はてなキーワード: 資金繰りとは
ジャニーズのコンサートチケット申し込んで落選したが、返金詐欺のようなやり方に驚いている。
該当のチケットは、KinKi Kidsのアリーナツアー。
9月29日の日本武道館公演を皮切りに、11月2日のマリンメッセ福岡公演まで全国7アリーナをめぐるツアーである。
8月5日までにチケット代金(1枚9,000円)と申込手数料(700円)を郵便振込にて支払う必要があった。
※この申込手数料700円のほかに、振込手数料80円は別途支払う。
落選した場合は、【返金手数料(700円)を差し引いた金額】を【払出証書を申込公演日までにお届け】と記載してあった。
私は、日本武道館公演の9月29日のチケットを1枚と、9月30日のチケットを2枚申し込んだ。
泣く泣く取得予定の有休をキャンセルし、月末の仕事に打ち込んでいた。
返金用紙が届いたのは、9月28日頃だったと思う。
返金額は9,000円。
不思議に思ってTwitterで「KinKi Kids 返金」と検索すると、荒れている。
・返金金額が間違っている!
・複数落選したが、よく計算したら返金されていない公演がある! など。
私は呑気に、
事務員さんも大量の封書を一斉に発送するのは大変だろうからあと数日待ってみよう、
くらいに思っていた。
さっきまでは。
引用すると長くなるので要点をまとめると、
・アリーナツアーの落選者のなかで、抽選で選ばれた人に次回コンサートの優先案内をする
・落選したチケットの枚数と同じ枚数だけ応募できる。チケット枚数の変更は不可。
・落選した振込金額分を充当するので、応募に際し再度チケット代金を振込む必要はない。
ということである。
落選した人を次回の公演で優先して案内しよう、という気遣いはファンとしては非常にありがたい。
勝手に返金期限を延長されたこと。
これは看過していいものだろうか。
たとえるならば、こんな感じか。
「商品注文して代金ももらったけど、売り切れだった!ごめんね!
3か月後に似たような商品を入荷する予定があるから、そっちにお金を回しといたよ!
もし3か月後の商品も品切れになっちゃったときには後でお金は返すね!
え、似た商品なら要らない?
いやいや、3か月後の商品の売上の目途が立ってからちゃんと返金するから信用してよね!
あ、うちの会社でかかった事務手数料はお客さん持ちだから、その分の代金は返さないよ!」
返金期日については冒頭にも書いたとおり、
落選した場合は、【返金手数料(700円)を差し引いた金額】を【払出証書を申込公演日までにお届け】する約束だった。
これが、優先案内のメールが届いた人については、何の断りもなしに返金期日が11月中旬まで延長されたことになる。
詳しい人教えてください。
「転売ダメ!」って言うだけで転売対策をしないジャニーズ事務所のせいで
私が行けなかった公演のチケットがチケキャンで15万円以上で取引されてるのを見たり、
複数名義で同じ公演のチケットを押さえるファンがいることにイライラしてる。
1公演だけKinKi Kidsの歌が聴けたらいいなと思ってファンクラブに入ってるけど、
この状況がなんとかなればいいな。
<10/2 追記>
多く頂いた指摘について、書いておきますね。
◆消費生活センターなど然るべき機関に相談すべきだという意見について
実際、Twitterでは消費生活センターに通報しようと呼び掛けている人もいるようです。
でも、やっぱりTwitterだと、そういう呼びかけはジャニヲタのコミュニティ内にとどまりやすいんですよね。
腹が立ったのでファン以外の一般の方々にも知ってもらえる機会があればと思い、あえて増田に書きました。
◆申込手数料700円の返金がないとおかしいという指摘について
確かに、チケット当選してないのに700円支払わなければならないのは疑問に思うところですよね。私もそう思います。
事務処理にかかる費用だといっても、すでにファンクラブ会費で年間4,000円献上してますからね。
ですが私は、手数料700円が落選時に返金されないことが大きな問題だとは思っていません。
なぜなら申込時の案内書類に、落選した場合も手数料700円は返金されない旨がはっきりと書いてありますからね。
おかしいなと思いつつも、手数料が返金されないことは承知して応募しました。
私が問題だと思っているのは、
別の公演の案内と引き換えに、返金期日を先方都合で勝手に延期したことです。
例え話ですが、もしも会社の取引先が支払期日当日に支払を延期したいと申し出てきたとしたら、
一般的には資金繰りの悪化や倒産を懸念するし、取引の中止や法的手段の検討をすると思います。
それをジャニーズは、さも親切なことをしているかのような書きぶりでファンに強要してきたのです。
信じられません。
※民主党政権がやろうとしたこと(実績)
IT企業とデザイン会社を一括りにするのは乱暴だけれど、ほとんどのデザイン会社は
ITというかホームページとかを利用したブランディングなどを多くやっていたので、
(あくまでわたしのレベルでは)事業の性質的にほとんど一緒であった印象。
これまで◯年間で◯0社ほどの中小企業規模のIT企業やデザイン会社の会計顧問をしてきたけれど、
健全な財務状況であったのは1社か2社程度だった。財務状況のよい会社は当然うまくいっているので
社員の雇用条件もよかった。事業自体がうまくいっていれば社員にも還元できるのであろうし当然。
逆に財務状況が悪い会社はいわゆるブラック企業で労働環境が劣悪だった。
これも当然といえば当然。払いたくても払えないのだから。
でも不思議な事に、融資や増資などで資金調達に成功し、財務状況(資金繰りレベル)が
良くなり、それなりに事業が軌道に乗ったとしても労働環境や雇用条件はよくなっていく様子はなかった。
IT企業やデザイン会社は売上に対する仕入れや原価のほとんどが人件費や制作費であるにも関わらず、
何度か、子会社設立時や人員整理時に各社員の給与や労働条件を確認したことがあったけれど、
この条件でよく働いてきたなと感心するものがあった。
中小のIT企業やデザイン会社の経営者は、安く人を雇用することに関しては得意なのかもしれないというと
失礼だけれど、それだけ人を惹きつけているのかな?とも感じた。
しかし、結果、待遇が悪いと離職率もあがる。これはITというより、ホームページや広告を作る
デザイン会社に顕著であった。ある会社は訪問する度に社員が変わっていてびっくりした。
財務が悪化しているから労働条件が悪化しているのか、元々労働条件が悪い状況であり且つ財務が
悪化したのか。
また、役員と社員の年収にひらきがあった。社員の年収と経営者の年収は最大で10倍ほど差があり、
そういう会社ほど年商1億ほどで、特にデザイン会社は若い社員を多く採用し、離職率が高かった。
社長は増資するための貯蓄をしている様子もなく、会社の資産を増やそうともしなかった。
とにかくお金の話がしづらい経営者が多かった。にも関わらず、資金繰りに詰まりショート寸前になると、
相談の電話が毎晩のようにかかってくる。わたしの仕事なので当然だけれど、これは大変だったが、
何ヶ月も前から警告していたのにも関わらずだったから、サポートする気力も萎えてしまう。
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比較対象として、工業製品の下請け会社や自動車修理などの会社は、経営者と社員の年収に
開きが少なかった。ただ、経営者はほんとうに大変そうだった。いつも大変そうで、崖っぷち
なのだけれど、なんとか倒産せず、社員もほとんど変わっていない。
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顧問しているあいだに実質倒産したIT企業やデザイン会社は8社だった。残りは事業縮小あるいは
ペーパー会社として機能していたり、相変わらずひどい財務状況を続けてはいるがしぶとく経営している
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なにかとブラック企業が取り沙汰されているが、求職者は面接時に経営者が同席していれば
「財務状況はどうですか」と聞いてみるのも良いかもしれない。これを聞いて落とすようであれば
それまでだろうし、これが堂々と説明できないようであれば、ブラック企業である確率も高い。
一応、中小企業にも決算公告の義務があるので公表できないというのは言い訳だろうし。
まあ、ブラックだろうがなんだろうが、やりたい仕事がそこにあるからやる、という感じで
本当に人を惹きつけられるような経営者は、なかなか会うことができないなぁと。
池上氏関連のホッテントリがここ数日あがってたので、自分の思うところを書いてみる。
自分は一応、新卒で池上氏と同じ業界に就職(といっても、自分は紙媒体)し、記者という肩書をもらっていた経験がある。
7年ほど現場にいて、体壊して、ちょっと内勤の管理部門にいさせてもらったのだが、なんか、内側から会社を見ているうちに
もともと、あんまり向いていなかったかな?と思っていた業界がさらに嫌になって転職して
10年ちょっとになる。
普通、あの業界では、最初の何年か地方で修行して、いずれ東京や大阪に戻ってくるパターンが多いが、
自分の就職先は、いわゆる経済紙で(ってもう社名明かしたようなもんだが)地方支局が貧弱な会社だった故、
新卒が地方支局に行くという制度がなく、入社から退社まで東京で過ごした。
池上氏の凄さは、なんといっても、情報を取捨選択してわかりやすく伝えるプレゼン能力と、守備範囲の広さだと思う。
で、あれだけのことを伝えられるには、背後に相当の知識があるのであろうと思われている。
その「相当」がどの程度なのか、というと、たぶん、世間一般の人が想像するよりは、かなり浅くて、
けっこうぎりぎりのラインでしゃべっているのではないか、という気がする。それでももちろん、かなりのレベルではあるだろうが。
いわゆる大手のメディア企業の記者にまず最初に求められるのは、
「昨日聞きかじったばかりのことを、あたかも以前から詳しく知っているかのようにしゃべったり書いたりする能力」である。
なにしろ、日々、いろんなことが起こるのだ。
なかなか深堀している暇などない。
そうこうして、キャリアを積んでいくうちに、それぞれの専門分野ができていくわけだが、
大半の人は、きちっと専門分野を確立する前に、デスクや管理職になったりして、だんだんと現場から離れていく。
記者職としてキャリアを全うする人(編集委員とか論説委員とか解説委員とか)は少数派だ。
池上氏の経歴を見ると、NHKで地方局や通信部を回った後、東京の社会部で気象庁や文部省、宮内庁などを担当した、とある。
東京では、悪名高き日本の「記者クラブ」に所属し、最優遇される立場で、役人から懇切丁寧なレクを受けて、
それをニュース原稿に仕上げるのが、まず最初の基本的な仕事だったと推測する。
NHKの記者は特に、「特ダネ」を取ってくることよりも、「報道されるべき情報を落とさない」ことをなにより求められるらしいので、
多分、想像以上に、定例記者会見に出席したり、資料をチェックしたり、他社の報道を確認したり、
思いのほかルーティーンワークが多いのではないかと推測される。
(なお、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組は、主にディレクター職の人が担当しているので、
一つのテーマを深くじっくり追いかけるのは、あまり記者の仕事ではないらしい。
実は自分もNスぺ作りたくてディレクターを第一志望にしてNHK受けたのだが、見事に落ちた)
で、そんなに知識が深くなくても記者が務まるのかといえば、そこそこ務まる。
自分は、そのさして長くない記者のキャリアの大半を、メーカーを中心とした企業の取材で過ごしたのだが、
正直、最初は、「貸方」「借方」もよくわかってなかった。(大学は政治学選考だったし)
それでも、入門書片手に勉強しながら記事書いて何とかなっていたし、
そもそも「大手メディアの記者」が企業の広報部を訪ねると、結構いろいろ懇切丁寧に教えてくれるのである。
多分、NHKの記者というのも、それなりの対応を受けるはずである。
もちろん、伝えてほしいことは積極的かつ懇切丁寧に伝え、触れられたくないことは隠しながら、だが。
中には、「たいてい経験の浅い若手が担当する企業」というのがあって、そういう会社の古参の広報さんの中には
「今、編集委員の何々さんねえ、あの人が新人のころ、私がいろいろ教えてあげたものだよ、わっはっは」なんて言ってたりした。
もし、あなたの会社の広報部に、なんだか大学出たての記者ばっかりくるようだったら、
もちろん、教わってばっかりでは舐められるので、こっちも勉強していくわけだが、
相手はその会社一筋なわけで、知識の深さでは、敵わないのが通常だ。
知識を深めるのは、そこそこにしておいて、知らなくてもはったりかませる胆力をつけたほうが役に立つ。
そうこうしているうちに、正面から取材を申し込んだり、正規の記者会見に出席したり、
ニュースリリースを原稿に仕立て上げているばっかりでは通り一遍の記事しか書けず、
社内的にもマイナス点はつかないものの、プラス点がつけられることもないので、
独自に夜討ち朝駆け(アポなしで取材対象のところに押しかける)したり、独自ルート作ったりし始めるのである。
そんなことをしているうちに、自分のような、結局途中で業界を去ってしまうような木っ端記者でも、
ごくごくたまには、取材担当企業の株価をストップ安にしちゃうような記事を書くチャンスが巡ってくることもある。
まあでも、ぶっちゃけいえば、そこそこキャリアを積んでいる先輩の中でも
減価償却費が資金繰りにどういう影響を与えるのかよくわかっていないまま、
それでも企業の経営危機について記事を書いているような人はざらにいた。
(まあ、自分も経験積みながらようやくわかるようになったクチで、
当初はなんのことやらわからなかったのだから、偉そうなことは言えないが)
それでも、首にはなりはしない。
そういえば、思い出したことがある。
今の若い人にほ想像もつかないだろうが、その昔、世界のエレクトロニクス業界をリードし、
今でいえばappleと同じくらいのブランド力で各種製品を生み出していたSONYという会社があった(今もある)。
当時はまだまだ、かつての威光が残っていた。
自分は、そこのメイン担当になるほどの能力もキャリアもなかったが、
たまたま、SONYの会社が取り組んでいる内容が、自分の取材テーマに関わっていたことがあって
取材を申し込んだことがある。
いわゆるストレートニュースではなくて、連載コラムのような記事を書くためである。
で、SONYに行ってみて驚いた。
膨大でかつ、非常にわかりやすくまとまった資料をお持ち帰り用に用意していたのである。
なんかもう、取材しなくても、この資料テキトーにまとめたら記事書けちゃいそうな。
もちろん、そんな手抜き仕事をして相手の思うツボにはまってはいかんので、
きちんと担当者さんに話を聞いて、自分なりの記事を書いてみたのだが、
やっぱり資料に引きずられなかったかといえば、影響はあったわけで、
まあ、恐ろしい会社であった。
かつて「メイド・イン・ジャパン」の強さの象徴として流布されたSONY伝説は、
もちろん実力の部分もあったけれど、伝説を伝説たらしめようという広報戦略によって
かさを増されていた側面も多かったというのは、そこそこ業界で有名な話である。
なんだか、大分、話がそれた。
多分、池上氏は、NHKでそこそこの社会部記者だったのだろうと思われる。
そんな彼の経歴の中で異彩を放っているのは、そろそろ管理職か専門記者か、という分岐点にさしかかったあたりで
キャスターに転身し、その後10年以上にわたって「週刊こどもニュース」を担当していたことだろう。
(すごい優秀な記者と認められていたら、ここいらで、海外支局あたりで経験つんでいるはずである)
「衆議院と参議院って、どう違うのですか?」とか「比例代表制ってなんですか?」とか、
「どうして輸出が中心の企業は、円高ドル安になると困るんですか?」とか
あらためて、そういうレベルからニュースを解説する仕事を10年以上も続けたジャーナリストは、
少なくとも今の日本では皆無に等しいんではなかろうか?
普通、そこそこキャリアを積んだ記者は、あらためてそんな仕事をしたがらないし、
そもそも、そんなレベルことは、真っ当な社会人ならば学校で習っているはず、というのが日本社会の建前で、
読者や視聴者を、そんなこともわからないヤツらと想定して記事や番組を作っていたら、
ある意味、「お客様をバカにしている」ことにもなりかねない(と、みんな考えていたのだろうと思う)。
まあ実際、そのレベルで作ってみたら、予想以上に受けたわけだが。
「こども向け」の番組というフォーマットを得ることで、池上氏はそういう稀有な仕事を追及していった。
その結果、得たのが、あのたぐいまれなるプレゼン能力だと思うのだ。
多分、池上氏程度の知識や取材能力をもった記者は、NHKや全国紙にはゴロゴロしていると思う。
(自分のかつての勤め先でも、そこそこキャリアがあって、東京でそれなりに仕事している先輩は、皆さんそれなりに凄かった)
でも、その知識や取材結果を子供にわかるレベルでよどみなくしゃべれる人は、そうはいない。
池上氏のニュース解説番組をたまに拝見すると、自然災害のメカニズムから、最新の科学上の発見、日本の選挙から世界経済まで
だが、自分が見る限り、その解説は一般紙や新書本で得られる知見を超えるものはほとんど見ない。
「いや、それは、視聴者に分かりやすいレベルにしているからで、その背後には物凄い知識が・・・」という見方もあるが、
果たしてどうだろうか?
多分、毎日6紙読むという新聞をベースに、ひたすら横に広くいろいろな情報を取り入れておられるように見える。
海外取材などの映像を見ることもあるが、どうも、テレビ局とコーディネータによるセッティングが透けて見えてしょうがない。
多分、その経歴からいっても、海外取材に独自のルートなどはそんなにお持ちではなさそうだ。
やはり、「あまり深くないレベルで次々とあらゆる分野に取り組んでいく」ことがこの人の真骨頂だと思う。
それが悪い、ということではなくて、それがこなせる凄さがある、ということである。
著書を読んでも(といっても、ほんの数冊目を通しただけだが)、たとえば同じNHK出身の元ワシントン支局長の手島龍一氏とか、
あるいは日経の元スター記者で週刊ニュース新書の田勢康弘氏の著書のような、深い取材と鋭い洞察に支えられた
凄みのようなものは感じられない。
やはり、この人の存在価値は「広く入門レベルの知識を提供する」以上でも以下でもないのだろうと思う。
(なお、今、軽く検索してみたらどうやらニュース英語の本まで出されているようだが、
膨大な著書のどこまでご自分で書かれているのだろうか?という疑問は置いておく。
出版業界では、驚くほど「著者が適当にしゃべったことを編集者やライターがまとめた本」というのが、世間で思われている以上に多い。
あと、池上氏が英語を話しているところって、あんまり見たことないような。
NHKの採用試験を突破するくらいだから、読むことに関しては、そこそこのレベルと推察できるが)
さらに、分かりやすさの理由の一つとして、「子供のような素朴な疑問にも正面から取り組む」というのがあるように思う。
巷間よくいわれる、選挙特番の「池上無双」の象徴ともいわれる「創価学会の話題」についても、
タブーへの果敢な挑戦というより、素朴な疑問を追求していった結果なのかもしれない。
「どうして自民党は公明党と組んでいるんですか?」という質問は、大人はあんまりしない。
それは何となくタブーであると感じているせいでもあるが、一方で「そりゃ、理由はみんな知っている」からである。
ましてや、「政治記者歴何十年」を売りにするような政治ジャーナリスト諸氏は、
そんなことよりも、自分の掴んできた独自情報を話したくて仕方なかろう。
「それは、公明党には創価学会という支持母体があって、固定票が見込めるからですよ」と優しく語りかけるのだ。
で、「では、公明党と創価学会の本部がある信濃町に行ってみましょう!」と、女子アナを連れてツアーを組んだりする。
実際、やってみれば、放送しちゃいけないタブーというほどのこともない。
そりゃそうだ。
ある程度、日本の政治に関心を持っている人ならば、普通に知っていることなのだから。
公明党の側だって、連立与党として大臣まで出す立場になった以上、その程度の取材を拒否するはずもなく、
「創価学会の人たちが、選挙は功徳だなんていう仏教用語を使っていたりしますが、政教分離の観点からみて
「創価学会は、大切な支持団体ではありますが、創価学会と公明党は全く別個の組織です。
政教分離というのは、政府が宗教活動を行ったり、宗教活動に介入したり、宗教団体が政治に介入することを禁じておりますが
宗教団体が政党を支持することを禁じるものではなく、現在の公明党と創価学会の関係は問題と思っておりませんが云々」
「そうはおっしゃいますけれども、ここに創価学会の名誉会長が、公明党に指示した文書がありましてね・・・」
などと、爆弾情報でもぶっこんで来たら、それは多少「タブーに斬り込んだ」ことになるだろうが、
そこまでのことはしない。
多分、そこまでの取材もしていないと思う。そもそもが、そういう役割の人ではなくて、そこは、
「はい、そうですか、よくわかりました」と視線を投げかけるという、
「子供にも分かるように語ること」「子供の持つような素朴な疑問をゆるがせにしないこと」
を常に追求し実践してきた所にあるように思われる。
これは、なかなかに難しい。
多分、そこには、「相手(子供)が、何がわかって何がわからないのか」を推察する想像力や共感力と
「限られた言葉で複雑なことを説明する」ことを可能にする、優れた言語能力が必要なのではないかと思っている。
ただし、限られた言葉で語りえることは、やはり、ある程度、限られているわけで、
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://togetter.com/li/961556
http://b.hatena.ne.jp/entry/284924261/comment/ketudan
嫌がらせは論外だがこの井上という人は嘘ばっかついてる。はてなに上がってくる漫画読んでるとカネの話・経営の話・税務の話・自分語りの話、全部に「あ、嘘だ」とわかる箇所がある。見抜けない人間の多さに驚く。
何を見抜いたんですかねえ…
http://b.hatena.ne.jp/entry/272269048/comment/ketudan
「共同経営者に裏切られて資金繰りがヤバイ」って言いながらフィギュア売り始めたり活字の本書き始めたりする。わかった。この人単に本業の漫画が売れなくなったんじゃないか?そう考えると辻褄が全部合う。
http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/cat_50003525.html
活字の本にしてもTRPGのルールブックしこたま出してるんだよなあ…
なのに『はてなに上がってくる漫画』だけ見て『わかった』『辻褄が全部合う』とはたまげたなあ
なんでそれでそんなに自分の目に自信が持てるんですかねぇ…
http://b.hatena.ne.jp/entry/284934707/comment/ketudan
嫁の実在性については深く考えたことなかったし断言できるものはないけれどもこのまとめで井上さんの答弁を見るとむしろ「怪しいな」と感じる。喋り方が物凄く嘘つき臭いんだがわかんないのかなあ。村なら絶対吊る。
出社後、少し時間ができたので、ふと、過去に在籍していたベンチャー企業のホームページを見た。
入社時、そこの社長は声高らかに、打倒 google を謳っており
若く、身の程を知らない自分は根拠のない高揚感に包まれ入社した。
自分がjoinした時は、立ち上げ間もなかった頃で資金も潤沢。R and D に勤しんでいた。
だが、半年経ったころ、ふと気付いた。
しかも全員、ちょっとプログラムをかける程度。ましてや、自分以外はPHPで"hello world"なレベル。
ある日社長に問いただす。
「勝てると思ってるの?数も資金も技術力もノウハウも、比較にすらならないのに」
その返答に戦慄した。
出資者からの資本金引き上げも相次ぎ、入社当初4億近かった資本金は3000万まで下がった。
ついには受託開発に手を出し始めた。
運用はどうする?インフラはどうする?そんなことも決めないまま、訳のわからない受託案件が飛び込む。
受託に慣れていない社長と営業は、3人月で100万とか、どこの会社にも見向きもされれないブラック案件ばかりをとってくる。
今は200人くらいの中小企業の開発部でマネージャをしている。
昔は大きくはないが、ちゃんとしたビルに入っていたのに、なんとかマンションの302号室。
いや。ほんとに辞めてよかった。
転職時は、年齢的にもギリギリだったが、あの時、歯を食いしばって動いた自分を褒めてやりたい。
さて、仕事頑張ろう。
経営者になったことがないんだなー、って思う。中小企業(社員数十人まで)だったら、「社内で一番経験豊富で地頭も良いのは社長」「社長が自分でほぼ全体像を把握することができる」というケースが多いと思う。あと、もちろん「社長は会社のことを社員よりずっと真剣に考えている。会社が潰れたら借金を抱えることになるのは社長だけ」「全体像が見えているのは社長だけ」。そうなると、はっきり言って社員の提言はほぼノイズ。社員からは、社長がずっと前に考えてなんらかの理由で却下したものしか上がってこない。もちろん、「社員の不安の解消」は社長の最も大事な仕事の一つなので、提言をよく聞いたり、ときには実行したり実行させたりするのは大事だけど、あくまでモチベーション維持のための施策であって、それ以上のものではない。
困難な状況だからこそ、「指示」ではなく客観的な「目標」を掲げたうえで、みんなで創造的な方法をもって挑んでいけるような環境をつくるべく、あれこれとディスカッションしていける環境を用意することこそが経営者のお仕事なんじゃないでしょうか。そのためには、経営者が聞く耳をもってディスカッションに当たらないと始まりません。
これは困難な状況の社長にはきついだろうなと思う。そんなに社長をいじめないでくれ。自分ではよく分かっている困難な状況を社員に指摘されて、「どうするんですか!」みたいなことを言われるんでしょう。私だったらそこまで社員を信頼できないな。もし正直に、月末の資金繰りが厳しいとか、銀行から融資を引き上げられそう、という話をしたら、普通の社員は奮起するより、転職先を探しだすと思う。取引先にその話をぽろっと漏らされても困るし。特に心に余裕がないときは辛そう。ごく一部の、自分と一蓮托生とまで信頼している社員と話す可能性はあるけど、経営危機に際して「みんなでディスカッション」なんてありえない。
http://anond.hatelabo.jp/20160111151845
本当かどうか知らんが、5年で半分の会社が、10年で9割の会社がつぶれるという。
ごく小さな社員5人の会社だが、多いときは売り上げ5千万程度。
しかし、業界全体に縮小し始め売り上げ低下、4千万程度になった9年目くらいから資金繰りに困り始める。
面白いもので、9年会社をやっていると信用があり、借金はできる。
というか、信用金庫なんかは向こうから借りてほしいとお願いしてくる。
そこでいったん持ち直したが、11年目には得意先が倒産し、売り上げ3千万まで減少。
電話の半分くらいは借金と買掛金の取り立ててで、電話が鳴ること自体が恐怖になる。
そして、食欲も性欲も、好きだったことをやる気力も一切なくなる。
しかしまあ、今死ぬとあまりにも多くの人に迷惑をかけるなと、そこでようやく会社をつぶす決断ができた。
社員に素直に話し頭を下げ、未払賃金立替払制度について説明した。
買掛金は保証されないので、弁護士に相談するまでになんとか払い終えた。
(ここは若干違法性を問われるところではある)
金融機関以外には迷惑がかからない体制を作って、弁護士に相談した。
弁護費用は東京なら大体60万、そして少額管財で裁判所に20万。
当時、返済額は月に80万。
売り上げは月に250万くらいで、金を返さないとこんなに楽なのかと、びっくりしたのを覚えている。
その後、いろいろあったけど、そこはまあいいや。
結果的に失ったのはクレジットカードと当時つきあっていた彼女くらいなもので、いまはのんびり暮らせている。
なんか申し訳なくて彼女は作れないけど、そこはまあしょうがない。
たぶん、頭の中には死ぬことばかりだと思う。
でも、最悪会社つぶしちゃってもなんとかなるから、絶対に死んじゃだめだよ。
死なずに逃げることを考えて。それがいいたくて、つまらん文章を書いてみました。
あと、ひとつ、どうでもいいことを。
接待して資金提供のお願いをしたといえば、最後に豪遊できるよ。
そして、それがだめなのであきらめて弁護士に頼ったというシナリオ作ればいいので。
とはいえ5万くらいしか使えなくて、ずいぶん小さな人間なんだなと思ったことを、ぼんやり思い出した。
【追記】
なんとなくはてブ見たら自分が書いたものが出てきて驚いたので追記。
まず最初に、そんなにいい人じゃないよ。
だから、会社をつぶしていない社長を尊敬しろとはいわないが、ちょっとでもたいしたもんだなと、そういう目で見てあげてください。
すでに書いている方もいるけど、会社経営で借金が不要ってのは、ほとんどないと思ったほうがいい。上場企業ですら、借金してないところはほとんどない。
そして、ヤミ金になんか手を出してないよ。金利が低くても、それどころか黒字でも倒産することはある。
でも、売り上げ5千万規模の時の借金が残っていれば、売り上げ4割減では黒字でもどうしようもなくなったりする。
もちろん、経営も借金も下手だからつぶしたんだけど、会社ってそういうこともあるんだなとご理解いただければ。
まあ、なんとか食えてます。ほぼワープアだし、きついけどね。結婚してなくて良かった。
こういうの書くの恥ずかしいし、正直書いてて結構辛かったけど、会社つぶしても生きていけるってことが伝わればいいかなと。
【また追記】
分かる。ただ、社員の身で。
ただ、じゃぁ資金繰りで駆けずり回って隙がないのかといえばそうではなく、暇は結構ある。
その暇を利用して、営業の一つでも行けばいいんだけど、もはや仕事のことを考えただけで、頭の中が上記のことで一杯になってしまって営業に力が入らない。
締め切りに追われて目の前が真っ暗になりながらグルグル書類を書いているようでありながら暇が微妙にあったりして。
何がヤバイって、毎月毎月資金繰りで身を削っていると、頭の中が金のことと支払いまで後何日という秒読みと、倒産したらどうやって夜逃げしようかとか、そんなことばかりになる。
クリエイティブな事とか、社員をねぎらったりとか、現場に出て進捗見たりとか、たまには息抜きして趣味でもとか一切出来なくなる。
ただ、じゃぁ資金繰りで駆けずり回って隙がないのかといえばそうではなく、暇は結構ある。
その暇を利用して、営業の一つでも行けばいいんだけど、もはや仕事のことを考えただけで、頭の中が上記のことで一杯になってしまって営業に力が入らない。
暇な時間は、ダラダラとネットやゲームで現実逃避したり、隠れて長時間昼寝したり、とにかく脳が仕事のことを考えることを拒絶してる感じだ。
楽になりたい、楽になりたい、と心のなかで何万回呟いたか分からない。
経営の神様、どうか俺を楽にしてやって下さい。
朝ドラの「まれ」を見ているのですが、なんかいらいらするストーリー展開だったので、妄想を吐き出します。
大悟は息を吐いた。
自分にいつも文句と皮肉しか言ってこなかった倅の大輔が希とひっついたのが始まりだった。大輔と希が結婚した後、希を2年間の前提でフランスに修行に出した。
「俺、嫁さんとフランスに行くわ。やっぱ、新婚が離れるのはよくないでしょ。で、ついでにむこうでMBAとってくるわ。」とあっさり、大輔もフランスに発っていった。
フランスでの2年間は、パティシエの希にとてつもないものをもたらした。菓子を作る技術だけではない。センスとか感覚とか、現場でなくては学べないなにかだ。希は明らかに自分がもっていないなにかをフランスから持ち帰ってきた。大輔は帰国後、コンサルティングファームに仕事を見つけた。
大輔と希が帰国後、2年経った頃、大輔が話があると自分を呼び出してきた。マシェリ・シュ・シュの多店舗経営と研究(修業)店舗の分離をしようと言ってきたのだ。そして、経営を自分に任せろという。通常の店舗で利益を出し、その利益を研究店にぶち込むというのが大輔の構想だった。店舗を展開するための資金繰りも付いているという。
「おれ、菓子の味、わかんないから、その辺は親父と嫁さんに任せるわ。で、おれが経営をみる限りは、二度と、あんなことにはしないから。」
マシェリ・シュ・シュが倒産目前になり、自分が料理の巨人に出演せざる負えなかったことだ。結果的にこれはうまくいった。大輔が言うところの経営と芸術の分離がうまく回っている。新しい支店は浅井と弥生にひとつずつ任せている。大悟の目から見れば、どっちも想像力のかけらもないパティシエだが、大悟のルセットに従い、菓子を作ることはできる。自分にはない常識的な金銭感覚もある。そして、大悟への忠実も厚い。店には大悟と希が週1-2回、顔を出している。
研究店は大悟と希の精進の場だ。大輔は明言した。「この店、親父のためのもんじゃないから。嫁さんを世界一のパティシエにするためのもんだから。」それでも、菓子のことだけを考えればいいこの店は大悟にとって理想郷のような場所だ。この研究店では、材料費はほぼ青天井。新しい機材もどんどん使う。仕込みに時間もかける。希と一緒に思いついたルセットを作り、客に出す。ダメなら、また作る、客に出す。その結果、一切れの菓子が3000円になることもある。それでも、客が来てくれる。海外からも、どこからか聞きつけて来る。
この研究店では、時には夜中の1時、2時まで希といっしょに菓子を作ることもある。外に出た陶子も休日には顔を出し、新しい技術、味を持ち込んでくる。そして、盗んでいく。大悟は60を過ぎた。この場所で希と菓子を作っていると、自分はパティシエとしてまだやれる。世の中をあっと言わすルセットを作れる。そんな自信があふれてくる。
多店舗展開と研究店が軌道に乗った頃、希が妊娠、出産した。男の子と女の子の双子だ。希は出産後、半年で店に復帰した。「パティシエの勘がぼける。」がその理由だった。ためらいはまったくなかった。大悟は希が出産後、母になることを優先するのではないかと恐れた。ヒトは多くのことはできない。それが大悟の信念だ。だが、希については杞憂だった。この義理の娘は自分が思っていた以上に菓子の神様に魅入られている。希はきっと世界一のパティシエになる。自分がしてみせる。自分の師匠であり、希の祖母であるロベール幸枝も自分も到達できなかった場所に希はきっと行ける。大悟はそう確信している。
介護事業の売却、これいいタイミングで売却できたな、と思いますよ。
ちょっと前まで介護は収益の一番の柱だったけど、減収続きで2015-1Qでついにセグメント損失出してたからね。
それに何といってもワタミは今はとにかくキャッシュが欲しい状況。
長期借入金が2013年度に100億以上急増してたけど、2014年度には短期借入金も100億以上増加してた。
借り換えする部分はあるにしても1年以内に返済する借入金だけで175億あって、
おまけに2014年度の赤字で銀行との財務制限条項に引っ掛かって53億ミミ揃えて返せやゴルァって言われてる状況だった。
今は取りあえず2015年度で黒字出しますから勘弁してくださいって言ってまってもらってる状況。
ワタミは現金商売が主だから基本的にキャッシュは潤沢でこの数年でも90億くらいは持ってたんだけど、この1Qで53億まで減った。
まあ例年1Qは支払が多いみたいで現金減る傾向があったけど、それでも70億はあった。
そんなわけでワタミはその場しのぎでもなんでも当座の現金と利益がものすごく欲しい状況なんだよね。
介護事業の純資産は20億くらい。それが報道によれば200億で売れるってんだから、当面の資金繰りと当期の黒字化の目途が立ってくる。
業種は異なりますが、同じ後継ぎとして。
■親との関係について
家業に入れば、ご両親は親であると同時に上司でありビジネスパートナー。
自分の親というのは何かと煙たいものですが、上司になるとそれ以上に厄介なものです。
話し方が気に食わない、仕入れる商品が気に食わない、会社の方向性が気に食わない。
喧嘩の種は無数にあります。経営会議はすぐにエスカレートして口喧嘩に。
家族だからこそ相手が傷つく部分もわかりますから、お互い嫌なことばかりでしょう。
とくに、経験豊富な両親からすれば、0から家業を学ぶあなたは頼りないもの。
「何もできないくせに口ばっかり達者だな」と罵倒するかもしれません。事実でも悔しいものです。
一方、あなたもご両親に対してたびたび反発するでしょう。
どうしても60代、70代になってくると、人は怒りっぽく、忘れっぽくなります。
新しい出来事への対処も難しくなるでしょう。そんな両親は歯がゆいものです。
これが会社の上司であれば、「あのクソ上司」と陰口を叩けるのですが、実の両親ではそうもいきません。
「偉そうに振る舞うくせに、視野は狭いし発言がコロコロ変わる。あんなんじゃダメだ」と思いつつも
「老けちゃったんだな……」という寂しさも感じます。
「経営的には悪手、社員にも示しがつかない。れど、親が喜ぶなら仕方がないか……」そんな時もあるでしょう。
この葛藤をあなたが押さえ込み、ご両親の指示・命令に従えるかどうか。これが一つ目のポイントです。
救いは、別居だということ。
家業を継ぐと、街を歩いているだけでも従業員やお得意様とばったり出くわします。気が抜けません。
唯一リラックスできるのは自宅の中だけですが、上司兼社長である両親と同居では、それも無理。
遅かれ早かれパンクするでしょうが、別居で一人の時間を持てるのであれば、多少は救いになります。
そして「新規事業でも始めたほうが〜」と書かれていますが、3年間は苦しむと思っていて下さい。
どれだけ小規模でも、新しいことを始めるなら、おおよそ1回あたり10万円+30時間ほどは必要になります。
そして、初めの9回はまったく反響なし、10回目にしてようやく金銭的にはトントン。
儲かりもしないが損もしない、そんなレベルの事業が立ち上がるかもしれませんし、コケるかもしれません。
仕事を学びながら、これだけの挑戦を繰り返すには2〜3年かかりますし、
ご両親も(初めは応援してくれるかもしれませんが)冷たい目で見るようになるでしょう。
ことあるごとに、「資金繰りも厳しいのに、無駄遣いしやがって」扱いをされ。
「うちの息子が勝手なことをしまして……この話はなかったことに」とハシゴを外されることもあるでしょう。
あなたが会社の将来を危惧して、真剣に取り組めば取り組むほど、
このあたりに耐えられるかが、2つ目のポイントです。
■継ぐべきかどうか
以上を踏まえたうえで、それでも家業に入ることをお勧めします。
まず、現在無職で面接も苦戦されていうことで、行き詰まりを感じていらっしゃるかもしれません。
であれば、後継者として家業に入り、環境を変えてもいいのではないでしょうか。
ただし、おそらく会社を継ぐことはできません。
やはり、経験不足がネックです。
ほかの方も書かれているように、せめて3年は修行したかったところですが、今からでは難しいでしょう。
(ご両親もそろそろ事業の売却や廃業を考えだすお年です。廃業手続きにも時間がかかりますので、
3年後修行から戻ってきたあなたを待つのは廃業準備中の家業かもしれません)
ですから、「あなたが家業に入ったとたんに業績が右肩上がりに……」なんてことは、まずありません。
「10年頑張るもパッとした成果は出せず、ご両親の体力の衰えとともに廃業。
一人残された39歳元後継ぎは、新たな人生を歩み出す」あたりが現実的な線でしょう。
ですが、それはそれでアリなのではないでしょうか。
家業をどう立て直すかを考えるのではなく、家業を使ってあなたをレベルアップさせる。
10年後には独立するなり、就職するなり、いろんな選択ができるだけの力を身につける。
そう割り切れば、十分な可能性があります。
この後継ぎという肩書があれば、いろんなことにチャレンジでき、経験と繋がりを得やすくなります。
たとえば手始めに、地域の産業センターで行われている中小企業向けの
商品開発セミナーなどに後継ぎとして参加してみてはいかがでしょうか。
会社の意外な可能性を教えてくれるような、いろんな人との縁ができるでしょう。
(ただし、つながる相手は選ぶべきです)
そこでアドバイスを貰いながら目新しい新商品を作り(10個程度で十分です)、
お得意先を回るときなどに「こんなのを考えてるんですよ〜」などと名刺代わりにアピールすれば、
「このボンボンはやる気あるな」という印象を与えられ、新しい話も舞い込むかもしれません。
その縁を大切にして、少しずつ信用を積み重ねていきましょう。
そんなこんなで10年も一生懸命続けていれば、いざ家業がなくなっても、
拾ってくれるところの一つ二つはできますし、転職時のアピールにも事欠きません。
また、もしかすると、あなたが突然仕事に目覚めるかもしれません。
よその会社に勤務している時には「他人のために働いてられんわ〜」とサボってばかりだったのに、
家業に入った途端猛烈に働き出した後継ぎを、私も知っています。
もしかすると、あなたも「自分事であれば頑張れる」タイプかもしれませんし、そうではないかもしれません。
ということで、将来の食い扶持を確保するために、家業に入ることをお勧めします。
もちろん、会社をしっかりと受け継ぎ、それを伸ばしていく。それが理想ですし、
あなた一人の将来のために、家業を犠牲にする。そんな考えには私自身も抵抗を感じます。
しかしまあ、大事なのは家業の所有者であるご両親の気持ちです。
たとえ家業を守れなかったとしても、結果的にあなたが幸せなら、
ご両親も喜んでくれるのではないでしょうか。たぶん。
いい感じになるといいですね。
その書き方からすると結局会社の資金繰りは何とかなった感じだけど、もしその直後倒産してたりしたら
今でも同じ結論を出せた? というのが気にはなる。
平成を代表する未成年犯罪者、サカキバラが手記を出版した事が波紋を広げている。
本当に大昔の話で恐縮なんだけど、殺人を犯した元未成年が出所した後に手記を出そうとして、自分が勤めていた出版社にコンタクトを取って来た事がある。もちろん本人が直接ではなくて代理人経由で。本人の名前も顔もわからないし、ただ彼が犯した罪だけは知っていた。世間的にサカキバラほどのセンセーショナルさは無いせよ、自分と同世代の人間がこんなことをするんだと当時衝撃を受けたのを覚えている。
元未成年犯罪者の手記ってのはあまり出版界でも例が無くて、出せば相当売れるのは間違いなかった。
うちは小規模な出版社なのでもし数万部売れればそれはもうありがたいっちゃありがたいし、20万部でも売れれば数年は社長が資金繰りに追われなくて済むんじゃないかってぐらいの大ヒット。日本がバブルで浮かれる時代はまだ遠い先の話で、当時の小さい出版社は、まさに爪に火をともすようなギリギリの状態でなんとか生き残ってるような有様だったように思う。事実、うちの会社もちょいちょい給料の遅配があって、そろそろヤバいんじゃないかって社員同士でも囁かれてた。
そんな時に、出せば数万分は確定するような美味しい出版物の話が舞い込んできたんだから社内を二分して大論争に発展した。
ここで当時の社長っていうか創業者だけど彼の偉いなあと今でも思うところは、零細出版社の経営者としては当然出版したいのは山々、しかし判断は自分以外の社員全員の多数決に委ねたってところだ。「こういう話が来ているけれど大変デリケートな話なので、皆さんの判断に委ねます」と一言だけ朝礼で言って、結局議論には全く関わらなかった。
そこから約一ヶ月、社内を二分して大激論が交わされた。社長が朝礼で「この件に関しては先輩後輩上司などの立場は無くして、出版に関わる一人の人間として対等な立場で議論してください」と釘を刺してくれたお陰で、当時下っ端だった自分も遠慮なく発言することができた。こうやってキーボードを叩きながら社長の言動を思い返してちょっと涙が出て来る。天国で元気にやってますか?
結末はどうなったかはタイトルの通り、出版しないという結論に至った。多数決はなんと全員が出版反対だった。無記名で紙に賛成反対と書く投票形式だったから他の人の目を気にして反対にしたとかじゃない。賛成派も反対派もみんな納得して一つの結論に至った希有な例だったように思う。零細とはいえ出版人としてのプライドがそうさせたんじゃないだろうか。
絶歌を出版した太田出版の言い分がサイトに上がっていた。白々しいし、軽薄だ。ここで私が声を大にして言いたい事は、中小出版社が口にする「出版する事に意義がある」という決まり文句はウソってことだ。そんなものは存在しない。
彼らにとって、10万部という数字は涎が出る凄まじい数字だし、つまりそれ以上でもそれ以下でも無い。出せば売れるのが間違いない話が舞い込んできた、出版は確定、さあどういう理屈を後付けしよう。そんだけのこと。言論の意義とか大仰なことは単なる化粧だ。本音はそこじゃない。売れるから出す。出す事によって起る諸々の波紋はオタクさんたちで解決してくださいねっていう無責任な態度にしか過ぎない。
繰り返すけれど、太田出版は未成年犯罪者の手記を世に出すことが社会的な意義があるなんてこれっぽっちも思ってない。そこは断言できる。遺族が何を思おうと、サカキバラを神格化する精神破綻寸前の今10代の少年少女にどれだけの悪影響を与え居ようと知ったことじゃない。売れる。だから出す。それだけ。
僕らの例はたまたま阻止できた。でも本当にたまたまだと思う。もっと経営が苦しくて、そして社長が独断するような人であれば間違いなく出版されてただろう。
この話に特にオチは無い。私の意見も特に無い。以前あったことをありのままに書いただけの話。読んだ人がどう思うかは貴方に委ねます。
頭を抱えて、俺は床の上でうずくまっていた。
「大丈夫ですか?」
ふと女の声が聞こえた。床の上から見上げると、気遣わしげな顔で俺を見る、黒髪ロングで利発そうでしかも身持ちの固そうだが惚れるとぐいぐい来る感じの、ひたすら男にとって都合のいい女がいた。
「あの、これ、使って下さい」
彼女はすっとスカートのポケットから札束を取り出して、俺の目の前に差し出した。
「えっ、そんな、悪いですよ」
まるで彼女の心の有り様を表すように、ぴんと折り目のないピン札だった。
口座番号を教えてもらえますか?」
これが俺たちの出会いだった。その後俺は、彼女の税務署や労働監査署との戦いに巻き込まれて、我が身の不幸をぼやきながら結局彼女の力になっているうちに、なし崩し的にカップルになったのだ。
家庭の事情で20からしぶしぶ働き、30歳でリーマン・ショックの余波で派遣切りにあう。
中卒で、派遣切りで、30歳で、貯金は0。借金こそ無かったが普通は詰んだ状態だわな。
あのままなら土方か警備員か、今なら福島にでも行ってたかもしれん。
とはいっても大した額じゃない。医者なら1年で稼いでお釣りが来る程度の額だ。
俺は親が嫌いだったが背に腹は変えられないから、今まで親にむしり取られたカネの回収に動いたんだ。
ウチの親はなかなかのクズでな、俺の少ない稼ぎをパチンコでスってくるようなやつだ。
原付免許の試験代金を部屋に置いてたら、帰ってきた時にはパチンコとタバコで使い切ってた事も有った。
話を戻そう。
案外簡単に出したよ。まぁ100万くらいだけどな。
それをタネにして商売をはじめたんだ。正確には、派遣の時からやってた商売を拡大した。
大した商売じゃない。小売とだけ言っておくか。
物を仕入れてネットで売る。それを繰り返していたんだが、所詮は中卒の脳みそだ。行き詰まりかけた訳よ。
で、その時たまたまネットで同業の忘年会を募集しててな、そこに行ったんだ。
ど田舎から東京まで出て行ってな、いろいろ話を聞いたんだ。それがきっかけになった。
別に情報商材とか、メンターとか怪しげな話じゃない。自分の飲食代以外はそのグループで一切カネ出してないしな。
で、アホはアホなりに試行錯誤をしてメシは食えるようになった。
遊びや外食程度なら、まぁ値段を見なくてもかまわん程度になれた。
あくまでど田舎の話だ。東京で遊びや外食が出来るほどじゃない。
前置きが長くなった。
俺の起業観だが、一人でやるなら借金しない範囲でどんどんやるべきだと思っている。
中卒引きこもりニートの俺が出来るんだから、俺よりハイスペのお前らなら平気だ。
とはいっても業種は選ばないと死ぬ。以下、俺の思う個人がやるべき業種と絶対やってはいけない業種を書く。
やるべきなのは客と自分の間に圧倒的な知識やスキルの差が生じる業種。
コレに尽きる。
いや、自信有るならいいよ?プロ相手にカネ引っ張れる力が有るならどんどんやれ。
飲食も絶対やめろ。お前の作るメシやお菓子やパンが世界一ウマイならやればいいけどな。
または1日15時間働いても平気なやつならやれ。
布団やさおだけも売るな。悪徳商法で客に引かれるのは思いの外堪える。
一人でやる前提だと愚痴や憂さ晴らしも出来んから、心を病んで落伍者一直線だ。
そもそも、悪徳商法で食えるヤツなら他の仕事でも余裕で食えるはずだ。
狙い目の業種としてはだな
とはいっても自分で作る必要はない。10万くらいでHP作成の下請けする底辺web屋は腐るほど居る。ランサーズなら数万でもゾロゾロ居るな。
パソコンの大先生であるお前らがやるのはメールで丸め込む事だけだ。2chやはてなで慣れてるだろ?
田舎の個人事業主なら丸め込むのはわけない。ソリューションがシナジーを生むとでも言っとけ。
それでもテキトーに作らせたHPで問い合わせが倍増するのが田舎の恐ろしい所だ。
感謝されてコンサルフィーまで貰えたりする事も有る。不労所得で食うメシはウマイぞ。
仲介もいい。
こいつらはプロだがwebでは素人だ。そいつらの窓口を作って、仕事を振って中抜きする。
お前は窓口になるだけ。申し込みが有れば行くのは業者の営業だ。
例えば建築だ。
大手ハウスメーカーが300でやる仕事を、業者に200でやらせて1~2割もらう。
営業やった事が有って、今ニートみたいなやつなら難なく出来るな。
2ヶ月に1件ひっかければ、とりあえずメシは食える。
デカいリフォームじゃなくてもいい。床の張替えなんかサイコーだな。
一人親方と仲良くなれば1畳1万でやってくれる。6畳を8万で売れ。半日仕事のチョロい案件だ。
自分で出来るようになれば日当5万だ。
今もキモデブだが毎日風呂に入って洗濯した服を着て、挨拶は欠かさない。そして相手の話に頷く、話に割り込まない。
じいちゃんばあちゃんの家に仕事で行くと、おやつやお茶がバンバン出てくるぜ。
だが、自分の住んでいる県で一千万の年商をあげられるなら、個人にとっては仕事になる。
俺は小売と仲介でその倍程度いってる。
借金なんて絶対にするな。借りるほど手を広げるとロクな事がない。
Stay Foolishだと?お前は元々バカだから、これ以上バカになる必要は無い。
で、今仕事持ってるヤツはとりあえず副業で始めろ。いきなり独立すんな。
まずは月に10マン稼げるまで絶対に独立すんな。副業で10万も稼げないヤツは無能だ、ウジ虫以下の低能だ。
専念すればもっと・・とか思うヤツ。絶対に出来ないからやめろ。繰り返すが、お前は無能だ。何も出来ないカスだ。
カスからレベルアップするまでは社畜として生きろ。カスのまま外に出たら死ぬ確率が高い。
ニートは失うもの無いから行け。まぁバイトでもして数十万ためるか、手元に有るフィギュアやゲームを売り払え。
手元資金数万から始めてもいい。できることは限られるが時間は腐るほど有るだろうから問題無い。
まずはお手軽に転売でもしとけ。アフィブログなんて参考にすんなよ。お前の好きなジャンルでレアになってる物を田舎店舗で探せ。
狙い目はネット広告皆無でタウンページに電話番号だけのせてるような店だ。俺も初期の頃は世話になった。
とりあえず1万稼いでみろ。世界が変わる。
稼いだカネは浪費すんなよ。家から水とおにぎり持って行って、自転車で移動しろ。デブもなおって一石二鳥だ。
ミニマムにはじめて、手元資金だけので伸ばしていくなら起業は恐ろしくない。
巷に流れる起業話はハイレバでFXにぶっこんで行くような話ばかりだが、本当の天才か自殺志願者しか出来ねえだろ。
自分が働くつもりで小規模でやるなら、業種を選べばメシくらいは食える。
バイトや派遣をするよりは随分マシだぜ。自分で全部やるとどれだけ搾取されていたのかを実感する。
俺は月の半分はラノベ読んだりアニメ見たりゲームしたり昼まで寝てるからな。それでも同期の倍程度は稼いでる。
まぁ誰か一人でも読んでくれれば嬉しいよ。
クロ現のアパート建築詐欺まがい営業の記事「バブルを忘れたのか」というちょっと間抜けなブコメに☆が集まってるけど
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3648_all.html
この問題の元は、「業者の甘言に騙されたバブルの夢を見る農民」なんていう上から目線の話じゃなくて、相続税と農業の後継者不足という構造的な話。
今年から相続税の基礎控除が下がって、課税対象者が今までの倍ぐらい(4~5%→10~15%)に増えると言われてる。
この税改正が発表されたのが3年前なので、このタイミングを狙ってハウスメーカーが、農協に営業攻勢をかけてたんだよ。
サブリースの契約条件改定は多くの業者が2~3年時点なので、表面化してきたんがちょうど今ごろ、ということだろう。
相続税が増税されて、休耕地を持ってる農家とか相続税払えなくなる人が増えるのではと言われてる。
子供が後を継ぐなら考える必要が無い。相続税や固定資産税を免除される特例があるから。
でも都市近郊農家、クロ現では埼玉の羽生市が例に出てるが、こういう都市近郊の農家は、子供の世代は営農する気が無い、
休耕地は増える、かといって土地の買い手はいない、賃貸市場が全くゼロとはいえない、相続税がかかったとしても、地面はあるけど金はない。という状態になりやすい。
それこそバブルの頃は、お上も土地の価値を高く見てたから「物納」といって土地を税金にしちゃうことができたが、それももう10年以上前から出来なくなってる。
なので、休耕地があって営農継続しにくい家は、トーチャンが死んだら相続税で資金繰りがマイナスになっちゃう可能性がある。
一方、近郊都市の農協は、営農事業者の組合員がどんどん減ってるんで、トラクター買う金を貸す先が減ってる。
まともに機能してるJAなら、新規営農者の受け入れを模索したりしてるが、都市近郊にそんな「まとも」な職員は来ない。
元々農業としては効率がよくない場所(都市部に近いほど、農業収入と土地の価値からくる収入が拮抗しやすい)ならなおさら。
で、金貸し先を探してる農協が、上の相続税の件に目を付けて、年寄りで後継者がいない組合員のところにハウスメーカーの営業を差し向けるんだよ。
ブコメにも出てきてる業者はこういう農家を集めて、ハウスメーカーと農協主催の「農地転用事例視察」という名目の接待旅行、コンパニオン宴会ツアーをやったりしてる。
農家って別に馬鹿じゃないから、ポッと出のその辺の都市銀行の営業が連れてきたハウスメーカーの言うことなんて聞かないけど、
なんで農協は農業じゃない事業にも無理やり金貸そうとしてんの、とか、なんで都市近郊農家は後継ぎに苦労するんだ、とか
もちろん、そういう個々の問題は当然あるんだが、一方で、「バブルの夢を見て騙されやがった」「業者は詐欺みたいなもんだな」という
関係ない外野の上から目線の批判話だけで切り捨てにくい、社会構造上の問題でもある。
ブコメなんていつだって外野の上から目線ではあるんだが、そうやって業者や騙された人を小馬鹿にしてるようなブコメに☆が付いてるのが、腹が立つ。
その事象の裏を類推する脳みそもないくせによくもまぁ上から目線で言えるもんだ。恥ずかしくないんか。
実は、相続税を上げて納税者を倍に増やしたところで、税収アップに与える影響はビックリするほど軽微だ。
この辺はシンクタンクや大手税理士事務所なんか試算してたのでググれば色んな数字が出てくるが、どれも、大した税収効果はないという結論は一緒。
むしろ、中小企業(町工場)とか都市近郊農家(上の例)が、増税対象者になりやすいので実体経済に悪影響という点では消費増税と変わらないという危惧も言われていた。
バブルがはじけて20年以上たったとはいえ、相続税の対象になる程度の人の(上場企業の事業創業者とかを除く)大多数の人は、総資産に占める土地の比率がとても高い。
そしてその人たちの多くは、土地がないと仕事が続けられない・生活ができない人たちだし、その土地で働いている人以外にとっては、別に金出して買いたいとは思えない程度の土地でもある。
こういうデメリットも想定されるうえに、税収効果もない相続税を増税したのかといえば、消費税増税とのバーター取引というか、庶民の批判の矛先をかたちだけでも納めさせるため。
ちょっとまともな人なら、相続増税に関わる問題を指摘する人もいたが、ほとんどの人は相続税なんて庶民には関係ない、だから上がればいいざまーねえやと思ってただろう。
繰り返すが、これは、ハウスメーカーは詐欺師だとか、馬鹿がバブルの夢を見て騙されたという「だけ」の話じゃない。
もちろん、詐欺師のようなハウスメーカーの営業は少なくない、が、バブルの夢を見てる馬鹿は、ほとんど存在しないよ。そこまでの馬鹿はもう、ほぼ絶滅してる。
メディアは広告主には批判しないからなとか、薄ら間抜けのしたり顔ブコメだけど、CMに安心して騙されて、という要素より、
農協が薦めるからとか、ご近所の農家仲間も良いって言うから、という、これも構造的な問題の方がずっと大きい。
週刊ポスト 2015年4月15日号 高市早苗総務相実弟秘書官が関わった「消えた公庫の1億円」重大疑惑を追う 「議員案件だから信用した」内部証言を入手!
週ポ、がんばってるなあー
その態度が不自然すぎて笑っちまう
叩けばいくらでも汚いホコリは出てくるだろマイタケ?
それにしても安倍トモダチはうらやましい
オレにもマル政案件ください
三重県の小さな農業法人で起きた事件が、永田町に大きな波紋を呼び起こしている。税金からの融資1億円が闇に消え、高市早苗・総務相の実弟である秘書官が、その企業の資金繰りに奔走していた。4月6日発売の週刊ポスト(4月17日号)が、高市氏を襲った「消えた1億円」疑惑について詳報している。
舞台となったのは、三重県鈴鹿市郊外の栽培用ガラスハウスで椎茸を栽培する農業法人・N社。実質的な経営者は奈良で有力な企業グループを経営するM会長だ。M氏は高市氏の重要な支援者人脈であると推測できるようだ。
このN社の経営実態は火の車だった。だが、N社は日本政策金融公庫から2011年1月の無利子融資を皮切りに2012年5月にかけて計2億2000万円の融資を受けた。だが、最後の融資の1年後(2013年)には融資がほぼ焦げ付いたという。同誌が入手したN社の債務状況を調査した資料には、〈総額1億円以上の使途不明金が発覚した〉との記述があった。
日本政策金融公庫の無利子融資には税金が使われている。N社の使途不明金の原資の一部は税金だ。このN社の資金繰りをめぐって駆け回っているとされたのが高市氏の実弟秘書だった。
同誌は足かけ3か月にわたって関係者に取材、数々の証言から疑惑の全容と高市事務所の具体的な関与の事実を掴んだ。高市氏の実弟秘書官、前出のM会長の反応も掲載している。
2015.04.06 07:00
ココ↓に高市疑獄の秀逸な完全図解解説がある。必見!
「俺には大きなバックがいる。国からカネを引っ張れる」
その「政府系金融機関」がまさに
そういう意味で今回
高市早苗・総務相が政治資金を選挙区に配った公職選挙法違反疑惑が、週刊ポスト(12月22日発売の1月1・9日号)の取材で浮上した。高市氏は現在53歳、1993年の衆院選で初当選し、6期目となるベテランだ。第2次安倍改造内閣で総務大臣の座を射止めた。
その高市氏の新疑惑の舞台は地元選挙区(奈良2区)の大票田のひとつである天理市だ。同市は公称信者数200万人を誇る天理教教会本部の所在地である。
同誌が問題としたのは、高市氏が代表を務める「自民党奈良県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書にあった2012年1月6日の記述だ。そこには、「天理教教会本部」に「会費」名目で支出された「2万円」が記入されていた。
天理教関連団体へと見られる同額の支出は高市氏の夫である山本拓・衆院議員の資金管理団体の収支報告書にもあった。同誌が山本氏の事務所に取材すると、天理教本部で毎年1月上旬に開かれている「お節会」に、同額を「お供え代」として払っており、「高市代議士も払っていると思います」との説明があった。
もし、高市氏の「2万円」が「お供え代」なら、公職選挙法で禁じられた地元選挙区への寄付にあたる疑いがある、と同誌は指摘している。公選法では〈公職の候補者等の寄付の禁止〉として、政治家は選挙区である地元への金銭・物品などの寄付行為が禁じられている。「買収行為」に直結するためだ。
2014.12.22 07:00
高市早苗総務相は6日、国会内で記者会見し、三重県鈴鹿市内の農業法人が日本政策金融公庫から受けた計2億2000万円の融資を巡って、高市氏の大臣秘書官を務める実弟が関与したとする同日発売の「週刊ポスト」の記事について「悪質でひどい捏造(ねつぞう)記事だ。融資には高市事務所も秘書官も私も一切関与していない」と述べ、全面的に否定した。
高市氏は、実弟が週刊誌側を相手取った民事訴訟や刑事告訴を検討していることを明らかにした。
高市氏は、記事で農業法人の実質的経営者とされる人物について「関係は全くなく、面識はない」と強調した。【小田中大】
04月06日 22時57分
http://mainichi.jp/select/news/20150407k0000m010043000c.html
高市早苗総務相は6日、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から受けた融資に高市氏の実弟である秘書官が関与していたとする週刊誌報道について、国会内で記者会見し「私も秘書官も一切関与していない。悪質な捏造(ねつぞう)記事だ」と説明した。民主党の岡田克也代表は同日「国会などでただしていく必要がある。きちんとした説明を期待したい」と述べた。神奈川県内で記者団の質問に答えた。
2015/4/6 18:39
高市総務大臣は、国会内で記者会見し、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から受けた融資などにみずからの秘書官が関与していたと週刊誌が報じたことについて、「秘書官や私は一切関与しておらず、悪質なねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的に否定しました。
6日に発売された「週刊ポスト」は、高市総務大臣の秘書官を務めている高市大臣の実の弟が、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から融資を受けたり、資金調達をしたりするのにあたって関与していたなどと報じました。
これについて、高市総務大臣は記者会見で、「公的金融機関からの融資には、高市事務所も秘書官も、そして私も一切関与していない。一点の曇りもないと自信を持って申し上げられる。記事の見出しや内容はあまりにも悪質で、ひどいねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的に否定しました。
そのうえで、高市大臣は「この記事は、私や秘書官の信用を傷つけたということだけにとどまらず、安倍内閣全体のイメージを損ねる可能性がある」などとして、秘書官が今回の報道について、民事と刑事で告訴する準備を進めていることを明らかにしました。
これについて週刊ポスト編集部は「本誌の取材内容は、4月6日発売号の誌面で報じたとおりです。必要とあれば、今後も誌面にて取材内容を報じてまいります」とコメントしています。
4月6日 15時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150406/k10010040061000.html
そーいえば海外紙が
思い出した。コレだ↓
こんにちは。自分は、民主党内リフレ派が結局敗北したことを残念がる気持ちを元増田とシェアしています。いっぽうで、元増田が支持する現アベノミクスの金融政策については、実効性の面で重大な懸念が出てきているとも思います。とりあえず、いくつか事実関係の訂正をします。
一般会計税収はリーマンショック翌翌年の2009年が底で、そこからずっとコンスタントに増え続けています。2013年度に特に増えたわけではありません。キープペースです。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.htm
短期的に奏効するはずの「企業収益の押し上げ」は、この後で述べますが、実際には起こっていません。「失業率の低下」についてはどうでしょうか? 実はこちらも、2009年からほぼ同一ペースで一貫して改善しているのです。完全失業者は52か月連続で減少、就業者数は21か月連続の増加です。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
http://jp.ecodb.net/country/trans/Z1F01301.html
こうして諸資料を見てみると「リーマンショックが日本経済を直撃した2008-9年以後の経済復調のペースは、実はアベノミクス実施の前後でそれほど変化していないのではないか?」という印象が出てきます。内閣府経済社会総合研究所の作る景気循環資料でも、2009/3から始まる景気上昇(第15循環)が、2012/4で一旦ピークを迎えて景気悪化に転じるものの、2012/11を景気の谷として再び第16循環が始まっています。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/140530date.pdf
たった2年前のことなのにみんな忘れてしまっているようにも見えますが、民主党の政権返上→解散コンボは、景況とは直接の関係はありませんでした。鳩山政権は安全保障問題で、菅政権は東日本大震災への対応で支持率を落とし、野田政権はねじれ国会の国会運営に行き詰まった末に、3党合意と引き替えての解散だったのです。
あまり報道されていませんが、中小企業景況調査報告書を見ると中小企業の景況感も良くなっています。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/137keikyo/137sokuho.pdf
直前四半期のQ2(4-6月)とQ3(7-9月)を比較すれば、そう見えるかもしれませんが…。業況判断DIのグラフを見ればわかるとおり、Q3はQ2の消費増税後の急激な落ち込みから何とか持ち直しの傾向に転じただけで、前年Q3と比較すれば未だマイナス推移です(中規模 ▲2.3, 小規模▲0.2)。一方で採算(経常利益)DI、資金繰りDIは全般的に昨年より悪化しています(全産業で採算DI▲1.5、資金繰りDI▲0.9)。この採算(経常利益)DIの悪化には、円安の影響が直撃しています。
円安状況が引き続いているために原材料・商品仕入単価DIが△12.4と急上昇しているにもかかわらず、マーケットの実需要が不足しているため、売上単価・客単価DIは△5.4アップと価格転嫁できていない。その結果、採算(経常利益)DI が悪化している。円安と需要不足で企業の採算性が悪化しているのに物価は上がるのだから、これはスタグフレーションですよね。
結局、アベノミクスの金融政策部分に正統性があるかどうかは、当時の日本のコンテクストでこの理解が正しかったのか、という点にかかってくると思います。経済学の教科書では、デフレーションの原因は:
の2つとされますが、日本の景気問題は、おおむね人口オーナスにより総供給が総需要を上回っている=実体経済自体が弱っていることが主因であって、ゼロ金利と量的緩和によって市中のマネーサプライを増やしても需要自体の創造ができるわけではないですよね(需要を創造するのはアベノミクス第2の矢の財政政策で、これは2013年に実質GDP2.2%を記録しただけで効果が切れ、今年のGDP推移はご承知の通りです)。
紐を引いたら物をたぐり寄せることができたからといって、紐を押せば物を押しやることができるわけではなく、その物を反対側で引く力(需要)がなければ紐がたるむだけです(銀行のマネー余剰)。結局のところ「量的緩和は(潜在的な消費力によって)奏効することもしないこともある」というのが、2010年代に欧・米・日の金融政策を見てきた我々の経験ではないでしょうか?
人手不足型倒産が拡大を続けてるって、ちょっと前からニュースで頻繁に見るようになった。
あー分かる分かる、ウチも建設業だし本当に職人や協力業者探すの大変だし分かるわー、でも倒産か大変だな、なんて人事のように見ていた。
俺の会社、春先からの資金切りの悪化を銀行融資で何とか切り抜けて夏場を乗り切った。
そして、今、秋口から沢山の仕事が受注出来て俺も部長も銀行もひと安心していた。
が、
着工日は迫る、送り出す人間が居ない、これはマズイ。
協力業者が見つからないなら、内製でやるしか無いと慌てて新聞やハロワに求人を出しても、技能を持った人間がただの一人と集まらない。
特にハロワは酷い、面接して採用しても約束の日に来ないなんてザラ。
採用したんだから当然来るものだと思って段取りしてるから、当日朝イチからパニック状態。
そうこうしてるうちに、あちこちの現場からクレームの嵐で、その場を取り繕うために自社の直営部隊(社員)の人ぐりを弄り倒して、
今度は、直営部隊の不満が募っていく。
とうとう、2年も育ててきた人間が出社しなくなった。
正直どうして良いか分からない。
そして、最大に頭が痛いのは、各現場に技能労働者と適切な協力業者が居ないがゆえの「出来高の上がらなさ」だ。
下請家業の入金は出来高払いになるから、出来高が上がらないと当然資金繰りが厳しくなる。
リースやレンタルで賄っている車両・機械は出来高の如何に関わらず毎月決まった請求を上げてくる。
一昔前のように、仕事受注出来たらそれでOKってな時代じゃない。
自社で賄える規模を正確に把握し、それを超える受注はしないと明確にルールを定めないと、あっという間に人手不足型倒産に陥るリスクが発生する。
と、これを書いている間に、現場からもっと人間を増やせと電話が来た。
無理だよ、手は尽くした、真面目に人も協力業者も居ない。
それと元請けで建築予定の建物2棟が11月に控えているが、今の所、どこの業者も年内は一杯だという返事しか帰ってこない。
それじゃぁ、アテにしていた着手金も入らなくなるじゃないか。