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はてなキーワード: 市議会とは

2017-11-25

はてサの連中って

やっぱクソだわ。

赤ちゃんを市議会に連れ込むことは、悪いことなのか?(駒崎弘樹) - 個人 - Yahoo!ニュース

で上位に来てるコメントパフォーマンスをほめるブコメばっか。

なんなの?これはルールが正しくないと思うなら民主主義原則にもとづいて変えればいいだけの話。

しか本来はその民主主義現場にいる人が規則無視するなという本来シンプル問題なのに。

それなのに子育て不寛容議会がどうたらとかルールが正しくないのではとかいうそもそも論を持ち出しやがって。

正しさなんてお前だけがきめてるんじゃねーわ。なんだ、結局お前らの敵のアベと同じように思ってるじゃねーか。

もう一度いいます。「ルールが正しくないと思うなら民主主義原則にもとづいてそれを変えればいいだけの話」

憲法とかの話になったら守れ守れとうるさいくせに急に子育てとか絡めたらルールが間違ってる。パフォーマンス賛成って。

聞いてあきれるわ。

やっぱりはてサって自分感情物事善悪を決めてかかってルールとか決まりってどうでもいいんだね。

よくわかりました。

2017-11-14

anond:20171114220249

アファーマティブ・アクションを行っているノルウェーですら、あまり女性は変わっていないようだ

男女平等格差対策少子化対策トリレンマ KY雑記ログ http://crossacross.org/ky/Tradeoffs+among+gender+equality+and+birth+rate

女性男性より経済的な優位性を持ってたとしても、男女の関係ってそんなに変わらないと思う。

 ノルウェー福祉子育てに手厚く、例えば育児休業にはほぼ1年間の所得が丸々保障されますし13、シングルマザー支援も手厚く貧困率アメリカ日本より大幅に低くなっています14。これらの制度総体として見た時、子供に対する手当が月2~3万、シングル親の場合にはその倍が支給されるという市議会での調査もあります15。親になった人にとっては、非常に子育てやすいと言えるでしょう。そのためノルウェー出生率は高く維持され、今でも2.0近くあります。一方で無子率は決して低くはなく、45歳無子率(最新の1965年まれコーホート)は男性で22.9%、女性12.5%ほどになっています16 17 18。これは、ノルウェー男性10.4%は離婚不倫により事実上一夫多妻となっており、その分結婚できていない男性がいて、それ以外に12.5%の子供が持てない男女がいるという構図になります。また1940年まれコーホートでの45歳無子率は男13.9%女9.5%と4.4%差であったのに対して、この男女差は年々拡大する傾向が見られます

 さてこの事実を、「女性自分より年収の高い男性とした結婚したがらない」という風潮と合わせて考えてみましょう。Science Nordicの指摘によれば男性収入が低く結婚を戸惑っているうちに逃げられるとの話でしたが、逃げた女性所得のあるバツイチ男性結婚するなり不倫したりすることになります養育費天引きされるので、再婚不倫所得が無いと無理でしょう)。その場合も、離婚不倫によってシングルマザーとなった女性には税金により十分な手当てが支払われます

2017-10-25

anond:20171024212735

自分感覚だとそれはあり得るような気がしてしまうのだけれど、凄まじく政治に無関心なのは自分世代だけなんじゃないかという気がしないでもない。

地元市議会だよりに、議会を傍聴しに来た一般人年代円グラフにまとめられているんだけど、僕の年代(30代~40代)は0人だったりする。

人生のうちで一番忙しい年代から仕方ないのかもしれないけど。僕自身だって行ったことないしなぁ。20代以下の傍聴者は結構いるんだが、どうせ学生だろう暇なんだよって事?だったらいいけどいや別によくはない。

話は脱線するけれども、僕の世代子供の頃から安定して意欲が低くて大人しい。

小学校中学高校大学と、

部活動サークル活動が僕の学年で甚だしく没落していた。

技量が低いとか以前にまず出席率が異常に悪い。何かをしない・出来ない言い訳をする時は驚く程口が回るのに、何か発言を求められると完全に沈黙。人の為に何かしようという気は更々ないし、自分の為にも何もしない。とにかく受け身で、お口に誰かが美味しいエサを入れてくれるのを待っているだけ。

そういう自世代の謎の特性をとりわけひしひしと感じたのは大学時代ちょっと卒業するのが難しい学科だったので、僕が一年生の時は同学科留年しまくってる先輩達がサークルに沢山いた。

歳の離れたOB上級生と僕らを比較すると全然様子が違っていた。先輩方は元気でパワーに溢れていて活動的で、常に何か面白い事をやろうとし、サークル活動でも業績を残すし、論文はすごいのを書くし、留年だってもっと勉強したいからとか何かしら明確な理由があった。期末試験前には皆で助け合って単位を取ろうとしていた。

僕の同期は皆目が死んでた。勉強もせずバイトもせず、かといって遊びもしない。皆それぞれ自分の部屋に引きこもり、長期休暇は丸々実家に帰って過ごす。そんな人達ばかりだった。

何か、楽しい事をしようとすれば、別にこちとら強要どころか誘ってもいないのに、足を引っ張る発言をされる。課題はやってない前提、休日は一日中寝て過ごし何もしていない前提の会話に、こちらまでエネルギーを吸い取られる気がした。

あの同期達の淀んだ空気感が僕は嫌で、同期達には極力寄り付かず、講義の無い時間自分の部屋で黙々と勉強し、アルバイトにも精を出し、学外で知り合った異性と遊んだりもした。

別にすごくキラキラした大学生ライフを送りたかった訳ではないんだけど、あのどうせ何やっても無駄っていう、どんよりと淀んだ空気は本当に辛かった。

今僕は危機感を覚えている。社会人になってからは、ずっと年上の上司や先輩達にもまれほうほうの体で過ごして来ていたので、僕の世代体たらくを忘れがちだったけれど、そろそろ僕達もそれなりに責任あるポジションに着いていかなければならない頃合いだ。

けれども、やっぱり同期やほぼ同年代はこの間の選挙前、「選挙なんて行かないでしょ?」なんて言っていた。僕らは相変わらずやる気がなくいろいろな物事に無関心で無責任で、黙って動かずにいても誰かが何とかしてくれると思い続けているのではないか

僕達の代で世の中はすごく悪くなってしまうのかもしれない、という事はさすがにないか。一つの世代だけで世の中を引っ張る訳じゃないし。ただ僕達は先輩からも後輩からもあきれられ軽蔑され、居ない者として静かに忘れ去られるだけだろう。

                                                    

    

2017-08-20

サクラクエスト地方創生本質

サクラクエストを見ていると、助成金が切れたら元通りになるなと、悲しい未来を予想できるほど現実志向アニメだと感銘を受ける

ある著名な「内閣官房地域活性化伝道師」は、補助金助成金による地方創生は、薬物のように依存性があって危険だそうな

猛烈に、著書やネット安倍政権地方創生事業批判をしている

以前、セミナーがあって著者が作成した依存の図を見たときはああなるほどと思った

せっかくなので、例文を作ってみた

補助金助成金を「覚醒剤」と読み替えてみた

  • なぜ、せっかく国が用意した覚醒剤を使わないんだ!!

すでに薬物中毒蔓延した北斗の拳世界のようだ

例文はどれもGoogleで実際に検索結果にでてきたものを参考にした

実際、著者自身補助金覚醒剤だと批判しつつ、内閣官房の中枢に入り、経済産業省補助金助成事業支援する外郭団体に名を連ね、地方自治体市議会自民党青年会などのセミナー講演会生業にしていて、結局補助金で生きているという笑えない事態になっている

まさに薬物中毒薬物汚染実態

著者をはじめ多くの地域活性化伝道師は長年取り組んでいる。実態は一人社長企業が多い

特に補助金は悪だという著者は20年間も取り組んでいる、成功したという話は本人からは聞くが、周囲からは聞かない

実際、成功したという地に足を運ぶと、シャッター商店街のままだったり、事業が止まったままだったり、実質的他人事業であることが多く、明らかに風説の流布となっている

中には、社会人学生をタダ働きさせていた悪質な地域活性化伝道師もいる

それらの伝道師の下に、人が定着せず使い捨てが繰り返されている

地域おこし協力隊については、悲惨実態が知れてきたが伝道師の方は公にされることは少ない、まさに闇なのだ

サクラクエストは、結局は地方創生といいつつ、みんなで補助金チューチューしている実態が、アニメで生々しく暴露されたに過ぎない

作中に出てくる、まちおこし手法は、


どれも10年以上前から実際のまちおこし現場で行われてきたことなのだ

20代女の子たちがまちおこしをするといいながら、何も成果を上げなくても、取り組みをメディア美談として取り上げ、役所も、住民も黙っている

悲しいかなこれが現実世界も同じだ、人口減少時代の潮流の中で、数十万人の移民受入政策などのの実施抜本的なパラダイムシフトが起きない限り、地方創生などありえない

地方創生自体が、与党選挙対策(アメ)を与え、地域活性化伝道師が、セミナー講演会を開き、地方自治体観光協会発注して、事業化して、受注企業が人を派遣する

間内覚醒剤を使いまわして盛り上がって気持ちよくなっている傍ら、ただただムダに税金が浪費されているだけにすぎないのだ

https://anond.hatelabo.jp/20170818121139

2017-08-01

徳島新聞阿波踊りチケット買い占め問題ヤバい

徳島新聞ラスボス感がやばい

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52364

徳島新聞は近年、人気席を中心に毎年2〜3万枚のチケットを確保しています。そのため、一般発売が始まっても販売直後に売り切れてしまう状況です。しかも、徳島新聞に流れた分は売り上げなどの詳細がわからないので、全てのチケットオープン販売する場合と比べて収益が低くなっているのが実情です」

この人気席に座っている人は、徳島県内やその他でも力がある人なんだろうなぁ。

週刊現代」に記事掲載された直後、6月15日徳島市議会では早速この問題が取り上げられた。すると驚くべきことに、徳島新聞は翌16日の紙面で「阿波おどり事業 累積赤字4億3000万円 演舞場改修など要因」という見出しで、赤字がさも初めて判明したかのように報じたのである

しか徳島新聞は、今年の阿波おどりも、運営体制を見直すことなく「例年通り」に実行しようとしている。

こんなんブチ切れるだろ!

「新」と書かれているのが、徳島新聞が押さえている座席。800あまりキャパティのうち、実に半数近くの約400席が占められている。

予想以上に酷い。

全日程・全会場を合わせると、徳島新聞は桟敷席(街中の屋外観覧席)だけで2万席近く押さえています7月1日の朝10時にチケット一般販売が開始されましたが、一般向けに割り当てられたチケットが極めて少なかったため、10時2分にはもう売り切れてしまった。おかげでその後、観光協会には苦情の電話殺到しました」

徳島新聞が確保した席は、同社のグループ企業取引先などに優先的に販売されていると聞きます。また、会場に広告看板を出したスポンサー企業に対して、招待券として配ったりもしているようです。

最終的には、徳島新聞からチケットの売り上げが支払われますが、徳島新聞がどの席を誰にどれだけ売って、何枚売れ残ったのかといった詳細は、毎年明らかにされていません」

……だろうね。

我々も『一刻も早く実行委員会を開催すべきだ』と主張してきました。しかし、徳島新聞は『米田社長の日程が取れない』の一点張りで、頑として譲らなかった」

挙句の果てに、「7月28日に開催する」と明言していたはずの実行委員会は筆者の取材後、徳島新聞から通達が出されて中止が決定し、開催されることはなかった。

議員7月14日事実上チケット販売差し止めを求める仮処分命令申立書を徳島地裁に提出している。「徳島新聞が人気席を大量に確保していることなどが、実行委員会の定める事務処理要項に反する」として、事務処理の停止を求めたものだ。

この申し立て7月25日徳島地裁却下

申し立てでは、実行委を経ずにチケット販売しているとしていましたが、実行委は5月19日に開催しています」「(チケットの確保は)阿波踊りを盛況かつ円滑に運営するのが目的で、一部の報道にあるような社の利益追及、利益還流のためではありません」「今夏は人気のない演舞場の席をあえて大量に確保するなど、主催者としてチケット販売の促進、収益向上に十分貢献している」「観光協会担当者に連絡したところ、(チケットに関する)問い合わせは多いが、苦情はわずかとの報告でした」

5月19日実行委員会が開かれたのは事実ですが、そこでチケットの配分は話題に出ませんでした。また、記事には徳島新聞現在1万4871枚を確保していると書いてありますが、こちらが把握している同社の占有枚数はおよそ2万枚です。一般販売後の苦情も、わずかなどというものではありませんでした」

やばい

さらに、徳島新聞だけでなく、徳島市遠藤彰良市長事態改善を図る気がないようだ。6月市議会でも、市議から阿波おどりに関する再三の質問に対して、市長は答えようとしていない。

「実は、遠藤市長徳島新聞グループテレビラジオ局である四国放送出身なんです。もともと四国放送アナウンサーをやっていた遠藤氏が市長になれたのも、徳島新聞支援があったおかげですから市長には何も期待できませんよ。

それどころか市長は、昨年11月22日観光協会近藤会長のところを訪れて、『これは市長として言うが、(観光協会会長を)辞めてほしい』と繰り返し発言し、近藤会長に辞任を迫っています。これも徳島新聞意向を受けてのものだ、と地元では言われています」(前出・市政関係者

黒い。阿波踊りが黒い。

どうなるんだろうか。

2017-06-27

親学と親業

親学コミュニケーション塾なる教育委員会関連の団体主催する親業講習会ってのの案内が回ってきて、オウさすがわが故郷保守王国愛媛の未開の地今治やなと思ってたら、なんか中身がまともっぽい。なんなんだろうと思って調べたら、親業って親学全然違うのね。ペアレントトレーニングとかそっち系? んで、ネットで調べたら「親学は親業にとって風評被害与えてるみたいなもん」って話が出てきた。

これはもう完全に陰謀論なんだけど、今治って偉いさんたちに日本会議入ってますって人多いのね。市議会議員さんとかめっちゃ書いてる。そしてそこで親学ってもんがあるらしいよ、なんかいいらしいんだけど、って偉いさんが適当に聞いてきたんじゃなかろうか。そしてじゃあ親学って入れてみるか、ってなって、でもよくわかんないし知ってそうな団体にお願いするかーとやったら親業が引っかかった、と、これそういう話なんじゃなかろうか……。

なんかこういう、田舎トンデモ持ち込まれものの、持ち込んだ人がそのトンデモに熱心じゃないか既存の、業界的にはまとも寄りの団体トンデモ看板の下で活動して、みたいなこと、結構あったりするんじゃねーかなーと思った……。

2017-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20170530213905

市議会選とかならともかく、大きい選挙だと、誰が当選するか割と事前に予想つかないか

予想ついた上で、それでも「この人がいい!」と支持してるのであれば頑張って欲しいが、なんの予想もなく闇雲に投票して当選させるつもりなら、ちょっと無理があると思うぞ。

2017-04-07

国会議員の定数を増やすのはどうかな

共同体への帰属感の喪失共同体意識希薄

「国」としてのまとまりが弱くなることへの危機感

価値観統一への希求

ウヨク的/サヨクイデオロギーへの傾倒

にっちもさっちも

思考実験として。

町会・自治会レベル代表者からなる市議会構成

市議会代表者複数)による県議会構成

県議会代表複数)による国会構成国会議員の定数をふやす

イデオロギー代表者政党)による国政から所属地域代表者による国政へ

2016-09-30

老人のクレームのおかげで保育園開園断念というニュースに怒り

東京都武蔵野市で開園予定だった保育園が近隣住民20人のおかげで開設断念したというニュースが目に入ったとき私は怒りに震え上がった。

未来ある子どもたちへの投資をたった20人の大人が阻止した。

近隣住民は「道路が狭くて危険な立地だ」「保育事業経験がない業者では不安だ」と難癖つけて市議会陳情まで出す始末。

しかし近隣住民本音は「子供がうるさいから嫌だ!」というのが本音であろう。

平日昼間に仕事もしないで家にいるような少数派に保育園開園が阻止されるとかたまったもんじゃない。

反対した奴らは一体誰なのか、おそらく年金暮らしの老人が多いのは確かだろう。

 これで待機児童の解消はまた遠ざかるであろう、保育園開園に反対すれば計画が潰されるという前例を作ってしまったのだから

この先保育園を何処かに作ろうとしてもまた同様の反対運動がなされて開園が阻止されるかもしれない。

子供1人の価値は死んでいくだけの老人1000人よりも重い!

昔は老若男女子供はうるさいものだと誰しも受け入れてた。

しかし今は何事に対しても過剰に反応する奴が多すぎる。

特に老人が保育園に反対することによってどれだけ国益に損が出てるのか。

老人はまさに老害という言葉が似合う。

私は全国の自治体提案する、保育園建設予定地やその周辺に反対するうるさい住民がいたら、その住民の住んでる家、土地ごと強制収容すればいいのだ。

2016-04-26

テレ朝ニュースがすごくバカっぽい

同居人テレ朝の朝のニュースを見ているが、ニュースがすごくバカっぽい。

Yahooニュースアクセスが多いやつか何かを取り上げているのだが、

Yahoo見出しをそのまま女子アナが声に出して読むのである

女児暴行逮捕 市議会に衝撃」みたいな。

新聞(のようなもの)の目で読むための見出しと音で聴くためのトピックスは違うだろ。すごくバカっぽい。

私は朝はNHKニュースが見たいんだが。

2016-03-12

じゃあ、歩道のない夜の道の自動車なんて一切禁止にすべきだねえ。

http://anond.hatelabo.jp/20160312044205

自動車を降りさせて押してもらわんとね(笑)

だって自動車は徐行でも歩行者を確実に殺せるんだからねえ。こわいよねえ。

あ、現実は、歩行者死亡の殺人主犯はほぼ100%自動車クルマのほうだからよろしくね!

この現実は『歩道でも、通学路でも、生活道路でも変わらない』からさ!

歩道上でも圧倒的殺人王なのは自動車

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025

歩行者自転車等といった弱者だけを攻撃(ながらスマホ関連報道等で顕著)して責任転嫁し、自動車運転手らの劣悪なモラルほとんど報じないテレビ新聞マスコミ等の偏向不正報道

交通における歩行者死亡原因のほぼ100%自動車加害による』という自動車のクソな現実国民に知らせない歪んだ報道姿勢

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111025/1319554054

ちなみに警察官自転車を利用するとき、未だ主に歩道通行な現状を見て明らかな通り、『自転車通行可』の標識関係なく、自転車歩道合法的に通行できる。

もちろん、道交法原則通り、車道合法。そして自動車歩行者自転車を最大限に保護し、優先することが義務付けられている。

自動車を減らして、自転車を増やすことのメリット社会篇)

http://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/2961/1/1.pdf

そもそも、ミュンスター都市交政策は、1980 年代渋滞を緩和させるためにはじまった。

(1) 渋滞の緩和:都心部から車を排除する政策をとって1年で、渋滞がなくなった、ビジネス効率が高まった、等の目覚ましい効果

(2) 交通死亡事故の激減 :交通死亡事故が激減した(初年度 死亡事例 0 件)交通事故死亡事故は、自動車からから起こるのであり、自動車が通行しなければ事故はあっても死亡には至らない。

道路から自動車という専有面積と重量が大きく高速で動く存在が無くなれば、重大事故原因要素を根本から無くせるため。

(3) 医療費の大幅削減:・ 医療費の大幅削減に成功平均寿命がのびた。自転車政策が立ち遅れているイギリスでは、環境ではなく医療費削減の目的自転車政策が始まった

自動車から自転車への乗り換えが重大事故を減らすんだよなぁ。善良だよなぁ自転車って。

で、各国ともに環境汚染対策CO2対策交通安全(重大事故の元凶は自動車)対策への取り組み圧力国際的にかかっているので、一切CO2を出さな自転車への乗り換えを進めるのは当然の流れとしてもある。

パリの街からクラシックカーが消える!? 市議会が古い自動車の締め出しを検討 - Autoblog 日本版

http://jp.autoblog.com/2015/02/19/paris-ban-old-cars-from-citys-roads/

自転車利用者もっと増やせ! パリ自転車施策 | パリに学ぶ暮らしエッセンス | マンションラボ

http://www.mlab.ne.jp/columns/style02_20150216/

パリ新交通システム2012】パリで進む脱自動車 | レスポンス

http://response.jp/article/2012/10/12/183012.html

自動車という公害性の高い車両から依存卒業する社会 ドイツの取り組み 高齢化も見据え交通

http://blog.livedoor.jp/hero_komine/archives/52001847.html

http://bokura-go.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-48a7.html

自転車の街へ変貌するロンドン。15年間でクルマは半減、自転車=サイクリストは3倍に

http://www.gizmodo.jp/2016/02/bikeinlondon.html

そして日本でも。運転免許保有率「都心」「若者」で減少。公害性の強い自動車必須という不便で過酷地域ほど人々に見捨てられ人口減少が激しいなか、自動車不要都市部への移住が進み続けている。移動手段クルマから都会的な自転車時代へ。

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-11318.php

自動車害は最悪

http://greentoptube.hatenablog.com/

公害車両である自動車から徴収したカネで自転車インフラ整備は世界常識

http://anond.hatelabo.jp/20160312111415

はっきりわかんだね。そんだけ自転車歩行者は無害で、自動車公害車両だってこった。

パリの街からクラシックカーが消える!? 市議会が古い自動車の締め出しを検討 - Autoblog 日本版

http://jp.autoblog.com/2015/02/19/paris-ban-old-cars-from-citys-roads/

自転車利用者もっと増やせ! パリ自転車施策 | パリに学ぶ暮らしエッセンス | マンションラボ

http://www.mlab.ne.jp/columns/style02_20150216/

パリ新交通システム2012】パリで進む脱自動車 | レスポンス

http://response.jp/article/2012/10/12/183012.html

自動車という公害性の高い車両から依存卒業する社会 ドイツの取り組み 高齢化も見据え交通

http://blog.livedoor.jp/hero_komine/archives/52001847.html

http://bokura-go.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-48a7.html

自転車の街へ変貌するロンドン。15年間でクルマは半減、自転車=サイクリストは3倍に

http://www.gizmodo.jp/2016/02/bikeinlondon.html

そして日本でも。運転免許保有率「都心」「若者」で減少。公害性の強い自動車必須という不便で過酷地域ほど人々に見捨てられ人口減少が激しいなか、自動車不要都市部への移住が進み続けている。移動手段クルマから都会的な自転車時代へ。

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-11318.php

歩道上でも圧倒的殺人王なのは自動車

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025

歩行者自転車等といった弱者だけを攻撃(ながらスマホ関連報道等で顕著)して責任転嫁し、自動車運転手らの劣悪なモラルほとんど報じないテレビ新聞マスコミ等の偏向不正報道

交通における歩行者死亡原因のほぼ100%自動車加害による』という自動車のクソな現実国民に知らせない歪んだ報道姿勢

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111025/1319554054

ちなみに警察官自転車を利用するとき、未だ主に歩道通行な現状を見て明らかな通り、『自転車通行可』の標識関係なく、自転車歩道合法的に通行できる。

もちろん、道交法原則通り、車道合法。そして自動車歩行者自転車を最大限に保護し、優先することが義務付けられている。

2015-10-05

小牧市図書館の整備(ツタヤ図書館)に関する経緯

色々と多すぎるんですが、分かる範囲で。

尚、ソースは全て市のホームページから。(市HP及び市議会記録)

例えば http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/010859.html

あとは http://komaki.gijiroku.com/voices/g08v_search.asp

最近話題は多すぎるんで省略した。誰か補足して欲しい。

平成18年

小牧市図書館意向調査(「図書館に関するアンケート調査報告書」)

平成20年3月

「新小牧市図書館建設基本構想」を策定

平成21年3月

「新小牧市図書館基本計画」を策定

平成21年4月

平成23年2月



平成25年

平成25年4月武雄市図書館改装オープン(現状の形式

平成26年~


平成27年2月

2015-06-16

       主   文

原告の請求を棄却する。

訴訟費用原告負担とする。

       事   実

 原告被告昭和四十三四月一日附でなした稲沢市役所庁舎建設用地収得に関

する専決処分を取消す。被告昭和四十三年五月十一日稲沢市以下略>、〇〇〇

平方米の土地市役所庁舎建設用地として買収するための土地売買契約を締結し金

千万円也の手付金を支出した措置を取消す。訴訟費用被告負担とする。との

判決を求め、請求の原因として、(一)稲沢市役所の位置は同市役所の位置に関す

条例昭和三十三年十一月一日施行第十号)により稲沢市以下略>と定められ

ている外その位置を変更しようとする条例は何等定められていない。(二)しか

被告昭和四十三年四月一曰専決処分をもつて稲沢市条例に定める市役所の位置

稲沢市以下略>)の西方約二千五百米の位置にある稲沢市以下略>その他の

土地市役所庁舎建設用地として買収することを決定し、同年五月十一日これが買

契約を締結し、手付金として金二千万円を支出した。(三)このような被告の措

置は右市役所の位置に関する市条例規定に反し、右買収土地の位置に同市役所

位置を変更しようとするものであることは明白である。従つてこれら被告措置

地方自治法四条第一項の規定違反する違法措置で当然取消されなければならな

い。仮に被告が今後において市役所の位置を右買収土地の位置に変更又は変更しよ

うとする市条例権力盲従市議会議員同意のもとに制定公布したとしても右買収

土地南北約六千米、東西八千米の中心点より西北約千三百米、市民重心点の西北

西約二千三百米、交通の中心名古屋鉄道国府宮駅西方約二千三百米であることを

勘案した場合地方自治法四条第二項の規定の変更等の特別事情の変更のない限

り同条項に反する位置へ市役所を変更しようとする市条例無効市役所の位置に

関する条例であると看做す外なく、右買収土地市役所を変更することは不可能

ある。

因みに稲沢市昭和四十三年度予算において市庁舎建築予算が可決され本件議案が廃

案となつたことをもつて被告市議会議決すべき議案を議決しなかつたとして右

専決処分をもつて右土地売買契約を締結したものであるが本件議案は右買収土

地に市役所の位置を変更する事業実施することの承認を求めるに外ならない議案

であることが明白で市役所の位置を定める市条例違反する処置事業執行承認

を与える議決無意味無効議決であるとして討論採決しなかつた市議会処置

適切である。このような無意味違法議案を市議会議決しなかつたとしてなした

被告の右の専決処分もまた無意味違法処分である。又被告は本件議案提出のため

議会招集の暇がなかつたとしているが右土地の買収契約締結まで四十曰の期間が

あつたので議会招集する暇がないとの理由は成立しない。以上いずれの点よりみ

るも被告地方自治法第百七十九条に示された被告専決処分を容認する事由は見

当らない。かかる違法専決処分により右土地売買契約を締結し手付金として金

千万円を支出した被告措置地方自治法第百三十八条の二並びに地方公務員法

第三十二条規定に反する違法処分であり、いずれも取消を免れない。(四)そこ

原告被告の右契約による公金支出につき稲沢市監査委員に対し監査等の措置

請求したところ七月十八日監査結果の通知(甲第一号証)があつた。原告は右の監

査結果に不服があるので地方自治法第二百四十二条の二第一項の規定により本訴請

求に及んだ。と述べ、被告の主張事実(二)の点を認めた。

 被告主文と同旨の判決を求め、答弁として、請求の原因たる事実(一)、

(二)の各点と同(四)のうち原告より監査請求のあつたことと右監査結果が原告

に通知された点を認め、その余の点を否認し、被告の主張として(一)原告は右監

査の結果に不服があるとしながらその不服事由については何等主張がなく、かかる

具体的事由の主張のない本訴請求は許されない。(二)被告の右の専決処分昭和

四十三六月二十日稲沢市議会において承認可決されたのでもはや専決処分のみの

取消請求は決して許されない段階となつた。と述べた。

証拠省略)(昭和四三年一〇月三一日名古屋地方裁判所判決

2015-05-19

下市長の実績

自身市長報酬4割カット 退職金は8割カット市議会維新が提出した議員歳費3割カット条例案を自民公明民主共産の反対で否決)

職員給与を平均7%カット幹部は15%)

高額だった市営バス運転手の給与を2割引き下げ

人件費を15%、年間360億円削減

事業をゼロベースで見直す‘市政改革プラン’により歳出を380億円削減(当初プラン見込み額のうち96%達成)

天下りポストだった外郭団体を府と統合民営化を含め70団体から団体へ最大9割削減予定(7割削減済み)

競争性の無い随意契約を金額で87%、件数で96%削減。

2013年改選だったポスト公募の無い天下りを29団体37人から10団体11人へ7割削減

前市長領収書不要交付金へと不透明化し、4億円以上ばら撒いていた地域振興活動への補助金を透明化し、全て100%だった補助率を上限75%に引き下げ。

記者会見記者クラブだけでなく、ネットメディアフリージャーナリストにも開放

子育て教育関連予算前市長時代の67億円から336億円へ大幅アップ

塾代バウチャー制で組織への補助金から個人の選択権を重視した教育支援へ     市長現金パチンコに使っちゃう人がいるかICカードでw」

区長公募し、窓口サービス評価を星の数にして公表

局長公募

交通局長の民間登用

市バス事業が31年ぶりに黒字に

重点的医療扶助生活保護医療適正化)、不正受給取締り就労支援生活保護費が22年ぶりに減少(政令市で唯一)

朝鮮総連関連施設について前市長実施していた税の優遇措置を廃止

就学前までだった医療費助成を15歳以下まで拡充

妊婦健康診査無料化

重度心身障害児の情報を一元管理する全国初の医療コーディネート事業 (重症心身障害者らが通う施設を視察した際、家族からの「医療機関への受け入れが円滑になるよう支援してほしい」との要望を受けて)

公立病院運営する病院局を独立行政法人化(非公務員化)

大阪市教育委員会委員公募

大阪市立小・中学高校校長公募

通常月1,2回の教育委員会会議を月3,4回開催

府市統合本部設置

中学校給食を導入し、低所得世帯には半額を助成

小・中学校教室エアコンを設置し、夏休みを短縮

点数化により保育所入所基準明確化と入所選考過程の透明化

倍以上の差があった市立と私立幼稚園の保育料を同額にして、助成あくま所得に応じて行う

保育所入所枠3340人増(前市長の1.5倍ペース)、一方で自民党木下市議は市政に介入して保育所定員を減らすように指示。

訪問型病児保育モデル事業(7800円/日、一人親世帯2400円、生活保護世帯市民税非課税世帯600円)

結婚の経歴が無くても一人親世帯には寡婦控除と同じ保育料控除を適用

こども難病医療費助成の新設

校務支援学校教育ICT活用事業開始 現在モデル校に、15年度から全生徒にタブレット端末配布(モデル校では教員1人あたり年間130時間以上の効率効果が見られた)

学校選択制導入

教育振興基本計画により、程度に応じていじめ加害者への対応更生施設活用も含めて明確化

市営地下鉄売店の運営天下り団体からファミリーマートポプラ

汚くて臭かった市営地下鉄トイレを美しく改装

市営地下鉄の薄暗いだけだった通路が駅ナカ商業施設ekimo(エキモ)」に

市営地下鉄ニュートラムの終発時間を延長

芸術文化分野での補助金配分の審査を行う「大阪アーツカウンシル」設置

音楽団補助金無しの自立化

ふるさと納税制度を利用して、市に納税する代わりに文楽など文化への寄付が可能に (単に補助金を待つだけの文化団体ではなくなる)

体罰が横行していた桜宮高校先進的なスポーツ教育を取り入れた改革プランを実行、さら総合スポーツクラブ設立を中心としたS-プロジェクトを推進

特別予算を組み、街頭犯罪多発地域における重点パトロール実施

行人にとって大迷惑だった繁華街キタミナミでの客引き行為を禁止

建て替える予定だった市立住吉市民病院民間に売却し、府立急性期・総合医センター統合

御堂筋の高さ規制を緩和で次々と新ビル誕生(それに伴い企業地下街の整備も)

なみはや大橋咲洲トンネル城北大橋無料化

鶴浜に関西発出店の東京インテリア家具を誘致(年間賃料1.5億円)

住民行政に頼らず自らの負担で自ら街づくりを行える日本初のBID制度

市営地下鉄全線で携帯電話使用可能に

大阪市情報化基本指針により、市営地下鉄公衆無線LANWiMAXを設置

市営地下鉄の運賃を史上初めて値下げ

大阪小学校曾根崎幼稚園跡地、売却予定額68億円を145億円で売却し周辺地域活性化目的にした52階建ての物販・飲食、文化交流施設、900世帯タワーマンションなどの複合施設

大阪城西の丸庭園モトクロス世界大会アジア初開催

5カ国との競合を勝ち抜き「第3回インターナショナルジャズデイ」を誘致、開催は大阪城西の丸庭園

税金管理運営していた大阪城公園委託ゼロ民間委託し、逆に年間2億円以上の納付金と収益の一部を受け取る。

税金管理運営していた天王寺公園エントランスエリア委託ゼロ民間委託し、逆に使用料を受け取る。

ほとんど使用されずに7000万円の税金維持管理していた元大阪市公館維持管理費用を2000万円に縮小、さら民間への貸与で由緒ある美しい建物レストランウェディングパーティ庭園の常時公開などに活用された上、1億円以上の賃料収入に。

ごみ収集効率化し、森之宮・大正の2焼却場の建替え計画を停止。

企業求職者マッチングサイトジョブアタック チャレンジ!」

市有地無償レンタルするイベント特別優遇エリアイベント得区(とっく)』

女性社員活躍社員の子育てを積極的支援している企業女性活躍リーディングカンパニー認証マークを発行

やらかしたこともたくさんありますが、これだけのことをやっています

2015-05-15

大阪市廃止による「暗い」未来予想図はすでにある

元増田

http://anond.hatelabo.jp/20150515102420

橋下徹大阪市長の「大阪都」構想に基づき、17日に同市の有権者に問われる大阪市の廃止と五つの特別区への分割についてどう考えるか―。長年、地方自治研究してきた宮本憲一大阪市立大学名誉教授京都市内の研究室で聞きました。(聞き手藤原直)

 ―維新の会が「都」構想と呼ぶ大阪市廃止・分割案についてどうお考えですか。

 大阪市歴史的形成されてきた日本代表する大都市であり、24区のコミュニティーを基盤とした自治体です。これを廃止するのは極めて乱暴なことであり、暴挙だと考えています

 私は京都市民ですが、京都市民に「京都市をなくして、いくつかの区に再編してもよいですか」と尋ねれば、ほとんどの市民は反対します。神戸市でも同じです。現に大阪府堺市市民も市の廃止に反対しました。

 当初、「都」構想を政令市改革の一案として議論していた専門家の間でも、具体化された現在の未熟な案には、これを一般的評価するほどの関心すらなくなっています

 具体的には、やはり財政調整に大きな問題がありますね。現在の市のかなりの税源が府に取られる。しかも府から特別区に配る交付金の配分割合の決定権は府にあります。5区の意見が十分に反映されるか疑問があるし、吸い上げられた財源が特別区のために使われる保証もありません。

 120もの事務が、住民の声が届きにくい一部事務組合に任される。これだけでもこの構想は間違いだと普通なら判定しますよね。

 とくに大阪市をつぶすという橋下氏の個人的目的が先にあって、なぜ大阪市が廃止されなければいけないのか、大都市を分割していいのかという基本的問題がまったく議論されていない。それが私は非常におかしいと思っています

 そもそも大都市には集積の利益と言われるメリットがあります近代社会では経済医療高等教育文化といったものが、一定人口規模や経済的な諸力がなければ成立しません。ですから、どの国でも大都市形成され、一国の華をなしています大都市は全国に発信する文化経済の核を育てるゆりかごです。その発展は一国にとっても重要意味をもっています

 他方、大都市には集積によるデメリットもあります貧困公害住宅難や交通渋滞といった都市問題です。この影の部分を直すのが都市政策です。

 大都市メリットを維持しながら、都市問題都市政策改善していくのが都市行政の基本です。それなのに、角を矯めて牛を殺すようなことをしてどうするのか。市を解体しても都市問題は解決しません。しかも、いったん壊してしまったら、単に市民にとってだけではなく、一国全体に大きな不利益をもたらすことは間違いないわけです。

 大阪市を五つの特別区と府に分けると、市の都市政策に関わってきた優秀な人材も、その蓄積もバラバラになります。辞める人も出てくるでしょう。区行政が落ち着くまで恐らく数十年はかかる。サービスが落ちるのは目に見えています

◇  ◇

 ―では大都市において今、本当に必要なこととは何でしょう。

 まず、都市政策というものを、もっと市民福祉を向上させるために行うべきだということ。そのためにも住民参加の仕組みを充実させなければならないということです。

 大都市において住民の声をどう行政に反映させるかという課題は各国共通していますしかし、そのために大都市を廃止して分割した例はないわけです。

 どうしているか。例えばニューヨーク市では、59のコミュニティー委員会に50人ずつの委員が選ばれ、市議会とは別に市政に参加する仕組みをつくっています。ここで議論されたことはかなりの割合予算にも反映されていますイタリアにも地区住民評議会という制度があります

 日本政令市でも内部に区自治協議会を設置したところもあるし、行政区総合区に格上げすることなどができるようになってきたので、各都市市民自身地域に合った住民参加の仕組みを考案していけばいいのです。

 ―橋下氏は1990年代に府と市がそれぞれ建てた高層ビルを「二重行政」と批判し、政令市である大阪市が大きな予算をもち府と似たような仕事をするから無駄が起きると主張しています

 それも間違いです。そのビルが両方とも破綻したのは事実ですが、それは二重行政の失敗ではなくて、それぞれの行政の失敗にすぎません。

 市をつぶして、府知事という「一人の指揮官」をつくるという考え方自体がよくないんですよ。やっぱり府があれば、市も市議会もあり、市民がいるんでね。例えばカジノの誘致問題府知事市長意見が違ったって構わないんですよ。

 ただ、いまだに少なくない市民が橋下氏の構想に期待を寄せている理由は、何よりもまず中身がよくわかっておらず、大阪が「都」になれば、東京匹敵する経済力や行財政力になるのではないかという幻想があるからだと思いますしかし、実際には大阪市が無くなるだけで、今回の投票では府の名称すら「都」にはなりません。

 第一、大阪がなぜ東京のまねをしなければならないのでしょうか。私は、戦後大阪府市政、財界政策の失敗の原因は、東京の後追いをしてきたことにあると思います。民生部門が多い「商業の都」だったのに東京重化学工業に追いつこうとして造った堺泉北コンビナートが、あまり地域経済に貢献せず、逆に公害を出したこともありました。(茨城県の)筑波研究学園都市)のまねをして失敗した「けいはんな学研都市」にしても、湾岸部の開発にしても、失敗の連続だった。地域の特徴を踏まえて大阪の持っている力をどう引き出すかということにならなかったからです。そこにきて今度は、戦時中戦争のためにつくられて今でも安定しない都区制度までまねるという。それで良くなるというのはまったくの幻想です。

◇  ◇

 大阪市民はもっと誇りを持たなければいけません。戦前は「都市政策大阪を見ろ」と言われ、どの街も大阪を模範にしました。東京高商(現在一橋大学)の教授から助役を経て市長になった関(せき)一(はじめ)市長(在任1923~35年)が目標とした「住み心地よき都市」を今こそ目指すべきです。

 関は、御堂筋地下鉄建設で有名ですが、本領社会政策にあります労働者住宅保育所をつくり、市民の絶大な協力で大阪商科大学現在大阪市立大学)を創設し、文化殿堂しました。大阪衛生試験所をつくり、日本初の大気汚染観測を始めています

 当時、中川望という府知事や、関の親友だった東京市顧問・岡実が「都市格」を大阪市目標として提唱しています。岡は、日本には天子天皇)のいる権力の都(みやこ)はあったけど市民都市がなかったと。だけど大阪は「都市格」のあるまち、すなわち、市民の自治都市でなければならないと言ったんです。

 いまは国際的にも都市目標というのは環境文化にあります大阪には人々に尊敬される都市になってほしい。権力の都にはなってほしくない。

 昔から大阪江戸じゃないんです。大阪市民がつくった市民の街なんですよ。自由なる市民都市。そこに大阪の意義があります。「シティ」とはそういうものです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-29/2015042903_01_0.html

2015-04-07

「教育」と「政治」は切り離されず、「政治」のネタに利用されている

前回、兵庫県芦屋市における小学校建設問題についての増田を書きました

http://anond.hatelabo.jp/20150401074440

これの続報です。

以前は、小学校の是非について問うものとなっていましたが、事態は変わりました。

まず、私の意見を先に述べておきますと、最終的な市の決定には従うより他ありませんので

今回小学校建設中止となってしまったことに関しては、納得しています

ですので、小学校建設必要か、そうでないかは今回の議論対象ではありません。

しかし、「教育」が「政治」のための道具として扱われていることが明白となり

その点に関して怒りを隠せません。

別に今に始まったようなことではないでしょうし、色々な所で往々にして行われている

ことではあるのでしょうが、黙って泣き寝入りするわけにもいきません。


以下、経緯を記載します。

まず、兵庫県芦屋市行政における経緯です。

基本的な流れはこちらの資料

http://www.city.ashiya.lg.jp/kanri/documents/ikenkoukankaihaifusiryou.pdf

これまでの経過、に記載があります

平成8年1月 兵庫県企業庁が『南芦屋地区土地利用基本計画』を策定

小学校敷地面積 約 24,000 ㎡

幼稚園敷地面積 約 3,000 ㎡

・合計 約 27,000 ㎡を確保することについて記載

平成8年12月 兵庫県企業庁との協議

小学校新設にあたり,12学級は必要であると回答

平成10年~ 10 年~陽光町,15 年~海洋町,16 年~南浜町,18 年~涼風町入居開始

平成20年 潮見地区と南芦屋地区児童数がほぼ同数となる。(各約 240 人)

平成23年4月 南芦屋地区児童数(316 人)が12学級規模に達する。

平成26年4月 建設公営企業常任委員会所管事務調査において,南芦屋地区教育

設用地の利用について,年内に結論を出すと説明

平成26年8月

~11月

『南芦屋地区教育施設用地幼稚園小学校建設検討委員会』を設置

(8回開催)

平成26年12月 市議会第4回定例会一般質問において,検討委員会での結論を踏まえ,

芦屋地区小学校必要であると答弁

平成31年4月 南芦屋地区児童数が約 600 人(推計)に達する見込み



件の小学校建設予定地は、兵庫県企業庁の所有になっており、開発時点で

学校用地として使うことを定めていることがわかります

芦屋市は、企業からはい学校を作るのか、という問いに対して、それに見合う児童数が

確保できたら、と回答を出しています

上の経過のように、おそらくは企業から、当初言っていた児童数にとっくに達しているのに

学校建設はどうなってるんだ、とお達しがあったのでしょう。

去年の8月に急遽、学校設立委員会芦屋市が立ち上げています

市の教育委員会議論が交わされ、学校を新設する方向で市長へ依頼報告が上がってきたようです。

そして、去年の12月の定例議会において、市長学校建設を行う方針を発表します。

非常に急転直下な話です。

山中芦屋市長は元々、小学校建設を願っていたそうなので、渡りに船ではあったのでしょう。


その後、今年の2月に「地域住民意見交換会」という名の説明会が催されます

その際の資料議事録はこちらに公開されています

http://www.city.ashiya.lg.jp/kanri/ikenkoukankai2.html

備考の議事要旨に、答弁の議事録が記載されています

これには私も参加し、その際の発言も記載されていますが、ここでは市は学校建設は行う、と明言しています

この時点では、いくつかの反対意見もあることが議事録から伺えます

しかし、反対意見があろうが、市としては「建設する意思」は覆らないという回答がされています


そして、今年の3月26日に芦屋市議会議員3分2を占める、14人の議員による「嘆願書」が市長に対して提出されます

それにより、翌日の3月27日に、山中市長は急遽、小学校建設白紙撤回を表明します。

(なんとその同日に、前回もURLを貼り付けましたが消えてしまったようで

 ビラが各地にまかれています

http://i.imgur.com/xY8EpUk.jpg

これは嘆願書を提出して建設を辞めさせた議員が、建設を辞めさせた議員たちと、それに賛同しなかった議員という形で

名前を連ねて、地域にばらまいたものです。明らかに選挙意識した動きであるのは明白です。

しかし、市長が翌日にすぐに白紙撤回するのがわかっていたかのような根回しのよさですね。

ビラはこの議員だけではなく、他の議員からも色々なものがまかれたそうです)

そして、昨日、4月6日に、今回の件に関する説明会が開催されました。

これが今までの経緯です。

そこに参加をしてきて、ボイスレコーダー議事を録音してきましたので、必要であればYoutubeにでもアップすることは可能です。

ですが、おそらく市から今回の説明会議事録が提出されるであろうのでそれまでは保留としておきます



さて、同日に都合2回開催された説明会ですが、内容としては最初市長から2分程度の謝罪言葉があり

後は市民の皆様から意見を頂戴します、と。ただ市民愚痴を聞いて発散させて、事なきを得ようという

目論見丸出しの会でした。

この会で、多くの疑問が新たに湧く結果となったのです。


まず、山中市長小学校建設白紙撤回させた理由について言及した所

市議会3分の2を越える議員から嘆願書が提出されたことを非常に重く捉えている

・それが芦屋市民の民意なのだ理解している

との回答でした。


しかしここで疑問が出ます

我々が選出した市長議員の総意が民意であることは理解のうちなのですが、

それが公式な場の議会で行われたことではなく

非公式な場での嘆願書により行われ、議論もすることな議決を得ることもなく

「決定」に至ったことです。

それは正式手続きを踏んだとはいえません。

しかもなぜこの時期に、選挙を目前にしたこのタイミングにそれが行われたのでしょうか。

これは、昨日の説明会に参加をした木野議員ブログにて言及をしておられます

http://blogs.yahoo.co.jp/urukino07/68394659.html

びっくりしたのは、市長発言でした。

 今回の14名の議員による白紙撤回を求める申し入れ書について、「議決に準じる。印鑑を押してあり、大変重い」と述べたことです。

 じゃあこれから、議案を出す前に、この申し入れ方式をとれば、議会なんか開かなくても済むケースが山ほど出てくるのではないでしょうか?

 予め、議員には議案を示し、賛成派・反対派がそれぞれ署名捺印合戦をして、多数を占めたほうが、「申し入れを作り、そこに署名捺印をする」。市長は、その申し入れ書を見て、反対が過半数を占めていたら、議会での論議をする前に撤回してしまう。

 ある市民の方が、「議会で論議をしてほしかった」と発言されていましたが、まさに今回は、議会での議論をすることなく、市民的な大きな課題市長独断で決められ、議員14名の申し入れ書という形をとって白紙にされたということです。

 議会議員役割とは何なんでしょうか。

それともう一つ。

 選挙議会構成が変わる可能性もあるのに、なぜ今の14名が「重たい」のか?



山中市長はしきりに「行政議会の決定に従うしか無い」と訴えていたのですが、

まだ議会で討論されたものではないのです。

それを民意だと捉えている市長の言に違和感を感じます

木野議員の言うように、今後もそうやって嘆願していけば、決定されてしまうのであれば

議会必要ないことになります

Youtubeにもアップしている方がおられるようでした。

https://www.youtube.com/watch?v=aKCjcM63AUA


また、次の疑問はこのようなものです。

下記が建設反対を訴えた議員達の嘆願書抜粋になります

教育委員会浜風幼稚園廃園決定の際、単学級が複数年にわたることを理由にしていました。南芦屋浜においても、小学校を新設しても10年後には単学級になる見込みであり、また、既存小学校の学級数児童数減少を招くことも明白です。市長は、統廃合はしないと言われるが、教育委員会のこれまでの単学級に対する考え方からすると現実的に統廃合検討対象となります

 以上のとおり、巨額の建設費を投じた上、毎年多額の維持費をかけることとなる小学校は、建設10年でその必要性を問われることが明確であり、その必要とする理由にも説得力が感じられません。南芦屋地区住民からも反対の声が大きい小学校建設で、これまで市長が3期12年の間、道筋をつけてこられた行財政運営に対する市民からの信頼を損なうことのないよう、英断をもって、計画の白紙撤回をされることを強く申し入れます

これは大きく分けると

・10年後には児童の数が減って、単学級化してしま

・巨額の建設費に税金を費やすべきではない

という2点に集約されることになります


1つ目の単学級化に関しては確かに問題です。

これから単学級になる学校を新たに敷設するのかという点には非常に納得はできます

しかし、単学級化はここだけの問題ではありませんし、今日本全国で起きている問題です。

長い時間をかけて取り組んでいかないといけない課題でありますし、教育観点で考えなければ

いけない問題まちづくりとは別問題です。

それに単学級を防ぐために、学校を市に1つにして家の近い児童も、遠い児童も全員に通わせるような

ことは現実的に難しいでしょう。児童の通学にどれだけの影響が及ぶかという点が置き去りにされています

そして、一番の問題は「巨額の建設費用」です。

これは上でもビラを巻いている議員がいると伝えたように、口をそろえて「70億円」の無駄公共事業

と言っています

これは30億円の土地費用と、40億円の学校建設費用と言われています

しかし、実際には兵庫県の他市の事例でも明らかなように、学校用地の土地を使うことは

兵庫県企業庁のプランでありますので、定価である30億円で用地を売るということは考えにくいのです。

これは過去山中市長も明言されており、実際には4億や5億くらいで土地を取得できると算段されていました。

学校建設費用の40億円もどんだけ豪華な学校を建てる見積なのかはわかりませんが、

単学級を見込んで小規模な小学校を立ち上げるのであれば、いくらでも縮小化が可能です。

しかしこれらの事実無視して、反対派の議員は「70億円かかる」と言い切り、当該地域ではない

市民にそれを伝え反対票を集めているのです。

これはおかしいのではないかという議論が集中しました。

それに関して市長は「誠に申し訳ない」の1点ばりなのです。

では今からでも、見積をやり直して学校建設するかどうかの議論を再開できるのではないか、

との問いには「それはできない」の1点ばり。

これはもうなにかの力が働いているとしか思えません。

山中市長は、3月の時点で14名の議員から嘆願書が出ているので、

6月の議会議決を得れば、確実に拒否されることが明白なので

これ以上続ける必要はない、と判断したと言っています

しかし、議員達は70億円かかると言い続けているわけですし、実際には

それだけの費用はかからないと知っても、本当に議会の決定は変わらないのでしょうか。

その点を重点的に多くの方が意見をしたのですが、山中市長は「無理」としか言わない。

このような決定には納得ができませんし、なにより市議行政への不信しか残りません。

そして、この事実は多くの芦屋市民が「知らない」まま、4月26日に統一地方選挙が行われます

当の山中市長市長選への立候補を表明しています

3月に、対立候補として出てきた人がいるのですが、その人は政策に「小学校建設反対」を表明していました。

おそらくは、この市長選山中市長が「小学校建設推進派」だと、この対立候補との戦いになるので

それをさせないために建設撤回したとの噂もあります

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007830055.shtml

ちなみにこの北村氏も「70億円」と明言しています

70億円かからないのにです。

行政市議が正常に作動していない状況で、市民が振り回されています

特に昨日参加をした住民の多くの人は「兵庫県」と「芦屋市」と「不動産屋」がそれぞれ口をそろえて

学校を作る」と明言したため、家を購入した、移り住んできたという人だったようです。

それは詐欺行為にも等しいのではないかと。

そして、参加した私の感想ですと、山中市長はとにかく「謝らされている」感じがしました。

トカゲ尻尾きりで責任だけ取らされているような感触を受けました。

そして、今現在建設反対を叫んだ議員は全員沈黙しています

一方、それ以外の議員は、一体何が起こっているのか、どうなっているのかと

ブログで持論を展開しています

闇を感じますね。

今回の事例は兵庫県芦屋市の事例ですが、皆さんの自治体はいかがでしょうか。

2014-12-21

ソウル市のすべての中・高校に『親日人名辞典』配布

市議会予算1億7550万ウォン増額「民族正統性を正す趣旨独島愛の教育予算も3億増

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141221-00019109-hankyoreh-kr

チョ・ハンギョン全国歴史教師の会代表は「教師が学校親日人名辞典の購入を申し込んでも校長理由もなく受け入れない事例が多かった。教育庁辞典を一括的に配布するなら、教師と学生が一緒に辞典を見て親日という誤りを繰り返さないよう省察する機会を持つことができるだろう」と話した。

おーい!レイシストしばき隊! 出番だぞ!

2014-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20141218014038

自民党を支持する組織はあまりに広く農協商工会議所系、青年会議所などなど、当然自民党には青年部青年局も組織しており、役員

たいがい地元中小企業町内会役員も兼ねているので、やはり強い基盤をもっているわけですよ。

そこに県議会市議会町議会村議会と末端までわたる議員をフル動員して選挙を展開するわけですから、圧倒的に組織力に差があるのですね。

そんな地方において強固な組織をもつ自民党が、さら創価学会事実上支持母体として存在する公明党と組んでいるので勝てるわけがないのです。

民主党…というか野党第一党連合組合団体との関係をやたら問題視して引き離そうとするコメントはてなでよく見るけど(「連合が支持してるから民主支持しない」「連合に支配されてるから民主は勝てない」みたいな)、まあ唯一、人足を出してくれる団体からの支持が切り離したら絶対選挙に勝てるわけないよね

労働組合が消えたからといって、自民党を支持してきた団体野党に寝返るなんてあり得ないしね

とある地方公務員地方国政選挙について書いた

お久しぶりです。かつて増田ブログを書いていたとある地方公務員です。

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

http://anond.hatelabo.jp/20121012225331

とある地方公務員生活保護について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121013233222

とある地方公務員日本共産党について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121015233513

とある地方公務員防災について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121022220611

選挙も終わり、案の定自由民主党が最大多数を獲得して、これで安倍政権長期政権が見えましたね。

これが果たして、これから日本にとって良いことなのかどうかは今後注視しなくてはいけません。

この数年で公務員という立場から安倍政権アベノミクス国土強靭化地方創生、など書きたいことがたくさんあるのですが、今回は最近話題となった選挙について書いてみたいと思います

今回は選挙を通じて、自民党民主党共産党について書きました。

なお、思いつきでズラズラ書いていますので、その点は悪しからず・・・

地方選挙自民無双 合言葉は「比例は公明

都市部では維新の党次世代の党、などニュー政党選挙活動を展開していましたが、基本的地方国政選挙自民党の独壇場で、対抗できるのはほとんどいない状況です。

対抗するはずの民主党地方にそもそも組織を持っていない(弱い)ので、頼みの支持基盤である労働組合自治労日教組部落解放同盟といったところが動くわけですが、

いやはや、自民党を支持する組織はあまりに広く農協商工会議所系、青年会議所などなど、当然自民党には青年部青年局も組織しており、役員

たいがい地元中小企業町内会役員も兼ねているので、やはり強い基盤をもっているわけですよ。

そこに県議会市議会町議会村議会と末端までわたる議員をフル動員して選挙を展開するわけですから、圧倒的に組織力に差があるのですね。

そんな地方において強固な組織をもつ自民党が、さら創価学会事実上支持母体として存在する公明党と組んでいるので勝てるわけがないのです。

まさに「小選挙区自民党候補比例は公明党」という最強のタッグなのです。

選挙候補者がいないのもザラ

意外と思うかもしれませんが、候補者がいない、選挙カーに乗っていないなんて普通です。

候補者ベテランであるほど、自分選挙区お国家老の重鎮県議に選対を任せて、自分は若手の応援に行くと、奥さんが回るのですが、そこは先述の自民党組織力で候補者の穴を埋めるわけですね。

誰も選挙カーなんて見ないわけです。大事なことはその候補者カンバン、知名度なのですから別に本人が乗っていようがいまいが関係ないんですね。

民主党公務員労組自治労)の関係

皆さんご存知と思うかもしれませんが、役所組合は大きく2種類あります。一つが共産党系の組合全労連系の「自治労連」と民主党系(旧社会党)の組合、「自治労」に分かれます

ちなみに、公務員ほとんどはなんとなくみんな組合に加入して、なんとなく毎月組合費を払っているわけです。

んで、そのお金組織対策費という形でその組合が支持する政党に流れるわけです。いわゆる組合活動の延長線上の政治闘争というやつです。

だいたい、組合は先程の自治労連系と自治労系で内部対立をしていると思いますが、やはり、圧倒的に自治労系が強いのが相場なのではないでしょうか?

なので、組合書記長委員長ポスト自治労系が占める状態になるので、組合民主党系候補を応援するわけです。

そこで、自治労組合はどのように選挙応援をするのか??

金銭的な支援だけではなく、実際に動員します。

え、公務員選挙活動できないのでは?と思ったと思うかもしれませんが、これには抜け道があります

それは、自分の町意外で選挙活動に参加するという方法です。

具体的には、離れた町に組合活動として、泊まり込みでビラ配り、ポスティングポスター貼りをするわけです。

これは他の自治体でも行われているのではないでしょうか?

実際、民主党サポーターという形で組織を広げようとしても、いざ選挙となると動かない。

そこで、便りになるのは圧倒的に組合自治労日教組ですね。

公務員だろうがなんだろうが、組合活動の延長線上でやっているだけ、なのですから

このように実働部隊としての組合民主党になくてはならない存在です。なので脱組合を掲げるのは良いのですが

果たして民主党はそれで選挙が戦えるのか?と思うわけです。

最近民主党候補事務所スタッフとして働いたら、組合幹部が偉そうだったという内容だったと思いますが。

それはその通りです。というか、組合の専従って何であんなに偉そうなんですかね?笑

特に県の連合幹部となれば、もう。。。

民主党役所関係は今度また書きたいと思います

共産党は票がブレない、が深刻な高齢化問題

共産党については、じっくり書きたい(笑)のですが、選挙に限ると、本当に票がぶれないですね。

共産党支持者の9割は固めてきます、これは公明党も同じですが、やはり共産党ですね。

しかし、共産党支持者がどんどん高齢化していくという切実な問題を抱えています

なので、民青を使ってなんとか大学生オルグしたいわけですが、新規会員はあまりいないようです。

だいたい、親も共産党で、子も民青というようにだいたい共産党世襲?のように続くものですから

票がブレないというのは、裏を返せば、無党派層に浸透していないのです。

票を守るがゆえに、柔軟なことが言えない。気づく人も多いですが、共産党候補者はみんな同じ事を言ってますし。

演説スタイル、話し方も同じ、なんというか、自民党のもつ勢い、熱い感じというより、語りかけるような感じ。

なので、本当に党が中心にあり、あくま地方組織細胞なのだなぁとつくづく感じます

そして、小選挙区は別としても、比例区共産党に入れた人も多いのではないでしょうか?

共産党はなんだかんだで、現在日本政治における唯一の反自民党の受け皿になっているところに日本政治が行き詰まりを感じます

個人的には共産党地方必要だと思うし、日本においても必要だと思いますけどね。

ぶっちゃけ地方アベノミクスなんて関係ない

アベノミクスなんてあんまり関係ない。争点になりません。一応自民党候補者はアベノミクス宣伝しますが、あんまりわかっていない。

まあ、〇〇先生が言うんだから投票してるぐらいでしょうね。

昔のように新幹線が来る、道路が通る、ということが今はあまりできませんし、結局そういう政策うんぬんよりも目に見えるハードインフラ誘致

それが最もわかりやすいんですよね。

アベノミクスでも関係あるとしたら、第三の矢といわれる成長戦略でしょうね。

はいっても、地方関係ある農業分野でいえば、結局狙いは農協解体して、JAバンクの金が欲しいんだろ??と郵政民営化で苦しんだ地方民としては

思うわけですよね。これから、いろんなコンサル地方中山間地域に入ってきて「スキーム」「シナジー」という言葉をお年寄りにレクをすると思うと・・・

で、だからといって、今更「人からコンクリート」的な政策をしても、いかんせん人手不足なんですね。

なので、不落、不調続き。

はてさて、今後果たして再分配が地方の隅々まで行き渡るのか。。。

ということは選挙では議論されず、まあ、他よりマシと言う理由でやはり自民党ダブルスコアで勝っちゃうんですね。

今回の選挙はなんだったのでしょうか?

自民党支配という言い方が正しいかわかりませんが、果たしてアベノミクス地方の発展に寄与しているのか?

しろ、円安による物価高、追い打ちをかける消費税増税、など地方にとっては苦しくなるばかりです。

あと、下野して自民党が右に寄った感もあり、かつての自民党保守本流といわれた宏池会的な憲法から清和会系の改憲路線がもはや自民党を支配しているのも

不安な気持ちを抱きます

かつての自民党は、経済政策社民政策政治政策憲法の枠における解釈によって積み上げてきました。それが、スピード感、強力なリーダシップの名の元にバラバラにされました。

今の自民党ネオコンネオリベ的な感じもあり、ぶっちゃけ安倍さんアベノミクスを強調している割には、経済よりも頭の中は戦後レジームの脱却、亡きお祖父様の悲願を成就

が最も関心があるんじゃないかなぁと思い、地方創生もそんなにプライオリティ高くないんじゃないかと疑ってしまます

はいえ、しばらく自民党政権下、最も言えば安倍長期政権の下で我々公務員は働くのですから、十分に研究しなくてはいけないですね。

ありがとうございます

と、ほらね。結局散漫なレポートとなりました。だらだらの長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。

質問などがありましたら、ブクマコメントにてお願いします。答えられる範囲でお答えしますゆえ。

追記

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

2014-09-22

ヘイトスピーチ人種差別を禁止する法制度制定要請決議案が成立

よくやった国立市議会

服を切り裂いたり子どもの心に傷をつけている人種差別者は刑務所送りにし

暴力的言論を繰り返す人種差別団体暴力団指定にすればいい。

もちろん国会デモ官邸デモをしている市民

差別人権侵害とは無関係から

ヘイト禁止法を適用しないよう最小化措置必要

とにかくネトウヨリアルヘイトはもうウンザリ

 

  

東京国立市市議会ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動など、人種社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を国に対して求める意見書を可決し、今週中に、安倍総理大臣などに宛てて提出することにしています

国連人種差別撤廃委員会は先月29日、日本在日韓国朝鮮人らに対するヘイトスピーチデモインターネットを通じて広がっていることに懸念を示し、法律の整備を進めてヘイトスピーチ規制するよう日本政府勧告しました。

これを受けて、東京国立市市議会議員からヘイトスピーチなど人種社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を国に対して求める意見書案が提出され、今月19日に開かれた本会議での採決の結果、賛成多数で可決されました。

意見書では、人種差別撤廃委員会が「弱者ヘイトスピーチから身を守る権利」を再認識するよう指摘しているなどとして、委員会勧告を誠実に受け止めるよう求めています

意見書を提出した1人の上村和子議員は「国は法整備をすることで差別に反対する姿勢国内外に示すべきだ」と話しています

国立市議会では、この意見書を今週中に安倍総理大臣松島法務大臣などに宛てて郵送で提出することにしています

国立市議会ヘイトスピーチ禁止に」

9月22日 11時53分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140922/k10014779901000.html

市議会国立市公式ホームページ

http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/gikai/index.html

議員提出第13号議案 ヘイトスピーチを含む人種及び社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を求める意見書案 (PDF形式:7.1KB)

http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/800000/801000/pdf/26giinteishutsu13.pdf

2014年 9月12日

国立市議会議長 青木 健 様

提出者 上村 和子

高原幸雄

小川宏

藤田貴裕

〃 生方裕一

池田智恵子

重松朋

賛成者 石塚 陽一

尾張美也子

前田節子

望月健一

〃 稗田美菜子

〃 小口俊明

議案の提出について

議員提出第 13 号議案

ヘイトスピーチを含む人種及び社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を求める意見書(案)

上記の議案を次のとおり、地方自治法第99条及び会議規則第13条の規定により提出します。

 

ヘイトスピーチを含む人種及び社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を求める意見書(案)

国連人種差別撤廃委員会は8月29 日、日本政府に対して、ヘイトスピーチ憎悪表現問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律規制するよう勧告する「最終見解」を公表しました。

日本が1995 年に加入した「人種差別撤廃条約」では、参加国で差別が行われていないか、一定の期間を置きながら、国連人権差別撤廃委員会審査してきました。

今回の「最終見解」は、日本への審査の総括として 、同委員会が8月29 日に採択したものです。 最終見解は、日本ヘイトスピーチの状況にも言及しており、特に在日韓国朝鮮人コリアン)への人種差別デモ・集会をする団体によるヘイトスピーチ蔓延や、政治家公人によるヘイトスピーチが報告されたことや、メディアでのヘイトスピーチの広がりなどについて、懸念が表明されていますさらに、そうした行為が適切 に捜査起訴されていないことも、懸念点だとしています

こうした懸念状況に対して、最終見解は、ヘイトスピーチ規制するための措置が、抗議する権利を奪う口実になってはならないと指摘するとともに、「弱者ヘイトスピーチヘイトクライムから身を守る権利」を再認識するよう指摘しました。

そして、人種及び社会的マイノリティーへの差別的な表明や差別的暴力に断固として取り組むことや、メディアヘイトスピーチと闘うため適切な手段をとること、そうした行為責任のある個人・団体を訴追したり、ヘイトスピーチをする政治家公人制裁を科すことなどを、政府勧告しています

一刻も早く人種差別撤廃委員会の31項目の勧告を誠実に受けとめ、ヘイトスピーチを含む人種及び社会的マイノリティーへの差別を禁止する新たな法整備がなされることを、国立市議会として強く求めます

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものである

2014 年 9月 日

東京都国立市議会

提出先 内閣総理大臣法務大臣衆議院議長参議院議長

CERD/C/JPN/CO/7-9 勧告素案(未改訂)

http://ta4ad.net/wp/?page_id=453

2014-07-02

オランダ地方議員選挙

野々村という兵庫県議会議員の会見動画なるものを見て唖然とした。

あんなの会社とかにいたら、典型的な「仕事のできない人間なのは一目瞭然。

でも、あんな人間でも、選挙期間中に名前連呼して選挙区を走り回って、

まり深く考えてない選挙民に名前を覚えてもらえれば当選してしまう。

ふだんの仕事ぶりとかは全く関係なく。それが日本選挙制度

オランダ「選挙」というものが4年間に3回しかない。

国会第二院議員市議会議員欧州議会議員

生活実感のない欧州議会選挙投票率はあまり高くないが、

国会市議会投票率日本とは比べ物にならないぐらい高い。

投票日は平日なんだが。

選挙の機会が少なく、選挙結果生活への反映が実感できるので、

各個人が真剣な考えをもって投票所に赴く。

選挙ごとに密度の濃い関心を維持できるのは、

選挙回数の少なさが影響しているに違いない。


いずれの選挙も、比例代表制。多くの主要政党は長い歴史があり政策は一貫している。

開票して議席数確定した後に連立与党を組むことが慣例なので、

政党は、合併したりするよりも、開票後の議席数での主導権争いを優先する。

議席配分が決定した時点で、次の選挙への運動はもう始まっているのだ。

主導権争いにおける交渉の巧拙と、その後の活動仕事ぶりを、

有権者は次の選挙の判断材料にする。


各党の候補者名簿と順位も党が決定する。

永年存続する党組織内の目利きが、実務能力を主な基準に名簿順位を決める。

仕事ができない無能者が議員になる可能性はここで非常に低くなる。


オランダには他には国会第一院と州議会があるが、

いずれも直接選挙ではない。第一院は第二院の議員州議会市議会議員による投票で決まる。

市長は強い権限を持つが、市長選挙はない。

市長任期切れあるいは欠員になると、自治省公募をし、

市長としての実務能力」を最優先の判断基準として選考する。

この際、市議会与党とは異なる政治信条を持つ者が選ばれることは珍しくないし、

市議会には自治省選考者に対する拒否権はあるが、

自治省は対立的性向を持つ人物を、そもそも「実務能力のある人間」として選ばないので、

市議会自治省選考者を拒否することは非常に稀である

都市部首長選挙が単なる「人気投票」と化してしまっている日本人から見ると、

市長の実務能力担保されているオランダシステムは羨ましい限りだ。


日本はいったい何回選挙がある?何票投票できる?

衆議院参議院も2票ずつ。県知事県議会市長市議会、それぞれ一回ずつ。

ほとんどが個人名への投票から政策よりも「人気投票」。

選挙の回数が多すぎるので、

前回の自分のどの投票生活にどのような影響を与えたのか覚えきれないし、

自分名前」で当選した議員たちも

任期中にコロコロ選挙時の発言とは違った行動を取る。

もちろん、この制度には、長い歴史の中での試行錯誤があり、

失敗や成功を参考にできる他国制度イギリスフランスドイツベルギー等)が間近に見れるから

成り立っているとも言える。

ナポレオン退位以来200年間、国体が変わっていないという利点もある。

日本選挙制度の成立にはアメリカ制度の影響が色濃く見えるが、

立派なタテマエとは裏腹に、アメリカ選挙制度社会に与える影響ってどうなんだろうね。


なお、個人名投票する一般選挙存在しないオランダでは

極端な人物が議員になる確率は減るが、

それでもウィルダースのような排外主義者議員として影響力を持つことができるので、

「実務的な」オランダ人たちはそこに頭を悩ませている。

2014-06-16

先日の市議会での質問

市役所にいったら、たまたま市議会の中継を市役所内のテレビ画面でやっていた。

少子高齢化について質問した人がいた。なかなか良い質問だなとおもって見ることにした。

そしたら内容は「財政負担軽減のため、敬老会での高齢者への祝い金を減らすことになっているようだが、高齢者が可哀想だと思いませんか」みたいな内容だった。

僕は用事を済ませてその場を後にした。

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