はてなキーワード: 多重下請け構造とは
オタクわい、ラストマイルで製作陣から業界問題の物語への落とし込みをくらって、えらい目に遭いました……
さすがですほんと……見事すぎる。
現実のいくつもの問題を、エンタメとして質を犠牲にせずに誇張も矮小化もせずに書いている。
ロジスティクスセンターとはあまり関わったことがなく、運送会社側の話が多くなりますが、物流業界の問題という視点で個人の感想を書いておきます。
止まらない社会の流れ。本作では誰かの辛さ、誰かの欲望、誰かからの圧力が止まらない連鎖となって事件が起こり、このメタファーとしてベルトコンベアを据えているのが印象的でした。
映画の序盤で、羊急便のドライバーが賃金について触れる場面が何回かありました。
(「1個運んでいくらだぜ」、「いくら運転しても荷物受け取ってもらわなきゃ金もらえない」、「配送止めた分の運賃は……」という呟き)
平均賃金が他業界より2割低く、平均労働時間が2割長いのが物流業界です。
特に最近は残業時間にも規制がかかり、長く働きにくくなることから残業でも稼ぎにくくなってきており、ますます人手不足にも拍車がかかっております。
ドライバーの給与を上げればよいのでは、という問いの回答は、給与は結局荷主(荷物の依頼主、映画だとDailyFast)が払う運送料から払われ、その運送料が上がりにくいのは映画のとおり…
そしてその結果、緊急時でもリソースが集められないという事態になるわけで、終盤の八木さんのタバコシーンが一層やるせなかったです
以下は補足なので流し読みでも。
ドライバーの給与は運送会社によってだいたい以下が代表的だと思います。
①歩合制
②日給(時間給)制
シンプルなところだと歩合制すらなく固定給ですし、複雑なところだと歩合も複数の要因から組み合わせて構成されます。
歩合制の代表的なものは、映画に出てきたような1配達いくらというもの。ほかにも時間や距離でいくらというものなど。
以前は時間制が主なところも多かったようですが、俗に言う2024年問題、残業時間の規制が強くなり、ドライバーに時間で稼ぐより成果で稼げるようにして残業時間の低下のモチベーションを上げる取り組みが増えてきています。
また、映画中の運送会社である羊急便はロジスティクスセンターの荷物を個人に届ける画一的な配送が多かったようですが、実際には荷役と呼ばれる作業(配送前後の積み込み荷下ろしやパッキング、棚入れなど多岐に渡り、これもこれで問題が山積してるのですが…)が課せられることもあったり、資格が必要な配送があったりというケースもあるので、そういったケースごとに歩合を出している会社もあるようです。
映画中盤で、荷物のチェックのフローを運送前に組み込まなければならず、医薬品の配送が滞り、どこにあるのかを追おうとしてFAXで追えない!?というシーンがありました。
また、慌てふためく事務所に大量の紙書類。チラリとボカシで見えるExcelのような画面。
これもすごく胃が痛くなった……
トラック業界で働く人間の45%以上は40代以上、29歳以下は10%以下。
事務員もドライバーあがりの場合もかなりあります。経理系は女性は若い方もいますが、特に配送手配、計画系はことさらベテランのドライバーあがりも多く、PCのキー操作もおぼつかない人も一定数います。
また、忙しい際は事務員や所長自ら配送に出る場合もあり、そうなるとメールすら満足に見れないわけで、未だに電話やFAXがはびこる業界になっています。
また、自拠点がPCを使いこなせたとしても、連絡先の拠点(や、他の協力関係にある他の運送会社、倉庫など)も使いこなせない限りはアナログでの連絡は残ります。
ただ、羊急便はある程度大きな会社ぽかった(本社でなくてもそこそこの事務人員がいた)ので、これを機に改革しようと思えばある程度は融通を利かせられるかもしれません。
映画を通して、様々なストレスがDailyFastと羊急便に押し付けられます。
警察からの捜査協力要請、DailyFast上層部からの売上の圧力、受取り手からの荷物が届かないクレーム。
そして羊急便にはDailyFast西武蔵野ロジスティクスセンターからの、責任と、低料金の負担の押し付け。
同じ物流業界でも、仕事を渡す側と仕事を貰う側、つまりはお金を払う側と払われる側、お客様側とサービス提供側という立場の差がこの押し付けにあります。
特に羊急便は6割の仕事をDailyFastから貰っており、これを切られるというリスクがある以上常にイニシアチブをDailyFastが握っています。
また、賃金の交渉をしようにも、そういった立場差の他に競合企業の存在もあります。
運送会社の提供するサービスとは、物をある場所からある場所に運ぶこと。他社との差がつけにくいのです。
(もちろん資格や特殊な車両の必要な荷物の扱いや、積み下ろし後の作業など、独自の価値を提供して差をつけようとしている会社もあります)
そのため、依頼主からの要求を受け入れなかったり交渉しようとすると、簡単に切られてしまう可能性があり、ドライバーや社員を食わせていけなくなる。
八木さんの、本社からの電話にキレるシーン。DailyFastにばかり依存して、おまえらが安い金額で請け負うから……という話の背景にはそういった事情もあるのではないかとおもいます。
そして終盤のストライキ報告時の、「脅しは立場が上の者が下の者にやること、これは交渉です」という言葉。
すべき交渉を、かれらはやり切りました。
このストライキの裏には、中盤の医薬品のように、その間「届かない荷物」の存在があることを忘れてはいけません
ストライキをしたドライバーたちは、運んだ先の相手の、「医薬品が届かなかったときの困る姿」も「備品が届かなくて仕事が進められない姿」も、「誕生日プレゼントが届かなかったときの悲しみ」も容易に想像できるし、届けることの責任と喜びも知ったうえでその選択を選んだ、あるいは選ばねばならないのですから……
私個人としては、SNSで賃金の愚痴を言う人が増えたこの社会で、もっとストライキは起こっていいと思うのですけど。
また、それを支えるのは羊急便以外の(おそらく大手の)運送会社の連名意見書でした。
運送会社では、荷物が溢れたときに他の会社に溢れた荷物を頼んだり、頼まれたりする協力関係も、競合関係の他に持ち合わせています。
これはこれで多重下請け構造の発生などのよくない側面も持ち合わせているのですが、今回は運送会社としての連帯感がこの会社間に作用したように見えます。
正直胃のキリキリとやるせない感情で本当に爆泣きしてしまってところどころの記憶が曖昧です。こんなはずでは……久々の伊吹藍の供給だぞ……
でも胃が本当に痛くなるのでしばらくは見られなそう……助けて……
本当に、10年後どうなっているんでしょうね
どう、変えられるんでしょうか
オタクわい、ラストマイルで製作陣から業界問題の物語への落とし込みをくらって、えらい目に遭いました……
さすがですほんと……見事すぎる。
現実のいくつもの問題を、エンタメとして質を犠牲にせずに誇張も矮小化もせずに書いている。
ロジスティクスセンターとはあまり関わったことがなく、運送会社側の話が多くなりますが、物流業界の問題という視点で個人の感想を書いておきます。
止まらない社会の流れ。本作では誰かの辛さ、誰かの欲望、誰かからの圧力が止まらない連鎖となって事件が起こり、このメタファーとしてベルトコンベアを据えているのが印象的でした。
映画の序盤で、羊急便のドライバーが賃金について触れる場面が何回かありました。
(「1個運んでいくらだぜ」、「いくら運転しても荷物受け取ってもらわなきゃ金もらえない」、「配送止めた分の運賃は……」という呟き)
平均賃金が他業界より2割低く、平均労働時間が2割長いのが物流業界です。
特に最近は残業時間にも規制がかかり、長く働きにくくなることから残業でも稼ぎにくくなってきており、ますます人手不足にも拍車がかかっております。
ドライバーの給与を上げればよいのでは、という問いの回答は、給与は結局荷主(荷物の依頼主、映画だとDailyFast)が払う運送料から払われ、その運送料が上がりにくいのは映画のとおり…
そしてその結果、緊急時でもリソースが集められないという事態になるわけで、終盤の八木さんのタバコシーンが一層やるせなかったです
以下は補足なので流し読みでも。
ドライバーの給与は運送会社によってだいたい以下が代表的だと思います。
①歩合制
②日給(時間給)制
シンプルなところだと歩合制すらなく固定給ですし、複雑なところだと歩合も複数の要因から組み合わせて構成されます。
歩合制の代表的なものは、映画に出てきたような1配達いくらというもの。ほかにも時間や距離でいくらというものなど。
以前は時間制が主なところも多かったようですが、俗に言う2024年問題、残業時間の規制が強くなり、ドライバーに時間で稼ぐより成果で稼げるようにして残業時間の低下のモチベーションを上げる取り組みが増えてきています。
また、映画中の運送会社である羊急便はロジスティクスセンターの荷物を個人に届ける画一的な配送が多かったようですが、実際には荷役と呼ばれる作業(配送前後の積み込み荷下ろしやパッキング、棚入れなど多岐に渡り、これもこれで問題が山積してるのですが…)が課せられることもあったり、資格が必要な配送があったりというケースもあるので、そういったケースごとに歩合を出している会社もあるようです。
映画中盤で、荷物のチェックのフローを運送前に組み込まなければならず、医薬品の配送が滞り、どこにあるのかを追おうとしてFAXで追えない!?というシーンがありました。
また、慌てふためく事務所に大量の紙書類。チラリとボカシで見えるExcelのような画面。
これもすごく胃が痛くなった……
トラック業界で働く人間の45%以上は40代以上、29歳以下は10%以下。
事務員もドライバーあがりの場合もかなりあります。経理系は女性は若い方もいますが、特に配送手配、計画系はことさらベテランのドライバーあがりも多く、PCのキー操作もおぼつかない人も一定数います。
また、忙しい際は事務員や所長自ら配送に出る場合もあり、そうなるとメールすら満足に見れないわけで、未だに電話やFAXがはびこる業界になっています。
また、自拠点がPCを使いこなせたとしても、連絡先の拠点(や、他の協力関係にある他の運送会社、倉庫など)も使いこなせない限りはアナログでの連絡は残ります。
ただ、羊急便はある程度大きな会社ぽかった(本社でなくてもそこそこの事務人員がいた)ので、これを機に改革しようと思えばある程度は融通を利かせられるかもしれません。
映画を通して、様々なストレスがDailyFastと羊急便に押し付けられます。
警察からの捜査協力要請、DailyFast上層部からの売上の圧力、受取り手からの荷物が届かないクレーム。
そして羊急便にはDailyFast西武蔵野ロジスティクスセンターからの、責任と、低料金の負担の押し付け。
同じ物流業界でも、仕事を渡す側と仕事を貰う側、つまりはお金を払う側と払われる側、お客様側とサービス提供側という立場の差がこの押し付けにあります。
特に羊急便は6割の仕事をDailyFastから貰っており、これを切られるというリスクがある以上常にイニシアチブをDailyFastが握っています。
また、賃金の交渉をしようにも、そういった立場差の他に競合企業の存在もあります。
運送会社の提供するサービスとは、物をある場所からある場所に運ぶこと。他社との差がつけにくいのです。
(もちろん資格や特殊な車両の必要な荷物の扱いや、積み下ろし後の作業など、独自の価値を提供して差をつけようとしている会社もあります)
そのため、依頼主からの要求を受け入れなかったり交渉しようとすると、簡単に切られてしまう可能性があり、ドライバーや社員を食わせていけなくなる。
八木さんの、本社からの電話にキレるシーン。DailyFastにばかり依存して、おまえらが安い金額で請け負うから……という話の背景にはそういった事情もあるのではないかとおもいます。
そして終盤のストライキ報告時の、「脅しは立場が上の者が下の者にやること、これは交渉です」という言葉。
すべき交渉を、かれらはやり切りました。
このストライキの裏には、中盤の医薬品のように、その間「届かない荷物」の存在があることを忘れてはいけません
ストライキをしたドライバーたちは、運んだ先の相手の、「医薬品が届かなかったときの困る姿」も「備品が届かなくて仕事が進められない姿」も、「誕生日プレゼントが届かなかったときの悲しみ」も容易に想像できるし、届けることの責任と喜びも知ったうえでその選択を選んだ、あるいは選ばねばならないのですから……
私個人としては、SNSで賃金の愚痴を言う人が増えたこの社会で、もっとストライキは起こっていいと思うのですけど。
また、それを支えるのは羊急便以外の(おそらく大手の)運送会社の連名意見書でした。
運送会社では、荷物が溢れたときに他の会社に溢れた荷物を頼んだり、頼まれたりする協力関係も、競合関係の他に持ち合わせています。
これはこれで多重下請け構造の発生などのよくない側面も持ち合わせているのですが、今回は運送会社としての連帯感がこの会社間に作用したように見えます。
正直胃のキリキリとやるせない感情で本当に爆泣きしてしまってところどころの記憶が曖昧です。こんなはずでは……久々の伊吹藍の供給だぞ……
でも胃が本当に痛くなるのでしばらくは見られなそう……助けて……
本当に、10年後どうなっているんでしょうね
どう、変えられるんでしょうか
円は1ドル=120円台、日経平均株価は24000円台に戻る可能性があるという
これの信憑性はともかく、そうなってもまあ不思議では無いと思う
というのは、バブル崩壊以降、経済全般の構造が歪で成長不可能な状態だったのは今でもまるで変わっていないからだ
解雇規制は緩和されず、仕事のパフォーマンスが悪い正社員がクビにならず、その歪みを同じくらい能力があったり優秀だったりする非正規社員が一方的に引き受けている
4次請けだとか5次請けだとかいうITや建設業の多重下請け構造も全く変わっていない
異次元の金融緩和で不動産や一部企業がバブってただけで、金利を上げたら相変わらず「Japanization」と呼ばれる停滞したこの30年の日本に戻るのはあり得ると思う
要するに、何も成長していない
今、業界的に変な人が多いところにいる。
そして、業界特性として他社とのやり取りが日常的であり非常に多い。
弊社は、業界にしては信じられないぐらい良いメンバーが揃っていると思っていて雰囲気もいい。
だが、他社と弊社間、もしくは他社同士で問題が多発している…。
できていないこと、覚えていないことの隠蔽
嘘を付く
電話での言った言わない
連絡が返ってこない
進捗がわからない
圧倒的に立場が強い会社がいて、その会社の心変わりでプロジェクト詳細が二転三転する
相互理解をして協力しながら仕事できる人が非常に少ない。基本的に他社の扱いが雑。
立場が強い会社のほうが顕著で、弊社は悲しいことに立場が弱い。
他社内の環境もあるのかもしれないが…なんともしんどい業界に入ってしまった。。
ああ、ちなみに自分は電話の内容を後から文章で送っているので、言った言わないは発生していない。
弊社は全員気をつけているはず。
「一度採用してしまうと企業から切ることはほぼ無理だから、人間的には良くても経歴が悪い意味で気になる人を採用しづらい。労働者は法に守られすぎてない?守られるだけならまだしもチャレンジもしにくい」
このような内容の投稿が結構炎上していた。(該当ツイートは削除済み)
その結果、
などなど、日本社会の成長だけでなく個々人の幸福度においても非常に良くない状態になっていると感じる
労働者を切りやすくなると、もちろん労働者にとっての不安には繋がるが、切りやすくなる分雇われやすくもなるわけで。
企業もちゃんと働いてくれる人に対して給料を上げやすくなるだろう
失業率も多少は上がれど、少子化が進んでいっているのもあり社会問題になるほど上がりはしないんじゃないだろうか
(注: 失業=職につく意欲があり能力もあるのに探しても職につけない状態)
実際、引用を見ても、意見自体に否定な人はそこまで多くないし、賛同している人も結構見る
じゃあなぜ荒れたかでいうと...なんでだろうね...?
会社で大規模なシステム入れ替えが決まって、コンペを経て発注したんだけど、要件定義が始まったら元請は引っ込んで下請けが前面に出てくるようになった。
打ち合わせをしても発注前のやり取りで伝えていたうちの会社の諸課題が前提となっていない感じで、コンペは何だったんだ?と思ったし、
肝心の要件定義も「このシステムではこういう手順になりますぅ〜」という感じで、「うちの要件」は何も定義されていないと感じる。
下請け会社を調べてみると、従業員数10名、会社設立3年目で明らかにここが安いから発注しました、というのが見え見え。
システム業界が多重下請け構造であるというのは知っていたけど、要件定義にまで下請けが前面に出てくるって普通なの?
要件定義ってシステム開発で一番大事なフェーズじゃなかったのかな。元請が要件定義までやって、それに基づいて開発するのを下請けに投げるものとばかり思っていた。これじゃただの商社じゃん。
「企業内システム担当者(SEでもプログラマでもない人)が、何かあったら外注のせいにして責任を逃れられる」
って書かれてて、なるほどなあと思った。
で、これを考察すると、これって江戸時代の武士の支配をしていたメンタルそのものなんだよな。
例えば徳川家の旗を間違えて燃やしちゃったり、雑巾にしちゃったりする。
そしたら領地減らされるとか、最悪は改易(飛ばされる)とか、遠島流刑。
こういう「1%のミスを許さない」っていう精神って、徳川家康が設計したものなんだよね。
家康は将軍を引退してからも実権を握ってたのが13年くらいあって、
息子の秀忠が馬鹿真面目だったってこともあって、「ならぬものはならぬ」みたいな上意下達な文化を作ったんだと思う。
大奥とかの文化も非常にクローズドでがんじがらめで、今の日本に近い文化だよね。
それが260年以上続いた。
江戸以前の戦国時代はその逆で、「勇敢な行動の末のミスであれば武士としてあっぱれである」
みたいな文化だったんだよね。もちろん「勝手な行動は死罪」というのは軍においてはそうであったけど、
基本的にスピードと結果が全ての世界だったから、許されることも多かった。
何より信長や秀吉が好んだのは「臨機応変さ」「勇敢さ」であって、企業でいうベンチャーマインドに通じると思う。
秀吉は朝鮮出兵などで自爆してしまったけど、信長がもし織田政権を長期化させていたら、
楽市楽座とか、重商主義なところも、石高社会の当時の日本としては画期的だったからね。
まあ、家康は偉大ではあるけれども、日本人を停滞させた側面はあっただろうね。
何パーセントかは信長・秀吉のベンチャーマインドが許容される国であっても良かったと思う。
日本人の責任を取りたくない、悪い意味での臆病さが、外注という甘えを生みだして、
で、その臆病さの源泉は何かっていうと、終身雇用にあるんだよね。
アメリカみたいにスキルアップして飽和したら、数年おきにステップアップ転職する、っていう文化がないからね。
一生面倒を見てもらうわけで、ちょっとミスしたら一生居心地が悪くなってしまう。
そんな気持ちが見て取れるよね。
村八分されたくないから、村の外から工事人工を雇うってことなんだろうね。
で、話は戻るけど、多重下請けスキームにおけるエンドユーザー企業にいる、
エンジニアでもない「システム担当者」って結局なんなの?とも思う。
イメージ的には、江戸時代の城の中の座敷で座ってる人って感じ。
めっちゃ座り方が型にはまってる感じの。
「殿中まかりこしまし早漏」とか言ってそうな人(知らんけど)。
何ができるかっつーと何もできないけど、殿中まかりこしまし早漏の言い方はうまい(笑)。
座敷おっさん「うむ!節々のこといっさい任せたぞ!」みたいな。
あとは500人で済む工事を1000人で見積もらせる、金への執着、欲望の深さも大事な素養である。
ちなみに信長は二条城の改修を驚くべき短期間と完成度で仕上げたそうだが、
その時には自分も粗末な服を着て、身分の低い人工たちと身分の差なく語り合い、
トップダウンで進めたという記録が、フロイスによって残されている。
よく考えれば城が立派に早く完成すればいいわけで、
「工事の計画文書、第100版を作りまかりこしもうした」って毎日やるのが目的じゃないものな。
まかりこしもうしたやってる間に城郭を強化したり街道を整備してる。
これは現代でも同じ。最終目的がわかってるのがアメリカの強さ(=信長の強さ)なんだろうな。
だから日本がExcelポチポチやってる間に、AWSやAzureを作ってしまった。
とはいえ公正取引委員会とかIPAやデジタル庁が、問題を認識して動いているから、風向きは変わっていくかと。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nc/18/020800017/072600752/
アホやね
>>SESや多重下請け構造だと、基本的にスキルというよりは単純労働力が求められる。
>>人を増やして、時間工数を水増ししたほうが儲かるからである。
そんなことしてたらすぐに切られて終わりやろ
SESや多重下請け構造だと、基本的にスキルというよりは単純労働力が求められる。
新しい技術を使って100時間で開発するより、Excel作業で2000時間かけたほうが20倍もうかる。
よって、多重中抜きの元請けには、IT技術というより「人売り」「奴隷商人」のスキルが求められる。
異業種のトップ人材のほうが確実にITツールを使いこなしていると感じるレベル。
「それで肩書がエンジニアなの?」という失望感から怒りに変わることも多いので、
根っからのエンジニア気質の人間は、内製の会社に行った方がいい。技術で社会貢献できるだろう。
あと人売りのポンコツの多くは、あまり自分のレベルアップに興味がなく、
会社にしがみついて人生を平凡に逃げ切るプランを実践してるので、人間的に合わないことが多い。
悪い腐り方をして、腐葉土になりきれず、滞留して社会という森を腐らせてしまうような生き方である。
SESや多重下請け構造以外ではあまりお目にかからない人材たちである。
あと彼らに共通するのは、徹底して自信がなく、ビクついていることである。
おそらくその中間点で、心地いいポジションを見つけた結果の滞留物・腐敗物なのだろう。
ただ、みずから望んで人権侵害に魂を売り払った以上、簡単には逃げられず、深刻度は高い。
ヤ〇ザを利用してメリットを享受したら抜けられないのと同じである。
しいてメリットを挙げるとすれば、タイトルの通り、ポンコツは反面教師として学びがあるということである。
臆病な卑怯者になってはいけないというサンプルを提供してくれている。
YouTubeでコバンザメの動画を見てみると、どうしても滑稽に見えてしまう。
https://www.youtube.com/watch?v=BtE2NNzxpvw
もう随分前の出来事なので、まあ今更感もあるが尼崎が市民の個人情報46万人分が含まれたUSBを紛失した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220623/amp/k10013684811000.html
このニュースで狭い世界で話題になったことといえば、実際に紛失した人物の所属先である。
当初は尼崎→BIPROGY(旧日本ユニシス)→再委託先という情報だったのだが、後日、さらなる委託先の職員であったことが判明した。
元請のBIPROGYを一次請とすると人物の所属元は三次請となる。
この多重下請け構造をみて巷では「SESの闇」とか言われていたが、実際そうなのだろうか。
この委託に次ぐ委託を見たときにかんじたのは「大して深くねえな」だった。まあIT業界にいる分には、三階層なんて珍しくもなんともない。
嘘か真か某メガバンのプロジェクトなんて、七次請があったと聞くから、三次請なんて可愛いもんだ。SESの闇というには明るすぎる。
最初にこのニュースを聞いたとき耳を疑ったのが、「USBに本番データを入れる」という運用だ。はっきりいって怖すぎる。こんな運用をしていたら、遅かれ早かれ今回のような事故は発生していただろう。SESの闇でもなんでもない。
想像だがこの委託先の職員は、セキュリティ教育を受ける機会がなかったのではないか?
個人攻撃はしたくないが、はっきりいって本番データを扱うということにたいして注意が足りなさすぎる。
作業が終わったら原則その日までにUSBを返却すべきである。最悪、その日までに返却できなかったら、文字通り家まで直帰すべきであった。
「SESの闇」という意味では、ここはまだ議論の余地があると思った(そもそもこの人エンジニアじゃないじゃん、SESじゃないじゃんという気持ちは抑えつつ)
一番理想なのは、もちろん所属先の会社から教育を施してもらうことだろう。しかし、SESや派遣は所属元から離れていることが多い。また、現場にフィットした教育ができるかというと怪しい。
なので、このようなセキュリティ教育は案件参画時に元請のマネージャーなどが施すことが多い。やってはいけないこと、もし違反してしまった時のペナルティなどを懇切丁寧に教える。派遣社員やSESも客の偉い人から言われると大体は守るものだ。
ここまで書いていて思ったのだが、この運用そもそも尼崎市には内緒でしていたから公に教えることも出来なかったのではないか。となると、やはり責任は元請に大きいと言わざるをえない。
最初に卵から鳥が生まれたのか、鳥がいたから卵が産まれたのかなんて考えたくない、
卵も鳥もそこにいれば食べるだけ、誰かが作ってくれるはず、食べる側にまわったものが勝ち、
■
下請け、孫請けの人間は能力が著しく低いから元請けや派遣会社が管理してあげてる
みんな気づいてても黙ってただけなのね・・・。
gabill 市は「高い金払ってるんだからちゃんとしてくれないと」と思っていても、実際に作業する人は責任に見合った金は貰ってないという構造的な問題だよなぁ。
gowithyou 3次受けということ?日本ユニシスから社名変えたのに体質全然変わってないな。まぁこの会社技術何もなくてただ「工数管理」してるだけだからなぁ。
kenjou 下請けの下請けがやらかすという、現代の日本の縮図のような話。中間搾取がはびこると仕事の質が落ちるし、労働者の収入も減るしで、いいことはなにもないよね。
Fushihara 外部委託した事より嘘をついた事の問題だと思うけど、でもこの国では「部下が間違えました」って言えば全て許されるのが民意だもんね。古い考えですまんすまん
gohantaberucom 金払ってる人と、作業担当者はいくらピンはねされてるかが知らないことが多く、それが不幸のはじまり。逆に中間搾取で楽してる奴らの存在が、不幸をもたらしている。金の流れを可視かして担当者が知る法律が必要。
mayumayu_nimolove 間違いなわけない。責任逃れの嘘、バレそうだったのでこう言うことにしようと練った結果。
Falky 当該男性が『BIPROGY関西支社の社員と大阪府吹田市内で飲酒した』ってことは、商流を厳密に見ると曽孫請けだけど普段の認識は「常駐で働いてる業務委託さんの一人」だった、みたいな感じかもしれんね。わからんけど。
ashitaharebare 下請けの下請けだから元請けのBIPROGYに責任ありませんってこと?トカゲの尻尾切りして恥ずかしくないんか?
wakwak_koba 最初の発注時点では月150万なのに、実際に手足を動かす作業員の会社は50万しか貰えていないやつや!
nageo 直接の契約先(BIPROGY)の担当が残業使い切っても終わらない業務量があるっていう実態があるから「じゃあ委託で工数増やそう」って話にもなってるんじゃ。無駄に仕事にクオリティ要求しすぎなんじゃないか日本
ysync システム構築に多重構造が有用な場合もあるのはわからんでもないが、「データ移行作業」運用で孫請ってただの丸投げよね。
qouroquis 従業員個人のやらかしなら再発防止を徹底する、で済むが、元請が無断で再委託していたとなると組織ぐるみの不正であって内部統制が機能していないということ。他にも類似案件がないか徹底して調査する必要がある。
kori3110 現場の人間を薄給でこき使うことが「経営努力」なんだと誤認し続けたこの30年の煮凝りのような話 これはひどい
findup これ自体はダメだと思うけど、元請けも下請けに投げず全てプロパーが作業するとおそらく赤字か利益がほとんどでないから下請けに投げる。では元請の社員の給料下げるか?みたいな構造なんだよね。
kagoyax こういう下請けは多いと思うぞ。当然契約で下請けの下請けは禁止されてるが、社員に口止めしてるところもある。というかそういう企業で働いてた
nobujirou 某広告代理店は最初の打合せは、背広着たおっさんが大勢いで来るけど、途中から人が少なくなって、最後の方は、縁もゆかりもなさそうなフリーランスのおっさんとバイトの女子が2人いるだけだからね
otation 5次請けの殺し屋の話を思い出した。末端に行くほど統制が取れなくなっていく
lorenz_sys 紛失した本人がBの協力会社の(再)委託先という点よりも元請けが飲みに誘ってるらしいってのが現場感覚としては最も違和感を覚える。作業の監督をしなきゃいけない立場だろうに。再委託自体は契約によってはOKだけど。
niam 飲み会、BIPROGY の社員から誘ったって他の記事に書いてあった。協力会社の委託先って、上司の上司もんだから飲みに行こうと誘われたら断れんわな…お酒弱かったのに飲みに誘われてついていかざるを得なかったのか。
Falky 当該男性が『BIPROGY関西支社の社員と大阪府吹田市内で飲酒した』ってことは、商流を厳密に見ると曽孫請けだけど普段の認識は「常駐で働いてる業務委託さんの一人」だった、みたいな感じかもしれんね。わからんけど。
orangehalf 紛失したのが孫請だろうが協力会社の社員に個人情報を持たせた状態でBIPROGYの社員が一緒に飲みに行っている時点で元請の責任でしかない。最初の報道の時点でアウトな要素溢れていたけどまだまだ出てくるのかな
hatahata_chan 元請けが飲みに誘ってるし、元請けが取るべき責任自体は変わらない。ただ、元請けがまともにリソースの管理もできてないという醜態を追加しただけ。
n2sz 個人情報を扱うのに再々委託ってのはなあ。USBメモリで運んだのは正規の手段じゃないにしても個人情報の処理自体は元からの計画だよね?
theatrical まぁ、管理監督できるから大丈夫です!って言って下請け使ってるのに、重大事案で誰が紛失したのかもよくわかってないなら、一体何を管理してたんですか??みたいな話になるよな。
rdlf 委託がOKかどうかはポリシー次第だけど、記事を読むと委託するには許可が必要なのにこの事件で初めて知ったとか書いてあるので最低限のことを守っていないのはかなりまずい…
sionsou でも一次委託先は変えないんでしょ? 結局大手の名前だけのところがもっていくんだよなぁ。都内でも同事例腐るほどありそう
magnitude99 日本の重層的な搾取制度の中で、常識さえ有れば、こうした事例が少なからず生まれるだろうと誰もが想像する。だが、尼崎市はそうなるかもと想像出来なかった程に、世間の実態を知らないか、知らぬ振りを決めて来た。
somei2012 ここに限らず下請け孫受けが基本の社会は切り捨てが楽だものねえ。市役所の集団検診に行ったら胸部、胃部、子宮乳のレントゲンバスが全車社名が違って入札落とした施設はどこぉ?って笑ったの思い出す
yokeimonochang 問題は発注者の役所側でしょ。機密情報の管理規定を契約でガチガチに固めておけば業者側の対応もそれなりになる。これも実質すいませんでしたで終わりで責任の所在が無いのと同じ。 社会にレスポンシビリティが無い
nP8Fhx3T 構造の問題はあるけど根本的にはエンドユーザ側の当事者意識の低さが招いた事だよね。自分達がちゃんとセキュリティ管理してたら元請以外が機密情報触るの禁止してるでしょ
tsuki-rs 市はどうしても委託先のせいにしたくてしょうがないんだと思うけど、でもさ、個人情報の入ったUSBを無断で持ち運べるようにしてる環境や仕組みが一番悪いからな。市も半分くらい悪いぞ。
monokoto01 金払ってる市も、作業してる担当者も、実際にいくら支払われて、いくら中間搾取されてるのか知らないことが、闇なのよ。というか、間にいる人たちがあえて隠してる
hobbiel55 当初から担当者のあまりに杜撰な行動から協力会社よりさらに下請けなんじゃないのと言われてましたが、やっぱりそうでしたね。以前のマイナンバーを含むデータ入力が中国企業に再委託されてた件から進歩してない。
hoimin-densetsu 「監督できるから大丈夫です!って言って下請け使ってるのに、重大事案で誰が紛失したのかもよくわかってないなら一体何を管理してた」この感想ですね…賦役人の顔まで把握しない江戸時代の普請奉行の感覚と同じかも
sockscat 多重受け自体は構わないけど、ピンハネ額が多すぎて、1番コストのかかる現場に、十分な体制を整えるだけのお金が回らない。そんなことばっかりやってて、日本の産業が強くなるはずがない。
toro-chan 自民党政権では対処しないだろう案件だな。人を安くこき使って利益を出す方式を自民党が規制できると思えない。再委託禁止とか小手先で何とかしようとしているが、企業が利益を出すために回避しだすだろう
new3 ほころびが見え始めているけど「例外なく下請け禁止」とかして業界を破壊して再構成しないとLGWAN・霞ヶ関WANが崩壊/停止しかねないと思うよ。少なくともUSBメモリ刺し放題ならstuxnet系で何か紛れこんでいる可能性もある
tettekete37564 この国は中抜きで潤ってる会社ばかりだからムリだろ。これほど衰退しても技術者軽視はまだ続いているのだ。だから言い訳するんじゃねぇよ
emuaeda これが日本のGDPの本質で、蓋を開ければ何の価値も生み出せてない。技術も何もない。そしてこの構造は天下りする政治家や官僚にとって旨味しかないから是正なんてしない。
kusunoki7100 これ中間の人はハンコ押してるだけで非生産的の極みなんだけど、こういった事でハンコ押すだけの仕事を許して、全体の生産効率が下がりみんなで貧しくなってるんだよなあ。
dreamzico システム開発でも運用でもなんでも公金を使って発注するものは下請けピラミッドへの再委託とか丸投げとか禁止しようよ。あるいはせめて受注の時点でどこに下請けに出すか決めて提出させる。しかも1段階のみに限る。
gohantaberucom 金払ってる人と、作業担当者はいくらピンはねされてるかが知らないことが多く、それが不幸のはじまり。逆に中間搾取で楽してる奴らの存在が、不幸をもたらしている。金の流れを可視かして担当者が知る法律が必要。
hmabu 手を動かして作業するひとより、情報や人を右から左にピンはねして中間搾取する人の方が、給料高いとか、いろいろおかしいのよ。少なくとも金の流れの透明かはすべき
rakugoman 募集要項で委託禁止にすればいいと思うんだけど、なんでやんないんだろ。構造がクソなのはもちろんなので、発注サイドから禁止していかないとダメだと思う。少なくとも個人情報管理に関わるような案件は。
k146 この悪しきSI業界の闇は、徹底して最上流から「再委託禁止」を契約条件に入れない限り決して無くなりはしないよね。SESのみが業態になってる中小企業が大企業にぶら下がり続ける構造は日本の低賃金化の一因…
l000says 業界的に使わないとやっけてないし、再委託はダメって論理でいるから隠すのでは。 全部認める、その代わりに全て曝け出せの方がいいけどなぁ。建設も元請は施工管理しかしないでしょ。
Arturo_Ui 就職氷河期世代でプログラミングを学んだ人々がブラック企業で搾取されている事例を耳にするたび、官公庁・自治体がIT関連の臨時職員として雇用するほうが双方にとってメリットが大きいのに、と感じております。
dadadaisuke こういう多重下請けを見ると土木系の公共事業の仕組みは、数々の大規模な汚職を経て作られただけあって良くできている。完全ではないだろうが、経産省とかこういうIT系の契約がザルに思える。
wiz7 これを機に多重下請け構造にメスを。いきなりやるとみんな死んでしまうので段階を踏んで。再委託禁止って実質機能してないもんなぁ
syuda メディアは取材を重ねて、尼崎市は〇〇万円払う→BIPROGYは協力会社に〇〇万円払う→協力会社は委託先に〇〇万円払う→... というように具体的な金の動きを取材で明らかにしてくれ。ここにいまの日本の闇があるから...
murlock 安値で投げたら責任まで回避できるとしたらやり得になっちゃうよね。投げた先がやらかしても一定の責任は負わないと駄目。
(以下コラム)
多重下請け問題にかぎらず、「みんな気づいてても黙ってただけ」って状態、ヤバイものを発生させるよね。
「他人の臓器を抜いて売ってはいけない」なんて当たり前のことでも、
もし、ビジネス化して莫大な利益をもたらしていたら、黙ってしまう人もいるかもしれない。
しかし、こういう事件が発覚して、誰かが最初に声にだしたら、「実はみんな気づいていた」ってすぐ分かるのは、日本の良いところでもある。
江戸時代でも個性豊かな将軍と家老たちがいて、代替わりで改善されたりする。
(コラム2)
あと地味に、「同僚相手に酒を飲む習慣」に終わりが見えてきた気がする。
やるとしても会食レベルでいいでしょ。
ビジネス上の付き合いのある相手と、路上に倒れこむまで深酒する意味がわからん。
これも冒頭に書いた、不健全なビジネス構造に起因するストレスのはけ口としての飲食形態かもしれませんね。
何事にも原因と結果があるもの。
テレワークが進んだり、DXでビジネスが透明化・健全化すれば、同僚と酒を飲んで愚痴を吐き、慰めあう習慣もなくなるのかもしれない。
"IT土方"って多重下請け構造のSIerを指してるんだと思うんだけど(差別用語イクナイ!)ここからの脱出はどうしたら良いんだろうね。
自分はこの業界にはあまり詳しくないけど思った事をつらつら書いてみる。
増田は、GAFAとかメガベンチャーとかに入り込むのは「茨の道」だと感じてると思う。
増田のスキルセットが分からないけど実際の所そうかも知れない。
面接とかでGAFAとかメガベンチャーに所属している人のこれまでのキャリアを聞く機会も結構あったけど、正直に言ってSIerのn次受けとかで経験を積んだ人はほぼ見たことがない...
Openworkは結構おすすめできるサービスで、体感としては3割くらいは本当の事が書いてあると感じてる。
直接知り合いが居ないような企業の生々しい情報が3割でも得られるなら儲けものだよね。
https://www.vorkers.com/company_list?field=&pref=&src_str=&sort=3
増田から見て転職できる可能性がありそうで、待遇が良さそうな企業を探してみてはどうだろうか?
あとは、Openworkに乗らないような小企業だけど儲かってる会社とか無いかな?
n次請けって、自分に支払われた対価を中抜きされてるから給料が安くなりがちなんだと思うんだけど、中抜きされない方法とか、むしろ自分が中抜きする側に回れる方法がないかとか考えてみてはどうだろう?
3人くらいでSESをやってる企業で、特別なスキルがあったわけじゃないのになぜか某社の情報システム部門から一次請けしてた企業とか見たことある。
あれは、少なくとも社長はだいぶ儲かってたんじゃないかな...
うーん、書いてみたけどやっぱり良く分かってない業界のことだから薄ーい内容になっちゃった!
GAFAとかメガベンは儲かる企業だけど、それに囚われずに色々な手段を考えてみる事が重要だと思う。
逆にスタートアップとかは一見するとGAFAとかメガベンに近い業界に見えるけど、最近は過酷で儲からない企業の方が多かったりする!
「メガベンチャー」とか「SES」みたいな企業の「属性」じゃなくて、
「製品の改善が売上に直結する業態の会社はどこだ?」とか「発注元が支払った額がどのくらい中抜きされずに支払われる会社はどこだ?」みたいにビジネスモデルに注目したほうが良いと思う。
増田に幸あれ!!