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はてなキーワード: 製造部門とは

2023-12-26

高島屋ケーキの件

個人的にも冷凍ケーキは何度か注文したことあるし、家でもよくケーキ作ったりするずぶの素人からみた雑感。

冷凍ケーキって結構ガッチガチで届くし、冷蔵庫解凍するのも結構時間がかかるものなのよね。

凍ってる生クリームって外箱に当たったってかけることはあってもべちゃっとはならないのよ。

から崩れたケーキを見る限り、あれじゃデパ地下でかってかえってきて途中でころんだとき状態なわけで、

凍ってるとはとても思えないわけなのよ。


まぁ動かないように形を固定できない形状なのも痛いんだけど、それ以前にあれは冷凍ケーキじゃなくて生ケーキ配送だよねって感じがする。


oem製造元のホームページを見る限り、2023年に「通信販売デパート高速道路等の、冷凍ケーキチーズケーキアップルパイスイートポテト等の洋菓子需要の拡大に伴い、安全・品管基準を向上と製造部門の増産体制設備投資実施。」って書いてあるのをみると、ははーんこれはーって感じしない?


まぁ100%推測だけど、多分みんな同じことを思うのではないでしょうか。

そうですね、IT界隈でもよるある営業むちゃ数字を取ってくるタイプのやつ。

設備投資は往々にしてちゃんパフォーマンスを発揮するまでにも結構時間はかかるし、設備はあっても造り手は雇用しなくちゃ増えないし、ちゃんとした技術がある人だったらすでに他所で働いているからかなり早い段階からコストをかけて採用してトレーニングしなくちゃならない。

生クリームをあれだけ波打たせながらデコレーションするのはそりゃまぁもちろん素人ができるものではないのよ。

無事なケーキをみてもいちごがやっぱり少ないから、材料調達の時点で苦戦していることもわかる。

せめて中は2段でいちごを挟むんじゃなくて、一段はジャムにするとかにしちゃっても良かったのではないかと思うくらい。


まぁ何かっつったら、3000個配送できるように工場設備投資はしたけど、生産ライン計画軌道に乗らず、凍らせる時間も足りず、強引に作って発送した結果、、、、

みたいな?

もちろん経営者として、設備投資した分は今年から回収しないと厳しいのもわかる。だから多分ケーキの台数ではない。

しかしたら通常であれば生産ライン計画割れすることはないが、12月インフルエンザコロナが社内で流行してしまったのかもしれない。

製菓工場なんだからクリスマスに合わせてなんて生産能力の200%〜300%発揮させるのは当たり前の世界だし、クリスマスは待ってはくれない。

1ミスで全部が崩壊するシビアオペレーションが元々要求されるのが製菓業界のクリスマス

でもまぁ、今回は1/3がクレームっていうんだから、事前計画の時点で無理があったのかもしれないけどね。

まぁ知らん。わからん

ただまぁ、工場では想像を絶するデスマーチだったんだろうなって思う。

からあんまりネガティブ言葉で責める気も起きない。

そりゃお客さんは気の毒だけどさ。


まぁクリスマスケーキなんて一年で一番美味しくないケーキなんだから、25日の夜にセブンで買うくらいでちょうどいいのよー。

っていうか自分で作ったらええで。びっくりするくらい美味しいから。見た目は悪いけど。

2023-11-02

anond:20231102205028

製造部門は儲からない

設備設計図だけあれば誰でも出来る、という思い込みがあり海外移転しないだけありがたいと思え

で冷や飯を食わされる

もはや日本半導体工場作って「安く」作ろうみたいな流れがあるけどな

2023-09-02

anond:20230902131538

かに、それはあるだろうね

横紙通して営業事務契約部門製造部門カスサポ泣かす営業って女性には少ない

2023-03-31

労働組合についての笑える話 その2

承前anond:20230331162833

そうしてどうなったか

もはや、内情はぐちゃぐちゃである

子会社の方が人数が遙かに人数が多くなった。しかしそれに似合う組織ができていない。

そうしている間に、会社は成長はしていた。
そして、成長していくと実際に価値を生み出す製造部門特に大きくなっていく。そのため、親会社よりも子会社の方が遙かに人数が多くなった。
親会社は、高卒採用などは遙か昔に辞めており、、選ばれた大卒者、特に新入社員で育てていくと言う会社方針の下で行動している。

こうしていくと、当然力関係も変わってくる。親会社の統率もとれなくなってくる。
から親会社指導して、それに従えば良いのだ、と言う様な貴族的な考え方では組織が動かなくなってくる。
昔は、成長を見込めるやりがいのある仕事親会社社員に、それ以外の仕事子会社やらせる、というところがあって、仕事には差があった。そこには責任範囲が違うと言ういいわけもできたことと思う。しかし、企業規模が大きくなってくるとそんなことは言えなくなってくる。

しかし、上意下達ビジネスパートナーとしてはでは無く、面倒を見る代わりに安く雇われろ、と言う形でしか行動してこない。
安易経営判断と歪んだ労働組合が生み出したこのどうしようもない企業文化は、二重の意味会社問題引き起こしており

このような状況で、主力としている業界で大きな変革が進み、相対的競争力が低下。このような手段を使ってまで作り上げた低コストという売りは、全うに業務改善をしている競合他社に対して見劣りをするようになってきた。
さらに、新型コロナウイルス感染症、DXなどの大きな波を被るようになって、経営改革を目指しているようである。が、そんなものは上手く逝くはずは無い。

親会社もようやく問題点に気付いたようだ。しかし。もう遅きに失した。

体質改善できないほど開いた格差

現在、同じ年齢、同じ職種、同じ職位で、40歳場合

残業考慮しないと、年収が倍近く違う。
高卒採用されが子会社社員が社歴が5年ほど長いにも関わらずだ。ただこれでは家族を養えないので、みなハード残業をこなしている。36協定は月80時間、960時間である

やっている仕事も、生産ライン設計メンテというところでほぼ同じ仕事親会社社員の方がよりやりがいのある仕事を振られ、子会社社員親会社社員がやりたがらない仕事雑用が中心だったが、最近は規模拡大でやってることもほぼ同じになってきた。

その他の待遇

なお、有給の消化率だけは高い。何故ならば、親会社休みの日は、親会社職場が閉鎖されるからだ。親会社職場に混ざって働く人は多い。そうすると仕事をすることが出来なくなるので、半強制的有給を取らされることになるからである

究極的には、ライン立ち上げ寸前など、超繁忙期でも、親会社社員は帰る。
組合が見回りに来るからだ。そしてその時、組合会社が違うのでといって立ち去る。ぎりぎりになって夜間交代で作業しなければいけないときも「組合が駄目って言うから」という理由で、親会社社員は加わらないのが当たり前である

そして、もはやここまで待遇に差があると、もはや改善は困難である
何故ならば、給与を上げると赤字になって競争力を失うからだ。
危機感を持っている人はいる。しかし、費用構造を知ると、もうどうしようもないと考え、何もできずに辞めていく。

競争相手が、借金設備投資をし、苦しいときには全員の賞与を削減してでも全員の雇用を守って、カイゼン改良を重ねて企業業績を伸ばしている中、ここは、労働組合の誤った動きに乗じ、安易解決策に走った。
そのようなものは、長続きするはずはないのである

その他

ただし、 同じ待遇もある。親会社が参加する地域お祭りの時だけは、親会社社員と一体になるのである
まり親会社社員馬鹿馬鹿しくて出席しないので、子会社社員を動員するのである
親会社ロゴのついた特製の法被を着せられて、親会社名前がついた山車を引っ張るのだ。(強制)この時ばかりは平等である

こんな会社でも、親会社名前は、地域の中では一番良い就職先として知られていた。潰れる事も無いだろうとも。だからいくらでも人を雇えたのである
前は。以前は。

そして転職

そして今、何が起こっているかというと、人材流出である。はっきり転職エージェントの狩り場だ。
子会社側の人材は、転職エージェントから見ると、スキルを持った人間が大バーゲンに見えるらしい。
親会社側も、待遇は非常に良いのでそれが転職ハードルになるようだが、こんな歪んだ環境はその他の色々なことが歪んでおり、堪えられなくて転職するものもどんどん増えている模様。

情報通信機器メーカ国内回帰ということで近くに工場を建てたのだが、その際に二十人以上が辞めた。他にもよい会社があると言うことにみな気付いている。
リファラル採用というなの退職ドミノ倒しは、まだ止まっていない。
流石に危機感を持ち始めたようだが、もはや無駄である

そして、人材も激しく偏る。

親会社には現在東京に出て行く勇気も無く、大卒で安定志向だけを求めて地元に帰ってきて、とりあえず地元で最も名前の知れた会社に入ろう、と言う人材けが集まっている。社会をよくしてやろうとか、成り上がってやろうとか、そう言う人は入社しない。当然それ以外にも美辞麗句に誘われて来る奴がいるが、そう言う人は、歪みの多いJTCに飽き飽きしてさっといなくなる。ただし、地方としては破格の待遇のため、我慢しているやつもいるが、彼らもにらまれたくないので歪んでいる。


そして、優秀な人もいるにはいる。なんでこんな所にいるのだろうと思うと、親会社子会社双方に、家庭の事情実家介護がいるとか)で離れられないことが多いのだ。そして、彼らは、その対象がなくなると(つまり介護していた親が死んだりすると)、音もなくさっといなくなる。優秀で要になっていた様な人が多い。そんな彼らが、晴れ晴れしく、音もなく、さっといなくなる。そうして、大混乱することも多い。

いかがだっただろうか。笑っていただけただろうか。

大変笑える話だったと思う。さあみんなで笑え

2023-03-17

anond:20230317215820

SES一本の所を避けてたのは正解かも。SESといっても千差万別で本当に色々あるから

それから製造業だと製造部門計画的残業があるので、平均残業時間が見かけ上大きくなる場合もある。例えば繁忙期になると、製造ライン人間計画的に一律2時間残業を何日、というような動きをする場合。その会社がそうかは分からないけど。
こう言う残業はあらかじめ工場生産計画に含まれているので、負担としてはそれほどでもないはず。後は、2交代制で、2日12時間勤務したら翌日休み、と言う様な業務場合カウント上毎回4時間残業がつくのでそれが会社全体の残業時間に反映されることも。

もし次があれば、ストレートに「残業時間多いけど何ですかこれ」と聞いてみて。

好き転職になる事を祈ってるよ!

2022-09-03

anond:20220901224716

色々と十分すぎる

anond:20220901224716

⚪︎関連企業銃器製造部門

⚪︎関連ガンショップも多数存在

⚪︎武闘訓練を行う「特殊部隊」がある

⚪︎分派トランプ前大統領を支持し武装化を呼びかけている

⚪︎朝日新聞記者が死亡した赤報隊事件との関わりが囁かれるが未解決のまま時効

⚪︎かつて統一教会問題を追っていた石井紘基の刺殺事件迷宮入り

既に色々やらかしてる可能性は?

anond:20220901224716

⚪︎関連企業銃器製造部門

⚪︎関連ガンショップも多数存在

⚪︎武闘訓練を行う「特殊部隊」がある

⚪︎分派トランプ前大統領を支持し武装化を呼びかけている

⚪︎朝日新聞記者が死亡した赤報隊事件との関わりが囁かれるが未解決のまま時効

⚪︎かつて統一教会問題を追っていた石井紘基の刺殺事件迷宮入り

既に色々やらかしてる可能性は?

2022-08-19

裸の王様が通りますよっと

まれてこの方ずっと自分のことを有能だと思い込んで生きてきたが、実はただの思い上がりで、自分は単なる無能に他ならないと、40年以上生きてきた今、ようやく認めることができそうだ。

否、今の今までずっと認めることができるだけの勇気覚悟と度量がなく、とうの昔に何の価値もない無能人間だと露呈して裸の王様状態になっていたのを、今否応なしに認めざるを得ないところまで追い詰められた、というだけのことなのだが。

長文になるがどうか吐き出させてほしい。

高校卒業後、一浪して結構な有名大学に入学できたはいいが、

1.二留してまで目指していた資格試験に失敗

失敗というか難易度の高さと勉強の苦しさから逃げ出しただけだった。

2.就職活動への切替にも失敗

下調べが足りず、時期もタイミングも悪く、準備をしていなかった上に、高学歴に胡坐をかいて「たかシューカツ」と完全にナメていた結果、どこから内定をもらえなかった。

3.新卒カードのおかげで地元に帰ってなんとか就職はできたが、望まない営業職での採用しかなかった

自分自身が営業むきのタイプでないことは明らかなのに、2.の事情から適当に決めた。

自分(の営業成績)のことしか考えない、昭和気質すぎる(地域職種的にアタリマエのこと)人間や社風が嫌になり1年で退職、私の心身は消耗し、何よりチンケなプライドが傷ついた(内心周囲の人たちをバカなやつらだと見下していた、間違いなく伝わっていただろうな)。

唯一無二の新卒カード結果的無駄にしてしまった。

4.2.3.の反省を生かし、転職エージェントを使って第二新卒カードでの転職成功

面接に進んだある企業は、全然いたことのない企業だったが確かに東証一部上場で抜群の安定性と急成長を誇り、そんな企業の人事担当者課長クラスの人)が、なぜかはわからないが面接開始10分もたたないうちに「是非あなた採用したい」と言ってくれ、その直後すぐに経営トップとの面接が組まれ、即日即内定の通知をもらうことができたという、おそらく人生イチの奇跡が起こったことで「これも学歴のおかげか」とかさら有頂天になってしまった。

5.4.の企業を2年足らずで退職

最初の出足はまずまずだったが、1年で「やっぱり使えない」と思われたか部署異動対象になり、異動した先の業務内容はよかったものの上席者から繰り返しパワハラというか学歴によるマウントを激しく取られ(「○○大出てるくせににこんなこともできないのか」的なやつ)、それが苦痛になってメンタル系の通院および服薬を余儀なくされ、そのまま追い出されるように退職した(自覚はないが私の態度が学歴を鼻にかけたように見えたのだろうな)。

6.4.5.の経験反省(急成長の上場企業はやはり「キツかった」とやっぱり弱腰だった)から、もう少し田舎(だけど地元の外)のちょっとのんびりしていそうな製造業企業転職

これも最初のうちは周囲の人たちに恵まれ特に前職で大ハズレだった上司がとてもアタリで、学歴でも何でも鼻につくような態度にさえ気を付ければ、今度こそ落ち着いてはたらけるとちょっと安堵した。

7.6.の1年後組織改編と人事発令があり、上司が替わった

この上司ととにかくソリがあわず、うまくいなすことができるだけの対人能力もなく、最低の人事評価を受けつつ、1年で異動希望を出した。

このあたりでまず自分には対人能力がないことに気付き始める…が、まだ無能を認めることはできるほどではなかった。

8.7.が通って新部署に異動したが、社内ニート化する

私のまったく専門外の専門的知見が必要部署だった上、何をどう勉強してよいかもわからず、結局単純作業的な仕事くらいは割り振ってもらえたが、はっきりいって毎日就業時間がとても暇で苦痛だった。

ところがそれとは裏腹に会社自体利益過去最高クラスを記録し、その恩恵で何もしなくとも自分史上最高クラス年収を得ることになり、完全にぬるま湯につかってしまうと同時に、「私にはそれだけの価値がある」とより一層のぼせ上がってしまった。

9.8.から3年後、総務に異動になる

さすがにそんなにうまい話は長く続かず、ハナから役立たずだったため、総務に異動となった。

製造業における総務部門なんて、製造研究部門のような花形部署に比べれば圧倒的に「下」に見られる部署だったが、私個人的には前の部署よりはやることもあるし、のんびりはたらけてそれなりにいい給料をもらえるラッキーな状況には変わりなかった。

10.1年たった頃に事態が急展開

人事制度が大きく変えられることになり、社員全員が厳格に格付けされ、それに基づいたきめ細かな給与体系に変わることになった。

7.8.あたりであまり人事評価が芳しくなかった私にとっては、これまで得られていたのんびりはたらけてそれなりにいい給料をもらえる安寧の地を失いかねない内容だったため、一気に焦り始めた。

とりあえず自分業務だけは真面目にこなした…つもりだったが、そんな小手先のもの通用するはずもなく、製造部門への異動内示があった。

製造部門危険薬品を扱うことから身体リスクが高く、その分の手当はついたものの、完全に思い上がっていた私は「製造部門なんてただのソルジャーじゃないか」などと、あからさまに見下した愚かな考えでこれを蹴った。

辞令を蹴るということはもう退職しかない。

最後最後まで高い給料を手放すことだけが未練だった…しかし私は自らの思い上がった考えや行動でそれをみすみす捨ててしまったのだ。

そしておめおめと地元に帰り、その後6年あまりがたとうとしている。

帰った当時、親が体をこわしたからという事情もあったのだが、根本的に私には対人能力がなく、地元を離れて1人で自活するとか、何かを成し遂げることができるだけの能力自体なかったのだと思い知り、地元に帰った、帰らざるを得なかった。

それは1.の時点で既にわかりきっていたことだが、その無能さをどうしても受け入れるのがいやで、むしろ既にそれは露呈していたにもかかわらず、自覚できず、修正もできず、いわば裸の王様状態で何年も何年も生き恥晒し続けながら生きてきたということだ。

地元に帰って6年あまりがたった今、さすがにいい加減認めざるを得ないという状況にまで追い詰められ、不本意ながらしぶしぶ受け入れ始めている、というのが現在地だ。

不本意ながらしぶしぶ」という時点で、まだまだ解決までの道のりは遠そうだ。

かくして自分無能だということをようやく自覚し始めたが、では今後具体的に何をどうしたらいいのか、やはり無能からかいまいちわからない。

無能だとわかったところで、今後私が自分なりに幸せに生きるために何をしたらいいのかがわからないのだ。

(それがわからない今は、むしろ「生きることは幸せではないから生きたくない」としか思えない)

今なら何か変な宗教に引っかかれる自信があるな。

これからどうしようか。

2022-07-01

高卒工場勤務正社員の話

職業系の話を読んで自分も書いてみたくなったので書く。

底辺職の工場勤務です、こんにちは

地方在住、30代半ばで年収500万。(30万弱×12ヵ月+ボーナス80万弱×年2回 月手取り20万ちょい)年間の残業20時間弱。働きたくないので定時ダッシュ組。

3交代勤務現場なら手取りで毎月+6万程度。基本給によって比例。あとは残業時間に応じて加算。

3交代=24時間のうち8時間勤務。3日出勤したら1日休みが入って勤務時間帯が変わる。土日祝日正月関係なし。

会社の規模は東証プライムで、メーカー中堅と称される程度の位置

本社研究所工場がいくつかあって、その工場の中の一つ。

単に工場といっても色々業種や規模によって違いはあると思うのであくまでも一例。

工場労働者の構成ヒエラルキーがあるよ

管理職経営管理

技術職・生産管理大卒以上、大半が工学系院卒。開発研究業務or生産管理。将来の管理職

技能職…高卒枠。技術職の直接の手足。うちの工場場合管理職研究開発業務計画(設計)以外の仕事は大体やる。管理職にはほぼなれない。

工場内協力会社(下請け)…一般的イメージされるしんどい工場労働は大体ここ。製造のみ関与。

技術職は転勤あり、技能職は転勤なしの地元枠という位置づけ。

自分技能職の位置づけなので今回はそこについて書く。

高卒正社員って何やるの?

方針決定・人事関係・院卒レベルの高度な専門知識を要すること以外の工場業務なら何でも。

会社によって違いはあるだろうが以下いずれかの部門に属す。

製造研究開発・生産技術製造管理品質保証資材調達・総務

うちの工場場合後者になるほどデスクワーク割合が増える。

3交代勤務を行うのは製造のみ。一般的イメージされる工場勤務は製造のみかと思う。

自分は、製造研究開発・製造管理経験済み。

一応管理職ルートへ行ける制度はあるが、転勤があることや激務の割には給与が見合わないと認識されているのでなろうとする人はいない。他の会社場合は知らん。

高卒で家や車持ちって本当?

本当。大半が技能職だけど、田舎なのもあって車を持ってない人はいない。

実家通いの人もいれば社宅暮らしの人もいる。家族持ちで30歳過ぎたら家を建てる人も珍しくない。

自分実家だけど、弟が別地方の同業界大手メーカー高卒工場勤務だけど30歳で家建ててるしどこもそんなもんじゃいかな。

ちなみに自分高卒新卒採用じゃなくて、2年近くニートやって20代前半で今の工場契約社員1年→正社員といった流れで採用

地元でそこそこいい学校を出てたのが効いたんだと思う。高卒新卒工業高校の成績上位者しか取ってないみたい。

ニート経験者が10年ちょいで貯金1500万だから悪くないとは思っている。

それを考えれば住居の費用不安がなく、奨学金によるローンがない状態高卒すぐに働いている人ならそれなりに持っているのは自明

きつい?

肉体的なしんどさは製造部門製品による。炎天下の屋外作業って現場もあれば、空調が効いた部屋で数時間作業をすれば終わりって現場も(ただし扱ってる物質が超危険)。

協力会社が入っている工程に比べたらどれも楽。そっちは単純性がつらい。

製造部門といっても作業ばかりやっているわけではなく最低でも2割程度はデスクワークが入る。

安全活動みたいなことやらねばならない。金にはならないけど人の死と隣り合わせなので。

3交代勤務は合う人と合わない人がいる。自分プライベート時間に影響するのがしんどかった。同居している家族に合わせて食事・お風呂がつらい。

他の時間帯のチームに休み人員がいる場合は4時間早出、もしくは4時間残業しなければならない。トータル12時間勤務。

一方、人が少ない平日・時間帯に自由であることや、通常勤務よりも稼げるので歓迎という人も多い。

現場作業の協力会社(下請け)との違いは?

コストを含めた経営判断だろうから正直よく分からないが、

個人モラルの欠如で「品質に影響」「火災汚染物質漏洩等の重大な工場災害」「人死」等が生じる部分は協力会社が入っていない。

要はヒューマンエラーの影響が大きい現場コンプライアンスもあるし、直轄の現場現場案件があったら結構マジで怒られる。

あとは市場トレンドがころころ変わって設備投資がやりにくい製品工程もか。

うん十年変わらず大ベストセラーって製品は協力会社が主力。設備を導入されているのでヒューマンエラーによる安全性を含めた障害を減らすことができる。

高卒工場勤務の一例はこんなところ。満足。

2022-05-23

世界トヨタはかつて食器作りをしていた

トヨタ自動車日本で有名な自動車メーカーであることは言うまでもないことだが、その前身食器メーカーであったことはあまり知られていない。

豊田市愛知県北部位置しており、瀬戸市岐阜県多治見市と隣接している。

瀬戸市日本六古窯の一つである瀬戸焼で有名であり、東日本では陶磁器全般瀬戸物と呼ぶほどに広く流通していた。

多治見市もまた陶磁器名産地であり、アニメ化もされた「やくならマグカップも」の舞台と言えば説明が早いだろう。

豊田市瀬戸市を中心とした猿投地区古代から窯業が盛んであり、日本の三大古窯の一つである猿投窯跡群を形成していた。

今でこそ豊田市に窯業のイメージはあまりないが、トヨタ自動車製造事業化する以前は、瀬戸市多治見市と同じく窯業を主産業とする町であった。

窯業は縄文時代縄文土器から存在する生活に不可欠な産業で、時代と共に需要は大きくなっていき、明治維新によってさらに窯業製品需要は大きくなる。

西洋建築の勃興による煉瓦(れんが)の需要石油製品化学薬品を保存する甕(かめ)の需要送電線を支える碍子(がいし)の需要である

しかしながら、瀬戸焼はこうした需要に応えることはできなかった。

愛知県内で、最新の窯業技術産業を担ったのは常滑焼だった。

常滑焼もまた日本六古窯の一つだが、愛知県知多半島位置する常滑市伊勢湾に面しているので、海運で日本各地の需要を支えることができたからだ。

一方で、瀬戸常滑に対抗しようと流通力を強化するために鉄道を敷設したが(後の名鉄瀬戸線)時すでに遅く、近代産業から撤退して食器作りを中心とした伝統産業へと回帰していった。

常滑では明治時代伊奈製陶が創業して、INAXLIXIL企業名を変えながら国内の窯業で高いシェアを誇っている。

トイレや洗面器ではTOTOに次いで国内シェア2位で、タイルについては国内どころか世界で1位のシェアである

一方で瀬戸からはそのような大企業は生まれていないことから愛知県内の窯業で近代産業を担ったのは常滑ということが理解できるだろう。

ここでようやくトヨタの話になるが、明治時代豊田市存在しておらず、その前身である挙母町でも近代産業を支えるほどの陶磁器製品生産することはなかった。

そんな時代に、豊田佐吉挙母町で陶工長男として生まれた。

佐吉小学校卒業後に家業食器作りの修行をするが、父が伝統製法固執して経営が伸び悩んでいることに苦心していた。

18歳のころ、家業を立て直す唯一の道は最新技術を学ぶことと考え、東京方面出奔する。

その折で、東京上野で開催していた内国勧業博覧会を何度も見て、最新の窯業技術を目に焼き付けた。

そして東京から帰郷し、当時最新鋭の台車トンネル窯を製造した。

それ以前の窯は、製品を人力で運び入れてから予熱・焼成・冷却の全工程を何日もかけて行った後に、人力で運び出す必要のある代物だった。

種類にもよるが陶磁器焼成に1000~1400℃まで加温する必要がある一方で、人力で搬出入する際はもちろん窯の中に入れる温度まで下げなければならない。

これでは、温度の大幅な上下必要なので時間がかかるだけでなく熱効率も悪い。

一方で台車トンネル窯なら、製品を乗せた台車をレールに沿って動かすので、人が窯の中に入って搬入出する必要はない。

窯は温度分布のついたトンネル状の部屋になっており、台車トンネルを進行することで自動的かつ連続的に予熱・焼成・冷却ができるので、温度管理も簡易だ。

この台車トンネル窯により食器自動的大量生産できるようになったので、佐吉豊田自動食器株式会社設立することとなった。

会社設立後の経営右肩上がりだったそうだが、明治から大正へと年号が変わる頃には製品輸送に悩まされることになった。

歴史的挙母町の物資輸送矢作川の船運が担っており、豊田自動食器食器工場製造した食器類も例外ではなかった。

しかし、知多半島方面への用水供給目的とした愛知用水の開発により、矢作川の水量が減り船運が困難になった。

食器生産量は増える一方で矢作川の船便は縮小していき、代替としての馬車や人力車輸送にも限界があった。

それでも、当時は三河鉄道の敷設中であり(後の名鉄三河線)、開通によって挙母から国鉄刈谷駅鉄道輸送可能となるのは決まっていた。

しかし、それまで待ちきれない佐吉の息子の喜一郎は、自動車を独自製造して食器自動輸送することを考えた。

喜一郎は食器販売の滞りで需要の無くなった台車トンネル窯を分解して自動車部品にした。

そして、窯の燃焼ガスを動力台車運転する機構を応用して、台車に燃焼機関を乗せることで自動車の製造成功した。

さらに、食器自動輸送するだけでなく、自動車を製造販売することにも思い至った。

それだけでなく、喜一郎は将来自動車が大量生産されることを予測して、食器台車に乗せて連続的に生産するように、自動車も台車に乗せて連続的に生産する仕組みを考案した。

これが現在自動生産で主流となっている、ライン生産方式である

このようにして豊田自動食器に設けた自動製作部門分離独立したのが現在トヨタ自動車株式会社であることは、もはや説明するまでも無いだろう。

なお、食器工場第二次世界大戦空襲によって焼失し、喜一郎の経営判断により食器製造部門は切り捨てて自動生産へと舵を切ったので、豊田自動食器株式会社現存していない。

話は少しそれるが、トヨタ自動車前身豊田自動織機である、という誤記ネット上でよく見かける。

もちろん正しくは豊田自動食器なのだが、「食器」と「織機」で読みが同じなので誤変換してしまうのだろう。

それだけならまだいいが、トヨタミシン製造していたというヨタ話(トヨタだけに)も一緒に流布していることもある。

豊田市挙母町)で窯業が盛んだったことは地理的にも考古学上でも明らかなのに、なぜそのような勘違いをしてしまうのだろうか。

仮にトヨタミシン製造していたとして、それがどう自動車製造に繋がるのか、理解に苦しむばかりである

2021-10-30

ホワイト企業ブラック部署で働いていた。

肉体労働に関わらず一日12時間労働、週休1日、残業代なしの事業所従業員5人。製造部門で常に営業部門から強めのクレーム。ちなみに独身が多数。

5年間耐えて働いた。

昨年度、色々あってブラック部署はなくなり、自分ホワイト部署に異動になった。

喜ばしいことなんだろうけど、超ハード仕事をしていた時には気にならなかった将来への不安に悩まされている。うつにもなった。

できることならもう一度ブラックに戻りたいとも思う。

2021-10-01

https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

機業界で技術屋をしているんだけど、長期的に見て車の電動化が進むのは間違いないと思っている。

そのうえで気になるのは、技術の普及タイミングってそんなに正確に見切れるかなという事。


例えばうちの業界でいうと、有機ELの登場やフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という技術の切り替わりを経験している。

ディスプレイ技術としての有機EL20年以上前から有望視されていたが、小型ディスプレイとして普及したのは2017年にiPhoneXで大々的に採用されてからである

製品自体2000年くらいから世に出ていた(初期型FOMA有機ELディスプレイが積まれてたのを覚えているだろうか?)から、かれこれ15年以上たっている。

普及までに長い時間を要しているわけだが、その間研究開発で先行していた企業はどうなったか

NECサムスン電子技術を売り払って撤退東北パイオニア資金が続かず、アクティブマトリクス型の開発から撤退ニッチパッシブマトリクス型の製造にとどまり世界で初めて有機ELテレビ製造したSONYですら投資余力がなく製造部門を分社化末裔たるJOLEDは売り上げ100億程度と小規模で事業としての利益は上がっていない。

技術投資するタイミングってめちゃくちゃシビアなのだ

スマートフォンにしたってそう。みんなタッチパネル操作できる情報端末研究開発をしていた。

本家Apple90年代からNewtonを作っていたし、SharpザウルスSONYClieといった端末で試行錯誤していた。

みんな将来の方向性は読めていた。だけど、一般人が容易に使えるようになるための要素技術がかけていたかブレイクしなかった。

例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネル進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。

後はCPUの処理性能。過去Linux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?

だけどiPhone最初からぬるぬる動いていた。そのレベルストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。

というように、いくつかの要素技術がそろって初めて、スマートフォン一般に普及した。

まり、新しい技術が普及するにはその前提となる要素技術がそろわないといけない。

だけどそのタイミングを読むのは容易じゃない。というか不可能だと思っておいた方がいい。

技術に切り替えるのは早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ

から必ずしも将来的にEV100%になるとわかっていても、今全力でそっちに突っ込むのが正解とは限らない。

個人的には後発から巻き返すだけのエンジニアリソース資金力のあるトヨタが、ガソリンエンジン延命水素の開発も含めて全方位戦略を敷いているのはすごく理にかなってると思う。

そういうわけで、変化の大きい電機業界の立場から過去を振り返ってみると、EVを強く押す人は前のめりすぎるかなという印象をうけるのだが、どうだろうか?

2021-08-28

anond:20210828162939

本当は面白い職場仕事なんだよ

製造部門とぶつかったり営業とタッグ組んで外販活動やったり

少なくともこんな無能介護と尻拭いさえなければ良い環境なのに

2021-04-10

定期的に復習しろとは言うけど

ムリ

簿記2級程度なら大した範囲でもないから、工業やりながら商業問題集回して復習~とか出来たけど

簿記1級はムリ。範囲広すぎ。範囲広い割に個別の単元が難しい。しかもそれぞれの単元が独立してるパターンが多い。

個別原価計算で1次集計があって、第2次集計で単一基準配賦法と複数基準配賦法を学んで、更に直接配賦法、相互配賦法(簡便)、相互配賦(連立方程式法)、階梯式配賦法じゃん

もうこの時点でだいぶ混乱するじゃん。単一はまあ単一から、一つの基準を以てして配賦するのは分かるよ

複数基準配賦法だと、変動費提供部門用役消費量で配賦して、固定費用役消費能力(キャパティ)で配賦しろってさ、はあ?ってなるのよ

まず唐突に出てきた用役ってなんじゃいってなったよ。ググってもわかんねえの。要するに電力部門なら電力のことを用役と呼ぶらしい。つまり用役消費量なら電力を消費した量。最初からそう書けよ

それで今度は用役消費能力。消費能力ってなんじゃないってなるのよ。これもググっても分からねえの。要するに提供部門(組立とか切削)がどれだけ能力を消費できるかのキャパティ(最大値)を表してるらしい。

んで何で固定費キャパティ割合で配賦してるのか。これは、電力部門100時間分の電力を提供しても実際に80時間分の電力しか提供されてなかった場合20時間分の差異(差額)は誰のせいかって話になった時に

電力部門役割提供部門に電力を供給することなので、「20時間分の差異は俺ら(電力部門)のせいじゃないよなぁ!?製造部門が働かねえのが悪いんだよなぁ?あぁ!?」って話らしい。

から操業度差異は補助部門から発生せず、差異製造部門負担させるらしい

というわけで正確に原価を按分したいなら複数基準配賦法でやりましょうね、というのが第2次集計

最後に仕損がどこで発生したのか、誰が悪いのかっていうのを考慮したうえで仕損費を計上するのか、異常な仕損だから非原価項目として原価から省くのか決めるのが第3次集計


はい。ここまでが個別原価計算です。うん、なげえよ

怖いのが、これでまだ全体の1割ぐらいなんだよ。全体って工業簿記原価計算の1割な。商業簿記会計学はまだ10割あるから

これホント勉強したらちゃん過去問まで解けるようになるの?いや2級は合格たから大抵のことはなんとかなると思ってるけど、モチベ維持するの難しいんだけど?

2021-03-11

新卒採用状況から見る日本半導体産業

半導体業界人増田です。3月になって就職戦線が始まりましたね。というわけで、日本の主要な半導体メーカーが将来を支える人材採用戦略についてどう考えているのか、新卒採用の状況を基に見ていきたいと思います

得に記載しない限り、情報ソースリクナビマイナビで、本体及びそれに準ずる会社についての調査します。(製造子会社等は今回の集計対象外地元に直接求人を出していたりして、採用ルート新卒一括採用とは異なるケースが多いからだ。)

日系メーカー

IDM
企業名採用人数社員大卒初任給院卒初任給備考
キオクシア201~30010,000\215,500\239,500東芝メモリ
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング201~3009,900\222,000\248,000ソニー半導体製造部門
ソニーLSIデザイン101~2002,200\225,000\252,000ソニー半導体設計部門
ルネサスエレクトロニクス101~20018,958\215,500\239,500従業員数は連結で記載。(単体の記載なし。)IR資料を見ると日本国内の研究開発人員は4200人程度と思われる。
ローム101~2003,480\227,000\249,000従業員数は単体で記載。連結だと22,161人
新日本無線11~151,352\215,500\239,500従業員数は単体で記載。連結だと3,110人
エイブリック11~15984\214,000\238,000従業員数は連結で記載。単体の情報なし
ファブレス
企業名採用人数社員大卒初任給院卒初任給備考
ソシオネクスト26~302,700\220,000\240,000富士通PanasonicSoC部門統合
メガチップス6~10588\217,000\240,000

日本最大の半導体メーカーだけあって、キオクシアの採用人数は予想通り多い。がそれよりも目立つのソニー設計製造部門を合わせればキオクシアを上回り、給与水準も高い。(さらに言えばソニー本体採用から半導体部門配属がある。)最近では関西にも設計センターを開設(台湾企業半導体部門を売却したPanasonicイメージセンサー技術者引き抜きを意図していると思われる。)、事業の拡大指向が見て取れる。ロームも規模を考えると採用人数が多いが、離職率の高さを見越してのことか?ルネサス、ソシオネクスト等のロジック系、アナログ系のメーカー定年退職等の自然減の補充分程度しかとっていないと思われる。

外資系IDM

企業名採用人数社員大卒初任給院卒初任給備考
マイクロンメモリジャパン201~3004,000\312,000\340,000Micron日本法人。倒産したエルピーダメモリを買収したのが母体
ウエスタンデジタル101~2001,000年俸470万年俸500万Western Digital日本法人。旧SANDISKについて記載
オン・セミコンダクタ1~51,800\215,500\239,500モトローラアナログディスクリート部門が分離。三洋半導体を買収

外資系メモリメーカーは人数・給与水準ともに景気がよさそうである。キオクシアとウエスタンデジタル、同じ工場製品共同開発しているのにどうしてここまで差がつくのか…

一方、アナログディスクリートメインのオン・セミコンダクターは人数が非常に少ない。同じ外資といっても、製造品目で勢いが全然違う。

ファウンドリ

企業名採用人数社員大卒初任給院卒初任給備考
ユナイテッドセミコンダクタジャパン6~101,032\215,500\239,500富士通三重工場台湾UMCが買収。
タワーパートナーズセミコンダクタ11~151,920\215,500\239,500Panasonic工場3か所をイスラエルTower Jazzが買収。
フェニテックセミコンダクタ6-10678\200,600\207,700アナログ・ディクリートメインの小規模な日系ファウンドリ

どの会社も、企業規模を考えると採用人数が少ない。工場から現場作業要員は採用ルートが違うというのはあるかもしれないけれど。外資系に売却されているメーカーは、新規投資を絞って既存設備人員利益を出そう的な方針に見えるのは気のせいだろうか?

全体の傾向

採用の積極度合いは各社の主力製品によって大きく変わっている。採用人数から見る方針としては、メモリイメージセンサーが規模拡大、ロジックアナログ現状維持ファウンドリ縮小均衡といったところだろうか。過去記事でも書いてきたが、競争力を保っているメモリ系、衰退傾向のロジック系という方向性新卒採用状況から見ても間違いないようであるロジック半導体も、せめて設計の方がもっと盛り上がってくればよいのだけども...

余談だが、筆者が就活をしていたころは半導体総合電機の一部門であることが多かったので、半導体事業部に狙って配属されるには半導体研究室の教授推薦を取ったりしないといけなかった。今の時代は専業メーカーが増えたので、『半導体業界就職する』だけなら昔よりもやりやすくなっているかもしれない。

用語解説

IDM: Integrated Device Manufacturerの略。設計製造販売までのすべてを一貫して行える半導体企業のこと。といってもここ10年位でルネサスのように自社の工場を持ちながら先端品はTSMC等に外部委託するファブライトと呼ばれる企業もかなり増えた。

ファブレス: 工場を持たない設計専業の会社

ファウンドリ: 自社で製品開発をしない、製造専門の会社

過去

https://anond.hatelabo.jp/20201219004424

https://anond.hatelabo.jp/20200813115920

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

2020-05-26

日立の在宅勤務のニュースについて

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200526/k10012445681000.html

日立が在宅勤務を標準にするというニュースに関して思うことをいくつか。

出社人数を半分にできるのか

NHK報道によると、出社する人数を半分に抑えようとしているという。電機メーカーという業種で、一時的ならともかく恒常的に半分に抑えられるのかは、疑問に感じるところだ。

まず製造部門などの現業は在宅勤務は不可能であるし、間接部門であっても例えばハード系の開発業務は在宅勤務の割合を高めることは難しいのではないか日立製作所の内情を知っているわけではないが、開発部門であっても実験技術評価などの業務は少なく、派遣社員下請け管理みたいな業務がメインになっているのだろうか。

メンバーシップ雇用特有文化

新卒採用代表されるメンバーシップ雇用特有の「育てる文化」と、在宅勤務とは非常に相性が悪い。この辺りをどのように解決していくのだろうか。もちろん新卒採用をやめてしまえばそういう問題は起こらなくなるが、今の日本でそこまで思い切った施策を取るのは難しいと思う。

成果主義労働の在り方

在宅勤務を推進すると、これまでの職能給を成立させるのが難しくなるので、成果給への比重自然と高まっていく。

あわせて、解雇規制緩和やホワイトカラーエグゼンプション議論されていくことだろう。元記事ブクマでこの辺りのコメントが少ないのは、本当の意味で在宅勤務がどういう制度かを考え切れていないのではないかと、すこし気がかりだ。通勤ストレスから解放され、自宅で自由な形で働ける、それだけではない。

2020-04-09

anond:20200409230833

製造部門パワハラ上司の闇や閑職部門の闇を知らないわけではないのだけど

気になる木は上司がみんな頭良くてストレスが無い

資料イラストとか要らんしな。数字だけで通じるし

一般職でもこれ通じるんだ?っていうメールバンバン飛んでるやん

2019-08-29

友達がいのない友人

出会って10年近くなる友人に友達がいを感じない。学生時代からベッタリの三人組だったがアラサーになっても未だにしょっちゅうあっている。あってるとき楽しいけど、帰ってきたとき雑談電話を終えたときの徒労感がすごい。

うち一人は喪女仲間とはいえ明るくてさばけていていいやつだなと思う。はっきりいうけど、相手が傷つくことはこらえるし、困ってるときには力になってくれて頼もしい。

けどもうひとりとは今更になって恨む気持ちが沸いている。

大学生のころ、私が研究に打ち込んでいたのをいつも「社会人になったらもうあそべないんだよ」と責めて、「なんのために勉強するの?なんのために大学いってるの?教えてよ!」と苛立っていた。本人も大学に行っていたし(しか特待生だった!すごい)、それなりに興味のあることだったはずだがとにかく不安な様子だったか就活中だから仕方ないと受け流していた。

正直、もちろん学生研究なんて一銭にもならないし、今は関係ない事務職してるし、好きだからしてるんだよとしか言いようがなかった。というか行ってるなら自分で考えるか、意味がないと思うならやめるかしかないだろって思ったけど、そんなの突き放すみたいで言えなかった。こんなにナーバス状態なんだし、って思った。私は普通の借り入れ型の奨学金で行ってたけど、行って良かった。いまも返してる……

本当になんでこんなにこいつは私を責めるんだと疑問だった。

特に驚いたのが、社会人なりたてのときに二人で出掛けたとき。私の会社製造部門がある。結局事務職になったけど研修期間は製造に配属になったらそりゃ大変だから不安もあるってポロッとこぼしてしまった。すると、「製造なんて底辺だ」とか「私はそうならないように就活たから」と一緒にショッピングモールを歩いているときに言われた。

正気か?と愕然とした。友達不安を打ち明けたときに、そんなそこまでマウントとるようなこと言えるんだろうか、って本当に驚いた。もし、自分がこれからのこと悩んでる友達にそう言われたとして、そんなこと言えんのか?とかそもそも考えるのか?って思ったら、あまりの考え方の違いにゾッとした。これやってけんのか?って寒くなった。そのころすでに出会って5年目くらいだったから気づかないもんだなと思う。

それからもいろいろそうことがあって無理かなぁって思っている。私はオタク腐女子なので絵なんかも書いたりする。書いた絵はツイッターにのせて、すこしばかりハートをいただいて毎日の糧にしているが、それもお互いみせあっていた。私はかなりのマイナー嗜好で、友達二人と分かち合えないこともあつた。寂しいけど萌えがないとめんどい絵なんてかけないので諦めている。しか友達自分オタクなのにとにかく口出ししてきて「理解できないことはやめろ」とか「気持ち悪い」とか、そんなんばっかで私は耐えきれず絵を消した。実は布教もしたけど、そのこは全く受け入れてくれず暴言じみたこともいい、私はへとへとになってしまった。もう一人は読むだけ読んでくれた。これが普通だとおもう。理解できなくても友人が大好きなものなんだから見てみるか、見てあげようかって思うものだと思う。

自分の考える大事相手の扱い方とあまりにも異なるので、私のことが嫌いなのかと思うとそれもちがうっぽい。

はっきりいって、嫉妬とか妬みとかそういうことなんだと思う。私が優れてなくても、前向きにやってるとかかんばってるつていうのですらイラついてるみたいだ。それはさすがに性格なので勘弁してくれと思うけど気持ち制御できない様子だ。

でも頑張ってツイッターアカウント私たちと切り離した。めにつかないようにしようとしたらしい。でも結局見ていたみたいで、私が仕事に悩んでいるツイートをしたらかなり過剰に刺さってしまったらしくかなりきつく、じゃあもう誘わない今までも不快だったんだろう忙しいのにごめん、さよならみたいなことを言い出した。

なんとなく、私も文面そのものが言いたいわけでなく、負担になってしまったんだろうかとかやっぱり心配してくれたのが独特に翻訳されたんだろうとわかった。

でも、そりゃないだろって思った。私もそういわれて泣けたし、無理かもと思った。結局私のツイッターも見てるし。お互い気にしないようにしよう!見てもいいしてか見てると思ったよって話して落ち着いたけど、正直今はつまらないことでも私のこと知ってほしくない。顔も見たくない。軽蔑するようなこと言われたジャンルは降りてしまった。いまのジャンル彼女が見てると思うと身動きがとれず、せっかく交流が持てた人たちがいない鍵つきアカウントで呟いている。大したこと話してないからと言ってるが、正直本拠地になりそう。いずれつまんなくなるだろうとおもう。また、ジャンルから去ることになるかも。恨んでしまう。

上の件の仲直りの電話も、最初申し訳なさそうにしてたけど最後は私に対する嫉妬や妬みをストレートに言っていた。半分冗談で、自分はそういう人間だって卑下半分本気半分これからも付き合うなら覚悟してって内容だった。あとは最近雑談。私がもういいよっていったから、全部忘れたって感じだった。気が緩んで、笑って許したけど、そっちは言ってスッキリたかもしれないけど、電話のあと私はがっくりきた。

ちなみにもう一人の友達は私の鬱ツイートには反応せず、でも簡単でも心配してるよと声をかけてくれた。

無理かも、無理かもとダマシダマシやって来たけどまた無理かもと思ってしまった。頑張って少し離れようと思う。大事な友人にしておくためにも本気のつもり。

タグタすいません。少し気持ちがすっきりしてなんとか寝られそう……

2019-08-10

anond:20190810193413

  1. コンサルを社内から抹殺しましょう
  2. 人事しか経験したことない人員抹殺しましょう
  3. 人事部門製造部門で良い意味活躍した人員の定年後再雇用しましょう(悪い意味活躍した人員抹殺しましょう)
  4. 営業部門顧客から要望を集めさせましょう
  5. 販売部門に売りやす製品とは何か?を質問しましょう
  6. 販売部門営業部門と開発部門が組んで新製品の雛形を作らせましょう
  7. 外部から優秀な工業デザイナーを雇って雛形から製品デザインしてもらいましょう
  8. 人事部門経営部門営業部門でなければ販売部門でもなく開発部門でもないことを徹底的に叩き込んでやりましょう
  9. 人事部門経営部門が言う事聞かなければストライキも辞さな覚悟で訴え出ましょう
  10. 営業部門広報部門販売部門が組んで徹底的に売らせましょう

2019-08-02

[] 8年間働いた某自動車部品会社退職しました

あらまし

自動車部品会社で8年ほど働きましたが、思うところあって少し前に転職しました。

なお、基本スペック

転職した理由は大まかには以下の通りです。

これらの事は、どんな会社でも規模の大小によらず多かれ少なかれ共通する点でもありますし、私の恨みつらみを知っても楽しくないと思うので(あるいは、本ポストをご覧いただいている方が求めているのはまさにそういう心の闇なのかもしれませんが)、具体的には書かないでおこうと思います。ここではあまり話題にならない自動車業界雰囲気自分が見てきた範囲で書こうと思います

業界全体の雰囲気とここ数年の動向

世間一般でも言われていることですが、ここ数年で自動車業界に他業界(主に、家電ITから転職する人が増えましたし、業界内でも転職する人も増えたように思います。極端な例ですが、全員が転職して部署がなくなったという例や、部署のほぼすべてのメンバーが他社から転職者という例が知る限りでも複数ありました。

車がハッキングされたり、NVIDIA自動車向けの半導体リリースしたり、Teslaが電気自動車販売したり、自動車メーカー各社のプラットフォーム戦略軌道に乗る等、技術面、ビジネス面での変化があり、従来のビジネス手法や開発手法通用しなくなったのも世間の評判通りです。一方、価格競争や、納期対応、カーメーカーを頂点にした厳しいサプライチェーンマネージメント等はあまり変化がないように思います。また、価格競争のために、製品原価を1円~10円下げるために数千万円~数億円の開発費・設備投資費を費やすという取り組みや、車種・グレード固有の個別最適化設計・開発等、自動車業界らしい取り組みもまだ多く残っています

最近トレンド実業務に与えた影響

まずは、実際のところは下っ端~中堅目線でどう変わったかというところを書きたいと思います

いろんな人材自動車業界に入ってくるようになり、いい意味多様性が生まれたように思います。従来の自動車業界は、業界内で少々転職する人がいるぐらいで他業界から転職者は多くはなかったらしいです。

逆に、新しい流れを受け入れることができず、取り残されている人も一定数います。知る限りでは同業他社も同じ状況のようです。そのため、せっかく生まれ多様性をうまく活かせていないようにも感じていました。ただ、これは現在自動車業界で働き盛りの40代の方々が若手のころは自動車業界画一的で発展性がなく、斜陽産業だといわれていたこともあり、解消にはしばらく時間がかかると思います。それに、どこの業界会社にも新しいトレンドになじめない方はいらっしゃるようですので、ある程度は致し方ないかと思います。足の引っ張り合いの末に死屍累々のあり様の携帯端末ビジネスよりはよっぽどましかと

従来の自動車部品メーカーの開発は自動車メーカーが主な関係先でしたが、ITに近い技術が利用されるようになり、開発が自社のみで完結しなくなり、業界外や社外とのかかわりも増えましす。そのため、僕が業界に入った時に蔓延していたお客様の言うことは絶対という雰囲気いくらか軽くなったように思います。また、個人業務では、ソフトウェアベンダーコンサルティング会社欧米ベンチャー企業とかかわることが多かったです。ただ、家電業界斜陽になった当時、景気がいい自動車業界に参入してきた会社が多数ありましたが、ビジネスモデルや開発手法のあまりの違いや、既存ビジネスへの参入の難しさから、多くの企業撤退もしくは苦戦しているというのも現状です。

業界から転職されてきた方に関して言及すると、仕事の進め方や、客先とのかかわり方が他業界とは大きく異なることもあり、年齢・経験によらず苦労されている方や、心が折れてしまった(隠語)方も多数いらっしゃいます

ここからは、国内自動車業界の本当によくないと思う点なのですが、新しいブーム技術が発生した時に、社内の中堅以上の方が、否定的見方をしてしま雰囲気がやはり業界全体に漂っている点があると思います。えてしてそういった考え方や雰囲気は伝染するもので、新しく業界に入った方もそういった考え方に染まってしまったり、現実を嘆いて業界外に転職していってしまうこともあるようです。一方で、家電業界携帯端末業界の衰退・ビジネスの変化を目の当たりにして、新しいトレンドを取り入れる必要があると考える人も年々増えているように思います

やや突っ込んだ話になりますが、最近は新しいトレンドCASE(Connected/Autonomous/Sharing/Electromobilityの略)とまとめて呼ぶことが多いですが、初めに大きな変化を国内自動車業界にもたらしたのはElectromobilityであったように思います2010年代から自動車の電動化により、すべての車がEVもしくはHVに置き換わり、エンジントランスミッションの巨大市場が失われ、モーターやバッテリー、充電コバーターの巨大市場が生まれるといわれていました。ただ、EVの航続距離を延ばす根本的な電池の容量問題への解決策が見えないことや、充電スタンド等のインフラ整備が進まないこと、ハイブリットのみならず、グリーンディーゼルダウンサイジングターボ等により、EVでなくても燃費改善策はあること等の背景もあり、当初思われていたほどEV関係市場が伸びないということが2015年ぐらいから明らかになってきました。逆に、自動ブレーキ代表される、既存のACCや車線逸脱警告、周辺監視等の技術の延長に位置するマーケットは大きく伸びたというのが実際のところです。

そのため、当時EV関連事業に巨額の投資を行った方々の間では新しいトレンドは絵に描いた餅という固定概念が植え付けられおり、なかなか手が出しにくい状況になってしまったという点も、新しいトレンドをなかなか取り入れれない原因になっているように感じられます。また、上に書いたことを否定するような文章になってしまますが、多種多様製品があるため、大半の製品では新しいトレンドとは無関係に従来と変わらない方法技術を用いて開発を進めることも多く、変化は全体から見ればまだまだ小さいため、多くの企業トレンドに乗り遅れていることに対する直接的なデメリットを受けていないという状況のようです。

ワークライフバランス残業健康上のリスク職場雰囲気

次に、働いてみてワークライフバランス等はどうだったかという話をしたいと思います研究・開発職のワークライフバランスは言うほどは悪くないと思いますが、市場不具合対応時や、納期対応時はかなりの残業必要になることは間違いないと思います特に製品リリースの直前には、ストレス睡眠不足から心身の健康を崩す方も度々いらっしゃるようです。営業工場製造部門納期遅れが業績等に直結してくることもあり、工場とお客さんとの往復や、残業対応が迫られていることが多いようです。さらには、中堅以上の層に暴力的な人も多く、部署によっては罵声や怒号が飛び交うという話も実際にあります自身も、初対面の人に打ち合わせ開始5秒で怒鳴られたことがありますし、そのまま数十分にわたり罵声を浴びせられたことも幾度となくあります。ただ、最近世間の風当りがきついことや、容易に転職可能となったこともあり、そういった雰囲気もここ数年で多少はましになったかなと感じます

人材育成に関しては、かつては人材流動性が非常に低い業界であったため、技術方法は先輩や上司から業務を通じて学ぶ、既存技術を知っていて当たり前という雰囲気もかなり蔓延しています。そのため、個別技術に対する系統だった教育プログラムが用意されていなかいという問題もあります。新しく業界に入った方に”そんなことも知らないのか?”という発言をしたり、それを理由攻撃して精神的に追い詰めてしまう人もかなりいます。何にせよ、全体的に人材育成が苦手な業界ではないかと思います特に組み込みソフトウェア関連技術に関しては、かつては客先の要求仕様にのっとってV字開発プロセスを通すことが開発のほぼ全てを占めていたこともあり、C言語の基礎(自動車業界ソフトウェア開発はナビ等の一部を除けばほぼすべてがC言語です)や組み込みソフトウェアの基礎に関する研修はなく、開発プロセスに関する研修ばかりという会社もかなりの数があるようです。そのため、基本が押さえられておらず、基礎設計が悪く、手戻り発生で開発工数が爆発、不具合を垂れ流すというコンボもごくまれに発生している様です。

今後の業界全体の景気や人材採用の動向に関して

ここ数年、自動車業界各社の業績が良かったこともあり、春闘ボーナス満額回答や、ベア過去最高益等の景気のいいニュースが多かったですが、2018年下期から中国市場の減速等により各社が業績の下方修正をする等、景気にやや陰りが見えているのも事実だと思います。まだ、各担当レベル仕事や、給料への影響はそれほどは感じられませんでしたが、このままの状況が続くと数年程度で何らかの影響が出てくるのではないかと思います

一方、人材採用という側面では、根本的な人材不足解消の目途が立っておらず、多少の業績悪化があるとはいえ、しばらくは雇用豊富にある状況は続くと思いますサブプライムショックのような世界的な不景気が発生すると、一旦は雇用が絞られる可能性がありそうですが、その後の景気回復に伴い、数年で回復すると思います。車は数年~15年程度で必ず買い替える消耗品であり、家電製品より高価ということもあり、景気が悪くても最低限の需要市場が生まれ、景気が回復すると需要回復する業界ですし、新興国需要の伸びはこれからなので、中長期的に見れば伸びしろのある業界だと思います。ただ、外資系企業国内市場進出が進んでいることや、業界内の買収・統合事業移管が進んでいることもあり、会社によっては価格競争等に敗れ、売り上げが激減するリスクリストラリスクはありそうです。また、まだ例は少ないですが、国内で救済的買収を行う会社が見当たらず、外資系ファンドの傘下に入った会社も出始めています。ですので、転職先の会社選びが非常に重要になってくるのは間違いなさそうです。

結局自動車業界エンジニアをするのはオススメ??

他の業界の方と一緒に仕事したことはあるものの、他業界仕事したことがないので、何とも言えないですが、自身業界全体の未来不安視されている方が業界をまたいで転職してくるのは十分にありだと思います。また、米中摩擦の今後の動向次第では、自動車業界全体の業績に悪影響を与える影響もありますので、30代で転職を迷っている方は興味があればこのタイミング自動車業界トライするのもいいかもしれません。うまくいかなければ、他の業界転職すればいいと思います。一度は自動車業界に来たものの別の業界転職していった方や、別業界からの出戻りもあるようです。

8年働いてどうだったか

不条理世知辛い業界ではありますが、個人的に携わったテーマは楽しく取り組めたので、自動車業界で働いたのは間違いではなかったかなと思います。緩やかにですが変わっていく業界ではありますので、近い将来に今よりは働きやす業界になると思います。今後の伸びしろもあり、まだまだ楽しむ余地がありそうですので、転職先も自動車業界しました。ただ、国内世界的某大手自動車部品メーカーも受けましたが、面接をしている最中にここも結局は同じか………と感じてしまたこともありましたので、外資系企業しました。

最後

すいません、皆様が知ってるって感じのうんちくを垂れ流しただけで、全然退職エントリーではなかったです。

2019-04-27

DBスペシャリスト2019/4/21@芝浦工大付属高校

FEAPPMSTSCSMAUSADBと来ました。

■午前2

イウエイイ エ(✕)ウイアイ アアイイ(✕)エ ウウウ(✕)ウ(✕)エ エエエエ(✕)ウ(✕)

  10遅刻したらやばかった。過去問少なかったかな。

  全問正解は目指さなくなったので、今回対策時間を大幅に削った。

以下、(主)=主キー、(外)=外部キー

■午後1

<大問1>

設問1

 (1)a:種目分類コード(外)、b:主催者番号(外)、c:種目コード(外)、d:大会番号(主)、e:会員番号(主)、f:参加人数、g:入金済フラグ

 (2)以下リレーションシップを追加。12本。

    ・種目分類→種目        ・種目→エントリ枠        ・主催者大会

    ・大会エントリ枠       ・大会大会運営サービス     ・大会大会アイテム

    ・大会→参加申込み       ・運営サービス大会運営サービス ・アイテム大会アイテム

    ・会員→会員ポイント      ・会員→参加申し込み       ・エントリ枠→参加申込み

設問2   

 募集期間の: 前中後後後後

 参加申込数: ー未下超超達

  抽選日の: 前前前前当

設問3

 (1) ①「抽選エントリ枠」に、属性「後続エントリ枠」を追加する。

   ②「エントリ枠」から「種目コード」を削除する。

   ③種目内エントリ枠(大会番号(主)、種目コード(主)、種目内エントリコード(主)、種目内エントリ名)

 (2) 会員ポイント(会員番号(主)、年月日(主)、付与ポイントポイント有効期限、ポイント残高)

<大問3>

設問1

 (1)ア:P3、イ:P6、ウ:P8       (簡単すぎる。。。)

 (2)エ:P7、オ:P7、カ:P2       (簡単すぎる。。。)

設問2

 (1)a:子品番、b:親品番

 (2)P2:2、P3:1、P4:2        (謎。2,5,2や0,5,2でも正解じゃない?)

設問3

 (1)c:親品番、d:子品番

 (2)親品番、子品番            (多分間違い。主キー索引そのまんまだし。)

設問4

 (1)単体部品だと後続処理を割愛できるから

 (2)P1とP2永久ループ処理になる。

 (3)P2とP4。               (わからん。テキトー。)

 (4)レベルごとにまとめて実行する。    (全くわからん。完全テキトー時間ギリギリ。)

■午後2

<大問2>(ホテルパン焼成とかなかなか書かない単語を書いた。)

説明

 (1)以下リレーションシップを追加。11本。

    ・製造部門→<排他的サブタイプ>→焼成部門、成型部門Mix部門

    ・品目→<排他的サブタイプ>→調達品目、内製品

    ・品目→<包含サブタイプ>→貯蔵品

    ・貯蔵品目→<排他的サブタイプ>→原材料外注成型材料

    ・調達品目→<排他的サブタイプ>→原材料外注成型材料

    ・成型品目→<排他的サブタイプ>→内製成型材料外注成型材料

    ・品目→成型材料レシピ   (こんな隙間通す線追加ってある?)

    ・原材料生地材料レシピ

    ・製品→内製成型材料

    ・製品-内製成型材料(1:1) (これ不要な感じする。ミスってそう。)

    ・内製成型材料外注成型材料(1:1)

 (2)以下リレーションシップを追加。7本。

    ・供給明細→焼成実績供給引当

    ・成型材料製造依頼→焼成実績

    ・焼成実績→焼成実績供給引当

    ・補充要求→<排他的サブタイプ>→生地材料補充要求調達品目補充要求

    ・補充要求Mix実績

    ・注文→納品

    ・調達品目補充要求-納品明細(1:1)

 (3) a:要求焼成部門(外)、内製限定フラグ

   b:調達内製区分、貯蔵区分

   c:代替外注成型材料(外)、製品品目コード(外)

   d:焼成用内製成型材料(外)、

   e:生地レシピコード(主)、原材料品目コード(外)、使用

   f:成型材料レシピコード(主)、品目コード

   g:焼成実績製造番号(主)、供給番号(主)、供給明細番号(主)、引当数量

   h:成形材料製造依頼番号(外)、

   i:補充要求番号(主)、[補充要求年月日]、時間

   j:補充要求番号(主)、補充要求明細番号(主)、注文番号(外)、[補充要求年月日]

   k:補充要求番号(外)、補充要求明細番号(外)

説明

 (1) ①12,14が不要

   ②成型材料製造依頼書、焼成指示書    (わからん。)

   ③21は、本完成型部門がF、新館焼成部門がT、成型材料が◯、成型材料製造依頼書、成型実績表

 (2)以下リレーションシップを追加。4本。

    ・焼成指示→成型材料製造依頼

    ・成型材料製造依頼→焼成実績

    ・焼成実績→焼成指示要求引当

    ・焼成指示要求引当→要求明細

 (3)

   l:製造番号(主)、要求番号(主)       (わからん。不足してる気がする。。)

   m:焼成番号(外)

   n:成型材料製造依頼番号(外)

以上

2018-09-20

[]プーと大人になった僕

プーと大人になった僕』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでそういうの嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向け。

総評

これは100点っすな。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」なので、この100点は大傑作という意味ではない(300点とかありえる)んだけど、ごちそうさまでした、わしゃぁあ満足です。という意味で良作だというのはたしか。損しません。

まあ、家族向けとかカップル向けかと言えば、実はそんなことはなくて、一人で見に行けよおい、しか社会人がいけよ、っていうのはあるので万民向けとはいい難いんすけどね。この映画は、だって学生にはわからなさすぎでしょ。

ざっくりいうと「おとなになって社会人となり企業戦士として毎日ブラック労働をしているクリストファー・ロビン仕事家族の間で板挟み。人生迷子なっちゃったプーさんといっしょに正しい人生を探そう」みたいなあらすじ&テーマであって、それは予想通りだったし、そして予想を満たして十分以上な脚本完成度です。テーマ物語性(増田はここを中心として映画を見ちゃうタイプです。趣味合わない人は申し訳ない)でいえば、非常に満足でした。

がー。そのてんに関してはー。満足だったのでー、逆に満足であったがゆえにー。脇へうっちゃっておいてー。この映画のー。感想についてはー。別の部分をー。述べたいとー。おもいまーす。

ショタクリストファー・ロビンクリストファー・ロビンすぎてやばい

映画冒頭部分では、まだ「100エーカーの森」でくまのぷーさんと遊んでいた頃のクリストファー・ロビンショタ)が登場するんですが、もうね、これがね、非常にこうファビュラスっていうか尊いわけですよ。華奢な白人少年が四分丈の(日本で言う半ズボンよりは少し長いけど膝上の)ズボンから、少し筋張ったくらいの細っい脚をね。伸ばしてね。みどり豊かな森の中をバスケットを持って歩く姿がね。素晴らしいわけです。

わかりますか。美少年なんでございます

シーンはクリストファー・ロビンが寄宿学校へ向かうその直前。楽しく美しく永遠だと思われていた「森でのプーさんとの日々」が終わるちょうどその時。作中では「お別れをいう日(Day to say goodbye)」と描かれるその日なわけですよ。

クリストファー・ロビン楽しい田舎暮らしから、厳しく抑圧的な寄宿学校へ入らなきゃいけない。それは大人への第一歩で、もう今までのように日々をただ日々として楽しく過ごせる時間は終わってしまった。それをクリストファー・ロビン本人もわかってるんですよ。もう自分はゆったり時間を過ごせない、これから時間に追われて毎日何かをしなきゃいけない、大人になるからもう仕方ないんだって諦観してるんですよ。

その「子供としての最後の日」。100エーカーの森で、プーさんピグレットティーガーたち森の仲間でパーティーをして楽しく過ごしたその後、森を見下ろす高台丸太ベンチに座ったクリストファー・ロビンプーさんの二人は、こてんと肩を寄せ合い夕日に向かってずっと座ってるんですよ。

そこで「ぼくのことをわすれちゃうの?」と鼻にかかった声で尋ねるプーにたいして、ショタ大事なのでもう一度いう)美少年クリストファー・ロビンが、優しくて、それでいて困ったような表情で「プーのおばかさん」って言うんですよ。

ほんと。

尊い

わかるか人民どもこの尊さが? 「おばかさん」ですよ。もうね、水銀灯の牙城にいちどの跳躍で飛び込む偉大なシーンですよ。もちろん画面は映画でありフルカラーなわけですけれど、この夕暮れは追憶郷愁の甘さを伴ってセピアにさえ見えるわけですよ。つまり何がいいたいかって言うとクリストファー・ロビン尊い

イケオジクリストファー・ロビンクリストファー・ロビンすぎてやばい

あっという間に幼少期、少年期、青年期を過ごしたクリストファー・ロビン。寄宿学校で父の訃報に接して、社会に出て、将来妻になるべき女性イヴリン出会い求愛して結婚し、子供を作り、出兵(たぶん第二次世界大戦)して、なんとかロンドンに帰ってきて、就職して仕事に打ち込む中年になってるんですよ。

大企業カバン製造部門責任者となったクリストファー・ロビンは、会社上層部からこの部門効率化(予算削減)を求められていて、その要求は−20%。リストラ待ったなしの状況で、大事な部下を切り捨てるかどうかの瀬戸際の日々を送り、その結果として休日家族との時間も奪われているわけですよ。妻からは「もう何年も笑顔を見ていない」と言われ大事な娘のマデリから失望されて、でも、家族を守るために部門を守るために、家族旅行への参加をキャンセルしてまで働かなきゃならんわけです。

予定されてた旅行イヴリンとマデリンの妻子を送り出して、週末も缶詰仕事しなきゃと追い詰められたロンドンのアパルトメントのクリストファー・ロビンのもとになぜかプーさんが現れて助けを求める、というのがこの映画の第二の開幕です。

懐かしい友プー出会ったクリストファー・ロビンは彼の頼み(行方不明になってしまった仲間たちを探してほしい)を叶えるために(どっちかっていうと大都会ロンドンにおいては厄介なお荷物プーさんを森に帰すために)、郊外の美しい故郷に戻ろうとします。そこでプーさんクリストファー・ロビンは一緒に旅をするわけですけれど、相変わらずふわふわ夢みたいなことを言う(まあぬいぐるみなので当たり前だけど)プーさん脳天気っぷりに、時間黄金よりも貴重になってしまったブラックカンパニーソルジャーマシーンクリストファー・ロビンはいらつくわけですよ。プーさんベタベタはちみつで汚してしまった廊下掃除している間にも、刻一刻とリストラタイム期限が迫ってるわけで。「なにもしないをすればいい」とか「ゆっくりすればいい」とかいプーさん言動癪に障るのは、まあ、仕方ないです。

送り届けた「100エーカーの森」で、とうとうクリストファー・ロビンは切れちゃうわけっすね。

「ぼくはもう昔のぼくとは違う」とプーに突きつけてしまう。その時の表情がね、もうね、良い。

良いよね。

良い。

失意のぷーさんは「従業員を捨てなきゃならない(リストラ)」というクリストファー・ロビンに「もしかしてぼくも捨てたの?」と聞いちゃうわけです。

それに対してクリストファー・ロビンは「捨てたんだよ」と答える。

この時の表情も、良いのです。

「ソレ」をいっちゃったら相手が傷つく以上に自分も傷ついちゃうのを自覚していて、それでも言ってしまったクリストファー・ロビンの、ナイーヴな表情が尊いわけです。おっさんのくせに。イケオジつぇえな。

この時クリストファー・ロビンは「いいやプー特別友達から捨てるわけないじゃないか」と適当に言うこともできたわけです。でも、それは事実じゃないわけですよ。現実として30年以上プーさんを忘れていたわけだし、放置していたし、それは客観的にって捨てたと言われても当然なわけですよ。そういう現実を糊塗して「捨てるわけない」とクリストファー・ロビンは言えなかった。特別友達からこそ、そこで嘘はつけず、自分相手も傷つけるのなんてわかっていたけれど、「捨てたんだよ」と答えるしかなかったわけですよ。

40代になったクリストファー・ロビンはもうおっさんなわけですけれど、ロンドン紳士然としたイケオジなんですね。その彼がいろんな現実言葉を飲み込んで、意地っ張りにも露悪的な「捨てたんだ」って告げるそれが、もうね。

ほんと。

尊い

わかるか人民どもこの尊さが? 「捨てたんだ」ですよ。そんでもってさらに終盤になってね、途方に暮れて懺悔をするようにつぶやく「ぼく迷子なっちゃった」ですよ。いつも迷子になったプーさんを探しては連れ帰る、森の英雄だったショタロビンが、社会人になって人生迷子なっちゃったわけです。大事大事で何よりも大事な娘を守るために頑張ってるはずなのに当の娘にがっかりさせて心配させて、もう何が正しいんだかよくわからなくなっちゃったわけですよ。大人になったクリストファー・ロビンにこそぬいぐるみプー必要なわけです。

まり何がいいたいかって言うとクリストファー・ロビン尊い

結論

クリストファー・ロビン尊い

2016-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 への返信です。

http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 への返信です。

これは、らくからちゃさんが書いた http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 への返信です。(いままで「らくかちゃ」さんだと思っていましたが、「らくからちゃ」さんですね。お名前を間違ってしまってすみませんでした。このエントリの時点で気がついたので、過去のものログの保管の観点から修正してません。そちらについてはご寛恕を請う次第)

総合原価計算個別原価計算選択について

http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 にて、らくからちゃさんは

と、いう話を書こうと思ったのですが、もしかして消されちゃいました?(更新ボタン押したら原文が見えなくなっちゃったのですが)

と反応されていますが、この話は、 http://anond.hatelabo.jp/20160518115232 で私と、もともとは、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で私では無い方が指摘した点に対する返信ですね。(らくからちゃさんは勘違いで消えてしまったと思ったようだけど、消してません。ずっとそのままの状態で在ります)

http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、らくからちゃさんは、

それぞれの生産形態管理方法に合わせた計算方法選択すべきである。では、総合原価計算個別原価計算をどのように選択するべきであるのか

という点を踏まえつつ、

こういった生産体系にて『ある生産要素の投入と生成物との関連性』が明確である場合個別原価計算法は原価管理観点から有益情報を得ることが出来る。

一方、個別原価計算が不向きなのは『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明である場合、例えば中間品にストックポイントが置かれる場合だ。

(略)

という説明をしてますが、らくからちゃさんのおっしゃる『ある生産要素の投入と生成物との関連性』というのは、具体的に何を意味していますか? 現時点でググったけれど、ちょっとわかりません。(ウェブ魚拓を取ろうとしましたが、robots.txtがあるという理由で取得できませんでした。それゆえ結果が固定できませんが、その点が問題にはならないと思います)

自分は『ある生産要素の投入と生成物との関連性』とは「『製品との関連における分類』を意味する」と読んで、「直接費/間接費の違いに応じて、個別/総合原価計算を分けるのか?、そんなことないでしょ・・・」、と理解した結果、

受注生産品でも間接費の配賦はあるよね

と、前提知識の確認しました。で、この点については私とらくからちゃさんの間で誤解が生じていないようです。

その説明の後で、 http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 で、らくからちゃさんは、

ここで『総合』『個別』というのは、明示的な基準があるというよりも、あくまで程度の問題と考えることが出来ます工程単位を限りなく小さくすれば個別原価計算に近づきますし、逆に指図の単位を限りなく大きくすれば総合原価計算に近づきます

説明していますが、個別/総合原価計算は、工程単位の程度問題(?)ではなくて、製品生産するときに、

とするべきものあるはずですよね? つまり製造単位が1か、それ以外か。(私としては、工程製造単位が1に近づいたとしても、2単位であれば、それは総合原価計算だよね、という点を確認したい。それゆえ、工程に応じて前の工程では総合原価計算計算していたが、次工程では個別原価計算計算する、といったようなことがあると思いますが、その区別は、各工程において製造する仕掛品(第一工程仕掛品であれば、第二工程に振り替えられたときにはそれが前工程費となりますが)を「一単位としてみるか/(そうではなく)2以上の単位とみて、製造しているか」で分けるということです)

個別/総合原価計算説明はそういった「製品製造単位が1か、そうでないか」という点から説明でするべきではないのかな。

この点については、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で、(←は自分ではない方が書いた増田です)

実は、個別原価計算は、通常、個別に把握しやすい『個別的製品』の原価管理に使うんです。よく出てくる例えは受注生産建物船舶ね。

一方で総合原価計算は、単一製品を『大量』に『反復継続して製造』する場合有効な原価管理で、例えはまぁカレーでオッケイもっとイメージやすくいうと製鉄工場とか石油プラントね。

説明していますが、これもおそらく私と同じ理解だと思います

私と http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 (←は自分ではない方が書いた増田です) の指摘をまとめると、

とでもなるかと思います

原価計算の手順

これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。これはらくからちゃさんが誤解されたようなので、ここで再び説明させてください。

http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で私が指摘したかったのは、 http://www.yutorism.jp/entry/costing の、 http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/lacucaracha/20160515/20160515165334.png という画像が間違いであるという点です。

現時点では、↑の画像は、

        ┌─────────────┐
 費目別計算  │材料費  労務費  経費 │
        └─┬────┬────┬─┘
    賦課(直課)│    │    │  
          │  ┌─┼────↓─┐
 部門別計算    │  │ │ 補助部門費│
          │  │ ↓   ↓   │
          │  │ 製造部門費  │
          │  └───┬────┘
          ↓      ↓ 配賦  
 製品計算 ┌──────────────┐
       │ 総合原価計算個別原価計算│
       │ 標準原価計算/実際原価計算│
       │ 全部原価計算/直接原価計算│
       └──────────────┘

という関係図になっていますが、製品原価計算の分類は、本来は、以下のように、

        ┌─────────────┐
 費目別計算  │材料費  労務費  経費 │
        └─┬────┬────┬─┘
    賦課(直課)│    │    │  
          │  ┌─┼────↓─┐
 部門別計算    │  │ │ 補助部門費│
          │  │ ↓   ↓   │
          │  │ 製造部門費  │
          │  └───┬────┘
          ↓      ↓ 配賦  
 製品計算 ┌──────────────┐
       │ 単純総合原価計算     │
       │ 等級総合原価計算    │
       │ 組別総合原価計算     │
       │ 個別原価計算       │
       └──────────────┘

製品計算区分においては、生産形態の種類別によって分けるべきではないか?という点の指摘でした。

実際に原価計算基準上でもそのように分類しています。(原価計算基準区分は 『原価の製品計算、原価単位計算形態原価計算基準19、20】|会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】』 http://ameblo.jp/studyja/entry-11483327103.html などで確認してください)

元の画像整合するように書くとすれば、

  ┌───────────────┐
  │ 総合原価計算個別原価計算 │
┌─┤ 標準原価計算/実際原価計算 ├──────┐
│ │ 全部原価計算/直接原価計算 │      │
│ └───────────────┘      │
│                        │
│         ┌─────────────┐│
│  費目別計算  │材料費  労務費  経費 ││
│         └─┬────┬────┬─┘│
│     賦課(直課)│    │    │  │
│           │  ┌─┼────↓─┐│
│  部門別計算    │  │ │ 補助部門費││
│           │  │ ↓   ↓   ││
│           │  │ 製造部門費  ││
│           │  └───┬────┘│
│           ↓      ↓ 配賦  │
│  製品計算 ┌──────────────┐│
│        │ 単純総合原価計算     ││
│        │ 等級総合原価計算    ││
│        │ 組別総合原価計算     ││
│        │ 個別原価計算       ││
│        └──────────────┘│
└────────────────────────┘

がより適切でしょう。(外枠に各種原価計算を移動させました)

これは例えていうならば、人間を何かに着目して分類したとします。仮に以下のように、

┌─────────人間────────┐
│                   │
│ 国籍   日本アメリカ/他もろもろ│
│                   │
│                   │
│ 肌の色  白/黄褐色/  他もろもろ│
│                   │
│                   │
│ 話す言葉 日本語英語/ 他もろもろ│
└───────────────────┘

国籍、肌の色、話す言葉で分類したとして、話す言葉の分類の中が、以下のような分けかただと変でしょ?という指摘です。(話す言葉の右側の枠が、話す言葉の分類だとします)

┌─────────人間──────────┐
│                     │
│ 国籍   日本アメリカ/  他もろもろ│
│                     │
│                     │
│ 肌の色  白/黄褐色/    他もろもろ│
│                     │
│                     │
│ 話す言葉 ┌─────────────┐│
│      │性別 男/女/他     ││
│      │身長 170cm以上/未満││
│      │視力 1.0以上/未満  ││
│      └─────────────┘│
└─────────────────────┘

話す言葉区分の中で、性別区分身長区分があると、話す言葉として「性別」という言語や、「身長」といった言語があることになりますが、そんなことはないですよね。

らくからちゃさんが http://anond.hatelabo.jp/20160519220812使用した言葉を使って、最も正確に表現するとすれば、

  ┌───────────────────┐
  │ 総合原価計算制度個別原価計算制度 │※←の枠の中は、必ずそれぞれどちらか一方を選択する
┌─┤ 標準原価計算制度/実際原価計算制度 ├──┐
│ │ 全部原価計算制度/直接原価計算制度 │  │
│ └───────────────────┘  │
│                        │
│         ┌─────────────┐│
│  費目別計算  │材料費  労務費  経費 ││
│         └─┬────┬────┬─┘│
│     賦課(直課)│    │    │  │
│           │  ┌─┼────↓─┐│
│  部門別計算    │  │ │ 補助部門費││
│           │  │ ↓   ↓   ││
│           │  │ 製造部門費  ││
│           │  └───┬────┘│
│           ↓      ↓ 配賦  │
│  製品計算 ┌──────────────┐│
│        │ 単純総合原価計算     ││
│        │ 等級総合原価計算    ││
│        │ 組別総合原価計算     ││※←製品計算の枠の中は、
│        │ 個別原価計算       ││  ↑の総合/個別整合するものとする
│        └──────────────┘│(あるいは、↑の総合/個別を消して、こちらでそれらを選択するだけの方がわかりやすいか)
└────────────────────────┘

というように、一番上の枠の中の各原価計算の末尾に「制度」と付け加えて、適切な補足を加えるのが最も良いでしょうね。

(ちなみに、今回の例だと問題にならないかもしれませんが、この図だけを見ると、材料費、労務費、経費の矢印がそれぞれ、製品計算製造部門費、補助部門費にそれぞれ移動しているだけのように思われるような気もします。 今回のカレーシチューなどの例であれば、工程別ではなく、組別であっても良い気もします。)

さらに指摘しますが、http://www.yutorism.jp/entry/costing最後の方にある勘定連絡図は、工程部門別勘定が全く存在しないですね。その勘定連絡図の下で、青の太字で「『部門』の名前を明記しておくこ」ととあるので、勘定連絡図の中にそれらが無いのは、デカミスに思えます

http://www.yutorism.jp/entry/costing を眺めていて思ったのですが、いらすとやさんの画像最初使用する程度に留めて、それ以降は勘定連絡図や、標準原価計算の例ならばシュラッター図や差異分析のためのボックスを直接書いたほうが、遥かにわかやすくなると思います

らくからちゃさんは、 http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、

想定読者

一通り工業簿記について学習し、問題は解けるようになったが体系的な理解ができていない者

教科書的な内容については理解したが、実際の現場での処理や実務上の取り扱い、意味合い理解出来ていない者

対象としたものであって、『工業簿記学者』を対象とした、『ゼロから学ぶ』ではない。

という想定を置いたのだということでしたよね? だとすれば、わざわざ曖昧イメージ図を最初から最後まで使用する必要性は、皆無でしょう。イメージ図がむしろ理解の妨げになっている点もあると思いますよ。そのレベルの読者を想定したとき想定読者理解の最低レベルは、「簿記二級の範囲工業簿記計算面」を理解したレベルですよね。ならば、一通り理解できているはずなので、イメージ図はさほど要らないと思います

例えば個別原価計算総合原価計算説明として、蛇口バケツ説明していますが、上の想定読者イメージから何かが新たに「わかる」ようになるのでしょうか? ここでは、主に仕掛品勘定を中心にすえて、

などといった点を踏まえて説明しなおすべきではないでしょうか。

連産品

これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。この点については特に返信したいことはありません。(「原価計算基準は、今もファイリングしてデスクの上においております。」ということなので、読んでないのかなあ、と思ったくらいです)


修正履歴

2014-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20140122110440

労働者だけど たとえば 例でトヨタ自動車製造ファイナンスをやっていたとする。

 

自動車製造 1兆円

ファイナンス 1兆円

で2兆円の売上だったとして

 

自動車製造 1兆円

ファイナンス 3兆円

で4兆円になりました。 売上2倍になったけど なんで 製造部門給料を倍にしなきゃなんないの? 何も変動してないじゃん

 

自動車製造 5兆円

ファイナンス -1兆円

で4兆円になりました。 売上2倍になったけど なんで ファイナンス給料を倍にしなきゃなんないの? 赤字出してるじゃん

 

自分会社の売上に相関関係が無い(場合もある)のにどうして、給料上げろと請求できるのか 日本はよくわからん

 
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