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はてなキーワード: 実効支配とは

2024-11-09

anond:20241106232300

カマラ舐めすぎ

あいつはポリコレと(票田維持のための)不法移民保護以外の政策いか

トランプ政権インフレが加速するならカマラ政権下では不法移民に職追われるから

トランプ政権下で治安悪化するならカマラ政権下ではヒスパーノマフィア実効支配下に置かれるから

まだまだいくらでも例を挙げれるけど

WOKEと不法移民以外にとってはトランプ政権下での悪化カマラ悪化よりマイルド、のを冷静に米国民が判断してんだよ

2024-10-09

台湾を「国」「島国」 立憲・枝野代表が繰り返し言及 [立憲]:朝日新聞デジタル

Foorier 支持するわ

Arturo_Ui これが問題なら、どういう表現なら穏当だったのか教えてもらいたいものだが。わざわざ「『台湾』と号して独立を主張しており、一部の国家と主張は対立するもの実効支配確立している島嶼地域」とか言うの?

toro-chan 大企業を○○王国、ということはよくある。小さい独立国よりGDPが多いのだから「国」と表現することは何も間違ってない。中華民国として、中華人民共和国の上として扱うって意味じゃない。大きい地方自治体は国だろう

theNULLPO どこからでもメディア叩き、どこからでも野党叩き

hagakuress 枝野ありがとう

ntstn いいぞもっとやれ

raitu 朝日新聞中国寄りだねって記事



【速報】台湾は「国」と自民麻生氏|47NEWS(よんななニュース)

Foorier もう引退した方がいいでしょ…

Arturo_Ui 老い先短い、まして宰相経験した人物が、国家の将来ではなく私怨嫌がらせしか考えなくなっている、ということが日本の国力低下の理由説明しているのではないですか。

toro-chan どうせ何も考えてないんだろう。実際日本には台湾専門家存在しなさすぎる。おそらく何もわかってない。国として独立しようとしていると、みなされる意味が分かってるとは思えない。

theNULLPO そりゃそうだけど、こいつはわざと火種放火して日本政府に平和主義放棄させようとしてるな。それこそ中国日本侵略する口実になりかねないんだが

hagakuress 自民最高顧問。小さい爺さんだコト。

ntstn 国だとは思っているが、政治家安易に声に出してはいけない。

raitu 失言王いまだ健在感ある、老いたというより元々このレベル失言連発してたしな…言葉を扱う仕事である政治家には基本向いていないんだが、地盤が強すぎて選挙で勝ててしまうゆえにココまできてしまった

2024-09-19

なぜジョージアロシア追随に動いたか

キーワードは「一貫して右派民族主義」 「ウクライナの第二戦線回避

ジョージア(旧グルジア)はソ連から独立したグルジア人主導の国家である

当然ながら多民族国家であるものの、民族主義の影響が強く少数民族オセット人とアブハジア人は中央政府から弾圧に反発して独立と同時に武装蜂起し、現在実効支配が及んでいない。

1993年には国際連合グルジア監視団(UNOMIG)の国連平和維持部隊派兵されている。

その後もオセット人自治州南オセチアソ連時代からグルジア共産党距離のある地域で100年以上融和できていない)では電気水道を止められるなどしていた。

2008年ジョージアのサーカシヴィリ政権南オセチアとUNOMIGの警察活動攻撃した。

ロシア人に死者が出たこからロシア軍が介入し、5日間で首都攻撃され、和平し戦争終結した。

ここら辺で反ロシア感情一時的に強まったものの、そもそも「米英に踊らされて戦争に突っ込んでしかも負けた」という批判も強く、民族右派割れていた。

以降の流れ



ここまでの流れでグルジア民族主義者の100人に99人はサーカシヴィリを米英の犬扱いするようになり、

サーカシヴィリ一派を復権させることでウクライナ戦争の第二戦線コーカサス地方に作られるのではないか?と安全保障上の懸念が生まれた。

親米派ですら今アメリカと接近するには危ないという見解が強まり西側価値観距離を置かれているのであった。

2024-09-08

名作といわれるドラマおしんをみたので感想を書く その2

https://anond.hatelabo.jp/20240906234755から続く

おしん物語でもうひとつ誤解していたことがある。おしんは田倉を救ったという誤解(ここは超重要ネタばらしなので注意)

この出来事は、1983年から1984年にかけての現代編に関連している。。おしん83歳の頃、たのくらスーパーの拡大事業は、大手スーパー進出によって経営難に陥り、倒産寸前まで追い込まれていた。過去おしん初恋した相手並木浩太の息子が経営する並木商店が、大手スーパー土地買収における重要場所にあり、その売却次第でたのくらは助かる状況であった。私は以前、おしんが浩太を説得し、並木がその情に応じて救済が成功したと思い込んでいたが、実際にはそうではなかった。

なぜそのように思い込んでいたのか。もしかすると、失踪から戻ったおしんに、並木を説得してくれと仁が土下座して頼み込んだシーンがあったからかもしれない。

おしん」は全297話もあるドラマだが、その第1話は、たのくらスーパーの新店舗開店祝いにおしんが出席せず、家出する場面から始まる。おしん失踪理由が明らかになるのは、終盤の第290話。ドラマ伏線回収が時代を経て行われることが多く、おしん家出理由も最終週で回収される最大級伏線ひとつであった。この巧みな構成は、橋田壽賀子演出家のすごさを感じさせるもので、まさに名作と呼ぶにふさわしいものである

特に佐賀編では、あまり過酷さに倍速で視聴したこともあったが、終盤に近づくにつれ、ポーズしてでもじっくりと次の展開を予想しながら見入っていた。

1話から第3話にかけては、おしん並木商店の大旦那に恩義を感じていたため、新規スーパーの出店に反対していたことが示唆されていた。そのため、多くの視聴者おしんが息子の恩知らずな商売拡大に恥じて家出したと理解していたはずである。ぢかし終盤になってその真の理由が明かされるという展開が待っていたのは正直、超絶長い伏線回収である

実際には、おしん失踪直前に浩太を訪れ、仁の事業拡大による不義理を詫びていた。その際、聞かされたのが大手スーパー進出についての話である並木商店大手への売却は、並木商店の生き残り策であり、たのくらへの防衛策でもあった。おしんはすべてを理解したうえで、浩太に対して大手スーパーへの土地売却を進めるように頼んでいたのである

その後、おしんが戻ってきた際も、並木はまだ売却を逡巡していた。仁はおしん土下座して、まだ間に合う、並木を説得してくれと頼んだが、おしんは改めて浩太に売却を進めるよう頼むのであるおしん厳しすぎるだろ。

おしん大手進出によってたのくらの事業が立ち行かなくなることはわかっていたが、ひととしての恩義を忘れ、家族を顧みず金儲けに走ってきた田倉家の再生のために、そして恩人の浩太の一家のためにも並木土地大手売却への契約を進めてくれと願い出る。相変わらずおしんさんは厳しいお人だと微笑む浩太は、ついに売却を決意する。

仁は、母のおしん交渉に失敗したと思い込み失望して母を責める。妻の道子も、夫に失望し、ついには離婚宣言する始末。家族崩壊が進む中で、おしんはその様子を静かに見守ってゆく。

これが朝ドラ最終週の出来事というのがスゴイ。

おしんは仁に、離婚再考するよう促し、仁はようやく家族の大切さを思い出す。この姿は、かつて佐賀で竜三を立ち直らせるために試みたおしんの姿と重なる。仁と竜三は、いずれも実家の甘えを捨てきれずにいた共通点があった。おしんは仁の田倉商店倒産させてでもその甘さを排除しようとしていたのである

事業整理のため自宅売却を進め、引っ越しの準備のさなか、家族は徐々に絆を取り戻してゆく姿は橋田壽賀子の夢の世界なのかもしれない(正直、ここはちょっとうーんと思うところはあるが)。しかしこれが橋田ドラマ流の大団円なのだろう。

前述したように、田倉商店は浩太によって救済される。というより人の縁によって救われる。それはまさにおしん商売において大切にしてきた価値観なのであるしかしそれは、全297話、一年近く放送してきたおしんドラマの終盤最終話、終了わず10分前の出来事である。すごい。

橋田壽賀子がこの物語を書き始めた理由は、バブル経済前夜にあった80年代の人々が、お金儲けに走り、大切なものを見失っているのではないか、という思いからであった。物語ラストにはそのメッセージが強く反映されている。

田倉竜三についてのメモ

竜三と息子の仁は、おしんから見て「甘い」性格であり、竜三は何かと佐賀実家に頼るところがあった。しかし、竜三が「俺についてこい、命を懸けて大きな仕事をするんだ」と前に進もうとする時の屈託のない笑顔を、おしんはたまらなく愛していたのだろう。

竜三が敗戦時に自決した際、おしんはその死を「立派だ」と称した。今回全篇通してみる前は、残された家族を顧みない自殺自分勝手で情けないものだと思っていたものの、物語全体を通じて竜三の死に対するおしんの思いが腑に落ちる瞬間があった。

自殺直前の竜三のつぶやきがその鍵となる。

私は後悔しているんじゃないよ。私は私なりに信じて戦争にも協力してきた。軍のおかげで初めて仕事らしい仕事もさせてもらった。男として存分のことしてきたんだ。むしろ精一杯生きられたことをありがたいと感謝しているよ。ただ、ひとは私の生き方を間違っていたというだろう。私は軍と手を結んで仕事をしてきた。隣組の組長として戦争への協力も押し付けてきた。私の勧めで志願兵として少年航空隊に入った少年もいる。その中にはもう帰ってこない少年もいた。国債だって随分買わせてしまった。それも今となっては反故だ。私が無視する事だってできたんだ。だが私はそれをしなかった。もちろん私には私の信念があってやった事だ。それを悔いる気持ちは全くない。しか戦争に協力して罪もない人たちを不幸に陥れてしまった責任は消えやしないんだ!

これが自殺直前の竜三のつぶやきである。竜三の言葉なかに隣組という言葉が出てくる。

明治から終戦にかけての日本は、天皇を頂点とした「家制度」を仮構し、その枠組みの中で国民国家が成り立っていた。この「家」の概念は、戦時中には配給制隣組といった組織を通じて等しく苦労するフィクションを生み出し、社会の不平等を覆い隠していた。田倉家もその影響を受け、軍部から委託工場経営していたが、周囲からは「軍と結びついて甘い汁を吸っている」と陰口を叩かれていた。仁がある日突然、少年航空隊に志願した背景には、そうした噂への嫌悪感があったのかもしれない。

その後、仁は終戦の日も戻っては来なかった。田倉家では仁は戦死したもの想像していたのである

日本が「ひとつの家」として観念された時代において、家族を守ることと国を守ることは同義であった。竜三にとって、隣組の子供たちの死や戦争責任を負うことは、家制度の枠組みの中で重要役割であっただろう。彼が自決した理由も、家制度に基づく責任から来ていたのであるおしんが竜三の死を「立派だ」と称したのは、竜三が自らの信念に従い、天皇を頂点とした「家」への責任を全うしたと理解たからかもしれない。

語弊を承知でいえば、竜三の自決は、個人としての責任を取る行為であり、家制度における「切腹」にも通じる感覚だったと言える。

おしんが育った山形貧困農家では、口減らし普通だったし、姉のはるが死んでも母が死んでもまともに葬式もできない窮状だった。女性犠牲にして平気な顔してきた作造も長男庄司があまりにもひどかったことを思い出すと、隣組責任を感じて自殺するなんて、むしろ立派なことに思えてくる。

しかし、どうだろうか。

竜三のこれまでの数々の挫折経験のように、ふるさとの太い実家に戻るというような、逃げ道はなかったのだろうか。しかし思えば伊勢にきて魚屋になった頃から20年間、竜三は佐賀実家依存する思いがほとんど消え去っていたように思う。竜三の佐賀依存が消えていったことはおしんにとってはうれしいことでもあった。

禎の疎開ときですら、佐賀疎開という選択肢排除された。疎開先で虐待され逃げ帰ってきた禎をみたときには、さすがに佐賀という選択肢はあってもよかったと思うが。竜三はそれもしかなった。

太い実家をあてにしない、それはおしんが望んでいた竜三の自立の証でもあったはず。竜三は魚屋からの次のステップとして伊勢で軍の納入業者になることに挑戦した。そしてようやく家族を養う自信が付き始めた頃のこと、おしんは竜三が佐賀実家を頼らず、雄、仁、禎、希望、初子の5人の子供のために大きな仕事に夢を託していると思うとたまらなくいとおしくなった、とナレーション述懐している。

しかし、竜三が太い実家という表象代替として知らず知らずのうちに依存していたのは、天皇を頂点とする日本国という「巨大な家」だったのである

おしん自身は、国家という家のフィクションを完全には信じてはいなかったが、なんとなく空気には流されていた。しかし竜三は深く信じていた。信じていた以上、潔くその家の責任を取ったということだ、おしんはそう理解したのだろう。そうであれば、軽々しく天皇制などというフィクションを捨て戦前の考え方などなかったかのように、これから自由社会だ、などとふるまうことはズルいことだと思ったかもしれない。しかし、国が家族であるという考え方を捨てさえできれば、なんだったら太い実家に戻ってもいいのだ。しかし竜三はそれを逃げ場にはしなかった。だから立派だといったのではないだろうか。

敗戦直後の225話では、父と兄を失った仁の感慨として、潔く死を選ぶか女々しく図太くたくましく生き残るかの二者択一として人生観が総括されてゆく。その後の長い戦後物語では、昭和58年物語の終盤に至るまで、たびたび竜三と雄の仏壇に手を合わせるシーンが出てくる。これも地味だけど見逃せない。おしんが田倉竜三への思いを忘れずにいるという、竜三への愛と敬意がここに見て取れる。かつて伊勢海岸で、逃げようとする竜三をタックルをしてでも捕まえたおしんの心情がオーバーラップしてくる。

ちなみに、この竜三の自決は、80年代90年代翻訳放送された海外ではどう受け止められたのだろうか。それはとても気になっている。

おしんドラマ橋田寿賀子の反戦思想が色濃く反映しているといえるが、そのなかに侵略植民地支配反省という視点希薄である。それは竜三の自決動機のなかでも軍部に寄り添い、同胞を死に追いやった責任は感じても、侵略に手を貸した自画像みえてこない。しかし、植民地支配への反省についてはそれ自体動機にはなっていないものの、それにつながりうるイエ観念を読み取れるように感じた。隣組他人ごととしてとらえていたのであれば、竜三の自決はなかったはずである。そうであれば拡大されたイエ観念により実効支配された地域に考えが及んでもおかしくはない。実際にはそこまで思いは至らずに死んでしまうのだが。

同じ昭和時代作品である五木寛之の「青春の門」では、筑豊炭田差別的な扱いを受ける朝鮮人労働者が大きなテーマとして描かれている。石炭鉱業会社経営者が、朝鮮人労働者たちから待遇改善を求められた際、「他の山は知らんが、生きるも死ぬも一緒に炭を掘ってきた家族同然だ。私が親でお前たちは子供だ」と言い返すシーンがある。

この台詞は、日本を親、植民地を子と見立てる当時の日本人の感覚象徴している。家族になることで遠慮がなくなり、苦労を強いても平気になるという現象は、まさに家族観の持つ影の部分を示している。(ちなみに映画青春の門筑豊1980年経営者と交渉した朝鮮人労働者リーダー役を演じた渡瀬恒彦は、おしんでは浩太役を演じている。)


この真理を見事に表現しているのが、初子の存在である八紘一宇における植民地と田倉家における養子初子は入れ子構造なのである。初子の境遇は、創氏改名を強いられ皇民化の果てに敗戦を迎えた朝鮮民族運命二重写しに見える。植民地いかにわが子供のように見立てようともいざ状況が変わればあっさりと切り捨てられてしまう。

初子の抱えていた不安というのはまさにそういうものだった。おしん長男・雄の戦死を契機に山形帰郷するよう初子に伝えたおしんの行動は田倉家以外に居場所のなかった初子にとって残酷ものであったといえよう。自殺を思いとどまり米軍相手娼婦となった初子は誰にも消息を知らせないまま、3年もの間、田倉家に送金を続けていた。おしん言動は初子を養女とみていたとはいえない一方、初子は養女としての行動をとっていたのがいじらしく泣ける場面である

https://anond.hatelabo.jp/20241010224911へ続く

2024-07-22

歴史学解釈で殴り合う学問ってイメージで合ってる?

結構前になるけど鎌倉幕府の成立は1192年じゃないってのが話題になったじゃん。

その根拠が「1185年に全国の荘園地頭を置くことを認めさせたから」ってことだった。

まり実効支配が固まったのがその辺だから鎌倉幕府が成立したのはその辺になるそうだ。

頼朝征夷大将軍任命を節目と考えるのは、後の時代勝手解釈って考え方らしい。

でも、んなこと言ったら鎌倉幕府成立は1185年ってのも現代人の勝手解釈じゃん。

これって単に歴史学界隈のパワーゲームの結果、主流の解釈が変わっただけなんじゃね? って思っちゃうんだよな。

俺の中で歴史学って文献などの資料で補強した学者それぞれの解釈で殴り合って、一番強い解釈がその時の主流として認められる学問ってイメージなっちゃってるんだけど、これで合ってるんだろうか?

テレビネットで見る歴史学者って、実は解釈で戦うガンダムファイターみたいなもんだったの?

そう考えると歴史界隈の人達に妙に攻撃的な人がいるのに納得できちゃうんだけど、実際のところはどうなんだろう。

2024-07-09

anond:20240709212656

異議あり台湾は現時点で中華人民共和国を名乗る者たちに本土を取られた亡命政府ではなく、中華民国実効支配地域です。遷都という立場ではなく、中華民国政府として独自機能しています。(注:AI見解

2024-05-10

anond:20240510145747

北方領土実効支配してるのはロシアなので、日本奪回のために攻めていくことはあっても、ロシアが攻め込むことはないわな。

2024-02-19

anond:20240219172059

気前よくポンポン権利を与えて実効支配になって併合

そんなつもりじゃ無かった。って感じだろうな。

2024-02-12

法律に「誰の土地でもない土地」という概念がないのはなぜだろう?

登山道というほどではないけど山の道って感じの道はあるじゃん舗装されてて車も通ってるけど、道の外側に建物があったり誰かの庭だったり軒先だったりとあからさまに誰かの土地感があるわけじゃなくて、藪や木が果てしなく広がってる感じで突き進もうと思えば進めるようになってる道。

でも法的には道から一歩外に出て藪に進んだら違法らしい。

道がある山の道じゃない部分なんてほとんど公有だろう。

かりにそうじゃないとしたら、誰かが持ってる山の部分に国だのなんだのが勝手に道を敷いていることになるんだから自然だ。

で、仮に森林地帯のうちの、道も、道じゃないところも、公共土地という点で共通なのだとしたら、なぜ道は自由に通行してよく、そうじゃないとこは入っただけで違法なんて扱いをデフォルトにしたのだろうか?

どっちも公共の地面なんだから原則自由に通行できるようにすればよかったんじゃないの?

自然保護目的で踏み荒らされたくない場合に限って国だのなんだのが個々に決まりを作るというブラックリスト方式のほうがルールとしては素直でシンプルだと思うのだが。

地面自体、人が移動するために存在しているという側面があるのに、道以外の地面を移動のために利用してはいけないとは不自然だろう。地面による二次元的な移動ではなく、そのうちのごく一部分の道による一次元的な移動しか許していないのはただ不便さを増しているだけだろう。

そもそも、すべての土地に所有者がいるという前提に立っているのがおかしいと思う。

国有林」という概念があって、これは明治維新の際に藩有林、社寺有林、所有が明確でない森林継承して成立したという。

「所有が明確でない森林」というところに注目してほしい。あたか不明なだけで所有者がいるみたいな言い方だけども、これには正真正銘「誰の土地でもなかった土地」が含まれていたのではないか

まり誰も存在認識していなかった土地があったはずで、これを伊能忠敬が作った日本列島海岸線地図という、日本土地全体を俯瞰的にとらえる手段のおかげで、その地図から誰かの土地だと確定している部分を全て取り除けば、それ以外の場所は全て所有が明確でない土地として間接的に存在を把握できるようになったというところだろう。実際は誰も見ても足を踏み入れてもいない土地(誰に帰すべき実効支配性がない土地)なのに。

(もし全宇宙地図があったら、その何万光年先の直接見たこともない空間について「ここは俺の土地だ」と主張するようなものだ。伊能忠敬日本列島においてこのバカげた主張を形式的可能にした。)

そういう土地を無理に国有林化しただけの話ではないかもっと素直に「誰の土地でもない土地」と別区分にすればよかったのではないか

誰の土地でもない土地というのは、誰にも占有する権利はないということだ。ゆえに誰が移動の用に足を踏み入れても問題ないということになる。

誰の土地でもないので、ぶっちゃけそこに勝手に家を建てても問題はない。早い者勝ちだ。ただし別の人がその家を打ちこわししても問題ない。問題ないというのは語弊があるなら「その家を建てた人がその土地での所有権根拠狼藉を主張することはできない」ということだ。

まりこの場合器物破損だし、この公有空間のなかで先にいた人を後から来た人がそこを自分お気に入り場所として見出し喧嘩になったら暴行罪だし、というように、個々の事例に合わせて既存法律で裁くべき問題ということになる。

頭でっかちに「すべての土地は誰かの土地だ」という固定観念ありきで法律を作ったために、はっきりいってスマートじゃない法体系になってると思う。

なぜ「誰の土地でもない土地」と別に難しくもなんともない概念を素直に受け入れられなかったのだろう?

dorawiiより

2024-01-24

元文春編集長がどさくさ紛れにエグい暴露してて笑った

裁判官自分の出した和解案を突っぱねた陣営懲罰的に敗訴させたりする」って部分を思わず二度見してしまった。

書いてる内容からして元々文春側が有利だったわけではなく、むしろ文春側不利な和解案出して、それを突っぱねた相手が敗訴って無茶苦茶だぞ。

こんなの、裁判所が既にぶっ壊れてるって言ってるようなもんじゃん。

ブコメでもガンスルーされてんだけど、日本社会一般的認識なの?

マフィア実効支配された中南米裁判所かよ。

ホントに見えるところも見えないところも、この国のいろんな所にガタが来てるなぁ

2024-01-14

簡単台湾独立とか言うな

気軽に「台湾独立する気なんだな!」「独立応援してる!」みたいに言う日本人多いけど、「台湾独立」というか「台湾とはなんぞや」だけでもめちゃくちゃスタンス色々あるからマジで簡単に言うな。学んでから言え。

  1. 台湾中国の一つの省に過ぎないよ派(一つの中国
    1. 中国とは中華人民共和国=中国共産党だよ派(これが大陸側のスタンス
    2. 中国とは中華民国であり、大陸も含めて返せよ派(現状の台中問題が始まった時の台湾側=国民党スタンス
  2. もう中華人民共和国中華民国は別の国ってことで!派(2つの中国)(独立した中華民国という別の国であり実効支配エリア台湾島+その他と考える)
  3. 中華民国じゃなくて台湾って国だよ派(生まれた時から台湾島の世代かに多い新しい概念パスポートなどの表記中華民国から台湾に変更する運動などがある)

上記以外のスタンスもあるし、上記の中にもさらに細かくスタンス違いもある。独立するぞ派と既に独立してるよね派とか。

ちなみに蔡英文スタンスWikipediaからまんまコピーすると「2016年総統就任した蔡英文民主進歩党)は、「二つの中国」の立場に立っており、既に中華民国(台湾) は独立国家であるので独立宣言などする必要がないという「天然独」の考え方である、一方で中華民国を認めず台湾独立を主張する陳水扁のような急進的な独立運動とも距離を置いている」

国民党は敵だった共産党となぜ関係もつのか?みたいな話で言うと、「ひとつ中国から台湾だけ独立とかそういうのは違うよな」に関しては一致してるから

あと、台湾は昔から台湾にいた漢民族中国共産党から逃げてきた漢民族原住民客家とかアイデンティティがたくさんあるから立場によってもちがう。原住民にとってみたら、勝手に清にされたり、漢民族入ってきたり、欧米がやってきたり、日本になったかと思えば、また中国になって、その上漢民族同士の争いに巻き込まれてる。

2023-12-24

anond:20231224113325

イスラエルの唯一の勝ち筋は「ハマスを産まない」だよ。

豊かで安定した自由社会なら、テロリスト集団が高い支持を受けるなんてありえない(局地的なテロはできても民衆の支持を得られない。オウム真理教のように)。テロリスト集団民衆から高い支持を受けているのなら、そこには何らかの原因があるのだ。その原因を除去するべきだ。

したがって、以下の措置が最低でも必要だろう。

  1. ガザの封鎖を解除するイスラエルガザへのヒト・モノの流入遮断しており、ガザ住民出稼ぎに行くことも物資を輸入することも特産品を輸出することもできない。当然ガザにはマトモな働き口なんてロクにないので大勢失業し、国際社会からの援助で食いつないでいる。出稼ぎにも行けず輸出産業にも従事できず生活物資が足りない失業者が大勢溢れている状況を自らの手で作り出すのは、テロリスト養成所を国費で運営するのと変わらないイスラエルは単に自分が作った養成所の成果を手にしているだけだ。ガザの封鎖を即刻中止し、ガザ住民出稼ぎ農作物の輸出で食っていけるような状況を作るべき。
  2. 入植地から撤退するパレスチナ人土地を奪いパレスチナ人土地を寸断しパレスチナ人の行き来を妨害しつつ「入植者専用道路」みたいなのを建設している現状はただのアパルトヘイトしかないので、即刻すべての入植地から撤退するべき。占領地に自国民を入植させるのは国際法違反であり、ウクライナ東部ロシア人移民させるプーチンとやっていることはまったく同じだ。軍を動員し家から無理やり入植者を引き剥がしてでも、イスラエル入植地から撤退しなければならない
  3. パレスチナ選挙結果尊重するハマスはもともと選挙によってパレスチナ自治政府の政権の座に就いたのだが、ハマス危険視するイスラエル欧米諸国の手によって政権を逐われ、ガザ武力実効支配するに至った。ハマス民意の支持を得ていない独裁政権だとしばしば言われるし、それは正しいのかもしれないが、そんなに民主主義大事なら彼らが選挙で勝ったときにもそれを尊重するべきだったのだ。単に選挙で負けただけならハマスガザ実効支配なんてしなかったかもしれない。脅しによって追いやられたから彼らは実力での支配を選んだのだ。仮に韓国大統領選挙の結果が気に食わなかったとして、日本アメリカEUと組んで無理やり新大統領を辞任させたとしたら、反日感情高まるのは当たり前だろう。どんなに気に食わない政権パレスチナで成立したとしても、ひとまずは選挙結果尊重し、交渉によって問題解決する姿勢を見せるべきだ。
  4. パレスチナ国家承認パレスチナ国家として承認するべき。これは言うまでもない。

増田個人的には一国家解決イスラエルパレスチナ国家統合される。ユダヤ系パレスチナ人権利尊重される)の支持者なのだが、それはまったく現実的ではないので、仮に和平を結ぶとしたら二国家解決に基づくほかないだろう。とにかく今のイスラエルパレスチナに対する扱いが酷すぎるので、せめて彼らを人間扱いするところから始めないと。入植で土地を寸断して行き来しづらくしといて入植者専用道路とか作ってたら恨まれるに決まってんだろ。仮に、中国人が次々と日本に入植してきてあちこち中国人専用道路は作られるけど日本人は中国軍検問をくぐらないといけないので隣町に行くのさえも苦労する、っていう状況になったとしたら、増田中国人を狙ったテロを起こさない自信はないねハマスイスラエル政策帰結にすぎない。

2023-11-13

anond:20231112174203

毎度ながら文化美術館なの笑える

そして美術館が1番充実している県は東京じゃないというオチつき

個人的には、東京に「文化」があると言うときは、例えば高円寺は(好き嫌い別にして)街自体文化の塊だと思うし、分かりやすキラキラフィナンシャルディストリクトであるところの丸の内大手町とか、治安やばいけど歌舞伎町大久保の独特の文化とか、なぜか創価実効支配されてる信濃町とか、神保町古本街とか、上野日暮里あたりは昔の名残で布関係の店が今でも多いとか、蔵前清澄白河にオシャレカフェが集まってきてるとか、渋谷はいまいちでもセンター街を抜けて松濤の方に行くと色々面白い個人店があるとか、そういうもんをイメージするんだよな。

美術館だとかはそれはそれでもちろん文化だけど、東京文化として真っ先にフォーカスするものではないと思う。

2023-11-03

イスラエルはなぜガザに残虐な報復攻撃を行っているのか

1.ガザに住むパレスチナ住民ホロコーストを図っている

→全く違うと思う。ガザ地区には200万人以上の人口があり、今のペースではあと200倍の期間を同じ火力で攻撃し続けなければならない。それに執拗かつ徹底的な爆撃でもその地域の人々が全滅しないことは、何よりも日本人がよく知っているはずだ(ベトナム人もよく知っているだろう)。この人数を殺害するにはそれこそナチスドイツが行ったように収容して一か所に集めて殺し、焼却して埋葬する設備を用意してシステマチック殺害のための機関を作る必要がある。ナチスホロコーストは単なる瞬間的な殺害を超えてシステムとして熱量なく淡々ユダヤ人を集めて殺し続ける点において他と一線を画しており、軽々に持ち出すべきではない。

2.イスラエル民間人犠牲を最小限に留めようとしているが、ハマス掃討で止む得ない死者が出ているだけ

→これも違うように思う。パレスチナハマス)とイスラエル軍事力は相当な差があり、人質の救出だけなら得意の暗殺や単なる地上部隊の投入で済みそうなところを空爆まで仕掛けるのは明らかにおかしい。ハマスハマス人質用途拘留されている同胞テロリスト解放から空爆された程度で人質を殺すことはないだろうという読みかもしれないが、いくらなんでも乱暴すぎるように思える。一連の攻撃には政治的動機による報復ハマスインフラ破壊に伴う占領地域の再支配意図が透けて見える。アメリカも1000人殺されたらそりゃ報復必要だろうと支持した後で無茶苦茶攻撃ぶりを見て慌てて態度を変化させたのではないだろうか。

3.ハマスパレスチナ住民区別がつかない(つける気がない)ので、犠牲を気にせず攻撃している

→これが一番近いと思っている。ハマスガザ地区に突然湧いた悪のテロリストではなく、革命後のイランから影響を受けたパレスチナ住民からなる武装集団であるイランイスラム原理主義を引き継いでいるのでハマス目的は「イスラエルから弾圧に対する抵抗運動」などではなく「イスラエルの完全消滅」で、西側陣営から見るとちょっと対話がキツい集団である。この点でかつてイスラエルに何度もテロを仕掛けたPLOとは立場が明確に異なる。PLOイスラエルの和平が中途半端な形で止まりアラファト議長が死に、影響力が弱まるにつれてハマスパレスチナ住民の支持を受けて勢力を拡大、ガザ地区を実効支配するに至った。

そんなわけでイランの影はあるものハマス自体パレスチナからまれもので、他所から現れて無辜パレスチナ住民支配している連中ではない。そんなだから国連から送られる支援資金の何割かはハマス中抜きしているし、支援物資武器転用されている(過去にその件でガザ内でデモが起きたが、逆に言えばそれができるぐらいに行政機関もどきとして機能しているわけだ)。というわけでパレスチナ住民ハマスではないがパレスチナ住民ハマスという訳でもない、しかハマスは(本人らの自認はともかく)国家として成立していないし住民を守ろうという気もない(イスラエル攻撃することが最優先だ)ので、平気で民間人に紛れるし自爆テロもやる。自爆テロに関しては歴史が古く80年代からパレスチナ住民神の国に行けるだの殉教すれば殺されても実質勝ちだの言って教化自爆テロを指示してイスラエル軍人民間人わず殺傷しまくっている。

先述した通りハマス正規国家でも軍隊でもないし、その目的イスラエル消滅なので軍人民間人もなく殺す。そんな奴らが無辜パレスチナ住民に紛れて活動している。そんな状況でイスラエル側の指導者右派リクードパレスチナアラブ人なんて全部テロリストだろみたいな奴らとなると報復攻撃の在り方はガザ地区のパレスチナ人の全滅まではいかなくても「ハマス攻撃する上で現地人が何人死のうと知ったことか。パレスチナ人の犠牲いくら出てもハマスに損害を与えることが最優先だ。あそこにいる時点で大なり小なりハマスに与しているんだろう」という態度になり、今回のような惨状引き起こしたのではないだろうか。

これからどうなるのか?

首相ネタニヤフは右派リクード党首でありながら敵のハマス攻撃を許し、イスラエル側に空前の死者と捕虜を生み出してしまった時点で大幅な失点がある。そしてその失点を補うべく現在過激報復攻撃に出たと思われるが、当然そんな殺戮右派の多少の留飲を下げても既にイスラエル国内でデモが起きているように左派が強い拒否反応を起こす。紛争が続くにつれて200人以上の捕虜達も無事とはいかないだろうし、その結末が知らされる度に左右から先制攻撃を許した間抜け」と「大量殺戮イスラエル地位に泥を塗る悪党」のWバッシングは避けられないだろう。

イスラエル政治戦争テロを軸に左右に揺れているので、今回の紛争を機にネタニヤフは退陣総選挙中道カディマあるいは中道左派労働党らが政権を取るのではないだろうか。カディマガザ地区からの完全撤退を掲げているし、ガザ地区をPLOに引き渡して今度こそオスロ合意が履行される…期待が少しは持てるかもしれない。

しか中東に和平の兆しが生まれる度にイスラエル右派は自らの政治生命のために挑発行為を行い、パレスチナ過激勢力(とその後ろにいるイラン)もテロによってイスラエル憎悪を煽るのだった。人間はクソっすね。

余談

現在はクソ外道として名の知れたネタニヤフ首相も、若き頃は軍の精鋭として大規模なハイジャック事件解決のための突入部隊として活躍し、一方で別のハイジャック事件では同じく軍に入った兄を作戦で亡くしている。いずれもパレスチナ過激勢力によるテロだった。ハマステロリスト達が何の背景もなくハマスをやっているわけではないように、イスラエル右翼右翼をやっているだけの壮絶な理由がある。平和を実現するには右手握手しながら左手ナイフを払いのけ、あるいは刺されても握手継続しようとするとてつもない覚悟必要なのかもしれない。

2023-10-23

パレスチナ支持だけど、ハマスは支持しないと言ってる奴、お前らの言うパレスチナとは何だ?

ハマス実効支配されているガザに住むパレスチナ人の集合としてのパレスチナか?

もしそうなら、パレスチナハマスを手を切るべきだろ?

ならば、ガザからハマスを一掃するための手助けをしてやれよ。

それはイスラエルガザ侵攻を支持するってことじゃねえのか?

2023-10-13

anond:20231013081115

元増田は何か上手いこと言ったつもりかもしれないけど、歴史的経緯無視して「2000年前はともかく、今のエルサレムアラブ人が住んでいるかアラブ人のもの」って言いだすのはちょっとまずいんだよね。

そういうふうな、過去歴史より今現在、そこに居住している民族実効支配を優先させるような論理は、それはそれで問題があるんだよ。

なぜなら、それを認めると、今、エルサレム支配しているのはユダヤ人からエルサレムユダヤ人のものって言い分に正当性を与えてしまう。

もっと言うなら竹島韓国が実行支配しているか韓国のものっていう理論も認めないといけなくなる。

北方領土とかもそう。例え2000年ロシア北方領土実効支配したとしても、北方領土日本のものでしょ。

からエルサレム問題においても「昔、そこに住んでいたとかは無効で~す」ってわけにはいかないんよ

2023-10-11

anond:20231011121558

まあ流れはそうなんだけど、意図的に書いてないことが多すぎるね

例えばゴラン高原っていう水源を実効支配して国連非難されてるクズ国家ですよ

2023-10-10

もうイスラエルからしたらパレスチナは焦土にするしかねえだろ

パレスチナ政治ハマス実効支配してる

パレスチナ国民→支持しないパレスチナ人は殺されるので恐怖政治状態

ハマスパレスチナ病院学校武器庫や施設を作るので、イスラエルは巻き込まずに攻撃できない

ハマス目的平和ではなくイスラエルを焦土にすることなので交渉余地はない

都合が悪くなると和平しようぜと言うが、準備ができると突然襲い掛かってくる

こんなもん隣国に置いとけるわけない

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