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2024-08-23

自民党総裁選嫌だ

日経記事によると次の総裁選に最もふさわしいのは小泉進次郎だそうだ。

最悪ですね。最悪ってのは小泉氏本人の資質というより自民党権力に対する固執が透けて見えるからなんだけど。

当たり前だが自民党総裁選国政選挙ではない、自民党という政治団体トップを決めるだけであって国民の信を問うものではない。

投票方式いびつで現役国会議員自民党員の投票で決められて、しかも1票の重みは国会議員はるかに強い。全然民主主義じゃない。

そんなクローズドサークルで選ばれる親玉の話をメディアは連日報道している。

なんでかって?要するに新しい総裁の下、国政選挙に打って出れば国民はコロッとだまされて自民党投票すると思われてるんだろ?

それで連中はなにか党のイメージが変わるような人間を担ぎ出そうとしていて、その一番手小泉氏ってわけだ。

※現時点で誰が選ばれるか分からないが、現役国会議員自分議席を維持することが第一で、さらに言えば与党としてなにかしらの恩恵にあずかれる人間を選んでおこうと考えるんじゃないかな。

率直に言って有権者は舐められてるよね。どうせ俺たちが選んだ党首をお前らも追認するんだろって思われてそう。

日本に本当の意味民主主義存在しないということは今日始まったわけではないが、先日の英国総選挙を経た後だと余計日本のひどさが浮かび上がってくる。

ボリスジョンソン以降の保守党国民の信任を失うだけの政治を繰り返してきたわけだけど、選挙の前に党首をすげ替えることはしなかった。

多分そんなことをしても有権者から魂胆を見破られて、余計信頼を失うことが分かっていたからだと思う。

BBCかにボロクソに言われそう。

シスナクは負けると分かっていて党首として総選挙に出た。それが民主主義で不可欠なプロセスからだ。

岸田さんも総裁選の前に解散すべきだった。「おれのやってることが間違ってるというなら、国民に聞いてみよう」ってね。

特にどこの政党も支持しているわけじゃないけど、連日の報道を見て嫌気が差したので自分の備忘のため書きました。

2024-08-22

スタレもFGOもやってることほぼ「劇場版ドラえもん のび太異世界短期滞在救済物語」だよな

まあスタレは銀河鉄道999が露骨ベースからそういう風になるのは分かる。

FGOの方も時空警察ものがそういうプロットになるのはしゃーないという気はする。

ただな、なんかもうこういうジャンルっていい加減みんな飽きてるんじゃないかと思うんだよな。

不思議因習が広がっているクローズドサークルじみた場所に旅して、そこで起きている未曾有の大問題旅人がサラっと助けてしまうっていうストーリー

から神話とかで定番物語類型だよな。

レビトを主人公として各地を巡るタイプ・・・名前が出てこねえけど昔からよくある奴。

俺が問題だと思ってるのは、ソシャゲがもうこのタイプゲームばかりになっているってこと。

なろう小説も一時期はこのマレビトチート主人公が暴れてたけど、最近はだいぶ落ち着いてきて1ジャンル程度になった。

対してソシャゲはもうこのタイプじゃない作品ほとんどないレベル

既存文脈が固まりきったモバマスシリーズとかを除けば、よっぽど死に急いでいる個性的作品以外はこの文脈だ。

記憶をなくした主人公プレイヤー分身

ガイドキャラ世界の仕組みを教えるたびに案内してくれる

主人公が訪れる地域はどれも未曾有の危機の真っ最中

・各地域が抱えていたピンチを救い終わったら次の地域へ出発

平和地域に行けるのは期間限定イベントお祭りムードときぐらい

もうどれもこれな

まあRPGゲーム基本的な流れがこれだからそれをなぞってる所はあるよ。

ボスダンジョンがあってそれを倒すまでの拠点があり、ボス戦へのアプローチとして街の住人からの依頼がある流れな。

そしてソシャゲ盆栽育成の延長にある遊びで、それをデジタルゲームに変換するとどうしてもRPGの形になるということは。

だけどさ、もうちょい個性って出せないもんかね?

街の個性ダンジョン個性戦闘個性キャラ個性セリフ個性、っていう話ではなくて、プロット個性をそろそろ見たいわけよ。

本当にどれもこれもそうじゃん?

劇場版スターレイル 開拓者の夢いっぱいピノコニーユートピア」「劇場版FGO グダ子と絶対魔獣戦線バビロニア」みたいなのさ、もういい加減腹いっぱいじゃない?

新世界行く→かわいい子が出てくる→事件が起きる→かわいい子がかわいそうな目にあう→ボスを倒す→奴はとんでもないものを盗んでいきましたそれは貴方の心です

ほんまもういい加減にしろって思わないかお前ら?

2024-01-13

外界と隔絶された避難民「外はどうなってるんですか」

輪島の完全孤立集落情報ないんです」 徒歩で訪ねた記者が見た現実

毎日新聞 2024/1/12 20:27(最終更新 1/12 23:05) 1993文字

 被災者たちに何度も言われた。「外でいったい何が起こってるんですか?」「ここまで報道機関が来たのは初めてだよ」

 能登半島を激しく揺さぶり、住民を混乱に突き落とした元日大地震。山がちな半島では孤立集落の解消が遅れ、取り残された住民は苦しい生活に耐えてきた。中でも石川県輪島市の北岸にある西保(にしほ)地区は、徒歩でも行き来するのが極めて困難な孤立集落が点在。11日になってようやく空から救出活動が本格化した。本紙記者2人は10日、被災地支援物資を主に徒歩で届けている男性に道案内を頼み、西保地区に入った。

 住民避難生活を送る公民館に足を踏み入れると住民がわらわらと駆け寄ってきた。口々に「情報がないんです。新聞を読みたい」。公民館に勤務する中嶋恵美子さん(65)によると大沢町には従来、60世帯100人ほどが暮らす。元日帰省者が多く150人以上いたとみられる。訪ねた時点では30人ほどがヘリ避難済みだった。


 取材中には神奈川県警ヘリが降りてきた。「迎えが来た?」「乗れるの?」と期待する老若男女20人ほどが集まってくる。この時はドローンで薬を運べるかどうかの調査のための来訪だった。帰省中に孤立余儀なくされた人たちを中心に約40人がすぐに脱出したいと順番を待っていた。

https://mainichi.jp/articles/20240112/k00/00m/040/311000c

ファフナーとか最終兵器彼女の「島以外は戦地になって崩壊してるが、島民は外の様子が全くわからない」ネタってガチでやれるんだな

ネットの発展でクローズドサークルやりにくくなったというけど極限状況モノなら今でもやれるんだな

2023-12-31

[]12月31日

ご飯

朝:なし。昼:バターロールチーズ。夜:ほうれん草豆苗ウインナースープマグロイカ刺身。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。13連休5日目。

ダラダラしてる。連休最高!

探偵・癸生川凌介事件譚 あねの壁

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第十一弾にあたる。

姉の壁という伝承調査にやってきたライター弥勒院蓮児とその助手十六夜彩子が殺人事件に巻き込まれる。

今作からシナリオライターさんが変わっておりシーズン2と括られている。

登場人物もいつもの面々の出番は控え目で、五作目昏い匣の上で登場していた弥勒院と十六夜が主役になっている。

作風的にも新本格の流れの影響をバリバリに受けていたシーズン1とは少し異なっていて、どちらかというとミステリよりサスペンスな趣きで、謎解きはあまり話の主題ではない雰囲気だ。

伝承についての調査パート、その伝承になぞらえた奇妙な殺人事件を追う調査パート、そして謎解き編という構成だが、ボリュームはかなり控えめで謎らしい謎の提示が無いので引っかかるところがなかった。

この謎らしい謎の提示の弱さは短編ミステリとしては物足りなさを感じた。

フーダニットが絞り込めないことを作中では度々繰り返しているが、そもそもそれらしい謎の提示が無いから、ただ悩んでるだけでもう少し前向きに進められるところの議論が欲しかった。

とある解釈を序盤に深い理由なく除外していたり、科学捜査の基礎中の基礎をとある人物理解していなかったり、医療従事者に金を握らせて隠蔽していることがすぐバレたりと、そもそもクローズドサークルが閉じている中で謎解きをする意味が見出せなかったりと、なんというか“ぎこちなさ”が目立った。

からダメなんじゃなくて、こういう部分が気になるぐらい魅力的な大きな謎がないことが評価に繋げられなかった。

名探偵癸生川凌介最後最後まで登場せず、ためにためて出てくるシリーズお馴染みの構図は、謎が謎だからこそ輝くのだが、今回は頼るのが早すぎて語り手の弥勒院の情けなく思えてしまった。

小説的な情緒を語るパートは文量をしっかり割いていて、こちらは面白かった。

伝承現代感情リンクするところは特に良く出来ており、パズラー的な見立て殺人の妙でなく、小説らしい物語構造としての比較の妙が決まっていて面白かった。

この辺はシーズン1から2へ切り替わってライターの好みも変わったことを強く感じて面白かった。(石川さん情緒面のエピソード主題にした作品はあったけどね)

ミステリのぎこちなさと比べると、姉弟感情の揺れ動きや、残酷大人無垢子供の対比など、情緒面の文章の筆の乗り方はかなり好印象。

本格やパズラー的な要素が好きな僕の好みとは違っていたが、見るべきポイントはしっかりあって面白かった。

2023-07-31

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(1〜22)

50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います

点数をつけるのはしっくりこなかったので、

好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。

ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。

今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。

リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。

好き好き大好き超愛してる

超探偵事件簿 レインコード

雨が降り続ける街カナイ区を舞台真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語3Dリッチな箱庭でキャラ操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム

主人公見習い探偵ユーマと相棒死に神ちゃん関係値の変化がたまらない。

舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体ゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。

ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオ世界観キャラクタが魅力的だった。


AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ

AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。

前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。

マルチサイトものではベタトリックだけれども、ゲーム表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。

システム面も物語邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。


EVE ghost enemies

さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、burst errorエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。

今回はかなり辛い展開も多く、小次郎まりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。

かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。

法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE rebirth terror

偉大な名作burst error物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品

特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花エピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。

僕がテキスト主体アドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。

満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE burst error

探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトストーリー

おちゃらけた軽そうなイメージ主人公が、やるときはやるという類型完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。

不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。

終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。


○大好き

一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム

短編ほどのプレイ時間ながら長大世界を楽しめる。

宗教倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。

残酷で重たい話だがタイトル意味理解できたとき少し前向きになれ安心できる。


タコリタ・ミーツ・ポテト

海中で暮らす種族と陸で暮らす種族会合食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム

好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。

子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。

遊ぶと絶対フライドポテトが食べたくなる。


イハナシの魔女

沖縄離島舞台にした王道ボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの

一人ぼっち同士の彼らが少しづ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活エピソード面白かった。

物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道

二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。


カガミハラ/ジャスティス

公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム

最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話

しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラ視点人物になる群像劇になっていく。

それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。


リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

キラークイーンの続編で前作とは異なるデスゲームが描かれる。

前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。

今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。

いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。


シークレットゲーム -KILLER QUEEN-

若い男女が突如奇妙な建物拉致され、強制的暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの

いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。

デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し

特に敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。


時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-

魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象解決していきながら、学校のものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム

いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるものヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイ精神で読める。

用意された素材が全部重要タイプ作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校のものの謎という一点に集約していくのが面白い。

原作18禁美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。


カテゴリーI -死線上のサバイバー-

爆発事件に巻き込まれ瀕死状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータ世界に移され、手術の順番を人狼ゲームモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートゲーム

人狼ゲームを通じてキャラ性格過去を描くのが面白く、主人公ゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。

女性キャラだと、アイドルオタク白雪サツキさんが気に入ったかな。

思考する類のゲーム戦略的面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。


ファミコン探偵倶楽部後ろに立つ少女(スイッチリメイク版)

ファミコン時代アドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。

とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。

こちらはこちらで皆口裕子さんの熱演シーンが熱い。

この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。


探偵撲滅

理想探偵外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。

メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品

ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。

ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。


シロナガス島への帰還

探偵池田助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。

クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。

ジャンル一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成面白かった。

僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現豊富にあり、この中でダントツエッチ作品でもあった、大好き。


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステム武器に、色々な美少女イチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF恋愛ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。

壮大な物語なんだけど、あくま家族ものテーマを一貫しているのが素晴らしい。

年上ヒロインが多いのもマザコン主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。

システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。


ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(スイッチリメイク版)

FC時代ADV最先端リメイクした作品

シンプル物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和ゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。

特に背景で動くモブ表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。

声優の熱演、特に主人公緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。


○好き

A YEAR OF SPRINGS

現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム

三人のキャラが交代で主人公を務める短編集のような作品

フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的日常淡々と展開する。

その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。


最悪なる災厄人間に捧ぐ

自分を含めた人間認識できない主人公の豹馬が、誰から認識されない透明人間少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。

かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語

重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。

しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム


未然探偵 The Protea Cases

株式会社オレンジロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公男性といい雰囲気になりつつ事件解決していくシリーズだ。

今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。

主人公の伊月千春が最初AI攻略対象男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。

なお、攻略対象男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。


パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

本所不思議にまつわる呪いを巡るマルチサイトストーリー

なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語パズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。

魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。

世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。


23作目以降はこちら

2023-07-26

anond:20230725231257

おもしろミステリとは何か」を語るなら、まず「ミステリとは何か」を定義する必要がある。私は以下のように定義をしている。

 

 

倒叙ミステリ」のように犯人側が殺人を犯す心理を描いていく作品もあるのだが、本エントリではとりあえず上記定義を厳密に適用し、倒叙ものミステリではないとする。また東野圭吾容疑者Xの献身』のように、犯人側と探偵側の視点が入り混じり、その構造自体が読者へのサプライズになるような高等テクニックを用いた小説もあるのだが、こういうものも一旦ミステリではないとする(古いミステリファンならご存知だろうが、実際に『容疑者Xの献身』が本格ミステリなのか否かで、大議論が起きましたな)。

 

面白いミステリとは何か

ミステリとは〈謎を追う構造を持つ物語である。その謎には、大きく分けて二種類がある。〈人間の謎〉と〈トリックの謎〉だ。

ブコメでも出ているが北村薫の「私」シリーズ典型的な前者で、日常の中で発生する何らかの謎を解いていくと、その謎に関わった人間ドラマに突き当たるという構造を持つ(ざっくりと説明しているので、多くの例外を切り落としている)。ストーリーミステリ構造が使われていて、サプライズも用意されているものの、最終的には人間ドラマを描くことが主眼の小説と考えていい。

翻って「トリックの謎」というのはいわゆる〈本格ミステリ〉と呼ばれるジャンルで、絶対不可能方法殺人などが行われ、犯行に使われたトリック自体面白さで読ませるものと考えればよい。綾辻行人十角館の殺人』はもろにこちらに当てはまり、実際にトリック自体が斬新で衝撃があったため、名作としていまに至るまで読みつがれている。

ミステリを巡ってしばしば問題になるのが〈人間が描けていない〉という件だ。平たく言うと、トリック小説人間ドラマとの相性が悪いのだ。人を殺すならば夜道で後ろから刺せばいいだけで、わざわざ密室を作ってその中に閉じ込めたり、アリバイトリックを仕掛けて警察を欺いたり、クローズドサークルの中で大量殺人チャレンジしたりなど、コスパの悪い行動を取る必要はない(実際に、現実世界本格ミステリのような事件存在しない)。トリック小説としての面白さを作り込めば作り込むほど「こんなことをする人間がいるわけないやん」という問題が浮かび上がり、リアル人間ドラマからは遠ざかる。これは構造的に仕方のない問題であり、謎解きミステリ文学賞レースで弱い理由もここにある。

増田は〈トリックの謎〉に特化したミステリに対し〈キャラクター描写ストーリー偏重〉する読みかたをしており、こう読まれるといかに名作といえどつらいものがある。アダルトビデオを見て「ストーリーがめちゃくちゃじゃないか」と言っているようなもので、〈トリックの謎〉系の小説を読む際はモードを変えなければならない(とはいえ十角館の殺人』が小説として稚拙すぎるというのは私も同意するところで、いかトリックが斬新であろうともこんなもん評価できるかという増田の主張は、理解できる面もある)。

まとめると、ミステリには二つのタイプがあり、それぞれ別の軸で評価しなければならないということだ。〈人間の謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + 最終的に描かれる人間ドラマの深度が評価ポイントとなり、〈トリックの謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + トリック面白さが評価ポイントとなる。「面白いミステリ」とは、その作品が属するジャンルで高いポイントを得たものといえるだろう。両者をごちゃまぜにして測るべきでない物差しで測ってしまうと、価値を見誤る。

殺戮に至る病』は読んだのが昔なので覚えていないのだが、構造的にはサイコサスペンス + ラストに驚きがあるという作品だったと思うので、ここではミステリとしては扱わない。

上記2作はミステリとして何が優れていたのか

上述の通り。

自分ミステリを楽しむには何に着眼すべきなのか

キャラクター描写ストーリー偏重〉するのであれば、〈人間の謎〉を主眼に置いた作品を読むのがよいかと思う。とはいえ十角館の殺人』以降、綾辻行人はぐんぐん小説が上手くなった人なので、例えば代表作『時計館の殺人』なんかだと、あくまトリック小説ではあるのだが、小説としてのエグみは『十角館』よりもだいぶマイルドになっており増田も楽しめるかもしれない。

おすすめ作品

米澤穂信『王とサーカス

米澤穂信ミステリ構造を使いつつ、それを深みのある人間ドラマと融合させていくことに長年取り組んでいる人で、『王とサーカス』は代表作のひとつでもある。2001年カトマンズで起きたとある政変テーマとなっているが、殺人事件の謎を主人公女性記者が追っていくにつれ、〈報じるとはなにか〉という現代的なテーマが浮き彫りになる。磨き上げられた体温の低い文体も素晴らしく、読んでいる最中カトマンズの街を旅している気分になる。

島田荘司『奇想、天を動かす』

人間の謎〉と〈トリックの謎〉は相反するというようなことを書いてきたが、それをムリクリ融合する試みも過去何度も行われており、島田荘司はそれを最高レベルで達成した作家のひとりである。『奇想、天を動かす』では作中で大トリックが使われているものの単なるトリック小説ではなく、読むにつれ戦後日本という巨大なテーマが立ち上がってくる。

連城三紀彦『宵待草夜情』

連城三紀彦は〈人間の謎〉を描くことに主眼を置くタイプミステリ作家で、吉行淳之介を思わせる優れた文体をもっているのだが、そういった文芸調の作品にやけにハイコンテクストで作り込んだミステリ様式を持ち込むあたりがユニーク作家である。『宵待草夜情』はいずれも重厚人間ドラマが描かれつつ、そこに作り込まれミステリの要素が投入されていて大変面白い最高傑作と呼ばれる「花虐の賦」も収録されている。

2023-06-06

[][] アムリタ饗宴アラーニェの虫籠[リファイン版]

2023-03-04

[]3月3日

ご飯

朝:なし。昼:サラダスープ。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

探偵・癸生川凌介事件譚 海楼館殺人事件

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第二弾にあたる。

発生した事件を追うだけだった前作とは異なり、シリーズキャラたちの縦筋になるエピソードもあり、キャラクタに愛着を持ち出せる展開が特徴的だった。

特に前作の感想で僕が気に入ったと書いた助手白鷺洲伊綱は、今作でも大活躍な上に、くだんの縦筋になる布石エピソードもあると、たくさん彼女の魅力を楽しめた。

今回の事件は館モノ。クローズドサークルに、密室殺人、奇妙な構造の館、怪しい招待客たち。新本格ミステリと共に生まれ育った身としては実家のやつ。

開幕早々の建物見取り図を見て、あーアレね、まあ、割と最近も読んだことあるし、やっとかないとねえ、うんうん、と納得した。

納得したのも束の間、いやいや、このシリーズ探偵・癸生川凌介事件譚だぞ、とタイトルをもう一読してから捜査に挑んだ。

ミステリの謎を探偵役より先んじてわかる/わからないに意味はないという建前を思いながらだった。

そんなわけで、王道を楽しく遊べた。

キャラクタの方面では、最初にも書いた白鷺洲伊綱ちゃんの魅力だけでなく、癸生川凌介の身も蓋もない展開も前作以上のスピード感でこれが恒例になりそうな感じが楽しい

シリーズキャラ以外だと、伊綱と妙に距離感の付け方が早かったのと、名前の読み間違いという鉄板面白をやってくれた矢口床子さんが印象強かったかな。

白鷺洲伊綱のテキパキ高速推理からの、癸生川凌介ちゃぶ台返という構造の妙に磨きがかかった良い2作目だった。

3作目や4作目への縦筋の展開も用意されており、続きが気になるので、また近いうちに遊ぼうと思う。

2023-01-04

[]1月3日

ご飯

朝:おぞうに。昼:なし。夜:おぞうに。

調子

むきゅーはややー。お仕事は十連休8日目。

探偵撲滅

・はじめに

日本一ソフトウェアミステリADV

巷を騒がせている100名近い連続殺人を続行中の八つ裂き公に対抗すべく、優秀な探偵所属する探偵同盟の中でも選ばれし13人が孤島に集まり検討会を開く。

そこのなぜか探偵としてはまだバイトで駆け出しな主人公が参加することになるが、その孤島は既に八つ裂き公による殺人舞台になっていた。

理想探偵外道探偵などのコードネームを持つ優秀な探偵たちの中に八つ裂き公が居るとしか考えられないシチュエーションに、主人公無能探偵の二つ名を授かり捜査を始めるのだった。

あらすじだけ見るとダンガンロンパフォロワーな感じだが、所謂新本格ミステリ」の文脈の色が濃く出ている。

・大量に出てくる出てくるだけの固有名詞面白い

西尾維新のアレね。

一言で終わらせるのは勿体ないので紹介する。

「6大グループ企業『十傑』」

モナ・リザオルタナティブ事件

「史上最凶の護衛伊草弟切」

みたいな格好いいけど、別に後々登場する訳ではなく、その時々に味付けのためだけに登場するだけ。

こういうのを格好良いと思う回路が出来ているので格好良いと思った。

(とはいえ、それをやり続けてる西尾維新本人は別格なんだよなあ、零崎はじめてえ……)

幻想的な描写を交えながらホワイダニット誘導するような文章を重ねながら物理トリック一本背負い

北山猛邦のアレね。

一言で終わらせるのは勿体ないので紹介する。

文体とある特殊設定が相まって、現実虚構曖昧になる描写が多い。

その割にハウダニット重視の謎解きが多く、ホワイダニット最後最後まで重視されない。

そのハウダニットも、古き良きな趣で、思わず

||「よっ! 氷!」||や

||「糸さまー! こっち向いてー!」||や

||「きゃー自殺を他殺に隠蔽ちゃーんー!」||と

声援を上げながら楽しくプレイした。

前例のあるトリックからダメと言っているんじゃなくて、トリックは見せ方であり、それがゲームになることによって斬新…… さは特にいか

まあまあ、十角館再放送は何度観ても楽しいからいいじゃん。

(北山のアレもこの作品も十角館再放送ではないが、新本格とは根本的にそうだと言っている)

人間が生きる意味を問う哲学宗教に関する問答

浦賀和宏のアレね。

一言で終わらせるのは勿体ないので紹介する。

探偵というジャンルがこれを想起させるのか、本質的物語はそこに行き着くものなのかはわからないけど、そういう問答のシーンが長尺である

面白い面白くないは、正直別にどちらとも思わなかったという答えになる。

ただ、割と真っ直ぐな回答なので、シンプルだなあとも思った。

クローズドサークル内の描写ほとんどで、市井の人々の描写が無い点が悪い意味で狭く感じた。

もう少し広いところで議論した方が、具体性をもてて僕のこのみだったかもしれない。

(浦賀オタク描写のことを、生死感を問答する際に重要一般的市井の人々の描写だと思ってるわけではない)

・身も蓋もない展開

矢野龍王のアレね。

一言で終わらせるのは勿体ないので紹介する。

殺人事件最後の生死感を問う部分はやりたいことがハッキリしていたのだけど、迷宮彷徨いデストラップ四苦八苦するところは身も蓋もなかった。

仕掛ける側も、解く側もなんでもありだし、死体がないなら疑うのもベタ中のベタすぎて、はは…… ってなる。

商業的な事情の水増しを感じるが、小説よりは、ゲームの方が複数人制作ということもあって、水増しが納得できなくはないのが、なんとも。

(矢野龍王は水増し力を鯨統一郎から学ぶべきだったんだよなあ、いや水増し力というか、それを批判されても動じない心というか)

女性体臭にまつわる描写エッチ

関田涙のアレね。

一言で終わらせるのは勿体ないので紹介する。

ゲームトイレのシーンがないとかお風呂のシーンがないとか難癖を付けるの嫌いなんだけど、この作品は難癖とかではないです。

というのも、序盤はお風呂トイレがある場所で休憩しているしそれらを利用する描写がある。

物語が進むにつれ野宿を繰り返してるから

風呂我慢している描写がある。

しかも、冒険が進むにつれ気温が上昇しているという描写もあるせいで汗をかく描写も多い。

さら匂いに関するトリックや、匂いに関する長けた能力を持った人もいるため、体臭言及するシーンも多い。

こうなると常日頃から、そのような単語検索してはPixivブックマークを肥やしている身としては居ても立っても居られない。

しかし無いもの無いのだった……

(関田涙の蜜の森の凍える女神の凍えるシーンの詳細な描写二次創作をどれだけ探しても見つけられなかったことを思い出すなあ)

(なお、そのようなジャンルの僕のオススメ作家さんは緑茶みちさんとイソポティラミスさんです)

・さいごに

清涼院流水が好き。

てらいなく、本当に好きなんだよね。

僕にとってあの時代は「黄金時代」だったんだ。

から、流水を好きな人のことを好きになっちゃうんだ。

上京してから、同郷の人と会ったとき、妙な連帯感を感じるアレだよ。

(いや僕学生時代と同じ街で暮らしてるから知らんけど)

2022-11-27

[]11月26日

ご飯

朝:なし。昼:ケンタ。夜:くるくる。深夜食ラーメンチャーハン

調子

むきゅーはややー。おやすみ

イライラして変な食事をしてしまう、よくない。

マリンエクスプレス殺人事件

日本サブカルチャー大好きなスペインの方が作られたノベルゲーム

水中を進む電車日本修学旅行に向かうお嬢様学校の面々、しかしそんなクローズドサークルの中で殺人事件が発生する。

作中に散りばめられたマニアックオタクネタを掻い潜りながら、殺人事件真相を探る。

はいものの、あまり所謂本格ミステリ的なノリではなく、人間関係の中の動機を探っていく類のノリになっている。

(アメリカドラマだけど13の理由ちょっといかも? コメディ要素の多さは全然違うけどね)

聞き込みをしていく過程で見えてくる、キャラクタ同士の繋がりと、彼らが表では見せない裏の顔。

こういう事件輪郭人間関係に特化して掘り起こしていくのはいかにも古き良きADVの味がする良きところだった。

特に面白いのが名探偵役の乱子が、その時々でその人間関係を評するところが、中立性というか、中庸意見ちゃんと書こうとしていて好印象。

個人的にはイジメっ子のエリカが、そのイジメ相手に向ける歪な感情が、好きだった。

ちゃんとその感情主人公客観的断罪するところも込みで、バランス感覚の優れた作者だと感じた。

短くも丁寧にまとまっていて、日本文化が好きな気持ちと、日本にはないことをやろうとする気持ちとがうまくまとまっている。

特に後半、男性女性立場による幾つかの(あるいは一方的な)やりとりは、ポリティカルコネクトをインターネットの茶化し用語としてしか実感を持てていない自分を深く反省することしきりだった。

ただ、ゲームとしては正直なところ、丁寧にまとまってはいものの、ある種丁寧すぎるというか、もう少しケレン味も欲しかった。

コマンド選択や単純な選択肢も無い、真っ直ぐな読むだけゲームだけに、ゲーム性を利用したトリックであるとか、叙述トリックであるとか、「メフィスト賞」的なというか「00年代美少女ゲーム」的なというか、そういう味わいが一才無いのは、僕の好みとは違ったかな。

(※この文章、全く意図したわけじゃないんだけど、日曜日11月27日に書く感想ゲームの中で批判されてて、なんか申し訳なくなった)

とはいえ、500円の低価格ゲームなので真っ直ぐスマートシンプルにまとまっていて、良いところがたくさんあるだけで、十分面白かった。

2022-06-12

[]6月12日

ご飯

朝:なし。昼:ミートソースカルボナーラ生ハムルッコラピザサラダヨーグルト。夜:トマト素麺ポッキー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすミンミンゼミ

今日読書の日

○浅倉秋成の六人の嘘つきな大学生

就活で選ばれる側の学生が選ぶ側に立つことになった奇異なグループディスカッションで起こった事件を描く第一部と、それから数年後当時を振りかえる第二部からなる青春小説

パズラー文脈ミステリ以外のジャンルを描こうとしていて、序盤に登場するフェアという言葉を何度も使うキャラがいることからも、所謂フェアプレイ」の概念を主に置いている。

しかし、この作品ミステリ一辺倒ではなく青春小説の面も持っているが故に、ここでいう「フェアプレイ」は作者から読者へ向けたミステリ的な意味だけではない。

一般社会における人間関係においてのフェアな精神とはなんなのか? それを問うようなお話だった。

はてなブックマークTwitterである側面を見て断罪するインターネットのジジババ共へ向けたわかりやす教科書でもあり、就活という奇祭に向かわなければならない若者へのエールでもあった。

みたいな書評ごっこはさておき、面白かった。

就職活動中のグループディスカッションクローズドサークル見立てフーダニットするという構造自体入り口百点。

伏線狙撃手とかい異名が際立つ、もはや恒例になったラストの方で今までの伏線文章ピックアップしながら真の意味解説するくだりは、マジでこの変なあだ名が無ければ楽しめる。(伏線狙撃手て……

テーマであるフェアを巡るやり取りも、就活に苦しめられてきた自分過去を思い返して感情移入できた。

ただ、こんだけ無茶なシチュエーション自体へのサゲがないことだけは少し不満足かも。

○ 早坂吝の殺人犯VS殺人鬼

サプライズ」全振りのビックリサスペンス

イジメ加害者への復讐のために殺人を決意して部屋に忍びこむもすでに相手は死んでいた。

そんな冒頭から始まる、タイトル通り殺人犯VS殺人鬼サスペンス

クローズドサークルなのでフーダニットものかと思いきや、まさかサプライズ

叙述トリック可能性は疑いなら読んでいたものの、まさかこんな方向からサプライズが来るとは予想外だった。

たまたま同じ日に読んだ上で紹介した浅倉秋成の六人の嘘つきな大学生が、いたって真面目な社会派ホワイダニットを綺麗に描いていたもんだから、尚のことこの作品ホワイダニットには脱帽してしまった。

古い批判を蒸し返すけど「本格ミステリは人を書けていない」と評するのはあまりにも簡単

それだけに、いやはやまさかの衝撃だった。

キャラ事件にとってのコマしかないという批判をこれほどまでに朗らかに明るく肯定する作風は、あの当時の妙な熱を思い出させてくれた気もする。

流水、蘇武、浦賀石崎…… 彼らが紡いできたものも、ミステリ歴史の一頁として後継者が生まれていってるんだなあ。

ミステリって面白いですね。いやマジで

2022-04-01

anond:20220330171231

屍人荘の殺人ってクローズドサークルを作るために周りの住民ゾンビ化したけど

星降り山荘殺人って隕石でも降ってくるの?

2022-03-22

昨日は一日やることがなくて邦画を5本見た

死人荘の殺人クローズドサークルミステリでよくある外界との断絶)を作るために用意されたものの方が状況的に危機すぎて殺人事件がついでに思える。最後までミサイル飛んできて終わったりしないよなって不安が付きまとった。ちなみに解決するのは殺人事件だけ

響:サイコパス主人公の話。すっごい小説書いたからうやむやにされてるけど、本の売り上げが1億あるからって社会に1億の損失与えて「どうにかなった」は恐怖しか感じない

あさひなぐ武道の話なんだけど、動きが女子すぎて強豪って言われてもピンとこない。試合中は面を付けてるから誰が誰かわからない。すねが強いらしい。

一度死んでみた:ですですですですって歌の歌詞が幼稚すぎてて良かった。ちょい役が無駄に豪華。爺さんの体調べたらそれなりの結果得られそうだけど。

チアダン:超ハード練習してるはずなのにデブデブのままなのは不思議あさひなぐでもそう感じた。結果的に良かったからいい話だけど、なんの実績もない先生暴走で「チアダンします!」は生徒も大変だろう。

  

動画サブスクで良いことってちょっと興味あったけど借りに行くほどではない映画ちょっとした暇つぶしに観れるようになった事だね

難しそうなやつとか重そうなやつは無理

2022-02-21

アビーロード聖地巡礼して記念撮影するのは許せるのに鉄オタは許せないのかよ

は!

ダブルスタンダードの馬脚が現れたな

お前らだって誰かの作った正義感のレールの上でコピペムーブで「輪唱コピペバッチリ決めたね!」の「いいね!」集めて!何言ってんだってんだ!

お前の言葉で喋れてんのか?

出来てねえよ間違いねから

気づかねえのは馬鹿から

向上心がねえことを馬鹿と言ってんだ!

高学歴・高IQ高収入なにも関係ねえ!

100文字で終わるコミュニケーション文脈流用の「☆」集めばっか繰り返してっから脳が消えるんだ

ボーンヘッド・インザ・☆&いいね!featured by インターネットwith承認欲求

それがお前らのテーマソング

悲しいほどに理性の処刑用BGM

鳴り止まぬ軍靴よりも恐ろしい「いいね!ゾンビの大行進

悲しいほどにNO思考

条件反射で動くだけのトレンド追走ロボット軍団

面接会場並んだ喪服の葬列煽る書き込み繰り返して鏡写しのマリオネットダース売り

お前ら結局叩きやす相手を叩くとお互いに気持ちいからそういう社会を守りたいだけなんだろ?

鉄オタ共が徒党を組んでエコーチェンバーに籠もってるのと何が違うんだよ

クローズドサークルの中から出てきてからフィルターバブルの中にいる連中を煽ってみせろよ

棺(チェンバー)の中に入ったまま幻想バブル)を見たまま人生終えるつもりかよ?

お前らそれじゃあもう死体と一緒だろ

マトリックス破壊しろ!チャチなインターネットを動かし続けるだけの電池になるな!

2021-06-08

昔見たミステリードラマ名前が知りたい

17,8年前富山で深夜にTVでやっていた単発2時間くらいのクローズドサークルものミステリードラマが何だったのか知りたい。

ドラマ女子高生首吊り死体発見されたシーンで始まる。主人公フリージャーナリスト男性上記女子高生死体発見して写真を撮り記事にした。

シーン変って大きながらんとした体育館のようなコンテナの中。

主人公拉致され、気づいたらコンテナ内部で首に縄をかけられた上、手錠をされ、台に立たされた状態だった。

足元の台を外されてしまったら首吊り死体が出来上がる状態

コンテナの中には同じ状況の見知らぬ男女が数人。

主婦

女子高生

中年男性

ここから更に記憶曖昧なのだが、女子高生ポケットに手錠の鍵が入っていたかなんだかで、拘束を逃れるんだけど、コンテナの扉は重く、びくともしない。

扉を調べていた女子高生は、その扉のドアにかけられた縄と、皆の首の縄が繋がってきる事に気づく。

誰かが首を吊ればその重みで扉が少しづつ開くという仕組みになっていたのだ。

女子高生中年男性の台を蹴り、首吊りさせる事で扉を開けようとしたが重さが足りず、扉は開かない。

主婦は自ら首を吊って死んだと記憶しているが、前後関係曖昧

最後主人公も首を吊って死に、女子高生以外の全員が首を吊ったことで扉が開くが、扉が二重になっており、女子高生は外に出ることはできなかった。

で、事の真相だがこのような状況を作り出した犯人主婦だった。

主婦は冒頭のシーンで発見された女子高生母親

それ以外のメンバーは娘が死んでしまった事件に関わる人物で、復讐のために集められたのだった。

女子高生は娘をいじめていた張本人中年男性はなんだったのかは曖昧だけど、女子高生主婦の娘に売春やらせていて、その関係者だったような気がする。

娘の死を記事にした主人公も恨まれていた。

ドラマ主婦暮らしていた部屋に警察捜査が入り、自分が起こした復讐劇を告白する手記が見つかったところで終了。

まりお金のかかってない割とチープなドラマだったが、印象に残ってる。

なんだったのかな、あれ。気になる。

追記

>トリハダ2 ネック

自分記憶と公開時期にズレがあったけど、これだと思う!ありがとうございます

2019-12-24

anond:20191222131514

屍人荘は読んだけど、いわゆるSF的な特殊物理法則存在する世界

殺人事件が起きたとした場合思考実験的なミステリーでしょ?

あれをミステリーじゃないって言われるとなんだかもにょるけど、

ハウダニットこのミステリー本質的なところではないし、

ホワイダニットを楽しむものからそこを楽しめないとあわないかもしれないね

序盤にまず用意される本格的なシチュエーション

一転してゾンビの登場により変わり種のミステリーへと変貌し

かと思えばやっぱり王道クローズドサークルものへと昇華する

そしてオチはうまくゾンビワイダニットに繋がるようになっているあたりが

読んでて俺は楽しかったなぁ

2019-06-21

anond:20190621110945

それは現象の一つでしか無くて、別のパターンクローズドサークルだと「終身雇用は無理やで」って言いはって氷河期世代の頸切りを進めようとする、という極めて経済合理性の高い妥当選択施策をやってる訳でな。

コミュニティ選択できるしそこのコミュニティに入るコストちゃんと考えて「イキ」ましょうねゆう話や。

2019-01-25

痛々しい思春期に救われた話

友人が何かに救われた話をしていたので私もざっくりまとめてみようと思う。

おそらく一番辛かったのは中学生の頃をピークに家族から虐待を受けていた時だろう。内容に関しては本題ではないので伏せさせてもらう。

当時はこの世の全てが憎く、恨みつらみを日記に書いてはどうにもならずに不眠症をこじらせるといった具合だった。

受験放棄して必要最低限の勉強だけをした。もっと真面目にしていればと思うが、今の私があの時に戻ってもきっとできないだろう。

自分他人も親も信じられない四面楚歌だ。悪い事をしたので自分も信じられなかった。

本は一時的に私を匿ってくれるシェルターだったが根本的な救いにはならなかった。

頭の先からつま先まで物語に浸かっている間はそこが唯一息ができる避難所だった。

そんな状態から私に最初希望をくれたのが「ボーカロイド」だった。

暇だった私は2次創作動画からニコニコ動画にたどり着き、合成音声と知らずボーカロイドカバー曲を巡りとあるオリジナル曲再生ボタンを押した。

あの時の鼓膜と脳を揺さぶるような衝撃と、私にべったりと張り付いて離れなかった絶望や恨みつらみがはらはらと落ちるような感覚は一生忘れないだろう。

きっとあの瞬間に一生分救われたと思う。

その声が旋律があまりにも綺麗で、人でないからこそ受け入れられて、人の愛や恋を歌ったものではなく世界の在り方を歌ったその歌詞があまりにも浮世離れしていて、だからこそ救われたのだろう。

あの曲がなければとっくの前に自殺たか廃人だろう。

同じ曲を人間が歌っていたら素通りしていたのは間違いない。人ではないものに救われた。それは私の根底にずっと残っている。

救われたという感覚言葉にしようとするとどうしてもポエムになってしまうのは許してほしい。

そこから人生が始まったに等しい出会いだった。

そこで二つ目の救いがあった。それが「SNS」だ。

好きなものを語りたいがあまり登録したSNSを通じてやらかしたり主にやらかしたりしたが、目の前の世界以外に別の世界があると知ったのは大きかった。

実家田舎だったので閉鎖空間クローズドサークルといった逃げ場のない場所だった。残念なことに頼れる親戚もいなかった。どこかに逃げ込もうにもどこにも無いのは本当に辛かった。だからSNSを通じて別の世界の話を聞けるのが救いだった。

そこで友人に出会えたのは私をすくい上げてくれる一因になった。

今も付き合いのある人達には感謝しかない。見捨てないでくれてありがとう

現在は色々あってボカロ環境から離れていますが、そこに救いがあったのは確かなことでした。そこから始まったのだから一生忘れない。

あの年代の同世代にはありがちななのだろうけれど、ありがちだからといってそれが無意味なわけでは無い。私にとっては本当に大切なことでした。

そんなこんなで私を救ってくれたきっかけはボカロSNSだったのでした。

結局は他人に叩きのめされて人間不信リターンズですが生きていくことはできるようになった。それだけで十分でしょう。

まだ生きているので。

2018-11-26

うみねこのなく頃にの古戸ヱリカについて

キャラ考察でも世界観考察でもない、キャラ萌え語り。

贔屓目と愛ゆえのdisりも多々ある。

読み返さないから取っ散らかってるし誤字脱字があるし何言ってるのかわからないと思う。

古戸ヱリカって本当可愛いいんだよなぁ…。

ジャンル一過性で好きになるキャラはいるし、その瞬間、そのキャラに対する愛は古戸ヱリカより熱烈なものだったかもしれない。

でも確実に言えることは、ここまで長い期間私の心の中の恋人枠として存在しているキャラは古戸ヱリカただ一人。

推しとか嫁とかそういうものではない、かといって恋人という言葉もしっくりこない。

私にとって古戸ヱリカってなんなんだろう。もはや薬というか脳内麻薬を誘発させる存在になりつつあるのかもしれない。

まず古戸ヱリカの何が可愛いってあの憎たらしい性格だよな。

もう性格がどうしようもなく悪い。古戸ヱリカテーマ曲でもある「名探偵は知っている」の上品だけどなんとなく相手を子馬鹿にしたような絶妙BGMが最高。

ベルンカステルラムデルタに対してはもう、あおむけで腹丸出しで撫でられてアヘアヘしてるイエスマン犬なのに、(一応)部下のガートルードとコーネリアとドラノールに対しては完全に見下してドSモードになるギャップね。

ていうか我々の目線で言うと初っ端はあの肖像画が先に公開されたものから、これは超絶美少女キター!と思ったらEP5ジャケ絵であの立ち絵からな。

いや、結局なんだかんだで誰の描く古戸ヱリカが一番かわいいときかれたら竜騎士の絵なんだけどね?

やっぱり初登場?というか立ち絵バレだけであれだけネタにできるってなんなのもう…。

見た目も可愛いんだよなー

まず超個人的に、私はイメージカラー青色キャラを好きになり易い、というところから始まってるということもあるんだけどもね。

まず頭部のごちゃごちゃしてる感じ?属性つけすぎなかんじ?

青髪+大き目のツインテール+前髪パッツンツインテールの下にボブの残り髪+薔薇リボンのヘッドドレス

どんだけ装飾してんだよ…もう好き

あとやっぱりドレスがフリッフリなところがいいよなぁ…

いや、ただ甘ロリってだけでも可愛い萌えるんだけど、古戸ヱリカがあのドレスを着てるのはあくまたまたま漂着した島に滞在していた一家金持ち

金持ちの娘の余所行き用の古着を借りてるからあんな豪勢な服を着ているってだけで、普段着はただの一般庶民のふっつーの格好の可能性があるってところにより萌えがある!!

いやもともといいところの子可能性も作中で示唆されているけど、個人的にはスーパーセール毎日チラシでチェックするような一般庶民育ちであってほしい。

何気にタイツ薔薇柄なのも凝ってるよなー

あと個人的にはスカートを履いてるキャラはまぁスカートの形状にもよるけど、基本的には膝上5cmくらいがもっともツボなので、そこにもグッとくる。

本当に私のためにこのキャラを創ったのかな?ってくらい私の心を撃ちぬいてくる。

あとまぁ、なんといってもその表情の豊かさが凄い。嘲笑だけで何パターンくらい書かれてるんだろう。

まぁ一際印象にあるのが、トイレ我慢顔と解放顔のエロさね。あれはヤバい

2chトイレ我慢顔という言葉を見たせいで歪んだ性癖植え付けたられた。

あとウェディング姿で谷間があってそこそこ膨らんでるところも夢が広がる。

実は隠れ巨乳だったのか、貧乳なのを無理矢理グイっとして谷間を作っているのか…

古戸ヱリカは見栄っ張り女であってほしいので、私は無理矢理谷間を作っていてパッド詰めてるに一票。

そういえばウェディング姿でツインテールってどうなんだろう?いや私は似合ってればなんでもいいと思うけど。

ウェディングドレスマーメイドタイプなのももう…本当なんなの子キャラは?最高すぎるわ。

普段甘ロリでこどもっぽいのにウェディングドレス大人アピールとか欲張りセットか。

あと、コミカライズ漫画家による古戸ヱリカの違いも比べるてみたらそれぞれ味わいがある。

タカ氏の描く古戸ヱリカは、どういえばいいんだろうなぁ…生き生きとしてるって言えば良いのかな?

まぁヱリカが一番調子に乗ってるEPから基本的にずっと生き生きしてるんだけど、その緩急が上手いと思う。

金蔵の部屋の前で戦人に恥かかされた時の顔なんてもう……言葉に言い表せないよね。

恥辱顔はうみねこでよく登場するけど、秋タカさんの描く表情に一際エロスを感じるんだよなー。私のツボなのかもしれない。

床に転ばされたコーネリアの顔もすっごい興奮するし。まぁ竜騎士原作絵でも興奮したけど。

一々顔が憎たらしいんだよな。「夏妃さんって結構頭悪い方ですよね?」のシーンとか本当ウザ可愛い

タカ氏は漫画私的にすごく読みやすくて構図がカッコイイと思うシーンが結構ある。

ベルンカステルとヱリカが一緒に「チェックメイト」と言うシーンとかキャラ萌えとか関係なしに普通にいいと思う。

リカの鎌のコミカライズにおけるデザインは秋タカ氏によるものなのかな?あのデザインシンプルながら結構好き。

ガチギレした時の顔もいいんだよなぁ…完全に悪役の顔だもの…。5巻とか表紙絵バイバイ

あとうみねこってグロいシーンが結構あるけど、所謂リョナ的なシーンはヱリカが一番多いのかな?グロは大体死体とか一瞬の殺害シーンだし。

真里亜虐待シーンとかベルンカステルEP8のぶん殴られの印象が強いけど、ヱリカEP5でVS魔女陣営ガンガン抉られてるし

EP8で人間たちにばかばか殴られてるし、結構使えるシーンが多い気がする。

ラストに戦人と宣戦布告しあうシーンとか、戦人も悪役顔だからどっちが主人公かわからないww

桃山ひなせ氏の描くヱリカはとにかく可愛い

ていうか桃山ひなせ氏が描く女キャラは全員可愛い少女漫画的な華憐って感じの可愛さだと思う。

Gファンタジーの18周年記念の色紙とかもうどうにかなっちゃいそう。

個人的イメージだけどヱリカ笑顔の時八重歯がすごく印象的なんだよな。まぁヱリカに限らず竜騎士ほとんどのキャラ八重歯描いてるけども。

桃山氏はよくヱリカ八重歯を描いてるのでそこも大好き。

恋愛脳だった

絵が他EP漫画と比べてロリっぽいのも好き。

嘉音失踪トリック対決の時のヱリカ推理場面とか、もう一生読んでいられる。

リカ可愛いわ、表情がコロコロ変わるわ、ベアトが煙に巻いてるのにまんまと騙されてるわ、でも煙に巻かれた所以外の推理にはちゃんと答え出していて頭いいわ…純粋ベアトの攻防とヱリカのちょいちょい真相に掠ってるギリギリの感じもいいし…

キャラ厨としてもうみねこ信者としてもあの一連の場面はうみねこの中でも相当好きだな。完成度が高い。

ドラノールも相当ロリっぽくなってるので少女百合漫画を見てる気分になった。

リカの死を見届ける覚悟をしたドラノールとかこれもう公式百合っぷるですわ。

リカの死に際が美しいしかっこよすぎるんだよなぁ…。最高の表現をしてくれた桃山氏には脱帽する。

最後の一太刀心臓狙ってるところがかっこよすぎ。矛盾した赤が並び立ってからのEndとか竜騎士は本当盛り上げる演出が上手いわ。

夏海ケイ氏のヱリカは何しろ凛々しい。

私のフェチとして膝小僧がゴツッと骨ばってる感じが好きなので、夏海氏のヱリカはそこも素敵。

ロリ縁寿に凛々しく諭している姿から、戦人を見つけてからヒャッハーしてる姿に変わるギャップが凄く好き。

リカ二面性に翻弄されっぱなしだわ…。

EP5の推理で当時負かされた(というか引き分けにされた?)屈辱を存分に発散しているさまは憎たらしくもあり爽快感もある。

いっちょ前に海賊帽被ってコスプレ気分でウキウキな様子からの、ラムダの友達ビビってるヱリカスーパー可愛い

黒戦人登場からベアトとの決闘最後のシーンで「消えろよ安田紗代ォ!!」とヱリカが言うのが少し唐突だと思ったんだけど

あれはEP6の戦ベアとの決闘でのヱリカ最後台詞である「我こそは六軒島の18人目の人間ッ!」がベアト心臓を狙いに行ってるから

それをEP7越しに回収しに行ってるんだよな。

原作では放置されてたEP5と6における屈辱を戦人とベアトの二人にきっちり落とし前つけに行ってるのが、実にヱリカらしい。良改変だと思う。

魔太郎並の恨みだな。

まぁ外見とか性格とかはおおまかにはこんなところかな。

あと古戸ヱリカという存在、というか概念も好き。

クローズドサークル世界観なのに幻想世界の住人とかの新キャラが増えていくなかで、「事件当日に島に流れ着いた人がいたかもしれない可能性」を擬人化した存在が登場するって何それ…

絶対好きになるやつじゃん…

極小の可能性だからリカの主は奇跡魔女

そしてヱリカは、親族でも使用人でも知り合いでもなんでもないので好き勝手野次馬根性推理をする知的強姦者(メタ的な意味だと我々読者に近い存在)。

と見せかけて、実は作中での我々によって六軒島爆発事件と結びつけられて行方不明であることを弄ばれている存在だった。

この設定が本当面白いと思う。

あとEP6でベアトに敗れたあとに、ベルンが「主じゃねーし」とどっかいたことで

奇跡に見放された=事件当日にヱリカなんていなかった という風になるのが上手いこと演出してるなーと思う。

EP6終了後のチップスでexecuteすると、駒世界では行方不明扱いになって、幻想世界はいなかったことにされてるギミック面白い

漫画しかメディアミックスに触れてない人には是非プレイしてほしい。

古戸ヱリカほんと可愛いわー。来年で初登場から10周年かー。感慨深いな。

2017-10-02

[]10月1日

○朝食:ハヤシライス

○昼食:なし

○夕食:しらすサラダカレーうどん、ご飯(納豆二つ)

○間食:チョコアーモンド

調子

はややー。

休みですので、掃除したり、ゲームしたり、散歩したりしていました。

これで、今月の中頃ぐらいかプレイしていた、ケムコADVシリーズは一通りプレイし終えた。

シリーズ外の文章を読む作品もあるみたいだけど、アンドロイド端末は持ってないので、ここら辺で一旦区切りとしよう。

来週もお仕事頑張るぞいや。

今月は、東京出張とかがあるので、体を壊さないように気をつけないとなあ。

スイッチ

レイジングループ

暴露モードエキストラシナリオ、家庭用追加シナリオ、全てクリア

面白かった!!!!!

ケムコADVシリーズの中でも、なんならADVジャンルオールタイムベスト、いや、ゲームとしてのオールタイムベスト級の超超超超面白い作品だった。

昨日も書いたけど、とにかくあのキャラの「狂気」が凄まじかった。

要所要所の「滾る!」展開は、過去作品も負けてないと思うけども、

この作品はこの滾りに「狂気」が味付けされていて、そこがもう、今まで味わったことがない、すごい面白さになってる。

こう、普通の滾る展開を楽しんでるときって

「ふえええ、こんなのもう無理だよお」と絶望してからの、

「え? ここから踏ん張るの? がんばえー、まけるなー、がんばえー!」

と、キャラクタ精神性に滾ったり、

「ええ!? こんな抜け道が! しゅごいー! がんばえー!」

と、キャラクタの頭の良さに滾ることが多いし、

レイジングループもそういう一面があるんだけど、

それらと同じぐらい

「え? すごいけど、こいつ狂ってる…… こわい……」

と思わせられるのが、もうなんか途轍もなく面白かった。

何がすごいって、この「滾る展開」が合計で五回ぐらいあって、

毎回毎回、その狂気に底知れなさを感じるところ。

クリア終えた今でも、底が見えないあのキャラはとにかくすごかった。

ただ、5本目のエキストラシナリオと、暴露モードでのオチを、ネットレビュー過去作品キャラが出るぞ、と読んでいたので知っていたせいで、

予定調和になってしまったのが残念。

いや、こんなのレビューを読む僕が悪いし、僕自身ネタバレガンガンするタイプから仕方ないんだけど、

クローズドサークルもの重要キャラ後出しはない」

「なのに、顔と名前で知ってるキャラはいない」

という段階で、どの作品の誰が登場するかわかっちゃうし、中盤のあのキャラ異能手続きが明らかになったところで、もう時系列含めてこの謎解きは一直線な感じだよなあ。

繰り返しになるけど、だからそこをばらすレビューはよくない、とかそういう話じゃなくて、

ネタバレって難しいなあ、というお話です。

ヒューマン・リソース・マシーン

面白いDLソフトはないかなーとストアを探して見つけた、パズルゲーム

ノベルゲームが続いたのでゲームゲームしたのがプレイたかったんだけど、

パズルゲームというよりは、プログラミングなノリ。

イメージ的には、Scratchをよりシンプルにした感じかな?

今、16面だけど、if文の判定式に否定を使えないのが非常に面倒臭い、けど中々ハマる。

さすがに、それなりにプログラミング仕事をしているので、ただクリアするだけならそこまで悩まずにできるけど、

ステップ数を縮めたりするのはかんり苦労しそう。

い、いや、その、ほら、業務世界は、その、なんていうの、読みやすさ? 大事やん? その、なんというか、ほら、ね? おれおれコードでおれおれしたロジック読むの嫌じゃん? だからそのシンプルしか書かない的な?

ごめんなさい、言い訳だね、まずは普通にクリアすることを目指して頑張るぞいやー。

ポッ拳

アミーボとデイリー

3DS

ポケとる

マンスリーは、メガスキル三個、ライフ10スキルパワーL、メガスキル二個、で打ち止め。

ネイティネイティオマンキーキノココ捕獲

2017-09-29

ミストかいうシュチュエーションが興味深いだけのドラマ

映画も良かったがドラマ版もやっぱり面白い

正直、なんで霧が発生したのかとかその霧がどうしてそんな力を持つのかとか

そんなことはどうでもいい

霧によって隔絶されるクローズドサークルで起こるであろうシュチュエーションそのもの面白いからかいことは気にならない

邦画もつくるべき

2017-07-30

[]7月30日

○朝食:ソーセージエッグ定食

○昼食:汁なし台湾ラーメン、ご飯

○夕食:肉野菜炒め弁当

○間食:ポテチあずきバーチョコ

調子

はややー。

朝の六時に、ベランダにセミが転がり込んで鳴きたくるという、夢の延長線上みたいな起き方をしたせいで、なんか一日中夢見心地だった。

それと、今日読書日記も兼ねてる日でした。

感想は次の●で書くけど、やっぱりこうして本が読めるのが本当に嬉しい。

前にも書いたけど、病気がひどかった時は、本の書いてある内容とか、文字が読めないぐらい弱ってたので、

こうして楽しく読書ができるのすごく嬉しい。

読書 ※この●はネタバレ問答無用なので気になる人は飛ばしてください。今回の感想は「このネタ”ではない”」ということをバラしてます。とはいクローズドサークルもの定番トリックでもあるので、それではない、というだけで謎解きがしやすくなるため気になる人は避けてください。

○星読島に星は流れた

トリスタシリーズでお馴染みの久住四季さんの正統派本格ミステリ

トリスタ魔法があることが前提のいわゆる特殊設定物ミステリだし、ラノベレーベルだしと、変化球な感じでしたが、背骨にあるロジックへの拘りと、サプライズの仕掛けはまさに本格ミステリだった。

という先入観があったのと、本作の序盤がすごくふわふわした良い意味エロゲの序盤みたいな雰囲気だったことが合間って、

事件が起きる前から「これ絶対叙述トリックだ、クローズドサークルで人数がはっきりしてるけど、実はそのうちの一人は主人公しか見えていない人パターンだ、最後に海が割れる…… 孤島で叙述トリックから海が割れる……」みたいな穿った読み方をしてしまった。

まあ、それが正解だったか否かは置いといて、なんにしても特殊設定ものじゃない本格ミステリもかなりイケてた。

ミステリとしてはオチは弱いかもしれないし「あれ、ここからもう一回どんでん返しがないの?」と拍子抜けしたのはした。

ただ、オチの出来がミステリの出来を左右しないタイプミステリだったし、キャラクタエピソード的な展開もきちんとあったので、この辺は良い意味で楽しめた。

悪かったところをあげると、その謎解きの過程を楽しむのに、主人公比重がかかり過ぎてたかな。

クローズドサークルものな上に、ノンシリーズものから致し方ないんだけど、もうちょい「あーでもない、こーでもない」と議論するパートに厚みが欲しかった。

とは言え、面白かった、こういう作風ミステリネタの一点突破が出来ないだけに書くのが大変そうだけど、一般文芸畑でも頑張って欲しい。


読書の●終わり。

Xbox360

デッドライジング2

今日から始める新しいゲーム

といっても、シリーズ物で1と前日談のCASE:0もこの日記で書いているから、システム部分の紹介はしなくて良いかな。

とにかくゾンビをなぎ倒すゲームです。

今日はオープニングのイベントをこなし、自由に行動できるところまでプレイ

いや、そのがっつりやろうと思ってたんだけど、なんか前作と比べてもっさりする感じがして、いまいちのめり込めない。

ストーリーは気になるのできちんとプレイしたいけど、まずは効率のいいレベル上げでもググって、ストーリーを楽しめる下準備をしようかな。

3DS

ポケとる

メガバンギラスランキングイベントに参加。

二回挑戦して、メガスキルアップが二つもらえる位置には入れた。

まだ最終日じゃないからどうなるかわかんないけど、二つもらえると嬉しいなあ。

iPhone

コマスター

ログボのみ。

FGO

10連の石が貯まったらピックアップがもうすぐだから、などの躊躇を一切しない。

という縛りプレイをしているので、2周年記念ピックアップがあるとわかっていながら、なんでもない普通10連。

なんと!

一番普通の、という言い方が良いのか悪いのわかんないけど、

セイバーを引きました! いえい! やったぜ!

セイバーは誰を育てるか悩んでいて誰も育てられてなかったので、これは超嬉しい。

嬉しくなってしまい、ついに初課金をして、2周年記念の福袋ガチャもやってみました。

サン好きとしては山の翁? というFGOオリジナルのハサン、それか近年のFateいちばん好きなプリヤシリーズイリヤが欲しい。

アサシンクラスカードでおおおっ! となるも

結果は……

謎のヒロインXでしたー。

今日アルトリア顔が続くなあ、まだ戦力が全然揃ってないので、星5ってだけでも嬉しいから良いけど。

それと、もう一回10連回せれたので、ホームズピックアップを回すも、こちらはサーヴァントは星3の人しか出ませんでした、しかも全員持ってる。

なんにしても、今日一日で星5が二人も増えたので、育成が大変そうだなあ。

ガチャ課金は嫌いなのだけれど、やっぱり確定ガチャ楽しいね。

これからも、このぐらいの程よい距離感で遊びたいと思う。

2016-11-13

ネトウヨ叩いとけばマトモな人ぶれる雰囲気が嫌だ

今の政治に関する言論では、プロアマも、なんかネトウヨ叩けばとりあえず私はマトモみたいな、馬鹿じゃないよ、みたいな、そういう「馬鹿じゃない」クローズドサークルに入ってますよ、みたいな、そういう気持ち悪い流れがある。

ネトウヨはそりゃ終わってるんだけど、それより有害なのはネトウヨ叩いて自分はマトモみたいな宣言した上で極右な主張する連中。

この手の人間がすごく多い。

ネトウヨ叩いた上で、9条改正とか、軍備増強とか、侵略戦争否定とか、南京虐殺否定とか、慰安婦否定とか。

は?

お前らネトウヨと変わらないから。同じ極右から。とんでもない連中だ。

マトモな左派は、ネトウヨ叩き言論を繰り返す右翼どもに気をつけた方がいい。

「(同じくネトウヨ叩いて)そういう馬鹿とは違う我々は、きっと近いところにいるんですよ。議論してわかり合えるんです。ネトウヨなんかより○○(リベラル)さんの方がよっぽどマトモだ」みたいなことを言う極右

すごく多い。

極右がマトモ、みたいなすり替えが行われているのがとても気持ち悪い。

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