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はてなキーワード: リファラル採用とは

2023-12-17

anond:20231217024008

コネ大事」って言ってるのに転職エージェント使うわけなくない?

あれは若手でまだコネがあまり無いときに使うもので、歴を重ねれば重ねるほど不要になるサービスの類。

ワイはここ数回リファラル採用しか転職してない(あと、元上司起業に参加したとか)。

2023-11-06

anond:20231106213101

男をマネージャーとして採用してしまった経緯が気になる。リファラル採用で仕方なくとかか?

2023-06-03

飲食チェーン店で働いていた頃の思い出


ちょっと話してみたい。昔の話だ。

若い頃、都内繁華街にある飲食チェーンで店長職を務めていた。今はもう会社を辞めて実家に帰り、細々と親の仕事を手伝ってる。農業を営んでるから食料品という意味では繋がってる。

あの頃はまだ30代半ばで、男が乗っている時期だった。心も体も無理がきいて、若者の考えもなんとか理解できて。懐かしいなぁ。今では50代が近づきつつある。

守秘義務とか一応あるから、どこの飲食チェーンかは言わない。読んでるうちにわかるかもしれないが。できればそっとしておいてほしい。

何の話をしようか迷ったが、『人』の話がいいだろう。何人かに絞って話がしたい。皆、よくも悪くも思い入れがある。三人だけ挙げよう。



1人目 スダ君

 もちろん仮名だ。雰囲気で名付けている。背は低めだったかな。危なっかしいけど、素直な子だった。だが、ある事件を機に店を辞めてしまった。

 大学二年生で、MARCHクラス大学に通っていた。やんごとなき方々が通いそうな大学名だった。私は専門学校出なので、大学生と聞いただけで眩しい感じがした。

 彼は夕方~夜のメンバーだった。クローズまで残ることもあった。ところで、ある従業員I氏との折り合いが悪く、さらにスダ君が好きだった女子店員TさんがI氏と交際していることもあってか、勤務中に不安定な感じになることがあった。若さというものだ。

 閉店作業中にI氏と諍いになることがあったらしい。マネージャークラスアルバイト従業員場合、連絡日誌を付けるのだが、そういう報告をみかけた。

 実際、迷ったものだ。I氏は当時、二十代前半のフリーターで、付き合っていたTさん大学四年生だった。I氏はほかの女子アルバイトにも手を出していた。時には、新人クルーを無理やり自分ビッグスクーターに載せて、当店の近くにあるラブホテル直行することもあった。

相関図

I氏 ⇔ Tさん ← スダ君

ほかの女子数人(身体目的)

 当時は2000年代の半ばだった。男のそういう行為甲斐性のひとつとされた時代だ。迷惑行為ではあったが、相当の戦力だったため目を瞑らざるを得なかった。

 ある年の秋、閉店数時間前だった。いつもだと、店の目の前にある事務所シフトを作ることが多いのだが、この日ばかりは実店舗で指揮を取っていた。どんな時間帯にもインして、店舗運営状況を確かめねば……という意識もあったが、正直この日は気分だった。

 夜9時頃、スダ君がお店にインしてきた。この日は3時間半のシフトだ。だが、様子がおかしい。足早にタイムカードを切ったかと思うと、店の奥にあるシンクに手をかけてうずくまるように立っていた。

 ほかのアルバイトも「様子がおかしいのでは?」と察していた。私は、スダ君と仲のいい大学ふたり事情聴くように指示した。こういう時はこれでいい。私が聞いても真実を答える保証はない。聞き取りするとしたら彼らの後だ。

 大学ふたりが聞き取ったところによると、スダ君が事務所に入った時、こんなことがあったらしい。

事務所の休憩室で、I氏とTさんが半裸でセックスをしていた

・運悪く、スダ君が入ってきた音に気が付かずに目撃することとなった

過去にもスダ君の目線からみてそうなのでは、と思うことがあった

 これには悩んだ。どう対処すればいいのか。店を預かる者としては判断に迷うところだ。というのも、I氏もTさんも、はっきりいって当店の最高戦力(I氏はマネージャークラスTさん接客専門職クラス)であり、辞めてもらっては困る。困るのだ。ただでさえ人手不足なのに。

 本来免職処分とすべきだ。事務所本来目的以外に使うな、とは言わない。待機時間学校での課題を片付けたり、シフトを上がった後にお喋りをするとか、そういう使い方をしてもいい。少しくらいは。

 ただ、過去においては、休憩室で飲み会を催していたクルー3名をまとめて免職処分したことがある。線引きが難しい。

 結局、I氏もTさんも当店に残すことにした。I氏は「次やったら辞めさすぞ」と何度もクギを差したうえで、出勤停止処分とした。Tさんは、大学卒業まで残り数か月だったのもあり、比較的温情のある処分をした。※思惑までは書かない。自分なりにバランスを取ったつもりだ。

 スダ君には、「人生いろいろあるけど挫けてはいけない」「あなたはひたむきだから。きっと報われる時がくる」など精一杯フォローしたものの、冬になるまでには店を辞めて、同系列チェーン店移籍した。確か、そこの店長から電話があって、「面接に来たけど、彼どんな子?」と聞かれたから、「ひたむきでいい子です。ちょっと心が弱いところもありますね。でも、戦力になりますよ」と答えた。今でいうリファラル採用だった。

 それから一年後、あの時スダ君から聞き取りをしてくれた大学から連絡があった。スダ君が、移籍した先の系列店でマネージャークラスランクアップしたという。私もその店に行ってみたところ、確かにスダ君がいた。社員と同じ服装でキビキビと働いていた。あの頃とは雰囲気が違う。人間として成長したのだ。

 それからすぐ、私も遠方の店に異動になってしまって、スダ君を見ることはなくなった。今はどんな人間に成長しているのだろう。いい男になっているだろうか。そんな未来を願っている。



2人目 フナモトさん

 この子は、いわゆるプレーヤータイプ極致だった。ほかの繁盛店から移籍してきた子で、クルーとしての実力は折り紙付きだった。POSでの接客もキビキビとこなすし、サービスレベルは最低限以上だし、料理を作るオペレーション作業も人並み以上にできた。

 どんな分野でもマルチ活躍できる子だった……ただし、現場作業に限っての話ではあるが。残念ながら、性格であるとか、人格であるとか、気質であるとか、そういうところに問題のある子だった。

 話は逸れるが、圧倒的美人だった。街を歩いていたら男は皆振り返るし、雑誌モデルをしていたとして不思議ではない。そういうルックスの子だった。

 ただやはり、性格に難があった。気に入らないクルー雑談を振られても冷たい態度を取ったり、無視することがあった。相手のことをミカンの皮くらいにしか思っていないのだ。

 ある時だったか、フナモトさんの接客現場でこんなことがあった(※当時は、女子厨房に入る子は極端に少なかった)。母親子どもふたりレジに並んでいて、子どもおもちゃ付きセットの説明を求めた。店内のカウンター横には、おもちゃの反則セットが豪勢に飾ってあった。※フナモトさんmaidになる。

 だが、彼女は冷たい様子で「ポケモンです。種類はこちから」とメニューを指さすだけだった。そのお子さんが十秒ほど迷っていたところ、フナモトさんがローファーの先でコーヒーシロップストローが入ったラックを何度も蹴り飛ばすのが見えた。

 またある時などは、夜の店内におばあさんがテイクアウトの注文後、「お水を持ち帰りでくれませんか」と言ってきた。フナモトさんはマニュアルどおり「お水は持ち帰りができません」(※衛生管理上の問題。お客の家で水が品質劣化した場合など)と答えたところ、おばあさんは「車にいる孫が薬を飲むので……水がほしいんです」とのこと。

 さて、こういう時はどうすべきか。一応、会社マニュアルには、接客については「ルールに準じつつも、自分らしい接客スタイルを求めてください。お客様のためになる接客を。迷った時はマネージャーに指示を仰ぎましょう」といったことが書いてある。

 フナモトさんはおばあさんに告げた。「その子カウンターまで来るなら用意できます」と。なるほど、機転が利いている。おばあさんが了承したところ、フナモトさんが水を用意してカウンターの前にいるおばあさんに水を届けた。

 しかし、おばあさんは水を取って、そのまま車に戻ろうとしたのだ。フナモトさんが一瞬早かった。おばあさんの二の腕を掴んで、水泥棒をガードしたのだ。

船「ダメっていいましたよね!?」

婆「いいでしょ。やめて!」

船「ダメって言ったよな、おい!?」

婆「ちょっと!」

船「おい!! ……お廻りさん呼びましょーか?」

婆「……」

 さすがに堪忍したのか、おばあさんは諦めて外の渋谷通りに留めてあった車に歩いていった。私はその様子を観ていたけど、どっちもどっちだと感じた。フナモトさんはお客様ファーストではなかったし、おばあさんにしてもジュースを買えばよかっただけのことだ。別に水でなくてもよかった。

 私だったら、「本来は衛生管理上の問題があり認められませんが、今回はお薬の事情があるということで持ち帰りを認めます」と言っていただろう。マニュアルに反する行為ではあるが、これなら上の人間が観ていたとしても申し開きできる。

 三つ目になるが、フナモトさんが専門学校卒業する半年前のことだ。店内のポジションを替わりたいという要望があった。弊社では、漢字表記だと接客専門職とでもいうべきランクがあり、それに選ばれるとお洒落制服を着ることができる。昔懐かしい、アンナミラーズ制服ちょっと似ている。

 だが、それはフナモトさんのわがままに過ぎなかった。本人から理由を聞いたところ、「可愛い制服から最後に着てから卒店したい」とのことだった。当然却下したのだが、それに激昂したフナモトさんは「だったら店を辞めます!!」と宣言して、マネージャールームパイプ椅子を立った。そのまま事務所を出て行き、二度と連絡してくることはなかった。残りのシフトはバックれてしまった……。

 約二週間後、別の系列から「フナモトさんという子が面接に来ているけど、どんな子ですか?」という問い合わせがあった。ちょっと迷った挙句に、こんなことを答えたかな。

「一本筋が通った子です。いい方に働くこともあれば、そうでないこともあります

 と告げた。嘘は言っていない。確かに嫌な別れ方はしたけれども、かつての仲間だ。応援はしたい。少なくとも、ほかの店への移籍妨害したくない。

 人格者じみたことを書いたけれども、保身のためでもあった。フナモトさんとは過去に二度、ホテルに行ったことがある。お店の公式飲み会があると、私はいつも若い子だけの方がいいだろうと思って(一万円を置いて)早めに帰るのだが、その時は最後の方まで残っていた。

 宴も酣(takenawa)ということになって、二次会に行こうと幹事が言い出した後で、フナモトさんと帰り道が一緒になり、いろいろ話すうちに飲み直そうということになった。私はまだ三十代だったので、いろいろと抑えることができなかった。

 フナモトさんの見た目はクールビューティといったところだが、いざ一緒に寝てみると情熱的なところがあった。やはり、体のいろいろな部分が柔らかかったのを憶えている。そういう体験が二度あった。

 それで、上の段で電話を受けた時は、フナモトさんが暴走したらよくないことになるのでは……!? という懸念があった。そうはならなくてよかった。

 思い返すと、これも懐かしい記憶だ。あの子は今も元気にしているだろうか。健やかであってほしい。



3人目 ワタベくん

 この子も鮮烈だった。当時は大学生。独得な雰囲気の子で、普段はボーっとしているかと思えば、厨房でのオペレーション中は熱気に満ち満ちていた。閉店時のクローズ作業も抜群に早かった。

 難点があるとすれば、マイペースなところや、人を怒らせる発言をするところや、常識のなさだった。ある時などは、冗談だと信じたかったが、早朝の開店作業中に「今日気合いを入れるためにビールを飲んできました!!」と宣言していた。

 今でいうところの、発達障害というやつだと思う。そうでないならパーソナリティ障害か。医師ではないので判断はできないが。

 さて、そのワタベ君だが、大学三年生のある時に「マネージャーになりたい」と言ってきた(※説明が遅れたが、正社員仕事をするアルバイトをいう)。確かに作業能力的には余裕でマネージャークラスだった。しかし、彼の発達障害的な言動は、他のアルバイト仲間の間では賛否両論だった。マイルールに対して過剰適応なところがあり、それが特に若い高校生クルーとの間に軋轢を生んでいた。

 当時のマネージャー全員に賛否を聞いたところ、半々ということになった。これは低い数値だ。普通は八割以上が賛成する。そして、ワタベ君本人に対して「貴君の意に添いかねる」という意思を告げたところ、なんと……彼は弾けた。バックレたのだ。

 フナモトさんと違って、自分シフトちゃんと消化していったが、店長である私に何も告げずに店を辞めた。ほかのアルバイト仲間には辞めることを伝えていたらしい。なんということでしょう……(劇的ビフォーアフター)。

 でも、これでよかったのだ。こういう極端な行動を取る人間管理者として相応しくない。彼がマネージャーになっていたとして、またどこかで軋轢を生んで誰かが店から消えてしまうような、そういう事態になっていたに違いない。

 それから、約七ヶ月が経った頃だった。なんと、ワタベ君がお店に戻りたいという(ほかのマネージャーから聞いた)。なんでも、そのマネージャーにワタベ君が電話をかけて「就職活動が終わったので店に戻りたい」という旨を伝えたらしい。

 これは、社会人でいうところの根回しに相当する行為だ。ワタベ君は成長したかもしれなかった。直球ストレートではなく、カーブを覚えた的な意味で。ワタベ君やるなぁ……。

 実際、この時期はとんでもない忙しさだった。スタッフの頭数があまりに少なく、基準に達していない人でも雇わざるを得ず、それがまた現在クルーとの摩擦を生むという悪循環だった。さすがの私も、相当な日数出勤することになった。時間外手当はゼロだった。名ばかり管理職というやつだ。

 話が逸れた。数日後、ワタベ君とマネージャールーム面談をしたところ、次のような意見があった。

・もうマネージャーになりたいとは思わない

・これまでは申し訳なかった

・週に四日以上必ずシフトに入る

 まあ、バックレではあるが、これからちゃんとするならいいだろうということで、ワタベ君を再雇用することにした。

 しかし、私が人を見る目がないのは皆様すでにお分かりのとおりだ。本当に見る目がない。この会社でも、最終的にはエリアマネージャー部長級)までは行けたのだが、そこでさらに上のクラス人達と揉めごと(本部クラスセクハラ関係)を起こしてしまい、最終的には理不尽降格処分店長に戻れ!!)を突きつけられ、会社を辞めることにした。

 さて。ワタベ君は普段はマジメだった。しかし、稀に凶悪な面を見せることがあった。ある日の早朝、お店の目の前に食品資材を搬入するトラックが停まっていた。ワタベ君は、せかせかと動いてトラックドライバーと協力し、荷台から野菜ジュースコーラシロップタンクPotatoを下ろし、店内に運んでいた。

 だがある時、見てしまった。トラックドライバーの目を盗んで、ワタベ君が野菜ジュースが50本ほど入ったビニル巻きの段ボールを――丸ごと盗んでいるのを。一瞬の早業だった。私でなければ見逃していたね。※一応、どうやって盗んだのかは伏せる。同様の行為を防ぐため。

 その時ほど、自らの人を見る目のなさを恨んだことはない。ワタベ君はすでに雇用三ヶ月目だったし、彼がいなければ深夜と早朝のシフトが回らない。困った事態だった。当時の私には、見て見ぬ振りしかできなかった。

 それから、ワタベ君は大学卒業まで店に在籍した。発達障害はやはりそのままで、ほかのアルバイト仲間との小競り合いが度々起こった。実は、ある時期から人手不足は解消していて、別にワタベ君には辞めてもらってもよくなっていた。クビにしようかと思ったことがある。しかし、性格や人柄が悪いとしか思えない彼が、多くのスタッフから嫌われながらも、一部のスタッフには懐かれているという現象を目の当たりにして思い留まった。

 なぜ、そんな判断をしたのか? 彼は本当に悪どい人間なのか、と思ったのもあるが――今風の言葉でいえば「多様性」だ。彼は確かに社会人以前に人として未熟なところが多くあった。だがしかし、一部の得意分野においては紛れもなく輝いていた。だったら、嫌なところには目を瞑ろう。それが当時の私の判断だった。

 風の噂だと、新卒時点での彼は、都内の某区役所地方公務員としてのキャリアスタートしたらしい。東京まれ東京育ちだから、やはり地元が一番ということだろう。彼も、元気でやっているといいのだが。



以上で終わりになる。

当時を振り返ってみて、間違いだったと思われる行動は多々ある。どれだけ後悔しても足りない。でも、それも人間だ。迷いながら進んでいくしかない。

ところで、満たされない心というのは、すごく大切だと思う。当時も今も、満足できる仕事をこなすというのは、とてもとても遠いことだと錯覚していた。

成長していくためには、これまでの自分を一人ずつ殺害していく必要があるのだと30代の頃は思っていた。朝が来るから起きるのです、みたいな当たり前のことだと思っていたけど、違うんだな。

人生が満たされなくても、自分自分なのだ理屈も何もない。ただ、それだけだ。だから店長として飲食チェーンで働いていた頃の失敗だらけの自分も、今では受け入れられる。そういう情けない私まで含めて私なのだ再確認できてよかった。

ここまで読んでくれてありがとう増田の皆さまの幸福を祈ってる。もし希望があれば、時間を空けて続きを書いてみたい。

2023-03-31

労働組合についての笑える話 その2

承前anond:20230331162833

そうしてどうなったか

もはや、内情はぐちゃぐちゃである

子会社の方が人数が遙かに人数が多くなった。しかしそれに似合う組織ができていない。

そうしている間に、会社は成長はしていた。
そして、成長していくと実際に価値を生み出す製造部門特に大きくなっていく。そのため、親会社よりも子会社の方が遙かに人数が多くなった。
親会社は、高卒採用などは遙か昔に辞めており、、選ばれた大卒者、特に新入社員で育てていくと言う会社方針の下で行動している。

こうしていくと、当然力関係も変わってくる。親会社の統率もとれなくなってくる。
から親会社指導して、それに従えば良いのだ、と言う様な貴族的な考え方では組織が動かなくなってくる。
昔は、成長を見込めるやりがいのある仕事親会社社員に、それ以外の仕事子会社やらせる、というところがあって、仕事には差があった。そこには責任範囲が違うと言ういいわけもできたことと思う。しかし、企業規模が大きくなってくるとそんなことは言えなくなってくる。

しかし、上意下達ビジネスパートナーとしてはでは無く、面倒を見る代わりに安く雇われろ、と言う形でしか行動してこない。
安易経営判断と歪んだ労働組合が生み出したこのどうしようもない企業文化は、二重の意味会社問題引き起こしており

このような状況で、主力としている業界で大きな変革が進み、相対的競争力が低下。このような手段を使ってまで作り上げた低コストという売りは、全うに業務改善をしている競合他社に対して見劣りをするようになってきた。
さらに、新型コロナウイルス感染症、DXなどの大きな波を被るようになって、経営改革を目指しているようである。が、そんなものは上手く逝くはずは無い。

親会社もようやく問題点に気付いたようだ。しかし。もう遅きに失した。

体質改善できないほど開いた格差

現在、同じ年齢、同じ職種、同じ職位で、40歳場合

残業考慮しないと、年収が倍近く違う。
高卒採用されが子会社社員が社歴が5年ほど長いにも関わらずだ。ただこれでは家族を養えないので、みなハード残業をこなしている。36協定は月80時間、960時間である

やっている仕事も、生産ライン設計メンテというところでほぼ同じ仕事親会社社員の方がよりやりがいのある仕事を振られ、子会社社員親会社社員がやりたがらない仕事雑用が中心だったが、最近は規模拡大でやってることもほぼ同じになってきた。

その他の待遇

なお、有給の消化率だけは高い。何故ならば、親会社休みの日は、親会社職場が閉鎖されるからだ。親会社職場に混ざって働く人は多い。そうすると仕事をすることが出来なくなるので、半強制的有給を取らされることになるからである

究極的には、ライン立ち上げ寸前など、超繁忙期でも、親会社社員は帰る。
組合が見回りに来るからだ。そしてその時、組合会社が違うのでといって立ち去る。ぎりぎりになって夜間交代で作業しなければいけないときも「組合が駄目って言うから」という理由で、親会社社員は加わらないのが当たり前である

そして、もはやここまで待遇に差があると、もはや改善は困難である
何故ならば、給与を上げると赤字になって競争力を失うからだ。
危機感を持っている人はいる。しかし、費用構造を知ると、もうどうしようもないと考え、何もできずに辞めていく。

競争相手が、借金設備投資をし、苦しいときには全員の賞与を削減してでも全員の雇用を守って、カイゼン改良を重ねて企業業績を伸ばしている中、ここは、労働組合の誤った動きに乗じ、安易解決策に走った。
そのようなものは、長続きするはずはないのである

その他

ただし、 同じ待遇もある。親会社が参加する地域お祭りの時だけは、親会社社員と一体になるのである
まり親会社社員馬鹿馬鹿しくて出席しないので、子会社社員を動員するのである
親会社ロゴのついた特製の法被を着せられて、親会社名前がついた山車を引っ張るのだ。(強制)この時ばかりは平等である

こんな会社でも、親会社名前は、地域の中では一番良い就職先として知られていた。潰れる事も無いだろうとも。だからいくらでも人を雇えたのである
前は。以前は。

そして転職

そして今、何が起こっているかというと、人材流出である。はっきり転職エージェントの狩り場だ。
子会社側の人材は、転職エージェントから見ると、スキルを持った人間が大バーゲンに見えるらしい。
親会社側も、待遇は非常に良いのでそれが転職ハードルになるようだが、こんな歪んだ環境はその他の色々なことが歪んでおり、堪えられなくて転職するものもどんどん増えている模様。

情報通信機器メーカ国内回帰ということで近くに工場を建てたのだが、その際に二十人以上が辞めた。他にもよい会社があると言うことにみな気付いている。
リファラル採用というなの退職ドミノ倒しは、まだ止まっていない。
流石に危機感を持ち始めたようだが、もはや無駄である

そして、人材も激しく偏る。

親会社には現在東京に出て行く勇気も無く、大卒で安定志向だけを求めて地元に帰ってきて、とりあえず地元で最も名前の知れた会社に入ろう、と言う人材けが集まっている。社会をよくしてやろうとか、成り上がってやろうとか、そう言う人は入社しない。当然それ以外にも美辞麗句に誘われて来る奴がいるが、そう言う人は、歪みの多いJTCに飽き飽きしてさっといなくなる。ただし、地方としては破格の待遇のため、我慢しているやつもいるが、彼らもにらまれたくないので歪んでいる。


そして、優秀な人もいるにはいる。なんでこんな所にいるのだろうと思うと、親会社子会社双方に、家庭の事情実家介護がいるとか)で離れられないことが多いのだ。そして、彼らは、その対象がなくなると(つまり介護していた親が死んだりすると)、音もなくさっといなくなる。優秀で要になっていた様な人が多い。そんな彼らが、晴れ晴れしく、音もなく、さっといなくなる。そうして、大混乱することも多い。

いかがだっただろうか。笑っていただけただろうか。

大変笑える話だったと思う。さあみんなで笑え

2023-03-21

スカウトで悩みに悩む

スカウトってよりリファラル採用に近いけどめちゃくちゃ悩んでる

年収は変わらない、年間休日20日くらい増える、話を聞く限りでは残業時間20時間近く短くなるが通勤時間が30分程伸びるから結果トントン

ただ会社ステータスだけは比較にならないレベルで一気に上がる

社名を言うかテレビCMフレーズを言えば一発で分かる会社


今在席している会社業界シェア自体は1.2を争っているが業界に携わっていないと「何してる会社?」ってなるレベル

ただ人間関係の構築を1からするのかぁ…今の職場人間関係に悩んでないのは幸せな事なんだよなぁ…めんどくせぇ…ってなって承諾できない


何度か面接(面談?)は済ましていてあとは「入ります」と言えば入れる状態だけど…う~~~~ん…困った

2022-07-23

全然スマートじゃない面接

半年程前になるが、転職活動中の面接出会った人でなし面接官についてようやく心の整理がついたので当時書き殴っておいたメモを書き記しておこうと思う。

急成長中と謳われるITベンチャーへの転職面接でのことだった。

ちなみに私自身のスペック新卒大手企業入社し4年程勤務した技術者だった。自社サービス担当設計実装検証などの一通りのスキルは身についていた点と大企業のような成熟した環境ではなくこれから成長していく企業で働きたいと思ったため転職活動を行なっていた。件の企業を知ったきっかけは知り合いからの紹介、いわゆるリファラル採用というものだ。

時勢柄、オンラインミーティングによる面接ではあったが、面接が始まった当初から様子がおかしかった。

面接官は二名、どちらもチームリーダーだ(その会社ではチーフと呼んでいるようだった)。

始まった直後からこちらに興味はないのか、アイスブレイクのようなものもなく簡単自己紹介して面接へ。

その会社広報に力を入れており、以下に会社メンバーの様子もアップしていたため、この時点で既に広報によるイメージとの差異を感じていた。

広報担当が全社員を知っているわけでもないため当然であるが、当時の私は知人からの話やSNSから情報を得ていたためギャップ困惑していたのだ)

いわゆる技術面接であるため、ネットによくあるような質問をされてそれに答える形式

ここの質疑応答は何も問題なかったが、それを聞く面接官の態度が嫌に目に付く。片方が質問している際、もう片方は仕事をしているかのようにこちらに興味を示さないのだ。

結果はもちろんお祈り理由としては現在フェーズでは活躍してもらえないとのこと。おかしい。レイターフェーズ企業でそこからさらに成長するための採用活動をしているのに。

当時の私は大分納得がいっていなかったようで、心の整理がついたら何かしらの媒体アウトプットだけはしたいとメモ帳に殴り書いていた。

(もしかしたら面接担当した人が上司になるかも知れなかったため今思えば落ちてよかったと思う)

今は転職も終わり新しい環境仕事ができているが、心のどこかではこの件がずっとモヤモヤとしていた。

だが、無事整理がつき、ここで精算できたためまた一歩成長できたなと思う。

転職活動をしている方は面接官が上司になると思って引き続き頑張ってもらいたい。

またその際は広報情報転職サイト情報鵜呑みにしないように注意してもらいたいと思う。

(当然のことながらベンチャーは人数が少ないためネガティブ投稿をすると特定される危険性が高い、そのためポジティブな内容を投稿せざるおえない。そのためどこのサイトを見てもポジティブな内容ばかりなのだ。)

2022-04-07

リファラル採用かいうただのコネ採用

日本人、横文字にしただけで「なんか新しくてすごいヤツ」って思ってしまバカ多過ぎ問題

どうにかならんか?

2022-01-29

anond:20220129201036

有能な人間人間関係の伝手を辿って仕事を探す「リファラル採用」が主なルートから

転職エージェントは超有能人材を扱う雲の上の層と地べたを這いつくばる最下層の二極化が進んでる感じ。

労働人口はどんどん減っていって若年層も減ってるので、最下層の転職エージェントが囲うのは行き場を失くした中年ばっかりやろなぁ。

2021-11-28

anond:20211127191253

グローバルな企業に勤めてるけど、リファラル採用キャンペーンやってるな。紹介者にもメリットがある。

まぁ、人事からしたらある程度選抜された人を、広告コストなしに等しく呼んでこれるわけだから、やらない手はないよね…。

毎日のように言われるほうは嫌だろうけど。

anond:20211128014545

これは激しく同意だな。

いくらお金をあげたところで従業員満足度が低ければ「うちの会社いいよ!」って宣伝したい気持ちにはならない。

部署すらそうで、不満を感じている部署に人を呼ぼうとは思わないな。

そんな時は人を呼ぼうと思うより、いいところあったら紹介して!と思うものでは?

従業員満足度が低い会社でのリファラル採用連呼逆効果な予感がする。

コネ採用するのは自社だけではないわけで、友人・知人にコネ採用していないか聞いて転出するようを促しているようにも見える。

anond:20211127191253

今はリファラル採用みたいなの増えてると思うね。

私は IT エンジニアだけど、どこ行ってもそんな感じ。

ただ、元増田さんが言うようにしっかり紹介したいって会社じゃないと知人には中々紹介しづらいですよね。

紹介して失敗したら会社にも紹介した人の関係にもヒビが入ってしまますから

私は一度だけ友人を紹介してその人と一緒に働いたこともありますが、紹介した理由は友人がブラック企業の激務で病んでいたからです。

(今は私も友人も別の職場で働いています

結局、普通はよほど待遇職場環境が良くない限り紹介なんてできないですね。どの会社にも問題点はあるので、中々紹介したいってことにはならないです。

2021-11-27

anond:20211127191253

リファラル採用に力を入れてます」って言ってる会社にでマトモなとこは少そう。まともな会社は「社員が心地よく働いて成果を出せる職場づくりを心がけてます!」って標榜してて、結果としてリファラルが増えてそう。

会社リファラル採用に力を入れているつもりになってて辛い

世間的に”ベンチャー”とか”スタートアップ”とか言われてる部類の会社で働いている者です。


最近というか去年くらいから、会社社長や人事が社内でことあるごとに

リファラル採用」「リファラル採用

と言いまくるようになりました。



社長はなにかしらのMTGに参加する度に、メンバーに向かって

「うちはリファラル採用に力を入れているから!」

「知り合いにいい人がいたら紹介してください!」

バカひとつ覚えみたいに言っており、メンバーはみな苦笑いでそれを受け流している状況です。


また、毎月実施する全体MTG最後に、人事からのお知らせというコーナーがあるんですが、

リファラル大歓迎です!」

と人事が言って、5秒くらい虚無の時間流れるだけのコーナーになっています


最初特に気になっていなかったんですが、あまりにも長期間同じことを言い続けるので、最近社長や人事が「リファラル採用」と社内で喚くのを聞く度なんか辛いというか鬱陶しさみたいなものを感じるようになってきました。

他のメンバーも「リファラル採用」と言われる度になんだか遠い目をしている気がします。


今年からマネージャーリーダーもリファラル推進の命令がくだされたのか、チームで雑談をしている時に友人との旅行計画の話をしたら、リーダーから「その友達はいまどこで働いているの?うちに呼べない?」と気持ち悪い反応をされるようになってしまいました。

それ以来、友人の登場する話題会社ではしづらくなってしまい、チーム内での雑談がなんかぎこちなくなった気がします。



社長情緒不安定でたまに全方位に当たりがキツイ日があったりするし、

すぐに機嫌を損ねるカスタマーサポートのお局様がいたりするし、

カスタマーサクセスチームを見下して上から目線で依頼をしてくる営業がいたりするし、

有給休暇申請するととてもしつこく理由を聞かれるし、

一応フレックスのはずなのに親に通院付き添いのために早上がりをすると嫌味を言われるし、

仮にいい人がいたとしても今の会社に知り合いを紹介をしたいとは一切思いません。


少し前に「リファラル採用を促進するためにツールをいれました!」と言われて社員全員にアカウントが発行されたんですが、そもそも紹介する気持ちゼロなので、一度もログインしていないです。



リファラル採用」を叫ぶ前に、”社員から「知り合いをこの会社に呼びたい!」と思われるような職場づくりをするのが先なのでは?”と思ってしまい、最近では「知り合いにいい人がいたら紹介してください!」と言われると

自分たち努力しません!採用をする力もありません!報酬も出しませんが知り合いを生贄に捧げてください!」

と言っているようにしか思えず、「リファラル採用」というワードが出てくる度になんだか白けてしまます



もともと別に会社のことは嫌いではなかったんですが、「リファラル採用」と連呼しているのがなんだか滑稽に思えてしまい、最近は若干嫌いになってきてしまった気がします。


リファラル採用に力を入れている」と言っている会社最近増えていると思うんですが、どこもこんな感じなんでしょうか?

2021-01-05

"正規職員募集"

約 772,000 件 (0.56 秒)

コネとか裏口は不正職員ぽいけど

リファラル採用といえば新機軸感あって好い

2020-12-21

anond:20201221102104

リファラル採用でうちに転職してきてほしい

たぶん給料は500万以上になるし、有名企業グループなので部屋借りたりローン借りるのも会社名だけでOKもらえる

2020-08-24

会社で一緒に仕事をしたくない人 BEST 5!!

変な匂いがする人

風呂に入らない、もしくは洗濯がとても下手な人がいる。常にシャツから生乾きと汗の混じった酸っぱい匂いがしており、その人に「ちょっといいですか?」と声をかけられると「いや良くねぇよ」と言いたくなる。しかし、匂いというのはデリケート問題もありそうで(体質的改善が難しいとか)なかなか本人に直接言いづらい。一緒の会議にいるとなるべく遠くの席を確保する。

手を動かさない人

仕事をしていると何かしらたたき台のようなものを作って議論することが多いが、それを全くやってこない人がいる。そういう人に限って会議をするのは好きで、誰にでも通じるような総花的な意見をいって仕事をした気になっている。会議をするのは好きだが議題は作ってこないし議論もあっちにいったりこっちにいったりして有意義結論が出ないことが多い。そして手を動かさないので、たまに何か作ってきてもクオリティが低い。

自分ミスを認めない人

ミスを認めてなぜそれが起きたのかとか再発防止策とかを考えた方が気が楽なのだが、なぜか隠したり他に原因を求めようとする人がいる。たまにミス他人押し付けキングボンビーみたいな人もいるので、そういう人がのさばらないためにもミス積極的に公開することが良いことだみたいな雰囲気を周りで作っていきたい。そもそもミスしない人間は「過去にあらゆる間違いをしてきた人間」か「全く仕事をしていないのでそもそもミスするきっかけが無い人間」かの二択でだいたいは後者しかないと思う。

自分を過大に見せようとする人

○○って俺がやったんだよねみたいな雰囲気を出してくるが実際にその○○をやってた何人かに話を聞くと大して仕事してなかったみたいなことがよくある。本当に実力のある人間は周囲から常に求められているので、知らない人が多いフィールドに出てこないことが多い(伝説のポケモンみたいな感じ)。いわゆる「リファラル採用」をすると経歴は華々しいけど何もしない、自分を過大に見せるのがうまい人間が集まってくるか採用市場で獲得できない伝説ポケモンのどちらかが来る。どちらも同じような習性人間を連れてくることが多いので、一度失敗すると回復は難しい。

昔話が多い人

今を生きてほしい。

2019-07-27

anond:20190727170337

コネ採用、言い方の問題よね。大学推薦やリファラル採用も正直これよね。

人事からすれば簡単には逃げないか効率はいいんだろうが。

ともかく辞めにくくなるからステップアップしていくみたいのを考えているんだったら避けたほうが良い。

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