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はてなキーワード: バストアップとは

2020-03-15

巨乳になりたい人の気持ちがわからない

服屋の店先で見つけたかわいいワンピースを試着してみたら、脱ぐのも怖いくらい胸の部分がパツパツだった。

しかった。

悲しすぎてその足で「胸が小さく見えるブラ」を買いに行った。ちなみにFカップです。

ネット広告等々で良くある「バストアップしたい」という願望が私にはよくわからない。

だって、服入らなくなるよ。

ワンピースだとウエスト部分の切り返しがアンダーバスト辺りに来るし、ニットはやたら胸が強調されて嫌になる。

モデルさんだって、過度に胸の大きい人はいないじゃん。大抵の服は胸の膨らみのことを大して考えてくれていないし。

なのに何故、巨乳になりたいと言うのだろうか。

彼氏が喜ぶからとか、そういう理由もあるのだろう。

しかし、その願望と『着たい服を着られる』ということを天秤にかけても、巨乳になりたいと思えるだろうか。

なんとなくお気づきだとは思うが、私は喪女である

そんな胸の脂肪を憎々しく思う喪女に、是非理由をお聞かせ願いたいです。

……痩せろ?

はい、その通りでございます申し訳ございません。

2020-02-18

Cカップおっぱい理想とする男性、誰も本当のCカップを知らない説。

突然だが、わたしバストアップを頑張っている系女子だ。

詳しくは割愛するが、日々の努力甲斐あってこの1年でCカップFカップまでサイズアップした。

Cカップだった時代男子から何度も言われたことがある。

「いやいや、絶対Cカップもないでしょ!」

サイズアップ中でDカップのブラを着けていた時さえ、

「BよりのCカップだね〜」なんて言われたものだ。

いやいやいや!誰より自分おっぱいサイズを知ってるのは、わたしだし!?

服の上から見ただけでその決めつけ、おぬし童貞???

セクハラ愛想笑いで流しながら、心の中で何度そう叫んだことか。

そんなモヤモヤも忘れかけていた今日、ダラダラと仕事を続けた徹夜明けの朝、

眠気覚ましシャワーを浴びていて、突然ひらめいた。

―そうか、男どもは本当のCカップを知らないのだ―と。

繰り返すがこの1年間、バストアップのことばかり考えていたわたしは、

日々、グラビアアイドルの美しい乳を眺めてモチベーションにしたり、

おっぱいに関するネット記事掲示板を読み漁ることを日常的にしてきた。

グラドルの乳は、当然ながらため息が出るほど美しい。

わたしの乳と同じサイズのはずなのに、形も大きさも大違い。。

ようやく大きくなってきたのに、どうしてー!?(泣)

と悩んでいた時期もあったが、そんなグラビア撮影の陰には、

「乳盛り職人」と呼ばれる方々の見えない努力があることを知った。

ヌーブラガムテープ、パッドなどを駆使し、美しく撮影できるように、

とにかくグラドルの乳を盛って盛って盛りまくる。

からグラビアで見ている乳は、実際のサイズとは到底異なるそうだ。

さて、活躍中の多くのグラビアアイドルは、大体がEカップ以上。

一部のニッチ需要に応える貧乳グラドルはいものの、

中途半端Cカップグラドルというと、ほぼ存在しないに等しい。

乳盛り職人努力なんて知る由もない男子たちは、

グラビアでつくられた幻想Eカップを、本物のEカップと思い込む。

そして、純朴な男性諸君はきっとこう言うのだ。

彼女にするなら、こんなEカップが良いなんて贅沢は言わない。

ま、この一回り小さいくらいのサイズでいいな。

そう、僕の理想Cカップだ。」

実際のCカップを見たことがない癖に、頭の中で勝手Cカップイメージし、

理想として掲げてしまう。

なんとも捻くれた事実

これが、バストサイズに関する男女間の価値観相違のねじれの正体だ。

余談だが、多くの女性向け記事によると、

多くの男性理想とするバストサイズ1位はCカップとのこと。

どの記事も「男性って、意外と巨乳きじゃないんですよ!」

「実は日本人の平均サイズであるCカップが、最も理想とされているんです!」

などと、おっぱいねじれ現象(ONG)を無視した

花畑のような甘い言葉で締めていたように思う。

しかし!しかしだ。

わたしは改めて聞きたい。

Cカップが好きだと答えた男性たちよ、

果たして、本当のCカップを知っているのだろうか?

そして世の女子たちには、悲しい事実を伝えなければならない。

男性理想とするバストサイズは、Cカップなんかじゃない!

そう、おそらくEカップくらいです!!!!!

2019-12-27

俺の好きな外見の女の子描いた

https://imgur.com/a/930He2s

とりあえずバストアップ像だけど髪色とか目の形とか俺の性癖に忠実に従った。

もっと上手くなって理想二次元女子自由自在に出力できるようになりてえなぁ!

2019-12-18

皆さんの笑いのツボを教えてほしい

笑いのツボってあるじゃないですか

ある特定物事や状況下で必ず笑ってしまうやつ

僕の笑いのツボは

ビートルズ楽曲something」のMVオノヨーコバストアップになる瞬間

アニメひぐらしのなく頃に」の登場人物北条鉄平が「このダラズがぁっ!!」と怒鳴る瞬間

TMA制作パロディAVひぐらしがなくころに」で、圭一役の男優が自宅に訪問してきたレナ役の女優を追い返すシーンで「頼むから帰ってくれよ」と言う瞬間(卵から帰ってくれよに空耳してしまう為に)

上記した他にも幾つもあると思うけど今パッと挙げられたやつだけ

「アズマリム」がアズリムった騒動に進展があったので。anond:20191215031303

https://twitter.com/as_chisei/status/1207066455973302272

本日12/18に新運営会社Chiseyの社長さんからの発表があったので、今までの話と合わせて考察します。

(前回と同じく、個人的主観も混ざっているので、間違いとかあるかもしれません。ご了承ください)


12/18 13:10最終更新最初に公開したやつと大幅にかわってるところもあります。ちょこちょこ情報追記とか考察編集してます。】


9月からCyberVより運営を引き継いでいた

 →CyberVの発表と一致。事実

・アズマリム本人と協議し、お互い了解の上で本人の個人運用個人勢)へ移行する準備中だった

 →新情報

上記理由により、まだ引き継ぎの発表をしていなかった

 →12/12にCyberVが移管を発表する予定だったのを、アズマリムとChiseyが難色を示した(fanicon情報理由が上の話だということでしょう。

  ChiseyとしてはCyberVから移管とアズマリ個人勢への移行を同時に発表する予定だった、と推測。

  が、CyberVとしてはもう移管作業が終わってる上に、いつまでもアズマリ運営が自社だと思われるのも困るのでここで発表しようとしたのか?

  (もう自社のものではないプロジェクトの問い合わせ窓口業務いつまでも労働を割ける余裕も義理もないだろうし)

・アズマリムが投稿した内容は、移管前の話であり、アズマリムとCyberVの話が食い違ってるのも事実だけど、うちは知りません。

 →まぁそうだろうなって感じではある。

報酬の支払いについての件も知らない。少なくとも9月以降の支払いに関しては本人と合意していた。

 →5月8月そもそも本来CyberVの管轄でもないはずなのでなんとも…。

  しかし、アズマリムの話だと9月以降の支払いもなかったようなことを言っていたが…?

  →「プロジェクト利益」と書かれているあたり、稼働報酬ではなく普通YouTuberとしてのチャンネル収益ファンコミュ収益あたりのみの支払い契約か?

   そこから割合での分配なのか、固定額を天引きしての支払いなのかにもよるけど、後者だった場合アズマリムへの支払いがなかったという話も説明ができそうではあるが。

…と推測していたのですが、一部違うポイントを指摘していただいてたので、読み直してそこを再考しました。

かにCyberVは契約終了後に支払いしていたとは書いてなかったですね(契約間中は月数十万を81に支払っていたと書いてるが)

契約終了後は、「9月イベントや他イベント(おそらくDIVE XRなど)の出演費用配信機材の無償提供スタジオ以外でも配信ができるようモーショントラッキング設備をCyberV負担で開発・提供」となってました。

これに関しては読み間違いからの憶測をしてしまい、申し訳ありません。

ただ、この情報と、「アズマリムは12/7の告発直後まではYouTubeTwitterやfanicon(こちらは12/10のCyberV発表時点まで)にログインできていた」という話を鑑みるに、5~8月動画配信収益やfanicon収益はアズマリムに直接入っていたと見れます

そこまでログインできるなら収益の振込先の指定もできるはずなので。4月まではYouTubeはCyberVが管理していた可能性が高いですが、多分CyberV所属中もfanicon収益は直接アズマリムに入っていたんじゃないかなぁと考えています

まぁ散々言ってる通り、CyberVからしたら5月以降は自社所属ではないので報酬支払いをする必要がまずないわけで。本人希望での活動継続だし。

となると、やはり5月以降もそれまでどおりの報酬を貰えるとアズマリムが勘違いしていた説が濃厚です。

現在協議中らしいので、また後ほど追加情報が出るだろうと思います。あとは81側からなにかアクションがあれば全方面から情報が揃うことになるのですが…。

Chiseyの発表内容としては、少なくとも現時点ではCyberVの発表に対立するようなものはないですね。


【ここから自分の推測。↓↓】

~19年4月:CyberV(+DELTAGAMES、スパーククリエイティブ

5~8月フリー(実質個人勢同等)、CyberVが面倒を見ていた

9月~??:Chisey

??~:完全に個人勢へ移行

完全に個人勢に移行する予定だった、というのは新情報ですね。

アカウントパスワード変更の件は、アズマリムが個人勢に移行しようとしていたということはChiseyは根本的に触ってない可能性が高い(共有はしてるだろうけど運用は本人とママのみ?)

12/7の騒動以降、CyberVが触れないのは妥当だとしても(9月移管の時点で変更してて知らされてない可能性も否定できないので)、CyberVが言う通りChiseyも触れなくなったのが事実だとしたら

・本人が嘘をついて囲っている

ママと呼ばれる初期から専属スタッフが取り上げて囲っている

のどちらかだろうという推測は間違っていなかったとみてよさそうです。

しかし、これでアズマリムの証言に新たな嘘がでました。

運営と連絡が取れていない

 →9月以降の運営のChiseyとは話し合いしている。

  5~8月そもそもCyberVは運営じゃないが、フルトラ配信などをしている時点でCyberVの設備を使っていることは確実なので、該当期間も連絡は取れている。

  そうなると、アズマリムがいう「連絡の取れてない運営」って?

  5月以降はCyberVは運営じゃないんだから、連絡とったところでそうそう反応してくれる方がイレギュラーなのでは?

  鳴神裁の配信で、「アズマリムはChiseyのことを"間の会社"と指していた」という話があったんですよね。

  これ、「CyberVとの連絡を取り持つ会社マネジメント?)だと思っていた」と取れるんですよ。

  だから運営と連絡が取れない」っていうのは、Chisey経由でCyberVに連絡を取ろうとしていたけど無視されたととっているのではないかという。

  アズマリム側では、CyberVがずっと運営でChiseyは仲介という認識だったと思われる。

  が、「連絡がたびたびとれない」=5~8月無所属期間でCyberVからしたら業務優先度は下なので妥当、「連絡がとれない」=10月以降は9月イベントも終わってCyberVは完全に手を離れたので妥当という…。

  「企業から別の企業所属個人勢になるまでの間の会社」って取り方もあるんですけど、さすがにそれだとChiseyに失礼すぎるんだよなっていう…。

そして、どっちとも取れなかった話にも進展がありました

約束事項を履行されていないっていう話に関して。やっぱフルトラ関連じゃないですかねこれ。

 →CyberVが提供していたモーショントラッキング設備はおそらくフルトラに対応していない(パチ配信などの自宅でしてると思われる配信は全部バストアップだったので、9月までのフルトラ配信もCyberVのスタジオでやっていたと思われる)

  →「11月以降フルトラができる」と言っていたので、11月にCyberVが提供しているモーショントラッキングがフルトラに対応できるようにアップデートする予定だった

   →11月が終わってもフルトラにアプデされないので「約束が違う!」

…って流れじゃないですかねこれ?あくま想像ですけど、流れ的に自然かなと。

CyberVが自社負担で開発したというモーショントラッキングはおそらくフルトラに対応してないのですが、もしかしたら「11月にフルトラできる」って言ってたのは11月にフルトラ対応にアプデ予定だったとかなのかなっていう。

そうなると「開発間に合わなかったよゴメンネ」って話ではあってCyberVにも悪い点があるってことになるんですけど…。

ちなみに親会社のCyberZはmemmaのスマホアプリ対応だったりとかOPENRECの機能追加などで度々こうやって「開発間に合わなかったわスマン延期するわ」をやっているのでわりとありえる話でもあります…。

(ちなみに、全身フルトラに関しては一応にじさんじが「にじ3D」という形で配信者にiPhoneXのトラッキング機能とOculusRiftを利用した1人でも使える全身フルトラアプリ制作していたりするので、技術的にはできなくはないです)


たまに話題になっているんですが、5月以降の活動に関してはアズマリム本人が希望していたものだとCyberVの声明にあります

それを引き継ぎ先が見つかるまでCyberVが面倒見をしていたってだけなので。


うーん、そうなると

報酬支払い→アズマリムの勘違い

運営と連絡が取れない→アズマリムの勘違い

約束が守られなかった→アズマリムの勘違いかCyberVの落ち度か不明

・18年11月の件→アズマリムの嘘が濃厚

って感じですかね…。

CyberVにも落ち度はあるけど、アズマリムのほうが勘違いによる自爆してる可能性が高いんだよなこれ…。確信犯で嘘ついてる可能性もまだあるけど…。

あと、U氏によると来週81と話し合いがあるそうで、それによってまた追加情報があるかも?

2019-12-15

Vtuber[アズマリム]の騒動まとめ【アズリムった】

アズマリム本人のツイート、CyberVの発表の2つにあわせ、初期運営会社DELTAGAMES社長U氏のTwitter情報Vtuber「鳴神裁」から情報も鑑みて、個人的にまとめたものです。

あくま個人的主観も入っているなので、間違いとかあるかもしれないです。ちなみにクソ長いです。まとめも下手なので読みにくいと思います。ご了承ください。

追記12/18:Chiseyからの発表あったので追加 https://anond.hatelabo.jp/20191218115935

追記12/16 : 2点編集を加えさせていただきました。

U氏より事実誤認の指摘があったため、該当箇所を訂正させていただきました。修正に関しては、19年4月部分の3社協業の企業名修正と、アズマリ演者への支払いに関しての推測文の削除の2箇所です。

アズリムの件で見掛けたまとめブログ事実誤認の内容を見掛けたので訂正して頂ければ…私が言う三社協業というのはCyberV(CyberZ)とDELTAGAMESとスパーククリエイティブの協業契約でして、旧体制においてはDELTAGAMESとスパーククリエイティブプロジェクトの売上分配率を所有しておりました。

https://twitter.com/uesugi_kentarou/status/1206265472028573696

また、いくつかご指摘頂いている18年11月の部分に書いていた「TとFの共演NG事項」に関しては、NGになった時期がいつなのか詳細は不明なのでまとめてここにいれておりましたが、こちらも合わせて修正しております

アズマリ共演NG企業Vtuberは該当の2名だけではなく他にもいるので、理由として完全に違うというわけではないですが、確かに下記案件などから「TとFに関しては19年4月以降にNGを出されたと考えるのが自然」だと判断し、こちらも修正させていただきます

当初は、時期推測の根拠として、この時期以降CyberZ主催イベントRAGE」でぱったりとVtuberイベントがなくなったこと(最後が18年11月4日のVカラ女子会)を考えていました。

Fと見られているVtuberが19年9月にbilibiliでコラボ動画を出していることから、おそらく「生放送イベント出演時での絡みがNGで、動画に関しては編集できる(チェックを入れた上で公開できる)ので完全に拒否しているわけではない」と推測しています演者同士は仲が悪いわけではなく、運営企業制限しているものと見られます

19年2月北海道旅行に関しても、「北海道応援するプロジェクトの一環」とあるので案件です。

運営がトラブって19年2月4月に延期されたりした「バーチャル音楽フェス」はそもそもその前の18年9月11月に行われた他社主導のクラウドファンディングによるイベントなので考慮外です(CyberVはOPENRECによるイベント中継を担当していたものと思われます、このイベントの延期に関しても、CyberVはどちらかというと被害者と考えています)】

2018年11月の1回目の騒動について】

アズマリムの主張:責任者(CyberV社長藤氏とfaniconで名指し)が目の前にいる状態ツイートした

CyberVの主張:我々の預かり知らぬところで行われた

U氏の主張:そもそもCyberV兵藤氏自分から連絡を入れて初めてツイートに気づいたレベルなので、アズマリムの主張は間違い

 →それぞれの主張から推察:おそらくアズマリムがツイートしたタイミングスタッフはその場にはいたが、ツイート内容の確認等がされるわけではなくアズマリムが勝手ツイートした

ただし、これに関してはその後の謝罪文とかの話もごちゃごちゃしている上に、U氏が「アズマリムが嘘をついている」と断言しているあたり、

アズマリムは黒(嘘をついている)の可能性が高い

そもそも話し合いをして納得していなければ、アズマリム本人のフルトラ/肉声による謝罪動画なんて制作出来ない。

脚本を読まされる立場だとしても拒否すればいいだけの話になるし、本当に納得出来ていないのなら81が演者を守りに入るはずなので。

この時点でアズマリムの発言と行動に矛盾が発生しており、信憑性に欠ける。

そもそも18年11月騒動に関しては、

・好き放題やってスタッフ退職に追い込んだ

そもそも利益ほとんど出てなかった

・他Vから共演NGによってCyberVの親会社にあたるCyberZのイベントであるRAGE」で人気があったVtuberライブができなくなった

などにより、CyberVがアズマリムを終了しようとしたことが発端。

アズマリムのツイートから推測できるのは、おそらく中の人が交代になる形でプロジェクト継続しようとしていたということ。

しかし、それをアズマリムが微妙に捻じ曲げて告発したことで、中の人は首の皮一枚とはいえ繋がることに。

しかし、それが原因で、「中の人を変更してプロジェクト継続しようとしていた」のが「プロジェクトごと終了」に変わることになる。

(ちなみにこの時点で、CyberVは他に流石乃ルキ・ロキと星空学園3人を運営している。この5人はCyberZが運営する「OPENREC」で開催されたオーディションの通過者である)

→「TとFの2名の企業Vtuberによる共演NG」は、条件を鑑みるに19年4月末の契約終了後からとみるのが妥当なので、修正しました。

2019年4月、アズマリプロジェクト終了…にならず】

CyberVの発表の通り、アズマリプロジェクトは終了、参加企業であるCyberV・DELTAGAMES・スパーククリエイティブの3社の協業も終了。

この時点でアズマリムは引退して成仏(キャラ的には多分これでいいはず)するはずだった。

…が、アズマリ演者が「続けたい」と懇願

(U氏の発言より、アズマリムはなかなか高給取りであり、演者声優業ではあまり成功してるとも言えないので、アズマリムの給料がなくなるのは大ダメージになるから続けたがったのではないかと推測される)

CyberVの苦悩が始まる。アズマリムのプロジェクト移管先を探しながら、アズマリムとして配信できる環境演者に貸し与える感じに。

今まではDELTAGAMESが報酬をまとめて81に支払っていたが、DELTAGAMESは完全に降りたのでCyberVが81に支払っていた。

額面的にはおそらくきちんと演者への報酬も含まれているだろうが

YouTube動画配信収益・fanicon収益・グッズ収益イベント関連収益

を支払いしていたと見られる。

CyberVが嘘をついていなければ、これは81がアズマリ演者への支払いを怠っていることになる。

 →そもそも5~9月はアズマリムは実質無所属個人勢と変わらないので、CyberVが依頼して配信動画制作していたわけではない。

  ので、本来報酬自体が発生するようなものではない。

…どころか、普通に考えたらCyberVの配信環境などを利用していたいので逆に利用料払わなきゃいけないくらいなんだけど、まぁこの話はそこまで関係ないというかややこしくなるので置いておこう。

2019年9月運営会社変更】

CyberV発表だと8/31付なんだけど、めんどいので9月から、って書きますほとんど変わらんし。

アズマリ譲渡先が株式会社Chiseyに決まる。

株式会社Chisey」は、社長が「FRENZ」という界隈では人気のある映像クリエイティブイベントを毎年主催している。東方の「フラワリングナイト運営でもある。

おそらく税金対策法人化された会社ではないかなと思うが、社長上記の通り業界ではちょっとした有名人であり実績もある上に、Vtuber好きとしても知られるので、ここでは特に問題とはしない。

(というかそこ問い詰めてたらマジでキリがない)

しかし、ここでアズマリムは反抗する。

運営会社が新しく決まったということは、給料が変わる可能性が出てくる。新運営無名CAグループの一員であったCyberV時代よりは間違いなく落ちる。

その上、CyberV時代には出来てたフルトラ配信もできなくなる可能性が高い。

(おそらくアズマリムが言う「履行されなかった約束」というのがフルトラ配信である

多分アズマリムは自前でフルトラ配信できる環境を用意されると思っていたのだろう。

しかし、CyberVレベルのフルトラ配信はどう見積もっても数百万クラス、下手したら4桁万円レベルのものであり、個人でどうのこうのしたり使うものではない。)

で、ここらへんちょっといろいろこんがらがっていて、アズマリムのイベント9月末にあり、そこまではCyberVも面倒をみていたものだと思われる。

おそらくアズマリムが「報酬がない」とか抜かしてたのも、9月末のイベントが先に決まっていたからで、それに向けて活動を続けていたから、本人では「仕事として継続している」と認識していた可能性が高い。

で、実際10月以降の配信バストアップのみで顔認識トラッキング精度も落ちている。

おそらく9月末で完全にCyberVは手を引いており、裏で事務面などの引き継ぎをしていたものと思われる。ただ、そこそこ大きな企業運営からまぁ実質ほぼ個人に引き継がれるわけで、時間はかかる。

この期間にアズマリ演者自身引っ越し等もあり、多分相当グダったもの想像される。

ちなみに、アズマリムのファンコミュがfaniconから変更されるという話があったのだが、おそらくその先は「memma」というCyberZが運営しているファンコミュを予定していたと思われる。

が、memmaのサービス開始が大きく後ろにずれたことで(開始が19年4月中旬)、アズマリプロジェクト契約終了とそう変わらない時期になってしまい、流れたものと見ている。

2019年12月、そして騒動へ】

CyberV兵藤氏は、運営移管先を探し、運営移管の引き継ぎなどを行いながら、新運営やアズマリ自身フォローアップもしていた。(U氏のTwitter発言より)

そして1212日、引き継ぎなどが終了し、CyberVの手から完全に離れることになりそのプレスリリースを準備していた。(12/12というのはアズマリ自身がfaniconで発言している)が。

12月7日の夜、突然アズマリムがTwitter告発をする。

これに関して、今まで上で追ってきていたものなどと照らし合わせてみよう。

運営スタッフ、及び責任者様と、

・連絡が度々取れなくなっており、現在も連絡が取れていない事

活動に際してお約束いただいた事項を履行していただけていない事

5月以降一切の報酬お支払いが確認できていない事

上記理由により、活動を続ける事が困難となりました。

https://twitter.com/azuma_lim/status/1203240121627111425

・連絡が度々取れなくなっており、現在も連絡が取れていない事

 →そもそもCyberVは5月時点ですでに運営スタッフではない。U氏は「兵藤氏はたびたび相談に来ていた」と言っている。

  推測されるのは、9月末のイベントはCyberVがやっていたので、それまではCyberVが運営だと思いこんでいたことによるすれ違い(本当は4月末まで)

  なお、Chiseyの方とは連絡が取れていたことをfaniconで明言している。そしてChiseyは引き継ぎでCyberVとやり取りしている。

活動に際してお約束いただいた事項を履行していただけていない事

 →「11月にはフルトラ配信ができる」と言っていたそうなので、おそらくフルトラ環境のことだと思われる。「11月には」というのは演者引っ越しが終わって落ち着く時期だったからかと。

  CyberVが面倒見していたのは長く見てもイベントがあった9月末までであり、それ以降はChiseyなので、Chiseyにフルトラ環境がなかったことにより「約束を破られた」ことになっていると推測される。

  上でもちょっと書いたんだけど、移行後もフルトラ配信ができるようになると見ていたのは、もしかしてフルトラ配信個人でもできるようになると勘違いしていたのではないかという説で、

  演者がフルトラ配信環境がどのくらい金がかかるものなのかを知らなかった事による事故的なものじゃないかという見方も…。

  CyberVは契約切れても自社で面倒見てた期間はちゃんとフルトラ配信させてるので約束を履行していた、つまりこれはChisey側の問題。(多分アズマリムはChisey移行後もフルトラできると思っていた)

5月以降一切の報酬お支払いが確認できていない事

 →CyberVの発表により明確に反論されているので、81側の問題

  そもそも本当に報酬は支払われていないことが問題になっているのなら、まず81がCyberVに問い合わせることからはじまるので、そもそも演者出張問題ではない。

  4月末で契約が終わっているなら、そもそもアズマリムは個人勢であり、企業から報酬が支払われる事自体おかしい。

  上に書いたとおり、CyberVは活動収益(に報酬を上乗せして)81に渡していたのだが、報酬が減ったことをアズマリムが納得しておらずキレた可能性が高い。

  怒る相手はCyberVじゃなくて81なんじゃないですかね?

昨年11月ツイートに関しまして、アズリム1人で感情的に行ったものではなく、目の前に責任者様、スタッフの方々がいらっしゃいました。

その後、“アズマリム本人と話し合った“という文面が公表されましたが、話し合いは行われていません。

https://twitter.com/azuma_lim/status/1203243586638073857

→U氏が明確に「嘘」と言っている。(CyberVはU氏が連絡して初めて事態に気づいた)

 目の前に責任者スタッフがいた可能性は否定しない(そもそも外部からはわからない)が、そのスタッフが「確認」した上でアズマリムがツイートしたのかというわけではない。

 つまりこれは言葉のあやであり、アズマリムが勝手に行ったこである

 話し合いが行われていないというのも、上に書いたとおり謝罪動画をフルトラ/本人肉声で出してるあたりで信憑性が低い。

 まぁこれに関しては、本人その場にはいたけど蚊帳の外で話が進んでたという可能性もある。

 …が、そうなると謝罪動画撮影などを拒否すればよかっただけの話なので、条件が悪かったかもしれないがアズマリ演者も一度は話を飲んでるはずである

関係者を名乗り事実とは異なる発言を繰り返される方がいらっしゃいますが、そうした事も本当にやめていただきたかったです。

https://twitter.com/azuma_lim/status/1203254729108672513

→U氏のことだと推測される。

 確かにU氏は「現在は」元関係者であり蚊帳の外ではあるが、そもそも産みの親の1人であり、娘にこういう言い方されるのはかわいそうですらある。事実と異なる、というのはアズマリムとは解釈が異なるから「そんなん事実じゃない」って駄々こねてる状態に近いのでは…。

 ちなみにU氏はルキロキを終了させられたことを納得しておらずCyberVに恨みを持っているレベルなのだが、それでも今回の件でCyberV側についてるあたり、よほどアズマリムが問題児だったのでは…って感じですね。

Twitterなどのアカウントログインできないという話ですが、CyberVの言い分ではChiseyすら触れていないとのことなので、本人が「ママ」と呼んでずっと裏方スタッフをしている人間(デザイン担当イラストレーターさんなどではないと本人が過去に明言してる)が隠してるのではないかという感じがします。

というのも、おそらく今回の騒動にも「ママ」は噛んでいると思われるのですが(おそらく前回も)、アズマリムがポンコツなのでこういう感じにあら捜ししたらボロボロ崩れるような発言をしてしまたことで逆に劣勢に立たされてしまい、アズマリム本人がこれ以上ボロを出すと完全に裏目に出るので取り上げた、と見るのが自然かなと。

新旧運営どちらもアクセスできない、演者アクセスできないとなると、どちらかが嘘をついてない限り第三者がなにかしてるということになり、その第三者にあたる可能性が高いのが「ママ」なんですよね。

ちなみに「ママ」はTwitterやfaniconなどでたまに発言していたことをアズマリム本人がfaniconで認めているので、アクセス権限を持っていたことがわかります

ママ」は、CyberVが運営支援に入る前からアズマリムに関わっていたことが昨年の謝罪動画から読み取れるので、いわゆるお抱えスタッフであり、新運営に移った後も関わっていると推測されます

追記)あと、もう一つこれ根拠がありまして。

12/7の告発時点では見えていた「YouTube登録者数」が、これを書いている12/14深夜時点で非公開になってるんですよね。

まり、誰かがいじってるんですよ、騒動後に。

から関係者誰も触れていない」状況ではないので、「誰かが抱えてる」可能性を指摘しています

12/6にCyberVのサイトが見れなくなっていた件ですが、そもそもその原因がアズマリムのツイート

https://twitter.com/azuma_lim/status/1202927707585044480

によってセンパイ殺到してアクセス集中した結果なので、むしろ前日にアズマリムがCyberVにヘイトがいくように誘導をかけているものです。

そもそもCyberVとDELTAGAMES以外に運営として表に出されていないので必要もなかったと思われますけど。

ちなみにアズマリムの演者Vtuberとか関係なく過去にもいろいろ問題を起こしている問題であることをあちこち暴露されており(演者バレバレとはいえ非公開なので伏せますけど)、

今回81が名指しされたにも関わらず1週間なにも音沙汰ないのはそういうことじゃないですかね、って感じもしますね。

謹慎沙汰起こしてるみたいな話もあったし…。

そもそも一緒に北海道旅行まで行くような仲だった人たちに共演NG突きつけられてるあたりがもう、ね。

【以降の文章追記修正によって文字数限界で表示が切れてしまっているのでこちらに移しました https://anond.hatelabo.jp/20191216101521

2019-10-24

宇崎ちゃん漫画読んだ!

正直面白いところは特になかった…

内容もあまり印象に残ってはいないけど、胸を強調するコマが多いなとは思った

揺らすエフェクトつけたり効果音つけたり

バストアップアングルだったり、腰痛そうな姿勢だったり

面白くはなかった…作者よすまんな

宇崎ちゃん献血ポスターの何が気味悪いって

論理的説明してそうで、全く的外れ解説を長々としてるオタクの言い分だよね、、、。

いろいろ御託を並べてるけど、ただただ一般的にみて気持ち悪いポスターだったってだけ。それだけだよ。論点のすり替えをしてんじゃないよ。

あのイラストの『はーん』って言いそうな小馬鹿にしたような顔だけだったら、今はこの漫画流行ってるのかぁふーんくらいで、たぶん素通りだったんだろうけどね。

あの顔にそぐわないアンバランスすぎる巨大な乳が、現実乖離しすぎて、オタク趣味全開すぎて、気持ち悪い。

グラビアアイドルが服を着てバストアップ写真撮ってもあん露骨にはならないでしょ。絵だから。これでもかって誇張されまくってるパンパンの乳が子供みたいな顔にひっついてるのが、違和感あるのよ。

漫画とかアニメとか同人誌とかさ、オタクフィールドロリ巨乳描こうが愛でようが好きにやったらいいけど、オタクじゃない人が見る公共物でそれをやっちゃうのはさぁ、、、、

もう、ほんと、

2019-10-22

おっぱいが好きだ

だが、KKOおっぱい供給されることはない。

そもそもこんなご時世だ。

そんな性的な願望が通るわけがない。

…ならば自給自足するしかあるまい。

幸い小生、齢も40を超えて、中年太りも進んできた。

程よく脂肪が乗り始め、アンダー90、トップ93という

真っ平な胸ではあったものの、わずかながら胸の部分の

脂肪を揉める程度にはなっていた。


さて、育乳の開始である

バストアップ ツボ」などで検索すると色んな記事

ヒットするが、だいたい目についたのは「天渓」、

「壇中」あたりか。

とりあえず、乳首育成に使用していたエレキバン

「天渓」に貼る。壇中は心臓に近すぎるので怖い。

スポバンも試したがエレキバンの方が効きが良い気が

する。

だいたい半年ぐらいで男性用ブラをつけると膨らみを

感じるようになっていた。

今年の春。さすがに薄着になるので目立つ。

夏の間チクニーと育乳を続けていると性感が強化され

すぎたのか、「天渓」にエレキバンを貼ると脇から肩、

腕の筋肉が痛くなるほど刺激されるようになったので

一時使用をやめる。

でも時々やる。

9月末。

消費税増税駆け込みで、ついに女性Aカップブラに

手を出す。

男性用ブラがややきつくなってきたためだ。

最初感想は「Aカップってこんなにデカいんかよ」

であった。

とはいえ、着け心地はそれほど悪くない。滅茶苦茶

隙間できるが。

現在は鞄をたすき掛けにして、腕でカバン紐を持ち

ながら、Aカップの胸を腕に押し付ける「セルフ

組み」を体験している。

これからも励んでいきたい。

2019-10-18

anond:20191018104103

たとえば井上和香献血ポスターに選ばれたとき乳を強調する構図や婀娜っぽい表情で採用されたらオイオイと思うけどバストアップ構図でさわやか笑顔とかだったら女性を軽んじる意図感じなくないか

2019-10-05

できらあ!

小説書きのイラストは、右向きバストアップばかりで、見てられないと言われたので、一念発起。とうとう、漫画アンソロジーに呼ばれるまで成長した。

やれば出来るっ。出来たっ!先週、脱稿出来たので喜びを噛み締める。

2019-09-03

ビルコン某セッション炎上への一女性エンジニアぼやき

下記ブログに感銘を受けたので、噂のセッションを聞いていた女性エンジニアの一人として、乱雑になるかもしれないですが意見を書かせてください。

https://anond.hatelabo.jp/20190902021257

まず、8/29当日の話をしようと思います最初から最後まで前夜祭にいた私はセッションに散々笑ったり、内心ツッコミを入れたりしつつ、大満足で帰宅しました。

残念ながら婚活アプリにもマッチングアプリにも興味がないので、CROSS MEが何かは知らなかったのですが、『黒髪メガネ女子マッチング』辺りで内容は普通に想像できていましたし、概ねその通りの内容でした。

概ね、と言ったのはCROSS MEの「近くにいた人と出会える」という仕組みについて、ふうん、登録した人がただひたすら延々と出てくる感じじゃないんだー、と感心しつつ、想像していたマッチングの仕組みを脳内修正たからです。

この時点で大した反感も持たず、普通にセッション満喫していたことがわかってもらえるのではないかと思います

また、仕事の都合で来ることができなかった友人に前夜祭の各セッションについて実況のようなものを送りつけていましたが、彼女普通にすべて面白がり、笑い転げているスタンプを大量に送り返して来ていました。

翌日、TLに何か不穏な雰囲気が漂っていました。

何事かと思って経緯を確認して、最初に私が抱いた感想はこうです。

「何勝手主語を大きくして人のこと哀れんでくれてるんです???

だってビックリするしかありません。

チケット自分で購入して、仕事の都合を付けてウキウキ参加しようとしているイベント

前夜祭もとても面白かったし、明日明後日も楽しみだな〜(*´ω`*)と思って、寝て、起きたら、男女の人数比が偏った場で女性ゆえの苦労をしている不遇の女性エンジニア進化していたんです。もうわけがからない。

感受性の高い方がセッションを聞いた結果、女性エンジニアの不遇(?)を思い出したり思いを馳せたりして号泣し、辛くなったのでブログに書いて想いを昇華しようとしたわけですが、それは何も問題ありません。何せ、それはただの個人の感想であり感情です。人の感想制限する資格も、感情制限する資格も、誰も持っていません。

それが、本当に全くこれっぽっちもなんでそんなことになったのかわからないのですが、セッション自体の"正しさ"だの、"ジェンダー問題"だのの議論に波及しました。

しかも、イベントに参加したら人事や営業に間違えられた、だの、マウント取られた、だの、関係のない話まで浮上していたわけです。やっぱりわけがからない。それ、何か関係あります

引っかかることがいくつかあるので、一つずつ取り上げさせてもらいます

もっとスマート反論できればいいのですが、そもそも論点が切り分けされず、いつまでもセッションエンジニア業界の男女比と男女差別問題運営方針etc……がごちゃごちゃとしているので仕方ありません。

1. マッチングアプリテーマしたことがだめだったのか?

マッチングアプリは男女の人数比がある中で発表に取り上げられることが憚られるような、男女差別に繋がるようなものでしょうか?

もちろんそんなことはありません。マッチングアプリ男性女性を探すことができますが、逆に女性男性を探すことも可能です。

男性しか女性スキップすることができないのか? いいえ、女性も同様に男性スキップすることができます

アプリ上での登録項目もUI性別による差はないでしょう。

マッチングアプリ性差別助長するものではありません。むしろ、昔の恋愛観を考えると、女性から能動的に恋人候補を探すことができる仕組みを生み出したことである意味恋愛における男女平等を進めた、と言えるかもしれません。

そもそもマッチングアプリを取り上げた背景としては、登壇者が(少なくとも)3年ほど彼女ができないエンジニアコミュ彼女を作ろうと頑張っており、その過程マッチングアプリヘビーユーザーになってもいたからです。

馴染みのあるもの主題に取り上げるのは当然かな、と思います

2.黒髪メガネがいけなかったのか?

逆に、黒髪メガネに何かありますか?

それがなんらかのアイコンになるのでしょうか?

それは性差別に結びつくようなアイコンですか?

そういう考えがあるとすればあらゆる黒髪メガネ女性に対して失礼なので認識を正した方がいいでしょう。

黒髪だろうが茶髪だろうが青メッシュだろうが、眼鏡だろうが、サングラスだろうが、裸眼だろうが、そんなものは数ある属性のうちの一つです。それ以上でもそれ以下でもありません。

また、黒髪メガネという属性を持っていることは、美醜の問題とは無関係です。

これが「美人マッチングする方法」とか「タイプじゃない女子マッチングしない方法」とかであれば、明確に誰かを傷つけるものとして不快に感じたかもしれません。

それこそ技術無駄遣いですが、バストアップ画像から胸のサイズ予測して女性を選ぶ、といったセクシャルな内容であればドン引きしたし、率直に言って最悪なセッションだと登壇者にフィードバックしたでしょう。

しかし、黒髪メガネはそういった類のものではありませんでした。

また、データに関して言えば、顔認識で拾える情報なんて微々たるもので、その中から髪色とメガネ有無という特徴を選んだことになんら疑問はありません。

3.感想投稿した人がいけなかったのか?

そんなことはありません。

感想を言うこと、発表に対して良い感情を持つことも悪い感情を持つことも自由です。

そもそもご本人もセッション自体についての是非を問うものではない、という風に書かれていたかと思います

あえて問題があるとすれば、その投稿に目をつけて拡散する人が現れ、ビルコン参加者に限らず、ビルコンになんら関係のない、その場でセッションを聞いてすらいないにも関わらずセッションなどに対して非難の声を上げる人が出始めたことです。

4.勉強会で人事と間違えられた

恐らく間違えられた人はむっとしたのでしょう。悲しいと思った人もいたのかもしれません。

しかしそれは女性差別的な視点でしょうか?

例えば、ひと目で女性エンジニアだと外見から判断することはとても難しいと思います私自身、普段服装を考えてみても、特に人事や総務の方と一線を画するようなものは着ていないと思います。客先に行く機会も多いので、カッチリ目の服を着ている関係もあってか、営業に間違えられることは少なくありません。

しかし、それが問題だと思ったことはありません。

服で判断はつかず、勉強会であってもスポンサー企業広報の方なんかが訪れる可能性がゼロでない以上、目の前の女性が何者であるかなんて聞いてみないとわかりません。というか、女性である私にも見分けなんて付きませんし、間違えたこともあります。ごめんなさい。

それとも、勉強会技術イベントにいる女性に対しては常にエンジニアだと思って接するべきだ、という話でしょうか? それは些か乱暴ではないでしょうか。まさかとは思いますが自分が間違えられたくないから、エンジニア活動場所に入ってきた人事(マイノリティ)の方が間違えられればいい、それが当然だ、というのであればとても怖い話だと思います

また、例えば私の見た目上のエンジニア判断基準は、「このままじゃ絶対客先に行けそうにない服装」というのが一つの基準ですが(笑)、ひと目でエンジニアとわかってほしいですか? 本当に?

業界の男女比の話に絡めると、女性エンジニア現場一定数いる職場って案外少ないのではないかと思います。(少なくとも私は現在含め、女性エンジニア一人の職場ばかり経験しています

とすると、「知っている女性エンジニア服装」と一致しなかった場合職種誤判定するのは仕方ないと思いませんか? 今ビルコンでもいくつかのセッションで取り上げられていたAIと同じで、一定量の学習データがなければ人間も正しい見分け方が身に付くはずがありません。

5.勉強会マウンティングされた

これは……うーん……。正直、(相手性別年齢に限らず)マウンティングされても全く気づいていなかったということが多い(後で他の人から大丈夫だった? とか言われて初めて気付く)私には何も言えません。

ただ、体感として、上から目線ものを言いたがる人は自分より若いと見れば言うし、自分の得意分野である特定ジャンルに話が及べば言うし、相手知識レベルなど気にせずに言うイメージがあります。また、エンジニアの中には(全然そんな気がないのに)威圧的な言い方になってしまう単なる口下手がいれば、説明が過剰になりがちな説明下手もいます

それが本当に"女性から"マウンティングしてきたのかは私にはわかりません。

6.このセッションは悪なのか?差別倫理品位問題なのか?

それを考えるには、非常に慎重になる必要があります

少なくとも議論が十分になされていない状態で、差別倫理品位といった単語を出して非難することは望ましくありません。

言うまでもなく、差別は悪いことであり、倫理品位人間として大切にすべき重要な要素です。だからこそ、非難する人が「差別を嫌う人、倫理観を持ち合わせている人、品位のある人はこれを問題にするのは当然だ」というスタンスに立ってしまうと、反論ができなく、あるいは少なくともしづらくなるなります。また、非難する側は反論に対する切り返しが非常に楽という一面もあります

反論することで差別主義者扱いされるかもしれないし、倫理品位に欠ける人間扱いされるかもしれないのです。それを覚悟して反論したとしても、非難する側はいくつかの魔法呪文を唱えることでそれ以上の反論を封じることができます

「なんて冷たい人なんだ」

自分さえ良ければいいのか」

「傷ついてる人のことはどうでもいいのか」

正常な議論になんてなるはずがありません。

正義の彼らからすると、このセッションに疑問を抱かなかった人、セッション普通に楽しんだ人は良識とか倫理観とか品位に欠けてるということになるかもしれません。私も女性なのに女性差別主義者なのでしょう。

最後

論点がとっ散らかっているのが良くないのですが、そもそもセッションに対して正しい・正しくないという視点で論じること自体が誤りだと思います。好ましい・好ましくないという個人意見であれば好きに言えばいいし、活発に議論しようと構いません。

しかし、正しさを主軸とした場合、先に相手が悪だと言った方が勝ちかねないのです。言ったもの勝ち、非難したもの勝ちの世界です。

そうなったら表現の場としておしまいです。当たり障りのない、お上品な、冒険心のない、発見もないセッションビルコンを占めるでしょう。誰か声の大きい一人に目をつけられただけで自分の発表が悪にされる。そんな怖い舞台に誰がユニークものを抱えて上がりたいと思うでしょうか? 安全を取るなら誰もがうんうんと頷くだけで終わる内容に留めておくのが1番だと思いはしないでしょうか?

おめでとうございますちょっと尖った発表を見られたかもしれないビルコンの終焉です。

……もちろんそんな風にはなってほしくありません。

ダイバーシティと絡めての意見散見されましたが、ダイバーシティとは単なる正義の味方ではないと考えていますセッションに対して嫌な気持ちになった人もセッションを楽しんだ人もどちらも区別なく受け入れられるのが、理想ダイバーシティではありませんか?(犯罪などが絡んでいたら別ですが)

もう一度繰り返しますが、今回のセッション面白かったし、女性エンジニアとして問題に思うことは何もありませんでした。

どのセッションも「日本最高峰技術無駄遣い」の名に恥じない、最高にくだらなくて、発想力に笑うしかない、すばらしいものでした。

運営の皆さん、ありがとうございました。

また来年もこういう笑えるセッションが見たいと思います

2019-05-12

追記:踊ってみたカメラマンを依頼され快諾したら文句を言われた

踊ってみたに関して色々聞かれたので下記のエントリ書きました

踊ってみたを撮る方法

https://anond.hatelabo.jp/20190515175406

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TwitterInstagramYoutubeで雑食的に人物から風景、小物の写真動画投稿して遊んでいる

ある日コスプレイヤーグループが「コスプレして踊ってみた動画を作りたいので撮影お願いできませんか?無償で」のような依頼がDMであった

こちらもその日は暇で撮影しながら散歩でもしようかと思っていたところだったので「良いですよ」と快諾した

ただし、前提条件として「当日に意思疎通の混乱があるといけないので"どれだけの本気度を出すか?"というすり合わせをDMでしたい」と申し出たところ、あちらも「それは大切なことですね良いですよ」と快諾してくれた

すり合わせはコスプレイヤー側全員が参加できるようDiscordチャットで行いたいとコスプレイヤー側が申し出たので快諾した

演者カメラマン意思疎通はなかなか難しいものなので本気度を3段階の松・竹・梅で示しますね」と伝え、こちらの作例を20本ほど松竹梅説明に合わせて提示した

するとコスプレイヤー側は作例を「松でお願いしま!!!」と絵文字が乱舞する前のめりと思えるような反応を示した

一応は「松だとカメラアングルが細かいので最低限でも全景撮影4回、個別撮影1回の計5回は踊って頂かないといけませんよ?」と警告したが「頑張ります!」みたいな返事があった

編集もコチラが担当することとなりなかなか面白そうな企画となるはずだった

そして当日はピーカン晴れの絶好撮影日和で「コスプレイヤー(幸運を)持ってんなぁ」と思いつつ合流し、一斉に「お願いしまーす!!!」と元気よく挨拶されコチラも気分良くなり楽しい撮影になりそうだと甘く見ていた

カメラアングルなど今回の予定の詳細を説明しつつ「太陽位置が変わると印象がガラッと変わっちゃいますからササッと撮っちゃいましょう!」なんて言いつつ早速撮影を始めた

1回目の全景撮影、2回目のアングルを変えた全景撮影、そして3回目の更にアングルを変えた全景撮影の後半に差し掛かったとき気付いては行けないことに気付いてしまった

それはコスプレイヤー側が日光に晒され続け踊りを何度も繰り返していることで疲れ始めており笑顔が消えていたのだ

3回目の全景撮影終了後にプレビューを見せつつ「笑顔が消えちゃって疲れが出てますけどどうします?」なんて質問するとリーダーの子が「あー折角1回2回は上手く行ってるんで勿体ないし撮り直しますかぁ」と3回目を撮り直すこととなった

3回目撮り直しは笑顔意識していたのか順調に終了し、そして4回目の撮影差し掛かったときコスプレイヤー側が「少し休憩しませんか?」と提案してきた

光源の位置が変わってしまうことが少々気がかりだったが、3回目の疲れた様子から察するに作品としては強行しても良くないし、4回目の撮影カット採用を少なくすりゃ違和感も少ないだろうと休憩を了承した

15分程度休憩した後に4回目の撮影を実行したが、踊り始めて1分経ったくらいでコスプレイヤー全員の笑顔が消えてしまった

気付いてしまったものしょうがないので、再び「笑顔が消えちゃったようですがどうします?」と問うと「撮り直しましょう・・・」というので撮り直すことに

しかし撮り直しをはじめて直ぐに一部のコスプレイヤー笑顔が消えて、何となく「(あっコレ飽きはじめてんな・・・)」と察した

上手く行っていないことにリーダーの子プレビューを見るまでもなく「すみませんせっかく撮ってもらってるのに撮り直しましょう・・・」と再度撮り直すことに

ここまで来ると察しているだろうがこの撮り直しも笑顔どころか動きも非常に悪くなり1回目の躍動感が消え失せていた

するとリーダーの子が「真面目にやろうよ!」なんて怒り出すが、他の子は「だって疲れた・・・」というような反応を見せ空気が一気に険悪なもの

そこでタイミング悪く発言してしまったのか「まぁまぁもうちょっと頑張りましょうよ?」と伝えたら、コスプレイヤーの1人が「何でそんなに撮り直さなきゃいけないんですか!アナタが下手なだけですよね!?」と爆弾を投下

こちらも「はっ?(お前何言ってんだ?)」とあまり発言に怒りが表情へ出てしま

疲れで冷静さを失っているのか立て続けに他のコスプレイヤーは「前に撮ってくれた人はこんなことなかった・・・」と加え、腹の虫が収まらずコチラも「いや松コース指定したのアンタらじゃん。梅コースなら一発撮りよクオリティ低いけどな」と言ってしまった

すると「ここまで大変だなんて聞いてなかった」「ちゃん説明しないアナタが悪い」「撮らせてあげてるんだからしっかりして欲しい」などと言われ、ここまで来ると逆に冷静となり「(マジかコイツ・・・)」という思いで一杯になった

リーダーの子は他のコスプレイヤーを止めることが出来ずに無言となってしまい、仕方なく「この企画辞めます?」と提案した

コスプレイヤー側は「良いですよ。今ある分だけのデータ渡してください」と言った

これにはコチラも怒りが浸透し「図々しいにも程があるだろ。タダで撮影させておいて事前にすり合わせしたのに文句を言い、更には企画なしになるってのにデータ渡せって通じるわけ無いでしょう」とハッキリと言った

「私達のデータなんだから渡すのが当然」と返して来たので「いやコチラのカメラで撮って企画はなしとなったコチラのデータだ。コチラが居なければこのデータ存在しない。フォーマットしようがコチラの自由」と伝えた

ここから二言三言の言い合いを繰り返し、最後リーダー格が「データは諦めよう」と他のコスプレイヤーを説得し、結局は喧嘩別れのような形で解散してしまった

普段からコスプレイヤーを追いかけて撮るのが趣味ならまだしも、別に被写体コスプレイヤーだけでなくぶっちゃけキレイに撮れれば人物であれ風景であれ何でも良い雑食派だ

コスプレイヤーからの依頼で趣味の延長線上として無償対応したにも関わらず、事前のすり合わせまでしてコチラはWinWinの関係を築こうと思ったのに、この仕打ちはなかなかクソだなと思わずには居られない

普段から仲良くもない見ず知らずのコスプレイヤーからは当分の間依頼は受け付けないと心に決めた

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追記

はてなーの協力もあってTwitterからこのエントリを見たコスプレイヤー全員から謝罪DMを頂きました。ありがとうございます

大体の内容は「無償で頼んでおきながら覚悟が足りなかった」というもので、同じ界隈のコスプレイヤーたちがこの件のコスプレイヤーはクソだと評価しているようで戦々恐々としてるらしいです

コチラも鬼ではないので「今回の件は我々の中だけで処理してアカウント名などは公表しないでおこう」と提案し承諾を頂きました

ちなみにマルチカメラ環境にしたら良かったという話を頂いておりますが、マルチカメラ環境で撮ってました

SONY FS5 IIがメインの固定置き、俯瞰が欲しかったのでBi 6C-7500というハイアングルポールに揺れ軽減カスタマイズしたものSONY RX100M6を設置し、コレももちろん固定置きです

3回の撮影中央左右で上記を移動しました

3回の撮影中にZhiyun Crane 2というカメラジンバルSONY α7IIIを載せ、固定カメラに映り込まないよう自分の足でフリーに動いて各コスプレイヤーバストアップカット撮影していました

4回目の撮影SONY FS5 IIをローアングル設置し撮影するものでした。ローアングル最後なのは影があまり入らないことと、ハイアングルカメラが映り込んでしまうからです

5回目に予定していた個別撮影コスプレイヤーという趣味特性上で「顔が売れてたほうが良いのかな?」と思って設定したもので、コスプレイヤー意見を聞きながら自由な感じで撮影する予定でした

更に付け加えれば「マルチカメラ撮影2回」というのは、コチラが設定していた竹コースへ近いです

お金を取らなかったのが悪い」との箴言を深く噛み締めたいと考えてます

「久々に金の絡んでない自由楽しい撮影やりたいなぁ」と甘く考えていたところは正直あり、そういった期待感から大人気ない対応を取ってしまったと恥ずかしさを感じているところです

そんな甘い自分自身へ怒り心頭してます

再度言わせてください。ありがとうございました

2019-03-04

anond:20190304161159

そういう話なら、バストアップ絵でも良かった

でもそうはなってないのだから、そこを論じてもしょうがない

あれをNGといったことは覆らない

2018-12-29

タグ

お題系のタグなんだけどお題をうまく前後ストーリーがわかる絵にしてるの才能だと思う

一枚絵でも、漫画じゃなくても面白いんだよね

同じタグやるんじゃなかった

バストアップ棒立ちしか描けんし同じジャンルから気にしてしま

下手くそでもリプくれた人の為に描くけど

私も簡単ストーリー考えて描いてみよ

少しはいい感じになるかも

2018-11-12

anond:20181112214641

やっぱリビドー大事よね

なんだろな、テーマとか完成図とかが浮かばないんだよね

結果手癖で雑に描いて終わっちゃう 構図もいつも似たような感じ

から描けば頬杖バストアップか反り気味立ちポーズか足組んで座るポーズ

から描けばパンツ見える座りポーズ 腕や手から描けばギャルゲアニメにある手を前に伸ばした謎ポーズ

そんなのにはもう飽きてるんだけど何の構図も浮かばないのよね

2018-10-24

2018年アニメ2話までほぼ全部観たか感想書く その3

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き)

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま

 伏魔殿に住む悪魔たちのゆるふわ日常アニメ良い最終回だった。一応縦軸は悪魔お仕事を通じて「善悪の彼岸」を識る物語。知らんけど。

 デフォルメが強めでゆるいキャラデザコミカル演出、淡いパステルカラー等、全体がゆるくてふわふわした雰囲気に包まれている。控えめに言っても体感5分で終わる謎の空間。もはや白昼夢である。ミュリンかわいい

 ベルゼブブ嬢を演じる大西沙織は「才色兼備のキリッとしたお嬢様だけど…」というキャラクターを演じている印象が強いだけに(とじみこ・十条姫和、こみが・色川琉姫、ウマ娘メジロマックイーン等)本作のようなゆるふわ系の演技が非常に新鮮。ただベルゼブブ嬢は伏魔殿首長なので、柔らかい側面と同時に硬い(凛々しい)側面もあり、そういうオーダーによく合致しているキャスティングだと思う。

あかねさす少女

 スマホゲー同時展開のオリジナルアニメラジオでつながるパラレルワールド舞台にしたSF系。

 電波でつながるパラレルワールドといえば「シュタインズ・ゲート」「オカルティック・ナイン」を思い出すけれど、あっちがサスペンスホラーっぽいのに対して、こっちはアクション要素多めといった感じ。あとパラレルワールドというモチーフの違いとして、本作は「別世界自分に会いに行くための舞台装置」という感じがある。本作の特徴としてパラレルワールドの数だけ同じ人物が登場するというギミック採用しているのだけれど、演じ分けがかなり明確。例えばパラレルワールド自分が出てくるアニメガンスリンガーストラトス」では演じ分けはあまりしていない感じのディレクションだったけれど、翻って本作では全くの別人みたいな演じ方になっている。そもそもメイン5人のキャスティングガチなので(黒沢ともよLynn東山奈央小清水亜美井上麻里奈)、「女の子5人のキャッキャウフフテーマにした作品じゃないガチ感」がすごい。1話では黒沢ともよのみだったが、2話以降アクセル全開

 主演の黒沢ともよ曰く「シナリオに大きなギミックを仕込んでいるので楽しみに待っててね」とのこと。シナリオにでっかい伏線を仕込むのは「オカルティック・ナイン」「ISLAND」等ゲーム原作アニメにおける楽しみの一つなので、ゆっくり待つことにしている。

 ダンデライオンアニメーションスタジオによる3DCGがかなりゴリゴリ動いている。本作は概ねバトルモノなので、戦闘シーンにかなり力を入れている模様。

 かなり硬派なシナリオに合わせたキャラクター浅田弘幸によるデザイン。「テガミバチ」は好きな作品なので嬉しい。同氏はかなり情報量の多い絵を描く人という印象だったので、アニメキャラクター結構シンプルデザインという印象を受けた。アクション多めなので動かしやすデザインなのかな。

転生したらスライムだった件

 転生から始まる異世界ファンタジー

 個人的に、異世界に至るまでのプロセスをどう描くかを比べるのが好き。一旦主人公の死を経験したりするので、シリアスよりなのかギャグよりなのか、演出裁量があるシーンだと思ってるのだけれど、本作はそこらへん硬さと柔らかさのバランスが凄く良かった。

 転生したあとも、音楽や展開含めて緩急のある仕上がりになっていてテンポがいいアニメになっている。8ビットサウンド音楽はやっぱりドラゴンクエスト等をリスペクトしているのだろうか。エイトビットだけに?

 物語はだいたい2つのパートに分かれていて、「世界のいざこざパート」はそれこそ主人公の起こした騒動で穏やかではなくなった世界の様子を描いている。ここはオーバーロードっぽさがある。一方主人公冒険パートはオバロと比べ、たった一人で悠々自適なぬるいRPGを楽しんでいるそれ。ヴェルドラのおかげで主人公の満たされ具合が心に優しい。

 作中でも言及されているけど、初期のスライムは何も見えないのでどう絵にするのか気になってたけれど、抽象演出を使ってうまく主観映像化してた(触った感じとか)。またやってくれないかなあ。あとスライムの表情が豊かで、描いてる人は相当楽しいんじゃないだろうか。

 本作のキャラクターデザイン総作監はあの江畑諒真最近だと「プリンセス・プリンシパル」5話でおなじみ。当然各アニメーションにも彼の特徴は反映されていて、例えば冒頭の主人公が歩いている姿のバストアップを見ただけで「江畑だ!」ってなるくらい江畑っぽい。彼が演出を務めるOPは「アブソリュート・デュオ」並に彼らしいアニメーションになっているので、いかに本作が血の気の多いアクションアニメであるかがわかる。主人公あんまり好戦的性格っぽくないのにね。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2

 本旨と若干逸れるけど、さっき1期を観終わったので以下1期の感想

 虚淵玄脚本による人形劇元ネタ中国人形劇)。日本台湾共作のアニメシナリオはいわゆる冒険活劇。王道アクションRPGみたいな感じ。絵もアクションが中心。

 シナリオについては、単純な善悪ではない理由で同行する一行という部分が良い。文字通り呉越同舟すぎる。個人的に鳴鳳決殺が一番好き。あと掠風竊塵がド外道だった。後半のシナリオも口八丁手八丁を中心に戦っていくスタイル単純明快冒険アクションとは違った楽しみがある。

 まず動きがおかしい。人形の顔についた水滴の大きさから見てかなり大きな人形を使っているのか、手足がかなり長い。それを非常に器用に動かしている(というか、どうやって動かしているのか分からない)。すこし引きで見ると人間しか見えない。表情も、暗いシーンでは「少し表情の硬い人間」に見える。面白いのは、激しいアクションシーンほど人間のような動きに見えること(マジで人間だったりして)。指の先から足の先まですべて技工を凝らした動きになっている。

 演出も優れている。戦闘シーンは単に人形を動かしているわけでもなく、ファンタジーという表題通りエフェクトモリモリで華やか。実写のメリットである、奥行きのあるアクション演出も多く、奥から手前に向かって光る剣が飛んでいく演出とか好き。特殊効果以外の演出もすごくて、爆発エフェクト(まじでセットを爆破してるっぽい)、雨(まじで雨を降らせている)、爆散するモブマジで四散してるっぽい)、背景セットの作り込み(どんだけ大規模なセットを作ったんだろう)、決めポーズの、カメラの切り替えを多用しためっちゃ手間のかかる演出とか。アニメに出来て人形劇に出来ないことってなんだろう?と考えさせられる。例えば「豊かな表情」というのは作画アニメの大きな長所だけれど、「デジタル人形劇」こと3DCGアニメは「表情が硬い」という評価結構覆しているので、技術革新によって人形劇の印象もどんどん変わっていくのかな。

 2期は1期の続きで、主人公や掠風竊塵がどんな奴か判明したあとの話なので、1期からの視聴を強く推奨。

火ノ丸相撲

 週刊少年ジャンプ連載漫画原作スポ根アニメ。防具を付けない稀有格闘技

 競技としての格闘技を描いた今年のアニメでいえば「メガロボクス」だけれど、本作は高校生相撲を描いているので、あそこまでアウトサイダー&血生臭さは無く、とても青春している。特に1話小関信也を演じる落合福嗣がすごく良かった。

 原作ではそんなに気にならかったけど、主人公がとても小さい。ゆえに土俵の上でのみ体が大きく、強く見える演出が映える。

 制作GONZOあんまりアクションイメージがなかったので、本作のアクションシーンがかなりキマっててびっくり。特に1話演出熱量も含め息が止まるような迫力を感じた。元々相撲という競技が非常に短時間の戦いなので、その凝縮された時間をうまく描いている。2話の「タックルしながらの回り込みを上から抑え込むしぐさ」とかめっちゃすごかった。アツいぜ。

 原作を読んでいる人が全員思うことはやっぱり「あの目尻からみょーんってなるやつ、どうやって描くんだろ」なので、早く見たいな。

ラディア

 角度のθ(ラジアン)は無関係。「Radiant」のほう。フランス漫画原作週刊少年ジャンプ連載の漫画みたいなノリの、古き良き時代を思い出す冒険活劇。ロックマンDASHっぽい。製作NHK

 1話説明的な演出が多いので、話を理解やすい。2話以降もちゃんと「前回のあらすじ」があるので、忙しい人でも前回のあらすじを観ていくだけで最新話に追いつける安心設計

 1話から主人公つえー!」ではない展開っていうのは珍しい印象なので(ワンピースで言えば、ルフィ幼少期のエピソード1話、みたいな)、成長物語か。今後訪れるであろう主人公受難を思うと、シリーズ構成上江洲誠なのはそういう…(ちなみに2話からハードな展開)

 キャラデザは割とシンプルで、全体的にかわいく、少年漫画っぽい。特に敵が可愛い。ゆえにファンタジーな部分とダーティーな部分の橋渡しをするキーになるキャラおっさん)がすげえ良い。

 主人公を演じる花守ゆみり少年声が好き。カワイイ系の印象が強いだけに、わすゆの銀みたいなハツラツとした声(特に叫び声)出せるのはすごい。本作は銀よりも少し大人っぽい調声。

メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-

 ハピエレのスマホ向けRPGゲーム原作アニメファンタジー冒険活劇。

 かわいいキャラデザも含め、雰囲気はハピエレのゲーム原作アニメラストピリオド」っぽさがある(内容は決してラスピリのような社会風刺アニメではない)。

 シナリオは概ねモンスターとの平和共存を探る冒険アニメであり「ポケットモンスター」に近い。1話は「メルストにでてくるモンスターってどんなん?」という説明回。説明的な演出ではなく、実際に生きているモンスターの姿を見せることで描く演出好き。「そこら辺で寝そべってる(お互い警戒しない)」「意思疎通の有無(信頼する相手の言うことは聞いてくれる)」「大きさ(子猫サイズからビルのようなサイズまで)」「気性(優しい子から気性の荒い子まで)」「人間に協力的(一緒にサーカス仕事してたり)」「暴れてるとき攻撃性(つよい)」等。戦闘シーンはBGM含め結構アツい。

アニマエール!

 ハナヤマタチアリーディング部の日常アニメ

 ガチチア監修が入っている(監修を務める柳下容子は元NBAチアリーダー。日本チアリーディングチームをプロデュースしてたりするすごい人)。動画工房による、重力を感じるキレッキレのチアリーディングアクション良かった。使用する曲もめっちゃ好き(1話挿入歌作曲浅倉大介)。ただし主人公たちは初心者ゆえ、ガチチアアクションが出る機会は少なめ。

 きららキャラット出身日常アニメなので、きららフォワード出身ハナヤマタと比べエモさよりもゆるさが前面に出ている。かわいい

 尾崎由香けものフレンズサーバル役とか)の底抜けに明るい声が癖になる。ハナヤマタのハナ・N・フォンテーンスタンドCV.田中美海)とか好き。

寄宿学校のジュリエット

AmazonPrimeVideo独占

 脱・悲劇ロミオとジュリエットラブコメ)。週刊少年マガジン連載作品だけに、気軽に見られるラブコメ

 家柄が致命的な壁になってくっつく事が出来ないという既存モチーフに加えて学園内の派閥対立もくっつけて、わちゃわちゃした感じになっている。

 原典と比べてジュリエットちゃんが強い独立心を持っていて、それが物語の動くきっかけになるっていうシナリオがなんか今っぽくて好き。ロミジュリ読みたくなったので、オススメ翻訳があればおしえて下さい。

 わりと喧嘩するシーンの多い作品なのだけれど、1話決闘シーンでやけに剣の音拘っているなぁと思っていたら、音響効果森川永子だった(同氏は京アニ作品音響効果担当してたり、今期だと「SSSS.GRIDMAN」の音響効果担当している人)。流石に毎話あれだけ激しいシーンは無いにしても、楽しみではある。

 ヒロインジュリエット役が茅野愛衣だけど、まさか死なないよね。まさかね。

学園BASARA

 群雄割拠系学園モノ。は~乱世乱世。容はいものBASARA。

 声のテンションや絵のテンション最初からクライマックス。終始テンション極振りの展開で彼らの戦いを描いている。

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

 1415年、戦火欧州舞台にした英雄譚。2話から本編に入れるよう、かなり早足だった1話。冒頭20分くらいがプロローグ

 アンゴルモアみたいな時代劇ではなく「戦場のヴァルキュリア」のようなファンタジーモノ(もっとファンタジー要素多め)。人知を超えた力によって戦争を変えていくお話面白いのは、主人公は「無敵の力を直接得た人間」でもなく「悪魔の力を阻止するために立ち上がる勇者」でもなく「戦争を変える力を普通人間に与えた錬金術士」。倫理観による葛藤を一足飛びでバケモノを生み出すあたり、主人公独善的価値観がどう転ぶのかが気になる。当時の倫理観としては「バケモノを見つけたら教会差しさなければいけない」と描かれているので、生存ルートとして文字通り世界を変える壮大な物語なのかな。あと超人化の際やけに説明的なモノローグがあったので、今後も続々量産予定?

人外さんの嫁

 ゆるふわ日常ショートアニメ。なのに小話集。ゆえに1エピソード30秒くらい。人外さんは言葉が通じないので、(猫みたいな)人外さんの気持ちを慮る主人公物語。もし猫と結婚したら、毎日きっとこんな感じなのだろう。

ほら、耳がみえてるよ!

 中国漫画原作ショートアニメ。ざっくりいうとペット擬人化みたいな作品

 全体的に柔らかいタッチアニメになっている。ペットの声が村瀬歩くんだったりしてBL風に仕上がってるのだけれど、ガイコツ店員さんが言っていたように海の向こうでもそういう文化があるのだなぁ、としみじみ。

走り続けてよかったって。

 進研ゼミに付いてくる漫画代アニ版。ショートアニメ。ひょんなことから声優を目指すことになった主人公代アニの授業を受けながら成長していくお話

 ターゲットはおそらく「これから代アニ声優を目指すことになる若者」なので、本筋は青春ドラマ主人公福島潤はさておき、ヒロイン役の野口衣織は現役の代アニ学院生たまたま以前から知っていた方なので、見ているこっちが緊張する。シナリオも彼らの受難が続きそうな感じなので、1話からもう胃が痛い

 彩度が高く柔らかい背景。それほど書込みの量が多い作品ではないけど、基本会話劇だし。

ソラとウミのアイダ

 宇宙x漁業フィッシングではない)がコンセプトのゲームアプリ原作。第二の種子島でおなじみ、広島県尾道舞台アニメ宇宙飛行士と漁師といえば、子供にとって将来なりたい職業1位2位を競うほどの人気職だけれど、かといって本作が子供向けアニメかどうかはよくわからない。ノリがフレームアームズ・ガールっぽい感じがするけどホビーを売ってるわけでもないのね。内容は概ねテンポの良い会話劇。

 主人公の女のたちと対立するのは漁師町の男。子供vs大人というよりも女性vs男性という切り口っぽい。対立構造を作るために「男女雇用機会均等法」まで持ち出してきてる割に社会アニメではない模様。

2018-10-16

反応がないと描けない

友人の話です。

彼女アニメゲーム二次創作で絵を描いているのですが
反応がなく落ち込んでいます

彼女ADHDや鬱などを患っていて
詳しくないので病気の詳細には言及できませんが
彼女曰く、こだわりが強く、飽きっぽく、たまに爆発するけど、
大体は体調がすぐれないそうです。

気分の浮き沈みが激しく、学校にはあまり来ませんが
絵の勉強をする!と急に盛り上がった次の日には
うその気はなくなっていたりします。

彼女の絵は普通にうまいと思います
でも全体的にまとまりがなく
ただのかわいいキャラバストアップと言った感じです。
線も塗りもきれいですが、二つを合わせるとうすっぺらいです。
それに、イラストから情熱を感じません。
ここがかわいいから描きたい気持ちを抑えられなかった、といった
気持ちが感じられないのです。

承認欲求を満たしたい(褒められたい)→絵を描いてRTいいねを貰いたい
という思考作品を作っているわりには、流行りに乗ったりしません。
クッパ姫などネタが盛り上がった時に乗れば
それなりに拡散されるよと言ってみたのですが
手が遅く、何回も書き直すため一週間でバストアップの絵一枚程度が限度だそうです。

ワンドロなどもRTいいねを貰いやすいのでお勧めしたのですが
1時間では何も描けないそうです。
ネット世界ではひとまずは瞬発力が勝負かと思います
雑でもここがかわいい情熱があれば拡散されやすいです。

流行りのジャンルでも絵を描いて
彼女自身複数アカウントRTしているのですが、10いいねがつかない状況で
そうなると更に承認欲求が満たされず鬱に拍車がかかります
こだわりが強いため、選民意識というか、あまり人と仲良くできません。
手当たり次第フォローして仲良くなって拡散してもらう、という手も使えません。

承認欲求を満たしたい(褒められたい)という思いか
絵を描き始めるのは悪いことではないと思います
でも褒められる、拡散される絵はどういうものなんだろうかと
研究しないと天性の才能がある人でもない限り
そんなに良いと言ってもらえないと思っています

才能ないのかな、などと相談されるのですが
私にはもうアドバイスできることがなくなってきました。

受ける作品とは何かと市場を読んだ作品
情熱が溢れ出てくる作品
もしくはエッセイ漫画
彼女にはどれも描けない。

絵では承認欲求は満たせないから諦めなよ。

2018-09-15

anond:20180915014527

集英社 http://www.s-manga.net/newcomics/index.html?month=last

小学館 https://comics.shogakukan.co.jp/new-release

講談社 http://kc.kodansha.co.jp/new_comics

一定割合露出の高い漫画表紙もあるように見える。

ただ、ラノベ漫画で違うのは、絵を描いてるのが作者か否か、ってところだと思う。

漫画だと作者の好きなように描けばいいので構図が特殊だったり絵柄も幅が広かったり。

ラノベだとイラストレーターは好き勝手できないのでキャラクターオーソドックス立ち絵が基本になってそう。

ラノベって何故かキャラクターバストアップが少ない気がしない?

たいてい全身か膝くらいまで描かれてる気がする。

そうすると自然と太ももを描くことになって肌色率も上がるという説もある。いま思いついた。

2018-09-05

HUNTER×HUNTER』ってそんなにおもしろいの?

漫画として。

自分のまわりでもネットでもすごく評価が高いけど、チラ見したら人物バストアップネームばかりで「お話」はおもしろいかもしれんが「漫画」としてはどうなの、って印象しか残らず読む気になら(れ)なかった。

小説とか映画では得られない、漫画しか、『HUNTER×HUNTER』でしか味わえないおもしろさがあるの?

ちなみに私の好きな漫画は『DRAGON BALL』『AKIRA』『風の谷のナウシカ』『大日本天狗党絵詞』などです。

2018-07-24

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 アニメ感想の言い合いっこを夢見つつ感想を書き溜めていたら、夢は醒めないまま8月を迎えそうなので、増田に書いてみた。まだ観ていない作品もあるけれど、このままだと一つも完走できなさそうなので切り上げる。風呂敷の広げ過ぎはやっぱり良くない。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

 なお、囲い込みをしているサイトの中ではAmazonPrimeVideoがゆるいみたい。他サイトでは有料配信しているか放送後しばらくしたら見放題になったりする事がある。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

はねバド!

 特殊アクション作画スポ根アニメOPだけ既に10回以上見てるかも。ストーリー高校バド部を舞台にした群像劇で、「灼熱の卓球娘」や「響け!ユーフォニアム」に似てるけど、本作のバド個人競技として描かれてる側面が強く、先の2作品とは違うキツさがある(灼熱の卓球娘は部内でランクマッチしてたけど)。また、主人公がとても卑屈な性格なのも輪をかけて強烈なストーリーに仕上がっている。そんな彼女らを含むバドの子達がバドミントンを通じて変わっていく姿を描く作品。3話のエレナすごい良かった。バド部と関係ないメガネちゃんは、その「変わらなさ」が対比関係になってるのかな。

 本作のアクションシーン(バドミントン)のクオリティが異常。バド独特のスナップを効かせた打ち方、ジャンプをする時の太もも筋肉隆起、まるで実写のような(バストアップではなく)全身の動き、バレットタイムと3DCGを駆使して描かれるバドシャトル等。インタビューによると、本作の作画工程

1.大まかな試合の流れを絵コンテに起こす

2.リアルバド選手同士の試合を録画

3.それを参考にしながら作画ロトスコープみたいな感じ)

とのこと(バドミントンは独特の動きが多く、想像だけでアクション作画をするのは限界があったため、実写を取り入れたらしい)。結果、まるで実写のような生々しい動きでありつつ、作画特有の柔らかさがある特殊映像になっている。特に2話Bパート試合コマ数も非常に多く、「なにこれヤバイ」という感想しか出てこない。OPアクションアニメーターが3人クレジットされていることからも、相当ガチの模様。

 また先のアニメ宝石の国」では、作画アニメが得意な演出と3DGCアニメが得意な演出の違いがちょっと話題になっていたけれど、本作ではそんな3DCGアニメが得意としていた「カメラが回り込むような演出」を作画でちょくちょくやってて、これがめちゃくちゃすごい。宝石の国が「作画アニメの良さをうまく取り入れた3DCGアニメ」とすると、本作は「VFXロトスコープ)の良さをうまく取り入れた作画アニメ」という感じかも。

 あと、全体的に映画のような仕上がりになってるのが好き。強めの陰影や風景描写を使って心情を表現したり、オケ主体BGM効果的に使ってたり。加えてキャラデザがすごく好き。上記アクションを綺麗に表現するための体格だし、加えて群像劇シリアスさをうまく強調してる。

 

はたらく細胞

 - 私が、聖地だ - でお馴染み日常系お仕事アニメ。体の中で起こっていることをエンタメ風に紹介していく内容。人の体は概ね、平和かつ物騒だった。

 とにかくキャラデザが良い。メインの舞台は血管なので、白血球赤血球血小板血液の45%くらいがこの3種)が主要な登場人物なのだけれど、赤血球静脈にいるとき動脈にいるときで服の赤味が違うという謎のこだわり。白血球マンガアニメ過程で着色されない(何故か肌の色も白)というデザイン返り血で彩るというすげえ発想、そして血小板ちゃんかわいい血小板1話で何をするわけでもないのに非常に作画熱量が高く、すごく惹き込まれた。自傷行為血小板にいたずらしたい。それぞれの大きさは概ね、赤血球は7-8μm、白血球10-15μm、血小板は2-4μmなので、その大きさも反映したデザインだとすると非常に3キャラとも完成度が高い。

 そして、思った以上に専門用語オンパレード特に1話冒頭の「血管内皮細胞がぁあああああ」が好き。ただし作中で文字付き解説に加えて能登さんのナレーション容赦なく入ってくるので、たとえ白血球が雑菌と殺し合いをしていてもあの声でナレーションがすべてを持っていく。エンタメとしてとても面白い高校生物を習っていればもうちょっとしかったのかな。

 また、体というのは誰でもある程度関心のある分野なので、私も「あれをアニメでやってくれないかなぁ」がたくさんある。ガンとかアルコールとかインフルエンザワクチン)とか骨折とか。

 

ヤマノススメ サードシーズン

 これまでの集大成スタッフは2期のチーム。夏は終わっても山を登るお話

 これまでのストーリー踏襲しながら進んでいく物語にグッと来た。教室での編み物とか、富士山の話とか、ロープウェーを普通に乗るとことか。筑波山頂のシーンなんかBGMが「スタッカート・デイズ」のアレンジったりしてすごく良かった。山の風景も引き続きムクオスタジオの綺麗な絵が見れるので、この先も非常に楽しみ。

 

少女歌劇 レヴュースタァライト

 「メイドインアビス」でおなじみキネマシトラスによる、闇のアイカツミュージカル科に通う女の子たちの物語2017年から同名のミュージカルライブ?)が行われている、アイドルアニメ

 アイドルアニメ殆どたことがないのだけれど、こういう登場人物が多い作品は、なるべく早い段階で各キャラの印象を視聴者に与えるため「ほぼ全キャラ自己紹介パートを設ける」とか「各キャラ同士の関係性を描くため、楽屋みたいなところでやいのやいのする」という描き方が多いのだけれど、その辺りの演出がとても控えめ。名前を言う流れも、表示する白文字フォントもすごく良い。また「メインのストーリーをメインキャラ同士の会話で進めながら、音声なしの映像でその他のキャラ同士のやり取りを描く」等、声だけではなく身体表現によるキャラ紹介がすごくうまくて、各キャラを覚えるのが楽だった。

 同様に、心象風景や陰影表現を使ってキャラクターの心の機微を描くというか、行間を読ませるような演出がすごく決まってて、まるで映画みたい。キャラ紹介に尺を取られるとこういう演出が難しいので、ほんとすごい。特に東京タワーから落ちるシーンとかほぼ静止画だし、演出の引き算がめちゃくちゃ優れた作品になっている。

 演出の緩急が優れているといえば、特に1話ラストミュージカルシーン。あそこまで劇的な転調は殆どたことがないかも。「輪るピングドラム」とか「天元突破グレンラガン」くらい?このパートでは、リアルミュージカルを観ているときに感じる「五感が全て奪われるような不思議な魔力のようなもの」を、非常に高い作画熱量によって見事に映像化している。起きている事自体ファンタジーだけど、実際ミュージカルって超現実的体験なので、もし映像化するなら本作のような感じが一番近いのかもしれない。マジですごい。

 本作の音楽担当するのは、「宝石の国」「宇宙よりも遠い場所」でお馴染み藤澤慶昌。題材が歌劇なので、劇的なオケがメインなのだろうか。もう劇伴だけでご飯3杯はいける。

 

天狼 Sirius the Jaeger

Netflix独占

 100年くらい前の日本舞台にした、殺し屋家業日常アニメヨルムンガンドみたいな?ゴリゴリP.A.Works作品

 まず戦闘シーンの熱量ヤバイ京アニ作品境界の彼方」の戦闘シーンくらいすごい。純粋アクションがぬるぬるというのもあるけど、加えて出血表現がめちゃくちゃ美しい(境界の彼方出血表現れいだよね)し、SEが圧倒的にヤバイ。一撃を防いだ三節棍の音とか、マシンガン弾丸石畳に刺さる音とか、横転した車が鉄橋のフレームにぶつかる音とか(やっぱり音響効果小山恭正だった)。挙げるとキリがない。ヨルムンガンドやGGOみたいに純粋な銃撃戦ではない(強いて言えば異能バトル系)ので、色々な戦闘音が発生する。これはこれで耳が幸せ横山克音楽も最高にかっこいいし、とても戦闘シーンの中毒性が高い作品

 また、舞台となる大正昭和の町並みがめちゃくちゃ丁寧に描かれている。東京駅からまり看板建築の町並み(ということは震災後。新聞を見る限り1930年頃っぽいけど)、和洋入り混じった街ゆく人々、自動車路面電車主人公たちの向かった邸宅も和洋の融合した、時代を感じる日本邸宅ちゃん道場和室洋室洋風庭園など網羅していて強いこだわりを感じる。その後出てくる、街灯に照らされた夜の町並みも非常に美しい。背景美術担当しているのはスタジオなや(有限会社GREEN解散後、事業継承した会社)。モブで言えば、特に日本警官の描き方がすごい活き活きしててめちゃくちゃ好き。あと邸宅の主人も、葉巻に火をつける仕草がすごく良いのでぜひ見てほしい。

 

ハッピーシュガーライフ

AmazonPrimeVideo独占

 いろんな愛の形を描く、狂人の手記。ガンガンJOKERという雑誌は魔境かなにかなのだろうか。子煩悩主人公が愛のためにあらゆる受難と戦う話なので、概ねハートウォーミングなストーリー久野美咲(先のアニメひそねとまそたん」では甘粕ひそねを好演)のグロい演技もあってしおちゃんマジ天使

 1話ではヤバイ主人公バイト先のヤバイ店長を打ち負かす話なので、ともすれば勧善懲悪ならぬ勧悪懲悪、ダークヒーローみたいな話っぽい?のだけれど、ちゃん1話のなかで「その限りではないからこその狂人であることが描かれているのが好き。

 狂人の話でいえば「殺戮天使」も狂人の話だけど、あっちは狂人であることに対して自覚的登場人物の話で、ディケンズ短編狂人の手記」も『実は私、狂人だったんです!』みたいな話。対して本作は無自覚狂気を描く作品なので、めちゃくちゃ怖い。また彼女は非常に器用な女の子なので、あらゆる困難を自力で乗り越えてしまいそうな悪寒があって非常に良い。主演の花澤香菜といえば、物語シリーズではヤンデレちゃんこと千石撫子を演じていて、あっちも後者無自覚)の話だけど、物語シリーズが「恋に恋する女の子の話」に対して、本作は「愛に目覚めた女の子が、愛の力で頑張る話」みたいな、ステージの違うヤンデレ物語になっている。どっちも好き。

 主人公の心にフォーカスを当てた、とても静かな演出が印象的。彼女の感じた穏やかさ、満たされた感じ、燃えるような敵意が、とてもかわいいキャラデザ演出によって描かれているのでなおさら強烈に仕上がっている。

 制作のEzo'laは初元請けっぽいので、ぜひうまく行ってほしい。

 

殺戮天使

AmazonPrimeVideoのみ見放題

 アニメで観るOUTLAST。原作脱出ゲームシナリオ踏襲したストーリー。とはいパニックホラーでもなく(1話結構その気があるけど)、主人公の心情を丁寧に描いている。また「主人公けがマトモ」ではなく全員やばい人なので割とツッコミ不在のブラックユーモアボケ合戦みたいになってる。

 ストーリーの縦軸はフロア移動→その階のやべーやつに気をつけながら謎解き→フロア移動なのでやや単調になりがちだけど(ずっと室内だし)、全体的に凝った演出が多いのでずっと緊張感があるし観ていて飽きない。OUTLASTみたい。ゲーム雰囲気をそのままに「主人公視線」をうまく映像化していて好き。音作りが岩浪美和小山恭正なので、バトルシーンもとても良い。大鎌がシンク金属板に刺さる音とか。

2018-06-16

イラスト描きについての思い込み認識した話

これまで、人物は描けるけど他のものは不慣れというケースを何度も見てきたからか、自分無意識に「人物以外の被写体が得意な人の方が上」だと思い込んでいたんだと、最近気付けた。

きっかけは、センスが良くて完成度も高い静物モデルイラストと、素人目でもデッサン狂いが見える人物モデルイラスト、どちらも同じ人が同時期に描いたもので驚いたこと。

これがもし、人物は綺麗なのに持ってる楽器は拙い、とかなら特段驚いたりしないのに、逆パターンだと結構意外に感じたっていうのは、自分のもの見方観測範囲に偏りがあるのではと、ハッとしたのだ。

例えばゴッホ作品を前にして、自画像簡単に描ける!ひまわりの方が名画!みたいな乱暴馬鹿げた見方なんぞ絶対にしない。

なのに(右向き顔のバストアップ絵ばっかり量産していたというあるある経験もあってか)つい、イラスト人物を描くのがメインという偏った前提で、「普通人物は手癖でもある程度描けるもの、それ以外はわざわざ練習しなきゃ描けない凄いもの」「人物しか描けないのは凡庸」だと、いつの間にか思い込んでいたようだ。

何を描くのが得意かって、ゲームでいうとパラメータの振り方や職業の違いみたいなものなんだよな、多分。

人物生物静物風景とかは、攻撃力、防御力、素早さ、賢さみたいなもので、それぞれの優劣なんてなくて。

何をどう伸ばすべき!なんて万人にとっての絶対的な正解なんかもなくて。

鉄壁守護神も、ソロオールラウンダーもいて……まあ、多数派少数派はあるにしても、それぞれ違った輝き方が出来るみたいに、絵だって色んな道があるんだろう。

今後は「この人はこれは描けない」ではなく「この人はこのパラメータを伸ばしてきた」と捉えていこうと思う。

多分、他の物事も少しフラットに見ることが出来るようになる。

2018-05-26

本当に気にくわない絵描きがいるんだけどマジでなんで評価されてるのか意味がわからない。

そいつ自体フォロワー200人いるかいないかぐらいのぽっと出アカウントだし、私のいる界隈自体がどマイナーで激せまだからほんとに小さい世界の話なんだけど、それでも気にくわない。

だってそいつの絵、いつもスケッチブックかにペンで雑にちっちゃく描いた子供落書きみたいなものばっかりなんだよ。たった数分程度で描ける落書きをひたすら量産してるだけ。ネタ子供でも思いつくような何の捻りもないものばっか。よくTwitterバズるようなシュールでゆるい流行キャラたちの便乗じゃないのとしか思わない。

それなのに可愛いーほのぼのするーほっこりするーとか言われてほぼしょっちゅうリツイートいいねでまわってくるのを見る。pixivuser入りタグ付くようなうちの界隈ではかなり有名な絵師さんですらそいつ幼稚園児みたいな絵リツイートしてほんと癒される天使とか言ってんの。

極め付けで気に入らないのはそいつ画力。前そいつメディア欄覗いたことあるんだけど、少しだけ混じってた普通イラスト見てみたら人体描けてない、デッサン狂ってる、ポーズキモい、骨格おかしい、パース狂ってる、バストアップだけ、左向きの顔ばっかっていう下手くそ定番オンパレード。ああこいつろくに人物イラスト描けないかあん作風に逃げてるんだなってすぐわかったよ。

正直、普通の頭身のイラスト描いたら私のほうが圧倒的にうまい自信ある。なのに私が何日もかけて描いたイラストより、そいつの描いた子供落書きみたいな下手クソ絵が可愛い可愛いってちやほやされていっぱいいいねされててさ。基礎もまともに描けない奴が。本当に萎えるんだよね。味があるとかほっこりするとかみんなに言われてるけど、ただ手抜いてるだけじゃん!そんなん子供でも描けるし、擬音からから全てにおいてウケ狙ってるの丸わかりであざとすぎ痛すぎ。

最近描いてる奴とか明らか媚びてるのバレバレからね。たくさんリツイートいいねしてもらうためになりふり構ってないなって見た瞬間からすぐわかったから。好きに描いてああなったんならまだ許せたけど、ただの承認欲求の塊だったんだね。痛々しいよ。

私が好きな同じ界隈の有名な絵師さんがそいつ名前出して〇〇さんの絵本当に好きでーなんてツイートした時なんかもうムカついて仕方ないし、そいつそいつで下手のくせに神絵師さんたちと平気で絡んでてもう無理意味からなすぎる。なんでフォロワー200人いない実力も皆無のクソ下手がちやほやされてんの?あんな雑で汚いイラスト量産してるだけのくせに自分も同列だと思ってんの?気持ち悪い。ちょっとは身の程弁えたら?謙虚さってものを知らないの?本当に何様なんだろう、あい

2018-05-12

anond:20180512095842

MUSASHIとか言ってる時点で釣りの気もするけど…

そこまで言うなら俺がデレアニに失望した点に反論してみてくれんか?



1話と3話が良かっただけにその後のガッカリ感が半端ない

結局最後まで、運だけでシンデレラになり大企業庇護下でぬくぬくやってる連中の話でしかなかった。

このアニメアイドル必死で頑張ったりファンのことを考えた描写なんてほとんどないよね。

自分境遇心配ばっかじゃん。

作中で人気が出たのは346プロが金の力でイベントを連発したからでしかない。

この前やってたWUG新章の方がよっぽど真剣活動してた。

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