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はてなキーワード: タワーマンションとは

2023-09-24

anond:20230924212345

へー

90年代前半頃までは大阪市内でも繁華街などから外れた地域であり古い商店街雑居ビルなどで点在する錆びれた街であったが、90年代半ば頃に音楽制作会社ビーイング創業者である長戸大幸によって堀江一帯の不動産が大量に取得され、無名デザイナーなどによる新しいブランドショップカフェレストランサロンなどが次々にオープン、またお洒落な高級賃貸マンションタワーマンションなどが多数建築されたことにより若者の入居が増えていった。同時期にビーイング大阪本部としてメジャーレーベルレコード会社GIZA studio起業され、ライブハウスなどの施設オープンするなど瞬く間に若者の街へと変貌し、人口増加と共に数々の企業事務所を構えるなど現在資産価値ある土地へと変わった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A0%80%E6%B1%9F

2023-08-24

anond:20230824170933

東京には、世界遺産地域捕獲された野良猫を引き取り育てるNPOがあるという。この流れで田舎排除された野良の羆などを武蔵小杉豊洲などのタワーマンション区画、または松濤調布などの地域社会で引き取る仕組みを作れないだろうか。

2023-08-05

東京文化

東京にいわゆるサブカルチャー的な(本屋が多いだのライブが、コンサートが多いだの美術館ギャラリーがうんぬん)リソースの集積があるのは、まぁそう。

でも、東京には歴史あんまりないし、色んなお国から集まってきている人の集まりの街なので「東京のくらし」という共通認識あんまりない。

増田東京まれ・育ちなのだが、東京には割と潤沢にあると言われがちなサブカルチャーサブカルチャー的な”文化”よりも、人の生活に根差し文化がある地域が素敵だと思うのだ。この間はTVを見ていて、青森には「普段は別の仕事をしている市井ねぷた絵師」がいる、というのを知って、何だよそれめちゃステキじゃないか。と思った。

東京は、色んなお国から人が集まってきていて、そういう暮らしに根差し市井文化は割と薄まってしまやすい。まぁ薄まっているところも「東京らしさ」でもあるのだけれど、市井ねぷた絵師のような存在文化だなーうらやましいな、カッコいいな、と思う。

ところで、サブカルチャー的な文化ではない、市井文化も、薄まってしまっているとはいえ東京にも残っていたりする。

下町まれ育ちの増田が感じる、東京下町の、もうすぐなくなってしまうもしれないな…と思ったりもする、東京市井文化を紹介させてください。

祭り

そりゃ歴史のある他の街ほど立派なものではないが、東京はいわゆるお祭り結構かなり多い。

下町特に、もう数百年のあいだ狭い長屋に人がひしめき合って暮らしてきたところでもあって、人の数だけ「祈り」も必要とされてきたんだろうと思う、街ごとに小さいお社がある。小さいお社は普段町内会掃除とかの面倒を見ているが、このお社がお祭りに参加する。大きな祭り氏子だったり(例えば神田祭だと100個ぐらい神輿が出るらしい)、自分たちだけの祭りがあったり色々である

下町では、各町内ごとに「自分の町内は〇〇祭の神輿」がある。氏子という言い方なんだろうと思うんだが、かなり割とキッチリと、祭りの割り当て?範囲?みたいなものが決まっていて、町内ごとに神輿を持っている。まぁ他の街でも祭りってそういう感じだと思うので珍しくもないと思うけども。

下町祭り基本的には神輿がメイン、山王祭日枝神社祭り)は山車がメインのようだが、まぁあの辺は山の手だな。下町神輿。わっしょい、わっしょい。

隅田川より西側下町祭りは、春~初夏ににやるところが多い気がする。そして隅田川より東側祭りは夏にやるところが多い。夏にやる祭りは「水かけ祭り」といって、町内を練り歩く神輿に、宮入する神輿に近所の人たちが水をわっしゃーわっしゃーとぶっかける。手にバケツを持つおじいさん、ホースを持ち出すお母さん、金だらいにビールを浮かせながらひしゃくで水をかけるお父さんなど。担ぎ手もびしょびしょ、道路もびしょびしょになる。

神輿が出る日は一日中、町内が法被と脚絆、なんならふんどしの人がウロウロする。非日常ですごく楽しい普段ダラシナイ自分の親父殿が祭り衣装になると5割増しに格好よく見える。近所の、普段は古いビルの1階のすすけた喫茶店マスターをやってるおじさんが、祭り半纏めっちゃ粋に格好よく着こなしたり、新しいマンションの住人の若いお父さんの装束をきゅきゅっと直してあげてたりね。女も神輿担いでも全然オッケー。ただめちゃ肩が痛くなるので私はまぁ、雰囲気だけ味わって担ぎ手はあんまりやらない。子供神輿を持ってる町内もあるし、うちの町内は子ども山車が出る。

下町祭りは毎年はやらない、2年に1度とか3年に1度とか。本当のところは知らんけど「江戸っ子祭りお金を使いすぎるから毎年だと無理」だかららしい。馬鹿だな江戸っ子ときたら。

木遣

増田子供の頃は近所に「木遣りをうなる爺さん」というのが居た。「木遣り」と書くので、木にまつわる仕事をする人たち、材木関連、とび職さん、火消し(火消し≒鳶)の労働歌がルーツなんだろうと思う。よく知らないのだが笑。Youtubeなどを見るとうなってる爺さんの動画があると思う。

結婚式の時とか葬式の時に「木遣りを歌うじいちゃん」が何人かで来てくれて、家の前にずらっと並んで木遣り歌を歌ってくれるのだ。平成の半ばに亡くなった祖父の出棺の時にずらっと「木遣り爺さん」が並んで歌ってくれたのが良い思い出。ちなみにおじいちゃんはとび職ではなかったので木遣りは歌えなかった。

まぁでも、もうこういうのは無くなっていくんだろうなーと思う。数年前に祖母が亡くなった時は少し離れた町の老人ホームだったので葬式もその町でやったから、それ以来木遣りうちには来てない。マンションも多いしなぁ。

今は、正月とか区の祭りかに出くわすと「ずらっと並ぶ木遣り爺さん」が見られる。保存会伝承しなくては、とかそういう感じみたい。

ちなみに祖父母の家には、私が子供の頃(昭和後半)まで、年末になると上記の「木遣りのじいさん」が門松を立てに来てくれていた。その木遣りのじいさんのことを祖父母は「親分さん」と呼んでいた。今思うとあれは銭形平次的な何かの名残なんだろうな。昭和の頃まで、うっすら「江戸」が残っていたんだろうなと思う。バブルで全部洗い流されたけどね…。

寄席演芸相撲

東京には寄席がある。上野の鈴本、浅草演芸ホール新宿末廣亭池袋演芸場。あといくつかの落語演芸団体がある。落語家が多い街、東京

下町には落語家さんが結構たくさん住んでいたりする。私が初めて一人暮らしをしたマンションにも偶然かなり有名な落語家が住んでいて、すれ違うと気さくに挨拶してくれるおじいさんだった。

落語は、上記定席小屋毎日やっているし、〇〇市民会館、○○ホールみたいなところで独演会なんかたくさんやっているが、もっと小さい、近所の落語好きの蕎麦屋のお父さんが自分の店で若手を集めて落語会をする、みたいなことが、結構あちこちで見かける。

覚えている人もいるかもしれないが10数年前のNHK朝ドラちりとてちん」で(まぁあれは上方落語の話なんだけどさ)、アル中から立ち直った師匠を中心に一門の小さい落語会を近所の居酒屋で開くようになるのだが、その「寝床寄席」みたいなのが、蕎麦屋やら居酒屋やら和菓子屋やら、結構あちこちで見かける。神保町のらくごカフェとか日暮里ひぐらし亭とか、ミニ寄席最近ブームだったりするが、それよりももっと「地元落語好きの人が場所を貸す」みたいなのがあるんですよ。

歩道の植え込みの勝手花壇

これは良い文化ではないのだが、下町には、下町名物の、何て言うか「飛び地の庭」というか…歩道の植え込みを不法占拠して勝手に花壇を作っちゃう爺さん婆さんが生息している。下町の家は狭い。元々長屋だったところなのでとにかく家が狭いし庭なんてない。玄関を開けると2、3歩で歩道なのが下町建築

なので、下町園芸好きは、軒下などに細ーくプランターを並べて園芸を楽しむのだが、それが段々エスカレート過激になってくると、歩道を飛び越えて飛び地的に、街路樹が植わっている土や植え込みにも鉢植えやらを置きだす。通行の邪魔になりかねないのでなぁ…とは思うが、庭の無い下町まれなのに園芸を楽しみたいぐらいなので結構、きちんと管理されていてきれいな花が咲いたりする。逆ビッグモーターである

そういえば下町は庭がないからかもしれないが、結構園芸趣味がある。朝顔祭りなんてのは典型だし、少し大きい神社境内植木屋台が出ていたり。庭がない家が多いからね…せめて緑を。でも良くないんですよ。

ちょうどいい距離

これは、すべてがそういうわけではないと思うのだが、下町に暮らすために必要ものとして「踏み込みすぎない、ちょうどいい親しさを表す距離」を作るスキルがあると思う。

増田は4代前までさかのぼれる東京者だが、その前の先祖京都出身新潟出身。しょせんはよそ者同士。色んな理由で集まってきたよそ者が大きくしてきた街が東京である

例えば真逆存在として地方農業地域なら、農業という生計を近所で共に協力して行っていくという、関係を良くするための必然的理由があるが、東京にはその理由希薄である。だからこそ、隣近所とはそれなりに良い関係継続しておく必要があり、かつお互い踏み込みすぎない適切な距離を保つ必要もある。この辺は、下町育ち同士だとすごく「そう!」となるのだが、下町育ちじゃない人(山の手育ちの人や郊外地方の人)には、イマイチぴんと来てもらえないことが多い。都会に暮らすって、住み着いて何十年も経っても、少し緊張感のある交友関係必要になるんだろうなと思ったりしている。

手前味噌で恐縮だが、増田は、ご近所さんや、よく行く店の店員さんとかと、適切な距離を取るのが上手いと思う。近所の人におすそ分けをもらったり、差し上げたり、常連の店でひっそりこっそりオマケをしてもらったり。そういうのを目立たないように、踏み込みすぎないように、負担にならないように。数か月に1回程度なんだけどね。何かがあったら協力できる程度、でもプライバシーを保った距離というか。

やたら広い墓

これは下町に限らないのだが、東京文化的な特徴だと思う。墓が広い。というか「古い広い墓」がある。

前の項にも繋がる話だが、やはり東京に暮らす人は少し根無し草なのだ先祖代々の寺や墓がない。ある人ももちろん結構いるんだけど。

特に明治期以降は、仕事の都合で東京に出てきている人が山ほどいるわけで、そういう人に向けた公園墓地がたくさんある。古くは谷中墓地現代でも八王子とかちょっと郊外に「誰でも入れるでかい墓」がある。

やたらと広い墓には有名人の墓があったりするから趣味の人用の案内があったりするね。


このぐらい。

山の手の方に住んでる人や郊外の人、タワーマンションで暮らす市井の人のことはあんまりからない。

2023-07-29

公務員はやはり最高

ネットでは公務員年収が低いのどうのと言われるが、私自身に関して言えば、特に現状に不満はない。


私は国家一般職(旧Ⅱ種)で23区内の官署に勤めている34歳だが、昨年の年収は700万円ほど。

可もなく不可もなく。


文系大学院を修了してすぐの25歳で就職し、28歳で結婚


同じ年に湾岸エリアタワーマンション(2LDK)を購入して、今に至る。

ちなみに、特にから支援を受けているわけではない。頭金は全額貯金を崩したし、ローンは私名義で単独フルローンである


妻も働いているが、二人ともそれほど激務というわけではない。二人とも、趣味生活もそれなりに充実している。


そのうち子供も生まれるだろう。


マンションを購入したタイミングがよかったというのもあるが、資産は年々増えている。東証プレミア民間大手就職した同期と比べても、生活水準でそれほど差があるとは感じない。むしろ仕事にはかなり恵まれたほうだと感じている。


年収はこれから年功序列で上がり続けるし、残業すればしただけ残業代はつく。

人事院勧告により、大手企業との差は常に修正されていく。そのうち週休3日制も導入されるらしい。


仕事にはやりがいもある。なにより、国家基本的政策に関われるのが大いに楽しい


民間企業の人を見ていると、たかだか年収数百万円程度の差でマウントを取ってきたりすることもあるが、所詮どんぐりの背比べであると感じる。日本企業基本的に横並び主義であるし、最近は少しずつ変化してきているとはいものの、民間転職サイトなどを見ても、同じような学歴の人が行くような同業他社に関しては、みなだいたい1000万円くらいの水準にガラス天井があり、その前後で多少のバラツキがある程度にすぎない。ぶっちゃけ20代から30代半ばまでのサラリーマンなら、総合商社などを除けばだいたい同じようなレンジに収まるくらいの差しかないのである


今後数十年働くということを考えると、自分専門性スキルを磨ける場所に飛び込んだほうがよいという考え方はあり得るが、その「専門性」や「スキル」について、どれほどの人が本質的に考えたことがあるのだろうか。特定の狭い世界での知識業界経験パワポエクセルマクロの組み方なんかを専門性というのではさすがにないとは思うが、専門性スキルを磨けば「楽しい人生が送れるのだろうか?それは世界を豊かにすることに役立つのだろうか?あるいは、人類歴史に何か新しい知見をもたらしてくれたり、国や世界に関わる普遍的な仕組みに関わることに繋がるのだろうか?


そう考えていくと、私は今の仕事を続けながら仕事に関わる研究をしつつ、趣味でもそれなりの結果を残しながら、私生活も愉しみ、経済的にも安定した生活を生涯にわたって続けていけることが保証されている今の身分に割と満足している。


公務員でよかった、という考えの人はあまり目立たないので、結果的SNSでは不満ばかりが渦巻いているように見えることもあるが、実際のところ、大半の公務員は現状の待遇についてそれほど不満は持っていないのではないかと思う。


若手の離職率が上がっているとされているが、これまで離職者がほとんどいなかったことと比較してのことであり、民間と比べればまだまだかなり低い水準である民間転職ブームが少しばかり、行政公務員にも余波を与えているに過ぎない。倍率の低下もそもそも少子高齢化なのだから、ある程度は仕方のないことであると思う。現に、中途採用者で募集をかけると、文系事務職に関してはすごい倍率になるし、入庁してくる方々もみなさん優秀な方々である新卒の方々のクオリティーも特段低下しているようには見受けられない。


そういうわけで、私はこれからもこの仕事を続けていきたいし、子供が生まれたら子供にも公務員を勧めることにする。

もちろん、世界に羽ばたくことも選択肢としてあっていいと思うし、民間世界も広くて深いわけだが、ただ、私は今の仕事が好きだし、今後も国家公務員として、この国のために少しでも貢献していけたら役人冥利に尽きるな、と思うだけのことである

2023-06-28

金なし老人って本当の意味で詰んでるよな

先にお断りしておきますが、この話はフィクションです。

私は自治体職員をやっています。これはその地方のそれなりに大きな自治体で、一つの部署を任されていた時の話です。

その部署市民生活福祉を扱っています生活保護や給付金なども私の部署が統括しておりました。

その時に常々日本お金のない老人は人生が詰んでいるなと思っていました。

 

まず、彼らはお金がありません。

だいたい彼らはいまだに仕事をしています。暇だからと口をそろえて言いますが、話を聞くと貯蓄が数万円なことがほとんどです。

 

彼らは年金がもらえません。

なぜなら多くは農家自営業で、月々たった300円程度の年金を支払わなかったからです。そのせいで彼らは年をとっても、障害を負っても、年金一円ももらえません。

 

では生活保護は、と思うかもしれません。

地方に住んでいる多くの老人は家や農地を持っているのです。資産を持っている人に生活保護は出してもらえません。

 

そして、身寄りもいないのです。

地方で、農家をやっている、そして土地に異常に固執しています子供たちはそんなご両親をよく思ってないのでしょう。多くの場合、連絡しても他人行儀対応をされます

 

趣味病院での雑談です。

これは本当にそうで、日本人は趣味がないことが多いです。だから仕事を辞めた後は雑談が主な生きがいです。ちょっとしたことがあれば大イベント

彼らは嵐の日に作物に興味があるわけではありません。嵐という大イベントが起きたから慌てて農地海辺に駆け寄るのです。

しかし、これができるのも最低限貯蓄がある人だけで、それができない人も少なからずいます

 

私の部署はそんな彼らを救う職場でした。

彼らは生活が苦しいと私のところに駆け込んできます

はいつもこう言いました。

あなたのところ土地持ってましたよね?それ手放してくれないと生活保護できませんよ」

「この土地家族で継いできた大事土地で手放せない」

「だったら知りません。そういう決まりですから

食い下がってくる方々を断固遮断しました。

声を荒げる老人も毅然とした態度で理論的に詰めていくと、涙を流すんですね。面白いです。

下手にくれば話を聞こうとも思いますが、彼らはだいたい傲慢になぜ助けないだという態度なので私もそうした態度をとっていました。

 

もちろんそれだけではありません。

生活保護受給後の監督仕事でした。

私は言います

「あれ、車持ってないって言ってましたよね?軽トラも車ですよ」

「これは仕事必要から勘弁してください」

法律ですからね。これちゃんとした犯罪ですよ。警察呼びましょうか」

彼らはだいたい受給をやめます

土地と家を手放して、知人に畑を取られたうえで生活のつてもなくなるんですね。

彼はその後何度か役所に来てましたが、そのたびに軽トラを手放すように言っていたらそのうち来なくなりました。

 

地方公営住宅はそうした老人の巣です。

これは私の担当ではありませんが、生活保護のためにすべてを手放した老人に貸してくれる大家さんはいないんですね。

自分不動産で死なれたら価値が一気にがりますから

空き家問題が取りざたされてもこの現実です。

から、彼らは公営住宅に入るしかないみたいです。

都内若者向け公営タワーマンションができたなんて話を聞きましたが東京は栄えてていいですね。

もちろん、持ち家のない老人もそうで、彼らは現役時に妻や子供と住んでいたちょっと高めの家にずっと住み続けてるんですね。

なぜなら引っ越し先がないから。

彼らは老人一人が住むには不当に高い家賃を払うために多めに仕事をしたり、節約したりしてます

夏の時期はうちや図書館が涼み場として盛況するんですが、同僚と一緒に、建物からソファを除いて、長時間座るのに向いていない硬めの椅子に取り替えました。

おとなしくしてるなら目をつむりもしましたが、彼らは大きな声で雑談もするし、靴を椅子に乗せたりなど態度が悪かったのでそうせざるをえませんでした。

ですので仕事をやめる前に老後のためにはまず引っ越ししましょうね。

仕事辞めてからじゃ誰も家貸してくれませんよ。

 

日本は老人に優しいように見えて全く優しくありません。

私がどんどん大きな仕事を任されているのがその証拠です。

優しいのはお金があって、手のかからない方にだけです。

普通のレールから外れてしまえば、死ぬまで苦しみは続きますよ。

「俺は大丈夫から

彼らは皆そういっていました。

年金払ってください。将来困りますよ」

私がさんざん催促に行っても拒絶されました。

「そんなもんの世話にならねえ。これ以上俺たちから金むしり取ろうってのか」

覚えていますよ。あなたが私の新品のスーツを掴んで言ったこと。

あれほどいつか大変なことになと警告したのに、あなたがその道を選んだのです。

みなさんの人生幸せであることを願っています

2023-05-28

タワマン構文とは、Twitter流行した「#タワマン文学」の一種で、タワーマンションに住む人々の生活皮肉ったり誇張したりする文章のことです。

タワーマンションとは、一般的には20階以上の超高層マンションを指します 。

タワマン構文の例を以下に示します。

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今日も朝から夜まで働いて、やっと帰宅できた。

エレベーターが混んでいて、部屋に着くまでに10分かかった。

部屋に入ると、妻が待っていた。

今日は何階から帰ってきたの?』と聞かれた。

『50階だよ』と答えた。

妻は笑顔で『私は60階から帰ってきたわ』と言った。

そう言って彼女は私の顔を見つめた。

私は彼女の目に勝ち組の輝きを見た。

2023-05-24

1年半で資産を1000万円から3000万円まで増やした方法

先日、純資産が3000万円に達した。2022年1月から2023年6月の約1年半で純資産は3倍にまで膨れている。

なぜそうなったのか、自分でもはっきりと要因が分かっている。

汗をかかずに生きていくための生の知識として有益だと思っていて、これから続く数十年の人生を豊かにしたいなら、ぜひこの先を読んでみて欲しい。

自分場合資産が増える方程式は以下のシンプルな形だった。

資産の増加 = 収入 + 投資益 + 不動産含み益 - 支出

この中で影響が大きかったのは、不動産含み益、収入投資の順だった。支出については特に何も意識していない。必要もの必要なだけ買っていく生活。大体月30万円程度が生活費でかかっている。影響の大きかった3つをそれぞれについて解説をしていく。

1. 不動産含み益について

結論を言うと、住宅は早めに買ったほうがいい。その中でも、人気で高級なタワーマンションを買うのがいいというのが自分の持論。

自分が6250万円で購入した物件が、今売れば相場通りなら6900万円程度で売れるだろうから650万円程度の含み益になっている。

もう一つ重要なのは住宅ローンを返済しているわけで、ローンの残債は6250万円から減少している。具体的に言うと残債は5475万円なので、今仮に売却した場合に1400万円程度手元にお金が残る計算であり、これが純資産に組み込まれている。

まり住宅は購入すると、住宅価格の高騰による含み益と、家賃ではなくローン返済という名の貯金ができることが、資産形成に大きく有利に働くと言うことである

しかし、これには「住宅価格が下がらない、むしろ上がっていく」という強い前提があり、これは自明ではない。 よって10年後でも、高いお金を払って住みたいと思わせる魅力がある家を買うことが重要さらタワーマンションのような大規模マンションは常に買い手と売り手がいて相場形成されている。資産性と言う意味では人気の高級タワーマンションが私は一番良いと思う。

2. 収入について

労働者の主たる収入源は給与だろう。そして給与を最大化させるのが最も再現性が高い資産形成の基本だ。簡単に言えば、給与の高い仕事をせよということである自分新卒の月収24万の仕事を速攻で辞めて、フリーランスで月単価80万円程度の仕事を受けていた。他のことは何も考えずに、より高い単価の仕事をし続ければ収入は上がっていく。1年ほどフリーランスをした後、現職に年収760万円で転職し、現在は3年目で年収1100万円程度をもらっている。

何よりも給与にこだわって仕事転職をしてほしい。

とはいえ、誰もが給与の高い仕事ができるとも思わないので、その場合副業をしてほしい。本業にかける時間を最小化し、副業で追加のお金を稼ぐ。これも非常に再現性の高い収入の増加方法だ。

3. 投資について

投資というと一発逆転のイメージがあるが、自分はどちらかというと守りのイメージだ。物価上昇していく中で現金を持っているのはあまりにも負け確定のゲーム物価上昇に釣られて上がる株を持っておくことが資産防衛に役にたつ。実際、この1年半で物価上昇を痛感するが、同時に金融資産も200万円程度の値上がりをしている、

あとは、イーサリアムを400万円ほど保有している。仮想通貨はかなり危ないが、イーサリアムはその中の最大手ブロックチェーンであるので比較安全性が高い。web3の波が来ていればもっと値段が上がっていたかもしれない。イーサリアム面白いところは、ステーキングができるところだ。ステーキングとは、簡単にいうと定期預金のようなもので、預けておくと年利5%程度で運用できる。ステーキングでの利益は1日数百円程度入ってきて、合計で10万円程度はそこから収益を得ている。

最終的には株の配当イーサリアムステーキング報酬など、金融資産から収益生活することが目的であるので、ここはしっかりやっていく。実際のところ、そのレベルに達するには1億円以上の資産必要なので、それまではあくまでも守りであり、しっかりと資産を積み上げていこう。

結論

家を買って不動産収益を期待しつつ、高い給料をもらうことにこだわり、投資で守りつつ、一発逆転の種をまく、これが僕の資産増加の戦略です。

2023-05-05

試験を抜けて優良大学に入り面接を抜けて優良企業に入りローン審査を抜けてタワーマンション暮らし優良な人間に囲まれて生きたい人生だった

2023-05-03

新潟から東京港区(の南側)に移り住んで驚いたこ

自分大学卒業を機に、新潟から港区白金高輪引っ越した。

住み始めておおよそ3年が経った。

港区」と言っても、白金高輪港区の南に位置する、閑静な住宅街だ。家賃も言うほど高くはない。

そのため、いわゆる「港区」のキラキラギラギライメージを醸成する六本木赤坂とは、趣も異なる。

そんな白金高輪に、私は3年ほど前に、新潟から引っ越してきた。

実を言うと、それまでは白金高輪という地名さえ知らず、恥ずかしいことに「しろがねたかわ」と読んでいた。※正しくは「しろかねたかなわ」

そもそも港区であるということに気づいたのも、契約書にサインする直前だったりする。

そんな地方田舎者には、この地の生活に驚きがいくつかあった。

① 高級車をよく見かける。

私はあまり車には詳しくないが、やはり高級車をよく見かける気がする。

大抵、一軒家の車庫には、素人にも少なくともエンブレムから国産車ではないことは分かる、ピカピカの外車が並んでいる。

暖かくなるこの行楽シーズンには、キラキラオープンカーサングラスのイキりMaxフル装備ドライバーも、日常的だ。

少し前の話になるが、高輪ゲートウェイ駅のお披露目の時には、ガルウィングランボルギーニが停まっていた。

見せびらかすために、わざわざ遠くから来た人だったのかもしれないが。

スーパーに高級品がやたらと並んでいる。

クイーンズ伊勢丹リンコス肉のハナマサといったスーパーが近くになる。

当然、いずれもごく普通リーズナブル商品も一応売っている。

しかし、同じぐらい、妙に高い商品も、「え、みなさんこれぐらいのやつは買いますよね?」といった雰囲気、さも当然のように並んでいる。

1,000円のレトルトカレー、3,000円のオリーブオイル帝国ホテルバターピーナッツクリーム外国お菓子豊富調味料などを見ていると、お土産屋に迷い込んだかと錯覚する。

5,000円ぐらいするブランド和牛ステーキ肉も年がら年中置いているが、こんなもの年末年始誕生日ぐらいにしか買わないだろ、という新潟県民の感性は、白金高輪から外れているようだ。

③ 意外と発展の余地があるように見える。

白金高輪は、近くの広尾麻布と比べると、まだ開発され切った街ではないように見える。

高輪ゲートウェイ駅の開業2020年だったため、これからなのだろう。

坂や道うねり一角には、昔から住んでいるのであろう古ぼけた一軒家、謎の古本屋や良く分から葬儀屋などが残されている。

一口に「港区」と言っても、地域ごとの風情にはやはり、いくらかの差があるのかもしれない。

おかげさまで家賃は抑えることができるため、とりあえず「港区に住んでいる」とイキりたい諸氏には、悪くない選択肢だと思う。

しかし、いうまでもなく、そびえたつタワーマンションは、価格べらぼうに高い。

億越えのマンションは当たり前のようにある。そういった世相には疎いのだが、有名人も住んでいるらしい。

私は見上げ、そのふもとの日陰に涼むことしかできない。


他にもいくつかあるが、おおよそこのあたりが、自分にとっては驚きだった。

総じていえば、住みやす土地だ。

それほど生活費がかさむわけでもなく、中心地に対するアクセスの良さと喧騒から距離を兼ね備えている。

しばらくしたら、もう少し広い部屋に住みたい。

もちろんここ、白金高輪で。

2023-04-17

好きな人と付き合えない

私の父は所謂毒親アルコール依存症双極性障害だ。散財による自己破産10年前に経験済み。金の無心をしてこないだけまだマシか。

そんな環境下で育った私も10から心療内科に通っている派遣社員高卒自己破産はしてないが、近い将来に自殺するだろうと思ってるから貯金ゼロ

弟も社会不適合者気味でアルバイトしかできない。従兄弟ポスドクだったけど突然のうつ治療中だし、叔父さんは生活保護受給中。呪われた一族である

 

ここ数ヶ月の間毎週デートをしている彼は育ちの良いお坊ちゃんだ。

都内駅近タワーマンション現金一括で購入しても資産が余っているらしい。

玉の輿を狙ってるわけじゃないけど、どう考えても私とは合わないとわかる。

フィーリングは合う、一緒にいて楽しい、何時間もずっと一緒にいても苦じゃない。それでも、育ちがあまりに違いすぎる。

 

私が持病を持っていて父親がまともじゃない話までは伝えていて「気にしない」と言ってくれているけど、自己破産や父の双極性障害など具体的な話をしたらどんな顔をするのだろう。

まりに生きてる世界が違いすぎて、私なんかに時間を割いてくれてるのが申し訳ない。

私は彼のことが好きだし、彼の私への好意も伝わってくるけど、彼はこんな私と一緒になっても幸せにはなれない気がする。

 

「次付き合う人とは結婚したい」という彼から距離を置くべきかずっと悩んでいる。

2023-03-10

夢の中で出会った知らない子に恋をする。

目が覚めた後も頭から離れなくて、素晴らしい時間だったと数秒前を懐かしむ。そしてすぐさま、ああ夢だったのか、と思う。それは決して空想出来事に過ぎなかったという虚しさなどではなく、もう二度と彼女に会えない悲しさだ。

夢のような時間は夢そのものから、すぐさま儚く散ってしまう。相手の顔も名前も思い出せないけれど、私達の過ごした思い出を書き留めずにはいられない。

フィクションのように劇的で、そして現実の恋と同じく主人公私自身だった。不条理で突拍子もなく走るのもままならない夢の世界で、私達は懸命に生きていた。

昨晩の私は女形スターだった。ファン関係者のしがらみを、何か支離滅裂な会話でやり過ごしていた。荒廃したタワーマンションが立ち並び、軍人警察闊歩する地元駅前で、ドラえもんタイムマシンのような車で恋人が待ちぼうけていた。大分待たせてしまったが、それでも彼女は私が来た事を喜んでくれた。

普段なら有り得ない状況なので言葉に起こすのも難しく、すぐさま散っていく記憶の一部しか書き留められない。それでも時々読み返してみる。すると頭の中で映像が浮かんできて、その時その瞬間に抱いた気持ちが蘇る。よく聴く音楽には、その時々のムードが鮮明に閉じ込められているように。

毎度別な子と会う私の頭の節操のなさを少し恥じながら、もう二度と会えない彼女達を想う。

夢を書き留めるのはあまり良くないという。こんな事をしていると統合失調症か何かに片足を突っ込みそうで不安もあるが、しかしそんな事より、あの素敵な時間を忘れてしまう事が怖い。

2023-02-19

anond:20230219142302

景色大事だよ

景色の綺麗さに加えて、「自分は偉い」って思えるし

今の俺のマンションタワーマンションじゃないけど、最上階で朝焼け夕焼けも見えるし、電車も山も見えるし、遠くの街も見えて、それだけで楽しくなる

昔は窓開けても隣の壁しかない部屋にいたか鬱屈とした気分になってた

から次は景色のいいところに住もうと思ってた

一戸建てじゃこの景色は買えないもんな

タワーマンションというのは御存知の通り不便なものである

本当に最上級のタワマン最上部に位置するハイクラスな人たちが住める部屋ならともかく

中途半端なタワマン中途半端な中層よりは上だけれど最上部ではない

なんて位置に住むのはわざわざ高いお金で不便を買うようなものだ。

そう問題エレベーターなんだ。

出勤帰宅ラッシュとき休日家族の出入りが激しいとき

そういうエレベーターにたくさん人が集まるときしかエレベーターを使わない住民にとっては

エレベーターは本当苦痛だ。

今日ちょっとスーパーに出かけて帰ってくるだけなのに

どれだけストレス溜めなくちゃいけないんだ?って感じになる。

あーやれやれ、買い物で疲れるならともかく自分マンションに帰ってからなんでストレス感じなけれりゃいけないんだ?

って何度も繰り返し思いながら玄関開けてスーパーの袋を台所において

は~っとため息をつく。

買い物袋の中身を片付ける前に

ちょっと休憩しようと

よっこらしょっとつぶやきながら

椅子腰掛け台所から外を眺める。

街が小さく見える。

スーパーが入っている大型商業施設もずいぶんと小さい。

周りには大きなビルがなくてすべてを俯瞰できる。

あああああ、何度見てもこの景色には飽きないな、自分

好きなんだよな、高い場所が。

この眺めがあるから売って引っ越す気にはならんのよな。

それにしても、なんでこんなに高い場所が好きなんだろな、自分

不思議だ。

2023-02-18

横須賀線に乗ると、横須賀線に対する東急の想いを感じる

横須賀線に乗って品川を過ぎると、品鶴線と呼ばれる区間に入る。

この区間では3回、東急線路と交差する(大井町線池上線東急多摩川線)。

といっても、交差するだけで、相互に乗り換えができるわけではない。

横須賀線比較速達性の高い路線であり、駅数もさほど多くないからだ。

しかし、不思議なのは東急側だ。

乗り換えができるわけでもないのに、3線とも交差位置上に駅を設けている(下神明御嶽山沼部)。

おそらく東急側は、いつか横須賀線側にも駅ができ、乗換可能になると踏んで、駅を作っておいたのだろう。

しかし、それらは未だに叶っていない。

横須賀線に乗ってそれらの駅を垣間見ると、横須賀線に対する東急の想いみたいなものを感じてしまう。

そして、横須賀線列車は、ほどなく武蔵小杉に着く。

この駅は、平成22年ダイヤ改正時に完成したかなり新しい駅だ。

それでも、辺りのタワーマンション開発に押され、ホームはつい最近上下分離されたほどに賑わうようになっている。

そのため、もはやマンション開発のために駅が作られたかのようにさえ思えてしまう。

しかし、武蔵小杉には、もともとから駅はあったのだ。

横須賀線武蔵小杉駅は、もうひとつJR線である南武線接続するために作られたのだった。

南武線沿線から東京駅方面への流れを作るために、駅が作られたのだった。

そして、武蔵小杉にはそれ以外にも駅がある。

それが、東急線の武蔵小杉駅だ。

そう、横須賀線武蔵小杉駅が誕生するということは、東急の「想い」を叶えることでもあったのだ。

その乗換経路は、南武線ホームを介して相当に離れているのだけれども、ようやくのことで乗換が可能となったのだ。

先の3線のように、隣接地ではないけれど、横須賀線への東急の想いは、期せずして武蔵小杉可能となった。

そうして、横須賀線間近にある東急の駅から、一方での武蔵小杉駅の誕生へ、という一連の流れを頭に巡らせると、

横須賀線東急人格を持っているかのような、綿密な物語さえ感じてしまう。

そういうことを通勤の行き帰り、頭の中に巡らせることがある。ごちそうさまでした。

2023-02-03

タワーマンション→タワマン

1戸が1億円以上で売買される分譲マンション億ション

前者はマンの部分が名称使用され、後者はションの部分が使用されている

タワションとか億マンとは呼ばない

面白いなあ

ひょっとしてこういう例は珍しいかもか?

ちょっと他に例が無いか考えてみるか

いかせんべいいかせん

めんたいせんべい→めんべい(商品名だが……)

そこそこの詰め合わせ

氷河期世代東京近郊の県に生まれ東京文化圏の風が吹くところで育った。都心まで電車で1時間距離だ。

学生時代東京近郊の県育ちにありがちな東京コンプレックスを抱いていた。

電車まで一時間距離の壁は大きかった。音楽が好きだったのでライブによく行った。しかライブに行ったとしてもその余韻を抱いたままは帰れない。

遅い時間帯の酒臭い電車で、疲れたサラリーマンに囲まれ現実に引き戻されながら、一時間距離を揺られて帰らなければならなかった。

周りも似たようなものだった。皆東京に憧れ、東京をを目指していた。

大学で無事都内大学に進み、憧れの一人暮らし東京在住のステータスを手に入れた。

ライブに行っても下手したら歩いて帰れる距離。夜道は明るく、お店は星のように数限りなく、おしゃれな人々は目をひき、どこに行ってもまばゆいばかり。

下宿でぎりぎりいっぱいの生活をした。お金がなくても行けるイベントチケットにつぎ込んだ。

私は今やもう東京人だ、と思った。憧れの、東京ならではの文化に塗れた生活

でも学生だった自分は、ポストに投げ入れられるチラシのマンション価格や近くに建設されているタワーマンションの豪華さを見て、どういう人たちがこんな高額なマンションを買えるのか不思議で仕方なかった。

どういう職業についたらそんなにお金を稼げるんだろう。きらびやかマンションの中でどういう生活を送っているのだろう。自分は安い賃貸物件でぎりぎりいっぱいの生活をしているのに。全く想像がつかない。

しかし時はフリーター人権を得ていた時代でもあったので、ぼーっと世間知らずでろくな就活もしないままフリーターになり、そのままバイト派遣社員などでつなぎながら音楽サブカルに浸った生活を続けていた。

30歳手前になるころに今の旦那出会った。

結婚したらもれなく転勤がついてきた。夜遊びも体力的にしんどくなってきた頃で、ちゃんとした仕事もついてなかったのでおとなしく転勤族になった。初めての地方都市。初めての方言。初めての車社会。初めての海と山のある生活

初めてだらけの生活の中でやがて子どもも生まれ専業主婦になった。

転勤も数回を経た後にこれ以上異動しなくてよくなったので、その時に住んでいた見も知らぬ土地のあたりに家を構えることにした。

家を探す条件は本州地方都市であること、治安が悪くないこと、自然災害がひどくないこと、大都市まで電車で1時間以内で行けること、車に乗れなくなってもなんとかなるぐらい電車バスが発展していること、気候が厳しくないこと、自然が豊かであること。

そこそこの値段の建売住宅を買うことにした。土地も家も安いので頭金を多めに出して、賃貸を借りていたぐらいの家賃を毎月払うぐらいの金額に設定しローンは15年で組んだ。

そんなわけで今のところに住み始めて5年が過ぎた。

生活ほとんど車で移動するようになった。自治会は思ってたより全然負担が少なかった。人々はフレンドリーで穏やか。海も山も近く。家が安かったので車を2台持って使い分けている。

食材豊富すぎるしおいしいし安い。教育はそこそこ。近くに大きな産業があるので工場も多く、仕事もそういう関係が多い様子。

中小企業個人事業主も多いのでいい車がいっぱい走ってる。大都市電車で行けるのでライブとか行こうかなと思って一度行ったけど、もう音がうるさすぎて自分には無理だった。おしゃれで洗練されたショップレストラン美術館博物館、何かのイベント電車に乗れば手は届かなくないけど、自分の中でもうそんなに熱量を注げなくなっていた。

今住んでいる都市はそこまですごくいいものは少ない。だから誰も何もわざわざ主張しない。する必要もない。高いバッグも洋服もいらない。着ていくところがないから。話題になるスィーツとかレストランもない。

でも普通ご飯がめちゃくちゃ美味しい。休みの日はだいたい車で家族ちょっと遠出する。歴史が古い地域なのでいろいろ見るところがある。何気ない散歩楽しい。海が見れる。山に登れる。どこに行ってもそんなに混んでない。キャンプ場もたくさんあるし、アウトドアアクティティも充実している。何より東京に住んでいた頃に比べ、ストレスが桁違いに少ない。

ぬるい炭酸泉に入っているみたいな生活いつまでも入っていられる。年をとった自分とそこそこの詰め合わせ。

2023-01-21

不動産屋はあてにならないのか、続き

(1.23追記追記した。みなさん「仲介」という仕事をご理解されていない。そんなに難しいことは言ってないと思うんだが…まさかバカなわけではないよな?

nuara 情報非対称はレモン(欠陥品)を売る市場になるんじゃなかったっけ。

売主と買主の間での情報非対称はそうなる。なので「仲介」が間に入って、情報格差を埋める作業をするということだと思う。不動産屋(仲介)は売り手でも買い手でもなく、調整者であり交渉者。

何かを混同しちゃってるのかもしれないが、「商材が不動産」の仕事って結構幅広い。例えば、不動産ハウスメーカーマンションデベロッパー)の仕事メーカーであり販売者だが、不動産仲介)は仲介者だ。作る人と間に入る人はかなり違う仕事だと思うので、混ぜたら危険

junnishikaw この業種が割が悪いなら悪徳業者自然に去る筈でやはりボロい商売ではと感じられててその不透明な"何か"に対して皆不信なのかと。仮に全ての売り物件を閲覧できたとしても我らは判別できないが透明性の一助にはなる 書いてて自信ない 後で消すかも 中古車市場と思えば納

賃貸仲介専業の不動産屋を確認していると宅建番号(1)の業者がかなり多いので、参入障壁が低く生き残りにくい業種だと想像してる。しいて言えば唐揚げ屋とか。だから何度も何度も「業者を、選べよ、宅建番号見ればわかるんだからあほか!」と言ってるんだがなぁ…。

中古車市場」と中古不動産市場」は似ていると感じる。が、中古車「屋」と不動産(売買の仲介)「屋」はかなり違う。そして賃貸仲介屋はもっと違う。中古車「屋」の多くが自分会社が買い取った車を別の所有者に売却しているが、不動産屋は「仲介」をしているだけで自分の持ち物を貸したり売ったりしているわけではないので、全然違う。

『仮に全ての売り物件を閲覧できたとしても我らは判別できないが透明性の一助にはなる』

上記のことも混同しているようだが、その様子で一覧を見て何が透明になると思うんだ?。価格については、これも何度も言ってるがスーモでも何でも見ればいいし、何なら公的指標オープンデータもかなり充実してるぞ、不動産って。賃貸はさすがに動きが流動的すぎるから公的機関のデータはないけど、売買のデータなら国交省検索サイト作ってる(https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

Lhankor_Mhy そもそも賃貸物件レインズ登録義務はない(業法34条の2)し、レインズ情報広告ではないので不動産広告規制がかからないため必須項目が埋まっておらず、SUUMO・HOMESと比べて情報量が少ない。

そうなんか、確か売買だと専任媒介契約した業者登録義務がある、と、自分が家を売った時に説明されたが。じゃあ素人レインズ見る意味なんて一つもないじゃん笑

ハテナに巣くってる人たちってビジネススキーム理解できない人が多いんだろうか。

追記終わり========================================

https://anond.hatelabo.jp/20230120002619 の追記

家賃の上限イメージ手取りの3割、若者は4割)のところを間違って追記した。若者手取りの1/4(25%)が相場の間違いでしたすません。なので、それを追記したついでに

賃貸専門不動産屋は店舗が多い、そして更にどんどん増えている。空中店舗化も進んでいて(ネット専業、UberEats専門店みたいなやつ)インターネッツの狡いお兄さんたちが山ほど参入していたりする。なので本当に、宅建番号の確認だけでも覚えて帰って。

不動産はめくるめく「現物」の世界一筋縄はいかない

不動産取引(売却、購入、賃借、貸借)は情報の非対称性が大きい、とよく言われて、これは本当に正しい。

不動産屋が悪人ばかりだから俺たち善良な消費者から情報を隠しているんだ!騙されるもんか!と思うだろうが、そういう悪徳業者ももちろんいるが、不動産は「現物」の取引から仕方がない面もかなり大きい。仲介をする人間不動産屋)にも知らされない(悪意を持って教えてくれない貸主、売り主だっていくらでもいる。自分が売りたい・貸したい時にはアラは隠したくなるのが人間)とか、所有者や住んでいる人も知らなかった情報もあるのが、めくるめく「現物世界」。増田不動産ではないが仲介仕事をしていた(今は転職)ので、不動産仲介の「現物ならではの大変さ、厄介さ、一筋縄はいかなさとリスク」について同情的である

まあ、そういう「一筋縄はいかなさ」を引き受けてるのが不動産屋で、まともな不動産屋ならめちゃ頼りになる。

一方で、お前ら善良な一般消費者でもすぐわかるのが相場だ、これはレインズなんて見なくても前述の通り、インターネッツいくらでも確認ができるのだから確認しろ。したくないなら言われるままに金を払うしかない。それが資本主義だろ?

保証会社について

保証会社まあ高いよね、だから使ったことがないから何とも言えないが。聞くところによると保証会社も儲かってないらしい(つぶれてるところも結構ある)ので、使わないで済むなら使わずに何とか保証人を探したほうがいいし、保証人なんていないし保証会社金も絶対に支払いたくないなら、保証人が不要URなどの公営住宅を強く勧める。

保証人を不要しろ、とは、伝え聞いた内実だと、ちょっと言えない。踏み倒しや、敷金いくらもらってもどうしようもない、という不良店子夜逃げ、亡くなった、なんて話はごろごろあるらしい。善良そうな人だったのに夜逃げしたなんてことは大家をやってる知人がたまに零したりする。人間は生きていれば色んなことがあるので、入居時点では善良でもその後どうなるか分からない。

保証制度も含めて、だから不動産屋は嫌なんだ、という人も多かろう、そういう人はまぁURとか公社住宅とかを利用した方がいい。個人的にはURなどの公営住宅は大昔に建てられたものは別だが全般的間取り共産国マンションみたいな固さがある(住まい生活を強く規定するような固さ)ので好きじゃないが、ものによっては掘り出し物件もある。東雲URはどの棟も素晴らしいが場所がなあ…。

敷金について

敷金詐欺もよくネットで言われるが、おそらく「あいつら敷金詐欺だ」と言う真面目な人の一方で、黙って「俺はめちゃめちゃに使ってるから何とも言えねーな」と言う人もいるんじゃね?って感じだ。

敷金ルール化されたことで、首都圏では返金トラブルが極小化している。「東京ルールではどうなってますか」の呪文を唱えればいいだけの話で、いまだに引っかかってる方が間抜けだぜ。普通不動産会社なら東京ルールに基づいたチェックシートを使って解約前の確認をしているし、そもそも、貸すとき東京ルールについて説明される(契約前にずらずら契約書を読んで聞かされるだろ?あの時に説明をする義務がある)。されないのなら、こちから敷金ちゃん東京ルールでやってくれるんすよね?」ぐらい聞け。契約は双方平等なのだからどんどん聞け。そして自発的説明してこないような業者を選んじゃダメ絶対

■室内消毒について

室内消毒って、本来大家管理会社がやるべきことだ。賃貸契約条項に「入居時に消毒します、消毒は別途有料で入居者の負担です」とでも書かれてたら断れないかもしれないが、書いてある賃貸契約書は増田は見たことがない。契約書に書いてなきゃ断れる。契約書に書いてあるんですかね?と確認すること。書いてあったら…まぁその部屋を諦められないかどうかでそれぞれが決断することになる。契約書は条件の羅列なので飲めない条件が入ってる契約はしたらダメ

増田は消毒料金を断ったことがあるが、「消毒料金3万を払ってまだGが出たら保証はしてくれるんでしょうか。してくれないなら不要」と言ったらナシになった。あとは「消毒しますか?しないですよね」と言ってきた業者もいたな。良心的なのか何なのかわからんが、これも過渡期なんだろう。敷金ルールと同じでなくなっていく気がする。まぁとにかく業者ちゃんと選べと何度も言っている。

というか、消毒やるやる詐欺をやってるのはだいたい賃貸専業仲介(ガス大爆発を起こしてる会社とか、他にもある賃貸専業のところ)なので、そもそも前述したとおりで、そういう業者に声をかけた方がバカだ。情弱がすぎる。

■売買と賃貸は、全く違う仕事

ブコメを見ると、そもそも売買なのか賃貸なのかも混在させて適当なことを言っている人が多いが、長い文章なので仕方ないけどちゃんと読め。賃貸場合の話をしている。

で、ここでは売買中心の話。

売買仲介賃貸よりももっと魑魅魍魎ではあるので、ますます不動産屋を選ぶ目」が必要になる。いくつかのブコメにあったが、昔から地元でやっている不動産屋は安心感がある傾向にあるし、大手はやっぱり安心感がある。

この理由はいくつかある。

「昔から地元でやっている不動産屋」の正体は、という話なのだが、いくつかあるが大別して「大家(=地主)が不動産仲介の店もやっている」ケースと、「大家(=地主から委託を受けて地主資産管理をしている」ケースだ。どちらにせよその土地根付いており、かつ家賃収入(と家賃収入から得る管理手数料)を月々安定して得られる立場の人たちなので、悪い商売はできない(風聞が悪い)し、する必要がない(月々のインカムが安定してるから)し、地元情報に明るい。つまり「昔から地元でやってる不動産屋」は賃貸も売買も安心感が高いといえる(ただし、代替わりしてアホが社長になってたりするとその限りではない)。

大手仲介屋は安心感がある、という理由は、まぁコンプライアンスが多少はしっかりしてるから、ということもあるが、なにより社員数が多い=その会社に集まる物件情報の数が多い、というのがデカい。仲介仕事はやっぱり情報の量が多いほど取引が成立しやすくなるし、まぁトラバや一部ブコメ言及があったが両手(売主からも買主から手数料が取れる)取れる確率が上がるので、まぁ儲かりやすい。あとはもちろん資本的に安定しているからということは欠かせない。

■両手取引は悪か

これも売買の話。仲介時に得られる手数料不動産仲介)屋の利益源泉だ。仲介は、売り主と買い主の間を取り持って交渉する仕事で、それぞれ手数料不動産価格の3%上限でもらうことができる(上限なので値引き交渉もできる)。で、両手取引というのは、売り主、買い主双方の交渉人が同じなのでEvilだ、と批判される。まぁそれは割とかなり正しいと思う。みんなが知ってるタワーマンションの1室の取引で両手仲介しようとする業者なんてかなりいけずうずうしいな…と正直思う。分譲マンションの1室を取引するのはおそらくかなり簡単で、デベロッパーが作ったという品櫃保証がある(失敗マンション場合もあるがそれも含めて「そういう品質である」という保証)し、価格水準も測りやすい(分譲時点の値段が分かっているし、同じサイズの同じ向きの部屋がたくさんあるから相場比較やすい)からだ。要するに1点ものじゃないか簡単

一方で、両手取引はすべてが悪ではなく、むしろ必要なケースもかなりあるよな、とも思う。先に述べた「不動産はめくるめく現物世界」だからだ。

取引において売・買双方の交渉必要な項目は金額だけじゃなくて、対象不動産適法性問題の有無の確認(嘘ついてないか、知らなかった瑕疵はないかなどのデューデリジェンス)、いつ支払いでいつ引き渡しか、どういう形で引き渡されるか、など決めなきゃいけない項目がたくさんある。交渉というよりも「売り買い双方で調整すべき事項」というイメージだろうか。まぁどちらかというと、善良な一般市民の買物じゃなくてBtoB会社工場用地を買う、閉鎖した施設を売る、とかそういうやつ。土地や古い建物は「現物」で、どんな問題が埋まってるか分からない(シロアリがとか掘ったら産廃がとか1筆だけ謎の所有者が?!とか)。いろんな法律も絡んでいるのでリーガルチェックも必要になるだろうし、確認したい項目は売り主側と買い主側で異なるだろうから。両方から確認を依頼されているわけだから両方から手数料取っても全然いいし取らないと逆に採算取れないんじゃねーかなと思う。

で、まぁ「あのみんなが知ってるタワーマンション」のイージー取引と、今述べたような取引をどうやって線引きするのかというのが結構難しい。増田も、一般住宅仲介については両手仲介禁止、ぐらいはしてもいいんじゃないかなーと思うことはあるが、一般住宅でも古いマンション一戸建て場合は、やっぱり地雷が埋まってる可能性てあるよなーと思うので、線引きが難しくて現実的規制するのは簡単じゃないだろう。

賃貸の全量(レインズ?)見せろ、について

現実問題として無理じゃなかろうかと思う。極論だが、「その瞬間に空いている部屋をリアタイデータベース化しろ」ってことで、検索したら首都圏賃貸所有者の8割は個人らしいと考えたら、ますます無理だろうな。

そもそも賃貸中(販売中)の情報オープンにしたいか、逆に限られた人にだけ知らせたいと思うかどうかは大家(所有者・貸したい、売りたい側)のお気持ち次第なので、一般消費者が全量を理解するのは不可能不動産屋にだって不可能だ。そして、たぶんそれ(情報を絞りたい大家や売主はけっこういる)がレインズ(=業者専用)の存在意義なんだと思う。大家店子利益相反関係で、大家(売買の場合は売り主)の利益を守る方が媒介に立つ不動産屋は儲かりやすいと予想できる。

こう言っては何だが「借りてやろうというのだからレインズ見せろ」「全量見せてみろそれからだ」とわめく輩は客ではないだろうな。「そういう面倒くさそうな人に自分資産の詳細を教えたくない」と大家が思っていたらその情報永遠にそういうアホに伝わることはない。

普通取引と違って賃貸場合は、借りる側の権利がとても強く(借地借家法)、貸す相手がエンドなのでくそ面倒なので結構面倒なリース業だと思う。不品行店子の追い出しとか未払い家賃徴収とか結構大変だと聞く。貸す側はできるだけ質の良い店子に貸したい。運用状況が変わる空室情報有象無象オープンにしていては対応コストの方がかかってしまうだろうし、出来るだけ客筋の良い客を持ってる媒介者に任せたい、ということはごくまっとうだと感じる。不動産屋のせいではなく、大家大家性(まぁ地主ってそういう生き物だ)と、まぁ借地借家法借家保護の強さからくるところだろうなーと。

話はずれるが、増田は野暮用で「東京賃貸住宅の数はいくつあるのか」をちょっと調べようと思ったが、ちょっとで調べられそうにはなかった。統計情報はあった(国交省住宅土地統計調査とか国勢調査とか)が、それが補足できる情報はそれも完全性がなく(例えば一時的に転勤中の家を貸している、というケースはオープン統計では補足しようがなかったが、実際は万の単位はあるらしい)、そのぐらい「貸している家」の実態はつかみにくいと感じた。

しかしアホほど自分の頭の悪さを棚に上げて差別するんだな、一部ブコメにはドンビキ。

最後

地面師不動産詐欺)のやってることまで不動産屋が悪いと言ってるブコメは笑った。それは詐欺師でむしろ不動産屋をだます方だと思う。

全国のタワーマンションの基底部にはひそかにロケットが装備されている。

いよいよというときには射出されて日本防衛する。

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