はてなキーワード: にっちもさっちもとは
これは田舎に住むしかない男のお気持ちです。お気持ちだからエビデンスなんてない。
地方住みで給料が安い、ハローワーク行ってもカスみたいな求人しかないって愚痴ったら
ネットの賢い有識者様たち揃いも揃って二言目には「東京へ行け」「都会へ出ろ」って言うよな?
ボケが。出れるわけないだろうが。田舎からそう簡単に出れるわけないだろうが。だから苦しんでるんだよ。何も知らねえんだな。
これが暴論でもなんでもない文字通りの"正論"だと思ってるやつ、田舎の住民から一発ずつブン殴られても文句言えないからな。
田舎のことを何も知らないで好き勝手ほざく奴が大嫌いだ。どうせ東京か大阪か名古屋辺りの超都会しか知らんのだろう。そんな狭い視野で口を聞くな。
いいか、そもそも都会に出れるやつは大学か遅くとも20台前半で出てる。出るに決まってんじゃん。そりゃどう考えたってクソ田舎より都会の方が良いに決まってるだろ。
アラサー超えて未だに田舎に居るやつは十中八九「出れなかった人間」だ。
もちろん中には自ら望んで残った人もいる。そういう人は別に良い。ただおそらくそんなの全体の3割もいない。大半は田舎を出れずに妥協で残ってるやつだ。
田舎を出られない理由で一番でかいのは、結局のところ実家だ。ある程度の年齢になると親の世話って話も出てくるし、田舎だと三世帯同居も多いから爺婆の世話もある。都会人には想像もつかんだろうが、この義務をブッチして都会に出て自分だけ良い思いをするってことがどうしても出来ない人も多い。こういう人に対して「東京に出りゃ良いのにプークスクス」とか言えるやつは人の心が無いと思う。
逆に自分の健康面で田舎に縛り付けられてるやつも以外と多い。心身の持病で親に面倒見て貰わんとにっちもさっちも行かんという人。親も地元で仕事をしてるから実家暮らしするしかない。こういう人は役所の外郭団体やら農協の関連組織やらでパート仕事みたいなパターンが多い。大体手取り10万円に届かない。
俺が言いたいのは前者の田舎民はもっと稼ぐ仕事につくべきだろってことだ。後者はある意味仕方がない。バリバリ稼ぐというよりかは公助の方の話だ。そっちはそっちで田舎はクソクソだが別件の話だ。
心身健康なのに家族の世話をしなきゃならんせいで田舎の実家に縛り付けられるなんて、不平等にも程がある。こんな不平等不公平が許されて良いのか。ただ田舎で生まれ落ちただけなのに。東京の連中はなんとも思わんのか?
俺は田舎民にカネを配れなんてこれっぽちも言うつもりはない。東京の人間と同じ条件で働ける仕事をくれと言ってる。
手取り20万なんて東京じゃカスみたいなもんかもしれん。でもそのレベルで良いんだ。そのレベルの仕事で良いから、東京から田舎に回せよ。田舎にはそのレベルの仕事も無えんだよ。
最近ファミレスで書いていたりしていることが多くてなかなか朝のファミレスは人が少なくて快適よ。
こないだの話ししたっけ?
それも果たせずにあまりノートパソコンとか広げられないところでは作業しにくいわよね。
そんなところで作業すなー!って言われるかもしれないけど、
概ね快適よ今日のように朝早く来ることができたらね。
もうさ、
忙しいというか後で見てゾットするんだけど、
なので、
今日は外に出てお出かけした気分で外で書けば気分もまた違ったようなイキフンの雰囲気になるかなーってそう思うのね。
私が懸念しているのは、
伝票も一緒に乗っているのを受け取るのをすっかり忘れていて、
これはどう申告しようものかしら?と今からこれドキドキしているところよ。
って言ってる矢先の3本の屋を束ねそうな心細い気持ちのときに、
な!なんと!
猫ロボットが伝票持ってきたにゃー!ってこれでお支払するにゃ!って言うじゃない。
うわ!私の思ってたのと違う人間が持ってきてくれる伝票かと思いきや、
もはや猫ちゃんロボットは給仕の他に伝票まで届けてくれるとか!
なんてお利口さんなの?
もうこれだけで泣ける!
みんなコピペしてメモっていいわよ!ってぐらいみんなに言いたいぐらい!
このお利口さんな猫ちゃんロボットは伝票まで持ってくてくれるとは、
人間の想像を越える絶するナイスな働きっぷりを発揮する次第なのよね。
これを更新する今日のびっくり記録を叩き出せるようにしたいわ。
なにか面白い話でもよその席から聞こえてくるかも!って思ってイヤホンをしなかったりしたりとか、
耳を武器にして戦うアニメがないぐらい私は耳の能力を発揮できたらいいなーって思う勢いで面白いよそのテーブルの話でも聞けたらなーって。
もうすぐ春が恋しいぐらいの気持ちを持ってすれば、
でも人の少ないときはイヤホンしてラジオをご機嫌さんに聞きながらノイズキャンセリング機能を発揮すればもう快適なデスクに早変わり!
そうそう、
朝の少ない人数のファミレスの店員さんが猫ちゃんロボットに頼らなくてもいいぐらいの客数の時、
子どもちゃんのドリンクバーでの色々なドリンクを混ぜて見たことのない色のドリンクを開発する余念のなさには関心よ。
お行儀よく、
トレイに何種類かのドリンクを入れつつテーブルで混ぜるかの如く!
そこはタニコーの五徳も燃え上がりそうなほどの良い火加減での熱量で
よく居酒屋さんではドリンクグラス交換制でーす!って満を持して言うのをそもそもとして無視している、
たくさんのグラスに緑やオレンジやらの色の液体が満たされたコップをトレイに一生懸命運んでいるさまを見ると胸熱子ども研究者よろしくよ!
そんでさー
ドライアイスとかあれば、
研究感出んじゃん!
ファミレスもドリンクバーでドライアイスを提供して子どものドリンクバーの飲み物研究に寄与できるようにした方がいいかもしれない鴨鹿。
そんな鰯気な気ももちになりそうな感じだけれど、
きっとこんなところからなんとか賞の受賞するきっかけを得る子どもがいること間違いないわよね。
それで何の話だっけ?
そうそう、
ファミレスで物書きや物読みがはかどるって話で、
私ついにやってみたいことも達成しつつ、
ペンで赤入れるの!
推敲とかしたいじゃない!
結果から言うと、
クラウド前提だし、
その私が思ってたのとちょっと感触が違うファイルの取り回しの違いにも戸惑いながらも、
これはこれで便利だわね!って思うのよ。
なんだか
なのかかかるかもしれないぐらいの期間。
きっと習得には8日位かかるかもしれない慣れさ加減かもしれないけど慣れたら慣れたで便利だわ。
紙が散らばらないし。
あちこち紙がどこ行ったっけ?ってならなくて一箇所でまとめられているから便利ね。
紙に書いてアナログをタブレットでデジタルで取り込んで仕上がったA4ランクの美味しい牛肉よりかはちょっと面積の大きなA4サイズの紙に印刷してファイリングして、
やってることは
思いのほか、
快適かもしれないわ。
つい充電し忘れちゃって充電がない時が動かせなくにっちもさっちもどうにもレッドブル!
でもさ、
私ややこしいなーって思ったのが、
デジタルとの違いが出てくるじゃない?
そこで世界が2つできるように、
これは気をつけないと、
あと
KeepのメモならとりあえずAndroidとかiOSとかで違いがあっても問題なかったけれど、
完全にメモ環境がiOSに依存してしまう危険性を孕んでいることは間違いないわよね。
つねに、
ネットワークにiOSに依存しないファイル形式で上げておけばとりあえずはメモの閲覧はできるけど、
今思ったら完全にiOSに依存になっちゃうわ!って思ったけど、
もう取り返しの付かない便利さなので、
なにか困ったことが発生するまで
使ってみることにするわ。
いままで紙があちこちに散らばっていて困っていたので、
一つになるのよ!ってことに気づいたわ。
なるほどねー!って思ったわ。
私はそんなどうでもいいことを思いつつ、
猫ちゃんロボットが伝票を持ってきてくれたことに驚きを覚えたのを隠しきれず、
頭だけ隠してお尻だけ丸出しの、
お尻を出した子一等賞!にはならないように気をつけたいと思うわ。
お尻丸出しなんて恥ずかしいじゃない。
うふふ。
朝の縞ほっけ大の朝定食よ!
つーかホッケでかすぎ!
それが言いたいがために鐘を鳴らしているわけではないんだからね。
朝起きてホッツ白湯だけ頂いて出てきたわよ。
朝だからって休みの日も早起きを心がけたい気持ちを忘れないように!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
もうにっちもさっちもどうにもクリニック
https://www.youtube.com/watch?v=2CqnaONH9J0&t=2580s
https://imgur.com/HQuKcBp.jpeg
実話BUNKAタブー編集部@BUNKA_taboo
漫画とかアニメとかの創作物で「救われた」とか言ってる人たち、それらに触れただけで救われたんなら、大してどん底だったわけじゃなく、絶対ぬるま湯な生活を送ってましたよね
実話BUNKAタブー編集部のアカウントがこんな腐しをしていた
あのさ、みんな忘れてるか忘れたフリしてるんだと思うけど、
BUNKAタブーって以前、暇空本人に執筆依頼してまでcolaboを攻撃する記事載せてたよな。
なんで今さら編集部ごと暇空サイド弾劾する流れにシレっと変えてんだよ
手下のロマン優光にこんな事まで言わせてるし
暇空氏に便乗して無分別にデマをばらまいたり、誹謗中傷をおこないにっちもさっちもならないとこまできてしまったこういった人たちは愚かだが、ある意味正直者だともいえる。
自分ではそういった発言をしないが、お気に入りもRTもアンチフェミニズム的なものでいっぱいな人。海乱鬼はRTしないが、もへもへはRTする人。 そういうタイプの人(高学歴、高収入、家庭にも恵まれているような人もいる)が、初期に暇空氏をRTしながらも自分では発言はせず、便乗組が暴走したりして雲行きが怪しくなると、まるで最初から関係がなかったかのようにサッと立ち去るという見事な立ち振舞いをしていたわけで、ある部分では今回Colaboと和解したような人たちよりもタチが悪いと私は思っている。
もう一度言うけどBUNKAタブーは 暇 空 茜 に 記 事 書 か せ て ま し た よ ね ?
暇 空 茜 に c o l a b o バ ッ シ ン グ 記 事
書 か せ て 掲 載 し て ま し た よ ね ? ? ?
何 無 か っ た こ と に し よ う と し て る ん で す か ? ? ? ?
「BUNKAタブーはそういうゲスなスタンスの雑誌だから、わかってやってるからw」「怒る方がバカww」って擁護にならない擁護沸いてきそうだから言うけどな
何事にも 限 度 つーもんがあると思うんだよ。
食い物やら流行りもんやらでそういうゲス記事やんのは別にいいけどさ、社会派ジャーナリズム気取ってそういう事をやられるのは幾らなんでも限度を超えてんだろ
はっきりと害悪だよ
BUNKAタブーのみなさんも暇空に忖度してた事を自己批判なさったらいかがですか
https://anond.hatelabo.jp/20231022080329
だから限度があるだろって話だろ
「BUNKAタブーはこういう雑誌なのでw」って開き直ってれば何したって許されるの?BUNKAタブーなら人殺しても許されるの?
関係ないですけどあのバッキー事件の実行犯の一人がBUNKAタブーを出版してるコアマガジンの編集者だったって事ありましたよね。
https://seesaawiki.jp/w/kobalos/d/%A5%D0%A5%C3%A5%AD%A1%BC%A5%E1%A5%F3%A5%D0%A1%BC
逃げることはいいことだけど、最終的にはその逃げたツケが回ってきて、どうしようもなくなってしまうってことを教えてあげたらいいと思う。
中学ならそうだなあ…中卒だとできる仕事が本当に限られてくるから将来がキツイぞ、とかになるんだろうけど、中3で不登校だと高校に行こうって思えるとも思えないしねえ。
職業訓練校ってのがあるらしいけど、中卒の人でも利用できるのかな?そういうところから始めるのはどうだろう。いきなり本当に仕事させるよりかは良い気がする…
とにかく気がついたらにっちもさっちもいかなくなった自分みたいにはなってほしくないなあ。
もしその甥っ子さんが将来なんて自分には関係ない、若いうちに死ぬって確固たる意志を持ってるとかなら話が変わってきちゃうけどね…
悪くはないよ。痴漢だろうが強姦だろうが強盗だろうが殺人だろうがするやつが100%悪い。
レイプされた後に「あなたの格好は悪くないよ」とか、強盗殺人された後に「治安の悪い所で夜中出歩いてたあなたは悪くないよ」とか言われても何の意味もなくない?
理想論ばっか言ってないで頭のおかしいやつは世の中にいるっていう現実に向き合おうよって話なのよ。
頭おかしいって言ったけど、本当は犯罪行為するやつ=頭おかしいやつじゃないんだよ。
日々悶々とする男子は痴漢したい欲求を持ってるが、ほとんどの人が抑え込んでる。
困窮してにっちもさっちもいかない人々、あるいは単純にお金が欲しい人は日々窃盗をしたい欲求を抑え込んでる。
時々理性のたがが外れてしまった人が犯罪を犯す。満員電車でバレないと思ったから、目の前にお金が落ちてたから、企業の横領防止がザルだったから、たがが外れる理由は様々だが、誘惑がなければ外れなかった人が多くいる。
だから、そういう崖っぷちにいる人の背中を押すような真似をしないためにも「そういう格好は危ないよ」って言ってんじゃねーの。その上であなたがするのはもちろん自由だけど、こっちがそれぐらい言ったって別にいいだろ。
あのときは、過剰な売り手市場で就活がおかしくなってるって論調の記事をよく見た。
ただ、内定がポンポン出るとはいえ、それは一部の優秀な人に対してだったから、俺みたいに面接の下手な奴はなかなか決まらなかったな。ただ、すぐに面接までは進めるから、場数を踏みまくることで面接に慣れて、今の会社に内定を貰えたよ。だから1年ずれたら就職できなかったんじゃないのかという恐怖感は当時あったわ。
ちなみにリーマンショックによる内定取り消しが騒がれてたけど、少なくとも知り合いにはおらんかったし、○○が内定取り消しになったみたいだぞ!って噂すら耳にしなかったから、なんだかんだでこの世代はほぼ逃げ切ったイメージ。
マスコミを騒がせた内定取り消しの会社って、年度末に潰れてたから、本当にリーマンショックの直撃を食らって、にっちもさっちもいかなくなってたんだろうな。
息子「なんで見ちゃダメなの」
息子「なら気付かなきゃ見ていいの」
私ら理系だから、息子には何でも理由を突き詰めるように教えてきた。
男らしさの芽生えは持ち合わせの理屈では押しとどめようもなく。
とことん膝を突き合わせて議論する気力もなかった。
セクシャルな好奇心、邪悪に立ち向かえないのに、親、名乗ります?
息子「僕は、お尻を見られてもイヤな気持ちになんないよ」
息子「でも、後ろでクスクス笑われるのはイヤ」
息子「僕が笑われてるみたいで」
背後から水着を見られる苦しみは女子に固有のものだけど、人の共感する気持ちがプリミティブなら。
十分な想像力を備えていれば、痛みを分かち合えるかもしれない。
でも弱さを思いやれる人ばかりではないんだ……。
与えられた才能に関わらず子を一人前にさせなきゃならない。重みですよ、これが、教育の。
アドバイスもサポートも無く、たった二人で担当してますけどね。
なんとなくA君の気持ちが分かる
言語化できるかどうかは別として、彼は自分が「持ってない側」だと分かってる
恐らく成績は良くないし、スポーツも苦手。身長もそんなに高くないし、顔もあんまり良くない。もちろんコミュも苦手。全体的に要領が悪いんだ
だから劣等感にさいなまれて、でもプライドを守るために努力しなくてもできる告げ口やどうでもいい意見アピールで辛うじて自分を守ってる。そうすれば少なくとも先生は褒めてくれるから
そうやってねじ曲がったプライドが、「自分の失敗を他人にフォローされる」ことを拒否したんだろう
自分はできない奴なんかじゃない。自分はかわいそうな奴なんかじゃない。だからフォローはいらない。それを受け取ってしまえば、自分ができない奴、かわいそうなやつだと認めることになる
でも本心では自分ができないやつだって分かってるし、変なこと言ってるのも分かってる。にっちもさっちもいかなくなって、泣き出してしまったんだろう
若かりし頃の話だ。ちょっと語らせてほしい。気持ちの整理がついたのだ。チャンスは今しかない。
当時、大学四年生だった俺は、いわゆるネトウヨに堕ちた。就職活動に失敗し、大学院受験にも失敗し、にっちもさっちもいかなくなり、卒業後はフリーターとして生きる未来がほぼ確定していた。
悲しいかな、自惚れが強い性格だった。ネット上で言うのは最初で最後になるけど、十数年前に慶応義塾大学で法律や経済のことを学んでいた。専攻は不動産登記とか、土地や建物の取引関係がメインだった。成績はまずまずで、サッカー部(※厳密には違うがサッカー部という名称を使う)では補欠だったけど全国大会に出た経験があったし、就職活動が失敗することはないと思っていた。、結果はこのザマだ。
日系企業を主に受けていた。第一志望だった総合商社はもちろんのこと、メーカー系もマスコミ系も金融系も20〜30社受けたけど、ぜんぶダメだった。大手も中堅もすべて。中小企業の内定は取れたが、プライドの高い俺はすべて辞退した。
面接まではとんとん拍子なのだ。大学名がよかったからだろうか、エントリーシートを適当に書いても、SPIの勉強をしなくても、とにかく面接までは辿り着ける。しかし、内定を取ることはできなかった。
今思えば、あの時の自分程度の実力では、まともな会社から内定を取ることはできなかった。30代半ばになった今の率直な感想だ。確かにサッカーはできたけど、精神はぜんぜんなってなかった。今やっている『ブルーロック』のアニメでいうと、実力のない馬狼照英みたいなものだった。
で、結果がネトウヨだった。大学四年の秋〜25才頃までなので、約三年ほどネトウヨに堕ちていたことになる。
今では黒歴史だ。『国民の知らない反日の実態』とか、圧倒的眉唾感のサイトがあるだろ。ああいうのを見て、中央省庁にテンプレメール送ったり、韓国人や中国人の応援をしてると思われる国会議員をディスったり、mixiやGREEで反日活動を認定されたアカウントに突撃をかけて垢停止になったり、とにかくクソみたいな人間だった。
今思えば、いろいろと失ってしまって自暴自棄というか、自分も他人も大事にしない状態だったんだろうなぁ。当時の俺は。
ここで、大学時代に読んだ本を引用したい。約二千年前の、ローマのネロ帝の家庭教師ポジだったセネカの書いた『生の短さについて』だ。
長いけどすまんな。先に要約しておくと、苦しい立場に陥った人間は何かにつけて逃避行動に出る、みたいなことが書いてある。なにげに、現代の異世界転生ブームを予見している感がある。特に『オーバーロード』なんかの異世界転生+光属性の人間が死にまくるようなコンテンツが流行る理由がわかった気がする。
すごく長いけど、可能な限り要約してここまでだった。
さらに、さほど移り気ではないが、その一貫性が恒心のゆえではなく、懶惰のせいであり、自分の意欲するとおりの生を送るのではなく、始めたとおりの生を送る者も、この範疇に加えるとよい。症例を次々に数え上げればきりがないが、この病態の結果は一つである。自己に対する不満がそれだ。その由って来る因は、心の平衡の欠如と臆病な欲望、あるいは完全には満たされない欲望である。望むだけのことを思い切ってできなかったり、望むだけのことを達成できなかったりして、すべてを希望に託す場合がそれに当たる。そのような人間は常に不安定で流動的であるが、何事においても中途半端な者の必然的な結果である。彼らは自分の願い事を手立てを尽くして達成しようとして、不名誉なことや困難なことまでみずからに唆し、強いるが、苦労が報われなければ、願いが叶わなかった恥辱感に苛まれ、しかも、歪んだものを望んだことを嘆くのではなく、望みが徒労に終わったことを嘆くのである。そのとき、彼らは挫折した目論見への後悔の念にも、また、新たな目論見に着手することへの恐れの念にも捉えられ、その精神には、欲望を制御することもできず、かといって欲望を満足させることもできないために、出口を見出せない心の動揺や、思いどおりに展開しない生への躊躇、断念したさまざまな念願の中で無気力になっていく心の沈滞が忍び込むのである。苦労の挙句の蹉跌に嫌気がさして、閑暇の生や孤独な学問研究に逃げ場を求めたとしても、こうした心的状態はどれもますます耐えがたいものになる。公人としての務めを果たそうと意気込み、行動を望む、生来落ち着きのない精神は、当然、みずからの内に見出せる慰めがわずかなために、そうした閑暇な生や孤独な学問研究には耐えられないからだ。世間的な仕事に奔走しているときにまさにその仕事から得ていた喜びが取り去られると、みずからの家に、孤独に、取り囲む壁に耐えかね、一人取り残された己の姿を嫌々眺めるのは、それゆえである。落ち着き場所をどこにも見出せない精神の揺れ、そのような精神への倦怠や不満、そしてまた無為の生に耐える悲しくも病める忍耐は、ここに起因する。そうした状態の真の原因を認めることを恥じて、羞恥心が責め苦を内に向け、心の片隅に閉じ込められたさまざまな欲望が捌け口もなく互いを窒息させ合う場合がとりわけそれに当たる。そこから生じるのは、悲哀や憂鬱であり、また、希望を抱いた当初はどちらともつかない不安な状態に置かれ、やがては挫折を嘆く悲哀を味わわされる、千々に乱れる不安定な精神の揺れである。無為の生を厭い、自分にはすることが何もないといって嘆く人々に特有の例の感情、他人の栄達を蛇蠍のごとく憎む嫉妬心は、そこから生じる。不幸な無為の生は嫉みを育むからであり、自分が進展できなかったために、誰もが滅びればよいと望むからである。この他人の前進への嫌悪感と自分の前進への絶望感からは、次には運命に怒り、時代をかこち、片隅に退嬰し、みずから招いた責めにくよくよと拘泥し、そうする己の姿に辟易して嫌気がさすまで考え込む精神が生まれる。実際、人の精神は生来動きやすいものであり、動きへと向かう性向をもつものである。そのような精神にとっては、みずからを刺激し、どこか(別世界)に連れ去ってくれるものなら、どんなものでもありがたいと思う。その才知を世間的な仕事にすり減らして嬉々としている最悪の人間(の精神)にとっては、なおさらそのようなものはありがたいのである。ある種の腫れ物は潰してくれる手を求め、触れられることを喜ぶし、身体に出来た汚い疥癬は引っ掻いてくれるものなら何であれ歓迎するが、それと何ら異ならず、さまざまな欲望があたかも厄介な腫れ物のように吹き出た精神にとっては、苦しみや悩みは(ある種の)快楽となると言ってよい。
そんなわけで今回、若かった頃の俺がやってしまったネトウヨ行動を取り上げて、自分を断罪したい。ネトウヨ活動では多くの人に迷惑をかけてしまった。ふたつだけ取り上げるが、どちらも個別案件だ。まずは、この一件から。
それは、2011年だった。当時、ツイッターを始めたばかりの俺は、タイムラインとか、検索のやり方とか、連携の仕方とか、いろいろと勉強していた。そんな折、『炎上』というキーワードが眼に入った。炎上自体は何年も前からネット上で起こっていたのだが、自分が直接関心をもったことはなかった。
なお、この頃の俺は、都内のサイゼリヤで働く一介のフリーターだ。毎日、レンジやオーブンやIHヒーターで厨房仕事をするのが仕事だった。ムカつく年下の女社員から、「増田さん慶應卒なのwwwマジすかwww」みたいな感じでディスられていた。
それで、ある時ツイッターで見たんだよ。炎上の場面を。有名ホテルに芸能人が来ていた時、そこのアルバイト従業員が「芸能人の○○が二人で泊まるみたい」とかなんとかをツイートして、「客の個人情報を暴露すんな!!」みたいな恰好で炎上したのだ。俺は、それを間近で見ていた。
当時は、炎上騒ぎに参加する人間が実は少数である、という科学的知見はまだ得られていなかった。本当に多くの人間が炎上騒ぎに参加しているのだと思っていた。それで、当時はストレスが溜まりまくって、シロクマ先生でいうと承認欲求に飢えた若者だった俺は、誰かを炎上させたいと心に決めた。
自分でいうのもなんだが、知能が高い自信があった。中味はクズだったが。それから毎日、俺は炎上の種を探し、それらしいものを見つけてはツイートしていったけど、ぜんぜん炎上に至らなかった。ダメだった。
何週間か経って、もうダメかなと思いかけた時、あるツイートが目に留まった。プロフにアディダスの社員であることを明記している人物が、あるツイートをしていた。要約すると、都内のアディダス店舗にアディダスがスポンサーになっているサッカー選手が訪れたのだが、その人の容姿を侮辱するツイートをしていた。
「これだ!!」
と思った。俺だって小学生の頃からサッカーをしていた。サッカー選手を馬鹿にするのは許せない。
サッカーの試合で、「いまだ!!」と思う場面がやってきたとするだろう。この時、「いまだ!!」の「い」の場面で行動を起こす必要がある。「いまだ」と心の中で叫んだ時にはもう遅い――
そんな、大学時代のサッカー部のコーチからのメッセージを思い出した。実際、俺のルーレットスピンは大変狭い界隈ではあるが知られていた。三人抜きをしたこともある。その指導を正しいものだと信じて努力した結果だった。
そして俺は、そのアディダス社員の行動を咎めるツイートをした。
……その次の日、俺は大好きなハムスター速報を観ていた。ツイートのことは忘れていた。そしてある瞬間に、マウスをクリックする手が震えたのを覚えている。
それはもう、見事な炎上だった。アディダス社員はボコボコに叩かれまくっていた。コメントの数をカウントしてみると、軽く数百はいっていた。
ツイッターを確認した。俺と同じ時刻にツイートをした人間の数は、確か二人だったと思う。1人は準アルファツイッタラーと思しき人で、フォロワー数がけっこういた。でも、確認できた中では俺のツイートが一番早かった(その二人、もしかして俺のツイート参考にしたんじゃね!?)。いや、絶対とは言い切れないが。そのはずだ。※俺のツイートは削除済み。
あの時、俺は世界で一番賢くって、一番運がよくて、一番強い人間なんだ!! と心の底から思った。全くそんなことはなく、ただそういう運に当たっただけだった。
その日から数日、ハムスター速報に夢中になっていた。その記事ばっかり見て、コメントが貯まっていくのを観ていた。今では思う、俺がやったのはクソみたいな行為だ。具体的には、畑の隅に捨てられた白菜の欠片だ。茶色いカビが生えてしまって、もはやハエすら寄ってこないほどに腐りきったカス野菜だ。そんなレベルに堕ちていた。
だから俺は今日、ここで謝罪したいのだ。俺の行動が原因のひとつで、炎上を招いたかもしれなかった。俺だけが原因ではないけど、でも、あの時ツイートをしなければ運よく炎上を回避できていたか、あの子は若気の至りで済んだのかもしれない。
あともう一つで謝罪は終わりだ。気が付いたらけっこう書いてるな。ここまで筆が進むとは思ってなかった。
同じく20代の頃、ニコニコ動画にハマっていた。ようつべよりニコニコ派だった。で、その中のサービスのひとつにニコニコ大百科というのがある。端的にいうと、wikipediaがもっとバーリトゥ―ドになった感じだ。なんでもあり感が満載のネット百科事典ということになる。
ここに電通の記事があった。やはり『国民の知らない反日の実態』などのネトウヨサイトを巡回していた当時、なにかやってやりたいという情動に突き動かされることになった。例えば、一集団内の駒として、都内某所で花王不買運動とかのネトウヨデモに参加するんじゃなくて、もっと大きいことがしてみたかった。
それで、ニコニコ大百科にある電通の記事を編集することにした。当時は、スパッとした端的な記事内容だったのだが、俺が編集を終える頃には、圧倒的ネトウヨ臭の漂う記事へと変貌していた。
こんなことをしていいのか、という認識はなかった。ただ、電通は反日企業として認定されていたから、鉄槌を下すべきだと信じていた。俺を役員面接で落とした逆恨みもあった。
さて、編集後はとんでもないことになった。コメントの数が増えたのだ。それまでは10件くらいしかコメントが付いていなかったのが、その後1年間で百件以上のコメントが付いた。
内容はお察しのとおりだ。俺と同じネトウヨ連中か、または『国民の知らない~(略)』が引用元だから信じなくていい、みたいな二極的なことになっていた。
残念ながら、要編集記事に指定されてしまった。その解除には約五年を要した。俺は、編集してから一年も経つ頃にはネトウヨ活動に興味を無くしていた。もうどうでもいいと思っていた。
というのも、内定を得たからだ。しがないファミレス店員だったが、数年間フリーターとして努力し続けた俺には、わずかずつではあるが、社会人としての力が身についていた。準社員マネージャーみたいな役職があったのだが、アルバイトでも正社員の仕事をやらせてもらえる。それで、組織の下部階層における事務管理とか、オペレーションの指揮とか、コーチングやティーチングを学んだ。それが活きて、就職に成功したのだ。
あの時、俺を馬鹿にして、「あんた、それで慶應卒すかwww」とほざいていた女子社員も、俺のことを見直していた。あの時からはいろいろあって、なんやかんやで一緒にご飯に行くようになっていた。内定を得た時には交際していた。公園デートの帰り道、俺の方から「ねえ、付き合おうよ」と言ったのだが……おっと、けれどもこれは別の物語だ。いつかまた、別の時に話すことにしよう。
それで、ネトウヨの道から遠ざかった。ネトウヨを卒業したのだ。
今は、都内のどこかでカタい仕事に就いている。この物語の舞台はずっと都内だ。思えば、勉強自体はできるのだから、これが一番効率のいい道だったのだ。この道は、父親に教えてもらった。マジで感謝している。やっぱり、こういうところだけ要領がいいのが俺だ。2023年3月になった今も、人として生きるにあたっての知性というか、そういうのが足りない人間なんだと感じる。成長していない。ネトウヨを脱出できたのと同じく、いつか成長を遂げることで、こういう気質をゼロにしたい。
終わりに、この日記を書くにあたっては、大学時代に書いたサッカー部や私生活の日記とか、フリーター時代にサイゼの卒店式でもらったみんなの寄せ書きとか、mixiやtwitterのマイページとか、公務員試験の学習記録とか、とにかくいろんなものに触れて自分を振り返ってみたつもりだ。
ネトウヨにならない方法は簡単だ。毎日の食事と、朝に日光を浴びて仕事に向かう、ただこれだけで解決するものと信じている。
つまらなかったのなら申し訳ない。ほんの少しでも、あなたの暇つぶしになれたのなら嬉しいと思う。読んでくれてありがとう。
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お気に入りに入れてた人がいたらごめん。