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2023-01-03

被害者は意外と加害者を憎まない

最近被害者弱者はみんなが思ってるようなのじゃないんだぜ!」みたいなのが流行ってるから、もう一つ。

私達は、被害者加害者を憎むものだと思ってる。

いじめ虐待誘拐性犯罪殺人、全部許せない。

こんな恐ろしいひどい事件赤の他人である自分達ですら加害者が憎くて堪らないのに、被害者はきっと想像を絶するほど加害者が憎くて、苦しめて苦しめて殺したいに違いない!被害者に刑を決めさせればいい!

そう思いがちだ。

だけど、意外と加害者を憎まない被害者は多い。

たとえ重犯罪でも。

それは、汝の敵を愛せよという精神ではない。


一番有名なのはストックホルム症候群

誘拐監禁などにより拘束下にある被害者が、加害者時間場所を共有することによって、加害者好意共感さらには信頼や結束の感情まで抱くようになる現象

解放後に犯人かば証言を行う者や犯人恋愛感情を抱く者までいるという。

これは自分の心を守るための機能だ。

逃げられない状況下では、犯人を好きになるしかない。また、犯人の優しさや人間味に惹かれてしまう。


から虐待となるともっと根深

虐待すればするほど子供は親を慕うものになると小山晃弘も言っていた

酷い毒親虐待親でも慕う子供は山ほどいる。大人になっても洗脳が解けないことはザラにある。自分の親が毒親だなんて認めたくないことだから

家庭という閉鎖的な空間虐待に晒されているとそれが普通だと錯覚する。親との温かい思い出もある。親の機嫌をとるため、親のことを好きになる。虐待を受けても、自分が悪い子だからだと思い込む。

世間も親には感謝しろと唱えるから、尚更だ

大事にされるのに慣れなくて、優しい養親に反発したり、殴るパートナーを選んでしまったり、自分の子に同じことを繰り返したりもする

性的虐待も同じ。

性的虐待を受けても父親を嫌いになれない、あれを除けばいい父親だと言う少女女性は少なくない。

性的知識の無さから喜んでしまうこともある

自分から求めてしまった、快感を感じてしまったという体験談も…それが罪悪感を植え付ける

他の性被害だってそう。

自分の中のダメージを少なくするために、なかったことにしようとして被害後も加害者普通に接したり、あろうことが加害者好意を持ってしまう人もいる

レイプから始まる恋は実際ある、と小山晃弘も言っていた。まぁ関係ない人のコラ画像を使ったりしていて悪質だが。

学生時代痴漢にあって、最初怖かったけど快感に目覚めてしまった」と語る裏垢もあるし、それを見て勘違いしてしま痴漢野郎もいる。

ストックホルム症候群と同じく、ダメージを少なくするための防衛機能なのだろう

加害者好意を抱いたり、快感を感じたりはしなくても、加害者を憎まず「自分が悪いからだ」と自分を責めて終わってしまう人もいる。

他人ことなあなたは悪くないと言えるが、自分被害に対しては自分が悪いのだと思ってしまう」と語る性被害者は少なくない



いじめだって同じだ

ネットでは「いじめたやつ許せない!」的な声ばかりが大きいが、「いじめられたのは自分が悪いのだ」と結論付ける被害者は少なくない。

昔リア中の時に朝日中学生ウィークリーを読んでいたが、いじめ相談的な投書欄に「いじめられる方にも原因がある」的なのが殺到した時期があった。しかも、「いじめられた自分はこうやって乗り越えた。だからいじめられる方も変わるべきだ」的な投書もあった。

いじめた子に謝って今では親友です」「いじめてきた子に自分不愉快にさせたと謝って今では親友です」的な体験談複数見た。

そこに、ストックホルム症候群的な心理はないといえるのか。

レイプから始まる恋ならぬ、いじめからまれ友情

いじめられっ子を助けたら、そのせいで自分いじめターゲットになり、あろうことが助けられたいじめられっ子がいじめる側に回る

「鬼」とかい話題漫画でもあったよくあるケースだけど、これもいじめられっ子がいじめっ子を憎んでないからだと言える。憎んでないから媚びるし、一緒に恩人をいじめ



体罰もそう。

「悪い自分を殴ってくれた先生感謝してる。体罰必要だ」と語る大人は少なくない。

「言うこと聞かない奴は殴る。殴った子ほど後に慕ってくれる」とのたまった顧問もいた

暴力教師に親身になって支えてもらった感動話を見たこともある

暴力振るう男はモテるというが、男にも好かれる。


DV夫や彼氏から離れられない女などは、挙げるまでもない。


意外なことかもしれないが、加害者を憎むより、自分が悪いと思う方が楽なのだ。憎むのはエネルギーが要る上に、被害自己肯定感を失わせ、自責に向かわせる。

更に問題なのが、「被害に遭った自分が悪いのだ」を他人にも押し付ける奴がいることだ

山口達也に襲われた女子高生セカンドレイプしてた女性達のうち何人かが「私は電車痴漢されたことがあるけど自分が悪いと反省したのに」「セクハラキスなんて私もされる。よくあること」と言っていた。

「私はレイプされても我慢したんだから痴漢くらいで訴えるなんて甘えてる」

いじめられる方にも原因がある。自分いじめられて変わったようにお前も変われ」

「俺の時代体罰は当たり前だった。体罰が禁じられて甘えたガキが増えてる」

「今はなんでも毒親毒親と。私は暴力アル中etcの親にも感謝してるのに」

「今の女は甘えてるのよ。私は夫に殴られても我慢して尽くしたわ」

これ、全部見た。


人は自分の身に起こった事(幸福でも不幸でも)に理由付けをしたがる。

普通の人でも不幸が連続して降りかかった時に「俺は前世で悪いことをしたのか」と溢してしまう。

あなたが受けた虐待あなた前世で悪いことをしたからです。あなたがその体験をしたいと選んだのです」的なスピには、意外と虐待被害者がハマってしまう。自分の受けた不幸に理由付けをしてくれるからだろう

殺人事件被害者遺族なら犯人を憎みまくるはずだって?それが、そうでもない。

「心にナイフを忍ばせて」という、酒鬼薔薇事件被害者遺族を追った本(ブコメ見たので訂正。そっくりな別の事件被害者遺族を追った本)では、加害者に対して被害者遺族が同情的なコメントをするシーンがある

加害者についてあえて他人事のように思いたいから」らしい。

また、死刑賛成派のルポルタージュでは、死刑囚が被害者の兄と手紙交流し、被害者の兄が「彼を死刑にしないでください」と頼み込むエピソードがあった

死刑反対派の森達也氏も、死刑を望まない遺族は意外と多いと言っていた。遺族と言っても生前被害者と良い関係とは限らないが…


断っておくが、被害者に原因があるとか被害は大したことないとか言いたいわけではない

しろ、だからこそ虐待いじめ体罰性犯罪DV殺人も、許されないし痛ましいのだ。

憎むことすら封じられた被害者は、一層重傷である


もちろん、全ての被害者が憎まないわけではない

加害者が憎くて堪らない、殺したい、そんな人の方が自然だろう。

だが、加害者を憎まない、憎むことすらできない被害者は「意外と」いる。


そして、被害者加害者の代わりに自分の味方や同志を憎むことがある。

虐待を受けても親を慕う子供は、親から引き離そうとする大人を憎むだろう

発展途上国だかで性的虐待児童買春被害に遭っていた女の子保護された後、不自由に耐えきれず何度も施設から逃げ出して売春しようとしたって、その人の人生を綴った本に書いてあった。きっと、施設に連れ戻し不自由生活を強いる保護してくれた大人を憎んだのではなかろうか。

前に「九州田舎に嫁いだ語り手がレイプ未遂に遭って、姑に『みんなあの男に足入れされて我慢してるんだから』と説得されるも振り切って被害届を出したら、『未遂のくせにズルい』と被害を受けた女性から嫌がらせされるようになった」という地獄みたいな話を読んだ。

レイプ男には仕方ないと諦めて立ち向かわないが、「被害我慢しない裏切り者」は憎み、嫌がらせする。

弱者もまた、弱者いじめる。

子供が性被害などに遭った時に子供を責める親も多いという。

とんでもない毒親だと思ったが、加害者よりも、弱い立場であり目の前にいる子供を責める方が楽だからだろう。

子供被害=自分被害のように感じてしまい、でも子供自分の思い通りにはならない別個体なので、「自分が辛い目に遭ったのは子供のせいだ」という風になってしまうのだろう

被害に遭った彼女や妻を責める男にも、同じことがいえる。


ナチス政権下では、ユダヤ人を虐げる中にはユダヤ人もいた。他のユダヤ人と違って特別扱いをされていた。

そんなユダヤ人も、しまいには他のユダヤ人と同じように殺された。

ユダヤ人自身からも、「ユダヤ人が虐げられたのは自業自得」という意見は出ていたのだ

彼らは「あなたはいユダヤ人だ」と褒められていたのだろう。そして、「他の悪いユダヤ人いるから私達ユダヤ人差別されるんだ。本当に迷惑だ。許せない」と思っていたに違いない

追記

よく「被害者が叩くのはわかるけど第三者が口を出すのはよくない!」と言われたりする

だが、私は明らかな加害があれば第三者こそ叩くべきだと思う。何故なら散々述べたように、被害者被害者からこそ、意外と加害者を憎まないからだ

第三者が「それはおかしい」と言う事で、被害者も「そうかこれはおかしいんだ。おかしいと思っていいんだ」と目覚める事は多い。虐待でもいじめでもハラスメントでも。


って書くつもりだったが忘れていた


追記2

被害者加害者を憎まない一方で、加害者被害者を憎むこともよくある。憎んでるから加害する。

小田急サラダ油男が女性を憎んだように

虐待親が子供を憎んだように

いじめっ子が気に食わないいじめられっ子を憎んだように

DV夫が完璧家事してくれない妻を憎んだように

彼らの話だけ聞くと、加害者被害者を逆に認識してしまうこともあるかもしれない

2022-10-21

例の会見

献金収入の3割」

「2世の悩みの相談相手に同じ2世を地区長に指名

被害者が何を訴えているのか

世間がどう共感してるのか

嫌いなキャスター筆頭がなぜ毎日株を上げているのか

見えてないのだなまさに本来確信犯

森達也「FAKE」見たときに似た感情が起きたわ。

2022-05-21

皇室タブー小説、なぜ黙殺? 森達也さん「あまりいびつ」 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20220520/k00/00m/040/081000c



これね、これ。

これこれこれ。

上皇小説書いたら規制されたってニュースで、ブクマカ共はそもそも実在人物ネタ創作するのは駄目だろって、ブクマカ共は言ってるわけですよ。

タブーとか表現の自由とか天皇人権とかぁ~~~

色々論点はあるわけですけどぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

誰とはいいませんけど、上皇アイコンで有名なブクマカっていましたよね???

はてなブックマークを使ってるなら…ご存じですよね?

ね?



ね?






おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

俺だよ俺!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

baikoku_senseiだYO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


いや、別にいいんだけどね

それより、ついにセックスが非建設ワードに入っちゃったみたいな的なビフテキな?

単語自体問題じゃなくて同じフレーズ連発してるのは建設的じゃないって判定かもしれないけど

いいのかい?俺がその気になりゃあ語尾をマンコにしてはてなブランドを地に落とすこともできるマンコよ?

2022-04-09

anond:20220409192642

○巻頭メッセージ

憲法民主主義」「原発」「沖縄基地」「差別貧困解説

津田大介ジャーナリスト

メッセージ寄稿者(順不同、敬称略

海渡雄一弁護士

岩井俊二映画監督

想田和弘映画監督

熊谷和徳タップダンサー

水上貴央(弁護士 ReDEMOS

島田雅彦小説家

茂木健一郎脳科学者)

谷口真由美(法学者 全日本おばちゃん党

田原総一朗ジャーナリスト

いとうせいこう小説家 クリエーター

田坂広志(多摩大学大学院教授

稲垣えみ子(元新聞記者 アフロ&超節電生活

蓮池透(元原発技術者)

遠藤ミチロウミュージシャン

目取真俊小説家

中山きく(元白梅学徒隊 語り部

屋良朝博(ジャーナリスト

仲村颯悟(映画監督

大田昌秀(元沖縄県知事 社会学者

香山リカ精神科医

ドリアン助川詩人 作家 ミュージシャン

浜矩子経済学者

森達也映画監督

桑原功一(フリーハガー

島本脩二(編集者 『日本国憲法』)

園子温映画監督 アーティスト

むのたけじジャーナリスト

上原良司(元学徒兵特攻隊員 故人)

奥田愛基市民活動家 SEALDs ReDEMOS

写真(順不同、敬称略

安田菜津紀佐藤慧、齊藤靖行、森住卓山城博明、丸田祥三、会田邦秋、福島菊次郎

○そのほか

若者座談会

若者への推薦図書一覧

巻末付録「今さら訊けない(?)選挙ABC

カバーイラスト

江口寿史

装幀

祖父江慎+コズフィッシュ

2022-01-27

新聞記者ドラマ話題だけど

Netflix版のドラマ新聞記者がけちょんけちょんにされてるけどさ、森達也が撮った「i-新聞記者ドキュメント-」の方も話題に出してくれ!!!

めちゃくちゃ面白いから!!

フィクションじゃなくてドキュメンタリーでやればいいとかいコメントもあったけど、ドキュメンタリーあるよ!!ちゃんNetflix配信されてるよ!!

叩いてる人がこっちの方見て、どう思うのかとか興味あるし、フィクションですって言ってる駄作よりドキュメンタリーで撮ってるこっちの方が絶対に見る価値も叩く価値もあると思うので、もっと話題になって欲しい。

2021-12-24

anond:20211224071054

全体的になにいってるか分からん

オウンゴールどころか、死刑廃止論者の本に書いてる内容だから

から死刑廃止論者の学者冤罪とは別の言葉を選ぶ

よく廃止論者としてテレビ出てた森達也もそう

2021-07-16

反五輪派が利用してるだけだからな。

松江哲明セクハラ騒動で反与党新井英樹森達也擁護してたのをはじめリベラル人の動きがぎこちないものだったのを俺は忘れてない。

2020-01-24

anond:20200124135309

森達也も手を差し伸べるなら、もっと後にすればよかったのにね。

決着がついて落ち着いたころに、松江の再起を手助けしますっていう風に。

童貞プロデュース」の件、もう勝負はついている。松江自爆おしまいそもそも自業自得だが。

でも松江がまだウジウジ言ってる。被害者もまだ温情があるのか、訴えれば勝てるはずなのにそれをしない。

このハッキリとしたオチがついていない状態イラだっている人達がいる。

正義感過熱させ、勝ち馬に乗っている高揚感も加え、ジャスティスエンジンをブオンブオン唸らせてる。

当初は純粋善意からであっても、この状態になると、視野は狭まる。

我こそは正しい、誰よりも冷静だ。そう言いながら自分同調しない、自分の答えと違うものを見つけては、この外道と叩きはじめるのな。

過去に何度もみた光景だ。薬害エイズ反原発などなど。

こんな危険な状況に、呼ばれもしてないのに飛びこんだ森達也は迂闊だったな。

今回は松江が悪いのは誰の目にも明らかなんだから、余計なことして地獄拡張しちゃダメだ。自戒を込めて記しておこう。

2018-01-12

[] 日本で見つかった「国宝級中国陶器」は本物か、偽物か?

原典:日本發現的「國寶級中國瓷器」是真是假? 日經中文網

日本で見つかった「国宝級中国陶器」は本物か、偽物か?

2017/06/26

日経中文網 特約コラムニスト 張石

2016年12月20日、日本のテレビ東京系のテレビ番組「開運!なんでも探偵団」で「衝撃的なニュース」が報じられた。番組始まって以来最大の発見として、世界で4個目となる中国宋時代の陶器「曜変天目茶碗」が発見されたというのだ。番組の中で、日本の著名な美術鑑定家の中島誠之助氏は、「12~13世紀中国南宋時代に福建省の建窯で焼かれた『曜変天目』に間違いない」と述べ、2500万円の価値があるとした。

曜変天目茶碗とは

曜変天目茶碗」は中国の宋時代に作られ、その窯は建窯と呼ばれた(歴史的には建陽窯とも呼ばれる)。現在の福建省南平市建陽区水吉鎮にある。この茶碗は釉薬が焼成の過程で流れ落ちて厚く溜まり、一部は凝集して滴を作る。この滴の周囲で特殊な窯変反応が起き、七色に輝く光彩を生じる。その輝きはまるで夢幻かあるいは変化する気象のようで、色鮮やかな霞をまとっており、神秘小宇宙に輝く星空のようだ。この種の茶碗が焼けるのは極めてまれな偶然によるもので、一説には窯変過程でこのような効果が生じるのは数百万個に一個ほどと言われる。現在世界に存在する完全な「曜変天目茶碗」はわずか3個で、東京静嘉堂文庫京都大徳寺龍光院大阪藤田美術館が所蔵し、すべて日本の「国宝」に指定されている。中国には現在「曜変天目茶碗」の陶片が1点あるのみだ。

天目茶碗は宋代に制作され、その生産は元時代の初期まで続いたが、以後は二度と作られていない。中国では明や清の時代に曜変の再現が試みられたが成功しなかった。日本では江戸時代から再現が試みられており、美濃や瀬戸で「白天目」などは生産されたものの、「曜変天目茶碗」の再現には至らなかった。1974年、日本の化学者安藤堅は48歳で、それまで定収入が得られていた仕事を辞め、高級住宅も売却して「曜変天目茶碗」を再現するための研究を始めた。彼は貧困の中で困難な研究を続け、ついに1977年に古代の「曜変天目茶碗」に似た最初の作品を焼くことに成功した。安藤に続いて、日本の陶芸家の林恭助、桶谷寧、長江惣吉や中国人間国宝国家級非物質文化遺産建窯代表伝承人)である孫建興らが曜変に似た作品を作っている。

曜変天目茶碗」の鑑定が日本で大論争に

番組の放送後、徳島県教育委員会はこの茶碗を県文化財に指定するための調査計画した。

しかしここで、日本の陶芸家や専門の研究者から曜変天目茶碗である」という番組の鑑定に対して疑問が投げかけられた。愛知県で古くからの窯が多い瀬戸市に住む陶芸家の長江惣吉氏は家業の陶工を継ぐ9代目で、父親の曜変天目研究を継承している。彼は父の業績を引き継ぎ、「曜変天目茶碗」の再現に一定の成功を収めた。1996年以来、中国を28回も訪れて建窯の研究を行っている。中国では中国科学院上海珪酸研究所と連携して陶磁器の国際研究会にも参加し、中国の陶磁専門家に友人も多い。中国古陶磁の再現についても意見交換を行っている。その長江氏が番組に異議を唱えたのだ。彼はインターネットで、福建省周辺で作られた「曜変天目茶碗」の複製品を購入し、これが番組の認定した「曜変天目」と出所が同じだと考えている。

「この茶碗には顔料(スピネル顔料)が使われています。この顔料ヨーロッパ18世紀に発明されたもので、曜変天目が作られた宋代(12~13世紀)には存在しません。ですから、こういった顔料が宋代の茶碗に使われることはありえません。この顔料の主な成分は、化学的に製造されたコバルトクロムセレンカドミウムです。これらの元素が多く含まれていれば、例の茶碗を分析すれば各々の顔料部分からこれらを検出できるはずです。これらの元素は完全に天然原料から作られた当時の建盞には全く含まれません。仮にこれらの元素が天然原料に不純物として含まれていたとしても、その量は 0.01% 程度にしかなりません」

「曜変の光彩はオパールのように、見る角度が変わると光彩も変化します。非常に美しく、人を魅了するものです」

「いわゆる「曜変」という言葉の意味は、輝きが変化するということです。(長江氏がネットで購入した茶碗を示しながら)しかしこの茶碗は、単に青・緑・赤の顔料が発色しているだけです。この種の茶碗の場合、釉薬の成分(リン酸)の関係で、顔料釉と白濁釉にわずかな光彩が出るのみです。曜変の明るい光彩とは比べ物になりません。私がネットで買った茶碗を番組の茶碗と比べると、赤色の内側部分がよりはっきりしていて白い部分はありませんが、これは顔料で描くとき方法の違いや白濁釉と顔料の濃淡の違いによるもので、実際のところはどちらも同じですよね?」

長江さんは後で筆者に述べた。

「あの茶碗は中国の福建ではどこでも見られる商品です。「曜変天目茶碗」に似ていると言う人もいるかもしれませんが、これは偽物として作られた物ではなくただの商品で、非常に安い値段で売られています。番組の中でテレビ東京はあの茶碗を宋代に作られた「曜変天目茶碗」だと説明しましたが、これは「鹿を指して馬だと言う」ようなものでしかありません。」

中国陶磁史と中国陶磁考古学の分野で世界的な影響を持つ権威である沖縄県立芸術大学教授森達也氏も、筆者の取材に対してこう述べた。

「少なくとも「曜変天目茶碗」ではありません。12~13世紀製造されたという可能性も非常に低いものです。」

筆者がその理由を尋ねると、森達也氏は以下のように述べた。

「1. 日本国内には3個の「曜変天目茶碗」があります。私は杭州で出土した「曜変天目茶碗」の破片も手に取って見たことがあります。「曜変天目茶碗」の外側にはテレビ東京の番組の茶碗のようなはっきりした模様はありません。

2. テレビ東京の番組の茶碗に見られる模様は雲のようですが、これは曜変天目の模様とは全く異なります。本物の「曜変天目茶碗」の模様は白くて丸い斑紋で、その周囲には虹のような色鮮やかな光芒が出ています。

3. テレビ東京の番組で鑑定された「曜変天目茶碗」には、茶碗の底に「供御」という二文字があります。確かに建窯の窯跡では「供御」と書かれた陶片が見つかっていますが、割れていない完全な陶磁器でこの二文字が刻まれたものは世界中で一つも見つかっていません。模倣品でこの二文字を刻んだものは数多く存在します。テレビ東京の茶碗は本物の「曜変天目茶碗」とは全く異なるものですが、最近中国流行している模倣品とは非常によく似ています。」

森達也教授さらに述べた。

テレビ番組としては劇場的な効果さえあればよく、科学的な研究は要らないのです。あの茶碗が日本の3点の国宝と同じであるなどというのはナンセンスな話ですが、陶磁器科学研究を行っている人々からすればこれは非常に残念なことです。」

この論争は中国にも広がっている。中華陶磁芸術設計大師の資格を持ち、国家級非物質文化遺産建窯代表伝承人(日本の人間国宝に相当する)でもある建窯陶磁研究所所長の孫建興氏は、「曜変天目茶碗」を再現し建窯を再び曜変の産地とする事業に40年にわたって取り組んでいる。彼はこれまでに黒釉の天目茶碗や黄(赤・青・金・銀)などの兎毫盞、異毫盞、虹彩(金縷、白点)、鷓鴣斑、鐵銹斑、毫変、国宝油滴、金(銀、虹彩)油滴、黄天目、蓼冷汁、灰被、玳瑁、柿紅、虹彩、金(銀)彩文字、木葉、窯変、曜変天目などの一連の作品を作ってきた。彼が長江惣吉氏に送ったメールで、彼は述べている。

「これは曜変の偽物で、現代に焼かれたものです」

筆者も電話で孫氏と長時間話をした。彼は筆者にこのように述べた。

テレビ東京で放送された茶碗はせいぜい数年前に作られたものです。」

新聞や雑誌で真贋論争が過熱した後、この「曜変天目茶碗」の所有者は茶碗を奈良大学文学部文化財学科教授の魚島純一氏に渡し、分析を依頼した。魚島教授は蛍光X線装置を用いて茶碗表面の色の部分を分析した。

魚島教授物質に含まれている元素を検出できる蛍光X線分析装置で、茶碗表面の各色にX線を照射して元素の種類と量を測定した。その結果、アルミニウムなど10種類の元素を検出したが、化学顔料に使われる元素については発色に影響しないほどわずかな量しか検出されなかった。

魚島教授は述べている。

「X線分析の結果、表面のどの色の部分かによらず、検出成分はほぼ同じであった。このことから、茶碗に使われている釉薬は1種類であると考えられ、この分析結果からは茶碗が偽物であることは断定できない。」(《德島新聞》,2017年2月28日

一方、長江氏は筆者に対して次のように述べた。

「魚島教授は、釉薬の発色に影響するだけの量が検出されなかったため、判断ができないと言っている。であれば、魚島氏は最低限どれだけの量が含まれていれば発色に影響するのかを具体的に言った上で、分析の結果その最低量を下回っていたことを示さなければならない。しかし、魚島教授データには下限値の数値も書かれていないし、彼が分析で得た数値も書かれていない。よって彼の判断には根拠がない。」

日本の複数メディア報道によれば、その後、茶碗の所有者から茶碗についての資料が提供されないため、徳島県文化財指定のための調査を中止した。

なぜ「曜変天目茶碗」の鑑定は論争を引き起こしたか

私自身、「開運!なんでも鑑定団」は好きな番組だ。自分も中国の古陶磁を蒐集しており、骨董の鑑定について10年近く独学で学んでいる。浅学ながら陶磁器の本や文章なども執筆してきた。私は中島誠之助さんの陶磁器鑑定、特に日本の陶磁器鑑定については相当の経験をお持ちで深い造詣を有していると思っている。

だが、中島さんと彼の鑑定についてはともかく一般論として、一人の鑑定士の鑑定範囲が日本だけでなく海外をもカバーして、なおかつ正確であることを求められるというのは、鑑定士にとっては間違いなく一種冒険と言ってよい。陶磁器は全世界に存在し、最古の陶器は数万年以上の歴史を持っている。一人の鑑定家が古今東西全てについて完全に判定できて一度も間違えないなどということが可能だろうか? 一度間違えればその後も間違いの危険は存在するのだ。

「荘子」で述べられているように、「吾が生や涯(かぎり)有り、而(しか)も知や涯無し。涯有るを以て涯無きに随(したが)うは、殆(あやう)きのみ」(我々の人生は有限である。しかし人間の知は無限だ。有言の身で無限のことを追い求めるのは危うい)なのだ

このことは、最も権威ある陶磁器研究者であっても忘れてしまうことがある。例えば、1959年国際的に知られた陶磁研究専門家で日本陶磁研究第一人者でもあり、当時日本の文部省の技官として文化財専門審査委員を務めた小山富士夫氏が、「永仁の壺」と呼ばれた陶器を日本の重要文化財に指定するよう強く推薦したことがあった。これを受けて同年6月27日文部省は「永仁の壺」を鎌倉時代古瀬作品であるとして重要文化財に指定した。

その後、日本の有名な陶芸家であった加藤唐九郎が海外に渡航した際に、唐九郎の息子である加藤嶺男が「いわゆる「永仁の壺」は自分が作った」と述べた。唐九郎の帰国後、彼はメディアが大騒動になっているのを目の当たりにした。1960年9月23日、唐九郎は「永仁の壺」は1937年に自分が作ったものであることを認めた。(真の作者が誰であったのかについては異なる見解がある。)「永仁の壺」が本物である証拠は、古瀬戸の「松留窯」で発見された陶片が「永仁の壺」の胎釉と一致するという点にあったが、実は「松留窯」自体加藤唐九郎による捏造で、陶片も彼が偽造したものだった。

このようにして、「永仁の壺」を含む重要文化財3点が指定取り消しとなり、小山富士夫は委員会を辞職した。ゆえに、賢明な鑑定家は誰であれ、古物の鑑定には、異議の申し立てが容易に行えるように、議論の余地を残しておかねばならないのだ。

私は中島氏の鑑定が間違っていたと言っているのではない。第一に、私はこの分野の専門家ではない。この件で私が真贋を判断するのは無意味だ。第二に、厳密にいえば、文物の鑑定とは考古学歴史学、美学、自然科学にわたる総合的な学問である全面的に、かつ正確に古代の文物の年代を特定・鑑定する厳密な科学方法は存在しない。言い換えれば、こういった議論で100%の是非を決める結論を得るのは難しい。

筆者は言いたい:このような重大な鑑定では、もっと広く意見を求めるべきだったのではないか?

確かにテレビ番組では、科学研究場合のように「この品物が疑わしい」と言うのは難しいことだ。しかし、結論を出すのが難しい文物、特に「鑑定団史上最大の発見」といった結論や、「現存4個目の中国宋代の陶器「曜変天目茶碗」」のような鑑定については、中国建窯の専門家と日本の権威ある専門家の意見を求めるべきではないだろうか。筆者はテレビ東京の番組担当者に、この論争についての意見を求めて何度も電話をかけ、メールを送った。しかしこの原稿を執筆している時点では、彼らからの返答はない。「週刊ポスト」の報道によれば、この件についてのテレビ東京見解は以下の通りだ。「鑑定は番組独自見解であり、お答えすることはございません」(《週刊ポスト》,2017年6月23日,146頁)

だが、もしもっと広く意見を集めることができたら、例えば中国で初めて建窯の陶磁器の再現に成功した前述の孫建興氏のような専門家の意見を求めてはどうだろうか? 彼の「曜変天目」に関する研究と実験は非常に深いものだ。彼は考古学、鑑定、科学実験の各方面に非常に造詣が深い。こういった人々の意見には重みがあると言えないだろうか。もしテレビ東京がこのような人々にもっと意見を求めるようにすれば、論争は減るのではないか?

もう一つの問題は、文物の鑑定に自然科学が介入するという話だ。実際、今のところ文物科学的に鑑定する完璧方法というのは存在しない。多くの人が挙げる放射性炭素年代測定法は、自然界に存在する炭素14という同位元素を使ってもともと生きていた動植物の年齢を決める放射年代測定法だ。動植物が生きている間は生物の新陳代謝によって生体内の炭素14の量は一定に保たれる。生物が死ぬと体内の炭素14は崩壊して減り続ける。だが磁器・陶器・青銅器などは無機物だ。しかも時代の古い文物場合炭素14年代測定では年代の上下の誤差が大きい。一方で、1000年から2000年前という比較的新しい歴史的文物場合基本的には炭素14鑑定は使えない。

また、熱ルミネセンス法と呼ばれる鑑定方法もある。陶磁器が焼かれるときに500℃以上に加熱されると、外部から吸収した輻射エネルギー放出される。その後、焼成から年月が経つと、年月の長さに応じた量の輻射エネルギーを再吸収していく。熱ルミネセンス法の原理は、古陶磁の内部に蓄えられているこの輻射エネルギーの量を計ることで年代を測定するものだ。誤差範囲一般的に±20%程度で、相対的には正確な方だ。

しかしこのような報道もある。

「数年前、北京の二つの有名な博物館がそれぞれ六朝時代の陶器を古物市場で20万元で購入したが、後にそれらがすべて贋作であることが判明した。これらの品は河南省の某博物館の下で作られたアンティーク工芸品であったが、なぜこれらが北京の潘家園旧貨市場に流れたのかは分かっていない。ある古物の専門家が古物市場を訪れ、そこで売られている品物を熱ルミネセンス法で調べると、約1600年前という測定結果が出た。そこで誰もがそこの品物を買った。買われたことが知られると、同じような品物が古物市場にどんどん出現した。そこで国家文物局がすぐに公安部通報した。公安部担当者は、「墓が荒らされて大量の遺物が盗まれる事件が発生している」と説明した。警察が現地に到着すると、地元の住民が自宅で贋作を作る作業をしているのを発見したという。彼らは六朝時代の墳墓から盗掘したレンガを削って粉にしていた。この粉を贋作に使えば、熱ルミネセンス法にかけても墳墓の中で長年溜め込んだ輻射を出すので贋作を判別できなくなる。また彼らは、こうして作った粉で六朝陶器を偽造するための特別な装置も使っていた。このようにして、熱ルミネセンス法での検査は失敗してしまうのだ。」 (《鑒定家VS造假者》,新華網,2005年03月15日

魚島教授が蛍光X線分析を用いた点に関して、森達也教授は私に述べた。

「彼は本物の曜変天目との比較を一切行わず、例の茶碗のみで分析を行いました。これでは意味がありません。」

筆者は魚島教授にも、蛍光X線検査について質問を行った。彼は言う。

「私はあくまでも顔料部分の元素を調べる目的でこの装置を用いました。私が調査結果を発表した際に、茶碗が偽物である考える人たちから非難を受けましたが、私は真贋鑑定をしたわけではありません。」

筆者:

―― それはつまりあなた検証結果は、この茶碗には18世紀以降の顔料は使われていない、ということですよね。

魚島教授

「それは新聞がいい加減に書いていることです。私は18世紀以降云々といったことは言っていません。私はただ、現代のものと考えられるような種類の顔料は検出されなかった、と言っているだけです。」

筆者:

―― 言い換えれば、18世紀以降に発明された化学顔料は使われていなかった、ということですよね?

魚島教授

「これらの顔料が使われているから茶碗は偽物なのだと主張する人々もいますが、私はただ、そのような顔料は検出されなかった、と言っているだけです。私は陶磁器鑑定の専門家ではありません。あの茶碗が偽物だと主張する人々は、化学顔料元素が茶碗に含まれているはずだ、と言っています。私は単に、その元素があの茶碗に本当にあるかないかだけを調べたのです。どの時代に作られたものか、という調査をしたのではありません。ただ、あなた方が言っているような元素はありませんでした、と言っただけです。」

筆者は質問した。

―― 例えば、もちろんこれは(例の茶碗のことではなく)仮定の話ですが、誰か現代の人間が、今回指摘されたような元素を含む現代の化学顔料ではなく、昔の顔料を使って茶碗を作ったとしたら、あなた検証方法では今回と同じような結果が出ますか?

魚島教授

「その可能性はあります。」

しかしながら、中国では古代の陶磁器を偽造または模造する際に化学釉薬を使うことは多くない。中国の多くの地方には陶磁器の偽造工房があり、こうした工房の多くには専門技術を持った人間がいるわけではない。地元の農民が、数千年間にわたって埋まっていた陶土を掘り出し、古代の方法で焼いているのだ。匿名で語ってくれた、中国で著名な建窯の研究家考古学者、鑑定家たちが筆者に述べたところでは、現在中国には建窯産品のコピー品工房が1600以上存在する。その多くは偽造品を作りたいわけではなく、単にアンティーク風の品や旅行土産製造するのが目的だ。もちろん中には偽造品の製造目的とする人々もいるが、偽造品の製造方法はどこにでもあるような手法だ。科学的な鑑定が困難になるように、古い器の底の部分だけを新しい器に接合したり、古い胎土に新しい釉薬を使ったり、古い胎土に古い釉薬を使ったり、その他いろいろな方法を使っている。

このことは、古物鑑定が文化や歴史年代、改竄や継承といった問題と関わっていることを示している。加えて社会的な影響や国際的な影響も大きい。今回の鑑定やテレビ東京の件は別にしても、日本の博物館や歴史研究部門では、中国文物を鑑定する際に同じような問題に直面しているはずだ。それゆえ、重大な結論に至るような場合には、我々は注意深くなる必要があり、広く意見を求めるべきなのだ

※ この記事は筆者の個人的視点を示したものです。

張石 略歴:

1985年中国東北師範大学外国語言文学系研究所卒業修士号を取得。1988年から1992年まで、中国社会科学院日本研究所助手研究員 Permalink | 記事への反応(0) | 00:35

2016-12-22

オウム真理かるた いろは48

アレフ、「真理かるた」で子ども教育 News i - TBS http://b.hatena.ne.jp/entry/news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2943504.html

アレフ発売のより面白いもの作りたい。 空いているところは皆で埋めてほしい。他いいのがあればどうぞ

※ ブコメを参照し、いくつか変えました

あ ああいえば上祐

い イニシエーション 修業するぞ 修業するぞ

う うまかろう安かろう亭

え 江川紹子が有名になったきっか

お オウム真理教に入ろう

か 上九一色村サティアン

き 救済するぞ 救済するぞ

く グル 麻原彰晃

け ケロヨンクラブは オウム派生団体

こ 甲本ヒロト同級生中川智正死刑囚(元医師

さ サリン製造 第7サティアン

し しょうこう しょうこう あさはらしょうこう

す 水中クンバカ「よーしアーナンダ、もうダイレクトにいくぞ!」(麻原がクンバカする弟子に言った言葉 ブコメより)

せ 選挙出馬だ 真理党

そ 尊師 尊師 麻原尊師

た ダーキニー愛人囲い

ち 地下鉄サリン

つ 次にポアするのは 池田大作

て 電流流すヘッドギア

と 苫米地英人が脱洗脳

な 生ダラにも出た 麻原さん

に 日本シャンバラ計画

ぬ 抜き打ち捜査も かわしてみせる

ね 熱湯に入れ キリストイニシエーションLSDを体から抜くために熱湯に入れられた)

の 残り湯の ミラクルポンドは2万円(麻原の風呂の残り湯を信者に売ってた  トラバより)

は 走る爆弾娘・菊地直子

ひ ひかりの輪は上祐派

ふ VXガスで襲撃

へ 弁護士一家殺害事件 TBSビデオ流出

ほ ポアするぞ ポア

ま 松本智津夫死刑囚

み 未解決 国松長官狙撃事件 

む 村井秀夫刺殺事件 あっけなく死ぬナンバー

め メチルホスホン酸モノイソプロピルサリンの副生成物。当時のニュース連呼された)ブコメより

   /メロンよりバナナの方が好き(週刊誌メロンばかり食べていた、と報道されて、弁護士に言ったという)

も 森達也が潜入取材 ドキュメンタリー『A』と『A2』

や ヤソーダラーは麻原夫人

ゆ 許さない 脱退信者リンチでポアだ

よ 横山弁護士「も、もう~やめて!」

ら (ダライ)ラマにも謁見 麻原尊師

り 陸上競技部もありました

る ルドラチャクリンイニシエーション覚醒剤LSDを飲む修業)

れ 練習すれば 誰でもできる 空中浮遊 (トラバより)

ろ ロシア布教だ モスクワ支部

わ 私はやってない 潔白だ(エンマの数え歌)

を ヲわりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル

ん 

ぜひ皆さんお正月にこのかるた家族で遊んで、オウム教義にふれていただきたい

2016-08-22

シン・ゴジラに対抗しうる最近邦画

最近邦画』というと近頃はすっかり『しょうもないもの』の代名詞みたいな言われようだが、

正直自分邦画くそばっかだから洋画ばっかり見ていたクチだ。

しかしすごい熱量邦画というのに、ばったり出会うこともあるので日本人も侮れない。

シン・ゴジラ面白かった人が見て面白いかどうかはしらん。

でも、なんかやばいものを見てしまったと思うのは、間違いない。


塚本晋也野火2014


巨災対でこぼこトリオのはげたおっさんこと塚本晋也20年かけて自主制作した映画

自主制作といっても8mmは使われていないし、まともな俳優が出てるから安心してくれ。

第二次大戦末期のフィリピンで死にぞこないの日本兵塚本晋也)が地面を這いずり回って芋を食ったりサルの肉を食って地面を這いずり回る話。

映画館体験できる地獄である

未だにアンコール上映やってるから映画館で見るように。

http://nobi-movie.com/



森達也『FAKE』2016


マスコミが取り上げないので誰も話題にしないが、

実は伝説カルトドキュメント映画ゆきゆきて、神軍」より人が入っているというドキュメンタリー映画

この映画たぶん日本一、人を集めたドキュメンタリー映画になるぞ。

公開されてから三か月以上たってから見たが、恐ろしいことに未だに劇場は満員だった。

この映画カルト映画ではない。

社会派の皮はかぶっているが、)社会派ですらない。

恐ろしいことにエンタティメント』ムービーである

おそらく撮ったやつは頭がおかしい。

ドキュメンタリー映画とか詰まんないと思っている人(ほぼ皆)が見に行け。

正直この映画がなければ、シン・ゴジラが私の今年の一位だっただろう。

これも未だにやってるから映画館で見るように。

http://www.fakemovie.jp/





他にはろくな映画はない。

2015年なんかあったっけと思ったが考えるだけ時間無駄だった。

まあシン・ゴジラ並みが毎年あったら困る。

悪いけど中村監督とかは『ウェルメイド』なので良作以上にはなりえないしね。

2015-05-23

「人に話しかける」、ということ

僕は、人に話しかけることが苦手だ。

人に話しかけなければいけない時は、いつも胃がきりきりと痛む。相手が見知らぬ他人だろうと、そこそこ知っている友人だろうと同じだ。

昔は、人の話に応対するのも苦手だった。でも、それは最近克服できた。人と話をうまくするというのは、単純に技術問題からだ。

ちゃんと話が続くような受け答えをその場で考えることができるようになれば、このハードルは拍子抜けするほど簡単に超えることができた。

でも、人に話しかける時に必要なのは技術ではない。

「人に話しかけるのが得意な人」の素振りを見ていても、彼がしているのは単に「人に話しかけること」、それだけだ。

要するに、これは技術問題ではなくて度胸の問題なのだ

度胸の有無は、先天的ものなのだろうか。いや、そうではないだろうと、ずっと信じてきた。

ドキュメンタリー作家森達也が「今でも取材を申し込むときはとても緊張する」と話していたのをどこかで読んで、僕は救われた気分になった。人に話しかけるのが苦手な人が、国内有数のドキュメンタリー作家になれるのだ。度胸は頑張れば手に入ると思っていた。

度胸を身につけるために、人に話しかけなければいけないような状況に自分を追い込んだ。度胸のスパルタ教育だ。

結果は、良いとも悪いとも言えなかった。確かに、前なら話しかけられない状況でも話しかけることができた場面は増えた。

でも同時に、やはり話しかけることができない自分もそこにいた。胃痛に負けて、話しかけようとした意志をなかったことにしてしまう。話しかけた時より、そうしなかった時の方が気分が落ち着く。

度胸は、青天井に伸びるものではなかった。これ以上努力しても無駄だと感じるようになり始めた。

最近、僕は森達也とは違う人間なのだと気付いた。

彼も僕も、人に話しかける時は胃がきりきりと痛む。彼は、それでも人に話しかけることができる。僕には、それができない。

いつになったら、僕は人に話しかけることができるようになるのだろうか。

2015-03-30

なんか昔みたようなネタ繰り返して言ってんなと思ったら

自分の子どもが殺されても 同じことが言えるのか」と 書いた人に訊きたい|森達也 リアル共同幻想論ダイヤモンドオンライン

http://diamond.jp/articles/-/16819

こんな記事あったなあと

2015-01-26

イスラム国敵対していない国」???

最優先すべきは命だ | 森達也

http://www.huffingtonpost.jp/tatsuya-mori/islamic-state_b_6543504.html

まあすでにブコメでも突っ込まれてるけど、「イスラム国敵対する国ばかりを訪問したのが悪い」って面白いこと言うねこの人。

イスラム国敵対していない国ってどこだろ。実際裏で武器供与なんかしてるのはあるだろうけど、建前上は国連加盟国はすべてイスラム国敵対していると思うよ。

2012-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20121228131417

坂本弁護士江川紹子さんでしょ?

まあ江川さんがオウム坂本さんを殺されたことで死刑を望むようになった気持ちは理解できるし、

もしその出来事がなかったら今でも彼女死刑反対だったろうなとも想像できるね。

で、それは結局は確率の話でしょ。

もし自分自分の身内が韓国人に直接危害を加えられたら嫌韓になるだろうし、

そうならなかったらどうでもいいまま。

それだけのこと。

江川紹子さんに「こういう想いがあるから死刑賛成です!」と言われようが、

森達也さんに「こういう理論死刑反対です!」と言われようが、

あなた立場は理解できますが、わたしにとってはどうでもいいです」と答えるだけです。

2012-04-07

人間を殺しているという感覚全然なかった

松井監督の『日本鬼子(リーベンクイズ)』を観る。東京ではユーロスペースで大ヒットした作品だ。これまで観る機会がまったくなかったわけじゃないけど、往年の日本兵士たち(つまり老人たち)のインタビューだけで構成された三時間近くの作品と聞いて、正直に告白すれば、これまでどうしても食指が動かなかった作品だった。でもせっかくの機会だから観た。退屈だったら途中で退席すればいいと思っていた。会場のシティホールはほぼ満席。結論から書けば、僕は最後まで座席に釘付けだった。まさしく一歩も動けなかった。

 戦争時、虐殺行為を働いた兵士たちの証言はこれまでも何度か聞いたことがある。でもそのほとんどは、同じ舞台兵士がやったという目撃談か、上官に命令されて仕方なく……式の証言がほとんどだった。つまり傍観者であった(制止できなかった)自分を悔いるか加害者でありながら戦争という構造的な狂気被害者でもあるというエクスキューズは残されているのが常だった。しかし『日本鬼子』に登場する元日本兵たちのほとんどは、まさしく虐殺の命令を自らの意思で下した上官か、そうでなければ実際に手を血で染めた兵士たちだ。まずはその身も蓋もないほどの事実に圧倒された。

 中国の村を襲い、略奪と村民全員の虐殺をはかった兵士の証言が出てくる。家の中で幼児と共に震えていた若い妊婦を見つけ、レイプしようとしたが抵抗されてかっとなり、妊婦の髪を摑んで家から引きずり出して、井戸の中へ叩き込んだという。泣き叫びながら井戸の周りを走り回っていた幼児が、家の中から椅子を持ってきて井戸の脇に置いてよじ登り、母親の名を呼びながら中を覗き込もうとしてつるりと滑り落ちた。その一部始終を眺めていた彼は、部下に命じて井戸の中に手榴弾を投げ込ませた。

 目撃談ではない。命令されて仕方なくの行為でもない。証言する彼が、まさしく自分の意思でやったのだと断言した。

中国人を同じ人間とはどうしても思えなかった。何故かは分からない。でもとにかく、人間を殺しているという感覚全然なかった」

 登場するかつての皇軍兵士たちのほとんどは、そうつぶやいた。七三一部隊中国人捕虜たちを材料に様々な生体実験を率先してやったお爺さん。南京で何十人も虐殺して河が紅く染まったと証言するお爺さん、捕獲した民間人中国軍スパイだと決めつけて拷問の末に片っ端から銃刀で突き刺して殺したお爺さん、中国娘をレイプした後に虐殺してその肉を部隊全員で食べたお爺さん。たくさんのお爺さんたちが、縁側で、茶の間で、ホテルロビーで、診療所で、午後の柔らかい日差しに包まれながら、蝉の声を聞きながら、訥々とそう告白する。

 慟哭はない。嘆息や逡巡や絶句すらほとんどない。松井監督はそんな要素をすべて削ぎ落としている。作品としての評価は分かれる部分だと思う。僕がもしこの作品の編集担当したとしたら、インタビューの内容よりもむしろ、お爺さんたちの話の合間に生じるそんな余白に興味を持つだろうし、カットとしても最優先するだろう。そもそも彼らへのインタビューの交渉そのものを素材にしていたかもしれない。

 しかし結果として、そんなニュアンスを徹底的に削ぎ落としたインタビューは、これ以上ないほどにグロテスクものになる。「内臓がドバーッと出てきましてね」と苦笑混じりに語るお爺さんを眺めながら、彼らは殺人鬼でもないし血に飢えた狼でもないと客席の隅で僕は歯を食いしばりつづける。親を敬い初恋に胸を焦がし子供を愛し、笑ったり泣いたり、憎んだり赦したりしながら、戦後の半世紀以上を市井の片隅で生き抜いてきた人たちなのだ。だからこそ考えなければならない。優しく穏やかな僕たちが、そんな残虐さを何の躊躇いもなく発露することがあることを、僕らは自分たちを主語として考えねばならない。

晶文社ワンダーランド」優しく穏やかで残虐な我ら 森達也(2002/4)

2011-08-22

赦し

デリダの赦しの話、Routledgeから出ているOn Cosmopolitanism and Forgivenessは薄いす分かりやすいのだけど、和訳はないのかしらと探したら本にはまとまってないらしい。おそらく現代思想2000年11月号に所収?

http://kunieda.sfc.keio.ac.jp/2010/10/jacques-derrida-le-siecle-et-le-pardon-1999.html

で、この現代思想をさがしていたら、イラン難民問題の話にたどりつく。同性愛者として難民希望して日本へやってきたイラン人S氏の苦難。

日本の入管には人の心がないのか?

http://www.kt.rim.or.jp/~pinktri/afghan/gendaisisou.html

例のおっさんが「イラン同性愛はいません」とかほざいたとおり彼の国における弾圧は容易に分かるもの

で、

恥ずかしいことに結局このSさん日本から難民指定を受けることなく、別の第三国で難民指定を受けることになって出国だという。

http://www.sukotan.com/shayda/shayda_50.html

これが極東アジアを代表する民主国家か?先のベージに書かれた支援者の素直な表現同意する。

3.私たちはしかし、その勝利を、十分な喜びとともに祝うことはできない。むし ろ、私たちは悲しみをすら感じている。それは、彼がすでにもうこの土地はいない こと、私たちが彼と同じ土地において生き続けていくことができないことに由来す る。この勝利は、私たちと彼との間に国境という分断線を引くことを前提にかちとら れた。今、この土地に彼はおらず、私たちは、彼を拒絶する政府を持つこの土地で生 き続けなければならない。この勝利は、喜びではなく、喪失感とともにある勝利であ る。

4.この喪失感が意味することはすなわち、私たちの=この土地に生き続ける者とし ての私たちの闘いは、終わっていないということである。私たちと彼との間に引かれ ているのは、彼を難民として受け入れる政府を持つ土地と、彼を拒絶する政府を持つ 土地との分断線である。この分断線を消していくこと、「十分に理由のある迫害の恐 怖」に直面した者たちを難民として受け入れる、当たり前の政府を、自らの土地に持 つことが、私たちの課題として残された。

決して答えへと到達しえない赦しの概念を論じ考えたデリダの、人としての、あたたかさ、にこの国の政府が学ぶことを望む。

(アパルトヘイトを乗り越え、共に生きようと模索する南アフリカ国民を支援したデリダの議論に僕は敬服する。)

また市井にある私が、社会的弱者(という立場にさせられている、追い込まれている人々)のサポートをなんなりと出来る範囲で実現できれば。

蛇足

街宣車デモによこした右翼の方々はイデオロギーを離れ、こうしたアクチュアルな社会問題へ動くことができるだろうか?

そういえば森達也センセは最近どうされているのだろう?

【参考】

やっぱりこのマンガがこれだけ分かりやすくイランの状況を描き出したことは、極めて大きな功績だと思う。

http://en.wikipedia.org/wiki/Persepolis_(comics)

2010-01-27

強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊

この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。

あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。

ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。

こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。

原典や本文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。

歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに本当の「教養」は存在しない。

難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。

そこで本当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。

これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした本物の力を分けてくれるものだ。

この100冊さえ読めば考える素材に困らないだけでなく、コミュニケーションの強者にもなれる。

飲み会で古臭い古典の話をしたって煙たがれるだけだが、この100冊をネタにすればそんなことにはならないし、

黙考はずいぶんと深くなるし、ブログネタに応用すれば必ず一目置かれる。

選んだのは現代的で網羅的、そして極めて平易なもの。どの分野にも精通できるように色んなジャンルのものを配置した。

この100冊を大学生活のうちに読み切れば、必ずや一生の財産になるだろう。

ここに挙げられた本が、現代最新型にアップデートされた真の「教養」だ!

新大学生が本当に読むべき100冊

存在論的、郵便的東浩紀

動物化するポストモダン東浩紀

ゲーム的リアリズムの誕生東浩紀

アナーキズム浅羽通明

ナショナリズム浅羽通明

右翼左翼浅羽通明

構造と力浅田彰

『逃走論』 浅田彰

『反芸術アンパン赤瀬川原平

東京ミキサー計画』 赤瀬川原平

ギャルギャル男文化人類学荒井悠介

ディズニー魔法有馬哲夫

テヅカ・イズ・デッド伊藤剛

マンガは変わる伊藤剛

ヤンキー文化論序説』 五十嵐太郎

オカルト帝国1970年代日本を読む』 一柳廣孝

『寝ながら学べる構造主義内田樹

ゼロ年代の想像力宇野常寛

『二〇世紀の批評を読む』 大谷能生

『ぼくたちの洗脳社会岡田斗司夫

オタクはすでに死んでいる岡田斗司夫

アメリカン・コミックス大全』 小野耕世

教養としての〈まんが・アニメ〉大塚英志

おたく精神史』 大塚英志

サンデーマガジン大野

キャラクターとは何か』 小田切博

『よいこの君主論』 架神恭介

『完全教マニュアル』 架神恭介

映画は撮ったことがない』 神山健治

『ポケットは80年代がいっぱい』 香山リカ

戦前少年犯罪管賀江留郎

スペイン宇宙食菊地成孔

東京大学のアルバート・テイラー』 菊地成孔

おまえが若者を語るな!』 後藤和智

封建主義者かく語りき』 呉智英

賢者の誘惑』 呉智英

『現代マンガの全体像』 呉智英

『定本日本の喜劇人小林信彦

カノッサの屈辱小山薫堂

お厚いのがお好き?小山薫堂

虚人のすすめ』 康芳夫

『生き延びるためのラカン斎藤環

ニッポンの思想』 佐々木敦

『シミュレーショニズム』 椹木野衣

ロックミュージック進化論渋谷陽一

日本の10大新宗教島田裕巳

ヒーロー正義白倉伸一郎

『箆棒な人々』 竹熊健太郎

『定本気分は歌謡曲近田春夫

完全自殺マニュアル鶴見済

洗脳原論』 苫米地英人

スピリチュアリズム苫米地英人

苫米地英人宇宙を語る』 苫米地英人

『青いムーブメント外山恒一

マンガ哲学する』 永井均

チベットモーツァルト中沢新一

ベストセラー構造中島梓

嫌オタク流中原昌也

『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書西寺郷太

前衛の道』 根本敬

『花咲く乙女のキンピラゴボウ橋本治

アーキテクチャ生態系濱野智史

タイアップ歌謡史』 速水健朗

自分探しが止まらない』 速水健朗

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書ばるぼら

NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流』 ばるぼら

ロマンポルノと実録やくざ映画樋口尚文

70年代日本の超大作映画樋口尚文

アダルトビデオ革命史』 藤木TDC

ワンダゾーン』 福本博文

『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』 ブルボン小林

ゲームホニャララブルボン小林

電波男本田透

喪男の哲学史本田透

世界電波男本田透

セカイ系とは何か』 前島賢

映画の見方がわかる本』 町山智浩

ブレードランナーの未来世紀町山智浩

『なぜ宇宙人地球に来ない?』 松尾貴史

貧乏人の逆襲!』 松本哉

サブカルチャー神話解体宮台真司

『14歳からの社会学宮台真司

『定本アニメーションギャグ世界森卓也

放送禁止歌森達也

職業欄はエスパー森達也

趣都の誕生森川嘉一郎

『興行師たちの映画史柳下毅一郎

殺人マニア宣言』 柳下毅一郎

『新教養主義宣言』 山形浩生

『たかがバロウズ本。』 山形浩生

訳者解説』 山形浩生

『超クソゲー箭本進一

戦後SFマンガ史』 米沢嘉博

戦後少女マンガ史』 米沢嘉博

戦後ギャグマンガ史』 米沢嘉博

漫画原論』 四方田犬彦

日本映画史100年』 四方田犬彦

日本文学ふいんき語り』 米光一成

恋愛小説ふいんき語り』 米光一成

2009-12-18

またこの所はてなではレイプに関する議論が盛り上がって、そのたび興味深く読むんだけど

どうも加害者内面の方がなおざりにされているのが気になる。

加害者への透徹したまなざしがなくては再発は防げない、みたいな、

アウシュビッツに関する森達也言葉がよぎった。

レイパーどもをただの獣、モンスター扱いしても犯罪はなくならないんじゃないか。

こういうと加害者を免罪してるように響くかも知れないけど、彼らをレイプに追い込む何らかの構造性があるんじゃないか。

性差別をなくせば性犯罪はなくなるとか、あまりにも短絡だと思うんだよね。

例えば性犯罪加害者に動機とか生い立ちとか、その辺を沢山語らせたルポとかあるんだろうか。

2009-01-07

[][]アベレージは簡単に人を殺す

森達也

http://mainichi.jp/enta/book/kyodoInterview/news/20090104org00m040005000c.html?link_id=TT002

「(人の)アベレージは簡単に人を殺す」と作中にあります。

 殺すと思います。つい最近ノーベル賞作家クッツェーの「鉄の時代」(河出書房新社)を(読んだのですが)、南アフリカ作品なんだけど、アパルトヘイト断末魔の時代で、それまで黒人迫害してきた白人がおびえちゃって、どんどん自警団を作るんです。で、その自警団が黒人を見て「線を越えた、あいつをぶっ殺せ」っていう作品で。

2008-12-12

オピニオン誌?とmixi

# 2008/12/12(金)

[mixi] 週刊金曜日(782)

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[mixi] SAPIO サピオ(675)

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[mixi] @『諸君!』(140)

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[mixi] 『世界』(89)

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[mixi] 論座(78)

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[mixi] @『月刊WiLL』(102)

開設日 2006年05月02日

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2008-08-02

ルポオタが非オタ彼女ノンフィクション世界を軽く紹介するための9冊+1本

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

アニオタ非オタ彼女アニメ世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数のルポオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
 その上で全く知らないジャーナリズム世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持って
る」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、日本ノンフィクションのこと

を紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女ルポルタージュ布教する

のではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、財布的に過大な負担を伴う単行本で2000円超えるようなのは避け

たい。

できれば文庫、単行本でもブックオフでよく見かける程度にとどめたい。

あと、いくらジャーナリズム的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

社会派映画好きが「『市民ケーン』は外せない」「『アラバマ物語』ぐらい見とけ」と言っ

ても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

   報道知識はいわゆる「噂の真相」的なものを除けば、毎週週刊文春程度は見ている

    サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

中核vs核マル(立花隆講談社文庫

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「立花隆以前」を濃縮しきっていて、「立花隆

後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。児玉隆也は手に入らないし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要

最小限の情報彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」

試験としてはいいタスクだろうと思う。

東電OL殺人事件(佐野眞一新潮文庫)、東電OL症候群佐野眞一新潮文庫

アレって典型的な「記者が考える一般人に受け入れられそうな事件(そうオッサンが思い込

んでいるだけ。実際は著者が暴走しすぎ)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「ジャナオタとしてはこの二つは“妄想”として片付けていいと思うんだけど、率直に言っ

てどう?」って。

まあ佐野さんは『巨怪伝正力松太郎影武者たちの一世紀』(文春文庫)『カリスマ─中

内功とダイエーの「戦後」』(新潮文庫)が格段に出来がいいのだが、長すぎるんで。

テロル決算沢木耕太郎文春文庫

ある種のウヨが持ってる犯人山口二矢への憧憬と、「あーだこーだ言っても要するにロマン

は欠かせないのよ」的なナンバーをはじめとする文春ノンフィクション彼女に紹介する

いう意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも沢木耕太郎

「愚直なヒーロー」を体現する山口二矢

「庶民的なオヤジ」を体現する浅沼稲次郎

の二人をはじめとして、著者好みキャラ世界にちりばめてしまっているのが、紹介して

みたい理由。

沈黙ファイル―「瀬島龍三」とは何だったのか(共同通信社社会部:新潮文庫

たぶんこれを読んだ彼女は「魚住昭だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いと

いえば狙い。

この系譜の作品が何故か読売批判に繋がったこと、これが何故か日本推理作家協会賞を受賞

したこと、本当ならデヴィ夫人批判に繋がって、さっさと退場してもいいのに日本国内でそういった動

きがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

ワンダゾーン(福本博文:文藝春秋

「やっぱりスピリチュアルとか怪しいよね」という話になったときに、そこで選ぶのは『カ

ルト資本主義』(斎藤貴男文春文庫)でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、

この作品における福本さんのスタンスが好きだから。

怪しいところに自ら入り込んでそれで結局ばっさり斬る、っていう行為が、どうしても俺の

心をつかんでしまうのは、その「人を信じる」ということへの諦めきれなさがいかにもこの

人だなあと思えてしまうから。

精神世界自己啓発批判についての第一人者だしだからこそこの本に信憑性があるとは思う

けれど、一方でこれが斎藤さんなら罵詈雑言ばかりで題材にする量も半端じゃなくなるし、

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う』(朝日出版社)の森達也さん

だったらきっちり40分のドキュメンタリーにしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて一冊の単行本を作ってしまう、というあたり、どうして

も「「人を信じる」ということを諦めきれない一個人」としては、たとえ福本さんがそうい

キャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。

作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

絶対音感最相葉月新潮文庫

今の若年層で『のだめ』を見たことのない人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹

介してみたい。

音楽という身近でありながら遠く感じてしまう題材をどうやって料理するか。その一つの解

答が本書だと思う。主張に一貫性がないとかエピソードの取捨選択を誤っているなどの批判

も多いのだが、分かっているようで分からない主題にどうやって近づいていくか、そのアプ

ローチの仕方は単純にすごいと思うし、そこらへんを彼女に感じてもらいたくはある。

コリアン世界の旅(野村進講談社プラスアルファ文庫

在日外国人としての「目」あるいはレヴィ・ストロース的な「世界観」をオタとして教えた

い、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない日常を疑ってみる」的な感覚ジャーナリズムには共通してあるのかなという

ことを感じていて、だからこそ在日というか朝鮮半島の問題が竹島をはじめとして今でも話

題に上るのだろうと思う。

世界の中の日本人」という感覚今日さらに強まっているとするなら、その「気分」の源

在日問題にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に読ん

でもらえるかどうかを見てみたい。

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作(高沢皓司:新潮文庫

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう現在進行形の重大事件を当事者との近距離にいるというかたちでノンフィクション

化して、それが常識として受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみ

たい。

ゆきゆきて、神軍原一男監督

9本まで決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に奥崎を選んだ。

立花隆から始まって原一男で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、映像ドキュメント時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

ちなみに、あえて当事者による実録ノンフィクションははずした。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

というか、増田初めてで記法が分からんのは堪忍な。

2007-12-10

世界が完全に思考停止する前に」森達也さんのお話 を短くまとめて

http://www.news.janjan.jp/living/0711/0711246140/1.php

この文章が長くて理解できないので短くしてみた。話の流れを変えたり話題を削ったりしてる。

要旨?

オウム内部をみると、実際のオウム信者普通の人と同じで、善良で優しくて純真

95年のサリン事件が起きた原因
	不安の増加
		麻原は盲目で、最終解脱者(全てわかっているはずの人)という立場上、側近の報告を確認なしで受け入れていた
		側近は、なにかのヘリを米軍サリン散布攻撃と間違えて報告したりなど、間違った報告をするものが多かった
		その結果としてセキュリティを高めていき、不安や恐怖が大きくなっていった
	宗教的な問題
		第2次大戦のとき、浄土真宗は、悪い英米を倒して立派な人たちに生まれ返らせてあげましょう。という布告を出し戦争を支持した
		このように宗教は他人を殺す理由付けにもなる
		オウムのポワも、殺すことで相手を幸せにしてあげることである
		彼らは本気で、殺すことで幸せにしてあげようと思っていた。

サリン事件の原因は一般の人には理解できない。わからないから不安や恐怖がうまれる。

見えないものへの不安のため、仮想敵を作り出し、攻撃して安心しようとする動きができる
	戦後アメリカも同じ
	現実は複雑にからみあっていて、矛盾があってあたりまえ。
	でもメディア二元化(善と悪、左と右など)し、物語として見栄えのよい形で報道する。そのほうが売れる

メディアオウムを敵に仕立て上げ、凶暴・凶悪な殺人集団・洗脳されたロボットのような集団として報道し危機感をあおる
そのため厳重警戒や厳罰化など、セキュリティが高まった
さらに見えないものへの不安と恐怖が強くなっていく

民意に影響されて司法がゆがんでいく
	麻原が拘禁精神病の様相を示しているのに1審で死刑確定
		失禁、脱糞など行動が拘禁障害の典型
		弁護側が精神科医に見せたら、精神鑑定医5人中全員が重度の拘禁性障害と診断し、3人は治療をすれば治ると言った
		裁判所精神鑑定医1人に鑑定させ、エンピツを振ると初日は反応なしだったが3日目はつかんだ、ということのみを理由に詐病と認定
		期日までに控訴趣意書の提出がないので控訴の意志なしとされて死刑確定
	
	90-95年の期間とくらべて、00-05年では死刑判決が3倍に増えている

このままでは、ほかの仮想敵を作り上げて攻撃を始めるのも時間の問題

メディアはやりようによっては大きな正の力になる。一人一人が変われば組織も変わる。

視聴者も緊張感を持って生きれば世界も変わるのでは

2007-07-09

レッテルを貼って安心したいだけ 『2ちゃんねらー』って何?

http://anond.hatelabo.jp/20070709143810

http://anond.hatelabo.jp/20070709151552


2ちゃんねる』を利用する人間が増えれば『2ちゃんねらー』というカテゴリーが生まれ、

なにかが起こると2ちゃんねらーがまたなんかやったぞ 2ちゃんねる閉鎖しろ これだから2ちゃんねるは。。。

とかいってる人も多い感じだけど、そもそもそのカテゴライズ意味はあるのかって感じる。


2ちゃんねらー』がどうとか議論されてるけどそもそも匿名の場である以上、本来ならそこで起こる問題は参加可能な人間すべてを内包しているはず。

まるで外側から『2ちゃんねる』というものについて語っているつもりな人が多いけど、本当にそこに危惧を抱いているなら2ちゃんねるを通して現れている国民性人間根本的な醜さに目を向けるべきだと思う。

『私たちは言葉の力を信じている(朝日新聞)』などというのは馬鹿けてる。金のためにやってるだけにも関わらず大きなメディアは自分たちは聖人でありすべての外側にいるフリをよくする。


人間の醜さは世が荒めば表層に現れてくる。

そうしたら人間は不安になってくる。不安を作り出して(問題を提起して)売るメディアを通して人は不安を定型に当てはめて安心する。ああこれは国が悪いんだ・自民党が悪いんだ・安倍政権が悪いんだ・創価学会が悪いんだ・特定アジアが悪いんだ・2ちゃんねらーが悪いんだ、と。

だけど元をたどれば同じ民族の人同士だったり・民主の多数派が選んだ政権だったり・いままで築き上げた文化の一部だったり・自分の利用しているネットそのものだったりするわけで、うまく表現できてる気がしないけどそれがどうだから何が悪いとかいえないはずだと思う。


レッテルを貼って『女』だから仕方ないとか『在日』だから仕方ないとか本来なら簡単にはいえないことである。

いままであったいろいろな問題や事件を元にこういう性質のやつが多いというカテゴライズは確かに予備知識や集合知としては役立つかもしれないけど、本当にそれらについて語るときはそれらはあくまでその程度の情報なんだということを念頭におくべきだと思う。


恋愛指南マニュアル通りにことが進まないことの方が多いし、知り合いのオタク在日中国人学会員(は自分にとってきわどいが)がすべてちまたで書かれている通りであることはまずない。


(私の周りにはひとりぐらいしかいないが)学会員だって人助けをしたいと純粋に思ってる分、政治的な話やいってることはハナにつくことが多いけど根本的にはいい人が多いはず。オウム真理教の事件後に教団に残った人らもどれも純朴で信じやすい人なんだろうなあって感じのする人ばかりにみえた。(ドキュメンタリー映画・A/A2参照 - 森達也作品)

信者やアニメオタク腐女子バンギャル在日コミュニティは自分でものごとを進められない主体性のない人たちが自分の信じたものを元に一本筋を通して安定を得ている人が多いと思うけど、そこにそれ以上のカテゴライズは不可能だと思う。

筋が通った結果どういう人かというところは彼らが信じているものとは切り離して評価するべきだと思う。


知り合いの人たちの話をしてみる。

まず創価学会の幹部が知り合いにいるけど、この人の話は民族性がどうちゃらとかいう話はとてもうざいし3ヶ月に一度は入会を勧められるが、この人の煎れるコーヒーはだいぶ美味いし趣味美術関係の話などはとても好きだ。近所の面倒見のいいお兄さんといった感じで他の学会員からの信望も厚い。

知り合いの腐女子はとあるオフ会に友達に連れて行かれ、なぜかその会の幹部が1次会途中で腹痛で帰ってしまい一番関係ないといってもいい私が自然と取り仕切ってしまったときに知り合った。カラオケにいってアニソンを歌うという企画だったが、私はよくわからないのでとなりでカメラ係りを担当しながら笑ってみていた。彼らの情熱は微笑ましかった。どこか世間ズレした感性は世に疲れた人を癒す側面も時にあるようにみえたし、なによりアニメを作った人たちもこれだけ愛されてもらってとても嬉しいし次につながるやりがいが生まれると思う。文化の発展に貢献する熱心な受け手にみえた。

在日韓国人コミュニティは各地域に点在するので、地元に根付いて住んでいる人は係わり合いが多いと思う。私は母の実家がそのような地域なのだけど、母の偏見はとても強い。母はネットなどみないが、父の仕事関係や近所づきあいの中で在日韓国人部落は迷惑千万といった結論に至ったらしくそういう話になるととても酷い言葉がでることもある。

かばう気はさらさらないので彼らがずうずうしく人のものを借りて壊して返してきたり、逆切れしたり、店のツケを10分の1ぐらいだと開き直ったりしたという事実はここに書いておく。中国政府は貿易する相手としては本当に最悪の相手というのも分かる。それも事実だと思う。体験したことがないので彼らのいいエピソードを書くことはできないのだが、ここまで読んでくれた方には何がいいたいのかは察してほしい。そういう人もいるしいい人もいるということだ。


方向性を決めなくては商売にならない・読まれる文章にならないという気持ちは重々分かるし私もこれからそういった文章を提出しなくてはいけないわけだけど、ようは表面的にならず裏側をつねに読むようなリテラシーぐらいは持っておくと勘違い人間になりにくいとという話でした。レッテル貼り思考停止しないでね。


さて息抜きもほどほどに原稿書きます。ばいばい

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