「吉原」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 吉原とは

2024-11-15

anond:20241115172043

ちな女の子側の話でいうと、交際プラチナランクになれるような子だったら、むしろ吉原とか行った方が平均的には稼げる。交際で極太を引く可能性に賭けるのも一興だと思うけどね。

2024-11-13

蔦屋おもしろそうなのでNHKに期待していいか

蔦屋って風俗案内所で育って風俗情報誌で儲けたんだよな

今でいうとシティヘブンか

いやいや風俗情報から風俗情報サイトだよな

ティヘブンネットみたいなもんか

吉原風俗嬢インタビューとか客のインタビューは当然してると思う

「小生の息子もピンコ立ち」みたいな風俗情報定型文が江戸時代にどのように表現されてるのか気になる

とにかくエロを全面に出してもらいたい

その後はエロ本とエロ小説の発行か

江戸時代全裸監督フランス書院の立ち上げみたいなのだよな

こちら側もエロ表現が期待できる

なんせ吉原の話だから

当時はゴムなんてないから生本番のはずだ

NHKエロ動画がみれると思うと楽しみでたまらない

江戸時代風俗を描ききって欲しい

2024-11-06

https://anond.hatelabo.jp/20241106214505

どゆこと?

大久保公園の前の奴らが一斉逮捕された時は、大体がホストとかメンチカメンコンだったみたいだけど。

飛田とか吉原も、普通に身分証とか確認済みだと思うけど。

  

ジャニーズとかプチエンジェル的な、本当の闇があるってこと?

2024-11-03

江戸時代も長いけど、江戸は男女比が1:2で男が多くて吉原が発展したって読んだことがあるんだが、それって地方は女だらけのハーレム状態だったって事じゃね?

発生学的に江戸時代だけ男が異常に多く生まれるなんてありえないし

江戸時代地方結婚事情とかどうだったんだろうか

2024-10-17

anond:20241017222226

笑顔で応じるねえ…

メガネ女子との恋人プレイ指定してもまじめにできない奴らを擁護するとは片腹痛い

それともう一つ、稼げないか愚痴る側面はある

吉原年齢20は面白いように稼げるけど、吉原年齢21以降になると途端に競争が激しくなる

そうなると暇な時間ができるからXしだす奴らも出てくる

コラボ若草あたりが引き取ってくれればいいんだけどねえ…

2024-10-14

吉原MOMOに行ってみたが、〇〇〇(20)と入浴をしてきた

20歳という触れ込みだったが、写真ほどは若い感じではなく、少しがっかりした

ただ、これに関しては吉原年齢というのがあるので仕方ないし、メイクするとどうしても顔の肌が荒れやすくなるので、仕方ない側面もある

顔意外の肌の感じは20代前半で、すべすべ

プレイ自体エロいし、イチャイチャしているうちに立つ

中に入れた感じも悪くはなく、気持ちいいが、なぜか奥に入れてくれないし、ムスコ全体が包まれた感じもしない

ほかの女性エッチした時もこういう感じで、30代で子宮筋腫がある人だと騎乗位は「痛いし、いまいち乗れない」といわれたことがある

自身も前ほどは燃えないし、幸せも感じなかった

※これに関しては相手女性が悪いわけではない。更年期障害で鬱気味なせいもあるし、体の相性というのもあるのかもしれない。もっと若い人だと〇〇〇(20)はあたりな部類に入る

なお、MOMOだが、21以降はマジでお勧めしない

吉原21だと20代といえば20代だが、20代後半の少し老けてる人が出てくることがある

あとウェストは58以上だと少し肉がはみ出てきて、56で細身という感じなので、細いのが好みの人はWの表記が小さいほうを選んだほうがいい

メイドマスターアリスカフェも同じような傾向がある

2024-10-03

anond:20241003192811

これ平成知識

店舗経営母体にもよるけど吉原年齢は大きく緩和された

コンプラなんかなかった時代と違って、今や表示の適正化風俗界隈にも求められてる

もちろん表記25は30代ほぼ確定だが、24以下はせいぜい1の桁が倍の範囲で収まるようになった。

だもんで狙いを外すおっさんが増えてます。お気をつけて。

吉原基本的に稼げない

仕事柄、ソープ女の子一覧をみることがあるが、眺めていて、一つ気づいたことがある

リアル20歳かつ吉原年齢20歳はすぐ予約で埋まってしまう。吉原年齢20は概ね埋まりやすい。吉原年齢21以降、運が良ければ予約が取れるが、ライバルが多いので、何かがないと指名が取れない。

なぜこうなるかというと、リアル20歳かつ吉原年齢20歳はそうであることが保証されていて、店長が嘘を付くことがない。仮に嘘をついていたら、その店の評判に傷がつくからかだ。

次に吉原年齢20だが、原則として20代前半のことが多く、若い女性が好きな人男性は多いので、自然指名が取りやすい。ただ、同じ、吉原年齢20でも、開店当初が10年以上いるやつとか肌に艶がなく、加工っぽい感じがするやつは20代前半どころか30に行ってる可能性もあるので、指名が取れない可能性が高くなる。

最後吉原年齢21だが、20代後半から30なので、若い女性が好きな女性からは避けられ、たまに何も知らない人が引っかかるだけなので、指名はほぼ取れない。たまに話が合う人や元av女優で、吉原年齢20の時にいい感じだから指名しようとする人しか指名が取れない。

なお、吉原年齢20や21でもシフト連続して入ってるやつは嘘をついてるか社会不適合者だったり、ホスト狂いなことがあり、裏でお客さんの悪口を書いていたり、メガネ女子の格好をしてほしいということすらできないことがあり、お客さんはそういうのを嫌がるので基本的に売れない。

それに風俗メインだと保証会社大家も断るし、仮に借りることができたとしても、エムスみたいな高い所しか借りることができない。

昼職でも、夜勤看護師でもいいから、メインで、別の仕事をしたほうがいい。

基本的風俗吉原年齢20かつリアル年齢20が一番稼げて、それ以降は徐々に稼げなくなる。

吉原以外は知らないが、池袋大宮吉原年齢を採用してるところが多いし、お客さん目線だと吉原年齢表記なのかはそうでないのかは分からず、吉原年齢で風俗嬢を選ぶので概ね当てはまると思われる)

2024-10-01

七  裏から回ってばあさんに聞くと、ばあさんが小さな声で、与次郎さんはきのうからお帰りなさらないと言う。三四郎勝手口に立って考えた。ばあさんは気をきかして、まあおはいりなさい。先生書斎においでですからと言いながら、手を休めずに、膳椀を洗っている。今晩食がすんだばかりのところらしい。  三四郎茶の間を通り抜けて、廊下伝いに書斎入口まで来た。戸があいている。中から「おい」と人を呼ぶ声がする。三四郎は敷居のうちへはいった。先生は机に向かっている。机の上には何があるかわからない。高い背が研究を隠している。三四郎入口に近くすわって、 「御勉強ですか」と丁寧に聞いた。先生は顔をうしろねじ向けた。髭の影が不明瞭にもじゃもじゃしている。写真版で見ただれかの肖像に似ている。 「やあ、与次郎かと思ったら、君ですか、失敬した」と言って、席を立った。机の上には筆と紙がある。先生は何か書いていた。与次郎の話に、うちの先生は時々何か書いている。しかし何を書いているんだか、ほかの者が読んでもちっともわからない。生きているうちに、大著述にでもまとめられれば結構だが、あれで死んでしまっちゃあ、反古がたまるばかりだ。じつにつまらない。と嘆息していたことがある。三四郎広田の机の上を見て、すぐ与次郎の話を思い出した。 「おじゃまなら帰ります。べつだんの用事でもありません」 「いや、帰ってもらうほどじゃまでもありません。こっちの用事もべつだんのことでもないんだから。そう急に片づけるたちのものをやっていたんじゃない」  三四郎ちょっと挨拶ができなかった。しかし腹のうちでは、この人のような気分になれたら、勉強も楽にできてよかろうと思った。しばらくしてから、こう言った。 「じつは佐々木君のところへ来たんですが、いなかったものですから……」 「ああ。与次郎はなんでもゆうべから帰らないようだ。時々漂泊して困る」 「何か急に用事でもできたんですか」 「用事はけっしてできる男じゃない。ただ用事をこしらえる男でね。ああいうばかは少ない」  三四郎はしかたがないから、 「なかなか気楽ですな」と言った。 「気楽ならいいけれども。与次郎のは気楽なのじゃない。気が移るので――たとえば田の中を流れている小川のようなものと思っていれば間違いはない。浅くて狭い。しかし水だけはしじゅう変っている。だから、する事が、ちっとも締まりがない。縁日へひやかしになど行くと、急に思い出したように、先生松を一鉢お買いなさいなんて妙なことを言う。そうして買うともなんとも言わないうちに値切って買ってしまう。その代り縁日ものを買うことなんぞはじょうずでね。あいつに買わせるとたいへん安く買える。そうかと思うと、夏になってみんなが家を留守にするときなんか、松を座敷へ入れたまんま雨戸をたてて錠をおろししまう。帰ってみると、松が温気でむれてまっ赤になっている。万事そういうふうでまことに困る」  実をいうと三四郎はこのあい与次郎に二十円貸した。二週間後には文芸時評から原稿料が取れるはずだから、それまで立替えてくれろと言う。事理を聞いてみると、気の毒であったから、国から送ってきたばかりの為替を五円引いて、余りはことごとく貸してしまった。まだ返す期限ではないが、広田の話を聞いてみると少々心配になる。しか先生にそんな事は打ち明けられないから、反対に、 「でも佐々木君は、大いに先生に敬服して、陰では先生のためになかなか尽力しています」と言うと、先生はまじめになって、 「どんな尽力をしているんですか」と聞きだした。ところが「偉大なる暗闇」その他すべて広田先生に関する与次郎所為は、先生に話してはならないと、当人から封じられている。やりかけた途中でそんな事が知れると先生しかられるにきまってるから黙っているべきだという。話していい時にはおれが話すと明言しているんだからしかたがない。三四郎は話をそらしてしまった。  三四郎広田の家へ来るにはいろいろな意味がある。一つは、この人の生活その他が普通のものと変っている。ことに自分の性情とはまったく容れないようなところがある。そこで三四郎はどうしたらああなるだろうという好奇心から参考のため研究に来る。次にこの人の前に出るとのん気になる。世の中の競争があまり苦にならない。野々宮さんも広田先生と同じく世外の趣はあるが、世外の功名心のために、流俗の嗜欲を遠ざけているかのように思われる。だから野々宮さんを相手に二人ぎりで話していると、自分もはやく一人前の仕事をして、学海に貢献しなくては済まないような気が起こる。いらついてたまらない。そこへゆくと広田先生太平である先生高等学校でただ語学を教えるだけで、ほかになんの芸もない――といっては失礼だが、ほかになんらの研究も公けにしない。しかも泰然と取り澄ましている。そこに、こののん気の源は伏在しているのだろうと思う。三四郎は近ごろ女にとらわれた。恋人にとらわれたのなら、かえっておもしろいが、ほれられているんだか、ばかにされているんだか、こわがっていいんだか、さげすんでいいんだか、よすべきだか、続けべきだかわけのわからないとらわれ方である三四郎はいまいましくなった。そういう時は広田さんにかぎる。三十分ほど先生と相対していると心持ちが悠揚になる。女の一人や二人どうなってもかまわないと思う。実をいうと、三四郎が今夜出かけてきたのは七分方この意味である。  訪問理由の第三はだいぶ矛盾している。自分は美禰子に苦しんでいる。美禰子のそばに野々宮さんを置くとなお苦しんでくる。その野々宮さんにもっとも近いものはこの先生である。だから先生の所へ来ると、野々宮さんと美禰子との関係がおのずから明瞭になってくるだろうと思う。これが明瞭になりさえすれば、自分の態度も判然きめることができる。そのくせ二人の事をいまだかつて先生に聞いたことがない。今夜は一つ聞いてみようかしらと、心を動かした。 「野々宮さんは下宿なすったそうですね」 「ええ、下宿したそうです」 「家をもった者が、また下宿をしたら不便だろうと思いますが、野々宮さんはよく……」 「ええ、そんな事にはいっこう無頓着なほうでね。あの服装を見てもわかる。家庭的な人じゃない。その代り学問にかけると非常に神経質だ」 「当分ああやっておいでのつもりなんでしょうか」 「わからない。また突然家を持つかもしれない」 「奥さんでもお貰いになるお考えはないんでしょうか」 「あるかもしれない。いいのを周旋してやりたまえ」  三四郎苦笑いをして、よけいな事を言ったと思った。すると広田さんが、 「君はどうです」と聞いた。 「私は……」 「まだ早いですね。今から細君を持っちゃたいへんだ」 「国の者は勧めますが」 「国のだれが」 「母です」 「おっかさんのいうとおり持つ気になりますか」 「なかなかなりません」  広田さんは髭の下から歯を出して笑った。わりあいきれいな歯を持っている。三四郎はその時急になつかしい心持ちがした。けれどもそのなつかしさは美禰子を離れている。野々宮を離れている。三四郎の眼前の利害には超絶したなつかしさであった。三四郎はこれで、野々宮などの事を聞くのが恥ずかしい気がしだして、質問をやめてしまった。すると広田先生がまた話しだした。―― 「おっかさんのいうことはなるべく聞いてあげるがよい。近ごろの青年は我々時代青年と違って自我意識が強すぎていけない。我々の書生をしているころには、する事なす事一として他を離れたことはなかった。すべてが、君とか、親とか、国とか、社会とか、みんな他本位であった。それを一口にいうと教育を受けるものがことごとく偽善家であった。その偽善社会の変化で、とうとう張り通せなくなった結果、漸々自己本位思想行為の上に輸入すると、今度は我意識が非常に発展しすぎてしまった。昔の偽善家に対して、今は露悪家ばかりの状態にある。――君、露悪家という言葉を聞いたことがありますか」 「いいえ」 「今ぼくが即席に作った言葉だ。君もその露悪家の一人――だかどうだか、まあたぶんそうだろう。与次郎のごときにいたるとその最たるものだ。あの君の知ってる里見という女があるでしょう。あれも一種の露悪家で、それから野々宮の妹ね、あれはまた、あれなりに露悪家だから面白い。昔は殿様と親父だけが露悪家ですんでいたが、今日では各自同等の権利で露悪家になりたがる。もっとも悪い事でもなんでもない。臭いものの蓋をとれば肥桶で、見事な形式をはぐとたいていは露悪になるのは知れ切っている。形式だけ見事だって面倒なばかりだから、みんな節約して木地だけで用を足している。はなはだ痛快である。天醜爛漫としている。ところがこの爛漫が度を越すと、露悪家同志がお互いに不便を感じてくる。その不便がだんだん高じて極端に達した時利他主義がまた復活する。それがまた形式に流れて腐敗するとまた利己主義に帰参する。つまり際限はない。我々はそういうふうにして暮らしてゆくものと思えばさしつかえない。そうしてゆくうちに進歩する。英国を見たまえ。この両主義が昔からうまく平衡がとれている。だから動かない。だから進歩しない。イブセンも出なければニイチェも出ない。気の毒なものだ。自分だけは得意のようだが、はたから見れば堅くなって、化石しかかっている。……」  三四郎は内心感心したようなものの、話がそれてとんだところへ曲がって、曲がりなりに太くなってゆくので、少し驚いていた。すると広田さんもようやく気がついた。 「いったい何を話していたのかな」 「結婚の事です」 「結婚?」 「ええ、私が母の言うことを聞いて……」 「うん、そうそう。なるべくおっかさんの言うことを聞かなければいけない」と言ってにこにこしている。まるで子供に対するようである三四郎はべつに腹も立たなかった。 「我々が露悪家なのは、いいですが、先生時代の人が偽善なのは、どういう意味ですか」 「君、人から親切にされて愉快ですか」 「ええ、まあ愉快です」 「きっと? ぼくはそうでない、たいへん親切にされて不愉快な事がある」 「どんな場合ですか」 「形式だけは親切にかなっている。しかし親切自身目的でない場合」 「そんな場合があるでしょうか」 「君、元日におめでとうと言われて、じっさいおめでたい気がしますか」 「そりゃ……」 「しないだろう。それと同じく腹をかかえて笑うだの、ころげかえって笑うだのというやつに、一人だってじっさい笑ってるやつはない。親切もそのとおり。お役目に親切をしてくれるのがある。ぼくが学校教師をしているようなものでね。実際の目的は衣食にあるんだから、生徒から見たらさだめて不愉快だろう。これに反して与次郎のごときは露悪党領袖だけに、たびたびぼくに迷惑をかけて、始末におえぬいたずら者だが、悪気がない。可愛らしいところがある。ちょうどアメリカ人金銭に対して露骨なのと一般だ。それ自身目的である。それ自身目的である行為ほど正直なものはなくって、正直ほど厭味のないものはないんだから、万事正直に出られないような我々時代の、こむずかしい教育を受けたものはみんな気障だ」  ここまでの理屈三四郎にもわかっている。けれども三四郎にとって、目下痛切な問題は、だいたいにわたっての理屈ではない。実際に交渉のある、ある格段な相手が、正直か正直でないかを知りたいのである三四郎は腹の中で美禰子の自分に対する素振をもう一ぺん考えてみた。ところが気障か気障でないかほとんど判断ができない。三四郎自分感受性人一倍鈍いのではなかろうかと疑いだした。  その時広田さんは急にうんと言って、何か思い出したようである。 「うん、まだある。この二十世紀になってから妙なのが流行る。利他本位の内容を利己本位でみたすというむずかしいやり口なんだが、君そんな人に出会ったですか」 「どんなのです」 「ほかの言葉でいうと、偽善を行うに露悪をもってする。まだわからないだろうな。ちと説明し方が悪いようだ。――昔の偽善家はね、なんでも人によく思われたいが先に立つんでしょう。ところがその反対で、人の感触を害するために、わざわざ偽善をやる。横から見ても縦から見ても、相手には偽善しか思われないようにしむけてゆく。相手はむろんいやな心持ちがする。そこで本人の目的は達せられる。偽善偽善そのままで先方に通用させようとする正直なところが露悪家の特色で、しかも表面上の行為言語あくまでも善に違いないから、――そら、二位一体というようなことになる。この方法を巧妙に用いる者が近来だいぶふえてきたようだ。きわめて神経の鋭敏になった文明人種が、もっと優美に露悪家になろうとすると、これがいちばんいい方法になる。血を出さなければ人が殺せないというのはずいぶん野蛮な話だからな君、だんだん流行らなくなる」  広田先生の話し方は、ちょうど案内者が古戦場説明するようなもので、実際を遠くからながめた地位にみずからを置いている。それがすこぶる楽天の趣がある。あたか教場講義を聞くと一般の感を起こさせる。しか三四郎にはこたえた。念頭に美禰子という女があって、この理論をすぐ適用できるからである三四郎は頭の中にこの標準を置いて、美禰子のすべてを測ってみた。しかし測り切れないところがたいへんある。先生は口を閉じて、例のごとく鼻から哲学の煙を吐き始めた。  ところへ玄関足音がした。案内も乞わず廊下伝いにはいって来る。たちまち与次郎書斎入口にすわって、 「原口さんがおいでになりました」と言う。ただ今帰りましたという挨拶を省いている。わざと省いたのかもしれない。三四郎にはぞんざいな目礼をしたばかりですぐに出ていった。  与次郎と敷居ぎわですれ違って、原口さんがはいって来た。原口さんはフランス式の髭をはやして、頭を五分刈にした、脂肪の多い男である。野々宮さんより年が二つ三つ上に見える。広田先生よりずっときれいな和服を着ている。 「やあ、しばらく。今まで佐々木が家へ来ていてね。いっしょに飯を食ったり何かして――それから、とうとう引っ張り出されて……」とだいぶ楽天的な口調であるそばにいるとしぜん陽気になるような声を出す。三四郎原口という名前を聞いた時から、おおかたあの画工だろうと思っていた。それにしても与次郎交際家だ。たいていな先輩とはみんな知合いになっているからえらいと感心して堅くなった。三四郎は年長者の前へ出ると堅くなる。九州流の教育を受けた結果だと自分では解釈している。  やがて主人が原口に紹介してくれる。三四郎は丁寧に頭を下げた。向こうは軽く会釈した。三四郎それから黙って二人の談話を承っていた。  原口さんはまず用談から片づけると言って、近いうちに会をするから出てくれと頼んでいる。会員と名のつくほどのりっぱなものはこしらえないつもりだが、通知を出すものは、文学者とか芸術家とか、大学教授とか、わずかな人数にかぎっておくからさしつかえはない。しかもたいてい知り合いのあいだだから形式はまったく不必要である目的はただおおぜい寄って晩餐を食う。それから文芸有益談話を交換する。そんなものである。  広田先生一口「出よう」と言った。用事はそれで済んでしまった。用事はそれで済んでしまったが、それから後の原口さんと広田先生の会話がすこぶるおもしろかった。  広田先生が「君近ごろ何をしているかね」と原口さんに聞くと、原口さんがこんな事を言う。 「やっぱり一中節稽古している。もう五つほど上げた。花紅葉吉原八景だの、小稲半兵衛唐崎心中だのってなかなかおもしろいのがあるよ。君も少しやってみないかもっともありゃ、あまり大きな声を出しちゃいけないんだってね。本来四畳半の座敷にかぎったものだそうだ。ところがぼくがこのとおり大きな声だろう。それに節回しがあれでなかなか込み入っているんで、どうしてもうまくいかん。こんだ一つやるから聞いてくれたまえ」  広田先生は笑っていた。すると原口さんは続きをこういうふうに述べた。 「それでもぼくはまだいいんだが、里見恭助ときたら、まるで形無しだからね。どういうものかしらん。妹はあんなに器用だのに。このあいだはとうとう降参して、もう歌はやめる、その代り何か楽器を習おうと言いだしたところが、馬鹿囃子をお習いなさらいかと勧めた者があってね。大笑いさ」 「そりゃ本当かい」 「本当とも。現に里見がぼくに、君がやるならやってもいいと言ったくらいだもの。あれで馬鹿囃子には八通り囃し方があるんだそうだ」 「君、やっちゃどうだ。あれなら普通人間にでもできそうだ」 「いや馬鹿囃子はいやだ。それよりか鼓が打ってみたくってね。なぜだか鼓の音を聞いていると、まったく二十世紀の気がしなくなるからいい。どうして今の世にああ間が抜けていられるだろうと思うと、それだけでたいへんな薬になる。いくらぼくがのん気でも、鼓の音のような絵はとてもかけないから」 「かこうともしないんじゃないか」 「かけないんだもの。今の東京にいる者に悠揚な絵ができるものか。もっとも絵にもかぎるまいけれども。――絵といえば、このあい大学運動会へ行って、里見と野々宮さんの妹のカリカチュアーをかいてやろうと思ったら、とうとう逃げられてしまった。こんだ一つ本当の肖像画をかい展覧会にでも出そうかと思って」 「だれの」 「里見の妹の。どうも普通日本の女の顔は歌麿式や何かばかりで、西洋の画布にはうつりが悪くっていけないが、あの女や野々宮さんはいい。両方ともに絵になる。あの女が団扇をかざして、木立をうしろに、明るい方を向いているところを等身に写してみようかしらと思っている。西洋の扇は厭味でいけないが、日本団扇は新しくっておもしろいだろう。とにかくはやくしないとだめだ。いまに嫁にでもいかれようものなら、そうこっちの自由いかなくなるかもしれないから」  三四郎は多大な興味をもって原口の話を聞いていた。ことに美禰子が団扇をかざしている構図は非常な感動を三四郎に与えた。不思議因縁が二人の間に存在しているのではないかと思うほどであった。すると広田先生が、「そんな図はそうおもしろいこともないじゃないか」と無遠慮な事を言いだした。 「でも当人希望なんだもの団扇をかざしているところは、どうでしょうと言うから、すこぶる妙でしょうと言って承知したのさ。なに、悪い図どりではないよ。かきようにもよるが」 「あんまり美しくかくと、結婚の申込みが多くなって困るぜ」 「ハハハじゃ中ぐらいにかいておこう。結婚といえば、あの女も、もう嫁にゆく時期だね。どうだろう、どこかいい口はないだろうか。里見にも頼まれているんだが」 「君もらっちゃどうだ」 「ぼくか。ぼくでよければもらうが、どうもあの女には信用がなくってね」 「なぜ」 「原口さんは洋行する時にはたいへんな気込みで、わざわざ鰹節を買い込んで、これでパリー下宿に籠城するなんて大いばりだったが、パリーへ着くやいなや、たちまち豹変したそうですねって笑うんだから始末がわるい。おおかた兄からでも聞いたんだろう」 「あの女は自分の行きたい所でなくっちゃ行きっこない。勧めたってだめだ。好きな人があるまで独身で置くがいい」 「まったく西洋流だね。もっともこれからの女はみんなそうなるんだから、それもよかろう」  それから二人の間に長い絵画談があった。三四郎広田先生西洋の画工の名をたくさん知っているのに驚いた。帰るとき勝手口で下駄を捜していると、先生梯子段の下へ来て「おい佐々木ちょっと降りて来い」と言っていた。  戸外は寒い。空は高く晴れて、どこから露が降るかと思うくらいである。手が着物にさわると、さわった所だけがひやりとする。人通りの少ない小路を二、三度折れたり曲がったりしてゆくうちに、突然辻占屋に会った。大きな丸い提灯をつけて、腰から下をまっ赤にしている。三四郎は辻占が買ってみたくなった。しかしあえて買わなかった。杉垣に羽織の肩が触れるほどに、赤い提灯をよけて通した。しばらくして、暗い所をはすに抜けると、追分の通りへ出た。角に

https://anond.hatelabo.jp/20241001205100

風俗嬢名前吉原年齢を書いて、推定される実年齢と本当の容姿のことを書いただけで、名誉棄損が成立するのはなんでなんだろうな。

きゃつらは個人事業主で、自分自身の体を売っている商人でもある。

年齢をごまかして、容姿を加工して評判を落としたとしても自己責任で、食べログ名誉棄損で「味が悪い」という程度なら名誉棄損にならないと同様に風俗嬢うそをついたとしても名誉棄損にならないとしてもいいと思うんだけどなあ…

2024-09-18

2024-09-17

anond:20240917132207

若い」と「美人」は同じ括りに入らないからな

それなりの年齢を重ねても美しい人は美しくて、吉原はそういう嬢を求めて行った方が外れにくい

若さ否定はしないし、若い嬢ならではの肉感の良さってのは確かに何者にも代えがたいけども、

それを求めるなら吉原じゃなく、別のデリヘルとかの方が正解率が高い、と思う

あくまイメージだけど

anond:20240917130729

吉原若さを求めちゃダメじゃねーかなー、って思ってる

あくまソープランドエンタメ性が重要であって、その為には経験重要なので、

若さを求めると絶対失敗する。

anond:20240917125455

高いところでも、吉原吉原年齢というのがあるので、若さを求めるならやめておいたほうがいい

吉原exeみたいに実物をプレイ前に見せてくれるところはあるらしいけど…

今でもやってたか

なんで、若さだけでいえば中国人がやってる店のほうがいいんだけど…

時期によっては断られることがある

2024-09-16

どのソープに行くべきなのか

xxだもんなのだ

ソープデリヘルあくま業態名称なので、実際は内容も価格帯も千差万別なのだ

最終的には場所x予算x人で決まるのだ。

場所

東京から行くとしたら吉原川崎になるのだ。

どっちかに絞って検索するといいのだ。どっちも行けるなら両方で検索すればいいのだ。

(この業界エリア制になってるので跨いで検索するのが結構難しいのだ)

予算は後回しなのだ。

ティーヘブンネットみたいな横断検索サイトでは「女の子検索」ができるのだ。

まずはこれで条件を絞って探すのだ。

1回目は個別ページを見ずに、検索画面からとにかくキープしていくのだ。

女の子検索スクリーニング

高齢童貞若い女の子が好きだと思うのだ。

でも自分の年齢以下程度にしておいた方がサービス面で苦労する可能性が減るのだ。

一般的ソープ若い子はサービス精神が強めなので何とかなりがちではあるものの、デリヘル若い子に慣れてないオッサンが入っても楽しめないことが多いのだ(n敗)

後述するのだけれど、価格サービスは比例しがちなのだ

パネルマジックという言葉を聞いたことがあると思うのだ。

もちろんそれはあるのだけれど、1回目の探索は雰囲気で選ぶくらいでいいのだ。

実際には直近で髪色変わってたりすることもあるけど、気にしない気にしない。

吉原年齢は知ってるのだ?

基本的記載の数値の絶対的信頼性はなく、相対的に決まってくるのだ。

最近は正直な表記も増えてきたけど、写真の感じとかとか比べて気になるならググって対応表を見るのだ。

3サイズ表記相対的ものなのだバストカップサイズだけは正直な場合が多いのだ)

全店共通で言える(例外あり)こととして、W57以上は太目の場合が多いのだ

実際にはその店舗内でグラデーションがあるので、後々店舗内の他の嬢と比較をしていくのだ。

カップトップとアンダーの差って知っているのだ?

バストが大きくてもカップが小さいとウェストが大きい可能性があるのだ。

ここら辺の写真ガッツリ弄られてることが多いかフォースを信じるのだ…w

予算(選別)

気になる女の子100人くらいピックアップしたのだ?

それでは選別していくのだ。

まず予算を見るのだ。

ソープは(60±10分)2万から10万円程度と価格帯の広い業態なのだ

もし射精10万も払えないとなるなら、この時点で切るのだ。

ずるずると引っ張ってもいいこと無いのだ。

基本的サービスx顔xスタイル価格が決まるのだ(例外あり:結局は店の基準価格があるのだ)

まり安めのお店でこれらが両立することはないと覚悟しておくのだ。

(でもコロナの影響で顔が良い嬢はとても増えたと思うのだ)

次に写メ日記を見るのだ。

ここで大事なのは宣材写真日記画像も最新のものとは限らないということなのだ。

でも雰囲気だけを信じていくのだ。

可能ならお店からの紹介メッセージも見るのだ。最近は割と正直目になってきてるので参考にするのだ。

特にタトゥーの有無などは勃起に影響すると思うのでよく確認するのだ)

絞れたのだ?

では次に最終選別なのだ

日時

どれだけいい子がいても、自分がいける日に出勤してなかったら意味がないのだ。

気になる女の子のお店のページ【重要】に飛んで、行きたい日の出情報を見るのだ。

基本的に直近1週間しか表示されない店が多いのだ)

どうなのだ? ちょっと目移りしてないのだ?

こういうお店はコンセプトでまとめている場合が多いから、検索で気にならなかったはずの子も気になると思うのだ。

全員キープするのだ。選び放題なのだ

予約

一般的に60±10分はショートといってお試し版でサービス限定されるのだ。

ソープの本番は90分からなのだ。ここでケチるくらいなら家でしコってた方がマシな結末を迎えるのだ。

絶対に90分以上を選ぶのだ(初回120分超はやりすぎ説があるのだ)

またできるのであればWebから予約することをお勧めするのだ。

よくわからんサイト登録するのが嫌ならしなくてもいいのだ。電話全然ありなのだ

最近LINEやX(旧Twitter)のDM予約(姫予約)も当たり前に運用されているのだけれど、初心者にはオススメしないのだ。

(これは個人的感想なのだけれど、タレント化してるキラキラ風俗嬢にいい思い出がないのだ)

(ただし連絡するアカウントが著名の場合は除くのだ。知名度特権ガンガン使っていくのだ)

総括

これでソープのことが少しは分かったのだ?

かつて案内所という業態が成立したほど風俗選びは難しいのだ(諸説あるのだ)

もし聞きたいことがあったら何でも聞くといいのだ。

~~~


~~~

NN、NS

具体的に何ができるのかは暗黙の了解なのだ

予約する前に店名+NSでググってみるといいのだ。

もし倫理観があってスキン着用が当然の感覚でNS店に行った場合事故が起こる可能性があるのだ。

気を付けるのだ。

2024-09-14

anond:20240914091056

度会社の先輩と吉原に行ったけど、緊張で全く楽しめなかったな。

楽しめる人が羨ましいわ。

2024-09-12

anond:20240912074918

風俗ボストロールが出てくるのが怖いんだろうなあ…

そして、これはうそではない

運が良ければ吉原年齢20で20代前半の細めの女性が出てくることがあって、幸せな気分になれるけど、そうじゃないことも普通にあるからな。

2024-08-31

anond:20240831115505

吉原風俗店は届け出を出したら、何かしらの協会に入らないといけないので、ホストを締め上げたときみたく、嘘ついたら、つぶして、優良店リストを表に出すぐらいしてもいいと思うんだけどね

2024-08-21

anond:20240821160122

よし、お前、朝一で吉原の高級ソープいってこい

2024-08-16

anond:20240815191551

中国の寝そべり族や無気力ナマポじゃない?

好きなことのためになんとしてでも稼ぐの逆は何もしたくないから最低限の稼ぎでいいでしょ

それか吉原高級店通いのまめなんなら水揚げのために必死副業に励むおっさん

2024-08-02

anond:20240802194403

吉原の高級風俗でも言ってた方が人生の満足感高いだろうに。

株式投資してる人ってパチンカスより馬鹿だよね(笑)

2024-07-29

2024-07-10

anond:20240709125141

吉原に行くとお金が全てのようでそうでもない感を持ちますので

階層はあるけど参加費用必須という感じかと思います

2024-06-20

最近吉原について感じる事

10年以上吉原を中心にソープに通っとって思うことを書いてみるわ。

コロナ禍以降、NSを売りにする店や嬢が間違いなく増えたんや。NSってのはノースキン、つまりコンドームを付けずに接客することやね。当然、最後中出しになるわけや。

この増加は、コロナの影響で客数が減って、過激サービスをせな客が来なくなったんと、良くも悪くもコロナ禍でソープに行く人が病気に対する警戒心が薄かったことが原因やろうと思う。

同時に、NSを売りにする店や嬢が増えたけど、客数自体は多分増えてへん、むしろ減ってるように感じるわ。少なくなった客の奪い合いになって、人気のある嬢とない嬢がはっきり別れてきたわ。

以前やったらNSってだけで客が呼べたやろうけど、今では若くて見た目も良くてホスピタリティある接客もできるNS対応可能な嬢に人気が集中しやすいんや。プラスアルファで、よりハードサービスできれば予約困難嬢になるわ。

このため、人気のある嬢だけ見てれば景気が良く見えるけど、その影で客がつかない嬢も増えてるんや。以前やったら若かったり見た目が良ければNSってだけで客は集まったけど、今は違うんやな。遊ぶ側としては、予約競争にさえ勝って人気のある嬢と遊べれば非常に良い思いができるわ。

一方、梅毒流行してるんや。正確な原因はわからんけど、ソープ見てればNS対応してる嬢が増えたらそりゃあ梅毒流行するやろうな。店によってはしっかりと嬢が検査してる店もあるけど、そうやない店もあるし、客の意識もまちまちやろう。

なじみの店のボーイから聞いたんやけど、「デリヘルとかから入店する子は大体病気を持ってる。まずは治療してからじゃないと働けない。」って。他の風俗推して知るべしやな。

前述の通り、人気嬢を指名する人が多ければ、それだけ病気リスクも上がっていくし、感染も広がりやすいことは容易に想像できるわ。1日に5人~6人が濃厚な粘膜接触しに来るんや、そりゃあ病気にもなるわな。

ソープ好きとしては、良い女が丁寧に接客してくれて、NSで遊べることに越したことはない。でも、最近梅毒流行状況見てたら、いつかソープ規制されるんちゃうかと警戒してるわ。

みんな、性病検査をこまめにして、少しでもクリーンに遊ぼうな。

こういうブログhttps://chinpou-deai.jp/yoshiwara/

結構参考になるのでみてみてや。

次の25件>
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん