はてなキーワード: 変調とは
うちのじいちゃん若いころそういう体質だった。でもばあちゃんに詐欺といわれてる。
見た目はいまだに太らないんだけど羊羹一本食べができるくらいの甘党。
自動車のダッシュボードにかくしもってた鈴カステラを孫に「完全にカピカピじゃん」ってバカにされてた。
いまは別の薬の副作用もあって、油断すると糖尿フラグが立ちまくり。
背が高いから目立たないんだけどちょっと顔が丸くなったとおもったら脂肪肝もあったことがある(酒一滴ものめないのに)
若い人からするとすでに修行僧みたいなのに、野菜食べないからだって完全菜食みたいになってる。
でもまだ一回も梗塞系やってないし本当の糖尿にもなってない
(一度なると血管全体から目や足など末端からボロボロになっていく)
旦那であるじいちゃんの体にちょっと変調がある(その別の薬のほうで)と泣かれる。
めんどくさいなもう。年相応の変化なんだからこっちに泣きついてくるなよ・・。
若い女はダイエットの失敗を通して何を食べるか、運動とは何かを学べた子だけは夫ともども健康で長生きできるよ。
幼稚園から帰ってくると、家の前で少し遊んだら、あとは母と晩ごはんを作っていた。
作っていたと言っても、幼いころは、近くの特等席(食器台の上だ)から見ていて、少し味見をしたりする程度のものだ。
小学校に上がってからも、学校は遠くだった分、友達と遊ぶということはなくて、母と過ごした。
勉強もあったけれど、夕餉の香りが漂ってきたら仕舞いにして、食器を並べたりした。
ある時期から、母は精神に変調をきたし、晩ごはんを用意するどころではなく、大声をあげるようなこともあって、オレは部屋にこもって、心臓がドキドキするのを感じないように過ごした。
大学を出る季節までは、そんな調子が続き、兄弟もその精神の変調に巻き込まれてしまった。
今は昔のような優しい母に戻ったけれど、実家に帰っても、昔のような晩ごはんは出て来ない。
歳もとったのだから、仕方ないだろうな。
ごはん、ホウレンソウのお浸し、豆腐の味噌汁。今日はイワシも焼きます。
油揚げをトースターで焼いて、ネギを乗せて食べると、何枚でも食べられるのを発見したのも、小学生の頃でしたか。
ひとことで言うと、辛いのだ。
土日祝は完全に休みであり、万が一出勤しようものならば代休もしくは残業代が付与される。
もちろん通常業務においても1分単位で残業認定されるし、PCのログイン時間・ログオフ時間で勤怠管理をしているためサービス残業ができない。
22時以降の残業は前もっての申請が必要なうえ、それが続くと直属の上司がさらに上の役職から注意を受ける。有給休暇も年15回とらないと勧告がある。
給与面でも文句はない。今時珍しいとされる賞与も年6~7か月分支給されるし、福利厚生も手厚い。(なんと家賃の7割が会社負担になるのだ)
私はそんな会社でもう7年勤めている。
さて、私はいわゆる「超ホワイト企業」に務めているわけなのだが、そもそもなぜ入社できたのかという話をしたい。
私は一応大学を卒業している。しかし決して褒められるような大学ではない。世間一般的にいうところのFラン大学だ。
そんな私がどうして(新卒という最強カードを持っていたとはいえ)この会社に入ることができたのか。それはたったひとことで説明できる。
私は話をすることがひどく上手だったのだ。
俗にいう「コミュ力」が高く、さらにいえば明るくハキハキ見せることに長けていた。
私が就職活動をしているときは今と違った「就職超氷河期」と言われる時代だったが、私は仲間内の誰よりも早く内定を得ていたし、
しかも我が母校からこの会社に就職するなど奇跡だと持て囃された。
ただニコニコして問われたことにハキハキと答える。さながら水商売の人間のように「相手(面接官)を楽しませる」ことだけを念頭に置いていた。たったそれだけなのだ。
さて実際に入社してから周囲を見渡せば、同期たちは驚くくらいの高学歴ばかりだった。
早慶上智なんて掃いて捨てるほどいるレベル。東大京大当たり前。海外のナントカ大学出身など、私とは頭のつくりどころか産まれるときの行為さえ異なっていると思うほどだった。
それでも1~2年目は大丈夫だった。
みんな会社への知識が同じくらいだったし、任せられる仕事も大したものではなかった。
それが3年経ち、4年経ち、5年経ってから徐々に差が広がってきた。
中には海外に異動した同期もいた。本社勤務になった同期なんてもう数えきれない。それでも私はずっと1年目とほぼ変わらぬ仕事を続けているのだ。
私の取柄は「コミュ力」のただひとつ。仕事を任せられても大した結果は出せず、自分のやりたい仕事もわからないまま、モチベーションだけがどんどん下がっていく。
それでも転職という選択は怖くてできない。だけど会社には行きたくない。
誤解のないように言っておくが、人間関係などはとても良好であり、良い先輩たちに恵まれている。
先輩たちがこんなにダメな私に付きっきりでいろいろと教えてくれるのだ。本当にありがたいし、申し訳ない。
私はすでに就職して7年が経つ。もう新入社員などでは決してない。もう中堅社員といっても問題ない年齢なのに、それでもまだ新入社員のように手取り足取り面倒を見てもらう。
努力はしたつもりだ。しかし足りていないのもわかっている。ただ、これ以上、どうやって・どこに向けて努力を重ねればいいのかわからない。
昨日で私は今年度の有給を使い果たした。もう休むことができない。
それなのに毎朝会社に向かう足取りは重い。それどころか吐き気が伴ったり、異様なほどの倦怠感に包まれてベッドから起き上がれなかったりする。
周囲のひとは優しい。その優しさが、しんどい。
なんて贅沢なのだろう。なんて我儘なのだろう。私が言っていること、やっていることは「サボり」のひとことで済んでしまう状態だ。それはわかっている。わかっているのだ。
そこまでわかっておきながら、どうして私は何もできないのか。
ただ笑っているだけで許されていた。そんな時間はもうとうに過ぎた。
次のステージへ進まなければならないのだ。だけどその方法が、わからない。
昨日、とうとう上司から産業医との面談を勧められた。身体の変調ではない。心の変調を危惧されたのだ。
恵まれた環境にありながら、私はなんてだめなのだろう。そんな思いがぐるぐる巡る。そんな状況が、ただ、辛い。
世の中にはもっと凄惨な状況で仕事をしているひとがたくさんいると知っている。
そんなひとたちを見下して自分の状況に安堵するつもりは毛頭ない。むしろ逆だ。
自分が恵まれているにもかかわらず、こんな不甲斐ない状況に陥っていることが狂おしいほど悔しいのだ。
今後の進退を本気で考えなくてはならない時期がやってきた。
ただひとことだけ、辛い、辛い、と言い続けているだけではもうだめなのだ。
どうしようもない自分の、どうしようもない内面を、おそらく初めて目の当たりにする。とてつもなく怖い話だが、向き合わねばならないのだ。
こんな甘えたばかな自分が辛い。大嫌いだ。
いっそもうすべてを投げ出してしまいたくなるのだ。
比較的人間として生活ができるホワイトな場所や仕事に転職できるまで、精神や身体に変調をきたすレベルのブラックで3年拷問受け続けないとなれませんとかだからな
学生諸君のはてなーが思ってるやりたい仕事や職種の99%が、最低でも3年くらいブラックや丁稚奉公しないと、参加資格すらありませんとかだし
唯一労基法が守られて、キャリアも選び放題なホワイト高時給派遣は、引継ぎなんてあればマシ、初日から結果出せなきゃ1か月で契約打ち切りでクビです、はい荷物纏めて出ていってね、だからね
オマケに2回失敗したら、派遣会社のブラックリストに載って同じ待遇で二度と就業できません、お前みたいなゴミはいらんと戦力外通告を受けて何の保証もなしに放り出される、ちなみにこれだけ不安定な立場覚悟でようやく定時帰り土日祝日休み、残業代全支給という待遇で、20代で年収400万円代、これでも衰退極まる日本では年齢層別労働者人口の年収の中央値で、上位20%以内のウルトラアッパーエリート、なお税金取られまくって家賃合わせて必要経費引いたら、これだけ稼いでても手元に残る金10万円ヘタすりゃ切るくらい重税な模様
ちなみにこれ、F欄だろうが東大卒だろうが20代の新卒は皆すべからく同じ条件とかな、その犠牲者の最たる存在が電〇自殺事件の高橋ま〇りさん
そして仮にそんな地獄の戦場で生き延びられてても、30までにマネジメント経験か営業系、企画系にステップアップできないと将来ワープア確定、ITエンジニアなんてガチでそう、web系いけばとか何たら言うが、まあレッドオーシャンと日本の経済衰退のダブルコンボで今どうなってるか、求人見て確かめてくれ
そして何がタチ悪いって、キャリアの壁であるマネジメント系とかちゃんとした営業系を経験させてくれるのは、入った会社の胸三寸、上が使えてたら30過ぎても下っ端のままで、市場価値消失して、ビルメンか清掃員、もしくは警備員一直線コース
公務員も天国かと思えば、こんなのとたいして変わらん、しいて言えば、まぁキャリアアップは年功序列だから考えなくてもいいかな、ってくらいか
それでも椅子は決まってるから出向とかで辞めざるを得なくなるとか多発して、人生詰むの多いけどね
え?なんでこんなことになったのかって?既得権益(老人層)守るためだよ、選挙で圧倒的多数だから、20代は少数派だから死ね!ってことだね
値段がついたのは約100冊のみ。合計で4000円ちょっとでした。やはりこの程度か感。
講義で使った教科書は身バレにつながるのでタイトルを伏せてあります。
知見としては、やっぱり専門書は高い。あと、自前で持ち込みできるならたぶんいくつかの店舗に分けて
状態良い漫画本がたくさんあったのに軒並み値段がつかなかったのは、
たぶん宅配買取の倉庫に送られる本の中に同じタイトルの本が腐るほどあるからだと思う。
店舗のほうがタイトル被りの可能性が低いから、その分よい値がつくんじゃないかなと。
あと、時間がある人はメルカリ使ったほうが間違いなく金になると思う。その手間分だけお金になるかはわからないけど。
以下、内訳。
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「漫画アニメは人格と行動に影響ある」んだから過激な表現は自粛してくれよって意見に対して、
「世の中の大半の人間は、創作で気分に変調をきたしても、いざ犯罪行為に及ぶ前に理性でブレーキをかけるものなのだが、そういうのに自信がない増田のような人間の責任を、表現者が負わなければならないのだろうか?」と来た。
http://b.hatena.ne.jp/entry/340126537/comment/whkr
少なくとも今回の件について、クジラックスに刑事的な責任がたとえ及ばないのだとしても、自身の漫画を読んで犯罪を犯した者がいて、自身の描いた漫画のようなひどい目にあった少女をこの世に一人生み出したことは一生責任を感じて欲しいと思うし、民事での賠償責任を追及される可能性だってなくはない。
そもそも、「世の中の大半の人間は」ということは、逆に言えば世の中にはごくまれとは言え、こういう作品を読んでやろうと思う人が数名いることがわかっているわけだ。
人気になればなるほどそういう人の目に止まることがわかっていて、一定の確率で犯罪者とその被害者を生むことがわかっていて、そこになんの責任もないなんてあっていいのだろうか。
普通は理性でブレーキをかけるという言い分はわかる。でもそれは犯罪者側の責任の話だ。
ただしその表現物が生み出した成果は、名声や対価だけじゃなくて不名誉や犯罪被害についてもきちんと受け止めて欲しいと思う。
それが取り返しのつかない結果を招く可能性があると思うなら自粛するべきだし、世の中の大半の表現者は理性でブレーキをかけて自粛するものなのだが、そういう発想のない表現者の責任を幼女が負わなければならないのだろうか。
こういうことを言い出すと結局ISやアルカイダを生んだイスラム教や十字軍を生んだキリスト教だってだめってことになるのだが、
実際イスラム教は欧米社会でかなり肩身の狭い立場なんてものじゃなくてあからさまに差別的な扱いを受けることもあるよな。
拳銃や銃弾を作る会社に拳銃でなされた犯罪の責任はあると思うか?私はあると思うよ。
すさまじい叩かれぶりに驚いた。
kamayan1980:「『許されてはいけない表現はある』ねえよ、(略)」
ってほんとにそうか?
少女を騙して暴行を加える漫画は同人界隈では自由に描かれてしかるべきか?
漫画アニメに限らないだろ、という意見には同意しておくとしても
だって語彙に、思考のクセに、脳内モノローグに、影響を及ぼしつくしてる。
大好きなセリフが、目に浮かぶ情景が、頭で鳴りつづけるアニソンが、各人の性格形成に影響無いはずないだろう。
もしかして: と頭の中の言葉はグーグルの予測変換のように連想されて、
俺の場合の多くは漫画アニメから抽出される。思考の大部分を占めている。
体は?と聞かれたら「剣できている。血潮は鉄で心は硝子」だし
明日って?と聞かれたら「いまさ!」なんだよ。
なぜ助けた?って聞かれたときに「さあな そこんとこだがおれにもようわからん」って答える準備はバッチリだし
世話かけるな って言われて「いいよ」って返すのを待ち望んでいるんだよ。
勇気の出し方、
あげちゃってもいいと考えること、
ほんとのピンチには逃げること、
納得をすべてに優先すること
運命との決着のつけ方
もうだれも恨まなくていいこと
嫌なことあっても元気でいいこと
何者にもなれないこと
泥なんてなんだいってこと
飛べない翼に意味があること
世界を、自分さえも変えてしまいそうな瞬間はいつもすぐそばにあること
いくらでも思いつくし、ちょっとしたきっかけがあれば頭の中で音と色を伴って再生される。
浸って味わって、助けられ打ちのめされ勇気づけられてきた。
そういうプラスマイナスそれぞれの作用があること自体を否定はしないだろ?
言いたいのは、フィクション作品が現実に及ぼす影響は当然あるのに、抑制は本当に必要ないのか?ということ。
そこを見て見ぬふりして既存の文脈に乗っかるだけで表現の自由だけ叫ぶのは果たして正しいのか、とも。
少なくとも俺は、少女を誘拐して暴行するような様子を描いて追体験できる作品なんて、フィクションノンフィクション問わず、いかな魅力と興奮を伴う作品だとしても、ことごとく無くなっちまえばいいと思うんだよ。
それが実際には難しい問題だとしても、責任を負うことなく好き勝手に自由に描かれて流通していいものじゃないだろ。何かブレーキが必要という意見を支持するぞ。
だって多感な時期に出会う創作物に性的趣向が影響受けまくることに、各々自覚がないわけじゃないだろ?
追記:コメント返信。最速トップブコメに敬意を。他の皆様は→anond:20170615211337
whkr : 世の中の大半の人間は、創作で気分に変調をきたしても、いざ犯罪行為に及ぶ前に理性でブレーキをかけるものなのだが、そういうのに自信がない増田のような人間の責任を、表現者が負わなければならないのだろうか?
→そうそう俺の理性は危ういんだよ。そして貴方の理性も常時万全とは限らない。表現者が犯罪者の責任を負うことは俺も望まないが、「この作品が世に出てどんな影響があるか?」と想像してときに自主規制するくらいはするべきなんじゃないか。それは今十分?
今日母親が階段で首吊り自殺をしようとしていた。階段のところにあるオペレーター式の窓のチェーンに首を括り付けてそのまま階段から滑り落ちて首を吊ろうという魂胆だったらしい。
私は二階にある自室にいて、やたらバタバタと階段の方が騒がしいな、と思ったので様子を見に行ったら、無表情でチェーンを首に巻いた母親がいた。母親の首には赤い跡が付いていて、「もうこうするしか方法がない」と言った。私は驚きよりも悲しみや怒りや呆れといった感情を強く抱いた。
母親が自殺未遂をしたのは、たぶんこれで5回目。たぶんというのは、嫌な記憶が忘却されつつあって覚えている範囲でも曖昧な部分があるからだ。5回という数字を客観的に見ると、多いなと思うし、でもその数字以上に考えさせられることはたくさんある。
今回の自殺企図をする前も、私は母親と明日通院している心療内科にかかりに行くことを約束した。私の記憶が正しかったら、前にこういうことがあった時にも、もうしばらくは自殺しようとしないと二人で決めていた。「自殺しないとはっきり約束してもらう」という対策法をどこかで見てから実践している。けれど、その決まりごとはは毎回破られる。その度に私の心は折れる。
自殺をしようとする人に対して、掛けてはいけない言葉がある。自分の意見を押し付けずに話を傾聴しましょう、とかこういう対応の仕方をしなければいけないみたいなマニュアルのようなものがあることは知ってる。でも、それを遵守できるのは、心が病んでいない人間だけのように思える。少なくとも私は、繰り返される自殺未遂に疲れてしまって、母親が希死念慮を強く持つたびにもういっぱいいっぱいで、抑えていた気持ちが怒りとなって爆発してしまうようになった。自分がダメなことは分かっているけど、それをどうしていいか分からない。
母親は「うつの気持ちはうつになってみないと分からない」と言うけど、うつ病患者の近くにいる人の気持ちもも、その立場になってみないと分からないと思う。
躁鬱とまではいかないが、母親は気分の変調が激しい。数週間前まではテレビを見て、家事をして、と日時生活を普通に遅れるのに、少し躓くと抑うつ傾向になってどんどん気持ちが落ち込んでいっている。体調が良いときはどこにでもいる普通の母親みたいなのに、体調が悪くなると過去に何度も自殺未遂をした希死観念の強いうつ病患者の顔になる。その変容の激しさも自分の心の波が一定にならなくなってしまった原因のひとつだと考えている。
そして私は、母親が自殺未遂をしたなんてことを微塵も感じさせない笑顔を作って新学期を迎えて、友達に会う。
自殺を試みる人は、何度だって自殺しようとするし、止めることができなくても、それがその人の寿命なんだと捉える考え方もあるらしい。
自殺を止めて、それで苦しみながらも生きて、また死にたくなって。死んでしまうのとどっちの方が辛いんだろうと最近になって考え始めた。
以下の文章は、次年度いっぱい、つまり2018年3月で辞めようとしている方に向けて書いたものです。心身ともに変調を来して、すぐにでも辞めたいと言っている方を引き留めたものではありません。
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http://anond.hatelabo.jp/20170207224412
わかる。わかる。私も罵詈雑言を浴びせられていた。画鋲を投げられた。割れたガラスも撒かれた。
でもまだ教員を続けている。
それは少しずつうまくやるコツを身につけてきたから。
年を重ねるだけで楽になることがたくさんあるから大丈夫。これから毎年楽になる。
以下にコツのようなものをあげていく。
□学習に関すること
これは教員の年齢やキャラクターによって説得力が違うので、自分に合った言葉を真摯に探そう。響く子がいないと適切な言葉選びとは言えないが響かなくてもそういうものかと思わせることができるから、心の底から思っている信念のようなものをしつこく言おう。
・教えるポイントをしぼる
社会人として必須事項、親になった時に必要な事柄、将来の教養、入試基礎事項など教える目的を細分化し、そのクラスや生徒に合わせて優先事項から教えていく。
多くの範囲から抜粋する形式のテストはやめる。勉強したものは全部出るテストにしたほうが取り組む意欲が芽生え、正答率が高くなり、次の学習のモチベーションが湧く。一度良い点数を取ると落としたくないと生徒は思うもの。
1つ上と合わせて、「傍線部の漢字が全部出て15点!」などとと言うとなお良し。
難易度を工夫して問題数を減らす。とにかく採点のしやすさを重視して作問しよう。採点しやすいテストでも学力的に問題なかった。テストはたった1日のことだから、日々の授業の工夫のほうが重要だった。
□生徒との関係について
クラス全体として良好な関係を作ることはあきらめ、1人ひとりと良い関係を作ることに努めよう。
具体的にはまず変化に気付くこと。髪形、持ち物、顔色、傷、など目についたことを口に出そう。ほめなくても良い。「髪切った」、「いつもと違う」、「手の傷どうしたの?」で充分。
次に生徒の手に渡るもの、目につくものは大切に扱おう。回収した小テストの類いも折り目がつかないように、汚れがつかないように。その行動が、自分は大切にされているという気持ちにつながる。
最後に、生徒に対して日常的に感謝や謝罪を口にすることも大事。対等な立場にいることを実感させる。
・生徒との約束事は必ず守る
例え無くしたプリントをもう一度渡すといった約束だったとしても大事にする。「渡すの遅くなってごめんね」など。
あなたとの約束が大事=あなたが大事というメッセージにつながる。さらに大人として約束を守る姿勢を見せることにつながる。
・年齢は言わない
想定より老けていたら若作りと言われて、想定より若かったらなめられる。
子どもは変わるが、親は変えられないので注ぐエネルギーはそこそこ、を念頭に入れて粛々と対応する。
実際には親対応は教員の責務ではないので、時間があればその辺を法律的に説明している弁護士さんの話を探してみよう。
私たちは生徒と向き合っていれば良いのだ。生徒に影響を与える大きな存在であるから保護者の相手をしているだけ。
最後に。
教員を人間と思っていないのかと腹が立つし、毎日気持ちが削られていく様で苦しい。
ただ長く教員を続けていくと、子どもたちが、日々親や大人たちから同じように罵られ、脅かされていることに気付いた。
結局昔も今も変わらず、子どもはいたいけで、純情で、よりよくありたいと願っているものだとわかった。
だから、教員が人生を賭けて情熱を傾けるに相応しい職業だと確信をもって言える。私は教員で良かった。泣きながら続けてきて良かったよ。すばらしいものをたくさん見たよ。
どうかあなたの疲れが癒え、子どもとの良好な関係が少しずつ生まれますように。
あなたを見ている子が必ずいるよ。
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2/9追記
この文章を書いたのは、端的に言えば元増田先生に辞めて欲しくないからです。
教員にとって、生徒にあるべき大人像を見せることも仕事の一つだと認識しています。
特に女性は、働くことにより経済的に自立して、それが精神的な自立につながっているところを見せる、という大事な責務があると思っています。
教育困難校に通う生徒たちは特に同質的な狭い世界で生きがちです。
ですが、この初見感想も非常に重要でしたので、是非お目通しいただいて推理の参考になさってください。
※表に出した最新考察と印象はこちら。初見感想の次にでもどうぞ
http://anond.hatelabo.jp/20170209222825
http://anond.hatelabo.jp/20170212024356
一夜明けて昨日の話。
推しの握手会が思いの外さっくり終わり、通りすがりのご夫婦に推し布教も楽しくできて、気力と時間が余ったので当日券でレッドシアター行ってきた。
とても面白かったのだけど、なんかこうすごくもやっとする原因を掴みたくて、江戸川乱歩の原作の方の感想を漁り、こちらのブログに辿り着いた。
http://edogawamy.hatenablog.com/entry/2015/12/05/160636
こちらを拝読してめっちゃスッキリしたので、スッキリしたこと前提に感想を書く。
ネタバレしまくるし、恐らく原作既読でも舞台未観劇の方は先に舞台観た方が絶対面白いだろうから、観劇予定のある方は読まないでくださいね。
まず私がもやっとしたのが、「『私』が鬼のように見えすぎやしないか?」ということ。
こーゆー考察し甲斐のあるタイトルや、善悪、美醜、世間と自分の解離みたいなモチーフが出てくる作品だと、どうしても「果たして鬼とはなんだったのか?」と邪推してしまう。
『私』役・佐藤永典さんのお人形のような美貌と、書いて字のごとく鬼気迫るお芝居、そして聞き慣れない失われた昔の日本言葉は、あまりにも『我々観客と同じ存在』であると共感し難い。
そもそも、主人公目線で語られる物語は、主人公に感情移入させて物語に没入させることが狙いのひとつだろうに、全然『私』=箕浦に感情移入できない。
(ネタバレにならないことを祈って例を挙げると、演劇で観たことがあるミステリーだと『罠』『スリル・ミー』などが思い出される。)
これは『私』が作品の『語り部』であるため、強制的に観客が『聞き手』の役割を担ってしまうからでもあるかもしれないけど……
それにしたって、締めの内容からしても物語の本題が「『私』と諸戸道雄」の関係に集中してしまってならず、
そうすると、田中涼星さん演じる諸戸の執着心のおぞましさに沿ぐわない清廉でどこか儚げな美しさが、彼の一途な愛を健気で尊いものに感じさせてきて、その愛情を受け入れない『私』が何か恐ろしいもののように思わざるをえなかった。
でも、それっておかしくね?って思って。
ホモフォビアを受けることへの同情というか、同性愛差別への嫌悪感も逆手に取られているような気がする。「理由はどうあれ女の子は泣かせちゃいけない」みたいな、ずるい構図が仕組まれているように感じる。
自分が恋をしてフラれた時のこと・恋されてフッた時のことを参照すると、
いくら思わせ振りだったとしても応えてくれない相手の方が悪者だなんて絶対に思えないし、
どんなに周りから薦められてもどうにも受け入れられない相手はマジほんと無理。
腐目線でだって、絶対許せない地雷カップリングというものは実在する。
だから「諸戸の愛を受け入れない『私』は鬼」であるとは、理性的には到底思えない。
でもじゃあどうして「『私』が鬼」だと感じるような作品に仕上げてしまったのか?
これが冒頭に書いた「『私』が鬼のように見えすぎやしないか?」というもやもやの詳細。
この感情は原作に対して正当なのか? 舞台版という二次創作であるが故の解釈の押し付けなのか?
という部分が気になって、ググって辿り着いたのが先ほどのブログ。
http://edogawamy.hatenablog.com/entry/2015/12/05/160636
Wikipediaに書いてあった、「陰獣」みたいな新作をとリクエストされて執筆されたのが「孤島の鬼」らしいというエピソードからも勝手に妄想して、
江戸川乱歩=諸戸目線で「創作された箕浦」が『私』なのではと解釈し、舞台版にめちゃくちゃスッキリできた。
諸戸道雄の死で物語が終わるのもさもありなん。
観客は真の主人公である江戸川乱歩(諸戸)に感情移入させられて、「諸戸の愛を受け入れない『私』は鬼」だと錯覚してしまうのではと。
田中涼星さんの白木蓮みたいな美しく一切の嫌悪感を感じさせない諸戸は、きっと江戸川乱歩のブロマンスの結晶として大正解。
対する『私』がエゴイスティックに語れば語るほど、それは作者(江戸川乱歩であり諸戸)の恋の哀しみの深さ、恋情の深さを伝えてくる。
女性に執心する姿がなんか気持ち悪く見える・描かれるのも作者による悋気からだろうし、諸戸に対して残酷過ぎる描写は傷付いた作者本人が語らせてるからだろう。
『私』が歪であればあるほど、「箕浦にもどこか諸戸(作者)を愛する部分があってくれ」といった願いの叫びに聞こえる。
(観ていると「箕浦も実は諸戸を愛していたのではないか」という容疑が浮かんでならないのだけど、『白髪になってしまうほどの生理的な恐怖・嫌悪』という動かぬ証拠は、容疑を否定してならず、この辻褄の合わないミステリーももやもやの一つだった。)
メタ推理として「陰獣」を出したのも、江戸川乱歩自身による己の殺害が物語のカタルシスにあるように感じられたから。自身を不幸の中で殺すことで、遺された人間へ爪痕を残すという側面も含めてね。
(愛を願いフィクションを書き綴るのに成就させず永遠の片想いとして殺す……って、個人的にめっちゃ萌える。)
作者による「ぼくが考えた最高に美しく残酷な箕浦(永遠に愛してる)」ってやつ。考えたというか、「恋愛の疑心暗鬼の中で見えていた箕浦」。
舞台「孤島の鬼」(2017)では、語り部の『私』と『箕浦』を別の役者さんが演じている。
私は原作未読であるため、同一人物であるはずの二人を別々の人間が演じるということが奇策なのか妥当なのかわからない。
でも、配役を知ったときに
美少年役もまだまだできそうな童顔の佐藤永典さんが30代で老人のような白髪姿になった『私』で、
佐藤さんより身長も高く年上にだって見えかねない美青年の石田隼さんが20代の箕浦「過去の『私』」を
演じることが疑問だった。
いくら『私』は外見が変わってしまったといえど、あまりにも二人の外見が似ていないこともあってね。
「もう一人の自分」みたいな表現が出てくる演劇はいくつか観たことがあるはずだけど、原作未読とはいえ観劇前に違和感を持ったことはなかったように思う。(まあ大体そういった存在は物語の核心中の核心に触れるので、配役表から対の存在と公表されてることは少なそうだけども。)
しかし『私』を『諸戸が想い描く箕浦』とすると配役がまあしっくりくるし、『本物の箕浦』と役者を分けたことが大発明のように感じられる。
舞台上には二人の箕浦が同時に立ち、シーンによって他者とのコミュニケーション表現の担当者が変わるのだけど(どっちが台詞を言うか、みたいな)、
諸戸と出会い親交を深めた学生時代の箕浦はずっと『私』(佐藤さん)が表現し、
諸戸と別離し大人になり恋人の初代との出会いから箕浦(石田さん)は登場する。
石田隼さん演じる箕浦は、佐藤さんの『私』と同一人物のはずなのに、鬼なんて印象もなく何故か善良な青年に感じられていたのだけど、『私』の方が諸戸(江戸川乱歩)の色眼鏡で認識された箕浦なんだと思えばこの対比はすごくいい。
「『私』は諸戸目線で見えていた認知の歪んだ箕浦」であるため、『私』の歪さから「箕浦も実は諸戸を愛していたのではないか」という容疑を持ってしまうが、
事実として『箕浦』は諸戸に迫られることに身体が変調するほどの生理的な恐怖・拒絶を示している。
(皆さんは自分の体が深層心理の拒絶反応で意のままに動かせなくなったことがあるだろうか。私はある。手から全身が痙攣してゆき、これしきのことで動じるな止まれと意識しても震えがまったく止まらない。だから私は生理的な拒絶は動かぬ心の証拠だと考えている。)
しかし性的に愛されないことが、『愛されていない』ということなのだろうか?
必死に求めるあまり諸戸からは見えなくなっただけで、性愛ではないけれども某かの情が、性愛にも決して劣らない尊い愛が『箕浦』にもあったのではないか?
そういった諸戸の盲点が、諸戸が『私』と会話し夢中になっている時の『本物の箕浦』(石田さん)にあったのではないかと、舞台演劇となり二人の箕浦が居ることで私は考え至った。
物語としての「孤島の鬼」の作者は諸戸(江戸川乱歩)だという解釈は私が勝手にしてるだけなので、舞台版が諸々の采配をこの解釈で行ったかはわからないけど、改めて『私』と『箕浦』の登場場面の違いを確認しながら観劇したら面白そうだなぁ!
より妥当なところの分裂理由として「箕浦の二面性」はあるだろうし、じゃあそれぞれの境界線を舞台版ではどこだと考えられているか読み解くのも面白い。
作中に登場する双生児は境目が見えたけど、二人の役者に分けられた一人の人物のメスは何処に入ったのか。
うろ覚えだけど、諸戸の告白以降は『私』が箕浦として生きているから、舞台では箕浦と諸戸は一緒に天国に行けたのだ、な~んて解釈もハッピーだよね。
(どちらかというと、諸戸が悋気を持たなければ、欲を出さなければ、あるいは悪い男になれていたら、箕浦と一緒に天国に行けたかもしれないのに諸戸が鬼の箕浦を生み出してしまった…って自己破滅エンドの方が私は好きかな。まさに疑心暗鬼を生んだ、的なね。)
(報われず自分に追い込まれ破滅した美しい男性がテーマの舞台、大好物なんです。)
延々と箕浦組について語って夜が明けてしまったけれども、他の役者さんや演出等表現もとても良かった。
諸戸の父親の最期に対して、主人公である『箕浦』の感情が語られず『諸戸道雄』の感想がセリフとして発せられたのも、諸戸の父親を演じていたのがまだ30前半と『私』に近い年齢の美しい河合龍之介さんで妖しい男の色気を放っていたのも、「諸戸の主観こそが語り部の『私』」であったとするならよりしっくりくる。
父親の変貌は、絶対に他人の箕浦よりも諸戸の方がショックな出来事だ。
父親越えなんてテーマもよくあるほど、子供から見た方が親はより巨大さ恐ろしさを増すし、親が壊れる様というのは「自分にも起こり得る恐怖」と「自分があれほど巨大に感じていたものとは一体何だったのかという虚無」感がぱない。私も父親で経験したからわかる。
舞台というものは面白いもので、同じ現実を同じ密室で複数の人々と同時に別々の目線位置角度(物理的な意味で)から観測するものだから、
書籍や映像で物語を鑑賞する以上に「他者が見ていない『自分の視点』」が感想を述べる際にものすごく意識される。
たとえ自分が複数人居たとしたって、観劇した感想は同じにならない。
演出による印象操作は完璧に同一にはできない。(それをぶち超えるクソチート暗殺者が『音楽』だと私は考え重要視しているけど、それはまた別の話)
だから舞台は観るだけでも楽しいし、感想を言うのも聞くのも他メディアの何倍も楽しい。
そんな訳でこれらの感想はすべて《私》の主観でしかなく、原作者・スタッフ・キャストが込めた意図の真相はわかんないんですけどね。
私は、学校でのストレスから、自慰行為に逃避するようになりました。しかし、それでは飽き足らなくなり、アナニーに手を出しました。最初の内は楽しんでやっていたのですが、だんだんそれに依存するようになっていきました。一か月以上やっていた頃でしょうか。症状が出始めました。抜け毛が多くなったのです。はじめは気にならない程度の量だったのですが、だんだん多くなっていきました。そして、髪が薄くなってきたのです。これにはショックを受けました。人生で一度も起きていなかったことが起きたのですから。元々、自分は気分の変調が激しい人間だったのですが、ずっと抑鬱気分が続くようになりました。アナニーをする前は、頭の中で一日中、言葉で考え事をしていたような人間でした。ところが、肛門弄りをやるようになってから、思考力が格段に落ちました。言葉が頭の中でうまく回らなくなりました。散々、閃いていたアイデアもどっかに逝ってしまったようです。創作活動もまともにできなくなりました。頭の回転も悪くなったような気がします。
はっきり言います。アナニーは絶対にやめてください。快楽と引き換えの害が多すぎます。私は上記のような状態になってしまったが、これを読んだあなたは踏みとどまることができるはず。自分に打ち勝ってください。誘惑に負けないでください。
下記書籍を読んだ。今後のために、得られたことを整理して文字列化した。発信したくなったから匿名ダイアリーに投稿。 高木 繁治 (監修),"脳のしくみ―脳の基本構造から記憶のあり方まで",主婦の友社,2010. 脳 人間の生命活動を総合的に制御する重要な器官 大きく分けて 大脳 人間の知的活動にとって最も重要な,思考・知覚・記憶・言語・運動などの働きを担う 小脳 身体各部の運動が正確に行われるよう調整するのが主な役割, 平衡感覚も 脳幹 呼吸、血液循環、体温調整、代謝など、生命活動の維持 神経細胞(ニューロン)、それらをつなぐ神経線維が多数 支持・栄養補給のグリア細胞 大脳 三層 古皮質 旧皮質 新皮質 古:爬虫類の脳, 旧:旧哺乳類の脳 本能的な情動にかかわる大脳辺縁系 運動にかかわる大脳基底核 新:最も人間的な部分 大脳辺縁系 細かく見ていく 短期記憶蓄積 海馬 好き嫌いや怒りなどの感情 偏桃体 意欲に関係深い 側坐核、透明中隔 快・不快で行動意欲につなげる 帯状回 各器官をつなぐ 脳弓 食欲や性欲などの生存本能 恐怖や好き嫌いなど人間の本能的な感情 偏桃体は「情動の中枢」、好き嫌い、快不快、原始的、動物的感情を生む 左脳、右脳 小脳 身体を使って覚えたことは小脳に記憶 反復練習で正確に 脳幹 命の座 大脳、小脳、延髄をつなぐ 器官 間脳(視床、視床下部) 中脳 橋 延髄 など 心拍、呼吸、血液循環、体温調整 大脳が意識的な活動の中枢であるのに対し、脳幹は無意識的な生命活動の中枢 視床下部にぶらさがる脳下垂体 視床下部の指示のもと、ホルモン分泌 前葉 成長ホルモン 甲状腺刺激ホルモン 副腎皮質刺激ホルモン 生殖腺刺激ホルモン プロラクチン 後葉 オキシトシン バゾプレッシン その他 利き手 男女の脳 脳梁 女性のほうが太い 前交連 視床間橋も 左脳と右脳両方を連携して話す, コミュ力高 など 神経細胞, グリア細胞 情報伝達 神経細胞 大脳に140億 小脳に1000億 脳全体 千数百億 情報ネットワークを形成 構成 樹状突起, 他の神経細胞から情報を受け取る 軸索 樹状突起の一番長いもの、他の神経細胞との連絡, 神経細胞同士が結びついて情報が伝達され、新たな結びつきができることで”記憶”として蓄えられる 細胞体 心臓部 グリア細胞 接着剤 サポート 最近の研究では、グリア細胞も情報伝達に加担? 神経細胞 情報伝達 電気信号 軸索 シナプス 神経伝達物質 電気信号の伝播 細胞膜 イオン チャンネル開閉 膜内と膜外とで電位差 電位差が隣に影響を与えそっちでも電位差 軸索を伝搬 軸索を髄鞘が覆っているかどうかで、伝搬速度も変化 情報伝達2 単一神経細胞内においては電気信号で伝達 神経細胞間のシナプス間隙では神経伝達物質で伝達 神経系 中枢神経 脳 脊髄 末梢神経 体性神経 感覚神経 運動神経 自律神経 相反する2種の拮抗でバランス ホメオスタシス 交感神経 興奮緊張 副交感神経 弛緩抑制 心 人間の心はどこにあるか 近代に入るまで:心臓 今:脳が重要 感情 人間だけがもつ特有のもの 親しみ 同情 憎しみ 羞恥心 動物的なもの 空腹が満たされたときの快感 睡眠不足の不快感 生命を脅かすものにあったときの恐怖、不安、闘争心 人間的な感情と区別して”情動”と呼ぶ 情動 視床下部 生物としての欲求、生存本能 食欲 睡眠欲 性欲 偏桃体 快 不快 怒り 恐れ 視床下部×偏桃体×海馬×外部からの情報=情動 怒りや恐れで生理的変化 交感 増 副交感 減 情動だけでは暴走してしまう。大脳の前頭連合野で理性的に制御 感情の情報を大脳に伝える 偏桃体が喜怒哀楽などの感情を判断すると、脳内ホルモンという神経伝達物質によって、大脳皮質まで伝達 脳内ホルモンの分泌コントロール:モノアミン系 神経細胞の集合 モノアミン系 A 1-7 ノルアドレナリン 8-12 ドーパミン 6は怒りの中枢 10は人間にしかない C アドレナリン B A,Cを抑える ホルモンが脳内に伝わって、緊張や興奮などの生理的変化を身体にもたらす 感情は脳内ホルモンによって引き起こされるといってもよい 役割 ドーパミン 快感、幸福感を増幅、意欲・運動調節・ホルモン調節 ノルアドレナリン 怒り、不安、恐怖の感情、覚醒、記憶 アドレナリン 恐怖 これらにたいして抑止的に作用する神経伝達物質 セロトニン 睡眠、体温調節、生理的機能、過剰な興奮や衝動・抑うつ感の軽減 不足するとうつ状態 片頭痛の発症にも関与? 幸福感の源 本能的な欲求が満たされたとき。動物全般にみられる ほめられる、試験合格、コンテスト優勝、新しい知識獲得 目標達成。小説が波乱万丈の末にハッピーエンド 快の感情を追求することが、まさに人間らしい幸福感であり、ひいては人類の進化につながる ドーパミンがその原動力 主な神経伝達物質 モノアミン ドーパミン ノルアドレナリン セロトニン βエンドルフィン アミノ酸 γ網の酪酸(ギャバ) グルタミン酸 アセチルコリン 神経ペプチド ストレス ホメオスタシス 病気やケガ、不快環境、トラブル、経済的不安といった原因(ストレッサー)から何らかの圧力を受けていると感じ、それに反応して心身が緊張している状態を指すのがストレス ストレスを感じると 脳内ホルモン分泌 → グルコース(身体のエネルギー源)の生成を促進 交感神経活性化 → 緊張が高まり、はたらきが活性化 ストレスから抜け出せず、長期間バランスを崩していると 睡眠障害、学習能力低下、集中力低下、感染症など 心拍数増加、血圧・血糖値の上昇、気管支拡張、思考力低下 ストレスの進行度 1. 警告期 ストレスに備えるべく活性化 2. 抵抗期 ストレスの原因と闘う時期 3. 疲労期 ストレスから抜け出せないと疲労期。糖質コルチコイドやアドレナリン、ノルアドレナリンなどが過剰に分泌されるために起こる。私たちがストレスを強く意識するのはこの時が多い ストレスは本来、外からの物理的、心理的圧力に備え、克服するための脳や身体の反応 ストレスが日常的にあっても不自然ではない ストレスのレベルが高すぎても低すぎても生産性は落ちることが証明済み 適度なストレス必要 定年後に燃え尽きてしまう人は、ストレスが少なすぎだからかも 必要なストレスでも、慢性化すると心身に変調 不安障害 強い恐怖感 動悸 息苦しさ めまい パニック障害 強迫観念へのとらわれ 強迫性障害 PTSD 人間が幸福を感じるとき、大脳辺縁系の帯状回にあるスピンドルニューロンという神経細胞が活性化し、細胞が伸長する いったん長くなると、不幸があっても縮まない 長い分だけ幸福感が持続する 幸福体験を重ねるほど伸び続ける ストレスに対しても強い抵抗力を持つ と言われている くよくよしないで前向きに考えることは脳を活性化し、免疫力を高め、病気を悪化させない効果につながる 恋愛 性欲 視床下部 第一性欲中枢 セックスを求める機能 第二性欲中枢 セックスを行うための機能 第一: 男 >> 女 第二(男):摂食中枢のそば。空腹で生命の危機だと性欲高 第二(女):満腹中枢のそば。失恋でやけ食いはこのため? 人間だけがもつ感情の一つに、恋愛に関する感情 恋愛感情を起こすのは主として性欲の情動だが、それだけではない 恋愛対象としてふさわしいかを総合的に判断するのは前頭葉にある前頭連合野 言語 すべての民族に備わっている 記憶 短期記憶 作業メモリ 長期記憶 ストレージ 陳述記憶 意味記憶 一般的な知識 エピソード記憶 出来事 非陳述記憶 手続き記憶 身体で習得する記憶 プライミング記憶 無意識のうちに思い起こす記憶 エピソード記憶は、意識すれば比較的容易に思い出せる、意味記憶はきっかけがないとなかなか思い出せない 頭の中に画像を描いたり、メロディをつけたり、音読したり、語呂合わせにしたり、物語にしたてる、五感を駆使するなどすれば、意味記憶も同様に定着が可能 睡眠 体と脳の休息 夢 睡眠中に脳内で起こる仮想体験 五感 略 脳の発達・進化・老化 系統樹 魚類 両生類 爬虫類 鳥類 哺乳類 人類 大脳の神経細胞数 受精後四か月=成人 誕生後に神経ネットワークを構築 20歳ころに完成 脳の老化は、神経細胞の変形と、脳内における密度の低下によるもの 大脳皮質の細胞数はあまり減少しない 脳幹の黒質では大きく減少、黒質は運動調節・ドーパミンを分泌、運動能力・意欲の低下 神経細胞同士をつなぐシナプスは増えることはあっても、減ることはない。記憶力や運動能力は衰えるが、思考力や判断力は衰えない 植物状態:大脳は機能停止。脳幹は機能 脳の病気 略 以上
未だに手書きが基本だということ。
正直言って手書きする機会は少ない。日本語でも手書きは少ないのに英語ならなおさらだ。会話の授業は置いておくとして、読み書きの授業は全てパソコンを利用したものに置き換えてほしい。
メリットをあげると、
1. 今までできなかった句読法の指導を行うことができるようになる
2. タイピングが速くなる
以下順番に、
1. について:
ある程度英語ができる人でも、正しくスペースを空けられない人が多い。英語のスペースはカンマとピリオドの後に一つ打つ必要があるのだが、日本語の習慣を引きずってか、カンマやピリオドを打った後にスペースを空けずに平然としている人がいる。これは知っていればすぐに直せるミスなのに、知らないせいで読みにくい英文が量産されている。はっきり言ってウザい。
2. について:
今の時代手書きなんかしないから、手書きが速くてもメリットはあんまりない。それよりも速く正確にタイピングできることの方が重要だ。国際比較でよく弱いと言われている、日本の子供のITリテラシーも補強できるかもしれない。
3. について:
パソコンを使って英文を書くことが当たり前になれば、スペリングにこだわる必要性は減る。毎日単語テストに10分費やしていた時間から解放されれば、読み書きの練習に充てられる時間は多くなる。そもそも、単語のスペリングなんて覚えたって英語の仕組みの理解には全く役に立たないのだ。
たいてい、教育を変えようというのは方針の変更であって、例えばよく言われる「今までは読み書き変調だったがこれからは会話を重視しよう」なんていうのは、会話のために読み書きを犠牲にしようという論である。でも「読み書きの授業をパソコンベースで行うべき」というのは、何も犠牲にしない。学校によってはパソコンの台数が十分用意できないかもしれないが、カリキュラムの変更は必要としないから、パソコンを使うことができない学校では引き続き紙ベースで授業を行える。パソコンが用意できる学校では、同じカリキュラムでパソコンを使って授業をし、空いた時間で追加の読解・作文の練習をさせることができる。
○朝食:なし
○昼食:サッポロ一番塩
○調子
むきゅー!
ぶっちゃけ、ちょっと笑いすぎて価値観がブレブレになってる気がするので、点数とか感想はあまり気にしないで欲しい。
平均点とか出そうかと思ったけど、面倒くさいうえに何の意味があるんだ感があったのでやりません。
明日と明後日もお休みなので、むきゅー! むきゅー! します。
・後手:4点
飯塚と角田が飲んでいると、角田の忘れ物を届けに豊本がやってきて……
あーこのグダグダ感いいなあ、尺が短いのが物足りないなあ。
・余裕:4点
飯塚が経営するケーキ屋に商談をしにきた角田と豊本、自信満々の豊本だが……
面白いなあ、この彼らの脳内で手のひらがぐるぐる返されるのが、本当にオモシロい。
・隣席:2点
面白いんだけど、実は店員って捻りがちょっとイマイチだったかも。
・東京の両親:1点
角田と豊本が経営する食堂の常連の飯塚だが、今日は何か伝える事があり……
うーーーーん、なんかよくわからなかった。
・謙遜:3点
豊本がオーディションに合格したことを祝う三人、しかし当の豊本は……
面白いんだけど、大オチに繋がるどんでん返しが、完全に外部から湧いたものなのが気になったかなあ。
・この時間:1点
・家庭訪問は三つ巴:3点
毎回恒例の大長編、なんだけど、ちょっとまとまりが無い感じかなあ、ちょっととっちらかってて、よくわからなかった。
・最終日:3点
ハワイにきた三人だが、旅行の最終日に豊本が病気で倒れてしまい……
このグッダグダグダ感がたまらないなあ、けど普通な感じもする。
・気遣い:3点
これも「らしい」感じで面白いけど、ちょっとイマイチ乗り切れなかったかなあ。
・めんどくさい親友:2点
・市民の味方:2点
自転車が絡んでしまった角田と豊本、外れないため警官の飯塚を連れてくるが……
うーーーーん、面白いし、いつものノリっちゃノリなんだけど、ちょっとくどかったかなあ。
こういう「繰り返しの妙」的なネタに弱いので、ゲッラゲラ笑えてしまう、三人とも手のひらを返すのも構成がよく出来てて、すごく面白かった。
・魔が差して:5点
結婚している角田と豊本、しかし実は豊本は飯塚と浮気をしていて……
真面目な話からの、一気に手のひらを返すこの感覚が、もう面白くてしょうがない、グダグダ同じ話をするだけなんだけど、ずーーっと笑えてしまう。
・帰省にて:5点
久々に帰省してきた角田、高校時代の同級生の飯塚と話をしていると次第に……
恒例の長編コントだけど、面白すぎる。もう笑えて笑えてしょうがないうえに、大オチがハッピーエンドなのも素晴らしい、面白いなあ。
・先輩の土下座:4点
仕事の後、豊本は飯塚が土下座したことが気に食わなかったが、実は角田は……
・新オフィス:4点
新しいオフィスの配置を考える三人、しかし角田の意見に2人が……
「まあねえ」の動きが面白いなあ、こういうの弱かったイメージなんだけど、これは面白いなあ。
・終業後:2点
角田が豊本に説教している様を撮影している飯塚、しかし撮影が終わったあと豊本が……
変人豊本ではなく、普通の人なのに、普通だからこそ可笑しい感じ、凄い面白い、オチも凄く良い。
・旅の打ち合わせ:3点
角田の地元に旅行に行くのが楽しみな豊本と飯塚、しかし角田が……
変人豊本炸裂なんだけど、起因がまだわかるだけに本当に面白い、そして何より飯塚の方を怒るって変調がかなり面白い。
巨匠写真家の角田が豊本とタバコ休憩しているとライターがなく、たまたまいた一般人の飯塚に借りるが……
なんか、普通な感じで、あんまり、書く事が思いつかないぐらい普通。
・センスなき故に:1点
三人が飲んでいると角田のセンスが無いという話題になっていき……
うーーーーん、恒例の長尺コントなんだけど、コントというより、なんか、うーん、ちょっとよくわからなかった。
スタッフロールに田所あずさがいたんだけど、あの田所あずさ? ころあず? ころあずはお笑い芸人だったの?(違う)
・同期会:5点
部下の態度について愚痴っている三人、本題に入った途端角田が……
駄目人間の角田は本当に映えるなあ、もうオチがわかってても笑えてくる。
・旅の達人:5点
新入社員の豊本の入社祝いで飲みにきた三人、飯塚の旅の話を聞いていると豊本が……
変人豊本節が炸裂、さらに飯塚の変調といいかなり面白い、完成度高い。
・防犯:3点
ルミノールって言葉の響きが面白かったんだけど、後半ちょっと失速したかな。
・20年来の友人:4点
面白いんだけど、もう少し変転があってもよかったかもなあ、必死な角田一本調子でちょっと後半飽きちゃった。
角田の調子が悪いコトに気付いた飯塚、その秘密を聞いていると上司の豊本がやってきて……
これもらしいなあ、必死な角田はもう見ていて本当に笑えてくる、こういう人間関係の妙で笑うの超楽しい、あー面白い。
・5年分の想い:2点
豊本といい雰囲気になろうとする角田、そして遂に告白をするが……
・許せる心:5点
コーヒーショップのマスターの角田が自分がコーヒーのことを真剣に考えるようになったキッカケとなる話を飯塚にすると……
面白すぎる、東京03のコントをかなりの超時間見てきたけど、これが最高傑作だと思う、超絶面白い、面白いとしか言えない、最高です。
ふひひ、グラードン格好いい。
うーん、何か目標を決めないと、やる気が起きないな。
ぶっちゃけ、amiiiboをもう一体買ってきて、amiiboが戦ってるのを眺めるのが一番楽しい気がしてならない。
っていうか、あれだな、ポケモン以外に興味がないのがいけないな、何かスマブラ参戦作品をプレイしようかなあ。
3DSでも結構遊べるしなあ、どれがいいかなあ、少し考えよう。
○ポケとる
ガッツリ遊びたいときに不便だよね、スタミナ性。(100人中100人が思う感想で何の意味も無い文章だけど、日記ってそういうもんやん……)
飽きてきた。
そもとして、このゲーム運ゲーすぎて課金しようとか、頑張ってレアポケモンをゲットしようって気にならない。
今のイベントのポイント報酬のグラードンも、そりゃグラードンは好きだから欲しいけど、ゲームの性能としては別にいらないって辺り、歪なゲームだなあ。
未捕獲のメインステージをスキルをゴリゴリ使って、ゴリゴリ攻略した。
なので、残りは幻だけで、
の三匹。
さきほどツイッターでとあるツイートを見かけ、大変驚いたと同時にすごくやるせない気持ちになったので少し書かせてください。
そのツイートというのが、
とある向精神薬(検索避けのため薬品名は伏せます)を服用すると副作用として男性でも母乳が出たり、女性のように胸が膨らんだりします!とても現実味のある方法なので腐女子の皆さんはぜひこのネタで受けにミルクを出させてあげてください!Let's母乳☺
といった内容でした。
これをツイートされた方は実際にその薬で治療を行っていてその副作用もご自身で経験されたそうですが、
向精神薬というものがどういう状態の人が服用するのか、『副作用』という言葉の意味、男性の乳汁分泌・女性化乳房がどういう意味を持つのか、この薬を服用していてご自身でその作用を実感されているなら嫌というほどわかっているのではと思うのですがその上でこうしてネタにできるというのは不思議でなりません。
よく創作のための雑学bot~のようなものでも少し医学的な分野に触れた内容は見受けられますが、こういった具体的な疾患や治療、薬剤に関してその作用や症状などを面白おかしく扱うというのはあまりにも倫理観に欠けるのではないでしょうか。
ここでは名前を伏せましたが実際のツイートには薬剤の名前がハッキリと入っており、検索するとその作用や処方状況、服用している方の相談やブログ等も見ることができます。
その中でこのようなツイートが話題となり、検索結果の上位に上ってきたとしたらどうでしょうか。実際にうつ病等で向精神薬による治療が必要となりこの薬を処方された患者さんが、他に使っている人の感想や副作用を知りたくて検索をかけてこのツイートに行きついたらどう思うでしょうか。または女性化乳房や突然の乳汁分泌に驚いて、病院に行くのも恥ずかしくてネットで調べようと思った男性がこのツイートを見たら。どう思うでしょうか。
自分の病気が、または身体の異常がこのように面白がられてましてや性的なコンテンツとして消費されている現実をどう感じるでしょうか。
「前立腺は歳をとると大きくなるって聞いたから、若い人よりもおじさんの○○(キャラクター名)の方がお尻の感度がいいんだ」
といった発言を見かけたことがありますが、こちらも同じですよね。
前立腺は確かに加齢とともに生理的変化として肥大しますがそのせいで排尿に関する問題を抱えて悩む方もたくさんいらっしゃいます。
ましてや前立腺癌というものも存在します。おしっこの出が悪いなら前立腺癌ではないかと言われて不安になった方が検索してみてこれが目に入ったらどうでしょうか。
少なくとも私なら、自分の病気や不安の種をこんな風に面白おかしく書かれ性的なコンテンツのネタにされていたらいい気分はしません。
今回例として挙げたのはどちらも腐女子が男性の体について触れ、ネタとして扱ったものですが、もちろん逆もあるでしょう。
男性が女性の病気や疾患、体調の変調について興味半分で触れ、性消費のネタとすることも少なくはないと思います。
あくまでも今回私が問題と感じたのは『実在する疾患や障害の症状、その治療行為及び薬剤等を面白おかしくネタとして扱う』ことに関してです。
発信者及び対象となる方の性別や年齢・遍歴・疾患・国籍・人種等は問いません。誰が誰のどんな疾患(症状/治療/薬剤…)に対して行っても等しく問題であると思います。
自分も経験者だから良い、つらさがわかってるから良い、面白がるつもりはなかった…等、どんなことを言っても受け取る患者さんはそうは思いません。
医療者であればこのような発言がいかに不適切で患者の心を傷つけるか、また自身の立場を脅かすものであるかわかると思いますが、そうでない方には自分が発する疾患等についての情報の重大性がわからないのも仕方ないのかもしれません。
ですが、他者の病気、すなわち困難や苦痛をまるで笑い話のように扱うことが良くないことであるのはわかってほしいと思います。
実際に検索をかけてみたところ、当該薬剤の使用経験のある方の「向精神薬飲まなきゃいけないほど精神がまいってる時にこの副作用はつらかった」「かなりうつ病が進行してる状態だから性的な欲求は起こらない、それどころではない」といった苦言が見受けられました。ツイートされてからわずか数時間の間に何件もこういった意見が出されています。
医療者のように法的な責任を負えとは言いません。教育も受けていなければ免許を持つわけでもないのでその必要はありませんが、ともすればうつ病や精神疾患の患者団体等から訴えられたりしてもおかしくはないと思います。
御当人は「(疾患や薬剤の効能について)考え方は人ぞれぞれだから仕方ない、私はそう思わなかったからこういうツイートをしてしまったが、自分がこう考えるから他人もこうだというのは無理がある」「私の考えとあなたたちの考えは違う」「文句を言ったりブロックするのは自由だが考えを押し付けるな」と述べられておりますが、この件、すなわち医療に関してばかりはそうもいかないのが難しいところなのだということを、今回このツイートをした御当人にも、そしてこれを読む人にもわかっていただきたいと思います。
病気に関しては、当事者の受け取ったことが全てなのです。痛みがその本人にしかわからず数値化できないのと同じように、病気や障害のつらさやそれをどう受け取るかも確かに人によって違います。ですが、「人によって違うから面白く扱っても許される」ということではないのです。個別性があるなら、大勢に向けて誰か一人の尺度で発信してはいけない、もしするならそれは責任を負わなければならないということです。医療者の常識を押し付けるような形となるのは心苦しくもありますが、病気で苦しむ人がいる以上知っておいてほしいとも思います。
それがわからないのなら、軽率にこういった医療行為及びそれに関連した物品薬剤企業等に関する発言はしないで頂きたい。責任を取れないのは仕方がないが、だからといって何でも言っていいわけではないということです。
病気は誰でも当事者になる可能性があり、誰にとっても不安や苦痛をもたらします。
そのことさえ忘れないで頂ければ、このように疾患や障害・治療薬剤やその患者等を面白がって消費するような発言はできないと思います。
また、そのような発言を拡散する方たちに同じことが言えます。誰かがRTや共有などでその発言を広めることによって、これを不快だと思う方のところに届く確率は間違いなく上昇します。
発信しないことと合わせて、こういった疾患・障害・治療に関する不適切な発言は広めないこともお願いしたいです。
どうしても発信したい、そういうのが好きな方に教えたいと思うのであれば、せめてアカウントを非公開にするだとか、DMやその他クローズドな手段にて個人的にやりとりする程度の配慮はあってもよいのではないでしょうか。
自分の発言が誰からもアクセス可能なものであるということをきちんと弁えて頂きたく思います。
長くなってしまった上、ともすれば特定の一個人を攻撃するような形にはなってしまいましたが、今回あまりにも問題があると思ったため書かせていただきました。
これを機に少しでもそういった発言の減ることをいち医療従事者として切に願っています。
いたずらに患者さんの不安を煽ったり、不快にさせるようなことはやめていただきたい。たとえあなたが医療者でなく、その疾患に関係がなかったとしても。
病名や障害名、薬剤や治療法が存在する以上、それに苦しめられている方も必ず存在します。そしてインターネットはその患者さんとそれらに関係のないあなたを一瞬で結びつけることのできるツールなのです。どうか、どうかそのことを忘れないで欲しいと思います。