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2024-02-14

大型商業施設が来そうで来なかった街

増田人口五万人以上のとある市に暮らしている。生まれ育ったのもこの街だ。

これは年寄りから聞いた話でしかないのだが、この街にはかつて大型商業施設が出店を考えてるとかメーカーが大きな工場を建てようという話が出たことがあった。が、結局どれも実現することはなかった。

この街は元々個人経営の店が繁盛していて、以前は近隣の何もない街よりずっと栄えていた(ので周辺の町村より市制移行も早かった)。ゆえに商工会の影響力が強く、市長市議支持基盤となっているケースも多々あった。その商工会にとっては街の消費者労働者を吸い上げるであろう大きな商業施設企業進出は当然受け入れ難かった。市の政治家たちも支持基盤を失うわけにはいかないので彼らの反発を無視するわけにもいかない。そして結局何も実現しないまま今に至った。

さて、今この街にあるお店というと、生鮮スーパーコンビニセルフガソリンスタンド薬局、廃れ気味の家電屋、前は市内に複数店舗があったローカルチェーンの飲食店は今は一軒のみとなった。あとは個人経営の古臭くて小さい店ばかり。新しくお店が出来たと思いきや、寂れていたり気付けば無くなってることが多い。

まあ食べて寝て日々の暮らし必要ものを買い足すくらいなら不便はないが、休日にどこかに出かけようと思うとこの街には行く場所がない。

ではどこに行くか。近隣の街である。かつて何もなかった街には、何もなかった場所進出した大規模商業施設がある。そこには大手アパレルの服屋、映画館アミューズメント、大きな本屋、様々な飲食店休日の娯楽になるものが揃っている。もちろんスーパーもあるので遊びに行きながら買い出しだって同時に済ませられる。

何もなかった場所にできた大規模商業施設住宅とそこに住む人を呼び、その住人たちの需要を見越した真新しくてお洒落なお店を呼んだ。

数十年の時間をかけて、栄えた街と何もない街の立場はすっかり変わってしまった。

 

世の中には「大規模商業施設地域経済を壊す」という話がある。総合スーパーや大きなショッピングモールなんかができると元々あった商店が死んでしまう、というあれだ。

実際そういうことは起きるのだと思う。というより実際に起きているからそんな話が出てくるのだろう。

しかし、地元商店を守ったがために地域活性化のチャンスを手放して、そのチャンスを手にした周辺の街が栄えいく隣で静かに廃れる街もある。

大規模商業施設悪者のように言う人がどんな場所に住んでるのかは分からないが、一概に悪いものではないだろうと進出話が消えて今では寂れゆく街に住む人間としては思う。

2024-02-05

京都市長選雑感 立憲と共産が組めない理由善戦ではなく惨敗

京都市長選挙が終わった。

自民党公明党の国政与党だけでなく立憲民主党国民民主党といった野党からの推薦を受けた松井孝治氏が当選し、共産党などの支援を得た福山和人氏などが落選したとのことである

SNSを見ていると、主にリベラル左派と見られる人たちから立憲民主党への批判の声が非常に大きい。そりゃ共産党立憲民主党共闘していれば勝てたかもしれない選挙、そう言いたくなる気持ちもわかる。

だが、少しでも京都政界について関心があればそれは極めて困難(多分関係者鬼籍に入るまで不可能)なことがわかる。中高年以上の京都人には半ば常識だが、全国的には有名でないだろうから選挙も終わったことだし残しておこうと思う。

過去京都市長選(新人同士)と今回

2008年 

門川大作 158,472票(自民公明民主社民推薦)

中村和雄 157,521票(共産推薦)

※その他保守系無所属村山祥栄が8.5万票ほど

1996年

桝本賴兼 222,579票(自民公明・民社・社会推薦)

井上吉郎 218,487票(共産推薦)

1989年

田辺朋之 148,836票(自民公明・民社推薦)

木村万平 148,515票(共産推薦)

※その他社会党と社民連推薦の中野信夫が7万票ほど。

1981年も大激戦だが省略)

票差は951票、4,092票、321票で御覧の通り激戦続きだ。

今回は非共産で有力候補が三分裂しており、過去よりも共産党有利だったはずが16,251票もの差がついてしまった。

これまでの京都を知らない人からすると善戦に見えるかもしれないが、政府への批判が強まる中でのこの結果は、共産党の側からすると惨敗と言わざるを得ないだろう。

共産党立憲民主党が組めない理由

全国的に、地方首長選では非共産相乗りすることが多い。

今回もその形であり決して珍しくはないが、他地域ではリベラル左派相乗り候補もちらほら見られる中で京都ではそれが望み薄だ(国政選挙ならともかく)。

理由部落解放同盟に対する態度だ。

元々京都では共産党が異様に強い。それは何故か。その大きな理由の一つが、部落解放同盟に対する優遇に対してハッキリとNOを言っていたのが共産党だったからだ。

京都市◯◯局の職員は△△地域出身じゃないと採用されない」

京都市◯◯局の職員覚醒剤で捕まりまくってる」

「ある地域には高級車が路駐されまくってるが通報しても警察は取り合ってくれない」

別に働いていて高給を貰って高級車を乗り回しているのに生活保護も受けている」

エトセトラエトセトラ(このあたりは寺園敦史氏の【だれも書かなかった「部落」】シリーズに詳しい。そういえばこれもかもがわ出版共産党系か)

当然他の住民たちは不満に思う。その支持が共産党に入っていったわけだ。

そしてこの部落解放同盟支持基盤にしていたのが旧社会党であり、立憲民主党にもその流れが多く入っている。

京都ではこの部落解放同盟旧社会党)と全国部落解放運動連合会共産党)(現在全国地域人権運動総連合)が文字通り血みどろの争いを繰り広げていた歴史があり、彼らが生きている間は感情的しこりがあるため共闘は難しいだろう。

京都特殊事情実例

今回の選挙福山氏(共産党)が勝った区は北区上京区左京区だ。特に左京区圧勝と言って良い。

この3区は京都でどのような地域か。

いずれも京都北部で、京都御所近辺であり、どちらかというと裕福であったり誇るべき歴史(やんごとなき一族)であったりする人たちが住む地域だ。(北区左京区はやたらと広いが、人口密集地に限ればこのとおり)

このあたりからも、「過去共産党部落解放同盟の横暴から護ってくれた記憶」が連綿と続いていることが見て取れる(逆に京都市内で差別されてきた歴史を持つ山科区伏見区南区あたりでは惨敗なのもわかりやすい)

京都特殊事情実例

例えば1996年井上氏の選挙公約はこれだ

今こそ京都市政を改革

 今の市政は、大企業や「部落解放同盟幹部にばかり顔を向けています

(略)

②ゆがんだ同和行政をただし一般行政へ移行。ポンポン疑惑解明。

なんと一言目に部落解放同盟へのあり方批判、具体策でも二番目に同和(部落行政批判だ。わかりやすいね

雑感

こういった歴史を持ちつつも今回共産党惨敗となったのは、当時の記憶を持つ人が少なくなっていった、すなわち京都での共産党人気の低下をあらわしているように感じる。

追記

近畿エリアにおける解同の持つ利権てのは、住民ではない人間には実感しづらい 奈良役人の件もソレがらみだと読んだが

奈良職員上司に「違法だ」と進言したら逆に低評価を受けた案件だね

事情がまったく見えてこないので妄想しかできないけど

上司「んなこと言われてもこの事業切ると俺の命がやべーんだよ」

くらいのことはあっても驚かないね

2024-01-23

なぜ選挙でどこに入れたらいいか考えてみた。

結論:どこに投票してもいい。

はい岡山県にある安芸高田市YouTubeにハマっている

安芸高田市議会は、道の駅を作たが赤字だった。市は赤字を解消するため市無印良品道の駅に誘致しようとしたが、議会市長が気に入らないと誘致の予算を否決する。

結局不利益を被ったのは安芸高田市である

ここから、なぜ居眠り市議河合夫妻からお金もらった市議議員をしているのかと疑問に思った。

その結果、投票率が低いからと考えに至った。

投票率が低い→少ない得票数当選する→少ない支援者要望を聞けば良い=少ない支援者だけ便宜が図らられる=選挙に行かない多数が知らない間に不利益を被ってる。

ここで投票率が上がることを想定する。

ある町の市議会戦の当落線が50人だとしよう。

その人の支持基盤が50人いるとすれば、その年はは何もしなくても当選する。

投票率があがり、次の選挙当落線が100人となったら支持基盤以外にも浮動票の50人にも利益になる政策を進めていく必要がある。次の選挙でも勝つためには浮動票を集める政策を進めるしかないのである

逆に投票率が下がると当落線が下がりどうなるかである支持基盤である業界団体経団連医師会などの)の影響が強くなり彼らの要望が通りやすくなるのである

投票率が高いと一党独裁なるのではと心配する人もいるかもしれないが、それは違うと思う。

投票率が高いとその票がどう動くのかといことが心配になり国民の方を向かざるおえないのである

私達にできることは自分投票に行くことである

2023-12-16

anond:20231216001230

アメリカ二大政党一定支持基盤がどちらの政党にもあるだろうがバー

学生時代勉強してこなかったんだな

からでも遅くないか大学ぐらい卒業しような

2023-12-02

投票の参考に。自分意見ですが

まず自民党はいつもいつも嘘をついてるから駄目ですね。

特に印象的だったのは「TPP断固反対 嘘つかない ブレない」

かい選挙ポスターを出してた時。

TPP交渉参加 嘘をつく ブレる」というのが実際。

l

消費税を導入する前も「大型間接税は導入しない」とか言ってました。

l

また、外国人問題視してる風に装ってる議員も多いですが

実際はとてつもなく外国人優遇政党です。

l

自民党を支持してる工作員はよく、革新政党

パチンコ推進してるみたいに真っ赤な嘘を垂れ流してます

実際はパチンコ推進議員連盟には保守政党議員しかいません。

l

基本的保守自称する政党はどこも同じようなものです。

裏がヤバいのは創価学会=公明党かも知れません。

動画

https://www.dailymotion.com/video/x2vfhpn

l

立憲民主党は、少しだけ毛色が違っていて

革新政党だった社会党から流れてきた議員も混じっています

労働組合支持基盤とする議員です。

それで、社民系と同じような、護憲政党という側面もあったのですが

今は改憲派消費税増税派

他の保守政党と出入りする議員もいたりして

大差無くなっています

l

社民系はそもそもが、革新のふりをしているけれど

上層部保守政党とつながっている

偽装草の根運動」の党だと見ています

例えば自民党の重鎮である大勲位中曽根康弘

一水会鼓舞する会」に参加してましたが

一水会とは社民系の右翼団体です。

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日本共産党は、かつて「部落解放同盟」を巡って

社民党と決別していて、日韓海底トンネルなどにも

参加しておらず、実は日本で一番まともな政党です。

野党共闘」などと称して決別したはずの社民共闘

推薦候補立憲民主党議員にしたり、おかしな事を

するようになってますが、今でもおそらく一番ましである事は

不動の事実だと思います。だからこそ、工作員

誹謗中傷ターゲットにされているのだと思われます

一番ましな順からたたき、悪い順に持ち上げるようなのが工作員

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洗脳されている盲信者は、実際に移民優遇してるのは

自民党であるという厳然たる事実を見ようともしないようです。

パチンコ推進議員連盟や、日韓海底トンネル推進議員連盟も知らず

高市早苗が「ヘイトスピーチ規制」してる事も知らず、

韓国スパイ企業としてはじまったLINEマイナンバー連携させる事にも

疑問を持たず、工作員宣伝だけ見て鵜呑みにしてるような状態です。

l

自民が駄目だと分かったか参政党にしようとか、

百田保守党にしようとか言ってるのも

洗脳から抜けてない状態です。

保守政党なんてどこも似たようなものです。

参政党の神谷安倍晋三崇拝者だし

百田も似たようなものです。

ちなみに河野太郎外務大臣だった時だったか

韓国喧嘩して見せてましたが茶番ですよ。

秘書韓国人だった事もあります

喧嘩してみせれば親日嫌韓などと思い込むのがおかし

喧嘩みたいな感情論問題にするのもおかしいし

日本人にとって役に立つ事は何もしていません。

l

これで分かる人が一人でも多くいらっしゃる事、増えていく事を望みます

まず事実ありのままに見る事、確かめる事、論理的に考える事が重要ですね。

2023-11-18

創価学会池田大作が死んだって

創価学会名誉会長池田大作氏が死去、95歳…日本最大規模の宗教団体に育て上げる

https://news.yahoo.co.jp/articles/529bf52c61d419791e78aadf198f47a99a7bc334

信者の間ですら過去映像ばっかりで実際にはもう生きてないだろって言われてたが一応生きては居たのか

創価学会信者高齢化支持基盤が先細っていくのは目に見えてるし

公明党自民党に擦り寄りすぎて信者から見放されてるし

風向き、変わりそうね

2023-04-09

お笑いが右に行っているということは別にないがそれはそれとして右の言説のほうが面白い

なぜ「お笑い」は右へ行くのか

https://anond.hatelabo.jp/20230408014727

これに関しては自分にも「たぶんこうなんじゃないかな」という予想はあるが、この増田とはわりと根本的と言っていいところから認識に違いがありブコメに収め切るのはしんどいので増田に書く。

まず第一に、お笑いが右に行っているという認識自体疑問符が付く。実際、吉本維新距離がかなり近い(元増田では吉本自民党とべったりと書かれているが、これは自民党内でも特に維新に近しい安倍晋三菅義偉トップだったゆえにそう見えただけで、直接距離が近いのは自民ではなく維新だろう)ものの、これに関しては右と左で語るよりも大阪東京で語ったほうがいいように思える。要するに、維新は「大阪」というアイデンティティに訴えることで大阪において盤石の支持基盤を獲得しているし、大阪吉本芸人たちもこの大阪アイデンティティ呼応している。

対して、この大阪アイデンティティを離れてもお笑い界全体が右傾化しているのかというと、自分感覚としては別にそんなことはないんじゃないかと感じている。そもそも大半の芸人炎上リスクのある政治的話題に首を突っ込みたがらないし、元増田ブコメでいくつも指摘があったように左派立場を表明している芸人複数存在する。ほんこん積極的右派発言を繰り返すのが他の芸人から強く支持されているという様子もあまり見られない(むしろ白眼視されている感すらある)。

ではなぜお笑いが右に行っているという認識が発生するのか。ひとつには前述した吉本維新距離の近さがあると考えられる。別の理由としては自分と全く違う意見は印象に残りやすいというのも挙げられる。なぜお笑いは右へ行くのかという疑問を呈したのは坂本龍一だが、左派である坂本龍一からすると芸人左派発言をしていてもまるで気にならないが、芸人右派発言は強く印象に残ったのではないか右派発言をしたのが松本人志のようなお笑い界の代表的人物場合、実際のお笑い界全体の傾向とは関係なく全体が右に寄っているように見えてしまうというのもあるかもしれない。

ただ、ここまで書いておいてなんだが、お笑いが全く右に行っていないかというとそうでもないかもなとは思っている。正確には、お笑いが抱える本質的特徴ゆえに特別お笑いが右に行っているということはないだろうとは思っているものの、世間並みに右に行ってはいるだろうなとは思っている。

元々ノンポリや無関心層だったのにあっという間に右に行ってしまうことが近年多く観察されるケースが存在する。それは、定年退職等で時間に余裕ができた結果インターネットに触れる時間が増えた高齢者であるYoutubeオススメされる中から興味を引く動画を辿っていくと、やがて虎ノ門ニュースやその他ネトウヨ向け動画に行き着く。そして、免疫のない高齢者はどっぷりとハマってしまう。

当然お笑い界にも同じようにネトウヨにハマる人物は出てくる。その代表例がほんこんなのだろう。

ここで疑問として浮上するのが、なぜネット政治にハマると決まってネトウヨになりがちなのかということだ。なぜYoutube政治動画まとめブログ政治エントリネトウヨ向けばかりなのかに言い換えてもいい。

自分はこれを面白さの差だと考えている。左の言説はつまらない。対して右の言説は面白い。

元増田に「文化価値観道徳の面では左派が強くなっており権力者であるとあるが、権力という言葉の使い方が比喩的すぎるという点を除けばそう外した認識ではないだろう。現代の(国際)社会平和自由平等人権、といった普遍的価値尊重する方向性へと進歩を遂げてきた。だから今では奴隷制否定されるし、女性貧乏人にも当然に選挙権があるのである。我々が部外者であるにも関わらずロシアウクライナ侵攻や中国ウイグルチベットといった少数民族への迫害非難できるのも現代社会普遍的価値尊重するからだ。もしもその前提がなければ、中国少数民族迫害の件であれこれ言うのは内政干渉ということになってしまう。

一時的な揺り戻しこそあれど一貫して普遍的価値尊重する方向へと進歩を遂げてきたのが人類歴史であり、そして普遍的価値尊重を中核的価値観とするのが左派である。そうなるとどうなるか。左派の言説はただの常識的なお説教になってしまうのだ。

社会立場の高いところ、つまり大新聞地上波テレビなどの既存マスコミであれば常識的であることはむしろ好ましい。しかし、とにかくネット再生数や閲覧数を稼ぐということを目指す上では、つまらないものゴミだ。

その点、右派というかネトウヨの言説は素晴らしい。

よく小説宣伝文句に「最後にすべてがひっくり返る」だのなんだのといったものがあるが、ネトウヨ言説にはコペルニクス的転回というかパラダイムシフトというか、そういった類の面白さに満ちている。

例えば、「これまでの常識日本太平洋戦争朝鮮半島侵略した加害者である」に対して「真実韓国捏造された被害解決済み問題蒸し返し続けて日本たかっている」が提示されるというのは、従来の加害ー被害関係性が正反対に逆転するものであり、目が覚めるような面白さがある。自分子どもの頃オカルト番組の「実はアポロは月に行っていない!」という内容を見てワクワク心躍らせていたが、それに通ずるものがあると言っていいだろう。

しかもこれは単に面白いだけではない。ネトウヨ言説においてほぼ必ず語られるのが既存マスコミ教科書教師への批判だ。ネトウヨにハマれば、「世間の連中はマスコミ教科書洗脳されて間違った常識を信じ込んでいるが、自分真実を知っている」という圧倒的情報強者感覚を得ることができるのだ。これは実に気持ちがいい。専門家アカウント突撃して「もっと勉強してください」とか言ってしまえるほどのものすごい自己肯定感を得られる。

左派言説だと「マイノリティは困っていてマジョリティ配慮すべき」というマジョリティとしてはいささか居心地の悪い認識が語られるのに対し、ネトウヨ言説なら上記のひっくり返しを発動して「マイノリティマイノリティ特権をゴリ押ししてくるのでマジョリティである我々はそれに抵抗しなければならない」という具合にむしろマジョリティこそが被害であると言ってくれるというのもいい。自分加害者側にいるように言われるよりも被害者側にいるように言われた方が誰だって気分がいい。

以上のように、ネトウヨ言説は面白いし気持ちいい。対して左派言説はつまらないし自分が責められてるような居心地の悪さすらある。

インターネットという、正しさや妥当さという基準がまともに機能せず、どれだけ多くの人間に受け入れられたかという数字こそが重要な真に「民主的」な空間において、どちらがより良いものなのかは火を見るより明らかであろう。

なので、インターネット大衆化した現代において世間はいくらか右に行くし、お笑い界の芸人たちも特別人間ではなく世間のひとりひとりである以上、お笑いいくらか右に行くことになる。

お笑いとはこういうものからお笑いは右に行くんだ!」というふうに考えるよりも、このように考えた方が実態に近いのではないかなと自分は考えている。

2023-04-05

anond:20230405183906

その伝で行けば、安倍政権での女性活躍推進、働き方改革安倍・菅・岸田政権を通しての官製賃上げ、岸田政権の子ども手当ほか異次元の子育て支援なども、全て「野党が自らの意向与党に飲ませた」ということになるが、そんな風に思っている人は与党内にも与党支持者にも皆無だろう。 繰り返し言うが、自民党選挙という軸においては限りなくプラグマティック政党だ。支持基盤を強化できるのであれば、従来は「野党的」と見做されたような政策シフトであっても、一度は「亡国の政策」「この愚か者めが」とまで啖呵を切った政策であっても、平気で展開する。それこそが与党の強さなのだ。

特に安倍政権は、野党要求に譲歩なり配慮して自らの政策に取り込んだことは一度もない。彼は自分がやろうと思ったこと、官邸官僚やブレーン達がやるべきだと言ったことをひたすらやっていただけだ。

そもそも議席的には議会運営に支障を来していなかった自公政権には、野党意向配慮する必要などなかった。自公政権がやると決めたことが立法化され、やらないと決めたことは廃案になった。この流れにおいて、野党基本的に後乗りの相乗りか、そもそも蚊帳の外だった。たとえば増田が盛んに言いたてる共産党は、この法案の提出にすら関わっていない。


元増田が「日本左翼」の政策影響力をなぜそんなに過大評価するのかわからない。「野党が主導した選挙年齢引き下げの結果、与党を支持する若年層有権者が増えてしまった」とした方が、愚かな野党戦略ミスということになって話の筋として面白いからだろうが、それは事実ではない。与党は今後の支持基盤強化のために粛々とやるべきことをやり、それは事前に予期された通りの結果をもたらした。現実というのは、得てして面白みのないものだ。


あと、肝心のたかまつななについても、何か書けよ…。

anond:20230405032001

この元増田事実誤認が多いので、訂正しておくぞ。

最初から分かっていたことのはずなのだが、若者はむしろ自民党支持であった。18歳選挙権によってむしろ左翼は不利になってしまった、


若者層で与党支持が多いのは、18歳選挙権実施から各種のサーベイで分かっていたこと。その調査結果があったからこそ、与党も18歳引き下げの実施に踏み切ったんだよ。与野党わず、そのことを事前に理解していなかった既存政党関係者はいないはず。

日本左翼は、若者自分たち陣営だと勘違いしていた。アメリカでは若者民主党支持層が厚いから、自分たちは「弱者」の味方だから

若者代表シールズだと本当に思っていた。

からあれやこれやと理由をつけて若者投票するべき理由を説き、選挙権年齢の引き下げも達成した。  



日本左翼があれこれ理由をつけて、選挙権年齢の引き下げを達成した? 「日本左翼」にそんな力があるわけがない。冷静になれ。当時の経緯を振り返ろう。選挙権年齢の18歳への引下げは、議会では、与党自公)主導に、野党の一部(民主維新)が相乗りした共同提出法案行政では、当時の官邸特に強力なパイプを持っていた文科省清和会)と総務省菅グループ)の旗振り。野党勢はこの流れに対して後手に回っていた。2000年から選挙権年齢引き下げを求めてきたNPO法人Rightsの高橋亮平は、以下のように述懐している。

18歳選挙権実現にあたり、本気で踏み込んだのは、2つの政権しかない。1つが第1次安倍政権であり、2つ目が第2次安倍政権である

ここのところの自民党対応を見ていて思うのは、「まさかここまで踏み込むとは……」ということと、「選挙のためにはここまでやるが自民党なのか……」というのが率直な感想である

与党がここまで踏み込んでいるのだから野党には、世代間格差是正なども含め、さらに踏み込んだ政策の反映を期待したい。



この流れを作ったのは、自民青年局と日本若者協議会(JYC:官民の有識者会議若者代表としてやたら声がかかる室橋祐貴氏が代表やってる団体)との深い連携関係。JYCは基本的超党派方針で各党とまんべんなく付き合っているが、自民公明のことは明らかに物事を変えることができるパートナー」とみなしており、他野党より格段に深い関係を築いている。

公明党の際にも紹介したが、各党の若者政策の転換の背景には、若者の声を政党公約に反映させようという「日本若者協議会」(http://youthconference.jp)による取り組みがあった。

今回の自民党青年政策提言の中にも、日本若者協議会提案した政策から

(1)「被選挙権年齢引き下げ」の速やかな検討

(2)国政選挙における供託金の早急な引下げ

(3)選挙におけるインターネットの更なる活用

などが入った。

日本若者協議会は、昨年12月に「日本版ユース・パーラメント自民党編)」(http://live.nicovideo.jp/watch/lv244173560?)を実施して以来、自民党青年局と政策協議を続け、2月25日には、こうした政策反映の中間報告をもらっていた。

今回の谷垣幹事長発言では、被選挙権年齢引き下げだけでなく、供託金引き下げについても党内で調整が進んできていることが明らかになった。

https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20160330-00055994

自民党という政党は、常に「選挙で勝つこと」を軸に自党の持続可能性を考え実行できるDNAを持つ。地方利益再分配重視型の政党から都市型政党に脱皮したときもそうだったし、本来野党支持基盤だった連合と急速な関係改善を図っているのもそうだし、いまの高齢者支持重視の政党から若者世代重視の政党へのシフトもそう。「既存支持層が弱体化していくときに、どう票数を補完していくか」ということについては、極めて真摯かつ計画的物事を進める。そのひとつの結果が、選挙権の18歳引き下げ。自民党青年局とJYCが連携した時点で、ほぼ勝負はついていた。

というわけで、元増田の「選挙権の18歳引き下げ」が左翼野党側の悲願だった、という認識自体そもそも事実と違う。


あと、元増田は、たかまつななの政治的スタンス左翼右翼という軸に回収するところに無理がある。そもそもが「自宅に部屋が10室」「外食といえばフランス料理のフルコースしか知らなかった」「芸人になるまでラーメン屋コンビニに入ったことがなかった」的な持ちネタがウリの、典型的エスタブリッシュメント階層、いいとこのお嬢さん東大名誉教授東京ガス社長だった高松豊吉の曾孫)である彼女自身政治的主張も、右派左派という軸では整理しにくいものが多い。彼女は昔からの持論として「平和」を重視する一方で、その平和の実現方法については、ウクライナ取材の折に、以下のように現地の声を紹介しつつ、既存平和教育批判してもいる。

日本だっていつ攻められるかわからないのだから、備えるべきだ」「他国との同盟外交努力をすべき」「食糧供給などを見直すべき」「政府に泣きつく前に、自分たち領土を守るという強いコミュニティを持つことだ」「今こそ台湾支援することが大事ではないか」「北方領土を取り返したほうがいい」

(略)

私たちが受けてきた平和教育とは、まずは太平洋戦争時に、「日本戦争を始めてしまった」ことへの反省があり、次にどうすれば戦争をしない国になるか、であった。しかし、時が経ち、それは「アメリカ戦争へ巻き込まれないこと」に変わり、現在は、「他国から攻められないこと」に変遷していった。

日本台湾有事がもし起きてしまったら、巻き込まれ、最悪の場合、攻められる可能だって予測される。だからこそ、ウクライナの人々の「自国を守るための後悔」には耳を傾けるべきではないだろうか。

https://shueisha.online/culture/109026?page=4

なお選挙啓発に関して、民間彼女積極的に登用している団体ひとつが、青年会議所(JCである

衆議院選挙では、全国で公開討論会実施されるといいなと思います私自身も、公開討論会の司会などは積極的に引き受けますので、ご連絡ください。JCという地域をよくしようという社長さんたちの集まり主催することがおおいのですが、地方紙やメディアもっと主体的にできるといいですよね。

https://note.com/takamatsunana/n/ne8700998fe6e

地域をよくしようという社長さんたちの集まり」というまとめ方には諸方面から異論ありそうだが、まあよしとしよう。

ついでにいうと、元増田は、たかまつななの政治的立場の変遷についての時系列理解おかしい。たかまつななが株式会社下村塾を設立したのは18歳選挙権の導入「後」である

3年前、18歳選挙権が導入された時に、「笑いの力で若者たちに政治への関心を持ってほしい!」「芸人100人を教育現場派遣したい!」とお笑いジャーナリストの「たかまつなな」が株式会社 笑下村塾を設立現在、全国の高校企業主権者教育SDGs出張授業を行っています



という経緯。instagramなどのSNSでは、2015年以前は18歳選挙権についての発信は全くといっていいほどしていなかった。2016年を境に、彼女主権者教育若者教育という分野にフロンティア見出し積極的にこの方面開拓していった。そしてこの過程で、「世代間の対立」という軸を立てたうえで自分が「若者」側に立つ(反「シルバー民主主義」)というスタンス明確化していった。つまり先に触れたRightsやJYCなどに比べれば、最後発に属しており、しか現在はかなり偏った立ち位置に到った、特異なアクティビストなのである

まとめよう。

選挙権年齢の18歳引き下げは、与党主導で進められ立法化された施策

たかまつななは、もともと一般的意味での「左翼」「左派陣営」には属していない、特異な立場

たかまつななは、選挙権年齢の18歳引き下げ「後」に主権者教育若者啓発に取り組みだした後発組

おわかりいただけただろうか。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20230405183906

という反論コメントがあったので、こちらも https://anond.hatelabo.jp/20230405210928 を書いた。元増田は、なぜたかまつななは叩かれるかというストーリー面白おかしく語ろうとする中で、「日本左翼」がすごい政策的影響力を持っていて、あれやこれやと理由をつけて、与党自公選挙権の18歳引き下げを飲ませたのだ、という奇妙な歴史観に陥っている(そうではないことを示すために、実際の経緯を上に書いた)。

さらに、元増田そもそもトピックとしていたたかまつななは、背景的にも主張的にも一般的意味での左派とは言いがたく、また選挙権の18歳引き下げの「後」に主権者教育の分野に関わるようになった後発組である。にも関わらず元増田は、彼女が「以前からずっとこの問題に関わっていた」「左翼」だという、彼の最初書き込み見立て破綻させる致命的な勘違いをしていた点については、何ら反論も弁解もしていない。0点です。

2023-01-07

anond:20230107174122

河野太郎みたいに支持基盤が超盤石で敵が1人出来るうちに味方を3人増やせる人とか、米山みたいに今後はアレ以上の炎上は起きないだろう人とか、池田信夫みたいに何言っても大炎上しないような人であればカジュアルブロックしても良いと思うけどね

こう書いて気づいたが、味方を1人増やすうちに敵を5人増やすようなことを仁藤夢乃はやっているような…

2022-12-25

韓流自民党と同程度に統一協会関係があると言うのは事実だと思う。

anond:20221224213545

集会に呼んで支持基盤増やしたり、ライブ資金を出してたりで統一協会支持基盤を盤石にするために手を組んでいた。

これは双方にメリットがあったと言うだけの話ですべての裏で統一政府が絡んでいるとかそういう与太話ではない。

もちろん韓国人差別につながりかねないし慎重になるべきだけど、とはいえ冷静に事実も見つめないと。

2022-11-11

はてな民投票行動マジで馬鹿過ぎる

「私は今の自民党投票したくないが今の野党にも投票したくない。ずっと投票したくないが一党に権力を集中させるのは良くないと思うから野党投票し続けている。でもすごく抵抗感がある。」

いや、はてなで本当よくこの意見聞くけど、マジで馬鹿過ぎるだろ

最も愚かな投票行動なのに、それが賢いみたいに思われてる

本当アホしかおらんのか?

まず政治家ってのは思想がなくその都度雰囲気投票するやつの為に政治活動しないか

統一教会みたいに特定思想持った組織が長年応援してくれる、その支持基盤の上で選挙活動政治やるんだよ

当たり前だろ

そもそも自民党は全く権力集中してない

しろ

権力なさすぎて総理大臣かわりまくり内閣かわりまくり海外からは笑いもの権力ケボ弱集団から

全く持って現実捉えてない意見スター集まってて、ずっとこの手のアホなこと言われ続けてて、頭クラクラしてくるわ

2022-10-16

anond:20221016120455

右派とは何かといえば強いて言えば反左翼の集まり

それで繋がってるだけで、みんなが一色に染まってるわけではない

日本だけでなく世界的にもそうなってる

共和党なんて新自由主義者キリスト教保守とどっちも支持基盤だけど

思想的には水と油関係反社主義リベラルで一緒になってるにすぎない

左翼抵抗が無いのだったら左傾化すればよいけど

左翼抵抗があって今の右派が嫌だってんなら別の右派になればいい

2022-10-13

anond:20221012125203

アベ下げしたいんじゃないよ

三本の矢方針を示して、そのうちの一本分しか発動できなかったような政権にすら届かないという意味

せめてその一本についてはごめんなさいできる勇気さえあれば民主党でもできたことなのにやらなかったよね

安倍宗教保守的思想支持基盤なのに中道左派向けの経済政策中途半端になっても優先順位をあげて実行した

民主党ポリコレ的な思想の支持者に引きずられたとしても中道左派の望む経済政策に挑戦するチャンスはいつでもあった

でも優先順位を変えずに後回しにした

2022-10-09

anond:20221009003915

中道を切り捨てちゃったから穏健左派支持基盤がなくなってしまったよね

から急進左派は切りたくても切れない

切ったら消滅するのは自分たちから

2022-10-07

anond:20211027092703

共産主義政党民主主義政治体制不正選挙恣意的選挙をせずに勝ち抜いて政権を獲得するなんて事例はないよね。

だったら少数政党として支持基盤の利害に問題が起きない政策提案しかしないのは当たり前じゃない?

そんなことしてたら支持の拡大はありえないじゃないかと思うかもしれないけど、共産主義政党政権を獲得する手段選挙ではなく革命だよ。

誰でも知ってる当たり前のことを少しぐらい日本平和時代を過ごしたからと言って忘れたらいけないよ。

2022-10-01

従軍慰安婦問題、どうなったんだろう

しかまだ解決してなかったはず。

リベラル系の文元大統領支持基盤だけでなく、リベラル系と激しく対立していた統一教会の文元代表ですら日本人慰安婦への贖罪意識を持つよう促していたことを思うと、慰安婦問題に対する日本姿勢韓国人全般が不信感を抱いていると分かる。

当時の副大統領だったバイデンはともかく、慰安婦合意当事者安倍も朴も退場した今だからこそ、仕切り直して韓日で協力できることもある。

2022-09-10

anond:20220910092315

今回の件から政治家放置しておくと腐敗する、危険性がある、だから今までよりも関心を持って、改善に繋がる投票行動を取ろう」と思うか、「政治はクソだ、カルトもクソだ。どいつもこいつもグル悪人だ。もう投票なんてするか」と思うか、という点では、今まで投票消極的人達後者に寄る可能性が高い気がする。

投票率はより下がり、カルト票が機能しなくなると別の利権支持基盤に寄った選挙結果になるんだろう。

2022-09-04

anond:20220904073606

それが通らないと判断たから、もう仕方なく、本当に渋々、脱統一教会宣言をせざるを得なかったんだぞ。おそらく自民党本来的な支持者、それこそ親の代から支援してます!みたいな強固な支持基盤からも「カルトはいかんでしょ…」みたいな声があがって、やっと重い腰を上げたと思われる。

2022-08-18

統一教会叩きで得をする人 損をする人

得をする人

野党(自民を叩けるので)

野党支持者(自民を叩けるので)

自民の他支持団体(相対的に影響力が増すので)

宗教団体(統一教会が弱体化するので)

共産党(統一教会が弱体化するので)

ネトウヨ(韓国ガーと言える久々の機会なので)

パヨク(自民ガーと言える機会なので)

山上(悲願達成)

損をする人

統一教会(団体として弱体化必至)

統一教会一般信徒(キチガイ認定)

宗教一般信徒(一時的に風当たりが強くなるため身を潜める)

自民党・自民党員(小さいとは言え団結力の高い宗教支持基盤をロスト)

宗教自由は認めるべきという法治主義者orリベラル論者(言ってることは一理あるけど相手統一教会なので)


得も損もしない人

霊感商法被害者(ダシにされてるだけで誰も被害者救済なんぞに本腰入れてないので)

2022-07-19

便乗して俺個人的総理大臣イメージ

便乗して言いたくなったので書くやで。

事実と異なる部分が多々あると思うがワイのイメージや。

小渕恵三

平成の板を掲げてたおっさん

マジでそれしかイメージが無い。

個人的にこの頃はまだ政治とか総理に興味が無かった。

急病・急死が気の毒だったし、なんとなくもうちょい総理やってほしかったなー、という思い出。

森喜朗

たまたまインタビュー記事とか読んだことあるし、森さんに接した人が口をそろえて

個人としては面倒見が良くて良い人」

みたいなことを言っていたので、そうなんだろうな、という感じ。

ただ、いくらなんでも総理としてテレビカメラ前で言ってはいけないことがあるよね。

この頃って短期政権ばっかだったっけ?

なんか失点があると国民感情的にすぐ総理変えろって雰囲気になってた気がする。

今にして思えばメディアネガキャンがまだ大いに機能していた気もする。

小泉純一郎

カッコ良かったし選挙に鬼強かったしなんとなく好きだった。

すごい右からもすごい左からめっちゃ嫌われていたが中道というか国民全般にはけっこう好かれていたと思う。

ぶっちゃけ見た目でかなり得をしていたのではないか

自民党本体もっと改革たかったんだろうけど、そこにたどり着くまでに本人のモチベが無くなっちゃったイメージ

余談として、総理辞めた後、東日本大震災後の妄言の数々にはガッカリさせられた。

安倍晋三

小泉さん中途半端自民党をぶっ壊しちゃったせいで誰がやってもキツかったと思う。そこは同情する。

この頃からネットがそれなりに普及したせいか? 総理閣僚失言めっちゃ取沙汰されるようになった思い出。

森さんみたいにテレビカメラ前で言うのは言語道断であるが、そうじゃなくて、支持者向けの講演会みたいなとこで喋った話がネットに出回るようになって、メディアにも取り上げられるようになった感じ。

色んな失言自体はもちろんダメなんだけど、支持者向け講演会というどちらかと言えばクローズドだったはずの場での発言を切り取られる時代になったんだなー大変だなー、と思ったことを覚えている。

難病でとてもお気の毒ではあったが、病気理由退陣したのはめっちゃ言い訳くさくてイメージ悪かった。

福田康夫

何かしたっけ?

この人のキレっぷりは伝説雪印社長記者会見彷彿とさせた。

麻生太郎

総理になる前はネット上でオタクにやたら人気があった。

結局、この人も「総理としてテレビカメラ前でそれを言うのはアカンやろ」という感覚最後まで持てなかったよね。

ボンボンめっちゃ金持ちなせいか庶民的金銭感覚を持ってない、みたいな批判めっちゃされていた思い出。

総理庶民感覚を持っていてもそれはそれでおかしいが、庶民に寄り添おうみたいな姿勢はまったくなかった。

この頃の自民党には目に見えるというか国民感情逆撫でするような失点があり過ぎて、政権交代に至った。

麻生さんというより自民党全体がぶっちゃけ緩んでいたと思うが、党首として麻生さんが緩ませた結果という気もする。

鳩山由紀夫

良い方向に日本を変えてほしい、自民党以外にやらせてみようという国民の期待を背負った鳩山さん。

ところが、就任数か月でもうコイツだめだろ……となったのに、何故か一部メディアめっちゃ持ち上げていた思い出。

なんか麻生さんなら叩かれてるような金額の飯を食っていても鳩山さんは何故か叩かれていなかった。

この頃のメディア報道姿勢からメディア不振に至ったインターネットの民も多いのではないだろうか。

菅直人

なんだかんだ震災対応を頑張っていたとは思うが、専門家軽視? と言うのか、科学的にそれはアカンやろみたいなことがめっちゃ目立った。

今になって管さん意外とよくやってたよ的な評価をする人もいるが、やっぱ活動家気質というのか、国民の多数に何となく嫌われていたような。

自民党以外にやらせてみよ! ……やっぱアカンかったわ……と国民に思わせた張本人の一人。

民主党衰退の直接的原因だと思う。

野田佳彦

鳩山さんよりも菅さんよりもすごい実務家気質っぽい感じで淡々とやることをやっていたイメージ

ただ民主党全体に対する不信感みたいなものめっちゃ醸成されていたため、誰がやってももダメだったと思う。

最後っ屁的に消費税増税して終わったが、実際何をしたかったのか。

どうせ辞めるなら増税してから辞めたろ! みたいなノリだったんだろうか。

安倍晋三

アベノミクスのおかげで新卒就職がいきなりめっちゃ売り手市場になった思い出。

国民は結局、経済政策・成長を求めてるわけよね。

本人の言動支持基盤的に左からめっちゃ嫌われていたが政策的には意外と中道左派系というか貧困層を救おうとしていた。

ただ長期政権化した弊害なのか、政権後半・末期になると色々と緩んでいたし、本人の口が滑るしご婦人も色々と総理夫人としてはアレだったし。

ちょっと退陣が遅かった気はする。

冥福をお祈りいたします。

菅義偉

本人のやりたいことをめっちゃ実現していたのだが、総理としてはあまりにもテレビカメラ前で喋れなさ過ぎた。

辞める前後で「実はこんな感じでめっちゃ良い人」みたいなエピソードがやたら出てきた思い出。

ただ、総理と言えども(むしろ総理からか?)テレビカメラ前で潜在的な支持者にアピールできなきゃそりゃ人気でないよね。

短期政権となったのは残念だが順当。

岸田文雄

野党がだらしない恩恵を最大限に受けている。

今後に期待したい。

anond:20220718231205

2022-07-13

理由はどうあれ殺されちゃうのは可哀想(恨む理由があったとしてもこういう事件を起こしてはいけないよね)

・こんな形で突然取り残されてしまった遺族や親しい人たちも可哀想

・前から指摘されてた色々な疑惑改竄について今後きちんと追及されるのかちょっと心配

政治家支持基盤を持つのは分かるけど、被害者をたくさん出してるような不健全存在と繋がりを持つのはよくないと思う

anond:20220713150013

あくま個人意見だけど。


肯定はしない。

ただ、労組日教組が大嫌いだけど民主(今連合ってどっち応援してたっけ?まぁいいや)の政策支持の場合どうすんの?

支援団体が嫌いだからといって政党政治家を支持をやめることはないでしょ。いやあるかもしれんけど。

そもそもヤ○ザみたいなゴリゴリ右翼だって嫌いだし、自民党支持基盤で嫌いな団体なんて山盛りよ。既得権益組大体嫌いだし。

でも、例えば嫌いな上司選挙で同じ政治家に入れるっていうから投票先変えるわーとかないでしょ。まぁあるかもしれんな。

まぁそれくらいな感覚


結局のところ、政治家活動するには支持基盤必要で、支援団体必要

そのうちのいくつかに嫌いなところがあるのは別に当たり前。

気に入らないけど容認はする。

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