまくもまずくもないおにぎりなんかを食うと、マジでたまらない
お寺の境内で花見。子供達と私の両親と弟と私で行った。七分咲きくらいだった。早咲きの品種の桜ばかりある。山桜は葉が出始めで、花はまだたった。
去年までは無かった立札があった。桜の枝を折らないでとか根を踏まないでとか、書いてあった。花見に沢山の人達が来るのは今に始まったことではないのだが、去年に何か悪質な悪戯でもあったのか、それともつもり積もった我慢がついに爆発したのか。
お花見ついでにお賽銭箱に賽銭を入れて行く人が幾人か。アラサーくらいのカップルで、女性の方がお賽銭を放り込んだら、男性の方が女性の袖を引いて、なんか文句を言い、それで二人は揃って姿勢を正し、一礼二拍手をしてからまた賽銭を入れた。
境内には桜の他にも花をつけた木が植わっている。細い花弁4枚の、黄色い花をたわわに着けた、枝の細い木があった。それを父が見て、「これはミツマタ」だと孫達に教えていたが完全に間違っている。ミツマタはその花とは似ても似つかない。沈丁花にならちょっと似ている。名前の通り、三つ又に別れた枝の先に花を咲かせる。何でそれを私が知っているのかといえば、うちの庭に生えているからだ。
ミツマタでなければなんなんだ? と問われたが、知らないので答えられないでいると、父は「じゃあやっぱりミツマタじゃないか!」と怒り出し、勝手にそういうことにしてしまった。昔から癖の強い人だったが、歳を取るにつれて、いよいよ悪化していっている。今はなき母方の祖母が庭に植えた芙蓉のことも葵だと言ってきかない。父は祖母のことが嫌いなのでなおさらだ。母は父の言う事を何でも肯定するので、芙蓉と葵どっちだ問題でも父の方を持った。そもそも芙蓉と葵は紛らわしい見た目の花だが、苗木を買った人(祖母)が芙蓉って言ったんだからそうなんじゃねえのかな、知らんけど。
両親と弟が一緒じゃない日にも何度か寺に花見に行った。
ドライブスルーなだけのお花見。二十年以上前、私がこの街に引っ越して来た翌日か翌々日に、この桜並木の桜が満開で、しかも桜祭りが開催されていた。それは絢爛豪華な感じだった。
あれから二十年。当たり前だが桜はとても大きくなり、枝が電線に触れるほどの丈となった。すると近隣住民からの苦情が入るようになったらしく、桜の花や落ち葉が路上に落ちないよう枝を剪定することになった。ところが、それを自治体から依頼された業者が下請けに丸投げし、更に孫請の建設会社に押し付けられたため、単なる素人作業となった。今の桜並木は目も当てられない有様で、何本か枯死した。でも一応はソメイヨシノらしく、沢山の花を咲かせる。あまり見映えはよくないにしろ。桜祭りは、私が見た華やかな歳が開催日に桜が咲いていた、最初で最後の年だったらしい。毎年桜の開花と祭りの日程が合わず、しかも決まって当日に雨の降る冬日となるので、十数年前に祭りは廃止になった。
運動公園の外周には立派な桜の木が何本も植わっている。いつか見に行こうと思っていたのだが、子供達が運動公園を怖がるので、いけないでいた。何故怖がるのかというと、運動公園には地元の少年野球チームやサッカーチームが練習試合をしにやって来るからだ。
広い公園の半分ほどは小さな子供達のためのスペースと散歩者のための遊歩道や憩いの場で、半分がサッカー場と野球場なのだが、練習試合のある時は選手達が広場まで侵出してきてウォームアップをしたり、暇と体力をもて余して走り回っている。彼らは余所見をしながら全力疾走で、幼児たちがよちよち遊ぶ広場を突っ切り、順番待ちをする親子を押し退けて滑り台を駆け上がり、お年寄りの歩く遊歩道をジグザグに走ってゆく。
ある時、子供達を連れて遊んでいたらそこへ野球チームが練習にやって来て広場がしっちゃかめっちゃかになったことがあった。その時子供達は小さかったのだが、よほど恐ろしかったのだろう。いまだにその時の事を覚えているのだ。
コロナのご時世のため、スポーツをしている人達は誰もいなかった。もしかするとグラウンドを団体に貸していないのかもしれない。公園の中をぐるりと一周し、子供達を遊具で遊ばせた。広場の端に、「ここは子どものための広場です。危険ですので野球やサッカーチームの侵入を禁止します。練習やウォームアップ等に使用しないでください」という立札があるのを発見。見たところ、比較的新しい立札だった。
桜の木の下を通ると、ヒヨドリが金切声を上げて飛び立つ。すると、ヒヨドリのいた枝から私達の頭上に、桜の花が花柄ごと降ってきた。地面は鳥に啄まれて落ちた花がびっしり敷き詰められていた。
公園の事務所とラウンジから死角となる場所の桜の木の下で、お爺さん達のグループが酒盛りをしていた。
毎年花見に来るスポット。子供達は、桜の花よりも、芝生を侵食しているクローバーに夢中。四つ葉が欲しいらしい。
昼時から少し外れた時間に来ると、近隣の老人ホームやデイサービスの車が何台も、車椅子に乗ったお年寄りを運んで来る。毎年の光景だ。うちの子供達が赤ん坊の頃から既に恒例行事で、お年寄りを乗せて来る車も毎年同じ施設の名が入っている。しかし毎年ここに花見に来ているお年寄りがいるかどうかは知らない。
家から徒歩で行けるが、住宅街の真ん中でうちから見えるところではないため、何となく行かないまま終わる年もよくある。
満開の花が風に煽られてはらはらと散っているところだった。子供達が花びらを追いかけて、犬みたいに走り回る。風が吹くたびに強い芳香がたつ。どこか近所の家で桜餅を手作りしているのかと思って周囲を見回したら、匂いは桜の樹の下から漂って来るようだった。木根の辺りからひこばえがぼうぼうに生えていて、葉っぱと花を同時に着けている。それが匂うのだ。桜の木の上の部分はソメイヨシノで、枝に着いているのは花だけなのだが、根の部分は大島桜なのだ。つまり、挿し木の土台だった部分がまだ大島桜の性質を遺している。
たぶん、今は公民館の桜を管理している人は誰もいない。数年前までは公民館のすぐそばにある小さな一軒家に住んでいたお爺さんが公民館とその近くの 小さな公園の植物の面倒を見ていた。だが、今はお爺さんの家は空家で、お爺さんの姿はもう長いこと見かけていない。昔はうちの前の通りを散歩して、うちの庭の桜を綺麗だとほめてくれたりした。