はてなキーワード: 人事異動とは
何人か候補を伝えたが、候補者に直接一緒に仕事をしたことがない人を挙げてしまった。
確認のため候補者のアシスタントをしている若い社員と飯を食いながら
それとなく聞いてみると
「とてもいい人です」とのこと。
どんな人柄?指示は的確?困ったときとか手を貸してくれる?とか
かみくだいて聞いてみたけど、答えに具体性がない・・・
そういえば、この若い社員が裕福な家庭で育ったお坊ちゃんなのを忘れていた。
この若い社員は就職同時に会社から1駅のところにマンションを買ってもらい住んでいる。
人を仕事ができるか出来ないかではなく、いい人か悪い人かで判断するのだ。
まあ、この子に「いい人」言われているってことは、人柄は問題なしということが分かった。
何年か後には、この若い社員は突然辞めて、親の会社に入るんだろうな?
とうらやましく思う。
俺もその界隈で元増田の大嫌いなシステム担当事務職員だったので、思ったことを書く。
事務職員は普段医療職にぞんざいに扱われてるから、病院内で唯一下の立場にある委託業者に偉そうにする。
痛みを知れば優しくなるなんて大嘘。
前いた病院では、患者が凶器を持って暴れたら医療職は後ろに退がり、事務が前で盾になるように書かれてた。
当然だよね、俺ら人が刺されても治療できないから。刺されるなら事務だよね。
病院採用は、わざわざ病院事務を選ぶくらいなのでモチベーションは高い。
ただ、わざわざ病院事務を選ぶような人は少ないので、普通の公務員と比べると競争が機能していない。
ただ、病院で働く気なんてさらさらなかった人が人事異動で送り込まれてくるので、モチベーションが絶望的に低い。
まあ、どっちにしろ、大した仕事ができないってのには変わりないよね。
当然だが、そんな端金でまともなエンジニアは雇えない。
某企業立の大きな民間病院では、30代の敏腕エンジニアを医事課長として高待遇で雇ってたが、公立ではあんなことできない。
50過ぎたパソコンもろくに使えないハゲしか課長にはならない。
当然、システムの価値も分からんので委託にも金はろくに払わず、元増田みたいな低待遇でこき使われてくれる人しか来ない。
開発もテストも、まともな手順を踏んでないので、担当SEとは何度も喧嘩になった。
本番切り替え30分前なのに電子カルテ起動しなかった時は心底焦った。もうすぐ救急患者来るんですけど?
これには色々理由があるんだろうが、医療システムはパイが小さいうえに実績が高く評価されるので、大手ベンダー独占になってる。新規参入もほぼなく、競争が働かない。
その上、顧客からの要求は異常に厳しく、元増田みたいに「先生、それシステムの仕事じゃないです」ってレベルの医療知識を要求されるし、医者のワガママに振り回されることもしばしば。
当然、ベンダーの中でも不人気部署だし、医者に気に入られてしまうと動けないので、優秀な人は寄り付かない。
制度的にも問題があって、2年に一度の診療報酬改定で大きなシステム改編を繰り返さなければならないので、大幅なバージョンアップが難しい。
しかもその改定内容は3月半ばに確定して、4月から適用されるという狂ったスケジュール。
概要はまあ1月にはわかるから仮のパラメーター入れて開発自体はできるんだけど、それでも避けられないデスマーチ。
そもそも制度のスケジュールがまともなシステム開発ができるようなものじゃない。
これじゃまともな人材は寄り付かない。
話が大きく逸れて本当に言いたいこと言うだけになってしまった。
色々書いたが、解決する術は全く思いつかない。
なので、俺は逃げ出した。
元増田も諦めて早く逃げたらどうだろうか?
今だに紙の年賀状を出しているが、もはや親しい相手に出しているというより真面目に返事をくれる人に出している状態になっている。
気がつけば20年以上前の元同僚とか、大学を卒業してから一度も会っていない元クラスメイトとか、リアルで全然会っていない人が多い。昔は職場で住所録が配られたので、同僚とかに出せたのだが、今は緊急連絡網などでお互いの携帯番号を知るのみとなっている。義理で出したくもない上司に年賀状を出したりしなくて良いのはいいんだけど、人事異動とともに切れてしまうつながりが多すぎて、過去の知り合いだけに出している状態になっている。
中には私がしつこく毎年出すから仕方なく印刷したままで手書きメッセージなしの賀状を寄越す人もいる。そういう人は無理に出してくれなくても良いのだが、全然年賀状が来ないのも寂しいのでそのままになっている。私は家庭持ちの人が子どもと一緒の写真入りの年賀状を送って来るのがわりと好きで、「〇〇さんの家の子どもはこんなに大きくなったんだなぁ…」といつも感心する。自分に子どもがいないので、子どもがいる人と歳月の認識がかなりずれているんだろうとは思う。
リアルで会う機会の多い人は何かしらSNSでつながっていることが多いので、そこに新年の挨拶を投稿して、お互いに「イイネ!」を押して新春の挨拶に替えてしまう方が早い。そこでも義理で「イイネ!」を押してくれる人や、私が「イイネ!」を押したからお返ししてくれる人が多い気はするが、年賀状に比べると手間も金もあまりかからないのでその点は良いと思う。
…ということで私の何となくそれなりに友だちがいそうな環境は几帳面に年賀状を送ってくれる人と何となくSNSで「イイネ!」を押してくれる人々に支えられている。特段の理由もなく、サシで「会おうよ」とか「遊びに行こうよ」と誘える人は全然思いつかないのは私の不徳の致すところなんだろうか。
当方20代後半、大阪府下(京都寄りの北河内)に生まれ、浪人を経て23歳で京都の某私大の文系学部を卒業し、海運会社に総合職として就職。配属は営業職。大阪で3年間勤めた後、地方転勤を言い渡された。
転勤先は九州のど田舎。海運会社なので港がある町だが、それはもう大変な田舎。人口は3万人をやっと超えた程度で、市内にJRの駅はかろうじて1駅あるも、1日数本程度しか運行しておらず、引越して1年経つまで踏切の音を聞くことはなく、列車の車体を見たのは1年3ヶ月経ってからのことであった。ちなみに新幹線の駅までは100kmほど、車で下道走った場合2時間ちょっとかかる。そんな町で、営業職とは名ばかりの何でも屋をやっている。
転勤が決まった頃は「うわあとんでもない田舎に住むことになってしまった……1年で転職して関西帰ろ……」と思っていた。友人に転勤を報告したLINEでそう発言している記録が確かに残っているし、本気でそう思っていた。しかし、転勤から1年半が過ぎたところだが、私はまだこの町に住んで、同じ会社で働いている。
少し時を遡って、転勤前の大阪勤務時代の話をしたい。2019年1月頃の私は、同じ部署にいた10歳年上の上司から地味な嫌がらせを受け続けて1年以上過ごしており、どこでもいいから異動したくて仕方がなかった。そんな折、人事部長との面談の機会があり、諸事情を話した上で異動したい旨を伝えた。弊社は個人の希望が人事異動に反映されることはごく稀なのだが、若手は2〜3年で部署異動し、様々な経験を積む方針が明らかにあったため、ここで話しておけば早ければ春に動きがあるだろうと見込んでいた。
そして目論見通り、3月半ばに異動を言い渡されたのだが、前述の通り、転勤先はど田舎であった。
内示から着任までの期間は2週間、短いリミットの中でまず足を運んだのは中古車ショップ。そう、家を決めるよりも先に車を買ったのだ。これから暮らす町は車がないと生活ができないレベルの田舎だった。鉄道については前述の通り、路線バスは走っているものの、職場から最寄りのバス停まで3kmほど離れている。徒歩or自転車で通うにしても街灯が少ないため、一応女性の当方としては少しばかりの恐怖心があった。
ここで様々なチェーン店の最寄り店舗まで車でどれほどかかるかを説明したい。田舎度合いを計るにはこれが一番わかりやすいと思っている。
マクドナルド:30分
ユニクロ:30分
ドンキ:30分
イオンモール:50分
ざっとこんな感じである。自宅から車で10分圏内にコンビニ大手3店が揃っていて、謎に100均とドラッグストアも複数ある分暮らしやすいが、娯楽までの距離は遠い。ちなみに鳥貴族とサイゼリヤは県内にない。これが結構つらい。
話を戻そう。そう、こういう土地に住む上で家の次に必要な物が「車」だった。私は内示を受けた3日後、中古車ショップに向かった。その日は家族で白浜に行く予定にしていたため、運良く揃っていた両親のアドバイスを受けながら車を選ぶことができ、手頃な軽自動車を購入した。この時の前提と重視したポイントは以下の通り。
・カーナビ付き。
・5〜6年前までのモデル。
・2〜3年で恐らく関西に転勤になる。
一番最後の項目だが、地方の次は本社がある関西に戻す、という弊社の傾向を踏まえたものである。つまり、「車に乗って生活するのは恐らく2〜3年だが、生活のために車を買おう」という意志のもと、条件に合う車を購入した。奨学金200万を繰上げ返済したばかりの社会人3年目には80万が限度だったが、母に60万借金することでローンを組まずに済んだ。余談だが、明後日振り込まれるボーナスでこれも完済となる。
そして私は車を買った10日後、今住んでいる町に引っ越した。単身者が少ない土地柄のため、家賃5.3万円の2LDKに一人で住んでいる。実は人生初の一人暮らし、家族大好き実家大好き人間のためホームシックになるかと思いきや、旅行好きの性分が幸いし、休日は今まで行ったことがない観光地や景勝地を巡って楽しんだ。それなりにアウトドアを楽しむ才能があったし、なんとなく気づいてはいたが、どうやら女の割に車の運転が好きらしい。加えてオタクの当方、インドアの才能もあった。漫画を読んだりアニメを観たり、家から一歩も出ずに過ごすことも大好きで、つまるところ、適応能力が高かったのだ。
そして九州の田舎の人々はそれはもう優しくて温かくて、当時の上長はじめ職場の人々との相性が良かったのか、大阪勤務の頃よりも伸び伸びと働くことができていた。メンタル面の変化は肌の調子にはっきりと出ており、顔中にできていた吹き出物は姿を消した。職場に行くのが苦ではない生活は久しぶりだった。
ここまで楽しい田舎暮らしをつらつら書いてきたが、そう思えていたのにはもう一つ理由がある。職業柄、自身の財布を痛めることなく毎月、多ければ月2回、大阪の実家に帰ることができていたのだ。これはかなり大きい。田舎暮らしに苦しめられている東京育ちの某方には申し訳ないほどに。関西に住んでいる友人たちと、それなりの頻度で遊ぶことができていたし、趣味の観劇も大阪公演であれば気軽に足を運んでいた。仕事終わりに飲んだりカラオケに行ったり、平日夜にしがちだった遊び方ができない程度だった。
もちろん、田舎でも生きていけそうなくらいにはフットワークが軽い性分を理解していたから転勤をすんなり受け入れたし、この特権があるからこそ、地方転勤がほぼ確実であるにも関わらず弊社への入社を決めたし、なければ田舎暮らしは耐えられないだろうな、と思っていた。今年の2月までは。
コロナ禍により、2月末からしばらくの間帰省禁止となった。当初は1ヶ月程度で収まるだろうと思っていたが、日々状況は悪化し、長期化の様相を呈してきた。3月末の某日、とある舞台の大阪公演に行くため飛行機を押さえていたが、空港に向かう道中「もしあの田舎にコロナを持ち込んでしまうことになったら、特定されて村八分にされるかもしれない」という恐怖に襲われ、半泣きになりながら葛藤している最中、公演の中止が発表され自宅へUターンしたことがあった。飛行機が出発する1時間前のことであった。その後緊急事態宣言が発令され、ど田舎の支店にもテレワークが導入された。
GWも実家に帰らず、田舎で大人しく過ごした。大人しくと言っても、何度か人の少ない場所へドライブには行っていたし、感染者がほとんど出ていなかった県に住んでいるため、映画館の再開が都会よりも早く、再開初日に2作品をハシゴしたり、エンタメに飢えていたオタク心を都会の人より先に潤していた。漫画とアニメとドラマとドライブ、そして友達とのテレビ電話が私の日々を支えてくれていた。そんな生活の中で思ったことは「思っていたよりも一人で楽しく生きていけるんだな」ということだった。
いつのまにか実家に帰らず4ヶ月の時が流れ、6月上旬、久々の帰省を果たした。母の手料理を食べながら家族で談笑する時間が愛おしく、実家への愛着を再確認する日になったが、次に帰省したのは3ヶ月後のことだった。その3ヶ月間も変わらず、仕事をして、アニメを観て、漫画を読んで、ドラマを観て、映画を観て、ドライブに出かけて過ごしていた。家族に会えず、友達と遊べないことはストレスだったが、大阪に住んでいたところでコロナ禍では会うこともままならない日々を送っていただろうし、感染者が比較的少ない土地で過ごしている方が気楽だろうと思っていた。
ここまでつらつらと転勤の経緯や当方の生活ぶりを書いてきたが、田舎暮らしを送る上で思ったこと、これから転勤等で田舎暮らしを送るだろう人へのアドバイスをいくつか箇条書きで書いていきたい。
・電車やバスに乗って出かけられるところは言うほど田舎ではない。
・田舎暮らしを充実させたければ車を買うべし。田舎に馴染む気がないから買わないとか言ってないで買ってみたらいい。馴染めなかった田舎を少しは楽しめるようになる。
・田舎で暮らすには「田舎を楽しむ」姿勢が大事。「住めば都」なのではない。「住んでいる土地を都とする」のだ。
田舎暮らしを肯定するようなことを書いてきたように見えただろうが、正直なところ、最後の一文が一番の本音である。住んでいる土地を都とするのは個人の心持ち次第だと思ってはいるが、そう思う気力は一生続くものではないと感じている。
当方20代後半の女性であるが、転勤前から彼氏はおらず、いろんな意味で身軽に引っ越してきた。1年半以上を田舎で過ごしている間に同級生の数人は結婚していったし、中には親になっている人もいる。しかし、田舎に定住する気がない私のプライベートはというと、完全に停滞しているのだ。何もしていないからだという指摘は存分に受けよう。しかし、遠くないうちに関西に戻ることが9割方確定している女性と付き合う男性がどれほどいるだろう。魅力的な男性相手なら、結婚を機に田舎に定住したくなるかもしれないけど、私は関西に戻ってからプライベートを動かす努力をしようと決めている。
1年半程度を田舎で過ごしてみて、都会の田舎程度でもいいから、都会に住みたい、と改めて思ったからだ。車がなくても生活できるところに住みたい。適当に電車に乗れば梅田とか神戸とか京都に出ていけて、0時を回るか回らないかくらいの終電で家へ帰れるところに住みたいのだ。車の運転は好きだけど、自分の車を持ちたい!という欲は一切ないし、カーシェアやレンタカーでたまにハンドルを握る程度で満足できる。
田舎生活は楽しい!楽しいけど!それよりも!気軽に友達に会えて!実家に帰れて!エンタメに触れられる生活の方が欲しい!!!!
と言っても、祈る以外にできることはない。短ければあと3ヶ月ちょっと、長ければ1年以上今の環境に身を置くことになるが、これまでと変わらず田舎での暮らしを楽しむスタンスを崩すことなく、「早く関西帰ってきて!あそぼ!」と言ってくれる友人がたくさんいる幸せを噛み締めながら、1日も早い関西凱旋を夢見て過ごそうと思う。東京生まれ東京育ちの若者が住む場所を都と変えられることも祈っている。
仕事をしてて思うんだけど、女性は女性同士助け合わないと、やっぱり既得権益層の男性よりすごく不利。だから、女性は女性同士助け合おう。ということにようやく気づいた話です。
割とでかい男性社会的会社の総合職で、もう20年目の中堅の女です。女性の少ない業界(10%ほど)なので、弊社でサバイブしている先輩方は男勝りな名誉男性タイプが多く、結婚出産で退職した先輩や同期も多いです。社会の、そして弊社の女性差別は根強い。構造的な女性差別はまずとにかく数を増やすことで改善すると私は思うので、自分の裁量の範囲で意識的に女性の後輩は男性の後輩よりよく面倒を見るようにはしていました。大したことはできてないけど。女性は在職してるだけで業界の男女比率の改善に貢献してるし、男性社会で生きているというだけでも同程度の成績の男性より頑張ってると思う。
ところで、取引先も男性ばっかなんだけど、最近たまに女性がいる。これまで付き合いのあった男性担当が今年入社した新人ですって女性を連れてきたり。でも私、何も考えず、今までの担当、つまり男性と引き続き話をしてたんですよね。それでいつのまにか元通り男性担当だけが来るようになった。
転出入とかで担当が変わる時、取引先に挨拶に行くじゃん。最近気づいたんですけど、そこに担当者の男女がいた場合、弊社の男性は男性に話をするみたいなんですよね。最近上司と同僚に人事異動があったんだけど、皆取引先の男性担当と話をしてる。それはもともとは私が「この件〇〇社さんは誰に聞いたらいいかな」って聞かれた時に「私はいつも男担当者さんとやりとりしてます」って言ったせいもあるし、ただ男女どちらでもいいのにあえて女担当者に連絡することでセクハラ関連リスクが増えると考えてるからかもしれない。わからない。とにかく、みんな男担当と話をするようになった。
これさ、〇〇社にしてみたら、女担当より男担当の方が仕事してて取引先の信頼を得てるように見えるよねということにようやく気づきました。後から採用された女担当は、同期の男担当に比べてこういうところでも不利になってるのかもしれない。いや、私の案件は主担当でないだけで、他案件ではバリバリやってるのかもしれないけど。そうであることを祈ってるけど。
今は反省してます。今年の春に取引先の新卒の女新担当さんが挨拶に来てくれたタイミングで「じゃあこの件、今後は女担当さんにご相談しても大丈夫ですか?」って言って、その後基本女担当に連絡するようにすれば、その後彼女は御社で多少やりやすかったのではないか?そういうことの積み重ねで女性が業界で生きやすくなり、弊社でも御社でも人数が増えていくのではないか?彼女最近見ないけどどうしてるんだろう。
男性は男性担当の方が話しやすいのはわかる。あいつ女好きだから女性営業あてがっとけみたいなこと言われるようになると、男性本人もあてがわれる女性営業も不幸だし、万が一にもリスクを避けようというのはまあいいよ。
でもそれなら尚更、男社会で生きてる女達は弊社御社の垣根を超えて助け合った方がいいよね。取引先の対応一つで社内での評価はかなり変わってくるんだから、そしてまず業界における女性比率を私は改善したいんだから、今後は弊社の女性の後輩だけでなく取引先の御社の女性に対しても、意識的に対応していこうと思います。具体的には、出来るだけ女性と話すようにします。
私はミサンドリストではないよ。男社会で生きてくのは大変だし、今私がちょっとでも業界の、ひいては社会の構造的女性差別を改善することで、私や後輩や取引先の女性や私の娘など、全ての女性が男性と同じ程度に仕事しやすく、生きやすいようにできればいいなと思ってるわけです。今現にすごく不利な立場に我々はいるわけだから、助け合おう。そこに女性がいるなら女性と話そう。同じ成績の男女なら、私は女性を推薦する。明日から。
シスターフッド的観点から、既にそうしてる女性は多いのかもしれない。私が気付くのが遅かったかもしれないなとも思っています。あと、出来たら男性にも意識的にそうして欲しいよね。今の、例えば政治や行政やいろんな分野での男女比率、おかしいと思いませんか?少し比率を改善するためにしばらくの間、女性の少ない業界は意識して女性を選ぶようにしてみませんか?そうすることであなたの配偶者や妹や娘や女性である世界の半分の人達が生きやすくなり、イライラしなくなり、周囲に優しくなり、その結果男性であるあなたも今より生きやすくなるのではないでしょうか?
道のりは遥か遠いかもしれないけど、私に出来ることをすることで、その先の女性差別の解消につながることはあると思う。アメリカではすでに女性が副大統領にまでなってるんだし、我が国でそれが出来ない理由はない。これは平凡ないち会社員である私に出来る草の根活動です。
某大企業に勤めてるよ!
みんな絶対に知ってる日本でトップクラスっていうかある意味トップの企業だよ!
もちろんDXをゴリゴリに推進しているし「DX」と名の入った部署まで作って本気だよ!
社内システムはもちろんDaaS(Desktop As A Service)を使ってるよ!
要するにリモートデスクトップだよ!
社内全員がDaaSを利用するんだけど負荷を抑えるためにWindowsのインデックスサーチはOFFにされてるよ!
なのでファイル検索はめちゃくちゃ遅いしOutlookのメール検索も死ぬほど遅いよ!
おまけに一人あたり20GBの容量しか使えないよ!でも基本的にメールのやりとりだからメールだけで使い切るよ!
え?使い切ったらどうするかって?もちろん、古いメールは削除だよ!
なんで20GBしか使えないのか聞いたら、「平均して20GBしか使ってない」んだって!
ってことは平均以上の半分の人は見捨てられたんだね!
スマホに入ってるmicroSDですら128GB使えるけどね!
ちなみに不正防止の観点でメール等の証跡は全部別のサーバに蓄積されているよ!社員からは見えないけどね!
あと、インデックスサーチOFFにされてるけど、結局はセレロン並の遅さだよ!
だからUSBで持ち出しても外では開けないよ!セキュアだね!DaaSだからUSB刺さらないけどね!
ちなみに暗号化の解除は社員なら了承無しで誰でもできるよ!不便だもんね!
本当に危ないファイルはzipでパスワードを独自に付ける人が多いよ!
でもほとんどの人が4桁数字しか使わないしzipにパスワード付けてるだけだから
DaaSにつなぐためにVPNを張るよ!ワンタイムパスワードで保護してるからセキュリティもバッチリ!
ちなみにこのVPNはDaaSのサーバにしか繋げないVPNだよ!
DaaSにはTLSでアクセスするんだけど、念の為VPNで更にセキュアにしてるよ!
そのせいでVPN繋ぐとトラフィックがそっちに吸い取られてインターネット通信できないよ!
キーロガー仕込まれてたとしても安心かもね!後で送信されたら一緒だけどね!
ちなみにコロナのときはVPNへのアクセス集中でみんな仕事できなくなったよ!DaaSは余裕があったけどね!
社内システムのWeb会議システムがあるからリモートでも会議可能だよ!
DaaS上でしか使えないからラグとエコーがひどくて結局現地で開催されている会議を聞くだけのツールになってるけどね!
なぜかZOOMは初期の頃に猛烈な反対にあって使用不可になったけどね!
DaaS上でしか使えないから映像はほとんど無理だし音声もエコーだらけだけどね!
だからみんな自分の携帯でログインして画面共有のために二重ログインしてるよ!
メールに添付ファイル付けるともちろんPPAP(パスワードZIP送付、パスワード送付、暗号化、プロトコル)してるよ!
exe送れないこと多いからex_にしてから送って、受け取り側でexeにして実行してもらうよ!
4,5年前はこの状態だったけど、これは流石に修正されたのかな?実際に送られたファイルを知らないからわかんないね!
定期的に訓練が実施されているよ!
「訓練が実施されるのでうっかり開いた人は報告してね」
っていうメールが事前に来るよ!親切だね!
訓練メールはだいたいWordのdocファイルが付いていて開封したらHTTPリクエストが飛ぶ仕掛けで開封したかどうかが分かるよ!
ちなみに受け取っただけなら報告はいらないらしいよ!
この時期に本当の標的型メールが来てたらどうするんですか?っていう質問の回答は未だに返ってこないね!
社員への周知がある場合は、周知ページへのリンクがメールされてくるよ!
たとえどんなに些細な周知(社長が挨拶に来ます、とか)でもリンクがメールされるよ!
リンクを踏むとIE9が開いて貧相なページが表示されるんだけど、そこにもまだ内容はないよ!
貧相なページの下に更にリンクがあって、Wordファイルがダウンロードされるよ!
Wordファイルをダウンロードして激重のDaaSで開封すると
だけ書いてあるよ!
勤務表に投入するだけじゃなくて、どういう作業をしたかの稼働までちゃんと入れるよ!
毎日15分単位で始業開始時刻と終業時刻と休憩時間を入れるよ!
ちなみに2つのシステムで業務時間に誤差があると物凄く怒られるよ!
最近知ったけど日々の業務時刻はどうでもよくて合計しか見てないらしいけどね!
信じられないぐらいチェックシートをたくさん用意して不正防止に努めてるよ!
鉛筆一本買うだけでもとんでもないチェックをしないといけないよ!
チェックが多すぎて誰もチェックしないっていうのが常態化してるよ!
あ、ダブルチェックトリプルチェックは当たり前なので、責任希薄になってやっぱり誰もチェックしないよ!
ちなみに事件は頻繁に起きてるよ!だって、肝心のシステム側がザルだからね!
チェックシートは前は紙にサインだったけどペーパーレス化が進んだからPDF保存になったよ!
おまけにファイルは暗号化されちゃうので検索で引っかからないよ!
ファイル名で検索するしかないから、ファイル名を間違えてると内容が合ってても後ですごく困るよ!
あと会計に少しでも関わるものは絶対にペーパーレスにならないよ!
領収書は原本いらなくなったって何回言っても原本保管から変わってくれないよ!
飛行機の領収書とかPDFをダウンロードしてきて印刷して保管してるよ!
肝心の半券は不要だからやろうと思えばPDFダウンロードした後にキャンセルできるけどね!
業務で使うサーバにログインするときは共通アカウント・共通パスワードが常識だよ!
だいたいのパスワードはアカウント名+1234みたいな感じだよ!
この前、公開鍵設置して秘密鍵でログインしようとしたらなぜか弾かれてて、よく見たらわざわざOFFにしてあったよ!
公開鍵認証の話をしたら「は?なにそれ?」みたいな顔をされたよ!
あ、もちろんパスワードの定期変更は推奨されてるよ!
なんと今流行りのチャットコミュニケーションツールが導入されたよ!
社内のDaaSからはアクセスできるけど、社外からはアクセスできないほどセキュアだよ!
でもでも、スマホアプリなら社外からでもアクセスできるよ!よくバグで落ちてるけどね!
今のようなことを情シスに言っても何も変わらないよ!だって、ほとんど素人だからね!
3年で人事異動でメンバーが入れ替わるから、それまで問題を起こさないために何もしないよ!
こんな感じでDXを進めてるよ!
もちろん客先では「うちは最先端のDXやってます」って言ってるよ!
胸が痛いね!
フェイクをちょっと混ぜといてよかったよ!本当は「社長が挨拶に来る」じゃなくて副社長だよ!
割と酔った勢いで書いたから今読み返したら意味わからんだろう内容があるのはごめんよ!
教えられるわけないよ!
ごめんね!そうだね!ガチDX施策のクソさも書きたいけどさすがに身バレするね!
本当に書きたかったのは社内システムこんなクソなのにもっとDXしよう!って言ってるシュールさと
社外的に「DXしましょう!うちはプロですから!」って言ってるとこだよ!
もはや全部変えると予算がつかないからこんなことになってるよ!
でもたぶん全部MS社にしてOffice 365とOneDriveにしたら問題の8割は解決しそうだよ!
この辺のシステム請けてるのがそもそもグループ会社ってのが日本の一般的な大企業だよ!
そこで働いてる人はおじいちゃんばっかりで若者はみんな派遣だよ!
この辺のシステムが最適化されると派遣が切られちゃうから下請けはたぶん喜んでるよ!
みんなの会社はこんなにひどくないと信じてるけど
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日本学術会議が推薦した第 25 期会員候補者 105 名のうち、6名が菅総理によって任命されなかったことについて、
明確な理由説明はなく、説明の要求を斥けることは学問の自由の理念に反すると同時に、民主主義に敵対するものであり、
これに断固として異議を唱えます。
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《説明しないこと》こそが民主主義に反する権力の行使(国民に対する暴力)であり、主権者である国民に説明責任を果たすことが
情報公開の制度は古代ローマの時代イタリアの地で芽生えました。イタリア学会としてこれを看過することはできません。
必ず説明責任が果たされることをイタリア学会の総意として要望致します。
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イタリア学会は「日本におけるイタリア学の発展と普及に寄与することを目的としている。」(イタリア学会会則第 3 条)
イタリア学を通じて学び得た知見を社会活動に適用することは、学会の目的に適う実践的行為と判断し、
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菅首相は「(学術会議の会員は)広い視野を持ち、バランスの取れた行動を行ない、国の予算を投じる機関として国民に
理解されるべき存在であるべき」だと述べた。これをテキスト解釈にかけると「国の税金を使っている以上、国家公務員の
一員として、政権を批判してはならない」という意味になる。ここには 2 つの大きな誤謬が隠されている。
学問は国家に従属する《しもべ》でなければならないという誤った学問観であり、国家からお金をもらっている以上、
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学問は、国家や時の権力を超越した真理の探求であり、人類に資するものである。与党に資するものだけを学問研究と
みなすことは大きな誤りである。学問研究によって得られる利益は人類全体に寄与するものでなければならず、
判りやすい例を挙げれば、日本は西洋から数学や物理・化学を始め、あらゆる分野で多大な恩恵を無償で受けた。
万有引力定数や相対性理論を発見したのは日本人ではない。その恩恵と利益を受けながら、その使用料は払っていない。
なぜなら学問成果は全人類の共通善として無償で開放されているからである。
日本国には受けた恩恵を人類に返すべき義務があることは言うまでもない。
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国からお金をもらっている以上、政権批判をしてはならない」というのは手前勝手な考え方である。
公務員は政権の《しもべ》ではないからである。公務員は国民全員の利益のために働く。
政権が間違った判断をすれば、それを国民のために批判することは、むしろ公務員の義務である。
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古代の中国では臣下が君主に行ないを改めるよう諫言することは褒むべき行為とされた。
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翻ってイタリアの地、古代ローマの時代には、時の政権の勝手な振る舞いから国民を守るための公的機関である
護民官が設置されていた。現代の公務員に匹敵する護民官は、時の権力を批判・牽制するために作られた
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次に、菅首相は憲法 23 条が保障している「学問の自由」の意味を理解していない。「学問の自由の保障とは、
学者が学問的良心に従って行なった言動の評価は、まずは学者どうしの討論に委ね、最終的には歴史の判断に委ねるべきであり、
間違っても《時の権力者》が介入すべきではない、ということである。」(小林節慶應義塾大学法学部名誉教授)
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1632 年ガリレオ・ガリレイが『天文対話』を完成させた時、ローマ教会は検閲を行ない、教皇ウルバーヌス 8 世と
ガリレオはローマの異端審問所で証言するよう出廷を命じられ、翌年、6 ヶ月にわたる裁判を受けさせられた。
ガリレオは自分の誤りを認めさせられ、異端審問官の前で研究を放棄するよう宣誓させられた。
そしてフィレンツェ近郊で残りの 9 年の生涯を軟禁状態で過ごすことになる。
教会の決定に疑義を挟むことなどあってはならず、時の権力に反する主張は時の権力の判断によって封殺された。
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「今回、菅首相は、特定の学者の言動について《広い視野を持っているか》《バランスの取れた行動であるか》
について自分の権限で判断した」と告白し、その結果、《国の予算を投じる機関(の構成員)として国民に理解され
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問題は、仮に菅氏が高い実績のある学者であったとしても、同時に、《首相》という権力者の地位にある間は、
そのような判断を下す《資格》が憲法により禁じられているという自覚がないことなのである。
にもかかわらず、高い実績の学者たちが全国から会議に集まるために 1 人につき月 2 万円余の交通費を用意する程度の
ことを逆手にとって学術会議に介入しようとするとは、《選挙に勝った者には何でも従え》という、政治権力者の思い上がり以外の
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私たちが最も問題とするのは、《説明がない》ことである。憲法 63 条は「答弁または説明のため出席を求められた時は、
国会に出席しなければならない」と義務付けている。この趣旨について政府は「首相らには答弁し、説明する義務がある」(1975 年の内閣法制局長官)
と見解を示している。
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しかし、菅首相は官房長官時代から記者会見で「指摘はまったくあたらない」と木で鼻を括った答弁を繰り返して憲法を無視してきた。
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世界で初めて情報公開制度を始めたのはイタリアである。「執政官に就任して(前 59 年)、まずカエサルが決めたことは、
元老院議事録と国民日報を編集し、公開する制度であった。」(スエートーニウス『ローマ皇帝伝』第1 巻「カエサル」20)
それまで国民は元老院でどんな議論を、誰がしているか知る術もなかった。
議員が私利私欲で談合を行なっても、知る由もなかったが、議事録が速記され、清書されて、国民に公開されるようになったおかげで、
貴族の権力は大いに削がれた。隠れての不正ができなくなったからである。
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一方、その時代から 2000 年以上経った今の日本では、安倍政権下で情報は秘匿され、文書は改竄・捏造、削除され続けてきた。
確かに、日本では民草に説明をするなどという伝統も習慣もなかった。江戸城で開かれる老中会義の内容が知らされることもなければ、
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おそらく安倍・菅首相が目指す世界はこうした江戸時代のものなのであろう。人事で恫喝して従わせる手法は、一種の《暴力》とみなされる。
紀元前 5 世紀のアイスキュロスの作品『縛られたプロメーテウス』には権力の何たるかが活写されている。
この劇は二人の登場人物がプロメーテウスを連行する場面から始まる。
プロメーテウスは絶対君主であるゼウスの意向に逆らって、天上の火を盗み、人類に与えたために、
暴君ゼウスから罰を受けて、スキュティアーの岩壁に磔にされる。
この時、彼を連行する 2 人の登場人物の名前に作者の意図が巧みに織り込まれている。
二人は Kra/toj(クラトス)と Bi/a(ビアー)という名だが、ビアーの方は劇中で一言も言葉を発しない。
ギリシャ語でクラトスは「権力」を、ビアーは「暴力」を意味する。無言の暴力を用いて他者を従わせるのが権力であるという寓意である。
ギリシャ語のビアーやイタリア語の violenzaは単に武力による物理的な暴力だけではなく、圧力や強制を意味する。
ビアーのように《説明しない》ことが権力(クラトス)なのである。
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同じく、カフカの『審判』では主人公ヨーゼフ・K は、ある日見知らぬ 2 人の男の訪問を受け、何の理由も告げられず、逮捕される
(この 2 人の男はまさに「クラトス」と「ビアー」を暗示している)。
その後、何の説明もなしに、有罪とされ、「犬のように」処刑される。この小説でも《説明しない》ことが権力であるとして描かれているが、
ソルジェニーツィンの『収容所群島』にはまさに何の《説明もなしに》逮捕され、強制収容所に連行される日常が記録されている。
逮捕するのは決まって深夜である。深夜に訪れることで逮捕者を恐怖させる効果を狙ってのことだが、
また同時に、近隣住民が翌朝、隣人が忽然といなくなったことを知って恐懼するよう仕向けるためでもある。
これが不安をかき立て、恐怖を蔓延させる。いつ自分が逮捕されるか人々は戦々恐々とし怯えるようになる。これによって国民は心理的に権力によって完全に支配される。
つまり、《説明しない》ことこそが権力の行使であり、国民を無力化させる手法なのである。こうして国民は恐怖と不安から権力に従うようになる。
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こうした事例からも民主主義がいかに「説明すること」にかかっているかが判る。
説明と情報公開が民主主義を支える命であり、それを破壊する手段は《説明しないこと》、《情報を秘匿する》ことなのである。
たかが 6 人が任命されなかっただけで、ガリレオを持ち出すのは大げさであり、学者はそうした政治的な喧噪から離れて研究をしていれば、好いではないかと思う人がいるかもしれない。
ましてや一部の学者の話であり、自分たちには何の関係もないと思っているかも知れない。
しかし、問題の本質は、時の権力が「何が正しく、何が間違っているかを決めている」点において、ガリレオ裁判と変わりない。
科学分野の基礎研究の予算は削られ続ける一方で、軍事研究には潤沢な傾斜配分がなされる今の日本にあって、
また軍事研究に手を染めない学術会議の方針を苦々しく思う自民党政権においては、杞憂で終わらないことを心得ておく必要がある。
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実際、すでに文科省は今月17日に行われる中曽根元首相の内閣・自民党合同葬義において弔旗を掲揚し、葬儀中に黙禱するよう、
国立大学や都道府県教育委員会、日本私立学校振興・共済事業団、公立学校共済組合などに通知を送っている。
国民全体の奉仕者である公務員を、自民党のための奉仕者に変えようとする暴挙は許されない。
かつて次のように臍をかんだマルティン・ニーメラーの轍を踏まないためである。
(文責:藤谷道夫)
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ナチスが最初、共産主義者を攻撃した時、私は声を上げなかった。
私は声を上げなかった。
私は声を上げなかった。
ユダヤ人が連れ去られた時、
私は声を上げなかった。
そして彼らが私を攻撃した時、
私のために声を上げてくれる者は誰一人残っていなかった。
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通常の娯楽に加えて、(古代)ローマ人の労苦に満ちた厳しい生活を陽気なものにしてくれるものに、
凱旋式があった。
(中略)民衆は大喜びで拍手喝采していた。だが、部下の兵士たちから将軍に向けて罵詈雑言を浴びせる習わしがあった。
将軍の弱みや欠点、愚行の数々を公衆の面前であげつらうのである。将軍が高慢にものぼせ上って、
自分を無誤謬の神(絶対に正しい偉い人間)だと思い込んだりしないようにするためである。
例えば、カエサルには、部下たちがこう叫び立てていた。「禿げ頭の大将よ、他人の奥さんたちを物色してんじゃねぇぞ!
あんたは商売女(淫売女たちで)で我慢してりゃいいんだ!」1現代の独裁者たちに対しても同じように言うことが
できたならば、きっと民主主義にとって怖いものは何もなくなるだろう。
(Indro Montanelli, Storia di Roma, Rizzoli, Milano, 1969, pp. 141-142)
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「犬儒派(キュニコス派)のディオゲネース(前 400/4 頃-325/3 頃)は、
《何でも言えることだ(言論の自由 parrhsi/a パッレーシア)》と答えた。」
以下、思いのままに書いてるから誤字脱字あったらすまん。
年齢は30代後半。もうすぐ40代に突入しそう。4人家族で子供は2人、小学生と幼稚園。
別に会社は赤字でもなくむしろ黒字。業界は不況に割と強いがコロナの影響で他社は大変みたい。
社内では集客に関わる部署に在籍してて、主にデジタル領域で俺が関わってる部門は十数名くらい。俺は主に自社サイトの運用周りを手広くやってて、専門的じゃないがseo領域にも一部入る感じ。
担当してる自社サイトだが数年前まではseoであらゆるキーワードで上位獲れてたが年々緩やかに低下、今じゃ1ページ目後半くらいを彷徨ってる状況。
社内では当然ながらあらゆる対策を施し、コンサル入れたり色々やってきた。だが思うような改善には至っていない。
去年、部長から『来年までに改善しなかったらチーム解散するかも』と言われ踏ん張ったけど求められる結果が出せなかった。
で、上層部で協議の結果、これまで社内でやってた大部分を代理店に委託する形に決まった。それに伴いそれまで担当してたコンテンツ周り運用周りも外部委託になった。
当然ながらそこに関わってる連中は仕事が減る想定らしく、一人ひとり統括部長とマンツーマンで話し合いになった。
かいつまんで言うと、
・候補者の中に俺が入ってる
・今後は今やってるような仕事(サイト運用周り)は外部委託に伴い極端に減ってゆく
・今後上層部でポジション候補はいくつか出すが、退職して仕事を探しても構わない
って感じ。
人に言えるようなスキルなんてないが、それなりにプライド持ってやってきた。もちろん結果出てないから会社の判断は正しいと思うけど…正直現実を受け止めるのがしんどい。
かといって転職してまでやりたいことないし、今の会社で収入は落とさずに済む(どうなるかは不明)が、望んでない環境で昇進昇格はあんま見込めない。
この先どうしようかな。
マジで。
一番の後悔だ。このことがなければ今回の記事を書くこともなかった。
あなたの会社でも、採用候補者に対して身元調査を実施することがあるかもしれない。私の会社ではそうだった。
私が勤めていた会社というのは、普通の会社よりも多くのことを調べることができた。
例えば、戸籍だ。採用者の本籍がどこで、家族はこういう名前の人で~といった情報について、グーグル感覚で調べられる部署がある。
病歴もわかる。社内のシステムには、この人がこの病院にかかって、こんな病気で、医療費はこれだけで、自立支援を受けているから医療費は1割負担で~といった情報が入っている。
さて、採用内定を出す段階になると、採用候補者に対して上記の調査を実施する。担当部署に行って、個人情報の照会履歴ノートに自分の名前を記入し、システムを使わせてもらい、調べを進める。
会社にとって敵対的な人物が親類縁者にいる人や、過去にうつ病などの精神疾患になったことが判明すると不合格にする。具体的には、面接の評価を5段階中の2に変更すると必ず不合格になる。
犯罪歴に関しては、該当者がいた経験がないので何ともいえない。名簿に記載があった時点で、罪状に関わらずアウトなのだろうと思う。
こんなことはおかしいと思っていた。なぜ、公平で中立で平等であるはずの採用試験でこんなことをしないといけないのか。ずっと考えていた。
誰がこんな調査を行わせているのか? これが一番の問題だった。
誰が仕向けているかわからないのだ。毎年この時期が来ると、総務部長から指示が来て、特定の役職(全員係長~課長クラス)にある者が分担して任務にあたる。
放っておけばこんな習慣はなくなると思ったが、そんなことはなかった。毎年、内定者のリストを完成させて総務部長まで持っていくと、調査を行うように指示が来る。「これは誰の指示ですか」と聞いても、「定年までにはわかる」と言葉を濁される。
結局、定年までわかることはなかった。私が彼ほどに昇進できていればわかったのかもしれない。でも、私はそこまで出世できなかった。肉薄するところまでは行ったのだが。
今でも、この慣習は続いているのだろうか。誰かが止めたのだろうか。
私にはできなかった。
もし、これが総務部長が発した指示であれば、戦ってなんとかなったかもしれない。でも、トップの指示だったら?戦ってなんとかなっただろうか?なったとしても、会社にはいられないだろう。
私は矛盾している。あの時代に、私は悪習を絶つことができなかったのに、定年になって、何年も経って、あの時の自分は間違っていたと後悔している。でも、今の私がデロリアンに乗って過去に飛ぶことができたとしても、行動を起こすことはできないだろう。私にそんな度胸はない。
私はなによりも哀れだ。私は自由ではない。私には、自分の意志を実行する力が全くない。
なぜ、私は弱い? 私が何度も何度も道を譲ってきたからだ。それで、私は周囲の玩具になってしまった。私が周りに力を与えたのであって、周りが私を弱くしたのではない。
私は自由ではない。なぜなら、私が私自身と気が合わないからだ。私が自身を恥ずかしいと思って顔を赤くしているからだ。
最後に。
人事担当部局の役職者として約十年間、平社員だった時代を含めれば約二十年間、人事の仕事に携わって得た知見を共有したい。
今回の内容は、社員や職場の抱える問題への対処や、人事異動の内容まで含めて決定する層に向けて書かせていただく。参考になれば幸いだ。
一般的な問題社員への対応は、ネットに豊富な事例があるのでここでは述べない。ネット上に事例が載っていない案件(※私は見つけることができなかった)について述べる。
ここでいう問題社員(有能型)とは、以下の特徴を持った社員をいう。あなたの会社にも多分いると思われる。
軽度のもの…「自分はすごい」という自慢や、後輩社員へのマウンティング
中程度のもの…気に入らないと不機嫌になって悪態をつく。あるいは指示された仕事をしなくなる
重度のもの…パワハラやセクハラ。人前で後輩を怒鳴りつけたり、女子社員の身体的特徴を馬鹿にする
・上司にはへりくだる。弱い者には厳しい態度
昔は、こういうタイプの社員は放置されていた。こういう人いるよね、で済まされていた。
むしろ、上司が命じた仕事は十分なレベルでこなすので、ハラスメントを行う者であっても処罰されなかった。いなくなっては困る存在なので、マウンティングやハラスメントは表立って認容されていた。
昨今は社員のメンタルヘルスの観点から、こういったタイプの問題社員にも対処する必要がある。そこで、私の経験上、有効だった対策や、必要な視点を述べていく。
問題社員(有能型)は、他人をコントロールする権力を欲しがっている。他人に言うことを聞かせたいのだ。他人に舐められることを極度に恐れている。
行動傾向として最たるものは、『積極的に仕事を取っていく』というものだ。他人のものまで含めて仕事を取ることで地位を高めようとする。そして、自らの能力が高まり、裁量を与えられるようになり、ますます権威を増していく。
対策はすでに述べたとおりだ。たとえ、彼や彼女が有能で、多くの仕事を処理できたとしても、全員に対して同じ量の仕事を割り振る。
問題社員(以下Mとする)が他人の仕事を奪おうとしていたらブロックする。具体的には、仕事を取られようとしている人(以下Nとする)のところへ行き、「それでいいのか?」と合意を確認する。Nが拒否する、または何も言わなければ、拒否とみなしてMに対する指導を行う。
では、Nが「Mさんに仕事をあげます」といった発言をした場合はどうするか。この可能性もあり得る。自分の仕事が減るし、Mには逆らいにくいからだ。
この場合も、他人の仕事を取ってはならないとはっきり告げる。そのうえで、Mだけでなく、Nに対しても指導をする。
ポイントとしては、何度も繰り返し行うことだ。何度も行うことで、上司の指示を守っていないことをわからせる。これは何度行ってもハラスメントにはならない。その仕事の割り振りが組織内の決裁を経ている限りは、業務上の指示にほかならないからだ。
繰り返し行っていれば、向こうが根を上げることが多い。上司の見ていないところで仕事を渡している可能性があれば、ほかの社員に教えてもらう。
Mは、他者に舐められることを恐れている。態度が頑なになることが多い。普通の態度ではダメだ。毅然とした態度で接する必要がある。
反論時の想定問答としては、以下のやり取りを例にする。
M「私が暇になったらどうするのか。このままではやることがなくなる」
→「遊んでいなければ何をしても構いません。具体的には、業務マニュアルの作成や、後輩の相談に乗ってあげてください」
M「私はNを心配している。Nが潰れたらどうするつもりか」
→「これはNさんが実力をつけるために必要な機会です。私が必要に応じてサポートします。Nさんの負担が重いようであれば早急に対策を取ります。Mさんが今動く必要はありません」
M「業務を放棄するのは問題だと思うが、なぜ積極的に動くのがダメなのか」
→「他の社員が成長する機会を奪っているからです。あなたは成長しますが、チームが成長しない。だから必要以上に仕事をしないでください」
ただし、この方法には難点がある。あなたが優秀である必要があるのだ。
問題社員(有能型)のような存在がいなくても成り立つ職場であればよいが、昨今はそうでない職場環境が増えている。労働経済白書によると、1人当たりの仕事量は全国的に増加傾向にあるようだ。
Mの仕事を取っても、他の部下にすべて回せるとは限らない。回せなかった分はあなたが取るしかない。1人当たりの業務量が多くなった部下はあなたがサポートする必要がある。
これにより、業務効率の著しい低下が起こったり、メンタルを病んだ者を出した場合、この対策は失敗だったことになる。かつての、Mに業務が偏っていた状態に戻さざるを得ない。この点は重々気を付ける必要がある。
なにより大変なのは、あなたがMと対決せねばならないことだ。Mのような社員の特徴として、①口が回る、②攻撃性が高い、③恨みを覚えている、といったものがある。
以上を踏まえたうえで、あなたはMに言うことを聞かせないといけない。
あなたが『仕事量を偏らせない』という対策を行おうと決めた時点で、もはやどうしようもないほどに職場がMに依存していた場合も諦めるしかない。
この状況でMと対決するのは望ましくない。現実的に難しいことを無理に実行することで職場が不仲になる可能性があるし、もしMが病気その他の事情で職場に来れなくなった場合に崩壊するおそれがある。
私は、このタイプの問題社員に対しては、「北九州市の新成人理論」を採用している。
かつて、北九州市で新成人(の一部)がやりたい放題に暴れた結果、警察のお縄になる事件が毎年のように起こった。
彼ら彼女らは、何十万円もするド派手な衣装に身を包んで、何百万円もするド派手な車で来場し、会場の内外で大騒ぎし、酒を飲み、演題の前に立った市長に対して暴言を吐き、帰り道には警察の検問を強硬突破する。
そんな光景が全国ニュースで流れる度、テレビのコメンテーターが呆れ顔で意見を述べる。インターネットでも同じような反応で、この時ばかりはマスコミの意見とネットの意見が合致する。
しかし、「あいつらはバカなことをしているから規制すべき」という考えは誤っている。
バカでもいい。彼らは悪くない。成人式で飲んで騒いで暴れる馬鹿者は、むしろ地域社会を支えていく存在だからだ。
彼らのようなタイプの新成人は、今後もその地域に残る可能性が高い。未来の納税層にあたる。大げさにいえば、地域にとっての希望だ。
成人式の前には高級なレンタル品を一式借りる。濃紺や真白の羽織袴や、紅色の着物にふわふわのファーを首に巻いて会場入りする。
誰よりも目立ってやろうと思っているし、「成人式は特別な儀式である」と考えている。その意味では、主催者である市町村と同じだ。
彼らは成人式を大切に思っている。だから暴れる。暴れることが、成人式への彼らなりの真面目な参加行動にほかならない。
反対に、主催者のアナウンスに従って、席にじっと座っている新成人こそ、生まれ故郷から身も心も離れてしまっている場合がある。
彼らが暴れないのは……暴れないにしても、大騒ぎをしないのはなぜだろうか?彼らが故郷を捨てているからだ。
生まれた場所にうんざりして、東京などの都会に出て行った者は、「早く終わんないかな」と思いながら成人式に参加している。
地元を離れる日程は決まっている。大抵は次の日に、高速バスか新幹線で都会の住処に帰るのだろう。この青年達はまだましな方で、地元に愛が残っていない者はそもそも成人式に参加しない。都会で行われる地方出身者のための成人式に参加するか、またはアルバイトに勤しんでいる。
暴れる新成人はこれとは逆だ。彼らはこれからも地元で生きていく。だから、自らの存在を派手にアピールする必要がある。成人式におとなしく参加する層よりも、彼ら彼女らの方が地域を愛しているといえる。
彼らは、暴れる新成人と一緒だ。彼らにとって会社は大事な存在なのだ。存在意義を証明するための場所として。
会社にとって必要な人材になりたい。同僚や上司の行動が間違っているのを正したい。会社をよい方向に導きたい――彼らは、こういう想いでMをやっているのでは?と私は考えている。
逆に、Mを非難する立場の社員の方が、仕事にやる気がなかったり、能力面でも倫理面でも評価が低かったり、責任感のない行動、自己本位な行動を取ったりして会社を苦しめる。弊社における平均的な傾向はそうだった。
例えば、「あいつの行動はパワハラだから処罰してください」と言って、人事に通報してきた社員がいた。この場合のM(あいつ)は、通報した社員の先輩だった。(追記:後輩の誤りです)
その通報した社員は、特段の難点があるわけではないが、平均よりは下位の評価だった。
処罰する根拠として、30件以上のMのパワハラ行動が記された記録が付されていた。事実確認を行った結果、概ね事実だったので文書戒告の処分を行った。
不服として、そのMは反論を続けていたが、処分内容が示された書面を受け取ると何も言わなくなった。
これも私の後悔のひとつだ。というのも、その後の社内貢献のレベルとして、Mの方が段違いに優れた実績を出したからだ。彼が役職者に上がってからは、パワハラ行動は減っていき、実質的に残業ゼロの職場を作り出した。メンタルを病んだ社員もいない。
一方の通報した社員は、数年後に最悪の形で定年退職した。有給休暇がかなりの日数残っている状態で仕事が溜まっていたのだが、なんと、定年退職日までの全ての有給休暇を申請して会社から消えてしまった。(追記:ある日突然、全ての有給休暇の申請をして職場からいなくなったという意味です)
残された者は苦しい思いをした。彼がいた職場の1人当たり残業時間は、前月比100%(追記:100%増の誤りです)になった。彼の取った行動について処分が必要であるとの意見も出たが、労働関係の法令上は問題はなく、労働組合としても彼の行動に異論はないとのことだったので、処分は行われなかった。
ここまで読んでいただけたなら嬉しい。書いた甲斐があったと思う。
若干ぼかしているとはいえ、社外秘なことをここまで書き連ねようと思ったのには理由がある。
自死を考えている。
今日とか明日ではないけれど、年内にはこの世からいなくなりたい。
社会人として働いて約40年、多くの罪や後悔を残してきた。上には書いていないけれども、人として行ってはならないことにも手を染めてしまった。
数年前に定年退職してからは、嘱託職員として民間企業で働いて、公民館のカラオケ教室に通って、インターネットで同じ趣味をもった仲間とコミュニティを作って……
平穏な生活を続けるうちに、社会人生活で自分が犯してきたことに反吐が出るようになった。
最初の頃は思い出したくないという程度だったが、日中に何度も頭をよぎるようになった。
近頃は夢に出てくる。
大抵は、当時の思い出が醜く改変されていた。夢の中で、当時の関係者が私にグロテスクに復讐をする。
どうすればいいか真剣に考えた結果、死を選ぶという結論に達した。
私にとっての遺書を書きたいと思った。
はてなブログや、はてな匿名ダイアリーに投稿してみたかった。
それが叶って嬉しい。
読みにくい部分があったと思うので謝らせてもらう。
ありがとうございました。
8/31
コメントいただいた皆様に「言及する」により返信しております。
あとなんだ。。。もっとあるけど…
総務課の仕事がやりづらいのは回覧、決済という流れがあるからだ。今までは担当者レベルでやっていたことばかりなので、ある程度は自分のペースと裁量でやれていたことが多かった。という前の部署から異動してきて現在、総務の仕事をしている。締め切りは守れるが、決済の時間を考慮に入れるということができない。
社会人も10年近くやっているが、決済の存在すら知らなかった。ていうかマジでこんなこと教えてくれないんだな。10年前に新社会人に向けたネット記事にそんなこと書いてあったか。挨拶だのメモとることだの飲み会の話だの。くだらん。まぁそういう記事もマトモに読んでなかった気がするけど。
前任者の退職により俺は異動することになった。キャリアアップではない、総務課に人が足りなくなっただけだからだ。前任者の退職は半年前から決まっていたようだが、俺に与えられた引継ぎ期間は一週間。人事異動の決済はどうなってたんだ。いい加減にしろ。前任者は退職なので、誰にも聞くことができずに仕事をしている。たぶん間違いだらけだろうが誰も気づかない。もう知らん。一週間でできたことはなんだ?わからん。こっちは一回で言われたことができる人間じゃねぇんだよ。メモを見返して理解できるほどの知力もないんだよ。仕事できない人間はつらいよマジで。その上、仕事内容も、経営だったり運営において必要なのだと思うのだが、自分の中で必要性が感じられない。やべぇ。
今日は他部署から退職者の連絡が入ってきた。引継ぎは1ヶ月かかるからお盆過ぎくらいにはパート職員を、1人採用したいと。一週間でやれ。
どういう話かともっとわかりやすく言うと、コロナのせいで楽しみにしていたイベントに行けなくなってしまったので「楽しみ!」という感情を自分の手で殺した話。
ただ吐き出したいだけなので気にするな。
今さら語ることではないが、今世界は大きな疫病に対峙している。世界的に見て感染率や死亡率が低い日本でも、毎日のように感染者数が報告され、正直心をえぐられてつらい。
友達にも中々会えない。楽しみの旅行は潰れる。イベントは中止。ご用意されたチケットも無に帰す。
挙句、満員電車に詰め込まれ、ソーシャルディスタンスとは何なのかハッキリしてない職場で声を出す仕事。
はあ。反吐が出る。
しかし、それでも、私には一つだけ「楽しみ」が残されていた。何ヶ月も前から楽しみにしていたイベントが開催されることになった。しかし、東京都内で。
政府はイベントの参加人数5000人以下を守れという。しかしイベントは行われる。
世間では毎日東京都内の感染症を報告し、メディアは恐怖を煽る。しかしイベントは行われる。
東京都に住んでいない私はそのイベントに参加すべきか否か、ギリギリまで悩んでいた。
記述し忘れていたが、こんな匿名ブログに思いをぶちまける程の私だ、無論友達が少ない。だが、そのイベントで最近仲良くなった(と勝手に私が思っているだけかもしれない)フォロワーさんと初めて会うことが出来る機会だったのだ。正直、私はイベントよりそのフォロワーに会いに行くためだけに東京に行きたいと思った。いやもちろんイベントも楽しみだったが。(じゃあそのフォロワーさんとだけ東京以外で会えよって話はナシだ、コミュ障ナメるんじゃない)
この日が来るまでの間、私はコロナ禍の中の出勤にも耐えた。人事異動により替わった上司とのいざこざにも耐えた。吸血鬼ドラルク並のメンタルの弱い私が毎日仕事をしていただけ褒めて欲しい。
それだけ、そのイベントを糧に今まで何があっても耐えてきたのだ。それなのに。
飛行機とホテルのキャンセルボタンを押す時の私は、まるで目の前に居るもう一人の自分の上に跨りながら自分の首を絞めて殺しているような気持ちだった。
「楽しみ」を殺す。イベントを楽しみにしていた、その為に何だって耐えられた自分を殺す。
移動手段と宿泊先を無くした私に東京に向かう術は無くなった。これでよかったんだ。
感染者を増やさないで済む。何より「お前はこんな大変な時になぜ東京に行ったのだ」と職場で村八分に遭わずに済む。逆に都民からは「オメーみたいなやつが地方に持ち帰るから広がるんだろうが」的な恨みを向けられずに済む。
正しい選択をしたのだ。それなのに。
心が泣いている。ひとを殺したのだからそうだろう。大切なものを殺されたから当たり前だろう。
誰にも見えず、誰にも理解されず、誰にも慰められず、誰にも知られない自殺。
この死一つで世界中のコロナが滅ぶなら、私は喜んで身を投げるだろう。
一日でも早く、安寧の日々を返してくれ。
俺は27歳独身、入社6年目、一部上場メーカー文系社員の海外営業。
大学時代には培った経験はゼロといっても良いほど何もしてこなかった。
同期内で人気のなかった穴場の事業部の海外営業に配属となったが、
海外とのメールの読み書きをはじめ、頭も要領も悪く全く仕事ができず、
バリキャリな課長や先輩社員にしごかれ呆れられ、劣等感に苛まれる毎日。
かといって仕事を覚えようとか、効率的な工夫だとかの努力はせず、のうのうと4年が経ったのちに、
2年間の任期付き出向で、関西の関連子会社で現場のドサ回り営業を言い渡された。
全くやる気がない上に、営業中に1日4時間車内で寝ていた日もあるほど。
但し、今までキツい部署にいたせいか、子会社の人たちはとても優しいというかヌルく、
今までの部署では上司の言っていることが全く理解の出来なかったくらいだが、
ようやく居心地の良い場所ができたかと思った矢先に、コロナ明けの6月頭に元の部署に戻された。
そしていま、2週間が経ったが見違えるほどに仕事が出来ている。
人前で報告する際もあれだけ緊張してドモり続けてたのに、いまではスラスラと話せる。
何故だろうか。
関連子会社にいた2年間はショック療法的な人事異動ではなかったかと思い始めている。
今まで同僚・先輩方を格上の存在だと思ってビビってしまって相談や質問も出来ずにいたが、
言い方は悪いが、一段レベルの低い組織の中で働かせることで、仕事が出来るできないに関係なく、
少なくとも自信が持てるようになったのではないか。
女。40代前半。夫と子ども2人あり。4年前にハローワークに出ていた市役所の臨時職員の求人に応募して採用された。
今年からは会計年度任用職員(以下会任)というものになって色々と変わった。ちょっと前に待遇がニュースになっていたので、実際に働いている私の感想を述べてみたいと思う。主に臨職から会任になった前後の働き方や福利厚生について書く。
その前に、市役所の臨時職員になった動機と勤務内容を書いた方がいいと思う。
子どもが塾に通う年齢になって、夫の収入だけでは厳しくなったのが働こうと思ったきっかけだ。前職が営業事務だったので、そんな感じのパートの求人に申し込んで働き始めたけど、身の危険を感じるほどのセクハラに遭って逃げるように辞めた。
子どもの塾代は稼がないといけないので、ハローワークの人にありのままの状況を話したら、人口10万人ほどの市役所(私が住むのはその隣にある市)の臨時職員の求人を紹介された。
面接では、とにかく正直に話してください。とハロワの人にアドバイスを受けていたので、面接でもそういう風に話した。志望動機は?って面接官に聞かれた時、「子どもの教育費が足りません。賄うために応募しました」って言ったら「そうですよねー!ウチも家計が苦しくて」みたいに盛り上がったのを覚えている。
仕事内容は一般的な事務だった。職員さんの作った支払一覧表のミスを見つけたり、運動施設の受付とか、コピー取り。受付窓口で少額のお金を扱うこともある。後はお茶くみとか、電話取りとか。
長くなってごめんなさい。本題に移ります。
・年収
(前)日給月給制。日額7千円。通勤手当込みで月給15万円。時間外勤務禁止。
(後)月給制。通勤手当込みで16万円。ボーナスが2ヵ月分。年1回3千円ちょっと昇給する。時間外勤務可。
・休暇
(前)有給休暇年10日のみ。使い切ったら欠勤届を出して休む。もちろん給料は減る。インフルの疑いがあっても休まない人がいた。特に最初の1年目は有給が5日しかないのできつい。
(後)特別休暇が増えた。病気になっても有給を使わなくていい。生理休暇もある。使わないけど。
・働き方
(前)同じ職場には1年しか居られない。1年ごとに必ず異動。異動したくなければ嘱託職員になるしかない。でも、そうなったら所定の労働時間が2時間近く減るので、連動して給料も減る。そのうえ、嘱託職員になるには管理職から推薦を受ける必要がある。
(後)毎年度末に、同じ職場に残るか離れるか選べるようになった。ただし、離れる場合にどの課に行くかは運しだい。あまりわがままを言っていると、契約自体を切られるんだと思う。
・その他生活など
労働組合に入った。年収の2%取られるけど、でも私たちのために正規職員が頑張って待遇をよくしてくれたので、次は後輩に恩を送ってあげようと思った。今は組合活動はできないけどね。
あと、これまでフルタイムだったんだけど、子どもの送り迎えに支障が出ていたので労働時間を1時間減らしてもらった。給料月額もそれに比例して下がる。こんなことできるの!?って最初思ったけど、意外と柔軟なんだなって思った。私以外の子どもがいる臨時職員もこの制度(?)をよく使っている。評判はかなりいい。
最後に、非正規雇用の公務員として、今の市役所のいいところと悪いところを挙げて終わりにする。
いいところ
・有給が好きな時に取れる。朝起きて、子どもの具合が悪い時に「午前休みます」って言ったら、「はいどうぞ」みたいな感じ。午後3時に「4時に帰らせてください」って言ってもあっさり通る。臨時職員の離職率が低い理由のひとつだと思う。
・一緒に働く仲間。今まで4つの職場で働いたけど、土木建設フロアが一番よかった。技師の人たちはみんな優しい。それにイケメン。重い物を黙って運んでくれたり、パソコンの操作が分からない時に丁寧に教えてくれたり、接客で困ってたら声をかけてくれる。ほんとにイケメン。このフロアは臨時職員の一番人気で、毎年3月になると、何人もの臨時職員が土木課長や建築課長や農林課長のところに挨拶に行っている…
・ゆっくりできる部署に行けると本当に安心する。暇な時間にいろんな課の人と雑談したり、資料を読んで勉強できる。一番大きいのは、一人ひとりのお客さんに十分な接客ができること。
よくないところ
・上から二番目に書いたことの裏返しだけど、よくない職員は本当によくない。勤務中にラインしたり株取引したりはまだいい方で、本当に悪い人だと唐突にキレたり怒鳴ったり、庁舎内を不倫の現場にしたり、嫌いな人から内線電話がかかってきたら黙って受話器を置いたり、市民に嘘をついて仕事から逃れたり…とにかくやりたい放題。40代後半から50代に多い。若い職員にも自信過剰だったり自己中心的だったり向こう見ずな人がいるけど、市民の方を見ているだけまだましだと思う。
・同じく上から三番目に書いたことの裏返しだけど、忙しい課は本当に忙しい。税務課にいた時は課税台帳の整理や納税書類の封筒詰めをひたすらにしてた。指がボロボロになって、そのうえ職員数ギリギリで回しているので、期限までに間に合わないプレッシャーが重い。正規職員の人が定期的に作業部屋に入って来てペースチェックをするんだけど視線が痛かった。一番ハードな臨時職員はイベントの運営とか、市長が決裁する事務文書を作ってたりするので、それに比べれば私はまだ幸せな方だったんだと思う。
・今後に不安がある。労働組合の人が説明会で言ってたことがあって、要約すると、「人事当局が過度な人員削減を行った結果、新人職員の大量離職、ベテラン職員の精神疾患が増えている」ということ。私の感覚でもそう思う。今いる部署の職員さんを見ていると、みんな辛そうに働いている。うつ病で誰かが倒れたり、若い人が転職する度に人事異動が発表されて、人員を減らされた課の声にならない悲鳴が聞こえてくる。でも、他人事じゃない。会任になって年収は2割上がった。ということは、正規職員の仕事が私達に振られるようになるのかな、という不安が近ごろ込み上げている。
以上で終わりです。
夫や子どもがいる人にとっては、会任としての働き方はひとつの正解かもしれない。市役所で働くことを選んでよかったなって感じる。
今回の情報提供が皆さんの助けになったならうれしいです。