はてなキーワード: 怖い話とは
ホラー界隈を揺るがすような作品が割と頻繁に出てくるのが良い。
アニメでいえばガンダムとエヴァという作品の間には20年以上あったと思うけど、ホラーは数年ごとに「これは!?」と思うような作品が出てくる。
たとえば俺がホラーに触れたのは中山市朗の新耳袋が最初で、そこからはオカルト板のネット怪談の台頭。
ほぼ同時にジャパニーズホラーともてはやされる映画作品が連続して公開される。
最近でいえばYouTubeの興隆によって怪談士の語りが盛り上がっているし、台湾や韓国、タイなどアジアンホラーの良作を見るのもいい。
個人的には怪談やホラーは読む方が好きなので師匠シリーズや某宗派の僧侶なんですがとか、最近は怖い話はキクだけでなんかが気に入ってる。
お盆幽霊増田が居たから思い出したんだけど、昔歩いてたら上から人間が落ちてきたことがあった。
取引先の会社へ打ち合わせに行く途中で、当時は遅刻癖がひどくてその日も遅刻しそうだった。
まぁ仲良しのゆるゆる会社で打ち合わせと言っても半分楽しいおしゃべりみたいな感じだったのもある。
それでも一応速足で歩いてて、広い歩道と道路のあるビジネス街で日中なのもあり人は疎らだった。
銃か爆弾でも打たれたんだと思ったね。よく見るとそれは5mぐらい先のビルからした音だとわかった。
バーンとデカい音で割れたのは1階のラーメン屋の軒先、くすんだガラスのひさしのようだった。
この時はまだなんでコレが割れたのか全然わからず、茫然と突っ立っていた。
近づく勇気も起きず、その場から目を凝らすと割れたひさしの下に何か黒い丸い塊が置いてあった。
本当に想像もつかなくて、なんだろう?と考えているとお店の主人らしき人が出てきた。
後々考えるとこのラーメン屋の人可哀想にも程があるのだが、店員と取り囲んで黒い塊を眺めていた。
この間マジでどうしたらいいのかわからなくて(それぐらいデカい音がしたのだ)ずっと突っ立っていた訳だが、その内に人がたくさん集まってきた。
世の中には勇気がある人がいるもんで、自分よりみんなどんどん近づいていく。すごい。
近くの背の高いサラリーマンは冷静に救急車かなんか呼んでいた。更に向こう側にいるサラリーマンも呼んでた。
自分はまだ突っ立っていたのだが本当に関心した。誰も消防車を呼んでいないのである!!はフィクションだったんだ。ちゃんと呼ぶ人は重複しても呼ぶ。
というか、さすがにこの辺りまで来ると自分もその黒い塊が何なのか理解できてきて、改めてそのビルの上を見た。
ビルは9階建てで、1階のラーメン屋から上は住居?か何かなのか、特に何も書いてなかった。
ははぁ、屋上から落ちてきた物体がガラスのひさしを割ったんだなぁ。この、黒い、丸い塊が・・・。真昼間に・・・。
ガラスの割れた大きな音はしたが、それが地面に当たった音はわからなかった。
恐らくひさしに当たったことで衝撃が弱まったんじゃないかと思うが、本当に丸かった。何なのか理解した後もどういう形なのかわからなかった。
よくサスペンスものとかで四肢が千切れて・・・とか脳髄が・・・とかグロいのがあるけど、この時の記憶が強くて偽物っぽく見えるようになった。
液体が飛び散っている様子すら無かった。もちろん飛び散るパターンもあるのだろうが。ちなみにまだ突っ立っている。
そして丸いなぁ、どういう形なのか?と遠目から理解しようとしていた所に、店主がブルーシートを持ってきた。
黒い塊を覆ってしまったのだ。
この時感じたのは、「アレは物体だったんだ」という感覚だった。
もし、息のある・・・意識のある・・・生き物だったら、ブルーシートはちょっとかけないんじゃないか。
毛布とか、布とか・・・。あと店主も店員もずっと黙っていた(ように見えた)。声をかけなかった。
だからあの黒い塊は、もう「物体」になっちゃってるんだ・・・。と思った。
よくよく考えたらブルーシートを毛布代わりにしてたかも、とかなくもないが、でもぐるっと巻いちゃったのである。
「物体」が見えなくなってしまって、ふと我に返り、自分が打ち合わせに行く途中だったことをついに思い出した。
人垣をかき分けて急いで会社に向かった。
遠くからパトカーの音がして、気になったがこれ以上見てても嬉しい出来事は起きないだろう。
取引先の会社につくと、担当者2人を窓口で呼び出して、嘘でもないので遅刻の理由を伝えた。
「あの・・・さっき・・・人が上から・・・落ちてきて・・・」とそんなヘタクソな嘘ある?みたいなセリフが出てきた。
どんな顔で言えばいいのかわからなすぎてモニャモニャしながら説明したが、2人とも驚きつつも信じてくれた。
というか「マジで?!」とインターネットで検索し始めた。嘘じゃないので既にSNSとかに書かれていた。幻ではなかった。
そんでまぁ仕事はせねばならないので、とりあえずこの話は切り上げて3時間ぐらい打ち合わせをした。
担当者と別れて帰路についた時、なんとなくあの道を通るのが怖くて、対向車線側の道で帰ることにした。
随分広い道路で、例の場所も遠目にしか見えなかったが人っ子一人居なかった。
当然パトカーも救急車もおらず、それどころか何も知らないサラリーマンが普通にそこを歩いていた。
当たり前のことだが、知らない人にはなんでもない道だ。3時間前にそこに何かが落ちていたなど知る由もない。
この後もなんどかこの道を通ることになり、その度どうしてもビルの上を確認してしまうようにはなったが、
自分が知らないだけで他のビルだってもしかしたら同じことがあったかもしれない。
ちなみに数週間後にその道を通ったらその付近だけ道路の色が変わっていた。なんででしょうねぇ。1階のラーメン屋は少ししてから閉店した。可哀想に・・・。
家に帰ってから担当者から連絡があり、「あの人生きてたみたいですよ」と教えてくれた。
そうなのか、そうなのか~!生きてたのか~!よかったよかった。本当に良かったと思った。
自分でも気になり調べてみた。生きてた、という記述は見受けられなかったが、そもそもSNS以外でその話題について話している人が居なかった。
近所の火事ですらニュースにならないのだから、人間が落ちたぐらいでニュースにはならないのだなぁ。と思った。
人間は知らない所で適当に落ちている。自分があともう少し早歩きしていてぶつかったりしたらニュースになったろうが・・・。
しかし、本当に生きてたのだろうか。誰かの正常化バイアスを担当が勘違いしただけなのではないだろうか。
現場にいた自分が生きてたか知りえなかったのに、一体誰が?ブルーシートにくるまれてたし、本当に・・・・?
もう10年ぐらい前の事で、その会社にもいかなくなったし、担当者にも会わなくなったが今でもそういう描写のある映画や小説を読むと思い出す。
よく目が合うとか言う怖い話あるじゃん。あんな速度で落ちるもの視認できないよ。いやわからない。落ちる側は見えるのかもしれないな。
僕が彼女と最初に出会ったのは深夜、コンビニ帰りのことでした。
オートロックのマンションのエレベーターという密室に見知らぬ男女がふたりきり。
更には降りた階が一緒ということもあり、最初はご多分に漏れず気まずい雰囲気になりましたが、いざ鍵を取り出し室内に入ろうとしたとき、彼女の方から、
「お隣の方だったんですね」
「佐藤(仮)です。お隣の方とは知らず、申し訳ありませんでした」
そう安心したように声をかけられ、顔見知りとなった以後はたまにマンションの共有部で顔を合わせては挨拶と軽い会話をする程度の仲になりました。
マンションの入口、オートロックのガラス扉の前に佇む佐藤さんに出会いました。
「すいません。実は部屋の鍵を忘れて外に出てしまったようで、顔見知りの方が通りかかるのを待っていたんです。一緒に入らせてもらっても構いませんか?」
「それは大変でしたね。もちろん構いませんよ」
「ありがとうございます。このままずっと誰も来なかったらどうしようかと思ったんです」
僕の顔を見上げ、ほっとしたように微笑む佐藤さん。
「ありがとうございました」
と笑顔で頭を下げ、自室のインターホンを押して中の人を呼び出しているようでした。
このマンションは全室2LDKの賃貸。当然、ご家族と暮らしていている方も多いため、
(聞いたことは無かったけど、旦那さんやご家族と暮らしていたんだな)
……と。
その時の僕は別段なんの疑問も抱かず、そのまま鍵を開けると自室へと戻りました。
その後、僕はマンションのエントランスで頻繁に、鍵を忘れてオートロックに締め出されてしまった彼女に遭遇し、
「マンションの中に入れて欲しい」
最初の数回は、
(おっちょこちょいな人なのかな?)
と思いましたが、これが月に一度なら兎も角、半月に一度、週に一度……と徐々に頻度が上がっていくと、いくら鈍感な自分でも、
と思い始めます。
このご時世、毎回スマホも持たず外に出ている点も気になりました。
ただ、同じ階に住む隣人とは言え、得られる情報には限りがあります。
管理会社や警察に相談するにしても、僕個人がなにかしらの被害をうけているわけではありません。
鍵を忘れて締め出されるという行為以外、彼女の様子にも変わったところは無く、いつもインターホンを押して部屋の中に入っていくだけでした。
(なんだか怪しいが実害も無い。さてどうしたものか?)
そんな悩みを持ち始めた頃、僕はたまたま仕事の都合で一週間ほど出張をしました。
そして何故か、出張から帰ってきて以降、佐藤さんとエントランスで顔をあわせることはぱったりとなくなりました。
なんだかもやもやとはしたしたものの、そんな気持ちは仕事とせわしない日常に忙殺され、僕はそれ以降、佐藤さんのことを思い出すこともありませんでした。
そして……それから数か月後のこと。
僕は8階のエレベーターを降りると、異臭がすることに気付きました。
魚系の生ごみを数日ほったらかしにしたようなニオイとでも表現したらいいでしょうか?
そしてそのニオイの元を探ると、どうやら801号室のドアから臭っているようなのです。
音やニオイといった問題はマンションにおいて頻繁に議題となるトラブルです。
そういえば佐藤さんとはこの頃顔を合わせていないし『たまたま旅行などでゴミを捨て忘れた』とか、すぐに改善されるかもしれない……と希望を抱き、気付いてから数週間は特に何もしませんでしたが、流石にひと月も改善されず、さらにニオイがきつくなってくるとなると、対処しないわけにはいきません。
チャイムを押して直談判をすることも考えましたが、隣人トラブルになることを考えると億劫で、僕は管理会社に電話をしてこの件を伝えました。
結論から言うと、801号室の佐藤さんは死体で発見されました。
今思えばひと月以上、物言わぬ死体と隣り合わせで生活をしていたというのはゾッとしない話です。
でも僕が衝撃を受けたのはそこではありません。
801号室で死体が発見されたあと、一応は”変死体”という扱いになる為、通報者であり隣室に住む僕の元へ、現場検証に来た警察のかたがいらっしゃいました。
そこで僕ははじめて、隣室を借りていた佐藤さんが男性だったこと。
そして彼が死んだのは、僕が出張に行っていたあの時期とかぶるのではないか? ということを知りました。
では……僕の良く見知った”佐藤さん”は一体誰だったのでしょう?
彼女は本当に鍵を忘れていたのでしょうか?
親族に該当する女性は存在しないため、恐らく親しく付き合っていた知り合いか彼女なのではないか? と言う事でしたが、見聞した死体に特に不審な点はなく、男性は自然死(突然死)として処理をされるとのことでした。
その後、僕はそのマンションを引っ越し別のマンションへと移り住みました。
名前も場所も階数もまったく異なる新しいマンションですが、ここにもあのマンションと同じく”オートロックのガラス扉”があります。
なので僕は今でも会社から帰ってくるとき、夜の闇に明るく浮かび上がるエントランスを見ると、あのガラス扉の前で彼女が待っているような気がして、少しだけ恐ろしくなってしまうのです。
私が実際に体験したハナシとは少々異なることを、
保育園のときマブダチがいたんだけど卒園したタイミングでその友人が引越し転校してしまった。
そのままマブダチとは別れて小学校へ入学。中山の母親や学校の別の友人に、あの転校してった子元気してるかなぁ、的な話したら全員、「誰それ?」って
震災の原発事故で関東から近畿地方に共産党員の支援を受けて自主避難するも、東北からの避難者より格下扱いされたり
参加していた政治運動が年月を経て反原発から別のものへスライドしていく中でだんだん支援者の扱いが冷たくなったりで居場所を失っていき
さりとて自主避難に理解を示さなかった夫とは離婚し、他の親類とも関係をこじらせてしまったために頼れず
孤立を深めたまま10年の歳月が経ち年齢は50に近くなっていた…
という怖い話を読んだけど、これでインテリ左翼がなぜ自分の手を汚さないかがちょっと見えた気がする
あいつら、自分のやってることが間違ってることを自覚してるんだよな
こういうことを実際にやったらどういう結末になるかをちゃんと分かってる
そういう片道オンリーのカミカゼ特攻を使い捨ての下っ端にやらせて自分はのうのうと理想論ぶって善人ヅラしてんだよ
なんかやたら熱い演説で弱者に寄り添ってますぅ~アピールする政治家とか怒り剥き出しで権力者叩きますぅ~やってる活動家いるけど
いい思い出も書いとくか。暇だし。
小学生高学年の時。クラスに好きな女の子(S子)がいた。けど、友達関係でも知り合い関係でもなく、ただのクラスメイトだった。
修学旅行の時、全員で夜間に肝試しを行うことなった。山の上の方にあるでかい建物の中にみんな集まって、地元の人から怖い話を聞かされる。それで、クラス内で勝手に4〜5人の班を組まされて、山道を歩かされる(山道には先生が立って、先導してくれる)。
俺の番が来た。何かおかしいと思ったら、前の班の女子3人が怖くて行けなかったとのこと。ただ、行くのをやめるわけにもいかず、自分の班に加えられて、7〜8人の大所帯で肝試しすることになった。その中に、S子がいた。
自分はこういうのを怖いと思わないタイプだったので、S子に「大丈夫大丈夫」と笑いながら声かけして、S子たちの前を歩いた。まあ、S子は怖すぎて、俺のことなんて全然見てないし、結局、途中でギブアップして、泣きながら先生に連れられていくし、俺のことなんざ全く覚えてないだろうな。
七夕にまつわる「本当にあった怖い話」を吐き出します。(ちなみに私はとあるテレビ局で働いている者です。)
2021年の夏、日本中で外出自粛が求められていた頃。ある番組の盛り上げ策の一環で、ウェブ上で視聴者が参加できる企画を考えていました。ちょうど七夕前だったので「オンライン短冊」なんてどうかなと。
良いアイデアだと思ったんですが、検索してみたら似たようなサイトがたくさん出てきて「そりゃ誰でも思いつくよな~」と反省したものです。せっかくなのでどんな願い事が書いてあるのか覗いてみました。
などなど。その中に気になる短冊があったんです。どうやらカップルで書いて投稿している感じ。
2枚連続で短冊の投稿がありました。ネット上でイチャイチャするなよ!という気持ちも抱きつつ、さらに投稿を遡っていくと、えりとけんじのセットの短冊が何枚も出てくるんですよね。
「けんじくんと一緒に住みたい えり」
このあたりから少し気持ち悪さを感じました。えりとけんじの短冊に対する思い入れの強さが、なんだか異様に思えて。僕もここでやめておけばよかったのですが、気になる気持ちは止められず...もうしばらく遡ってみました。すると、突然けんじの短冊だけになるんです。
ゾッとしつつも少しして理解しました。これ、おそらくけんじって子がずっとえりちゃんに対して片想いしてたんだろうなと。えりと付き合う前の時期に自分で何度も投稿して、最終的に付き合ってから「実はこんな投稿してたんだ」とか言いながら、今は仲良くカップルで短冊を投稿してるってことかなと。
そう考えるとこれまで見てきた短冊も微笑ましい気がしてきました。付き合うきっかけとなったオンライン短冊にカップルの重要な出来事を残していたのかなと。怖さもなくなり、俄然興味が湧いてきて、もっと前のけんじの投稿はないのかなと、さらに過去の投稿を遡ってみたんです。そしたら...
「けんじくん許して えり」
古い投稿にはけんじの投稿はなく、えりの投稿ばかり。そこでようやく真実に気づきました。
「これ最初から最後まで全部えりが1人で投稿しているんだ」と。何かがあってけんじに嫌われてしまったえり。そしてどうやらけんじはカオリという女性と付き合った。当初えりは短冊に自分の想いを託すが、それに止まらず、勝手にけんじを名乗って、けんじ目線の短冊を書きはじめる...
そしてカップルのふりをして投稿していたのが最新のあの2枚並んだ投稿なのです。すべてはえりの一方的な願い。叶わぬ恋。七夕にふさわしい言霊の使い方なのかもしれないですが、なんとも言えない気持ちになってきました。
この話はこれで終わりです。まぁそんなに怖いってほどでもないですかね。あ、この話、後日談もあるんです。
ふと、2021年の冬、まだサイトが残っているのか気になって、探してみたんですよ。そしたらまだサイトは生きていて、そこの最新ページの短冊を見ると...
殺人事件や心霊がテーマの「意味が分かると怖い話」系ドラマを作ってる奴の最新作が
意識高い系コンサルや炎上クリエイターを揶揄する内容で過去作と比べてあまり話題にならなかったんだけど
なんかそれが全体的にNewsPicksのパロディだったらしい
今まで彼の作品を支持していた人っていわゆる「考察」好きな同人オタクで
自分もそうだけどそういう人らってビジネス書とか読まないしコンサルがどうとか関心ないし
NewsPicksってムカつくよねwみたいに同意を迫られてもはあ……?って感じで
作者は作家生命と引き換えに大炎上を生み出すつもりだったみたいだけど
ホリエモンやひろゆきを揶揄されて喜んだり怒ったりする奴には作品が全然リーチしてないし今までの支持層は無言で離れて失敗してるのが痛々しい