はてなキーワード: 心拍とは
「バイタルサイン」とは、生命の徴候であり、脈拍・心拍・呼吸・体温・血圧・意識などが含まれます。高校生の主人公は、自分のバイタルサインが異常に変動することに悩んでいます。特に、好きな人に近づくと心拍数が上がりすぎて危険な状態になります。そんな彼女は、在宅医療を提供する「中谷病院」に通院しています。「在宅医療」とは、自宅で必要な医療や看護を受けることができる制度です。彼女は、「中谷病院」の若き院長である中谷先生に恋心を抱いています。「中谷病院」は、「医療法人 中谷会」という団体が運営しています。「医療法人」とは、医師や歯科医師が設立する法人であり、公益性や社会的責任を重視しています。しかし、「中谷会」は経営難に陥り、「大手企業グループ」に買収されそうになっています。その「大手企業グループ」の社長令嬢が、主人公の同級生でありライバルでもあります。彼女もまた、中谷先生に想いを寄せています。
主人公は、「中谷会」を救うために奮闘し、「大手企業グループ」と対決します。そして、自分のバイタルサインをコントロールする方法を見つけ出し、中谷先生と恋愛関係に発展することができるのでしょうか?それとも、「大手企業グループ」の社長令嬢と和解し、友情や恋愛を築くことができるのでしょうか?
しらんけど心拍負荷とかあるんじゃない?
子供産んで2年。来年40。渋る夫を説き伏せて二人目不妊治療に踏み切った。
1回目の移植、いっぱつでうまいこと行くわけなく心拍確認後に稽留流産。心身ともにくらう。
第一子の前にも同じように流産してて、不育症の検査なんかも挟みつつ回復待ちで半年足踏み、ようやく今月2回目の移植。だったんだけど今回もダメっぽい。フライング検査で一瞬陽性反応出たのぬか喜びだったな。はぁ。
残機ないからまた採卵からかー。わたしまた赤ちゃん会えるんかな?もう時間がないよ。
作ろうと思い立ったらすぐ妊娠できる人とはそもそも話が噛み合わないし、かといって一人目不妊で治療がんばってる人のしんどさもわかるからおいそれと同志ヅラして声をかけられない。誰とも分かちあえず孤独でつらい。
元々、スピードスケートの選手の心肺、筋力向上のために行う効果的なトレーニングって触れ込みで
日本でもっとも有名なタバタ式の田畑博士も「実験中に脂肪燃焼に特別な効果は見られなかった」って言っとった
そもそもタバタ式で効果があるとされる運動強度はVO2MAXの1.7倍
ジムの有酸素で使うチャリンコマシーンで時速100kmくらいのスピードで漕ぐ必要があるし
そしてその強度の運動を20秒ノンストップで続けて10秒だけ休んでを8回繰り返す
死ぬぞ
タバタ式の目的は4分間、心拍を最大値に近い状態で保ち続けること
ガチで4分間心拍を最大値にしたら普通に死ぬので10秒の休憩をはさむことによって
最大心拍状態を維持したまま長時間の運動を行うという地獄のトレーニング
心拍数が低い状態で興奮は出来ないので深呼吸して脈拍を整えようとすること自体には多少の意味はあります
肺呼吸をする動物はすべて呼吸に合わせて心拍が揺らぐし、呼吸は自律神経機能の中で唯一コントロールが出来るものです
ただし、マインドフルネスやるぞ!アンガーマネージメントやるぞ!とか意気込んでそれらの専門家()の手を借りないでも、
動かず目をつぶって深呼吸するだけで脈拍は整います
無いが?
『万人に効果があるものでもないのに万人に効果があるように称している』、
HealthDay News :Be ‘Mindful’ of the Hype
もうこの時点でマインドフルネス・アンガーマネージメントについて言及いるか?って話なんですけど
それで察することができるような人は "極端に物を考えないヤツ" じゃあ無いですよね?
心拍数が低い状態で興奮は出来ないので深呼吸して脈拍を整えようとすること自体には多少の意味はあります
肺呼吸をする動物はすべて呼吸に合わせて心拍が揺らぐし、呼吸は自律神経機能の中で唯一コントロールが出来るものです
呼吸してる間は食事できないように、食事している間は呼吸できないように、そういう風に関門を設置してさ
通路は共用しているけど、一度に両方が入ることはあり得ないようには出来ないのだろうか。
他の作業は間欠的にやってもいいのに寝ても覚めてもずっとやらなきゃいけないんだろ。
絶対に止められないから呼吸と食事を同時にこなせるようなめんどくせえ弁にしなきゃいけないわけだし。
呼吸とか心拍とかの関連作業に従事してる細胞はしょっちゅう休んでチンタラしてる他の細胞ころしたくなるんじゃないかな。
肉体内の細胞レベルで労働の不平等があるんだから、動物や人間の集団に不平等があるのは最初から神様が設計してたクソな仕様なんだなって思いました。
時期も状況も私と似ててびっくりした。私は出血が無くて静かに心拍が止まっててエコーで流産したことを知った。
妊娠した実感がなくて流産を告げられても実感があまりなかったんだけど、帰ってきてお風呂で急に涙が出てきて泣いた。未だに悲しかったのかよくわからないけど、たまに涙が出てきて止まらない。
まだちゃんと向き合って消化できてないような気がするけど、あえて向き合わなくて時間がたって記憶が薄れていくほうがいいのかなと思っている
出来たら良いねって話してた矢先で嬉しさよりもびっくりが勝ったのが本音だけどついに親になるのか…っていう不安もあった。
産婦人科に行ったら妊娠はしてるけどまだ小さいから3週間後にと言われとりあえず妊娠してる確認だけ取れた。
10月7日〜だんだん出血が止まらなくなり流石にマズいのではと思って10月19日に診察。
成長してるし流産の兆候も無いからと言われてまた3週間後の診察に。
11月12日の診察で心拍の確認ができるかと思いきや子の形は確認できたけど心拍が無い。
流石に実感なさすぎて泣けなかった。
夫にも心拍が確認できなかった事は伝えたけど私以上に実感が無さそうだった。
もう一度念の為に11月15日にエコー確認したけどやはり心拍は確認できなくてこの時点で稽留流産確定。
私は結局一度も子の心臓の音を聞く事もなく9週弱で妊婦が終わってしまった。
そこからは稽留流産手術の手続きへ。淡々としててこれが1番辛かったかな。
血液検査と心電図測ってくれた看護師さんがとても優しくて。ありきたりだし皆んなに言ってるのかもしれないけど、また会いに来てくれるから今はいっぱい泣いても良いんだよ。って言葉で涙が止まらなかった。
11月18日に流産手術のため病院へ。エコーで成長がない事を確認。これが子を見た最後だったな。
手術着に着替えて点滴刺されてある程度したら手術台へ。
優しく声かけてくれた看護師さんと再会したのも束の間全身麻酔で寝て起きたら手術終わってて気づいたらベッドの上だった。
これで私のたった48日間の妊娠は終わった。
こんなあっけなく終わる事もあるんだなと。誰にも言うこともなく相談する事もなく。
両親に話したら喜んでくれるかなとか、友達に報告できたらなとかうっすら夢見てたけど本当に妊娠して子どもが産まれる事は奇跡なんだなって身をもって実感した。
術後はびっくりするほど普通。私の頑丈さを子にも分けてあげたかったな。
今はネットの広告記事がマタニティ関連なのがなかなかダメージ受けるけど拒否反応とかではなく。
また会える準備期間なんだと前向きに捉えて元気に過ごします。
最初はふーんくらいで済んでたけど、何回か催促されて病むようになって、子供が出来ない自分を責めるようになって生きてくのが辛くなる
それを旦那に伝えると泣き始めたのは覚えてる
お互い行為が苦痛なのは分かり始めてたので、Amazonで買ったシリンジでルナルナの排卵日予測に出てきた排卵日に注入するのを何回かやってみる
まー妊娠しない
最初コロナの流行り始めで病院に行くという考えはなかったけど、コロナ第1波が落ち着き始めた頃に不妊治療を本格的に考え始めた
行こうと思ってた不妊治療の病院には、女性だけの問題ではありません!男性も一緒に!と書かれてて、旦那に一緒に行かない?と聞くと、俺は行かないと答えられて、この人その気ないんだなってガッカリした記憶はある
何ヶ月か過ぎて義母のおじいちゃんおばあちゃんのお墓参りをしたいと旦那に言われたので、一緒にお墓参りと旅行をした
この旅行で旦那さんの考えが変わったようで、不妊治療を始めることになった
初診は血液検査で何本も血を抜かれて、若い男性医師に、何年も子供できないので不妊症ですね、と言われ号泣する
週一回排卵チェックと生理が来たら採血、通水と卵管造影の為通院が始まる
まず排卵チェックで躓く
40日過ぎても排卵しないからピル飲んで生理起こさせるのも2回やった
ここまで排卵しないと、多嚢胞性卵巣症候群の疑いありになって、糖尿病の検査もやった
結果は陰性だったけど、卵子が育たないのでレトロゾールを飲み始める
痛みで死ぬかと思ったけど、キレイな子宮のカタチが見れて何かテンション上がった
重要な旦那の精子検査の結果はどの項目か忘れたけど、先生からすごくギリギリですけど他が頑張ってるので大丈夫ですよ!と言われる
レトロゾールのおかけで排卵し始めたので、人工授精をやることになった
先生からは4回やってダメなら体外受精も考えて下さい、でも〇〇さんは若いので出来ると思うし自然に近い形がいいですよね!と言われる
4回やれば出来るでしょ、だって先生が若いって言ってたし!と安易に考えていたが、4回全て全滅で生理がきて、毎回泣いて離婚してほしいと旦那に泣き叫ぶ地獄の日々が続く
メンタルが安定してたのは生理終わりかけから排卵するまでの2週間くらい
5回目の人工授精で旦那の精子の運動率が異常に悪くて(30%もなかった)、これは妊娠無理ですねと言われる
旦那の長風呂が原因だったが、これで体外受精に移る気持ちになる
体外受精に移ることを先生に伝え、レトロゾールを飲んで卵子2個を育てる
1個新鮮胚移植を受けることになり、1個は凍結保存をした
移植の担当医が下手くそすぎて涙目になりながら移植終われを祈る時間になった
これでこの通院からもおサラバ!と思ってたいたが、採血の結果は陰性ですぐに生理がきた
子供を授かることはそんな甘いものではないのを見せつけられた気がした
精神的に荒れに荒れまくってたと思う
まあ荒れてばかりもいられないので、次は卵子を数打ちゃ当たるようにたくさん作ろうと思い、レトロゾールと自己注射をする
自己注射をする私を見て旦那は引いていたが、そんな事辛くも何ともなくなっていた
そして採卵すると卵子が4個取れたが、採卵の時の麻酔で気持ち悪くなって病院のベッドで暴れる私を見て看護師さんに引かれる
後日4個のうち2個は受精卵にならなかったと培養士から連絡がくる
残った2個は先生曰く最高ランクと普通ランクの受精卵ができていると言われた
最高ランクの受精卵を移植することになって、着床するために切れ込みも入れてもらった
2回目の移植担当医は上手すぎて受精卵いれました??と聞きたくなるくらいすぐに終わった
パンツを脱ぐとヨーグルト臭いのとホルモン剤が溶けてベタベタになるので、生理じゃないのにナプキンを付けて生活する
何も考えないで生きることしか思わなかった
採血されてから結果を言われるまでの時間が辛くて手が冷たくなってたせいで、院長と握手した際に引かれる
そこから7週間は不妊治療の病院に通い、流産予防の柴苓湯とホルモン剤というくそ高い薬代を払い続け、心拍確認ができたら病院成功報酬を払って、不妊治療を終える
39歳、既婚、1児あり(5歳)。
二人目については特に積極的だった訳でもなく、自然に任せていたらいつの間にか40手前になった。
年齢的にそろそろ厳しいし、PMS改善のためにもピルでも飲むかと思っていた矢先妊娠が発覚。3人家族前提の生活設計を立てつつあり、私自身も新しいことを始めようとしていたので正直嬉しさより戸惑いが大きかった。
それでもエコーで確認できた胎児は可愛かったし、心拍を聞いたときは産まない選択肢はないと思った。
夫も喜んでくれた。すぐに新しい家族を迎える前提の生活について話し合った。
赤ちゃんはどこに寝かすか。
上の子の世話はどうするか。
もう少し大きくなったら部屋割りはどうしよう。
妊娠が発覚してここまで2週間。
40手前の妊娠は身体への負担が大きいことが分かったので、今後は避妊しようと話し合って決めた。
だからもう家族が増えることは限りなくゼロに等しい。それは自分達で決めたことで、これからも後悔することはないだろう。
それでも私がどうしようもなく泣けてしまうのは、多分「ありえたかもしれない4人家族」の世界に少しだけ触れてしまったからだ。
病院からの帰り道、帰宅する小学校を見て、この子も「生まれなかったかもしれない子供」なんだなと思った。それどころか私も「生まれなかったかもしれない子供」だ。その辺のおじいちゃんだってそう、みんなそう。
ブクマやコメントくださった皆さんありがとう。ひとつひとつ大切に読ませてもらっています。
この日記は、コロナ前の2018-2019年。妊娠&出産したとき書き殴っていたメモがスマホから発掘されまして、削除するのも勿体なかったためここに放流させてもらいました。
あれから我が子はもう3歳になっており、毎日元気にすごしています。(「うちの子と同じくらい!」とコメントくださった方ごめんな...)
・妊娠しているのが判明したとき母親になる実感とか覚悟とか全然なかった。子供は嫌いじゃないけど自分が育てるとなると。。不安と恐怖ばかり。
・仕事や趣味もいっぱいやり残した事あったし、まだもう少し夫と恋人同士でいたかった。でもまあ…40前にもなって結局大成もせず何者にもなれない人生だったが、どうやら母親にはなれそう。か。
・妊娠8wかな。心音確認後、母子手帳交付へ。保健センターは大勢の妊婦さんでいっぱい。つわりが始まりかけていたので、しんどかった。
・エコー写真は相変わらず宇宙人みたいなウネウネ。その得体の知れない存在が怖かった。母としての実感なし。
・空腹が気持ち悪い...かといって何か食べても気持ち悪くて吐いてしまう。。
・つわりの酷かった時期の全てがトラウマに。当時よく食べてた物、よく行ってたスーパー、トイレの芳香剤の香り、よく聴いてた音楽までも…思い浮かべるだけで気持ち悪いよだれが口いっぱいに湧いてきて軽くえづく。
・食材のにおいや鍋の熱気などが気持ち悪くて台所に立てなくなり、以来ずうっと現在に至るまで夫が料理を作ってくれている。。夫は元々料理が趣味だからと快く引き受けてくれている。掃除洗濯皿洗いが私、買い出しと料理が夫。役割分担をしてちゃんとやってるのに、料理をしないことに罪悪感がある。
・15w頃。高齢出産のため出生前検査を受ける。何かしら障害があるのなら生まない選択をするつもりだった...が、容易いことではない。だって、あんな元気な心音を聞かされて、くるくるよく動き回る胎児の姿を見たら。
・18w 結果がわかる。異常なし。いくで!ようやく決心がついた。このあたりから母性と覚悟が座ってきた。
・22w頃。エコーでの最終検査もまったく異常なし。元気な男の子と判明。
・妊娠糖尿病に引っかかる。。1日5回の血糖値測定、毎食の記録、週1糖尿病内科への通院を義務付けられる。
・お腹が大きくなってきた頃、夫以外の男性に生理的嫌悪。道の向かいから男性が歩いてきたら回り道をする、レジ係の男性、会社の同僚と目が合うのも嫌。体の表面が警戒心という電気でビリビリ覆われている感じ。
・妊娠中期〜(産後半年まで続いた)はホルモンバランスのせいか感情過多&涙もろくなる。
・母親学級にて、先生が朗読したポエム「わたしがあなたを選びました」で、おんおん号泣。
・TV番組「ワイルドライフ 野生動物のリアル」産卵終えたばかりで弱っている母ウミガメをバリバリ食うヒョウ。むご過ぎて号泣。
・エコー越しの赤ちゃんが、ただ、ただ、可愛くて愛おしすぎて号泣「可愛い」って感情だけでここまで泣けるものなんだな。
・出産予定日に検診。胎動カウントを聞かれ「そういえば昨晩からあまり動いてないんですよね」と伝えたら即日入院になった。臨月は胎動が落ち着いてくるとか聞いてたから特に気にしてなかったがあかんかったのか。。内診エコーNSTの結果、いまのとこ緊急性はないけど予定日だし促進剤いれてもう産んじゃいましょうって。
・翌朝破水、陣痛はじまる。なんかおかしい...なんか異変を感じるんです看護師さん...→ヘイヘイ赤ちゃん心拍弱ってる〜→緊急帝王切開の流れ。
・硬膜外麻酔で大暴れしてごめんなさい。。陣痛よりも背中に刺す麻酔が1番痛い&恐怖だった…
・感覚のない下半身は、長時間雪遊びしたあとのジーンと痺れる感じに似てた。
・ずっとお腹の辺りでカチャカチャすること約30分後、赤ちゃんの鳴き声。生まれましたよ!と同時、胸元にドサッと生暖かい肉塊を置かれたのを感じた。カンガルーケアってやつ?シートで阻まれ姿がよくみえないうちに連れ去られたw
・術後、朦朧として「お腹の上に乗せてる重り?文鎮ですか?をどかして下さい」と言った。重いと感じていたものは文鎮ではなく、どうやら傷の痛みだったらしい。
・術後の姿を見て「難産だったね…」と義母に同情されたが、赤ちゃんが無事健康に産まれてきたのなら安産だと思う(思ってた。。)のでそう答えた。
・腹の傷の痛みがとにかくつら過ぎた。腹筋どこいった?て感じで腹に力が入らない。あと、傷口にブッ刺さった2本のチューブから出血を溜める小さなボトルがぶら下がってる。トマトジュースのように濁った体液が常にタポタポしてて気持ち悪かった…
・縦に走った傷跡にはホチキスの芯がびっしりと。抜糸はそれを一本一本抜いてく。「陰毛を抜く程度の痛み」とネットで事前に知れたので、恐怖はそれほどでも。
・術後のガスがなかなか出てくれなかったので、入院食はずっと五分粥。お祝い膳をすごく楽しみにしてたが結局出てこなかった…ものすごく豪華で美味しいと評判の産院だったので残念。。
・術後のガス出ない。。お腹はガスでパンパン膨れ、とても産後に見えない大きさw傷口が開きそうで怖くなる。歩くのも苦痛。ガス出すために下剤飲まされたり浣腸されたが無駄だった…肛門ボロボロいぼ痔悪化…。ネットで調べたオナラ体操が一番効いたかな。体をひねってなんとか出した。
・「赤ちゃんと一緒にがんばりましょう♪」という通常分娩を前提としたイメージトレーニングを受け続けてきたせいだろう。緊急帝王切開となり「ちゃんと産めなかった」みたいな負い目がずっとある。泣きたくなる。「出産頑張ったね、大変だったね」の声に紛れて、実母が「この子はラクして産んだから〜」と親戚に話してるのが聞こえて悲しかった。
・産後翌日。保育器に入り色んな管に繋がれた我が子と対面。こんなに可愛い子が胎便漏らすほどお腹の中で苦しんでたなんて...可愛さといたましさに保育器の前で体をくの字に曲げおんおん号泣。異様な姿だったと思う。
・産後すぐ姉や友人たちに送ったメールを読み返すと、出産時の様子を生々しく熱っぽく報告してあって、テンションが二郎レポのそれだった。以上、レポっす!!ってやつ。
・産後すぐ、実母がすごく嫌だった。帝王切開はラクなお産発言とか母乳足りてないんじゃないのとしつこかった。マルチ商品みたいな怪しいドリンク持ってくるし。
・実父が「自分に似てる」と言うのが心底嫌だった。授乳する時思い出しては最悪。。
・ 実家は狭いうえ底冷えがひどく、両親が高齢なのもあり頼れないなと思ってたから里には帰らなかった。かといって、赤ちゃんとの暮らしなんて想像もつかないし実際体験してみないとわからない事だらけだ。退院後すぐ自宅育児が出来る自信がなかったので、産後ケア施設に2週間入所することにした。
・24時間助産師さんのもと赤ちゃんと2人の生活を監修して貰えるのはありがたいと思う。自宅育児が始まる前に、赤ちゃんと実生活しながら育児に必要な細々としたものを揃えていき(夜な夜なAmazonポチポチ)、日々のお世話の仕方をしっかり身につけられてあんしんできた。母乳の状態もみてもらえるし、疲れたら助産師さんに子を預けて休息をとれるし、栄養ボリュームたっぷりな1日3回の食事、おやつ、マッサージと至れり尽くせり。お金があれば、ずうっと入所してたいくらいだった。。。
・2週間、夫は毎日来てくれた。夕食の18時から2時間ほど親子3人で過ごした。たまに夕食を持ち込んで一緒に食べたり。面会終了時間までベッドで横になり、初めて3人一緒に眠ったり。嬉しくて幸せで貴重な時間だった。赤ちゃんの名前はこの時に2人で決めた。
・施設を退所して自宅育児開始。産後0ヶ月は壮絶だった。。赤ちゃんは1日のほとんど寝るか泣くかの繰り返し。愛おしい我が子なのに理由のわからないギャン泣きは異生物感凄くて、正直ギブつって放って逃げ出したかった。独身時代の自由気ままな暮らしに戻りたくてたまらなかった。産後はもっとこう、母性が芽生えて無限の愛に溢れたキラキラママへ自動的になれるものだと思ってたのに。なれない自分に自己嫌悪したり。
・止まないギャン泣き。途方にくれる。リビングが精神と時の部屋化する。
・おっぱい咥えてる間は泣かない、咥えたいだけそうさせればギャン泣きしない。解決!
・産後1〜2ヶ月頃。夢を見るが不思議と我が子は出てこない。一度だけ、仕事もバリバリやってスタイリッシュなオフィス、魅力的な同僚に甘酸っぱい恋、うんとオシャレして素敵なレストランでワインを飲んで…というコテコテの月9かよみたいな世界観の夢みて、まじでどんな悪夢よりもきついものがあった。だって自分には決してもう有り得ないんだもの。
・我が子はものすごく可愛いし毎日幸せでたまらん…のに、退屈で死にそうになる事がある。
・開き直るようになった。これまでは、電話が取れなかったりメールの返事が遅れる自分をだめなやつだと責めてたけど、今では「だって育児してるんだもーんしょうがないでしょ」と。
・お洒落しなくなった。白髪増えていくのにそのまま、化粧も適当、服買わない、身なりに興味なし。
・人とうまく喋れない。言葉がでてこない。話し相手は夫だけ。それも生活上必要最低限の会話だけ。
・自宅育児初日のこと。「沐浴はどうしようか...」となり、とりあえず沐浴マットを敷いたシンクに横たわらせシャワーをジャーっと…したっけ大号泣よ。洗剤スポンジ置く鉄網?を、ちっちゃな手で力一杯握りしめながら怯え泣いている姿を見てハッと我に返った。赤ちゃんをお皿や食材みたいに洗っちゃいかん、これはいかん、わしら何てことをしてしまったんや(寒かっただろうしね…)それ以降は湯舟に一緒に浸かるスタイルで安定。
・母親学級で習った「怒責感(どせきかん)」という言葉が流行る。うんこしたい時の合言葉になった。
(使用例:「怒責感が…」と言ってそそくさとトイレへ立つ。怒責(どせき)ってきた。など)
・オムツ替えは、うんちの回数が多くまぁ進んでやりたいような楽しい作業ではないのもあり、そこでちょっとワクワク感を加えようという思いもあって、うんち量が多いほど小吉〜中吉、うんちがオムツからはみ出したら大吉といううんち占いを
・自宅にて家族3人ようやく念願の川の字になるが、我が子ピンポイントで夫の股間を蹴るため、PK時のサッカー選手みたいなポーズで就寝する夫。
・イベント化する選挙。夫婦2人だった頃の生活上には「投票に行く」なんて一度もなかったが、いまでは選挙があるたび散歩がてら家族揃って投票所へ足を運ぶようになった。
・産後1ヶ月あたりからずーーーっと手首痛い。抱っこが苦痛。おむつ替えのとき、赤ちゃんの蹴りが手首にちょっと当たっただけで痛みにうずくまって泣いた。
・整形外科通院。手首の腱鞘炎に注射。むちゃくちゃ恐怖だったが、硬膜外麻酔よりマシ...!と脳内で繰り返し唱えて耐えた。手首への注射はすんごく不思議ななんともいえん新感覚な感触。。ポクン!て鳴った。
・痛みが緩和されるのはほんの数日。根治治療にはならないのと、あと注射の効きにムラがある。。注射後かえって痛くなる日もあった。
・やたらとオナラがでるんだが。。。
・首、肩、手首、乳首がボロボロ。。首という首がやられる。(足首だけが無事)
・妊娠中20kg近く太り、産後1ヶ月で10kg痩せたが残り10kgェ…
・産後すぐの授乳指導で、助産師さんがおっぱいのあげ方を「手に乗せたハンバーグを差し出すように」と表現したのだが、いまだにイメージがわかない。もしかして単に聞き間違いだったのかな。。
・母乳が壊れた蛇口のようにビャービャー出る。我が子の顔や頭にまき散らして笑ってしまった。
・紐の扱いが天才的にうまいw いつのまにかヒュヒュッと絡め取ってる(見ないで取ることも)胎内で臍の緒で遊んでた名残とも言うがはてさて...。
・新生児期、ミルクあげると両手を胸元でキュッと寄せるぶりっ子ポーズをしたり、ゲップ出しで背中とんとんする際、酔っ払いみたくクッタリする姿がほんと可愛くて。
・いつ見てもホコリや垢を握りしめている。
・布類を顔にかぶせたがる。洗濯物に埋もれていることが多々ある。
・「THIS IS IT」のポーズで大喜びしてくれる。
・たっちができる頃には組み手、歩けるようになったらぶつかり稽古の相手をしている。
・突進してきては抱きついて私の着ている服で口や手を拭ってゆく。
・夜中寝ているとき、ちゃんと生きているのか不安になって呼吸や鼓動を確認する。
実母との関係を心配されているようでしたが関係は至って良好です。母は人から褒められたり持ち上げられると、つい自分sage身内sageをしてしまう性格に加え、母自身もあの頃は孫ハイになっていて深く考えず発言していたんだと思います。実父に対してはほんと理不尽だったなと反省...。
超個人差があると思いますが、ガルガル期、いま振り返ると自分でも異常なほど攻撃的でした。人が変わったように感じることがあるでしょうが一時的なものですので安心してくださいね。
本文中あまり登場しないですが、とても家事や育児に積極的で頑張ってくれてます。
優しくユーモアがあり私にはもったいない。「THIS IS US」って海外ドラマわかる人いますか?ケイトの旦那トビーに似てる。
https://anond.hatelabo.jp/20200725021108
1年間の育休が明け、いざ職場復帰!...のはずが時はコロナ禍まっただなか。いや〜乱世乱世!
https://anond.hatelabo.jp/20220618055150
私たちだけじゃない、大変な世の中ですよね。それでも負けへんで!!(OVER THE SUNリスナー)
こんなグダグダな長駄文......最後まで読んでくれて本当にありがとう。お疲れ様でした。
育児をしていて確信したことがあります。私も、あなたも、多くはないが決して少なくもない人たちに慈しまれ愛されて育ってきたことを。
全ての人に幸多くありますように!
答えはNO!
「カルシウムが不足するとイライラして怒りっぽくなる」というのは俗説です。
カルシウムには、心拍を規則正しく保つ、筋肉の収縮などに必要であるといった役割もあり、そこから、イライラなどの不調が起こる原因としてカルシウム不足があるのでは……という考えが生まれたのかもしれません。
でも実際には、食事で摂取するカルシウムが不足していても、骨や歯から代謝に必要なカルシウムが補充されるので、血液中のカルシウム量は常にほぼ一定に保たれており、カルシウムの摂取不足でイライラするというのは、栄養学的には考えにくいことです。
現実にはほとんどの日本人がカルシウム摂取不足という状況なので、イライラしている人についても「カルシウムが足りていないのでは?」という指摘が本当に当てはまることもあり、この噂がまことしやかにささやかれるようになったのかもしれません。
やっぱな〜絶対嘘だと思ってた
はっきりした
あと気になるのは[脳が規則的に心拍信号を出してるから、]やな。
古代中国人がそれを「ココロの内臓」と命名したように、脳ーココロと全身に血液を送る筋肉袋には密接な関係があるのは事実や。
怒ったり大観衆の前でプレゼンしたりするとき緊張のあまり脈が速くなるのはそういうこっちゃ。
増田も言う通り、映画「フランケンシュタイン対バラゴン」の冒頭のように、ネズミやタヌキの心臓を取り出しても動き続けるというのは事実や。
だがの。チェンソーマン第二部でおなじみの 首なし鶏マイク - Wikipediahttps://ja.wikipedia.org › wiki › 首なし鶏マイク
首なし鶏マイク(くびなしにわとりマイク、Mike the Headless Chicken、1945年4月 - 1947年3月)
なんかをみると、「いや脳って?」って〇学的な疑問が湧かんか?
[心電図モニタがフラットになるのでこの瞬間は結構ビビるし初めて見たら油汗出るよ。
でも大丈夫。脳が規則的に心拍信号を出してるから、それに従って心臓も規則的に動き出す。時間にして1~2秒程度なんだが、初めて見ると永遠に感じるほど。]
蘇生法の講習受けたら叩き込まれるのは「絶え間ない心臓マッサージ」や。これは「脳に行く血流を止めるな。止めるのは最小にしろ」という目的のための手段や。脳は酸素消費が多くて酸素欠乏に弱いからな。もちろん酸素がたくさん含まれている血流の方が言うまでもない(人工呼吸+心臓マッサージ)。しかし多くの現場では贅沢は言っとられへん、二の次や。ないよりマシ…ということで、心臓マッサージを止めてまでマウスツーマウスなどの人工呼吸に手間をかけるのは以前よりも推奨されなくなったんや。
・・・話が逸れたな。
同じように、”AEDで電気ショックをかけたら即心臓マッサージ再開”が推奨されるんや。
1‐2秒心臓モニターがフラットになってるのをのんびり見ているという状況は本当はあってはならないんじゃ。
1‐2秒で心臓が正常に動き出せばよい。だがAEDで除細動に成功する率は100%ではない。
除細動に失敗したとして心臓マッサージを再開するまで何秒フラットなモニターを見ているつもりだ?
(AEDをかけるのにも数秒かかるので合計の心臓マッサージなし時間が10秒に及ぶこともある)
∴ゆえに、除細動に成功したか確認する前に心臓マッサージを再開すること!
※増田も書いているように、細動になるには理由がある。理由が除去されていないのなら、戻らないケースも当然ある。
心房結節、これは辛抱結節のことやな… ウソ。房室結節かな。
AEDは日本語で自動体外式除細動器と言うんだけど、除細動器にはプロ(医療向け)と一般(非医療従事者向け)の製品があるよ。
AEDはこのうちの一般向けの製品の事だよ。Aはオートマチックの意味。
医療向け製品は心電図モニタでの監視が行われている事が前提だから単能型で普通の電化製品のようにスイッチを入れると電撃が起きるよ。
一般向けは必ず診断モードが付いてて、蓋を開けると自動的に起動、コンデンサへの充電、電極パッドを付けると診断モードになるよ。(電源ボタンがある機種もある)
だからAEDを使うべき状態かどうかは機械が勝手に判断して実行するから「AED使用すべきじゃなかった状態なのに使用した」という事は起きえないよ。
蓋開ける(IOボタンを押す)と起動して音声ガイダンスが始まるよ。その通りに心臓マッサージしたりパッドつけたりすればいい。付ける場所はパッドや本体に大きく描かれているよ。
自動診断が終わってAEDが必要と判断されたら「全員手を放してショックボタンを押す」と言われるので押すと電撃が発生して患者の体が大きく痙攣するよ(結構ビビる)。
で、バッテリーの問題があるから10年も20年も使えるわけじゃない。使用した事なくても交換が必須なんね。これは消火器と同じやね。
低周波治療器みたいにヌルヌルの導電パッドが付いているんだが、これは数年で経年劣化でダメになる。でもリースだとパッドの交換もしてくれるし、本体も耐用年数で交換されるからバッテリー問題も考えなくていいし本体も新しい製品に更新されていく。
リース料は1万弱/年くらい。
でもリチウムイオンバッテリー+コンデンサ+心電図診断ソフトの組み合わせの製品だからもっと安くできるはず…って事で最近だと10万を切る製品も出てきてるらしい。
AEDは心臓が細動、つまり痙攣しててポンプの働きを無してないって時にフルスイングのビンタを心臓にかます機械だ。
心電図モニタがフラットになるのでこの瞬間は結構ビビるし初めて見たら油汗出るよ。
でも大丈夫。脳が規則的に心拍信号を出してるから、それに従って心臓も規則的に動き出す。時間にして1~2秒程度なんだが、初めて見ると永遠に感じるほど。
AEDや心マが遅れると脳がダメージを受けてしまってこの信号が来なくなっちゃうのだな。だからAEDは早くやらんとだめって事なんであるな。
最初の生物は心臓なんてなくて体を動かす→体液が動くっていういい加減なシステム
↓
体大きくすると体液循環量が足りんぞ→せや体動かさない時でも勝手に動いてる箇所を作りゃいいんや
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さっき作った醤油チュルチュルの握るとこの前後にストローさしたら効果あがったやん天才やんワイ
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そうや醤油チュルチュル握るとこの前後にワンウェイの弁付けたらもっと効果アップや
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握るとこを思いっきり握っても握りに吸入する時になかなか入っていかんで効率落ちちゃうんやんけ。予め圧が高くなってればあっというまに充填されるのに
せや握るとこの真ん中にも弁付けたら低圧圧縮→高圧圧縮で効率アップするやん
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あーでも本社の方に指令2つ出せって言っても進化の融通きかんしこっちの現場は現場で勝手に進化してるしで連携とれんな…
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せやこうすりゃいいんちゃう?
本社の収縮指令が来るやろ?それを低圧に繋ぐんや。それで低圧連中が動くと電気信号が起きるやん。それを高圧側に繋いで動けば一つの指令で時間差の指令が作れるやん
名付けて「カツオの場所はカツオドリに聞け」作戦や。ジンギスカン作戦に並ぶ名作戦やでこれ
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でも低圧連中の出す信号って微弱やな…タイミングにもズレがあるし微弱電流を閾値にするとノイズ拾いまくって大混乱や困った…
せやスター結線や!心房結節で集合させればええんやそっから各部署に分配する
スイッチングハブ(洞結節)→リピーター(心房細胞)→スイッチングハブ(心房結節)→リピーター(心室細胞)
これでいけるで
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????あのそれだとブロードキャストストームに弱くない?
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あーちゃんと動いてるしもう仕事終わり!クレームもきとらんしうちはパラシュート会社と同じでノンクレームの優良企業や
こういう経緯で、心臓に自律性を持たせる実装にしたせいで、なんか衝撃を受けた場合に心筋のどっかがまとまって拍動するとそれを受けて他の部分が拍動→その刺激で他の部分が…と繰り返して収拾付かなくなってしまうのよ。
ブロードキャストストームですわ。神の実装ミスです。
因みに、心臓はこういう風に自律性がある実装されてるので、体から飛び出しても動いていたりする。
心臓は筋肉の塊で非常に丈夫なうえに、拍動で擦れて傷つかないように心嚢っていうスベスベの膜に入ってるので、交通事故でトラックに踏まれて胸部が潰れてしまっても血管から千切れてシュポンって感じで飛び出してくる。
その状態でも路上で拍動を続けてるんですな。奥多摩のタヌキとか大垂水峠の鹿とかがトラックに轢かれてその近くで心臓が動いてるという現場を何度も見た事があるよ。
これは「倒れてない人、ピンピンしてる人にもAEDが必要なことがある」って話だよ。
例えば江戸時代などには食器洗いのママレモンとかは無かった。キュキュットとかも同じくない。
じゃあ食器洗いはどうしていたかというと竈の灰を水に入れて放置して灰汁を作り、それで洗っていた。
これは水酸化カリウムで強アルカリだ。植物の細胞が燃えて水蒸気と二酸化炭素になり、金属であるカリウムが灰の中に残ったものだね。
筋肉が収縮するには特にカリウムが必要だ。だから筋肉にはカリウムが多く含まれる。
そして血中のカリウムが多すぎると筋肉が過敏になる訳だ。こむら返りとかが起きちゃう。
事故で車の下やブロック塀の下に挟まれててそこから救出すると、挟まれ箇所が足とか腕とかだと筋肉の塊だからしばらく痺れるが血液の循環が回復されると痺れも取れる。なんてことも無く動けるしもうへっちゃらに見える。
圧迫によって潰れた、酸素不足で死んだ細胞の中身が出てるのだ。これはゴミとして掃除しないといけないから血液はこれを拾って持って行く。
で、ここにカリウムが超大量に含まれている訳だ。多すぎるカリウムは腎臓が濾して除去する。
でも大量すぎると処理が間に合わない。大量のカリウムが体内を巡ってしまう。
で、ここに筋肉まみれのマッチョで実装ミスによって痙攣が起きやすい臓器がある。つまり心臓だ。
アーキテクチャ的にブロードキャストストームに弱いのに、高カリウム血によって信号を拾う閾値が思い切りさがる。心室細動が起きないはずがないって状態なのだ。
だから、事故で挟まれていた人が救出されて「大丈夫だ」と言っていても動かないように命じ、救急車を呼んで病院に搬送して欲しいのだ。どんなに元気であってもだ。
そしてこの人は突然心室細動を起こして死ぬ可能性があるからAEDも用意すべきなのよ。
因みに高カリウム血症へのAEDの使用は、蘇生→再び心室細動を繰り返すのでAEDはずっと繋げたままで心電図を注視してないといけない。
何度も細動が起きて何度も電撃で痙攣する患者は見たら肝を冷やすこと請け合い。
そういう訳で医者でもないのに事故や労務災害に出くわす事が多い上に自分も心臓病を患って色々覚えた野良心臓マニアの増田がAEDについて書いてみたよ。
今回の事件において「心肺停止ならまだ助かる見込みがあるから、死亡を意味するものとは思わなかった」といったコメントが散見された。医学用語でありながらも一般にも使われる用語なので、微妙なディスコミュニケーションが起こりがちではある。
心肺停止は文字通り、心臓も呼吸も止まっている状態を指す。現場ではCPA(Cardiopulmonary arrest)を言われることのほうが多い。病棟で急変があると、「〇〇さんCPAです!」みたいな感じでみんな救命に殺到する。さて、心肺停止状態にはCPR(CardioPulmonary Resuscitation)が施される。このCPRで心拍が再開する病態もあれば、再開しない病態もある。よくあるのは心室細動でバタンと倒れた場合、ただちにCPRを続けながらAEDによる電気ショックを与えれば、高確率で救命できる。一方末期がんの患者さんが緩和ケアの末に心肺停止した場合、そもそもCPRを行わないが、仮に行ったとしても心拍が再開する見込みは非常に低い。
さて、今回のケースでは、ニュース第一報から割とすぐに(たしか1,2時間もたたずに)「心肺停止で搬送」というニュースが飛び込んできたように思う。自分は病院の医局でそのニュースを同僚と見たのだが、そのニュースを見て同僚医師たちと「これはまず助からないですね…」と話した。なぜかというと、慌ただしい救命の現場で心肺停止した「確実に」断言することはとても難しいからである。心肺停止の疑いが濃厚な段階で、あらゆる救命措置を行うし、確認する余裕はない。もちろんその場にいる医療者は誰もが心肺停止だろうと思ってCPRに従事するが、それを医学的に確定診断する余裕はない。その心肺停止をニュースに流すとなると、これはもうほぼ救命の見込みがない傷だと現場の医師が判断したからであろう、と。後の奈良医大の会見でも、頸部や胸部の銃創で大血管が大きく損傷した、とのことであった。大血管の損傷は、シンプルに大量出血して血圧低下するので、救命といってもできることは極端に少ない。大量輸血しながら出血箇所を塞ぐしかないが、通常破れた血管を塞ぐにはいったんその血管の血流を結紮して止めなくてはならない。しかし大血管を結紮すること自体が当然自殺行為である。
まとめよう。一般医療現場で「心肺停止」と使われる場合は、患者さんの病態によっては、回復する可能性があるケースもそれなりに含まれる。しかしそれをニュースに流すとなると、ほぼ心肺停止から戻らないであろうという確信があって初めて報道される。しかもそれがまだ現場が極めて混沌しているであろう1,2時間後にニュースとなった。従って医師がみればまず救命できない傷であったのだろう。というのが当日のニュースに接して思った内容だった。