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はてなキーワード: 田舎暮らしとは

2024-04-21

はてなーって思ったより田舎暮らし多いの?

東京文化資本どころか、映画館無いネタでブチ切れるとか、思ってたより田舎暮らし多いんだな

都会で暮らしてたけど、戻った奴が多いのか?

50台の都心住まいはてなー小梨マンション暮らししてそうな奴が、田舎消えろとか言ってるのどういう気持ちで受け止めてるんだろ?

2024-04-10

ひと粒の粃、地に落ちて

子供間、同性間、性別関係なく発生しうる被害への警告と可能性を考える注意喚起きっかけとして。

つたなく語られる一切を、環境人物、何かの実在と関連させないでください。

この作品は悪意が滲んでいます。 ですが騙されないでください。

これに痛みを感じる様な優しい人の子ほどきつく注意させておかないと巻き込まれ怪我します。

……しました。

◯◯◯◯?◯◯◯◯。…………さん、にー、1。  …………それじゃ、始めるよ。…………◯◯ちゃんはその時……何年生だったかな?

…………二年生……三年……あれ?でも四年生

…………その後ろに隠している宝箱の中身は何かな? 教えてもらえる?

ん? これ? …………ええと。………中はバンソウコウ。 …………ピンク色だったり、水色だったり、楽しい模様だったり素敵な模様もあるんだ。だから集めてる。凄く怖い模様もあるよ。でも殆どかわいい模様なの。 かわいい猫のもあるの。 全部傷まないように保存してるの。でもこれは僕もきっと大人になっても絶対に触っちゃ駄目。

……かわいいんだ? 趣味ちょっとだけ女の子っぽいのかな?

……そんな事無いよ。 僕の格好みてよ。どう見ても男の子だよ。でしょ? だよね?

……そうだね。 見た目からして男の子だもんね。

でしょ。僕は男の子のはずだもん。

それで……その宝箱の中身を開けたりは?

壊れて出来ない。名前付けてたけど誰にも見せたことない、みせちゃいけない秘密……。だって……バンソウコウが宝箱に入っているなんて変でしょ、絶対。そんな気がする。

そうだね、怪我もないのにバンソウコウがいくつも在るのは不思議かもしれないね。……なんで集めているの?

…………さっき言ったよ?

……そうだったかな? じゃあ、集めはじめたきっかけは何だったのかな?

………………………………………………………痛かったから。

……納得だ。 それで痛いってどこかな? それと、痛いって誰かに伝えた?

ううん。誰にも知られたくなかったから。 誰にも言っていないし知られたくない。家族誰も知らない。教えない。誰かに言ってほしくもない。

体のどこかに怪我でもしてるの? すりむいたりでもしたのかな?

ううん。 怪我はないと思うよ。今は。 ちょっとだけ痛みは有る気もするけど。 ……犬の咬みあとぐらいはあるかも。

そうなの、よければ服を捲って見せてもらえる?

……見たいの? 見せたくない。 前?……ん?あれぇ?……だいぶ?ちょっと前の?事だし、………今のぞいてみたけどやっぱり傷も何も残ってない。 用もなにもないのに見せるっておかしくない? ……裸は特別な人しか見せちゃ駄目なんだよ。 見せたくない。 

……そうだね。 見せたくないなら見せなくていいよ。……君の事をよければもっと教えてくれる?

……僕は、小学生になる時こっちに引っ越してきました。 田舎暮らしに憧れもあったんだってお父さんは言ってた。 それと猫が好きです。 犬は前は怖かった……近所の番犬に2回も脚を噛まれた。 でもこっちに来て飼ってみたらそんな怖くもなかった。親が心配したのかと思う。 追っかけっこもジャンプも好きで……。……悪い癖がつくって親に怒られたぐらい元気でかわいかった。散歩は嫌いだったけどちゃんとした。大概、言われてだけど。怪我をさせちゃって後悔もした。ずっとずっと前に? ……? 死んじゃったけど。でも隣の家の犬は凶暴だった。……やっぱり猫が好き、引っ掻かれたりも逃げられたりもするけれど、猫が好き。ず〜と一緒。

声も、ゴロゴロの音も、尻尾も、撫でた手触りも。お腹特別なんだ、猫にも僕にも。 スリスリしてくるのも好き、大好き……。 知ってる? 喉の下をくすぐるとゴロゴロ喜ぶんだ。 ……野良猫に咬まれたこともあるけど苦手にはならなかった……。

……他には好きなものは?

本を読むのも好き。歌は好き、歌うのも好き。きれいな声で上手なんだって。聴かれるのはあまり得意じゃない。見られてると緊張するし。 ……写真とか作文とか漢字書き取りや英語は苦手だけど。やっぱり本を読むのが好き。いろんな事を、世界を知れて、広がるんだ。 影響も受ける。 でも覚えるためじゃないよ? 会話の全部は思い出せないのと同じようにね。 ……あと理科科学関係も好き。いろんなものが好き。 ……嫌いなものはないかな?

嫌いなものがない?

嫌いなものはないよ、不得意なものはあるけど。英語は読めなくて悔しくても、その状況以外、嫌いとは思わないでしょ? みんな簡単に嫌いすぎると思う。

苦手や不得意は、嫌いということではない?

言葉の通り。言葉が違えば意味も当然違うよ。 アレルギーでも大好物。はあるように。 それに……嫌いってよくわからないんだ。それに、いつか好きになるかもしれない、と思うし。

……"よくわからない"けど、"全然違う"の?

……?……わからない。 ……違う……と思う。おかしくは無いよね?

そうか。 君のことがちょっとわかったかな。

……言った事を少し知っただけだと思う。

……そうだね。僕とはちょとは仲良くなれそう? それとも友達にはなれなそう?

わかんない……どっちでも"絶対"ということはないと思う……。

……思う。……断定が嫌いなのかな?

嫌いというか……なにかそれはイヤな気がする。好きになれる可能性を捨てるのがいやなのかも。……わかろうとすることは好き。好きになるものが増えるのも好き。……よくわからないものもっと増えるけど。

好きはあるのに嫌いは無い。 ちょっとすてきな見方だね。 ……もしかして"嫌い"は嫌いなのかな?

……ヘンな言い方だけれど……そうなのかも。けどなんか不思議な言い方……。

嫌われることはどう思う? 平気?

全然平気じゃないよ。 ……でも状況次第で上手くいくとは限らないないんだ。だからしょうがないと思う時もある。

……そういえば、君ははじめに"絶対"という言葉を使ったけど、どうして?

そう? おぼえて無いけど言ったかもしれない。 どこで言ったんだろ?

(拒絶に対して断定する事への拒絶感がある? 嫌い嫌われることに対する恐怖感があるのだろうか? 子供ゆえの生存本能によるもの?)

お兄さんだけ聞きすぎじゃない?  僕だって聞いていい? 例えばゲームとかする? RPGとかは?

うん。◯◯◯◯クエストとかはまったなぁ。 冒険して探検して困った人を助けて……。

僕もやってる。 一日1時間だと、セーブに悩むんだけど。 猫飼ってるなら踏まれて消えないようにしなきゃ。

まさか、ウチの子は良い子だからそんな事しないよ。…………よし。ソレで遊ぶ? ウチの猫も連れてこよう。

いいの!? 一緒にゲームもなら僕これやりたい。

よし!やろうか。

時間だけね。

ふふっ。誰にも言わないのに良い子だね。

……マフィンおとなしいね。 ずっとなでても平気な子なのかな?

……そういう子だからね。……………それじゃちょっと前の話に戻るよ。その宝箱に集めだしたバンソウコウの事、…………どうして痛かったの。

……………えーと………………引っ越しから友達が出来たんだ。 高学年のお兄ちゃんだった。みんなを引っ張ってく感じの。家に遊びに来てくれたし、ラジコンとかすっごい強いゴムパチンコスリミングショットとか、エアーガンとかスケートボードとか爆竹とか。かっこいいのも凄いのもいっぱい持ってた…………。僕の趣味とはちょっと違ってた。 

それで?

…………お兄ちゃんのお兄ちゃんがいたんだ中学生の。 お兄ちゃんの友だちも。 なんか楽しそうな感じだった。 でもなんかちょっとワルそうところもあったかな。 でもそのお父さんはうんと怖いんだって。よく知らないけど。

そうなんだ。それが関係するんだね?

…………………ひみつ……

……うん?

…………秘密基地を作ったんだって、新しいの。

……場所はどこだか言える?

場所はわかんない、行けないうちに……家よりあっち。ぐらいにしか思い出せなくなちゃった。

どんな場所

…………杉の生えた竹と笹の藪の中。 おっこちそうな崖ギリギリ。 眺めはいまいちだった気がする。

ここらだと、そこら中にありそうだね。 秘密基地にはもってこいだ。

…………うん。 自転車でね、遠くに出かけたんだ。 自慢の宝物いっぱい持って。 ……お兄ちゃん達は秘密基地がどこだか探してた。秘密基地だから友達がわかんないように遠くに作ったんだって

そりゃ秘密基地はバレちゃいけないもんな? それで?

…………無かったんだ。 秘密基地。

無かった?

うん。ずっと奥の奥まで行っても無かった。

そうか。それで?

…………言いたくない。

そうか。 じゃあこうしよう。 僕も聞いたら忘れる。もちろん君もね。そういうの得意だからね。

ふ、変なの。 言えるわけ無い。

…………そう?  それを引き出して聞いてあげて欲しい。って聞いているよ。 い、い、た、く、て、しょ、う、が、な、い、で、しょ?

そn…う?…………なのかな?

い、い、た、い、は、ず、だ、よ?  ………何があったの?

え、っと、そこら中に………笹と。 あとライタースプレー缶と、エアーガンと、カメラとあと……。

(心の拒絶か、賢い子だ。何があったか。の意味をすり換えているな……。)

何でそんな事になったのかわかる?

……たぶん。みんな怖かったんだと思う。 知らないのに、理由つけて誘導して、使い物にならなくなった物を僕のせいにした。

それで? ……肌を見せたくないことは関係する?

医者さんとか平気だよ。今じゃプールとか温泉とかも勇気いるけど普通に入れると思う、たぶん。行ってはいないけど。

僕はお医者じゃないもんなw(またすり換えたな。)

そうだよ。 お医者さんごっこじゃ駄目に決まってるよ。……きっと変だよ。 子ども同士じゃないんだから……。 僕でも怒るよ?

医者様だと思って話をきいてくれないか? な、に、か、つ、か、わ、れ、た?

…………全部。 それに何処にも何ももうないよ。 見えないところにも、消える傷しかないはずなんだから

笹も? (見えるところに怪我してもおかしくないが……)

……全部っていったよ?

なにか言えない、そういう事をされたのか?例えば服を…

お、おど、さ、れた……の。 い、 い、いろんな、こ、こと、い、いわ。……れ。  ボ ク は。

(またギリギリ言えるものに置き換えた。) ……マフィン、逃げちゃったね。……休憩しよう。

…………落ち着いたかな。続けられる?

うん。  ……怖かった。……でも可哀想だったんだ。……あまり言いたくない。

……可哀想?(今度は話をすり換えている……。合理的回避しているな。)

うん。 だってみんなだって怖いんだと思ったんだ。

……そういう事か……全部被って黙らされたと。

うん。 あ……言いたくないと思ったのは僕……友達だったから……。

…………それでスケープゴートになったのか……。 (......純粋な悪意だろ。優しさで自ら縛られてしまったのか。)

……うん。

お、意味知ってるのか。 よく知ってるねぇ。

……そう?

その後は?

日が暮れたギリギリに家に帰って、お母さんにもっと早めに帰りなさいって怒られちゃった。それから風呂に入りなさいって言われて入って……。

それから

別に……あとは何日かして洗ったシャツなのにチクッとしてすご く……泣きたく…なっ…た。

かに被害者は?

………ん……わかんない……どっか行っちゃったし。あの家ももう無いし。

……君自身はなにか思うところはあるかい

………………もう、何も思いたくない。こんな……。だれも誰にもこんな思いにあわせたくない。 そんなの絶対に、……僕が死ぬほうがマシだ。

……そうだね。

……でも。

……でも?

……言えない、死んでも言えない。 …………でも。

でも? バンソウコウだらけになってでも僕は僕を嫌いになれない、僕自身に僕を。そして僕は愛して欲しかったんだって。そういうことなんだと思う。

言いたかった事は吐き出せた? …………他に言いたいこと、聞いてほしいこと、やってほしいこと何かあるかい

…………………無い、色々あるけど、もう思い浮かばない、疲れちゃった…………。

………もういいの? 家に帰ったほうがいい?

はい、帰ります。…………ありがとざいました。……じゃぁこれで。…………お願いします。

......……そうか。ではこれで…………。 癒えぬ気持ちも、話した事実も、いっ、さ、い、を、わ、す、れ、る。…………それでいいかい? ……………………………………………3、2、1。

それから◯◯日後の夕方こちらは◯◯のお友だちでしたかと。彼の番号から電話がかかってきた。

しばらく答えを躊躇した後に、唾を飲み込みハイと答えた。

それで、もう彼はいないのだ。と知った。

たったあれだけの会話だったはずなのに。吸った空気が重い。 心臓が重苦しい。血すら重く、重力が強くなったと錯覚を覚え壁に寄りかかった。

…………死ぬほうがマシ……か。

壊れては何処にも救いなど無かった。 生きるという過酷さを知っていながら、優しさに包んで知らずと死を差し入れた。

……これじゃぁ……まるでお医者さんごっこの命の軽さじゃないか

……グラスに大量の氷と飲めもしない酒を注ぎ入れた、意味も無し、と。流しに向けて思いっきり叩きつけ何もかもを叫びとともにぶち撒けて。

そして指を流しの縁に全力で打ち付けて……この件は終わった。

傷だらけの腕にそっと隠されていた宝箱。壊れたタブレットと同型を取り寄せ、基盤以外をすげ替えててみたら動いた。ロックはやはり0417だった。 そこにはバンソウコウに例えられた物語非実在青少年幸せを作り上げる喜び。痛み無き快楽、痛みを塗りつぶす強烈な痛み、絶望を踏みしめる強さ。利用されることすら価値であるかの如く。救いようもない救いが彼が、自身を愛し、生かす痛みとして秘匿されていた。

壁の隅には投げ付けた時に刺さった跡、カケラがそこには僅かに埋って残っている。

2024-04-06

最近読んだ漫画で「それアリなの!?」って思ったこ

『群青幽霊』がジャンプラ連載時に違う作品になる

ジャンプルーキー!」っていう漫画投稿サイトがあって、そこでは「連載争奪ランキング」ってのがある。

「連載争奪ランキング」で人気1位になった作品ジャンプラで「インディーズ連載」枠として連載できる。

このシステム成功例としては『ラーメン赤猫』とか『幼稚園WARS』があるが、そういう一部の成功例を除けば作家アマチュア中心なので、そのクオリティも粗挽きなことが多い。

ジャンプラの読者層とも違うため、ルーキーではウケたものの連載時には鳴かず飛ばずってことも多々ある。

しかし『群青幽霊』の問題点クオリティではなく、その内容がルーキー時とかなり異なっていたこと。

その作品が人気で連載権を得たのに、連載するのは違う作品ってのは、アリなんだろうか。

編集部が内容の確認をするって規約にも書いていて、それでこの作品が連載しているんだからアリってことなんだろうけど、ルーキーからその作品を追っていた読者(連載権獲得に貢献した人たち)からすれば期待外れだろうね。

そうして“満を持して”連載された本作は1話から閲覧数が少なく、物議を醸すほど注目されてもいないんだけどね。

田んぼで拾った女騎士田舎俺の嫁だと思われている』が“やってる”

いわゆる「なろう系」と呼ばれるジャンルってアマチュア発のレーベルなこともあって、ある作品の設定や物語構造流行ると皆それに乗っかって、検索で引っかかるよう関連付けして閲覧数を伸ばすって潮流がある。

結果、先駆け作品を表面上だけなぞったような、似たり寄ったりな作品蔓延する。

まあ、これはなろう系に限った話ではなく、ジャンル構造が同じなら似てる部分が多くなるのは当然で、その括りでパクリだなんだっていうのはナンセンスだと思うけれども。

それに、その程度のことは些末な問題だとメインの読者層も理解しているので、大半は“なろう系の手あか”を気にしたりしない。

でも、それが手垢まみれになると『田んぼで拾った女騎士田舎俺の嫁だと思われている』という作品ができる。

これの序盤がね、『俺んちに来た女騎士田舎暮らしすることになった件』って作品と似すぎてるんだよね。

それぞれ原作コミカライズ版があって、どちらとも『俺んちに来た女騎士田舎暮らしすることになった件』の方が先にでている。

特にコミカライズ版は絵がついたことで、余計に似ている部分が顕著になっている印象。

作品とも序盤の数話は無料で読めるんで、気になる人は検索してみるといい。

フォローしておくと、似ているのは序盤だけで以降は独自ストーリーを展開していくので、頭のてっぺんから足の爪先まで“やってる”とまではいわない。

ただ、他のジャンルレーベルなら大炎上して連載終了しているだろうなあ、とは思っているけれども。

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

2024-03-07

東京出身彼氏が「東京毎日満員電車でサァ!」とか「この店東京だったら絶対すぐ潰れてる笑」とかうるさいから山奥に置いてきた

早く田舎暮らしに慣れてほしくて

あと語尾にじゃんとかつけるのもやめてほしい

ここは福岡から福岡ルールに従え でなければ東京に帰れ 都落ちした負け組勤め人のくせに

2024-02-22

ド級田舎暮らしの思い出

かなりの田舎の、さら集落からも離れた家に住んでいた。

周りには山と森と田んぼと畑だけがある。木苺やアケビがなっていて、道を外れると古い文字が刻まれた石碑があった。山の中で迷子になり、でかくて怪しい雰囲気の池を見つけたりした。そのまま適当に歩いていたら集落に出たためその辺の人に助けてもらったことを覚えている。その後何度山に入ってもあの池に行けたのはその一回だけだった。よく無事だったな

逆に山を探検していた同級生が裏庭に転がりこんで来たこともある。裏庭には蓋を開けちゃいけない穴?みたいなのがあるから危ないところだったかもしれない。その時は祖父が送っていった。

牧場でもないのに牛を何頭か飼っていた。出産に立ち会い、子牛に名前をつけて育てていた。人生で唯一ペットと呼べる存在だ。最後トラックに乗せられドナドナされていくのを見送った。子牛はオスだったから多分お肉になっただろう。

どこに行くにも遠くて、小学校へ通うのも一苦労だった。小学三年生まではスクールバスがあるけど、スクールバスの来る場所までがまず遠い。毎朝五時に起きなきゃいけなかった。四年生以上で自転車通学解禁されたけど、朝早く起きないと学校に間に合わないのは変わらなかった。

給食の白米が持参だったのは農家ばかりだからだろうな。月・水・金曜日が米の日で、皆のご飯が保温器で温められていた。

茶色くてフサフサの毛虫を筆箱で飼うのがクラス中で爆流行りしていた。虫が嫌いな人間は生きていけないだろう。

学校がある町の方では春と秋に祭りがあって、色んな店が出ていたけどいつも行く店は決まっていた。いじわるなお婆さんの飴玉屋。先に飴を選べとか先に金を払えとか毎回言ってることが違ったんだよな。怖かったけど、その飴玉は特別に美味しく感じて大事大事に食べたのを覚えている。

町というのはとにかく特別場所だった。

人間は面倒だったな。繋げた和室に集まる酔っぱらいのおじさんは何を言ってるのか分からないしうるさいし。離れた集落の子の家にこっそり遊びに行ったのにどこからかバレて電話がかかってきて、すぐ帰ってこいって怒鳴られたし。祖母からすればあそこは遊んじゃいけない家の子、とかそういうのだったらしい。

こうして書き出してみると、良い思い出も嫌な思い出も同じくらいあるもんだ。今は離れた地方都市に住んでるからこそ良い思い出だったなと思える部分もあるし。子どもから受け入れてたけど、もう一度あそこで暮らせって言われたら絶対無理

田舎というのはぼんやり記憶にあるくらいがちょうどいいよ。

2024-02-14

anond:20240214180037

そもそも核家族化は田舎一族自営業をするのが多数派だった時代から都会の企業に勤めるのが多数派になった故であって

女が望んだわけじゃないけどな

子供仕事を求めて都会に出てきてそこで結婚して家族形成するので物理的に田舎の親と同居なんか出来ない、ってのが当たり前になった故

こういう発想がない人って、ずっと田舎暮らしなんだろうか

都会に住んでたら、例え自分が都会出身でも周りを見たら地方から出てきて実家が遠方な人が山ほどいるの分かるだろうに

2024-01-28

田舎暮らし独身は詰む

実家から離れた地方一人暮らし車社会

ここ数年で「独身だったか詰んだ」瞬間がいくつかあったのでご紹介。

発熱外来

数年前のコロナ禍中に40度近い高熱を出した。職場に連絡すると「発熱外来コロナ検査を受けるように」との指示。病院までは10キロほど。病院に連絡すると、「公共交通機関は使わないでください」「電車バスタクシーダメ」「自家用車でお越しください」

車は持っていたものの、目眩がひどく視界がグニャグニャするためとても運転は無理。同僚に頼むとその人も濃厚接触者になり欠勤になるのでそれも無理。10キロ、2時間くらいかけて歩いていきました。外の気温は35度くらいなのに寒くて死ぬかと思った

病院に着いたら院内に入れず「お車でお待ちください」。車がない旨を伝えたら、予想外だったらしく簡易テントに案内された。35度超の野外を寒いと感じた私ですら暑く感じたけど、一体何度だったんだろう。

幸いコロナは陰性だったので帰りはタクシーでかえったが、陽性だったら帰り道で死んでたかもしれない。

救急車

ある夜、急に全身の痙攣に見舞われた。手足からまり顔面の皮膚まで震えだして息がしづらくなりこれはヤバいと「救急相談」みたいなのに電話救急車を呼んでくださいとのことだったので119番し、着の身着のまま遠くの病院に運ばれた。その後処置が終わって帰ってよいと言われたのは深夜3時。「ご家族に迎えに来てもらってください」

いや、無理だが?

タクシーは朝7時まで営業しておらず、救急の待合室で寝巻きのまま待つこと4時間病院への万単位の支払いの次は万単位タクシーの支払い。泣いた。

2024-01-04

やりたかったけどできなかったこ

小学校の時やりたかったけど田舎暮らしなうえに貧乏でできなかったことを大人になりやっとできる状況になった思ったら、そのコンテンツが衰退して自分がそのコンテンツに魅力を感じなくなってしまった

でもやりたい気持ちだけはなぜか心の中で燻り続けている、こういう時みんなどうしてる?

もう世間的にも自分的にも終わったことを未だにやりたい気がする

2023-12-11

pixel watchを使ってみて

アマゾンブラックフライデーセールピクセルウォッチ1が安くなっていたので買ってみた。

タッチ決済便利そうだなというのと先日リリースされたpip-boyデザインインターフェーステレビゲームfalloutシリーズで出てくる腕時計ガジェット)に惹かれてしまった。

便利!ってなることもあったり、は?ってなることもあったのでこれから買おうとしている人の参考になればと思って書き残す。

2万5千円くらい出して買ってよかったかどうかについては、良かったとも言えないし失敗したとも言い切れないレベルだと思っている。

良かったところ

・持ち物管理が楽になった

今回スマートウォッチの導入を検討した一番の理由としては、買い物や移動のときに財布からカードもしくはどこかのポケットからカードケース出してというモタモタした手順を省きたいと思ったところであった。また、キャッシュレスタッチ決済をスマートウォッチに集約することで管理しなければいけない持ち物を減らし忘れ物を無くしたいという目的もあった。

pixel watchgoogleペイ対応の上、suica機能も付けられるため、キャッシュレスタッチ決済が使えるシチュエーションでは金払う→腕時計を端末に寄せるという手順で済ませられるというメリットは非常に魅力的で、実際スマートウォッチ導入後は身軽に外出できるようになった。

 

・通知機能が思いのほか便利

使って見てスマホに来た各種通知をすぐに確認できるのは思いのほか楽なことを思い知った。メッセージ系の通知を確認できるのはもちろん、片手にスケジュール管理機能出張所があるのは非常に便利で、スマホを使ってスケジュール管理している人には手放せなくなるアイテムといっても過言でもないだろう。

 

睡眠可視化

着用したまま寝ていると睡眠時のコンディションが見られるという事でやってみたところ、実際にデータが出てきており感動した。フーン程度にしか思っていなかった機能だが実際にやってみたら案外面白いものである

どういうメカニズムデータを採っていてどの程度信頼性があるものかはさておき、寝不足と感じるときとそうでない時を比較することで自分に適した睡眠導入ルーチンを作り効率的回復できたらいいなと思っている。

 

微妙なところ

操作

これはまあ当たり前すぎて仕方がないもので許容しているつもりではあるが、やっぱり操作性が悪い。

スマートウォッチから入力は出てくるキーパッドか音声入力かとなるがいずれも操作性や反応、シチュエーションによる入力制限がかかるのでスマートウォッチは基本スマートフォン入力しているものもしくは出力されたもの確認するツールとして扱うべきなのだろう。

後発の物が出ればレスポンスや音声入力精度は向上しそう。

 

純正リモートカメラアプリが使えない

厳密にはピクセルカメラpixel watchgoogle pixel両方に導入することで純正リモートカメラ機能は使うことができるようだ。逆に言うとpixelカメラを導入できないスマホ以外は現状使うことができない。自分の中では一番「は?」となった部分。

今年9月まではgoogleカメラという形でplayストアからインストールできたようだが12月現在は消え去っており非常にやきもきしている。

バッタもんのカメラリモートアプリを使うことでリモートカメラ機能は使えるが動作がぎこちなかったり広告が出たり見た目が雑だったりと異物感が強い。田舎暮らしスポーツサークルをやっている自分の現状の生活だとタッチ決済以上に使う機能なのでこの躓きは個人的にかなり痛い。

pixelカメラではない現行機種androidユーザー全員が使えるgoogleカメラアプリを再リリースしてもらうか、wearOS用のカメラ操作アプリリリースしてほしい。

 

タッチ決済のしにくさ

届いたスマートウォッチのセッティングを手早く済ませ、鼻の穴を膨らませながら近くの商店タッチ決済してみたところ接触が悪くカードを出すのと同じくらい時間がかかってしまった。といいつつも財布出さなくていいことに体の軽量化を感じたが、画面を当てまくっているとそのうち液晶が傷だらけになりそうなのはふと気になった。まあカバー付けているので気になったらカバー変えればいい話ではある。

また、スマートウォッチ位置から来るリーチの足りなさに使いにくさを感じた。おそらく自分の周りにあるお店のレジ機能構造が手を伸ばしてお金を置く、カードを当てるという距離感になっておりスマートウォッチが付いている手首の位置だと決済機の位置まで微妙に届かず腰を曲げたり屈んだりと調整が必要なことが多々あることに「思ってたんと違う」となってしまった。

田舎暮らしのため上のようなシチュエーションにぶつかっているが都心部であればスマートウォッチ決済がしやす構造のお店も多そう。

まあこの問題スマートウォッチでのタッチ決済という動きに慣れたら解決しそうな部分である

 

スマートウォッチを導入してみて

便利になった部分は非常に多い。しかスマートウォッチほとんどの機能スマホを出せば問題ないわけで、スマートウォッチを導入すればみんながみんな楽になるとも限らない感じはする。

自分場合はなんとなくで導入したので新しいガジェット!というワクワク感による買って良かった補正は受けているが、冷静にありがたみがあるかと言われると考え込んでしまう。睡眠データ心拍数データとかfitアプリを上手に使っていったらメリットが増えていきそうな気もするが。

あと30過ぎたオッサンの癖に高い時計を持っていないと石を投げられることは無くなりそうというメリットも。

タッチ決済結構使っているって方やスマホスケジュール管理しているって方は買って見てもいいんじゃないでしょうか。

2023-12-09

27歳、持ってた服が似合わなくなっていく

今年27歳になった。

高校生くらいから服が好きで、せこせこバイトしては古着屋やらメルカリなんかを使って大量に服を買っていた。実家都内だったので買う場所も着て遊びに行く場所無限にあった。

そして大学院卒業から3年経過、田舎工場就職した。毎日作業着生活休日登山キャンプスキーキラキラした服はクローゼットしまったままの生活

最近結婚に伴い引っ越すことになったので、服を整理することになった。

といっても田舎で働いてるので、あまり飲み会も遊ぶ場所もなく、持ってる服も学生の頃のものばかり。こんなの持ってたなあ…と思って着てみると、もう恐ろしい程に似合わない。

学生のころ1番好きなブランドはAnmillで、他にもトッコクローゼット、ミッシュマッシュナイスクラップオリーブオリーブ、なんかで服を買っていた。

そもそも全部数年前の服だから流行遅れというのもあるんだろうけど、シルエットがもさい。生地が安い。顔に合ってない。ボディラインに合ってない。

3年でこんなに似合わなくなるのかって愕然とした。

とりあえず慌てて全部セカストに投げ打ってsnidelとかMERCURYDUOとかプロポーションボディドレッシングとかの昔は高くて着れなかったブランドの服をいくつか買った。価格帯あげればカワイイ系でもまだいけるかと思って…

でもこれもいけて30そこそこくらいよな多分。

どうしたらいいんだ。

30代の綺麗系の服が好きな女ってどこのブランドの服着ればいいんだ。

田舎暮らしで金の使い所がないかちょっと高くてもいいから誰か教えてください。着ていく場所もないんですけどね…。

2023-12-06

田舎人間と都会の人間

田舎ネズミと都会のネズミでは田舎ネズミは最終的に「田舎暮らしの方が性に合ってるよ」ってなって田舎に帰って終わるけど、人間場合は「俺には/私には田舎暮らしの方が性に合ってるよ」では終わらないよな。

いや、「性に合ってる♩」って言った本人は良いのかもしれないけれど、田舎絶望に襲われるのはその子孫な訳でタチ悪い。

正直、人間関係とか閉鎖的なコミュニティなんてコミュ力いくらでもなんとかなる。田舎絶望ってのはそんなもんじゃないんだ。

都会を選んだ人間の子供は歯列矯正による綺麗な歯並び、幼児教室による高い身体能力ハウスダストのない綺麗な家と正しい子育て法による健康身体、進んだ教育による知力と外国語能力、正しいファッションセンスマナーを手に入れる。

一方、田舎を選んだ人間の子供は「虫歯さえなければOK!」な田舎歯医者で診られて歯ガタガタ、ごく一部の先天的スポーツが得意な子供以外は学校トラウマを植え付けられるか自信を失いスポーツ嫌い、ハウスダスト塗れの田舎屋と祖父母世代因習により喘息ピロリ菌持ち、九九ができて「ハウアーユー」が言えればOKな知力と外国語能力アベイルドラゴン英字ファッション先史時代と同程度のマナー教養

そして田舎の子供はやがて大人になり、職を求めて向かった都会で都会の子供と出会って絶望する。

最早どうしようとも埋まらない差に絶望しながらどうにか頑張るも、元々都会の子供より身体脆弱なので田舎由来のピロリ菌胃癌になるかHPVで女は子宮頸がん、男は咽頭がんになって死ぬ

これが悲しい現実

2023-12-03

田舎に転勤になって死ぬほど辛い

当方20代後半、都下(いわゆる23区外の多摩)に生まれ、22歳で都内大学文系学部卒業し、ストレート大手メーカー総合職として就職。配属は社内情シス

その俺が、入社数年して突如地方転勤を言い渡された。

転勤先は東海道新幹線とある駅まで数km田舎工場で、工場情シスということで仕事の内容自体東京本社とあまり変わらない。サポートデスク的なあまり難しくない仕事だ。

が、転勤して半年ほどたって耐えられなくなってきた。本当につらいし、地方転勤を心の底から舐めていた。東京生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というもの過小評価していた。

就活してる時に戻れるなら、地方転勤があり得るメーカーなんて絶対に受けない。なまじ偏差値高い大学だったため、同期も大手企業バンバン内定を決めていることが焦りにつながり、俺もブランド重視で大手メーカーを選んでしまったが激しく後悔している。面接で「地方転勤もあるかもしれないけど、いい?」と聞かれ、都会の生活に飽きが来ていたと思っていた自分は「地方生活経験してみたい、東京以外の生活面白そうだ」というぼんやりした理由で承諾してしまった。今は転職エージェントを使って全力で転職活動している。

俺と同じように実家東京でずっと東京生活していて地方生活も悪くないかもと考えている都内大学生は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。

ぼんやりした理由地方転勤を絶対承諾するな。

東京生活に飽きたか地方生活してみたい、は絶対後悔する

そもそも地方転勤がある会社を受けるな。もし受けるなら40歳平均年収が1000万円以上のところだけにしておけ。平均年収600万円程度の会社地方転勤させられたら都内勤務で平均年収600万円の会社絶対勝てないし自分の愚かさを心の底から呪う羽目になる。

地方転勤は年収換算マイナス300~500万円くらいだと覚えておけ。つまり年収300万円上乗せするから地方に転勤してくれない?と言われて初めてフェアな交渉になるという意味だ。給料据え置きで地方転勤を打診されたら速攻で転職活動しろ。でないとニトリ家具に囲まれ地方うんこ製造するしかなくなる。

新幹線から見える工場

これを読んでいる都内在住の人は、新幹線に乗って遠出したことが一度はあると思う。東京から新幹線に乗車し、富士山を眺めつつ、新大阪名古屋に到着し、旅行を楽しむ。ありふれた旅行の一つだ。

都会から都会を結ぶ線路の途中でふと窓の外を見ることもあると思う。眠くなるような代り映えのない田んぼだらけの景色

そう、そこに田舎工場がある。

想像できるだろうか、新幹線の窓辺から見える田舎工場で働く人の生活を。俺はまともに想像もしていなかったのに安易に転勤を受け入れてしまった。

地方転勤の想像現実ギャップありがちな勘違いを、東京育ちの若者目線でつらつら書き残しておく。

23区外、いわゆる多摩だって田舎だし、東京から離れた田舎だって同じ日本なんだから大して差はないだろ、という勘違い

23区外に住んでいると、しばしば「ここは田舎から」と自虐を宣う人を良く見かける。

こんなのは嘘だ。本当の田舎を知らないから言える虚言そのものだ。

駅までせいぜいバス自転車、徒歩で心理的負担なく気軽に出かけられて、駅周りの喫茶店カラオケネカフェ松屋吉野家なんでもありの活気がある場所にすぐ行ける。

この「心理的負担なく気軽に」行けるかどうかの違いは東京郊外と、本当の地方田舎じゃ天と地との差がある。

地方に住んでいると、駅までちょっと出かける、というのは遠足みたいな準備と気合必要になってくる。

明日は何時に家出て駅まで行って、そこから~時の電車に乗ってでかける、といったようにだ。

東京に住んでいたら、休日時間を気にする必要なんて全くと言っていいほどない。終電逃しても最悪タクシーがすぐに拾えるし、どんな時間バス停や駅につこうがすぐに乗車できるからだ。

東京場合は、財布とケータイだけもって適当にぶらぶら歩きつつ思いのままに東京タワー行ったり新宿で買い物したり美味しいラーメン屋とか書店で思う存分休日を楽しめる。

コンビニも近いかちょっとビール飲みたいなと思ったら思ってすぐに家出て買いに行ける。

それが田舎では全くできない。

田舎に住んでいると、外出するのにかなり気合必要になる。というか、外出する目的必要になる。東京に住んでいる時には外に出る理由なんて一切必要なかった。外に行きたいから行く。これだけで十分だった。

だが田舎は違う。目的も無しに玄関出て外に出たところで、何も起こらないのだ。田んぼだらけの道をふらふら歩いてコンビニまで30分かけて行って弁当飲み物買って帰ってくるくらいだ。田んぼの田園風景引っ越し初日で飽きる。何にも面白ものなんてない。だって変化がないんだもの。当たり前。

ネットAmazonもあるし、もともと休日に頻繁に外出するタイプじゃないか地方だろうと部屋の中でのQOLは都会と大差ない、という勘違い

俺は思いっきりこの勘違いにハマっていた。もともと友達もあまりいないし、ネットサーフィンしたりPCネトゲやったり読書したりとインドア趣味が多かったので、東京に住もうが田舎に住もうが大した変わりは無いと思っていた。むしろ田舎の方が光回線の帯域を占有できるからネットスピードに関しては東京より快適だった。

だけど、田舎の周りが田んぼだらけのアパートの一室でゲームやったりネットサーフィンやっていると、孤独感が本当に半端ない東京に居たときレベルが違う。東京の外で生活したことがなかった俺は、これが一番堪えた。逆に、東京にただ住んでいるだけで孤独感がほとんど無かったというのは新しい発見だった。実家が近いとか、地元の友人にすぐ会えるからとかじゃなくて、人が多いところにただ住んでいるというだけでこれほどまで孤独を感じないものなのかと再発見した。日中玄関から出れば東京だと絶対人間に出くわす。ママチャリで買い物してる奥さん学校帰りの子供、スーツ着たサラリーマン作業服した作業者、とにかく人間がいる。

対して田舎は本当に人がいない。外に出ても出なくても人がいない。部屋の中で心臓痛くなって倒れても助けは呼べないだろう。俺はアパート住まいだが、隣の部屋は空き室で、数室離れたところによくわからん人が住んでるという感じだ。俺がゲーム中にくらっと来て倒れても誰も気にかけちゃくれないだろう。地方田舎の、新幹線から見える工場に勤めてる若造が、周りが田んぼアパートの一室で倒れて苦しんでるなんて、誰にとってもどうでもいいことに違いない。そういう絶望的な孤独を、田舎では強烈に実感することができる。それはインターネットアマゾンでは全く埋め合わせることができない。

アマゾンは確かに配達される。だけど物欲自体が無くなるわけよ、田舎に住んでると。だって自慢したい相手がいないんだものいくら高価なグラボを買ってTwitterで自慢しようにも、自分が惨めな田舎アパートぐらしってだけで気持ちが強烈に萎える。

田舎で成り上がる意味はない。田舎で成り上がったその先は、都会への移住

で、これ。

住めば都って言うじゃん。どんな田舎でも何年か暮らしてみたらそこが故郷になるって話。あれは絶対嘘。まあ実家がもともと他の田舎にあって田舎田舎の転勤ならそうなるかもしれない。

だけど東京育ちの若者田舎に何年住んだって絶対都になんかならない。人がほどんどいない無人の都なんてあるか?何年たっても田舎田舎だし、人は増えない。当然都にふさわしい店や活気、おしゃれな建築物なんて絶対に作られない。都なんかになるわけがない。

から、上昇志向のある人間必然的により良い環境へのクラスチェンジというか移住目標になる。田舎工場工場長や支社長になったって、多分東京で平社員やってる方が圧倒的にQOL高いよ。

田舎トップになるより、東京底辺の方が100万倍マシ。なぜなら優秀な人はみんな都会を目指すわけで、田舎で昇進を重ねて偉くなろうが、部下になる奴は救いの無い田舎者とか上昇志向の無い現状維持の変化を嫌う奴らだけ。優秀な奴は結局東京みたいな都会を目指すわけよ。

から田舎で昇進して成り上がるなんて人生目標になるわけがない。偉くなれば東京に上がれるかも、って希望けが向上心の持っていき場になる。

偉くなって、東京に行くんだ、ってなるくらいなら、最初から東京会社キャリア積んだ方が100,000,000倍マシ。地方転勤は本当に虚無。

東京実家に戻ってさらに実感

お盆休み実家に一週間ばかり帰ったが、田舎暮らしには何の意味もないことをさらに実感することになる。

しろ何もかもが最高なのだ

UberEatsとか、なんだよこの便利なサービスは。外出しなくてもレストランメニュー注文できて自宅で食えるとか神かよ。

図書館はそこら中にあるし、本屋もまだまだたくさんある。ふらっと気軽に家から出て本屋立ち読みしたり気に入った本を買って喫茶店で3時間くらいコーヒー飲みながら読書したりとか、最高かよ!!

映画館も多くて、プロスポーツ観戦もちょっと気が向いたらすぐに行ける。ラーメン屋地方と違ってめちゃくちゃレベルが高い。

「生き物のようにぐにゃぐにゃ生きて動いている街」のど真ん中に自分がいるということがどれだけ楽しく活気に満ち溢れている状態なのかとても強く実感する。

東京戻ってきて思ったのは、東京って行こうと思えばすぐに、海、山、湖、川、都心、港、渓谷、果ては島にすら日帰りで気軽に行けちゃうっていう、人が多くて買い物し放題なだけじゃなくて東京近郊でアウトドアレジャーも超簡単に楽しめちゃう最高の地域だってこと。

箱根富士五湖横浜の港、アクアライン千葉に行ってマザー牧場とか海岸線ドライブとか、狭山とか五日市秋川高尾山も超気軽に行ける。調布飛行場行けば日帰りで伊豆大島にすら行ける。井の頭公園代々木公園新宿御苑みたいな緑にあふれたところもさくっと行って帰ってこれる。つまり東京に住んでれば自然も楽しめるし都会も楽しめるし、文化芸術スポーツも最高に楽しめる。

東京で不足する要素が本当に見当たらないのだ。

お盆が終わり、誰も待っていない田舎アパートに戻ると半端ない孤独感が波のように押し寄せてくる。同じ大学の同期で東京勤務の奴は、田舎暮らしの辛さなんかこれっぽっちも知らないんだろうなあ、と思い心底うらやましく感じる。都会のおしゃれな店で貴重な20代合コン会社の先輩とかとの飲み会で楽しんでる中、自分は音のしない孤独アパートの一室でやることはネットサーフィンやネトゲだけ。

大手企業から20代なのに残業代込みで500万円近くもらえてはいるのだが、ぶっちゃけ20代なんて年収300万円の都会住まい全然十分だし、早くこの地獄から脱出したくてたまらない。。。

東京育ちで地方転勤ありの会社を悩んでる人へ

あなたと同じ東京育ちの人間として親切に忠告する。

地方転勤がある会社絶対選ぶな。

年収600万円での地方生活 = 年収300万円の東京生活だ。

地方転勤命令なんて人権無視非人道的行為のものだ。好きなところに住む権利基本的人権の一つだ。

転勤命令を出すなら、最低でも年収300万円は上乗せしないとフェアじゃない。それを会社側の負担がせいぜい数十万円の引っ越し代でほぼノーリスクで転勤命令出せるなんてありえない。

俺と同じ無知による悲劇はもう起こってほしくないし、何よりノーリスクで転勤命令出そうとするクソ企業を心底呪っているので、転勤ありの会社新卒が全く集まらないような社会になってほしい。

転勤ありの会社地元から社員募集するか、年収300万円以上給料上げて募集しないと人が集められない、そういう社会になってほしいと思ってこのエントリーを書いている。

だっておかしくないか企業企業土地代の安い田舎工場事業所を作るわけだから土地負担額は数十億円単位セーブできているわけだ。だったらそのセーブした分を人件費に積みかえることで地域活性化してお金地方にも回るのに、都会で人を集めといてそのまま地方にぶん投げる、こんなのありえないだろ。せめて金銭的に地方に行ったら得になるようなインセンティブを出せよと。

ニトリソファ買って田舎暮らし。向き不向きあるだろ。

2023-11-29

年収高い人はプロ仕事人からな?

自分ボーナス無しの年収160万の田舎暮らし責任ゼロ仕事のんびり仕事して、のんびり家庭菜園して暮らしている。

田舎にいる前、低学歴ながらも中小企業年収400万円に達し、少し出世してボーナス込みで年収500万円になろうかという時、仕事責任が増え、休みでも会社携帯が鳴り、仕事外での付き合いが増え、いとも簡単に諦めた。

自分には諸々耐えられる精神力が無い。

年収(だけではないが)が高い人の精神力というのは、持とうと思って持てるものではなく、プロスポーツ選手並に強靭

実際そこそこスポーツできる人は年収が高い傾向にある。

それなりに年収を貰う為に生じる責任仕事をこなす能力というのは、凡人がそう簡単に持てるものではない。

この簡単な事に気付かず妬みや自分自身を見失う人が多い。

自分能力と合った環境客観的判断できれば、割と楽に生きられる。

もちろん消費が生じる贅沢はできないが、そんなのは当たり前で、物欲を駆り立てられる広告が町にもスマホにも溢れ毒されてしまっている(ちょっと極端な言い方)人がこれに気付くのは難しいかもしれない。

とにかく、個人的には社会の仕組みやサービスを作る人などなど年収が高いサラリーマン自分にとってはプロスポーツ選手アーティストと同等だと思っている。

今の若い子はよりそう思っている様な気がするけど。

2023-11-12

anond:20231112212911

田舎暮らし=家と土地と畑を持ってるおかげで、生活費が安く済むんでしょうね。

そいう田舎アドバンテージみたいなもの無視して、単純に大手チェーンやコンビニ物価だけを比べると

都会と田舎での物価の違いを認識できない。

anond:20231112145956

田舎普通に勤めると新入社員手取り15万とか普通なんでね…

都会気分で引っ越すと痛い目にあうよ

家賃安いとこなんか築30〜50年くらいの不便なアパートしかないし

駅前とかバス停近くだとワンルームでも8万とかしま

手取り15万でそんな部屋住んだら死ぬでしょ

食料品でも既製品価格は全国一律でしょ

地元野菜も魚も普通に高いです

なので不便な場所の安アパートに住めば暮らせるけど、田舎はまじでなんもないよ

ネットがあれば地方でも」つってるけど映画館美術館博物館もないけど耐えられんの?

サブカル系イベントも店も何もかもないし「サブカルってなに?食べ物?」くらいの人しか田舎はいません

リアルで語り合える人誰もいません

オフ会だのコミケだの、行くのに10万円〜とかかかりますよ無理でしょ

日本バンドライブツアーもせいぜい県庁所在地しか来ないよ

洋楽クラシックは諦めましょう、クラシック生演奏なんか田舎民には存在すら知られていません

田舎お金がかからない、ってのは文化になんの興味も無くてただ食べてテレビ見て寝るだけ、そういう人なら平気でしょう

はてなーには絶対無理

「俺田舎暮らしだけど文化も食ってるよ」って人は金がある人だけ!

2023-11-05

スイス田舎に3ヶ月間の移住体験

こんにちは、私はおんな1人暮らしブロガーです。今回は、スイス田舎に3ヶ月間の移住体験したことお話ししたいと思いますスイス田舎と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?美しい自然、豊かな文化、高品質チーズチョコレートなどでしょうか。私もそんな理想を抱いて、スイス田舎移住してみました。しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。スイス田舎暮らし理想現実について、私の体験をもとにお伝えします。 <h3>o- *</h3>

私はスイス言葉を少しずつ覚え、

農場オーナーと会話をすることができるようになりました。私はスイス文化にも触れることができました。農場オーナーは私を近くの村の祭り市場に連れて行ってくれました。私はそこで、スイス伝統的な音楽ダンス衣装を見たり、スイス特産品料理を食べたりしました。私はスイス田舎の人々の暖かさや豊かさを感じました。私はスイス田舎に魅了されました。

しかし、スイス田舎暮らしには、理想とは違う現実もありました。それは、

スイス物価の高さです。

スイス世界で最も物価の高い国の一つです。私は農場食事宿泊無料提供してもらっていましたが、それ以外のもの自分で買わなければなりませんでした。私は農場の近くにある小さなスーパーマーケットに行ってみましたが、そこでの値段に驚きました。日本で買うのと比べて、野菜果物や肉やパンなどの食品は2倍から3倍、飲料お菓子日用品などは3倍から4倍も高かったです。私は日本円で換算すると、1リットル牛乳が500円、1個のりんごが300円、1本の歯ブラシが1000円もするということに呆然しました。私はスイス物価に慣れることができませんでした。私は農場で働いていたので、お金を稼ぐことができませんでした。私は日本から持ってきた貯金を使って生活するしかありませんでした。私は貯金が減るのを見て、不安になりました。私はスイス物価に圧倒されました。

もう一つの現実

は、スイス田舎孤独さです。私は農場オーナーと仲良くなりましたが、彼らは私よりもずっと年上でした。私は彼らと同じ趣味話題がなかったです。私は農場の近くにある村に行ってみましたが、そこには私と同じ年代の人はほとんどいませんでした。村の人々は私に親切でしたが、彼らは私とは違う生活をしていました。私は村の人々と打ち解けることができませんでした。私はスイス田舎友達がいませんでした。

私はインターネット日本友達家族と連絡

を取ろうとしましたが、時差のせいでなかなかうまくいきませんでした。私は日本ニューステレビ音楽などにもついていけませんでした。私は日本とのつながりを失っていくのを感じました。

2023-11-02

ただしコミュ強に限る→違う

↓を書いた増田だけど、トラバブコメコミュ強に限るみたいなコメントがいくつかあった。

元増田コミュ強でもなんでもない。なんならコミュ障だけど、想像するより田舎暮らしは大変じゃない。

しろ楽。

ネットだと悪いイメージの話が沢山出てくるから移住がそう思われがちだけど、実際は楽しいし、都会ですり減って生きるの時間がもったない。

それなりに給料もらってスキルある奴こそ楽して暮らせるのに。

中卒の自分ちゃん貯金しながら生きていけるんだから、みんなもっと田舎においでよ。

逆に何がそんなに不安なんだ?

月に15日働いて手取り13万円もらっている 編集

都会から田舎移住した中卒。現在40歳

移住5年目。

150万円で空き家を購入。移住先で知り合った建築できる友人と一緒に修復。

こっちにきてから習得したちょっとしたスキルきっかけで副業もできるようになった。

小さい畑があるので家庭菜園も始めた。結構な量の野菜が採れるので、おすそ分けするとまた違うものになってお返しがくる。

この間は蟹を5匹もらった。

暖房費はかかるが、都会より断然出費が少なく、貯金自分にしては驚く程増える。

元増田の経歴ならどこにいっても働き口はあるし、田舎生きる力が身に着く。そして人脈も増えるので、思わぬ仕事経験ができる。

先ずは安定したいのであれば地域おこし協力隊おすすめする。

ググる地域おこし協力隊制度の評判の悪さも目につくかもしれないが、あのケースは稀なので参考にする必要はない。

田舎特有の狭さは余程の限界集落に住まない限り大丈夫だと思う。

参考までに。

https://anond.hatelabo.jp/20231019170800

2023-10-05

途中で読むのやめた漫画

最強職《竜騎士から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者から頼られてます

中盤あたりで、運び屋のスキルに「前職のスキル再現する(竜騎士スキルが使える)」って感じのが出てきてから読むのやめた。

世界最強の執事ブラック職場追放された俺、氷の令嬢に拾われる

戦闘中脈絡なくポエムがでてきたところで、キツくなって読むのやめた。

BLEACHみたいなことしたかったのかもしれないが、上澄みだけ掬って真似しても痛々しくなるだけ。

ダメスキル自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~

自動機能を使って戦闘するシーンがあるが、その間は主人公意識がない状態なのが面白くない。

遊戯王で闇遊戯人格がなくて、無言でデュエルやってるようなもん。

転生領主の優良開拓前世記憶を生かしてホワイトに努めたら、有能な人材が集まりすぎました~

人材募集するために主人公が出した張り紙の内容が酷すぎて読むのやめた。

このレベル人間ホワイト企業だのブラック企業だの言ってるかと思うと悲しくなる。

田んぼで拾った女騎士田舎俺の嫁だと思われている

1話のストーリー構成が、『俺んちに来た女騎士田舎暮らしすることになった件』の1話とほぼ同じだった。

面白面白くない以前の問題だと思う。

anond:20230920115444

東京は人が多くて疲れる

娯楽はたくさんあるけど毎日そんなに娯楽まみれで生活するより家でだらだらしたい方なタイプである事に気がついた

田舎でまあまあの高給取りなので遊びに行きたくなったら東京ホテルに一週間くらい泊まってワーっと遊ぶ、こっちのほうが集中型で楽しい

田舎土地が多いので趣味のもろもろなグッズを置く場所がある。一軒家を建てて、一部屋を趣味部屋にしている。都会だと12畳の趣味部屋なんて持てない

何もかもを待たなくていい

トイレガラガラ、買い物でもレジ並ばない、どこかに行くのに車でスイスイ階段上がったりしなくていい。お腹すいたらすぐに店に入れる

ゴミがない

朝起きて緑を見ながら走るのは気持ちいい

 

都会の利点も分かるが、生活するにはいろいろと狭いし汚いし疲れるし体力がいる

金がそこそこある田舎暮らし、東京には時々遊びに行く、って生活が楽でいい

2023-09-29

東京から地方に移ってから日々の運動量が激減して肥えてしまった

これ見て我が身を振り返った。


バス電車でまともに立ってられない

https://anond.hatelabo.jp/20230927191323

運動する習慣もない。170cm/58kg。階段上り下りどころか普通にしばらく(30分以上)歩くのもしんどい


この増田田舎暮らしかどうかしらないけど、地方で移動手段が車だと、自発的運動しようと思わないとマジで運動量が不足する。


元々ジム通いや筋トレをする習慣はなかったけど、東京で働いていたときはなんだかんだで歩いていたんだと今になって思う。

東京では移動が基本徒歩と電車の組み合わせだから、立っているか歩いているかしていた。

たとえば通勤時は、賃貸マンション地下鉄駅まで10分弱歩く→駅構内で5分ほど歩く→JRを経て改札を出て職場まで徒歩10分弱で片道30分弱は歩いていた。電車ほとんど座れないから基本立ちっぱなしだったし。


でも地方で移動手段が車だと、通勤時はこう

家を出て車に乗るまで数メートル→車で職場に→駐車場からオフィスまで徒歩数十秒


インドア派ゆえに休日スーパーに行く程度でレジャーに出かけることもないので、マジのガチ運動量が不足している。

結果、地方に越して来てから8kgも太ってしまった。


ヤバいのは分かっているが、元々運動する習慣が無い人間から生活習慣に運動を+αするのは精神的にかなりしんどい

東京にいた頃は移動=軽い運動だったから無理なくできていた。

いまの家(独身寮)から職場までは20km弱あるので徒歩は無理。自転車もきつい距離だ。


車社会地方で体型キープできてる人って影でめちゃめちゃ努力してるんじゃないかって尊敬してしまう。

2023-09-20

anond:20230920115444

50万人程度のやや都会から人口1万未満の田舎に婿に行き、はや15年

こっちが三男で、嫁は一人っ子苗字とか残したいよねえと婿に行くことになった

田舎でも仕事確保できる職種ってのも大きかったかなあ

アマゾン楽天などの通販物自体に不便することはほぼない。(特定ブランドとかこだわりあるなら田舎は厳しいかもね)

これまたアマプラ筆頭につべHuluなど一定の娯楽にも困らない

リアルイベントチェーン店などはないので不便に感じる人は感じるかも

因習がないなら田舎暮らしも悪くないよ

2023-09-15

寝る前に妄想することが多いと思うけど俺の最近妄想光速で飛べるようになる妄想

光速で飛べたら田舎暮らししながら都内通勤できる

ただ光速で移動できることはバレたくないし、家を出ていきなり光速で移動したら風圧とかで周りが壊滅しちゃうからかなり上空まで近隣住民迷惑がかからないよう移動しなくちゃいけない

空を飛ぶ飛行機でも夜中だと音が聞こえるからギリギリ宇宙になるかならないかくらいまで上らなくちゃいけないか

さら都内にひっそり下りるのはより難しいと思うから千葉かにまずはおりてそこから通勤かなぁとか思ったり

なんて考えてるとすぐ寝ちゃう

2023-09-12

ジャニーズ被害者バッシングするひと(サンプル:60代男性田舎暮らし

山本一郎記事で「本件についてツイッター言及してるのほぼ女性」みたいなことを言っていた。

そんなこたねーだろってまず直感的に思ったわけだが、身近にケースがあった。

ここでは増田の父のケースから男性から見たジャニーズ問題へのあれこれについて書く。

昨日、父親テレビ報道を見ながら「嫌なのに嫌と断れなかった軟弱者たちだろ」とぼやいていた。

ツイッターとか会見のYouTube配信に湧いてた醜悪コメと大差なく、普通にセカンドレイプ不快だったので軽い口論に。

結果、納得させることはできず、そのまま中井貴一の出てる時代劇チャンネルを変えて停戦

あ〜こういうコメントする人ってこういう心性のパターンもあるのか…しかもそれが父だったのか…とちょっと落ち込んだ。

以下、周辺情報など(フェイクあり)。

関東圏の田舎在住。コンビニとか徒歩圏内存在しない結構ガチの山奥。

現在は父と母ふたり暮らし。両親共移住者増田田舎で育った。本件は帰省中のできごと。

・父は高卒建築業に就き、結婚移住後は林業従事者。芸能的な世界とは一切縁がない。

しかしメインの娯楽はテレビであるため、ニュースで取り扱われるLGBTQとか生成AIとかそういう話題は知っている。

・もちろん「ネット」は見るが我々の思う「ネットはてな、各種SNSなど)」にアクセスすることはないと思われる。

・プチ左翼。父と仲のいいひとに赤旗新聞購読者がいる。基本的反自民

あくま想像しかできないが、父は「反権力」的な思想を持ちつつ、しかしある種の「自己決定論者」であるためにジャニーズ問題については上のような発言をしたのだと思う。

他のお茶の間パネラー発言を思い返すと、「LGBTQ政策はすすめるべき、なぜなら個人の決定が最大の権力となるべきだから(意訳)」と言っていた。トランスヘイトとかもない。

おそらく、移住者であるという点も重要。越してきたばかりの頃に一定村八分があったことを聞いている。

それを跳ね除けて現在村議会などにも参加しているという経緯が自己決定論的な心性を育んだのだと思う。増田個人として、そういう父にある程度の尊敬はある。

増田も少しばかり現場系の仕事したことがあるが、危険が伴う肉体労働現場においては、「反権力」と「自己決定論」が至極マッチョに培われる空気がある。

大学行ってるのにバカだよな」「政治家とか全員頭悪い」「生活保護とかクソだよな」

というのの一部は増田が受けた非難であるが……裏返せば、「自らの選択キツイ労働をしている自分らほど独立心が強くエライはいない」。

まるっきり同じトーンで、かつて、ブラウン管の中のジャニーズタレントを父は非難していた。

放送局権力首輪を繋がれ、思考力がなく、筋力もなく、暴力にも見舞われず、美貌だけで父の何十倍もしくは何百倍も稼いでいるから。同じ男なのに。

しかニュースにより判明したことというのは、放送局手綱を握っていたのはほかでもないジャニーズ事務所だということ、所属するタレントらは暴力をふるわれていたこである

情報強者の方は、それは何十年も前に明らかになっていただろう、というかもしれないが、それはお茶の間コメンテーターの父には届いていなかった。

さて2023年BBCの徹底追求以降の現況であるが、ネットではジャニーズ被害者を「負け組おっさん」と叩き、金銭要求など筋が通らないだろうという反論が噴出している。

父もその声に同調するようである

以下、その日の会話(なお、この会話の間母は黙々と家事をしていた)。

父「嫌なら嫌といえばいいだけだろう」

増「被害者未成年だよ、そんなことできないでしょう」

父「未成年だろうが関係ねえよ。だいたいやりたくてやってんだろ」

増「やりたくなかったから今事件になってる」

父「なんで今さら?っつうかんじ。本人は死んでんだから

増「いまさらもなにも、一度つけられた傷だよ。補償されるのは筋が通ると思うけど」

父「実力がなかったやつらなんだろ、売れてるやつらも同じこんなら、こいつらだけ金もらうのはおかしいだろ」

あれ? たぶん、増田子供だった頃に攻撃対象だった「軟弱者(=テレビに出ているジャニーズ)」が擁護対象になっている。

さらなる「軟弱者(=ジャニーズ被害者)」の登場により、デビュー組が相対的強者へとスライドしたのである

父と同じ強者に仲間入り! なるほどそういうことか。

…という結論は今まさに思いつくままに書いていて導き出されたわけであるが、ウーム、これを一般化するならば、こういう心性により被害者バッシングする男性もいるのだろう。

少なからず誰もが美醜を問われてめんどくせえ世間に生きて、ジャニーズのものに対して複雑な感情もつ男性って思ってるより多いと思う。

からジャニーズの瓦解を祈る男もいるし、今話したケースみたいに屈折しまくってなぜか被害者組を非難する男もいる。山本一郎適当なこというな。

そしてふたたび増田家の話に戻ると、過去、屈強な父権一家を統べた父が、白髪も増え腰を痛め事実弱体化したというのもあろうが、帰省した増田が「こんな優しかったっけ?」と思う程度には軟化したのは、強権をふるった過去を取り繕おうとしているのではないか、と、ちょっとセンチな気分にすらなっていたところの本件であったから、だいぶショックというか、はっきりいって気まずい。と同時に、マッチョ思想根深さを知るというか、マッチョ思想卑怯な面を見てしまったというか。そのことが一番悲しいかも。書いてて悲しくなったからここらで。終。

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