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はてなキーワード: 反抗的とは

2016-08-24

発達障害めんどくさい

自分発達障害疑い。専門の外来にかかっている。IQ全検査の値が120前半、言語130ぐらい、動作110くらいで、主治医によると発達障害に特徴的な凹凸はないので「疑い」止まり。ただし主治医主観ではエピソードなどを聞いているとASD強めに感じられるとのこと。自分としては典型的ADHD。締切の段取りうんことか部屋が常に空き巣被害現場とか。

・「ひとの気持ちがわからない」。感情の動きとか、「傷つく」と苦しいとかは経験的に知っていて、それを他人敷衍して考えることは出来るので、「傷つけないように心がけて動く」ことはまあまあできている、と思いたい。ただ、傷ついた人のケアとかが致命的にダメ。泣くときとか一人で泣いて気を落ち着けたい派なので人前で泣くともはや泣いた原因より泣いたこ自体が悔しく、ほっといてもらいたいタイプ

・上記を敷衍して仕事の先輩が隣のデスクで泣いてたのをそっとしといたら「ほっとかれた」「無視された」と思われたらしく、最近無意味にあたりがきつい。雑談一切ふってこなくなったしそれどころか業務にぼちぼち響き始めている。

しかし先輩は先輩でスケジュール詰めすぎて突発でこっちに穴埋め振ってきたりしているので、ぶっちゃけ塩対応していることで自分自分の首絞めてる感があるように見える。(雑談カットは過集中のケがある自分的にはほぼノーダメージ)

・これまでもぼちぼちと悪気なく不快心持ちにさせて下さった方なので(こっちがやってる仕事唐突に「引き継ぐ」宣言しておきながら、「過去メールをほじくり返すのが面倒で時間無駄から」という理由で詳細まとめた資料について口頭説明を求めるなどされる。「都度CC送信しろ」という指示はなんだったのか。こちらの時間無駄にして良いと思ってる的な言動ナチュラルにある)ただでさえ前々から嫌気が差さなくもない状態だったのだが、それがじわじわエスカレートしつつある。ぶっちゃけもうフォローしたくない。

・昨日は残業して作業してるときに、「自分がやりたい仕事があるし増田は今急ぎの仕事とかないはずだから端末空けろ(意訳。物言い自体もっと柔らかかった)」と言われて端末譲って帰ったがなんか納得いかない。先輩がやりたい仕事があるのは良いんだが、私はその時やってた作業以外にルーチンでこなさなきゃならないのがあと二つ残ってた。しかもうち一つは今週木曜までに目処をつけてその先輩に報告せねばならんやつだ。それを「他に仕事ないはずだよね」と来た。それはなくね? それはありえなくね?? 木曜ぐらいまでを目処にしろ言うたのはアンタやで?

・発達あるあるだと信じているのだが、こういう細かいエピソードはだいたい全部覚えている。何なら書き出せるのだが、書き出して提出するとなぜか見た人は大抵ドン引きする。書かれている内容にではなく、「こいつよくこんなに細かくいくつも覚えてんな」というところにである

・覚えていることに引かれるのなら、その都度「それはやめて」と訴えれば良いかというとそうでもない。というかそれやると一発で「反抗的」「ケチ」「不寛容」「自分のやり方に固執しすぎ」などなど悪名高くなること請け合いである(ただでさえ仕事の仕上がりの精度を気にしすぎていると言われているのに!)。何より、経験から「まず相手の言い分をのみ、できるだけそれに沿うように動く」ようにしてトラブル回避を試みるよう行動様式が固まってしまっている。上記の「他に仕事ないよね」への腹立ちを今ごろ言語化しているあたり典型的

・健常者ってこういうときどうしてんの? どう持ち込んだら「自分にも非があった」みたいなことを認めやすいの?? それともアレか、私が神経質すぎるのか? でもこの調子で突発的に作業ペース乱されると、ただでさえ締め切りまでの段取りがアレなのにキャパ超えてまうんで困るんですけど。仕事の成果が出ないという意味でも困るし、この先輩たぶん「締切守れ言うたやん」って指導してくるはずで、それにこっちも内心で「おまいう」ってなってしまって良くないと思うんだよね。

転職とか配置換えは視野に入れない方向で(仕事内容自体は向いてるので辞めたくない&代われる人員居らん)、なにか良い案ないですか健常なるみなさま。あるいは宇宙人仲間たち。

2016-08-12

ADHD自分語り(小中学生編)

多動を教師に叱られる、そこで塞ぎこんでしまえばあるいは丸く収まったのかもしれない。

はい小学生自分にそういった理不尽や圧倒的な父性対処する術を期待するのは酷なことと思う。

結局のところ教師に反発するという方法で処理できない感情を外に排出するしかなかった。

それによって教師から反抗的な生徒だという認識を持たれるようになった。

そういう認識を持たれたあとは、どう振る舞ったってわたしが悪いことをしたという結論教師はいたる。

そうしてわたしが責められる度に、やっぱりその理不尽さに耐えられなくて反抗した。

そういった小学校生活を繰り返していると、社会わたし規定するようになった。

人は与えられた役割を演じるようにできているのかもしれない。

わたし社会規定するように、すなわち不良として振る舞うようになった。

わたしわたしがそうやりたいようにやるというよりは、むしろ自分の欲求を抑えてでも不良のふりをしていたように思う。

とにかく人はわたしを不良と認識するようになった、わたし自身でさえも。

その規定は噂や塾の繋がりのせいで中学に行ってもほとんど変わらなかったが、中学3年のあたりからそういったことから離れ始めた。

理由はわからない。単にそういう時期が来たのか、もしくはわたしがある程度、理不尽を処理できるようになってきたからか。

受験を前に何か変わらなければならなかったのかもしれない。

2016-07-25

人相が悪いやつは損。都知事しかり。

やっぱり人相の悪い人は損だよね。

ブサイクとかも含めて。

石原慎太郎はなんだかんだ言って顔面造作とか雰囲気が良かったんだよ。

裕次郎の兄ちゃんだしね。

色々言われたけど支持者も多いし政治生命を全うしたし。

舛添さんは目つきが悪い普通にしてても悪人のような印象を与えるんだよ。

猪瀬氏もどちらかというと目つきが良くない。

卑屈なカレーパンマンのようなものがもし存在したらそういうのに似てるかも知れない。

民主党細野さんなんて顔面がとてもカッコイから不倫したって全然OKだったんだよ。

ベッキー好感度が良いはずなんだけど相手の顔がなんというか人に不安を与えるからアレだけ叩かれたんだよ。

相手細野さんだったら絶対大丈夫だったと思う。

ベッキー頑張ったなって言われてるはずなんだ。

それとやっぱり人相の悪さで叩かれたっていうのは五輪エンブレムデザインした人だよね。

佐野氏は少しこう何ていうか一重まぶたの造作反抗的な印象を与えてしまって損してるよね。

短く刈り込んだビリケン風の髪型も相まって何ていうかこう反省の足らない悪者にされちゃった感がある。

これが細野氏だったら絶対あのままのデザインになってたんじゃないかな。

まあ結局今回の都知事選も人相の良さそうな人の方が長く続くような気がする。

小池さんの方がどちらかというといい感じかな。

鳥越氏も髪もフサフサだから印象は良いんだけど能力的に限界がありそう。

佐村河内も色々しでかしたけどさっぱり散髪してきたからもういいやってなったよね。

他にも人相のおかげで損をしてそうな人はいるかな?

「追記」

早速のブコメ恐縮です。

あれだけヤバい鳥越氏が出てきた理由ハゲ散らかしてない人相のマシな年寄りタレントを誰かが安易に担ぎだしたせいなのかなっていう。

どちらかっていうのは増田氏VS小池氏っていう意味鳥越氏はレースから順調に脱落中。

佐村河内はその後激しく糾弾されたというより、「お、おう…」みたいにネタ化されて風化したという印象。

散髪によって変わった西田敏行みたいな人相にも「!」っていうポジティブ効果があったと思えるんだよね。

2016-07-07

真夏の夜の淫夢ロンドンパンクは同じだ

緒言

 ついさっき、こんなエントリーを見かけた。

私は淫夢を憎んでいる - はてな匿名ダイアリー

http://anond.hatelabo.jp/20141116192322

 これは1年半ほど前に書かれた文章で、当時はまだ淫夢コンテンツが隆盛の頃である。それが今更になってTwitterで密かな話題となっていた。この文章を見た瞬間に「俺も持論を展開したい!」と子供染みた高揚感に襲われたので、一つ、書いてみる事にした。

 その持論とはパンクロック淫夢根底では同じ現象であるというものだ。ただ、それを解説する為には、まず淫夢というコンテンツのものについて考えなければならない。

淫夢というコンテンツ

 ここで指すところの“真夏の夜の淫夢(以下、淫夢呼称)”とは、2001年コートコーポレーションから発売された「BABYLON STAGE34 真夏の夜の淫夢」とその他関連したゲイポルノビデオの内容を大手インターネット動画サイトニコニコ動画」に転載した一連のコンテンツである。そもそもは、プロ野球選手多田野数人氏がこのビデオに出演したとされるスキャンダル2002年の夏頃に週刊誌インターネット等で報じられ、それを面白がった2ちゃんねるユーザーがこれを「ネタ」とした事に始まる。要するに、このコンテンツはかなり息の長いものであり、その歴史は14年にも及ぶ事になる。

 一方で、淫夢日本に於けるインターネット文化メインストリームに飛び出してきたのはごく最近である。例えば、ニコニコ動画流行を発生される端緒となったMAD動画である霊夢 so クッキー☆」が投稿されたのが2010年10月30日のことだ。流行の原因はひとえに萌え文化に食い込んだ事にある。当時流行していた東方Projectに乗っかり、馬鹿にするような形で、淫夢は知名度を上げた。そしてこの動画淫夢要素として登場したのが通称野獣先輩(役名:田所浩二)」である最初にこの動画を見ると恐怖と嫌悪感を覚えることだろう。最初アニメキャラのMADなのに、動画後半でガタイの良い野性的な男が突然喘ぎだすのだ。インパクトは大きいが、初めてこの動画淫夢に触れた人間は到底笑う事ができないだろう。

 そう、冒頭のエントリーでも言われていたように、淫夢コンテンツは「人を遠ざけること」を以て成立していた。そして、同時に人気のコンテンツに対して「喧嘩を売る」ことも淫夢を支える原動力となっていた。ところで、冒頭のエントリーでは「理解されることを嫌う」という部分に主軸が置かれていたが、「風評被害」などの全方位爆撃と言われるような無差別迷惑行為が行われる原因には余り言及されていない。そもそも、意味もなく「風評被害」を撒き散らしてコンテンツ占領する事は、淫夢の大きな特徴の一つであるしかしこれを単に「定型文を楽しみたいがため」であると考えるのは早計である。このような無差別破壊行為を行う危険分子には一つ記憶がある。それは1970年代後半のロンドンパンクである

ロンドンパンク淫夢

 パンクロックと言われて皆さんは何を想像するだろうか。まずもってハードコアロック想像する人が大多数であると思う。次にセックスピストルズ連想する人が多いだろう。ここでイギー・ポップ想像された方は私と趣味が合うので、酒でも飲み交わしたいところだ。それはさておき、パンクロックというのは至極曖昧な分類である結論を言えばハードメタルロック特にパンクではない。パンクロックとは、超絶技巧進化しすぎたロックに対する反骨として、若者たち楽器を取って破壊的な演奏をしたことに始まる。パンクロックは常に若者と共にあった。その中でもロンドンパンクセックスピストルズパンク代名詞的に語られる事が多い。そして、今回淫夢ムーブメントと対比して語るのも、ロンドンパンクであり、セックスピストルズである

 パンクロックの特徴の一つとして、演奏適当で、歌も酷く、歌詞過激、という部分がある。最早そこに芸術性などなく、ただ単調な破壊行為のみが残る。そういう音楽である。そして、ロンドンパンク全盛期(のみならずパンクの曲)の歌詞を聞けば分かるが、その内容は全方位爆撃という言葉に等しい。そしてそれが流行した背景には当時の社会情勢があった。1960年代以降のイギリスと言えば「英国病(もしくは"Sick man of Europe")」と呼ばれる長い停滞の時代にあった。特に1970年代後半は労組賃上げ交渉のために社会機能が混乱に陥り、それが更に深刻な影響をイギリス全体に与えていた。

 淫夢流行の端緒となったのは「霊夢 so クッキー☆」であるとの持論を先程展開したが、それでも淫夢アングラ文化である事に変わりは無かった。淫夢一般的にも受け入れられるようになったのは2013年2014年ごろの事である2014年の冬には女子中高生流行語として「微レ存」(“微粒子レベル存在している”という内容の淫夢用語)が取り上げられているなど、ある程度社会に影響を及ぼす立場淫夢というコンテンツが進展している事が分かる。

参考:「Ameba」が2014年「JCJK流行語ランキング」発表 流行語1位は「ダメよ~ダメダメ」、「かまちょ」「KS」など新しいJCJK語も上位に 流行っていたモノ・コト1位は「壁ドン

https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=9551&season=2014&category=ameba

 さて、2010年から2014年の間に何があったかと言えば、2010年ごろから尖閣諸島問題が表面化し、更にGDPでは日中順位が逆転、対中関係政治的にも国民感情的にも急激な悪化の一途を辿った。2011年には東日本大震災とそれに伴う原発事故が起こり、それ以来日本社会に大きな影を落とした。2011年から2012年に掛けては円高が続き、日本経済は大きな不況に陥った。そもそもバブル崩壊以後の日本経済は停滞を続け、災害リスク政治不信など、社会情勢はとても良好とは言えなかった。要するに、日本英国病と何ら変わらない状況に陥っていた。(もしくは今も陥っている。)

 当たり前だが、人間はそういう状況で不満を溜め込むものである淫夢はそういった不満の捌け口となる「パンク的」なコンテンツとして、この頃から急激に勢力を伸ばしていった。淫夢というコンテンツが「人を遠ざける」事を絶対の掟とするのは、この攻撃的な性質と表裏一体である。そして、今度は「攻撃する事」そのもの淫夢価値として利用されるようになった。

 ニコニコ動画に於ける淫夢というコンテンツの裏にはニコニコ動画運営に対する反骨精神が常に見え隠れしている。例えば「ニコニコ本社爆破シリーズ」や「ニコファーレ」を淫夢動画占領するなどといった行為にそれは顕著であるニコニコ動画では卑猥動画は削除されるようになっている。淫夢を題材にした動画もそういった理由で削除される事が多く、「ホモコースト」と呼称されている。ここでのニコニコ動画運営ある意味既得権益層として扱われている。そして、淫夢というコンテンツに集った人間抑制する「大人」として常に反骨の対象となっている。この構造ロンドンパンクでも同じだった。有名なセックスピストルズ契約を中途破棄した大手レコードレーベルEMIに対して中傷を加えるような楽曲EMI』を制作し発売している。

 かつては純粋同性愛者に対する侮蔑意味から成り立っていたコンテンツも、近年では方向性が変わり、日本社会全体に対する皮肉や激しい中傷が込められたものとなっている。

ロンドンパンク終焉淫夢の衰退

 ロンドンパンクは一瞬にして終焉を迎えた事で知られている。例えばセックスピストルズアメリカツアー中に解散し、それからロンドンパンクブームは急激に終息へと向かった。結局はバンドメンバー喧嘩別れなのだが、一般的には「セックスピストルズ時代に果たした役割は終わっていたから」と解説される事が多い。これは何を示すのか。

 淫夢に目を移してみよう。2010年頃、ニコニコ動画淫夢流行りだしたとき流入してきたのは所謂「はぐれ者」のような人間だった。彼らは「人に理解されない」という事を自覚している。そこでそれを逆手に取って、「絶対理解されないコンテンツ」で活動する事にしたのだ。淫夢が隆盛すると、淫夢という荒削りだったコンテンツにも多くの優秀なクリエイターが参入してきた。彼らもまた社会のはぐれ者だったが、その技術力によって淫夢というコンテンツニコニコ動画の中で確実に育っていった。そしてすぐにも一般的人間にも受け入れられるコンテンツへと淫夢は成長した。

 近年のアニメ文化にも同じ現象が見られる。元々深夜帯のアニメは「はぐれ者」の為のコンテンツだった。しかし、深夜アニメコンテンツとしての成長とともに、十分一般大衆に受け入れられるようになってきた。しかし一方でそれは“古参”のオタクと新たにアニメを視聴し始めた人間の間に溝を生む事になった。近頃では、社会的弱者というよりは立場の強い者でもアニメを見るようになったので、そういった人間の行動がオタクの内輪で問題になる事も多くなってきた。(ラブライブに関する騒動など。)

 淫夢でもこれと同じ事が、より急激なスピードで起こった。淫夢大衆化が進み過ぎて、比較的容易に理解されるコンテンツとなってしまった。動画コメントにも「掟」を破るようなものが出てくる。また、淫夢動画自体攻撃する側からされる側へと変化していった。そうなると、過激作品を作る意味もなくなっていく。淫夢に関連する動画を作っていたユーザーは更に先鋭化した動画へと転向するか、もしくは全く違うコンテンツに乗り換える事を余儀なくされた。もちろん、動画を作る人間が残されたユーザーに居なかった訳ではないが、理解しがたい価値からまれる笑いを作り上げる事は難しくなった。現在淫夢では、無意味誹謗中傷を繰り返すタイプコンテンツと、「現場監督」などの更に理解しがたいコンテンツへと興味が進展している。一方でコアな視聴者層流出も止まらず、最盛期にはニコニコランキングのその他カテゴリ10位以内を常に占拠していたが、今では半分にも満たないことが多くなった。

 セックスピストルズの解散理由であるところの「役割が終わった」とは、言い換えれば過激な事をしても面白くなくなったということである自分自身メインストリームに近づいてしまった事により、メインストリームに対する攻撃を加える事が最早できなくなった時点で、ロンドンパンク現在淫夢というコンテンツ終焉や衰退へと向かう事は規定路線であったということである

淫夢日本社会に残したもの、これから果たす役割

 攻撃的で人間を遠ざけるようなコンテンツは何も淫夢だけではない。2ちゃんねるの「なんでも実況板J」発のコンテンツには類似した攻撃性、特殊性を持ったコンテンツが多く存在している。一つは野球選手を題材としたカッスレなどの誹謗中傷を行うコンテンツである。もう一つは聞いた人も多いと思うが唐澤貴洋弁護士に対する一連の誹謗中傷である。どちらも淫夢より更に先鋭的であり、社会に与える影響もコンテンツの規模に比して大きい。後者特に爆破予告やGoogleMapの書き換え騒動などで、社会に対して影響を与え始めている。

 そしていずれも淫夢コンテンツに集っていた人間ユーザー層が被っているという事が重要である。そして、これから淫夢と同様に勃興していく可能性を秘めている。それはつまり淫夢というコンテンツはもしかするとこれから起こる日本社会全体に対する反抗的ムーブメントの始まりに過ぎないかもしれないということだ。淫夢というコンテンツは「因縁を付けて他のコンテンツ占領する」という重要特性を発現し、それが日本アングラインターネット文化に与えた影響は大きい。

 パンクロックが「タブー無視した過激表現」という点で後の様々なコンテンツに影響を与えたように、もはや淫夢というコンテンツ日本の文化に与える影響は無視できないものとなっている。冒頭の記事で「ニコニコ動画を滅亡させるもの」として記述されていた淫夢は、果ては日本一種意味で「壊す」コンテンツとしての役割を担う可能性がある。淫夢ニコニコ動画であり、日本でもあるのだ。つまるところ、今起きている淫夢というコンテンツ拡散はこのコンテンツ特有事象ではなく、もっと巨大な社会的情勢の要請から来るものであるという事だ。

 では、我々は次に何をすべきか。社会を食い潰しながら、次々と勃興しては衰退する攻撃的なコンテンツを前に、それをどうするべきか。淫夢風評被害を広める人間が悪い訳ではない。唐澤貴洋に殺害予告をする人間が悪い訳でもない。そしてパンクロック演奏した人間が悪い訳でもなかった。彼らに対して批判を加える前に、彼らに対して何ができるのかを考えてみてほしい。

2016-06-23

私の記憶の始まりは、田舎に向かう新幹線の途中。

全く知らないおじさんに話しかけて、遊んでもらっていた。

一緒に乗ってたのはお母さんと妹。お母さんは妹をきつく抱いて、私が遊び呆けているのを黙って見ていた。

しばらく乗って、薄暗い駅に降り立った。おじさんが迎えにきて、私たちを車に乗せた。途中、おじさんがタコの吸盤の話をし始め、その話があまりにも怖くて大人になるまでタコが食べれなかった。

これは、私と、ちょっと変わったお母さんのお話です。

お母さんはほどなくして、パートを始めた。スーパーフードコートでのアイスクリーム売りが彼女お仕事だった。

私はその当時4歳。お母さんはずっと働きに出ていなかったから、おじいちゃんに主に遊んでもらっていた。おじいちゃんは新聞漢字を私に教えるのが大好きで、そのおかげか6歳になるころには赤川次郎三毛猫ホームズくらいなら読めるようになっていた。

絵を描くのも大好きで、おじさんが買ってたマガジン漫画の真似っこをよくしていた。おばあちゃんが鉛筆工事で働いていて、絵を描くのを好きな私に色鉛筆を買ってくれた。毎日毎日飽きもせず、へたくそな絵と漫画を描いていた。

お母さんは、夜も家にいなかった。たまに知らないおじさんを連れて、家に帰ってきた。そのおじさんは私と妹にとても優しくて、おじちゃんおじちゃんと慕っていた。おじちゃんに絵を見せたら、俺のことも描いてくれと言うので描いてあげた。

そういえば、お父さんはどうしてうちにはいないのか、ふと考えることもあった。でもなぜか、聞いちゃいけない気がして私はずっと黙っていた。お母さんを怒らせると怖いから。おじちゃんが優しいし、おじいちゃんもおばあちゃんも、お母さんの弟のおじさんも優しい。だから別にお父さんがいなくても大丈夫だった。ここまでは本当にそうだった。

ある時急におじちゃんが言った。おじちゃんはおじちゃんじゃなくなるよ、増田のパパになるんだよ、と。私は、パパはおじちゃんじゃないよ?と言った。即座にお母さんに叩かれた。妹は言われた通りにすぐパパと呼んでいて、私はそれが今でも悔しかったのを覚えている。パパはおじちゃんじゃないのに、どうしてパパと呼ばなくてはいけないのか、私には理解できなかったのだ。

でも、叩かれたときに悪いことをしたのだと思った。パパと呼ばれなかったおじちゃんは悲しそうな顔をしていた。私は悪人だ、としくしく泣いたけど、誰も慰めてくれなかった。

そして、結婚式。否応がなしに見せ付けられたセレモニーと、いつの間にかお花渡し要因にされた。親の結婚式を見た、ということがおかしいと気付くのはもう少し後なのだけど、どうやら私はこの日を境にパパではない人をパパだと受け入れないといけないことに気づいて、また泣いた。母親には、縁起のいい日に泣かないでと言われた。また私は悪いことをしてしまった。

新居には、優しいおじいちゃんとおばあちゃんがいた。お母さんはパートを続けるからと、私は早速お手伝い要員になった。大方の料理はここで仕込まれ、夕飯の準備はなんでもできるようになった。お母さんは気が向くとパフェを作ってくれて、それが私の密やかな幸せだった。

このころから、「パパ」のスキンシップが激しくなってきた。起こしにいくと、一緒に寝ようと言われ、おとなしくしてると身体を弄られはぁはぁいっている。怖くてお母さんに相談したけれど、子供相手に変な気起こすわけないでしょ、大袈裟だと言われた。本当のことなのに誰も信じてくれないから、起こすのを拒否したら、反抗的子供で可愛くないと言い捨てられた。また私は悪いことをしてしまったのだ。

私が今でも母親を許せない出来事その1が、小学校2年生の宿題。どこにでもよくある「名前の由来」を聞いてこいと言うものだった。

ゲームをしている母親に、私の名前はなんで○●なの?と聞いた。すると、ため息を一つついた後、母親はこう言った。

「そもそも、お前のことは最初堕ろすつもりだったんだよね。」

そこから始まった彼女告白は、どうやら私は誰の子かもわからないらしいこと、当時付き合っていた彼氏はいたけど、他の男性とも関係を持っていたらしいこと、実際5ヵ月目くらいに流産してラッキー!と思ったものの、私は流れず残ったこと、当時の彼氏結婚するからこんなに頑張って残った子は産んでくれと懇願したこと、しぶしぶ了承するも、私を産むときに生死の境をさ迷ったらしいこと、二番目の妹はお腹の中でもおとなしく、安産だったらしいこと、どうやら私をめぐる喧嘩が原因で離婚したらしいこと、ここまでを一気に話した上で、だから私はあなたの由来は詳しく知らないよ、相手が考えてくれたんだもん。と言われた。

そっかぁ、と言って部屋を出た後、私はわりと冷静で、だからうちにはパパがいなかったのか、離婚たから。とか、私は望まれて生まれたわけじゃないから当たりが今まできつかったのか、と納得するしかなかった。作文は、私の名前漢字私自身で調べて、それらしい理由を描いた。そして私は、あまり家で遊ばなくなった 友達の家か、学校に残ってずっと漫画を描いていた。絵も話も、同年代の子供たち以上に上手にかけたから、私の漫画は知らない上級生にまで広がり、続きが読みたい!とせがまれる程だった。おじいちゃんの教育のおかげか、学校勉強も聞いてるだけで問題なく解けたから、学校は楽しかった。

そのころ、母が妊娠し、男の子を産んだ。その途端、おばあちゃんは私のことはどうでもよくなったみたいで、毎日弟にべったりになった。お母さんは私に弟のオムツ飲み物を作ることを要求してた。よく寝てた記憶だ。学校テストで100点をとっても、小学校で躓いてたら話にならんと誰にも誉めてもらえなかった。お父さんは相変わらず隙があれば触ってくる。私は気持ち悪かった。

私は中学生になるとき母親に念押しされたことがある。頼むから大きくなってくれるなと。制服代は馬鹿にならない。そして制服を使い回せる某進学校に行ってくれと。私は、家が貧乏なら仕方ないかな、と思った。部活ユニフォーム以外お金のかからない陸上部に入った。その間、家には大型テレビが入り、衛星放送が入り、大きなダブルベッドが母親のために注文されていたが、見てみぬフリをしていた。

母親との嫌な思い出その2。学校喫煙の害についてのシンポジウムが開かれ、おうちの人に喫煙者がいたら、ぜひ止めるように言ってくださいと言われた。私の母は喫煙者だったので、学校で見てきたことを話した。結論、キレられた。なんで私の稼いだ給料で買ったものをお前に余計な口出しをされるんだ、そもそもお前が産まれなかったらこんな田舎暮らしてることもないんだからなと。多分世間の狭い田舎での生活に、心身ともに参っていたのだと思うけど、傷ついた。もうそれ以来喫煙についてはふれないでおこうと思った。

このころ辺りから母親お菓子報酬に、子供マッサージを毎晩要求するようになった。私は高校にあがるまでその要求を呑んでいた。(何せ、親の部屋はアニメチャンネルが見れたから)そのおかげで私はマッサージ技術が拡大に上がった。母親は2時間くらい全身のマッサージをさせた後、100円のポテトチップをくれた。だがこれも、最初マッサージの対価=お菓子だったのが、お菓子が欲しかったらマッサージしろというものに変わっていき、私はさすがについていけなくなった。

高校は母の望んだ進学校に進んだ。ここで私は同人を始め、世界が変わるような体験をする。自分の描いた絵は誉められ、漫画も値段をつけたのが売れた。私は家に寄りつかなくなった。帰る時間も極力遅くし、可能なら母親実家に泊まった。家に帰ると私はイチからごはんを作らなければならなくなったが、母親実家料理を用意してくれ、お小遣いもくれた。(実家一円もくれてなかったので親にも学校にも内緒バイトもしていた。)学校の成績も上々で、でも頼むから就職してくれと言われていた。進学校なのに。そのころ妹はお金のかかる部活に入れてもらい、練習道具も全部揃えてもらっていた。弟は頭の出来が悪いから、私が家庭教師変わりだった。もちろん、無休。

このころから休日の昼食は私任せになり、母親夜ご飯ほとんど作らなくなった。妹や弟は料理ができないので、私が全部作った。

私は就職なんてしようと思ってなかった。何が何でもこんな家は出てってやると思っていた。そんな時、母親病気になった。ガンだ。

私はそれでも構わず家を出て、自分の夢のためにとにかく稼いだ。悔しかった。ノート一冊買うのですら渋られたのが悔しくて、ずっとずっと収入がある仕事と、自己実現のできる世界で生きた。途中途中で連絡はあっても、すべて無視した。

ただ、母親死ぬ1ヶ月前だけは毎日のように病院に通った。妹に頼まれたかである。妹は、献身的母親看護をし、ずっと実家暮らしで働いてないのに、よっぽど私より評価は高かった。

はいつかみたいに2時間マッサージをした。どうやら、母親は私のマッサージお気に入りだったようで、弟や妹じゃぜんぜんダメから私を呼んだようなことをかすかすの声で言っていた。たぶん、初めて私があの人に求められた瞬間だったのかもしれない、今思うと。

ほどなくして、母親は亡くなった。まだ40代、かわいそうだと思った。私がいなければ、この人の人生は輝かしいものだったはずで、こんな病気にもならずに済んだかもしれない。そんな思いで死に化粧と、お父さんと子供たちのスピーチを全部用意した。何故って、お父さんが、お前くらいしかそんなことできる子いないんだよ、って言うから

ふと思う。私はここまでされて、なぜ母親が嫌いじゃないんだろう。

しろ大好きで、出来ればもっと長生きしてほしかった。

人に言うと、よくぐれなかったね?と言われるけれど、ぐれたところで何も変わるわけなかった。だって、興味を持ってくれなかったんだもん。私という人間に。

私は生き方がまともじゃないとよく言われます

自分性格関係してると思うけど、じゃあここまで話して、私の人生あなた人生取り替えっこしてみようか?と言って首を縦に振った人間は一人もいません。

それが全てです。

でも、母親の作ったパフェの味だけは、今でも鮮明に思い出します。甘くて、幸せな味でした。

2016-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20160521214612

(つづき)

これは面倒なことになった。会社というもの必要仕事能力のうち、自分の狙い通りに事を進めるための能力必要である。決して本心を出さな演技力必要とされるのだ。日々周囲の人間を観察していると、この人はこのタイプフランクタイプだったり、上下関係を重んじるタイプだったりわかってくる。今回は、A氏という私の利害関係の外からアクションがあったためかなり戸惑ってしまった。

近いうちにこの件に関して誰が私にコンタクトをとってくるか、で人物関係が把握できる。

まず、A氏が私に対して、「お前は素行に問題があるので、評価が悪くなるだろう」ということを「わざわざ」言ってきた、ということが、かなりの特異な点である。こんなことは初めてなのだ。そして本来であれば、わざわざ言う必要もない。黙って評価を下げて、決定してから私に伝えればよいのだ。事前に伝えてきた、ということは、A氏は評価を下げるかどうか判断し切れていない。ということであろう。つまり、私の言動によっては評価の上げ下げは変化しうるのだ。では、そもそもなぜこの発言を私にすることになったかであるが、これは誰かからの告げ口であることは間違いないであろう。A氏は自身の昇進に関わること以外の無駄なことはほとんどしないタイプなのだ(A氏は上司として評価は高い)。なので、A氏の自身の進退にほぼ関係ない私に何かを言ってくること自体おかしいのだ。

さて私は、告げ口したのはX氏だと考えている。もちろんB氏かもしれないし、他の誰かかもしれない。しかし、B氏であればわざわざA氏を介する必要がなく、私に直接伝えればよいのだ。本来であればB氏が私に素行に問題がある、と伝えることは何もおかしいことはない。私の仕事内容も理解している立場だし、私を指導することは当たり前なことなのだから。もちろん、他の誰かかもしれないが、これはあまり思い当たらないのだ。私はあまり他の社員とは交流をしないし、基本的にカヤの外にいるタイプなのだ。なので、私の評価が下がって喜ぶような人間は私の近くにはいないはずなのだ・・・

私は近々、必ずX氏が私に接触してくる、と読んでいる。X氏はA氏が私を叱ったことで、私がどのような態度に出るかを確認したがるはずなのだ従順になるのか、落ち込んでいるのか、反抗的になるのか。仮に私がA氏への不満を言おうものなら、X氏は嬉々としてそれをA氏に再度報告するであろう。そうすれば私の評価が失墜する、というわけだ。こうなったらX氏の思い通りに動いていることになる。不満な態度を取らなくても、たとえば私がX氏に「A氏と何か話しをしたのですか?」と探りを入れるような発言をしようものなら、X氏はこりゃまた嬉々として満足するであろう。私がA氏から叱られたことで私がダメージを受けていることがわかるからである。なので、私はX氏がA氏に告げ口したことすら何も気づいてないフリをして、X氏の出方を伺うのがよさそうである

そして、次にB氏が私に「A氏に何を言われたんだ?」と確認をしてくるはずである。A氏とB氏が協力して私の評価を下げるとは考えにくい。そんな必要はまったくなく、A氏とB氏が評価を下げる、と言えば私は従うしかいかである。なので、A氏とB氏はおそらくつながっていないのであろう。A氏の行為越権行為でもあるから、B氏のメンツはまるつぶれになっており、A氏とB氏の関係は上手くいっていないと推測できる。A氏はB氏よりも役職が高いとはいえ、ルールを侵していることになるのだ。しかし、A氏はB氏を評価する立場でもあるので、B氏はルールが侵された理由を必ず知りたがるはずなのだ

まり、近々、X氏とB氏が必ず私に接触してくるはずである。そうであれば、人物関係がハッキリする。その時どういう態度を取るのが望ましいかが悩みどころなのだ。この時、感情をあらわにして不満や文句を口にするのは絶対NGである。私としてはスカっとして良いのだが、結局マイナスになることが多い。なので、笑顔のまま、私の素行に問題があったのだ、という反省と殊勝な態度を表すのがまず第一ステップである。B氏の評価マイナスになるような言動も控えなければならない。A氏はB氏の上司でもあるから、A氏の不満を言うのはもちろんご法度であるし、私の素行の問題でありB氏に問題は無いことも「わざわざ」伝える必要がある。私の素行でA氏からのB氏の評価が下がるようなことがあるようだと、B氏は私のことを切ろうとするであろう。B氏は私の味方とまでは言えないので、B氏を味方にしようと行動するのは今はまだ逆効果である

なんというか、本当に面倒くさいことになった。今回のことは、私が転職するかどうかまで発展しうるので、かなり自分の行動と発言意識する必要が出てきた。この年になると、転職活動というのはもの凄くストレスが溜まる行為なのだ。まったくいつまでたっても、人間関係というものは本当に面倒くさいものなのである

おしまい

2016-05-08

五ヶ月付き合った見合い相手マックで会うのが妥当と言われたが公開処刑される身の上も考えてくれと言ったらなぜか謝罪され城跡に登る事になった理由とは

あった出来事を列記したら、もはや最近ラノベタイトルとかを通り越して、むしろスパムメールの件名みたくなってしまった。

主人がオオアリクイに戦いを挑んで幾星霜とかそんなの。(うろおぼえ)



本日ノルマダイエット終了後の追記:おおうまた忘れた。http://anond.hatelabo.jp/20160417155219の続きね。

あとなんか突然トラバ返しするのが凄く億劫になったので全レスやめる。なんだろ急に。ダイエット疲れかな?




本日の対戦カード



閣下見合い相手婚活初心者。すっごいえらそうなので閣下。でもすっごいえらそうな態度ではないとの本人談。

吸血鬼書き手婚活ベテラン。紹介者から初心者向けとか男嫌い向けとか人嫌い向けとか思われてる疑惑



デートもとい閣下と会う前に改善した事>



・財布と定期入れを新調(ブランド物って馬鹿高い)

レシートは速攻で捨てるようにした(別にもともとレシート貯める趣味なんざない)

カード類は財布に三つ付いていたカード入れの、外から見えない場所に二か所に分けて収納(かさばる)

ダイエットは一日一時間〜二時間、平均時速2km継続中(緩やかに痩せつつある)



前哨戦


閣下が「デートとかする段階じゃない」「マックとかで会って話して距離を縮めるべき」みたいな事を言ってたので、とりあえずご希望通りにマックで会う。

仕事の後に一時間運転して閣下地元へ。いつも通りの五分前行動で、待ち合わせ時間より早くマックへ行くと驚天動地、なんと遅刻常連閣下が待ち合わせ時刻よりも早く来ていて、レジで注文している。

内心で感動にむせび泣きつつ挨拶するとそっけない態度。声もかけたが返事もせず二階席へ。不機嫌そう。



<言われた事リスト



「車とか財布とかなぜ買うのかがわからない」(貴女が買えって強制したようなものでしょう閣下

「何で相手から言われた通りにしてしまうのかわからない」(貴女と仲良くしようとしているからなんですが閣下

はいはい言われていたら流されている気分になる」(いいえという選択肢ないじゃないですか王様

本心を言えばもっとカッコいい人がいい」(ホントに凄い爆弾ぶつけてきます閣下

もっと身なりに気を使った人がいい」(ホントに何で合コンとか行かないんですか閣下

男性としてグッとこない」(ホントに何で付き合ってるんですか閣下

「あまり話もふくらませてくれないし」(それはお互いが努力する事じゃないんですか閣下

意見を出さなければ一人で出かけるのと同じことじゃないですか」(意見を出して貴女の機嫌を損ねたくないんですが閣下

「何もこだわりがなければつまらない」(私は貴女面白がらせるために生きてるわけじゃないんですが閣下

「これまでの婚活相手じゃなく今目の前にいるのは私じゃないですか」(だから貴女に合わせているんですが閣下

「素直にならないと、いずれ続かなくなるから、素直になれ」(どちらにせよ我慢が足りなくて困るのは閣下なのでは)

もっと思っている事を喋れ」()



思っている事 = ここに書いてあるような事



詰んだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!



戦後処理



次に会う日を決めてバイバイした後で、閣下から(!)メールが届く。

閣下自分からメールを送ってくるのは初めて、件名にRe:が付いてないのも初めて)

「言い過ぎました、今の段階で言うべき事ではありませんでした」との旨。

すげー閣下が謝るの初めて見たよ、逆に怖えー、と思いつつも無難な返信をしておく。

でもまあ閣下が凹むのも何なので、

「私は閣下の好みじゃなくても、閣下の好みに合わせて変わる事ができます

みたいなメールも後で送っておく。

「金を掛けるのは、相手の好みに合わせて変わる事とは違いますよね」

みたいな長文メールが返ってくる。

このあたりが分水嶺だな、と思う。

正直に喋れとも言われたし、もうこれは回避しようがないかな、と諦めて

仕事柄あちこちの地元民にも顔割れてるし、各所のマックで延々と公開処刑すんのやめろや、あと価値観押し付けんなや」

メールする。

翌日やたらなっがい謝罪メールが届く。

価値観押し付けはしないしマックじゃない場所で会いましょう」との事。



本戦



うわーこえー、あれだけ口を慎まなかったお嬢さんが平謝りしてんよー、マジこええ。

と思いながら、地元民のいない個室タイプの店を探しておく。(閣下による公開処刑対策

日の出ている内からマックで会おうみたいな話になっていたがそれが方針変更になり、かといって閣下にやる気もあまり感じられなかったので、待ち合わせ時間そのままで閣下地元にある城跡へのハイキングに誘う。

いつもはグダグダグダグダ賛成とも反対ともつかない意見をダラダラ述べる人があっさり承諾した。

ハイキングなら弁当必須かね、と思ったのでサンドイッチおにぎり弁当を作って持って行く。



デート中言われた事>



城跡への道は三十分足らずというから楽だろうと思っていたら地獄

カモシカのようにひょいひょい登っていく閣下の後をぜえはあ言いながらついてゆく。泳いでてよかった。

折角持って行った弁当は「まだお腹すいてないです」との事で食べてもらえなかった。

蚊に刺されながら街を眺めて、すぐに下山する。

城跡の広い公園をぶらぶらした。閣下小学生時代シイの実収集ポイントが近くにあると教わる。(ヒャッハー今日一番いらない情報をゲットしたぜェーーッ!)

水道施設のそばにたむろす猫達を発見。猫にまみれて喜ぶ私と、距離を取る閣下



「先日は周囲も気にせず色々言っちゃってすいませんでした」(謝罪と言う割には不満げなんですが閣下

「カッコいいところを見せて欲しくて、感情的なっちゃって…」(いやそれどういう感情かわからないんですが閣下

「私がこうして欲しいなって相手に言うのが、負担に感じて…」(言ったのはご自身なんですが閣下

「そう言ったら溜息つかれたから、それも負担に感じて…」(溜息つかせたのはご自身なんですが閣下

「前の車とか前の財布とか、好きだったんですね」(別にきじゃないんですが、普通は人の持ち物に口出さないと思うんですが閣下

「買い替えた車も特にこだわりがなさそうだったから、あぁ、また話すネタが一つ減ったなって」(ていうかそもそもあなたから話題振る事自体が稀な気がするのですが閣下

「(猫は)あまりきじゃないですね。せっかく育てた家の畑の作物を荒らす野のケモノへの憎しみが…」(そうですかエボシ様)



私が過去婚活で利用したお店へ。個室多くて、店員外国人ばっかりの、外国料理屋。



「祝われると喜ばなきゃいけないなあって思って、負担に感じる」(交際相手とは反社会性をぶちまける相手ではないのですが閣下

自分の反応が芳しくなかった事で相手フォローしなきゃと思うと、また負担に感じる」(自分行為によって発生した結果ではないのですか閣下

「しぐさがいちいち丁寧で女っぽい」(私はノーマルです閣下

「お弁当とか作ってくるし、新しい車も女性っぽいし、女性的な人なのかなあと」(男女問わず婚活女子力重要です閣下

「食う時の姿勢は良くなった」(ありがとうございますですが本気でいつも上から目線ですね閣下

「だが口を隠すしぐさが女っぽい」(下品にならないよう隠しているだけです閣下

「歩く時に振る手の指が揃っていて女っぽい」(どこまで見てるんですか閣下

「礼をするときの指が揃っていて女っぽい」(ホントプラス評価をしてくれない人ですね閣下

「『そこまで見るのか…』とか言うのやめて下さい。“私が何も言えないから”」(言えない事に対して別の問題を感じたりはしないんですか閣下

「私があれこれ言った分、私にも、もっと綺麗になってくれとか言われたら困るなあって思って」(別に言いませんけどじゃあ何で反撃の予想される攻撃をためらいなくしてくるんですか閣下

「お互い本音で言い合って、それでぶつかって価値観が合わなくてダメならそれはそこまでの縁だったんだなって思うんで」(人を試すと人に嫌われ、縁を試すと縁に嫌われる、とは思いませんか閣下



仕事議事録とか書くからいつ誰が何を言ったかとかは割と覚えてる方だと思うけど、あまりにも発言量が多いため、書いておかないと忘れる。

というか忘れても構わないような雑談をにこやかにしたいのです。普通に婚活しに来てるんで、普通に婚活したいのです。

三ヶ月付き合って手も握りたくないくらいの完全拒絶だし批判も口をついて止まらないのに、破談にしないし、約束もするし、普通に出てくる。

はいえ、

別に私だけじゃなくて、恐らくどの野郎に対してもこういう態度なんだろうな。というのは接してて何となくわかるので、それ以上は言わぬが花か。

閣下も恐らく私と仲良くしたいとは思っているんだろうけど、これまで積み上げてきた人生が、たぶん許可しない。

積み上げた人生邪魔するなら、婚活積み上げて慣れてくしかいからなあ。

私も婚活初期は「よく知らない人といきなり交際とか言われてもなあ、楽しくもないのに笑顔なんて浮かべたくない」みたいな事考えてたし。


時間喋って、来週会う約束をして、バイバイ

帰り際に旅行行ったお土産をもらったので(うめぼし)、帰宅後すぐ、明日職場に持っていく梅おにぎり弁当を作り、携帯写真とってメールに添付して送付。(行動が女子

無事、「野菜も食え」とのご返信を頂きました。

あと「また城跡行ってもいいですよ」とか返ってきたので、これはツンデレ変換して「また城跡行きましょうね」と捉えておく。

が正直あそこはもう行きたくない。なぜなら…


足へのダメージが翌日の勤務終了後に一気にきたからだ。閣下のあの脚力は一体…。



<戦果>



・過剰に祝わない事を条件として、閣下誕生日をようやく教えてもらった。私の二週間前。(書いとかないと多分忘れる)

・私の誕生日簡素に祝ってくれるらしい(喜ぶべきところだろうけど簡素て)

・もうマックで、衆目のニヤニヤ顔の並ぶ先で公開処刑される事はなくなった

・その代わり、私の隠れ家的外国料理屋が新たな惨劇舞台に選ばれる事に

オーナーまじゴメン



<次回までに改善すべき事>



・男らしい歩き方、食い方、礼の仕方(一体どこで習えるというのか……男塾?)

男性としてグッと来させる(壁ドンとかしたら即ボディーブロー飛んできそうな人なんですがそれは)

・何か祝う事があっても、あまり大げさに祝わない

相手の反応が乏しかったりローテンションでもガッカリしない

サプライズはしない

閣下がどこか行きたがるのは珍しいので、また城跡に行けるように足腰を鍛えておく

・虫よけスプレーとかも買っておく



<次回の死守ライン



・これまでの経緯を客観的に見た場合登録者であり異性の紹介を受けている自分が「婚活やる気全くありませんアピール」をばんばんしてるという事にあまり気付いてないというか、客観視についてそれとなく指摘しても、「仲介人にきっちり話せばわかってくれます大丈夫自分の評判は自分で守りますよ!」みたいな事を堂々と言い切っていたので、そ う い う 事 じ ゃ ね え ん だ よ って事をどうにか穏便に伝える。

・たぶんすごく難しい



感想戦



要するに閣下本音で喋る相手でないと続かないって言いたいみたいだけど、

本音で喋ってぶつかりあって夕日の河原決闘して親友になるのは男同士の友情だと思うんだ。

まあやるけど。言われたからには合わすけど。ホントどうなりたいのこの子



<追記>



閣下じゃなくて吸血鬼自身はどうしたいん? みたいなトラバブクマコメが多かったんでこれだけ。



私はただ単に結婚したいだけで、

結婚するには目の前にいる相手に全力を尽くすのが最短”と過去の沢山の婚活経験から判断してて、

閣下根性気合に溢れてるおかげか私の目の前からいなくなったりしない以上は、

閣下結婚不安を感じる要素を除去しつつ、ひたすら仲良くしてゆきたいと思ってるだけなんだよね。

まあ不安要素なくなってから結婚の申し込みしても素直に頷かなそうな人だけど。(猫はあまのじゃく


尊敬できる相手結婚したいとか思う人は偉人伝とでも結婚してればいいワケで、私は普通にありふれた人間女性結婚したい。

から別に閣下欠点満載だろうがまるで合わない人だろうが構わないし、そもそも誰と一緒に居たって結局は疲れるんだから、誰かと暮らす=耐える、それが当たり前。

相手が誰でもいいという覚悟が無ければ婚活なんてできないし、どんな相手にも合わせるべく懐深く構えているけど、相手攻撃的だったり反抗的だったりすれば当然その分こちらのモチベは下がるし、向こうの評判も勝手に下がっていって向こうは自分自分を不利な立場に追い込む事になる。

過去にもいたけど「交際は二人だけのものから!」という理屈交際時に好き勝手する人って、仲介者とか紹介者というレフェリーがいて強い影響力がある事忘れてるんだよなあ。

一応説明はしたんだが・・・閣下全然わかってなくてスゲエ強気だったからなあ。無知は最強。



上のような記事の書き方だと、閣下に何か言われた時にすぐに反撃セリフを思い浮かべているように読めるかもしれないけど、実際、具体的な反論は家に帰ってゆっくり考えてからでないと出てこないんだよね。

というか実際に閣下がガミガミガミガミ怒ってんの見てる時って、なんかほっこりしてる。イキイキしてんなあって。

仲良くしなきゃって思うからひたすら落ち着かなくはなるけど、あまり怒りとかは覚えない。

閣下の言ってる事って文面に起こすとめちゃくちゃ失礼なんだけど、なぜか不思議と、実際に言葉として言われてる時は何かあんまり嫌じゃないんだよね。閣下人徳なのかねえ。

何だろう、口うるさいお母さんがお父さんを容赦なく責めたててる感じ? どっか微笑ましいんだよねえ。

2016-04-25

どうしても長女を愛せない

どうしても愛しいと思えない。どちらかといえば嫌いに近い。

虐待なんか絶対にしたくないので母親ならすべき行動や言動を頑張ってるけど頭で考えてから動くので疲労感が凄くある。

次女に対しては自然感情で愛しいと思えるのだけど、長女には抱きついてこられても抱きしめ返すだけでも苦痛生理的に好きじゃないものを好きなフリしなきゃならない。

たまにいる性格も顔もうけつけないタイプ人間が何で娘なんだろう。

これからも途方もなく長い時間を芝居し続けて生きなきゃならないとかどんな罰ゲームなんだろう。


こちらに追記を書きました

http://anond.hatelabo.jp/20170201151127

わたしは慰められたいとか同情されたいとか思って増田投稿したわけではなくて、理解されないことは重々承知でそれでもどこかに吐き出してみたかった。

親権も取れなかったというわけではなく金銭面のことや相手実家育児に協力体制だったので周りからも諭されて譲ることを選択した。闘える力もなかった。

これを書いた1年前はまだ長女がわたしに悪意を持ってるなどとは考えていけないと何度も気のせいだと言い聞かせてた。

発達障害可能性も考えていくつかの病院に行ったりしたけどはっきりとした診断は下らなかった。

発達障害でもないなら意図を持って嫌がらせしてるとどうしても思えてしまう。

別れた夫の前では振る舞いが違うから動画を撮って見せたりもしたけど反抗的であることは認めても嫌がらせではないと取り合ってもらえなかった。

例えば、長女からお母さんの似顔絵だと画用紙を渡されて絵を見ながらやっぱりわたしは酷い人間だと揺らぐ。

でもそのあとによく絵を見ると、わたしイチゴが嫌いでつい数日前にも長女もいる前でイチゴが嫌いと話してたのにイチゴがのったケーキの絵が背景に書かれている。

誕生日でもないのにケーキをわざわざイチゴをのせて書いてる意図がわからなくて混乱するしかない。

そんなことが何度も何度も続けば悪意を感じないでいられなかった。

それなのに愛されようとしてくる。その矛盾した行動が積み重なって耐えきれなくて爆発してしまった。怪我をさせてしまったことは深く反省している。

2016-03-29

http://kanasoku.info/articles/82480.html

http://kanasoku.info/articles/82480.html自己責任論一色のコメントむちゃくちゃ腹が立ったので向こうの掲示板に書こうとしたら不適切ワードで弾かれたのでこっちに書く。

受験前の1,2年間夫婦不和問題絶頂の家で過ごした俺は最後の8ヶ月で学年トップクラス(まあ5位以内、県内模試なら8千人中200位前後から順位が二桁中盤まで転がり落ちて、無事別居・引越ランク落とした高校にはTOP3で入ったが、おとなしかった弟はヤンキー化。中学卒業ごろには族の勧誘が強くて入れられそうになってたぐらい。

俺も無事卒業までにはケツから3位。予備校はおろか参考書も買えない、先生の質も低くひたすら板書と暗記しろというクソ授業。聞けども聞けども解説しない。反抗的とすらレッテルを貼られる。

ちなみに俺はノート一切取らずに90点代をキープしてたタイプ。良い授業ならその授業だけで大体頭に入るタイプ

あー点数で思い出した。満点のハズのテストに限って1 が 7 に見えるとか7がクに見えるとか5が"ち”に見えるとかい理由で何回100点を取らせて貰えなかったとか。あれでもう学校教育先生絶望したね。あー正解しても意味ねーんだ、頑張って考えて正解出しても意味ねーんだだっていう。

それにたまに学年トップ取ると先生悪態ついてくるんだぞ?ノートも取らない不真面目な奴がトップ取ったら、他の真面目な奴(必死に板書写して授業聞いてないけど予備校通ってる馬鹿ども)が順位とれなくて可哀想だろ?と。授業聞いて努力して点取れねぇ方が馬鹿だっつの。それ以来卒業まで赤点ギリギリしか取らないようにして過ごしてた。

別居先の借家には自分の部屋はないしエアコンもない、弟の先輩ヤンキーが家のなかをうろつく。別居先の近所は族のたまり場と県内No2ヤクザ屋敷の近くで発砲事件東京キー局TVニュース報道されるほどで、碌に眠れない。

担任にはおまえは絶対大学進学はおろか就職絶対出来ないぞ!と脅されて学校サボって適当私立受けて合格した報告した時のツラと言って見たらww

お前の数学教師のクセに公式公理の暗記ばかりで証明過程、応用すっ飛ばし杉なんだよ。だからお前の授業は聞いてなかったんだよ。教科書見れば書いておあるレベルから意味ねーんだよ。

んでそんな環境を作った愛のない両親を見て10代のうちに結婚なんかするかと決めて30年。俺の誓いは果たした。ざまあみろクソ親ども。俺は長男だがお前らはかってに一人で死ね。俺ら兄弟人生をぶっ壊した責任をとれ。

話がずれた。おまえらこの環境中学高校と過ごして国公立宮廷クラスいける勉強精神モラルが育つと思ってるのか?

俺の実話だぞ。おれも孤独死するだろうがな。こんな人生だったから未だになんで結婚して家庭持ちたいと思うのかが全く分からん

あと、正直言うと弟の方が俺より不幸だったと思う。学力発揮する前にグレざるを得なかったからな。地頭は悪くないんだ。ただ環境価値観をひねくれさせてしまった。

俺は大学進学とともに家を離れてしまって弟をサポートできなかったからな。少しは罪悪感を持っている。

2016-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20160126201557

もちろんこの方法が効くのは色んな会社クレームを入れる際にさんざん試してきたからなんだ!

時に自分がそこまで悲しんでなくても悲劇のヒロインっぽく

善良な一市民で楽しみにいつも利用しているのにこんなことって…オーイオイオイオイ、オーイオイオイオイ…みたいに書けば

読んでる人も同情して問題にしてくれやすいぞ!逆に反抗的威圧的な態度だとスルーされてしまう!

書いた理由自分と同じ気持ちになる人を増やしたくないとか名前に傷がつくのではないかとか

そういう善意から送りましたアピールすれば満点だ!

問題を起こした奴は本社から痛いお叱りを受けること間違いなしだぞ!

PS:

これは自分正義があると確信した人間はその裏打ちによって自信を得て

行動的になるという心理を利用する作戦なんだ!

実際に問題児を叱る側の人たちにこの正義を伝染させることが重要だ!

人間は正しいことをしていると思った時の行動力は良い意味でも悪い意味でも凄まじいからね!

2016-01-24

絵を描くヒト

幼いころから、絵を描くのが「得意」だった。

美術に携わる家系に育ったという経緯が一番影響したのだと思う。夏休みの宿題で出す絵は大体入賞したし、それが当たり前だと思っていた。「私は画家の子。絵がうまい子」という優越感は必ずどこかにあった。

でも、どこか親の仕事への反抗的気持ちもあって、小中学校のころはスポーツに励んでいた。親はそれについて何も言わず、ただひたすら私を見守ってくれた。

転機は高校1年生の冬。私は、中学生の時に無理がたたって膝を壊した。スポーツはもうできない。だから、だらだら帰宅部をしていたんだけど、美術先生おもしろい人で、私はその人に惹かれて、誘われるままにふらふらと美術部へ入った。

私の学校進学校だったんだけど、なぜか美術部が強かった。みんな、美術に対して真摯で、一生懸命で、今思えば私は本当に良い環境の中で美術を始めることがあった。元々の素養もあったし、あっという間にメンバーよりうまくなるのだと固く信じていた。

2年生の秋、私の優越は打ち砕かれた。初めてコンクールに出した私の絵は優秀賞ではあったけれど、全国大会にも、ブロック大会にもだしてはもらえなかった。学校の中で二人までしか上位大会に行けない、という縛りがあったからだ。

全国大会には私が心の中で密かに馬鹿にしていた、A子の堅実で真面目な絵が選ばれた。ブロック大会には、B子の彫刻が、珍しいからという理由で選ばれた。

作品評価の際に、審査員先生に「君の絵は、金縁にかざっても堂々として栄える作品だけれど、どこか鼻につく」と、言われたのをよく覚えている。きっと、私の心の中の優越感が、絵ににじみ出てしまっていたんだと思う。

こうして、私のデビュー戦は屈辱の中で終わった。親にその話はしなかったし、絵も見せなかった。親も、その話をとりたてて聞こうとしなかった。

その後、B子は美術塾のある地区学校へ転校した。私は、A子と競うようにたくさんの絵を描いた。A子は努力家で、本当にどんどんうまくなっていった。その隣にいるのも誇らしかった。

本当に楽しい時期だった。自分の、才能のある分野で、才能のある友人と競い合うことに、私は心から充足を感じた。

最後コンクールで、私は花を持つ女の人の絵を描いた。本当に渾身のできで、私は思わず父に感想を求めた。

父は「去年の絵を実は密かに見たが、あっちがよかった。今年は、審査員受けする絵を描いている感じがする。お前の絵じゃないな」とぽつりと言った。

その言葉で、私の絵は「万人受けする絵になりつつある」ことにようやく気付いた。そして、私に影響を多大に及ぼしていた画家によく似た作品であることにも、気がついた。

その作品は、もはや「私の作品」ではなく、「褒めてもらうためのそれっぽい美術」だった。承認欲を満たすためのプロセスだった。それは、私の技術の拙さからくる甘えでもあった。

そして、私の家族の人たちが命がけでやっている「美術」とは明らかに違った。

どこかにあるものでは、美術は成り立たない。自分の明確な美を表現しなければ、美術ではない。それを、一番良く知っているのは親の背中を見てきた自分だった。

私は結局、その一言スランプに陥った。そして、美大の進学を取りやめ、逃げるように総合大学へ進学した。美術に関わらず、ギタ-を弾き、ツテを訪ねて海外をいろいろまわった。自暴自棄に近い学生生活を送った。

私の人生は派手だ。いつも楽しい。賑やかで何でもできる人だと言われる。でも、美術ほど、のめり込めるものに、出会ってははいない。

そして今、私は社会人で、やっと筆をとっている。美術大会に出すとか、そんな大仰なものじゃなくて、会社イメージキャラクターデザインしたり、友達結婚式案内状制作したり、塾の先生をやっている友達の教材に挿絵を描いたりしている。もちろん、対価はもらっていない。あったとしてもせいぜいお菓子類だ。

絵を描くたびに、確かにほろ苦い気持ちになる。

結局、私は求められないと絵を描かない。褒めてもらうためにしか、絵が描けない。

だけど、色を重ねるたびに喜びが溢れる。逃げずに、もっと向き合っていればよかったな、と思わずはいられない。あの時、なにくそ、と思って、描き続ければ、また違う未来が待っていたのかもしれない。

もしも、の話を思いながら、私は休日ごとに絵を描き続けるんだろう。私は所詮、絵の得意な人間しかないのだ。

2016-01-12

イジメは人に階級をつける

中学高校イジメられていた。

中高一環の男子校だったため、同じ人物に中高イジメられていた。

まり中学二年生に進級したての頃だった。

当時からチビでナヨナヨしてた僕は、なんていうか典型的イジメの標的にされやすタイプだったのだと思う。

反撃もできなかったし、先生や親に相談することもしなかったため、どんどんイジメエスカレートしていった。

最初のうちは肩を殴られたり、文房具教科書を奪われたりしていた。

その頃はなんていうか、薄く広くイジメられていて、クラスの半分ぐらいが僕に対して危害を加え、もう半分ぐらいが静観していた。

しかし、だんだん暴力の内容がエスカレートするにつれて、狭く深くイジメられるようになった。

そうして、中学三年に進級する頃には、一人のイジメっ子だけが残った。


まず中三になって彼が行ったのは、僕の服を着る権利を奪うことだった。

最初休み時間に何度も殴られながら無理矢理制服を脱がされた。

それも毎時間

制服はもちろん下着まで脱がされ、よくわからない踊りを踊らさせられた。

しまいには、特定の授業は全裸で受けさせられた。

特定の、とはうるさくない教師の授業はという意味だ。

制服は彼の鞄の中にしまわれ、放課後になると投げつけられる。

言葉にするのは難しいのだけれど、みんなが服を着てるのに、自分だけ服を着ていないことは、とても惨めだった。

恥ずかしくて局部を隠そうとすると、腹や顔を殴られるのも辛かった。

一学期の終わり頃には、もう全裸ルーチンワークになっていて、彼が「おい!」と大声をあげるだけで、僕は黙々と全裸になっていた。

夏休みがあけ、二学期に入ると、彼は放課後新聞部の部室にたむろするようになった。

新聞部高等部部員が三年生一人しかいなかったらしく、二学期からは、彼と彼の後輩たちだけの部屋になっただからだ。

僕は無理矢理そこに連れて行かれ、そこでもイジメられることになった。

そこで行われたのは、イジメというカテゴリというよりは、レイプに近かったのだと思う。

より性的なそれになっていったからだ。

彼が男が好きなゲイなのか、それともバイなのか、はたまた誰かをイジメるのが好きなだけなのかは、よくわからないが、

とにかく彼は僕に対して性欲をぶつけてきた。

日々の暴力全裸強制ですっかり反抗する気がなくなっていた僕は、黙々と彼の命令に従っていた。

最初フェラチオからまり、最終的にはアナルセックスまで行った。

誰にも相談できなかった。

全裸で授業を受ける僕を見て何も言わない教師に期待する方が難しい。

親は平日は夜遅くまで仕事で家にいなかったたし、休日は一日中眠っていて、まともに会話が出来なかった。

まだインターネットは普及していなかったし、個人の携帯電話なんてもちろん持っていなかった。

どうすればいいかわからなかった。

高校に進学しても、彼とは同じクラスだった。

クラス面子は変わっていたものの、僕の扱いは学年中に知れ渡っていたため、特に変化はなかった。

しかし、その頃から少しずつ、彼の態度が変わっていった。

レイプするような人間を修飾する言葉では無いかもしれないが、

優しくなった。

顕著だったのは、暴力だ。

昔は僕が反抗的な態度をとろうがとらまいが、関係なく殴ってきたのだが、

その頃の彼は僕が従順にしていれば、あまり暴力をふるわなくなっていた。

彼に始めて休日約束をさせられた。

学校外で会うのは始めてだったし、休日レイプされるのか、と思うと、とても気が重かったが、

その日は普通にゲームセンターに行って、本屋に行って、ファミレスに行って、終わりだった。

そして何より世間話をするようになった。

昨日みたテレビの話や、授業の話、そんな普通友達がするような会話を、

たびたび僕に振るようになっていた。

とは言っても、全裸強制することや、無理矢理アナルセックスをさせられる点は変わりなく、

イジメレイプは続いていた。

そんな彼との日々は高校二年生に進級したときに終わる。

キッカケは「B君」だ。

B君とは始めて同じクラスになった。

B君は僕とは違った意味有名人だった。

まず何より体が縦にも横にも大きいため目立つ。

そしてB君は柔道がとても強かったらしい。

二年生に進級し、イジメっ子がいつものように「おい!」と叫び、僕を呼ぶ。

僕はイジメっ子の元に向かい、そこで服を脱ぐ。

そんないつものルーチンワークをこなしていたら、

B君があらわれた。

B君はイジメっ子に対して「辞める気はないのか?」という感じのことを聞いた。

僕がイジメっ子にイジメられていることは学年中のみんなが知っていたため、B君も知っていたのだろう。

イジメっ子が返事をした途端、僕はB君に引っ張られ、服を着させてもらった。

それから、B君は僕を守ってくれるようになった。

授業も制服で受けられるようになり、

放課後のおぞましい性行為もB君が柔道部に匿ってくれるようになったおかげで治まった。

休日イジメっ子に呼び出されることも無くなった。

僕はB君と一緒に過ごすようになった。

B君は休日柔道で忙しいため、遊ぶ機会はあまりなかったが、

休み時間やお昼ご飯を一緒に過ごした。

しかった。

正直、僕の「自我」は中学二年生で失われ、この高校二年生になるまでずっと無かったのだと思う。

それから楽しいことは全部覚えている。

B君が体育会のわりにアニメが好きで、特にガンダムシリーズが好きだったこと。

格闘ゲームギルティギアよりもストリートファイターKOFの方が好きなことも。

カラオケではDEENを歌うことも。

B君は優しくて、強くて、格好よかった。

全部、全部、覚えている。


B君との繋がりで、ほかにも友達ができた。

みんな優しかった。

けど、やっぱりB君は特別だった。

僕はB君のことが好きになっていた。

高校三年生になり、クラス大学受験科目別で分けられ、

僕はようやくイジメっ子と別の教室になれた。

同時にB君とも別の教室になってしまったけれど、お昼休みは一緒にご飯を食べたし、

B君は部活引退して、放課後も一緒に帰るようになった。

このB君のことが好きだという気持ちを、どうやって処理すればいいのか悩んでいた。

まずもちろん、B君が男性が好きな男性なのか? という疑問を解決しないといけない。

そして、さらにその先にある

責任感の強いB君にそこまで求めても良いのか?」という疑問が一番大きかった。

好きなら好き、嫌いなら嫌いだろ? と簡単に割り切れればいいのだけれど、

なんていうかB君と僕の関係はとても危ういように感じていた。

ハッキリ言って、B君の方が立場が上のようで、ある意味では下になる。

所謂「助けるなら最後まで面倒みろよ」的な論調で、B君の自由意志が反映されない気がしていた。

仮に僕とB君が相思相愛だったとしても、

B君の無条件の信頼と好意によりかかった、僕にとって都合が良すぎる関係なんじゃないだろうか。

まり

『あのイジメっ子が僕に関係強要したことと、上からと下からという違いがあるだけで、実質同じなんじゃないろうか?』

という悩みだった。

力の暴力とはまた違った、関係暴力みたいなことを、B君に押し付けることになるんじゃないか?

僕はB君によりかかりすぎて、これ以上を求めちゃいけないんじゃないか。

イジメっ子が僕に対して無理矢理性行為強要したように、

僕もB君に対して同じことをしようとしてるんじゃないか。

結局、僕はB君に思いを告げることはなく、高校卒業した。

彼は県内大学に、僕は県外の大学にそれぞれ通うことになった。

そして、大学卒業した今でも、彼とは友達であり続けている。

たらればを言ってもしょうがないのだけれど。

イジメっ子が僕をイジメてなかったら、僕とB君は友達になっていなかった?

イジメっ子が僕に性的行為強要しなければ、そもそも僕は男性性的な魅力を感じなかった?

もちろん、イジメっ子のしたことを肯定する気はさらさら無いし、合法的に殺せるなら殺してやりたいとすら思う。

けれど、あの地獄が無ければB君とは出会えなかったし、あの地獄があったから僕はB君を好きになれたのかもしれない。

それでもつい考えてしまう、イジメっ子が存在しなくて、

僕とB君がフラット関係出会えたとき

僕は彼を好きになったのだろうか?

彼は僕を好きになってくれるのだろうか?

僕は今でもB君のことが好きです。

30過ぎて会社が言っている意味理解出来た

なぜ既婚者を優先するのかって疑問が有ったんだよ。

家族を養うって理由は分かった、でも信頼出来るとか重要ポストとかそういうのが理解出来なかった。

現在30すぎて思うことは、おおむね会社が言っていることが正しかったということ。

マジで30過ぎて未婚、離婚者はおかしいヤツが多い。

特に多いのが反抗的人間、少しの事でカッとなるタイプ

そりゃ信用できんよな。

2015-12-31

不満たらしい顔した反抗的人間を人の輪に入れたいと思うか?

普通は思わないんだよ

だけど例外を作ると社会はうまく回らないんだよ

から輪を作る側に回った人間はがんばってやってるんだ

そこ間違うんじゃない

2015-12-05

少人数チームでの部下の褒め方

10年近く5~6人のチームで回してきて、いくつか自分で学んできたことの中で、

今でも心がけているものを紹介する。

異動により今の環境が大きく変わるため、自分自身の整理の意味も込めてまとめてみた。

優秀な部下は大勢の前ではなく、一対一のときに褒める。

優秀な部下は嫌でも目立つ上に、誰の目から見ても明白な成果を継続して上げていることが多い。

そんな部下を例え大きな成果を上げたからといって、

その部下と同列の者の前で大きく褒めると、他の部下の向上心が下がりやすい。

これは対象の部下本人のためというより周りのためだ。

普段優秀でない部下の大きな手柄は、大勢の前で褒める。

本人の自信にも繋がる上に、周りから能力を認められているという肯定感が強くなる。

いい意味での周りからプレッシャーとなり、仕事に対する姿勢も変わってくる。

結果が出ない者は姿勢努力を褒める。

結果として大きな成果に繋がらなくとも、そこに至るまでの過程を褒める。

例えば早い段階での着手をしていたり、ミスが少なかったりすればそこを褒める。

姿勢が認められていると実感すれば、その後のアドバイスを聞き入れやすくなる。

当たり前のことができて褒める。

例えば当たり前の連絡ができていたり、書類に不備がなかったりしたら、

たったそれだけのことでも褒める。

これは常にやり続ける必要はないが、ふと気付いたときでいい。

次に更に質の高いものが上がってくる。

笑顔で褒める。

仕事場笑顔を出すと緊張感がなくなり緩みが生まれると思う人もいるかもしれないが、

笑顔安心感不要な萎縮を排除し、ミスの低下に繋がる。

最後

素直に人を褒められないと逆に相手に舐められ、場合によっては反抗的な態度を取る者もいる。

特にリーダーになったばかりの頃は、些細なことで褒めることが下手に出ることだと感じ、

なかなか褒められずに、チーム内でギクシャクしてしまい能率が下がってしまうことを何度も経験した。

特に優秀且つプライドが高く鼻持ちならないタイプはかなりの苦手で、

当時そういったタイプに当たったらとにかく粗を探していたように思う。

そんなタイプはまず能力を素直に認めて褒めることによって、話を聞かせることができるようになり、

褒めることの重要性を実感するようになった。

もっと上手い方法がある」という方もいるだろうが、

つの方法論として参考にしていただければ幸いである。

また叱られて伸びる者もいるが、そういった者は叱らなくても伸びるタイプが多いと感じる。

2015-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20151110213551

読んでいて、お母さんっていいなぁと思った。心がほっこりした。

20代も後半になって、何人かの同級生結婚して子供ができて写真を見せてもらうこともしばしば。

クラスで、優等生だったあの娘も、反抗的先生や親を困らせていたあの娘も、

おしゃれでリーダー格のあの娘たちが子供を産んで優しい顔を旦那子供を向けている。

当時はちょっと想像もなかったけど文章を読んでこうやって母親になっていくのかなぁと想像した。

私の母親は、祖母からまり愛情を感じることが出来ずに結婚子供を産んだ。

今でも、母は祖母に対する愚痴(姉弟で一番可愛がられていないことなど)をよく言っているけども、

兄や私には愛情をたくさん注いでくれた。何か親孝行できないかなーと思っている。

2015-09-13

近所の子

引っ越してきて半年くらいになる。

エレベーターで扉が開いて降りようと思ったら、反対に子供が乗り込んで来た。ここの子はいつもそう。

普段、会社や駅では、降りる人が先、乗る人が後、という生活を送っているので、前から違和感を感じていた(というか、別のときに、この親子から自転車嫌がらせされてたので、前からウンザリしてた)。

いつもは母親と一緒に、降りる人が何人居ても、先に乗り込む親子なんだが、その日は父親と一緒だった。

父親が「駄目でしょ、降りる人が先に降りてから、乗る人が後に乗るんだよ」と言ったら、子供反抗的に「なんでー!なんで乗る人が先に乗っちゃいけないのー!ママはいつも最初に乗るよ!」(確かにその子マママンションルールも守らない)。

はたまた別の日で、別の子

買い物からの帰り道、赤信号になった手前の横断歩道で、子供が赤信号なのに渡ろうとした。

父親らしき人が「赤信号から渡っちゃ危ないでしょ」と注意すると、子供は「なんでー!赤信号待たなきゃなんないのー!待ってるのいーやーだー!」とわめきだした。

親も親で、左右確認して、子供の手を引いて急いで赤信号無視して渡って行った。

ここに違和感を感じる自分の方がおかしいのか?最近の親子というのは、こういうのがデフォルトなのか?

こういう子供達が大きくなった時の社会想像すると、どうしても明るい未来想像できないんだが、思い過ごしだろうか。少なくとも、周りか当人が苦労すると思うんだが。

2015-07-21

ミニマリストの祈り

If I am what I have and if I lose what I have, who then am I?

これについて「持っているものを失ったとしても私というものはある」という祈りこそがミニマリスト

消費社会への反抗的な要素は強い

2015-07-20

デモ参加がバレたら就職できないという風潮

がまとめられたり拡散されてるわけだけど

その中にデモの内容を問題視するものもある

仮にフジテレビ抗議デモ参加者採用しない企業があったとする

デモに参加しない人は自分には関係ないと思うだろう

では、反原発デモ参加者を優先して採用する企業があったとする

デモに参加しない人は不公平だと怒るだろう

思想政治信条採用判断基準にする事が許されるなら、このような事態も起こりうる

他にも信教で浄土宗不採用浄土真宗優遇とか

内容に関係なく、デモ参加者採用しないという場合も考えられる

偏った思想を持つ、自分の主張を通そうとする、反抗的などとして敬遠されたりして

逆に言えば、そのような企業従順文句を言わない労働力だけを求めている

そんなところに就職しても苦労するだけだろう(ほとんどの企業奴隷を欲しがってるだろうけど)

しかし、そもそもデモという学外の活動について調査評価することが間違いだ

そのような企業社員プライベートや内心にも干渉し、強制してくるだろう

2015-06-26

うぇーん。弱者反抗的だよー。

労働を取りあげて飢え死にさせたいよぉ。

2015-06-15

10

帰省して棚を整理してたら中学生の頃の通信簿とかテストの成績とかが出てきて、

閉鎖的な学校相対評価制の内申点(通信簿)に苦しめられた中学思い出がよみがえったので書く。



通ってた中学校は既に過疎化による統廃合で廃校になったけど、

当時は1学年30人ちょっと田舎公立中学校で、俺のような途中加入のよそ者以外は基本的に全員が保育所中学までずっと一緒、

田舎では起こりがちなことだけど、後にサラっと東大京大に行くような子からちょっと学習障害のある子まで全部いっしょくたな感じの教室だった。

俺の学年はたまたま勉強が得意な人と苦手な人ではっきりと二極化していて、人数分布が平均点を挟んで上と下にきれいに山が二つできているような状態だった。

学年全体の平均点は55点ぐらいだけど、30人のうち上位15人に絞ると平均点は88点!みたいなこともあった。

そんな状況だったけど、最初に書いた通り当時その地域は内申点の付け方が相対評価制だったので、

10段階評価で、1学年内で10が付くのは1人だけ、9も1人だけ、8が2人、5位以下は問答無用で7以下がつくというシビアさだった。

同じ学区のもう少し大きい中学校で同じテストの点なら、間違いなく9か10、みたいな生徒にも頻繁に7や8がつけられていた。

その結果クラス内には、テストの結果だけ見ると志望する高校どころかさらにワンランク上の高校でも余裕で合格圏内なのに、

内申点が志望校基準とされる点にはだいぶ足りず、学校側は前例に則って内申点を基準にして進路を指導するので、志望校ランクを実力から大幅に落とさせられる人が続出していた。

(三者面談教師がOKを出さないと受験が許可されない風習があった。)

ちょうど自分達の2学年下から制度が変わって内申点が絶対評価制になっていたのもあって、余計に制度に対する恨みの声が強く渦巻いていた。

これに関しては何人もの同級生が、将来的な進路を割と歪められたんじゃないかと今でも思っている。



そして、これもまたありがちなことに、教科担当教師の覚えがめでたいかどうかで内申点が上下する傾向もかなりあった。

前述の通りテストの点数が拮抗していたので、「授業態度」「積極性」みたいな部分に対する先生のさじ加減で簡単に順位が入れ替わる感じだ。

ひどい教師は「この子は親が教師から」みたいな理由日常的に謎の加点をしているフシすらあった。

俺はというと、1年生の時点で

入学してきた中に一人だけ知らない顔がいる、見慣れない転校生め、チビのくせに生意気だ」と複数の上級生に一方的に目を付けられてしつこく絡まれていた。

けれどその内容が

・聞こえるように俺の趣味馬鹿にする

・掲示されている俺の写真を傷つける

・持ち物をちょっとだけ移動させて隠す

・睨んだ、ガンを飛ばしたと因縁をつけて胸倉を掴んで威嚇する

といった程度の幼稚かつしょうもない嫌がらせばかりで、大して実害がなかったので全て無視して放っておいたにも関わらず、

俺が黙っていても目撃した同級生がまた素朴で素直で心根の優しい子たちばかりで、

何かあるとすぐに先生に報告していたので、しょっちゅう事情聴取の為に職員室に呼び出されていた。



そういうことが続いていたので他に問題らしい問題がない平和学校内では目立っていて、入学早々に職員室内で問題児認定されていたらしく、

「校内唯一のいじめターゲットになるからには被害者にも相応の原因があるのではないか?」(転校生で物珍しかっただけだと思う)

部活動でも上級生との間にトラブルを起こしている」(絡んでくる上級生のうち数人が部活の先輩だった)

「校内トラブルについて指導すると、反論したり納得のいっていない様子であることが多い」(俺の趣味レゴブロックであることを教師にとやかく言われる筋合いなんかねーよ)

いじめられても泣きも怯えもしない、校内で自分けがいじめられているのに萎縮・反省している様子がまったく見られない」

増田くんと話していると、感情の欠落した異常なモンスターと話しているような気持ちになる、なにか精神的に異常があるのでは?」

「上級生とトラブルを起こす頻度が他と比べて突出して高い、すなわち問題行動の多い生徒であり、他の子に悪い影響があるのではないかと危惧している」

と、クソ担任からハッキリと上記のようなことを最初面談で言われて、ブチ切れた母親反論したことで、

学校教師反論したり反抗的な態度を取る、問題のある家庭」

として親子ともども学校から致命的なまでに嫌われてしまった俺の内申点は、上級生がいなくなっていじめがなくなった3年生になってもそりゃもう見るも無残な様子だった。



特にひどかったのが、生徒指導担当部活顧問もしていた教師担当していた理科で、

日ごろから妙にキツく当たられたり、「授業」で忘れ物をするとなぜか「部活」を辞めるかどうするか選べ!とか怒鳴られたりして、

別にやりたくもないのに人数が少ないので強制的に何かの運動部に入らされていただけだったので、

「え、辞めていいなら辞めたいんですけど、いいんですか?」って返事したらどつき倒されたりするっていう調子で目を付けられていた。

当然テストが割と良くても7以上の成績はまったくつく気配がなくて、3年2学期、内申点として提出する最後の学期に、

定期テスト中間で96点(2位)、期末で98点(1位)を取って、今回はさすがに9か10が付くと思っていたら、通信簿を見ると「6」がついていた。

ちなみに、中間90点(4位)、期末89点(7位)だった親友のD君は、その時「8」がついていた。

さすがにこのときはあまりにも納得がいかない、と教師確認しに行ったが、

「ほら見ろコレ、増田宿題2回も忘れてる!Dは1回だけ!そういうことや!以上!」と追い出されたので、

宿題1回分+授業態度でこの逆転現象が起こったのだと判明した。どう考えても普通じゃない……と思う。

その後、他の子とも成績を見せ合っていたら、テストの点に対して不自然にその教科でいい成績をもらっている子がいて、

要するに、低めの内申点でいける高校受験する生徒の内申は適当理由を付けてガクッと下げておいて、

少し背伸びして受験すると三者面談で(親が)ゴネた(親が教師の子は、進路相談時に多少無理がきいたそうだ)生徒の内申を、

その学校必要ラインとされるあたりまで上げるための順位操作的な工作が行われたのだろう、ということが容易に想像がついた。

まりにも露骨に手心を加えているとしか思えない成績に嫌気がさして、見返してやりたくなったので、

もう内申点としての意味はない最後三学期過去に例がないほど熱心に勉強して、提出物を全て出した上でテストで98点(1位)と100点(1位)のスコアを出して、

「今回は宿題全部出してますよね?」と事前に念押ししてみたら、最後最後理科で初めて「10」が通信簿に並んだ。

という思い出深い「10」のハンコを見て色々と思いだしたので書いてみた次第。

こういうの、今は知らないけど一昔前は結構よくあったことなんじゃないかなあ。

ちなみに「お宅の子精神異常者じゃないんですか?」とか親に言いたれやがったクソ担任は今もどこかで教師をしているらしいし、

理科教師に至っては生徒指導の実績が評価されて出世し、母校が廃校になって統合された後の中学校教頭をやっているらしい。

噂に聞く限りでは、現場にいない分直接的な害は当時より少ないみたいだけど、

相変わらずいろんな不幸をまき散らしているらしく、ほんの少し都会寄りで「先生の言うことは絶対」なんて思ってない地域父兄や生徒からの評判はすこぶる悪いようだ。

2015-05-20

ドローン少年有楽町強制保護された件

なんか色々と疑問を感じる。

 

この動画では、有名なドローン少年有楽町で、飛べないドローンカメラ機能を使って、ネット配信中に

警察に囲まれたあげく強制的連行されている場面の一部始終が確認できる。

 

https://www.youtube.com/watch?v=GIeJcIovzmo

 

警察が途中でしきりに「危ないからカメラしまえ」と言っているが、

もしカメラしまったら、その瞬間に、もっと強引に連行されていたのではないかと思い、恐怖すら感じる。

 

カメラしまえと言ってる理由は強引に連行したいからだよね?

違うのかな?理由がわかる人は教えて欲しい。

「危ないからカメラしまえ」と言っているのは、方便だよね?

まさか本当に危ないと思っているわけないよね?

 

一番気持ち悪いのは警察がここまで必死になる理由がよくわからない点。

彼らが必死になる理由はどれが正解だろう?

 

1: 本当にドローン危険だと思っている

これは無いよね?

確かに落ちて来たら痛いかもしれないけど、このドローンは大きさの割りには軽いし、羽も小さいから

よほどピンポイントで思いっきり目に刺さったりしない限りは、ほとんど問題ないと思う。

たぶん危険性で言えば自転車の方が危ないと思う。

そもそも飛ばせないと説明しているし実際にプロペラを取ってて飛ばしたくても飛ばせない状態なのは見ればわかるはずだ。

 

2: この少年ドローンで何かされたら面目が丸つぶれになる

これも微妙

そもそも飛ばせないし、万が一どこかで飛ばされて、それが最悪の形になったとしても、

それはこの少年が悪いのであって、警察の面目がそこまでつぶれるとは思えない。

彼のドローンはみんな知ってるから何かあったらすぐに逮捕できるし。

 

3: この少年危険視している

これも違う気がする。

身分を明らかにしている時点で、そこまで警戒する必要は無いよね?

何をするかわからないキチガイだと思っているのかな?

ありそうなのは、この少年がもし何かやったら警察

「なぜあんなに危険そうな人物をちゃんとマークしてなかったんだ!」と非難されるのが嫌とか?

彼を強制連行しているのは、荷物の中身を見せないからか?

ナイフなどを所持していて、誰かを刺しでもしたら「なんで職質してたのに、解放してるんだ!」と言われるのが嫌とか?

でも、やっぱりこれも無いと思う。

しろ何か事件が起きたら「いや職質したけど任意から拒否されました。我々にはもっと力が必要です」と主張して

警察権限を高める方向に世論を動かせるきっかけになるのでは?

 

4: この少年に負けたら警察の面目がつぶれるから

こんなしょうもない理由で?とも思うけど、これが一番ありそう。

まり任意ですよね?拒否します」と言われて、そのまま解放したら警察の面目がつぶれると思っているのではないか。

この少年危険ほとんど無いのは理解しているけど、そんな事はどうでも良くて、とにかく捕まえたいのでは?

反抗的な態度を生中継している時点で、もう何がなんでも捕まえて、警察の力を見せつけないと気が済まないのではないか?

とくに、羽を取ったドローンでわざわざ撮影しているので、それを警察に対する挑戦だと受け取った可能性が高そうに思える。

警察に反抗する奴は、違法性が無くても問答無用攻撃する、という態度に見えるのだが、違うだろうか?

どのケースでも私服警官(?)が何かをする前にすぐに声をかけている時点で、この少年警察に完全にマークされているのは確実なのだが、

警察がそこまでする理由イマイチはっきりしない。官憲にたてつく奴は全力でつぶすというメッセージだと考えるのが一番腑に落ちてしまう。

 

いずれにしても、現場警官は上の命令にただ従ってるだけで、彼を捕まえなきゃいけない理由はよく分かっていないのではないかと思う。

命令というのは「とにかく捕まえろ」というもの

そうじゃないと、あれだけの数の警官がお互いに相談もせず悩みもせずに、ただ粛々職務遂行している理由がわからない。

この少年は一目見て危険だとわかるタイプでは無いし、生中継してるならむしろ危険性は少ないはずで、絶対に捕まえなきゃいけない理由はないと思う。

微妙ラインなのに、全員が何の迷いもなく粛々職務遂行しているのは、すごく違和感がある。

 

それと面白いのは皇居の近くで捕まった時もそうだったが、パトカーに乗せられた瞬間から警察が無反応になる点。

路上では色々と質問したりして賑やかなのに、パトカーに乗った瞬間から態度がコロっと変わるのはなぜ?

他人には「ちゃんと答えなさい!」と高圧的な態度なのに、自分たちは答えないって、どうも納得がいかない。

 

あと「なぜ強制的保護したのか?」という問いには絶対に答えないんだけど、これって本当に大丈夫なんだろうか?

法的には完全にアウトだよね?

 

などなど、とにかく色々と疑問が多過ぎる。

法治国家って言ってるのは単なる建前なんだなーと、つくづく感じる。

 

一方で、この少年というか、生配信というものにも問題が多いと思う。

信者は多くのビューを獲得するために出来るだけ過激な映像を撮ろうとする。

この少年も、建前では「江戸城から見える景色が知りたい」などと言っているが、

本音警察などとトラブルになった方が美味しいと思ってるよね?

トラブルになる事がわかってないとは思えない。彼はそこまで馬鹿じゃないと思う。

普通の人だったらビビってしまうような場面も彼らにすれば美味しい場面なので、

恐怖心より功名心の方が勝ち、結果として勇気のある人に見えてしまう。

そんな配信者をカッコいいと思う頭の悪い女にモテるので、

信者リスナーを喰い放題になる。

うらやまけしからんので、この仕組みを広く知らしめて、効力を無くしたい。

2015-04-15

彼女が可愛くて俺が最低な理由がわかった件

長くなってしまったので、まずは結論から書きますね。

  1. スクールカースト認識してない人が存在するという事実に驚きました。
  2. なぜ俺が最低な奴だったのかという事がわかりました。
  3. なぜ俺がこの女に惹かれたのかがわかりました。
  4. 俺は子供時代どうすれば地獄回避できたのかがわかりました。

 

きっかけは『冷たい熱帯魚』という映画をこの女と一緒に見たことです。

その映画では子供がグレてるので「自分の子供があんなのになったら俺、無理だわ」って言ったことで子供の話になりました。

俺の最悪だった少年時代記憶から、大きなトラブルを起こさずに子供時代を乗り切ることなんて奇跡みたいなものだという認識で話してます

俺「子供世界は常に戦いだから対応する自信ないわー」
女「え?なにと戦ってるの?」
俺「なにとって、攻撃してくる奴と」
女「攻撃してくる奴なんているの?」
俺「いるよ。俺の子時代はどの時点でも常に敵がいたよ」
女「変なのー」
俺「変ってw おまえには敵がいなかったのかよ?」
女「いないよー。みんな仲良しだったよ」
俺「うそ?一度も?」
女「うん。たぶん私の妹も敵なんていなかったよ」

そんな馬鹿なと思いましたが、

育った地域の違い(俺は関西彼女関東

男女差が影響してるのかも?

とか

でも少なくとも妹には、彼女には敵が居ただろう

などと、この時点では考えていました。

女「どうして敵になるの?」

どうしてだろう?

スクールカーストを上るために戦う必要があるからかも?

と考えて説明しようとしました。

俺「だって子供世界は大人以上に階級社会じゃん。スクールカーストじゃん」
女「え〜、そんなことないよー」
俺「ないことないって。ラノベとかのテーマになってるぐらい共通認識じゃん?あるあるー、って感じの」
女「ほとんどないから小説になってるんでしょ?」
俺「いやいや、そもそも俺の子時代はずっとスクールカースト意識してたよ」
女「えー、それってあんたがおかしいんじゃないの?」
俺「そんな事ないって。誰が強いか、偉いか、みたいなことは誰だって認識してるでしょ」
女「そんなことないよー」
俺「女の子はそうなのか? いや、でも女だってブランド物とかスペックの良い彼氏が欲しいのはカーストを登りたいからでしょ?」
女「わたしはブランド物なんて欲しくないもん」

こんな感じで、まったく話がかみ合いません。

敵までいかなくても、殺伐とした空気になったことぐらいはあるだろうと思って、話を戻しました。

俺「じゃあ子供時代友達同士で修羅場というか、何か悔しかったり嫌だったことは無いの?」
女「う〜ん」
俺「ない?」
女「あ!そう言えば友達と3人ぐらいで公園に行った時に池にボートがあって、初めてだったから乗りたいって言ったんだけど
あんたが漕いだらひっくり返りそうだからだって言われて乗れなかったのが嫌だった」
俺「あ〜、それは理不尽だねー」
女「理不尽?何が?」
俺「いや、だっておまえが漕いだらひっくり返るって決めつけられたら理不尽じゃん」
女「え〜、そうなのかなー。わたしドン臭いからひっくり返りそうだよ」
俺「え?じゃあ何が嫌だったの?」
女「だから、せっかくボートがあったのに乗れなかったから」

なんという平和子供時代!!

一生懸命思い出した嫌な思い出がこれとは!

しかし、そんな事があるだろうか?

この話だって、例えばこの子カーストが低いせいで、せっかくボートで遊びたいって提案したのに、

理不尽理由を付けられて無下に却下された、ということなら、

この件以外にも常にそういう扱いだっただろうと想像できて、

読むだけで嫌な気分になる人もいるレベルじゃないだろうか?

  

この時点で「もしかしてこの女はカースト認識できてない?」と思い至りました。

俺「会話の細かいニュアンスで、こいつはこいつより上とか下、みたいな事を感じることはない?」
女「え〜、そんなこと一度も考えたことないよ。なんでわざわざそんな事を考えるの?」
俺「いや、考えなくてもわかるじゃん。動物にはそういう能力がみんなあると思うよ」
女「そうかなー。よくわかんないや」

こいつ変だ!と思いました。

でも同時に、ひょっとして変なのは俺の方なのか?

とも思いました。

それを彼女に言ったら「絶対あなたの方が変よ」と言うので、

増田で聞いてみようと思った次第です。俺と彼女どっちが変でしょうか?どっちも変でしょうか?

 

この時点でふと、もしかして俺の少年時代殺伐としてたのは、環境のせいじゃなくて俺のせいなのかも、

と考えるようになりました。ここからは俺の話です。

 

俺は傷害で少年院に入った事がありますいじめっこの首をナイフで刺しました。親兄弟には多大な迷惑をかけました。

でもそれは俺が悪いんじゃなくて、あの状況では仕方が無かったと思っていました。

俺は常にスクールカーストの最底辺に居ました。クラスで下から2〜3番目が俺の定位置でした。

頭も顔も悪くて、恐怖心が強く性格も弱い、運動もできない、というタイプです。

当然級友からは軽い扱いを受けます

それなのに常にカースト上位の人間と同じ扱いを受けないと、ものすごい怒りを感じるタイプでした。

例えば小学校掃除時間に、奇麗なホウキを取り合いになる場面で常に上位の人間と競り合っていました。

恐怖を押し殺しながら。

 

常にそんな感じなので、当然いじめられます

例えば、みんなの前でオナニーしろ強要されるなど。

でも絶対に従いません。カツアゲされても絶対お金を渡しません。

ものすごい怒りと恐怖で気が狂いそうな状態が俺の日常でした。

でも学校を休むのは負け犬だと思い、そんな状態でも皆勤賞です。

ある時、給食の中にうんこおしっこを入れてみんなに食べさせたのがバレて地元に居られなくなり、

引っ越しました

 

転校しても状況は変わりませんでした。

最初は頑張ったのですが、すぐにカーストの最底辺ポジショニングされ、また怒りと恐怖で気が狂う。

この頃から頻繁にカッターナイフや小型ワイフを携帯するようになりました。

でもいじめられても相手を刺す勇気が出ません。親にこれ以上迷惑をかけるのが嫌だったし、捕まるのも怖かったのです。

自殺するか相手を殺すか、そんな事をずっと考えるのが日常でした。もちろん学校皆勤賞です。

ナイフを持ってない時にカツアゲされたら、相手の目をつぶせば良いと思っていました。

その場合人差し指では失明させられないから親指を突っ込もうと考え、相手の頭を掴んで親指を目に突っ込む練習をしていました。

でも実行できません。

実行できない自分を情けなく思い、毎日自分気違いで人を殺したくてしょうがない」のだと自己暗示をかけていました。

 

ある日、高校可愛い女の子が転校して来ました。俺の隣の席になり、いろいろ教えたりしている内に好きになっていました。

でも俺の顔は自律神経がおかしくなったのかニキビだらけで、元々不細工な顔が更に醜悪になっていました。

それに成績も最低で運動神経も鈍いし、ずっといじめられている人間です。

絶対自分が好かれることは無いのだから関わってはいけないと、できるだけそっけなく対応していました。

でも授業中などについチラチラ見てしまうんです。

それをカースト最高位の不良に見つかりました。

そいつグループとは絶対に関わってはいけないと思い、距離を取っていたせいか、

それまではほとんど交流が無かったのですが、これをきっかけにいじめられるようになりました。

 

その頃の俺は日課みたいに毎日時間目の休み時間トイレに行っていました。

時間からひどい下痢に襲われ、4時間目まで我慢するのですが、耐えきれずに油汗を流しながらフラフラトイレに行くのです。

学校うんこをしてはいけない、という鉄の掟をなぜか高校生にもなって継続していたので、

お昼ご飯を食べれば不思議と腹痛が治まるのもあって、なんとか耐えようとした結果、そういうルーチンになっていました。

そこを狙われました。

 

男子トイレになぜか、その子が居ました。

フェラさせて」と言いながらしゃがみこみます

カースト最高位の不良はゲラゲラ笑ってます

まりの事に固まってしまい「え?え?」とか言ってる内にズボンのチャックに手をかけられました。

ここで耐えきれず下痢便を解放

ぶち切れた俺は無言でいきなりそいつの首を刺しました。

ちゃんと殺すつもりで頸動脈を狙ったのですが、断続的に出てくるうんこが気になって狙いが外れ、そいつは死にませんでした。

女子は泣き叫ぶし、そいつは血まみれで呻いているし、うんこ臭いし、

こんなカオス現場もそう無いよなー、などと考えながら大に入り鍵をしめて続きをした冷静な自分おかしかったです。

あそこまで行くと人間って開き直ってしまい、恐怖も何もなく、むしろ謎の達成感がありました。

「おい開けろ!!」とか怒鳴りながらドアに体当たりしてくる先生

「開けてやるからジャージ持って来い」とか偉そうに命令してました。

もちろんそれまではそんなキャラじゃなかったです。

 

ちょっと本題からズレ過ぎたので、俺の黒歴史はこのへんにしときます

 

俺の中では「俺だけがこうなんじゃなくて、みんなこういう苦しみをかかえながら、

なんとか生きている。この世こそが地獄なんだ」という認識でした。

たまたま俺は運が悪くて向こう側に行ってしまったけど、みんなギリギリラインを生きているんだと思っていました。

でもそうじゃない可能性に思い至りました。

 

俺の問題は、

だと思います

そのせいで無駄な反抗をしてしまい、本来はそこまで悪質じゃない人を煽っていたのです。

 

これを回避するのは簡単です。相手を煽らないようにすれば良いだけなんです。

 

それを可能にする為には、理不尽な扱いを表面上受け入れても、そこから逃げても、それは負けじゃないんだ、という事を理解すれば良かったのです。

戦略的撤退ということを学べば良いんです。

自分ゴミから何をされても良いんだ」などと自暴自棄になることさえ避けられれば、

あとは全部「そういうもの」だと理解するだけで楽になれます

 

人間は弱いものから、悪い気持ちを抑えられないものなんです。

から一時的にその場をなんとかできればそれで良いし、

攻撃対象になったからと言って、自分けが弱いわけでは無いし、ゴミだなんて事はあり得ないんです。

みんな弱いからしょうがないんだと理解して、頭を使って、なんとかその場からだけでも逃げられればそれで良いんです。

カッコ悪くても良いんです。そもそもいじめてる人の方がもっとカッコ悪いんです。

たとえ相手の方が力が強かったり、勉強ができたり、ルックスが良かったり、金持ちだったりしても劣等感不要です。

しろ自分より弱い部分がある人なのかもしれないのです。

なぜなら、恵まれているのに、いじめという低俗なことをしてしまうんですから

からいじめられてる人はダサくも無いしカッコ悪くもないんです。お互いに弱い部分がある、という、それだけの事なんです。

  

さて、成人してから迷惑をかけた彼女謝罪しようと思い、色々調べたところ、その子実家のある関東に戻っていました。

彼女にはショックだったようで、あれから高校に通えなくなっていました。

その事を謝ると、彼女不思議そうに

「その話は私じゃなくて妹にして。あの子はショックで高校に行けなくなったんだからちゃんと謝ってね」

と言いました。そこに彼女は居ませんでした。

 

俺はこの女を一生守ると誓います

 

身バレが怖いので少し脚色したつもりですが、少しじゃなくなってしまったのは謝ります

 

追記

たくさんブックマークがついてて驚きました。コメントありがとうございますコメントを読んで書き漏らしがあった事に気がついたので修正しました。

そのせいで長い文章が更に長くなってしまいました。すみません

 

  

それと、俺は変に反抗的だったので、一番ひどい扱いを受けていましたが、俺以外では最底辺よりも、中間層から上ぐらいの人間の方が、ひどいいじめを受けていたように思います。ひどいと言っても、みんなの前でオナニーとかでは無くて、殴られたりとか集団無視されたり、レベルですが。

 

2014-10-14

放置しない」というのは面倒なことだ

「こういうのも『人権軽視』の一種なのだろうな」(http://anond.hatelabo.jp/20141009224728)を書いた増田だが、「俺としては」(http://anond.hatelabo.jp/20141012230339)に対する相手方の応答が、相手方の過去記事http://anond.hatelabo.jp/20141010222658)にさらに追記する形でなされていた。

ギャラリートラバツリー閲覧容易性を損なう注意喚起したにもかかわらず、過去記事への追記という形式を継続するようだ。

また相手方は自己トラバの削除をさらに進めたようで、己の醜態隠蔽に余念がないという印象である

以下、すでに述べたことを繰り返しておく。

「そろそろお前のみっともなさが誰の目にも明らかになったので〆る。」(http://anond.hatelabo.jp/20141011093814)までですでに相手側の醜態は明らかとなっており、俺の側から主張として付け加えることは何もない(というより、付け加えることがあるなら〆られていない)。

しかし、「まともに知識もないくせに、そのテーマについて何事かを語れる、他人批判できると思っているような人間」を放置するべきでないというのが俺の述べたかったことの1つであるから、当然まともな知識もなくつっかかってきたこの相手方についても、(相手方が反抗的な態度をとる限り)一切容赦するつもりはない。

というわけで、暇な人は相手方の無様をひきつづき観察してもらいたい。

なお、相手方の度重なるトラバ削除等により記事の流れを追うのが難しくなっているため、以下にまとめておく。

  1. 「こういうのも『人権軽視』の一種なのだろうな」。最初記事
  2. 「むかし『公共の福祉による制限は極めて厳格でなければならないことくらい誰だって知ってる』とMさんに話したら、Mさんは『わかってない人も多い』と否定した。」(http://anond.hatelabo.jp/20141010092803)。すでに削除されている。
  3. 「俺が公共の福祉による人権制限フリーハンドに近い形で容認してると理解したのだとすれば、残念すぎる読解力だな」(http://anond.hatelabo.jp/20141010215042)。
  4. 人格制限のうち表現の自由に関するものが争点なのにも関わらず人格制限と大きい枠組みに逸らしたり」(http://anond.hatelabo.jp/20141010220440)。最初の21字に注目してほしい。すでに削除されている。
  5. 「だからお前は残念すぎる読解力だというんだ」(http://anond.hatelabo.jp/20141010221045)。
  6. 関係ないがと断ったら関係なくなるのかね笑」(http://anond.hatelabo.jp/20141010222658)1行目から3行目まで。
  7. 「そうやってつなげて考えられるのを防ぐために『関係ないが』と断ってるんだろうが」(http://anond.hatelabo.jp/20141010223321)。
  8. 関係なくないことを立証したんだから防ぎようがないだろバカかよ」(http://anond.hatelabo.jp/20141011000948)。すでに削除されている。
  9. 「そろそろお前のみっともなさが誰の目にも明らかになったので〆る」。
  10. 関係ないがと断ったら関係なくなるのかね笑」4行目から13行目まで。
  11. 「黙って逃走すればいいのに」(http://anond.hatelabo.jp/20141012220902)。なお、この記事を書いた時点では「むかし『公共の福祉による制限は極めて厳格でなければならないことくらい誰だって知ってる』とMさんに話したら、Mさんは『わかってない人も多い』と否定した。」のみが削除されていた。
  12. 関係ないがと断ったら関係なくなるのかね笑」14行目から16行目まで。空白の行は行数としてカウントしていない。
  13. 「俺としては」。なお、「むかし『公共の福祉による制限は極めて厳格でなければならないことくらい誰だって知ってる』とMさんに話したら、Mさんは『わかってない人も多い』と否定した。」以外の相手方によって削除された記事は、この記事を書いた時点では残っていたことを確認している。
  14. 関係ないがと断ったら関係なくなるのかね笑」17行目から19行目まで。


見どころは、

あたり。

を加えても良いかもしれない。

2014-10-12

黙って逃走すればいいのに

「こういうのも『人権軽視』の一種なのだろうな」(http://anond.hatelabo.jp/20141009224728)を書いた増田だが、さきほど確認したところ、俺の「そろそろお前のみっともなさが誰の目にも明らかになったので〆る。」(http://anond.hatelabo.jp/20141011093814)に対する相手方の応答が、相手方の過去記事http://anond.hatelabo.jp/20141010222658)に追記する形でなされていた。

新たな増田を書いて己の無様を世に広く知らしめるのを恥ずかしく思う程度の分別はあったということだろうか。

しかも、上記「こういうのも『人権軽視』の一種なのだろうな」に対する相手方の最初トラバhttp://anond.hatelabo.jp/20141010092803)が削除されているというオマケつき。

こちらはトラバツリーをたどって己の無様を確認されるのを避けるための措置ということだろうか。




上記「そろそろお前のみっともなさが誰の目にも明らかになったので〆る。」までですでに相手側の醜態は明らかとなっており、俺の側から主張として付け加えることは何もない(というより、付け加えることがあるなら〆られていない)。

ただ、「まともに知識もないくせに、そのテーマについて何事かを語れる、他人批判できると思っているような人間」を放置するべきでないというのが俺の述べたかったことの1つであるから、当然まともな知識もなくつっかかってきたこの相手方についても、(相手方が反抗的な態度をとる限り)一切容赦するつもりはない。

というわけで、暇な人は相手方の無様を観察してくれるよう、再び呼びかけておく。




「こういうのも『人権軽視』の一種なのだろうな」(http://anond.hatelabo.jp/20141009224728)が最初記事

相手方がトラバを削除したせいでトラバツリーが見にくくなっているが、上記削除されたトラバ(http://anond.hatelabo.jp/20141010092803)の次の記事は、「俺が公共の福祉による人権制限フリーハンドに近い形で容認してると理解したのだとすれば、残念すぎる読解力だな」(http://anond.hatelabo.jp/20141010215042)である

見どころは、すでに述べたとおり、

あたり。

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