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はてなキーワード: 造作とは

2021-10-12

anond:20210419160529

実はそういう要素の方が顔の造作よりも大きいとか。モテる不細工男もいれば全然モテないイケメンもいるし。

2021-10-04

anond:20211004004402

この手の反論することによって差別されてる女性差別されたままに押し込むことにならない?

???

男は顔身体のもの造作ではなく、清潔感コミュ力差別されてるって反論

なぜ顔身体のもの造作差別されてる女性を押し込むことになるのか謎

女→男の差別と男→女の差別は別問題だよ

男はブサイクイケメンかの二元論で語りたがるが、

それは自分達が女を美人かブスかで強く分けているからであって

女側から見ると顔面造作などマジでどうでもいいことだと解っていない。

ちなみに金の多寡でもない。

話が面白いかどうかである(よりハードル上がったよ)。

2021-09-30

anond:20210930223303

私は人並みの論理思考力を備え、抽象化された概念理解する能力があるので、「公然わいせつ」と抽象的に記述された法律から、「渋谷スクランブル交差点ちんちんを出すこと」が明確にアウトであると断言できます

これは通常人に期待される思考能力があれば造作も無いことです。

あなたにはそうした能力がないということでしょうか。

2021-09-28

ラーメン評論家ボコられて当然でAKB店主かわいそうと思ってる人へ

なんかもう絵に描いたようなフルボッコですよね、ラーメン評論家

そして、いわゆるラヲタと呼ばれる人々もキモいウザいと散々な叩かれようですけど、ラーメン業界に少々関わっていて一般人が知らないような話も多少は耳にしている私のような人間からすると、今のラーメン評論家ラヲタの叩かれ方や、梅澤愛優香という人物言動擁護のされ方が、どうもしっくりいかないところがあってこの文章を書いています

梅澤氏は、本人のツイートでこう言っています

 私は批評されるのが嫌なのではなく

 皮肉、嫌味、難癖、茶化しなどのパワハラとなるマウンティング言葉や行動を含むセクハラが嫌なので壁を作りたかったんです。

かに、一部ラーメン評論家ラヲタ彼女に対する態度・言動は、はたから見ると彼女が主張するとおりに見られても仕方ないところはあったんだとは思うんですけど、それは彼女若い女からとか、アイドルラーメンを作ってるとか、そういうところからくる分かりやすマウンティングをしたわけじゃないんですよ。


まず事の発端というのは、梅澤氏自身自分経営するラーメン店について、「誰の力も借りずに一人で起ち上げた」と吹聴したところにあるんです。

もちろん彼女ラーメン開店にあたって相当の苦労や努力をしたであろうことを否定するつもりはありません。

でも、それまでこれといった飲食業経験を積んでいなかった人が、ごくごく短期間に、誰の力も借りずにあのレベルの味を作り出して、あのレベル造作店舗を次々と開店させるというのは、普通に考えてありえないんですよ。

梅澤氏には技術的なサポート金銭的なサポートをしている人間が裏に存在する。

このことは、ちょっと飲食系の食べ歩きをしている者ならばすぐに分かる話でした。

実際、あそこが関わっていそうだという話も耳にするようになる。

でも梅澤氏は、そのことを認めない。

認めないもなにも、そういった意見はまるで存在しないかのように無視する。

親切心から、そんなつまらない嘘はつかないほうがいいと忠告しても、無視する。

そしてまた、偽りの成功譚を吹聴する。


さて、ここでラーメン評論家にご登場願いましょう。

今回の騒動で、ラーメン評論家不要論が沸き上がっていますが、本当に不要なんでしょうか?

ラーメン評論家の最も大事な役目は、ラーメンに関する情報の確かさを担保すること、かもしれません。

テレビ新聞雑誌ラーメン特集を組む場合、実際に画面や紙面に出ていなくても、そこには必ずといっていいほどラーメン評論家が介在しています

なぜなら、メディア情報を発信するにあたっては、その情報の正確さに責任を負う必要があるからです。

ラーメン評論家が自らの膨大な知識を用いて発信すべき情報吟味し、その確かさを担保することによって、メディア責任をもってその情報を発信できるのです。

もちろん、ネット上に溢れるラーメン情報は、そんな責任など負ってはいないですし、そこにラーメン評論家など介在していないものほとんどですが、それらの情報にどれだけの品質と信ぴょう性があるか。

まさか食べログ評価鵜呑みにしてなどいないですよね?

それはそれとして、情報の確かさを担保する立場ラーメン評論家にとって、ラーメン店主が発するいい加減な発言というのは、なかなかに面倒くさいものだったりします。

年配の店主が昔のことをけむに巻く、なんていうのは冗談としてありでしょうがいかにも真実のような顔をして大マジで嘘つかれたら、本当に困りますよ。

間違いなく裏に援助者がいる店なのに、店主がそう言っているからと「店主の梅澤愛優香さんは、この店を自分だけの力で起ち上げた。本当に凄いですね!」なんて、言えないじゃないですか

言ってしまったらその時点でプロ失格です。

なので手を変え品を変え、梅澤氏に確認すると、無視されたり次第に嫌がられたり。


まり彼女は、ラヲタ評論家連中にとって「自分現実よりも大きく見せようとして、つかなくてもいい嘘をつき、不確かな情報を流布させている、かなり面倒くさくて残念な人」だったわけです。

彼女ツイートで「皮肉、嫌味、難癖、茶化しなど」と言っているものも、実際は彼女のそういった姿勢に対するリアクションなのです。

なんか完全に問題すり替えられてるなあという感じです。

ただし、彼女にそういう残念なところがあったからといって、何を言っても、どんな態度をとってもいいというわけではないし、人として問題のある言動・行動をとった人も少なからずいるのは確かでしょう。

そういう人は正しく糾弾されるべきだと思いますが、ただ、このような経緯があった上での梅澤氏とラヲタ評論家との関係性を知らないまま、この後の騒動について「ラヲタ評論家も最低、まゆかちゃんかわいそう」と憤るのは、ちょっと安直すぎるのではないかと思うわけです。


そんなこんなでラヲタ界隈が梅澤氏に辟易している状況下に、ついにあのバカラヲタが登場します。

なにをとち狂ったか、梅澤氏が反社と関わっていると言い出し、営業妨害

彼女が関わっているラーメン関係業者の中には、多少ガラの悪い人もいるでしょう。

そんな人、ラーメン業界はいくらでもいます(笑)

そんな人のことを冗談半分に反社などと言っていたのを真に受けたんでしょうかねえ。

この件については、バカラヲタ100%非があり、別に擁護する気もありません。

ただ、この騒動によって梅澤氏が自分の嘘をうやむやにする絶好のチャンスを得たのは間違いのないところです。

バカラヲタ100%アウトな行動をあげつらいながら、これまでもラヲタ連中にはひどい目に遭わされてきたきたと訴えれば、何も知らない人はころりと騙されますよ。

そうやって自分に都合の良い空気を作り上げたところで、ラーメン評論家出入り禁止を発表。

さら絶妙タイミング過去セクハラ被害告白

もちろんセクハラもアウトですよ。

でもこの一連の動きによって、ラヲタラーメン評論家が梅澤氏に向かって、彼女に都合の悪い話を振ることは、ほぼ不可能になってしまいました。

梅澤氏が一人で店を起ち上げた疑惑は、こうして闇に葬られたのです。


私は別にラヲタラーメン評論家は悪くないなんて思ってないです。

これまで関わってきた人の中には、人間的に残念な人もかなり多いです。

でも、今回の件について、ラヲタラーメン評論家がここまで一方的ボッコボコにされるような話ではないと思っているし、梅澤氏にもそれなりに非があるとは思っているので、拙い文章をまとめてみました。

今回の騒動にはこういう面もあるのだなということを理解していただけたら幸いです。

2021-09-15

anond:20210915033740

https://news.yahoo.co.jp/articles/1353c29f63502321a4a587ec7cdd35cb227b4d5c

1500万円の退職金を元手に居酒屋経営。1年で破綻したワケは「客の意識の低さ」

9/14(火) 15:55配信

週刊SPA!

大手企業脱サラ後、趣味居酒屋巡りが高じて居酒屋経営へ。オープン時、こだわりぬいて仕上げた自らの店の前で

 

 

上場企業管理職を捨て、居酒屋経営

 上司の顔色を窺い、部下のパワハラ糾弾に怯える毎日。そんな生活から脱出は、全サラリーマンの悲願だ。47歳のとき上場企業管理職を捨て、居酒屋経営に飛び込んだ児玉謙次さん(仮名・54歳)は嘆く。

 

「もともと居酒屋巡りが好きで、日に日に自分の店を持ちたい思いが強まっていくなかで人事異動があり、傘下の集客施設内に新しい店を立ち上げるプロジェクトを任されたんです。『脱サラ練習をせよ』と神様プレゼントしてくれたように感じましたね」

 

退職金1500万円+借入金1000万円で開業

 張り切った児玉さんは、地方の名酒を取り寄せるなど、個性的な店づくりに励み、好調な売り上げを残した。この成功体験で、飲食店を切り盛りする才能を確信。知人の居酒屋で2か月修業し、退職金1500万円と銀行融資1000万円を元手に、東京都下に約16坪の大衆居酒屋を構えた。

 

融資はすべて内外装費につぎ込み、食材にもこだわったため、損益分岐点月商170万円。ところが初月は120万円しか売れず、さらに翌月は100万円を割る始末。虎の子退職金がみるみる減っていくのは本当にツラかった」

 

なにより負担だったのが……

 そしてなによりの負担接客だ。

  

 

「おいしい料理でお客さんを笑顔に、なんて思っていましたが、来る客は今までの大企業サラリーマン人生では接したことのないような人ばかりで、大変なストレスでした。

 

 

『お前、こんな店やめてラーメン屋をやれよ』とか、とにかく説教をしたがる客が多い。故郷から取り寄せた珍しい食材を使ったこだわりの料理は見向きもされず、フライドポテト焼き鳥のようなありふれたメニューばかり注文が入る現実にもうんざりでしたよ」

 

1650万円の赤字とともに幕を閉じた脱サラ

 心が折れた児玉さんは、1年ほどで閉店を決意。退職金のうち800万円を溶かしていた。1000万円をかけた店の造作は、買い手はついたが足元を見られてわずか150万円での処分。結局、児玉さんの脱サラは、1650万円の赤字とともに幕を閉じた。

 

 会社にいたほうが楽だったか

 

取材・文/山田剛志(清談社)

※週刊SPA9月14日発売号の特集「やってはいけない!」より

―[やってはいけない!]―

2021-08-31

anond:20210831164429

小中一緒だった男子で、全体に色素薄めで目がぱっちり、ジャニーズにでもいそうな美少年がいたんだけど、なぜかクラスカーストが低かった。

ちびまるこちゃんでいうと藤木くんぐらいのポジションで、今でも、なんであんな顔がいいのにクラスカーストがあのポジションだったのかよくわからない。

まあ、田舎だったかガタイのいい野球部坊主)がモテてたというのはある。線が細い美少年帰宅部陰キャってのもダメだったんだと思う。実際性格陰湿だった。

男の顔の良し悪しって純粋造作問題というより、キャラとか立ち位置に引きずられる部分は大きい気がする。

田舎美少年」ってマンガ読んでそんな話を思い出した。

2021-08-16

盛岡市の夜、散歩、雑感、コンビニ自分を助けに行く

先日、うつ病と診断された。

休職根拠となる診断書会社に届ける必要があったのだが、

会社に行こうと思うと、なぜだか体が動かなかった。

それに、私服で外に出るのもなんだか気が進まない。

そういえば心療内科に行ったときも、ずいぶん迷ったあと会社に行く服を着て行ってしまった。

もう自分はこれを着なければ外に出られない、と思っているのかもしれない。

それに万が一、路上で誰か知り合いにでも遭遇したらと思うと、それだけで息が詰まる。

  

そんな事を考えているうちに、いつのまにか25時になっていた。

今なら、会社ポスト書類ひとつ投げ込むくらい大丈夫だろう。家を出る。

  

2日ぶりに接した盛岡市空気は、思っていたほど寒くはなかった。

バス停のベンチで、カップルがなにか瓶の飲み物をあおっているのを横目に見る。

どうか自分の知らない人であってほしいと思うが、それを確認する勇気はなかった。

  

ポスト封筒を入れた。

間違えようもなかったが、通用口を去る前にもう一度ポストを覗き込み、

自分の行ったことが残っているのを確かめた。

それはどこか儀式のように思えた。

  

必要ものはなにもないが、コンビニに寄ろうと思った。

すべてがそこそこおいしそうで、それゆえにすべてがそこそこどうでもよかったため、

毎日ここで昼食を買っていたにもかかわらず、なんの印象もないファミリーマートだった。

ある時、コンビニに入った客が予め決まっている欲しいものジャンルからひとつひとつを選び、

会計を済ませて出ていくその一連の動作が、まともにできなくなっていたのに気づいていた。

欲しいものがわからなくなり、自分が何をしているのかわからなくなり、

周りの客が造作なくできている「流れ」からはぐれて、何分も経っている。

あのとき全く買うつもりのないお菓子の棚を何分も見つめていた自分は、

もしかして今もまだこの店内に立ちつくしているのではないか

  

缶コーヒーを買って、帰る。

店内放送は、今しがた流れていた曲のタイトルを告げる。「LIFE IS GOODでした。」

そうか、ライフイズグッドか。そうかもしれないなと思う。

帰ったら日記を書こう、と思った。

今日やったことや、今日見たもの、その答え合わせをしたいと思った。

  

バス停カップルは居なくなっていた。

ひと気のなくなったその場所は、真っすぐ見ることができた。

  

2021-04-21

anond:20210421155606

たぶんそう。男のルックスの良し悪しって造作とか体格とかよりポジショニングしかない部分ある(女もわりとそういう部分はある)

2021-04-12

学歴差別より容姿差別のほうが酷いし救いがなくね?

人種差別性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義容認されている最後偏見なのだ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.hayakawabooks.com/n/n2c36e7aad3a2

 

学歴偏重主義はまだ批判する人がいるけど、容姿偏重主義なんてもっと批判に受け入れられてて酷いんじゃ?

劣った容姿不利益に扱うことは批判されるけど、優れた容姿を取り立てる事には文句出ないじゃん

それサンテルがとりあげてる学歴偏重とおなじだよね

 

学歴はまだ本人の努力でなんとかなる要素があるけど、優れた容姿なんて99%が生来遺伝環境でしょ。

ブサイクに生まれ努力しても少しマシになるだけで、優れた域には達せない。

学歴より救いがない。

タレントとか俳優とかモデルとか、容姿の優れた人しかなれないじゃん

そりゃ大成するには努力必要だろうけど、持って生まれ遺伝子(体型、顔の造作)が

優れてなければスタートラインにすら立てない。

一部の業界の話っていわれるかもだけど、それなら学歴も同じで肉体労働とかなら関係ない。

 

で、一番救いがないと思うのが、学歴偏重経営者雇用者)がやってることだから大衆無責任に「よくないぞ!プンプン」と怒って批判できるけど、してるけど、

容姿偏重テレビタレントしろ映画俳優しろ雑誌モデルしろ大衆が優れた容姿の人を望んでその結果でそういう人ばかり人気が出てるので、

大衆は怒りもしないし批判もしないか改善の見込みが全くナイってこと。

自分テレビ雑誌で美形を見たいんだから、それが偏重だろうが差別だろうがブサイクをわざわざ金払って見たくないよね。

からダンマリだよね。

ふだんルッキズム批判的なはてブですら、本人が積極的に優れた容姿活用してる「美人すぎる○○」とか、美少女しか登用されず女優登竜門と言われてる飲料CMには無批判に賛美すんだもん。「優れた容姿活用するのは戦略(キリッ」なんてしたり顔ブコメスター集めて上位になるんだもん。

そりゃ容姿偏重社会に救いはないなと絶望するわ。

 

これはどうしようもないと諦めてる。

せめて「人殺しの顔をしろ」と。

他の差別について語るとき自分容姿差別に加担してる自覚を常に持てと。

そう言いたい。

2021-03-29

Twitter愚痴垢が嫌い本当に嫌い~マスダに愚痴垢に対する愚痴を垂れ流す大ブーメランの巻~

Twitter愚痴垢が嫌い。もっと正確に言えば、鍵もかけずに形ばかりの検索避け()をしただけで、特定作品に関する愚痴をうじうじウジウジ垂れ流しにしている垢が本当に嫌い。

お前さんがたはね、優しい優しい人間から、工夫したつもりになって毒物混じりの水がこっちに来ないようにしてくださっているんでしょう。

けれども、毒を流しているところが浴槽じゃなくて海なもんだからあんたらの領域を囲っている荒い網の隙間から劇物がワヤワ漏れてきて、

私たちがふっつーーーに、楽しく暮らしているところにも毒物が流れてくるのです。

愚痴を流すんだったら、ちゃんと閉ざされた空間にしてください。本当に本当にお願いします。

作品が嫌いになってしまうことは止めません。内心は自由です。

どーして、鍵垢にできないのかなーーー!?!?!?

ガバガバな)検索避けして、ファンの人を傷つけまいとする心があるのなら、配慮して鍵にすることくらい、造作も無いことだと思うのだけれど。

同じ愚痴垢と繋がりたい? ああそうですか。

マイナス感情を人と共有して、それが楽しい人生ですか。

まっことかわいそう。実に実にかわいそう。涙が出てきちゃう

はやく、自分が心から好きになることのできるジャンルが見つかるといいですね。お祈り申し上げます

2021-03-22

菰田

以上のお話によって、郷田三郎と、明智小五郎との交渉、又は三郎の犯罪嗜好癖などについて、読者に呑み込んで頂いた上、さて、本題に戻って、東栄館という新築下宿屋で、郷田三郎がどんな楽しみを発見たかという点に、お話を進めることに致しましょう。

 三郎が東栄館の建築が出来上るのを待ち兼ねて、いの一番にそこへ引移ったのは、彼が明智交際を結んだ時分から一年以上もたっていました。随したがってあの「犯罪」の真似事にも、もう一向興味がなくなり、といって、外ほかにそれに代る様な事柄もなく、彼は毎日毎日の退屈な長々しい時間を、過し兼ねていました。東栄館に移った当座は、それでも、新しい友達が出来たりして、いくらか気がまぎれていましたけれど、人間というものは何と退屈極きわまる生物なのでしょう。どこへ行って見ても、同じ様な思想を同じ様な表情で、同じ様な言葉で、繰り返し繰り返し、発表し合っているに過ぎないのです。折角せっかく下宿屋を替えて、新しい人達に接して見ても、一週間たつかたたない内に、彼は又しても底知れぬ倦怠けんたいの中に沈み込んで了うのでした。

 そうして、東栄館に移って十日ばかりたったある日のことです。退屈の余り、彼はふと妙な事を考えつきました。

 彼の部屋には、――それは二階にあったのですが――安っぽい床とこの間まの傍に、一間の押入がついていて、その内部は、鴨居かもいと敷居との丁度中程に、押入れ一杯の巌丈がんじょうな棚があって、上下二段に分れているのです。彼はその下段の方に数個の行李こうりを納め、上段には蒲団をのせることにしていましたが、一々そこから蒲団を取出して、部屋の真中へ敷く代りに、始終棚の上に寝台ベッドの様に蒲団を重ねて置いて、眠くなったらそこへ上って寝ることにしたらどうだろう。彼はそんなことを考えたのです。これが今迄いままでの下宿屋であったら、仮令たとえ押入れの中に同じような棚があっても、壁がひどく汚れていたり、天井蜘蛛もの巣が張っていたりして、一寸その中へ寝る気にはならなかったのでしょうが、ここの押入れは、新築早々のことですから、非常に綺麗きれいで、天井も真白なれば、黄色く塗った滑かな壁にも、しみ一つ出来てはいませんし、そして全体の感じが、棚の作り方にもよるのでしょうが何となく船の中の寝台に似ていて、妙に、一度そこへ寝て見たい様な誘惑を感じさえするのです。

 そこで、彼は早速さっそくその晩から押入れの中へ寝ることを始めました。この下宿は、部屋毎に内部から戸締りの出来る様になっていて、女中などが無断で這入はいって来る様なこともなく、彼は安心してこの奇行を続けることが出来るのでした。さてそこへ寝て見ますと、予期以上に感じがいいのです。四枚の蒲団を積み重ね、その上にフワリと寝転んで、目の上二尺ばかりの所に迫っている天井を眺める心持は、一寸異様な味あじわいのあるものです。襖ふすまをピッシャリ締め切って、その隙間から洩れて来る糸の様な電気の光を見ていますと、何だかこう自分探偵小説中の人物にでもなった様な気がして、愉快ですし、又それを細目に開けて、そこから自分自身の部屋を、泥棒他人の部屋をでも覗く様な気持で、色々の激情的な場面を想像しながら、眺めるのも、興味がありました。時によると、彼は昼間から押入に這入り込んで、一間と三尺の長方形の箱の様な中で、大好物煙草をプカリカリとふかしながら、取りとめもない妄想に耽ることもありました。そんな時には、締切った襖の隙間から、押入れの中で火事でも始ったのではないかと思われる程、夥しい白煙が洩れているのでした。

 ところが、この奇行を二三日続ける間に、彼は又しても、妙なことに気がついたのです。飽きっぽい彼は、三日目あたりになると、もう押入れの寝台ベッドには興味がなくなって、所在なさに、そこの壁や、寝ながら手の届く天井板に、落書きなどしていましたが、ふと気がつくと、丁度頭の上の一枚の天井板が、釘を打ち忘れたのか、なんだかフカフカと動く様なのです。どうしたのだろうと思って、手で突っぱって持上げて見ますと、なんなく上の方へ外はずれることは外れるのですが、妙なことには、その手を離すと、釘づけにした箇所は一つもないのに、まるでバネ仕掛けの様に、元々通りになって了います。どうやら、何者かが上から圧おさえつけている様な手ごたえなのです。

 はてな、ひょっとしたら、丁度この天井板の上に、何か生物が、例えば大きな青大将あおだいしょうか何かがいるのではあるまいかと、三郎は俄にわかに気味が悪くなって来ましたが、そのまま逃げ出すのも残念なものですから、なおも手で押し試みて見ますと、ズッシリと、重い手ごたえを感じるばかりでなく、天井板を動かす度に、その上で何だかゴロゴロと鈍い音がするではありませんか。愈々いよいよ変です。そこで彼は思切って、力まかせにその天井板をはね除のけて見ますと、すると、その途端、ガラガラという音がして、上から何かが落ちて来ました。彼は咄嗟とっさの場合ハッと片傍かたわきへ飛びのいたからよかったものの、若もしそうでなかったら、その物体に打たれて大怪我おおけがをしている所でした。

「ナアンダ、つまらない」

 ところが、その落ちて来た品物を見ますと、何か変ったものでもあればよいがと、少からず期待していた彼は、余りのことに呆あきれて了いました。それは、漬物石つけものいしを小さくした様な、ただの石塊いしころに過ぎないのでした。よく考えて見れば、別に不思議でも何でもありません。電燈工夫が天井裏へもぐる通路にと、天井板を一枚丈け態わざと外して、そこからねずみなどが押入れに這入はいらぬ様に石塊で重しがしてあったのです。

 それは如何いかにも飛んだ喜劇でした。でも、その喜劇が機縁となって、郷田三郎は、あるすばらしい楽みを発見することになったのです。

 彼は暫しばらくの間、自分の頭の上に開いている、洞穴ほらあなの入口とでも云った感じのする、その天井の穴を眺めていましたが、ふと、持前もちまえの好奇心から、一体天井裏というものはどんな風になっているのだろうと、恐る恐る、その穴に首を入れて、四方あたりを見廻しました。それは丁度朝の事で、屋根の上にはもう陽が照りつけていると見え、方々の隙間から沢山の細い光線が、まるで大小無数の探照燈を照してでもいる様に、屋根裏の空洞へさし込んでいて、そこは存外明るいのです。

 先まず目につくのは、縦に、長々と横よこたえられた、太い、曲りくねった、大蛇の様な棟木むなぎです。明るいといっても屋根裏のことで、そう遠くまでは見通しが利かないのと、それに、細長い下宿屋の建物ですから、実際長い棟木でもあったのですが、それが向うの方は霞んで見える程、遠く遠く連つらなっている様に思われます。そして、その棟木と直角に、これは大蛇肋骨あばらに当る沢山の梁はりが両側へ、屋根の傾斜に沿ってニョキニョキと突き出ています。それ丈けでも随分雄大景色ですが、その上、天井を支える為に、梁から無数の細い棒が下っていて、それが、まるで鐘乳洞しょうにゅうどうの内部を見る様な感じを起させます

「これは素敵だ」

 一応屋根裏を見廻してから、三郎は思わずそう呟つぶやくのでした。病的な彼は、世間普通の興味にはひきつけられないで、常人には下らなく見える様な、こうした事物に、却かえって、云い知れぬ魅力を覚えるのです。

 その日から、彼の「屋根裏の散歩」が始まりました。夜となく昼となく、暇さえあれば、彼は泥坊猫の様に跫音あしおとを盗んで、棟木や梁の上を伝い歩くのです。幸さいわいなことには、建てたばかりの家ですから屋根裏につき物の蜘蛛の巣もなければ、煤すすや埃ほこりもまだ少しも溜っていず、鼠の汚したあとさえありません。それ故ゆえ着物や手足の汚くなる心配はないのです。彼はシャツ一枚になって、思うがままに屋根裏を跳梁ちょうりょうしました。時候も丁度春のことで、屋根裏だからといって、さして暑くも寒くもないのです。

 東栄館の建物は、下宿屋などにはよくある、中央まんなかに庭を囲んで、そのまわりに、桝型ますがたに、部屋が並んでいる様な作り方でしたから、随って屋根裏も、ずっとその形に続いていて、行止ゆきまりというものがありません。彼の部屋の天井から出発して、グルッと一廻りしますと、又元の彼の部屋の上まで帰って来る様になっています

 下の部屋部屋には、さも厳重に壁で仕切りが出来ていて、その出入口には締りをする為の金具まで取りつけているのに、一度天井裏に上って見ますと、これは又何という開放的な有様でしょう。誰の部屋の上を歩き廻ろうと、自由自在なのです。若し、その気があれば、三郎の部屋のと同じ様な、石塊の重しのしてある箇所が所々にあるのですから、そこから他人の部屋へ忍込んで、窃盗を働くことも出来ます廊下を通って、それをするのは、今も云う様に、桝型の建物の各方面に人目があるばかりでなく、いつ何時なんどき他の止宿人ししゅくにんや女中などが通り合わさないとも限りませんから、非常に危険ですけれど、天井裏の通路からでは、絶対にその危険がありません。

 それから又、ここでは、他人秘密を隙見することも、勝手次第なのです。新築と云っても、下宿屋の安普請やすぶしんのことですから天井には到る所に隙間があります。――部屋の中にいては気が附きませんけれど、暗い屋根からますと、その隙間が意外に大きいのに一驚いっきょうを喫きっします――稀には、節穴さえもあるのです。

 この、屋根裏という屈指の舞台発見しますと、郷田三郎の頭には、いつのまにか忘れて了っていた、あの犯罪嗜好癖が又ムラムラと湧き上って来るのでした。この舞台でならば、あの当時試みたそれよりも、もっともっと刺戟の強い、「犯罪の真似事」が出来るに相違ない。そう思うと、彼はもう嬉しくて耐たまらないのです。どうしてまあ、こんな手近な所に、こんな面白い興味があるのを、今日まで気附かないでいたのでしょう。魔物の様に暗闇の世界を歩き廻って、二十人に近い東栄館の二階中の止宿人の秘密を、次から次へと隙見して行く、そのこと丈けでも、三郎はもう十分愉快なのです。そして、久方振りで、生き甲斐を感じさえするのです。

 彼は又、この「屋根裏の散歩」を、いやが上にも興深くするために、先ず、身支度からして、さも本物の犯罪人らしく装うことを忘れませんでした。ピッタリ身についた、濃い茶色の毛織のシャツ、同じズボン下――なろうことなら、昔活動写真で見た、女賊プロテアの様に、真黒なシャツを着たかったのですけれど、生憎あいくそんなものは持合せていないので、まあ我慢することにして――足袋たびを穿はき、手袋をはめ――天井裏は、皆荒削あらけずりの木材ばかりで、指紋の残る心配などは殆どないのですが――そして手にはピストルが……欲しくても、それもないので、懐中電燈を持つことにしました。

 夜更けなど、昼とは違って、洩れて来る光線の量が極く僅かなので、一寸先も見分けられぬ闇の中を、少しも物音を立てない様に注意しながら、その姿で、ソロソロリと、棟木の上を伝っていますと、何かこう、自分が蛇にでもなって、太い木の幹を這い廻っている様な気持がして、我ながら妙に凄くなって来ます。でも、その凄さが、何の因果か、彼にはゾクゾクする程嬉しいのです。

 こうして、数日、彼は有頂天になって、「屋根裏の散歩」を続けました。その間には、予期にたがわず、色々と彼を喜ばせる様な出来事があって、それを記しるす丈けでも、十分一篇の小説が出来上る程ですが、この物語の本題には直接関係のない事柄ですから、残念ながら、端折はしょって、ごく簡単に二三の例をお話するに止とどめましょう。

 天井からの隙見というものが、どれ程異様な興味のあるものだかは、実際やって見た人でなければ、恐らく想像も出来ますまい。仮令、その下に別段事件が起っていなくても、誰も見ているものがないと信じて、その本性をさらけ出した人間というものを観察すること丈けで、十分面白いのです。よく注意して見ますと、ある人々は、その側に他人のいるときと、ひとりきりの時とでは、立居ふるまいは勿論もちろん、その顔の相好そうごうまでが、まるで変るものだということを発見して、彼は少なからず驚きました。それに、平常ふだん、横から同じ水平線で見るのと違って、真上から見下すのですから、この、目の角度の相違によって、あたり前の座敷が、随分異様な景色に感じられます人間は頭のてっぺんや両肩が、本箱、机、箪笥たんす、火鉢などは、その上方の面丈けが、主として目に映ります。そして、壁というものは、殆ど見えないで、その代りに、凡ての品物のバックには、畳が一杯に拡っているのです。

 何事がなくても、こうした興味がある上に、そこには、往々おうおうにして、滑稽こっけいな、悲惨な、或は物凄い光景が、展開されています。平常過激反資本主義議論を吐いている会社員が、誰も見ていない所では、貰もらったばかりの昇給辞令を、折鞄おりかばから出したり、しまったり、幾度も幾度も、飽かず打眺うちながめて喜んでいる光景ゾロリとしたお召めし着物不断着ふだんぎにして、果敢はかない豪奢振ごうしゃぶりを示している、ある相場師が、いざ床とこにつく時には、その、昼間はさも無雑作むぞうさに着こなしていた着物を、女の様に、丁寧に畳んで、床の下へ敷くばかりか、しみでもついたのと見えて、それを丹念に口で嘗なめて――お召などの小さな汚れは、口で嘗めとるのが一番いいのだといいます――一種クリーニングをやっている光景、何々大学野球選手だというニキビ面の青年が、運動家にも似合わない臆病さを以て、女中への附文つけぶみを、食べて了った夕飯のお膳の上へ、のせて見たり、思い返して、引込めて見たり、又のせて見たり、モジモジと同じことを繰返している光景、中には、大胆にも、淫売婦(?)を引入れて、茲ここに書くことを憚はばかる様な、すさまじい狂態を演じている光景さえも、誰憚らず、見たい丈け見ることが出来るのです。

 三郎は又、止宿人と止宿人との、感情葛藤かっとうを研究することに、興味を持ちました。同じ人間が、相手によって、様々に態度を換えて行く有様、今の先まで、笑顔で話し合っていた相手を、隣の部屋へ来ては、まるで不倶戴天ふぐたいてんの仇あだででもある様に罵ののしっている者もあれば、蝙蝠こうもりの様に、どちらへ行っても、都合のいいお座なりを云って、蔭でペロリと舌を出している者もあります。そして、それが女の止宿人――東栄館の二階には一人の女画学生がいたのです――になると一層興味があります。「恋の三角関係」どころではありません。五角六角と、複雑した関係が、手に取る様に見えるばかりか、競争者達の誰れも知らない、本人の真意が、局外者の「屋根裏の散歩者」に丈け、ハッキリと分るではありませんか。お伽噺とぎばなしに隠かくれ蓑みのというものがありますが、天井裏の三郎は、云わばその隠れ蓑を着ているも同然なのです。

 若しその上、他人の部屋の天井板をはがして、そこへ忍び込み、色々ないたずらをやることが出来たら、一層面白かったでしょうが、三郎には、その勇気がありませんでした。そこには、三間に一箇所位の割合で、三郎の部屋のと同様に、石塊いしころで重しをした抜け道があるのですから、忍び込むのは造作もありませんけれど、いつ部屋の主が帰って来るか知れませんし、そうでなくとも、窓は皆、透明なガラス障子しょうじになっていますから、外から見つけられる危険もあり、それに、天井板をめくって押入れの中へ下り、襖をあけて部屋に這入り、又押入れの棚へよじ上って、元の屋根裏へ帰る、その間には、どうかして物音を立てないとは限りません。それを廊下や隣室から気附かれたら、もうおしまいなのです。

 さて、ある夜更けのことでした。三郎は、一巡ひとまわり「散歩」を済ませて、自分の部屋へ帰る為に、梁から梁を伝っていましたが、彼の部屋とは、庭を隔てて、丁度向い側になっている棟の、一方の隅の天井に、ふと、これまで気のつかなかった、幽かすかな隙間を発見しました。径二寸ばかりの雲形をして、糸よりも細い光線が洩れているのです。なんだろうと思って、彼はソッと懐中電燈を点ともして、検しらべて見ますと、それは可也かなり大きな木の節で、半分以上まわりの板から離れているのですが、あとの半分で、やっとつながり、危く節穴になるのを免れたものでした。一寸爪の先でこじさえすれば、何なく離れて了い相なのです。そこで、三郎は外ほかの隙間から下を見て、部屋の主が已すでに寝ていることを確めた上、音のしない様に注意しながら、長い間かかって、とうとうそれをはがして了いました。都合のいいことには、はがした後の節穴が、杯さかずき形に下側が狭くなっていますので、その木の節を元々通りつめてさえ置けば、下へ落ちる様なことはなく、そこにこんな大きな覗き穴があるのを、誰にも気附かれずに済むのです。

 これはうまい工合ぐあいだと思いながら、その節穴から下を覗いて見ますと、外の隙間の様に、縦には長くても、幅はせいぜい一分ぶ内外の不自由なのと違って、下側の狭い方でも直径一寸以上はあるのですから、部屋の全景が、楽々と見渡せます。そこで三郎は思わず道草を食って、その部屋を眺めたことですが、それは偶然にも、東栄館の止宿人の内で、三郎の一番虫の好かぬ、遠藤えんどうという歯科医学校卒業生で、目下はどっかの歯医者助手を勤めている男の部屋でした。その遠藤が、いやにのっぺりした虫唾むしずの走る様な顔を、一層のっぺりさせて、すぐ目の下に寝ているのでした。馬鹿几帳面きちょうめんな男と見えて、部屋の中は、他のどの止宿人のそれにもまして、キチンと整頓せいとんしています。机の上の文房具位置、本箱の中の書物の並べ方、蒲団の敷き方、枕許まくらもとに置き並べた、舶来物でもあるのか、見なれぬ形の目醒めざまし時計漆器しっきの巻煙草まきたばこ入れ、色硝子いろがらすの灰皿、何いずれを見ても、それらの品物の主人公が、世にも綺麗きれい好きな、重箱の隅を楊子ようじでほじくる様な神経家であることを証拠立てています。又遠藤自身の寝姿も、実に行儀がいいのです。ただ、それらの光景にそぐわぬのは、彼が大きな口を開あいて、雷の様に鼾いびきかいていることでした。

 三郎は、何か汚いものでも見る様に、眉をしかめて、遠藤の寝顔を眺めました。彼の顔は、綺麗といえば綺麗です。成程彼自身で吹聴ふいちょうする通り、女などには好かれる顔かも知れません。併し、何という間延びな、長々とした顔の造作でしょう。濃い頭髪、顔全体が長い割には、変に狭い富士ふじびたい、短い眉、細い目、始終笑っている様な目尻の皺しわ、長い鼻、そして異様に大ぶりな口。三郎はこの口がどうにも気に入らないのでした。鼻の下の所から段を為なして、上顎うわあごと下顎とが、オンモリと前方へせり出し、その部分一杯に、青白い顔と妙な対照を示して、大きな紫色の唇が開いています。そして、肥厚性鼻炎ひこうせいびえんででもあるのか、始終鼻を詰つまらせ、その大きな口をポカンと開けて呼吸をしているのです。寝ていて、鼾をかくのも、やっぱり鼻の病気のせいなのでしょう。

 三郎は、いつでもこの遠藤の顔を見さえすれば、何だかこう背中がムズムズして来て、彼ののっぺりした頬っぺたを、いきなり殴なぐりつけてやり度たい様な気持になるのでした。

 そうして、遠藤の寝顔を見ている内に、三郎はふと妙なことを考えました。それは、その節穴から唾つばをはけば、丁度遠藤の大きく開いた口の中へ、うまく這入りはしないかということでした。なぜなら、彼の口は、まるで誂あつらえでもした様に、節穴の真下の所にあったからです。三郎は物好きにも、股引ももひきの下に穿いていた、猿股さるまたの紐を抜出して、それを節穴の上に垂直に垂らし、片目を紐にくっつけて、丁度銃の照準でも定める様に、試して見ますと、不思議な偶然です。紐と節穴と、遠藤の口とが、全く一点に見えるのです。つまり節穴から唾を吐けば、必ず彼の口へ落ちるに相違ないことが分ったのです。

 併し、まさかほんとうに唾を吐きかける訳にも行きませんので、三郎は、節穴を元の通りに埋うずめて置いて、立去ろうとしましたが、其時そのとき、不意に、チラリとある恐しい考えが、彼の頭に閃きました。彼は思わず屋根裏の暗闇の中で、真青になって、ブルブルと震えました。それは実に、何の恨うらみもない遠藤殺害するという考えだったのです。

 彼は遠藤に対して何の恨みもないばかりか、まだ知り合いになってから半月もたってはいないのでした。それも、偶然二人の引越しが同じ日だったものですから、それを縁に、二三度部屋を訪ね合ったばかりで別に深い交渉がある訳ではないのです。では、何故なにゆえその遠藤を、殺そうなどと考えたかといいますと、今も云う様に、彼の容貌言動が、殴りつけたい程虫が好かぬということも、多少は手伝っていましたけれど、三郎のこの考かんがえの主たる動機は、相手人物にあるのではなくて、ただ殺人行為のものの興味にあったのです。先からお話して来た通り、三郎の精神状態は非常に変態的で、犯罪嗜好癖ともいうべき病気を持ってい、その犯罪の中でも彼が最も魅力を感じたのは殺人罪なのですから、こうした考えの起るのも決して偶然ではないのです。ただ今までは、仮令屡々しばしば殺意を生ずることがあっても、罪の発覚を恐れて、一度も実行しようなどと思ったことがないばかりなのです。

 ところが、今遠藤場合は、全然疑うたがいを受けないで、発覚の憂うれいなしに、殺人が行われ相そうに思われます。我身に危険さえなければ、仮令相手が見ず知らずの人間であろうと、三郎はそんなことを顧慮こりょするのではありません。寧むしろ、その殺人行為が、残虐であればある程、彼の異常な慾望は、一層満足させられるのでした。それでは、何故遠藤に限って、殺人罪が発覚しない――少くとも三郎がそう信じていたか――といいますと、それには、次の様な事情があったのです。

 東栄館へ引越して四五日たった時分でした。三郎は懇意こんいになったばかりの、ある同宿者と、近所のカフェへ出掛けたことがあります。その時同じカフェ遠藤も来ていて、三人が一つテーブルへ寄って酒を――尤もっとも酒の嫌いな三郎はコーヒーでしたけれど――飲んだりして、三人とも大分いい心持になって、連立つれだって下宿へ帰ったのですが、少しの酒に酔っぱらった遠藤は、「まあ僕の部屋へ来て下さい」と無理に二人を、彼の部屋へ引ぱり込みました。遠藤は独ひとりではしゃいで、夜が更けているのも構わず女中を呼んでお茶を入れさせたりして、カフェから持越しの惚気話のろけばなしを繰返すのでした。――三郎が彼を嫌い出したのは、その晩からです――その時、遠藤は、真赤に充血した脣くちびるをペロペロと嘗め廻しながら

2021-03-13

anond:20210313103428

上っ面よくて影で男の悪口言いまくりな女がモテて、地味で顔の造作が可愛くないけど従順悪口殆ど言わない女はモテ馬鹿にされる

だって差別してるよ。ブーメラン

2021-02-21

anond:20210221103950

KKOキモい部分も本当はそういうコミュ障部分だけど、

KKO本人は単に顔の造作しか思ってないらしき奴がいてそういう所がキモいんだぞと思う

2021-01-12

anond:20210111095400

わかる。特にタイツのやつ。あんなの二重に出し入れするの無理だよね。

と思ってたらブコメにスペース確保のための造作とあってなんか納得

2020-12-10

昔は悪だった俺のつづきの話

昔は悪だったよ。地方公立中学校でさ、動物園みてえなところだった。動物どもにテキトーに合わせてながら生きててさ、勉強ができるのなんてガリ勉だと馬鹿にされるだけだからずっと隠してた。悪と遊びながら隠れて勉強タバコふかして帰ってきて、夜はハイデガーを読むとかね。で、進学校に行ったのは俺だけだったかな。それで東京大学合格してさ、村じゃあ天才だと崇められながら地元を離れたけど、大学に行ってみりゃ金持ちばっかりで、予備校とか行ってた奴ばっかなのな(笑)。びびったよ。俺は予備校とか行ってなかったから。でもボンボン供は俺の知らない教養を沢山知ってたよ。美術にも音楽にも造作が深くて。でもな、なんていうのか、”知らない”んだよな。公立中学校でさ、男子女子金持ち貧乏にもごちゃ混ぜで過ごす生活とかさ。中卒で働く予定のヤンキーとか、高校妊娠してそのまま結婚ちゃうような女子とか、多分会ったこともねえんじゃねえかな。悔しいけどインテリ気取りのボンボン達の方が、留学経験もあったし、あいつらは勉強以外にスポーツ楽器英会話もなんでも出来たよ。でも、やっぱり”知らない”からかな。経済とか政治とかの話になるとダメなんだよな。理想主義者っていうか、まあ、現実知らずだよね。その点俺は”知って”いるからわかっちゃうんだよね。お坊ちゃん、いい子ちゃんリベラルにはわかんないことがさ。リベラル多様性なんて言うけど、俺の方がよっぽど多様性を”知って”るんだよな。

ーー

これがかっぺおっさん自分語り最上級なんだわ

昔は悪、今はインテリ、ただのボンボンよりも”知ってる”ぜってのがな。リベラルよりリベラルだし、保守気持ちもわかってるぜってのがカッコいいんだよ。

2020-11-25

anond:20201125172820

オマエの顔の造作がそうだからといってみんながプラモ下手とは限らない

2020-10-26

経歴詐称や嘘をついた人をかばう人たち

G○○gleに私はいましたという体で登録者数を増やしていたりオンラインサロン集客を行っていた人が現在炎上しています。今回はその人の話はしません。

(この方はググってみたり過去を遡ったりすると色んな意味面白い経歴の方でした。)

今回のテーマ自分自身が騙されたというのにかばう人が相当数いるということです。

主に若い人が殆どで、20〜30代がほとんどです。

Twitter社長コンサルとかもフォローしている方も多いですが、その方たちは結果さえ出れば全て良しと言う考え方のようですね。

フォローする側のコメント

結構どれも主観抽象的なもので溢れかえっています

中身とは?

その中身とは一体何でしょうか?自分がいいと思ったものがいいと思っているということはないでしょうか?

その中身が人とかぶっている場合、ただ単に模倣しているだけの場合ほとんどです。出典元を出さないで自分が言ったことにしていないか確認しましょう。

やる気が出たので中身があるんだという場合他人にやる気を出してもらう前に自分でやる気を出す方法を見つけましょう。

仲間に出会えた

人間関係が一番難しいのはご存知のとおりだと思います

お金で集まった人が信用できることはほとんどありません。

情報商材サロンマルチ、全てを否定するわけではありませんがそこで長く付き合える人を見つけるのは困難です。

お金のみではなく、同じ志を持つ仲間と出会えるように自分スキルを磨きましょう。

結果出しているのだから詐称関係ない。今が大事なのでは?

結果とは一体何でしょうか?

ここではお金を稼ぐということが結果だとしてリストアップしてみます


すべてお金を稼いだという結果になりますし、バレなければ大した問題ではないかもしれません。バレなければ。(大体は捕まりますが)

コンサルビジネスが成長した!

あの飲食店はうまかった!

あのサプリで私の健康はよくなった!

あの方のおかげで私は救われた!


そんな声もあると思います

間違いではなく、故意偽装したものあなたはターゲティングされて集客されたということを受け入れましょう。

自分が信じたもの自分ではない

最近亡くなってしまいましたが、

ジェームズランディhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3)さんという方が霊能力者を偽装して信者を集め、その人達の前でネタバレをするカルロス実験を行いました。

カルロス事件とは、ランディオーストラリアテレビ局により、企画された多くの人とメディア詐称した事件。もともとは、チャネリング降霊術の一つ)の疑わしさに関する企画を、オーストラリアテレビ局プロデューサーが「マスコミ含む自国民捏造情報をどこまで信じるか」という企画ランディに依頼したことに始まる。

この企画の打診を受けたランディは、オカルトとは何ら無関係であった知人のホセアルバレスチャネラーに仕立てるべくランディのもとで綿密な仕込みを行なった。仕込みの一つとして脇の下にボールテープで留めてこれを押しつぶして腕の脈拍を止め、偽の仮死状態を作り出すトリックなどが含まれていた。そして、1988年に2人は「アメリカ話題の」「2000歳の精霊チャネリング」という触れ込みとともにオーストラリアを訪れ、TV局に売り込みをかけた。アルバレス名前を「カルロス」と変え、チャネラーらしく権威があり、もっともらしく見せる為の細工や小道具を駆使して豪州TV番組Sixty Minutes」に出演、ランディの使った手口は小型無線機を使った初歩的な手品コールド・リーディングカルトで良く使われているような文言適当に散りばめた抽象的で仰々しい「カルロス文書」と名づけた即席の教義、そして「カルロス」ことアルバレスの演技も相まって大量の信者を生み、テレビの人気者となり様々な媒体が彼を「チャネラー」として取り上げた。彼らの「興行」はシドニーオペラハウスのショウで最高潮に達し、このタイミングを見計らいランディが事の経緯を明らかにする。呆然とする者や騙されたと知って怒り出す者、中には意味が解らずカルロス擁護し、ペテンだと明らかになったあとでさえカルロスとその霊的でもなんでもないメッセージを信じ続けた者も居たといわれる。

豪州視聴者を含むメディアは全てが仕込みとヤラセと知り大騒動に発展、カルロスを「本物」として扱った番組は大恥をかく事になる。ランディは「電話一本で確認すればペテンだとわかるネタが数多くあったのに、メディアはその手間すら行わず検証も怠り鵜呑みにし、何の価値も無い電波視聴者に向かって流し続けた。かように人が簡単に騙されやすいと同時に、メディアを騙すのも造作無い」と喝破した。

ここでのポイントは、

中には意味が解らずカルロス擁護し、ペテンだと明らかになったあとでさえカルロスとその霊的でもなんでもないメッセージを信じ続けた者も居たといわれる。

ここです。

騙されたというのにそのまま信じるという人は今も昔もいるということです。

これはバラバラになった元オ○ム真理教信者が今でも教祖を信じていることと同じことと言えるでしょう。

自分が信じたものを信じる。

自分が信じたもの問題を起こして、それが叩かれているとき自分が叩かれているというふうに錯覚してしまう人が多いです。

自分が信じたもの自分形成する一つにしかなく、自分自身を構築する全てではないのです。

裏切りラインを作る

宗教サロンといった縦社会のような場合恋人パートナーなど何らかの依存関係にある場合依存している人が問題を起こした場合、その人を信用できない自分が悪い、そして世界が悪いと考えてしま場合があります

そのような人の場合裏切りラインを作っていないことがほとんどです。


どんなことをしても受け止めないといけない場合はないので、その人は自分をどう見ているのか、集客された人たちをどう見ているのか自分でよく考えましょう。

会社でも人でもなんでも裏切りラインを作っておくと、そのコミュニティから抜けやすくなります。そこで引き止める人とは基本的に相容れないので早く抜け出しましょう。

わたし場合個人間で盛るのは裏切りラインには設定していませんが、利害関係故意に盛ったり、嘘を付いたことに対して逆ギレした瞬間を裏切りポイントにしています

おわりに

自分自身を裏切らない自分を作ることが一番なのですが今の現代社会難しいですね。

嘘をついて人々をカモにしているかどうか、その目を養う事が必要になってしまった社会に対して私たちはどう生きていけばいいのでしょうか。

宙船を歌いましょう。

2020-09-23

不細工なんだけど良い笑顔ができる人

あるオンラインセミナーを受講するため、事務局の人とSNS上で友だちになった。その時は仕事用みたいなマークプロフィール写真に使ってて、どんな顔か分からなかった。

で、突然プロフィール写真を替えてきて、いきなり満面の笑顔で顔出しされてびっくりした。可愛らしい名前だけど、思ったより歳くってておそらくすっぴん

そして「○○ちゃん可愛い!」「最高の笑顔!」というコメントの嵐。正直美人じゃない…というか不細工寄りの顔なんだが、確かに幸せそうな笑顔で、絶賛するコメントを付ける人の気持ちも分かる。

美人自覚がある人が見せる作ったような笑顔とは違う可愛らしさが確かにある。自分はあまり容姿に自信がないので笑顔を作るのが苦手だし、自分は美しくないと思っている人は満面の笑みって作れないと思っていたんだが、この人はきっと日々満たされた気持ちで過ごしてるんだろうなと思った。

何となく自分笑顔がぎこちないのを顔の造作のせいにして生きてきたが、気の持ちようでこんな笑顔ができる人がいるのを見て己の心構えを反省した。どうしても笑顔が作れなかったら、時間のあるときにばっちりアイメイクでもしてみようかな。自己評価では、どこか具体的に醜いところがあるというより、目とか顔の重要パーツが小さくて地味なので美しくないのだと思っている。

今はだいたい口元はマスクで隠れるので、アイライン引いたりマスカラ付けたりして目を大きく見せる技を駆使すれば多少ましになるような気がする。そういえば一時期誰に見せるわけでもないのに頑張って休日にフルメイクをしていたことがあったなぁ。実際にどの程度効果があるかは置いておいて、「私は綺麗」と自己暗示をかけるには良い方法だ。

彼女のように精神的に安定して満たされた気持ち笑顔が出てくるのが一番だろうけど、最近手を抜いてばかりいる化粧を頑張ってみようかなどと思った。すっぴんでも心から笑えればそれが一番良いんだけど。

2020-08-31

漫画のif妄想一覧

体が小さくならなかった工藤新一

1話で(あんまり設定の固まらなかったっぽい)ジンに薬を飲まされ体を小さくされた工藤新一だが、取引現場に行かない、あるいは目暮警部でも連れて行けば体を小さくされることもなかっただろう。

でもその場合タイトルが「名探偵新一」になるんだよな。かぶるよなぁ、いろいろと。マガジン高校生名探偵と。成績といい知識といい体力といい実家金持ちなところといい家柄(リアル有名人の孫)と顔立ち以外はあらゆる面で金田一少年に勝る新一君だけど、それでも二匹目のドジョウ感は否めない。

そもそもコナン自体、「マガジン推理もの流行っているかサンデーでも推理ものをやろう」というところから始まっており、普通だったら金田一少年に寄せて漫画を作るであろうところを(ジャンプはそれで最低でも2回失敗しており、デスノネウロで持ち味を活かす方向にシフトして成功した)、主人公の体を小さくして不思議メカラブコメ要素をくっつけたのは流石青山剛昌大先生といったところである

ビスケ師匠になったカストロ

もともとヒソカからその才能を高く評価されており、舐めプしてたとはいえヒソカの腕を千切れるくらいのパワーを持っていたわけで、間違った方法で念能力習得したらどうなってしまうのかをゴンと読者に呈示するかませ犬の役になってしまったのだが、強化系は極めれば各種ステータス尋常じゃなくなるので、ちゃんとした念の師匠に巡り合えていればゴンさんほどとはいかないまでもウヴォーと同等かそれ以上の使い手にはなれただろう。たぶんバンジーガムもトランプ通用しない。

イケメン大好きビスケと、ヒソカから才能を認められたイケメン、正直ベストマッチだと思う。たぶんクソガキたちよりも手取り足取り優しく教えてくれると思う。イケメン弟子可愛い(見た目)の師匠乙女ゲーでありそうなシチュエーションから話が全く違う方向になるけど。

破門にならなかった火引弾

屈指の弱キャラとしてネタにされつつも愛されてる男火引弾だが、師匠にもその才能を認められ、修行してちょっとで片手波動拳が使える(これができるのは師匠だけ)くらいだから破門されなかったらリュウ豪鬼以上の使い手になったと思われる。でもサガットへの復讐心はそのままだから、かなり高確率殺意の波動にめざめてるだろうなぁとも思う。その場合でも豪鬼より強いだろうけど。

安い挑発に乗らなかったエース

赤犬の安い挑発に乗ってしまったせいで命を落とす結果となったエースだけれど、これがもしウソップみたいな性格だったら捨てゼリフを吐きながら赤犬から無事逃げおおけていたことだろう。

その場合、白ひげが死んでいたかどうかもちょっと怪しいわけだが、仮に白ひげが死んでしまっても白ひげ海賊団も落とし前戦争ももう少し違った形になっただろう。まあ白ひげ抜きで黒ひげ海賊団に勝てるとは思えないけど。

政府と戦う選択肢を選んだ桐山和雄

漫画版と映画版しか知らない。ゲームをやるかどうかをコイントスで決めて、ゲームに乗る方を選んでしまったがために事実上ラスボスと化した男。

成績優秀容姿端麗、不良のカリスマで、拳法の達人に拳法で勝っちゃうし、頭撃たれてもなんか訳の分からない動きで主人公サイドを翻弄ちゃうし、車も普通運転できちゃうし、ほんとにチートみたいな存在だった桐山

彼が政府と戦う選択肢を選んだら、造作もなく政府に勝っちゃうのは想像に難くない。まず自力首輪を外せそうだし、首輪から盗聴器が仕掛けられてることとか首輪を外したら死亡扱いになることも解析出来そうだし、三村よろしくハッキングもたやすく出来てしまいそうではある。加えて体術尋常じゃないから、一人で政府軍隊のいる最初学校に乗り込んでも余裕で勝てるだろう。一人で乗り込んでもいいし、持ち前のカリスマを活かしてみんなで乗り込んでもいい。勝ち方すら選り取り見取りなのがチートチートたる所以なのだ

アナザーifストーリーがあったら欲しい。

ヤクザマンションから逃げなかった藤原

忠義心1割、辞めたところでどこにも拾ってもらえないだろう感2割、主に垣原への恐怖心9割で終盤まで垣原組にいたけど同時に敵と仲間がゴミみたいに殺されてるのに耐えかねて逃亡したヤクザとはいえ当初からジジイリストに入っていたから、最後のイチと垣原とのドンパチの幕間で殺されてるか、その前にジジイに殺されてるだろう。そこらのモブヤクザよろしく瞬殺されるオチしか見えず、あのままヤクザマンションにとどまったところで、生き残れる要素がどこにも無い。合掌。

座間製薬を辞めなかった鷹山

もともとアマゾン製作者の一人である天才科学者なので、野座間に残ってアマゾンをどうにかする薬を作ろうと思えば作れたであろうが、持ち前の正義感自分アマゾンになることを選んじゃった伝説ヒモシーズン2ではヒモから住所不定無職ランクアップしてしまった。

彼が余計なことをしなければ千翼が生まれず七羽さんもオリジナルにならず新型アマゾンも生まれず、結果星埜一家も死なないしフクさんも圧裂弾を要求しないで済んだ訳なので、あらゆる意味シーズン2の元凶になってしまった男。もしかしたら悠とイユでフラグが立ってたかもしれない。イユと千翼のおねショタか、悪くないな。

余談だが黒幕ラスボスが違うのはタイムレンジャー以来な気がした。

千翼はアマゾンではないから、仮にシーズン1のタイミングで千翼が生まれたとしても普通の5歳児で、鷹山一家アマゾンに食われる可能性はあったかもしれないけど大手製薬会社チーフとしてそれなりに恵まれ幸せ家族生活を送れていたのだろう。アナザークレヨンしんちゃん、それは多くの視聴者が望んでいるifルートなのだ

同情するから死んでくれなどと言われる千翼が救済されるルートシーズン2の中にはなかった。

お気に入りキャラ絶対幸せにさせないという靖子の強い意志(悪意)を感じて、とても良い。

2020-08-07

anond:20200807081338

ただしイケメンに限る」は男の言い訳妄想

れいつも思ってるしブコメとかでもよく書くわ。

イケメン無罪」ってのは思い込みだよ。

自分(女)がメンクイじゃないからかもしれないけど

イケメンでもキモい人もいるし、顔がイマイチでも感じのいい人(恋愛的に好きになれる人)もいる。

もちろん、顔の造作がいいから感じよく見えやすい人がいるのも事実だけど

顔だけで「こいつには何言われてもOK」ってなるのは、超レアなケースだと思う。

あと、確かにレディコミとかでは、強引に迫られるシチュエーション多いけど

あれは実際されたいってのとは全然別だから

マンガで読んでる分には、自分は痛い思いもしないし、妊娠もしないし

逆に「いや今日ワキ毛剃るの忘れてたから無理ィ!」みたいな恥ずかしい事にもならないわけじゃん。

安全場所で、純粋ファンタジーとして楽しんでるだけだから

(不良バトル漫画読んでる人や、ヤクザ映画をよく見る人だって

実際目の前で殴り合い始まったら、参加しない人が大半だと思う)

2020-07-27

anond:20200727021832

んなこたーない。

清潔感ってのは「身だしなみくらいちゃんしろ」程度の意味しか持たん。

内面まで本物の綺麗好きじゃなくてもいいが、外っ面くらいは小綺麗に整える程度の社交上のマナーをわきまえとけよって意味での「感」。

ボサボサしてない、ヨレヨレしてない、臭わない、そういうのだ。人並みにシャキっと見える程度には外面に気を遣えと。

不細工を遠ざけるためにその言葉を使う人間いるかもしれんが、何歳相手だろうが誰が言おうが、清潔感と言うとき普通は顔の造作など見ていない。

まあ、立ち居振る舞いが不細工、という意味でならそう言えなくもないが。

清潔感という言葉逆ギレしている様を見られると高確率でひどく幼稚に見られると思った方がいい。

所帯持ちとか関係なく、世間の人はそういうとこシビアだ。

「みんなで意識高めて堕落を防いでる」というソーシャル共同作業の一端が「清潔感」なわけだから

まして昨今のコロナ禍では、だらしなさを感じさせるほどに清潔感がない人は衛生上のリスクすら感じさせる分、より脅威に感じるものだ。

そういうとこも汲み取ってほしいね。しらんけど。

2020-07-25

ガードレール

夫の身体能力は高く

小さい頃からいろんな記録を持っているそうです

学校で1番から県で1番まで

その地域で未だに抜かれていない記録もあります

でも全国レベルではありません

身体能力関係ある仕事にはついていないし

特にスポーツもやっていないしジムも嫌いです

今年50歳

身体能力を発揮する場はありません

だけど唯一夫が身体能力披露する時があります

植込みなど障害のないガードレールを見ると

手を使わず両足を揃えて飛びこえる事を造作なくできるので

良いガードレールを見るとひょいひょい飛び越えていました

若い時は、かっこいい!と横で喜び

そのうち、ウザいこけろ!と思うようになって

今では歯磨きぐらいなんとも思いません

で先週

肩に留めた車に2人で戻る時、私はガードレールの隙間を探し

夫は良いガードレールを見つけ、いつものように飛び越えたつもりが

とうとう足が引っかかってしまいました

初めて見ました

もちろん体勢を直ぐに立て直して地面には転ばなかったのですが

危なかった

ガードレールを手を使わず飛び越える事だけで

自分身体能力確認していた夫

身体能力に自信があったけど全国までは行けなかった青春時代

俺50だけど全国大会では勝てなかったけど

まだまだこんな事できるしと思って完全にガードレール依存してきた夫

私は一瞬にしてそんな事を思い、夫を数十年ぶりにかわいそうだと思いました

大丈夫だった?

と言うと

夫は、やばい

一言だけ言って車の中であとは無言でした

久しぶりに優しい気持ちになり今は触れずにおこうと特にガードレール飛び失敗については何も言いませんでした

そして今日

買い物帰りに夫は丸い棒状のガードレールを見つけ

満面の笑みで私に

ちょっと見とれよ

と言い

片手をガードレールにかけ

跳馬のように見事に飛び越えました

ガードレールと足の間は余裕で30cm以上ありました

俺手使ったら全然いけるわー

と大喜びで2往復しました

めっちゃアホすぎてビビりました

2020-07-18

素人楽器を買った時の話

40歳を迎えて妙に高額の買い物をしたくなった。

もともと貯金趣味で通帳の増える数字を眺めるのが好きだったので先立つものははそこそこあるんだが、買うものがない。転勤族で家は賃貸だし、車は乗らない。子供はいない。(結構同類増田を見ましたね) そういえば最近再開したお稽古楽器はどうだろう? 今使っているもの小学生の頃に買ってもらったものだし折角だから中年に似合う渋い感じのちょっと古くてカッコいいものが欲しいなあ。というわけで素人バイオリンを買うことにした。

子供の頃に習っていたが辞めてしま中年になって再開したような素人からすると、そもそも楽器を買う場所がわからない。小学生の頃は親と先生に連れられて東京のどこかに行ったような…? とりあえず今習っている先生に聞いてみたところ、自分の馴染みの業者はいるけど紹介するとそこで買わなきゃいけない雰囲気になるから、まずは大きい楽器屋さんで試奏をかさねてみてはどうか、という非常に良心的な回答だった。

店に行く前にまず予算を決める。小学生の時のものが50万だったから、とりあえず倍の100万くらい。まわりの人で車を持ってる人はだいたい350〜500万くらいらしいから、最大でそのくらいか。条件は新品ではないこと、見た目と音が自分好みなこと。低音がよく響くのがいい。大きい店は広くて入りやすくて、営業さんは親しみやすくて話しやすい。予算を伝えるといろいろ持ってきて弾かせてくれる。(下手くそなのでこの試奏がはずかしい) いろいろ見繕って見積もりをもらって一旦帰宅。一店あたり3点くらいずつ候補が出てくる。

また、家の近くを検索してみると小さい楽器商がいくつかあった。事前予約をして、見せてもらう。これが普通一戸建てだったりマンションの一室だったり、一人ではとても行きにくい感じ。なんとなく大きい店よりは値段は手頃なのかもしれないが、気の弱い人は買わずに出てくるのが難しいかもしれない。個人楽器商には元演奏家だった人もおり、試奏が下手くそで恥ずかしかった。

こうしていろいろ数を見ていくと、だんだん欲がでて条件も変わっていく。無銘で150万の楽器と、鑑定書がついた300万の楽器があって後者がいずれ150万で売れるとしたらそっちの方がいいんじゃないか? バイオリンは経年で価値が上がっていくし、今後のアジア圏の隆盛を見ても値下がりすることはないような気がする。300万で買って600万で売れる、なんてこともあるかもしれない…。

本来なら楽器は音で選ぶべきなんだろうけど、なにしろ素人なので耳に自信が持てず、情報に頼ってしまう。この辺りからはひたすら調べ物ばかりしていた。鑑定書にもランクがあるらしく信頼できる鑑定家を調べる。鑑定書は英語じゃないものも多く、なんとか翻訳して読む。製作者の名前検索して、評価や人気等を調べる。やはり海外の方が情報が多くて、情報交換の掲示板などがあり役に立った。また、AmatiとかTarisioでは海外オークション相場職人情報が調べられて役に立った。ちなみに日本国内販売価格海外相場よりかなり高く、なるほど海外に行って買う人が多いわけだなあと思った。日本国内でも予約して複数店舗回るのは大変だったのにこれが英語となると自分にはハードルが高すぎた。そんなこんなでいろんな情報翻弄されながらも、候補に残ったのが500万台のもの。選んだ理由は下記の通り。


本体に合わせて弓も買って合計で700万くらいだった。分不相応ながら、総じて満足のいく買い物ができた。唯一の心残りはニスの色。好みで行くと黒>赤>黄色なんだが、黒っぽいのは音が好みでなかったので仕方がない。楽器のものが良いとなんだか自分まで上手くなったような気がして、単なる開放弦の音でもうっとりしてしまう。非常に生活の質が上がった気がする。特にコロナ関連でここのところずっと自宅に篭っているが、ゆったりとした美しい生の弦楽器の音には大変癒されている。バイオリンは軽いので高齢になっても弾けそうだし、長い時間をかけて弾きこんでいきたい。

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