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はてなキーワード: ストレッサーとは

2024-11-12

anond:20241112124539

しゃべるタイプコミュ障は厄介よな

喋らないタイプコミュ障は無害やけどしゃべるタイプコミュ障は周囲のストレッサーになりがち

2024-09-08

ガチャ概念否定しないのが親の責任ってもんだろ

金銭的に依存してる内は、親の意に沿わないことを要望するのは甘えなんですよね。

世代の厳しい書き込みからはそう読み取れるし、少なくとも私はそう思って、学生時代は極端で古風で過干渉な親の下、従順に過ごしてきた。別に納得していたわけでも、割り切れていたわけでもない。言いつけの多くは世間様と乖離していたように思うが、反発すると衣食住やインフラを盾にとって蓋をしようとするので議論ができなかっただけだ。反抗期自分で押し殺し、不満を熟成させた結果、こんなところでしんどさを噴出させている今の私がある。

子育て中の上司らがおおらかで柔軟に考えている様子を見ると、就職し自立した今も、よその子に対して妬みを覚える。

一方、親を要領よくあしらえず、言うことを聞きすぎた私が馬鹿を見ただけとも思う(子が多少好き勝手しても、結局見離せないのが親なんだな、という周囲の例を見ているとなおさら)。

いつまでもはいない。この先、自分を導いてくれるのは他人。誰であれ他人と協力し合って生きていかねばならない。

そうもっともらしく説いたのは、ほかでもない親なのだが、ならば一般的な交友関係に支障がない程度には周囲と足並みを揃えさせてくれよ、と思うのは過ぎた願いだったのだろうか。

親だからといって絶対的に正しくないことは承知の上で、それでも立てるべきと従ってきた。リベラルな世の中では、不満を口にしようものなら自己責任と責められる。真面目であることはここまで報われないものかとびっくりする。

わかってますよ。アラサーにもなって理屈捏ねて、他責思考で悲観するのって精神的に幼いよね。過去は忘れて自分人生を生きなよって言うんでしょ。

でも、私が成熟していくための段取り邪魔したのは誰なの。抑圧されなければ、もう少し気を抜いて生きられたら、よその子に混ざって屈託なく楽しめたら、こんなに捻くれることもなかったかもしれない。生きづらくなかったかもしれない。

どうしてもそう思って病んでしまう。割り切るには失った時間が長すぎる気がするから。皆んなが当たり前に得てきた経験値が無いことが、自信を喪失させる。呪いを解くのは簡単ではない。

愛情免罪符じゃないと思う。飼い殺ししかならないこともある。間違った努力はどんなに頑張っても間違っている。うちはうち、も行き過ぎては無知による罪になる。分かり合えない親子は存在する。大の大人が夜な夜な一人泣いてしまうほど、相手存在ストレッサーしかならないことも。一緒に過ごすと常に緊張を強いられることも。こういう不満も言っちゃいけないと思ってたよ。罰当たりで、親不孝だと自分を嗜めていた。ずっと。

離れて暮らしているので、親に会うのは年に数回ほどだ。この先もなるべく親の顔を見ない毎日を望んでいる。病や不慮の事故で自活ができなくなるのが一番怖い。介護問題だってから恐怖だ。介護疲れの心中は偶にニュースになるが、責任感の強さにむしろ感心する。私だったら、親を見捨てて自分だけ死ぬ

学生のうちは親に従え、っていうじゃない。

だったら、将来的に親ガチャ失敗ってことで逆に切り捨てられても、それはそれでしょうがないよね?

子は親を選べないけれど、愛想をつかす自由くらいはありますし。

もし同じようなことで悩んでいる学生さんがいたら、子供の内は別に聞き分けなんて良くなくていいよと言いたい。この手の悩みは無数にあると思うけど、ここにも知恵袋にもある厳しい言葉はただの建前なので。

人の顔色読んでたら我は通せないし損をするっぽいよ、この世界は。何やかんや既成事実を作れる奴が強い。まあ、偉そうに言ってる私は何の責任も負わない、他人しかないんだけどさ。

2024-07-08

YouTubeの切り抜き収益剥奪について思ったこ

これは趣味でほそぼそとマイナーVTuberの切り抜きをガイドラインにしたがって作っている人間怪文書です。

登録者数も再生数も少なく最初から収益化していないので今回の件で直接損も得もしていません。

しかしたら、大手切り抜き動画作成者(以下、文字数節約のため「切り抜き師」)がやめればPVが増えるかもしれないけど、あまり歓迎できる気分ではありません。

関連リンク

YouTube公式から「切り抜き動画は全てプロモーションであり、ポリシーに反する」という見解を受け取りました

https://www.youtube.com/watch?v=U1RLf4qqBG4

YouTube、「切り抜き動画」の収益化を停止へ

https://togetter.com/li/2397403

YouTube理屈について

 言っていることは尤もで、それに納得しているブコメにも共感できます

 しかし、切り抜きが元動画プロモーションであるという理屈を拡大すれば、ゲーム実況のものプレイするゲームプロモーションであるということもでき、すべてのゲーム実況から収益剥奪道筋も立つのではないでしょうか。ちなみに上記Togetterコメント欄でもnekodaisuke1って人が近いことを言っています

 YouTubeが切り抜きの収益化をなくす代わりに、ゲーム制作会社にその分の広告費を支払うのだったら、個人的には素晴らしいことだと思うのですが、実際には切り抜き師から収益剥奪しただけに留まっています

 いずれは配信から収益化を剥奪し、ゲーム会社への還元最後までないのではないかとの疑念を覚えます

切り抜き動画ばかりがオススメに出てきてウザかったのでありがたいという意見について

 YouTubeには大量の動画アップロードされており、私のような収益化されていない再生数数十の零細切り抜きもたくさんあります収益化を剥奪されてやる気を失った人の切り抜きが上がってこなくなったとしても、そのような切り抜きが上がってくれば結局貴方の不満は解決しません。

 YouTubeアルゴリズムが切り抜き動画を次々と紹介してくることが根本的な問題であるのに、プラットフォーマー批判できず矛先を切り抜き師に向けているように見えます。目先のコロシアム残酷ショーに快哉を叫んでも刹那的ストレスが解消されるだけで、大元ストレッサーをもたらす全体的な状況は悪い方向に進んでいく恐れがあります

VTuber動画配信サイト未来について(妄想成分多め)

 実はFC2においてアダルト配信をするAVtuberが次々にBANされるという出来事が少し前にありました(参考https://x.com/RyuzenNikomi/status/1804499546048995475)。現在はAVtuberたちは韓国のRPLAYというところなどに避難していますFC2においては中の人が成人女性であってもアニメのガワを使えば全てロリということで絨毯爆撃されたようです。

 どうもクレジット会社を経由して、「成年向けゾーニング」のバリアを「ロリから問答無用イリーガル」の論理突破することを覚えた人たちがいるようで、更に「アニメ絵=ロリ」すなわち「アニメ絵=イリーガル」の三段論法通用し始めている気配を感じます被害妄想成分多め)

 YouTubeにおいても最近またVtuberのASMRのBANが頻発しており、当面のASMRを避けるようになったVtuberも出てきています。ちなみにちょうど2年前にもVTuberのASMRのBAN騒動がありました。

 YouTubeとしても一緒くたにロリコンテンツだとレッテルを貼られて攻撃されかねないVTuber距離を置きたがっているのではないでしょうか。VTuberスパチャ収益が大きいと言ってもVTuber事務所はグッズ販売ライブチケットなどでYouTubeを迂回して利益率を高めることに熱心なので、将来的には配信させるメリットよりデメリットの方が大きくなるとYouTubeが考えていても個人的には違和感がありません。

 しかし、VTuber動画配信サイトから追放を繰り返された場合、最終的にはロシアなどのサイトビットコインを使って有料配信を行い、その収入の一部はウクライナ侵攻の資金源になってしまうような事態も考えられます。きっと心配のしすぎでしょうが

 視界に入れたくなくて追放運動を繰り広げている人たちにそういう想像力はないと思いますが、民主主義国家司法にはそうなることも覚悟の上で今の風潮をどこまで後押しするのか問いたいところです。

個人的気持ち

 収益化しているような編集技術の優れた切り抜きがゴミあつかい罵声を浴びているのをみると、それとは比べ物にならないほど拙い趣味無償自分の切り抜きはなんなんだ…と酷く落ち込みます。そうやって切り抜き師全体のモチベーションが落ちるように上手く罵倒しまくれば、もしかしたら批判者の望む切り抜きのない清浄世界がやってくるかもしれませんね。いや、公式お金をもらっている切り抜きと悪意のある切り抜きだけが残るのでしょうか。

2024-06-06

anond:20240606202904

わけもなく殺したくはならないけど、動物も狭い場所に押し込められると仲間同士で殺し合いするから、やっぱ教室という檻がストレッサーになることもあるのかもって

2024-06-01

生存戦略とは血の流れる生傷の輪郭であるが故に

生きていると、

忌避され、蔑まれ罵倒され

嫌なことばかり起きる。

自分が嫌な思いをするのは仕方ないと、人のために行動すると、

迷惑だ、関わるなと

忌避される。

極力、誰とも関わらずにいると、

不適合者だ、社会ゴミだと

まれる。

どうしようもないのだと、首を括ろうものならば

馬鹿な事をするなと

罵倒される。

俺はこんなに嫌々生きているのに、

死んでいく奴はずるい。

お前達も、忌避され、蔑まれ罵倒され、唾棄されて

生きて行かなければ、気が済まない。

――「生きるのは苦痛だ」より

人は呪いや傷を受け、それでも猶も肉体はその生を継続する

理不尽な強制として産み落とされ理不尽強制として生きていく

ストレッサーに対してストレス対処が生じるように、作用に対して反作用が生じるように、

足掻きという名の生存戦略が、その肉体と魂に刻み込まれ

人は苦悩と悲哀を抱え、縛られ、それらの奴隷として生きていく

それは進化過程と似ている

遠い我らが祖先は、きっと寒い冬の時代抑鬱状態になっただろう

怯え、不安になり、神経質になり、目の前にいつでも最悪の状態を想定していただろう

から、生き残った

呪い多き我々は、それでも生きる価値があるとこの世を這いずるだけの人生である

Out, out, brief candle!

Life's but a walking shadow, a poor player

That struts and frets his hour upon the stage

And then is heard no more.

――シャイクスピアマクベス



障害を負い、新しい心と体になり、しかし「以前の自分連続に生きる自分」としての意識もあり続ける中で、それでも機能低下という現実に向き合い

それでも、「それでも私は生きる価値がある」と思える事の、何と稀で貴重である事か

「世を呪い、人を呪い、それでもただ生きている」というが本当の所である

2024-05-21

七つの大罪ってアレ、人間原始的ストレスの発散方法だっただけやんね

食べまくって発散

エロいことして発散

集めたいもの全部集めて発散

キレて発散

サボって発散

妬んでストレスの原因を特定

物事を下に見て優位性を維持

 

ん?妬みがなんか薄いな

原作の方の修行論の方ならより“なんだストレスの発散方法じゃん”って思いやすいな

 

食いたがって

ヤリたがって

儲けたがって

泣きたがって

怒りたがって

無駄なことを辞めたがって

偉ぶろうとして

自分以外は下であってほしいとか考えちゃって

 

ただまぁストイックな奴が『ストイックにやろうと思ったら〜こういうのにぶつかるかもね』って書いてただけのやつなんだよな

 

そう、罪だとか書いてるけど元は「お前がやり遂げようとしてるものにはこんなに障害があるんだぜ!」の奴でしかなかった

原罪とか言われても、『いや、こっちは全然その欲望との折り合いつけて生きてますけど』って言われたら「あ、そうですか…こりゃまた失礼しました…」で終わる奴だった。

逆にそれに対応した美徳遂行しようとしたらすげえストレスが貯まるやつだし

節制だの、純潔だの、慈善だ寛容だの、忍耐だの、勤勉だの、感謝人徳だの、謙虚だのって文字で並べただけでストレスが溜まる単語ばかりだな、修行論は結局その誘惑を振り切った先に不動の心だ愛だ超然とした状態が持てるだのがあるから“その8つの想念を振り切る利点”がわかりやすかったけどさ。

美德ってなんだよって感じだよな

そう、社会美徳を維持してくれる人にちゃんと利点を分け与えてくれるならみんな美徳を維持するんだよ、そのストレスが溜まる行為をさ。

 

節制すれば金が残って明日生活も安定するし

純潔であれば肉体にハンデを背負う心配不貞によってお互いを疑い合わなくて済むし

慈善行為をすればその行為によって人も社会一時的に助かるからより進歩したものが手に入る可能性が上がるし

寛容であれば物体的なものに執着せずに使える時間が増えるし

忍耐すれば怒りによって破壊されるようなものがなくなるわけだし

勤勉であればどこかで役に立つ知識が増えるかもしれないわけだし

感謝していれば感謝を返されたりして充足感を得たり、返されなくても嫉妬する程ではないと気付けたりするし

人徳があればより嫉妬もする必要性がないわけだし

謙虚であれば伸ばした手を取ってもらえる可能性も増える訳だし

 

そういう見返りがあるなら美徳してても問題ないのよ、多少のストレスは誤魔化せる

見返りが無くて、それこそその信仰を熱心に維持して超然としたい訳ではないなら最初から関係ないんだよな

みんな変に超人にさせられかかってるんだよな

でも中身が人間から『なんか理解できない〜』ってなって調子おかしくなるんだよな

そして普通に暴れたりヤッたり、食ったり寝たりして『なんかわかんねえけどストレスなくなったわ〜』ってなるんだよ

大罪かいうのもキリスト教にとっての大罪だしな

何の信仰も抱けねえストレッサーには『そんな発散方法が!』ってなる内容なだけなんだよな

ちゃん信仰を抱いた時にやっと『まぁ神に祈るっていうオナニーをしてる訳だしそれをもっと気持ちよくなれるところで維持したいなぁ』って神経になって大罪だなんだを意識するんだよな

その趣味が維持させてもらえるなら〜でしかないんだよな

別に維持する意味がないなら超然人間を維持する為の秘訣で終わる。

それでもストレスは溜まる。

何の宗教にも属していないのに超然人間しててワロタと指差されることもなく、ただただ超然人間を目指すために生きてストレスを溜めることになる。

からちょっとご褒美で飯食ったり、シコったり、金稼いだり、泣いたり、怒ったり、やる意味わからんことを辞めたり、自分の実力を上げたり、地位上げたりしてストレスを発散していいんだ

そういう宗教をしてる訳じゃないもんな、俗っぽいと笑われても単なる哀れな人間として生きてるのだから大罪が8つ9つ提示されようがストレスの原因を探して発散していいんだ。

2023-09-07

ストレス耐性は、脳内におけるドーパミンへの感度の強弱の違いにも見られるなど、先天要素の強い資質として判断され、後天的トレーニング可能ストレス対処力(コーピング能力)とは異なる

同じストレッサーから同様の攻撃(刺激)を受けても、それを苦しく辛く受け取る人はストレス耐性が低く、はね返したり、乗越えられる人はストレス耐性が高いと判断できる

ストレス耐性は、脳内におけるドーパミンへの感度の強弱の違いにも見られるなど、先天要素の強い資質として判断され、後天的トレーニング可能ストレス対処力(コーピング能力)とは異なる

同じストレッサーから同様の攻撃(刺激)を受けても、それを苦しく辛く受け取る人はストレス耐性が低く、はね返したり、乗越えられる人はストレス耐性が高いと判断できる

2023-06-12

anond:20230612125304

トラウマリスクを持ってくるなら割とどんな物事にも害があるって言えるようになる可能性あるぞ……。

トラウマストレッサーを受け何らかのストレス反応があった時に適切な対処をしなかったらなるストレス障害ともいえるから

ありとあらゆる刺激はストレッサーになり得るよ。

2023-05-23

退職代行という名称が台頭する前から退職代行に似たサービスを使って職場をバックレしてきたクズだが

退職代行サービスを利用する人間に対し「クズ」「社会人としてなってない」「非常識のゲボカス」「退職の申し入れや交渉くらい自分しろ」「料金の無駄」というネットでの意見をよく見かけるが、常識があってクズでないまともな社会人ならそもそも退職代行なんて利用しないのだ!

当方新卒一社目でメンタル休職ののちに退職し、その後正規非正規職を転々としてきた。そのうちクビ3件、職場バックレ4件、うち退職行使用が3件というどこに出しても恥ずかしくない経歴のクズである。こんなクズものうのうと生きている経緯と現状とお話しし、もし今の職場のことで悩んでいる誰かの参考になったら幸いだ。また、こんな開き直り底辺ゴミにだけはなりたくないという意味で皆さんの癒しになれば嬉しい。

・なんでそんなゴミなの?

1社目でメンタルをやってか以降当日欠勤しまくり、朝起きられない、寝込む日が激増し勤怠不良の積み重なった結果です。心療内科でも相談改善を試みたが現在も全快はしていない。ASDやADHD検査もしたけれど健常域と結果が出て、社会性のないウンコ健常者になってしまった。

また、性格的にもストレス耐性が低くキャパ狭なのと、コミュ障以前の人嫌いが災いし、どの職場でも基本的孤立してしまう。他人に興味がなく無関心のため、みんなでの昼食や飲み会や、職場の噂話や世間話苦痛に感じる。人間関係の難の大部分は自分の傾向にすべて起因する。勿論申し訳ないが本当に合わない職場上司同僚もいた。

退職代行(正確ではないが)を初めて使用した経緯

何社か非正規で食いつないだが、その後正社員転職した。経済的安定も目的だったが、世間体が主な転職理由だったと今では思う。仕事生産支援の窓口部隊だったが、その部署は真夜中までの対応が多く、上記の当欠癖も治らず、致命的なミスをして現場の人に怒鳴られ修復不可能なまでに信頼を損ねた。リカバリーとか善後策など考えられず、自分ミスのせいなのにパニックになり保身に走り、「もう二度と出社できないから辞めるしかない、だがもう退職を伝える勇気も気力もない。そもそも会社の人ともう話せないし顔など合わせられない。絶対に無理」という状態になった。

その際、無い知恵を振り絞り「便利屋」という単語を思いつき、退職電話などを請け負ってくれる便利屋ネットで探した。当時は2010年代中盤で、まだ「退職代行」に特化したサービス企業はなかった記憶だが、不倫の密告や興信所探偵まがいの業務をしている便利屋の中に退職電話代行というものがあり、実家母親なりすまし体調不良理由退職意志を伝えてもらった。その間は職場に連絡できず、無断欠勤していた。なお、現在退職代行ではおそらく親族パートナーなどのなりすまし設定での電話はNGだと思う。また、今も自分が依頼したような類の電話代行の業者存在するが、どちらかというと、不倫クレームの密告代行の意味合いが強い。

・使ってどうだったか

上記の当時利用したサービスでは、今の退職代行のように「利用したら最後まで会社人間とやりとりが必要なく、代行経由で連絡可能」というシステムはまだなかったが、それでも「引継ぎもせず、最低限のやりとりで会社をやめられた、逃げられた」ということは自分にとって本当に救いで、命と心が助かったことに感謝した。料金も会社の人に顔を合わせたり、謝罪をしたりという精神苦痛を鑑みれば、タダのようなものだと感じた。時を経て、退職代行会社が雨後のタケノコのように出現し世間話題になった際も、「やはり自分のようなダメ人間がこういったサービスを利用するのだろうな」という納得感があり、ニーズが形となって顕現したのだと感じた。

なお、その後2社でも業務についていけない、ミスの連発、人間関係、勤怠不良などが原因で退職代行を利用させてもらった。加えて1社もブッチしたが、その際は貯金が少なくお金ケチって自分で辞めると伝えたが、資金に余裕があったら絶対退職代行を利用したかった。

コロナ禍、そしてテレワーク普及という僥倖により長年のバックレ要因が偶然すべて解決

書いた通りなのだが、その自分で辞めると伝えてバックレた職場の次に決まった契約社員仕事が始まったとたん、コロナによるテレワーク普及が起こった。すると、長年のバックレの原因だった「朝起きられない」と「職場孤立してしまう」という問題解決してしまった。例え朝起きられなくても、始業ギリギリに起きパジャマ姿でPCに勤務開始の報告をしてちゃん業務をすれば、ひとまず出勤したとされる。そして、コロナ禍では会食なんてもってのほか職場での飲み会ランチNGになり、いつも頭を悩ませていた食事の場でのコミュニケーションと、会社での雑談自体消滅した。そのため、いつでもどこでもボロボロだった勤怠が他の社員と何ら変わりない状態になり、偶然だが仕事ぶりを評価され、現在正社員となっている。

何の努力改善もしていないのに、環境だけで社会的に助かってしまった気分だ。現在は在宅リモート半々で働いている。たまに心身の不調で起きられず寝込んでしま病欠になる日もあるが、それでも昔に比べると勤怠は飛躍的に改善した。

・バックレる人、クビになる人はいるところには結構いる

これはクビになった職場担当していた業務で実感したことだ。フェイクを入れるが人材会社就業開始するスタッフの勤怠管理業務に関わっていた。すると、自分より遥かに優秀で立派な経歴の人でも、第一印象がいい人でも、家族子供がいても、突然会社に来なくなる、無断欠勤をする、試用期間終了前に合わないと泣きながら電話してくる、まるでかつての自分のような人を結構な頻度で見た。Z世代とかゆとり世代はおろか、年代性別や家庭状況は関係ないようだ。また、勤怠不良や能力不足で試用期間終了前に雇用から契約終了にされる人も多く見た。

以前は自分のような人間ネットでは観測すれど現実ではなかなか見ないから、異端社会不適合者なのだ確信していたが、同類はいるところにはいるのだなと肌で感じた。

退職代行を使うべき人

ここで、退職代行を使ってもいいんじゃないかなと想像する人の特徴を挙げる。

①自●を企図するほど精神的に追い詰められている人:

仕事職場人間関係けが自●の原因なのなら、使ったほうがいい。できれば心身が完全にやられる前に、体力気力があるうちの利用を推奨する。一度完全に折れると、その後の社会復帰が困難になるし時間を要するためだ。ただ、増田は自●自体は仕方ないんじゃないか派なので、仕事以外にも持病や家庭の悩みや慢性的な生きづらさを抱えた人が、己に鞭を打ってまでつらい状態のまま生きる必要はないとも考えている。

自分の失敗/挫折や評判が下がることを受け入れられる人

「あの人は退職代行を使った」と噂されたり、それを知られた関係者にはある種の偏見を抱かれることは間違いないので、それが気にならない人は役職雇用形態問わず利用していいと思う。逆に自分挫折や失敗を受け入れ難い、プライドがある人はまず退職代行は利用しないんじゃないか・・・自分プライドがないので、バックレた職場の方々に対し本当に申し訳ない気持ちがあれど、二度と生きてお会いしたくないので、自分練炭自●などで死んだものと思って忘れて生きていってくださいと念じている。

退職代行を使うべきでない人

上記のように、心身が死の淵に追いやられている人はまず命を守る行動を取ってほしいが、使うとリスクがあると想像する人を列挙する。

情報ネットワークが密な田舎などに住んでいる人

増田現在都市部在住だが地方での暮らし経験している。その際近所の無職の人が外で散歩するだけで恥だから家の中にいろ!という親御さんに叱られている話を聞いたことがある。退職代行を使ったことが近所や職場に広まり、今後の就職どころか生活に支障をきたす、あるいは詰むレベルの支障が出る場合はそのリスク考慮したほうがいいのではないかと思う。

②過干渉家族と同居している人

増田退職代行を使ったのはいずれも一人暮らしの時期だ。バレなければいいと思うのだが、同居家族パートナーに知られて干渉されそうな人は警戒しておいたほうがいい。5ちゃん職場バックレに関するスレッドで、バックレ常習犯は緊急連絡先の家族の住所は電話番号はでたらめを書いておくというアイデアを参考に、増田も緊急連絡先は最寄りの水道局の住所電話番号に設定している。

職場人間関係が強固な人

①②と同じ種類だが、例えば仲間と企業したけど逃げたくなった・・・という場合人間関係にしこりを残すと想像する。現代ではなかなかないと思うが、同族の小さい企業や少人数のベンチャーなど、職場人間関係が密で後々の人間関係がトラブりそうな方も要注意だ。(辞めたあとに電話SNSなどでDMが来るとか)

・当然だけど、辞めた後の人生は誰も責任を取ってくれない

退職後に休養するのも再就職するのも自由だけれど、その後の人生責任自分以外誰も取ってくれない。中には医療福祉に繋がるほうがいいケースもあるかもしれないが、勤め人を続けたい場合はその後も工夫や行動し続けることが大切だと感じる。男女問わず経済的に頼れるパートナーを探すというのも生存戦略としては立派なひとつ方策だ。下記リンクは以前ネットでも話題になったもので、今回の趣旨とは異なるが、早いうちから行動することの大切さについては参考になるかと思う。

http://www.carpefidem.com/column018.html

環境や適性をもう一度考えてみる

職場との相性は、入ってみたら人が定着しない魔窟のようなポジションだったとか、ホワイト大企業だけどその部署だけ何故かモンスターのようなストレッサーだらけとか、運で決まってしまう要素も大きいと感じる。ただ、ある程度自分の向いてる環境や適性について検討し、判断することも必要だと思う。向いてなくて耐えられなかったら、また退職代行を使えばいい。

人付き合いの苦手な人は、できるだけ接客から離れた上流工程業務内容の企業に応募する(コミュ障も突き抜けると接客適性無双他人への関心がないのでクレーマーをしゃべる人糞とみなせるという意見もあるが、限られたエースだけの才能だと思う)とか、マルチタスクではパニックになりがちな人は定型業務メインの仕事を探すとか、お子さんや家族ケアで早退や欠勤が続いてしまうひとはフレックス制や裁量労働などで調整できる職場を探すとか、できるだけ自分の苦手に直面する機会の少ない仕事を選んでほしい。

お前が言うなが過ぎるが、テレワーク可能職場という環境面での選択肢が無かったら自分社会的に詰んでいた。また、当座の給料のためにコミュ力に自信がないのに、客先/社内問わず大量のストレスフルな交渉が発生する職場自分スキルに見合わない仕事内容に考えずに飛びついた経験が少なからずある。

増田現在「やりたくない仕事は星の数ほどあれどやりたい仕事はない」というドクズ思考で、自分にできる仕事ならありがたく精一杯やって、ダメなら逃げようというスタンスだ。

「好きなこと/やりたいことを仕事にする」は覚悟がないと危険だと思う。インドア派やオタク気質の人は、アニメーターゲーム会社エンタメ企業出版社関連企業への志向性が強い傾向だと思う(かつて自分就活病で何社か説明会を受けたことがある)が、大手でない限り土日昼夜問わず働かされ、期限納期の厳しいブラック環境職場も多い。エンタメサービス業は、みんなが楽しんでいる休み余暇の時期が繁忙期だ。また、ブラック企業はある程度公式に開示されている情報労働条件判断できる。

まとまらないが、サービスでもなんでも利用し、つらい思いをしている人ができるだけ生きやす環境で生きられるよう願う。

2022-11-11

anond:20221111091413

本当にダメな時は、ストレッサーから逃げる。

会社なら辞める。

家族とか自分病気問題だと難しいな。

嫁の不倫とかなら離婚すればいい。

2022-11-07

anond:20221107133751

メンタル改善が一番の目標なんですが、

子供が成長して意思相通が大体できるようにならないと改善しないという見通しで。

長期の土日預かりの実施は難しいです。お金がないわけではないですが、続きそうにありません。

難しい。

メンタル改善ということで心療内科にも行ってもらいましたが、結局のところストレッサー子供で切り離せないためうまい解決案がありません。

2022-06-08

anond:20220608113721

ほんとそれ。

のもの昇華できる人は大したストレスないのではと思ってる。

そのストレッサーから逃れるためにはそのストレッサーをつぶすしかないよね。

2022-05-19

anond:20220509140519

貴方とその人の問題で、もっと言えば貴方がどうしたいどうなりたいだけの問題なわけで。

サラッと問題をすりかえた。ただ相手側に問題があるだけなのに、根拠ゼロ女性責任かのように見せかけている。

もっと言えば」? 黙ってろミソジニー野郎

ミソジニーって名前をつけるから解決から遠のくし不毛ストレスが溜まるのでは。

本質差別問題なのに、他人責任まで女性に負わせて追い詰める。

貴方こそが不毛ストレッサーでは。

「だけの問題」などと強弁するだけで、なぜか自説を押し通せると思っている。

それってただインターネットに、ご自分醜態を記録してるだけですよ。

2022-05-15

anond:20220426115442

DPZ10万円のホテルに泊ったらストレスゼロだったってのと一緒で、高い物使うと不満が出てこないんだよ。

若いのか分からんけど、小さなストレスでも疲労溜まるからストレッサーは取り除くのが一番。

さなストレスに対して少しずつ対応してないと、そのストレスが山になってお前を壊すぞ。

2022-03-31

修了しました

どうしてこんなことになったんだろう。ここ数年で何度も思ったことだ。

これは奇妙な巡り合わせで出会った私にそっくりの友人が大学卒業時に書いた文章の書き出しである。この鏡合わせの彼が書いた文章を何度も自分事のように反芻してきた私は今年大学院を出る。修了という立場に際して、私も少し自分語りをしてみようと思う。他人自分語りなど興味の無いという方もたくさんいるだろうから、そういう方はこの時点で引き返してほしい。思うままに書き殴っているので読みづらいし長いと思うが、それに我慢できる人だけ読んでもらえればと思う。

・生い立ち

私はごく普通環境で育ったと思っている。地方在住で金持ちでも貧乏でもない家で、両親は優しくて、友達もいた。小中学生のころの自分一言でいうと優等生気質だった。学校勉強はそこまで苦にしなかったし、危ないこともしなかった。先生の言うことには従っていたし、学級委員を務めたりするタイプ人間だった。強いて言えば両親が少し頑固だったくらいだ。

小学校では初めに陸上クラブに入った。運動は苦手かつ嫌いだったし、何よりブラスバンドのようなクラブがありそちらに入りたかった。父が無理にでも私を陸上クラブに入れたのは運動の楽しさを知ってほしかったのだと思っている。運動神経のいい父にしてみれば運動は娯楽だったのかもしれないが、運動神経が壊滅的な私にとっては純粋身体能力を問われる陸上は苦しかった。そのため5年生からブラスバンドやらせてくれと懇願した。タダで許してくれるはずもないので中学では運動部に入ると交換条件を付けた。5年生から始めたトランペットは本当に楽しくて練習した。6年生の途中からは1stトランペットを担うこともできた。

中学では周りの部員吹奏楽部に行くのを横目に約束通り運動部に入った。誤解のないように言っておくと別に部活動自体は楽しかった。ただ音楽から聞こえてくる音を聞くたびに自分もこの中にいたらどうだったろうと思うことは度々あった。中学では同学年内でいじめもあって、被害者ではなかったものの学年中を巻き込みつつも教師黙殺しているそれに優等生気取りの私は心を痛めたものだった。その頃の私はもっぱら公正世界仮説(当時この言葉は知らなかったが)の敬虔信者であり、親や先生にほめられている優等生自分はいつか報われるし、逆にいじめなんぞ加担している人間はその人間からどこかで破綻すると思っていた。

 高校は少し離れた進学校に入った。近隣の学校に行く人が多かったが、いじめの件もあり彼らと距離を置きたい気持ちも大きかった。流石にレベルの高い授業でもあったが、モラル教養を持った人が多く非常に楽しい生活を送った。高校部活軽音部と兼任しようかなと考えていたが、他方の顧問専任希望するような言い方をしたので諦めた。別に悪い人ではないと思うが、他人に機嫌を取らせるタイプ人間だった。高校では成績をぐんぐん落とした。周囲のレベルの高さもそうだが、私には2点の欠陥が見え始めていた。1つは努力中学生まであまり勉学に苦労しなかった私は勉強に労力をかける癖がなかったし。加えて苦手な運動は一向にできなかったし、好きな人アプローチしても付き合えなかったし、理論武装して親に頼み込んだことも結局許されなかったり、努力してできた経験と言えば自転車の補助輪を外すときくらいのものであったように思う。努力の数と成功体験の数なんて鶏と卵かもしれないが、努力をした経験もおそらく人よりは少なく、努力が実った経験もっと少ない人間だったように思う。もう1つは先天的能力限界である。これまでの自分は「丁寧に教えてもらえば理解ができる」という能力を有していたと思っている。中学生までの自分が苦労しなかったのもこれが原因だと思っている。しか高校3年生になると少しそれに陰りが見えているのを人知れず自覚していた。周囲の人間には見えていないようで、親や先生は褒めてくれるし、同級生から勉強ができるという認識をされていた。

 3年生になると嫌でも受験を考えなければならなくなる。私はどこに行って何をするのだろう。勉強は好きではない。高校では文芸部の本に部外から投稿してすごく評判が良かったし、文化祭の劇の脚本演出担当して最優秀賞を取れた。そのあたりの活動は楽しかったしクリエイティブなことがしたいかな、あと音楽。それとなく親に専門学校の打診してみたけど、4年制大学に行けといわれた。「いい大学に行けばいい企業に行けるからね」と言われてきていたし、親心としてはそんなもんだよねと理解した。自分としてもレールを外れることに恐怖はあったし、レールに従うことで周りと同じように大学に行って、就職して、結婚して子供を作って、今の家族のような生活が送れるならそれでいいと思っていたのでじゃあ普通大学に行くねとなった。

 問題になるのは何がやりたいかである。私がやりたいことって何だったんだろう。結局見つからなかった。そこで親がアドバイスをくれた。

「まだやりたいことが見つかっていないなら、ここに行けばいいんじゃない?」

親が指し示した大学は、入学時に専攻を決めなくてよいという特殊制度もつ大学だった。みなさん名前ぐらいはご存じの都内大学である。幸か不幸か、私にはそこを目指せるだけの能力はあった。

長くなったが、これが地獄の幕開けである

大学という場所

1浪しなんとか2年目で合格して大学1年目。はじめに学んだ格言がある。

大学では勉強サークル恋愛バイトのうち2つしかできない」

勉強は好きではないので、サークルバイトをやるんだろう、恋愛もあるのかななどと入学後の私は胸を躍らせていた。憧れのバンドサークルにも入った。周りは経験者なので食らいつこうと頑張った。大学から帰って仮眠を取り深夜の安いパック料金で明け方までスタジオ個人練、シャワーを浴びて大学へ。その生活をしていたら資金ショートした。親にバイト禁止されていたため練習交流のためのお金が足りず、実力もつかず人脈もできずにフェードアウトした。

 大学の授業はひどく不親切であった。大学レベルも相まって何をやっているのか理解できなかった。高校の時に疑問を持っていた内容が解決されるかと期待していたが、それらは大体1,2回目の講義解決してしまものか、もしくは深くがっつり専攻しないと理解できないようなもののどちらかで、学ぶモチベーションにはつながらなかった。教える側も教科書も「説明してはいる」「書いてはある」という感じで、高校までのようにわかやすくとはいかなかったから、「丁寧に教えてもらえば理解できる」タイプの私では太刀打ちできなかった。つまらないし時間無駄に思えて次第に講義休みがちになった。

 それでも、とりあえず大学を出れば何とかなると思っていた。ここで耐えている自分はきっと報われると思っていた。好きなもの大学で見つかればいいし、そうでなかったら高校までの勉強ができるから教師になればいい。これが1年目の私であった。

崩壊

 初めてショックを受けたのは成人式のことだった。新成人代表として何人かの陽キャ集団が壇上にあがった。式の前後に彼らと会ったがある人はバツが悪そうに私から目をそらし、ある人は肩を組んで話しかけてきた。どちらもいい気はしなかった。彼らはいじめの関係者である。なんで彼らの方が人生謳歌しているんだろうか。その時にふと思った。「結局彼らは世渡りがうまかったんだ」と。くだらない正義なんて捨ててその場で空気を読んで得なほうに回るっていうのが正解で、黙殺していた奴らもそうだったんだ、なんて自分は愚かだったのかと。そう考えてみると社会に明確な悪役はいなくて、したがって明確な正義存在しない。正義道徳立脚した自尊心のなんと脆いことかと思い知らされた。

 そして、もう一つ。親や教師というのもまた所詮人間だとこの年になって気づいた。この中の何人かが数年のうちに教師になって、親になる。はっきり言って話の通じない人だっているが、そんな人も年さえ取ればいつかは親や教師になりうる。だから黙殺した教師も、話の出来ない親もおかしくはない。じゃあ私が優等生してきた、私が正しさの根拠としてきたものは何だったんだろう。優等生であることを数字で示してくれるものは成績くらいしかない。世渡りが下手で運動などの技能も持たず、それでも私が公正世界仮説を信じてこれたのは、案外「勉強ができること」に依存していたのかもしれない。勉強しかできないやつだけど勉強ができるから何とかなる、そんな風に自分無能さを騙して生きていたのかもしれない。

 さらに拠り所の勉学さえ崩れ落ちた。留年が確定したのだ。受験でも足を引っ張った物理がとことん苦手で何も理解できなかった。2年目は学費負担を減らすべくバイトをさせてもらった。サークル活動事実上全部やめ、バイト勉強の日々が始まった。バイト先は学生が割と多かったため、みんなと仲良くなれた半面、繁忙期が重なった。私は試験前はむしろシフトが増加し、結果的に致命的な必修単位だけ落としてしまった。2留である。親に電話して事情説明した。単位くらい取れとストレートに怒られるかと思った。代わってあげる優しさを評価しつつもやりすぎだと注意されるかもとも思った。

あんた人にいいように使われてるだけでしょうが

人にやさしく優等生してきた自分生き方への批判自分が仲良くしている人たちへの非難ダブルパンチで頭に血が上った。怒りで何も言葉が出ずに何秒か無言の後電話を切って、壁を殴った。

数日すると気分が落ち込んできた。親はそれを「単位を落としたから」と解釈したようであるが、全く違う。私は他の人が当たり前のようにサークルバイト恋愛を掛け持ちして進級している中で、バイトしながら進級できなかった。私は当たり前のことすら満足にできない無能であると、薄々感じていた自分無能が隠せなくなってしまったのである

 3年目は再びバイト禁止した。クラスでの試験対策仕事もやり、その科目の勉強をしなければいけない状況を作った。サークルとしては冒頭の彼の紹介で新しいサークルに入った。サークルでできた友人とは本当に仲が良く、勉強を助けてもらったり、サークル関係なしに遊んだ大学での生活の基盤になった。助けてもらえる人も増え、自分学習するようになり、この年の上半期では単位の取得ができた。しかし、私が感じていたことは決してポジティブなことではなかった。私がこの年の経験でわかったことは「お前はやればできるが、環境サポートがあって自分勉強してもちゃんとできるのは2単位」ということである。私は2年で70単位以上取得する想定のカリキュラムを、半年で2単位しか取れない脳みそでやっている。無能すぎてもはや卒業が無理なのではないかと思った。

公正世界仮説評価軸としてきた大人たちへの信頼、自身の実力への評価の3つが音を立てて崩れて、この時私は確かに一度死んでしまった。このことに気づく前の自分に戻れなくなってしまった。中学いじめがらみで「死にたいけど死ぬ勇気もない」って言ったときに「死ぬのなんて勇気って言わねえ」って怒鳴りつけてくれた友人がいた。

・専攻決定

4年目にして2年生。この年は諸々の事情クラスから孤立した。喧嘩別れのようなものである。私としても仲良くする気はなかったので1人でどこまでできるかやってみようと思った。結果は惨敗だった。単位取得こそぎりぎりできたものの私はこの大学では人に寄生しないとやっていけないと気づかされた。

そして、4年前に選択先延ばしにしたツケの返済期限が来ていた。専攻の決定である。結局4年間でやりたいことは見つからなかった。勉強面白くないし、勉強以外の何かを思い切って始める余裕もなかった。教員になろうかとも思ったが、それもかなわないと思った。教職卒業単位には含まれないため、追加でいくつも講義を取る必要がある。通常のカリキュラムすらまともにできない私にそれは無理だろう。ちなみに私と同じく成績の芳しくなかった冒頭の彼は教職を志して単位を取得しに行ったが、弊学では満足に教職まで取り切れなかった。教職を目指した世界線の私もきっとこんなものだろうと思ってしまった。

理系科目はわからなかったので、唯一興味がわいた心理学を専攻しようと思った。しかし、成績が足りなくて進むことが絶望的だった。ここで初めて間違いに気が付いた。この大学システムは何をやりたいか不明瞭な人間を救済するシステムではなく、やりたいことや才能が複数ある人間選択肢を与えるシステムなのだと。私などがこの大学には来てはいけなかったんだと激しく後悔した。

このシステムでは通常、成績が足りなければ次の年に再挑戦することができる。しかし、私は4年目であったがために在学年限が迫っており、この年で専攻を決定しなければならなかった。そのため、当時人気の低かった化学を選んだ。化学は苦手で高校化学すらわからないが「とりあえず大学を出れば何とかなる」のであれば、と苦渋の選択をした。

実験異変

5年目、3年生。1限からの授業と週3回の実験があり、9時-18時のような生活になる。実験には予習とレポートがあるため、実際の拘束時間はこれより長い。何とか4月を乗り切ったところで、レポートを1つ残してしまった。GWに入ってレポートをやらなければと思って毎日机に向かおうとした。いや、向かったこともあった。だが、ペンを持っても何も書けない。そのまま時間が過ぎてごはん時になり席を外してご飯を食べる。そんな日が続いてGWの最終日、床にへたり込んで泣いた。書かなきゃいけないと思いつつも1文字も書けなかった。

 3年生の必修は実験だけだったので、他の単位犠牲にしてでも取ろうと考えた。1時間だけ講義を休んで...その1時間を何も書けずに終えた。これを繰り返してほぼ全ての講義を欠席した。次第にいろいろおかしくなっていった。頭痛もちでもないのに頭が痛みだした。文字が読めなくなり、教科書はおろかネットニュースくらいの簡単文章でも字が滑るようになった。1日にできることがゴミ出しと洗濯くらいになり、起きて寝る以外に食事、入浴、ソシャゲの周回くらいしかしてない生活になった。

 溜まりに溜まったレポート夏休み前に呼び出しを食らったことで、無理やり夏休みを使って消化した。歯を食いしばりながら全部消化したことは覚えているが、歯を食いしばればできたことがなぜここまでできなかったのかこの時は疑問だった。

 4年生になり、大学院へ進学することになったが、大学院の手続き入試勉強、足りなかった単位試験勉強などでタスクが溜まった瞬間、この症状は再発した。友人の勧めを受けて学生相談所に通うことになった。

能力環境

学生相談所のカウンセラーはいい人だった。いろいろお話をして気持ちは和らいだ。専門的なこととしてはWAISの検査を受けた。結果は処理速度だけが異様にへこんでいる格好になった。別に数値は低くないので大丈夫と言われたが、「問題の有無は環境によって決まりませんか?能力の高い人が集まる環境ではそれなりの能力要求されますよね?」という質問には満足のいく回答は得られなかった。

 親にも何度か愚痴を言ったことがある。そのたびに「あなた世間一般には優秀だから大丈夫」と返されるのである。何が大丈夫なんだろうか。”今の環境”が辛いと言っているのに”世間一般”という別の集団を持ち出して何の救いになるんだろうか。これ自体も言ってみたことがあるが「なんでそんなこと言うの」と言わんばかりの困惑した顔をするだけだったのでやめた。別に親以外でも同様のことを言う人はいる。世間一般評価邪魔をして、まともに助けを求めることすらままならない。内部の人間から見て無能で、外部の人間から見て有能な私は、共感を得られる対象がとても限られていて苦しかった。大学ブランドという呪いにかけられて苦しかった。

 やりたいことをやれていればよかったのだろうか。サークル作曲体験させてもらう機会があった。でも続かなかった。結局忙しいとかいろいろ言ってインプットから逃げている自分がいる。クリエイターにはなれなかっただろうなと思った。好きなことも頑張れない自分に「自分が勉学を頑張れなかったのは勉強が嫌いだからじゃない、努力が嫌いなんだ」という事実を突きつけられてまた悲しくなった。あれほどに信じてきた公正世界仮説は「お前が苦しいのはお前が間違ってきたからだ」と自分に牙をむき始めていた。

・進学と私

大学院へ進学することにした私だが、実は私は望んでいなかった。学部時代夜遅くまで研究に勤しむ先輩たちを見ていて「私にこれは無理だ」と実感していたかである研究への熱意はおろか、化学への意欲も知識もないのである。ただでさえ病む人が多く出る大学院という環境にこんな人間が行くのは自殺行為に他ならない。そのため、私は就職を強く希望した。しかし、親にそれを伝えると「今のお前に就職はできない」と言われた。就活を終えた今だから言えるが、これは正しかったように思う。議論は「就職はできないから進学しろ」「院でやっていけないか就職させろ」の平行線で、就職も進学もろくにできない無能をぼこぼこにリンチするだけで生産性はなく、結局「とりあえず進学はするがいつでも辞めてよい」という落としどころになった。

 私は院試に落ちるのが最適解だと思った。学力もないので真面目に受けても受からないだろう。院試を受けたけど落ちましたというのが親にも研究室にも一番角が立たない。しかし、筆記試験が思ったより点数が低かったのか通ってしまった。面接をすっぽかすことも考えたが、会場に研究室の先生方がいるかもしれないことを考えると気が引けた。面接では辞退の意思を伝えるつもりだった。面接官と私だけの秘密である。私は院試を受けて落ちたのだと周りに言えばよい。

 Permalink | 記事への反応(0) | 23:43

2022-01-27

anond:20220126164451

辛いものからは離れてみるべきでは?

自分に対するストレッサーの行動を言葉で変えることはコストがかかるししんどいので、基本的対応としては一旦寝かせるのがベターだよ

2022-01-19

[] 極端に物を考えないヤツって本当に底が知れないよな。ただしそれが生きる上で障害になっているかと言えば疑問である

近々のブクマカお喜び案件で言えば、マインドフルネスアンガマネージメントとかを無批判にありがたがっちゃう

キラキラ社会的弱者アドバイザーのヤツが該当 → これ anond:20220117131920

 

『万人に効果があるものでもないのに万人に効果があるように称している』、

HealthDay News :Be ‘Mindful’ of the Hype

https://consumer.healthday.com/alternative-medicine-information-3/meditation-news-467/be-mindful-of-the-hype-727395.html

 

もうこの時点でマインドフルネスアンガマネージメントについて言及いるか?って話なんですけど

それで察することができるような人は "極端に物を考えないヤツ" じゃあ無いですよね?

 

極端に物を考えない人たちは考えることを拒否している禅を極めし者たちなので、

短く区切ったところで頭に入りやしないのだけど、せっかく増田を書いたので書いておきます

 

  1. 心拍数が低い状態で興奮は出来ないので深呼吸して脈拍を整えようとすること自体には多少の意味はあります
    肺呼吸をする動物はすべて呼吸に合わせて心拍が揺らぐし、呼吸は自律神経機能の中で唯一コントロールが出来るものです。
    ただし、マインドフルネスやるぞ!アンガマネージメントやるぞ!とか意気込んでそれらの専門家()の手を借りないでも、
    動かず目をつぶって深呼吸するだけで脈拍は整います

  2. 反戦活動家PTSD帰国退役軍人深呼吸をしたら怒りは鎮まりますか?まぁ当たり前の話なんですけど答えは"NO"です。

  3. 多くの人は、日常簡単にキレたりもしなければ、怒りに値すると確信したこと簡単に鎮まったりもしないです。
    徳川家康は、短気すぎるが故に自分を律しようとし、晩年には毎日念仏を唱え書き記してた事で知られる人物ですが、
    逆恨みとも言える怒りの感情は消えず、約三十年も経った後で孕石元泰を切腹させてます
    マインドフルネスアンガマネージメントとかの効果が期待出来るタイプは次の3つ
    『異常にキレやすいけど集中力がなく怒りも含めて思考が散りやすい』タイプ
    『異常にキレやすいけど異常に自制心が強い』謎のタイプ
    『考え無いことが出来る禅を極めし者』タイプ

  4. 『考え無い』というのは仏教精神修養のお話でなかなか高尚で高等な技能です。
    本来ならば、あーでもないこーでもないと修業して辿り着く無の境地ですけど、
    まれながらに、極端に集中力がなく思考が散りやすかったり、極端に物事の興味の範囲が狭いと、簡単再現出来ちゃいます
    「またオレ何かやっちゃいました?^^;」

  5. 怒りを含めて他者アクションに対して反応を返すのは社会動物の正常な動作です。
    こればかりは「またオレ何かやっちゃいました?^^;」にはならないです。
    まれながらの特性で極端に他者への反応が薄いとこれはこれで社会生活上の困難になるからです。
    表情筋喜怒哀楽は死んでない・極端に薄くないのに、それをおくびにも反応を出さないのは高尚で高等な技能です。
    物事認知の仕方を変える、瞬時に肉体へ意識を集中させ反応を消すという技能は、
    あーでもないこーでもないと長年精神修養を続けて得られる境地、もしくは軍事訓練の賜物です。
    本を読んだりカルチャーセンターレクチャーを受けた程度で誰でもお手軽に得られるもんじゃあ無いです。
    上っ面だけ理解した気で、僕私は心の漏れ(怒りなど)をコントロール出来る優秀なビジネスパーソン()でも別に良いですけど
    それが容易ではないからこそ人は社外・社内ともに営業をしたがらないし
    遊びが仕事と言い切る適性の高い営業マンでも内臓やられたり若白髪になったり禿げたりします。
    というか、わかった気ではなくともストレッサーや欲から離れるのは必須でしょう。
    それじゃあリーマンは出来ませんし、共同生活改善不可能です。

 

上記の1〜5は誰でも到達する結論で、本来ならわざわざ口にするまでもない事なんですけど、

140文字を下回る100文字大喜利ではなく何かの主義・主張をしようというブクマカさんたちは極端に物を考えない人達なので明示的にしないと理解しません

いえ・・・はっきり示したところで理解しません。考えることを拒否している禅を極めし者たちですから

どうやったって頭に入りやしないのです

 

けれど『極端に物を考えない』は、特定特性(キラキラ社会的弱者アドバイザーの言説によればADHDワーキングメモリが少ないので短略思考になるらしい)の人に限った話でしょうか?

まぁこれも勿論、"NO" ですよね

極端に物を考えないはマイノリティーの特性ではありませんし、この特性を持つ人が社会的弱者かと言えばこれもまた "NO" です

でなければマインドフルネスアプリが630億とも言われる規模感になったりはしないです

 

もちろん、自身を律し自分人生手綱自分で持とうという姿勢自体は非常に好ましい物だと思います

ただ、自由意志があるかどうか以前に、能力主義傲慢以前に、自分人生手綱以前に、

 

自分自身が何言っているのか(反応しない・認知を変える・感情を手放すは高尚で高度な技能)、

自分自身が言っていることが実践できている・もしくは実践できる見込みがあるかどうかくらいは、

理解しようとしても損はしないはずです

2021-12-22

anond:20211222013239

命を落とさずに済んでよかった。

自分も以前、度々猛烈に死にたくなる日があるので数ヶ月にわたって記録をつけてみたところ、見事に生理の5日前ばかりだった。

すぐ産婦人科にいってPMSPMDD)の治療として低用量ピルを処方してもらった。常にうっすら死にたいネガティブ思考は治ってないけどかなり楽になったし、幸い体質にも合っていたので飲み続けている。


あの希死念慮は本当に異常だよ。重石が乗ったように布団から起き上がれず、仕事食事も排泄もできず、嫌な記憶フラッシュバックし、想像上の両親の失望した顔と罵り声の妄想に苦しんで涙を流すことしかできない。でも1日寝て起きたらすっきりさっぱり、死にたいって何すか?という状態スマホには心理学論文PDFや、自殺方法と名所を調べた履歴がどっさり残っている。

大したストレッサーがなくてもそんなだから、何かきっかけがあれば自分増田みたいに行動に移していたかもしれない。


十代から二十代にかけて鬱々としていて随分辛かったけど、半分くらいは生理のせいだったんじゃないかと思う。女性自殺未遂)者の何割かは、PMDDに後押しされたのではないかとも。

血栓リスク経済的コストはあるけど身に覚えのある人には一度記録と受診おすすめしたい。

2021-11-23

anond:20211122190639

ネガティブな事で感情的になるな」ってのは難しい注文だな…

仮に普段穏やかな人でも、大病したり慢性病患ったり災害に遭ったりと様々な理由精神やられて性格変わったりする

(今33なら不妊治療可能性もあるだろうが、あれもかなりの全方向ストレッサー

更年期メンタルぐちゃぐちゃになる人もいるし

いつまでも相手が変わらないでいてくれるって感覚ときついと思う

 

子供欲しいみたいだけど、我が子が思春期ホルモン暴走で本人にはどうしようもなくめっちゃ感情的外罰的になるのはクリアできる?

増田毒母反抗期封じられていたように読んだので、こういうの実感ないかもしれないけど…

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