はてなキーワード: リベラリズムとは
食べ放題のルールはどうあるべきか?ってところから、功利主義を起点としてリベラリズムの批判的検討とかで議論できるなら法哲学の教科書読んでみるときっと楽しいよ!!
今のおすすめは問いかける法哲学(https://www.amazon.co.jp/dp/4589037882)が大学教科書相当の内容ながらポップな切り口で読めておすすめ!
「どうして自分の臓器を売ってはいけないの?」みたいな素朴な疑問の底にある法的な価値観や「児童手当は独身者差別では?」といったもうブコメ大荒れ確定みたいな話題まで事欠かないよ! ちなみに今度新刊が出るよ!
「法哲学」ってジャンルが、いわゆる政治的な思想に基づくルールの決め方や、「法律」っていうのがどういうもので、どうあるべきなのか、といったことについての議論をしているから、一見とっつきにくいように見えて皆が普段話しているようなことにとても近くて、きっと世の中で一番身近な哲学なんじゃないかなって思ってるよ!
みんなもぜひ手にとってみてね! 法哲学で議論されてきたいろいろな概念を学ぶと、ブコメするときにもきっと良い足がかりになると思うよ!
あるいは学生未満の議論にならない「素朴な」意見をグダグダ喋りあってるのを見るのが辛いから基礎くらいは学んでから話をしていてほしい。
本当に悔しい。
実は、世界基準で政策で見ると自民党も十分リベラリズムの政党なんだよね。
それは綱領をみるとよくわかる。
https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/
綱領には以下の様にある
我々が護り続けてきた自由(リベラリズム)とは、市場原理主義でもなく、無原則な政府介入是認主義でもない。ましてや利己主義を放任する文化でもない。自立した個人の義務と創意工夫、自由な選択、他への尊重と寛容、共助の精神からなる自由であることを再確認したい。従って、我々は、全国民の努力により生み出された国民総生産を、与党のみの独善的判断で国民生活に再配分し、結果として国民の自立心を損なう社会主義的政策は採らない。これと併せて、政治主導という言葉で意に反する意見を無視し、与党のみの判断を他に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治とも断固対峙しなければならない。
実は各党の中で、自らをリベラリズムと称しているのは自民党だけなんだよ。
そして、やっていることもほとんど世界基準ではリベラリズム。それも今主流のニューリベラリズム。
https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/
実はリベラリズムという言葉は出てこないし、なんなら「自由」という言葉も1回しか出てこない。
政策自体は、実際のところ多少の見解の相違はあれど自民党と変わらない。ニューリベラリズム
https://new-kokumin.jp/about/declaration1
一応はリベラルという言葉が出てくるけど、自分たちの党を指してない。まぁ組織内候補専門の党だからこんなもんだろう。政策はリベラル系に数えられてるが、ネオリベラリズムに近くて、組合の組織内候補を通して、企業の影響を非常に強く受けている。下手すりゃ自民党よりも企業の影響を受けている党。確かに立民とは相容れない感じ。
https://o-ishin.jp/about/outline/
ここだけは「ネオ」ってつくネオリベラリズム、新自由主義の党だね。純粋なネオリベラリズムは、いわゆるリベラリズムとは似ているけれど違うものと見做されることが多いな。
日本は長年ニューリベラリズム的な政策をやってきたから、維新が行っている事は目新しく感じる。けれども、古くさいカビの生えた、そして世界中で失敗してきた新自由主義に過ぎないんだよね。ここの言うとおりに進めると日本はイギリスの様になる。
https://sdp.or.jp/declaration/
なぜか最もリベラルの用に思われるかもしれないけれど、ここはそのまま民主社会主義の政党なので、自由主義からは、実はかなりほど遠い政策であったりはする。
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/