2020-06-15

ある日突然仕事が出来るようになった話

Twitter話題のアシタカには到底及ばないが、

俺は27歳独身入社6年目、一部上場メーカー文系社員海外営業

一か八か奇跡一般受験で受かった関東有名私大卒業で、

大学時代には培った経験ゼロといっても良いほど何もしてこなかった。

入社後は周りの優秀な同期に圧倒され即落第コースのザ無能

同期内で人気のなかった穴場の事業部海外営業に配属となったが、

海外とのメールの読み書きをはじめ、頭も要領も悪く全く仕事ができず、

バリキャリ課長や先輩社員にしごかれ呆れられ、劣等感に苛まれ毎日

かといって仕事を覚えようとか、効率的な工夫だとかの努力はせず、のうのうと4年が経ったのちに、

2年間の任期付き出向で、関西の関連子会社現場ドサ回り営業を言い渡された。

全くやる気がない上に、営業中に1日4時間車内で寝ていた日もあるほど。

但し、今までキツい部署にいたせいか子会社の人たちはとても優しいというかヌルく、

今までの部署では上司の言っていることが全く理解の出来なかったくらいだが、

ここでは普通社員として働くことができた。

ようやく居心地の良い場所ができたかと思った矢先に、コロナ明けの6月頭に元の部署に戻された。

そしていま、2週間が経ったが見違えるほどに仕事が出来ている。

人前で報告する際もあれだけ緊張してドモり続けてたのに、いまではスラスラと話せる。

何故だろうか。

関連子会社にいた2年間はショック療法的な人事異動ではなかったかと思い始めている。

 

今まで同僚・先輩方を格上の存在だと思ってビビってしまって相談質問も出来ずにいたが、

子会社の人たち相手にはそれが出来ていた。

言い方は悪いが、一段レベルの低い組織の中で働かせることで、仕事が出来るできないに関係なく、

少なくとも自信が持てるようになったのではないか

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