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はてなキーワード: トップダウンとは

2023-03-06

anond:20230306162624

この件に関しては、黒人差別を例にあげるやつが一番差別主義者だと思うわ。

まぁ、少なくとも世界中見渡して、黒人差別はまだまだ根強いのはお前がいうトップダウンが招いた弊害なんでねーの?

一方的権利押し付けなんて、嫌われる以外のなにものでもないからな。



少なくとも本件について、強引に進めればすすめるほどT女性は嫌われるし社会的立場がなくなっていくと思うんだわ。

差別良くないと言っても内心の自由侵害できないからな。

関わったら差別と言われるなら距離をとる、いない場所生活するが最適解になる。

しかしそれでも構わないというやつが居るとすれば、性犯罪者くらいだと思う。

お前らがどの立場で物申してるのか知らんけど、結局のところ、得しているのは性犯罪者だけで、後全員不幸になるって話だ。

そんな簡単なこともわからないで話を進めているのか、それともそれこそが狙いなのかは知らんけどな。

anond:20230306160537

黒人差別も、黒人差別撤回に反対する白人尊重して「全会一致」でやるべきだったよねー。

撤回反対の白人を置き去りにして、大統領裁判所議会トップダウン平等化を進めていったのは間違いだわ、君の言う通り

2023-03-05

anond:20230305131413

トップダウン脳筋的に処理しないと危険職場からだろ

家の中に居るだけでは解らないこともあるさ

2023-02-18

Re: Re: Web3って流石にヤバくないか

この記事は何か

2月10日に"Web3"を痛烈に批判する Web3って流石にヤバくないか? という記事話題になっていたので拝読した。

過激な内容に加えて、非常にセンスユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。

さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていた Re: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。

こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得反論が展開されていた。

記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20230212193550

ビットコインの開発コミュニティの持続性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

本当の意味で、最も理想的分散されているのはビットコインだが、ビットコイン本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだものビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。

記事の補足

広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。

開発者インセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。

チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』( https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。

ビットコイン機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。

ビットコイン財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。

ビットコイン自体の持続可能性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

まり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコイン採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済原理です。51%攻撃未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。

記事の補足

アンサー記事反論と概ね同意見。

究極的には「ビットコインというシステム提供する価値」「イーサリアムというシステム提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。

もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。

ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。

Defi価値について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。... 規制されない金融可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命時代以降ずっと人類経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

いいこと言いますねー。これに関しては同意見です。

記事の補足

大前提投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。

その上で第一原理的な発想で「Defi規制対応していけば良い」そして「規制対応したとしても価値がある」と考える。

仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。

第一に「デジタルスクラッチ金融システム」となる。

これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムボトムアップ改善しているが、それに対してDefi理想的システムデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制対応させるというトップダウン方法を取っていると整理できる。

第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンパーミッションレス金融システム」となる。

SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。

さらに、オープンさにより金融システム接続されているシステム作成するコストが低くなる。

これは既存金融Open APIOpen Bankingで目指している方向と同じとも言える。

第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」

仮にボトムアップ金融DXが完成したとしても、それを運営する団体存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。

上記3つの価値により、「ファイナンスコストが大きく下がる」ことが期待される。

そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスアクセスすることが出来るようになる。

もちろん規制対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。

DAOとは?DAOに価値はあるか

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークン投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレット投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコード投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。

記事の補足

DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。

まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。

まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。

世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。

誰でもforkすることができる。

一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。

DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。

まり機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。

一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンド資金投票結果で決まった特定アドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドアプリケーションなどが挙げられる。

この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判同意である

更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。

プロトコルレイヤー場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。

もし仮に利用者分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システム比較してUXなどその他の条件が同じとすると) 資産管理他人依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。

アプリケーションレイヤー場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定人物または数人のグループ依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。

これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。

それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。

ブロックチェーンゲームについて

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなた資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。

記事の補足

金の匂い批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。

ゲーム本質的ユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。

Tokenにより、ゲーム本質的バリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。

一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。

賭博性そのものゲーム面白さというタイプゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。

具体的にはカジノゲームのようなイメージ

ただし、賭博本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。

一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。

それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。

Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲーム拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である

これは既存ゲーム世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲ拡張したものや、麻雀拡張したゲームなどが多く作られてきている。

あるゲームバックエンドロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClient作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである

拡張できるもの範囲が広がることでより面白ゲームが生まれ可能性はあると思う。

トークン時価総額はハリボテ?

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーン時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

言及なし

記事の補足

ここは元批判記事に概ね同意

付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたか画期的発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなもの理解している。

プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。

終わりに

間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。

2023-02-05

中国古代思想から民主主義を導き出すのは無茶

荀子に限らず、中国思想って、政治トップダウンしか想定してないでしょ

政治に不満を持った民衆が暴れることもあるが、その革命が上手くいったとしても

ボトムアップ型の政治になるんじゃなく、トップが倒れて新たなトップが立って、またトップダウン政治を始めるだけ

2023-01-29

[]連邦準備制度理事会は、賃金または雇用率がインフレを促進するかどうかを議論

サプライ チェーンの混乱が収まり、15 年ぶりの高水準にある金利需要ブレーキをかけるにつれて、頑固な高インフレがようやく緩和されています現在連邦準備制度当局者は、労働市場が非常に逼迫しているため、物価が再び上昇するのではないか不安を表明しています

問題は、インフレ予測する正しい方法とは何かということです。最近物価賃金の測定値をパンデミックによる特異性に重点を置いたボトムアップ分析するか、経済がどれだけ上または下にあるかを示す従来のトップダウン分析です。その通常の容量。

影響力のあるスタッフを含むFRB内部の一部は、後者をより重視しており、これはより長期にわたる引き締め政策を主張するだろう. 他の人は前者を好み、より穏やかなアプローチを主張する可能性があります.

FRB水曜日金利を 4.5% から 4.75% の範囲に 4 分の 1 ポイント引き上げる可能性が高く、 2 回連続会議での上昇は鈍化します。そうなれば、当局者は以前の利上げの影響を研究する時間が増えるだろう。彼らは、利上げをいつまで続けるか、そしてその高い水準をいつまで維持するかについて議論する可能性が高い.

連邦準備制度理事会と民間部門エコノミストインフレ予測するために使用する主力モデルは、国の財とサービスに対する総需要と、「産出ギャップ」で表される総供給比較します。これは、実際の国内総生産と利用可能資本に基づく潜在 GDP の差です。そして労働。また、失業率一定自然で持続可能な水準を下回ると、賃金物価がより速く上昇すると予測するフィリップス曲線にも依存しています

これらの変数推定することは、パンデミック後やウクライナでの戦争中はもちろん、平時でも困難です。自然失業率は、物価賃金の動きからしか推測できません。10 年前、FRB 当局者はそれを 5% から 6% の間に置いていましたが、実際の失業率が 4% を下回ったため、賃金の大幅な上昇は見られず、その後 4% 前後下方修正されました。

ジェフリーズチーフエコノミスト、アネタマルコフスカ氏は、12月金利インフレ予測は、自然利子率が一時的に約4.8%まで上昇したと彼らが考えていることを示唆している. 失業率現在 3.5% であることは、労働市場が逼迫しすぎており、賃金圧力が高くなり続ける可能性が高いことを示唆しています

先月の連邦準備制度理事会の議事録は、中央銀行スタッフエコノミストが、仕事マッチングが非効率なままであるため、自然利子率がゆっくりと低下する可能性があると考えていることを示しており、価格圧力が以前に考えられていたよりも長く続く可能性があることを示唆しています.

スタッフはまた、労働力の伸びが鈍いため、潜在的生産量の見積もり下方修正し、実際の生産量は持続可能レベルさらに上回った. スタッフは、この産出ギャップが 2024 年末まで続くことを確認しました。これは、わずか数週間前の予測よりも 1 年長くなります

ジュネーブ経済コンサルティング会社経営する元FRBエコノミストリッカルド・トレッツィ氏は「これは大きな動きだった」と語った。「スタッフ委員会に、『今あきらめてはならない。そうすれば、中期的にインフレ率は2%を大幅に上回ったままになるだろう』と言っている」と述べた。

それでも、FRB当局者は、GDPギャップフィリップス曲線に過度に固執することに慎重です。過熱した労働市場賃金最初に現れる可能性が高いため、多くの当局者は、それらを潜在的インフレ圧力のより良い指標と見なしています賃金は、雇用主が物価生産性を通じて回復できると考えているものと、労働者が自分生活費考慮して何を期待しているかを明らかにします。

賃金最近の 5% から 5.5% のペースで上昇し続ければ、生産性が年間約 1% から 1.5% 上昇すると仮定すると、インフレ率は FRB の 2% のインフレ目標はるかに上回ります

これが、FRB政策担当者が先月、今年のインフレ予測上方修正した理由です。より高い賃金上昇は総所得を押し上げ、より高い価格を維持できる消費力を提供します。当局者は、1970 年代に起こったように、労働市場が逼迫しているため、賃金物価に連動して上昇する可能性があると懸念している。

先月の会合以降、臨時雇用労働時間の減少など、労働需要が軟化した可能性を示す証拠が増えている。賃金の伸びが 4% に落ち込んだ場合インフレ率を 2% にすることはより簡単になります

労働者の供給が増えれば、賃金不安は和らぐだろう。UBS米国チーフ エコノミストジョナサン ピングル氏は、移民回復するにつれて労働力不足が緩和される可能性があると考えています。先月、国勢調査局は、2017 年以来初めて、6 月までの 12 か月間の純移民100 万人を超えたことを示す見積もりを発表しました。

FRB 当局者は雇用コスト指数を注意深く見守っています。第 4 四半期の数字火曜日に発表される予定です。

食品エネルギーを除く個人消費支出物価指数12 か月間の変化で測定されるインフレ率は、9 月の 5.2% から先月は 4.4% に低下しました。FRB の 2% の目標をまだ上回っていますが、過去 3 か月で年率 2.9% まで緩やかになりました。

商品価格が下落しているため、インフレは鈍化しています住宅費の大幅な上昇は鈍化しているが、まだ公式価格計には反映されていない. その結果、FRB議長ジェローム・パウエルと数人の同僚は最近、食料、エネルギー、住居、商品価格を除外することで、労働集約的なサービスのより狭いサブセットに注意を向けました.

パウエル氏は、12月に前年比4%上昇したこカテゴリー物価は、消費者物価に波及する高い賃金コストの最良の尺度提供すると述べた。

今月のスピーチで、FRB副議長のラエル・ブレイナードは、その見解をより楽観的に再評価し、賃金住宅以外のサービス価格との関連性が弱まる可能性がある理由を強調しました。

彼女は、賃金の伸びとは対照的に、現在反転している最近世界的な混乱の波及効果を反映している場合物価上昇が緩やかになる見通しを指摘しました。たとえば、レストラン食事自動車保険、航空運賃価格は、主に食品価格、​​自動車価格、燃料価格の上昇がそれぞれの原因である場合、緩和される可能性があります

UBSピングル氏は、「賃金圧力自然に緩和している場合賃金価格スパイラルが進行することを本当に心配するという話をするのは難しくなる」と述べた。

連邦準備銀行の元エコノミスト、ジョン・ロバーツ氏は、サービスインフレへの圧力を緩和するために、賃金以外のコストを削減する余地があると見ている. 「しかし、中期的には、ここでパウエル議論に頼らなければならない. 「もし賃金の伸びがこれまでと同じように高水準にとどまるなら、彼らは依然としてインフレ問題を抱えることになるでしょう。」

https://www.wsj.com/articles/fed-debates-whether-wages-or-low-employment-will-drive-inflation-11674961044

2023-01-16

anond:20230116070758

「どこまで軍拡すれば十分なんですか?」

具体的なことは何も考えてない軍拡大好きっ子は何も言えない。

GDP比2%とかいトップダウン数値目標脳みそが死んでいるとしか言いようがない。

2023-01-14

ゲーム業界ブラック会社あるある

役員神格化西麻布で飲みがち

生き残ってる会社は、過去に1発当ててる会社ほとんど。

他の業界比較して、1発当たればデカ商売

よってトップ役員は社内外問わず「アレを当てた人」として認識され神格化されていく。

本人たちも「1発当てた」経験があるので、当てた当時のノリのまま、周りに持ち上げられて何年経ってもマジ増長してる人が多い。

いまだに西麻布の会員制バーで毎晩会食と称して女の子と遊んでたりする。

楽しそうで何より。


上司判断基準よくわからんクリエイティブのしごと)

クリエイティブな要素が絡むものは、なにやるにも基本はトップダウンで、現場はいわば「学園長先生の思いつき」を実現する仕事を日々やってる。

もちろんフツーの会社っぽく、現場から提案プレゼンとか会議などで伝える場面はあるけど、最後判断は「偉い人が気に入るか」なので、あんまり論理性とか考えすぎなくてもOK

とりあえず捨て案みたいなのを苦し紛れに出しておき、「ここはこうだろ!」「それはそうだろ!」というお叱り&ご指導を頂いた上でそれを忠実に実行するのが最短ルートだぜ。

別に正解はないからね。そして答え合わせもできないからね。


■謎の総務畑スーパーマンがいる

役員連中、基本ヤバいヤツらしかいないので、会社としてマトモに機能しない‥と思いきや、

ベテランの総務畑スーパーマンが必ず1人はいる。この人が裏方仕事完璧にしてくれるので、会社が存続されていく。

マジ感謝

なおスーパーマン西麻布で飲んでる。


パワハラ上司再生産されていく

これ何でなのかな?て考えたんだけど、

クリエイティブのしごとって仮に成果イマイチでも「まあ今回は当たらんかったなー。仕方ないから次や次!」みたいなノリが横行するのよね。

なぜなら神格化された役員ディレクションしてるので仮にダメでも批判は許されないのだ。

クリエイティブ神聖領域なのだ

では何を持って社員評価するのかといえば、「いか神格化された役員から落ちてきた仕事を忠実に実行できたか」。

言い換えると「無茶振り対応能力」。

その無茶振りを、精神削って対応出来たやつが偉くなる→部下にも同じこと求める→部下対応できないので病んで休職退職 のパターンが横行。

最初仕事ができて人のいいマネージャーさんが、がんばってクソパワハラ役員無茶振り対応し続けた結果、闇堕ちしてパワハラ属性を身に着け、部下を休職退職させてしまう。

これがパワハラ上司再生のしくみだぜ。


■そんなブラック会社潰れてしまえ!と思いきや意外と潰れない

若手を使い潰して西麻布交際費をせっせと注ぐ日々を過ごしていると、まあ会社も傾きそうなもんだが、

まず総務畑スーパーマンの働きにより常時リジェネが掛かっているので、常に死なない程度に一定HPが保たれる。

あと若手が何人辞めても再供給やすい(なんだかんだゲーム業界は人気!)

そしてここがある意味1番の問題点とも言えるが、

何年かに一回、突然変異しか思えない有能若手が入社してきて、クソ役員が何故か見てないところでまた1発当てるゲームリリースし、会社に莫大な利益をもたらす。

瞬間風速的にボーナスも爆増し、ヘロヘロ社員も「まあボーナスたくさんもらえたしいっか」のマインドナアナア雰囲気に。

そして1発当てた有能若手がクソ役員ジョブチェンジするイベント発生、以下ループ

ゲーム業界って書いたけどどこの中小企業もこんなもんか。。

皆さんお疲れ様です。

2023-01-11

少子化→じゃあどうするの

少子化はわかったからじゃあこれからどうするかを考えるべき。

俺はかねてより「暇」や「無駄」が社会人は多いと思ってる。順番待ち。連絡待ち。客待ち。納品待ち。移動時間など。暇な時間が勤務中多い。一日のうち結構暇してる社会人は世の中にごまんといるんじゃないか

会社の数も日本は多すぎる。だからいちいち経理が各会社必要でそれもまた無駄

これから働き手が減るんだから会社の数も減らし、無駄を無くすべき。内情は知らんがもうどこもコンビニ業界ぐらい会社数少なくっていいのではないかな。待ち時間無駄だし営業マンの移動時間無駄。過剰な競争や多すぎる競合他社や頭のおかしワンマン社長サラリーマンいじめるべく誠意という謎の物差しを持ち出してごっこ遊びするのも本当なんなんだろうって感じ。

そういうの全部取っ払って効率よい社会にしないと少ない人数じゃ回らないぞ。競争じゃなくて、これからは本当の意味共存していく意識いかないとそもそも人が足りないんだから

もちろん本当の意味でイノベーティブな個人はその能力を発揮できる環境に身を置くべきだとは思うけどね。でもそんなの少数だろう。

ちなみに会社だけの話じゃなくって政治も当然。政治家なんて無駄権化からな。

無駄こそ余裕の表れとはよくいうが、余裕がないので仕方ない。どんどん人が減って、技術を持った年老い職人が後世に何も教えもせずに辞めていく。ちゃんとした大企業の枠組みの中で、それら一つ一つの技術を吸いだし、継承していく努力をしなくてはただ口をポカンと開けてああ少子化だ困った困ったでは数年後、今の赤子に馬鹿呼ばわりされることになる。

業界の上の方にいる人間がこの辺りを正しく認識し、意識の共有をしていくこと。下の人間も一人一人が社会にとって必要能力を身に着けること。トップダウンボトムアップの両方が為されなければ変わらない。

ま、ザックリひとつのことを話したが、なんにせよ少子化ってワードが出てきたときにどうやって子供を増やせばいいか以外の「じゃあどうするの」を考えてない人が多すぎ。今から仮に子供を増やすことができたとしたって働き手の数が減り続けることは明白なんだから、今後1020年をどうすべきか具体的な解決策を考え実行すべき。

2022-12-26

増田公認!500円以下で買える Steam ウィンターセールインディー名作ゲーム

ウルトラマイナーはなるべく避けた一方で、超有名どころ!みたいなのは外したつもり。それでも「いやFTLは超有名クラスだろ」とつっこまれるかもですが、ご容赦を。


Cookie Clicker / 208円

いきなり超有名作ですね。いわずとしれたクッキークリッカーの有料版。クリック放置天文学的数字の枚数のクッキーを焼き上げよう。クッキー人生メタファーであり、グランマは母なる地球のことだ。


Punch Club / 245円

ボクサー育成アドベンチャー基本的にはステータス管理ゲーだが、「ストーリー重視」の謳い文句どおり、殺された父の犯人を追うというメインストリーがある。というとシリアスっぽいがパロディネタにあふれたバカゲーでもある。


Celeste / 495円

超高難度スタイリッシュ2Dアクション。色んなアクションギミックを駆使して足場から足場へと渡っていくのだが、とにかく死ぬひとつミスれば即死ぬ。しかし、死んだら即復活してやりなおせるので意外にストレスフリー。そして、困難に見合うだけの感動がある。大傑作。


Monolith / 399円

トップダウン視点2D全方位弾幕シューティングローグライクダンジョンゲーム。有名作でいうと『Enter the Gungeon』(今680円)、『Nuclear Throne』(値下げなし)あたりを想起してくれればいい。まあ要するに、バンバン弾を打ってガンガン弾を避けながらガシガシダンジョンを探索しろってこった。ただこちらは硬派なまでにシンプルグラフィックミニマルマップが特徴。それでいてアートワークが非常に美しい奇跡。そしてなによりタイトゲームバランス。中毒性高し。


The Hex / 252円

去年ゲーム界隈を騒がせた Inscryption(今1230円)の作者の前作。六人のビデオゲーム主人公たちが集まるある館で古典ミスリーを思わせる「殺人犯探し」を行うADV。道中に有名作のパロディっぽいいろいろなミニゲームをやらされる。一見ジャンル出自バラバラな六人に隠されたある共通点とは……。Inscryption が好きならマストプレイアンチゲームメタフィクション


Milk outside a bag of milk outside a bag of milk / 465円

ロシア鬼才が生んだ病み病みアドベンチャーシリーズ第二作。第一作のMilk inside a bag of milk inside a bag of milkも今60円で 超安いのですぐ買ってやれ。十分で終わるから。そして Milk outside ~ をつづけてやれ。永遠に残るから


FTL: Faster Than Light / 245円

宇宙船管理シミュレーション冒険ローグライト。襲撃してくる敵を時には砲撃戦で、時には船内へ誘い込んでの白兵戦で跳ね除けながら船を強化していき、宇宙の深部を目指す。限られたリソースギリギリでやりくりしていく苦しさと、それでなんとか乗り切ったとき快感は比類ない。数々のフォロワーを生んだ超名作であり、これ一作でローグライトインディーゲーム歴史が語れるようになる。


Orwell: Keeping an Eye On You / 252円

ビッグブラザーの一部となり、善良な市民監視するアドベンチャーゲームSNS書き込みを追い、メールを盗み読み、電話を盗聴し、「テロ犯」を捕まよう。管理社会ディストピア体制側の視点のほうがおもしろいことを証明してくれる一作。作業の単調さと日本語訳の質の悪さがたまにキズ


Legal Dungeon / 360

警官となり、さまざまな事件容疑者尋問していく取り調べシミュレーションADV基本的ゲームシステムは『Papers, Please』(今490円)に似ていて、証言事実を突き合わせて容疑者のアラを探していく。しかし本作の一番重要ポイントは「真実を見つけること」ではない。警察という巨大で強権的なシステムのなかで、「真実」いかに脆いものであるか、その苦さを味わうことこそがキモだ。


Detention 返校/ 472円

台湾製学園ホラー。居残りを食らってたまたま夜の校舎に残されたふたり少年少女を襲う怪奇現象の数々、それらに秘められた謎へ迫っていく。システムは『クロックタワーシリーズのようなポイントクリック形式。「1960年代台湾舞台であること」がなにより重要ファクターであり、日本人には馴染みの薄い台湾史の暗部を学ぶ機会にもなる。本国台湾では社会現象となり、映画化もされた。


Her Story / 252円

実写映像を駆使したゲームに拘り続ける異常クリエーター、サム・バーロウの出世作コンピュータの端末に保存されている、ある女性インタビュー映像を視聴して彼女の謎を追う。何百もある映像はいずれも断片的なクリップで、プレイヤーはゲーム内のコンピュータ検索ワードを打ち込んで、そのワードに関連する映像を拾っていく。クセのあるシステムでやや人を選ぶが、ミスリー好きならぜひ。


Salt and Sanctuary / 445円

2Dソウルライク(『ダークソウル』みたいなムズ戦闘アクションのことだぞ!)の嚆矢的な名作。ダークソウル3Dで考えることが多くて難しいよ〜〜〜という人はやってみては。2Dからといって死なないわけじゃないことがよくわかります。もちろんダークファンタジー世界観も単なるフォロワーってだけじゃなくて作り込んである


Understand / 329円

パズルエリアステージごとに設定された特定ルールにしたがって、マス目上に置かれている記号記号一筆書きで結んでいく。最大の問題は「特定ルール」がほとんど一切プレイヤーには明かされないこと。ひたすらトライアル・アンド・エラーを繰り返し、「特定ルール」を解き明かしていくことがこのゲームのカギ。「なんもわかんねえ……」状態から「わかった!」になるとき快感は唯一無二。


Recursed / 230円

再帰アクションパズル。今年は Patrick’s Parabox (今1640円)という「箱の中の箱の中の箱の中に箱が!」な再帰パズルがバズったが、その先駆ともいえる作品。箱の中に空間があり、入ると中には箱がある。その箱の中にはもちろん別の空間が広がっていて中には箱があり、その箱を箱の外に出したり別の箱の中に放り込んだりしてパズルを解いていく。状況によっては箱同士が無限に参照しあって箱の中を永久にさまようハメになるが、まあ、君なら大丈夫だ。


The End Is Nigh / 296

高難度アクション。Celeste と同じく死にまくりアクションゲームで、こちらはこれ系の元祖である『Super Meat Boy』(今148円!)のプレイフィールにより近い。ゴミなんだか黒い餅なんだかよくわからん生き物を操作して理不尽即死ステージクリアしていこう。なにがたのしいかって? 気づいたらクセになっちまうんだ、こういうの。


Neverending Nightmares / 370円

悪夢のなかをさまよい歩く系ホラー怪物に襲われたりなんかして死ぬとまた悪夢の中で目覚めて無限悪夢をさまようことになる。いちおうエンディングなんかもある。エドワード・ゴーリー風のビジュアルがなんともいえない味になっていて、怖さのなかに愛嬌がある。


Evan's Remains / 360

パズルアクションアドベンチャーうつくしいドット絵ビジュアルが特徴。ある少女行方不明天才少年エヴァンからとある無人島へ呼び出され、自分を探してほしいといわれる。最初アクションパズルメインみたいなツラで進行するが、本作の最大の衝撃はストーリーにある。一見価値あり。2時間くらいで終わる。


Reventure (レベンチャー)/ 164円

王道2DアクションRPG……の皮をかぶった死にざま探求ゲームプレイヤーは勇者をあやつり、100種類のエンディングほとんどはバッドな死)を試行錯誤して回収していく。雑魚に殺され、王様殺害犯人として処刑され、溶岩飛び込み自分の仕掛けた爆弾に巻き込まれ……とにかくバカバカしい死に方がもりだくさん。とにかくなんでも試してみよう。


Tacoma / 396円

3Dアドベンチャー無人宇宙ステーションを探索しながら、そこにいたクルーたちの日常、そしてそこで起こったある出来事調査する。名作アドベンチャー、Gone Home(今296円)の開発元といったら伝わる人には伝わるか。Gone Home 同様、本筋以外にも限られたマップなかに散りばめられたディティールが豊かで緻密。


The Shrouded Isle / 147円

終末カルト運営管理シミュレーションとある海辺の村、そこに住まう数世帯はみ〜んな邪神を崇拝するカルト信者! あなたはそこの長として不満が出ないように各種リソース管理しつつ、異端者をあぶりだして処刑したり、年一で適当な生贄を選んで邪神に捧げたりする。時に邪神さまからあーしろだの注文が入ったり、時に信者からこーしてだの要求がされたり、中間管理職的悲哀が味わえる。そういう点では、今年の話題作 Cult of the Lamb (今1927円)とゲーム性こそ違うが似ている。


They Bleed Pixels / 245円

血がドバドバでる死に覚え高難度アクション。血はドバドバでるけどドット絵から怖くないよ。主人公カニハンド少女通称カニちゃん)をはじめとしたらビザールカワイイグラフィックが魅力。


GRIS / 432

アクション。とにかくアーティスティックで美麗なビジュアルに尽きる。マジでれい以外の言葉がでない。ただうつくしいというだけで体験に値する数少ないゲームひとつ


Mini Metro / 490円

駅をつなげて線路電車を増やし、乗客たちをさばいていくシミュレーション。極限まで記号化されたミニマルビジュアルが特徴。ゲームシステムも簡潔ながらも奥深い。


Minit / 300円

1分でゲームオーバーになるアクションRPG。1分で死ぬ呪いにかかった主人公たまごっちみたいな外見)をあやつって何度も死に戻りながら呪いを解く方法模索していく。得たアイテムなどを引き継いだり、ショートカット発見したりしてどんどん行動範囲拡張させていくプロセス気持ちいい。とぼけ世界観キャラも魅力。


Tokyo Dark / 453円

日本在住の英国人制作した異色の伝奇刑事ものADVSAN値などを管理しつつ、行方不明になった相棒の謎を女刑事が追う。精神不安定にさせる演出の数々が見もの日本文化や神話などをフィーチャーした物語ユニーク。惜しむらくはバグが多すぎること。


ケロブラスター / 294円

不朽の名作『洞窟物語』の作者によるカエル労働シューティングアクショングラフィックシステムクラシカルアクションだが、ゲーム内容はストロングスタイル的な歯ごたえがあって秀逸。カエルかわいいしね。


ギリギリ500円以下にならなかった名作たち】

Kaze and the Wild Masks (512円) 目つきの悪いクロノアみたいなのが主人公のスピーディアクションゲーム

The Red Strings Club(510円) Steamサイバーパンクアドベンチャーはいちゃん好き

A Short Hike(533円) 世界いちばん癒やされるゲーム

Hell is Other Demons(505円) ローグライトアクションシューティング。一時期めちゃハマった。かっこいい。

2022-12-19

防衛費をいきなり2倍にした時に起きること

「いきなり防衛費2倍」に防衛省OBとか身内から疑念が出ているが、ここではめんどくせえので防衛力増強するのがいいかどうかは触れないでおく。

しかし過大な予算を付けられた省庁が何をするかの経験は共有されているのに全然言及されていないのがとても気になる。

 

過大な予算問題は消化できないこと

予算が余った省庁はどうするかと言うと「予算を消化する」。

一見トートロジーだが、要するに余らせないために必要のないことやモノに金をぶっこむって事だ。或いは設備投資などを前倒しにする。

前者の代表コロナ補助金で作ったイカ銅像が有名で、後者代表は年度末の道路工事だ。

そうして予算を消化しておかないとその部署来年度の予算が減らされる。

イカ銅像」みたいなことが何で起きるかというと、前例が無いからだ。やる事が例年決まっているなら予算が余った時は追加発注すればいいし前倒しにすればいい。

でも前例が無い、若しくは前例で処理できるのを超えた過大な予算場合は頓珍漢な発注をして金を使ってしまう事になる。代表例がクールジャパン(以下CJ)で、CJ自体は0年代初期から細々と続いてきた政策だが、第2次安倍政権予算肥大させた結果、外国デパートに誰も買いに来ないCJ売り場が出来たり国内広告代理店に金が流れるという結果になった。「海外への日本文化宣伝」の方ではあまり成功していないわけだ。「英語日本文化宣伝チャンネル」には日本語コメばかりが並んでいる。

 

いきなり防衛費2倍もトップダウン政策なので下の防衛省の方では予算の「適正な」消化が難しいのではないかと思われる。

 

取引粘着

適正な消化が出来ない場合どうするかというと、頭を捻って考える、というよりは商社相談した方が早い。多分今頃各商社名刺持って営業始めてる頃だろう。

でもその中には役に立たん、怪しい商社営業も入ってくる。そして後に大きい予算運転軌道に乗った時にはそいつらがいつまでも居座ったままで予算を圧迫させるようになる。これは法人取引粘着性の為だ。

ドライネット取引などが出来ても新規事業でもなければやや高額でも営業経由で取引するのが主流なままだし、この辺は購買担当対外的職務をした事がある人なら判るだろうと思う。営業経由にしないと「営業との相談」が出来ないので担当者には高いスキル調査する時間必要で、結果「たか担当者」を交代できなくなるという経営上のジレンマが出来てしまう。だからネット通販専業のDELLだって法人担当営業マンは置いている。

 

そういう訳で調達元と癒着が出来るといけないので役所関係調達競争入札式や公開プロポーザルなどにして透明化して役人接待されるな、ゼロ円入札させるな、という事になっている。

ゼロ円/赤字入札が可能なのは取引粘着性がとてもとても強くてその後に楽々回収出来るからである

そんな感じで変な商社虚業シンクタンクみたいなのと契約すると後々まで切れなくなってしまう、という懸念がある。

 

防衛省官製談合問題

実は増田は「防衛省官製談合」の現場に居た事がある。

とすると大事件のフィクサーみたいだが、なんてことない、防衛省では「あ~、それについてはA社さんと相談してそっちで決めて」っていうのが当たり前に行われて居たのだ。

当時運送会社に勤務していてオフィスプランニング会社下請け仕事が多くあった。

オフィスの組換えで土曜日に居残りした事ある人は判るかもしれないが、例えば床を工事する時に「配線工事の上流ってどこの会社だっけ」とかいちいち考えるのは大変だ。今次作業発注先の下の会社だったら相手に任せておけばいいが別会社場合自分の方で連絡取っておかないと作業日にその部分が出来ずにやり残し、追加作業って形になる。

から各社の関係者が居る時にその2人で相談して決めたのを参考にしたりって事はままある。

でもこれは前述のように役所がやってはダメなのだ。規模極小であっても官製談合になるからだ。

防衛省場合はなんというか普通に相談して決めて」が行われていて昭和役所っぽかった。それで休憩時間に他の人らと「あれってほんとはダメなんだよね(苦笑)」とか話していたのである

下働きの我らがなんでそんな判断できたかと言えば、他の省庁では「あ~、それについてはオタクらで決めて…ってうちが言えないか(笑)あとで連絡する」一同ワハハ、ってやり取りがよくあったかなのだ

しか六本木庁舎から市谷への大引っ越しがあったのでその前後で大量の追加発注やポンギから持ってきたけどやっぱ不要とか机配置の変更など(セキュリティ高いオフィスではフロア毎のスタッカブハブを使うので席変更は線引き直しになって大仕事)があって「あれはどこの社だっけ」というのが大量に発生しており「A社さんと相談して」も多かった。

まり他の省庁が晒されて来た厳しい談合監視みたいなものがなくてなんていうかルーズ

 

そういう感じなので変な営業への耐性とか大丈夫なんですかね?というのは思うところなんである

最近だとWILLとかHanada誌の周辺で自称防衛シンクタンク実態youtuberヘイト本編プロみたいなのが防衛省防衛産業をよいしょしまくるっていう、田舎水商売みたいな事をやっていて、その結果中に立ち入ったり中で講演したりしているようだが、こういうのも見ると大丈夫か?と感じるところである自分なんかは営業におだてられたりすると逆に不愉快になるのだけど。

しかもそういうのを「人間誰でも肯定的な人に靡くのは当然だろ」的に擁護されていたりする。いや権限与ってる人間がそれやったら普通左遷免職されるんですが。

因みに「外国スパイ」っていうのは煽てと肯定、腰が低くて実態がある事業の振りしてくるもんですし、ソ連スパイ右派サンケイ新聞にいたんですが。

 

この手の変な自称シンクタンク以外にも「ネットでの評価評判を自在操作できます」と営業かける逆SEO業者など怪しい業者が手ぐすね引いて待ってます大丈夫なんでしょうかね?

予算余り」に就いては過去批判的な言説と経験が積み重なって居るはずなのになんで参照されないのでしょうかね?

2022-12-04

役所あるある 早く言いたい

役所あるある 早く言いたい

さて、今からリンクを貼りますが、1番上のみ自分が書いたもの。あとは別の方のものです。

・Colaboと国のお金について

https://anond.hatelabo.jp/20221204142704

・colaboと東京都癒着について

https://anond.hatelabo.jp/20221204050525

・何故『共産党に繋がりがある』と自治体からお金を引っ張れるのか(一般論

https://archive.md/20221118013249/https://anond.hatelabo.jp/20221118003449#selection-165.0-185.1

独自共産市議役所内で「赤旗」集金、法に抵触か 滋賀近江八幡

https://www.sankei.com/article/20201128-QNFG3SOBKRLK7CDJKTEHJF7XXI/

役所あるあるとして、上の記事にあるようなことは全国的ことなんでしょうね。また、共産党の定期的な出版物は色々あって、それをもとに政策提案質問を作っているのかな、という印象もあって、議員の方お一人お一人が勉強熱心なのでしょうし、党として色々な情報ややり方などが共有されているのだな、と感じます

これはもちろん共産党に限らず、「悪しき習慣」として口利きがあり、行政を歪めかねないケースも一定あったかとは思いますが、現在そういったことは減っていると信じたい。

さて、議員から政策について。多くは一般質問のかたちで行われることが多いかと感じます一般質問は公開で行われるので、暗黙の理由(そうは言っても金が無い、優先順位が低い等)で無下に却下することはできません。なぜできないのかを説明できないといけません。もちろん実現可能もの渡りに船でどんどん実現していけばいいのですが、そうはいかないものも多く、これについては地方自治体としてはこの説明に苦労していることが多かろうと思います

そういったわけで、特に共産党議員の方から妥協のない提案質問が多く出る中で、地方行政では一定プレゼンスを得ているところがあります政策にもある程度は反映させやすい、ともいえると思います

こちらは野党のチェック機能が強く働いている一例とも言えます

もう一つ大きなチェック機能としては、国のお金の使い方に関してのみですが、会計検査院会計検査がありますこちらも役所あるあるですが、地方行政では会計検査に非常に重きを置いています。恐れている、と言ってしまうのは露悪的ですが、過言ではない。検査対応煩雑であるのはともかく、「仕事は終わればいい」と思っている職員にとって「終わればいいってもんじゃないよ」と終わった事業を改めてじっくり精査するわけです。これについては、特に最近は「どんな効果があったか」「費用対効果はどうだったか」というのが強く問われる印象です。もちろん書類矛盾があってはいけない。そしてそれよりもどんな意図のもとに行われ、それは達成されたか、それをどう評価しているか、的なことも説明できなければならない。自治体職員としては、急に降ってくる仕事もあります効果が得にくいとわかりながらもトップダウンでやらざるをえなくなった事業もあります。これを「効果があった」と説明する必要があるわけです(もちろん嘘もダメです。ほんとに効果がなかったら「こういう理由で失敗した」と言う必要もあるでしょう)。会計検査院については基本的には党派性はないと理解していますので、基本的には書類に向き合うしかない。なかなか大変です。

anond:20221204204039

URAの導入、あと教育専任教員を導入できればいいと思う。そうすれば研究時間を確保できる。日本研究者は優秀なのに、時間が確保できないのが問題なのではと思っている。


この記事アメリカの例を挙げて書いてある

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.media/articles/-/97698


ただ日本がそんな制度積極的に取り入れていけるというと難しい。大学ごとで改革できる範囲も限られている。

こんなことをしてる間に、海外人材流出していく。政府トップダウンで変えていくしかないんじゃないかと思っている。

公務員はなぜ非効率か、なぜ変われないか

自分は2年前に中途で採用されて公務員の端くれをやっている。

最近、なぜ公務員が非効率だと叩かれ、また効率的に変われないかがよく分かってきた。

今回はその答えの一部を書いてみる。

(1)仕事の全ての基となる法律が難しく膨大で、法律に沿って作られる業務の全貌を誰も理解できない。

(2)業務マニュアルはあるのだが、膨大な業務の全てを網羅しようと

   詳細過ぎる且つ難解な物となっており、ちょうど良いマニュアルほとんど存在しない。

(3)指示はトップダウンが当然且つ反論ご法度が当たり前となっており、

   現場から業務改善する風土が全くない。また、反論する者は目を付けられる。

(4)以上の状況からさらデジタル化などの最新事例・新法は増えていく一方で、

   勉強するためには業務外でやるしかなく、やる気のない職員理解しないまま、対応もできないままとなる。

(5)そうすると結局最後は「自分さえ良ければ良い(自分被害がなければ良い)」と個人主義になり、

   組織フォローカバーする意識は生まれず、組織力が上がらない。

   また、本当に能力の高い職員は嫌気が差し組織を去ってしまう。

1つ1つ解説をしたいところだが、長くなりそうなので要点のみ書いてみた。

正直変えなきゃいけないところだらけで、手の打ちようがないというのが本音

でも、一番はトップダウンを弱めるべきという点かな。

職員みんな、考えることをやめてしまっているからな。

2022-11-30

筑波大学言論封殺し、言論の自由と学問の自由犠牲にしている。

東京都立大学宮台真司教授が何者かに襲われたという衝撃的な事件が起きた。言論暴力によって封じることは当然許されない。強い憤りを覚える。

さて、大学構内で大学教員が襲われたという事件で有名なもの中大事件、そして筑波大学の「悪魔の詩訳者殺人事件だろう。

サルマン・ラシュディの『悪魔の詩』に対してホメイニ師が反イスラーム的とし、関係者死刑を宣告するファトワーを発令し、日本語訳訳者であった筑波大学助教授が何者かに殺害されたという衝撃的な事件だ。最終的に迷宮入り犯人が捕まっていない。

ラシュディも近年アメリカで襲われたりといまだに尾を引いている事件である。なおインドムスリムとして生まれラシュディの『真夜中の子供たち』は最近岩波文庫入りして読みやすくなり、とても面白いので是非読んでみることをお勧めする。

中大事件個人的怨恨であるのに対し、本事件は明確な言論の自由、学問の自由への挑戦であるし、多くの人の印象に残っている事件だろう。

当然、学問の自由言論の自由を守るべき大学としては語り継いでいき、定期的なセレモニーなどを通して大学として言論の自由、学問の自由を再度確認すべきメモリアル事件である


……が、筑波大学は明確にこの事件無視している。

筑波大学歴史が浅い大学ブランド力の弱さを気にしているらしく、前身である東京高等師範学校東京教育大学権威を借りようといろいろと嘉納治五郎(師範学校教授)の銅像を建てたり、朝永振一郎顕彰したりしている。そんなに東京教育大学が素晴らしかったというなら潰すなよ。

それはともかく、その最たるもの筑波大学ギャラリーなのだが、ここには筑波大学の「悪魔の詩訳者殺人事件の展示・記述は一切ない。誰もが認める大学史、言論史上に残る大事であるにもかかわらずだ。

https://www.tsukuba.ac.jp/about/campus-gallery/

秋野豊博士というタジキスタン国連政務官として平和維持活動中に凶弾に倒れた先生の展示はある。

寡聞にしてこの秋野先生という方は存じ上げないが大事な方だったろうとは思うが、ニュースバリュー・事件重要性を考えればここに並んで悪魔の詩訳者殺害事件で倒れた五十嵐助教授の展示がないのはかなり解せない。

遺族側と仲悪いのか?とも考えられるが、近年出た記事では遺族側は事件の風化を気にされており、大学側の顕彰を拒むとは思えない。

では、何故筑波大学歴史からこんな重要事件が葬り去られているのか。その答えは、近年の大学(ひいては文科省)の方針にある。

筑波大学指定国立大学として、国から高い目標を掲げさせられている。その中で重要KPIとして設定されているのが留学生数だ。

留学元は大抵の大学がそうである通り、アジア圏が多い。中国韓国はもちろんだが、筑波大学中央アジアアラブ圏とのつながりも強く、学内でもイスラーム圏の留学生を観ることは多い。

これで答えが出ただろう。イスラームから留学生を受け入れ大学として数値目標を達成するためには、殺された五十嵐助教授は闇に葬られなければならないのだ。

本来であれば、大学として許されざるテロであることをイスラームから留学生にも理解してもらう努力をすべきだと思うのだが、その努力放棄大学言論の自由と学問の自由犠牲にして大学としての達成目標をとったということだ。

学生運動渦巻く東京教育大学を潰して、文科省肝いりで作ったトップダウン大学である以上、仕方ないかもしれない。だけれども、五十嵐助教授大学短期的な利益のため大学からも葬られていることに強い憤りを覚える。

2022-11-08

ボトムアップで始まっても大きくなったらスーツが来て、頭の良い人が消えてトップダウン構造になってしま

2022-10-26

トップダウンを嫌ってトップメッセージを発信しないの、端的に言って才能ないから。

2022-09-09

日本生産性が低い本当の理由は「なぜなぜ文化」のせい

何かやりたくても「それはなぜか」「なぜ」「なぜ」「なぜ」「なぜ」

かに業務を依頼したくても「なぜ今なのか」「なぜやらないといけないのか」「なぜ私なのか」「そう考えたのはなぜか」

ちいちいちいち説明しないといけない。

から根回しというのが過剰に必要になるし、関係者すべての疑問点が100%解消するように取り組まないと、物事が1つも進まなくなる。

こんな仕事の進め方が求められるのは日本くらいだ。

例えば中国トップダウンで何もかも決まるから「なぜか」を説明する必要はない。上が決めたから従え、で終わりである

実は米国も多分にこういうところがある。1段階目の「なぜ」は説明してくれるが、2段階目以上の「なぜ」の説明が求められることはまずないし、求めるのもタブーである。仮に2段階目の「なぜ」を求めたら、翌日からその職場に入れなくなるだけだ。

アジャイル開発やった事ある人ならわかると思うが、「ユーザーストーリー」は「Aが出来るようにする。それは何々だからだ」と言った感じで1段階目の「なぜ」は書かれるが、2段階目の「なぜ」が書かれることはない。

しろ、それが嫌なら何時でも辞めてよい、ということである

「なぜ」を過剰に求める文化、そろそろ止めようよ。

過剰品質が求められる時代じゃないし、スピード感が求められる今、腹落ちしないと動かないような人は生産性の足を引っ張る要素にしかならないから。

2022-08-12

anond:20220812125550

日本労働慣習や制度と合わないし「そんなこと言ったってしょうがないじゃない」になりがちなので、無視されがち。

ここがよくわからないけど、数十人規模の町工場だって社長が変われば激変すると思うけど....。

もともと会社なんてものトップダウンでしょ

2022-08-07

ITの内製化への考察ポエム

昨日のITの内製化というスレを見ての感想

しっぽ切りという魔法の杖

外注流行った理由の一つとして、

企業システム担当者SEでもプログラマでもない人)が、何かあったら外注のせいにして責任を逃れられる」

って書かれてて、なるほどなあと思った。

家康負の遺産

で、これを考察すると、これって江戸時代武士支配をしていたメンタルのものなんだよな。

例えば徳川家の旗を間違えて燃やしちゃったり、雑巾にしちゃったりする。

そしたら領地減らされるとか、最悪は改易(飛ばされる)とか、遠島流刑

こういう「1%ミスを許さない」っていう精神って、徳川家康が設計したものなんだよね。

家康将軍引退してからも実権を握ってたのが13年くらいあって、

息子の秀忠が馬鹿真面目だったってこともあって、「ならぬものはならぬ」みたいな上意下達文化を作ったんだと思う。

大奥とかの文化も非常にクローズドでがんじがらめで、今の日本に近い文化だよね。

それが260年以上続いた。

ベンチャーマインド戦国時代

江戸以前の戦国時代はその逆で、「勇敢な行動の末のミスであれば武士としてあっぱである

みたいな文化だったんだよね。もちろん「勝手な行動は死罪」というのは軍においてはそうであったけど、

基本的スピードと結果が全ての世界だったから、許されることも多かった。

何より信長秀吉が好んだのは「臨機応変さ」「勇敢さ」であって、企業でいうベンチャーマインドに通じると思う。

秀吉朝鮮出兵などで自爆してしまったけど、信長がもし織田政権を長期化させていたら、

日本は非常に面白い国になっていたんじゃないかな、とも思う。

楽市楽座とか、重商主義なところも、石高社会の当時の日本としては画期的だったからね。

日本人を支配する「村八分」への恐怖

まあ、家康は偉大ではあるけれども、日本人を停滞させた側面はあっただろうね。

もちろん江戸の安定政権プラスも大きかったけど、

パーセントかは信長秀吉ベンチャーマインドが許容される国であっても良かったと思う。

とくに商業という意味においてね。

日本人の責任を取りたくない、悪い意味での臆病さが、外注という甘えを生みだして、

そこに反社的な人たちを付け込ませてしまったのではないかな。

で、その臆病さの源泉は何かっていうと、終身雇用にあるんだよね。

アメリカみたいにスキルアップして飽和したら、数年おきにステップアップ転職する、っていう文化がないからね。

一生面倒を見てもらうわけで、ちょっとミスしたら一生居心地が悪くなってしまう。

そんな気持ちが見て取れるよね。

村八分されたくないから、村の外から工事人工を雇うってことなんだろうね。

人間はたった数百年じゃマインドを変えられないってことだね。

多重下請け構造とは江戸時代である

で、話は戻るけど、多重下請けスキームにおけるエンドユーザー企業にいる、

エンジニアでもない「システム担当者」って結局なんなの?とも思う。

イメージ的には、江戸時代の城の中の座敷で座ってる人って感じ。

めっちゃ座り方が型にはまってる感じの。

殿中まかりこしま早漏」とか言ってそうな人(知らんけど)。

何ができるかっつーと何もできないけど、殿中まかりこしま早漏の言い方はうまい(笑)

そういうイメージ人材だと思う。

で、その下に鼻息の荒いヒゲ面の山賊っぽい人とか悪人がつく。

頭領「この工事には1000人必要ですな」

座敷おっさん「うむ!節々のこといっさい任せたぞ!」みたいな。

頭領は、人権とかどうでもいい荒くれものでないと務まらない。

暴力と恐怖心で躊躇なく人を殺し、操れる人材が求められる。

あとは500人で済む工事を1000人で見積もらせる、金への執着、欲望の深さも大事素養である

アメリカの強さは信長の強さ

ちなみに信長二条城の改修を驚くべき短期間と完成度で仕上げたそうだが、

その時には自分も粗末な服を着て、身分の低い人工たちと身分の差なく語り合い、

トップダウンで進めたという記録が、フロイスによって残されている。

よく考えれば城が立派に早く完成すればいいわけで、

工事計画文書、第100版を作りまかりこしもうした」って毎日やるのが目的じゃないものな。

まかりこしもうしたやってる間に城郭を強化したり街道を整備してる。

これは現代でも同じ。最終目的がわかってるのがアメリカの強さ(=信長の強さ)なんだろうな。

から日本Excelポチポチやってる間に、AWSAzureを作ってしまった。

変革の追い風はある

とはいえ公正取引委員会とかIPAデジタル庁が、問題認識して動いているから、風向きは変わっていくかと。

公取委IT業界多重下請けにメス 不当行為調査摘発

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nc/18/020800017/072600752/

2022-08-01

anond:20220801183004

安倍さんの対ロ外交がなぜ負の遺産なのか

この記事だけだと分からいか

2014年3月クリミア侵攻でロシア孤立

2016年5月安倍総理訪ロ。8項目の経済協力プラン提案して、プーチン氏に助け舟を出す

2016年12月プーチン訪日安倍さん必死ウラジーミル連呼するも、シンゾーとは呼んでもらえず

2018年11月シンガポール日ロ首脳会談二島先行返還方針転換を表明

2019年9月東方経済フォーラム伝説の「ウラジーミル君と僕は同じ未来を見ている」ポエム披露

この安倍さんトップダウンで行った北方領土返還平和条約締結交渉に、ロシアによる北方領土実効支配強化・軍備増強の推移を重ねると、安倍さんウラジーミル(笑)意図を読み違えて、一方的に前のめりに譲歩を繰り返したことが見えてくる

2014年11月地対艦ミサイル部隊海軍)の配備発表

2015年12月、ショイグ国防相が、択捉島国後島に合計392の軍事施設建設予定に言及

2016年3月北方領土千島列島地対艦ミサイルバスチオン」、「バル」などの配備を発表

2016年11月択捉島で「バスチオン」沿岸ミサイル大隊国後島で「バル沿岸ミサイル大隊戦闘当直を行っている旨公表

2018年1月択捉島軍用飛行場である天寧飛行場2014年開港した新民間空港軍民共用となる

2018年8月戦闘部隊空軍配備発表。Su-35戦闘機3機配備

2018年12月東部軍管区司令官択捉島及び国後島の宿舎を視察

2019年択捉島に2棟、国後島に1棟新たな宿舎整備予定

以上を踏まえると、元外務次官竹内行夫氏の次の論評が正鵠を射ていることが理解できる

プーチン氏は四島の帰属問題解決して平和条約を締結するとした1993年東京宣言を骨抜きにすることを目論んでいた

安倍さん事実上二島先行返還にかじを切ったことは、日本政府国民に残された「負の遺産」になりうる

安倍さんは「国家主権を自ら放棄した歴史上初めての宰相」になる可能性がある、と

2022-07-29

トイレや大浴場、更衣室は「チンコの有無」で分けたらいいんじゃない

ちょっと前ソフィが「生理のある人」呼びで、やれツイフェミだTERFだって炎上してたけどさ。はてブでは「女性であっても初潮前・閉経後だったり手術で摘出した人、トランスセクシャルの人(性自認男性であっても生理のあるFtM)などもいるんだから生理用品の顧客に対する呼び掛けとしては妥当」って意見が主流だったじゃん?

それには俺も賛成なんだけどさ、そうやって性自認と実際の身体性を腑分けして判断することが出来るなら、たびたび議論になるトイレや大浴場、更衣室も同じような基準区別しちゃ駄目なのかな。つまりジェンダーではなくセックスに基づく区別

まぁタイトルは半分、釣りみたいなもんで実際テストステロンを生成するのは精巣なんだからキンタマの方がいいかも知れんけど

その上で、性自認女性(あるいは男性)なのに女性(あるいは女性)側の施設を使うのには抵抗があるってトランスセクシャルの人の為に多目的(あるいはオールジェンダー)トイレ個別更衣室、家族風呂の流用など設備の拡充を図る、と

まぁ半分、隔離みたいになっちゃうけど緊急避難シェルターとしての女性専用車両みたいなもんということで一つ

何にせよ、時代が下った以上は「その概念を知らなかった頃には戻れない」のだけれど、その一方で「施設側の予算・面積は無尽蔵ではない」わけで、過度期としては何とかソフトで工夫して回してく以外に方法って無いんじゃないか

トップダウンで国がLGBTフレンドリー施設モデルとして公共の場所に構築して民間に拡がるってのが理想だけど、統一に与してる現政権じゃ暫く無理そうだし

2022-07-23

もうアニミズムしかいね

一神教という考え方がトップダウンという枠組みを作り出し金を巻き上げる構図を作る

アニミズム以外憲法で禁じろ

2022-07-15

下村統一名称変更を許したってのは多分デマ

あんまり統一とか下村とか擁護したくないけど

wikipedia

統一教会は、社会における家族重要性を強調しており[4]、それを反映して1994年5月名称世界平和統一家庭連合に変更された。日本で、2015年6月2日に所管する文化庁に変更申請書を提出し、同年8月26日付で名称変更が認証された[36]。

日本だけ20年くらい名称変更してなかったようだ。

で、宗教名称変更なんだけど文化庁宗教法人の規則を変更した申請を出す必要がある。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/shukyohojin/kanri/henko.html

ここくらいしか手続きの中で省庁が却下できる部分がないか前川喜平が言う止めてたって話は多分これ。

でも、内容的に 宗教法人の規則に則って正常に規則変更してることが証明されてると却下しにくいように思う。宗教法人のプロセスの適正さを確認してるような審査っぽいし。

規則変更の許可が通った後はもう素通り。登記とかの手続きは届出で終わるので書類不備以外に断れない。

一連の流れの中で大臣の認可は存在しない。だってただの規則登記の変更だもの。いちいち大臣は出っ張ってこない。

下村トップダウン命令忖度させた可能性は否定しないよ?でも証拠存在しない話になってくるから陰謀論との判別ができないけど。



ここからは大いに想像なんだけど、昔の省庁の手続きはかなり恣意的運用可能だったよね。

90年代の省庁でイメージしてほしいんだけど、法律に書いてない部分でもお役所の気分次第でいくらでも対応可能だった。

90年代に変更申請を出しても、前川喜平が言ってたように課長の気分で却下することは簡単だったのだろう。

それが00年代以降、コンプライアンスを重視する姿勢が高まった。お役所はよりお役所仕事を厳守するようになっていった。

そんな中でプロセス上に問題が見つからない統一協会の名称変更の規則変更の手続却下ができなくなった。

こうして潰せなくなった名称変更が2015年みたいな話なんじゃないかなあ

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