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はてなキーワード: 棄却とは

2019-04-20

anond:20190420164949

二者間の意思疎通の確認が取れないから、2つの主観どちらにも属さな客観性必要だと思うんだが…相対的しか正しさを記述できない、って意味なら同意なんだが。

相対性がある=複数性があるというわけではないと思う。

ともかく、2つ以上あるってのはうーん、ってなる。一つの学問系の中で「棄却」したけど「別の体系では正しいか可能性は残る」なんてされる方もする方もなんだかなぁって感じ。まあここら辺言いすぎると超高重力下での量子力学が~とかの不明性に入りうるから私の頭ではあまりしたくないけど。でも人知観測できるかわからないってのと、意図的観測地点をずらして結果が違うけど両方別物で正しいってのは差が激しすぎると思う。

anond:20190420163855

いいよ。自然科学の一部以外では理論の正しさは相対的ものしかいから、棄却って言っても確からしさが少し減るってことでしかない。

anond:20190420162649

個人攻撃しかできない人間が、個人攻撃で満足しちゃう人を装って書いちゃってるから仕方ないんじゃない?

ワイ的には下記の分とか、量的>質的であることを端的に書いてある記事だと思ったんだけどね。

筒井 質的と量的のつなぎ方に、質的研究から仮説を引き出してきて、量的なデータ検証するという連携の仕方がありますよね。質的研究の成果、岸さんの言い方だと「解像度の高い地図」の中から検証するに値するような仮説を抜き出して検証するんです。

そういう意味では、量的研究というのは「地図を縮約して世界記述する」というよりも、世の中で生じている現象の一部を取り出してきて検証する、ということです。この考え方だと、質的研究も量的研究もやっている作業は一緒で、段階が違うという認識可能です。
ついでに、こういう作業をしていると、質的の人の立てた仮説を量的で研究しようとしたら、その仮説が上手く支持されないってことがよくあります

岸 そうですね。

筒井 でも、それは質的研究から引き出された仮説が「間違っていること」を意味しません。われわれは「仮説を棄却する」と言いますが、今回のデータからはその傾向がうまく見つかりませんでしたと言っているだけです。別の事態や、別の地域や、別の要因を組み込むとたぶん出てくる。おそらく一部の集団だけ取り出してみると、仮説は支持される。しかし、ならしてみるとたぶん統計的に強い効果はない、ということです。

質的研究って

わたし「理3の合格数が男女同数になればいいですね」

理3女子証言「私もそう思いますなぜなら~」

論文終わり

みたいなのしかないじゃん。

2019-04-17

かんぜんさっかくDreamer

誰にも見せるつもりのない日記メッセージ性を持たせるのはいつか読む自分に宛ててるのかな。あぁ自己陶酔。酒に酔って書く文章ってすごいすらすら書けちゃうよね。

せっかくやから誰か読め!読め!

ワールド犯罪なんたらっていう番組をさっきみてた。

アメリカで18歳のベビーシッター殺人罪に問われる裁判があって、

証拠は不十分なんだけど、陪審員によって殺人罪で15年の懲役って判決だった。

結局はそれも棄却されて、罪名が過失致死に取って代わって刑期もうんと短くなったんですが。

人を裁くって、業が深すぎる。

裁判の中で一体その人の何がわかるってんだ。近くにいる大切で大好きな人のことだって分かってるなんて自信はないのに。これに関しては言い切りたくなるときもあるけどさ。

裁判みたいなああいう場って少なくともどっちかはほんとうのことを言ってなくて、

でもその人にとってそれはほんとうのことかもしれなくて。

主観的事実、ってやつ。連続して漢字使うと気持ちめっちゃ中国人になれる。我、単純過何?

人間、救えねぇ。

幸せの数だけ不幸があるんだろうね。

ほとんどぼくらはそんなことは見過ごしてるけど。ふと気づいた瞬間に幸せは罪悪感に変わる。永遠幸せなんて、多分どこにもない。

でも、それは逆のことだって言えて、自分の不幸が誰かの幸せを支えてたりもするんだ、きっと。

そしたら、なんかもう全部愛しい。

人間矛盾した生き物なんだよ。

だって孤独だし、誰もが孤独からこそ独りじゃなくて。

とりあえず世の中は便利なので適当肯定してやれば生きてるのも楽しいで。

実際、そんなに悪くもない。今食ってるチョコモナカジャンボちゃうまいし。

歯みがいて寝よ。

2019-04-13

上野千鶴子祝辞を絶賛する流れがどうしても腑に落ちないので書いておく

彼女を呼んだ東大評価するのはわかる。祝辞の論旨もわかる。けれども全文を読むと、納得感よりもむしろ反感のほうが上回ってしまう。リアルタイムで聞いていたらよりそう思っただろう。

「ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから。」全くそのとおりである。正確な統計や適切な文書管理を疎かにするような国や組織がもしもあるとすれば、その未来は決して明るくないだろうし、国家であれば到底現代先進国を名乗る資格はない。それではこの1.03という数字はどう判断すればよいだろうか。年間100人しか合格者のいない科類で0.03のずれは、直感的には大きくない。

数字根拠となるのは、文部科学省の行った「医学部医学科の入学選抜における公正確保等に係る緊急調査であるhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/10/1409128_002_1.pdf これによれば、1.03という数字平成25年から平成30年までの6年間における男女別合格率の比であり、この期間の延べ合格者数/受験者数は、男性501/1935、女性101/400であった。この数字はどのくらい「歪んだ」ものだろうか?ちょっと計算すればわかるが、合格率がちょうど等しくなるのは、男が498.87人の場合だ。つまり現実と「理想」は、たった2人しか離れていないことになる。受験年度を無視して男女計2335名の受験から602名の合格者を選んだ場合男性合格者の数は、超幾何分布H(2335,1935,602)に従うはずであるが、この分布501までの累積確率密度は62.7%であり、敢えて合格率が等しいという「帰無仮説」を棄却しようと思えばp値0.4をとらねばならない。とてもではないが、男女の合格率に差があるという結論はでてこない。

彼女社会学を専門とする学者であり、当然ながら統計には詳しい。「統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから」とまで言った彼女がこの「有意差なし」という事実を知らなかったはずはない。とすれば「1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。」という発言は、控えめに言っても、統計事実に対する誠実さを欠いた悪質な印象操作との誹りを免れないだろう。

東大、あるいは日本(そして人類社会の抱える男女格差の深刻さは否定し難い。けれども、祝辞の内容それ自体は、大学構成員の男女比や一部不適切勧誘を行うインカレサークル存在といった客観的事実に基づいた証拠のみでも十分根拠づけられたはずである。そして、全体の論旨が首肯できるものであるから個別の不当な印象操作容認せよというのは、「江戸しぐさ」に対してその内容が道徳的に好ましいか歴史捏造をしてもよいという態度と変わらない。真実善意に混ぜられた嘘はしばしば、嘘だけの嘘よりも性質が悪い。

さらに言えば「男子学生東大であることに誇りが持てる」「東大男子学生はもてます」「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはず」といった発言乱暴に過ぎる。男女を問わず東大生や東大卒というだけで理不尽批判を受けたりや偏見の目で見られたりすることはある。「一応東大」という決まり文句存在し、テレビはしばしば東大生を無感情機械珍獣のように扱う。男でも東大であることを明かしたがらない人がいないなどとはとても言えない。合コンも男なら皆行くわけではなく、(少なくとも理工系では)相当数の学生恋愛とは無縁なのであって、合コンに行く東大生はもてるというのは「強者強者だ」というトートロジーにも聞こえる(もっとも、「もてる」こと自体価値を見出さな学生にしてみればどうでもよいことだが)。そして、大学受験というごく限られた世界に限っても、努力した人が全員合格しているわけではないということぐらい、大抵の新入生は見てきただろう。そもそも、初めて会った人間の内心について「はず」などという決めつけをするのは、単に相手意志もつ人間として見ていないということではないか

これらの発言彼女自身差別的バイアスによるものだと考えてしまうのは、果たして私のバイアスなのだろうか…… 今まさに暴力を振るってくる者への抗議ならば激情の滲むこともあるだろうが、相手は新入生なのである解決すべき課題があり、伝えるべき言葉があるのなら、まずするべきは数字に誠実に向き合い、語りかける相手リスペクトすることではないのか。

2019-04-12

日本産農産物韓国側輸入禁止措置についてのWTO裁定報道がひどい

この件に関してろくな解説記事がでない。

ざっと見た中では毎日記事WTO敗訴 安全性を立証しようとの日本政府の狙い裏目に)が比較するとましだった。NHKはひどかったな。

基本的情報は以下のドキュメントにある通り。

https://www.wto.org/english/tratop_e/dispu_e/495abr_e.pdf

争点は8つほどあげられているが、主な点は以下のようにまとめられる。

1.韓国のとっている輸入禁止措置がSPS協定(SPS Agreement)に認められる範囲妥当な水準の規制=ALOP)を超えているか否か

2.日本が提出している科学証拠はSPS協定例外措置クリアするほどに頑健か否か

ここで重要な条文はSPS協定の2.3、3.3及び5.7である

要約して書くと

2.3

加盟国は検疫措置により、恣意的・不当に同一または同様の条件の元での加盟国間の取引差別し、擬似的な制限として利用してはならない。

3.3

加盟国は、科学的に正当な理由に基づいている場合には、自国保護水準を、国際的基準、指針、勧告に基づく水準よりも厳しいものに設定しても良い。ただしこの条文によりもたらされる水準はSPS協定の他の条文規定違反することは許されない。

5.7

加盟国は、科学証拠が不十分な場合には、他の関連国際基準や、他国措置などの情報に基づいて、暫定的な検疫措置を設定することができる。その際もリスク評価のために必要な追加情報を得るように努め、妥当な期間内に検疫措置について見直しを行うべきである

と言う部分。

さらに前提知識として、日本韓国食品による被爆線量としてCODEXを採用しており、これは国際規格なのでSPS協定の認める関連国際基準に即しているものということができる。CODEXでの食品由来被爆線量の基準値は1mSv/Yr。従来の規制値としては日本韓国セシウムのみを基準としていた。2013年に韓国さらストロンチウムなどの別の放射性物質検査要求し、基準値以下の放射性物質が検出された際にはさらに追加の検査をするように要求しており、日本はこの要求基準に基づいた輸入禁止措置恣意的・不当な差別に当たるとして解除を求めている。日本セシウムのみの検査であっても、他の放射性物質由来の被爆線量への寄与度が低いことを考慮すると、十分であるはずだと主張しており、最初パネルではこの主張が認められていたところである

上級委員会裁定

この裁定となった主な要因はALARA原則である

ALARA=As low as reasonably achievable

まり合理的に達成可能な限り、放射性物質摂取は低い方がいいと言う原則

韓国側は満たされるべき科学根拠基本的には以下の3つの要素によってもたらされると主張した。

韓国消費者食品から摂取する放射性物質

(1)通常の環境下に存在するレベルにあり、

(2)被爆量はALARA、

(3)定量的被爆量は1mSv/Yr

であるべきである

これに対し、日本側は(3)にフォーカスし、日本現在行っているセシウムのみに基づく検査で3はクリアできる、と主張していた。この主張は下級審では認められていたわけではあるが、韓国側は、セシウムのみの検査では、上述のSPSAの5.7に定義された、科学的な根拠が不十分である検査とした。ストロンチウム等の実効線量がセシウムとは異なることを指しているものと思われる。セシウムが100Bq/Kgである他国食品と、福島原発事故後の日本におけるセシウム100Bq/Kg基準基準線量1mSv/Yrに与える影響は同一視できないという主張である

 これに対しWTOはどのように判断たかというと、ALARA原則考慮すれば、福島原発事故ののちにおいての日本は他の地域に置ける基準線量に与える影響を考える上で、2.3に規定される「同一または同等」の条件を満たしているとは言えないとして韓国側の主張を採用し、輸入禁止措置がSPSA2.3に違反しているという下級審での結論棄却したわけだ。その理由の一つとして5.7の科学根拠が不十分であるとの韓国の主張に、日本側は反論しなかったというものをあげている。日本側としてはCODEXに準拠しているのであるから、(3)を満たすことによって(1)、(2)は必然的クリアできるであろうとの読みがあったのではないかと思われるが、結論から言ってしまえば甘かったということになるのだろう。感覚的にはストロンチウム等の検査要求されている放射性物質による被爆線量が、日本とその他の地域と同等であることをなんらかの形であれ主張することができれば下級審の判定は維持されたのではないかというような気がしないでもない。

 

以下個人的感想

 私個人としてはCODEX準拠であればその他諸々の行動による浮動的なリスクを超える範囲で、言い換えれば検知可能範囲でのリスクの増大を招くとは思っていない。しかしながら、ストロンチウム等の食品摂取によって、実効線量がどのように変動するかについて、科学知識が十分だとは言えないだろうと言われれば、「それはお説の通りと思います」と言うしかない。福島原発事故以前であればともかく、現実にあの事故を目の当たりにした上において、放射性物質に対して、必要以上の嫌悪感ないし、忌避感を持ったとして、さらに言えば、それを喧伝したとして、それは非難されるものでもないであろうと思っている。食というの非常にプライベートものであり、こだわりは内面的なものでもある。

 WTO裁定は端的に言ってしまえば、1mSv/Yrが達成される蓋然性は高いとWTOも認めてはいるが、ALARA原則に基づけば科学的に安全であることを認めたわけではない(不明であるとした。危険ももちろん言っていない。)日本側として、「科学的に安全との事実認定は維持」を言いたい気持ちはわからないでもないが、こういった場面でそういったことを言ってしまうところにディスコミュニケーションの原因があるような気がしないでもない。

 

2019-04-11

バス通勤の思い出

思い出したので、なんとなく書き留めておく。

その日もいつも通りのバスだった。

季節は恐らく春か夏。

退勤処理をして外へ出るとまだ空は明るくて、なんだか得した気持ちになった。

そんな平和夕方の思い出。

その路線バス車両の前側から乗って真ん中あたりから降りるタイプ

乗り込むとき運転席の横で電子マネーをピッとやる。都会のバスは優しいのでどこで降りても定額料金だ。

番号のスタンプされた乗車券を握りしめ着々と値上がっていく電子料金表をビクビクしながら見つめ続けなくてもいいんだ。とてもやさしい。バス停に屋根もあるし。

そんなわけでいつものバスだ。

停車しきる前から開いてるんじゃないかという勢いのドアから乗り込み、ピッとやって、運転手へゆるく挨拶して、歩きながら車内を見渡す。できれば座りたかった。

手前の一人がけの席は埋まっている。じゃあ奥の二人がけの席はどうかな。

奥に視線をやると、それは二人がけ座席にデンと座ってた。

人間2人分強はありそうな巨漢だった。

別に両国は近くないからアレは十中八九ただの巨漢だ。ただの巨漢が奥から数えて2つ目の座席に窮屈そうに肉を収めていた。

巨漢と窓の間にサラリーマンが挟まっていたのでよく覚えてる。

二人がけ座席は手前に1つ空いているのにわざわざサラリーマン圧縮している巨漢は見るからにやばそうだった。

他の乗客もなんともいえない微妙雰囲気だ。

ぶよぶよしている。関わりたくない。

心のなかでリーマンへ合掌して手前の空いている席を目指した。

新たに乗り込んだ客は自分ひとりだったため、申し訳ないぐらいゆったり座れた。

自分が強い人間だったらあのリーマンを助けてあげられるのになと、のんきに車窓を眺める。

気になっているちいさな惣菜屋今日も後ろへ流れていった。

次の停留所で巨漢が動いた。

バスが停まり、老婆がひとり降りていった。遅れて巨漢が立ち上がり、降車口近くに座っていた自分の横までやって来る。

「ああ降りるのか」と思った。

リーマン開放されてよかったな~とにっこりしたのもつかの間、なぜか巨漢の尻がこちらにめり込んでくる。

何を言っているのかわからねーと思うが気付いたら巨漢と窓の間に挟まっていた。

暑くはなかった。むしろひんやりに包まれた。

右のひんやりは窓ガラスだ。その向こうの景色ゆっくり動き出している。

反対側は巨漢だ。自分の装備はスーツで長袖長ズボン。なのに向こうのTシャツからはみ出た肉のしっとりひんやりしている感じが、なぜか伝わってきていた。

なんで降りない?なんで座った?なんでとなり?

混乱のさなか、さきほどのリーマンのように圧縮されている自分を遠くから見たような気がした。

いま思い返すと幽体離脱だったかもしれない。

それどころではないので次の停留所までこの状況に耐えられるのか考えてみた。

この時間バスがたくさん走っているから、降りてもあとから来るやつに乗り換えればいい。

町並みから察するに次の停留所トンネルの向こうだ。ちょっと遠い。

ムリ。

まあムリ。

肉を押しのけた。とにかく立ち上がった。

立ち上がったが、肉壁が行く手を塞いでおり通路へ出られない。

天罰だとしても身に覚えがなさすぎる。

今すぐここから開放されたい。

しかし巨漢に悪意はない可能性をこの数秒では捨てきれなかった。だって悪意あったらこわい。

万が一にもピュアかもしれない生き物相手にいきなりミッションインポッシブルスタント脱出を試みられるほど、自分は鍛えられていなかった。

では元に戻れるかというと、先ほどまで尻を収めていた座面はもう肉で見えなくなっていた。

肉の主は、無言で進行方向を見つめている。

戻れないなら攻めるしかない。

何を得て何を犠牲にするかの判断明暗を分ける。形成は圧倒的にこちらが不利だ。

ゴクリとつばを飲み、自分は彼にやさしく声をかけた。

君は窓側に座って。自分通路側に座るよ、と。

彼にとっても魅力的な提案のはずだ。

なんといっても窓際はいい。散歩しているわんこも見られる。窓ガラスだってひんやりしている。

方や自分はといえば通路側という呼吸するスペースを手に入れられる。

お互いメリットだらけ、Win−Winだ。

なのに肉のやろう渋りやがった。

ヤツの表情はイマイチ読めなかったが動く気はないらしいのは理解できた。

しかこちらも引くわけにはいかなかった。

もう絶対にここから逃げ出す。自由を手にすると心に決めていた。

「次の停留所で降りるんです」

ダメ押しにと震える手で降車口を示した。

バスではよくあることだ。

座ってようやく落ち着いた頃、窓側に座っている人間が停車ブザーを鳴らし、次で降りると主張する。

それを叶えるためには通路側の自分が立たなければならない。

また立つのは正直めんどくさい。どんな善良な人間だってそう思う。

立たせる側だってそりゃもう申し訳ない気持ちになる。

そう、自分申し訳ないんだ。

君が嫌いなんじゃあない。

君に面倒をかけるのが申し訳ないんだ。

から席を交代しよう。

一度こちらの提案棄却している彼だ。重ねての親切を無下にはしにくいだろう。

更にこれは日常的に乗客間で行われているごくありふれたやりとり。

それを受け入れないのは不自然。このシーンでの不自然は悪意を浮き彫りにする。

(ちなみに相手も同じ目的地だと詰みます

これで動かなかったらいよいよトム・クルーズになるしかない。とルートを探り始めた頃。

目の前を塞いでいた肉はのそりと動き出し、ようやくその向こう側に通路が見えた。

やった!生きられる!

いつでも動けるようカバンを抱え直すと、空の弁当箱がカチャリと小さな音をたてた。

焦るな。今じゃない。

ギリギリ空間へ体を滑り込ませた途端プレスされて圧死なんてシャレにならない。

必要なスペースを見極めろ。その瞬間を見逃すなーーー

自分通路へ出ると、彼はまたのそりと座席へ戻っていった。

巨漢が巨漢なりに窓際へ収まったのを確認してからこちらもようやく座席へ腰をかける。

勝った。勝ったのだ。

隣りを見れば圧縮リーマンに多少厚みが戻ってきていた。それでも前髪は乱れてげっそりして見える。

おつかれリーマン。ほんとうにおつかれ。

なんか巨漢がこっちをチラチラ振り返ってくるがそんなことは関係なかった。

そうして自分も一息ついて、膝に置いたカバンを抱きしめた。

また弁当箱がカチャリと鳴った。

そのうちバスは次のバス停へ止まったが、誰も乗らなかったし誰も降りなかった。

自分はそのまま終点までバスに乗り、ほかの乗客と一緒にバスを降りた。

巨漢は席を立つタイミングを逃したようで座席の横を通り過ぎる人々を見送りながらもぞもぞしていた。

それきり二度と会わなかった。

今は遠きバス通勤の思い出。

2019-03-29

anond:20190329082526

理由性的な事項に対して誤った認識を与えかねない(公共の場女性の胸に触っても問題ないなど)

有害性の証明証明を机上ではなく実証実験をしようとするとそれ自体人権侵害となりかねないので、理由に納得してもらうしかない

理由」と「証明」ってワンセットだと思うよ。証明無き理由に納得できると思う?

実証実験をしようとすると人権侵害」って言ってるけど、表現規制人権侵害だって言うのを忘れてないか

人権侵害はする。しかしその証明人権侵害する恐れがあるから証明はしない」って言ってるの分かってるか?

あと、「メディア効果論」を否定する先行研究についてはどう考えてるの?


どのように規制するか>NG表現をその都度具体的に挙げていくしかない。包括的表現お気持ち運用出来そうなのは不可。

現状、「その都度具体的に」お気持ち表現叩きしてない?

具体的な線引きもなく、常に変動する基準好き嫌いも影響)で叩いてるよね?

そもそも「その都度具体的に」なんてどう法案化するんだ?

そして表現した(コストをかけた)そばから指弾される者の身にもなってみ?

補償について>考慮してはならない。もし補償をしてしまうと補償目当ての問題表現が増える懸念がある。

問題表現をすることにはデメリットしかないと周知すべき。

そもそもあなたが『問題表現』とみなす表現はできない」というデメリットが発生してる点はどう考えるの?

それを踏まえたうえで考えてる?


証明できない理由しかないが、悪なので(我々が)その都度指弾した表現保証なしでこれを棄却する」

これにどう納得せよと?

正義である証も立てられず、守る側にメリットもなく。ただただひたすらデメリットだけを基準もなく押し付ける。

ちょっと、考えが甘すぎない?

2019-03-19

anond:20190319180050

被害者容姿法廷侮辱

 今から約4年前の2015年、当時20歳だったペルー人女性が同じくペルー人の男2人にイタリアアンコーナレイプされた事件で、

裁判所が「(被害者女性の外見が)レイプされるほど魅力的じゃない」という加害者側の主張を認め、女性の訴えを棄却していたことが発覚。

 裁判判決が下されてからすでに2年以上が経過しているが、つい先日、

最高裁判所がこの判決却下再審を命じたことで事実が公になり、国内外から批判殺到している。

不細工痴漢とかレイプした男の言い訳がコレだ。

「こんな不細工相手にするわけないだろ」

なんて奴だ。

2019-03-10

anond:20190310100156

2000年前にはまだ天動説は体系化されていないし、地球平面説は既に棄却されていたが。

2019-03-02

弱い者に対する司法姿勢が問われている

地裁判決レベルが低いと言われるが、特にこの数週間の判決の不誠実さは目に余る。

弱い立場人間が酷な目に遭っている現状を追認するばかりか、当事者の訴えを次々と踏みにじっている。

医療機関大学などの公的性質を持った機関が守るべき者を全く守ろうとしない。

そのような状況下、司法人権救済の最後の砦ではなかったか

障害者施設出て死亡、遺族の賠償請求棄却 名古屋地裁  :日本経済新聞

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXMZO41628950S9A220C1CN8000/

医師無罪判決わいせつ被害訴えた女性「どう立証すればいいのか」会見で涙 - 弁護士ドットコム

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_1009/n_9273/

一橋大学アウティング裁判大学訴えた遺族が敗訴 - 弁護士ドットコム

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/internet/n_9304/

そのような中、美大環境セクハラに対する受講者の提訴話題となった。

今回こそは弱い立場人間を守る誠実な判決を求めたいが、不安が尽きない。

会田誠さんらの講義苦痛受けた」女性受講生が「セクハラ」で京都造形大提訴 - 弁護士ドットコム

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/internet/n_9302/

2019-02-19

anond:20190219151219

安倍菅直人が間違った判断で注水を止めた」

菅直人「注水は止めてない」

裁判所「注水は止めてないけど、会議海水注入による再臨界危険性を尋ねたのは間違った判断だったね」

という流れでしょ。

裁判所は「間違った判断があったかどうか」を重視して控訴棄却したけど、

一般的感覚で言えば「菅直人が注水を止めた」はデマだよ。

というか、判決引用されている安倍側の主張をコピペして、あたか裁判所判断であるかのように見せかけたのは「デマ」と言うべきだけど、しれっと裁判所判断から引用しなおして「言ってることは正しかった」というふうに議論すり替えているあたりは、まさに安倍コピーだね。

anond:20190219130928

菅直人海水注入をやめさせたくせに『海水注入は俺の英断』と自慢していた」というのが安倍最初の主張でしょ。

で、裁判では「海水注入を止めてはいないし、止めろという指示が出たこともない」とは認められたが、

海水注入を止めさせかねない言動があった」から名誉毀損とまでは言えないので棄却

という話じゃん。

これで「安倍デマを流したわけではない」って恥知らずすぎない?

2019-02-08

anond:20190207004137

児童相談所 拉致 静岡市」などと検索すれば、当事者(親)が発信する記事を閲覧することができる。Twitter実名発信すら行っている。

彼らの主張と、裁判所認定事実とを対比しながら読めば、恐ろしさが伝わってくると思われる。

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損害賠償請求事件

東京地方裁判所平成21年(ワ)第25349号

平成25年8月29日民事第44部判決

口頭弁論終結日 平成25年4月25日

       判   決

(第1,第2 省略)

第3 争点に対する判断

1 認定事実

 前提事実に加え,後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば,以下の事実が認められる。

(1)本件小学校入学前後の経緯

ア 原告Q1は,原告Q2及びQ9との同居を始めた平成19年2月頃,Q9が時間を守らないこと,嘘をつくことを矯正させる必要があると考えて,原告Q2との間でQ9へのしつけの方法について話合い,その結果として,原告らは,Q9が小学校入学した同年4月頃から,Q9が上記の点について原告らの口頭での指導を守らなかった場合には体罰を与えることとした。

 原告らの体罰は,当初は頭を軽く叩く程度であり,その後顔を平手打ちするようになり,同年6月頃からは,Q9に木製の子ども用バットを持ってこさせて,臀部をバットで叩くことなどがあった。

(甲4,75,原告Q1本人)

イ(ア)Q9の所属するクラス担任であるQ12教諭は,平成19年4月頃,Q9の顔に痣があったこから,その痣について聞いたところ,Q9は,タンスの角にぶつけたと述べた。Q12教諭は,その後,Q9の顔の別の位置に痣があることを発見した。

 Q12教諭は,同年5月下旬頃,Q9が忘れ物をして登校してきたため,どうしたら忘れ物をしないようにできるか尋ねたところ,Q9は泣き出して,自分学校の支度をしていることのほか,原告Q1は殴るので恐いこと,原告Q2はQ9を守ってくれなくなり,原告Q1と一緒に怒ってばかりいるが,以前はそうではなかったことなどを述べた。そこで,Q12教諭は,Q9に対し,先生はいつも君の味方であり,先生が守ってあげるなどと述べた。

 原告らは,同月31日,本件小学校担任教諭保護者との間での連絡帳に,Q9から先生が守ってあげるという発言があったと聞いたが,その発言真意確認を求める旨の記載をした。

(イ)本件小学校のQ13教頭は,同年6月5日,原告ら宅を訪れ,原告らと面談した。その際,Q13教頭は,虐待の疑いがある場合についても適切な対応をとる必要がある旨述べ,原告らは,今までQ9はしつけを行われずに育ってきており,Q9を良くするのは今しかないこと,しつけの方針として,悪いことをしたら殴ること,虐待を疑っていることは理解していることなどを述べ,Q12教諭上記(ア)の発言について,Q12教諭からの直接の謝罪要求した。これを受け,Q13教頭は,一旦本件小学校に戻り,Q12教諭と共に再度原告ら宅を訪れ,Q12教諭上記(ア)の発言について,誤解を招く発言であったとして謝罪した。

 Q9は,同日以降,Q12教諭に対し,先生が来てくれてから殴られなくなったと述べた。

(ウ)Q9は,同年6月29日,右大腿部,右肩に赤色の跡があり,Q12教諭が,Q9がプールに入る際にその跡について聞いたところ,Q9は,原告Q2から叩かれたと述べた。

 また,Q9は,同年7月2日,右目の下部に痣があり,Q12教諭からその痣について聞かれたところ,原告Q2に殴られたと述べたが,Q13教頭からその痣について聞かれた際には,Q9は転んで怪我をしたと述べた。そこで,同日,Q13教頭原告ら宅に架電したところ,原告Q2は,Q9が2日続けて許せない嘘をついたこから原告Q2が殴った,私も人間から感情的になると述べた。

 原告Q1は,同月3日,本件小学校架電し,Q13教頭に対し,原告らは冷静にQ9をしかっていること,同じ状況であれば原告Q1であっても殴っているはずであり,原告Q2も同じ方針であることなどを述べた。これに対し,Q13教頭は,殴らないで育てることをまず考えるべきであるなどと述べた。

(エ)Q12教諭は,同月4日,原告から,本件小学校教育方針等についての意見記載された手紙が送付されたため,同日午後3時頃,原告ら宅を訪問した。その際,原告ら及びQ12教諭居間にいて会話をしていたところ,原告Q2は,一旦居間を離れてQ9の部屋に行き,Q9を叩き,居間に戻ってきた際に,「今私,Q9のこと,叩きましたから,守って下さい。叩きました。嘘ついたから。」などと述べた。

 その後,本件小学校のQ14校長教務主任及び生徒指導主任原告ら宅を訪れ,原告Q1から学校で行う教育と家庭で行う教育区別をしたガイドラインを示してほしいという要望があったため,Q14校長ガイドラインを示す旨述べて,同日午後8時30分頃にQ14校長らは原告ら宅を離れた。

(甲11,17,18,乙ろ2の12,乙ろ15,証人Q13)

(2)本件一時保護に関する経緯

ア Q14校長は,同月6日,静岡市教育委員会に対し,前記(1)イの経緯を報告した。静岡市教育委員会は,同月10日,静岡市α区の要保護児童対策地域協議会児童福祉法25条の2参照)の定例実務者会議において,Q9を要保護児童として提示し,Q13教頭が前記(1)イの経緯をまとめた報告書(乙ろ2の12の1ないし6丁)を提出した。上記会議に出席した静岡市児童相談所の所員は,同日,本件小学校に対し,Q9は保護を要する児童であるため,今後Q9に痣等があった場合には児童相談所に通告するように指示した。

イ Q9は,同月13日の登校の際,左顎及び左目下部に痣があり,Q14校長がその痣について聞いたところ,Q9は,嘘をついたことを原告Q1に怒られて殴られたと述べた。そこで,同日「Q14校長は,静岡市児童相談所架電してQ9について通告した。また,同日のプールの授業の際,Q9の大腿部及び背中に痣があることが確認された。

 静岡市児童相談所は,同日,上記通告を受け,子ども虐待対応の手引き(平成19年1月23日付け雇児総発第0123003号厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長通知。乙ろ2の10)及び静岡県中央児童相談所作成家族支援ガイドブック(乙ろ2の11)に基づき,上記アの会議に参加していた所員等による緊急受理会議を開催し,Q9に行うべき支援及び援助の内容を判断するための虐待処遇アセスメント指標(乙ろ2の6)で判定をしたところ,虐待の程度は,5段階の上から2番目(打撲,広範囲の軽外傷等)であり,調査格付は,生命を脅かす(又は高い可能性がある。)状態として,直ちに立入調査を行うこととなる「R-1」と判定された。また,静岡市児童相談所のQ15主任主事ケースワーカー)等の所員3名が,本件小学校に立入調査をして,Q9の顔から足にかけて痣があることを確認し,Q9に聞き取りをしたところ,Q9は,原告からは,Q9が時間を守らないという理由毎日殴られること,原告Q2の方が多く殴ること,原告Q1からおもちゃバットでいろいろなところを殴られ,原告Q1から殴られた際に血が出たことがあることなどを述べた。静岡市児童相談所は,上記立入調査をした所員からの報告を受け,上記虐待処遇アセスメント指標及び所員の合議に基づき判定をしたところ,Q9の支援・援助格付は,直ちに一時保護必要となる「AA」と判定された。

 静岡市児童相談所長は,Q9に痣があり,Q9も原告から殴られていることを認めたこと,本件小学校から家庭訪問をした後も原告から虐待継続していることが確認できたことに基づき,Q9を一時保護し(本件一時保護),その後に原告ら宅に架電し,原告らに対して本件一時保護したことを告げた。

 Q9は,同日,静岡市静岡病院のQ16医師の診断を受けたが,同医師作成診断書には,「全身に打撲によると思われる皮下出血を認める」として,〔1〕両下眼瞼,〔2〕左顎部,〔3〕右肩甲骨上,〔4〕左大腿背側,〔5〕右下腿膝下部前面及び〔6〕両殿部について,「いずれも鈍器,または靴による打撲跡と考えられる」,「上記外傷について全治一週間と診断する」との記載がある。

 静岡市児童相談所は,同日,静岡県中央児童相談所の一時保護施設にQ9の一時保護委託した。

(甲11,乙ろ2の4ないし6・12,乙ろ15,16,乙は3の1・2,証人Q17,証人Q13)

(3)本件一時保護開始後の経緯

ア 原告らと静岡市児童相談所は,本件一時保護が開始された平成19年7月13日以降,電話等でやり取りをしたが,次のとおり,原告らは,Q9に対する体罰虐待ではなく,親である原告らの意思無視して本件一時保護継続することは不当であるとの意見を繰り返し述べた。

 原告Q1は,同月20日,静岡市児童相談所のQ15主任主事との電話で,虐待はしていない旨述べ,暴行肯定されると考えているかとの質問に対して「ええ,肯定されますよ。当たり前じゃないですか」「一時的感情だとかそんなことで虐待を繰り返してきているわけじゃないんだ」,「責任ある体罰っていうのだってあるんだ」などと述べ,静岡市児童相談所のQ18統括主幹との電話で,同月27日,「Q9をおたくらに任せますけど,やつが20歳ぐらいになったときにまともな,私らが考えているような大人になってなかったら,抹殺しますんで。おたくらも含めてよ。」,同月30日,「子どもがこう,おれらの考えてたとおりに教育できなくなったときに,おまえらどういう責任とる。とらなかったときは,おまえ,リンチしてもいいか」,同年8月1日,「根本からお前らの育て方とか教育論が間違ってるのに,何で間違ってる奴らと俺らが話し合わなきゃいけないんだよ。」などと述べた。また,原告Q2は,同年7月23日,Q18統括主幹との電話で,「私達は少なくとも体罰体罰だって考えてるんですね。私の思う虐待と言うのは自分憂さ晴らしですね。」,「体罰っていうのは暴力とは違う」などと述べた。

 静岡市児童相談所のQ19主任主事心理士)及びQ15主任主事は,同月20日から同年8月31日まで,一時保護施設を訪れてQ9と面談,行動観察,心理テスト等を行った。Q9は,同月8日以降の面接で,原告らと会いたくなく,施設から帰りたくない旨訴えた。Q19主任主事は,Q9について,同年9月20日開催の静岡市健康福祉審議会児童福祉専門分科会児童処遇審査部会に「現段階では,本児の家庭に対する拒否感が強く,両親と距離を置き,守られた環境下で,本児の話に耳を傾け,個別には母性的で受容的な対応が望まれる。」,「これまでの養育環境により本児の情緒面での成長が阻害されてきた結果が示されており,今後,両親の養育態度に改善が望めないようであれば,家庭との分離はやむを得ず,児童養護施設への入所が適当であると考える。」との心理診断の結果を提出した。同部会では,Q9の入所措置承認を求める申立てを行うことに異議は出なかった。

 静岡市児童相談所のQ20所長は,上記原告らの発言心理診断の結果及び上記部会の結果を踏まえ,原告らによる暴力継続される可能性が高く,Q9も帰宅拒否していることから児童養護施設への入所が適当であるとして,同年9月25日,入所措置承認を求める申立て(本件申立て)をした。

(甲11,14,乙ろ7の1ないし7)

イ 原告らは,同年9月28日,静岡市児童相談所を訪れ,Q20所長,Q17参事平成20年4月1日に静岡市児童相談所長となった。以下「Q17」という。)等の所員と面談した。この面談の際,Q20所長らは,本件一時保護の経緯や,Q9については児童虐待防止法2条1号所定の暴行が行われたもの判断していると説明したが,原告らは,「体罰虐待はこれ別物ですから」,「しつけの段階で,あざができるほどたたかなきゃいけなかった」などと述べてQ9の返還を求め,静岡市児童相談所はこれに応じなかった。

(甲9,10,乙ろ7の10)

ウ Q20所長ら及び原告Q1は,本件承認審判及び本件勧告がされた後である平成19年12月21日,静岡市児童相談所面談した。原告Q1は,本件承認審判の「二度と虐待に該当するような体罰をさせない」という文言から虐待に及ばない体罰については容認されたもの解釈している,体罰主体にしない努力はするが,目的によっては必要なこともあるなどと述べたのに対し,Q20所長は,しつけ自体否定するわけではないが,体罰を伴うしつけは子ども心理的な影響があり好ましくない,本件勧告を受けて,静岡市児童相談所から原告らに対する指導方法について年明けに提案する旨述べた。また,原告Q1が,原告らがQ9の通学している安西小学校に面会等を申入れることは問題となるか確認したのに対し,Q20所長は,今の状態だと問題となる旨述べた。

 静岡市児童相談所は,平成20年1月頃,上記提案として,Q9と原告らの家族統合に向けた「ご両親への支援プログラム」(以下「支援プログラム」という。)を作成した。支援プログラムでは,〔1〕目標は,「Q9君が安心して生活できるような家庭づくり。」であり,〔2〕方法として,原告らが静岡市児童相談所を訪れ、概ね1か月に1回2時間程度を目安に面接実施し,面接以外にも課題の提出をお願いすることがあること,〔3〕2月から3月頃にQ9の気持ち確認し,写真ビデオレターなどを通した親子交流を始めること,〔4〕Q9が原告らに会いたいという気持ち確認し,5月から6月に児童相談所内で原告らとQ9との面会を実施し,6月から7月初旬に親子での外出を実施すること,〔5〕面会・外出時の親子の様子,Q9からの外泊希望確認し,児童相談所所員による家庭訪問実施した後,7月初めに家庭への外泊を開始すること,〔6〕外泊が繰り返される中で,良好な親子関係が認められ,引取り後の支援のあり方について共通理解が得られれば,家庭引取りとなることが記載されている。

 Q20所長ら及び原告Q1は,同年1月11日,静岡市児童相談所面談した。静岡市児童相談所のQ21心理士支援プログラムについて説明するなどしたところ,原告Q1は,支援プログラムは本件勧告無視したものである原告らは体罰をしているのであって虐待暴力ではない,一時保護自体間違っている,おれは日常生活の中で普通にやっていく中で必要であれば絶対体罰は使う,まずはQ9を帰してもらいたいなどと述べた。そこで,Q20所長は,再度提案をする旨述べた。 

 Q20所長ら及び原告Q1は,同月24日,静岡市児童相談所面談した。Q17が,本件勧告に基づいてQ9を帰宅させるためには,虐待に該当するような体罰はしないことが条件になる旨述べたところ,原告Q1は,裁判所原告らが虐待をしていないと認めており,Q9をすぐに返してもらった上で静岡市児童相談所による指導を受けるというのが原告らとして譲歩案の全てである静岡市児童相談所原告らの意見を聞かずに一方的な主張をしているなどと述べた。

(甲9,10,乙ろ5の2,乙ろ7の11・12)

エ Q9は,平成19年12月31日,静岡ホームで転倒して頭を打ち,CT検査をしたが,脳に異常は認められず,頭部挫傷と診断された。

 静岡市児童相談所は,原告らに対し,上記転倒事故を通知せず,原告らは,平成20年3月7日に静岡市個人情報保護条例に基づき開示を受けた文書により,上記転倒事故の発生を認識した。

(乙ろ1)

オ 原告Q2は,同年2月1日,静岡市児童相談所に対し,Q9の毎日の詳しい言動や様子を報告しない理由等の回答を求める質問状を送付した。また,原告らは,同月8日,静岡市児童相談所を訪れ,本件抗告棄却決定に対して特別抗告申し立てた旨伝えるとともに,親権行使するとして,Q9の毎日の一時保護施設及び小学校での言動を報告することを求めた。さらに,原告Q1は,一時保護期間の7か月でQ9の身長が2.4センチメートル体重が1キログラムしか増えていないという理由で,Q9への精神安定剤等の投与を疑

2019-01-23

anond:20190123104920

12人が起訴された裁判では破壊活動防止法違反政治目的殺人陰謀罪)が初めて適用され[6]、8人に有罪判決が下された[6]。検察は予備罪も成立すると主張したが、二審は「実行行為着手前の行為が予備罪として処罰されるためには、当該基本的構成要件に属する犯罪類型の種類、規模等に照らし、当該構成要件実現(実行の着手もふくめて)のための客観的危険性という観点からみて、実質的重要な意義を持ち、客観的に相当の危険性の認められる程度の準備が整えられた場合たることを要する」と判示し、これを退けた[8]。二審有罪上告中に川南が死亡して公訴棄却となったほかは、上告棄却により7人の有罪が確定した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%84%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

2019-01-14

anond:20190114151433

受けてる。

女性被害者はその訴えを棄却する」なんて法律でもあるの?

実際は「女性の訴えは全面的に認め疑うことは全く許さない」と認めろいう連中が暴れてるだけ。

逆に女の証言は嘘でも男をムショにブチ込めるほど優遇されてる

2019-01-09

anond:20190109150341

男性が何を保護されてるんですかー?

女の嘘一つで務所にぶち込まれ国家賠償棄却される不安定さ。

社会歯車として懸命に働いても童貞というだけで馬鹿にされる哀れさ。

馬鹿にされるがゆえに童貞無限ループ

女性でっち上げに怯えるも専用車両は与えられず、やってもいない痴漢の罪に連座して責められる。

顔に傷を負っても査定女性に比べてかなり低く、寡婦年金など法的な女性優遇枚挙に暇がない。

配偶者から受けたDV相談しようにも窓口は女性に比べて少なく、受付時間も短い。

国立男子大はない。

必死努力しても議員になれないようにされる動きさえある。(クォータ制

数多ある女性割引・女性限定に対して男性専用のコミュニティは少なく、そしてそのわずかなオアシスも叩かれ潰される。

現実女性を恐れ二次元に逃げ込もうとしても、そこに対しても女性から執拗攻撃



一体、男の何が保護されてるって?

煽りじゃないなら君は現実が見えてない。

2019-01-05

anond:20190105020924

日本同性結婚が認められていない現状が違憲であるかどうか争った裁判はまだない。

ただし、憲法24条1項に「両性の合意」「夫婦」という文言があることから憲法学者の君塚正臣は、同性結婚憲法の想定されたものではなく憲法問題と認められずに棄却されると推測している[3]。

自身同性愛であることを公表している市民活動家明智カイトは、司法関係者の間に「憲法改正しなければ、同性婚は法的に成立しない」という意見があると述べている[4]。一般社団法人平和政策研究所によると、憲法は「結婚が男女間で行われることを前提」とし「同性婚を認めていない」とする解釈が「現在憲法学界の主流派解釈であるという[5]。過去には青森県憲法24条の規定理由同性婚の届出が却下されたこともあった[6][7]。法学者植野妙実子は憲法24条を根拠同性婚違憲論を唱え[8]、憲法学者の八木秀次憲法規定は「同性婚排除している」と主張し[9]、弁護士藤本尚道も「明確に『両性の合意のみ』と規定されていますから、『同性婚』は想定されていないというのが素直な憲法解釈でしょう」と述べている[10]。法学者辻村みよ子憲法24条の規定が「『超現代家族』への展開にブレーキをかけうる」として同性婚合法化障壁になっているとの見解を示している[11]。

一方で、憲法学者の木村草太は、憲法24条1項は「異性婚」が両性の合意のみに基づいて成立することを示しているにすぎず、同性婚禁止した条文ではないと説明している[12]。弁護士の濵門俊也は、憲法24条で規定されている「婚姻」には同性婚が含まれず、憲法同性婚について何も言及していないため、同性婚法制化は憲法上禁じられていないと考察している[13]。また、憲法第14条を根拠同性婚を認めるべきだという見解存在する[14]。セクシュアル・マイノリティ問題に取り組む弁護士行政書士司法書士・税理士社会保険労務士などで構成するLGBT支援法律家ネットワークは、2015年12月、「『憲法24条1項は同性婚否定していない』というのが憲法趣旨や制定過程を踏まえた正しい解釈です。したがって、日本同性婚制度をもうけたとしても、憲法24条1項に違反することにはなりません。日本憲法同性婚制度禁止するものではないということは、憲法学者、民法学からも有力に唱えられているところです」とする意見書を公表した[15]。

2018-12-18

anond:20181218133527

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種信条性別社会的身分又は門地により、政治的経済的又は社会的関係において、差別されない。

この条文によって「上級国民」なるもの存在否定される。

また、

第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命自由及び幸福追求に対する国民権利については、

公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重必要とする。

この条文によって自称上級国民」の要求棄却される。(公共の福祉

2018-11-23

ネットってどうして何時までも極端な意見のほうが声が大きいのか

極端な意見必要で、仮設として大幅に振った場合どうなるのかというのは必要ではあるが、棄却することが前提であったり、

それ何σの話をしているのかといったものがある。

2018-11-21

胃が激痛

胃というか

鳩尾の右側らへん

今夜は長そうだ

眠くても痛みで眠れない

多分朝まで

 

今日スクラートgってのを試してみたがダメだった

多分胃酸過多じゃないんだコレ

押すと痛いし

熱湯風呂用意した

熱湯風呂冷水を交互にやるといい感じに痛みをごまかせる

でもこれ一晩中やるのなかなかきつい

風呂30分、布団30分、椅子30分のサイクルだ

とにかく気を紛らわせる

睡眠薬が切れてしまった、明日病院に行こう

 

___

 

珍しく23時半におさまった

いつも20時~7時なんだが、今日17時~23時半か

助かった、22時に背中や骨まで痛くなってきて冷水+熱湯+熱唱でも厳しかった

これ続くと神経がぶっこわれて2日くらい尾を引くんだよね

 

病院胃腸の専門病院に行ってるよ

胃カメラ大腸カメラ2回、胆のう、膵臓、その他癌など諸々全部棄却して機能性ディスペプシアという診断

薬・漢方一切効かないから疲れてきた

まりの激痛に緊急外来に徒歩で3回行ったことあるが何も解決しないばかりか「歩けるなら来るな」って若い担当者に怒られて以降行ってない

そらそうだ、胃腸専門家でも解決できてないんだから

まあどうせ簡単に治らないし朝にはおさまる(激痛は1ヶ月に1日程度の頻度だし)

機能性ディスペプシアはまだ病気として認定されてから日が浅く研究段階なんだよね

 

今度ペインクリニックにも行ってみようかな

痛みがどうしようもないときは、一回行ってみるとすんなりどうにかなることがある

 

痛みは3晩続くんだが、あまり寝ずに眠気をためておいた方が良い気がするなあ

2018-11-08

anond:20181108144630

一応個人としての請求棄却するような合意内容にはなっていないはずだから、支払請求に答える必要性は無いにしろ裁判所がそういう判決を出さざるを得ないってのは別にいいんじゃねえの。

法の穴をつっついただけの話やん。「無視問題ない」話でもあるし。

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